JP2002279333A - システムシミュレーション装置及びプログラム - Google Patents

システムシミュレーション装置及びプログラム

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JP2002279333A
JP2002279333A JP2001081843A JP2001081843A JP2002279333A JP 2002279333 A JP2002279333 A JP 2002279333A JP 2001081843 A JP2001081843 A JP 2001081843A JP 2001081843 A JP2001081843 A JP 2001081843A JP 2002279333 A JP2002279333 A JP 2002279333A
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simulation
information
training
control unit
management
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JP2001081843A
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Atsuo Fukunaga
厚生 福永
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パソコン1台で安価にシミュレーション装置を
実現でき、実システムでは発生させることが困難な障害
訓練を行うことができるようにすること。 【解決手段】情報処理装置を含む機能の異なる複数の装
置が連携したシステムをシミュレートするシミュレーシ
ョン装置であって、前記各装置のシミュレーション情報
K1、K2、・・、KNを格納する格納手段2と、シミ
ュレーションのシーケンスを制御する制御手段1とを備
え、前記制御手段1は、前記格納手段2からシステム動
作の遷移に対応した装置の情報K1、K2、・・、KN
を取り出せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュー
タ等の装置をLAN(local area network)等のネット
ワークで接続し、ネットワーク全体で特定の機能を持っ
たシステムを構成させた機能をシミュレーションさせる
システムシミュレーション装置及びプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、装置単体のシミュレーションは行
われているが、コンピュータ等のシステム機能をシミュ
レーションすることは不可能であった。
【0003】また、コンピュータシステムの障害をシミ
ュレーションさせるためには、コンピュータシステムの
装置の一部にハード的/ソフト的に異常部分を発生させ
ることにより、擬似に現象を再現させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものは次の
ような課題があった。
【0005】(1):シミュレーションさせるための設
備として、実際のコンピュータシステムが必要で、高額
な投資が必要なものであった。
【0006】(2):訓練の指導者として、シミュレー
ションの正解を理解できない受講者の指導が必要であっ
た。
【0007】(3):実システムでの異常訓練後に、シ
ステムの正常機能への復元確認に長時間を必要とするも
のであり、また、システムの二次障害を発生させる危険
を伴うものであった。
【0008】(4):ハード的/ソフト的に擬似的に訓
練ケースを発生できないケースが多くあった。
【0009】(5):実際の装置での操作履歴を確認す
るだけで、理解度を測定することは困難なものであっ
た。
【0010】本発明は、パソコン1台で安価にシミュレ
ーション装置を実現でき、受講者が理解できない場合に
はシミュレーション装置が判断して適当な指導を行い、
異常訓練後に復元作業を必要とせず、あらゆる障害を想
定して任意のケースを作成することができ、容易に理解
度を測定することができるようにすることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1中、1は制御手段、2は格納手段、3は
表示手段、K1、K2、・・、KNは装置の情報、L
1、L2、・・、LNは下位階層の装置の情報である。
【0012】本発明は、前記従来の課題を解決するため
次のような手段を有する。
【0013】(1):情報処理装置を含む機能の異なる
複数の装置が連携したシステムをシミュレートするシミ
ュレーション装置であって、前記各装置のシミュレーシ
ョン情報K1、K2、・・、KNを格納する格納手段2
と、シミュレーションのシーケンスを制御する制御手段
1とを備え、前記制御手段1は、前記格納手段2からシ
ステム動作の遷移に対応した装置の情報K1、K2、・
・、KNを取り出せるようにする。このため、パソコン
1台で安価にシステムのシミュレーション装置を実現で
きる。
【0014】(2):前記(1)のシミュレーション装
置において、前記装置の情報K1、K2、・・、KN
は、階層構造に格納され、下位階層から詳細な装置の情
報L1、L2、・・、LNを取り出せるようにする。こ
のため、膨大な量の資料から有効な情報を選びだすこと
で受講者の訓練を行うことができる。
【0015】また、前記制御手段1で、選択形式設問、
入力形式設問、システムそのものの操作の設問を設け訓
練を行うことで、受講者の訓練の理解度を測定すること
ができる。
【0016】更に、前記制御手段1で、障害対応とし
て、「業務への影響判断」、「業務継続の方法」、「正
常動作の確認」、「資料採取」、「リカバリ」の段階を
踏ませて訓練を行うことで、段階を踏んだ訓練を行うこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、複数のコンピュータ等
の装置をLAN(local area network)等のネットワー
クで接続し、ネットワーク全体で特定の機能を持ったシ
ステムを構成させた機能を、パソコン等で安価にシミュ
レーションが実現できるようにするものである。
【0018】(1):システムシミュレーション装置の
説明 図2はシステムシミュレーション装置の説明図である。
図2において、システムシミュレーション装置には、シ
ミュレーション方式切替制御部10、装置切替制御部2
0、ガイド切替制御部30、シーケンス制御部40の制
御手段が設けてある。
【0019】シミュレーション方式切替制御部10は、
上位の項目であるシミュレーション方式の選択を行うも
のである。この選択によりシミュレーションを行うシス
テムの一つのケースが選択されシステム関連制御が行わ
れる。
【0020】装置切替制御部20は、シミュレーション
方式切替制御部10で選択されたシミュレーションを行
うシステムの装置K1、K2、・・、KN(実際の装置
に従った擬似的な動作をする情報が格納されている)の
切替え制御を行うものである。装置K1、K2、・・、
KNには、それぞれ装置内部切替制御部が設けられてい
る。例えば、装置内部切替制御部21は、装置K1内の
ユニットL1、L2、・・、LNへの切替え制御を行う
ものである。ユニットL1、L2、・・、LNには、そ
れぞれ装置内部切替制御部が設けられている。例えば、
装置内部切替制御部22は、ユニットL1内のユニット
M1、・・・、MNへの切替え制御を行うものである。
ユニットM1、・・・、MNには、それぞれ制御階数に
応じて更に装置内部切替制御部(ユニットNN)が設け
られる。このように、装置内部切替制御部により装置の
詳細な情報を画面等に出力することができる。
【0021】ガイド切替制御部30は、シミュレーショ
ンの進捗に対応したガイド画面への切替えを行うもので
ある。
【0022】シーケンス制御部40は、現在どの画面に
いるかの制御を行うものであり、シミュレーションの画
面遷移に応じた遷移を把握するものである。シーケンス
制御部40には、現在地監視部41、回答制御部42、
ポイント(Point )制御部43、タイマ(Timer )制御
部44、状況監視部45が設けてある。
【0023】現在地監視部41は、画面遷移の履歴管理
及び復帰画面の管理を行うものである。回答制御部42
は、正解の表示、回答の正誤の判断及び次の問題の準備
等を行うものである。ポイント制御部43は、出題数の
カウント及び正解数のカウントを行うものである。タイ
マ制御部44は、残り時間の監視及びタイムアップ(ti
me up )の表示を行うものである。状況監視部45は、
今まで何問出題したか等の障害発生状況管理及び正答率
状況管理を行うものである。
【0024】(2):システム関連制御の説明 ケースにおけるサブシステム間の関連性をもたせるた
め、初期設定としてシステム関連制御が行われる。図3
はシステム関連制御部の説明図である。図3において、
システム関連制御部50には、ケース1、2、・・、n
が設けてある。例えば、ケース1には、関連制御部1、
2、・・、n設けてあり、関連制御部1には、その下位
の関連制御部1−1、1−2、・・、1−nが設けてあ
る。
【0025】システム関連制御部50は、ケース1、
2、・・、nの関連設定の制御を行うものである。関連
制御部1、2、・・、nは、例えば、一つのサブシステ
ム(装置K1、K2、・・、KN)のケース1の関連設
定を行うものである。関連制御部1−1、1−2、・
・、1−nは、関連制御部1の下位階層の関連設定(ユ
ニット等のケース1の関連設定)を行うものである。
【0026】(3):ケース拡張の説明 例えば、今100の例が格納されているのを200に追
加する等のケースを拡張するものである。図4はケース
拡張制御部の説明図であり、図4(a)はケース拡張制
御の説明である。図4(a)において、ケース拡張制御
部60には、拡張するケース1、2、・・、nが設けて
ある。例えば、ケース1には、管理部1、2、・・、n
が設けてあり、管理部1には、その下位の管理部1−
1、1−2、・・、1−nが設けてある。
【0027】ケース拡張制御部60は、各ケース1、
2、・・、nの設定の制御を行うものである。管理部
1、2、・・、nは、例えば、目次に表示するデータの
入れ替え管理等がある。管理部1−1、1−2、・・、
1−nは、管理部1の下位階層の管理を行うものであ
る。
【0028】これらのケース1の各管理部は、図2の装
置K1、K2、・・、KN、ユニットL1、L2、・
・、LN、ユニットM1、・・・、MN等に対してもケ
ース1の設定を行うものである。なお、管理部は、装置
の種類によりN階層の詳細制御部を有する。
【0029】図4(b)は管理部の説明である。図4
(b)において、ケース1の管理部1、2、・・、nの
具体例を示しており、この例では管理部として、システ
ム連携管理、運用状況管理、ガイド管理、遷移画面管
理、入力要求管理、レスポンス管理、問題パターン選択
管理、問題文管理、正解管理、警告音/音声管理があ
る。
【0030】システム連携管理は、連携しているシステ
ム間の管理を行うものである。運用状況管理は、システ
ムの運用時刻及びどのような動作をしたか等の状況管理
を行うものである。ガイド管理は、表示文章等で案内を
行うものである。遷移画面管理は、ケースに応じて各表
示画面の変更管理を行うものである。入力要求管理は、
利用者にコマンド等の入力を要求する管理を行うもので
ある。レスポンス管理は、利用者が入力したコマンドが
正解か不正解か等の応答の管理を行うものである。問題
パターン選択管理は、択一問題にするかコマンド等の入
力にするか等の問題パターンの選択管理を行うものであ
る。問題文管理は、ケースにより変更する問題文の管理
を行うものである。正解管理は、正解率等を出すため正
解の管理を行うものである。警告音/音声管理は、不正
解に対する警告、音声案内等の管理を行うものである。
【0031】(4):動作シーケンスの説明 シミュレーションのケース設定を、ケースに応じて動作
させるための制御を説明する。図5は動作シーケンスの
説明図である。以下、図5のシーケンスS1〜S17に
従って説明する。
【0032】S1:シミュレーションの動作が開始する
と、シミュレーション方式切替制御部10は、選択画面
を表示して、シミュレーション方式の選択を行う。例え
ば、ランダム出題か出題の項目を選択するのかの選択を
行う。
【0033】S2:シミュレーション方式切替制御部1
0は、制限時間選択画面を表示して、制限時間パターン
等の選択を行う。例えば、制限時間を設定するか否か、
制限時間をオーバーした場合のレスポンスの選択を行
う。
【0034】S3:システム関連制御部50は、情報設
定No.1を行う。例えば、実行するケースのシミュレーシ
ョンの条件設定を行う。
【0035】S4:システム関連制御部50は、情報設
定No.2を行う。例えば、装置詳細情報の設定で、ガイド
文章による表示か音声か等の設定である。
【0036】S5:システム関連制御部50は、情報設
定No.3を行う。例えば、設問方式の設定で、選択方式か
入力方式か手順の確認方式か等の設定である。
【0037】S6:システム関連制御部50は、情報設
定No.4を行う。例えば、レスポンス情報の設定で、各種
装置の応答を設定するものである。
【0038】S7:システム関連制御部50は、情報設
定No.nを行う。例えば、システムとしての関連機種に対
するケース情報を設定するものである。
【0039】S8:シーケンス制御部40は、上記情報
設定No.1〜No.nが終了すると、シミュレーションを開始
し、訓練開始指示を行う。例えば、「障害発生警告通
知」を表示する。
【0040】S9:シーケンス制御部40は、訓練No.1
を行う。例えば、「業務への影響判断」の訓練を行う。
【0041】S10:シーケンス制御部40は、訓練N
o.2を行う。例えば、「システムへの影響判断」の訓練
を行う。
【0042】S11:シーケンス制御部40は、訓練N
o.3を行う。例えば、「業務継続の方法」の訓練を行
う。
【0043】S12:シーケンス制御部40は、訓練N
o.4を行う。例えば、オペレーション、コマンドの入力
等の「正常動作の確認手順」の訓練を行う。
【0044】S13:シーケンス制御部40は、訓練N
o.5を行う。例えば、コマンドの入力等で「資料採取」
の訓練を行う。
【0045】S14:シーケンス制御部40は、訓練N
o.6を行う。例えば、部品の交換等の「リカバリ手順」
の訓練を行う。
【0046】S15:シーケンス制御部40は、訓練N
o.nを行う。
【0047】S16:シーケンス制御部40は、訓練終
了表示をする。即ち、「シミュレーション終了」表示を
行う。
【0048】S17:シーケンス制御部40は、訓練結
果の表示を行う。例えば、正答率等の訓練結果の成績表
示を行う。
【0049】(5):障害シミュレータの説明 以下、システムシミュレーション装置をトータリゼータ
システムの障害シミュレータに適用した場合のシミュレ
ーションの遷移に従って説明する。
【0050】(1) シミュレータの利用方法の説明 表示画面構成、訓練の進め方等をナレーションと画面に
より平易に説明する。この説明は、自動的に流れていく
が、特定の説明を繰り返し聴くことも可能にしてある。
【0051】(2) シミュレータの利用選択 CD−ROM等の媒体にパッケージしたコンテンツから
シミュレータを選択する。
【0052】(3) シミュレーション方式の選択 訓練ケースがランダムに出題される「力だめしモード」
と訓練ケースを指定できる「一覧から選んで練習するモ
ード」の選択を行う。ここでは、更に「制限時間の設
定」、「正誤判定後の正解・解説の表示」機能を指定で
きるようにする。
【0053】(4) シミュレーションケースの選択 シミュレーション方式の選択画面で「一覧から選んで練
習するモード」を指定した場合は、システム全体の中か
ら詳細項目の指定に進む。図6は訓練項目を選択する画
面の説明図である。図6において、サブシステムとして
「投票システム」、「コントロール」、「LAN」、
「クライアント」、「運用WS」、「付録」の群の中か
ら選択する。ここで「投票システム」を選択し、投票シ
ステムに含まれる表示された装置の中から「PM(プロ
セッサモジュール)障害」を選択し、更に詳細項目とし
て表示された項目の中から「待機PM障害(予備PMあ
り・運用中)」を選択した例である。なお、「コントロ
ール」はコントロールシステムのことであり、「付録」
はダンプデータ、ログデータ等の取り方が含まれてい
る。
【0054】(5) シミュレーションの開始 シミュレーションに当業務の臨場感を持たせる目的で、
競技場でのレースの様子を表示している。更に、当シミ
ュレータでの訓練を多数回受講しても飽きがこないよう
に、シミュレーションを体験する毎に同じ画面が出ない
ように変化をもたせる。
【0055】(6) 障害発生 図7は障害発生警告画面の説明図である。図7におい
て、訓練ケースの始まり画面となる。前項のシミュレー
ションの開始で臨場感をもたせる目的で、シミュレーシ
ョンに入る度に異なった画面を出すことに加えて、訓練
開始(本例では、障害発生)の時間もランダムになるよ
うにしている。障害発生の表示に併せて障害発生時に、
その訓練ケースで装置が発する警告音も臨場感を高める
効果をとっている。右側には障害発生からの訓練工程で
ある「業務への影響判断」「システムへの影響判断」
「業務継続の方法」「正常動作の確認手順」「採取資
料」「リカバリ手順」が表示される。この訓練工程が、
赤色の表示になっていることで、受講者に現時点の訓練
工程を確認し易くしている。
【0056】(7) 設問の例 訓練工程「業務への影響判断」での四者択一問題では、
例えば、次のような問題が出題される。
【0057】障害のあったTCM(チャネル制御装
置)に接続している端末機が立ち上がりません。
【0058】障害のあったTCMに接続している端末
機の動作が一時停止します。
【0059】業務の継続ができません。
【0060】影響はありません。(待機PMにはTC
Mが接続されていないため。)上記の四者から選択を行
うと、選択された項目の番号が赤色表示に変化する。こ
のとき「OK」ボタンが明確な表示になり有効になる。
ガイドに従って答え合わせを行うと、正解/不正解の表
示、正解の表示、解説が表示される。この表示に併せ
て、正解/不正解の効果音を流す。
【0061】(8) 情報の収集−1 前項で出題された設問は、マニュアル等から単に知識と
している内容での回答はできない設問である。このた
め、この設問は、画面上部に表示されているサブシステ
ムを自由に選択して、各サブシステム毎に異なる実際の
システムと同じ操作で、ログインコード/パスワード等
を駆使して情報を収集し、その結果を総合して判断を行
える力を養わなければ回答ができないものである。
【0062】例えば、サブシステムとして「運用WS
(ワークステーション)」を選択すると、この画面遷移
は、実際の運用WSと同じに動作できるように作成され
ているので、更に詳細な情報を得る(例えば、障害ユニ
ットを見つける)目的で、階層構造の画面を遷移させて
いく。システム障害の訓練を目的としているので、単一
のサブシステムだけの情報収集では、正解までたどり着
くことができないので、他のサブシステムに対しても操
作を理解できていることが要求される。
【0063】(9) 情報の収集−2 上記「運用WS」以外の他のサブシステム(ログインコ
ード/パスワードが必要)を選択し、先ず利用者部にロ
グインコードを入力し、パスワード部に正しいパスワー
ドを入力して始めて、そのサブシステムの画面に入るこ
とができる。ここから更に詳細な情報を得る目的で、階
層構造の画面を遷移させて行く。
【0064】このように他のサブシステムから必要な情
報を収集することができた時点で、右側の「業務への影
響判断」ボタンを押すと、前記設問の例(7) の「業務へ
の影響判断」での四者択一問題の例に戻り、回答を行う
ことができる。
【0065】(10)操作訓練の例 四者択一の設問から、ガイド部に従って操作を進めて操
作訓練を行うことができる。これは、装置の種類、該当
装置の適切な画面などを正確に操作できるか、又は、正
確なコマンド入力ができるかという技術力を確認する。
また、適切な入力に対して適切なレスポンスが帰ってく
る作りになっている。
【0066】(11)N個選択の設問例 図8は資料採取の説明図である。図8において、「採取
資料」に関するガイド訓練工程でのN個選択の設問例で
判定確認を実行し、判定結果と解説を表示している。こ
こでガイド部は、「採取資料」の画面操作やコマンド入
力の訓練に移ろうとしていることを示している。
【0067】(12)装置KNの操作訓練 訓練工程「採取資料」でのサブシステムでの操作訓練を
行うと、ガイド部には、操作の判定結果と正解例が表示
される。
【0068】(13)障害箇所の指摘例 図9は障害箇所の指摘の説明図である。図9において、
訓練工程「リカバリ手順」でのサブシステム指摘画面例
である。指摘箇所は赤色に変化するものである。
【0069】例えば、サブシステムで「投票システム」
を指摘すると、「投票システム」の下層にある「SUR
E2000」等の複数の装置が表示され、更に、「SU
RE2000」の下層にある「SURE2000 基本
部」等の複数のユニット及び「SURE2000 基本
部」ユニットの下層にある「SURE2000 基本部
背面」等の複数のユニットが表示され、「SURE2
000 基本部 背面」ユニットを指摘すると、実装さ
れている複数の部品が表示され、その中の部品「SFM
2 #00」を指摘して赤色に変化させる。この障害箇
所の指摘後に判定へと進む。判定結果は効果音とガイド
部への表示で示される。
【0070】このように指摘する部品を探すためには実
システムと同じように、実装位置を知っておく必要があ
る。
【0071】(14)タイムオーバー 任意の訓練工程での訓練中に該当ケースの終了へ到達で
きてない場合に、障害シミュレーションメニュー画面の
<制限時間設定>項目で選択した時間に達した時点で、
障害対処を完了することができなかった顧客からの叱責
の音声と共に時間切れの表示を行う。この時、ガイド部
左側の「状況表示部」は、顧客人物に変わり、表情も険
しくなる。
【0072】(15)訓練結果の報告 ケース解決に必要とした時間は、残り時間を示し、タイ
マーの数値で表示される。得点は、ポイント欄にその都
度「得点数/出題数」で表示しているが、ケース終了時
点では正解率を%で表示する。
【0073】このようにして、実システムを使用しての
訓練では、設備に数億円の設備が必要であったものが、
パソコン1台で安価に訓練できることが可能になる。ま
た、訓練に対して指導者が必要であったが、指導者が不
要になる。更に、実システムの障害訓練では、訓練後の
2次障害の危険が伴うため、顧客業務の関係上実施が困
難であったが、任意の時間に、任意の場所で訓練を実施
することが可能になる。また、実システムでは、発生さ
せることが困難な障害訓練を体験させることができる。
更に、訓練者の理解度を測定することも可能になる。
【0074】(6):プログラムインストールの説明 制御手段1、格納手段2、表示手段3、シミュレーショ
ン方式切替制御部10、装置切替制御部20、装置内部
切替制御部21、装置内部切替制御部22、ガイド切替
制御部30、シーケンス制御部40、現在地監視部4
1、回答制御部42、ポイント制御部43、タイマ制御
部44、状況監視部45、システム関連制御部50、ケ
ース拡張制御部60等は、プログラムで構成でき、主制
御部(CPU)が実行するものであり、主記憶に格納さ
れているものである。このプログラムは、一般的な、コ
ンピュータで処理されるものである。このコンピュータ
は、主制御部、主記憶、ファイル装置、表示装置、キー
ボード等の入力手段である入力装置などのハードウェア
で構成されている。
【0075】このコンピュータに、本発明のプログラム
をインストールする。このインストールは、フロッピ
ィ、光磁気ディスク等の可搬型の記録(記憶)媒体に、
これらのプログラムを記憶させておき、コンピュータが
備えている記録媒体に対して、アクセスするためのドラ
イブ装置を介して、或いは、LAN等のネットワークを
介して、コンピュータに設けられたファイル装置にイン
ストールされる。そして、このファイル装置から処理に
必要なプログラムステップを主記憶に読み出し、主制御
部が実行するものである。
【0076】〔以下付記を記載する〕 (付記1) 情報処理装置を含む機能の異なる複数の装
置が連携したシステムをシミュレートするシミュレーシ
ョン装置であって、前記各装置のシミュレーション情報
を格納する格納手段と、シミュレーションのシーケンス
を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記格
納手段からシステム動作の遷移に対応した装置の情報を
取り出せるようにすることを特徴としたシステムシミュ
レーション装置。
【0077】(付記2) 前記装置の情報は、階層構造
に格納され、下位階層から詳細な装置の情報を取り出せ
るようにすることを特徴とした付記1記載のシステムシ
ミュレーション装置。
【0078】(付記3) 前記制御手段は、選択形式設
問、入力形式設問、システムそのものの操作の設問を設
け訓練を行うことを特徴とした付記1又は2記載のシス
テムシミュレーション装置。
【0079】(付記4) 前記制御手段は、障害対応と
して、「業務への影響判断」、「業務継続の方法」、
「正常動作の確認」、「資料採取」、「リカバリ」の段
階を踏ませて訓練を行うことを特徴とした付記3記載の
システムシミュレーション装置。
【0080】(付記5) 情報処理装置を含む機能の異
なる複数の装置が連携したシステムをシミュレートする
ため該装置の情報を格納する格納手順と、前記格納手順
で格納した装置の情報をシステム動作の遷移に対応して
取り出せるシミュレーションのシーケンスを制御する制
御手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
ム。
【0081】(付記6) 情報処理装置を含む機能の異
なる複数の装置が連携したシステムをシミュレートする
ため該装置の情報を格納する格納手順と、前記格納手順
で格納した装置の情報をシステム動作の遷移に対応して
取り出せるシミュレーションのシーケンスを制御する制
御手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0083】(1):格納手段に各装置のシミュレーシ
ョン情報を格納し、シミュレーションのシーケンスを制
御する制御手段で、格納手段からシステム動作の遷移に
対応した装置の情報を取り出せるようにするため、パソ
コン1台で安価にシステムのシミュレーション装置を実
現でき、また、実システムでは発生させることが困難な
障害訓練を行うことができる。
【0084】(2):装置の情報が、階層構造に格納さ
れ、下位階層から詳細な装置の情報を取り出せるように
するため、膨大な量の資料から有効な情報を選びだすこ
とで受講者の訓練を行うことができる。
【0085】(3):情報処理装置を含む機能の異なる
複数の装置が連携したシステムをシミュレートするため
該装置の情報を格納する格納手順と、前記格納手順で格
納した装置の情報をシステム動作の遷移に対応して取り
出せるシミュレーションのシーケンスを制御する制御手
順とをコンピュータに実行させるためのプログラム及び
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体とするため、このプログラムをコンピュータにイン
ストールすることで、パソコン1台で安価にシステムの
シミュレーション装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態におけるシステムシミュレーション
装置の説明図である。
【図3】実施の形態におけるシステム関連制御部の説明
図である。
【図4】実施の形態におけるケース拡張制御部の説明図
である。
【図5】実施の形態における動作シーケンスの説明図で
ある。
【図6】実施の形態における訓練項目を選択する画面の
説明図である。
【図7】実施の形態における障害発生警告画面の説明図
である。
【図8】実施の形態における資料採取の説明図である。
【図9】実施の形態における障害箇所の指摘の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 制御手段 2 格納手段 3 表示手段 K1、K2、KN 装置の情報 L1、L2、LN 下位階層の装置の情報

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置を含む機能の異なる複数の装
    置が連携したシステムをシミュレートするシミュレーシ
    ョン装置であって、 前記各装置のシミュレーション情報を格納する格納手段
    と、 シミュレーションのシーケンスを制御する制御手段とを
    備え、 前記制御手段は、前記格納手段からシステム動作の遷移
    に対応した装置の情報を取り出せるようにすることを特
    徴としたシステムシミュレーション装置。
  2. 【請求項2】前記装置の情報は、階層構造に格納され、
    下位階層から詳細な装置の情報を取り出せるようにする
    ことを特徴とした請求項1記載のシステムシミュレーシ
    ョン装置。
  3. 【請求項3】情報処理装置を含む機能の異なる複数の装
    置が連携したシステムをシミュレートするため該装置の
    情報を格納する格納手順と、 前記格納手順で格納した装置の情報をシステム動作の遷
    移に対応して取り出せるシミュレーションのシーケンス
    を制御する制御手順と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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