JP2002278820A - データベース管理システム - Google Patents

データベース管理システム

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JP2002278820A
JP2002278820A JP2001079663A JP2001079663A JP2002278820A JP 2002278820 A JP2002278820 A JP 2002278820A JP 2001079663 A JP2001079663 A JP 2001079663A JP 2001079663 A JP2001079663 A JP 2001079663A JP 2002278820 A JP2002278820 A JP 2002278820A
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JP2001079663A
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Takuya Hiraoka
卓也 平岡
Kazushige Asada
一繁 浅田
Hiroshi Takegawa
弘志 竹川
Tetsuya Ikeda
哲也 池田
Kaoru Maeda
薫 前田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分散環境でのレプリケーションを行う場合に、
データベースの変更を効率良く行う。 【解決手段】マスターサーバ21に格納したベースファ
イルを定期的にマスターサーバ21から他の1つまたは
複数のサーバ31またはクライアント22に転送するこ
とにより更新伝播を行い、マスターサーバ21以外のサ
ーバまたはクライアントにマスターサーバと同じ機能を
備える必要なく、データベースの変更効率良く行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク複
数の機器を接続し、複数の分散データベースを管理する
データベース管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】分散コンピュータシステムは、ローカル
・エリア・ネットワーク(LAN)または広域ネットワー
ク(WAN)によって複数のコンピュータシステムを接
続することによって作成される。接続したコンピュータ
システムのそれぞれは、通常、CPUと入出力装置及び
記憶装置を有する。接続したコンピュータシステムの機
能によって、サーバとクライアントに分けることができ
る。通常サーバはより強力なCPU、大容量の記憶装置
を有し、クライアントにサービスを提供する。分散コン
ピュータシステムでは、サーバに資源を集中することに
よって、クライアントの負荷の軽減、データの一元管理
等が行える等の長所がある。しかし、それぞれのコンピ
ュータシステムを接続するネットワークに障害が発生し
た場合や、サーバが停止した場合などサービスが停止し
てしまうことになる。さらに広域ネットワークを介する
データのアクセスは、コストが高くなり、アクセス時間
が増加する可能性がある。
【0003】そこで、分散コンピュータシステムの可用
性と信頼性を高めるための手法の1つとして、複数のサ
ーバにデータを複写する方法が考えだされた。この方法
により、クライアントは、ネットワークセグメントごと
に異なるサーバにアクセスでき、広域ネットワークの障
害から回避することができる。
【0004】ここで、データベース管理システムはデー
タを記憶装置上のファイルに格納しているあるクライア
ントから更新トランザクションが発行され、一部のデー
タが更新されると、データの一貫性を保証するために版
管理と呼ばれる機構を使用する。版管理とは、ファイル
の一部または全部(通常はページ単位)を更新用のファ
イルと参照用のファイルに複写し、他のクライアントが
更新途中の一貫性のないデータを参照できないようにす
るものである。また、一貫性を持ったデータの組を版と
呼ぶ。版管理を行う場合、ベースファイル、バージョン
プールファイル及びバージョンマップファイルの3種類
のファイルを使用する。
【0005】ベースファイルは版を構成するにあたって
基本となるページを格納する。バージョンプールファイ
ルは更新トランザクションによる更新対象となるページ
の更新前、または更新後のページイメージを格納する。
バージョンマップファイルは版を構成するページの識別
子と、ベースファイル及びバージョンプールファイルを
構成するページの識別子との対応づけを行うための管理
情報を格納する。
【0006】また、バージョンプールファイルには、更
新前後のどちらのページを格納するかによって、更新前
のページイメージを格納するビィフォーイメージ(Befo
re Image)方式と更新後のページイメージを格納するア
フターイメージ(After Image)方式の2つの格納方式が
ある。
【0007】上記バージョンプールファイルの2つの格
納方式について説明する。ここで、ファイルは識別子
1,2,3,4のページで構成される。T1は参照トラ
ンザクションを表すものとする。T2は更新トランザク
ションで、識別子1,3のページを更新するものとす
る。T3は更新トランザクションで、識別子1,2のペ
ージを更新するものとする。
【0008】ビィフォーイメージ方式を図7を参照して
説明する。図7(a)はベースファイル51、(b)は
バージョンプールファイル52、(c)はバージョンマ
ップファイル53を示す。また、バージョンマップファ
イル53で示す1,2,3,4はそれぞれページの識別
子を表す。A,B,C,Dはそれぞれページを表し、横
線でマスクされたものは、更新されたページを表す。T
1は参照トランザクション、T2は識別子1,3のペー
ジを更新する更新トランザクションを表す。T3は識別
子1,2のページを更新する更新トランザクションを示
す。ここで、T1,T2,T3の順にトランザクション
が発生したとする。
【0009】T1は参照トランザクションであり、ベー
スファイル51に存在するページにアクセスする。次に
T2は更新トランザクションで識別子1,3のページを
更新する。更新トランザクションT2はベースファイル
51のページA,Cをバージョンプールファイル52の
ページX,Zにコピーし、ベースファイル52のページ
A,Cを更新する。そのとき参照トランザクションT1
の参照するページもX,Zに変更する。次に更新トラン
ザクションT3は識別子1,2のページを更新する更新
トランザクションなので、ベースファイル51のページ
A,Bをバージョンプールファイル52のページX,Y
にコピーするが、ベースファイル51のページAはすで
にコピー済みなのでベースファイル52にページBのみ
をコピーし、ベースファイル52のページBを更新す
る。そのとき更新トランザクションT1,T2の参照す
るページもバージョンプールファイル52のページYに
変更する。これによりバージョンマップファイル53
は、(c)で示すようになる。
【0010】同様にアフターイメージ方式を、図8を参
照して説明する。図8(a)はベースファイル51、
(b)はバージョンプールファイル52、(c)はバー
ジョンマップファイル53を示す。T1は参照トランザ
クションなので、ベースファイル51に存在するページ
にアクセスする。次に更新トランザクションT2は識別
子1,3のページを更新する更新トランザクションなの
で、ベースファイル51のページA,Cをバージョンプ
ールファイル52のページX,Zにコピーし、バージョ
ンプールファイル52のページX,Zを更新する。次に
更新トランザクションT3は識別子1,2のページを更
新する更新トランザクションなので、ベースファイル5
1のページA,Bをバージョンプールファイル52のペ
ージX,Yにコピーするが、ベースファイル51のペー
ジAはすでにコピー済みなので、ベースファイル51の
ページBのみをコピーし、バージョンプールファイル5
2のページYを更新する。これによりバージョンマップ
ファイル53は、(c)で示す状態になる。
【0011】複数のサーバで同時に同じデータを更新し
た場合は、データの一貫性を保証することはできなくな
るので、データの一貫性を保証するためには、更新可能
なデータは1つのサーバ上に置かなければならない。更
新伝播を行うシステムでは、更新も行えるマスターサー
バと、参照のみのスレーブサーバとに分けることができ
る。更新伝播を行うには、マスターサーバ上で行った更
新のログを1つまたは複数のスレーブサーバに転送し、
同じ更新を実行するという手法がとられる。
【0012】ここで、上記アフターイメージ方式を採用
して、データベース管理を行う場合のマスタサーバの動
きを図9のフローチャートを参照して説明する。マスタ
ーサーバではデータ更新要求があると(ステップS3
1)、データを更新した後にその更新ログをスレーブサ
ーバに送信する(ステップS32)。マスターサーバで
は、停止要求があるまでこの動作を繰り返す(ステップ
S33)。
【0013】次に、アフターイメージ方式を採用して、
データベース管理を行う場合の従来のスレーブサーバの
動きを図10のフローチャートを参照して説明する。ス
レーブサーバは、マスターサーバから更新ログが送られ
てくると(ステップS41)、当該更新ログに係るベー
スファイルに対する参照トランザクションが存在するか
否かを判別する。かかる参照トランザクションが存在し
ない場合(ステップS42)、スレーブサーバは更新ロ
グを元にベースファイルを更新する(ステップS4
3)。スレーブサーバはこの動作を停止要求を受ける場
で繰り返す(ステップS45)。このように、マスター
サーバの更新ログを元にスレーブサーバのベースファイ
ルを更新するので、データの一貫性を保つことができ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、更新ロ
グを用いる方法では、スレーブサーバ上にもマスターサ
ーバと同等な機能を有するデータベース管理システムが
存在することになり、マスターサーバと同等な強力なC
PUを有しなければならない。
【0015】この発明は係る短所を改善し、分散環境で
のレプリケーションを行う場合のデータベースの変更を
効率良く行い、システム構成上の費用低減を図ることが
できるデータベース管理システムを提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータベ
ース管理システムは、ビィフォーイメージ(Before Ima
ge)方式の版管理を行うデータベース管理システムにお
いて、マスターサーバに格納したベースファイルを定期
的にマスターサーバから他の1つまたは複数のサーバま
たはクライアントに転送することにより更新伝播を行
い、マスターサーバ以外のサーバまたはクライアントに
マスターサーバと同じ機能を備える必要をなくす。
【0017】また、アフターイメージ方式の版管理を行
うデータベース管理システムにおいて、ベースファイル
への更新が反映されると、その更新されたベースファイ
ルをマスターサーバから他の1つまたは複数のサーバま
たはクライアントに転送することにより更新伝播を行
い、マスターサーバ以外のサーバまたはクライアントに
マスターサーバと同じ機能を備える必要をなくす。
【0018】さらに、マスターサーバに格納したベース
ファイルの更新されたページのみを更新伝播して、転送
データ量を少なくする。
【0019】また、版管理を行うデータベース管理シス
テムにおいて、マスターサーバに格納したファイルをマ
スターサーバから他の1つまたは複数のサーバまたはク
ライアントに転送することにより更新伝播を行い、マス
ターサーバ以外のサーバまたはクライアントにマスター
サーバと同じ機能を備える必要をなくす。
【0020】さらに、マスターサーバに格納したファイ
ルの更新されたページのみを更新伝播して転送データ量
を少なくする。
【0021】このように分散環境でのレプリケーション
を行う場合、更新ログでマスターサーバのデータベース
の変更を、版管理されているファイルまたはページ単位
で更新させる。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明のデータベース管理シス
テムは、例えば図1に示すように広域ネットワーク(以
下、「WAN」という。)1、WAN1を介して接続し
たローカルエリアネットワーク(以下、「LAN」とい
う。)2,3,4を備える。LAN2上には、マスタサ
ーバ21及びクライアント22a〜22nが接続してい
る。LAN3上にはスレーブサーバ31及びクライアン
ト32a〜32nが接続され、LAN4上にはスレーブ
サーバ41及びクアイアント42a〜42nが接続して
いる。
【0023】マスタサーバ21は、図2に示すようにC
PU211、版管理装置212、記憶装置213、入力
装置214、表示装置215及びネットワーク制御装置
216を有する。CPU211はマスターサーバ21全
体の動作を制御する。ここで、CPU211は複数あっ
ても良い。版管理装置212はファイル更新部212a
と更新伝播部212bを備える。ファイル更新部212
aは記憶装置213に記憶したデータの更新を行う。更
新伝播部212bは、記憶装置213に記憶したデータ
を定期的にスレーブサーバ31,41にネットワーク制
御部216を介して送信する。記憶装置213はベース
ファイル213a、バージョンプールファイル213b
及びバージョンマップファイル213cを備える。ベー
スファイル213aは版を構成するにあたって基本とな
るページを格納する。バージョンプールファイル213
bは更新トランザクションによる更新対象となるページ
の更新前、又は更新後のページイメージを格納する。バ
ージョンマップファイル213cは版を構成するページ
の識別子と、ベースファイル及びバージョンプールファ
イルを構成するページの識別子との対応づけを行うため
の管理情報を格納する。入力装置214はキーボード及
びマウスを備え、各種の操作を入力する。表示装置はデ
ィスプレイを備える。ネットワーク制御部216はLA
N2,3,4を介した通信制御を行う。
【0024】スレーブサーバ31は、図3のブロック図
に示すようにCPU311、版更新制御装置312、記
憶装置313、入力装置314、表示装置315及びネ
ットワーク制御装置316を有する。CPU311はス
レーブサーバ31全体を制御する。版更新制御装置31
2はファイル更新制御部312a及び更新受信部312
bを備える。ファイル更新制御部312aは、更新受信
部312bがファイル更新情報を受けると、参照トラン
ザクションが存在しないことを確認し、記憶装置313
に格納したデータを更新する。更新受信部312bはネ
ットワーク制御部316を介してマスタサーバ21から
更新情報を受信する。
【0025】上記のように構成したデータベース管理シ
ステムがビィフォーイメージ方式で版管理を行う場合の
マスタサーバ21の動作について、図4のフローチャー
トを参照して説明する。
【0026】更新伝播部212bは、更新伝播するタイ
ミングになるのを待ち、更新タイミングになると(ステ
ップS1)、更新トランザクションの存在を調べる(ス
テップS2)。更新伝播部212bは、更新トランザク
ションが存在しないことを確認してから、スレーブサー
バ31,41へベースファイルを送信する(ステップS
3)。版管理がビィフォーイメージ方式の場合、ベース
ファイルを更新するので、データの一貫性を保証するに
は、更新トランザクションが存在していない必要があ
る。更新伝播部212bは、更新伝播の停止要求がある
まで上記動作を繰り返す(ステップS4)。
【0027】次に、ビィフォーイメージ方式で版管理を
行う場合のスレーブサーバ31の動作について、図5の
フローチャートを参照して説明する。
【0028】スレーブサーバ31はマスターサーバ21
からベースファイルが送られてくるのを待つ。マスタサ
ーバ21からベースファイルが送られてきて更新受信部
312bがそのベースファイルを受信すると(ステップ
S11)、ファイル更新制御部312aは参照トランザ
クションの存在を調べる(ステップS2)。参照トラン
ザクションが存在しないと、ファイル更新制御部312
aは、ベースファイルを置き換える(ステップS1
3)。ベースファイル全体を置き換えるので、参照され
ていないことを保証する必要がある。このように、更新
ログを送信する代わりにベースファイルを送信するの
で、スレーブサーバ31,41にマスタサーバ21と同
等のファイル更新機能を備える必要がなく、スレーブサ
ーバ31,41の構成を簡単にすることができる。な
お、スレーブサーバ31,41を備えない場合はクライ
アント32a〜32n、42a〜42nで上記動作を実
現するようにしてもよい。
【0029】次に、データベース管理システムがアフタ
ーイメージ方式で版管理を行う場合のマスタサーバ21
の動作について、図6のフローチャートを参照して説明
する。
【0030】マスターサーバ21の更新伝播部212b
は、いずれかの更新トランザクションが終了するのを待
つ。いずれか一つ以上の更新トランザクションが終了す
ると(ステップS21)、更新伝播部212bは、ベー
スファイルをスレーブサーバ31,41に転送する(ス
テップ22)。アフターイメージで版管理を行う場合、
ベースファイルの一貫性は常に保たれているので、更新
トランザクションが終了し、ベースファイルへの反映が
完了した時点で、スレーブサーバ31,41にベースフ
ァイルを転送することができる。更新伝播部212bは
更新伝播停止要求を受けるまで上記動作を繰り返す(ス
テップS23)。スレーブサーバの動作は、既に説明し
たビィフォーイメージの場合の動作と同じである。この
ように、ベースファイルを送信することにより、アフタ
ーイメージで版管理を行う場合においてもスレーブサー
バ31,41にマスタサーバ21と同等のファイル更新
機能を備える必要がなく、スレーブサーバ31,41の
構成を簡単にすることができる。
【0031】上記ビィフォーイメージ方式で版管理を行
う場合及びアフターイメージ方式で版管理を行う場合に
おいて、マスタサーバ21はベースファイルのみを送信
していたが、ベースファイルのほかにバージョンマップ
ファイル及びバージョンプールファイルを送信し、スレ
ーブサーバ31,41でベースファイル、バージョンマ
ップファイル及びバージョンプールファイルを更新する
ようにしても良い。これにより、さらにデータの一貫性
を保つことができるようになるとともに、マスタサーバ
21のバックアップが確実になる。
【0032】さらに、マスタサーバ21からベースファ
イルを送信し、スレーブサーバ31,41でベースファ
イルを置き換える代わりに、マスタサーバ21が更新さ
れたページのみを送信し、スレーブサーバ31,41で
そのページだけを置き換えるようにしても良い。この場
合、ベースファイル中で更新された部分を検出するプロ
セスが含まれる。更新したページを検出する方法である
が、例えばページごとに更新されているかどうかのフラ
グを設定し、更新伝播後にそのフラグをリセットする処
理を加える。なお、スレーブサーバ31,41において
は、全ての参照トランザクションが存在しないことを確
認するのではなく、受信したページを参照している参照
トランザクションが存在しないとこを確認すればよい。
これにより、送信データ量を減らすことができるととも
に、参照トランザクションの終了待ち時間を減らすこと
ができる。
【0033】このように、更新ログでマスターサーバ2
1のデータベースの変更をスレーブサーバ31,41に
反映するよりも、版管理されているファイルまたはペー
ジ単位で更新を反映できれば、効率的であり、スレーブ
サーバ31,41のコンピュータのスペックを低くする
ことができ、全体のコストを下げることができる。
【0034】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ビィフ
ォーイメージ方式の版管理を行うデータベース管理シス
テムにおいて、マスターサーバに格納したベースファイ
ルを定期的にマスターサーバから他の1つまたは複数の
サーバまたはクライアントに転送することにより更新伝
播を行うので、データベースの変更を効率良く行うこと
ができ、マスターサーバ以外のサーバ又はクライアント
でマスターサーバと同等の更新機能を備える必要がなく
なり、マスターサーバ以外のサーバ又はクライアントの
装置構成を簡単にすることができる。
【0035】また、アフターイメージ方式の版管理を行
うデータベース管理システムにおいて、ベースファイル
への更新が反映されると、その更新されたベースファイ
ルをマスターサーバから他の1つまたは複数のサーバま
たはクライアントに転送することにより更新伝播を行う
ので、データベースの変更を効率良く行うことができ、
アフターイメージ方式の版管理を行うデータベース管理
システムにおいてもマスターサーバ以外のサーバ又はク
ライアントの装置構成を簡単にすることができる。
【0036】また、版管理を行うデータベース管理シス
テムにおいて、更新したデータに係るファイルをマスタ
ーサーバから他の1つまたは複数のサーバまたはクライ
アントに転送することにより更新伝播を行うので、マス
ターサーバ以外のサーバ又はクライアントの装置構成を
簡単にすることができるとともに、マスターサーバのバ
ックアップをリアルタイムに採ることができる。
【0037】さらに、マスターサーバに格納したファイ
ルの更新されたページのみを更新伝播するので、通信デ
ータ量を少なくすることができる。
【0038】また、アフターイメージ方式の版管理を行
うデータベースシステムにおいてマスターサーバに格納
したファイルの更新されたページのみを更新伝播するの
で、活動中の参照トランザクションチェックをそのペー
ジにかかわるベースファイルに限定でき、参照トランザ
クションの終了待ち時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワーク構成図である。
【図2】マスターサーバのブロック図である。
【図3】スレーブサーバのブロック図である。
【図4】マスターサーバの動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】スレーブサーバの動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】マスターサーバの動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】ビィフォーイメージ方式のファイルの構成図で
ある。
【図8】アフターイメージ方式のファイルの構成図であ
る。
【図9】マスターサーバの従来の動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】スレーブサーバの従来の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1:WAN、2:LAN、3:LAN、4:LAN、2
1:マスターサーバ、22,32:クライアント、3
1:スレーブサーバ、41:スレーブサーバ、212:
版管理装置、213:記憶装置、216:ネットワーク
制御装置、312:版更新制御装置、313:記憶装
置、212a:ファイル更新部、212b:更新伝播
部、213a:ベースファイル、213b:バージョン
プールファイル、213c:バージョンマップファイ
ル、312a:ファイル更新制御部、312b:更新受
信部、313a:ベースファイル、313b:バージョ
ンプールファイル、313c:バージョンマップファイ
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹川 弘志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 池田 哲也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 前田 薫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B045 BB47 DD16 DD17 5B075 KK04 KK25 KK34 NR03 NR20 5B082 DE02 GB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビィフォーイメージ(Before Image)方
    式の版管理を行うデータベース管理システムにおいて、
    マスターサーバに格納したベースファイルを定期的にマ
    スターサーバから他の1つまたは複数のサーバまたはク
    ライアントに転送することにより更新伝播を行う更新伝
    播部を有することを特徴とするデータベース管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 アフターイメージ(After Image)方式
    の版管理を行うデータベース管理システムにおいて、ベ
    ースファイルへの更新が反映されると、その更新された
    ベースファイルをマスターサーバから他の1つまたは複
    数のサーバまたはクライアントに転送することにより更
    新伝播を行う更新伝播部を有することを特徴とするデー
    タベース管理システム。
  3. 【請求項3】 版管理を行うデータベース管理システム
    において、更新したデータに係るファイルをマスターサ
    ーバから他の1つまたは複数のサーバまたはクライアン
    トに転送することにより更新伝播を行う更新伝播部を有
    することを特徴とするデータベース管理システム。
  4. 【請求項4】 上記更新伝播部はマスターサーバに格納
    したファイルの更新されたページのみを更新伝播する請
    求項1,2又は3のいずれかに記載のデータベース管理
    システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020873A (ja) * 2007-06-15 2009-01-29 Hitachi Ltd データ更新方法、データ更新システム、および、そのデータ更新システムに用いられる端末
JP2011039733A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Hitachi Ltd データ処理方法とデータ処理プログラムおよびデータ処理システム
JP2015011642A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 日本電信電話株式会社 サーバ/クライアントシステム

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