JP2002262697A - 犬のような動物に好適なおもちゃ - Google Patents
犬のような動物に好適なおもちゃInfo
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Abstract
み続ける魅力を備えた犬用おもちゃを提供する。 【手段】おもちゃ1は、筒状の本体2とこれに内蔵した
発音具3とから成っている。本体2は、ほぼ等しい肉厚
で蛇腹状に形成されている。本体2を犬が噛むと、本体
2は、潰れるように変形しつつ凹凸が引き延ばされるよ
うに変形する。この複雑な弾性変形によって犬の噛む力
が吸収されるため、耐久性が高い。犬の歯に複雑な刺激
が加わることと、発音具3によって聴覚面からも刺激さ
れることとが相俟って、犬は飽きることなく噛み続け
る。
Description
ぶのに適したおもちゃに関するものである。
のとゴム系のものとに大別される。
骨のような形状に結んだものや、毛羽立った柔らかい素
材でボール状に形成したもの、或いは、綿布のような布
をロープ状に撚ったりボール状に丸めたりしたものなど
がある。
ハンバーガー状で中空に形成したもの、動物の骨などの
形に似せて塊になっているもの、チューブを結んだも
の、或いは、中空又は中実の球状本体の表面に多数の棒
状突起を設けてウニのような形状に形成したものなどが
ある(このウニ状のものは歯磨き効果も備えている)。
いため、おもちゃには相応の強度(耐久性)が求められ
る。また、犬用のおもちゃは、犬が飽きることなく噛み
続ける魅力を備えている必要もある。
んだときの感触の点では優れていると考えられるが、強
度が低いためにすぐに噛み千切られてしまい、耐久性が
劣るという欠点があった。従って、犬が自分だけで長時
間にわたって遊び続けるためのおもちゃとしては問題が
あった。
状のものは、噛むと大きく変形するため犬に対する刺激
の点では優れていると考えられるが、肉厚が薄くて犬の
歯で突き破られやすいため、繊維系のものと同様に耐久
性に劣っていた。
たものは、犬の歯が貫通することはないため強度的には
優れている。しかし、単なる圧縮変形しかしないことか
ら噛みごたえが単調であるためと考えられるが、犬はす
ぐに噛むのに飽きてしまう傾向があり、おもちゃとして
の魅力に欠けていた。
本体が中空になっている場合は、ゴムボールと同様に耐
久性が低く、本体が塊(中実)になっている場合は、噛
み応えが単調であるため犬が飽きやすいという問題があ
った。
を目的とするものである。
もちゃは、ゴムのような弾性変形自在な軟質材により、
中空状や板状のような非塊状に形成されており、その表
裏ともに凹凸が連続した断面形状になっている。
きるが、請求項2の発明では、全体としてほぼ等しい肉
厚の中空筒状で、かつ、縦断面視又は横断面視で凹凸が
連続する蛇腹状に形成されている。
2に記載されている構成の本体に、動いたり押圧力がか
かったりすると音が出る発音具を取付けている。
凹凸状の断面形状であるため、例えば犬が噛むと、おも
ちゃは全体として曲がり変形したり、凹凸を引き伸ばす
ように変形したり、複雑に弾性変形する。
ことにより、犬の噛む力が吸収されることになり、その
結果、塊の状態でないにもかかわらず高い耐久性を保持
できる。
によって犬の歯に複雑な刺激が与えられるためと考えら
れるが、犬はおもちゃを長時間にわたって噛み続けても
飽きることがなく、おもちゃとしての魅力も高い。
を引き続けるというおもちゃの本質的機能を十分に発揮
しつつ、高い耐久性を確保することができる。また、お
もちゃの凹凸によって犬の歯が擦られるため、歯磨きの
効果も備えている。
面凹凸の蛇腹状に形成すると、おもちゃは、曲がり変形
したり潰れ変形したりして、一層複雑に弾性変形するた
め、犬等が噛む力を一層吸収できると共に、犬に対して
より強い刺激を与えることができる。
状に形成すると、おもちゃは軸方向にも延び縮みするた
め、弾性変形の複雑化さがより一層増すこととなり、そ
の結果、耐久性とおもちゃとしての魅力とをより一層向
上させることができる。
反応するものであり、音が出る物に興味を示す性質があ
る。このため、請求項3のようにおもちゃに発音具を設
けると、動物の興味をより強く引くことができて、おも
ちゃとしての魅力を格段に向上させることができる。
して好適であるが、猫のように物を噛む習性のある哺乳
類のペットや家畜類など、他の動物のおもちゃとして使
用することも可能である。
づいて説明する。
を破断した正面図、図2は側面図、図3は使用状態の一
例の部分正面図である。
口した筒状の本体2と、本体2の中間部に嵌め入れた発
音具3とから成っている。
ーのように大きく弾性変形(伸び変形及び曲がり変形)
する素材から成っており、全体としてほぼ等しい厚さ
で、かつ、内外において凹凸が軸方向に連続する蛇腹状
に形成されている。従って、本体2の表面(外面)と裏
面(内面)と相似形の凹凸が連続した断面形状になって
いる。
が大径となるように、全体として中央部が緩く膨れた紡
錘状に形成されている(ストレート状でも良い)。
たブロー成形法や射出成形法によって簡単に製造するこ
とができる(割り方式の外型と一体構造の内型とを使用
して成形する場合、成形された本体2は伸び変形するた
め、外型を割った型開きすると本体2は内型から簡単に
取り外すことができる)。
ル4と、中空ボール4の内部に遊び移動自在に入れた鈴
5とで構成されている(鈴5に代えて、金属製等の球を
適宜個数入れ、球同士の衝突や球と中空ボール4との衝
突によって音を出してもよい)。また、必ずしも中空ボ
ール4は必要はなく、鈴5を紐で本体2の内面に取付け
るなどしても良い。
(音が出る)。発音具3の抜けを防止するため、本体2
のうち中間部を挟んだ左右両側に、凹凸の内向き突出寸
法を大きくしたストッパー部6を形成している。
犬が噛むと、例えば図3のように、本体2は、潰れ変形
すると共に凹凸が引き延ばされるように複雑に変形す
る。図では表示していないが、実際には、軸線が曲がる
ような変形や、軸線回りにねじるような変形も加わるこ
とが多い。
犬の噛む力が吸収されるため、本体2が中空で薄肉であ
るにもかかわらず、犬の歯で本体2が突き破られること
は殆どない。そのため耐久性が高い。
に常に新たな刺激が加えられることと、おもちゃ1を動
かすたびに発音具3が鳴って聴覚面からも刺激も加えら
れることとが相俟って、犬はおもちゃ1を噛み飽きるこ
とはなく、長い時間にわたって遊ぶことができる。
寄り部位が大径部2aで他端寄り部位が小径部2bとな
るように、左右非対称に形成されている。また、発音具
3は、中空ボール4に複数個の玉7を入れた構造になっ
ている。
小径部1aを噛んで遊び、成犬になると大径部1bを噛
んで遊ぶというように、1種類で犬の大きさに対応でき
る利点がある。
かつ全体として湾曲した形状になっており、本体2の中
間部に発音具3を嵌め入れている。図4と同様に、発音
具3を挟んだ両側で径を異ならせても良い。また、本体
2を三ツ矢状や十字状に形成してもよい。
うな螺旋状に形成している。本体2がほぼ等しい肉厚の
中空である点は他の実施形態と同じである。凹凸は1条
方式でも良いし、多条方式でも良い。
てほぼ等しい肉厚でかつ横断面凹凸に形成されている。
この場合も、犬が本体2を噛むと、本体2は潰れ変形し
つつ、凹凸が引き延ばされるように複雑に変形するた
め、犬の噛む力を吸収して、高い耐久性を確保すること
ができる。
図、図9は図8の部分的なIX−IX視断面図である。
てほぼ等しい肉厚で円板状に形成されており、同心円状
に広がる凹凸が形成されている。
似せて両端部がやや大径に形成されている。本体2はほ
ぼ等しい肉厚で中空の蛇腹状になっている。本体2は完
全に密閉された状態でも良いし、端部等の適当な部分に
穴を空けておいても良い。
が本体2を噛んだときに内部の空気がクッション作用を
果たすため、耐久性をより一層向上できる。また、端部
等に小さな穴を空けておくと、犬が噛んだときに、空気
が徐々に抜けることによるダンパ作用によって本体2の
潰れ変形が抑制されるため、この場合も、耐久性を向上
できると共に、犬に適度の噛み応えを与えることができ
る。
付けておき、犬が本体2を噛むたびに、内部の空気の排
出によって音が出るように構成することも可能である。
状でかつ断面凹凸に形成されている。この場合も、本体
2は完全に密閉させておいても良いし、端部等に適当な
大きさの穴を空けておいても良い。
と、その外周面と内周面とに形成された多数のリブ2
d,2eとから成っている。内外のリブ2d,2eは軸
方向に交互にずれている。
によって本体2は複雑に撓み変形するため、犬が本体2
を噛んだときの力の多く本体2の撓み変形によって吸収
される。
だけを単独でおもちゃとして使用しても良いし、別に発
音具を設けても良い。
できる。
は鼠のみのような各種の動物の形状に似せたり、各種キ
ャラクターの形状に似せたりするなど、様々のデザイン
を選択できる。色彩や模様も自由に設定できる。
面を毛羽立った起毛状態にすることも可能である。更
に、発音具を設ける場合、発音原理(構造)や大きさ、
個数、或いは本体への取付け手段などは様々に具体化で
きる。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】ゴムのような弾性変形自在な軟質材によ
り、中空状や板状のような非塊状に形成されており、そ
の表裏ともに凹凸が連続した断面形状になっている、犬
のような動物に好適なおもちゃ。 - 【請求項2】全体としてほぼ等しい肉厚の中空筒状で、
かつ、縦断面視又は横断面視で凹凸が連続する蛇腹状に
形成されている、請求項1に記載した犬のような動物に
好適なおもちゃ。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載されている構
成の本体に、動いたり押圧力がかかったりすると音が出
る発音具を取付けている、犬のような動物に好適なおも
ちゃ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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2001
- 2001-03-08 JP JP2001064864A patent/JP4804637B2/ja not_active Expired - Fee Related
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