JP2002245101A - 3次元cad編集プログラムを記録した記録媒体、3次元cad編集方法、3次元cad装置、3次元cad編集プログラム - Google Patents

3次元cad編集プログラムを記録した記録媒体、3次元cad編集方法、3次元cad装置、3次元cad編集プログラム

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JP2002245101A
JP2002245101A JP2001379428A JP2001379428A JP2002245101A JP 2002245101 A JP2002245101 A JP 2002245101A JP 2001379428 A JP2001379428 A JP 2001379428A JP 2001379428 A JP2001379428 A JP 2001379428A JP 2002245101 A JP2002245101 A JP 2002245101A
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Kazuo Tanaguchi
和夫 棚口
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編集処理速度が速く、編集履歴に依存せずに
フィーチャや部品を独立して自由に編集することが可能
で、さらに、履歴に依存せず、複数のフィーチャや複数
の部品に跨って同時に編集することが可能な3次元CA
D編集プログラムを記録した記録媒体、3次元CAD編
集方法、3次元CAD装置、3次元CAD編集プログラ
ムを提供すること。 【解決手段】 3次元形状を定義することによって構成
要素を作成し、上記作成された構成要素を構成要素デー
タベースに格納し、上記構成要素データベースに格納さ
れた構成要素を編集し、上記編集処理の履歴情報を履歴
テーブルに格納し、上記作成された2つの構成要素が互
いに干渉するか否かを判断し、上記2つの構成要素が互
いに干渉すると判断された場合に、上記履歴テーブルに
格納された履歴情報に基づいて、上記2つの構成要素に
関する集合演算を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元CAD(C
omputer Aided Design)装置にお
ける高速編集技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元CAD装置における編集
は、様々な形状をした複数の構成要素を設計配置してい
くことによって行なわれている。そして、これらの構成
要素のデータ構造は、点、点により構成される線、線に
より構成される面、面により構成されるフィーチャ、フ
ィーチャにより構成される部品というような階層構造に
なっている。
【0003】図26は、従来の3次元CAD装置におけ
る編集処理を説明するための図である。図26におい
て、編集対象である構成要素は、フィーチャa(ベー
ス)、フィーチャb(押出し突起)、フィーチャc
(押出し穴)、フィーチャd(切り欠き)の4つの
フィーチャと、これらから構成される部品Aである。
【0004】そして、これらの構成要素の編集は、フィ
ーチャa(ベース)の作成、フィーチャb(押出し
突起)の作成、フィーチャc(押出し穴)の作成、フ
ィーチャd(切り欠き)の作成の順に行なわれる。
【0005】図27乃至図29は、従来の3次元CAD
装置における編集処理と構成要素データベースのデータ
ベース構造とを併せて説明している図である。図27に
おいて、編集対象である構成要素は、フィーチャa(
ベース)である。
【0006】フィーチャa(ベース)の作成において
は、まず、これからの編集の基準となる座標系を定義し
た後、キーボード等の入力装置から入力された数値、座
標を元に基本形状である3次元形状(幾何形状)を生成
する。そして、生成した3次元形状に対して、方程式に
より定義された拘束条件から断面形状を計算し、押出し
処理により、ソリッド形状(フィーチャ)を生成する。
【0007】図28において、編集対象である構成要素
は、フィーチャb(押出し突起)である。フィーチャ
b(押出し突起)の作成においては、直前に作成した
フィーチャ(親)、すなわち、上記フィーチャaの座標
系とその形状とからフィーチャbの基準位置を、フィー
チャaに対する相対座標系として定義する。その後、フ
ィーチャaの作成と同様に、キーボード等の入力装置か
ら入力された数値、座標を元に基本形状である3次元形
状(幾何形状)を生成する。そして、生成した3次元形
状に対して、拘束条件から断面形状を計算し、押出し処
理により、ソリッド形状(フィーチャ)を生成する。さ
らに、直前に定義したフィーチャaに対して、ここで定
義したフィーチャbを付加する。具体的には、フィーチ
ャaとフィーチャbとの間で、集合演算(和、差、積)
を行なう。
【0008】図29において、編集対象である構成要素
は、フィーチャc(押出し穴)である。フィーチャc
(押出し穴)の作成においては、フィーチャbの座標
系とその形状とからフィーチャc(押出し穴)の基準
位置を、フィーチャbに対する相対座標系として定義し
た後、キーボード等の入力装置から入力された数値、座
標を元に基本形状である3次元形状(幾何形状)を生成
する。そして、生成した3次元形状に対して、拘束条件
から断面形状を計算し、押出し処理により、ソリッド形
状(フィーチャ)を生成する。さらに、フィーチャbに
対して、ここで定義したフィーチャcを付加する。
【0009】同様に、フィーチャdに関しても、基準位
置の定義、3次元形状の生成、フィーチャの生成、親フ
ィーチャへの付加を行なう。そして、あるフィーチャに
対して押し出し穴をあけたり、さらに穴をあいたフィー
チャに対してその穴の移動を行なったりする場合には、
そのそれぞれについて、フィーチャのデータ構造を全面
的に更新する処理を行なっていた。
【0010】図30は、従来の3次元CAD装置によっ
て編集された構成要素の構造を説明するための図であ
る。図30において、フィーチャであるベース、押
出し突起、押出し穴、切り欠きは、図29を用いて
説明したように、ベースと押出し突起、押出し突
起と押出し穴、押出し穴と切り欠きとが親子関係
にあり、1番上の親フィーチャであるベースを除き、
それぞれの基準位置が親フィーチャの座標系により拘束
されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の3次元CAD装置における編集は、フィー
チャを定義したり、定義されたフィーチャに対して変更
を加えたり(あるフィーチャに対して押し出し穴(フィ
ーチャ)をあけたり、さらに穴をあいたフィーチャに対
してその穴(フィーチャ)の移動を行なったり)する場
合に、それぞれについて、フィーチャのデータ構造を全
面的に更新する処理を行なっているため、処理速度が遅
くなるという問題点があった。
【0012】また、定義されたフィーチャは、定義され
た順に親子関係が付けられているため、任意のフィーチ
ャに対して変更を加えると、少なくともそれ以降のフィ
ーチャ(子フィーチャ、孫フィーチャ、・ ・・ )が更新
されてしまい、所望しない変更が加えられてしまうとい
う問題点があった。
【0013】図31は、従来の3次元CAD装置によっ
て構成要素を変更(編集)した場合を説明するための図
である。図31において、フィーチャである押出し突
起の形状を変更した場合、その変更に伴い、押出し突
起の子フィーチャである押出し穴の基準位置が変わっ
てしまっている。ここで、押出し穴は、本来変更した
くないフィーチャであるが、押出し突起の形状が変更
されたことに伴い、その変更された箇所に対して相対座
標値を有していた押出し穴の位置が変更されてしまっ
ている。
【0014】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、編集処理速度が速く、編集履歴に依存せずにフィ
ーチャや部品を独立して自由に編集することが可能で、
さらに、履歴に依存せず、複数のフィーチャや複数の部
品に跨って同時に編集することが可能な3次元CAD編
集プログラムを記録した記録媒体、3次元CAD編集方
法、3次元CAD装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、下記のような構成を採用した。すなわち、
本発明の一態様によれば、本発明の3次元CAD編集プ
ログラムを記録した記録媒体、3次元CAD編集方法、
3次元CAD装置、または、3次元CAD編集プログラ
ムは、3次元形状を定義することによって構成要素を作
成し、上記作成された構成要素を構成要素データベース
に格納し、上記構成要素データベースに格納された構成
要素を編集し、上記編集処理の履歴情報を履歴テーブル
に格納し、上記作成された2つの構成要素が互いに干渉
するか否かを判断し、上記2つの構成要素が互いに干渉
すると判断された場合に、上記履歴テーブルに格納され
た履歴情報に基づいて、上記2つの構成要素に関する集
合演算を行なうことを特徴とする。
【0016】これにより、編集処理速度が速くなり、従
来は編集履歴に依存していたため不可能であったが、編
集履歴に依存せずにフィーチャや部品を独立して自由に
編集することが可能で、さらに、履歴に依存せず、複数
のフィーチャや複数の部品に跨って同時に編集すること
ができる。
【0017】また、本発明の一態様によれば、本発明の
3次元CAD編集プログラムを記録した記録媒体、3次
元CAD編集方法、3次元CAD装置、または、3次元
CAD編集プログラムは、3次元形状を定義することに
よって構成要素を作成し、上記作成された構成要素を構
成要素データベースに格納し、上記構成要素データベー
スに格納された構成要素を編集し、上記編集処理の履歴
情報を履歴テーブルに格納し、上記構成要素の作成と、
上記構成要素の編集とが、所定時間行なわれなかった場
合に、上記履歴テーブルに格納された履歴情報に基づい
て、上記2つの構成要素に関する集合演算を行なうこと
を特徴とする。
【0018】また、好適には、上記構成要素のうち、
穴、切り欠き、窪み、その他の空隙を他の構成要素との
違いを明示する形態で表示することが望ましい。また、
本発明の一態様によれば、本発明の3次元編集プログラ
ムは、上述の何れかの3次元CAD編集方法を実行する
ソフトェアプログラムコードを含むコンピュータ実行可
能な3次元CAD編集プログラムであることを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明を適
用した3次元CAD装置の機能構成図である。
【0020】図1において、3次元CAD装置1は、キ
ーボード、マウス等の入力部2と、CRTディスプレ
イ、液晶ディスプレイ等の出力部3と、検索部4と、フ
ィーチャや部品等を格納した構成要素データベース5
と、編集処理部6とを備えている。
【0021】そして、編集処理部6は、フィーチャ作成
部61と、部品作成部62と、フィレット処理部63
と、履歴テーブル64と、形状処理部65と、干渉処理
部66と、演算処理部67と、インバース表示処理部6
8とを備えている。
【0022】フィーチャ作成部61は、入力部2から入
力された数値、座標に基づいて、点、点により構成され
る線、線により構成される面によって3次元形状である
フィーチャを作成し、その作成されたフィーチャを構成
要素データベース5に格納する。
【0023】部品作成部62は、上記フィーチャ作成部
61によって作成されたフィーチャにより構成される部
品を作成し、その作成された部品を構成要素データベー
ス5に格納する。
【0024】上記フィーチャ作成部61と部品作成部6
2とで3次元形状を定義することによって、フィーチャ
や部品としての構成要素を作成する機能を果たす。フィ
レット処理部63は、構成要素データベース5に格納さ
れているフィーチャ、部品の形状データに基づいて、フ
ィーチャ、部品の角部分にフィレット(丸め)を設定
し、そのフィレットが設定されたフィーチャ、部品の形
状データを構成要素データベース5に再格納する。
【0025】このように、構成要素の3次元形状および
空間的な配置位置を明示的に持って、これらを3次元空
間上に重ね合わせて保持(構成要素表現)している。ま
た、各構成要素は、突起、穴、フィレット等の属性情報
を有している。
【0026】形状処理部65は、構成要素データベース
5に格納されているフィーチャ、部品の形状データに基
づいて、フィーチャ、部品の平行移動、回転移動、拡大
・縮小等の編集を行ない、その編集後のフィーチャ、部
品の形状データを構成要素データベース5に再格納す
る。
【0027】履歴テーブル64は、フィーチャ作成部6
1によるフィーチャの作成、部品作成部62による部品
の作成、フィレット処理部63によるフィレットの設
定、形状処理部65によるフィーチャ/部品の編集の各
処理内容を時系列に格納する。
【0028】干渉処理部66は、フィーチャ作成部61
よって作成されたフィーチャ、または、部品作成部62
よって作成された部品のうち、2つのフィーチャ/部品
が互いに干渉するか否かを判断する。
【0029】演算処理部67は、干渉処理部66によっ
て2つのフィーチャ/部品が互いに干渉すると判断され
た場合に、履歴テーブル64に格納された履歴情報に基
づいて、2つのフィーチャ/部品に関する集合演算を行
ない、その集合演算後のフィーチャ、部品の形状データ
を構成要素データベース5に再格納する。すなわち、会
話処理中(設計作業中)においては、不必要な集合演算
等の履歴再実行計算を実行しない。これに伴い、設計の
履歴に依存せず、各構成要素を局所的に編集することが
可能となる。また、設計の履歴に依存せず、複数の部品
やフィーチャに跨って同時に編集することが可能とな
る。
【0030】また、演算処理部67は、干渉処理部66
によって2つのフィーチャ/部品が互いに干渉すると判
断された場合ではなく、上記部品やフィーチャの作成お
よび編集が所定時間行なわれなかった場合に、上記履歴
テーブルに格納された履歴情報に基づいて、上記2つの
フィーチャ/部品に関する集合演算を行なうようにして
もよい。
【0031】インバース表示処理部68は、フィーチャ
/部品のうち、穴、切り欠き、窪み、その他の空隙を他
のフィーチャ/部品との違いを明示する形態で表示す
る。これらの各部は、3次元CAD装置のメモリ内部に
格納されるプログラムに基づき機能する。
【0032】図2は、フィーチャ作成部61の行なうフ
ィーチャ作成処理を示すフローチャートである。ステッ
プS1において、これから作成するフィーチャに付する
新しいフィーチャIDを取得する。
【0033】ステップS2において、基本形状である3
次元形状(幾何形状)のIDを取得して3次元形状を生
成し、生成した3次元形状に対して、拘束条件から断面
形状を計算し、押出し処理により、図形形状(フィーチ
ャ)を生成する。
【0034】次に、ステップS3において、生成したフ
ィーチャの基準座標を設定する。そして、ステップS4
において、フィーチャが影響を及ぼす可能性のある範囲
を検出するためのデータ(フィーチャ影響範囲検出デー
タ)を作成する。具体的には、フィーチャを構成する各
面の稜線の端点の重心を求め、この重心を中心座標とし
て、重心から最も遠い短点までの距離を半径とする球の
データを作成する。すなわち、求めた球の範囲内が、フ
ィーチャが影響を及ぼす可能性のある範囲となる。
【0035】図3は、部品作成部62の行なう部品作成
処理を示すフローチャートである。ステップS5におい
て、既に作成した既存の部品を用いるのか否かを判断す
る。
【0036】ステップS5で既存の部品を用いないと判
断された場合(ステップS5:No)は、ステップS6
において、これから作成する部品に付する新しい部品I
Dを取得する。
【0037】一方、ステップS5で既存の部品を用いる
と判断された場合(ステップS5:Yes)は、ステッ
プS7において、既に作成済みの部品をユーザに選択さ
せる(その部品IDを取得する)。
【0038】次に、ステップS8において、既に作成し
た既存のフィーチャを用いるのか否かを判断する。ステ
ップS8で既存のフィーチャを用いないと判断された場
合(ステップS8:No)は、ステップS9において、
図2を用いて説明したようにして、フィーチャを作成す
る。
【0039】一方、ステップS8で既存のフィーチャを
用いると判断された場合(ステップS8:Yes)は、
ステップS10において、既に作成済みのフィーチャを
ユーザに選択させる。
【0040】そして、ステップS11において、作成し
たフィーチャ、あるいは、選択したフィーチャのフィー
チャIDを取得する。次に、ステップS12において、
作成する部品の基準座標を設定する(最初(履歴テーブ
ルの先頭)のフィーチャの基準座標をそのまま利用す
る)。
【0041】ステップS13において、その部品に関し
て、履歴テーブルを更新(フィーチャIDと演算子タイ
プを登録)し、フィーチャリストにフィーチャIDを登
録する。
【0042】ステップS14において、インバース表示
の対象であるか否かを判断する。ステップS14でイン
バース表示の対象でないと判断された場合(ステップS
14: No)は、ステップS15において、部品が影響
を及ぼす可能性のある範囲を検出するためのデータを更
新(追加したフィーチャを含むように、部品全体を包含
する最小の球データを作成/更新)する。具体的には、
部品を構成する各面の稜線の端点の重心を求め、この重
心を中心座標として、重心から最も遠い短点までの距離
を半径とする球のデータを作成する。すなわち、求めた
球の範囲内が、部品が影響を及ぼす可能性のある範囲と
なる。
【0043】一方、ステップS14でインバース表示の
対象であると判断された場合(ステップS14: Ye
s)は、ステップS16において、図5および図6を用
いて後述する干渉部分処理を実行する。
【0044】そして、ステップS17において、部品を
構成する次のフィーチャがあるか否かを判断し、部品を
構成する次のフィーチャがある場合(Yes)には、ス
テップS8以降を繰り返す。
【0045】図4は、形状処理部65の行なう3次元形
状処理を示すフローチャートである。ステップS21に
おいて、処理対象となる部品の部品ID、フィーチャの
フィーチャID、部品やフィーチャを構成する面の面I
Dや稜線の稜線IDを取得する。
【0046】そして、ステップS22において、その部
品IDを有する部品の幾何データ等(フィーチャの幾何
データ、面の幾何データ、稜線の幾何データ)に対し
て、面の移動(伸縮操作)、フィーチャの移動(突起の
移動、穴の移動等)、部品の移動等の形状処理(一般的
な形状編集操作)を行なう。
【0047】次に、ステップS23において、図5およ
び図6を用いて後述する干渉部分処理を実行し、ステッ
プS24において、さらに形状処理の対象となる部品等
があるか否かを判断し、ある場合(YES)は、ステッ
プS21以降を繰り返す。
【0048】図5は、干渉処理部66の行なう3次元形
状処理を示すフローチャートである。一般に、コンピュ
ータ等の情報処理装置を利用して製図およびモデル作成
が行なわれたものは、作成された部品間の干渉をチェッ
クしている。すなわち、3次元CAD装置を用いて設計
する際に、設計した製品についてシミュレーションを行
なうが、このシミュレーションにおいて、機構解析の一
つである干渉チェックが行なわれる。
【0049】製品のシミュレーションまたはその前段階
において干渉チェックを行なう場合には、製品全体の部
品を対象として干渉チェックを行なうか、または干渉が
発生しそうな特定の部品だけを対象として部分的に干渉
チェックを行なっている。すなわち,製品全体について
干渉チェックを行なう場合には、処理量が多く時間がか
かるため、必要な箇所についてだけ部分的に干渉チェッ
クを行なうことも多い。
【0050】フィーチャ間の干渉チェックの指示が行な
われると、ステップS25において、干渉検出の対象と
なるフィーチャ(ターゲット)を登録する。次に、ステ
ップS26において、上記ターゲットのフィーチャに対
して、部品内の他のフィーチャ(ツール)との間で、フ
ィーチャ影響範囲検出データ(図2:ステップS4参
照)を用いて干渉状態をチェックする。具体的には、タ
ーゲットのフィーチャのフィーチャ影響範囲検出データ
として、球中心点をO_Target=(O_Targ
et_1,O_Target_2,O_Target_
3)、球半径をR_Targetとし、ツールのフィー
チャのフィーチャ影響範囲検出データとして、球中心点
をO_Tool=(O_Tool_1,O_Tool_
2,O_Tool_3)、球半径をR_Toolとした
場合に、R_Target + R_Tool <=
|O_Tool・O_Target|ならば、両者は
離れていて干渉しないと判断され、|O_Tool・
O_Target| < R_Target 又は、R
_Toolならば、包含関係にあると判断され、上記
、以外ならば、干渉の可能性があると判断される。
【0051】そして、ステップS27において、干渉の
可能性があるか否かを判断する。すなわち、ステップS
26でチェックした結果が、上記の結果になったか否
かを判断する。
【0052】ステップS27で干渉の可能性があると判
断された場合(ステップS27:YES)は、ステップ
S29において、図6を用いて後述する干渉状態判定処
理を実行する。
【0053】一方、ステップS27で干渉の可能性があ
ると判断されなかった場合(ステップS27:No)
は、ステップS28において、検証(干渉検出)すべき
フィーチャがあるだけ、繰り返し処理するためにステッ
プS26に戻り、それ以降を繰り返す。
【0054】図6は、干渉処理部66の行なう干渉状態
判定処理を示すフローチャートである。ステップS30
において、ツールとターゲットの基準座標が平行である
か否か(ツールのZ軸とターゲットのZ軸が平行である
か否か)を判断する。
【0055】ステップS30でツールとターゲットの基
準座標が平行でないと判断された場合(ステップS3
0:No)は、ステップS31において、ツールフィー
チャとターゲットフィーチャの各面データを順に総当り
で干渉チェックを行なう。
【0056】すなわち、ツールフィーチャを構成する面
のリストから先頭の面を取り出し、ターゲットフィーチ
ャを構成する面のリストから先頭の面を取り出す。そし
て、これらの2つの面間の干渉チェックを実行する。こ
れらの面間の干渉チェックが済むと、次に、ターゲット
フィーチャを構成する面のリストから2番目の面を取り
出し、これと先のツールフィーチャを構成する面のリス
トの先頭の面との間で干渉チェックを行なう。このよう
に、ターゲットフィーチャを構成する面のリストから順
次面を取り出して同様に干渉チェックを行ない、ターゲ
ットフィーチャを構成する面のリストの最後の面までチ
ェックしたならば、次に、ツールフィーチャを構成する
面のリストの2番目の面とターゲットフィーチャを構成
する各面との間で、面間の干渉チェックを行なう。以上
の処理を、ツールフィーチャを構成する面のリストの最
後の面まで繰り返す。
【0057】そして、ステップS32において、ツール
フィーチャを構成する面とターゲットフィーチャを構成
する面との間に、干渉する面間があるか否かを判断す
る。一方、ステップS30でツールとターゲットの基準
座標が平行であると判断された場合(ステップS30:
YES)は、ステップS33において、判定条件A、判
定条件Bの値をチェックする。
【0058】ここで、判定条件Aとは、「奥行き方向に
干渉しているか。」であり、具体的には、ターゲットの
奥行きの座標値を始点P1(=(フィーチャの基準座標
のZ値)、終点P2(P1+奥行き長)とし、ツールの
奥行きの座標値を始点Q1(=(フィーチャの基準座標
のZ値)、終点Q2(Q1+奥行き長)とした時、P
1,P2 <= Q1,Q2 又は、Q1,Q2 <=
P1,P2であれば、判定A=1(奥行き部分が離れ
ている)とし、P1=Q1 < P2 <=Q2 又
は、Q1=P1 < Q2 <= P2であれば、判定
A=2(どちらかが含まれている場合)とし、上記以外
の場合は、判定A=3(交差している状態)と判定する
ものです(図7(a)参照)。
【0059】また、判定条件Bとは、「断面形状が干渉
しているか。」であり、具体的には、判定b=1(断面
形状が離れている)が、ターゲットの断面形状とツール
の断面形状が離れている場合であり、判定b=2(どち
らかが含まれている場合)が、ターゲットの断面形状と
ツールの断面形状が接しているか、又は含まれている場
合であり、判定b=3(上記以外の場合、断面形状が交
差している状態)である(図7(b)参照)。
【0060】ステップS33での判定条件A,Bの値
が、それぞれ2と3、3と2、3と3のいずれかであれ
ば(ステップS34)、ステップS37に進み、ステッ
プS33で判定条件A,Bの値が、それぞれ2と2であ
れば(ステップS35)、ステップS40に進み、ステ
ップS33で判定条件A,Bの値が、それぞれ1と1、
1と2、1と3、2と1、3と1のいずれかであれば
(ステップS36)、処理を終了する。
【0061】次に、ステップS32でツールフィーチャ
を構成する面とターゲットフィーチャを構成する面との
間に、干渉する面間があると判断された場合(ステップ
S32:YES)と、ステップS33での判定条件A,
Bの値が、それぞれ2と3、3と2、3と3のいずれか
であった場合(ステップS34)は、ステップS37に
おいて、干渉状態と判断されたフィーチャの組のリスト
を生成する。
【0062】そして、ステップS38において、ステッ
プS37で生成したリストから、干渉していると判断さ
れた部分の幾何形状を生成し、ステップS39におい
て、(干渉状態のフィーチャの組、干渉部分の幾何形
状)の組のリストを生成する。
【0063】また、ステップS33での判定条件A,B
の値が、それぞれ2と2であった場合(ステップS3
5)は、ステップS40において、図8を用いて後述す
るインバース表示処理を実行する。
【0064】図8は、インバース表示処理部68の行な
うインバース表示処理を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS41において、表示する部品の部品ID
を取得する。
【0065】次に、ステップS42において、ステップ
S41で取得した部品IDに関する履歴テーブルをみ
て、インバース(集合演算の差)のフィーチャを取得す
る。そして、ステップS43において、その部品の表示
をインバース表示に変更する。
【0066】図9は、インバース表示を説明するための
図である。インバース表示とは、インバースフィーチャ
(部品を構成するフィーチャの一形態である穴等の集合
演算の差)の表示状態を、他のフィーチャとの違いを明
示する形態で表示することである。このように、表示状
態を工夫することにより、会話中(3次元CAD装置を
用いた設計作業中)に必要な形状表示状態を提供するこ
とが可能となる。
【0067】図9(a)のような3次元部品形状におい
て、穴や切り欠き形状(履歴のタイプでは集合演算の差
で表現される。インバースフィーチャと表現する。)
を、突起等のフィーチャと同様の表示状態にするとユー
ザが認識できなくなる。そこで、3次元空間上ではイン
バースフィーチャをCG表示中は、例えば、特定の色で
表示する(図9(b))。また、線画表示中は、例え
ば、特定線色で表示する。この時、2次元上では、図9
(c)のように何の処理をしなくともある程度は認識す
ることができるが、図9(d)のような三面図の状態に
よってインバースフィーチャを隠線表示することも可能
である。
【0068】図10は、各フィーチャの独立性を説明す
るための図である。作成された2つのフィーチャや部品
は、互いに干渉するか否かが判断され、これら2つの構
成要素が互いに干渉すると判断された場合に、履歴テー
ブルに格納された履歴情報に基づいて、2つの構成要素
に関する集合演算を行なうので、会話処理中は、出来る
だけ履歴再実行が行われない。すなわち、局所的な計算
のみが行なわれる(干渉状態にあるフィーチャや部品同
士を必要に応じて、干渉を除去した表現をすることも可
能)。したがって、独立して存在するフィーチャ(フィ
ーチャa、フィーチャb、フィーチャc、フィーチャ
d)の3次元形状を直接編集操作することができ、図示
したように、フィーチャbの形状を編集しても他のフィ
ーチャ(フィーチャa、フィーチャc、フィーチャd)
の形状、位置には影響を及ぼさない。
【0069】図11は、必要に応じて、いつでも履歴に
従って計算処理が可能であることを説明するための図で
ある。図11(a)のような部品は、フィーチャa(
ベース)、フィーチャb(押出し突起)、フィーチャ
c(押出し穴)、フィーチャd(切り欠き)から構
成され、これらは、図10を用いて説明したように、そ
れぞれ独立している。このような状態において、例え
ば、重量計算や重心計算等のマスプロパティの計算をす
る必要が生じた場合、デザインレビュー等での形状の確
認をする場合、他のシステムやアプリケーションへデー
タを出力する時(STL、IGES出力)等、最終的な
3次元形状が必要な場合に、いつでも履歴テーブルに格
納した履歴を実行して、最終形状の3次元形状を生成す
ることが出来る(図11(b)参照)。
【0070】図12は、2つのフィーチャの干渉状態を
説明するための図である。2つのフィーチャの位置関係
は、以下の4つの状態に分けることができる。 (1)面同士で交差なく接する場合(図12(a)) これは、1のフィーチャを構成する面と他のフィーチャ
を構成する面とが交差することなく接している場合であ
る。すなわち、フィーチャ間で、「接する」かつ接
する対応面が、それぞれのフィーチャで1つのみ場合で
ある。言い換えれば、接しながらも面同士に交差がない
場合である。
【0071】この場合は、フィーチャ間での集合演算は
不要である。 (2)フィーチャ同士が完全に包含されている場合 これは、1のフィーチャの内部に他のフィーチャが交差
することなく包含されている場合である。
【0072】この場合も、上記()の場合と同様、フ
ィーチャ間での集合演算は不要である。 (3)フィーチャ同士が完全に離れている場合 これは、1のフィーチャと他のフィーチャとが交差する
ことなく包含されてもいない場合である。
【0073】この場合も、上記(1)(2)の場合と同
様、フィーチャ間で集合演算は不要である。ただし、全
てのフィーチャが互いに離れている場合は、3次元形状
の部品としては正しくない可能性が高い為、エラーを出
す。 (4)上記(1)乃至(3)以外の場合(面同士に交差
がある場合)(図12(b)) これは、1のフィーチャを構成する面と他のフィーチャ
を構成する面とが交差している場合である。
【0074】この場合は、フィーチャ同士で何らかの干
渉状態が発生する。このため、正確な形状が必要な場合
は、干渉するフィーチャ同士間だけ、干渉除去を行った
形状を生成しなくてはならない。
【0075】しかし、この場合も図9を用いて説明した
ような「インバース表示」を用いることにより、形状の
状態はかなり分かるので、集合演算しなくても編集作業
処理を行なうことが可能である(図12(c)参照)。
【0076】また、影響範囲のあるフィーチャのみを集
合演算して正しい形状データを生成して形状表現するこ
とも可能(設計作業中の計算コストは増えるが、干渉状
態を常に監視する処理と、干渉状態にある構成要素と干
渉を除去して作成された形状データをセットでもつテー
ブルをデータ構造に追加すればよい)である。
【0077】図13は、フィーチャ、部品、干渉部分に
関するデータのデータ構造例である。図13において、
(a)は、フィーチャに関するデータのデータ構造であ
り、(b)は、部品に関するデータのデータ構造であ
り、(c)は、干渉部分に関するデータのデータ構造で
ある。
【0078】なお、フィーチャID、部品ID、幾何
形状データIDは、同一ファイル(モデル)内で、一意
である。幾何形状はモデルの絶対座標系の座標値で持
つ。フィーチャおよび部品の影響範囲検出データと
は、たとえばそれらを含む最小の球データで、これによ
り、少ない計算コストで干渉されるかどうかの前処理が
可能になる。履歴テーブルは、フィーチャIDと演算
子タイプのセットである。演算子タイプ(フィーチャ
タイプ)は、基本的には集合演算で表現(突起=集合演
算の+、穴=集合演算の−、シェル=元の形状をオフセ
ット形状を作成し集合演算の差、フィレット=各フィー
チャの幾何形状の処理に丸め込む)される。フィーチ
ャタイプ(int)は、フィーチャタイプ=0;垂直投
影体(断面形状を垂直に押出す形状、断面形状が基準座
標のXY平面上にあり、押出し方向をZ軸に取る)、フ
ィーチャタイプ=1;回転体、フィーチャタイプ=2;
ロフト形状等があり、拡張可能である。平面タイプ
(int)は、面タイプ=0;平面(法線ベクトル=
(L_1,L_2,L_3)、基準点(d_1,d_
2,d_3)で定義)、面タイプ=1;円筒面等があ
り、拡張可能である。
【0079】図14は、インバース処理する場合としな
い場合の違いを説明するための図である。図14(a)
は、集合演算した結果の表示状態である。従来は、常に
集合演算していたため、必ずしもこのような表示をする
必要がない場合でも常時このような表示がなされてい
た。
【0080】図14(b)は、インバースのフィーチャ
の表示を変更した表示状態である。インバースフィーチ
ャ(穴、切り欠き等)が他のフィーチャと異なる形態で
表示されている。従来は常に、集合演算しなくてはなら
なかったが、このように表示データを工夫することで、
フィーチャタイプを知ることが可能となる。
【0081】図14(c)は、インバースの表示処理を
しない場合の表示状態である。インバースフィーチャで
ある穴や切り欠き形状が認識しづらくなっている。図1
5は、フィーチャとフィーチャに関するデータとの対応
を示した図である。
【0082】図15において、部品Aは、フィーチャa
(ベース)、フィーチャb(押出し突起)、フィー
チャc(押出し穴)、フィーチャd(切り欠き)か
ら構成されている。フィーチャaは、フィーチャID=
1で、フィーチャタイプ=0(投影体)となっている。
そして、フィーチャ基準座標として、基準原点=(1
0,11,20)、基準X軸=(1,0,0)、基準Y
軸=(0,1,0)を有している。また、フィーチャ影
響範囲検出データとして、球中心点=(14.7,1
4.8,25.0)、球半径=8.2のデータを有して
いる。そして、フィーチャaを構成する幾何形状データ
として、面ID1乃至7の7つの面情報を有している。
【0083】図16は、干渉部分と干渉部分に関するデ
ータとの対応を示した図である。図16において、フィ
ーチャID=1のフィーチャである「ベース」とフィー
チャID=3のフィーチャである「押出し穴」とは、
「ベース」から「押出し穴」を引く関係にある。ここ
で、フィーチャID=1のフィーチャは、図15を用い
て説明したフィーチャa(ベース)であり、フィーチ
ャID=3のフィーチャは、図15を用いて説明したフ
ィーチャc(押出し穴)である。
【0084】また、同様に、フィーチャID=2のフィ
ーチャである「押出し突起」とフィーチャID=4のフ
ィーチャである「切り欠き」とは、「押出し突起」から
「切り欠き」を引く関係にある。
【0085】図17は、ユーザの操作例(フィーチャの
移動、変形)を説明するための図であり、図18は、図
17の操作例の処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【0086】以下に、図17および図18を併せて説明
する。ステップS51において、画面上にてユーザが部
品Aのフィーチャ「押出し穴」、面α、面β、部品B
のフィーチャ押出し突起を選択/指示することによっ
て、これらが処理対象として選択される。
【0087】次に、ステップS52において、ステップ
S51で選択/指示されたフィーチャ、面を選択対象テ
ーブルに登録する。そして、ステップS53において、
選択対象テーブルに登録されているフィーチャと面に対
して、これらに追従するフィーチャ、面等を検索し、検
索されたフィーチャ、面等を選択対象テーブルに追加す
る。ここでは、部品Bのフィーチャベースに対して面
γが追従するため、面γを追加登録する。
【0088】ステップS54において、選択対象テーブ
ルの面移動用テーブルに登録されている、部品Aの面
α、面β、部品Bの面γを移動し、面移動用テーブルを
クリアする。
【0089】最後に、ステップS55において、選択対
象テーブルの構成要素移動用テーブルに登録されてい
る、部品Aのフィーチャ押出し穴、部品Bのフィーチ
ャ押出し突起を移動し、構成要素移動用テーブルをク
リアする。
【0090】図19は、図20乃至図25を用いて説明
するユーザ操作例の対象である部品及びフィーチャを示
す図である。図19において、ユーザの操作対象である
構成要素は、フィーチャa(ベース)、フィーチャb
(押出し突起)、フィーチャc(押出し穴)、フィ
ーチャd(切り欠き)の4つのフィーチャと、これら
から構成される部品Aである。
【0091】そして、これらの構成要素は、図2及び図
3を用いて説明したような処理によって作成されたもの
である。なお、フィーチャc「フィーチャID=3の押
出し穴」とフィーチャa「フィーチャID=1ベース」
は、断面形状がXY平面に平行であり、奥行き方向も同
じとする。
【0092】図20及び図21は、集合演算が必要ない
場合のユーザ操作例を説明するための図である。図19
に示した部品Aにおいて、フィーチャc「フィーチャI
D=3の押出し穴」の形状編集(形状伸縮)操作を行な
う場合を説明する。
【0093】まず、ユーザは、フィーチャc(フィーチ
ャID=3の押出し穴)の右側の面を選択する(図20
(a))。すると、3次元CAD装置1は、処理対象の
部品ID、面ID、稜線IDを取得する。
【0094】次に、ユーザは、選択した面を図20
(b)のようにマウス等のポインティングデバイスで移
動させる。すると、3次元CAD装置1は、形状処理部
63によって選択対象の部品、面、稜線の図形形状の処
理操作を行なう。
【0095】そして、3次元CAD装置1の形状処理部
63は、選択した面を図21(a)のように移動し、形
状処理を終了する。引き続き3次元CAD装置1は、干
渉処理部66の処理に移る。
【0096】まず、図5を用いて説明した干渉部分処理
によって、フィーチャ影響範囲検出データでチェックを
すると、干渉する可能性があるので、図6を用いて説明
した干渉状態判定処理に移る。
【0097】すると、フィーチャc「フィーチャID=
3の押出し穴」とフィーチャa「フィーチャID=1ベ
ース」とは、断面形状がXY平面に平行であり、奥行き
方向も同じであり、形状の状態から、判定条件Aでは、
A=2、判定条件Bでは、b=2となる。したがって、
判定条件(A,B)=(2,2)であるから、図8を用
いて説明したインバース表示処理を行なう(図21
(b))。
【0098】図22乃至図25は、集合演算が必要な場
合(部分的な集合演算を自動判別する場合)のユーザ操
作例を説明するための図である。図20及び図21を用
いて説明したユーザ操作例と同様に、図19に示した部
品Aにおいて、フィーチャc「フィーチャID=3の押
出し穴」の形状編集(形状伸縮)操作を行なう場合を説
明する。
【0099】まず、ユーザは、フィーチャc(フィーチ
ャID=3の押出し穴)の右側の面を選択する(図22
(a))。すると、3次元CAD装置1は、処理対象の
部品ID、面ID、稜線IDを取得する。
【0100】次に、ユーザは、選択した面を図22
(b)のようにマウス等のポインティングデバイスで移
動させる。すると、3次元CAD装置1は、形状処理部
63によって選択対象の部品、面、稜線の図形形状の処
理操作を行なう。
【0101】そして、3次元CAD装置1の形状処理部
63は、選択した面を図23(a)のように移動し、形
状処理を終了する。引き続き3次元CAD装置1は、干
渉処理部66の処理に移る。
【0102】まず、図5を用いて説明した干渉部分処理
によって、フィーチャ影響範囲検出データでチェックを
すると、干渉する可能性があるので、図6を用いて説明
した干渉状態判定処理に移る。
【0103】すると、フィーチャc「フィーチャID=
3の押出し穴」とフィーチャa「フィーチャID=1ベ
ース」とは、断面形状がXY平面に平行であり、奥行き
方向も同じであり、フィーチャc「フィーチャID=3
の押出し穴」がフィーチャa「フィーチャID=1ベー
ス」の外側と干渉状態にあるから、判定条件Aでは、A
=2、判定条件Bでは、b=3となる。したがって、判
定条件(A,B)=(2,3)であるから、干渉部分デ
ータを作成する。
【0104】すなわち、フィーチャaとフィーチャcと
の間で干渉計算を実行し、干渉部分データ(図24
(b)参照)を作成する。そして、最後に、画面を斜め
に操作して形状を確認する(図25)。
【0105】上述のように、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用される
3次元CAD装置は、その機能が実行されるのであれ
ば、上述の実施の形態に限定されることなく、単体の装
置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統
合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを
介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは
言うまでもない。
【0106】また、バスに接続されたCPU、ROMや
RAMのメモリ、入力装置、出力装置、外部記録装置、
媒体駆動装置、可搬記録媒体、ネットワーク接続装置で
構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述し
てきた実施の形態のシステムを実現するソフトェアのプ
ログラムコードを記録したROMやRAMのメモリ、外
部記録装置、可搬記録媒体を、3次元CAD装置に供給
し、その3次元CAD装置のコンピュータがプログラム
コードを読み出し実行することによっても、達成される
ことは言うまでもない。
【0107】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記録した可搬記録媒体
等は本発明を構成することになる。
【0108】プログラムコードを供給するための可搬記
録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−R
AM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM
カード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接
続装置(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種
々の記録媒体などを用いることができる。
【0109】また、コンピュータがメモリ上に読み出し
たプログラムコードを実行することによって、前述した
実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
【0110】さらに、可搬型記録媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機
能が実現され得る。
【0111】すなわち、本発明は、以上に述べた実施の
形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内で種々の構成または形状を取ることができ
る。ここで、上述した実施の形態の特徴を列挙すると、
以下の通りである。
【0112】(付記1) 3次元CAD装置上で実行さ
れる3次元CAD編集プログラムのプログラムコードを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
て、3次元形状を定義することによって構成要素を作成
し、上記作成された構成要素を構成要素データベースに
格納し、上記構成要素データベースに格納された構成要
素を編集し、上記編集処理の履歴情報を履歴テーブルに
格納し、上記作成された2つの構成要素が互いに干渉す
るか否かを判断し、上記2つの構成要素が互いに干渉す
ると判断された場合に、上記履歴テーブルに格納された
履歴情報に基づいて、上記2つの構成要素に関する集合
演算を行なうための3次元CAD編集プログラムのプロ
グラムコードを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体。
【0113】(付記2) 上記構成要素のうち、穴、切
り欠き、窪み、その他の空隙を他の構成要素との違いを
明示する形態で表示するための3次元CAD編集プログ
ラムのプログラムコードを記録した付記1に記載のコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0114】(付記3) 3次元CAD装置上で実行さ
れる3次元CAD編集プログラムのプログラムコードを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
て、3次元形状を定義することによって構成要素を作成
し、上記作成された構成要素を構成要素データベースに
格納し、上記構成要素データベースに格納された構成要
素を編集し、上記編集処理の履歴情報を履歴テーブルに
格納し、上記構成要素の作成と、上記構成要素の編集と
が、所定時間行なわれなかった場合に、上記履歴テーブ
ルに格納された履歴情報に基づいて、上記2つの構成要
素に関する集合演算を行なうための3次元CAD編集プ
ログラムのプログラムコードを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体。
【0115】(付記4) 上記構成要素のうち、穴、切
り欠き、窪み、その他の空隙を他の構成要素との違いを
明示する形態で表示するための3次元CAD編集プログ
ラムのプログラムコードを記録した付記3に記載のコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0116】(付記5) 3次元CAD装置上で実行さ
れる3次元CAD編集方法において、3次元形状を定義
することによって構成要素を作成し、上記作成された構
成要素を構成要素データベースに格納し、上記構成要素
データベースに格納された構成要素を編集し、上記編集
処理の履歴情報を履歴テーブルに格納し、上記作成され
た2つの構成要素が互いに干渉するか否かを判断し、上
記2つの構成要素が互いに干渉すると判断された場合
に、上記履歴テーブルに格納された履歴情報に基づい
て、上記2つの構成要素に関する集合演算を行なうこと
を備えたことを特徴とする3次元CAD編集方法。
【0117】(付記6) 3次元CAD装置上で実行さ
れる3次元CAD編集方法において、3次元形状を定義
することによって構成要素を作成し、上記作成された構
成要素を構成要素データベースに格納し、上記構成要素
データベースに格納された構成要素を編集し、上記編集
処理の履歴情報を履歴テーブルに格納し、上記構成要素
の作成と、上記構成要素の編集とが、所定時間行なわれ
なかった場合に、上記履歴テーブルに格納された履歴情
報に基づいて、上記2つの構成要素に関する集合演算を
行なうことを備えたことを特徴とする3次元CAD編集
方法。
【0118】(付記7) 3次元形状を定義することに
よって構成要素を作成する構成要素作成手段と、上記構
成要素作成手段によって作成された構成要素を格納する
構成要素データベースと、上記構成要素データベースに
格納された構成要素を編集する形状処理手段と、上記形
状処理手段による編集処理の履歴情報を格納する履歴テ
ーブルと、上記構成要素作成手段によって作成された2
つの構成要素が互いに干渉するか否かを判断する干渉処
理手段と、上記干渉処理手段によって上記2つの構成要
素が互いに干渉すると判断された場合に、上記履歴テー
ブルに格納された履歴情報に基づいて、上記2つの構成
要素に関する集合演算を行なう演算処理手段とを備えた
ことを特徴とする3次元CAD装置。
【0119】(付記8) 3次元形状を定義することに
よって構成要素を作成する構成要素作成手段と、上記構
成要素作成手段によって作成された構成要素を格納する
構成要素データベースと、上記構成要素データベースに
格納された構成要素を編集する形状処理手段と、上記形
状処理手段による編集処理の履歴情報を格納する履歴テ
ーブルと、上記構成要素処理手段による構成要素の作成
と、上記形状処理手段による構成要素の編集とが、所定
時間行なわれなかった場合に、上記履歴テーブルに格納
された履歴情報に基づいて、上記2つの構成要素に関す
る集合演算を行なう演算処理手段とを備えたことを特徴
とする3次元CAD装置。
【0120】(付記9) 3次元CAD装置上で実行さ
れる3次元CAD編集プログラムにおいて、3次元形状
を定義することによって構成要素を作成する機能と、上
記作成された構成要素を構成要素データベースに格納す
る機能と、上記構成要素データベースに格納された構成
要素を編集する機能と、上記編集処理の履歴情報を履歴
テーブルに格納する機能と、上記作成された2つの構成
要素が互いに干渉するか否かを判断する機能と、上記2
つの構成要素が互いに干渉すると判断された場合に、上
記履歴テーブルに格納された履歴情報に基づいて、上記
2つの構成要素に関する集合演算を行なう機能と、を実
現させるための3次元CAD編集プログラム。
【0121】(付記10) 上記構成要素のうち、穴、
切り欠き、窪み、その他の空隙を他の構成要素との違い
を明示する形態で表示する機能と、を実現させるための
付記9に記載の3次元CAD編集プログラム。
【0122】(付記11) 3次元CAD装置上で実行
される3次元CAD編集プログラムにおいて、3次元形
状を定義することによって構成要素を作成する機能と、
上記作成された構成要素を構成要素データベースに格納
する機能と、上記構成要素データベースに格納された構
成要素を編集する機能と、上記編集処理の履歴情報を履
歴テーブルに格納する機能と、上記構成要素の作成と、
上記構成要素の編集とが、所定時間行なわれなかった場
合に、上記履歴テーブルに格納された履歴情報に基づい
て、上記2つの構成要素に関する集合演算を行なう機能
と、を実現させるための3次元CAD編集プログラム。
【0123】(付記12) 上記構成要素のうち、穴、
切り欠き、窪み、その他の空隙を他の構成要素との違い
を明示する形態で表示する機能と、を実現させるための
付記11に記載の3次元CAD編集プログラム。
【0124】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、編集処理速度が速く、編集履歴に依存せずにフィー
チャや部品を独立して自由に編集することが可能で、さ
らに、履歴に依存せず、複数のフィーチャや複数の部品
に跨って同時に編集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した3次元CAD装置の機能構成
図である。
【図2】フィーチャ作成部61の行なうフィーチャ作成
処理を示すフローチャートである。
【図3】部品作成部62の行なう部品作成処理を示すフ
ローチャートである。
【図4】形状処理部65の行なう3次元形状処理を示す
フローチャートである。
【図5】干渉処理部66の行なう干渉部分処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】干渉処理部66の行なう干渉状態判定処理を示
すフローチャートである。
【図7】干渉状態判定処理における判定条件A、Bの内
容を示した図である。
【図8】インバース表示処理部68の行なうインバース
表示処理を示すフローチャートである。
【図9】インバース表示を説明するための図である。
【図10】各フィーチャの独立性を説明するための図で
ある。
【図11】必要に応じて、いつでも履歴に従って計算処
理が可能であることを説明するための図である。
【図12】2つのフィーチャの干渉状態を説明するため
の図である。
【図13】フィーチャ、部品、干渉部分に関するデータ
のデータ構造例である。
【図14】インバース処理する場合としない場合の違い
を説明するための図である。
【図15】フィーチャとフィーチャに関するデータとの
対応を示した図である。
【図16】干渉部分と干渉部分に関するデータとの対応
を示した図である。
【図17】ユーザの操作例(フィーチャの移動、変形)
を説明するための図である。
【図18】図17の操作例の処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図19】図20乃至図25を用いて説明するユーザ操
作例の対象である部品及びフィーチャを示す図である。
【図20】集合演算が必要ない場合のユーザ操作例を説
明するための図(その1)である。
【図21】集合演算が必要ない場合のユーザ操作例を説
明するための図(その2)である。
【図22】集合演算が必要な場合(部分的な集合演算を
自動判別する場合)のユーザ操作例を説明するための図
(その1)である。
【図23】集合演算が必要な場合(部分的な集合演算を
自動判別する場合)のユーザ操作例を説明するための図
(その2)である。
【図24】集合演算が必要な場合(部分的な集合演算を
自動判別する場合)のユーザ操作例を説明するための図
(その3)である。
【図25】集合演算が必要な場合(部分的な集合演算を
自動判別する場合)のユーザ操作例を説明するための図
(その4)である。
【図26】従来の3次元CAD装置における編集処理を
説明するための図である。
【図27】編集処理と構成要素データベースのデータベ
ース構造とを併せて説明している図(その1)である。
【図28】編集処理と構成要素データベースのデータベ
ース構造とを併せて説明している図(その2)である。
【図29】編集処理と構成要素データベースのデータベ
ース構造とを併せて説明している図(その3)である。
【図30】従来の3次元CAD装置によって編集された
構成要素の構造を説明するための図である。
【図31】従来の3次元CAD装置によって構成要素を
移動編集した場合を説明するための図である。
【符号の説明】
1 3次元CAD装置 2 入力部 3 出力部 4 検索部 5 構成要素データベース 6 編集処理部 61 フィーチャ作成部 62 部品作成部 63 フィレット処理部 64 履歴テーブル 65 形状処理部 66 干渉処理部 67 演算処理部 68 インバース表示処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元CAD装置上で実行される3次元
    CAD編集プログラムのプログラムコードを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 3次元形状を定義することによって構成要素を作成し、 前記作成された構成要素を構成要素データベースに格納
    し、 前記構成要素データベースに格納された構成要素を編集
    し、 前記編集処理の履歴情報を履歴テーブルに格納し、 前記作成された2つの構成要素が互いに干渉するか否か
    を判断し、 前記2つの構成要素が互いに干渉すると判断された場合
    に、前記履歴テーブルに格納された履歴情報に基づい
    て、前記2つの構成要素に関する集合演算を行なうため
    の3次元CAD編集プログラムのプログラムコードを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記構成要素のうち、穴、切り欠き、窪
    み、その他の空隙を他の構成要素との違いを明示する形
    態で表示するための3次元CAD編集プログラムのプロ
    グラムコードを記録した請求項1に記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】 3次元CAD装置上で実行される3次元
    CAD編集プログラムのプログラムコードを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 3次元形状を定義することによって構成要素を作成し、 前記作成された構成要素を構成要素データベースに格納
    し、 前記構成要素データベースに格納された構成要素を編集
    し、 前記編集処理の履歴情報を履歴テーブルに格納し、 前記構成要素の作成と、前記構成要素の編集とが、所定
    時間行なわれなかった場合に、前記履歴テーブルに格納
    された履歴情報に基づいて、前記2つの構成要素に関す
    る集合演算を行なうための3次元CAD編集プログラム
    のプログラムコードを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記構成要素のうち、穴、切り欠き、窪
    み、その他の空隙を他の構成要素との違いを明示する形
    態で表示するための3次元CAD編集プログラムのプロ
    グラムコードを記録した請求項3に記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 3次元CAD装置上で実行される3次元
    CAD編集プログラムにおいて、 3次元形状を定義することによって構成要素を作成する
    機能と、 前記作成された構成要素を構成要素データベースに格納
    する機能と、 前記構成要素データベースに格納された構成要素を編集
    する機能と、 前記編集処理の履歴情報を履歴テーブルに格納する機能
    と、 前記作成された2つの構成要素が互いに干渉するか否か
    を判断する機能と、 前記2つの構成要素が互いに干渉すると判断された場合
    に、前記履歴テーブルに格納された履歴情報に基づい
    て、前記2つの構成要素に関する集合演算を行なう機能
    と、 を実現させるための3次元CAD編集プログラム。
  6. 【請求項6】 3次元CAD装置上で実行される3次元
    CAD編集プログラムにおいて、 3次元形状を定義することによって構成要素を作成する
    機能と、 前記作成された構成要素を構成要素データベースに格納
    する機能と、 前記構成要素データベースに格納された構成要素を編集
    する機能と、 前記編集処理の履歴情報を履歴テーブルに格納する機能
    と、 前記構成要素の作成と、前記構成要素の編集とが、所定
    時間行なわれなかった場合に、前記履歴テーブルに格納
    された履歴情報に基づいて、前記2つの構成要素に関す
    る集合演算を行なう機能と、 を実現させるための3次元CAD編集プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524119A (ja) * 2007-04-12 2010-07-15 ダッソー・システムズ・ソリッドワークス・コーポレーション 3次元モデルの局所的な更新
JP2012529712A (ja) * 2009-06-08 2012-11-22 パラメトリック・テクノロジー・コーポレーション モデリング環境における立体オブジェクトのためのトポロジ干渉の訂正

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