JP2002229741A - 仮想ディスク制御システムおよび仮想ディスク制御プログラム - Google Patents

仮想ディスク制御システムおよび仮想ディスク制御プログラム

Info

Publication number
JP2002229741A
JP2002229741A JP2001021444A JP2001021444A JP2002229741A JP 2002229741 A JP2002229741 A JP 2002229741A JP 2001021444 A JP2001021444 A JP 2001021444A JP 2001021444 A JP2001021444 A JP 2001021444A JP 2002229741 A JP2002229741 A JP 2002229741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
disk device
mapping table
real
virtual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001021444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3967080B2 (ja
Inventor
Koji Ito
宏治 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2001021444A priority Critical patent/JP3967080B2/ja
Publication of JP2002229741A publication Critical patent/JP2002229741A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3967080B2 publication Critical patent/JP3967080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】仮想ディスク装置上の任意の位置にライトする
データについて実ディスク装置上で順に書き込むと共に
データマッピングテーブルに両者の対応関係を記憶して
高速ライトを実現する。 【解決手段】 実ディスクで管理するアドレス情報と仮
想的なアドレス情報の対応関係を管理するデータマッピ
ングテーブルと、アドレス情報を指定した書き込み要求
に応じて、指定されたアドレス情報が前記データマッピ
ングテーブルに管理されていない場合には実ディスク装
置においてヘッドが所定の方向にシークするように実デ
ィスクの領域を割り当て、管理されている場合には実デ
ィスク装置上で割り当て済みの領域を開放すると共に、
ヘッドが前記所定の方向と同一方向にシークするように
実ディスクの領域を割り当てる処理手段と、要求された
データを書き込む書き込み処理手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データをランダム
にディスク装置にライトする仮想ディスク制御システム
および仮想ディスク制御プログラムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク装置へのライト(データ
の書き込み)は、図7に示すように、ディスク装置のヘ
ッドを所定位置に位置付け(seek)、次に、データ
をライト(write)するということを繰り返し、デ
ータをランダムな位置に書き込んでいた。
【0003】また、バックアップは磁気テープなどの外
部媒体に退避してデータを保存するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のディスク装置へのデータのライトは、図7に示すよう
に、seek、writeという動作をデータの書き込
み毎に繰り返す必要があり、seekが毎回発生して高
速にライトできないという問題があった。
【0005】また、ディスク装置上のデータをバックア
ップするには、ディスク装置上のあちこちのデータをs
eek、readして磁気テープなどの外部媒体にシー
ケンシャルに連続して書き込む必要があり、長時間を要
するという問題もあった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、仮想ディ
スク装置4は、アプリ2,3などがデータをランダムな
位置に書き込もうとする仮想的なディスク装置である。
【0008】乱ライト・順ライト変換機構5は、仮想デ
ィスク装置4への乱ライトを、実ディスク装置12に順
ライトなどするものであって、データマッピングテーブ
ル8、バックアッププログラム10などから構成される
ものである。
【0009】データマッピングテーブル8は、仮想ディ
スク装置4上のランダムなライト位置と、実ディスク装
置12上の順のライト位置とを対応づけて記憶するもの
である。
【0010】バックアッププログラム10は、実ディス
ク装置12上のデータをバックアップするものである。
次に、動作を説明するアプリ2,3から仮想ディスク装
置4へのランダムな位置へのライトがあると、乱ライト
・順ライト変換機構5が実ディスク装置12の所定位置
から順にライトすると共に、仮想ディスク装置4のラン
ダムに書き込む位置と、実ディスク装置12に順に書き
込んだ位置とを対応つけてデータマッピングテーブル8
に記憶するようにしている。
【0011】この際、仮想ディスク装置4のランダムな
位置に書き込む位置と、実ディスク装置12に順に書き
込んだ位置とを対応づけてデータマッピングテーブル8
に書き込む際に、データマッピングテーブル8に既に仮
想ディスク装置4の書き込む位置に対応づけて実ディス
ク装置12の位置が記憶されていた場合には今回の実デ
ィスク装置12の位置で更新し、一方、記憶されていな
かった場合には今回の実ディスク装置12の位置を新規
に書き込むようにしている。
【0012】また、バックアッププログラム10がバッ
クアップ指示時に、データマッピングテーブル8をコピ
ーして保存すると共に、データマッピングテーブル8上
のエントリに登録されている実ディスク装置12の位置
のデータを削除禁止とセットするようにしている。
【0013】従って、仮想ディスク装置4上の任意の位
置にライトしたデータについて実ディスク装置12上で
順に書き込むと共にデータマッピングテーブル8に両者
の対応関係を記憶して高速ライトを実現すると共に、バ
ックアップ時にデータマッピングテーブル8をコピーし
て保存および退避データの削除禁止にして高速バックア
ップを実現することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図1から図6を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、処理装置1は、プロセッサおよびメモリ
を有するコンピュータであって、プログラムに従い各種
処理を実行するものであり、ここでは、アプリケーショ
ンプログラム(以下単にアプリという)2,3、仮想デ
ィスク装置4、および乱ライト・順ライト変換機構5な
どから構成されるものである。
【0016】アプリ2,3は、データを仮想ディスク装
置4のランダムな位置にライトして各種処理を実行する
ものである。仮想ディスク装置4は、アプリ2,3がラ
ンダムな位置にデータをライトする対象の仮想的なディ
スク装置4である。アプリ2,3からの当該仮想ディス
ク装置4へのランダムな位置へのライトは、乱ライト・
順ライト変換機構5によって取り込まれて、順ライトに
変換されて実ディスク装置12に順に書き込まれる。
【0017】乱ライト・順ライト変換機構5は、アプリ
2,3から仮想ディスク装置4のランダムな位置にライ
トされたデータを取り込み、順ライトに変換して実ディ
スク装置12に書き込むと共に、仮想ディスク装置4上
のライト位置と、実ディスク装置12に書き込んだ位置
とを対応づけてデータマッピングテーブル8に記憶して
管理したりなどするものであって、ここでは、データマ
ッピング管理プログラム6、データビットマップ管理プ
ログラム7、データマッピングテーブル8、データビッ
トマップテーブル9、バックアッププログラム10、実
ディスクI/O管理プログラム11などから構成される
ものである。
【0018】データマッピング管理プログラム6は、デ
ータマッピングテーブル8を管理するものであって、仮
想ディスク装置4のランダムにデータをライトした位置
と、実ディスク装置12の所定位置から順にライトした
位置とを対応づけて書き込んで記憶させるものである。
例えば新規にデータを書き込む場合には、仮想ディスク
装置4のライト位置と、実ディスク装置12の今回のラ
イト位置とを対応づけて新規に記憶し、一方、データの
更新を行う場合には、仮想ディスク装置4のライト位置
に対応づけて記憶されている実ディスク装置12のライ
ト位置を今回の当該実ディスク装置12のライト位置で
更新する(図2から図5を用いて後述する)。
【0019】データビットマップ管理プログラム7は、
実ディスク装置12内の空セクタを管理するテーブルで
あって、ディスク番号、セクタ番号に対応づけて空き領
域か、使用中領域かの区別を設定して管理するものであ
る(図3の(b)参照)。
【0020】データマッピングテーブル8は、仮想ディ
スク装置4のランダムなライト位置と、実ディスク装置
12の順なライト位置とを対応づけて記憶するものであ
る(図3の(a)参照)。
【0021】データビットマップテーブル9は、実ディ
スク装置12の空きセクタを管理するテーブルである
(図3の(b)参照)。バックアッププログラム10
は、実ディスク装置12上のデータをバックアップする
ものであって、データマッピングテーブル8をコピーし
て保存すると共にデータマッピングテーブル8のセクタ
の削除禁止フラグをセット(あるいは該当セクタを削除
禁止にセット)などしてバックアップするものである
(図6を用いて後述する)。
【0022】実ディスクI/O管理プログラム11は、
実ディスク装置12にデータを順にライトするものであ
る(図2から図6を用いて後述する)。実ディスク装置
12は、仮想ディスク装置4上のランダムな位置にライ
トしたデータを、実際に順にライトする対象のディスク
装置である。
【0023】図4は、本発明の説明図を示す。図4にお
いて、データマッピングテーブル8は、図示のように、
仮想ディスク装置4の先頭から分割した領域(仮想アド
レス、例えばセクタ番号)に対応づけてエントリを設
け、当該エントリに実ディスク装置12上で当該データ
を順にライトした位置(実アドレス、セクタ番号)を記
憶するものである。図示の状態では、 ・仮想ディスク装置4上の仮想アドレスVA4,VA
2,VA5のランダムの位置順でデータがライトされた
ので、 ・1回目に、データマッピングテーブル8には仮想ディ
スク装置4のVA4から矢印で示す位置に実ディスク装
置12に順にデータをライトした実アドレスRA1が記
憶され、 ・2回目に、データマッピングテーブル8には仮想ディ
スク装置4のVA2から矢印で示す位置に実ディスク装
置12に順にデータをライトした実アドレスRA2が記
憶され、 ・3回目に、データマッピングテーブル8には仮想ディ
スク装置4のVA5から矢印で示す位置に実ディスク装
置12に順にデータをライトした実アドレスRA3が記
憶される。
【0024】・次に、仮想ディスク装置4上の仮想アド
レスVA2のデータに、新たなデータがライトされたの
で、 ・4回目に、データマッピングテーブル8には仮想ディ
スク装置4のVA2から矢印で示す位置に実ディスク装
置12に順にデータをライトした実アドレスRA4で更
新する(図示のRA2からRA4に更新する)。
【0025】以上のように、仮想ディスク装置4にライ
トしたときにそのデータを実ディスク装置12で新規の
実アドレスに順にライトして当該ライトした実アドレス
RAを、仮想ディスク装置4からポイントされるデータ
マッピングテーブル8の該当位置に実アドレスを書き込
むあるいは更新することにより、仮想ディスク装置4で
はランダムライトが、実ディスク装置12で順ライトと
変換されて実行され、その仮想アドレスと実アドレスは
データマッピングテーブル8に記憶して管理でき、順ラ
イトによる高速ライトが可能となる。
【0026】図3は、本発明のテーブル例を示す。図3
の(a)は、データマッピングテーブル8の例を示す。
このデータマッピングテーブル8は、仮想ディスク装置
4と実ディスク装置12の対応セクタの管理テーブルで
あって、例えば図示の下記の情報を対応づけて書き込ん
で管理するものである。
【0027】・フラグ(Shared Flag): ・1:セクタが旧バージョンと共有している(バックア
ップ済である) ・0:セクタが旧バージョンと共有していない(バック
アップ未である) ・ディスク番号: ・セクタ番号: ここで、フラグ(Shared Flag)は実ディス
ク装置12の当該セクタのデータの退避の有無を表し、
1の場合には旧バージョンのデータと共有しており、削
除禁止と設定されている旨を表し、0の場合は旧バージ
ョンのデータと共有していなく、削除禁止と設定されて
いない旨を表す。ディスク番号、セクタ番号は、仮想デ
ィスク装置4と、実ディスク装置12とのデータをライ
トした位置(領域、ここでは、セクタ)の対応を記憶す
るものである(図4参照)。
【0028】以上のように、データマッピングテーブル
8にフラグ(削除禁止フラグ)とディスク番号、セクタ
番号を登録し、仮想ディスク装置4のランダムにライト
した位置(セクタ)と、実ディスク装置12の実際に順
にライトした位置(セクタ)とを対応づけて記憶し、管
理することが可能となる。尚、両者のセクタの対応管理
は、仮想ディスク装置4のセクタと、実ディスク装置1
2のセクタとを対にして記憶したり、仮想ディスク装置
4のセクタに対応するエントリに実ディスク装置12の
対応するセクタを記憶したりなどすればよい。
【0029】図3の(b)は、データビットマップテー
ブル9の例を示す。このデータビットマップテーブル9
は、実ディスク装置12の空セクタの管理テーブルであ
って、図示の下記の情報を対応づけて記憶したものであ
る。
【0030】・セクタ番号: ・ビット0あるいは1: ・0:空領域 1:使用中 ここで、セクタ番号に対応づけてビット0(空領域)あ
るいはビット1(使用中領域)を記憶することにより、
実ディスク装置12について順に終わりまでデータをラ
イトした後、先頭に近い空領域を順に探してライトし、
領域の再利用を高速かつ簡易に行い、実ディスク装置1
2の効率的な順ライトを行うことが可能となる。
【0031】図2は、本発明の動作説明フローチャート
を示す。図2において、S1は、ライト要求を受け付け
る。S2は、初めての書き出しか判別する。これは、後
述する図4のデータマッピングテーブル8に仮想ディス
ク装置4のランダムなライト位置と、実ディスク装置1
2の順のライト位置との対応づけが記憶されていなく、
初めての書き出し(ライト)か判別する。YESの場合
には、初めての書き出しと判明したので、S5に進む。
一方、NOの場合には、既にデータマッピングテーブル
8に記憶されていると判明したので、S3に進む。
【0032】S3は、S2で初めての書き出しでないと
判明したので、更に、既にバックアップとなっているか
判別する。これは、S1で受け付けたライト位置のデー
タが、既にバックアップ済と、データマッピングテーブ
ル8の該当セクタのフラグ(削除禁止フラグ、Shar
ed flag)がセットされているか判別する。YE
Sの場合には、バックアップされており削除禁止にセッ
トされていると判明したので、S5に進む。一方、NO
の場合には、バックアップされていなく削除禁止とセッ
トされていないと判明したので、S4で既にライトして
いるセクタの割り当て情報を解放し(データビットマッ
プテーブル9の対応するエントリに0をセットする)、
S5に進む。
【0033】S5は、新しいセクタを割り当てる。図5
は、本発明の動作説明フローチャート(セクタ割当)を
示す。図5において、S11は、空き領域があるか判別
する。これは、実ディスク装置12に、順にライトする
空き領域があるか判別する。YESの場合には、S12
で新しいセクタを割り当て(実ディスク装置12中の空
の新しいセクタを割当て)、これに続いて割り当てたセ
クタにデータを順にライトする。一方、S11のNOの
場合には、実ディスク装置12に割り当てる空領域がな
いと判明したので、S13に進む。
【0034】S13は、実ディスク装置12の先頭にち
かい空きセクタを探す。これは、既述した図3の(b)
のデータビットマップテーブル9を参照し、先頭から空
きのセクタを探す(先頭からビット0の空のセクタを探
す)。
【0035】S14は、空のセクタがあるか判別する。
YESの場合には、空のセクタが見つかったので、S1
5で空のセクタを割り当て、これに続いて割り当てたセ
クタにデータを順にライトする。一方、S14のNOの
場合には、空セクタがないと判明したので、S16で空
領域不足でライト要求をエラーにする。
【0036】以上のように、実ディスク装置12に順に
空領域(空セクタ)があればそれを割り当ててデータを
順にライトし、一方、空領域がなくなったときはデータ
ビットマップテーブル9を参照して先頭から空領域(空
セクタ)を探して見つけた空領域(空セクタ)を割り当
ててデータを順にライトし、実ディスク装置12の空領
域を有効利用することが可能となる。
【0037】図2のS6は、データマッピングテーブル
8を更新する。これは、仮想ディスク装置4のランダム
に書き込む当該位置と、実ディスク装置12に順に書き
込む当該位置とを対応づけて書き込み(更新し)、記憶
する。
【0038】S7は、データを実ディスク装置にライト
する。以上の手順によって、仮想ディスク装置4のラン
ダムな任意の位置へのライト要求を受け付け、データマ
ッピングテーブル8を参照して、既にライトした位置の
データのときで、かつバックアップ未の場合にはそのデ
ータの領域(セクタ)を再利用できるように解放した
後、実ディスク装置12の所定の位置からヘッドの移動
方向が一定方向となる方向へ新しい領域(セクタ)を割
り当てデータを順にライトすると共にデータマッピング
テーブル8に仮想ディスク装置4のランダムにライトす
る位置と、実ディスク装置12の順にライトした位置と
を対応づけて記憶することにより、アプリなどからの仮
想ディスク装置4のランダムな位置へのライトを、実際
には実ディスク装置12の順の領域の位置へのライトに
変換して実行し、順ライトによる高速ライトを実現する
ことが可能となる。
【0039】図6は、本発明のバックアップ説明図を示
す。これは、既述した図1の構成でデータをバックアッ
プするときの手順およびその動作を説明するものであ
る。図6の(a)は、バックアップフローチャートを示
す。
【0040】図6の(a)において、S21は、バック
アップ要求を受け付ける。これは、アプリ2,3あるい
は管理者からバックアップ要求を、図1の乱ライト・順
ライト変換機構5が受け付ける。
【0041】S22は、データマッピングテーブル8を
コピーする。これは、既述した図1、図3の(a)、図
4のデータマッピングテーブル8をコピーして保存す
る。S23は、コピー元のデータマッピングテーブル8
の全てのエントリのフラグを”1”にする。これは、コ
ピー元(カレント)のデータマッピングテーブル8の全
てのエントリのセクタのフラグ、例えば図3の(a)の
全てのエントリのセクタのフラグ(Shared Fl
ag)を”1”(セクタが旧バージョンと共有している
を表す)にセットする。これにより、カレントのデータ
マッピングテーブル8の全てのエントリのセクタのフラ
グ(削除禁止フラグ)がセットされたので、当該データ
マッピングテーブル8で管理されている全てのセクタの
データが削除禁止と設定され、S22でコピーして保存
したデータマッピングテーブル22のセクタのデータが
全て保存(退避)されたこととなる。このように、デー
タマッピングテーブル22をコピーして保存およびデー
タマッピングテーブル22の全エントリのセクタのフラ
グをセットするのみで全セクタのデータのバックアップ
を実現でき、極めて迅速かつ簡易に全セクタのデータの
バックアップが可能となる。
【0042】図6の(b)は、バックアップ説明図を示
す。図中の上段のカレント(コピー元)のデータマッピ
ングテーブル8を、下段に示すようにコピーして保存す
ると共に、上段のカレントのデータマッピングテーブル
8の実アドレスの登録されている全てのエントリのセク
タのフラグ(削除禁止フラグ)を1(削除禁止)にセッ
トすることにより、全データをバックアップすることが
可能となる。
【0043】そして、バックアップ後に、仮想ディスク
装置4の仮想アドレスVA4のデータを更新したので、
当該データを実ディスク装置12の順のセクタ(実アド
レスRA5)にライトすると共に、仮想ディスク装置4
の仮想アドレスVA4に対応するデータマッピングテー
ブル8のエントリ中で、右向きの矢印で示す5(RA
5)に更新する(尚、旧のセクタRA1のフラグ(削除
禁止フラグ)が1にセットされており、削除されなく、
バックアップされている)。このように、バックアップ
後にもカレントのデータマッピングテーブル8を使用し
てデータの更新を行うことが可能となると共に、バック
アップしたデータ(セクタ)の削除禁止フラグがセット
され、いずれのデータ(セクタ)をバックアップしたか
はコピーして保存したデータマッピングテーブル8によ
り判明する。
【0044】尚、バックアップ時に、データマッピング
テーブル8をコピーしていずれのデータを保存したかを
記憶すると共に、保存したデータが書き込まれている実
ディスク装置12上のセクタ自身あるいは別途設けたセ
クタ管理テーブルに当該セクタの削除禁止ビット(バッ
クアップ済ビット)をセットするようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仮想ディスク装置4でランダムな位置にライトするデー
タを、実ディスク装置12上では順に書き込むと共にデ
ータマッピングテーブル8に両者の対応位置を記憶する
構成を採用しているため、ランダムライトを高速に実行
できると共に、バックアップ時にデータマッピングテー
ブル8をコピーして保存および削除禁止にセットし、高
速かつ簡易にバックアップできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明のテーブル例である。
【図4】本発明の説明図である。
【図5】本発明の動作説明フローチャート(セクタ割
当)である。
【図6】本発明のバックアップ説明図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 1:処理装置 2、3:アプリ(アプリケーションプログラム) 4:仮想ディスク装置 5:乱ライト・順ライト変換機構 6:データマッピング管理プログラム 7:データビットマップ管理プログラム 8:データマッピングテーブル 9:データビットマップテーブル 10:バックアッププログラム 11:実ディスクI/O管理プログラム 12:実ディスク装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実ディスクで管理するアドレス情報と仮想
    的なアドレス情報の対応関係を管理するデータマッピン
    グテーブルと、 アドレス情報を指定した書き込み要求に応じて、指定さ
    れたアドレス情報が仮想的なアドレス情報として前記デ
    ータマッピングテーブルに管理されていない場合には実
    ディスク装置においてヘッドが所定の方向にシークする
    ように実ディスクの領域を割り当て、管理されている場
    合には実ディスク装置上で割り当て済みの領域を開放す
    ると共に、ヘッドが前記所定の方向と同一方向にシーク
    するように実ディスクの領域を割り当てる処理手段と、 前記割り当て処理手段によって割り当てられた領域に要
    求されたデータを書き込む書き込み処理手段とを有する
    仮想ディスク制御システム。
  2. 【請求項2】コンピュータに、 アドレス情報を指定した書き込み要求に応じて、実ディ
    スクで管理するアドレス情報と仮想的なアドレス情報の
    対応関係を管理するデータマッピングテーブルにおい
    て、前記指定されたアドレス情報が仮想的なアドレス情
    報として管理されていない場合には実ディスク装置にお
    いてヘッドが所定の方向にシークするように実ディスク
    の領域を割り当て、管理されている場合には実ディスク
    装置上で割り当て済みの領域を開放すると共に、ヘッド
    が前記所定の方向と同一方向にシークするように実ディ
    スクの領域を割り当てる処理手段と、 前記割り当て処理手段によって割り当てられた領域に要
    求されたデータを書き込む書き込み処理手段とを実現せ
    しめる仮想ディスク制御プログラム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の仮想ディスク制御プログラ
    ムであって、 前記データマッピングテーブルを複写し第二のデータマ
    ッピングテーブルを作成する複写処理手段をさらに実現
    せしめると共に、 前記割り当て処理手段は前記第二のデータマッピングテ
    ーブルにおいて管理されている実ディスク上の領域につ
    いては開放しないよう制御する仮想ディスク制御プログ
    ラム。
JP2001021444A 2001-01-30 2001-01-30 仮想ディスク制御システムおよび仮想ディスク制御プログラム Expired - Fee Related JP3967080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001021444A JP3967080B2 (ja) 2001-01-30 2001-01-30 仮想ディスク制御システムおよび仮想ディスク制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001021444A JP3967080B2 (ja) 2001-01-30 2001-01-30 仮想ディスク制御システムおよび仮想ディスク制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002229741A true JP2002229741A (ja) 2002-08-16
JP3967080B2 JP3967080B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=18887006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001021444A Expired - Fee Related JP3967080B2 (ja) 2001-01-30 2001-01-30 仮想ディスク制御システムおよび仮想ディスク制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3967080B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009048514A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Hitachi Ltd 仮想ボリュームのバックアップを行うストレージシステム及び方法
US7694087B2 (en) 2004-01-23 2010-04-06 Nec Corporation Duplicate data storing system, duplicate data storing method, and duplicate data storing program for storage device
US11307774B2 (en) 2020-03-26 2022-04-19 Fujitsu Limited Storage control device, non-transitory computer-readable storage medium, and storage control method
CN115509824A (zh) * 2022-11-23 2022-12-23 深圳市科力锐科技有限公司 数据备份方法、装置、设备及存储介质

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7694087B2 (en) 2004-01-23 2010-04-06 Nec Corporation Duplicate data storing system, duplicate data storing method, and duplicate data storing program for storage device
JP2009048514A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Hitachi Ltd 仮想ボリュームのバックアップを行うストレージシステム及び方法
US8612703B2 (en) 2007-08-22 2013-12-17 Hitachi, Ltd. Storage system performing virtual volume backup and method thereof
US11307774B2 (en) 2020-03-26 2022-04-19 Fujitsu Limited Storage control device, non-transitory computer-readable storage medium, and storage control method
CN115509824A (zh) * 2022-11-23 2022-12-23 深圳市科力锐科技有限公司 数据备份方法、装置、设备及存储介质
CN115509824B (zh) * 2022-11-23 2023-03-14 深圳市科力锐科技有限公司 数据备份方法、装置、设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP3967080B2 (ja) 2007-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3478746B2 (ja) ディスク上の追加のアドレス空間を設ける方法
US9785564B2 (en) Hybrid memory with associative cache
US8019932B2 (en) Block management for mass storage
US7330947B2 (en) Method and apparatus for backing up data in virtual storage medium
US8392685B2 (en) Arrangements for managing metadata of an integrated logical unit including differing types of storage media
EP0976044B1 (en) System for providing write notification during data set copy
US7694105B2 (en) Data storage systems that implement sector sets
US7958328B2 (en) Computer system, storage system and method for saving storage area by integrating same data
US8352681B2 (en) Storage system and a control method for accelerating the speed of copy processing
CN113868192B (zh) 一种数据存储设备、方法与分布式数据存储系统
JPH0619765A (ja) コンピュータシステムにおけるファイル管理方法及びファイル管理システム
US20030028723A1 (en) Efficient data backup using a single side file
JPH0644010A (ja) タイムゼロ・バックアップ・コピー・プロセスにおける副ファイル状態のポーリングのための方法およびシステム
US20050033930A1 (en) High-speed snapshot method
JPH06236322A (ja) ディスクアレイ用キャッシュシステム
JP4131894B2 (ja) ランダムディスクライトに好適なディスク制御機構
JP3246146B2 (ja) 外部記憶装置のデータ移行方法
EP0974095B1 (en) Dasd file system copy system for a data processor using a data storage subsystem snapshot copy capability
EP0482853A2 (en) Method and apparatus for storage device management
US7395283B1 (en) Method and apparatus for making independent data copies in a data processing system
JP4394467B2 (ja) ストレージシステム、サーバ装置及び先行コピーデータ生成方法
JP2002229741A (ja) 仮想ディスク制御システムおよび仮想ディスク制御プログラム
JPH0863394A (ja) 記憶装置システムおよび記憶装置の制御方法
WO2022100064A1 (zh) 数据回滚更新方法、装置、计算机设备和存储介质
JP2004227594A (ja) 計算機システムおよび二次記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees