JP2002254329A - 双方向ラチェットレンチの爪のバイアス式組合せ構造 - Google Patents

双方向ラチェットレンチの爪のバイアス式組合せ構造

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JP2002254329A
JP2002254329A JP2001329399A JP2001329399A JP2002254329A JP 2002254329 A JP2002254329 A JP 2002254329A JP 2001329399 A JP2001329399 A JP 2001329399A JP 2001329399 A JP2001329399 A JP 2001329399A JP 2002254329 A JP2002254329 A JP 2002254329A
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Kohi Ko
厚飛 胡
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/46Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle
    • B25B13/461Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member
    • B25B13/462Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member the ratchet parts engaging in a direction radial to the tool operating axis
    • B25B13/463Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member the ratchet parts engaging in a direction radial to the tool operating axis a pawl engaging an externally toothed wheel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 双方向ラチェットレンチの爪のバイアス式組
合せ構造の提供。 【解決手段】 駆動手段がヘッド11の孔13に回転可
能に取り付けられ、爪40がキャビティー14内に取り
付けられ、爪40の第1側に分離可能に駆動手段の外周
の歯に噛み合うラチェット歯41が形成され、切り換え
手段50は、操作用のターンピース51と、該ターンピ
ース51より延伸されてウェブ17の区画の第2端に回
転自在に収容される作動板52とを具え、切り換え手段
50が駆動手段のラチェット方向変換のための二つの位
置で切り換え可能で、バイアス手段60がキャビティー
14において作動板52に取り付けられてラチェット歯
41を駆動手段に向けて付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の双方向ラチェ
ットレンチの爪のバイアス式組合せ構造に関する。本発
明はまた製造コストを減らすことのできるラチェットレ
ンチの改良されたヘッド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第2,957,377号にはハ
ンドル11とヘッド12を具えた本体10が記載されて
いる。ヘッド12の上部と下部にはそれぞれキャップ3
9と環状壁44が配置されている。さらに、これが組立
時間と製造コストを増加させ、外観にも影響を与えた。
シフトレバー35が円筒状開口34に配置されたスプリ
ング33により保持されている。しかし、斜め上向きに
延伸された円筒状開口34の形成は比較的難しい。さら
に、回転手段14の周囲の方向に分岐する、収束する真
っ直ぐな側部17,18を具えたキャビティー16の形
成は、費用とCNCを必要とした。このため結果として
コストが高くなり、生産率が低くなった。これが市場で
双方向ラチェットレンチがあまり見られない理由であ
る。
【0003】図10及び11は別の従来のラチェットレ
ンチであり、ハンドル11’とヘッド12’を具えてい
る。ヘッド11’は機械で形成されて四つの伝統的な区
画手段を具え、この区画手段は、駆動手段20’、爪3
0’、及びシフトレバー40’を受ける。区画のうち三
つは切削により形成可能で、残る一つはCNCで形成す
る必要がある。さらに、形成されたヘッド構造は比較的
弱く、このためトルクベアリング能力に欠乏していた。
さらに、爪30’のラチェット方向変換動作は信頼でき
ず、何故ならそれはシフトレバー40’に付属するスプ
リング44’のフック442’の伝動を介して達成され
るためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は一種の双方向
ラチェットレンチの爪のバイアス式組合せ構造を提供す
ることを課題とする。本発明はまた製造コストを減らす
ことのできるラチェットレンチの改良されたヘッド構造
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、双方
向ラチェットレンチにおいて、ハンドルと、ヘッドとさ
れ、該ハンドルより延伸され、孔と、ヘッドとハンドル
の間に画定されたウェブと、ウェブ内に画定されて孔に
連通するキャビティーとを具え、該ウェブが区画を具
え、該区画が、キャビティーに連通する第1端と外部に
連通する第2端とを具え、これによりウェブ内にブリッ
ジが保留された、上記ヘッドと、駆動手段とされ、ヘッ
ドの孔に回転可能に取り付けられ、その外周に複数の歯
が形成された、上記駆動手段と、爪とされ、該キャビテ
ィー内に取り付けられ、該駆動手段の歯と分離可能に結
合される複数のラチェット歯を具えた第1側を具えた、
上記爪と、切り換え手段とされ、操作用のターンピース
と、該ターンピースより延伸されてウェブの区画の第2
端に回転自在に収容される作動板とを具え、該駆動手段
のラチェット方向を変換するための二つの位置の間で切
り換え可能である、上記切り換え手段と、該爪と該作動
板の間にあって該キャビティーに取り付けられる弾性素
子とペグとされ、該ペグが弾性素子に収容され、該ペグ
と該弾性素子が作動板と共に回転可能とされ、該爪が凹
部を具えた第2側を具え、該ペグが動作可能に爪の該凹
部に収容された第1端と、第2端とを具え、弾性素子に
よりペグの第2端が爪に斜めに挿入される力が付与さ
れ、これにより爪のラチェット歯が駆動手段の歯に噛み
合わされ、弾性素子が収容部に収容される第1端と、収
容部外に位置して作動板に取り付けられる第2端を具
え、ペグの第2端が弾性素子に収容され、弾性素子の作
動板の収容部とペグの間にあっての張力により弾性素子
の第1端がペグの第2端を爪の凹部に対して斜めに付勢
する、上記弾性素子とペグと、C形クリップとされ、ヘ
ッドの孔に画定された内周に設けられた第1環状溝と、
該駆動手段の外周に設けられた第2環状溝に収容され
て、これにより駆動手段が回転可能にヘッドに保持され
る、上記C形クリップと、を具えたことを特徴とする、
双方向ラチェットレンチとしている。請求項2の発明
は、双方向ラチェットレンチにおいて、駆動手段とさ
れ、その周囲に複数の歯が形成された、上記駆動手段
と、爪とされ、該駆動手段の歯と分離可能に結合される
複数のラチェット歯を具えた第1側と、凹部の形成され
た第2側とを具えた、上記爪と、回転可能な切り換え手
段とされ、操作用のターンピースと、該ターンピースよ
り延伸された作動板とを具え、該駆動手段のラチェット
方向を変換するための二つの位置の間で切り換え可能で
ある、上記切り換え手段と、バイアス手段とされ、爪の
凹部と作動板の間に設けられ、爪のラチェット歯を斜め
に駆動手段の歯に結合させるのに供され、弾性素子とペ
グを具え、該ペグが、動作可能に爪の該凹部に収容され
た第1端と、第2端とを具え、弾性素子が斜めにペグの
第2端を爪に対して付勢し、これにより爪のラチェット
歯がギアホイールの爪に結合する、上記バイアス手段
と、を具え、上記切り換え手段の作動板が収容部を具
え、弾性素子が該収容部に収容される第1端と該収容部
外に位置して作動板に取り付けられる第2端を具え、ペ
グの第2端が弾性素子に収容され、弾性素子の第1端
が、ペグの第2端を爪の凹部に向けて、該収容部と該ペ
グの間にあっての弾性素子の張力により斜めに付勢させ
ることを特徴とする、双方向ラチェットレンチとしてい
る。請求項3の発明は、双方向ラチェットレンチにおい
て、ハンドルと、ヘッドとされ、該ハンドルより延伸さ
れ、孔と、ヘッドとハンドルの間に画定されたウェブ
と、ウェブ内に画定されて孔に連通するキャビティーと
を具え、該ウェブが区画を具え、該ウェブがキャビティ
ーに連通する区画を具えた、上記ヘッドと、駆動手段と
され、ヘッドの孔に回転可能に取り付けられ、その外周
に複数の歯が形成された、上記駆動手段と、爪とされ、
該キャビティー内に取り付けられ、該駆動手段の歯と分
離可能に結合される複数のラチェット歯を具えた第1側
と、凹部を具えた第2側を具えた、上記爪と、切り換え
手段とされ、操作用のターンピースと、該ターンピース
より延伸されてウェブの区画に回転自在に収容される作
動板とを具え、該駆動手段のラチェット方向を変換する
ための二つの位置の間で切り換え可能であり、該作動板
が該キャビティーに面した第1収容部を具えた、上記切
り換え手段と、バイアス手段とされ、爪の凹部と作動板
の間に設けられ、爪のラチェット歯を斜めに駆動手段の
歯に結合させるのに供され、弾性素子とペグを具え、該
ペグが弾性素子に収容されて第1収容部に収容され、ペ
グと弾性素子が作動板と共に回転可能とされ、該ペグ
が、動作可能に爪の該凹部に収容された第1端と、第2
端とを具え、弾性素子が斜めにペグの第2端を爪に対し
て付勢し、これにより爪のラチェット歯がギアホイール
の爪に結合する、上記バイアス手段と、を具え、該第1
収容部が第1末端壁を具え、ペグの第2端が第1収容部
に収容され、該第1収容部が第2末端壁を具え、弾性素
子の二つの端部が該第1末端壁と第2末端壁の間に収容
されたことを特徴とする、双方向ラチェットレンチとし
ている。請求項4の発明は、請求項3に記載の双方向ラ
チェットレンチにおいて、ヘッドが第1面と第2面を具
え、第1面から孔が延伸されるが該孔は第2面より距離
を置き、整合末端壁が、ヘッドにおいて第2面と孔の間
に画定され、開口が第2面と孔の間で延伸された整合末
端壁内に画定されて孔の内径より小さい寸法を有し、駆
動手段が該開口に回転可能に収容されるスタブを具え、
駆動手段が該第1面を越えて延伸されてソケットと分離
可能に結合される駆動柱を具えたことを特徴とする、双
方向ラチェットレンチとしている。請求項5の発明は、
請求項3に記載の双方向ラチェットレンチにおいて、ウ
ェブが第1面と第2面を具え、該ウェブにキャビティー
が形成され、該キャビティーが第1面と第2面の間に位
置し、該キャビティーが整合壁を具え、該整合壁が孔の
交叉点より延伸され第1及び第2面にほぼ垂直なアーチ
壁を具えると共に、第1及び第2面とほぼ平行でそれか
ら離れた平坦末端を具え、第1及び第2末端壁部が該平
坦末端と第1及び第2面の間及びアーチ壁と孔の間に画
定され及びウェブに整合され、アーチ壁は中心より半径
を有しそれは孔の半径より小さく、アーチ壁の中心は孔
の中心に位置し該交叉点は半径の2倍以下の距離を置
き、ウェブの区画は第2面より第1面の方向に第1面よ
り距離を置いて延伸され、該区画はキャビティーに連通
する第1端と第2面の外側に連通する第2端を具え、ゆ
えに整合ブリッジがウェブの第2端中に保留されたこと
を特徴とする、双方向ラチェットレンチとしている。請
求項6の発明は、双方向ラチェットレンチにおいて、ハ
ンドルと、ヘッドとされ、該ハンドルより延伸され、孔
と、ヘッドとハンドルの間に画定されたウェブと、ウェ
ブ内に画定されて孔に連通するキャビティーとを具え、
該ウェブが該キャビティーと連通する区画を具えた、上
記ヘッドと、駆動手段とされ、ヘッドの孔に回転可能に
取り付けられ、その外周に複数の歯が形成された、上記
駆動手段と、爪とされ、該キャビティー内に取り付けら
れ、該駆動手段の歯と分離可能に結合される複数のラチ
ェット歯を具えた第1側と、凹部を具えた第2側を具え
た、上記爪と、切り換え手段とされ、ウェブの該区画に
回転可能に収容され、該駆動手段のラチェット方向を変
換するための二つの位置の間で切り換え可能である、上
記切り換え手段と、バイアス手段とされ、キャビティー
に取り付けられ、爪の凹部にスライド可能に収容される
第1端と、切り換え手段に固定されて爪のラチェット歯
を斜めに駆動手段の歯に結合させる第2端とを具えた、
該バイアス手段と、を具え、該切り換え手段が操作用の
ターンピースと、該ターンピースより延伸されてウェブ
の区画に回転自在に収容される作動板とを具え、該切り
換え手段の作動板がキャビティーに面する収容部を具
え、該バイアス手段が弾性素子とペグとを具え、該ペグ
が弾性素子に収容されて該収容部に収容され、該ペグと
該弾性素子が作動板と共に回転可能で、該ペグが爪の凹
部に動作可能に収容される第1端と、第2端とを具え、
該弾性素子が該ペグをななめに爪に向けて付勢し、これ
により爪のラチェット歯がギアホイールの爪に結合させ
られ、ヘッドの孔に画定された内周が第1環状溝を具
え、駆動手段の外周に第2環状溝が設けられ、C形クリ
ップが該第1環状溝と該第2環状溝に収容され、これに
より駆動手段がヘッド内に回転可能に保持されたことを
特徴とする、双方向ラチェットレンチとしている。請求
項7の発明は、ハンドルを具えたラチェット工具のヘッ
ドにおいて、ウェブが該ヘッドと該ハンドルの間に画定
され、該ヘッドが第1面より第2面へと該第2面から距
離を置くように延伸された孔を具え、整合末端壁がヘッ
ドにあって該第2面と該孔の間に画定され、該第2面と
該孔の間に延伸された整合末端壁に開口が画定され、該
開口の寸法が該孔の内側の寸法より小さく、キャビティ
ーがウェブにあって第1面と第2面の間に且つ第1面と
第2面と距離を置くように形成され、該キャビティーが
該孔に連通し、該キャビティーが該第1面と該第2面と
ほぼ平行に延伸された平坦末端を具え、該平坦末端と第
1及び第2面の間に第1及び第2壁部が画定されると共
にウェブに整合され、該ウェブがさらに区画を具え、該
区画が該第2面より第1面へと第1面から距離を置いて
形成され、該区画がキャビティーと連通する第1端と、
該第2面の外に連通する第2端とを具え、これにより第
2面にあってウェブの第2末端壁部に整合ブリッジが保
留され該ブリッジがヘッドの孔と区画の第2端の間に配
置されたことを特徴とする、ハンドルを具えたラチェッ
ト工具のヘッドとしている。請求項8の発明は、請求項
7に記載のハンドルを具えたラチェット工具のヘッドに
おいて、キャビティーがさらにヘッドの孔との交叉点か
ら延伸されてヘッドの第1面と第2面にほぼ垂直なアー
チ壁を具え、該アーチ壁とヘッドの孔との間に第1末端
壁部と第2末端壁部が画定され、該アーチ壁が中心から
の半径を具えそれが該孔のものより小さく、アーチ壁の
中心が孔内に位置し、該交叉点との距離が該アーチ壁の
半径の2倍より小さいことを特徴とする、ハンドルを具
えたラチェット工具のヘッドとしている。請求項9の発
明は、請求項8に記載のハンドルを具えたラチェット工
具のヘッドにおいて、駆動手段とされ、ヘッドの孔に回
転可能に取り付けられ、第1面を越えて延伸されソケッ
トに分離可能に結合された駆動柱と、整合末端壁の開口
に回転可能に収容されたスタブを具えた、上記駆動手段
を具えたことを特徴とする、ハンドルを具えたラチェッ
ト工具のヘッドとしている。請求項10の発明は、ラチ
ェット工具のハンドルにおいて、組合せ体を具え、該組
合せ体が、第1面と第2面を具えたヘッドを具え、該ヘ
ッドにあって第1面と第2面の間に孔が延伸され、該ヘ
ッドにおいて第1面と第2面の間にあって第1面と第2
面から距離を置くように画定されて該孔と連通するキャ
ビティーがあり、該キャビティーが第1面と第2面に平
行で且つ第1面と第2面から距離を置く平坦末端を具
え、第1壁区と第2壁区が該平坦末端と第1及び第2面
の間に画定されてハンドルと整合され、そして、区画が
ヘッドにおいて画定され、該区画が第2面から第1面へ
と第1面から距離を置くように延伸されてキャビティー
に連通する第1端と第2面の外に連通する第2端とを具
え、これにより、ヘッドの第2面に第2端壁区の整合ブ
リッジが残されてヘッドの孔と区画の第2端の間に位置
することを特徴とする、ラチェット工具のハンドルとし
ている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1から9を参照されたい。最初
に図1、2、3及び図6を参照されたい。本発明のラチ
ェットレンチ10はハンドル12と孔13を具えたヘッ
ド11を具えている。ヘッド11の孔13を画定する内
周壁132は環状溝131をその底部に具えている。ウ
ェブ17がヘッド11とハンドル12の間に画定されて
いる。キャビティー14がウェブ17内に画定される。
また、ウェブ17内にあって区画15が画定され、該区
画15は略L形を呈しキャビティー14に連通する内端
と外部に連通する外端とを具え、これによりウェブ17
内にブリッジ16が残されている。区画15の外端は好
ましくは円形とされる。ブリッジ16はヘッド11とハ
ンドル12の強度を増し、ゆえにより高い耐トルク能力
を有する。
【0007】駆動手段(この実施例ではギアホイール2
0の形態とされる)がヘッド11に固定され、該駆動手
段はファスナ(図示せず)駆動用の内周24と外周25
を含む。外周25は上端部22と、下端部23と、複数
の凹歯21を具えた中間部を具えている。下端部23は
環状溝231を具えている。C形クリップ30が下端部
23の環状溝231とヘッド11の環状溝131に収容
され、これによりラチェットレンチ10のヘッド11に
回転自在にギアホイール20が保持される。これは図2
に最もよく示される。
【0008】爪40がウェブ17内のキャビティー14
に固定され、それはギアホイール20の歯21と噛み合
うためのラチェット歯41をその一側に具えている。爪
40の別側にはさらに凹部42があり、該凹部42は二
つの端部421、422を具えているが、これについて
は後に説明する。
【0009】さらに図1から図3を参照されたい。切り
換え手段50が回転自在の区画15の第2端に取り付け
られる。この実施例では、該切り換え手段50は区画1
5の外側に通常操作用のターンピース51と、ターンピ
ース51より延伸されてキャビティー14に面した収容
部521を具えた作動板52とを具えている。バイアス
手段60が収容部521に固定され、それは弾性素子6
2とペグ61とを具えている。この実施例では、図2に
示されるように、弾性素子62は斜めの態様を呈するペ
グ61の端部612に掛けられる第1端621を具えて
いる。弾性素子62の第2端622は、第1端より大き
な寸法を有し、これにより作動板52の収容部521の
開口(符号なし)の周囲の区域に保持される。これは図
3に示されるとおりである。
【0010】組立時には、切り換え手段50が区画15
に取り付けられ、バイアス手段60がペグ61の一部を
囲む弾性素子62を具えたキャビティー14を経由して
切り換え手段50の収容部521に取り付けられる。ペ
グ61の端部612は弾性素子62の第1端621を収
容する。爪40はキャビティー14内に取り付けられ、
ペグ61の別端611は爪40の凹部42内へと延伸さ
れる。C形クリップ30が環状溝131及び231に収
容され、これにより組立が完成する。ゆえに、組立手順
は簡単で、ネジやカバーの助けを必要とせずにC形クリ
ップ30により速やかに達成される。
【0011】図3に示されるラチェットレンチは、逆時
計回りラチェット(計回りに回転自在)の状態における
ものである。そのうち、ペグ61の別端612は爪40
の凹部42の端部422に突き当たり、爪40の端部4
4はキャビティー14に画定された壁部に突き当たって
いる。必要に応じてラチェット方向を変換するとき、使
用者はターンピース51を切り換えればバイアス手段6
0を動かすことができる。図4は遷移位置にあるラチェ
ットレンチを示し、双方向に回転自在な状態を示してい
る。図4に示されるように、弾性素子62はターンピー
ス51の回転動作の間、緊張している。ターンピース5
1が図5に示される所定の位置に至ると、ペグ61の別
端611は爪40の凹部42の別端421に突き当た
り、爪40の別端43はキャビティー14に画定された
別の壁部に突き当たる。こうして、このラチェットレン
チは時計回りラチェットと逆時計回り自由回転を許容す
る。
【0012】図7は本発明の第2実施例を示す。そのう
ち、ギアホイール20が駆動手段70の代わりに採用さ
れ、該駆動手段70は駆動柱73を具え、該駆動柱73
は結合手段80を具え、該結合手段80は分離可能にソ
ケット(図示せず)に結合される。駆動手段70は外周
を具え、該外周に複数の歯71が形成され、該歯71は
爪の歯41との結合に供される。環状溝731が駆動手
段70の外周の下部に形成され、該環状溝731にC形
クリップ30が結合され、該C形クリップ30について
は第1実施例で説明したとおりである。さらに、駆動手
段70はスタブ72をその上端に具え、ヘッド11の上
部は開口134を具えた末端壁133を具えるように修
飾されて駆動手段70のスタブ72を回転自在に収容す
る。これにより駆動手段70の安定した回転動作が提供
される。
【0013】図8は本発明の第3実施例を示す。この実
施例では特に、バイアス手段(符号90)がピン92を
具え、該ピン92は収容部911を具え、該収容部91
1は弾性素子92の一端を収容する。こうして弾性素子
92がピン92の収容部911の末端壁(符号なし)と
切り換え手段50の収容部521に画定された末端壁
(符号なし)の間に取り付けられる。
【0014】図9は本発明の第4実施例を示す。この実
施例では、バイアス手段90が第3実施例のものと同じ
とされ、駆動手段70が第2実施例のものと同じとされ
ている。
【0015】以上は本発明の実施例の説明であり、本発
明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づき
なしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請
求範囲に属するものとする。
【0016】
【発明の効果】本発明は一種の双方向ラチェットレンチ
の爪のバイアス式組合せ構造を提供し、さらにまた製造
コストを減らすことのできるラチェットレンチの改良さ
れたヘッド構造を提供している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のラチェットレンチの分解
斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例のラチェットレンチの端部
断面図である。
【図3】本発明の第1実施例のラチェットレンチの端部
の部分断面平面図であり、レンチは逆時計回り許容状態
にある。
【図4】本発明の第1実施例のラチェットレンチの端部
の部分断面平面図であり、レンチは双方向に自由回転許
容状態にある。
【図5】本発明の第1実施例のラチェットレンチの端部
の部分断面平面図であり、レンチは時計回り許容状態に
ある。
【図6】本発明の第1実施例のラチェットレンチの部分
斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例のラチェットレンチの断面
図である。
【図8】本発明の第3実施例のラチェットレンチの端部
の平面図である。
【図9】本発明の第4実施例のラチェットレンチの断面
図である。
【図10】周知のラチェットレンチの分解斜視図であ
る。
【図11】周知のラチェットレンチのヘッド部分の断面
図である。
【符号の説明】
10 ラチェットレンチ 12 ハンドル 13 孔 11 ヘッド 17 ウェブ 14 キャビティー 15 区画 16 ブリッジ 231 環状溝 30 C形クリップ 20 ギアホイール 21 歯 41 ラチェット歯 42 凹部 50 切り換え手段 51 ターンピース 52 作動板 62 弾性素子 61 ペグ 60 バイアス手段 40 爪 70 駆動手段 73 駆動柱 80 結合手段 71 歯 731 環状溝 92 ピン 911 収容部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向ラチェットレンチにおいて、 ハンドルと、 ヘッドとされ、該ハンドルより延伸され、孔と、ヘッド
    とハンドルの間に画定されたウェブと、ウェブ内に画定
    されて孔に連通するキャビティーとを具え、該ウェブが
    区画を具え、該区画が、キャビティーに連通する第1端
    と外部に連通する第2端とを具え、これによりウェブ内
    にブリッジが保留された、上記ヘッドと、 駆動手段とされ、ヘッドの孔に回転可能に取り付けら
    れ、その外周に複数の歯が形成された、上記駆動手段
    と、 爪とされ、該キャビティー内に取り付けられ、該駆動手
    段の歯と分離可能に結合される複数のラチェット歯を具
    えた第1側を具えた、上記爪と、 切り換え手段とされ、操作用のターンピースと、該ター
    ンピースより延伸されてウェブの区画の第2端に回転自
    在に収容される作動板とを具え、該駆動手段のラチェッ
    ト方向を変換するための二つの位置の間で切り換え可能
    である、上記切り換え手段と、 該爪と該作動板の間にあって該キャビティーに取り付け
    られる弾性素子とペグとされ、該ペグが弾性素子に収容
    され、該ペグと該弾性素子が作動板と共に回転可能とさ
    れ、該爪が凹部を具えた第2側を具え、該ペグが動作可
    能に爪の該凹部に収容された第1端と、第2端とを具
    え、弾性素子によりペグの第2端が爪に斜めに挿入され
    る力が付与され、これにより爪のラチェット歯が駆動手
    段の歯に噛み合わされ、弾性素子が収容部に収容される
    第1端と、収容部外に位置して作動板に取り付けられる
    第2端を具え、ペグの第2端が弾性素子に収容され、弾
    性素子の作動板の収容部とペグの間にあっての張力によ
    り弾性素子の第1端がペグの第2端を爪の凹部に対して
    斜めに付勢する、上記弾性素子とペグと、 C形クリップとされ、ヘッドの孔に画定された内周に設
    けられた第1環状溝と、該駆動手段の外周に設けられた
    第2環状溝に収容されて、これにより駆動手段が回転可
    能にヘッドに保持される、上記C形クリップと、 を具えたことを特徴とする、双方向ラチェットレンチ。
  2. 【請求項2】 双方向ラチェットレンチにおいて、 駆動手段とされ、その周囲に複数の歯が形成された、上
    記駆動手段と、 爪とされ、該駆動手段の歯と分離可能に結合される複数
    のラチェット歯を具えた第1側と、凹部の形成された第
    2側とを具えた、上記爪と、 回転可能な切り換え手段とされ、操作用のターンピース
    と、該ターンピースより延伸された作動板とを具え、該
    駆動手段のラチェット方向を変換するための二つの位置
    の間で切り換え可能である、上記切り換え手段と、 バイアス手段とされ、爪の凹部と作動板の間に設けら
    れ、爪のラチェット歯を斜めに駆動手段の歯に結合させ
    るのに供され、弾性素子とペグを具え、該ペグが、動作
    可能に爪の該凹部に収容された第1端と、第2端とを具
    え、弾性素子が斜めにペグの第2端を爪に対して付勢
    し、これにより爪のラチェット歯がギアホイールの爪に
    結合する、上記バイアス手段と、 を具え、 上記切り換え手段の作動板が収容部を具え、弾性素子が
    該収容部に収容される第1端と該収容部外に位置して作
    動板に取り付けられる第2端を具え、ペグの第2端が弾
    性素子に収容され、弾性素子の第1端が、ペグの第2端
    を爪の凹部に向けて、該収容部と該ペグの間にあっての
    弾性素子の張力により斜めに付勢させることを特徴とす
    る、双方向ラチェットレンチ。
  3. 【請求項3】 双方向ラチェットレンチにおいて、 ハンドルと、 ヘッドとされ、該ハンドルより延伸され、孔と、ヘッド
    とハンドルの間に画定されたウェブと、ウェブ内に画定
    されて孔に連通するキャビティーとを具え、該ウェブが
    区画を具え、該ウェブがキャビティーに連通する区画を
    具えた、上記ヘッドと、 駆動手段とされ、ヘッドの孔に回転可能に取り付けら
    れ、その外周に複数の歯が形成された、上記駆動手段
    と、 爪とされ、該キャビティー内に取り付けられ、該駆動手
    段の歯と分離可能に結合される複数のラチェット歯を具
    えた第1側と、凹部を具えた第2側を具えた、上記爪
    と、 切り換え手段とされ、操作用のターンピースと、該ター
    ンピースより延伸されてウェブの区画に回転自在に収容
    される作動板とを具え、該駆動手段のラチェット方向を
    変換するための二つの位置の間で切り換え可能であり、
    該作動板が該キャビティーに面した第1収容部を具え
    た、上記切り換え手段と、 バイアス手段とされ、爪の凹部と作動板の間に設けら
    れ、爪のラチェット歯を斜めに駆動手段の歯に結合させ
    るのに供され、弾性素子とペグを具え、該ペグが弾性素
    子に収容されて第1収容部に収容され、ペグと弾性素子
    が作動板と共に回転可能とされ、該ペグが、動作可能に
    爪の該凹部に収容された第1端と、第2端とを具え、弾
    性素子が斜めにペグの第2端を爪に対して付勢し、これ
    により爪のラチェット歯がギアホイールの爪に結合す
    る、上記バイアス手段と、 を具え、該第1収容部が第1末端壁を具え、ペグの第2
    端が第1収容部に収容され、該第1収容部が第2末端壁
    を具え、弾性素子の二つの端部が該第1末端壁と第2末
    端壁の間に収容されたことを特徴とする、双方向ラチェ
    ットレンチ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の双方向ラチェットレン
    チにおいて、 ヘッドが第1面と第2面を具え、第1面から孔が延伸さ
    れるが該孔は第2面より距離を置き、整合末端壁が、ヘ
    ッドにおいて第2面と孔の間に画定され、開口が第2面
    と孔の間で延伸された整合末端壁内に画定されて孔の内
    径より小さい寸法を有し、駆動手段が該開口に回転可能
    に収容されるスタブを具え、駆動手段が該第1面を越え
    て延伸されてソケットと分離可能に結合される駆動柱を
    具えたことを特徴とする、双方向ラチェットレンチ。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の双方向ラチェットレン
    チにおいて、 ウェブが第1面と第2面を具え、該ウェブにキャビティ
    ーが形成され、該キャビティーが第1面と第2面の間に
    位置し、該キャビティーが整合壁を具え、該整合壁が孔
    の交叉点より延伸され第1及び第2面にほぼ垂直なアー
    チ壁を具えると共に、第1及び第2面とほぼ平行でそれ
    から離れた平坦末端を具え、第1及び第2末端壁部が該
    平坦末端と第1及び第2面の間及びアーチ壁と孔の間に
    画定され及びウェブに整合され、アーチ壁は中心より半
    径を有しそれは孔の半径より小さく、アーチ壁の中心は
    孔の中心に位置し該交叉点は半径の2倍以下の距離を置
    き、ウェブの区画は第2面より第1面の方向に第1面よ
    り距離を置いて延伸され、該区画はキャビティーに連通
    する第1端と第2面の外側に連通する第2端を具え、ゆ
    えに整合ブリッジがウェブの第2端中に保留されたこと
    を特徴とする、双方向ラチェットレンチ。
  6. 【請求項6】 双方向ラチェットレンチにおいて、 ハンドルと、 ヘッドとされ、該ハンドルより延伸され、孔と、ヘッド
    とハンドルの間に画定されたウェブと、ウェブ内に画定
    されて孔に連通するキャビティーとを具え、該ウェブが
    該キャビティーと連通する区画を具えた、上記ヘッド
    と、 駆動手段とされ、ヘッドの孔に回転可能に取り付けら
    れ、その外周に複数の歯が形成された、上記駆動手段
    と、 爪とされ、該キャビティー内に取り付けられ、該駆動手
    段の歯と分離可能に結合される複数のラチェット歯を具
    えた第1側と、凹部を具えた第2側を具えた、上記爪
    と、 切り換え手段とされ、ウェブの該区画に回転可能に収容
    され、該駆動手段のラチェット方向を変換するための二
    つの位置の間で切り換え可能である、上記切り換え手段
    と、 バイアス手段とされ、キャビティーに取り付けられ、爪
    の凹部にスライド可能に収容される第1端と、切り換え
    手段に固定されて爪のラチェット歯を斜めに駆動手段の
    歯に結合させる第2端とを具えた、該バイアス手段と、 を具え、該切り換え手段が操作用のターンピースと、該
    ターンピースより延伸されてウェブの区画に回転自在に
    収容される作動板とを具え、該切り換え手段の作動板が
    キャビティーに面する収容部を具え、該バイアス手段が
    弾性素子とペグとを具え、該ペグが弾性素子に収容され
    て該収容部に収容され、該ペグと該弾性素子が作動板と
    共に回転可能で、該ペグが爪の凹部に動作可能に収容さ
    れる第1端と、第2端とを具え、該弾性素子が該ペグを
    ななめに爪に向けて付勢し、これにより爪のラチェット
    歯がギアホイールの爪に結合させられ、ヘッドの孔に画
    定された内周が第1環状溝を具え、駆動手段の外周に第
    2環状溝が設けられ、C形クリップが該第1環状溝と該
    第2環状溝に収容され、これにより駆動手段がヘッド内
    に回転可能に保持されたことを特徴とする、双方向ラチ
    ェットレンチ。
  7. 【請求項7】 ハンドルを具えたラチェット工具のヘッ
    ドにおいて、 ウェブが該ヘッドと該ハンドルの間に画定され、該ヘッ
    ドが第1面より第2面へと該第2面から距離を置くよう
    に延伸された孔を具え、整合末端壁がヘッドにあって該
    第2面と該孔の間に画定され、該第2面と該孔の間に延
    伸された整合末端壁に開口が画定され、該開口の寸法が
    該孔の内側の寸法より小さく、キャビティーがウェブに
    あって第1面と第2面の間に且つ第1面と第2面と距離
    を置くように形成され、該キャビティーが該孔に連通
    し、該キャビティーが該第1面と該第2面とほぼ平行に
    延伸された平坦末端を具え、該平坦末端と第1及び第2
    面の間に第1及び第2壁部が画定されると共にウェブに
    整合され、該ウェブがさらに区画を具え、該区画が該第
    2面より第1面へと第1面から距離を置いて形成され、
    該区画がキャビティーと連通する第1端と、該第2面の
    外に連通する第2端とを具え、これにより第2面にあっ
    てウェブの第2末端壁部に整合ブリッジが保留され該ブ
    リッジがヘッドの孔と区画の第2端の間に配置されたこ
    とを特徴とする、ハンドルを具えたラチェット工具のヘ
    ッド。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のハンドルを具えたラチ
    ェット工具のヘッドにおいて、キャビティーがさらにヘ
    ッドの孔との交叉点から延伸されてヘッドの第1面と第
    2面にほぼ垂直なアーチ壁を具え、該アーチ壁とヘッド
    の孔との間に第1末端壁部と第2末端壁部が画定され、
    該アーチ壁が中心からの半径を具えそれが該孔のものよ
    り小さく、アーチ壁の中心が孔内に位置し、該交叉点と
    の距離が該アーチ壁の半径の2倍より小さいことを特徴
    とする、ハンドルを具えたラチェット工具のヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のハンドルを具えたラチ
    ェット工具のヘッドにおいて、 駆動手段とされ、ヘッドの孔に回転可能に取り付けら
    れ、第1面を越えて延伸されソケットに分離可能に結合
    された駆動柱と、整合末端壁の開口に回転可能に収容さ
    れたスタブを具えた、上記駆動手段を具えたことを特徴
    とする、ハンドルを具えたラチェット工具のヘッド。
  10. 【請求項10】 ラチェット工具のハンドルにおいて、
    組合せ体を具え、該組合せ体が、 第1面と第2面を具えたヘッドを具え、該ヘッドにあっ
    て第1面と第2面の間に孔が延伸され、該ヘッドにおい
    て第1面と第2面の間にあって第1面と第2面から距離
    を置くように画定されて該孔と連通するキャビティーが
    あり、該キャビティーが第1面と第2面に平行で且つ第
    1面と第2面から距離を置く平坦末端を具え、第1壁区
    と第2壁区が該平坦末端と第1及び第2面の間に画定さ
    れてハンドルと整合され、そして、区画がヘッドにおい
    て画定され、該区画が第2面から第1面へと第1面から
    距離を置くように延伸されてキャビティーに連通する第
    1端と第2面の外に連通する第2端とを具え、これによ
    り、ヘッドの第2面に第2端壁区の整合ブリッジが残さ
    れてヘッドの孔と区画の第2端の間に位置することを特
    徴とする、ラチェット工具のハンドル。
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