JP2002258893A - 雑音推定装置、雑音除去装置及び記憶媒体 - Google Patents

雑音推定装置、雑音除去装置及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002258893A
JP2002258893A JP2001055700A JP2001055700A JP2002258893A JP 2002258893 A JP2002258893 A JP 2002258893A JP 2001055700 A JP2001055700 A JP 2001055700A JP 2001055700 A JP2001055700 A JP 2001055700A JP 2002258893 A JP2002258893 A JP 2002258893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
frequency
frequency domain
input signal
estimating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001055700A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuho Onoe
和穂 尾上
Akio Ando
彰男 安藤
Toru Imai
亨 今井
Shoe Sato
庄衛 佐藤
Hiroyuki Segi
寛之 世木
Takeshi Kobayakawa
健 小早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP2001055700A priority Critical patent/JP2002258893A/ja
Publication of JP2002258893A publication Critical patent/JP2002258893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音の推定精度が高く、簡易で且つ高速な処
理が可能な雑音推定装置、雑音除去装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 本発明は、音声信号における雑音を推定
する雑音推定装置であり、所定期間の入力信号を抽出す
る時間領域抽出部12と、抽出された所定期間の入力信
号を周波数領域信号に変換する時間・周波数変換部13
と、周波数領域信号を所定周波数帯域毎に周波数領域分
割する周波数領域分割部14と、雑音を推定する雑音推
定部15とを有し、前記雑音推定部15は、分割された
周波数領域毎に、過去の所定期間の周波数領域信号を参
照して雑音を推定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雑音推定装置、雑
音除去装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の雑音除去方法としては、スペクト
ル上で雑音成分のスペクトルを減算するスペクトルサブ
トラクション法がある。
【0003】スペクトルサブトラクション法は、簡易な
方法でありながら、雑音除去効果が大きく、一般に広く
用いられている。時間kにおける音声信号s(k)に雑音
信号n(k)が加算されて、信号y(k)は生じたとする。
【0004】つまり、 y(k)=s(k)+n(k) …(1) とする。
【0005】このとき、s(k)とn(k)が独立であれば、
フーリエ変換して、 Y(f)=S(f)+N(f) …(2) と表すことができる。なお、Y(f)、S(f)及びN
(f)は、y(k)、s(k)及びn(k)をフーリエ変換した
ものである。フーリエ変換を行う信号の区間(フレー
ム)を長く、例えば、25ms程度の長さに設定するこ
とにより、実用上、s(k)とn(k)を独立と見なすことが
可能となる。
【0006】上記(2)式は、 S(f)=Y(f)−N(f) …(3) と表すことができる。
【0007】これによれば、スペクトル領域において、
Y(f)からN(f)を引くことにより、元の音声信号
S(f)を得て、それを逆フーリエ変換することで、雑
音のない音声信号s(k)を得ることができる。
【0008】ところで、正確なN(f)を得ることが難
しいので、実用上は、あらかじめ、推定したN(f)を
用いる。N(f)は、雑音のスペクトルを対象フレーム
の直前数フレームの平均値や、無音声区間と思われる部
分の平均値を使用して推定する。
【0009】このように、雑音とミックスされた音声信
号から、直接、雑音のスペクトルを推定するのは難しい
ので、上記のような平均値を雑音スペクトルの値として
代用するのが一般的である。
【0010】また、実際上は、N(f)を1より少し大
きめのα倍して、差し引くと良いことが分かっている。
【0011】つまり、上記(3)式に代えて、次の
(4)式を用いる。
【0012】 S(f)=Y(f)−αN(f) …(4) 但し、α≧1である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
雑音推定方法である対象フレームの直前数フレームの平
均値や、無音声区間と思われるフレームの平均値を使用
して行う雑音スペクトル推定方法では、推定された雑音
値は、数フレーム又は無音声区間と思われるフレームの
平均値をも使用して行うために、局所的な誤差を含むと
いう問題がある。また、従来の雑音推定方法で推定した
雑音の値が小さく、雑音スペクトルを引き算しても効果
のない場合が生じたり、推定した雑音の値の方が、実際
の音声の信号より大きくなり、雑音スペクトルを引き算
した結果、マイナスになる場合が生じるという問題があ
る(特に、上記(4)式を用いた場合に、顕著とな
る。)。
【0014】そこで、実際の処理では、雑音値として推
定値よりやや大きめの値を用いて、引き算を行い、引き
算した値に対して、最低のレベルを設定し、それ以下に
はしないフロアリング処理等を行うことが必要となる。
【0015】また、直前数フレームを使用しその平均値
を雑音として扱う場合では、雑音の無い音声に対してこ
の処理を行うと、逆に処理後の値を劣化させてしまう要
因にもなる。
【0016】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、雑音の推定精度が高く、簡易で且つ高速な処理が
可能な雑音推定装置、雑音除去装置を提供することを目
的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
【0018】請求項1に記載された発明は、入力信号に
おける雑音を推定する雑音推定装置において、所定期間
の入力信号を抽出する時間領域抽出手段(例えば、図1
における時間領域抽出部12)と、抽出された所定期間
の入力信号を周波数領域信号に変換する時間・周波数変
換手段(例えば、図1における時間・周波数変換部1
3)と、前記時間・周波数変換手段により周波数領域信
号に変換された入力信号を所定周波数帯域毎に周波数領
域分割する周波数領域分割手段(例えば、図1における
周波数領域分割部14)と、雑音を推定する雑音推定手
段(例えば、図1における雑音推定部15)とを有し、
前記雑音推定手段は、分割された周波数領域毎に、過去
の1又は複数の所定期間の周波数領域信号を参照して雑
音を推定することを特徴とする。
【0019】これにより、雑音の推定精度が高く、簡易
で且つ高速な処理が可能な雑音推定装置を提供すること
ができる。
【0020】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の雑音推定装置において、前記雑音推定装置は、周波
数領域信号の振幅値に基づいて推定することを特徴とす
る。
【0021】これにより、周波数領域毎に、かつ、その
振幅値に基づいて雑音を推定しているので、高精度の雑
音スペクトルの推定を行うことができる。
【0022】請求項3に記載された発明は、請求項1又
は2記載の雑音推定装置において、前記雑音推定装置
は、過去の1又は複数の所定期間における特定の周波数
領域信号の内、最小の振幅値の周波数領域信号を、該特
定の周波数領域の雑音と推定することを特徴とする。
【0023】これにより、周波数領域信号の振幅値の
内、最小の振幅値の周波数領域信号を雑音と推定してい
るので、雑音の無い音声に対して処理を行っても処理後
劣化がほとんどない。
【0024】請求項4に記載された発明は、入力信号か
ら雑音除去する雑音除去装置において、所定期間の入力
信号を抽出する時間領域抽出手段と、抽出された所定期
間の入力信号を周波数領域信号に変換する時間・周波数
変換手段と、前記時間・周波数変換手段により周波数領
域信号に変換された入力信号を所定周波数帯域毎に周波
数領域分割する周波数領域分割手段と、雑音を除去する
雑音除去手段とを有し、前記雑音除去手段は、分割され
た周波数領域毎に推定された雑音を引き算して、雑音を
除去することを特徴とする。
【0025】これにより、雑音の推定精度が高く、簡易
で且つ高速な処理が可能な雑音除去装置を提供すること
ができる。
【0026】請求項5に記載された発明は、入力信号に
おける雑音を推定するプログラムを記憶した記憶媒体に
おいて、コンピュータを、所定期間の入力信号を抽出す
る時間領域抽出手段と、抽出された所定期間の入力信号
を周波数領域信号に変換する時間・周波数変換手段と、
前記時間・周波数変換手段により周波数領域信号に変換
された入力信号を所定周波数帯域毎に周波数領域分割す
る周波数領域分割手段と、分割された周波数領域毎に、
過去の1又は複数の所定期間の周波数領域信号を参照し
て雑音を推定する前記雑音推定手段として、機能させる
プログラムを記憶した記憶媒体である。
【0027】これにより、雑音の推定精度が高く、簡易
で且つ高速な処理が可能な雑音を推定するプログラムを
記憶した記憶媒体を提供することができる。
【0028】請求項6に記載された発明は、入力信号か
ら雑音除去するプログラムを記憶した記憶媒体におい
て、コンピュータを、所定期間の入力信号を抽出する時
間領域抽出手段と、抽出された所定期間の入力信号を周
波数領域信号に変換する時間・周波数変換手段と、前記
時間・周波数変換手段により周波数領域信号に変換され
た入力信号を所定周波数帯域毎に周波数領域分割する周
波数領域分割手段と、分割された周波数領域毎に推定さ
れた雑音を引き算して、雑音を除去する雑音除去手段と
して、機能させるプログラムを記憶した記憶媒体であ
る。
【0029】これにより、雑音の推定精度が高く、簡易
で且つ高速な処理が可能な雑音を除去するプログラムを
記憶した記憶媒体を提供することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。本実施の形態における雑音推定
装置10は、所定期間の入力信号を抽出する時間領域抽
出部12、抽出された所定期間の入力信号を周波数領域
信号に変換する時間・周波数変換部13、周波数領域信
号を所定周波数帯域毎に周波数領域分割する周波数領域
分割部14、雑音を推定する雑音推定部15を有する。
また、雑音推定部15は、周波数領域分析部16と最低
値検出部17から構成されている。
【0031】雑音推定装置10は、雑音が混入され入力
信号(音声データ)11から雑音を除去する装置であ
る。時間・周波数変換部13がFFT(Fast Fourier
Transform)を用いて周波数軸の信号(データ)に変
換できるように、時間領域抽出部12は、時間軸の信号
(データ)である入力信号(音声データ)11を、所定
期間(フレーム)毎に入力信号を抽出する。図2(A)
に示すように、例えば、25ms間の信号(フレーム)
を10ms毎に抽出する。時間・周波数変換部13は、
FFTにより、10ms毎に抽出された、25ms間の
信号(フレーム)を、周波数軸の信号(データ)に変換
する。周波数領域分割部14は、周波数領域信号を、時
間・周波数変換部13から得て、図2(B)に示すよう
に、所定周波数帯域(フィルタバンク)毎に周波数領域
分割する。各バンクは、図2(C)に示すような、振幅
スペクトルを有し、そのスペクトル数は同一である。
【0032】なお、バンクは、各バンクが一部重複する
ものでもよく、人間の特性に合わせて、周波数が高くな
るに従い、帯域を拡大したバンク(メル・スケール・フ
ィルタ・バンク)としてもよい。
【0033】前記雑音推定部15の周波数領域分析部1
6は、フィルタバンク毎に、フィルタバンクの値(振幅
スペクトルの重み付き和)を求めて、フィルタバンク値
データベース18に格納する。
【0034】図3に、各バンクが一部重複したメル・ス
ケール・フィルタ・バンクに対して、バンクの中心が最
大のウエイトでバンクの端が零になる△状のウエイトに
より、各バンクのスペクトルを乗算し、その結果の振幅
値(1、2…B(t)…)を示す。
【0035】ここで、iチャネルのフィルタバンクの値
(t)とする。最低値検出部17は、各バンク毎に、
過去のTフレーム前までのフィルタバンクの値をフィル
タバンク値データベース18から読み出して、最低のフ
ィルタバンクの値を検出する。前記雑音推定部15は、
この最低のフィルタバンク値を現在の雑音N(t)と推
定する。
【0036】つまり、
【0037】
【数1】 とする。ここで、Tは、処理対象フレームからTフレー
ム前迄を雑音の推定に使用することを意味している。
【0038】次いで、雑音除去装置について、図4を用
いて説明する。
【0039】本実施の形態における雑音除去装置20
は、所定期間の入力信号を抽出する時間領域抽出部2
2、抽出された所定期間の入力信号を周波数領域信号に
変換する時間・周波数変換部23、周波数領域信号を所
定周波数帯域毎に周波数領域分割する周波数領域分割部
24、雑音を除去する雑音除去部25を有する。
【0040】時間領域抽出部22、時間・周波数変換部
23、周波数領域分割部24は、図1の時間領域抽出部
12、時間・周波数変換部13、周波数領域分割部14
と同じであるので、説明を省略する。
【0041】雑音除去部25において、音声信号の雑音
がバンク毎に除去される。つまり、バンクに分割された
雑音を有する音声信号から、バンク毎に、推定された雑
音を除去する。
【0042】雑音除去部25では、次の(6)式の処理
を行う。
【0043】
【数2】 対象フレームにおいて、雑音成分を差し引いたフィルタ
バンクの値B(t)’を雑音除去装置20の出力とす
る。
【0044】(6)式において、N(t)=B(t)の場
合に、0.5B(t)としたが、0でもよい。本実施の
形態では、実際には、N(t)=B(t)の場合であって
も、雑音でない可能性もあるので、B(t)’を0.5
(t)とした。
【0045】次いで、音響分析装置について、図5を用
いて説明する。
【0046】本実施の形態における音響分析装置30
は、図1の雑音推定装置と図4の雑音除去装置を合体し
たものである。
【0047】所定期間の入力信号を抽出する時間領域抽
出部32、抽出された所定期間の入力信号を周波数領域
信号に変換する時間・周波数変換部33、周波数領域信
号を所定周波数帯域毎に周波数領域分割する周波数領域
分割部34、雑音を推定する雑音推定部35及び雑音を
除去する雑音除去部35を有する。
【0048】雑音除去部36は、(6)式に従って、バ
ンクに分割された雑音を有する音声信号を、バンク毎に
推定された雑音を除去する。
【0049】音響分析装置30の出力は、音声認識装置
に入力されて音声認識される。音響分析装置30の出力
を音声認識した単語正解精度を図6に示す。中継現場レ
ポート及び背景音のあるアナウンサーの読み上げた音声
についての、音声認識の結果である。これによれば、高
速な処理による雑音除去を行っているにも拘わらず、単
語正解精度は高い。
【0050】本実施の形態によれば、バンク毎に雑音を
推定することにより、高精度の雑音スペクトルの推定を
行うことができる。
【0051】また、最低のフィルタバンクの値を雑音と
推定しているので、雑音の無い音声に対して処理を行っ
ても処理後劣化がほとんどない。
【0052】また、フィルタバンク上で行うことにより
パラメータ数を削減し処理量を少なくすることができ
る。
【0053】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、雑音の推定
精度が高く、簡易で且つ高速な処理が可能な雑音推定装
置、雑音除去装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】雑音推定装置を説明するための図である。
【図2】時間・周波数変換に関する説明を行うための図
である。
【図3】フィルタバンクの値B(t)の算出を説明する
ための図である。
【図4】雑音除去装置を説明するための図である。
【図5】音響分析装置を説明するための図である。
【図6】音響分析装置で雑音除去したものを、音声認識
したときの、単語正解精度を説明するための図である。
【符号の説明】
11 入力音声信号(入力音声データ) 12、22、32 時間領域抽出部 13、23、33 時間・周波数変換部 14、24、34 周波数領域分割部 15、26、35 雑音推定部 16 周波数領域分析部 17 最低値検出部 18 フィルタバンク値データベース 25、36 雑音除去部 30 音響分析装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 亨 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 佐藤 庄衛 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 世木 寛之 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 小早川 健 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5D015 EE05 5K042 DA13 FA06 GA12 JA01 5K052 AA01 DD00 DD29 EE00 FF32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号における雑音を推定する雑音推
    定装置において、 所定期間の入力信号を抽出する時間領域抽出手段と、 抽出された所定期間の入力信号を周波数領域信号に変換
    する時間・周波数変換手段と、 前記時間・周波数変換手段により周波数領域信号に変換
    された入力信号を所定周波数帯域毎に周波数領域分割す
    る周波数領域分割手段と、 雑音を推定する雑音推定手段とを有し、 前記雑音推定手段は、分割された周波数領域毎に、過去
    の1又は複数の所定期間の周波数領域信号を参照して雑
    音を推定することを特徴とする雑音推定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の雑音推定装置において、 前記雑音推定装置は、周波数領域信号の振幅値に基づい
    て推定することを特徴とする雑音推定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の雑音推定装置にお
    いて、 前記雑音推定装置は、過去の1又は複数の所定期間にお
    ける特定の周波数領域信号の内、最小の振幅値の周波数
    領域信号を、該特定の周波数領域の雑音と推定すること
    を特徴とする雑音推定装置。
  4. 【請求項4】 入力信号から雑音除去する雑音除去装置
    において、 所定期間の入力信号を抽出する時間領域抽出手段と、 抽出された所定期間の入力信号を周波数領域信号に変換
    する時間・周波数変換手段と、 前記時間・周波数変換手段により周波数領域信号に変換
    された入力信号を所定周波数帯域毎に周波数領域分割す
    る周波数領域分割手段と、 雑音を除去する雑音除去手段とを有し、 前記雑音除去手段は、分割された周波数領域毎に推定さ
    れた雑音を引き算して、雑音を除去することを特徴とす
    る雑音除去装置。
  5. 【請求項5】 入力信号における雑音を推定するプログ
    ラムを記憶した記憶媒体において、 コンピュータを、 所定期間の入力信号を抽出する時間領域抽出手段と、 抽出された所定期間の入力信号を周波数領域信号に変換
    する時間・周波数変換手段と、 前記時間・周波数変換手段により周波数領域信号に変換
    された入力信号を所定周波数帯域毎に周波数領域分割す
    る周波数領域分割手段と、 分割された周波数領域毎に、過去の1又は複数の所定期
    間の周波数領域信号を参照して雑音を推定する前記雑音
    推定手段として、機能させるプログラムを記憶した記憶
    媒体。
  6. 【請求項6】 入力信号から雑音除去するプログラムを
    記憶した記憶媒体において、 コンピュータを、 所定期間の入力信号を抽出する時間領域抽出手段と、 抽出された所定期間の入力信号を周波数領域信号に変換
    する時間・周波数変換手段と、 前記時間・周波数変換手段により周波数領域信号に変換
    された入力信号を所定周波数帯域毎に周波数領域分割す
    る周波数領域分割手段と、 分割された周波数領域毎に推定された雑音を引き算し
    て、雑音を除去する雑音除去手段として、機能させるプ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
JP2001055700A 2001-02-28 2001-02-28 雑音推定装置、雑音除去装置及び記憶媒体 Pending JP2002258893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001055700A JP2002258893A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 雑音推定装置、雑音除去装置及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001055700A JP2002258893A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 雑音推定装置、雑音除去装置及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002258893A true JP2002258893A (ja) 2002-09-11

Family

ID=18915847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001055700A Pending JP2002258893A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 雑音推定装置、雑音除去装置及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002258893A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085613A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Toyota Motor Corp 音声認識装置、音声認識方法、移動体、及びロボット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085613A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Toyota Motor Corp 音声認識装置、音声認識方法、移動体、及びロボット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9064498B2 (en) Apparatus and method for processing an audio signal for speech enhancement using a feature extraction
US7286980B2 (en) Speech processing apparatus and method for enhancing speech information and suppressing noise in spectral divisions of a speech signal
US6122610A (en) Noise suppression for low bitrate speech coder
EP2031583B1 (en) Fast estimation of spectral noise power density for speech signal enhancement
US7957964B2 (en) Apparatus and methods for noise suppression in sound signals
EP1768108A1 (en) Noise suppression device and noise suppression method
KR101737824B1 (ko) 잡음 환경의 입력신호로부터 잡음을 제거하는 방법 및 그 장치
JP5752324B2 (ja) 雑音の入った音声信号中のインパルス性干渉の単一チャネル抑制
US7428490B2 (en) Method for spectral subtraction in speech enhancement
US11622208B2 (en) Apparatus and method for own voice suppression
JP4434813B2 (ja) 雑音スペクトル推定方法、雑音抑圧方法および雑音抑圧装置
KR20160116440A (ko) 음성인식 시스템의 신호대잡음비 추정 장치 및 방법
EP1635331A1 (en) Method for estimating a signal to noise ratio
JP3279254B2 (ja) スペクトル雑音除去装置
JP2002258893A (ja) 雑音推定装置、雑音除去装置及び記憶媒体
Upadhyay et al. Single channel speech enhancement utilizing iterative processing of multi-band spectral subtraction algorithm
Nower et al. Restoration of instantaneous amplitude and phase using Kalman filter for speech enhancement
Upadhyay et al. A perceptually motivated stationary wavelet packet filterbank using improved spectral over-subtraction for enhancement of speech in various noise environments
JP3761497B2 (ja) 音声認識装置、音声認識方法、および、音声認識プログラム
Samui et al. Two-Stage Temporal Processing for Single-Channel Speech Enhancement.
Shimamura et al. Noise estimation with an inverse comb filter in non-stationary noise environments
Ma et al. A perceptual kalman filtering-based approach for speech enhancement
Hendriks et al. Adaptive time segmentation of noisy speech for improved speech enhancement
Uriz et al. Low complexity noise power estimator for speech enhancement implemented on a dsPIC
Liu et al. Restoration of instantaneous amplitude and phase of speech signal in noisy reverberant environments

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091201