JP2002286890A - 放射線検出装置 - Google Patents

放射線検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TIPおよびGTを収納管内に一緒に組み込
める放射線検出装置を提供すること。 【解決手段】 局部出力領域モニタ(LPRM)および
ガンマサーモ検出器(GT)、出力領域モニタ校正用の
案内管を収納した収納管14と、局部出力領域モニタの
出力信号を伝送するLPRM出力信号用ケーブル18
と、このLPRM出力信号用ケーブル18に接続された
出力信号用コネクタと、ガンマサーモ検出器の校正信号
を伝送するGT信号用ケーブル22と、このGT信号用
ケーブル22に接続されたGT信号ケーブル用コネクタ
23と、案内管を他の案内管と接続する接続用アダプタ
20とを具備した放射線検出装置において、出力信号用
コネクタとしてねじ込み式のSMA型コネクタ19を用
いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中性子束検出用
の局部出力領域モニタ(Locan Power Range Monitor :
以下、LPRMと記す)を有する放射線検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所で使用される原子炉などの
場合、その炉出力を監視するために放射線検出装置が用
いられている。放射線検出装置はLPRMなどを収納管
内に配置して構成されている。
【0003】ここで、従来の放射線検出装置について図
6を参照して説明する。符号61はステンレス製パイプ
の収納管で、ここではその一部が示されている。収納管
61内に、原子炉監視用のたとえば4個のLPRM(図
示せず)およびこのLPRMを校正するためのTIP
(Traversing-In-core-Probe)を案内する案内管62な
どが収納されている。案内管62は収納管61の外側ま
で伸びている。
【0004】LPRMにはその出力信号を伝送するLP
RM出力信号用ケーブル63が接続されている。LPR
M出力信号用ケーブル63は収納管61を通ってその外
側まで伸び、端部にねじ込み式のSMA(Sub Miniatur
e Assembly)型コネクタ64が接続されている。案内管
62の端部には、他の案内管と接続するための接続用ア
ダプター65が設けられている。
【0005】SMA型コネクタ64および接続用アダプ
ター65は、LPRM検出器集合体を原子炉圧力容器に
挿入する際の水との絶縁、あるいは、損傷防止などのた
めに、保護管66内に収納されている。図6では、収納
管61と保護管66が分離した状態で示されているが、
たとえば収納管61の端部に位置する耐圧部材のグラン
ド61aに雌ネジ67が設けられ、保護管66の端部に
雄ネジ68が設けられ、両者はねじ込んで防水接続され
る。
【0006】次に、従来の放射線検出装置のもう1つの
例について、収納管と保護管の接続部分を抜き出した図
7を参照して説明する。図7では、図6に対応する部分
には同じ符号を付し重複する説明を一部省略する。
【0007】図7では、LPRM出力信号用ケーブル6
3に差し込み式のワンタッチ型コネクタ71が接続され
ている。ワンタッチ型コネクタ71は外径など全体の形
状がSMA型コネクタ64よりも大きくなっている。そ
のため、図7の保護管66の内径Dは、SMA型コネク
タ64を使用した場合の図6の保護管66の内径dより
も大きくなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の放射線検出装置
では、中性子束を検出するLPRMの校正用にTIPが
使用されている。TIPは移動式で、その操作は原子炉
の停止中に限られる。したがって、LPRMの校正は原
子炉の停止中のみに行われ、また、LPRMを一体づつ
校正する方法であるため作業性が低下する。さらに、T
IP駆動装置を設置する場所や、駆動装置と案内管との
間を接続する別の案内管などの設備が必要とされる。ま
たTIPによる作業は炉付近で行われるため被爆の恐れ
もある。
【0009】そこで、次世代の核計装システムでは、L
PRMの校正用に、TIPに代えガンマサーモ検出器
(以下、単にGTと記す)をLPRM検出器集合体に組
み込む方法が考えられている。GTは熱電対やヒータな
どをステンレスの外被で覆った構造をしており、収納管
の部分にLPRMと一緒に組み込まれる。そのため、原
子炉内のデータを常に採取することができ、LPRMを
いつでも校正ができる利点がある。また、TIPを用い
た場合に必要とされた駆動装置などの設備が不要とな
り、炉付近の作業もないため被爆の問題もなくなる。
【0010】なお、GTを用いる場合、LPRMおよび
案内管、GTなどが収納管内に一緒に組み込まれる。ま
た、GTにはそこから出力されるLPRM校正用の検出
信号を伝送するGT信号用ケーブルが接続され、GT信
号用ケーブルの端部にGT信号ケーブル用コネクタが接
続される。GT信号用ケーブルは複数の熱電対やヒータ
の信号を伝送するために外径寸法が大きくなっている。
そのため、接続用アダプターおよびGT信号用ケーブル
などを合わせた寸法が大きくなり、保護管内に収納でき
なくなるという問題がある。
【0011】ところで、LPRMの出力信号を伝送する
出力信号用ケーブルに接続される出力信号用コネクタに
は、従来、小型で使い勝手のよいSMA型が多く使用さ
れている。一方、ワンタッチ型はLPRM検出器集合体
を交換する場合のコネクタの接続作業が容易で被爆が抑
えられるという効果がある。また、コネクタ内部への湿
気の侵入を防止できるなどの効果があり、近年、ワンタ
ッチ型が多く使用されるようになっている。なお、SM
A型はプラグタイプで、ワンタッチ型はレセプタクルタ
イプとなっている。
【0012】また、保護管は、SMA型コネクタを使用
する場合も、ワンタッチ型コネクタを使用する場合も、
収納管の端部たとえばグランド部分と共通に接続できる
互換性が求められている。そのため、保護管の入口内径
や外径はいずれの場合も同じ寸法になっている。しか
し、ワンタッチ型コネクタの方が外径が大きいため、保
護管の内径はワンタッチ型コネクタを用いた場合の方が
大きくなっている。
【0013】また、TIPとGTとの相関性の確認が進
められており、TIP用の案内管およびGTをLPRM
検出器集合体に一緒に組み込むことが求められている。
将来的には、TIPに代えてGTだけをLPRM検出器
集合体に組み込む方法が考えられている。
【0014】SMA型コネクタが用いられている場合、
SMA型コネクタは形状が小さいため、案内管に代えて
GTを組み込む場合に寸法上の問題は生じない。しか
し、TIPとGTの相関性を確認するために、案内管お
よびGTを一緒に組み込む場合は、接続用アダプターと
GT信号用ケーブルを合わせた寸法が保護管の入口内径
よりも大きくなり、TIPおよびGTを一緒に組み込め
なくなる。
【0015】ワンタッチ型コネクタが用いられている場
合は、ワンタッチ型コネクタの方がSMA型コネクタよ
りも形状が大きいため、ワンタッチ型コネクタおよびG
T信号用ケーブルを合わせた寸法が大きくなり、両方を
同時に保護管に収納できない。そのため、TIPおよび
GTを一緒に組み込むことができなくなる。また、案内
管に代えてGTを組み込む場合でも、ワンタッチ型コネ
クタおよびGT信号用ケーブルを合わせた寸法が大きい
ため保護管に収納できない。
【0016】上記の問題を解決する方法として、たとえ
ば保護管の内径を大きくする方法が考えられる。しか
し、原子炉圧力容器を貫通してLPRM検出器集合体を
その内側に固定するインコアハウジングの内径寸法との
関係による制約、および、溶接検査対象である耐圧部材
のグランドの寸法変更が困難であるという制約などから
保護管の外径の大きさに限界がある。
【0017】また、GT信号用ケーブルを小径化し、コ
ネクタの形状を小さくする方法も考えられる。この方法
はGT信号用ケーブルやコネクタの性能上の面から実現
が困難である。
【0018】本発明は、上記の欠点を解決し、TIPお
よびGTを収納管内に一緒に組み込める放射線検出装置
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、局部出力領域
モニタおよびガンマサーモ検出器、前記局部出力領域モ
ニタ校正用の案内管を収納した収納管と、前記局部出力
領域モニタの出力信号を伝送する出力信号用ケーブル
と、この出力信号用ケーブルに接続された出力信号用コ
ネクタと、前記ガンマサーモ検出器の検出信号を伝送す
るガンマサーモ検出信号用ケーブルと、このガンマサー
モ検出信号用ケーブルに接続されたガンマサーモ検出信
号用コネクタと、前記案内管を他の案内管と接続する接
続用アダプタとを具備した放射線検出装置において、前
記出力信号用コネクタがねじ込み式のコネクタであるこ
とを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図1を
参照して説明する。符号11は原子炉圧力容器で、その
左半分が示されている。原子炉圧力容器11の一部たと
えば図示下方部分を貫通してインコアハウジング12が
設けられている。また、LPRM検出器集合体13がイ
ンコアハウジング12でガイドされ、同時に、インコア
ハウジング12に気密固定されている。LPRM検出器
集合体13はステンレス製パイプの収納管14などから
構成され、収納管14内に、原子炉監視用のたとえば4
個のLPRM15や案内管16、多数のGT10などが
収納されている。
【0021】LPRM15には、その出力信号を伝送す
る4本の出力信号ケーブル(図示せず)が接続され、そ
れぞれの出力信号ケーブルにねじ込み式の4個のSMA
型コネクタ19が接続されている。案内管16はLPR
M15を校正するためのTIPを案内する管で、案内管
16の端部に、他の案内管と接続するための接続用アダ
プター20が設けられている。
【0022】SMA型コネクタ19および接続用アダプ
ター20は、LPRM検出器集合体13を原子炉圧力容
器11内に挿入する際の水との絶縁や損傷防止のため
に、保護管21内に収納されている。保護管21はLP
RM集合体13を構成する収納管14に接続されてい
る。たとえば、保護管21の筒状端部の内面に雌ネジを
設け、収納管14の筒状端部の外面に雄ネジを設け、両
者をねじ込んで防水接続している。
【0023】ここで、収納管14と保護管21の接続部
分の構造について図2を参照して説明する。図2では、
図1に対応する部分には同じ符号を付し重複する説明を
一部省略する。
【0024】図2では、LPRM検出器集合体13を構
成する収納管14はその端部だけが示されている。収納
管14の内部を、案内管16およびGTから出力される
検出信号を伝送するGT信号用ケーブル22、LPRM
の出力信号を伝送するLPRM出力信号用ケーブル18
が通っている。LPRM出力信号用ケーブル18は、図
面の関係でSMA型コネクタ19に接続される部分だけ
が示されている。
【0025】案内管16の端部に接続用アダプター20
が接続され、GT信号用ケーブル22にGT信号ケーブ
ル用コネクタ23が接続され、LPRM出力信号用ケー
ブル18にねじ込み式のSMA型コネクタ19が接続さ
れ、これら接続用アダプター20およびGT信号用コネ
クタ23、4個のSMA型コネクタ19はいずれも保護
管21内に収納されている。図2では、収納管14と保
護管21が分離した状態で示されているが、収納管14
の端部に位置する耐圧部材の筒状グランド14aの外面
に雄ネジ24を設け、保護管21の筒状端部の内面に雌
ネジ25を設け、図1に示すように、収納管14と保護
管21はねじ込んで接続される。
【0026】接続用アダプター20の外周壁の一部たと
えばGT信号用ケーブル22が位置する側には、その残
りの部分の外周壁の円周状壁面で形成される円周の延長
上から内側に凹んだ壁面たとえば平坦面20aがフラッ
ト加工で所定の長さにわたって形成され、保護管21と
の隙間が大きい部分が設けられている。そして、大きい
隙間の部分をGT信号用ケーブル22が通っている。
【0027】上記した構成によれば、保護管21に雌ネ
ジ25が設けられている。そのため、保護管21の入口
内径が大きくなり、また、それに合わせて保護管21内
部の内径を大きくでき、接続用アダプター20およびG
T信号用ケーブル22、LPRM出力信号用ケーブル1
8などを一緒にして保護管21内に収納できる。
【0028】図2の実施形態は、出力信号用ケーブル1
8にSMA型コネクタ19が接続されている。このよう
な構成において、LPRM出力信号用ケーブル18を伝
送した信号がSMA型コネクタ19を介してプラント側
ケーブルに送り込まれる場合で、プラント側ケーブルに
差し込み式のプラント側コネクタが接続されている場
合、たとえば、SMA型コネクタ19とプラント側コネ
クタとの間に変換器具が接続される。
【0029】ここで、出力信号用のSMA型コネクタ1
9とプラント側コネクタ間を接続する変換器具について
図3を参照して説明する。図3(a)に示すように、変
換器具31は、ソフトケーブル32の一端にねじ込み式
のSMA型コネクタ(ジャック) 33が接続され、他端
にワンタッチ型コネクタ(レセプタクル)34が接続さ
れている。そして、図3(b)に示すように、一端のS
MA型コネクタ33を出力信号用のSMA型コネクタ1
9に接続し、他端の差し込み式のワンタッチ型コネクタ
34をプラント側コネクタ35に接続する。
【0030】出力信号用コネクタ19とプラント側コネ
クタ35間に変換器具31が接続された状態が図3
(c)に示されている。既存のプラント側にワンタッチ
コネクタが採用されている場合は、上記の変換器具31
を用いて接続される。
【0031】しかし、変換器具を用いる方法は、SMA
型コネクタが小型でねじ込み式であるため手袋等を使用
する作業となり、原子炉下での作業性が低下し、作業時
間も長くなる。また、湿気が入りやすい構造であるた
め、コネクタを接続した後に、SMA型コネクタの接続
部分を湿気防止用の熱収縮チューブで保護する必要があ
り、全数交換になると作業時間の長期化で被爆の問題が
ある。また、接続部が増えると電気的な接触不良などの
問題も発生する。
【0032】このような問題を解消する方法として、た
とえば出力信号用コネクタにワンタッチ型コネクタが採
用される場合がある。
【0033】ここで、本発明の他の実施形態として、出
力信号用コネクタおよびプラント側コネクタの両方にワ
ンタッチ型コネクタを採用した場合を図4で説明する。
図4(a)に示すように、SMA型コネクタを用いた場
合と同様、接続用アダプター20の一部がたとえばフラ
ット加工され平坦面20aに形成される。また、保護管
21の筒状端部の内面に雌ネジ25を設け、収納管14
の筒状端部の外面に雄ネジ24を設け、両者をねじ込ん
で防水接続し、保護管21の内径を大きく形成してい
る。また、図4(b)に示すように、収納管14の側か
ら接続用アダプター20、GT信号ケーブル用コネクタ
23、出力信号用のワンタッチ型コネクタ36の順に配
置している。そして、出力信号用ワンタッチ型コネクタ
36がプラント側のワンタッチ型コネクタ35と接続さ
れる。
【0034】この構成によれば、接続用アダプター20
のGT信号用ケーブル22が位置する側に平坦面に形成
されている。そのため、接続用アダプター20およびG
T信号用ケーブル22を保護管内に収納できる。また、
出力信号用コネクタとしてワンタッチ型コネクタが使用
されているため、プラント側のワンタッチ型コネクタと
直接接続でき作業性が向上する。
【0035】上記したように、たとえば保護管に雌ネジ
を形成して保護管の入口内径を大きくし、また、接続用
アダプターの一部たとえばGT信号用ケーブルの側をフ
ラット面に形成して凹みを設け保護管との隙間を広くし
ている。したがって、案内管およびGT信号用ケーブル
を保護管の入口を通して収納できる。
【0036】また、出力信号用コネクタとしてワンタッ
チ型コネクタを使用する場合、図4に示すように、収納
管の側から接続用アダプタ、GT信号用コネクタ、出力
信号用コネクタの順に配置している。この場合、形状の
大きいワンタッチ型コネクタの部分を径の大きいGT信
号用ケーブルが通る構成でないため、案内管およびGT
などを収納管に収納できる。
【0037】なお、図2の実施形態の場合、出力信号用
コネクタとしてSMA型コネクタを用い、そのSMA型
コネクタを接続用アダプターとGT信号用コネクタとの
間に配置している。しかし、SMA型コネクタは形状が
小さく、SMA型コネクタの部分にGT信号用ケーブル
を通すことができる。そのため、出力信号用コネクタが
SMA型コネクタの場合は、出力信号用コネクタを接続
用アダプターから遠い側のGT信号ケーブル用コネクタ
の後方に配置することもできる。
【0038】しかし、出力信号用コネクタにSMA型コ
ネクタを用いた場合も、ワンタッチ型コネクタを用いた
場合も、LPRM検出器集合体の製造上、出力信号用コ
ネクタの位置や出力信号用ケーブルの長さ、GT信号用
ケーブルの長さを統一する方が望ましい。出力信号用コ
ネクタがワンタッチ型の場合は、図4に示すように、出
力信号用コネクタはGT信号ケーブル用コネクタの後方
に配置される。そのため、SMA型コネクタの場合もG
T信号ケーブル用コネクタの後方に配置することが望ま
しい。
【0039】ここで、TIPに代えてGTだけがLPR
M検出器集合体に組み込まれ案内管がなくなった構造に
ついて図5を参照して説明する。
【0040】図5(a)は、出力信号用コネクタとして
SMA型コネクタを用いた場合で、収納管14の側から
SMA型コネクタ19、GT信号ケーブル用コネクタ2
3の順に配置されている。図5(b)も、出力信号用コ
ネクタとしてSMA型コネクタを用いた場合で、収納管
14の側からGT信号ケーブル用コネクタ23、SMA
型コネクタ19の順に配置されている。図5(c)は、
出力信号用コネクタとしてワンタッチ型コネクタを用い
た場合である。この場合、ワンタッチ型コネクタの外径
寸法が大きいため、収納管14の側からGT信号ケーブ
ル用コネクタ23、ワンタッチ型コネクタ36の順に配
置されている。図5のいずれの場合でも、保護管の端部
に雌ねじを形成するなどして内径が大きく形成されてい
るため、GTを保護管内に収納でき、TIPに代えてG
Tを採用する場合のLPRM検出器集合体に対応でき
る。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、TIPおよびGTを一
緒に組み込める放射線検出装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための一部断面図
である。
【図2】本発明の収納管と保護管の接続部分の構造を示
す構造図である。
【図3】本発明の実施形態を説明する構造図で、出力信
号用コネクタとプラント側コネクタとの間を変換器具で
接続する構成を説明する図である。
【図4】本発明の収納管と保護管の接続部分の他の構造
を示す構造図である。
【図5】本発明により、TIPに代えてGTだけがLP
RM検出器集合体に組み込まれた状態を説明する構造図
である。
【図6】従来例を説明するための構造図である。
【図7】他の従来例を説明するための構造図である。
【符号の説明】
10…GT 11…原子炉圧力容器 12…インコアハウジング 13…LPRM検出器集合体 14…収納管 15…LPRM 16…案内管 18…LPRM出力信号用ケーブル 19…SMA型コネクタ 20…接続用アダプター 21…保護管 22…GT信号用ケーブル 23…GT信号ケーブル用コネクタ 36…ワンタッチ型コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴崎 正人 栃木県大田原市下石上字東山1385番の1 株式会社東芝那須電子管工場内 Fターム(参考) 2G075 AA03 CA08 DA01 DA08 FA19 FB02 FB05 FC14 GA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局部出力領域モニタおよびガンマサーモ
    検出器、前記局部出力領域モニタ校正用の案内管を収納
    した収納管と、前記局部出力領域モニタの出力信号を伝
    送する出力信号用ケーブルと、この出力信号用ケーブル
    に接続された出力信号用コネクタと、前記ガンマサーモ
    検出器の検出信号を伝送するガンマサーモ検出信号用ケ
    ーブルと、このガンマサーモ検出信号用ケーブルに接続
    されたガンマサーモ検出信号用コネクタと、前記案内管
    を他の案内管と接続する接続用アダプタとを具備した放
    射線検出装置において、前記出力信号用コネクタがねじ
    込み式のコネクタであることを特徴とする放射線検出装
    置。
  2. 【請求項2】 局部出力領域モニタおよびガンマサーモ
    検出器、前記局部出力領域モニタ校正用の案内管を収納
    した収納管と、前記局部出力領域モニタの出力信号を伝
    送する出力信号用ケーブルと、この出力信号用ケーブル
    に接続された出力信号用コネクタと、前記ガンマサーモ
    検出器の検出信号を伝送するガンマサーモ検出信号用ケ
    ーブルと、このガンマサーモ検出信号用ケーブルに接続
    されたガンマサーモ検出信号用コネクタと、前記案内管
    を他の案内管と接続する接続用アダプタとを具備した放
    射線検出装置において、前記出力信号用コネクタが差し
    込み式のコネクタであることを特徴とする放射線検出装
    置。
  3. 【請求項3】 出力信号用ケーブルを伝送した信号がそ
    の出力信号用コネクタを介して送り込まれるプラント側
    ケーブルに差し込み式のプラント側コネクタが接続さ
    れ、前記出力信号用コネクタと前記プラント側コネクタ
    との間に、一端にねじ込み式のコネクタが設けられ、他
    端に差し込み式のコネクタが設けられた変換器具が接続
    されている請求項1記載の放射線検出装置。
  4. 【請求項4】 接続用アダプタおよび出力信号用コネク
    タ、ガンマサーモ検出信号用コネクタを収納し、筒状端
    部の内面にねじが形成された保護管が設けられ、かつ、
    収納管の筒状端部の外面にねじが形成され、前記保護管
    および前記収納管がねじ込まれて連結された請求項1ま
    たは請求項2記載の放射線検出装置。
  5. 【請求項5】 接続用アダプタのガンマサーモ検出信号
    用ケーブルが位置する側の外周壁の一部に、その残りの
    外周壁の壁面部分によって形成される円周の延長上から
    内側に凹んだ部分が形成された請求項1または請求項2
    記載の放射線検出装置。
  6. 【請求項6】 保護管内に、収納管側から接続用アダプ
    タ、ガンマサーモ検出信号用コネクタ、出力信号用コネ
    クタの順に並んでいる請求項4記載の放射線検出装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000258586A (ja) * 1999-03-11 2000-09-22 Hitachi Ltd 原子炉出力測定装置

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