JP2002275472A - 炭酸亜鉛を主成分とする難燃剤とその樹脂組成物 - Google Patents

炭酸亜鉛を主成分とする難燃剤とその樹脂組成物

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JP2002275472A
JP2002275472A JP2001079112A JP2001079112A JP2002275472A JP 2002275472 A JP2002275472 A JP 2002275472A JP 2001079112 A JP2001079112 A JP 2001079112A JP 2001079112 A JP2001079112 A JP 2001079112A JP 2002275472 A JP2002275472 A JP 2002275472A
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flame retardant
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zinc carbonate
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Jun Iwaizawa
順 岩井沢
Osamu Okano
修 岡野
Kuniteru Ishida
邦輝 石田
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Sakai Chemical Industry Co Ltd
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Sakai Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の炭酸亜鉛にない難燃効果を有する難燃剤 【解決手段】炭酸亜鉛と塩基性炭酸亜鉛の比が式(1) xZnCO3・y[2ZnCO3・3Zn(OH)2・mH2O] (1) [式中、xは0.5<x≦1、y=1−xの範囲の数を示
す。m=0〜2の数を表す]で表されることを特徴とす
る難燃剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭酸亜鉛を配合し
てなる難燃剤に関する。詳しくは、請求項1記載の炭酸
亜鉛を難燃剤として、また難燃助剤として含有する樹脂
組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】古くより有機ハロゲン化物と三酸化アン
チモンとの相乗効果をもたせた組み合わせの難燃材料が
広く用いられてきたが、成型加工時に発生するハロゲン
ガスによる腐食問題および燃焼時に発生するダイオキシ
ンによる環境問題などの重大な問題があることが認識さ
れるようになってきており、最近になってハロゲン系難
燃剤の使用を抑制する動きがある。
【0003】従って、上述したハロゲンを含まない無機
系難燃剤として、水酸化アルミニウム、 水酸化マグネ
シウムなどの金属水酸化物の使用量が年々増加してきて
いる。
【0004】水酸化アルミニウムは約190℃で脱水が
始まるため、樹脂を成形加工時に発泡する問題がある。
このため加工成形温度を上記温度以下とする必要があ
り、利用できる樹脂は塩化ビニル樹脂などに限定される
問題がある。
【0005】水酸化マグネシウムは約340℃で脱水が
始まるため、殆どの樹脂類に添加しても発泡という問題
は生じない。近年、ダイオキシンにまつわる環境問題意
識の高まりから脱塩化ビニル樹脂の動きが急加速してポ
リオレフィン樹脂への転換が進んでいるが、水酸化マグ
ネシウムはポリオレフィン系難燃性ケーブルなどのノン
ハロゲン難燃材料として実用化されている。
【0006】しかし水酸化マグネシウムは、水酸化アル
ミニウムと同様に、樹脂難燃化のためには大量に配合し
なければならない。例えば樹脂100重量部に対して約
100重量部以上の配合が必要であり、特に電線用途に
おいては添加量が多くなると樹脂強度が低下する問題が
ある。
【0007】炭酸亜鉛は顔料、陶磁器、香粧品、医薬品
(軟膏)、亜鉛塩類の製造、ゴム配合剤、ミネラル飼
料、亜鉛メッキなどの用途に用いることが古くから知ら
れているが、炭酸亜鉛の分解が吸熱であるので難燃効果
があることは知られている。しかし工業薬品としての炭
酸亜鉛は塩基性炭酸亜鉛であり、約220℃で分解が始
まり280℃までに全量分解してしまうため、ポリオレ
フィン樹脂などの成型材料には適していなかった。
【0008】そこで本発明者らは、水酸基をほとんど含
まない、ZnCO3なる化学式に近似したもので、更にその
結晶化度を高めることにより、主要な熱分解の温度範囲
が300℃以上にできることを見出した。そしてポリオ
レフィンなど分解温度の高い樹脂に非常に適しているこ
とが分かった。水酸基をほとんど含まないZnCO3なる化
学式に近似する炭酸亜鉛は、 xZnCO3・y[2ZnCO3・3Zn(OH)2・mH2O] (1) [式中、xは0.5<x≦1、y=1−xの範囲の数を示
す。m=0〜2の数を表す]で表され以下化合物(1)
とする。化合物(1)はZnO換算で64〜68重量%、8
00℃で加熱したときの減量分が32〜36重量%のも
のと特定されるが、本材料を水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウムなどの金属水酸化物と組み合わせて用い
ることにより、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ムの量を減らすことができる。
【0009】樹脂組成物に金属炭酸塩を添加したときの
特徴として酸素指数が高くなる傾向にあるが、化合物
(1)を用いると、酸素指数が更に増大する。
【0010】また本発明による樹脂組成物を燃焼テスト
すると、チャー生成が顕著に促進される結果、燃焼時間
が大幅に短縮されることも分かっており、ドリップ防止
の効果も見られた。したがって本発明による樹脂組成物
は本来の分解熱吸収による他に、酸素指数の増大とチャ
ー生成促進機能とが相俟って、優れた難燃性能を発揮す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記金属酸化
物及び金属水酸化物などの一般の難燃材料に、請求項1
記載の化合物(1)を添加することで樹脂組成物の難燃
効果を向上させることを目的とする。また本発明化合物
(1)は難燃剤として、また難燃助剤として使用するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本願の化合物(1)は、0℃でCO2
を飽和した硫酸亜鉛溶液と炭酸水素ナトリウム溶液とを
冷却しながら混合し、放置して沈殿を得ることができる
が、必ずしもこの方法に限定されるものではない。
【0013】本発明で用いられる樹脂の例としては、例
えば塩化ビニルとエチレン、プロピレンまたは酢酸ビニ
ルとの共重合体、塩素化ポリエチレン、ポリエチレン、
エチレンと他のα−オレフィンとの共重合体、エチレン
と酢酸ビニル、アクリル酸エチルまたはアクリル酸メチ
ルとの共重合体、ポリプロピレン、プロピレンと他のα
−オレフィンとの共重合体、ポリブテン−1、ポリスチ
レン、スチレンとアクリロニトリル、エチレンとプロピ
レンジエンゴムまたはブタジエンとの共重合体、酢酸ビ
ニル、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリウ
レタン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド等の
熱可塑性樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂等の熱
硬化性樹脂、等を例示できるが、これらに限定されるも
のではない。
【0014】本発明において、樹脂に対する請求項2記
載の化合物(1)の配合量は、樹脂の種類によって適宜
変更選択されるが、樹脂100重量部に対して1〜10
0重量部用いることができる。化合物(1)の配合量が
上記範囲よりも少なすぎると難燃性が不十分となり、多
すぎると樹脂強度低下などの問題を生ずる。従って上記
配合量範囲で適宜選択して配合するが、経済的な見地か
らは1〜40重量部が好ましい。
【0015】また本発明における樹脂組成物は必要によ
り、上記成分以外にも他の添加剤を配合しても良い。こ
のような添加剤としては例えば充填剤、安定剤、滑剤な
どを例示できるが、これらに限定されるものではない。
【0016】添加剤の例としては、充填剤として炭酸カ
ルシウム、安定剤としてステアリン酸鉛、滑剤としてス
テアリン酸カルシウムなどが挙げられるが、これらに限
定されるものではない。
【0017】
【実施例】以下の実施例に基づき、本発明をより詳細に
説明する。なお以下の実施例は本発明の範囲を限定する
ものではなく、本発明の内容をより明確に例示するため
に使用する。
【0018】ここで難燃性の基準としては、例えば酸素
指数の測定、米国のUL規格(Underwriters Laboratorie
sinc.)等で定められているVW−1試験と呼ばれる垂
直燃焼試験で評価される。
【0019】以下の難燃性テストに用いられた化合物
(1)及び塩基性炭酸亜鉛は次の方法で調製した。 化合物(1):常温において硫酸亜鉛溶液1モルに対
し、炭酸水素ナトリウム4モルを撹拌反応させ、さらに
撹拌状態で約12時間熟成して得られた沈殿を、ろ過・
洗浄してさらに乾燥させて得ることができる。 塩基性炭酸亜鉛(x=0):硫酸亜鉛溶液と炭酸ナトリ
ウムを等モルで反応させて得た沈澱をろ過、洗浄し、次
いで乾燥させて得ることができる。
【0020】実施例1 ポリ塩化ビニル樹脂(新第一塩ビ株式会社製 PVC-10
3ZP)100重量部、可塑剤としてフタル酸ジオクチル
(ゴードー溶剤株式会社製)50重量部、充填剤として
炭酸カルシウム(三共精粉株式会社製)30重量部、安
定剤として三塩基性硫酸鉛(堺化学工業株式会社製 TL
-4000)4重量部、ステアリン酸鉛(堺化学工業株式会社
製 SL-4000)0.5重量部、難燃剤として化合物
(1)x=0.9でZnO換算66重量%のものを10重
量部を混合し、2軸ロールで150℃、10分間溶融混
練後、シート化し、更に成型機で160℃、10分間加
圧成型し2mm厚の試験片を作成した。
【0021】実施例2 難燃剤として化合物(1)x=0.9、ZnO換算66重
量%のものを20重量部混合すること以外は、実施例1
と同様にして2mm厚の試験片を作成した。
【0022】実施例3 難燃剤として化合物(1)x=0.65、ZnO換算67
重量%のものを10重量部混合すること以外は、実施例
1と同様にして2mm厚の試験片を作成した。
【0023】実施例4 難燃剤として化合物(1)x=0.65、ZnO換算67
重量%のものを20重量部混合すること以外は、実施例
1と同様にして2mm厚の試験片を作成した。
【0024】比較例1 難燃剤として塩基性炭酸亜鉛(x=0)を10重量部混
合すること以外は、実施例1と同様にして2mm厚の試験
片を作成した。
【0025】比較例2 難燃剤を添加しないこと以外は、実施例1と同様にして
2mm厚の試験片を作成した。
【0026】試験法1.酸素指数測定 上記の試験片の酸素指数を燃焼性試験機(スガ試験機株
式会社製、ON-1型)にて測定した。測定法は、酸素流量
と窒素流量を調整して、試験片の上部から点火して20
秒以内に火が消える最大酸素濃度をその流量比より算出
した。その試験結果を表1に示す。
【0027】試験法2.燃焼試験 上記の試験片の垂直燃焼試験を燃焼試験機(スガ試験機
株式会社製、V型)で行った。その目視観察結果を表1
に示す。
【0028】
【表1】 炭化促進 ○=炭化促進される ×=炭化促進されない ドリップ性 ◎=ドリップ性防止効果 優良 ○=ドリップ性防止効果 良 ×=ドリップ性防止効果 無し
【0029】表1の結果から明らかなように、化合物
(1)を配合することにより酸素指数は著しく向上し
た。これは塩基性炭酸亜鉛(x=0)の代りに、化合物
(1)を用いると、酸素指数が更に増大することからも
示される。さらに化合物1において水酸基がより少ない
方が難燃効果があることが示される。また樹脂に対して
10〜20重量部と添加部数が少なくても効果が見られ
る。従って、現行のノンハロゲン系金属酸化物や金属水
酸化物のように、多量に配合しなくても酸素指数は著し
く向上することが示される。更に炭化を促進し、著しく
ドリップを防止する効果があることが示される。
【0030】実施例5 エチレンエチルアクリレート樹脂(日本ポリオレフィン
株式会社製 ジェイレクスEEA A1150)100重量
部、滑剤としてステアリルモノグリセライド(理研ビタ
ミン株式会社製)3重量部、難燃剤として水酸化マグネ
シウム(堺化学工業株式会社製 )200重量部、難燃
助剤と化合物(1)x=0.65、ZnO換算67重量%
のものを10重量部混合し、バッチ式混練機で160
℃、10分間溶融混練し、2軸ロールで130℃にてシ
ートを作成し、更に成型機で160℃、3分間加圧成型
し1mm厚の試験片を作成した。
【0031】実施例6 難燃助剤として化合物(1)x=0.65、ZnO換算6
7重量%のものを20重量部混合すること以外は実施例
5と同様にして1mm厚の試験片を作成した。
【0032】実施例7 難燃助剤として化合物(1)x=0.65、ZnO換算6
7重量%のものを30重量部混合すること以外は実施例
5と同様にして1mm厚の試験片を作成した。
【0033】実施例8 難燃助剤として化合物(1)x=0.65、ZnO換算6
7重量%のものを50重量部混合すること以外は実施例
5と同様にして1mm厚の試験片を作成した。
【0034】実施例9 難燃助剤として化合物(1)x=0.65、ZnO換算6
7重量%のものを80重量部混合すること以外は実施例
5と同様にして1mm厚の試験片を作成した。
【0035】比較例3 難燃助剤を混合しないこと以外は実施例5と同様にして
1mm厚の試験片を作成した。
【0036】試験法3.酸素指数測定 上記の試験片の酸素指数を燃焼性試験機(スガ試験機株
式会社製、ON-1型)にて測定した。測定法は、酸素流量
と窒素流量を調整して、試験片の上部から点火して20
秒以内に火が消える最大酸素濃度をその流量比より算出
した。その試験結果を表2に示す。
【0037】試験法4.燃焼試験 上記の試験片のUL-94垂直燃焼試験を燃焼試験機(スガ
試験機株式会社製、V型)で行った。その結果を表2に
示す。
【0038】
【表2】
【0039】表2の結果から明らかなように、ノンハロ
ゲン系の金属水酸化物に化合物(I)を難燃助剤として
10重量部配合することにより、酸素指数は著しく向上
したことが示される。更に添加部数を増すことで酸素指
数がより増大することが示される。また酸素指数テスト
における試験片の燃え方は、比較例3の試験片が折れる
ようにして形状を崩しながら燃焼するのに対し、実施例
5〜9は試験片の形状を保持しながら燃焼する様子が見
られ、その差は明らかである。UL−94燃焼試験にお
いては、樹脂に対して10重量部数添加することにより
UL−94規格のV−0レベルになることが示される。1
回目の接炎後の残炎時間が、比較例3については試験片
5本中2本がV−0規格の10秒を越えたのに対し、化
合物(I)を難燃助剤として添加した実施例5〜9は、
全ての試験片が10秒以内に自己消火している。また2
回目の接炎後の残炎時間は、比較例3の試験片5本中3
本が燃え尽きて灰化したのに対し、実施例5〜9は、全
ての試験片が10秒以内に自己消火しており、その差は
明らかである。
【0040】化合物(1)x=0.65、ZnO換算67
重量%のもののX線回折パターンを図1に示す。更に塩
基性炭酸亜鉛(x=0)のX線回折パターンを図2に示
す。測定装置は日本電子データム株式会社製 JDX−
3530型X線回折装置を用いた。測定条件としては管
電圧40kV、管電流30mAで発生させた銅ターゲッ
トのKα線をもちい、2θ=10〜60度の範囲を分速
2度でスキャンした。
【0041】図1より化合物(1)は、Cu−Kα線に
よるエックス線回折パターンの三強線のうち、最強線は
2θ=32〜34°に、第2線の2つのうち1つは2θ
=24〜26°に、第3線は2θ=53〜55°にピー
クを有している炭酸亜鉛であることが示される。それに
対して、図2は2θ=12〜14°に塩基性炭酸亜鉛の
象徴的なピークが見られる。
【0042】化合物(1)x=0.65、ZnO換算67
重量%のものの示差熱分析で測定される熱減量曲線を図
3に示す。また比較として、塩基性炭酸亜鉛(x=0)
の熱減量曲線を図4に示す。測定装置はセイコー電子工
業株式会社製 示差熱熱重量同時測定装置SSC-5200を用
いて測定を行った。サンプルのリファレンスはアルミナ
を用い、流量300mL/分の空気中で毎分10℃の昇
温速度で加熱する。ここで、本測定で用いる白金容器は
直径3mmφ、高さ2.5mmの容器であり、サンプル
はその容器に粉末状態で入れる。サンプル量は白金容器
の高さの80%を越えない量を目安とする。データサン
プリング間隔は1秒毎とした。
【0043】図3より、x=0.65、ZnO換算67重
量%の化合物(1)の主要な熱分解は約320℃(図中
A)から約380℃(図中B)となっており、図4の塩
基性炭酸亜鉛が約220℃から280℃までに全量分解
するのに比べ、約100℃高温側にシフトしていること
が分かる。なお、図3において240℃から280℃の
熱減量曲線が存在するが、化合物(1)におけるxが1
に近づくにつれ、320℃から380℃の熱減量曲線の
みとなる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、化合物
(I)を難燃剤または難燃助剤として樹脂に配合するこ
とにより、優れた難燃効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】化合物(1)x=0.65、ZnO換算67重量%
のもののX線回折パターン
【図2】塩基性炭酸亜鉛(x=0)のX線回折パターン
【図3】化合物(1)x=0.65、ZnO換算67重量
%のものの熱減量曲線
【図4】塩基性炭酸亜鉛x=0の熱減量曲線
フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA01 AA15X AA24 AA33X AA76 AB21 AE07 BB03 BC01 4H028 AA08 AA42 AB04 BA06 4J002 BB031 BB051 BB061 BB071 BB121 BB141 BB151 BB171 BB241 BC031 BC061 BD061 BD071 BD081 BF021 BG021 CC031 CC181 CD001 CF001 CF011 CF211 CH001 CK021 CL001 DE236 DE257 FD136 FD137

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭酸亜鉛と塩基性炭酸亜鉛の比が式(1)
    で示され、かつZnO換算で64〜68重量%の xZnCO3・y[2ZnCO3・3Zn(OH)2・mH2O] (1) [式中、xは0.5<x≦1、y=1−xの範囲の数を示
    す。m=0〜2の数を表す]で表される難燃剤。
  2. 【請求項2】請求項1記載の難燃剤を、樹脂100重量
    部に対し1〜100重量部の割合で配合された樹脂成型
    物。
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