JP2002247584A - 画像符号化方法および装置、並びに、画像符号化処理用プログラム及びそのプログラムの記録媒体 - Google Patents

画像符号化方法および装置、並びに、画像符号化処理用プログラム及びそのプログラムの記録媒体

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JP2002247584A
JP2002247584A JP2001037874A JP2001037874A JP2002247584A JP 2002247584 A JP2002247584 A JP 2002247584A JP 2001037874 A JP2001037874 A JP 2001037874A JP 2001037874 A JP2001037874 A JP 2001037874A JP 2002247584 A JP2002247584 A JP 2002247584A
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Takeshi Nakamura
健 中村
Takayasu Nitta
高庸 新田
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、発生符号量の見積もりを正確にでき
るようにすることで符号化効率の向上を実現する画像符
号化技術の提供を目的とする。 【解決手段】各ピクチャタイプの発生符号量を予測する
手段として、Iピクチャは符号化対象フレームの入力画
像の分散値から近似推定し、PピクチャとBピクチャは
符号化対象フレームの入力画像とその参照フレームの入
力画像との間で行なわれた動き探索の予測誤差値から近
似推定するという構成を用いる。この構成に従って、過
去のフレームでなく、符号化対象フレームに関する情報
をもとに符号化対象フレームの符号量予測が行われるの
で、シーンの変化などにより予測があたらないという問
題が解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像の分散値
や、入力画像間の動き探索結果を後段の符号化処理に1
フレーム以上先行して求め、それをもとに各フレームの
複雑さ指標を推定した上で符号化制御を行なう画像符号
化方法及び装置と、その画像符号化技術の実現に用いら
れる画像符号化処理用プログラムと、そのプログラムを
記録した画像符号化処理用プログラムの記録媒体とに関
する。
【0002】
【従来の技術】MPEG-2 Test Model 5 などの従来の
画像符号化の符号化制御手法においては、I、P、Bな
どのピクチャタイプごとに、そのピクチャの発生符号量
と平均量子化スケールとの積である複雑さ指標を、その
ピクチャの符号化終了後に求め、その値に基づいて、次
に符号化を行なうピクチャの発生符号量を予測し、符号
化制御に反映させている。
【0003】また、特開平11-298904 号公報に記載され
る発明では、後段の符号化に先行して、縮小ピクチャ動
き検出部から出力される統計量をもとに符号量を見積も
り、符号化制御に反映させることで、1パス映像符号化
装置と同等のハードウエア規模で2パスと同義の実時間
映像符号化装置を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来技術の方法では、過去のピクチャの情報をもとに発
生符号量の見積もりを行なっているために、前のピクチ
ャとの絵柄が大きく変化している場合や、シーンの切り
替えが行なわれた場合に、その発生符号量の見積もりが
あたらず、符号量配分が不正確となり、符号化効率が低
下するという問題があった。
【0005】また、後者の従来技術の方法では、縮小ピ
クチャ動き検出による統計情報のみをそのまま符号量予
測に用いており、これではIピクチャ、Pピクチャ、B
ピクチャなどの各ピクチャタイプ毎の符号量を正確に予
測するには精度が十分でなく、その結果、符号量配分が
不正確で符号化効率が低下する場合があるという問題が
あった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、発生符号量の見積もりを正確にできるように
することで符号化効率の向上を実現する新たな画像符号
化技術の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】MPEG-2 Test Model
の方法では、過去の同じピクチャタイプのピクチャの情
報をもとに複雑さ指標を求め、発生符号量の見積もりを
行なっているために、前の同じピクチャタイプのピクチ
ャとの絵柄が大きく変化している場合や、シーンの切り
替えが行なわれた場合に、その発生符号量の見積もりが
あたらず、符号量配分が不正確となり、符号化効率が低
下するという問題があった。
【0008】そこで、本発明では、各ピクチャタイプの
発生符号量を予測する手段として、Iピクチャは符号化
対象フレームの入力画像の分散値から近似推定し、Pピ
クチャとBピクチャは符号化対象フレームの入力画像と
その参照フレームの入力画像との間で行なわれた動き探
索の予測誤差値から近似推定するという構成を用いる。
【0009】この構成に従って、過去のフレームでな
く、符号化対象フレームに関する情報をもとに符号化対
象フレームの符号量予測が行われるので、シーンの変化
などにより予測があたらないという問題が解決される。
【0010】また、特開平11-298904 号公報に記載され
る発明では、縮小ピクチャ動き探索を後段の符号化処理
に先行して行なうことで、符号化対象フレームに関する
縮小動き探索から得られる統計量から符号量を予測し、
符号量制御に反映させるが、それらの情報だけから、I
ピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャなどの各ピクチャタ
イプの符号量を予測する場合、精度が不充分な場合があ
った。
【0011】そこで、本発明では、Iピクチャは符号化
対象フレームの入力画像の分散値を用いて、Pピクチャ
とBピクチャは符号化対象フレームの入力画像とその参
照フレームの入力画像との間で行なわれた動き探索の予
測誤差値を用いて、それぞれのピクチャタイプ毎の推定
式に従って、発生符号量を近似推定するという構成を用
いる。
【0012】この構成に従って、そのピクチャのピクチ
ャタイプに適した方法で符号量を正確に予測することが
できる。
【0013】さらに、本発明では、実際に符号化処理を
行なった結果から得られるフレーム発生符号量とフレー
ム平均量子化スケールとの積から複雑さ指標を求め、そ
の情報とかかる分散値とかかる予測誤差値とをピクチャ
タイプ別に数フレーム分蓄積して、発生符号量の予測に
用いる予測式を動的に更新するという構成を用いること
で、符号量を正確に推定できるようにしている。
【0014】さらに、本発明では、シーンチェンジ検出
情報を利用して、予測式の係数更新を制御したり、予測
に使用する予測式を変更するという構成を用いること
で、符号量を正確に推定できるようにしている。
【0015】また、これらの方法に使用する情報を得る
ためには、以下のごとく、ハードウェアの実装を考慮し
た場合、新規に追加しなければならないハードウェアが
少ないという長所がある。
【0016】一般に、MPEGの符号化においては、動
き補償は符号化対象フレームの入力画像と、その参照フ
レームの局所復号画像との間で行なわれるが、階層的な
動き探索をする場合においては、最終的な精度の2次探
索よりも粗い精度の1次探索においては、符号化対象フ
レームの入力画像とその参照フレームの入力画像との間
で動き探索が行なわれることが多い。
【0017】そのため、入力画像間の動き探索の場合
は、局所復号画像を用いる場合と異なり、符号化と独立
して先行して行なうことができる。ハードウェアの実装
を考慮した場合、入力画像どうしの間の粗い精度の1次
探索と、入力画像と局所復号画像間の最終的な精度の2
次探索との間にフレーム遅延を設けることは、予測誤差
画像の保存が必要でなく動きベクトルのみを保存すれば
よいことなどから、比較的実装が容易である。
【0018】また、MPEGでは、各MB(マクロブロ
ック)の量子化スケールを、そのMBの入力画像情報で
あるアクティビティ値をもとに上下させることがよく行
なわれる。たとえば、MPEG-2 Test Mode1では、1
6画素×16画素のマクロブロック内の4つのサブブロ
ックの分散値の最小値を用いるが、これを符号化の前段
で算出するような符号化装置においては、この情報の総
和をとることで、簡単にIピクチャの符号量予測に用い
る入力画像の分散値が得られ、そのままフレーム内符号
量予測値に用いることができる。
【0019】また、入力画像の隣接画素間差分を入力画
像の分散値として使用する場合、ハードウェア的にはラ
インバッファの追加などの手段により、比較的少ないコ
ストで算出機能を実装することができる。
【0020】このような理由から本発明により、実装上
容易に符号化に数フレーム分先行してIピクチャ、Pピ
クチャ、Bピクチャの各ピクチャタイプの発生符号量の
予測が可能となり、符号化制御の効率向上に貢献するこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(1)第1の実施形態例 図1に、本発明の第1の実施形態例に従うMPEG−2
符号化を行う画像符号化装置の装置構成を図示する。
【0022】この図に示すように、第1の実施形態例に
従う画像符号化装置では、MPEG−2符号化を行うた
めに用意される、前処理部10/1次探索部11/2次
探索部12/DCT部13/量子化部14/可変長符号
化部15/逆量子化部16/逆DCT部17/量子化パ
ラメータ制御部18の他に、本発明を実現するために、
Iピクチャ複雑さ指標算出部20とP・Bピクチャ複雑
さ指標算出部21とを備える。
【0023】このIピクチャ複雑さ指標算出部20は、
前処理部10に入力される入力画像の分散値を使って、
Iピクチャの複雑さ指標(そのピクチャの発生符号量と
平均量子化スケールとの積)を推定する処理を行う。
【0024】P・Bピクチャ複雑さ指標算出部21は、
1次探索部11の動きベクトル探索結果により得られる
予測誤差値を使って、Pピクチャの複雑さ指標とBピク
チャの複雑さ指標とを推定する処理を行う。
【0025】本発明では、量子化パラメータ制御部18
は、このようにして推定される複雑さ指標を使って量子
化部14を制御する処理を行うことになる。
【0026】ここで、図1に示した本発明の画像符号化
装置を実現するために用意される各処理手段は、コンピ
ュータプログラムで実現可能であり、このコンピュータ
プログラムは、半導体メモリなどの記録媒体に記録して
提供することができる。
【0027】第1の実施形態例では、図2に示すよう
に、Iピクチャ複雑さ指標算出部20は、シーンチェン
ジ直後の符号化時には、入力画像の分散値xを使い、 フレーム複雑さ指標=aI ×x2 +bI ×x+cI ・・・・・式 但し、aI,I,I は予め設定される固定値 という2次式に従って、Iピクチャの符号化終了時に、
そのIピクチャの複雑さ指標を推定する処理を行う。
【0028】また、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部2
1は、シーンチェンジ直後の符号化時には、動きベクト
ル探索結果により得られるPピクチャの予測誤差値xを
使い、 フレーム複雑さ指標=aP ×x2 +bP ×x+cP ・・・・・式 但し、aP,P,P は予め設定される固定値 という2次式に従って、Pピクチャの符号化終了時に、
そのPピクチャの複雑さ指標を推定する処理を行う。
【0029】但し、シーンチェンジ後始めての符号化時
には、Iピクチャの複雑さ指標を推定する上述の式に
従って、Pピクチャの複雑さ指標を推定する処理を行
う。
【0030】また、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部2
1は、シーンチェンジ直後の符号化時には、動きベクト
ル探索結果により得られるBピクチャの予測誤差値xを
使い、 フレーム複雑さ指標=aB ×x2 +bB ×x+cB ・・・・・式 但し、aB,B,B は予め設定される固定値 という2次式に従って、Bピクチャの符号化終了時に、
そのBピクチャの複雑さ指標を推定する処理を行う。
【0031】一方、第1の実施形態例に従う場合には、
シーンチェンジ直後以外の符号化時には、係数値固定の
2次式を使って複雑さ指標を推定するのでは精度が十分
でないことが起こることを考慮して、従来技術と同様
に、直前の発生符号化量と平均量子化パラメータとの積
で算出される複雑さ指標を用いるという構成を採ってい
る。
【0032】すなわち、Iピクチャ複雑さ指標算出部2
0は、シーンチェンジ直後以外の符号化時には、直前の
Iピクチャの発生符号量と平均量子化パラメータとの積
で算出される複雑さ指標を取得して、それを量子化パラ
メータ制御部18に渡すように処理している。また、P
・Bピクチャ複雑さ指標算出部21は、シーンチェンジ
直後以外の符号化時には、直前のPピクチャの発生符号
量と平均量子化パラメータとの積で算出される複雑さ指
標を取得して、それを量子化パラメータ制御部18に渡
すとともに、直前のBピクチャの発生符号量と平均量子
化パラメータとの積で算出される複雑さ指標を取得し
て、それを量子化パラメータ制御部18に渡すように処
理している。
【0033】したがって、第1の実施形態例では、図3
の処理フローに示すように、符号化処理に入ると、シー
ンチェンジが発生したのか否かを判断して、シーンチェ
ンジが発生した場合には、上述の式を使ってIピクチ
ャ及びPピクチャの複雑さ指標を算出し、上述の式を
使ってBピクチャの複雑さ指標を算出する。
【0034】そして、その後シーンチェンジ発生後の規
定フレーム数が経過するまでの間(例えば、Pピクチャ
とBピクチャとがそれぞれ2回出現するまでの間)は、
上述の式を使ってIピクチャの複雑さ指標を算出し、
上述の式を使ってPピクチャの複雑さ指標を算出し、
上述の式を使ってBピクチャの複雑さ指標を算出す
る。
【0035】ここで、Pピクチャに関して、シーンチェ
ンジ後始めてのPピクチャについては、イントラマクロ
ブロックで符号化される割合が多いため、上述の式を
使ってIピクチャと同様の方法で複雑さ指標を算出し、
シーンチェンジ後2枚目以降のPピクチャについては、
上述の式を使って複雑さ指標を算出するようにしてい
る。
【0036】そして、その規定フレーム数が経過する
と、発生符号量と平均量子化パラメータとの積で算出さ
れる複雑さ指標の測定値を読み込んで、それを算出した
複雑さ指標として用いるように処理するのである。
【0037】(イ)Iピクチャ複雑さ指標算出部20に
よる複雑さ指標の算出処理 図4に、Iピクチャ複雑さ指標算出部20の実行する処
理フローの一実施形態例を図示する。
【0038】Iピクチャ複雑さ指標算出部20は、この
処理フローに示すように、前処理部10に入力される入
力画像の各フレームを処理対象として、各画素に関し
て、右隣の画素との輝度値の差分の絶対値と真下の画素
との輝度値の差分の絶対値との和を、画面全体について
総和をとったもので定義される隣接画素間差分絶対値和
を算出し、それを入力画像の分散値として用いて上述の
式に代入することで、Iピクチャの複雑さ指標を推定
する処理を行う。
【0039】(ロ)P・Bピクチャ複雑さ指標算出部2
1による複雑さ指標の算出処理 入力画像系列のうち、PピクチャまたはBピクチャとし
て符号化されるフレームについては、1次探索部11
で、符号化対象フレームの入力画像の縮小画像と参照フ
レームの入力画像の縮小画像とを用いて、2画素精度の
動き探索が行なわれる。
【0040】ここで、縮小画像は、入力画像を水平、垂
直方向に1/2に縮小した画像とする。また、符号化対
象フレームと参照フレームの両縮小画像は、入力画像の
第1フィールドと第2フィールドから、それぞれフィー
ルドごとにつくられ、動き探索がフィールド単位で行な
われるものとする。
【0041】この2画素精度の探索は、符号化対象フレ
ームの第1、第2のフィールドを起点とし、Pピクチャ
に関しては、1つの参照フレームの第1、第2のフィー
ルドを終点とする合計4つの種類の動きベクトルに関す
る探索がなされ、Bピクチャに関しては、2つの参照フ
レームの第1、第2のフィールドを終点とする合計8つ
の種類の動きベクトルに関する探索がなされる。
【0042】図5は、Bピクチャの場合に探索される動
きベクトルを示したものである。Pピクチャの場合は、
図中に示す参照フレームAとv1、v2、v3、v4の
みが存在する。
【0043】P・Bピクチャ複雑さ指標算出部21は、
これらの動きベクトルに対応した予測誤差から、最終的
な予測誤差を算出し、それを上述の式や式に代入す
ることで、PピクチャやBピクチャの複雑さ指標を推定
する処理を行う。
【0044】図6に、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部
21が実行するPピクチャの複雑さ指標の推定処理の処
理フローの一実施形態例を図示し、図7及び図8に、P
・Bピクチャ複雑さ指標算出部21が実行するBピクチ
ャの複雑さ指標の推定処理の処理フローの一実施形態例
を図示する。
【0045】P・Bピクチャ複雑さ指標算出部21は、
Pピクチャの複雑さ指標を推定するときには、図6の処
理フローに示すように、図5中に示すv1とv2の予測
誤差の小さい方の値と、図5中に示すv3とv4の予測
誤差の小さい方の値との和をそのマクロブロックに対す
る予測誤差として、そのフレーム内総和をとり、それを
フレームの予測誤差値としてPピクチャの複雑さ指標を
推定する。
【0046】一方、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部2
1は、Bピクチャの複雑さ指標を推定するときには、図
7及び図8の処理フローに示すように、先ず最初に、図
5中に示すv1とv2の予測誤差の小さい方の値と、図
5中に示すv3とv4の予測誤差の小さい方の値との和
を求め、次に、図5中に示すv5とv6の予測誤差の小
さい方の値と、図5中に示すv7とv8の予測誤差の小
さい方の値との和を求め、続いて、この2つの和の小さ
い方の値をそのマクロブロックに対する予測誤差とし
て、そのフレーム内総和をとり、それをフレームの予測
誤差値としてBピクチャの複雑さ指標を推定する。
【0047】このようにして、Iピクチャ複雑さ指標算
出部20は、シーンチェンジ直後の符号化時には、前処
理部10に入力される入力画像の隣接画素間差分絶対値
和を求めて、それを2次式に代入することで、Iピクチ
ャの複雑さ指標を推定する処理を行うのである。
【0048】そして、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部
21は、シーンチェンジ直後の符号化時には、1次探索
部11の動きベクトル探索結果により得られる予測誤差
値を求めて、それを2次式に代入することで、Pピクチ
ャの複雑さ指標とBピクチャの複雑さ指標とを推定する
処理を行うのである。
【0049】このようにして、第1の実施形態例では、
何らかの手段でシーンチェンジが検出されると、そのシ
ーンチェンジ後の規定フレーム数の間は、Iピクチャな
らば入力画像の分散値、P、Bピクチャならば入力画像
間の動き探索結果の予測誤差値を、それぞれのピクチャ
タイプのフレーム複雑さ指標の推定式である2次式に当
てはめて、各ピクチャの複雑さ指標を推定する。
【0050】ここで、この2次式の係数はあらかじめ決
められた固定の初期設定値である。ただし、シーンチェ
ンジ後初めて符号化されるPピクチャに関しては、イン
トラマクロブロックで符号化される割合が多いため、事
実上のIピクチャとみなして、入力画像の分散値から、
Iピクチャの複雑さ指標の推定式によって複雑さ指標を
推定するようにしている。
【0051】第1の実施形態例では、シーンチェンジ直
後以外のピクチャに関しては、係数値を固定値とする推
定式による推定では精度が十分でないことが起こること
を考慮して、従来技術どおり、同ピクチャタイプの直前
のピクチャの発生符号量と平均量子化パラメータとの積
を複雑さ指標として用い、フレーム間符号量配分を行な
い、ピクチャ目標符号量などを決定する。
【0052】ここで、複雑さ指標をピクチャの発生符号
量と平均量子化パラメータとの積としたが、それに限る
ものでなく、発生符号量を何らかの方法で量子化パラメ
ータの値で正規化した値であればよい。
【0053】また、フレーム内の各マクロブロックの量
子化ステップの基準値、もしくはフレーム内符号化開始
時の量子化ステップ初期値を、上述した複雑さ指標をピ
クチャ目標符号量で除算した値に基づいて決定する。こ
れにより、フレーム内の量子化ステップがフレーム内の
符号量フィードバック制御により大きく変動することを
防ぐことができる。
【0054】上述しなかったが、1次探索と2次探索と
の間は、1フレーム以上のフレーム遅延を設け、1次探
索のフレーム予測誤差値が求まってから、次のピクチャ
の目標符号量を見積もるようにする必要がある。このと
き、2枚先のPピクチャの予測誤差値が先行して求めら
れるだけフレーム遅延を設ければ、シーンチェンジが起
きても、シーンチェンジ後の全てのピクチャタイプの発
生符号量を前もって予測できるため符号化効率が向上す
る。
【0055】(2)第2の実施形態例 図9に、本発明の第2の実施形態例に従うMPEG−2
符号化を行う画像符号化装置の装置構成を図示する。
【0056】この図に示すように、第2の実施形態例に
従う画像符号化装置では、第1の実施形態例の備えるI
ピクチャ複雑さ指標算出部20の代わりにIピクチャ複
雑さ指標算出部30を備え、第1の実施形態例の備える
P・Bピクチャ複雑さ指標算出部21の代わりにP・B
ピクチャ複雑さ指標算出部31を備える構成を採ってい
る。
【0057】ここで、図2に示した本発明の画像符号化
装置を実現するために用意される各処理手段は、コンピ
ュータプログラムで実現可能であり、このコンピュータ
プログラムは、半導体メモリなどの記録媒体に記録して
提供することができる。
【0058】第2の実施形態例では、図10に示すよう
に、Iピクチャ複雑さ指標算出部30は、シーンチェン
ジ以外の符号化時には、入力画像の分散値xを使い、 フレーム複雑さ指標=aI ×x2 +bI ×x+cI ・・・・・式 但し、aI,I,I は動的設定値 という2次式(係数が動的に変わる)に従って、Iピク
チャの符号化終了時に、そのIピクチャの複雑さ指標を
推定する処理を行う。
【0059】また、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部3
1は、シーンチェンジ以外の符号化時には、動きベクト
ル探索結果により得られるPピクチャの予測誤差値xを
使い、 フレーム複雑さ指標=aP ×x2 +bP ×x+cP ・・・・・式 但し、aP,P,P は動的設定値 という2次式(係数が動的に変わる)に従って、Pピク
チャの符号化終了時に、そのPピクチャの複雑さ指標を
推定する処理を行う。
【0060】また、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部3
1は、シーンチェンジ以外の符号化時には、動きベクト
ル探索結果により得られるBピクチャの予測誤差値xを
使い、 フレーム複雑さ指標=aB ×x2 +bB ×x+cB ・・・・・式 但し、aB,B,B は動的設定値 という2次式(係数が動的に変わる)に従って、Bピク
チャの符号化終了時に、そのBピクチャの複雑さ指標を
推定する処理を行う。
【0061】そして、Iピクチャ複雑さ指標算出部30
は、シーンチェンジ時の符号化時には、入力画像の分散
値xを使い、 フレーム複雑さ指標=aI0×x2 +bI0×x+cI0・・・・・式 但し、aI0, I0, I0は初期設定値 という2次式(係数が初期設定値に固定される)に従っ
て、Iピクチャの符号化終了時に、そのIピクチャの複
雑さ指標を推定する処理を行う。
【0062】また、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部3
1は、シーンチェンジ時の符号化時には、動きベクトル
探索結果により得られるPピクチャの予測誤差値xを使
い、 フレーム複雑さ指標=aP0×x2 +bP0×x+cP0・・・・・式 但し、aP0, P0, P0は初期設定値 という2次式(係数が初期設定値に固定される)に従っ
て、Pピクチャの符号化終了時に、そのPピクチャの複
雑さ指標を推定する処理を行う。
【0063】但し、シーンチェンジ後始めての符号化時
には、Iピクチャの複雑さ指標を推定する上述の式に
従って、Pピクチャの複雑さ指標を推定する処理を行
う。
【0064】また、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部3
1は、シーンチェンジ時の符号化時には、動きベクトル
探索結果により得られるBピクチャの予測誤差値xを使
い、 フレーム複雑さ指標=aB0×x2 +bB0×x+cB0・・・・・式 但し、aB0, B0, B0は初期設定値 という2次式(係数が初期設定値に固定される)に従っ
て、Bピクチャの符号化終了時に、そのBピクチャの複
雑さ指標を推定する処理を行う。
【0065】したがって、第2の実施形態例では、図1
1及び図12の処理フローに示すように、符号化処理に
入ると、シーンチェンジが発生したのか否かを判断し
て、シーンチェンジが発生する場合には、蓄積した分散
値/予測誤差値/複雑さ指標測定値をクリアしてから、
上述の式を使ってIピクチャ及びPピクチャの複雑さ
指標を算出し、上述の式を使ってBピクチャの複雑さ
指標を算出する。
【0066】そして、シーンチェンジ発生後の規定フレ
ーム数が経過するまでの間(例えば、PピクチャとBピ
クチャとがそれぞれ2回出現するまでの間)は、上述の
式を使ってIピクチャの複雑さ指標を算出し、上述の
式を使ってPピクチャの複雑さ指標を算出し、上述の
式を使ってBピクチャの複雑さ指標を算出する。この
とき、複雑さ指標の測定値を読み込んで蓄積するととも
に、複雑さ指標の推定に用いた分散値及び予測誤差値を
蓄積していく。
【0067】そして、その規定フレーム数が経過する
と、蓄積してある分散値/予測誤差値/複雑さ指標測定
値を使い、線形回帰などの算出手法を用いて、動的に設
定する必要のある上述の式の係数「aI,I,I
と、上述の式の係数「aP,P,P 」と、上述の式
の「aB,B,B 」とを更新し、その更新した係数を使
って、上述の式を使ってIピクチャの複雑さ指標を算
出し、上述の式を使ってPピクチャの複雑さ指標を算
出し、上述の式を使ってBピクチャの複雑さ指標を算
出する。このとき、新たな複雑さ指標測定値/分散値/
予測誤差値が得られることに対応して、それに従って蓄
積している分散値/予測誤差値/複雑さ指標測定値を更
新するように処理するのである。
【0068】(イ)Iピクチャ複雑さ指標算出部30に
よる複雑さ指標の算出処理 図13に、Iピクチャ複雑さ指標算出部30の実行する
処理フローの一実施形態例を図示する。
【0069】Iピクチャ複雑さ指標算出部30は、この
処理フローに示すように、前処理部10に入力される入
力画像の各フレームを処理対象として、マクロブロック
単位の量子化スケールの決定に用いるマクロブロックの
アクティビティ値を求め、そのフレーム内総和を入力画
像の分散値として用いて上述の式に代入することで、
Iピクチャの複雑さ指標を推定する処理を行う。
【0070】ここで、マクロブロックのアクティビティ
とは、16画素×16画素のマクロブロック内の4つの
8画素×8画素ブロックの分散の最小値などで定義され
るものである。このとき用いる8画素×8画素ブロック
の分散値とは、8画素×8画素ブロック内の輝度値の平
均値とそのブロック内の各画素の輝度値との差分の絶対
値の総和をとったものである。
【0071】なお、これまでにも、マクロブロックの量
子化スケールを、そのマクロブロックのアクティビティ
値をもとに上下させることが行われており、そのため
に、マクロブロックのアクティビティ値を求める機構が
別に用意されることがあるので、そのような場合には、
その機構により求められたマクロブロックのアクティビ
ティ値を受け取り、そのフレーム内総和を求めるように
処理することになる。
【0072】(ロ)P・Bピクチャ複雑さ指標算出部3
1による複雑さ指標の算出処理 入力画像系列のうち、PピクチャまたはBピクチャとし
て符号化されるフレームについては、1次探索部11
で、符号化対象フレームの入力画像と参照フレームの入
力画像とを用いて、1画素精度の動き探索が行なわれ
る。ここで、符号化対象フレームと参照フレームの入力
画像の間で、フィールド単位での動き探索とフレーム単
位での動き探索とが行われる。
【0073】この1画素精度の探索は、Pピクチャに関
しては、符号化対象フレームの第1、第2のフィールド
を起点とし、1つの参照フレームの第1、第2のフィー
ルドを終点とする合計4つの種類のフィールド動きベク
トルに関する探索と、符号化対象フレームを起点とし、
1つの参照フレームを終点とする1つのフレーム動きベ
クトルに関する探索とがなされる。
【0074】また、Bピクチャに関しては、符号化対象
フレームの第1、第2のフィールドを起点とし、2つの
参照フレームの第1、第2のフィールドを終点とする合
計8つの種類のフィールド動きベクトルに関する探索
と、符号化対象フレームを起点とし、2つの参照フレー
ムを終点とする2つのフレーム動きベクトルに関する探
索とがなされる。
【0075】図14(a)は、Bピクチャの場合に探索
されるフィールド動きベクトルを示したものであり、図
14(b)は、Bピクチャの場合に探索されるフレーム
動きベクトルを示したものである。Pピクチャの場合
は、フィールド動きベクトルの検索については、図14
(a)中に示す参照フレームAとv1、v2、v3、v
4のみが存在し、フレーム動きベクトルの検索について
は、図14(b)中に示す参照フレームAとv9のみが
存在する。
【0076】P・Bピクチャ複雑さ指標算出部31は、
これらの動きベクトルに対応した予測誤差から、最終的
な予測誤差を算出し、それを上述の式や式(あるい
は式や式)に代入することで、PピクチャやBピク
チャの複雑さ指標を推定する処理を行う。
【0077】図15及び図16に、P・Bピクチャ複雑
さ指標算出部31が実行するPピクチャの複雑さ指標の
推定処理の処理フローの一実施形態例を図示し、図17
及び図18に、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部31が
実行するBピクチャの複雑さ指標の推定処理の処理フロ
ーの一実施形態例を図示する。
【0078】P・Bピクチャ複雑さ指標算出部31は、
Pピクチャの複雑さ指標を推定するときには、図15及
び図16の処理フローに示すように、図14(a)中に
示すv1とv2の予測誤差の小さい方の値と、図14
(a)中に示すv3とv4の予測誤差の小さい方の値と
の和を求め、それと図14(b)中に示すv9の予測誤
差値のうちの小さい方の値をそのマクロブロックに対す
る予測誤差として、そのフレーム内総和をとり、それを
フレームの予測誤差値としてPピクチャの複雑さ指標を
推定する。
【0079】一方、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部3
1は、Bピクチャの複雑さ指標を推定するときには、図
17及び図18の処理フローに示すように、先ず最初
に、図14(a)中に示すv1とv2の予測誤差の小さ
い方の値と、図14(a)中に示すv3とv4の予測誤
差の小さい方の値との和を求め、次に、図14(a)中
に示すv5とv6の予測誤差の小さい方の値と、図14
(a)中に示すv7とv8の予測誤差の小さい方の値と
の和を求め、続いて、この2つの和の小さい方の値を求
め、それをそのマクロブロックに対するフィールド予測
誤差値とする。
【0080】さらに、図14(b)中に示すv9とv1
0の小さい方の値を求め、それをそのマクロブロックに
対するフレーム予測誤差値とし、そのフィールド予測誤
差値とフレーム予測誤差値の小さい方の値をそのマクロ
ブロックに対する予測誤差として、そのフレーム内総和
をとり、それをフレームの予測誤差値としてBピクチャ
の複雑さ指標を推定する。
【0081】このようにして、Iピクチャ複雑さ指標算
出部30は、前処理部10に入力される入力画像の持つ
マクロブロックのアクティビティ値のフレーム内総和を
求めて、それを2次式に代入することで、Iピクチャの
複雑さ指標を推定する処理を行うのである。
【0082】そして、P・Bピクチャ複雑さ指標算出部
31は、1次探索部11の動きベクトル探索結果により
得られる予測誤差値を求めて、それを2次式に代入する
ことで、Pピクチャの複雑さ指標とBピクチャの複雑さ
指標とを推定する処理を行うのである。
【0083】ここで、各ピクチャの複雑さ指標の推定に
用いる2次式の係数については、各ピクチャタイプごと
に、過去数フレームの分散値および予測誤差値と、実際
に符号化した後にフレーム発生符号量と平均量子化パラ
メータとの積で求めた複雑さ指標の値のデータとから、
線形回帰などの手法で求めた係数を使用する。ただし、
データから係数を算出する手法はこれに限られるもので
はない。
【0084】また、シーンチェンジが検出されたとき
は、蓄積された過去のフレームのデータをクリアして、
各ピクチャタイプのn次式の係数もあらかじめ決められ
た初期設定値にする。
【0085】ただし、シーンチェンジ後の始めてのPピ
クチャに関しては、イントラマクロブロックで符号化さ
れる割合が多いため、事実上のIピクチャとみなし、入
力画像の分散値から、Iピクチャの複雑さ指標の推定方
法と同じように複雑さ指標を推定する。
【0086】図示実施形態例に従って本発明を説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
実施形態例では、複雑さ指標を推定するのに2次式を用
いる構成を採ったが、2次式に限られるものではなく、
1次式であってもよいし、3次式以上のn次式であって
もよい。
【0087】
【発明の効果】以上に示したように、本発明によれば、
これから符号化を行なおうとするフレームの複雑さ指標
を先行して推定することができるため、フレーム間符号
量配分や、フレーム内の量子化制御がより効率よく行な
うことができるようになり、符号化効率の向上を実現で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例である。
【図2】第1の実施形態例における複雑さ指標の推定処
理の説明図である。
【図3】第1の実施形態例における複雑さ指標の推定処
理の全体処理フローである。
【図4】第1の実施形態例における複雑さ指標の推定処
理の処理フローである。
【図5】1次探索で探索される動きベクトルの説明図で
ある。
【図6】第1の実施形態例における複雑さ指標の推定処
理の処理フローである。
【図7】第1の実施形態例における複雑さ指標の推定処
理の処理フローである。
【図8】第1の実施形態例における複雑さ指標の推定処
理の処理フローである。
【図9】本発明の第2の実施形態例である。
【図10】第2の実施形態例における複雑さ指標の推定
処理の説明図である。
【図11】第2の実施形態例における複雑さ指標の推定
処理の全体処理フローである。
【図12】第2の実施形態例における複雑さ指標の推定
処理の全体処理フローである。
【図13】第2の実施形態例における複雑さ指標の推定
処理の処理フローである。
【図14】1次探索で探索される動きベクトルの説明図
である。
【図15】第2の実施形態例における複雑さ指標の推定
処理の処理フローである。
【図16】第2の実施形態例における複雑さ指標の推定
処理の処理フローである。
【図17】第2の実施形態例における複雑さ指標の推定
処理の処理フローである。
【図18】第2の実施形態例における複雑さ指標の推定
処理の処理フローである。
【符号の説明】
10 前処理部 11 1次探索部 12 2次探索部 13 DCT部 14 量子化部 15 可変長符号化部 16 逆量子化部 17 逆DCT部 18 量子化パラメータ制御部 20 Iピクチャ複雑さ指標算出部 21 P・Bピクチャ複雑さ指標算出部 30 Iピクチャ複雑さ指標算出部 31 P・Bピクチャ複雑さ指標算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK22 KK30 MA05 MA23 MC11 ME01 NN01 NN43 PP05 PP06 PP07 SS20 TA46 TB04 TC10 TD06 UA02 UA33 UA34 UA38 5J064 AA02 BA01 BA09 BA16 BB03 BC01 BC16 BC25

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像の符号化対象フレームの分散値
    と、入力画像の符号化対象フレームと参照フレームとの
    間の動きベクトル探索結果の予測誤差値とを、後段の符
    号化処理に対して1フレーム以上先行して求め、 フレーム内符号化を行なう場合のフレーム複雑さ指標を
    かかる分散値から推定するとともに、フレーム間符号化
    を行なう場合のフレーム複雑さ指標をかかる予測誤差値
    から推定して、 それらの複雑さ指標の推定値を用いて符号化制御を行な
    うことを、 特徴とする画像符号化方法。
  2. 【請求項2】 入力画像の符号化対象フレームの分散値
    と、入力画像の符号化対象フレームと参照フレームとの
    間の動きベクトル探索結果の予測誤差値とを、後段の符
    号化処理に対して1フレーム以上先行して求め、 フレーム内符号化を行なう場合のフレーム複雑さ指標を
    かかる分散値のn次式(但し、nは1以上の整数)で近
    似推定するとともに、フレーム間符号化を行なう場合の
    フレーム複雑さ指標をかかる予測誤差値のn次式で近似
    推定して、 それらの複雑さ指標の推定値を用いて符号化制御を行な
    うことを、 特徴とする画像符号化方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載される画像符号化方法に
    おいて、 上記n次式の係数として、あらかじめ設定された固定の
    値を用いることを、 特徴とする画像符号化方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載される画像符号化方法に
    おいて、 入力画像の分散値および予測誤差値と、符号化結果から
    得られたフレーム複雑さ指標の値との関係をピクチャタ
    イプ毎に過去複数フレーム分蓄積し、 それらの蓄積データから、各ピクチャタイプ毎に、上記
    n次式の係数を算出することを、 特徴とする画像符号化方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載される画像符号化方法に
    おいて、 シーンチェンジが検出される場合に、上記蓄積データを
    クリアするとともに、上記n次式の係数を初期値に戻す
    ことを、 特徴とする画像符号化方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    される画像符号化方法において、 シーンチェンジが検出される場合に、シーンチェンジ後
    始めて符号化するIピクチャに関しては、入力画像の分
    散値からフレーム複雑さ指標を推定し、シーンチェンジ
    後始めて符号化するPピクチャに関しては、入力画像の
    分散値からIピクチャと同じ手順に従ってフレーム複雑
    さ指標を推定し、シーンチェンジ後始めて符号化するB
    ピクチャに関しては、動きベクトル探索結果の予測誤差
    値からフレーム複雑さ指標を推定することを、 特徴とする画像符号化方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    される画像符号化方法において、 入力画像の分散値として、隣接画素差分の絶対値のフレ
    ーム内総和を用いることを、 特徴とする画像符号化方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    される画像符号化方法において、 入力画像の分散値として、各マクロブロックのアクティ
    ビティ値のフレーム内総和を用いることを、 特徴とする画像符号化方法。
  9. 【請求項9】 入力画像の符号化対象フレームの分散値
    と、入力画像の符号化対象フレームと参照フレームとの
    間の動きベクトル探索結果の予測誤差値とを、後段の符
    号化処理に対して1フレーム以上先行して求める手段
    と、 フレーム内符号化を行なう場合のフレーム複雑さ指標を
    かかる分散値から推定するとともに、フレーム間符号化
    を行なう場合のフレーム複雑さ指標をかかる予測誤差値
    から推定する手段と、 それらの複雑さ指標の推定値を用いて符号化制御を行な
    う手段とを備えることを、 特徴とする画像符号化装置。
  10. 【請求項10】 入力画像の符号化対象フレームの分散
    値と、入力画像の符号化対象フレームと参照フレームと
    の間の動きベクトル探索結果の予測誤差値とを、後段の
    符号化処理に対して1フレーム以上先行して求める手段
    と、 フレーム内符号化を行なう場合のフレーム複雑さ指標を
    かかる分散値のn次式(但し、nは1以上の整数)で近
    似推定するとともに、フレーム間符号化を行なう場合の
    フレーム複雑さ指標をかかる予測誤差値のn次式で近似
    推定する手段と、 それらの複雑さ指標の推定値を用いて符号化制御を行な
    う手段とを備えることを、 特徴とする画像符号化装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし8のいずれか1項に記
    載される画像符号化方法の実現に用いられる処理をコン
    ピュータに実行させるための画像符号化処理用プログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし8のいずれか1項に記
    載される画像符号化方法の実現に用いられる処理をコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録した画像
    符号化処理用プログラムの記録媒体。
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