JP2002256772A - 防犯用の遮蔽装置 - Google Patents

防犯用の遮蔽装置

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JP2002256772A
JP2002256772A JP2001057916A JP2001057916A JP2002256772A JP 2002256772 A JP2002256772 A JP 2002256772A JP 2001057916 A JP2001057916 A JP 2001057916A JP 2001057916 A JP2001057916 A JP 2001057916A JP 2002256772 A JP2002256772 A JP 2002256772A
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shielding plate
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JP2001057916A
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Inventor
Takeo Matsumoto
武雄 松本
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓口Wの防盗性を向上させる。 【解決手段】 防弾性能を有する透明な遮蔽板11と、
遮蔽板11を天井側に保持する保持部材21と、遮蔽板
11を上下にガイドするガイド材31とを設ける。保持
部材21は、非常の際に遮蔽板11を解放して落下さ
せ、遮蔽板11を介してカウンタテーブルT上の窓口W
を閉鎖し、係員Pの安全性を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として金融機
関やパチンコの景品交換所などの接客用の窓口に設置し
て防盗性を向上させることができる防犯用の遮蔽装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】銀行、郵便局等の金融機関や、パチンコ
の景品交換所などには、接客用の窓口が設けられてい
る。
【0003】すなわち、窓口には、客側と係員側とを仕
切るカウンタテーブルが設けられ、係員は、カウンタテ
ーブル越しに接客することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、窓口は、カウンタテーブルにより仕切られてい
るだけであるから、拳銃などの凶器を所持する強盗等の
侵入者に対して係員の安全性が極めて不十分であるとい
う問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、防弾性能を有する遮蔽板を設けること
によって、非常の際に係員の安全性を確保して防盗性を
向上させることができる防犯用の遮蔽装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、防弾性能を有する透明な遮蔽板
と、遮蔽板を天井側に保持する保持部材と、遮蔽板を上
下にガイドするガイド材とを備えてなり、保持部材は、
非常の際に遮蔽板を解放し、ガイド材に沿って落下させ
ることをその要旨とする。
【0007】なお、遮蔽板は、カウンタテーブル上に落
下させてもよい。
【0008】また、遮蔽板には、液晶パネルを積層する
ことができる。
【0009】さらに、遮蔽板は、ポリカーボネイトから
形成してもよく、保持部材は、電磁石であってもよい。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、透明な遮蔽板
は、防弾性能を有し、平常時において、保持部材により
天井側に保持されている。そこで、遮蔽板は、窓口に設
置しても、透明であって天井側に高く位置しているか
ら、客に過大な圧迫感を与えることがない。一方、遮蔽
板は、強盗が侵入するなどの非常の際に、保持部材から
解放して落下させ、窓口を速やかに閉鎖して係員の安全
性を確保することができる。なお、係員は、このように
して窓口が閉鎖されると、安全な場所に速やかに退避す
ればよい。ただし、遮蔽板は、十分強力なガラス材や合
成樹脂材などにより、無色透明、有色透明、または半透
明に形成するものとする。
【0011】遮蔽板は、カウンタテーブル上に落下させ
ることにより、カウンタテーブル上の窓口を一層有効に
閉鎖することができる。
【0012】遮蔽板に液晶パネルを積層すれば、液晶パ
ネルは、平常時において遮蔽板が天井側に保持されてい
るとき、通電状態にすることにより遮蔽板を透明に保
ち、非常の際に遮蔽板が落下して窓口を閉鎖するとき、
非通電状態にして遮蔽板を瞬時に不透明に変化させ、侵
入者の視線を遮ることができる。すなわち、遮蔽板は、
窓口を不透明に閉鎖することにより、その後の係員の動
きが外部から察知されるおそれがない。なお、液晶パネ
ルは、フィルム状、シート状、板状などの任意の厚さの
ものが使用可能であり、1枚の遮蔽板の片面、または両
面に積層してもよく、2枚の遮蔽板の間に挟み込むよう
にして遮蔽板に積層してもよい。ただし、液晶パネル
は、遮蔽板の全面に積層するのみならず、遮蔽板の下
部、中間部または上部のみに積層し、所要面積を小さく
してコストを削減することができる。
【0013】ポリカーボネイトから形成する遮蔽板は、
軽量であり、保持部材の構成を簡単にすることができ
る。なお、ポリカーボネイトは、適切な破壊強度向上処
理を施すことが好ましい。
【0014】電磁石の保持部材は、通電状態にして遮蔽
板を天井側に保持し、非通電状態にして遮蔽板を解放す
ることができ、非常の際に遮蔽板を速やかに、しかも確
実に落下させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0016】防犯用の遮蔽装置は、遮蔽板11と、保持
部材21、21と、ガイド材31、31とを備えてなる
(図1、図2)。ただし、図2において、ガイド材3
1、31は、それぞれ隣接する遮蔽板11、11に共通
に使用され、複数の窓口W、W…をカウンタテーブルT
上に形成している。
【0017】ガイド材31、31は、カウンタテーブル
T上に立設されている。なお、ガイド材31、31は、
他のガイド材31とともに、建築物の天井部に固定する
共通の連結フレーム32を介して上端が連結されてお
り、連結フレーム32の前面側には、下向きのカバー材
32aが付設されている。保持部材21、21は、電磁
石であり、連結フレーム32の下面に固定され、カウン
タテーブルTの係員P側に設けるスイッチSWを介して
図示しない電源に接続されている。なお、スイッチSW
は、窓口Wごとに配設されているものとする。
【0018】各遮蔽板11は、厚さ約10mm以上の透明
なポリカーボネイトから形成されており(図1、図
3)、液晶パネル12が係員P側に積層されている。遮
蔽板11の上端には、磁性材料からなるカバー材13が
付設されており、下端には、クッション材14、14が
付設されている。なお、各ガイド材31には、遮蔽板1
1、11の側端部を上下動自在に保持する溝部31a、
31aが左右両側に形成されている。
【0019】かかる防犯用の遮蔽装置は、次のようにし
て機能する。
【0020】すなわち、保持部材21、21を通電状態
にして遮蔽板11を天井側に押し上げると(図1の実
線、図2(A))、保持部材21、21は、カバー材1
3を介して遮蔽板11を天井側の待機位置に保持するこ
とができ、カウンタテーブルT上の窓口Wを開放するこ
とができる。また、液晶パネル12は、遮蔽板11が待
機位置にセットされると、たとえば図示しない自動接続
形のコネクタを介して図示しない電源に接続されて通電
状態となり、遮蔽板11を透明な状態に維持する。そこ
で、係員Pは、カウンタテーブルT上の窓口Wを介して
接客することができる。
【0021】一方、係員Pは、凶器を所持する強盗など
の侵入者Pa を発見するなどの非常の際にスイッチSW
を操作する。このとき、各窓口Wの保持部材21、21
…は、窓口WごとのスイッチSW、SW…のいずれかの
操作により全部一斉に非通電状態となり、遮蔽板11、
11…を解放してカウンタテーブルT上に落下させる
(図1の二点鎖線、図2(B))。すなわち、各遮蔽板
11は、窓口Wを閉鎖して係員P、侵入者Pa の間を仕
切る一方、液晶パネル12は、遮蔽板11の落下により
非通電状態になり、遮蔽板11を瞬時に不透明に変化さ
せる。また、クッション材14、14は、カウンタテー
ブルTと遮蔽板11との間に数cm程度の隙間dを形成
し、遮蔽板11により手指などを不用意に挟むことを防
止する。
【0022】以上の説明において、各ガイド材31は、
カウンタテーブルT上に落下する遮蔽板11をガイドす
るとともに、カウンタテーブルT上に落下した遮蔽板1
1を前後に移動不能に保持することができればよく、必
ずしも建築物の天井部にまで高く伸びている必要がな
い。
【0023】
【他の実施の形態】液晶パネル12は、遮蔽板11の片
面に積層するに代えて、2枚の遮蔽板11、11間に挟
み込むようにして積層してもよい(図4(A))。ま
た、2枚の液晶パネル12、12を遮蔽板11の両面に
積層してもよい(同図(B))。
【0024】各保持部材21は、電磁石とするに代え
て、ソレノイド22を介して駆動する機構部材としても
よい(図5)。保持部材21は、スライド部材21aに
より出没可能に保持されており、保持部材21の先端部
には、前方に向けて切れ上がる斜面が下側に形成されて
いる。スライド部材21aには、保持部材21を前方に
付勢するばね21bが内装されており、ソレノイド22
のロッド22aが連結されている。ただし、ソレノイド
22は、通電状態にすると、ロッド22aが伸長し、非
通電状態にすると、図示しない内蔵のばねを介してロッ
ド22aが自動的に短縮するものとする。なお、遮蔽板
11には、各保持部材21が係合する係合孔13b付き
のブラケット13aが付設されている。
【0025】各保持部材21は、ソレノイド22を通電
状態にすると、スライド部材21a、ばね21bを介
し、ブラケット13aを横切るようにして前方に突出す
る。そこで、保持部材21は、遮蔽板11を押し上げる
ことにより、ブラケット13aの係合孔13bに係合し
て遮蔽板11を天井側の待機位置に保持することができ
る。すなわち、保持部材21は、ブラケット13aが下
側の斜面に係合すると、ばね21bに抗して一時的に後
退し、係合孔13bが前方に位置することにより、ばね
21bを介して係合孔13bに自動的に係合する。ま
た、保持部材21は、ソレノイド22を非通電状態にす
ると、係合孔13bから退出して遮蔽板11を解放する
ことができる。
【0026】以上の説明において、遮蔽板11には、液
晶パネル12を積層しなくてもよい。また、クッション
材14、14は、それぞれガイド材31の下端のカウン
タテーブルT上に付設し、遮蔽板11とカウンタテーブ
ルTとの間に隙間dを形成させてもよい。
【0027】遮蔽板11は、停電時において不用意に落
下することを防止するために、たとえば各ガイド材31
の溝部31aに取外し可能に収納する支柱15を介し、
天井側の待機位置にロックしてもよい(図6)。ただ
し、図6のガイド材31は、窓口Wの隣が壁などの場合
であって、遮蔽板11側にのみ溝部31aが形成されて
いる。なお、支柱15は、窓口Wを開放して正常業務を
開始するとき、ガイド材31から取り外すものとする。
【0028】遮蔽板11は、たとえばクラッチ41a付
きのモータ41、ドラム42を介してワイヤロープ43
を巻き上げ、天井側の待機位置に自動的に吊り上げるこ
とができる(図7)。ドラム42は、保持部材21、2
1により遮蔽板11が待機位置に保持されると、クラッ
チ41aを介してモータ41から切り離し、回転自在に
して待機させるものとする。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、防弾性能を有する透明な遮蔽板に保持部材、ガイド
材を組み合わせることによって、保持部材は、非常の際
に遮蔽板を解放して落下させ、係員の前方の窓口を速や
かに閉鎖することができるから、係員の安全性を確保し
て防盗性を向上させることができるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成縦断面説明図
【図2】 全体構成正面説明図
【図3】 図2のX−X線矢視相当断面図
【図4】 他の実施の形態を示す要部拡大断面説明図
【図5】 他の実施の形態を示す要部構成図(1)
【図6】 他の実施の形態を示す要部構成図(2)
【図7】 他の実施の形態を示す要部構成図(3)
【符号の説明】
11…遮蔽板 12…液晶パネル 21…保持部材 31…ガイド材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防弾性能を有する透明な遮蔽板と、該遮
    蔽板を天井側に保持する保持部材と、前記遮蔽板を上下
    にガイドするガイド材とを備えてなり、前記保持部材
    は、非常の際に前記遮蔽板を解放し、前記ガイド材に沿
    って落下させることを特徴とする防犯用の遮蔽装置。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽板は、カウンタテーブル上に落
    下させることを特徴とする請求項1記載の防犯用の遮蔽
    装置。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽板には、液晶パネルを積層する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の防犯用
    の遮蔽装置。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽板は、ポリカーボネイトから形
    成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れか記載の防犯用の遮蔽装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部材は、電磁石であることを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の防犯
    用の遮蔽装置。
JP2001057916A 2001-03-02 2001-03-02 防犯用の遮蔽装置 Pending JP2002256772A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274112A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Katsuhiko Takahashi 金融機関窓口の防犯装置
KR100643207B1 (ko) 2004-12-16 2006-11-10 주식회사 퓨트로 방탄재를 이용한 은행강도 방어시스템
JP2011245113A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Tatsuo Iwasawa ゴルフ練習装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274112A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Katsuhiko Takahashi 金融機関窓口の防犯装置
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