JP2002271322A - スクランブル方法、並びにその方法を用いた送受信装置及び受信装置 - Google Patents

スクランブル方法、並びにその方法を用いた送受信装置及び受信装置

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JP2002271322A
JP2002271322A JP2001070081A JP2001070081A JP2002271322A JP 2002271322 A JP2002271322 A JP 2002271322A JP 2001070081 A JP2001070081 A JP 2001070081A JP 2001070081 A JP2001070081 A JP 2001070081A JP 2002271322 A JP2002271322 A JP 2002271322A
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JP2001070081A
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Daisuke Tsukahara
大輔 塚原
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル放送、その他の情報配信における
限定受信方式による通信システムに関し、システム構成
が簡易であり、利便性の高いスクランブル方法、並びに
その方法を用いた送受信装置及び受信装置を得る。 【解決手段】 送信側回路においては、送信PID判定
部17に予めスクランブル対象となるPIDを示すシス
テム固有のPID情報を格納しておき、各データパケッ
トのPID情報と比較し、データパケットに対するスク
ランブル処理の要否を判定する。また受信側回路におい
ては、受信PID判定部20内に予めデスクランブル対
象となるPIDを示すシステム固有の固有PID情報2
1を格納しており、受信した各データパケットのPID
と比較し、データパケットに対するデスクランブル処理
の要否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、映像や音声等の
ディジタル信号を衛星通信波、地上通信波、ケーブル通
信等の通信媒体を介して放送又は配信する通信システム
において、通信信号にスクランブル処理を施し、受信局
を特定して受信許可する限定受信方式におけるスクラン
ブル方法、並びにその方法を用いた送受信装置及び受信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば電気通信技術審議会答申
諮問第74号に示されたディジタル放送システムにおけ
る限定受信方式に従った場合のスクランブル対象データ
を判別する回路の実施例であり、送信側回路と受信側回
路により構成されている。図4の送信側回路において、
1はエンコーダ等のソースから入力される符号化メディ
ア情報であり、2は符号化メディア情報1に含まれる各
データパケットのパケット識別子(以下「PID」と略
記する。)を判定する送信PID判定部である。3はP
ID判定部2判定された各データパケットのPID情
報、4はスクランブルの対象となるPIDを示すスクラ
ンブル対象情報であり、このスクランブル対象情報4は
限定受信を管理する管理サーバ等から送信される。5は
PID情報3とスクランブル対象情報4とを比較して各
データパケットに対するスクランブルの要否を判定する
スクランブル対象判定部、6はスクランブル対象判定部
5において判定されたスクランブルの要否を示すスクラ
ンブル制御情報、7はスクランブル制御情報6に基づい
てデータパケット中の符号化メディア情報に対してスク
ランブル処理を施すスクランブル処理部、8はスクラン
ブル処理部7により適宜スクランブル処理されたスクラ
ンブル済みメディア情報である。このスクランブル済み
メディア情報は、衛星通信や地上通信、ケーブル通信な
どの各種通信方式に従って送信され、受信側回路により
受信される。図4の受信側回路において、9は受信した
スクランブル済みメディア情報8に含まれるデータパケ
ットのPIDを判定する受信PID判定部、10は各P
ID毎にデータパケットの内容を解析し、データ構成や
デスクランブル対象のPIDを判別するデータ解析部で
あり、データ解析部10内において、11は各PIDに
対するデータパケットの内容を解析するデータ解析回路
である。12は各データ解析回路11において解析され
たデスクランブル対象PID情報及び各データパケット
に付加されたPID情報からなるPID解析情報であ
り、13はPID解析情報12により入力されるデスク
ランブル対象PID情報と各データパケットに付加され
たPID情報とを比較し、各データパケットに対するデ
スクランブル処理の要否を判定するデスクランブル対象
判定部である。14はデスクランブル対象判定部13で
判定されたデスクランブル処理の要否を示すデスクラン
ブル制御情報であり、15はデスクランブル制御情報1
4に基づいて、データ解析部10から入力されるスクラ
ンブル済みメディア情報8のデスクランブル処理を行う
デスクランブル処理部であり、16はデスクランブル処
理部15によってデスクランブル処理されたデスクラン
ブル済みメディア情報である。
【0003】次に図4に示すスクランブル対象データ判
別回路の動作を説明する。まず、送信側回路におけるス
クランブル処理について説明する。エンコーダ等から入
力された符号化メディア情報1に含まれる各データパケ
ットに対して、送信PID判定部2によりPIDの判別
を行う。送信PID判定部2により判別されたPID情
報3と、外部の限定受信の管理サーバ等から送信される
スクランブル対象情報4とをスクランブル対象判定部5
により比較し、各データパケットに対するスクランブル
の要否を判定する。このスクランブルの要否を示すスク
ランブル制御情報6に基づき、スクランブル処理部7は
各データパケットに対してスクランブル処理を施す。次
に受信側回路におけるデスクランブル処理について説明
する。受信したスクランブル済みメディア情報8に含ま
れる各データパケットに対して、受信PID判定部9に
おいてPIDの判別を行う。各PID毎にデータ解析部
10内のデータ解析回路11においてデータ構成及びデ
スクランブル対象のPID情報等の解析を行う。データ
解析部10からデスクランブル対象判定部13へはスク
ランブル対象PID情報と各データパケットに付加され
たPID情報とを含むPID解析情報12が入力され、
デスクランブル対象判定部13において、デスクランブ
ル対象PID情報と各データパケットに付加されたPI
D情報とを比較し、各データパケットに対するデスクラ
ンブルの要否を判定する。このデスクランブルの要否を
示すデスクランブル制御情報14に基づいて、デスクラ
ンブル処理部15においてスクランブル済みメディア情
報に対するデスクランブル処理を施し、デスクランブル
処理部15からはデスクランブル済みメディア情報16
が出力される。
【0004】また、この他の簡易なスクランブルシステ
ムとして図5に示すような構成がある。この場合、送信
側回路では入力された全ての符号化メディア情報1に対
してスクランブル処理部7によりスクランブル処理を施
し、受信側回路では受信した全てのスクランブル済みメ
ディア情報8に対してデスクランブル処理部15により
デスクランブル処理を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の限定受信方式に
従ったスクランブル処理を行う場合、図4の回路構成に
よると、受信側回路においてPID毎にデータパケット
の詳細解析を行い、データ構成やデスクランブル対象を
判別しなければならない。このため、回路規模が大きく
なるとともに複数のデータ解析回路11へのデータパケ
ットの振り分けやPID解析情報の伝送などにおいて回
路構成が複雑化するという問題点があった。また、図5
の回路構成によれば、全てのメディア情報に対してスク
ランブル処理を施すため、スクランブル処理を施さずに
全受信者に内容確認可能な情報と、一部の受信者のみに
内容確認可能な情報との混在が不可能であり、限定シス
テムとしての利便性が低くなるという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、ディジタル放送、その他の情報
配信における限定受信方式による通信システムに関し、
システム構成が簡易であり、利便性の高いスクランブル
方法、並びにその方法を用いた送受信装置及び受信装置
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るス
クランブル方法は、送信側回路においてメディア情報に
含まれるデータパケットのパケット識別子を判定する送
信PID判定ステップと、判定したパケット識別子と、
スクランブル対象のパケット識別子を記述した固有パケ
ット識別子情報とに基づいて、上記メディア情報をスク
ランブル処理するスクランブル処理ステップと、受信側
回路において受信したスクランブル処理済みメディア情
報に含まれるデータパケットのパケット識別子を判定す
る受信PID判定ステップと、受信側回路内に予め格納
され、デスクランブル対象のパケット識別子を記述した
固有パケット識別情報と、上記受信PID判定ステップ
により判定したパケット識別子とに基づいて、上記スク
ランブル済みメディア情報をデスクランブル処理するデ
スクランブル処理ステップとを備えたものである。
【0008】請求項2の発明に係る送受信装置は、送信
側回路は、メディア情報に含まれるデータパケットのパ
ケット識別子を判定する送信PID判定部と、この送信
PID判定部により判定したパケット識別子とスクラン
ブル対象のパケット識別子を記述した固有パケット識別
子情報とに基づいて、上記メディア情報をスクランブル
処理するスクランブル処理部とを具備し、受信側回路
は、受信したスクランブル処理済みメディア情報に含ま
れるデータパケットのパケット識別子を判定する受信P
ID判定部と、受信側回路内に予め格納され、デスクラ
ンブル対象のパケット識別子を記述した固有パケット識
別情報と、上記受信PID判定部により判定したパケッ
ト識別子とに基づいて上記スクランブル済みメディア情
報をデスクランブル処理するデスクランブル処理部とを
具備したものである。
【0009】請求項3の発明に係る受信装置は、受信し
たスクランブル処理済みメディア情報に含まれるデータ
パケットのパケット識別子を判定する受信PID判定部
と、予め格納され、デスクランブル対象のパケット識別
子を記述した固有パケット識別情報と、上記受信PID
判定部により判定したパケット識別子とに基づいて上記
スクランブル済みメディア情報をデスクランブル処理す
るデスクランブル処理部とを備えたものである。
【0010】請求項4の発明に係るスクランブル方法
は、送信側回路においてメディア情報に含まれるデータ
パケットのパケット識別子を判定する送信PID判定ス
テップと、判定したパケット識別子と、スクランブル対
象外のパケット識別子を記述した固有パケット識別子情
報とに基づいて、上記メディア情報をスクランブル処理
するスクランブル処理ステップと、受信側回路において
受信したスクランブル処理済みメディア情報に含まれる
データパケットのパケット識別子を判定する受信PID
判定ステップと、受信側回路内に予め格納され、デスク
ランブル対象外のパケット識別子を記述した固有パケッ
ト識別情報と、上記受信PID判定ステップにより判定
したパケット識別子とに基づいて、上記スクランブル済
みメディア情報をデスクランブル処理するデスクランブ
ル処理ステップとを備えたものである。
【0011】請求項5の発明に係る送受信装置は、送信
側回路は、メディア情報に含まれるデータパケットのパ
ケット識別子を判定する送信PID判定部と、この送信
PID判定部により判定したパケット識別子とスクラン
ブル対象外のパケット識別子を記述した固有パケット識
別子情報とに基づいて、上記メディア情報をスクランブ
ル処理するスクランブル処理部とを具備し、受信側回路
は、受信したスクランブル処理済みメディア情報に含ま
れるデータパケットのパケット識別子を判定する受信P
ID判定部と、受信側回路内に予め格納され、デスクラ
ンブル対象外のパケット識別子を記述した固有パケット
識別情報と、上記受信PID判定部により判定したパケ
ット識別子とに基づいて上記スクランブル済みメディア
情報をデスクランブル処理するデスクランブル処理部と
を具備したものである。
【0012】請求項6の発明に係る受信装置は、受信し
たスクランブル処理済みメディア情報に含まれるデータ
パケットのパケット識別子を判定する受信PID判定部
と、予め格納され、デスクランブル対象外のパケット識
別子を記述した固有パケット識別情報と、上記受信PI
D判定部により判定したパケット識別子とに基づいて上
記スクランブル済みメディア情報をデスクランブル処理
するデスクランブル処理部とを備えたものである。
【0013】請求項7の発明に係るスクランブル方法
は、請求項4の発明に係るスクランブル方法において、
上記スクランブル対象外のパケット識別子を記述した固
有パケット識別子情報、及び上記デスクランブル対象外
のパケット識別子を記述した固有パケット識別子情報に
は、システム情報を含むデータパケットのパケット識別
子を記述したものである。
【0014】請求項8の発明に係る送受信装置は、請求
項5の発明に係る送受信装置において、上記スクランブ
ル対象外のパケット識別子を記述した固有パケット識別
子情報、及び上記デスクランブル対象外のパケット識別
子を記述した固有パケット識別子情報には、システム情
報を含むデータパケットのパケット識別子を記述したも
のである。
【0015】請求項9の発明に係る受信装置は、請求項
6の発明に係る受信装置において、上記デスクランブル
対象外のパケット識別子を記述した固有パケット識別子
情報には、システム情報を含むデータパケットのパケッ
ト識別子を記述したものである。
【0016】請求項10の発明に係るスクランブル方法
は、請求項1の発明に係るスクランブル方法において、
上記デスクランブル対象のパケット識別子を記述した固
有パケット識別子情報は、通信回線によりダウンロード
した固有パケット識別情報により変更されるものであ
る。
【0017】請求項11の発明に係る送受信装置は、請
求項2の発明に係る送受信装置において、上記デスクラ
ンブル対象のパケット識別子を記述した固有パケット識
別子情報は、通信回線によりダウンロードした固有パケ
ット識別情報により変更されるものである。
【0018】請求項12の発明に係る受信装置は、請求
項3の発明に係る受信装置において、上記デスクランブ
ル対象のパケット識別子を記述した固有パケット識別子
情報は、通信回線によりダウンロードした固有パケット
識別情報により変更されるものである。
【0019】請求項13の発明に係るスクランブル方法
は、請求項1の発明に係るスクランブル方法において、
上記デスクランブル対象のパケット識別子を記述した固
有パケット識別子情報は、上記スクランブル済みメディ
ア情報に多重化された固有パケット識別情報を受信側回
路において多重分離して取得される固有パケット識別情
報により変更されるものである。
【0020】請求項14の発明に係る送受信装置は、請
求項2の発明に係る送受信装置において、上記デスクラ
ンブル対象のパケット識別子を記述した固有パケット識
別子情報は、上記スクランブル済みメディア情報に多重
化された固有パケット識別情報を受信側回路において多
重分離して取得する固有パケット識別情報により変更さ
れるものである。
【0021】請求項15の発明に係る受信装置は、請求
項3の発明に係る受信装置において、上記デスクランブ
ル対象のパケット識別子を記述した固有パケット識別子
情報は、上記スクランブル済みメディア情報に多重化さ
れた固有パケット識別情報を多重分離して取得する固有
パケット識別情報により変更されるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係るスクランブル方法、及びその方法を用いた
送受信装置を図1によって説明する。図1は実施の形態
1に係るスクランブル方法を用いた送受信装置の構成を
示すブロック図である。図1の送信側回路において、1
7は符号化メディア情報1に含まれる各データパケット
のPIDを判別し、スクランブルの要否を判定する送信
PID判定部、18は送信PID判定部17内に格納さ
れ、スクランブル対象となるPIDの情報を示すシステ
ム固有のPID情報、19はスクランブルの要否を示す
スクランブル制御情報である。また受信側回路におい
て、20はスクランブル済みメディア情報8に含まれる
データパケットのPIDを判別し、デスクランブルの要
否を判定する受信PID判定部、21は受信PID判定
部20に格納され、デスクランブル対象となるPID情
報を示すシステム固有の固有PID情報、22はデスク
ランブルの要否を示すデスクランブル制御情報である。
図1において、図4と同一の符号を付した回路は図4の
それらと同等又は相当する回路を示す。
【0023】次に動作について説明する。まず送信側回
路におけるスクランブル処理について説明する。エンコ
ーダ等から入力された符号化メディア情報1に含まれる
各データパケットに対して、送信PID判定部17によ
りPIDの判別を行う。送信PID判定部17には予め
スクランブル対象となるPIDを示すシステム固有のP
ID情報を格納しておき、この固有PID情報18と、
各データパケットのPID情報とを比較し、データパケ
ットに対するスクランブル処理の要否を判定する。この
スクランブルの要否を示すスクランブルい制御情報19
に基づき、スクランブル処理部7において各データパケ
ットについてスクランブル処理を施す。
【0024】次に受信側回路におけるデスクランブル処
理について説明する。受信したスクランブル済みメディ
ア情報8に含まれる各データパケットに対して、受信P
ID判定部20によりPIDの判別を行う。受信PID
判定部20内には予めデスクランブル対象となるPID
を示すシステム固有の固有PID情報21を格納してお
り、この固有PID情報21と各データパケットのPI
Dとを比較し、データパケットに対するデスクランブル
処理の要否を判定する。このデスクランブルの要否を示
すデスクランブル制御情報22に基づいて、デスクラン
ブル処理部15はスクランブル済みメディア情報8に対
するデスクランブル処理を行い、デスクランブル済み済
みメディア情報16を出力する。
【0025】以上のように送信側回路及び受信側回路と
もに予めシステム固有のスクランブル及びデスクランブ
ル対象となるPID情報を格納しておくことによって、
受信側では受信データのPIDのみ判別し、デスクラン
ブル対象か否かを判定してデスクランブル処理を行える
ので、システム構成が簡易化される。また、任意のデー
タパケットのみにスクランブル処理を施し、受信者を限
定した情報と全受信者に内容の参照ができる情報との混
在が可能であり、限定受信システムとしての利便性が向
上する。
【0026】実施の形態2.実施の形態1においては、
送信PID判定部及び受信PID判定部に予めスクラン
ブル及びデスクランブル対象となるPID情報を格納し
ておくようにしたが、これとは逆にスクランブル及びデ
スクランブル対象とならないPID情報を格納するよう
にしてもよい。この場合、実施の形態1と異なる点は、
送信PID判定部及び受信PID判定部に格納する固有
PID情報の内容のみであり、図1によって、この実施
の形態2に係るスクランブル方法、及びその方法を用い
た送受信装置を説明する。
【0027】送信側回路におけるスクランブル処理につ
いて説明する。エンコーダ等から入力された符号化メデ
ィア情報1に含まれる各データパケットに対して、送信
PID判定部17によりPIDの判別を行う。送信PI
D判定部17には予めスクランブル対象からは除外され
るPIDを示すシステム固有のPID情報を格納してお
き、この固有PID情報18と、各データパケットのP
ID情報とを比較し、データパケットに対するスクラン
ブル処理の要否を判定する。このスクランブルの要否を
示すスクランブル制御情報19に基づき、スクランブル
処理部7において各データパケットについてスクランブ
ル処理を施す。
【0028】次に受信側回路におけるデスクランブル処
理について説明する。受信したスクランブル済みメディ
ア情報8に含まれる各データパケットに対して、受信P
ID判定部20によりPIDの判別を行う。受信PID
判定部20内には予めデスクランブル対象から除外され
るPIDを示すシステム固有の固有PID情報21を格
納しており、この固有PID情報21と各データパケッ
トのPIDとを比較し、データパケットに対するデスク
ランブル処理の要否を判定する。このデスクランブルの
要否を示すデスクランブル制御情報22に基づいて、デ
スクランブル処理部15はスクランブル済みメディア情
報8に対するデスクランブル処理を行い、デスクランブ
ル済み済みメディア情報16を出力する。
【0029】以上のように送信側回路及び受信側回路と
もに予めシステム固有のスクランブル及びデスクランブ
ル対象外となるPID情報を格納しておくことによっ
て、受信側では受信データのPIDのみ判別し、デスク
ランブル対象か否かを判定してデスクランブル処理を行
えるので、システム構成が簡易化される。また、任意の
データパケットのみにスクランブル処理を施し、受信者
を限定した情報と全受信者に内容の参照ができる情報と
の混在が可能であり、限定受信システムとしての利便性
が向上する。
【0030】この時、送信PID判定部及び受信PID
判定部に予め格納しておくスクランブル及びデスクラン
ブル対象外となるシステム固有の固有PID情報とし
て、例えば国内ディジタル放送規格等で固有PIDが割
り当てられているシステム関連情報を含むデータパケッ
ト、例えば番組や番組を構成するメディアに関する情報
を示すPAT(Program Associatio
n Table)、伝送路に関する情報を伝えるNIT
(Network Information Tabl
e)、番組の構成情報のうち限定受信に関する情報など
を含むECM(Entitlement Contro
l Message:共通情報)等のPIDを設定する
ことが考えられる。このように固有PID情報を設定す
ることにより、送信情報内のデータ構成や、ネットワー
ク情報等のシステム上重要であり、全受信者に参照可能
とすべきデータパケットについてスクランブル処理を施
さずに送受信を行うことができる。
【0031】実施の形態3.実施の形態1及び実施の形
態2においては、スクランブル及びデスクランブル対象
となる固有PID情報、又はスクランブル及びデスクラ
ンブル対象外となる固有PID情報を予め送信PID判
定部及び受信PID判定部に格納する場合を示したが、
この固有PID情報を可変とするように構成してもよ
い。この実施の形態3に係るスクランブル方法、及びそ
の方法を用いた送受信装置を図2によって説明する。
【0032】図2において、23は電話回線等の既設回
線又は専用回線による通信回線である。また図2におい
て、図1と同一の符号を付した回路は図1のそれらと同
等又は相当する回路を示す。受信PID判定部20に格
納する固有PID情報21を通信回線23によりダウン
ロードすることにより、固有PID情報21を変更する
ことができる。例えば、送信するメディア情報に応じ
て、固有PID情報21の内容を書き換えることや、限
定受信において受信側回路に対する受信可能、即ちデス
クランブルして参照可能な条件を変更することができ
る。なお、図2に示す送信側回路でのスクランブル処
理、及び受信側回路におけるデスクランブル処理は実施
の形態1又は実施の形態2における動作と同様である。
【0033】実施の形態4.実施の形態3では、固有P
ID情報をダウンロードするために通信回線23を使用
する場合を示したが、固有PID情報を送信側からのメ
ディア情報に多重して送信する構成としてもよい。この
実施の形態4に係るスクランブル方法、及びその方法を
用いた送受信装置を図3によって説明する。図3におい
て、24はスランブル済みメディア情報と固有PID情
報とを多重化する多重化回路、25は受信したスクラン
ブル済みメディア情報に含まれる固有PID情報を多重
分離する多重分離回路である。また図3において、図1
と同一の符号を付した回路は図1のそれらと同等又は相
当する回路を示す。
【0034】送信側回路においては、実施の形態1又は
実施の形態2と同様に、符号化メディア情報1に対して
スクランブル対象又はスクランブル対象外を示すシステ
ム固有の固有PID情報18に基づいてスクランブル処
理を施すが、この際にスクランブル済みメディア情報に
受信側でデスクランブル対象又はデスクランブル対象外
となるPIDを示す固有PID情報18を多重する。送
信PID判定部17は格納している固有PID情報18
を出力し、多重化回路24は、スクランブル済みメディ
ア情報に固有PID情報18を多重化する。受信側回路
においては、受信したスクランブル済みメディア情報8
から固有PID情報を分離し、受信PID判定部20へ
格納する。スクランブル済みメディア情報8からの固有
PID情報の分離は、多重分離回路25において行う。
このように多重分離され受信PID判定部20に格納し
た固有PID情報に基づいて、受信したスクランブル済
みメディア情報8に対してデスクランブル処理部15に
よりデスクランブル処理を施し、デスクランブル済みメ
ディア情報16を出力する。
【0035】以上のように送信側回路からメディア情報
に多重化してシステム固有の固有PID情報を送信し、
受信側で分離して固有PID情報をダウンロードするの
で、実施の形態3のように別回線を用意することなく、
固有PID情報の変更が可能となる。
【0036】
【発明の効果】この発明の請求項1乃至請求項9に係る
発明によれば、送信側回路及び受信側回路において、ス
クランブル及びデスクランブル対象又は対象外の固有P
ID情報を格納し、この情報に基づいてスクランブル処
理及びデスクランブル処理を行うので、送受信に必要な
回路構成が簡易となり、さらに受信者を限定したデータ
パケットと、全受信者が参照可能なデータパケットの混
在が可能となる。
【0037】この発明の請求項10乃至請求項15に係
る発明によれば、固有PID情報を通信回線により、又
はスクランブル済みメディア情報への多重化により受信
側回路へ伝送するので、受信側回路での固有PID情報
の変更が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1及び実施の形態2に係
るスクランブル方法を用いた送受信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】この発明の実施の形態3に係るスクランブル方
法を用いた送受信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態4に係るスクランブル方
法を用いた送受信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のスクランブル方法を用いた送受信装置の
一例の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のスクランブル方法を用いた送受信装置の
別の例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
7 スクランブル処理部 15 デスクランブル処理部 17 送信PID判定部 18、21 固有PID情報 20 受信PID判定部 23 通信回線 24 多重化回路 25 多重分離回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側回路においてメディア情報に含ま
    れるデータパケットのパケット識別子を判定する送信P
    ID判定ステップと、判定したパケット識別子と、スク
    ランブル対象のパケット識別子を記述した固有パケット
    識別子情報とに基づいて、上記メディア情報をスクラン
    ブル処理するスクランブル処理ステップと、受信側回路
    において受信したスクランブル処理済みメディア情報に
    含まれるデータパケットのパケット識別子を判定する受
    信PID判定ステップと、受信側回路内に予め格納さ
    れ、デスクランブル対象のパケット識別子を記述した固
    有パケット識別情報と、上記受信PID判定ステップに
    より判定したパケット識別子とに基づいて、上記スクラ
    ンブル済みメディア情報をデスクランブル処理するデス
    クランブル処理ステップとを備えたことを特徴とするス
    クランブル方法。
  2. 【請求項2】 スクランブル処理を行う送受信装置にお
    いて、送信側回路は、メディア情報に含まれるデータパ
    ケットのパケット識別子を判定する送信PID判定部
    と、この送信PID判定部により判定したパケット識別
    子とスクランブル対象のパケット識別子を記述した固有
    パケット識別子情報とに基づいて、上記メディア情報を
    スクランブル処理するスクランブル処理部とを具備し、
    受信側回路は、受信したスクランブル処理済みメディア
    情報に含まれるデータパケットのパケット識別子を判定
    する受信PID判定部と、受信側回路内に予め格納さ
    れ、デスクランブル対象のパケット識別子を記述した固
    有パケット識別情報と、上記受信PID判定部により判
    定したパケット識別子とに基づいて上記スクランブル済
    みメディア情報をデスクランブル処理するデスクランブ
    ル処理部とを具備したことを特徴とする送受信装置。
  3. 【請求項3】 受信したスクランブル処理済みメディア
    情報に含まれるデータパケットのパケット識別子を判定
    する受信PID判定部と、予め格納され、デスクランブ
    ル対象のパケット識別子を記述した固有パケット識別情
    報と、上記受信PID判定部により判定したパケット識
    別子とに基づいて上記スクランブル済みメディア情報を
    デスクランブル処理するデスクランブル処理部とを備え
    たことを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】 送信側回路においてメディア情報に含ま
    れるデータパケットのパケット識別子を判定する送信P
    ID判定ステップと、判定したパケット識別子と、スク
    ランブル対象外のパケット識別子を記述した固有パケッ
    ト識別子情報とに基づいて、上記メディア情報をスクラ
    ンブル処理するスクランブル処理ステップと、受信側回
    路において受信したスクランブル処理済みメディア情報
    に含まれるデータパケットのパケット識別子を判定する
    受信PID判定ステップと、受信側回路内に予め格納さ
    れ、デスクランブル対象外のパケット識別子を記述した
    固有パケット識別情報と、上記受信PID判定ステップ
    により判定したパケット識別子とに基づいて、上記スク
    ランブル済みメディア情報をデスクランブル処理するデ
    スクランブル処理ステップとを備えたことを特徴とする
    スクランブル方法。
  5. 【請求項5】 スクランブル処理を行う送受信装置にお
    いて、送信側回路は、メディア情報に含まれるデータパ
    ケットのパケット識別子を判定する送信PID判定部
    と、この送信PID判定部により判定したパケット識別
    子とスクランブル対象外のパケット識別子を記述した固
    有パケット識別子情報とに基づいて、上記メディア情報
    をスクランブル処理するスクランブル処理部とを具備
    し、受信側回路は、受信したスクランブル処理済みメデ
    ィア情報に含まれるデータパケットのパケット識別子を
    判定する受信PID判定部と、受信側回路内に予め格納
    され、デスクランブル対象外のパケット識別子を記述し
    た固有パケット識別情報と、上記受信PID判定部によ
    り判定したパケット識別子とに基づいて上記スクランブ
    ル済みメディア情報をデスクランブル処理するデスクラ
    ンブル処理部とを具備したことを特徴とする送受信装
    置。
  6. 【請求項6】 受信したスクランブル処理済みメディア
    情報に含まれるデータパケットのパケット識別子を判定
    する受信PID判定部と、予め格納され、デスクランブ
    ル対象外のパケット識別子を記述した固有パケット識別
    情報と、上記受信PID判定部により判定したパケット
    識別子とに基づいて上記スクランブル済みメディア情報
    をデスクランブル処理するデスクランブル処理部とを備
    えたことを特徴とする受信装置。
  7. 【請求項7】 上記スクランブル対象外のパケット識別
    子を記述した固有パケット識別子情報、及び上記デスク
    ランブル対象外のパケット識別子を記述した固有パケッ
    ト識別子情報には、システム情報を含むデータパケット
    のパケット識別子を記述したことを特徴とする請求項4
    に記載のスクランブル方法。
  8. 【請求項8】 上記スクランブル対象外のパケット識別
    子を記述した固有パケット識別子情報、及び上記デスク
    ランブル対象外のパケット識別子を記述した固有パケッ
    ト識別子情報には、システム情報を含むデータパケット
    のパケット識別子を記述したことを特徴とする請求項5
    に記載の送受信装置。
  9. 【請求項9】 上記デスクランブル対象外のパケット識
    別子を記述した固有パケット識別子情報には、システム
    情報を含むデータパケットのパケット識別子を記述した
    ことを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  10. 【請求項10】 上記デスクランブル対象のパケット識
    別子を記述した固有パケット識別子情報は、通信回線に
    よりダウンロードした固有パケット識別情報により変更
    されることを特徴とする請求項1に記載のスクランブル
    方法。
  11. 【請求項11】 上記デスクランブル対象のパケット識
    別子を記述した固有パケット識別子情報は、通信回線に
    よりダウンロードした固有パケット識別情報により変更
    されることを特徴とする請求項2に記載の送受信装置。
  12. 【請求項12】 上記デスクランブル対象のパケット識
    別子を記述した固有パケット識別子情報は、通信回線に
    よりダウンロードした固有パケット識別情報により変更
    されることを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  13. 【請求項13】 上記デスクランブル対象のパケット識
    別子を記述した固有パケット識別子情報は、上記スクラ
    ンブル済みメディア情報に多重化された固有パケット識
    別情報を受信側回路において多重分離して取得する固有
    パケット識別情報により変更されることを特徴とする請
    求項1に記載のスクランブル方法。
  14. 【請求項14】 上記デスクランブル対象のパケット識
    別子を記述した固有パケット識別子情報は、上記スクラ
    ンブル済みメディア情報に多重化された固有パケット識
    別情報を受信側回路において多重分離して取得する固有
    パケット識別情報により変更されることを特徴とする請
    求項2に記載の送受信装置。
  15. 【請求項15】 上記デスクランブル対象のパケット識
    別子を記述した固有パケット識別子情報は、上記スクラ
    ンブル済みメディア情報に多重化された固有パケット識
    別情報を多重分離して取得する固有パケット識別情報に
    より変更されることを特徴とする請求項3に記載の受信
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526664A (ja) * 2003-06-25 2007-09-13 サイエンティフィック−アトランタ, インコーポレイテッド 条件的アクセスオーバーレイシステムにおいて一部分デュアル暗号化されたストリームを提供するための方法および装置
US8539227B2 (en) 2008-01-28 2013-09-17 Funai Electric Co., Ltd. Digital broadcasting receiving apparatus and scramble channel deciding method capable of shortening time required for scramble decision

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