JP2002278958A - 携帯端末装置および入力文字処理装置 - Google Patents

携帯端末装置および入力文字処理装置

Info

Publication number
JP2002278958A
JP2002278958A JP2001076060A JP2001076060A JP2002278958A JP 2002278958 A JP2002278958 A JP 2002278958A JP 2001076060 A JP2001076060 A JP 2001076060A JP 2001076060 A JP2001076060 A JP 2001076060A JP 2002278958 A JP2002278958 A JP 2002278958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
processing
input
character data
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001076060A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Kisuki
康久 木透
Yukio Hayashi
幸男 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001076060A priority Critical patent/JP2002278958A/ja
Publication of JP2002278958A publication Critical patent/JP2002278958A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続できない環境下でも、文
字認識処理やかな漢字変換処理のような高度な入力処理
を実行でき、かつ入力処理による負荷を軽減しながら最
適な精度で処理を実行する携帯端末装置を得る。 【解決手段】 端末外部の通信回線を介して情報の送受
信を行う通信部5と、手書き入力された手書きパター
ン、押圧されたキーに対応した信号等の文字データの入
力を受ける表示機能付きタッチパネル2と、文字データ
より文字認識処理、かな漢字変換処理を行い、処理結果
を表示させる入力文字処理部3と、入力された文字デー
タに基づいて、処理を入力文字処理部3、入力文字処理
サーバ7のいずれに実行させるか判定し、判定結果に応
じて文字データの出力先を入力文字処理部3と入力文字
処理サーバ7より選択的に切換える切換部8を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネッ
ト、移動通信網などの通信回線に接続された端末外部の
サーバに、手書き文字認識、かな漢字変換のような高度
な入力処理の一部を実行させる携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、携帯情報端末、ノート
パソコンのような携帯端末装置は電子メールで通信する
ことが一般的になり、携帯端末装置でテキストデータを
扱う機会が増えている。例えば、携帯端末装置で電子メ
ールを作成するためには、ユーザは、携帯端末装置のキ
ーボードや液晶パネルに手書きすることにより文字を入
力し、さらに入力された文字のかな漢字変換を行う。し
かし、この手書き文字認識やかな漢字変換は、携帯端末
装置に実装されるプロセッサやメモリに及ぼす負荷が大
きいという問題がある。
【0003】認識精度の高い文字認識ソフトウェアは、
プログラム規模が大きくなる。そして、規模の大きなソ
フトウェアを動作させるには高性能なプロセッサ、記憶
容量が大きいメモリを端末に搭載する必要がある。しか
し、現在普及している携帯端末装置に搭載されているプ
ロセッサ、メモリは、価格やサイズ、消費電力を考慮し
て、プログラム規模が大きいソフトウェアを動作させる
には能力不足であることが多い。そこで、携帯端末装置
に搭載される文字認識ソフトウェアは、プロセッサやメ
モリの性能に応じて、簡易な処理を行うものが採用され
ている。簡易な処理を行うソフトウェアでは、ユーザが
満足するレベルの文字認識の精度を得ることは困難であ
る。
【0004】このような課題を解決するべく、特開平1
0−293813号公報には、入力された手書きパター
ンをネットワークに接続された他の装置に送ってパター
ン認識処理を依頼する処理を行う携帯端末と、携帯端末
からのデータに基づいてパターン認識処理および文字認
識処理を実行し、パターン認識処理および文字認識処理
を実行した結果を携帯端末に送信するサーバを含む手書
き入力認識システムが開示されている。特開平10-2
93813号公報に開示された手書き入力認識システム
は、ネットワークを介して携帯端末と接続されたサーバ
に文字認識処理を実行させるので、携帯端末に文字認識
機能を備えることは不要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような手書き入
力認識システムは、手書き文字認識のような、携帯端末
装置にかかる負荷が大きい処理を、外部のサーバに委託
することにより、携帯端末装置にかかる負荷を軽減しな
がら、精度の高い手書き文字認識機能をも実現できる。
しかし、ネットワークに接続できず処理サーバにデータ
を送信できない環境下で、手書き文字入力ができないの
では利用者にとって不便である。
【0006】そこで、本発明は、ネットワークに接続で
きない環境下でも、文字認識処理やかな漢字変換処理の
ような高度な入力処理を実行することができる携帯端末
装置を得ることを第一の目的とする。また、入力された
データに応じて入力処理を端末で実行させるか、外部サ
ーバで実行させるか判断し、端末にかかる負荷を軽減し
ながら最適な精度で認識処理を実行可能な携帯端末装置
を得ることを第二の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯端末
装置は、端末外部の通信回線を介して情報の送信および
受信を行う通信手段と、手書き入力された手書きパター
ンおよび押圧されたキーに対応した信号の少なくとも一
方を含む文字データの入力を受け付ける文字入力手段
と、この文字入力手段を介して入力された文字データよ
り文字認識処理およびかな漢字変換処理の少なくとも一
方を含む入力文字処理を行うとともに、処理結果を表示
させる入力文字処理手段と、前記文字入力手段を介して
入力された前記文字データに基づいて、入力文字処理を
前記入力文字処理手段に実行させるか、端末外部に設け
られた入力文字処理装置に実行させるか判定するととも
に、前記入力文字処理手段に処理をさせる場合には前記
入力文字処理手段に前記文字データを出力し、前記入力
文字処理装置に処理をさせる場合には、前記文字データ
を前記入力文字処理装置に送信させる前記通信手段に前
記文字データを出力するように、前記文字データの出力
先を選択的に切換える切換手段とを設けたものである。
【0008】また、この発明に係る携帯端末装置は、通
信手段が通信回線に接続しているかを検出し、通信手段
が通信回線に接続している場合には、文字データを前記
通信手段に出力し、前記通信手段が通信回線に接続して
いない場合には、前記文字データを入力文字処理手段に
出力する切換手段を設けたものである。
【0009】また、この発明に係る携帯端末装置は、受
信した電波の受信レベルを測定することにより、通信手
段が通信回線に接続可能か判定し、受信レベルが通信回
線に接続可能な所定レベルよりも強い場合には、文字デ
ータを前記通信手段に出力し、受信レベルが通信回線に
接続可能な所定レベルよりも弱い場合には、前記文字デ
ータを入力文字処理手段に出力する切換手段を設けたも
のである。
【0010】また、この発明に係る携帯端末装置は、文
字データを処理した場合の認識精度を予測し、入力文字
処理手段による処理で所定のレベル以上の精度を得るこ
とができる場合には、前記入力文字処理手段に前記文字
データを出力し、前記入力文字処理手段による処理で所
定のレベル以上の精度を得ることができない場合は、通
信手段に前記文字データを出力する切換手段を設けたも
のである。
【0011】また、この発明に係る携帯端末装置は、入
力文字処理手段による処理が実行できたかを判定すると
ともに、前記入力文字処理手段による処理が実行できな
かった場合には、文字データを通信手段に出力する切換
手段を設けたものである。
【0012】この発明に係る入力文字処理装置は、手書
き入力された手書きパターンおよび押圧されたキーに対
応した信号の少なくとも一方を含む文字データに基づい
て、手書き文字認識処理およびかな漢字変換処理の少な
くとも一方を含む入力文字処理を行うか判断し、前記入
力文字処理を行わない場合に文字データを送信する携帯
端末装置と送受信を行う通信部と、この通信部が受信し
た前記携帯端末装置からの文字データより文字認識処理
およびかな漢字変換処理の少なくとも一方を含む入力文
字処理を行うとともに、処理結果を前記携帯端末装置に
送信する入力文字処理手段を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.まず、手書き文字
入力された文字を認識する携帯端末装置について説明す
る。図1はこの発明の実施の形態1に係る携帯端末装置
の構成を示すブロック図である。図1において、1は携
帯端末装置、2は手書き入力された手書きパターンを含
む文字データの入力を受け付ける入力機能と表示機能を
備えた表示機能付きタッチパネル、3は表示機能付きタ
ッチパネル2から出力された文字データを処理する入力
処理部、4は文字データより文字認識処理を行うアプリ
ケーションプログラム、5は文字データなどの送信デー
タを端末外部に送信するほか、通信回線より伝達された
信号を受信する通信部である。6はインターネット、移
動通信電話回線のようなネットワーク、7はネットワー
ク6に接続され、携帯端末装置1からネットワーク6を
介して送信された文字データを文字認識処理する文字認
識装置である文字認識サーバである。
【0014】8は文字データに基づいて文字認識処理を
携帯端末装置1で行うか、文字認識サーバ7で行うか判
断し、文字データの送り先を選択的に切換える切換部、
9は携帯端末装置1に設けられて、文字データより文字
認識処理を行う文字認識処理部である。この切換部8、
文字認識処理部9により入力処理部3は構成される。ま
た、10は携帯端末装置1からの文字データを受信する
とともに、文字認識処理を行って得た認識結果を携帯端
末装置1に送信する通信部、11は携帯端末装置1から
の文字データに基づいて文字認識処理を行う文字認識処
理部である。通信部10、文字認識処理部11により文
字認識サーバ7は構成される。
【0015】文字認識サーバ7に搭載される文字認識処
理部11は、携帯端末装置1に搭載れる文字認識処理部
9よりも高機能、かつ文字認識精度が高いものである。
例えば、携帯端末装置1に搭載される文字認識処理部9
は英数かなの認識を行うことができるが、文字認識処理
サーバ7に搭載される文字認識処理部11は英数かなの
認識のほか、漢字の認識も行うことが可能である。ユー
ザが表示機能付きタッチパネル2に書いた手書きパター
ンは入力処理部3の切換部8に送られる。切換部8は、
文字認識処理を携帯端末装置1に設けられた文字認識処
理部9に実行させるか、端末外部の文字認識処理サーバ
7に実行させるか決定し、文字データの送信先を文字デ
ータを文字認識処理サーバ7に送信する通信部5と文字
認識処理部9より選択的に切換える。切換部8が文字認
識処理を携帯端末装置1内部で実行することを決定した
場合、文字認識処理部9に文字データを出力する。文字
認識処理部9は、切換部8より文字データを受け取る
と、アプリケーションプログラムを起動して文字認識処
理を実行させる。
【0016】図2は、図1に示す携帯端末装置の動作を
説明するフローチャートである。以下、図2を参照しな
がら本発明に係る携帯端末装置の動作を説明する。ST
EP11において文字入力を検出すると、STEP12
において、切換部8は文字データに基づいて、文字認識
を携帯端末装置1の文字認識処理部9で行うか判定す
る。STEP12で、切換部8が文字認識処理を携帯端
末装置1の文字認識処理部9で実行させると判定した場
合には、STEP13において、切換部8は文字データ
を文字認識処理部9に出力する。文字認識処理部9は、
切換部8からの文字データに対して文字認識処理を行
い、認識結果を得る。そして、STEP14において、
この認識結果より文字認識が成功したか判定される。文
字認識が成功と判定された場合には、STEP15にお
いて、入力処理部3は認識結果を表示機能付きタッチパ
ネル2に表示させる。
【0017】一方、STEP12において、切換部8が
文字認識処理を端末外部の文字認識処理サーバ7に実行
させると判定した場合、およびSTEP14において、
文字認識が成功と判定されなかった場合には、切換部8
は、端末外部の文字認識処理サーバ7に文字認識処理を
実行させるべく、文字データを通信部5に出力する(S
TEP16)。そして、通信部5は切換部8から出力さ
れた文字データより送信データを生成して、ネットワー
ク6を介して送信データを文字認識処理サーバ7に送信
する。STEP17において、文字認識処理サーバ7
は、携帯端末装置1より送信された文字データを受信
し、受信した文字データに基づいて文字認識処理を行
う。STEP18において、文字認識処理サーバ7は、
文字認識処理を実行して得た認識結果を携帯端末装置1
に送信する。携帯端末装置1は、文字認識処理サーバ7
から受信した認識結果を表示機能付きタッチパネル2に
表示させる(STEP15)。
【0018】以上説明したように、本発明に係る携帯端
末装置1は、文字認識の精度こそ端末外部の文字認識処
理サーバ7に劣るものの、一応の文字認識処理が可能な
文字認識処理部9を設けている。したがって、携帯端末
装置1がネットワーク6に接続できない環境下にあって
も、手書き文字認識処理を実行することができる。ま
た、携帯端末装置1は、入力された文字データに基づい
て、文字認識処理を携帯端末装置1の文字認識処理部9
に実行させるか、端末外部の文字認識処理サーバ7に実
行させるか判定するとともに、文字データの出力先を通
信部5(文字認識処理サーバ7に文字データを送信する
もの)と文字認識処理部9より選択的に切換えるため、
文字データに基づいて、端末にかかる負荷を軽減しなが
ら最適な精度で認識処理を実行可能な携帯端末装置を得
ることができる。
【0019】図3、図4、図5は、文字認識処理を携帯
端末装置1の文字認識処理部9に実行させるか、端末外
部の文字認識処理サーバ7に実行させるか判定する切換
部8の判定処理を説明するフローチャートである。以
下、図3〜図5に基づいて切換部8の判定処理について
説明する。
【0020】図3は、切換部8がユーザの意思に応じ
て、文字データを、通信部5か文字認識処理部9のいず
れかに出力する処理を示す図である。例えば、高い文字
認識精度を得るには、文字認識処理を端末外部の文字認
識処理サーバに実行させる必要がある。そこで、ユーザ
は高精度な文字認識精度を得たい場合には、文字データ
を文字認識処理サーバ7に送信するように切換部8を設
定する。ユーザにより、文字データを文字認識処理サー
バ7に送信するように設定された切換部8は、入力され
た文字データを全て通信部5に出力する。一方、高い文
字認識精度を要求しない場合には、端末内部の文字認識
処理部9に文字認識処理をさせる。ユーザにより、文字
データを文字認識処理部9に出力するように設定された
切換部8は、入力された文字データを全て文字認識処理
部9に出力する。
【0021】図4は、切換部8がネットワーク6への接
続状態に応じて、文字データを、通信部5か文字認識処
理部9のいずれかに出力する処理を示す図である。携帯
端末装置1がネットワーク6に接続されているか、ある
いは、ネットワーク6への接続が可能な状況にある時に
は、端末外部の文字認識処理サーバ7に文字認識処理を
実行させる事が可能である。一方、携帯端末装置1がネ
ットワーク6に接続ができない状況にある時には、端末
外部の文字認識処理サーバ7に文字認識処理を実行させ
ることができない。このような場合には、端末1内部の
文字認識処理部9に文字認識処理を実行させる。そこ
で、切換部8は、携帯端末装置1がネットワークに接続
されている場合には、文字データを通信部5に出力す
る。一方、携帯端末装置1がネットワークに接続されて
いないか、あるいは、ネットワークへの接続が不可能で
ある時には、文字データを文字認識処理部9に出力す
る。
【0022】切換部8は、受信した信号の受信レベルに
基づいて、ネットワーク6への接続が可能か判定しても
よい。すなわち、受信レベルが所定値よりも低い場合に
は、切換部8は携帯端末装置1がセルの周縁部にいる
か、あるいはセルの外部(圏外)にいると判断する。携
帯端末装置1がセルの周縁部に位置し、受信レベルが極
端に低い場合には、文字認識処理サーバ7への文字デー
タの送信が不安定になるため、切換部8は文字データを
文字認識処理部9に出力する。また、携帯端末装置1が
セルの外部にいる場合には、そもそも、文字認識処理サ
ーバ7に文字データを送信することが不可能であるた
め、切換部8は文字データを文字認識処理部9に出力す
る。一方、受信レベルが所定値よりも高い場合には、文
字認識処理サーバ7へ文字データを送信する事が可能で
あるし、通信環境も安定しているため、高精度な文字認
識結果を得るために、切換部8は文字データを通信部5
に出力する。通信部5は文字データを文字認識処理サー
バ7に送信する。
【0023】図5は、切換部8が文字データの内容に応
じて、文字データを、通信部5か文字認識処理部9のい
ずれかに出力する処理を示す図である。切換部8は、表
示機能付きタッチパネル2に手書き入力された手書きパ
ターンを調べる。そして、携帯端末装置1の文字認識処
理部9でも十分な認識精度で文字認識を行うことができ
ると判定した場合、より具体的には、入力された文字デ
ータが、点や直線など単純なものであると判定した場合
には、その文字データを文字認識処理部9に出力する。
一方、携帯端末装置1の文字認識処理部9では十分な認
識精度で文字認識を行うことができないと判定した場
合、より具体的には、入力された文字データが、連続し
た文字列や漢字のような複雑な形状のものであると判定
した場合には、端末外部の文字認識処理サーバ7に文字
認識処理を実行させるべく、手書きパターンを含む文字
データを通信部5に出力する。
【0024】以上説明したように、携帯端末装置1の切
換部8は、ユーザの意思、ネットワークへの接続状況、
入力された文字データの内容より、文字認識処理を携帯
端末装置1の文字認識処理部9に実行させるか、端末外
部の文字認識処理サーバ7に実行させるか判定するの
で、携帯端末装置1の位置する通信環境や入力された文
字データに応じて、端末にかかる負荷を軽減しながら最
適な精度で認識処理を実行させることができる。つま
り、携帯端末装置1に高度な文字認識ソフトウェアを動
作させるのに十分なプロセッサやメモリを搭載しなくて
も、端末の位置する環境下で最も最適な精度で認識処理
を実行させることができる。したがって、携帯端末装置
の小型化、低コスト化を図ることができる。
【0025】実施の形態2.実施の形態1に係る携帯端
末装置は、文字入力を表示機能付きタッチパネル上に手
書きすることにより行うことを前提とするものであっ
た。手書き文字入力はキーボードに比して簡易な文字入
力手段ではあるが、キーボードが文字入力の主要な手段
である状況に変わりはない。キーボードを文字入力手段
とした携帯端末装置は、手書き文字入力された手書きパ
ターンより文字認識する処理は不要である。しかし、か
な漢字変換処理もまた携帯端末装置に負荷をかける処理
のひとつであり、端末外部のサーバに処理させる実益は
高い。そこで、キーボードで文字入力を行うことを前提
とする携帯端末装置の構成と動作について以下説明す
る。なお、本明細書でいうキーボードとは、端末装置本
体と独立した装置であるキーボードのみならず、表示機
能付きタッチパネルのような表示部に表示されたキーボ
ードをペンで指定して入力するものも概念的に含むもの
とする。
【0026】図6は、この発明の実施の形態2にかかる
携帯端末装置の構成を示すブロック図である。図6にお
いて、12は押圧されたキーに対応する信号を含む文字
データの入力を受け付ける文字入力手段であるキーボー
ド、13はキーボード12より入力された文字データを
蓄積するバッファ、14は切換部8より出力された文字
データをかな漢字変換処理するかな漢字変換処理部、1
5は携帯端末装置1外部に設けられ、携帯端末装置1か
ら送信された文字データに基づいて、かな漢字変換処理
をするかな漢字変換処理サーバ、16はかな漢字変換処
理サーバ15に設けられたかな漢字変換処理部である。
なお、図6において、図1と同一の符号は同一または相
当部分を示すので説明は省略する。
【0027】かな漢字変換処理サーバ15に搭載される
かな漢字変換処理部16は、携帯端末装置1に搭載され
るかな漢字変換処理部14よりも高機能、かつ精度の高
いかな漢字変換を実行できるものである。例えば、携帯
端末装置1に搭載されるかな漢字変換処理部14は単漢
字変換を行うことができるが、かな漢字変換処理サーバ
15に搭載されるかな漢字変換処理部16は連文節変換
を行うことができる。ユーザがキーボード12上の押圧
したキーに対応する信号は文字データとして入力処理部
3のバッファ13に蓄えられる。そして、ユーザがかな
漢字変換の実行を選択すると、バッファ13に蓄えられ
た文字データは切換部8に出力される。
【0028】切換部8は文字データの出力先を決定し、
かな漢字変換処理サーバ15に文字データを送信する通
信部5、または端末内部のかな漢字変換処理部14のい
ずれかに選択的に文字データを出力する。切換部8がか
な漢字変換処理を携帯端末装置1内部で実行することを
決定した場合、かな漢字変換処理部14に文字データを
出力する。かな漢字変換処理部14は、切換部8より文
字データを受け取ると、アプリケーションプログラムを
起動してかな漢字変換処理を実行させる。
【0029】図7は、この発明の実施の形態2に係る携
帯端末装置1の動作を説明するフローチャートである。
以下、図7を参照しながら本発明に係る携帯端末装置の
動作を説明する。STEP21において文字入力を検出
すると、STEP22において、切換部8は文字データ
に基づいて、かな漢字変換処理を携帯端末装置1のかな
漢字変換処理部14で行うか判定する。STEP22
で、切換部8がかな漢字変換処理を携帯端末装置1のか
な漢字変換処理部14で実行させると判定した場合に
は、STEP23において、切換部8は文字データをか
な漢字変換処理部14に出力する。かな漢字変換処理部
14は、切換部8からの文字データに対してかな漢字変
換処理を行い、変換結果を得る。そして、STEP24
において、この変換結果よりかな漢字変換が成功したか
判定される。かな漢字変換が成功と判定された場合に
は、STEP25において、入力処理部3は変換結果を
表示機能付きタッチパネル等の表示部に表示させる。
【0030】一方、STEP22において切換部8がか
な漢字変換処理を端末外部のかな漢字変換処理サーバ1
5に実行させると判定した場合、およびSTEP24に
おいて、かな漢字変換が成功と判定されなかった場合に
は、切換部8は、端末外部のかな漢字変換処理サーバ1
4にかな漢字変換処理を実行させるべく、文字データを
通信部5に出力する(STEP26)。そして、通信部
5は切換部8から出力された文字データより送信データ
を生成して、ネットワーク6を介して送信データをかな
漢字変換処理サーバ15に送信する。STEP27にお
いて、かな漢字変換処理サーバ15は、携帯端末装置1
より送信された文字データを受信し、受信した文字デー
タに基づいてかな漢字変換処理を行う。STEP28に
おいて、かな漢字変換処理サーバ15は、かな漢字変換
処理を実行して得た変換結果を携帯端末装置1に送信す
る。携帯端末装置1は、かな漢字変換処理サーバ15か
ら受信した変換結果を表示機能付きタッチパネル2のよ
うな表示部に表示させる(STEP25)。
【0031】以上説明したように、本発明に係る携帯端
末装置2は、連文節変換のような複雑なかな漢字変換は
実行できないものの、単文節変換などの簡単なかな漢字
変換処理が可能なかな漢字変換処理部14を設けてい
る。したがって、携帯端末装置1がネットワーク6に接
続できない環境下にあっても、かな漢字変換処理を実行
することができる。また、携帯端末装置1は、入力され
た文字データに基づいて、かな漢字変換処理を携帯端末
装置1のかな漢字変換処理部14に実行させるか、端末
外部のかな漢字変換処理サーバ15に実行させるか判定
するとともに、文字データの出力先を通信部5(かな漢
字変換処理サーバ15に文字データを送信するもの)と
かな漢字変換処理部14より選択的に切換えるため、端
末にかかる負荷を軽減しながら最適な精度でかな漢字変
換処理を実行可能な携帯端末装置を得ることができる。
【0032】実施の形態3.実施の形態1にかかる携帯
端末装置1は、文字入力を表示機能付きタッチパネル上
に手書きすることにより行い、入力された手書きパター
ンより文字認識を行うものであり、認識された文字列を
かな漢字変換する機能は有していない。しかし、手書き
文字入力した仮名をかな漢字変換処理する端末も存在す
る。そこで、手書き入力された手書きパターンを文字認
識するとともに、文字認識された文字列をかな漢字変換
可能な携帯端末装置について説明する。
【0033】図8は、この発明の実施の形態3に係る携
帯端末装置の構成を示すブロック図である。図8におい
て、17は携帯端末装置、18は手書き入力された手書
きパターンを含む文字データの入力を受け付ける入力部
である表示機能付きタッチパネル、19は表示機能付き
タッチパネル18から出力された文字データを処理する
入力処理部、20は文字データより文字認識処理および
かな漢字変換処理を行うアプリケーションプログラム、
21は文字データなどの送信データを端末外部に送信す
るほか、通信回線より伝達された信号を受信する通信部
である。
【0034】入力処理部19は、文字データに基づいて
文字認識処理を携帯端末装置で行うか、外部サーバで行
うか判断し、文字データの送り先を選択的に切換える第
1の切換部22、携帯端末装置17に設けられ、文字デ
ータより文字認識処理を行う文字認識処理部23、バッ
ファ24、文字データに基づいてかな漢字変換処理を携
帯端末装置で行うか、外部サーバで行うか判断し、文字
データの送り先を選択的に切換える第2の切換部25、
第2の切換部25より出力された文字データをかな漢字
変換処理するかな漢字変換処理部26より構成される。
27はインターネット、移動通信電話回線のようなネッ
トワーク、28はネットワーク27に接続され、携帯端
末装置1からネットワーク27を介して送信された文字
データを文字認識処理およびかな漢字変換処理する文字
入力処理サーバである。
【0035】文字入力処理サーバ28は、携帯端末装置
17からの文字データを受信するとともに、文字認識処
理およびかな漢字変換処理を行って得た結果を携帯端末
装置17に送信する通信部29、携帯端末装置17から
の文字データに基づいて文字認識処理を行う文字認識処
理部30、携帯端末装置17からの文字データに基づい
てかな漢字変換処理を行うかな漢字変換処理部31より
構成される。
【0036】図9は、実施の形態3にかかる携帯端末装
置の動作を示すフローチャートである。以下、図9を参
照しながら実施の形態3に係る携帯端末装置の動作を説
明する。STEP31において文字入力を検出すると、
STEP32において、第1の切換部22は文字データ
に基づいて、文字認識を携帯端末装置17の文字認識処
理部23で行うか判定する。STEP32で、第1の切
換部22が文字認識処理を携帯端末装置17の文字認識
処理部23で実行させると判定した場合には、STEP
33において、第1の切換部22は文字データを文字認
識処理部23に出力する。文字認識処理部23は、第1
の切換部22からの文字データに対して文字認識処理を
行い、認識結果を得る。そして、STEP34におい
て、この認識結果より文字認識が成功したか判定され
る。文字認識が成功と判定された場合には、認識された
文字列を更にかな漢字変換するべくバッファ24に出力
する。
【0037】一方、第1の切換部22が文字認識処理を
端末外部の文字入力処理サーバ28に実行させると判定
した場合、および文字認識が成功と判定されなかった場
合には、第1の切換部22は、端末外部の文字入力処理
サーバ28に文字認識処理を実行させるべく、文字デー
タを通信部21に出力する(STEP35)。そして、
通信部21は第1の切換部22から出力された文字デー
タより送信データを生成して、ネットワーク27を介し
て送信データを文字入力処理サーバ28に送信する。S
TEP36において、文字入力処理サーバ28は、携帯
端末装置17より送信された文字データを受信し、受信
した文字データに基づいて文字認識処理部30にて文字
認識処理を行う。STEP37において、文字入力処理
サーバ28は、文字認識処理を実行して得た認識結果を
携帯端末装置17に送信する。文字入力処理サーバ28
から受信した認識結果の文字列は、更にかな漢字変換す
るためにバッファ24に書き込まれる。
【0038】STEP38において、第2の切換部25
はバッファ24より読み出した、文字認識がなされてい
る文字列(文字データ)に基づいて、かな漢字変換処理
を携帯端末装置17のかな漢字変換処理部26で行うか
判定する。STEP39で、第2の切換部25がかな漢
字変換処理を携帯端末装置17のかな漢字変換処理部2
6で実行させると判定した場合には、STEP39にお
いて、文字データをかな漢字変換処理部26に出力す
る。かな漢字変換処理部26は、第2の切換部25から
の文字データに対してかな漢字変換処理を行い、変換結
果を得る。そして、STEP40において、この変換結
果よりかな漢字変換が成功したか判定される。かな漢字
変換が成功と判定された場合には、STEP41におい
て、入力処理部3は変換結果を表示機能付きタッチパネ
ル等の表示部に表示させる。
【0039】一方、STEP38において第2の切換部
25がかな漢字変換処理を端末外部の文字入力処理サー
バ28に実行させると判定した場合、およびSTEP4
0における判定結果が、かな漢字変換が不成功と判定さ
れた場合には、第2の切換部25は、端末外部の文字入
力処理サーバ28にかな漢字変換処理を実行させるべ
く、文字データを通信部21に出力する(STEP4
2)。そして、通信部21は第2の切換部25から出力
された文字データより送信データを生成して、ネットワ
ーク27を介して送信データを文字入力処理サーバ28
に送信する。文字入力処理サーバ28は、STEP43
において、文字入力処理サーバ28のかな漢字変換処理
部31は、携帯端末装置17から送信された文字データ
をかな漢字変換する。そして、STEP44において、
変換結果を携帯端末装置17に送信する。携帯端末装置
17は、文字入力処理サーバ28から受信した変換結果
を表示機能付きタッチパネルのような表示部に表示させ
る(STEP41)。
【0040】以上説明したように、本発明に係る携帯端
末装置は、外部の処理サーバに比べて精度はおとるもの
の、一応の手書き文字認識処理およびかな漢字変換処理
が可能な文字認識処理部とかな漢字変換処理部を設けて
いる。したがって、携帯端末装置がネットワークに接続
できない環境下にあっても、手書き文字認識処理および
かな漢字変換処理を実行することができる。また、携帯
端末装置は、入力された文字データに基づいて、手書き
文字認識処理およびかな漢字変換処理を携帯端末装置内
部で実行させるか、端末外部の処理サーバに実行させる
か判定するため、端末にかかる負荷を軽減しながら最適
な精度で手書き文字認識処理およびかな漢字変換処理を
実行可能な携帯端末装置を得ることができる。
【0041】なお、上記説明は、手書き文字認識処理を
行う文字認識処理部30とかな漢字変換を行うかな漢字
変換処理部31をともに設けた文字入力処理サーバ28
に手書き文字認識処理とかな漢字変換処理を実行させる
実施例について説明した。しかし、図10に示すよう
に、手書き文字認識を行うサーバ32とかな漢字変換処
理を行うサーバ33は独立したものであってもよい。
【0042】以上、実施の形態1から実施の形態3にお
いて、手書き文字認識、かな漢字変換を行う携帯端末装
置について説明してきたが、本発明に係る携帯端末装置
は手書き文字認識、かな漢字変換のような文字入力処理
に限らず、身体または身体の一部の動きを用いるジェス
チャ入力や音声入力にも適用できるものである。すなわ
ち、ジェスチャ入力、音声入力を行う場合でも、本発明
に係る携帯端末装置は、端末本体に負荷をかけるような
処理は、端末で実行するか外部サーバに実行させるかを
判断し、端末本体で処理するには負荷が大きい処理は外
部サーバに実行させ、端末本体でも十分な処理精度を得
られる場合には端末本体で処理するものである。
【0043】
【発明の効果】この発明に係る携帯端末装置は、端末外
部の通信回線を介して情報の送信および受信を行う通信
手段と、手書き入力された手書きパターンおよび押圧さ
れたキーに対応した信号の少なくとも一方を含む文字デ
ータの入力を受け付ける文字入力手段と、この文字入力
手段を介して入力された文字データより文字認識処理お
よびかな漢字変換処理の少なくとも一方を含む入力文字
処理を行うとともに、処理結果を表示させる入力文字処
理手段と、前記文字入力手段を介して入力された前記文
字データに基づいて、入力文字処理を前記入力文字処理
手段に実行させるか、端末外部に設けられた入力文字処
理装置に実行させるか判定するとともに、前記入力文字
処理手段に処理をさせる場合には前記入力文字処理手段
に前記文字データを出力し、前記入力文字処理装置に処
理をさせる場合には、前記文字データを前記入力文字処
理装置に送信させる前記通信手段に前記文字データを出
力するように、前記文字データの出力先を選択的に切換
える切換手段とを設けたので、携帯端末装置の入力文字
処理手段を簡易なものにすることができ、携帯端末装置
の小型化、低コスト化を図ることができる。また、携帯
端末装置がネットワークに接続できない環境下でも、手
書き文字認識やかな漢字変換のような入力文字処理を実
行することができる。さらに、文字データに基づいて、
端末にかかる負荷を軽減しながら最適な精度で入力文字
処理を実行可能な携帯端末装置を得ることができる。
【0044】また、この発明に係る携帯端末装置は、通
信手段が通信回線に接続しているかを検出し、通信手段
が通信回線に接続している場合には、文字データを前記
通信手段に出力し、前記通信手段が通信回線に接続して
いない場合には、前記文字データを入力文字処理手段に
出力する切換手段を設けたので、通信回線への接続状態
に応じて、最適な精度で入力文字処理を実行させること
ができる。
【0045】また、この発明に係る携帯端末装置は、受
信した電波の受信レベルを測定することにより、通信手
段が通信回線に接続可能か判定し、受信レベルが通信回
線に接続可能な所定レベルよりも強い場合には、文字デ
ータを前記通信手段に出力し、受信レベルが通信回線に
接続可能な所定レベルよりも弱い場合には、前記文字デ
ータを入力文字処理手段に出力する切換手段を設けたの
で、通信環境が不安定な場合には、文字データの送信を
控えることにより、余分な送受信を抑制することができ
る。また、通信環境が安定している場合には、入力文字
処理装置による高精度な入力文字処理結果を得ることが
できる。
【0046】また、この発明に係る携帯端末装置は、文
字データを処理した場合の認識精度を予測し、入力文字
処理手段による処理で所定のレベル以上の精度を得るこ
とができる場合には、前記入力文字処理手段に前記文字
データを出力し、前記入力文字処理手段による処理で所
定のレベル以上の精度を得ることができない場合は、通
信手段に前記文字データを出力する切換手段を設けたの
で、常に所定のレベル以上の入力文字処理の精度を確保
することができる。
【0047】また、この発明に係る携帯端末装置は、入
力文字処理手段による処理が実行できたかを判定すると
ともに、前記入力文字処理手段による処理が実行できな
かった場合には、文字データを通信手段に出力する切換
手段を設けたので、携帯端末装置での入力文字処理を失
敗した場合でも、端末外部の入力文字処理装置による処
理結果を得ることができる。
【0048】この発明に係る入力文字処理装置は、手書
き入力された手書きパターンおよび押圧されたキーに対
応した信号の少なくとも一方を含む文字データに基づい
て、手書き文字認識処理およびかな漢字変換処理の少な
くとも一方を含む入力文字処理を行うか判断し、前記入
力文字処理を行わない場合に文字データを送信する携帯
端末装置と送受信を行う通信部と、この通信部が受信し
た前記携帯端末装置からの文字データより文字認識処理
およびかな漢字変換処理の少なくとも一方を含む入力文
字処理を行うとともに、処理結果を前記携帯端末装置に
送信する入力文字処理手段を備えたので、携帯端末装置
の入力文字処理手段を簡易なものにすることができ、携
帯端末装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る携帯端末装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る携帯端末装置
の動作を示すフローチャートである。
【図3】 文字データの出力先を判断する切換部の処理
フローチャートである。
【図4】 文字データの出力先を判断する切換部の処理
フローチャートである。
【図5】 文字データの出力先を判断する切換部の処理
フローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2にかかる携帯端末装
置の構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態2にかかる携帯端末装
置の動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態3にかかる携帯端末装
置の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態3にかかる携帯端末装
置の動作を示すフローチャートである。
【図10】 手書き文字認識処理を行うサーバとかな漢
字変換を行うサーバを別にした構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 携帯端末装置、2 表示機能付きタッチパネル、3
入力処理部、4 アプリケーションプログラム、5
通信部、6 ネットワーク、7 文字認識サーバ、8
切換部、9 文字認識処理部、10 通信部、11 文
字認識処理部、12 キーボード、13 バッファ、1
4 かな漢字変換処理部、15 かな漢字変換処理サー
バ、16 かな漢字変換処理部、17 携帯端末装置、
18 表示機能付きタッチパネル、19 入力処理部、
20 アプリケーションプログラム、21 通信部、2
2 第1の切換部、23 文字認識処理部、24 バッ
ファ、25 第2の切換部、26 かな漢字変換処理
部、27 ネットワーク、28 文字入力処理サーバ、
29 通信部、30 文字認識処理部、31 かな漢字
変換処理部、32 手書き文字認識サーバ、33 かな
漢字変換処理サーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 LA02 VC01 5B064 AA07 AB04 BA05 FA18 5B068 AA05 AA11 AA22 BD17 BE11 BE15 CC19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末外部の通信回線を介して情報の送信
    および受信を行う通信手段と、 手書き入力された手書きパターンおよび押圧されたキー
    に対応した信号の少なくとも一方を含む文字データの入
    力を受け付ける文字入力手段と、 この文字入力手段を介して入力された文字データより文
    字認識処理およびかな漢字変換処理の少なくとも一方を
    含む入力文字処理を行うとともに、処理結果を表示させ
    る入力文字処理手段と、 前記文字入力手段を介して入力された前記文字データに
    基づいて、入力文字処理を前記入力文字処理手段に実行
    させるか、端末外部に設けられた入力文字処理装置に実
    行させるか判定するとともに、前記入力文字処理手段に
    処理をさせる場合には前記入力文字処理手段に前記文字
    データを出力し、前記入力文字処理装置に処理をさせる
    場合には、前記文字データを前記入力文字処理装置に送
    信させる前記通信手段に前記文字データを出力するよう
    に、前記文字データの出力先を選択的に切換える切換手
    段とを設けたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 切換手段は、通信手段が通信回線に接続
    しているかを検出し、通信手段が通信回線に接続してい
    る場合には、文字データを前記通信手段に出力し、前記
    通信手段が通信回線に接続していない場合には、前記文
    字データを入力文字処理手段に出力することを特徴とす
    る請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 切換手段は、受信した電波の受信レベル
    を測定することにより、通信手段が通信回線に接続可能
    か判定し、受信レベルが通信回線に接続可能な所定レベ
    ルよりも強い場合には、文字データを前記通信手段に出
    力し、受信レベルが通信回線に接続可能な所定レベルよ
    りも弱い場合には、前記文字データを入力文字処理手段
    に出力することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末
    装置。
  4. 【請求項4】 切換手段は、文字データを処理した場合
    の認識精度を予測し、入力文字処理手段による処理で所
    定のレベル以上の精度を得ることができる場合には、前
    記入力文字処理手段に前記文字データを出力し、前記入
    力文字処理手段による処理で所定のレベル以上の精度を
    得ることができない場合は、通信手段に前記文字データ
    を出力することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末
    装置。
  5. 【請求項5】 切換手段は、入力文字処理手段による処
    理が実行できたかを判定するとともに、前記入力文字処
    理手段による処理が実行できなかった場合には、文字デ
    ータを通信手段に出力することを特徴とする請求項4に
    記載の携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 手書き入力された手書きパターンおよび
    押圧されたキーに対応した信号の少なくとも一方を含む
    文字データに基づいて、手書き文字認識処理およびかな
    漢字変換処理の少なくとも一方を含む入力文字処理を行
    うか判断し、前記入力文字処理を行わない場合に文字デ
    ータを送信する携帯端末装置と送受信を行う通信部と、 この通信部が受信した前記携帯端末装置からの文字デー
    タより文字認識処理およびかな漢字変換処理の少なくと
    も一方を含む入力文字処理を行うとともに、処理結果を
    前記携帯端末装置に送信する入力文字処理手段を備えた
    ことを特徴とする入力文字処理装置。
JP2001076060A 2001-03-16 2001-03-16 携帯端末装置および入力文字処理装置 Withdrawn JP2002278958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001076060A JP2002278958A (ja) 2001-03-16 2001-03-16 携帯端末装置および入力文字処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001076060A JP2002278958A (ja) 2001-03-16 2001-03-16 携帯端末装置および入力文字処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002278958A true JP2002278958A (ja) 2002-09-27

Family

ID=18933056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001076060A Withdrawn JP2002278958A (ja) 2001-03-16 2001-03-16 携帯端末装置および入力文字処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002278958A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134728A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ricoh Co Ltd 手書き文字入力装置並びにこれを構成する遠隔装置及び電子情報端末
JP2015158719A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置、遠隔操作装置およびプログラム
EP3119084A1 (en) * 2015-07-16 2017-01-18 Ricoh Company, Ltd. Electronic information terminal, image processing apparatus and image processing system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134728A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ricoh Co Ltd 手書き文字入力装置並びにこれを構成する遠隔装置及び電子情報端末
JP2015158719A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置、遠隔操作装置およびプログラム
EP3119084A1 (en) * 2015-07-16 2017-01-18 Ricoh Company, Ltd. Electronic information terminal, image processing apparatus and image processing system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10108612B2 (en) Mobile device having human language translation capability with positional feedback
US10203858B2 (en) Portable electronic device and method of controlling the display of information
WO2018107921A1 (zh) 回答语句确定方法及服务器
EP4394650A1 (en) Electronic device and method of determining suggested responses to text-based communications
US7650445B2 (en) System and method for enabling a mobile device as a portable character input peripheral device
US20110041056A1 (en) Electronic device with touch-sensitive display and method of facilitating input at the electronic device
US9179093B2 (en) Remote resource access interface apparatus
EP3037948A1 (en) Portable electronic device and method of controlling display of selectable elements
JP2006318497A (ja) 外部機器から入力されたデータの処理が可能な携帯用情報機器及びその方法
KR20140138189A (ko) 컴퓨터 단말의 제어 방법, 장치 및 시스템
US9239647B2 (en) Electronic device and method for changing an object according to a bending state
WO2013178093A1 (zh) 排版方法、设备及系统
US20150153921A1 (en) Apparatuses and methods for inputting a uniform resource locator
US20140053098A1 (en) Secure text entry methods for portable electronic devices
US8947380B2 (en) Electronic device including touch-sensitive display and method of facilitating input at the electronic device
US20230221862A1 (en) Input Interface Display Method and Terminal
JP2002278958A (ja) 携帯端末装置および入力文字処理装置
WO2021115212A1 (zh) 基于动态字库的显示方法、装置、存储介质及电子设备
US9696817B2 (en) Portable electronic device including keyboard and method of controlling the same
CN109032379B (zh) 一种语言选项显示方法及终端
US20030221877A1 (en) Configurable keys for pen-based devices
CN112073585A (zh) 一种手机扩展显示屏系统
EP3089405B1 (en) Electronic device and method of providing unit information
EP2284653A1 (en) Electronic device with touch-sensitive display and method of facilitating input at the electronic device
US20240019942A1 (en) Input method and terminal

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060123

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060228

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071101

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603