JP2002280229A - 負荷時タップ切換器 - Google Patents

負荷時タップ切換器

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JP2002280229A
JP2002280229A JP2001075212A JP2001075212A JP2002280229A JP 2002280229 A JP2002280229 A JP 2002280229A JP 2001075212 A JP2001075212 A JP 2001075212A JP 2001075212 A JP2001075212 A JP 2001075212A JP 2002280229 A JP2002280229 A JP 2002280229A
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JP
Japan
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gas
tap changer
load
switching switch
vacuum valve
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Pending
Application number
JP2001075212A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Kobayashi
俊一 小林
Futoshi Kuriyama
太 栗山
Hirotaka Ikeda
裕孝 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷時タップ切換器の遮断部に真空バルブを
使用した切換開閉器の機器寸法を小形化し、ガス絶縁お
よび油絶縁における切換開閉器の共用を図る。 【解決手段】 切換開閉器4の遮断部1に真空バルブを
使用し、絶縁ガスにより絶縁された負荷時タップ切換器
において、前記切換開閉器4を切換開閉器室10とは別
室の遮断部室7に収納し、その遮断部室7内を絶縁油に
より絶縁する。切換開閉器4の遮断部1の真空バルブを
モールド化し、遮断部室7に収納した前記切換開閉器4
を高圧絶縁ガスにより絶縁し、前記遮断部室7を変圧器
タンク20またはガス回収タンク22と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷時タップ切換
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の負荷時タップ切換器の構成を
図5を用いて説明する。負荷時タップ切換器は変圧器の
運転中にタップを切換えることのできる装置で、任意の
変圧器タップを選択するタップ選択器5と、任意のタッ
プとそれに隣接するタップへ切換を行う際に変圧器負荷
電流を遮断するための遮断部1とタップ切換時のタップ
間橋絡状態(隣接したタップ間を選択した状態)の循環
電流を抑制する限流抵抗部3を有した切換開閉器4およ
び前記遮断部1を駆動する蓄勢機構2と、この蓄勢機構
2およびタップ選択器5へ絶縁軸12と13を介して動
力を伝達する伝達装置11より構成され、変圧器タンク
20内に取り付けられている。
【0003】前記切換開閉器4の遮断部1には、タップ
切換時の変圧器負荷電流遮断を行うための真空バルブ1
9が使用されている。この切換開閉器4と前記蓄勢機構
2と伝達装置11は切換開閉器室10の中に収納され、
この切換開閉器室10内に注入した絶縁媒体は、前記タ
ップ選択器5および変圧器タンク20の絶縁媒体と隔離
されている。これは前記切換開閉器4と蓄勢機構2と伝
達装置11の動作中に発生するの金属粉がタップ選択器
5および変圧器タンク20内の絶縁媒体と混合しないよ
うに配慮されたもので負荷時タップ切換器の一般的な構
造である。また前記切換開閉器4とタップ選択器5は、
遮断部1の接触装置9bとタップ選択器5に接続された
接触子8により電気的に接続され、切換開閉器4と蓄勢
機構2と伝達装置11の一部は点検および交換のために
切換開閉器室10内から取り外し可能な構造になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】絶縁ガスあるいは絶縁
油により絶縁された負荷時タップ切換器において、真空
バルブ19を使用した遮断部1を有した切換開閉器4を
収納した切換開閉器室内10は、真空バルブ19のシー
ル部であるベロー(金属製伸縮継手)部を保護する目的
と、高圧力によるバネ抵抗増加に伴う機構部の大形化を
防止する目的から、ベロー部が高い圧力を受けないよう
に、ガス絶縁では前記タップ選択器5および変圧器タン
ク20内の絶縁ガス圧より切換開閉器室内10を低いガ
ス圧力にし、油絶縁では切換開閉器室内10の油面調整
用コンサベータ(図示しない)油面高さを制限してい
た。しかしながら絶縁ガスおよび絶縁油の絶縁耐力の違
いから、同等の電気的性能を有したガス絶縁と油絶縁の
切換開閉器で寸法が異なるため、切換開閉器を共用する
ことが困難であった。またガス絶縁における切換開閉器
室内10のガス圧が高いと切換開閉器4の点検時などに
回収処理するガス量が増え回収装置などの機材も大型の
ものが必要になっていた。
【0005】そこで本発明は、真空バルブを採用した負
荷時タップ切換器の切換開閉器において、ガスおよび油
の絶縁媒体による寸法差を解消し、ガスおよび油絶縁で
共用することができる負荷時タップ切換器の切換開閉器
の提供と、切換開閉器の点検時の回収ガス量の低減を図
った負荷時タップ切換器の切換開閉器を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では次のような手段により負荷時タップ切換
器を構成する。請求項1に対応する発明は、変圧器負荷
電流を遮断しタップ切換を行う切換開閉器の遮断部に真
空バルブを使用し、絶縁ガスにより絶縁された負荷時タ
ップ切換器において、前記遮断部のみを密閉する遮断部
室を設け、二重構造とし、前記遮断部室内を絶縁油によ
り絶縁することにより前記切換開閉器の寸法を小形化す
るものである。
【0007】請求項2に対応する発明は、変圧器負荷電
流を遮断しタップ切換を行う切換開閉器の遮断部に真空
バルブを使用し、絶縁ガスにより絶縁された負荷時タッ
プ切換器において、前記遮断部の真空バルブ全体をモー
ルドし、真空バルブのベローの収縮に応じて内部のガス
を貯える小室をモールドの内側に設け、ベローを絶縁ガ
スから隔離し、前記遮断部のみを遮断部室内に密閉して
二重構造とし、前記遮断部室内のみの絶縁ガス圧力を高
圧にして機器寸法を小形化するものである。
【0008】請求項3に対応する発明は、請求項2に対
応する切換開閉器において、二重構造の室内である変圧
器タンクあるいは補助タンクとを配管により接続し配管
の途中にバルブとポンプとフィルターを設けて、DSの
点検時に絶縁媒体であるガスを二重構造の室内から変圧
器タンクに移す事により絶縁媒体を機器外に放出せずに
前記切換開閉器の点検を可能にして回収処理するガス量
低減を実現する。
【0009】上記の構成によれば、ガス絶縁用負荷時タ
ップ切換器の切換開閉器の機器寸法を小型化できるの
で、前記切換開閉器をガスおよび油絶縁で共用して使用
することが可能になり、また遮断部室内の絶縁ガスを機
器外に放出しないで点検が可能になるため回収処理する
ガス量も減少し回収装置などの機材も大形化を防ぐこと
が可能になり、技術課題を解決することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例を図を用い
て説明する。図1から図3は本発明の切換開閉器の実施
の形態例を示し、図4は本発明における真空バルブのモ
ールド化の実施例の詳細構成を示す。尚、図1から図3
において、図5と同じ符号を付したものは、従来技術と
同一もしくは相当であることを示し、説明は省略する。
【0011】図1は本発明の第1の実施形態を示す。こ
の形態形態においては、真空バルブ19を使用した遮断
部1と限流抵抗部3から成る切換開閉器4を切換開閉器
室10の中に設けた遮断部室7の中に密閉収納し、この
遮断部室7に絶縁油14を注入する。遮断部1を駆動す
る蓄勢機構2の動力を伝達する絶縁軸13と、前記切換
開閉器4とタップ選択器5を電気的に接続するための接
触子8に取り付けた接触装置9aに接続する接触子6が
前記遮断部室7を貫通し、貫通部は軸用シールまたはO
リングで密閉構造とする。
【0012】図2は本発明の第2の実施形態を示す。こ
の実施形態においては、全体をモールドした真空バルブ
19を使用した遮断部1と限流抵抗部3から成る切換開
閉器4を切換開閉器室10の中に設けた遮断部室7の中
に密閉収納し、この遮断部室7の絶縁ガス23を高圧に
する。前記遮断部室7を貫通する絶縁軸13と接触子6
の密閉は図1と同等である。そして絶縁ガス23を高圧
にした前記遮断部室7と変圧器タンク20を配管21に
より接続し、その中間にバルブ16とポンプ15および
必要に応じてフィルター17を設ける。
【0013】図3は本発明の第3の実施形態を示す。こ
の実施形態においては、ガス回収タンク22を設け、遮
断部室7とガス回収タンク22を配管21により接続す
る。その他の構成は図2に示す上記の実施形態と同じで
ある。
【0014】図2および図3におけるガス回収の手順
は、まず遮断部室7の中の高圧になっている絶縁ガス2
3を回収するため、前記遮断部室7と変圧器タンク20
を配管21で接続した中間に設けたバルブ16を開くと
前記遮断部室7の中の高圧絶縁ガス23が変圧器タンク
20またはガス回収タンク22内に流入し、更に前記配
管21の中間に設けたポンプにより前記遮断部室7の中
の残留した高圧絶縁ガス23を変圧器タンク20または
ガス回収タンク22内に送入して、前記遮断部室7の中
の高圧絶縁ガス23を回収する。遮断部室7の中の遮断
部機構から発生した金属粉は前記配管21の中間に設け
たフィルター17により除去されるので変圧器タンク2
0に金属粉が入ることはない。切換開閉器室10の中の
絶縁ガスは低圧なので、外部からの回収装置で回収す
る。
【0015】図4は、図2および図3に示す遮断部1に
使用する真空バルブ19のモールド形成の実施形態を示
す。フランジ35,36と真空容器37と固定電極30
を付けた固定導体31と可動電極32を付けた可動導体
33に取り付けられた軸シール39をモールド38で形
成し、ベロー34の収縮に応じて内部のガスを貯える小
室40を設ける。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、負荷時タップ切換器の
切換開閉器4のみを別室とした遮断部室7収納し、この
遮断部室内を絶縁油14または高圧絶縁ガス23で絶縁
する事により、機構部を大形化することなく切換開閉器
4の機器寸法を小形化し、前記切換開閉器4をガスおよ
び油絶縁で共用して使用することが可能になり、また遮
断部室7内の高圧絶縁ガス23を機器外に放出しないで
点検が可能になるため回収処理するガス量も減少し回収
装置などの機材の大形化を防ぐことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す負荷時タップ切換
器の構造図。
【図2】本発明の実施の形態例を示す負荷時タップ切換
器の構造図。
【図3】本発明の実施の形態例を示す負荷時タップ切換
器の構造図。
【図4】本発明の実施の形態例における真空バルブのモ
ールド化の構造図。
【図5】従来の負荷時タップ切換器の構造図。
【符号の説明】
1 遮断部 2 蓄勢装置 5 タップ選択器 7 遮断部室 10切換開閉器室 11伝達装置 14絶縁油 19真空バルブ 38モールド 39軸シール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 裕孝 栃木県小山市大字中久喜1440番地 株式会 社高岳製作所小山事業所内 Fターム(参考) 5G026 BA07 RA03 RA06 RA07 5G028 GG05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器負荷電流を遮断しタップ切換を行
    う切換開閉器の遮断部に真空バルブを使用し、絶縁ガス
    により絶縁された負荷時タップ切換器において、前記遮
    断部を二重構造とし、その部分を絶縁油により絶縁する
    ことを特徴とする負荷時タップ切換器。
  2. 【請求項2】 変圧器負荷電流を遮断しタップ切換を行
    う切換開閉器の遮断部に真空バルブを使用した負荷時タ
    ップ切換器において、遮断部の真空バルブをモールド化
    し更に遮断部を二重構造とした事によりの遮断部のガス
    圧を高め絶縁性能を向上させることを特徴とする負荷時
    タップ切換器。
  3. 【請求項3】 切換開閉器の遮断部を設置した二重構造
    室内と変圧器タンクあるいは補助タンクとを配管により
    接続し、切換開閉器の点検時に絶縁媒体であるガスを二
    重構造の室内から変圧器タンクあるいは補助タンクに移
    す事により高圧になった絶縁媒体を機器外に放出せずに
    切換開閉器の点検を可能としたことを特徴とする請求項
    2記載の負荷時タップ切換器。
JP2001075212A 2001-03-16 2001-03-16 負荷時タップ切換器 Pending JP2002280229A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011054504A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Toshiba Corp 真空バルブおよびガス絶縁負荷時タップ切換器
KR101483067B1 (ko) 2013-06-11 2015-01-16 (주) 모노인더스트리 초고압 변압기용 무부하 전압 유지기
CN111668005A (zh) * 2020-04-13 2020-09-15 上海华明电力设备制造有限公司 一种新型cm型有载分接开关

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