JP2002244758A - ライセンス番号認証方法、インストール方法、ライセンス番号認証プログラムをコンピュータに実行させるプログラム格納記憶媒体及びインストールプログラムをコンピュータに実行させるプログラム格納記憶媒体 - Google Patents

ライセンス番号認証方法、インストール方法、ライセンス番号認証プログラムをコンピュータに実行させるプログラム格納記憶媒体及びインストールプログラムをコンピュータに実行させるプログラム格納記憶媒体

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JP2002244758A
JP2002244758A JP2001044247A JP2001044247A JP2002244758A JP 2002244758 A JP2002244758 A JP 2002244758A JP 2001044247 A JP2001044247 A JP 2001044247A JP 2001044247 A JP2001044247 A JP 2001044247A JP 2002244758 A JP2002244758 A JP 2002244758A
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Yasuhiro Omichi
泰弘 大道
Hiroshi Ashida
浩史 芦田
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多種のプログラムを一度に導入できるインスト
ール方法を提供する。 【解決手段】利用部門のコンピュータは、導入に必要な
ライセンス番号が入力された後にプログラムの導入が可
能になって導入条件ファイルを読み込むステップと、ス
テップで読み込んだ導入条件ファイルの内容を基に、導
入可能なプログラムの一覧を表示し、ユーザーの選択を
促すステップと、選択された個々のプログラムについて
導入ディレクトリの定義ファイルの内容に基づいて個々
のプログラムをハードディスク装置にコピーし展開する
ステップと、導入したプログラムの情報を導入データベ
ースに記録し、かつ利用申込情報を送信するステップ
と、許可番号を受信すると導入したプログラムのプロテ
クトを解除するステップとから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラムをコ
ンピュータに導入するインストール方法、および同一組
織内におけるプログラムの利用部門が当該プログラムの
利用の可否を責任部門から認証を受ける認証方法と、イ
ンストールプログラムをコンピュータに実行させるプロ
グラム格納記憶媒体、並びにライセンス番号認証プログ
ラムをコンピュータに実行させるプログラム格納記憶媒
体の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラムをコンピュータへ導入
する場合には、プログラムが格納された記憶媒体をコン
ピュータの読込み装置にセットし、インストール画面を
ディスプレイに表示させた後、ディスプレイ上の画面の
指示事項に従って所定の事項をキーボード(又はマウス
等)を使用して入力し、かつ、ライセンス番号をキーボ
ード(又はマウス等)を使用して入力することにより、
当該記憶媒体内のプログラムをハードディスク装置にコ
ピーでき、かつ、当該プログラムの使用が可能になっ
た。
【0003】このようにプログラムをコンピュータに導
入する場合には、ライセンス番号を入力することによっ
て、不正にプログラムがコンピュータに導入されること
を阻止している。
【0004】ところで、ある組織内において多数のプロ
グラムを各種の利用部門で使用する場合に、各プログラ
ムにプロテクトがあると、各利用部門において各プログ
ラム毎にライセンス番号を入力する必要があり、プログ
ラムの取込みが面倒である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように組織内の
各利用分野で必要とする各プログラム毎にいちいちライ
センス番号を入力していたのでは、プログラムの導入に
時間がかかるほか、多数のプログラムを導入する場合に
は導入に多数の操作を要し、かつ、無駄な時間がかかっ
てしまうという不都合がある。
【0006】また、前記ライセンス番号は、パソコンに
固有でなく、プログラム又はプログラムの格納記憶媒体
に固有なものであるため、一度ライセンス番号が分かれ
ば、複数のコンピュータに導入が可能となり、不正なプ
ログラムの導入が行われたり、不正コピーをされてしま
う問題がある。
【0007】更に、ライセンス番号を入力しないように
すると、やはり不正なプログラムの導入が行われたり、
不正コピーをされてしまうという不都合があった。
【0008】したがって、本発明の目的は、多数のプロ
グラムの導入の可否を一つの部門で決定し、利用部門か
らの多種のプログラム導入申請の可否を決定するライセ
ンス番号認証方法を提供することを目的としている。
【0009】本発明の他の目的は、多種類のプログラム
の導入を一度に可能とするインストール方法を提供する
ことにある。
【0010】本発明のさらに異なる目的は、上記インス
トールプログラムやライセンス番号認証プログラムをコ
ンピュータで実行させるプログラム格納記憶媒体を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した発明に係
るライセンス番号認証方法は、同一組織内におけるプロ
グラムの利用部門が、当該プログラムの利用の可否を責
任部門から認証を受ける認証方法であって、利用部門の
コンピュータは、当該コンピュータにプログラムを導入
する予定の導入予定情報が入力されたときに、当該導入
予定情報をネットワークを介して情報センターのサーバ
ーへ送り、情報センターのサーバーは、当該導入予定情
報を責任部門のコンピュータへ転送すると共に、当該導
入予定情報をデータベースに格納し、責任部門のコンピ
ュータは、当該導入予定情報を提示して承認又は不承認
の入力を促し、「承認」と入力されたときには導入に必
要なライセンス番号を利用部門のコンピュータへ送り、
利用部門のコンピュータは、前記ライセンス番号を基に
プログラムを当該コンピュータへ導入し、かつ、当該プ
ログラムの利用申込情報をネットワークを介して情報セ
ンターのサーバーへ送り、前記情報センターのサーバー
は、前記利用申込情報をデータベースに保存し、かつ、
前記データベース内の導入予定情報を参照して前記利用
申込情報をチェックし、問題がなければ許可番号をネッ
トワークを介して前記利用部門のコンピュータへ送信
し、前記利用部門のコンピュータは、ネットワークを介
して送られてきた許可番号を登録して、導入したプログ
ラムのプロテクトを解除することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のラ
イセンス番号認証方法において、前記ライセンス番号
は、当該利用部門のコンピュータのハードディスク装置
のボリュームシリアル番号を基に作り出されたものであ
ることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載した発明に係るインストー
ル方法は、プログラムをコンピュータに導入するインス
トール方法であって、導入するコンピュータのハードデ
ィスク装置のボリュームシリアル番号を基に作り出され
た必須のライセンス番号が入力された後にプログラムの
導入が可能になって導入条件ファイルを読み込むステッ
プと、前記ステップで読み込んだ導入条件ファイルの内
容を基に、導入可能なプログラムの一覧を表示し、ユー
ザーの選択を促すステップと、選択された個々のプログ
ラムについて導入ディレクトリの定義ファイルの内容に
基づいて個々のプログラムをハードディスク装置にコピ
ーし展開するステップと、導入したプログラムの情報を
導入データベースに記録し、かつ利用申込情報を送信す
るステップと、許可番号を受信すると、導入したプログ
ラムのプロテクトを解除するステップとを利用部門のコ
ンピュータが実行することを特徴とする。
【0014】請求項4に記載した発明に係るライセンス
番号認証プログラムを利用部門のコンピュータに実行さ
せるプログラム格納記憶媒体は、同一組織内におけるプ
ログラムの利用部門が、当該プログラムの利用の可否を
責任部門から認証を受ける認証方法をコンピュータに実
行させるプログラムが格納されたプログラム格納記憶媒
体であって、当該コンピュータにプログラムを導入する
予定の導入予定情報が入力されたときに、当該導入予定
情報をネットワークを介して情報センターのサーバーに
送るステップと、責任部門から通知されたライセンス番
号により導入可能となったプログラムをコンピュータへ
導入し、かつ、当該プログラムの利用申込情報をネット
ワークを介して情報センターのサーバーへ送るステップ
と、ネットワークを介して送られてきた許可番号を登録
して、導入したプログラムのプロテクトを解除するステ
ップとを備えていることを特徴とする。
【0015】請求項5に記載した発明に係るライセンス
番号認証プログラムをコンピュータに実行させることが
できるプログラム格納記憶媒体は、同一組織内における
プログラムの利用部門が、当該プログラムの利用の可否
を、責任部門から認証を受ける認証方法をコンピュータ
に実行させるプログラムが格納されたプログラム格納記
憶媒体であって、導入予定情報を責任部門のコンピュー
タに転送するとともに、当該導入予定情報をデータベー
スに格納するステップと、利用申込情報をデータベース
に保存し、かつ、前記データベース内の導入予定情報を
参照して前記利用申込情報をチェックし、問題がなけれ
ば許可番号をネットワークを介して前記利用部門のコン
ピュータへ送信するステップとを備えていることを特徴
とする。
【0016】請求項6に記載した発明に係るインストー
ルプログラムをコンピュータに実行させるプログラム格
納記憶媒体は、プログラムをコンピュータに導入するイ
ンストール方法をコンピュータに実行させるプログラム
が格納されたプログラム格納記憶媒体であって、導入に
必要なライセンス番号が入力された後に、プログラムの
導入が可能になって導入条件ファイルを読み込むステッ
プと、前記ステップで読み込んだ導入条件ファイルの内
容を基に、導入可能なプログラムの一覧を表示し、ユー
ザーの選択を促すステップと、選択された個々のプログ
ラムについて、導入ディレクトリの定義ファイルの内容
に基づき個々のプログラムをハードディスク装置にコピ
ーし展開するステップと、導入したプログラムの情報を
導入データベースに記録し、かつ利用申込情報を送信す
るステップと、許可番号を受信すると、導入したプログ
ラムのプロテクトを解除するステップとを備えることを
特徴とする。
【0017】
【発明の実施形態】以下に、添付図面を参照して、本発
明に係るライセンス番号認証方法、及びインストール方
法の実施形態を説明する。図1は、本発明に係るライセ
ンス番号認証方法を実行するコンピュータネットワーク
システム図である(第1の実施形態)。
【0018】図1に示すコンピュータネットワークシス
テム1は、同一組織内において使用されるもので、例え
ば本社の情報センター2に設置されたサーバー3と、例
えば本社の責任部門4に設置されたコンピュータ5と、
例えば本社の各部課あるいは各地に設けられている支店
等の部課のプログラムを利用する利用部門6…(以下、
単に「利用部門」という。)に設置されたコンピュータ
7…と、これらを接続させる通信ネットワーク9とから
構成されている。
【0019】前記情報センター2に設置されたサーバー
3は、中央演算処理装置、主記憶装置、シリアル/パラ
レルインターフェース、ディスプレイインターフェー
ス、キーボード/マウスインターフェース及びハードデ
ィスク装置などからなり、各種の処理を実行するコンピ
ュータ本体と、キーボード・マウス等の入力装置と、デ
ィスプレイ・プリンタなどの出力装置と、通信ネットワ
ーク9に接続されて外部との通信を行なう通信制御装置
とから構成されている。なお、サーバー3は、ハードデ
ィスク装置内に主データベース11を備えている。ま
た、上記サーバー3の中央演算処理装置は、例えばユニ
ックス(UNIX(登録商標))やその他のオペレーテ
ィングシステムで動作する。
【0020】責任部門4に設置されたコンピュータ5
は、中央演算処理装置、主記憶装置、シリアル/パラレ
ルインターフェース、ディスプレイインターフェース、
キーボード/マウスインターフェース及びハードディス
ク装置などからなるコンピュータ本体と、キーボード・
マウス等の入力装置と、ディスプレイ・プリンタなどの
出力装置と、通信ネットワーク9に接続されて外部との
通信を行なう通信制御装置とから構成されている。この
コンピュータ5の中央演算処理装置は、例えばマイクロ
ソフト社のウインドウズ(登録商標)NT及び2000
等のオペレーティングシステム上で動作する。
【0021】利用部門6…にそれぞれ設置されているコ
ンピュータ7…は、同一機能を実行可能であればよいの
で、1台のコンピュータ7を説明し、他は説明を省略す
る。
【0022】利用部門6に設置されたコンピュータ7
は、中央演算処理装置、主記憶装置、シリアル/パラレ
ルインターフェース、ディスプレイインターフェース、
キーボード/マウスインターフエェース及びハードディ
スク装置などからなるコンピュータ本体と、キーボード
・マウス等の入力装置と、ディスプレイ・プリンタなど
の出力装置と、通信ネットワーク9に接続されて外部と
の通信を行なう通信制御装置とから構成されている。こ
のコンピュータ7の中央演算処理装置は、例えばマイク
ロソフト社のウインドウズ(登録商標)NTや200
0、あるいは、ウインドウズ(登録商標)98やme等
のオペレーティングシステム上で動作する。
【0023】図2は、上記コンピュータネットワークシ
ステム1上で実行される、本発明に係るライセンス番号
認証方法を説明するための流れ図である(第1の実施形
態)。本発明に係るライセンス番号認証方法は、同一組
織内において、プログラムを利用する利用部門6が当該
プログラムの利用の可否を責任部門4から認証を受ける
方法であり、次のように処理される。なお、ここでは、
ひとつの利用部門6がプログラムを導入する場合の例を
代表的に説明する。
【0024】利用部門6では、コンピュータ7へ導入し
たいプログラムの情報を導入予定情報としてキーボード
等の入力装置を利用して入力し送信指令を入力する。コ
ンピュータ7は、プログラムの導入予定情報が入力され
送信指令が入力されると、通信制御装置を制御して通信
ネットワーク9を介して情報センター2のサーバー3と
接続され、ステップ100にて当該導入予定情報を通信
ネットワーク9を介して情報センター2のサーバー3へ
送る。導入予定情報がサーバー3へ確実に届いたことを
確認した利用部門6のコンピュータ7は、転送の処理を
終了し、サーバー3との接続を切断する。
【0025】すると、情報センター2のサーバー3は、
ステップ101にて通信制御装置を制御し通信ネットワ
ーク9を介して責任部門4のコンピュータ5へ当該導入
予定情報を転送し、かつ、ステップ102にて当該導入
予定情報を主データベース11に格納する。
【0026】責任部門4のコンピュータ5は、ステップ
104で導入予定情報をディスプレイ上に表示し、責任
部門4の係員に提示して「承認」又は「不承認」の入力
を促す。「承認」と入力されたときには、ステップ10
5にて導入に必要なライセンス番号を通信ネットワーク
9を介して利用部門6のコンピュータ7へ送る。ここで
いう前記ライセンス番号は、当該利用部門6のコンピュ
ータ7のハードディスク装置のボリュームシリアル(V
OLSER)番号を基に作り出されたものである。
【0027】利用部門6のコンピュータ7は、ステップ
106にて前記ライセンス番号を基にプログラムを当該
コンピュータ7へ導入し、かつ、ステップ107にて通
信制御装置を制御し通信ネットワーク9を介して情報セ
ンター2のサーバー3と接続して、当該プログラムの利
用申込情報を通信ネットワーク9を介して情報センター
2のサーバー3へ送る。なお、コンピュータ7は、ライ
センス番号を受け取った後に、ライセンス番号とハード
ディスク装置のボリュームシリアル(VOLSER)番
号とを基に所定の計算をし、その計算結果が所定の状態
になれば、プログラムの導入が可能になるようにしてあ
る。
【0028】前記情報センター2のサーバー3は、ステ
ップ108にて前記利用申込情報を主データベース11
に保存し、かつ、ステップ109にて前記主データベー
ス11内の導入予定情報を参照して前記利用申込情報を
チェックし、問題がなければ(ステップ109;「は
い」)、ステップ110にて許可番号を通信ネットワー
ク9を介して前記利用部門6のコンピュータ7へ送信す
る。
【0029】前記利用部門6のコンピュータ7は、ステ
ップ111において通信ネットワーク9を介して送られ
てきた許可番号を登録して導入したプログラムのプロテ
クトを解除する。
【0030】これにより、利用部門6のコンピュータ7
が動作可能になり、導入した各種プログラムを動作させ
て所望の仕事をこなすことができる。なお、前記情報セ
ンター2のサーバー3は、ステップ109において前記
主データベース11内の導入予定情報を参照し、前記利
用申込情報をチェックして、問題がある場合には(ステ
ップ109;「いいえ」)、ステップ112にて「申請
内容と導入内容とが異なる旨」を責任部門4の担当者宛
に通信ネットワーク9を介して前記利用部門6のコンピ
ュータ7へ送信する。
【0031】上述した本発明の第1の実施形態に係るラ
イセンス番号認証方法によれば、次のような利点があ
る。 (1)プログラムの導入申請からライセンス番号発行ま
での時間が著しく短縮される。 (2)申請内容と導入内容の食い違いが自動確認により
なくなる。 (3)利用者情報が自動的に蓄積される。 (4)個別のパソコンに固有のライセンス番号を発行
し、複数のコンピュータへ不正なプログラムの導入や、
不正コピーを防止できる。
【0032】次に図3は、本発明に係る上記ライセンス
番号認証方法の応用例を示す流れ図である。図3に示し
た応用例は、導入申請無しでのプログラムの導入を行な
えるようにするものである。
【0033】図3に示す応用例では、図2に示したライ
センス番号認証方法において、ステップ100からステ
ップ105までが省略されており、ステップ106から
ステップ112までは同一動作を行なうものである。
【0034】したがって、この応用例は、責任部門4の
担当者が導入申請をスキップできる番号をコンピュータ
5に入力し、転送の指示をする。すると、コンピュータ
5は、ステップ120にて、導入申請をスキップできる
番号を、通信ネットワーク9を介して利用部門6のコン
ピュータ7へ送信すると共に、通信ネットワーク9を介
して情報センター2のサーバー3の主データベース11
に書き込みをする。
【0035】これにより、利用部門6では、ステップ1
06のシステム導入からステップ111のプロテクトの
解除までの動作を行なうことができる。図4は、本発明
に係るインストール方法を説明するための図である。図
5は、本発明に係るインストール方法を実行させるイン
ストールプログラムを示す図である(第2の実施形
態)。
【0036】このインストール方法は、図4に示すよう
に、インストールプログラム21により、利用部門6の
コンピュータ7のハードディスク装置71へアプリケー
ションプログラム(以下、単に「プログラム」という。
また、図4では、Aシステム301、Bシステム303
と表示している。)をコピーし展開すると共に、許可番
号をハードディスク装置71に書き込みすることにより
実行される。なお、コンピュータ7には、導入情報デー
タベース73が設けられている。
【0037】上記インストールプログラム21は、図5
に示すように、導入に必要なライセンス番号が入力され
た後に、プログラムの導入が可能になって、導入条件フ
ァイルDFを読み込むステップ211と、前記ステップ
211で読み込んだ導入条件ファイルDFの内容を基
に、導入可能なプログラムの一覧を表示させ、ユーザー
の選択を促すステップ212と、選択された個々のプロ
グラムについて導入ディレクトリの定義ファイルの内容
に基づいて個々のプログラムを当該コンピュータ7のハ
ードディスク装置にコピーし展開するステップ213
と、導入したプログラムの情報を導入データベースに記
録し、かつ利用申込情報を送信するステップ214と、
許可番号を受信すると導入したプログラムのプロテクト
を解除するステップ215とを備えている。
【0038】このインストールプログラム21は、利用
部門6のコンピュータ7のハードディスク装置71に格
納されている。このインストールプログラム21をハー
ドディスク装置71から主記憶装置に展開し、コンピュ
ータ7の中央演算処理装置が主記憶装置に展開されたイ
ンストールプログラム21を実行することにより、イン
ストール方法が実行される。
【0039】次に、上述したプログラムの実行例を図4
を参照して説明する。まず、利用部門6のコンピュータ
7は、ステップ201において、導入に必要なライセン
ス番号が入力された後にプログラムの導入が可能にな
る。コンピュータ7は、プログラムの導入が可能な状態
になったところで、ステップ211でCD−ROM81
又はフロッピー(登録商標)ディスク(FD)83から
導入条件ファイルDFを読み込む。
【0040】コンピュータ7はまた、前記ステップ21
1で読み込んだ導入条件ファイルの内容を基に、ステッ
プ212にて、導入可能なプログラムの一覧をディスプ
レイ上に表示させて、ステップ202でユーザーの選択
を促す。
【0041】ステップ202で利用部門6の担当者がコ
ンピュータ7の入力装置により個々のプログラムを選択
すると、コンピュータ5は、ステップ202にて選択さ
れた個々のプログラムについて、ステップ213にて導
入ディレクトリの定義ファイルの内容に基づいて個々の
プログラム(図4では、Aシステム301とBシステム
303)を、CD−ROM81又はフロッピーディスク
(FD)83から当該コンピュータ7のハードディスク
装置71にコピーし展開する。
【0042】コンピュータ7は、ステップ213にて導
入したプログラムの情報を、ステップ214−1にて導
入データベース73に記録し、かつ、ステップ214−
2にて利用申込情報75を送信する。
【0043】この後に、コンピュータ7は、許可番号の
受信待ちとなる。コンピュータ7は、ステップ215−
1にて許可番号を受信すると、ステップ215−2にて
導入したプログラム(図4では、Aシステム301とB
システム303)のプロテクトを解除する。
【0044】上述したように、利用部門6のコンピュー
タ7が動作することにより、導入したプログラムを使用
することができるようになる。
【0045】本発明のインストール方法によれば、次の
ような利点がある。 (1)ライセンス番号を事前に一回入力することで、
(アプリケーション)プログラムに付随する対象データ
ベースを自動的に選択し、利用部門に応じた必要なプロ
グラムを自動的に選択が可能になる。 (2)利用部門6のコンピュータ7へプログラムの一括
導入が可能となる。 (3)導入されたアプリケーションに応じた一つのライ
センス番号で、全ての導入したプログラムを稼働を可能
にすることができる。 (4)バージョンアップに際し、自動的に古いバージョ
ンのプログラムをリストアップすることができ、バージ
ョンアップが簡単になる。
【0046】上記した第1の実施形態及び第2の実施形
態で説明した動作内容は、各動作に対応したプログラム
がコンピュータ等に格納され、このプログラムに従って
動作することになる。
【0047】上述したようなライセンス番号認証方法
は、インストール方法の各動作のプログラムの既知の少
なくとも一つ以上を組み合わせたプログラムを記憶媒体
に格納するようにしてもよい。すなわち、インストール
プログラムをコンピュータに実行させることができるプ
ログラム格納記憶媒体、あるいは、ライセンス番号認証
プログラムをコンピュータに実行させることができるプ
ログラム格納記憶媒体とすることができる。
【0048】上述した記憶媒体は、例えばフロッピーデ
ィスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DV
D、ハードディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、R
OMカートリッジ、バッテリバックアップRAMメモリ
カード、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RA
Mカード等により構成すればよい。
【0049】この記憶媒体は、例えばデジタルデータや
プログラムを記憶させることができるものなら何でもよ
く、専用プロセッサやコンピュータに上記機能を実行さ
せることができれば媒体を問わない。
【発明の効果】請求項1〜3、請求項5及び請求項6に
記載した発明によれば、情報センターのサーバーと、責
任部門のコンピュータと、利用部門のコンピュータとが
通信ネットワークで接続されていて、ライセンス番号の
認証を電子的に行なうことができるので、次のような効
果がある。 (1)プログラムの導入申請からライセンス番号発行ま
での時間が著しく短縮される。 (2)申請内容と導入内容の食い違いが自動確認により
なくなる。 (3)利用者情報が自動的に蓄積される。 (4)個別のパソコンに固有のライセンス番号を発行
し、複数のコンピュータへ不正なプログラムの導入や、
不正コピーを防止できる。また、請求項3、6記載の発
明によれば、利用部門のコンピュータがライセンス番号
と許可番号とによりプログラムを一括導入できるので、
次のような効果がある。 (5)ライセンス番号により、プログラムに付随する対
象データベースを自動的に選択でき、利用部門に応じた
必要なプログラムの自動選択が可能になる。 (6)利用部門のコンピュータへプログラムの一括導入
が可能となる。 (7)導入されたアプリケーションに応じた一つの許可
番号で全てのアプリケーションの稼働を可能にすること
ができる。 (8)バージョンアップに際し、自動的に古いバージョ
ンのプログラムをリストアップすることができ、バージ
ョンアップが簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るライセンス番号
認証方法を実行するコンピュータネットワークシステム
図である。
【図2】上記コンピュータネットワークシステム上で実
行される本発明の第1の実施形態に係るライセンス番号
認証方法を説明するための流れ図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るライセンス番号
認証方法の他の応用例を示す流れ図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るインストール方
法を説明するための流れ図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るインストール方
法を実行するインストールプログラムの構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1 コンピュータネットワークシステム 2 情報センター 3 サーバー 4 責任部門 5 コンピュータ 6 利用部門 7 コンピュータ 9 通信ネットワーク 11 主データベース 71 ハードドディスク装置 73 導入情報データベース 75 利用申込情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 ライセンス番号認証方法、インストール方法、ライセンス番号認証プログラムをコンピュータに 実行させるプログラム格納記憶媒体及びインストールプログラムをコンピュータに実行させるプ ログラム格納記憶媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一組織内におけるプログラムの利用部門
    が、当該プログラムの利用の可否を責任部門から認証を
    受ける認証方法であって、 利用部門のコンピュータは、当該コンピュータにプログ
    ラムを導入する予定の導入予定情報が入力されたとき
    に、当該導入予定情報をネットワークを介して情報セン
    ターのサーバーへ送り、 情報センターのサーバーは、当該導入予定情報を責任部
    門のコンピュータへ転送すると共に、当該導入予定情報
    をデータベースに格納し、 責任部門のコンピュータは、当該導入予定情報を提示し
    て承認又は不承認の入力を促し、「承認」と入力された
    ときには導入に必要なライセンス番号を利用部門のコン
    ピュータへ送り、 利用部門のコンピュータは、前記ライセンス番号を基に
    プログラムを当該コンピュータへ導入し、かつ、当該プ
    ログラムの利用申込情報をネットワークを介して情報セ
    ンターのサーバーへ送り、 前記情報センターのサーバーは、前記利用申込情報をデ
    ータベースに保存し、かつ、前記データベース内の導入
    予定情報を参照して前記利用申込情報をチェックし、問
    題がなければ許可番号をネットワークを介して前記利用
    部門のコンピュータへ送信し、 前記利用部門のコンピュータは、ネットワークを介して
    送られてきた許可番号を登録して、導入したプログラム
    のプロテクトを解除することを特徴とする、ライセンス
    番号認証方法。
  2. 【請求項2】前記ライセンス番号は、当該利用部門のコ
    ンピュータのハードディスク装置のボリュームシリアル
    番号を基に作り出されたものであることを特徴とする、
    請求項1記載のライセンス番号認証方法。
  3. 【請求項3】プログラムをコンピュータに導入するイン
    ストール方法であって、 導入するコンピュータのハードディスク装置のボリュー
    ムシリアル番号を基に作り出された必須のライセンス番
    号が入力された後にプログラムの導入が可能になって導
    入条件ファイルを読み込むステップと、 前記ステップで読み込んだ導入条件ファイルの内容を基
    に、導入可能なプログラムの一覧を表示し、ユーザーの
    選択を促すステップと、 選択された個々のプログラムについて導入ディレクトリ
    の定義ファイルの内容に基づいて個々のプログラムをハ
    ードディスク装置にコピーし展開するステップと、 導入したプログラムの情報を導入データベースに記録
    し、かつ利用申込情報を送信するステップと、 許可番号を受信すると、導入したプログラムのプロテク
    トを解除するステップとを利用部門のコンピュータが実
    行することを特徴とする、インストール方法。
  4. 【請求項4】同一組織内におけるプログラムの利用部門
    が、当該プログラムの利用の可否を責任部門から認証を
    受ける認証方法をコンピュータに実行させるプログラム
    が格納されたプログラム格納記憶媒体であって、 当該コンピュータにプログラムを導入する予定の導入予
    定情報が入力されたときに、当該導入予定情報をネット
    ワークを介して情報センターのサーバーに送るステップ
    と、 責任部門から通知されたライセンス番号により導入可能
    となったプログラムをコンピュータへ導入し、かつ、当
    該プログラムの利用申込情報をネットワークを介して情
    報センターのサーバーへ送るステップと、 ネットワークを介して送られてきた許可番号を登録し
    て、導入したプログラムのプロテクトを解除するステッ
    プとを備えていることを特徴とする、ライセンス番号認
    証プログラムを利用部門のコンピュータに実行させるプ
    ログラム格納記憶媒体。
  5. 【請求項5】同一組織内におけるプログラムの利用部門
    が、当該プログラムの利用の可否を、責任部門から認証
    を受ける認証方法をコンピュータに実行させるプログラ
    ムが格納されたプログラム格納記憶媒体であって、 導入予定情報を責任部門のコンピュータに転送するとと
    もに、当該導入予定情報をデータベースに格納するステ
    ップと、 利用申込情報をデータベースに保存し、かつ、前記デー
    タベース内の導入予定情報を参照して前記利用申込情報
    をチェックし、問題がなければ許可番号をネットワーク
    を介して前記利用部門のコンピュータへ送信するステッ
    プとを備えていることを特徴とする、ライセンス番号認
    証プログラムを情報センターのサーバーに実行させるプ
    ログラム格納記憶媒体。
  6. 【請求項6】プログラムをコンピュータに導入するイン
    ストール方法をコンピュータに実行させるプログラムが
    格納されたプログラム格納記憶媒体であって、 導入に必要なライセンス番号が入力された後に、プログ
    ラムの導入が可能になって導入条件ファイルを読み込む
    ステップと、 前記ステップで読み込んだ導入条件ファイルの内容を基
    に、導入可能なプログラムの一覧を表示し、ユーザーの
    選択を促すステップと、 選択された個々のプログラムについて、導入ディレクト
    リの定義ファイルの内容に基づき個々のプログラムをハ
    ードディスク装置にコピーし展開するステップと、 導入したプログラムの情報を導入データベースに記録
    し、かつ利用申込情報を送信するステップと、 許可番号を受信すると、導入したプログラムのプロテク
    トを解除するステップとを備えることを特徴とする、イ
    ンストールプログラムをコンピュータに実行させるプロ
    グラム格納記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102331969A (zh) * 2011-06-24 2012-01-25 浙大网新科技股份有限公司 在visual studio中运行WinCE程序的方法
JP2015032031A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インストールシステム

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CN102331969A (zh) * 2011-06-24 2012-01-25 浙大网新科技股份有限公司 在visual studio中运行WinCE程序的方法
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