JP2002221461A - 圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

圧力センサおよびその製造方法

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JP2002221461A
JP2002221461A JP2001018345A JP2001018345A JP2002221461A JP 2002221461 A JP2002221461 A JP 2002221461A JP 2001018345 A JP2001018345 A JP 2001018345A JP 2001018345 A JP2001018345 A JP 2001018345A JP 2002221461 A JP2002221461 A JP 2002221461A
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Satoru Nakao
知 中尾
Masahiro Sato
昌啓 佐藤
Satoshi Yamamoto
敏 山本
Hitoshi Nishimura
仁 西村
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力を容易に調整できるタッチモード圧力セ
ンサの提供。 【解決手段】 導電性を有するダイヤフラム(13)
と、前記ダイヤフラムと対向する位置に設けられた電極
(14)とを有し、前記ダイヤフラムが圧力を受けて前
記電極と直接或いは誘電体膜(15)を介して接触し、
その接触面積の変化を検出して圧力を測定する圧力セン
サであって、前記電極が複数に分割された分割領域(2
5)を有することを特徴とする圧力センサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤやエンジ
ン、ボイラ、ポンプなどの気圧、水圧を測定する圧力セ
ンサに関し、特に用途に応じて容易に出力を調整した
り、製造工程に起因するセンサの出力のばらつきを容易
に低減できる圧力センサおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤフラム式圧力センサは、シリコン
等の高強度、高弾性材料の一部を薄いダイヤフラム状に
加工し、そのダイヤフラム内外の圧力差を、ダイヤフラ
ムのたわみから、ダイヤフラム表面に形成した電気回路
の抵抗変化又はダイヤフラムと近接して配置された他の
電極との間の静電容量の変化として検出する。シリコン
を加工して作製する圧力センサは、ウエハ上に一度に大
量のセンサ素子を同時に作製し、最終工程で各々の素子
に切断してセンサを製造することができるため、低コス
トでの大量生産に適している。ただし、ウエハから切り
出した個々の素子は、素子からの出力信号の増幅・変換
を担う周辺回路と接続されて初めて圧力の測定が可能に
なる。
【0003】図7および図8に代表的な静電容量式圧力
センサを示す。この種の圧力センサは、例えば米国特許
第5,528,452号公報中に開示されている。図7(A)は
センサの平面図、(B)は側面断面図、(C)は電極形
状を示す底面図、図8は斜視図である。この圧力センサ
は、ガラス板からなる基体2上に、金属膜からなる電極
4と、この電極4を覆う誘電体膜5と、その誘電体膜5
を介して基体2に固定されたダイヤフラム3を有するシ
リコンからなる構造体1とを主として構成されている。
ダイヤフラム3は、構造体1の中央部分をエッチングし
て窪ませることで厚さ数μmの長方形状に形成されてい
る。この構造体1は、基体2の電極4と誘電体膜5が形
成された面側に接合されており、この接合状態におい
て、ダイヤフラム3と誘電体膜5との間には数μm程度
の隙間8が形成されている。この隙間8は、図7(B)
に示すように外部と遮断されたキャビティを形成してい
る。多くの場合、キャビティ内は真空に保たれている。
基体2上の電極4は、誘電体膜5で覆われることによ
り、構造体1と電気的に絶縁状態になっている。従って
シリコンの構造体1全体を1つの電極と見れば、この構
造体1と電極4とはコンデンサを形成しており、外気圧
変動にともなうダイヤフラム3のたわみによってダイヤ
フラム3が誘電体膜5に接触し、その接触面積に応じて
ダイヤフラム3と電極4間の静電容量は変化する。ダイ
ヤフラム3に加わる圧力は、構造体1に接続して設けら
れた端子部6と電極4に接続して設けられた端子部7間
の静電容量の変化を検出することによって測定される。
基体2上の電極4は、ダイヤフラム3と対向する領域に
のみ形成することにより、浮遊容量を最小に抑え、圧力
変化を最も効率良く検出できる。
【0004】上述した米国特許第5,528,452号公報に開
示された圧力センサは、ダイヤフラムがたわむことによ
って基体側電極上の誘電体膜と接触し、その接触面積の
変化を静電容量変化として検出する方式であり、同公報
中ではこれを「タッチモード」と称している。タッチモ
ード圧力センサは、他の静電容量式圧力センサに比べ高
感度で、耐圧力が高く、圧力と静電容量が直線関係を持
つなど多くの点で優れている。
【0005】図9および図10は、この圧力センサにお
いて、ダイヤフラムが電極上の誘電体膜と接する接触面
Tの広がる様子を、その断面(図9(A)〜(C))お
よびダイヤフラム面(図10)から模式的に示す図であ
る。これらの図に示すように、ダイヤフラム3に圧力が
加わると、最初、ダイヤフラム3の中心が直線状の領域
T−1で電極上の誘電体膜と接触する。圧力の上昇に伴
って、その線幅が広がるようにその接触面積は増大す
る。図11に、この従来の圧力センサにおける静電容量
の圧力依存性を示す。タッチモード圧力センサの出力特
性、すなわち一定圧力を印加したときの静電容量と圧力
を変化させたときの容量変化の割合(感度)は、ダイヤ
フラムおよび電極の寸法、ダイヤフラムの厚さ、ダイヤ
フラムと基板上の電極との距離、電極上を被覆する誘電
体膜の厚さなどに依存する。圧力センサの製造において
これらの設計寸法を調整することにより広い範囲の圧力
測定に適応することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】圧力センサの応用分野
では測定圧力範囲のみならず制御や信号処理回路の要求
から出力特性を種々の仕様に合致させるため、多品種に
なりがちで、製造プロセスが繁雑になり、生産性が低か
った。また、ウエハ加工における面内不均一性や、バッ
チ間の加工不安定性などにより、個々のセンサ素子には
出力のばらつきが生じ、規格外品をスクリーニングした
り、信号処理回路の定数を調整して出力を安定化させた
りして対処していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、タッチモード
圧力センサの出力を容易に調整でき、センサの製造プロ
セスを変更することなく、幅広い仕様に適応することが
できると同時に、センサの製造プロセスで生じるダイヤ
フラム厚やダイヤフラムと電極間の距離等の不可避な範
囲の分布に起因する出力のばらつきを修正することによ
り、規格外品のスクリーニングプロセスおよび信号処理
回路における調整を不要とすることができる手段を備え
た圧力センサを提供することを目的としている。すなわ
ち、本発明の圧力センサは、ダイヤフラムと対向する電
極を予め複数の部分に分割しておき、分割された各々の
電極を接続する回路をセンサ素子外部からレーザビーム
を照射して分断することによって、実質的に作動する電
極パターンを任意に変更し、形成されるコンデンサの電
極又は抵抗回路の面積を変化させ、センサ出力を調整す
ることができる。
【0008】本発明の圧力センサは、導電性を有するダ
イヤフラム(13)と、前記ダイヤフラムと対向する位
置に設けられた電極(14)とを有し、前記ダイヤフラ
ムが圧力を受けて前記電極と直接或いは誘電体膜(1
5)を介して接触し、その接触面積の変化を検出して圧
力を測定する圧力センサであって、前記電極が複数に分
割された分割領域(25)を有することを特徴としてい
る。本発明の圧力センサにおいて、前記ダイヤフラムと
電極とを誘電体膜を介して接触させ、ダイヤフラムと電
極の接触面積を両者間の静電容量を測定することによっ
て圧力を検出する構成とすることができる。本発明の圧
力センサにおいて、前記電極と前記ダイヤフラムとが直
接接触し、ダイヤフラムと接する電極部分が抵抗体とさ
れ、ダイヤフラムが電極の該抵抗体に接触して形成され
る回路の電気抵抗変化によって圧力を検出する構成とし
て良い。
【0009】また、本発明の圧力センサの製造方法は、
上面側に電極を有する透明な基体と、導電性を有するダ
イヤフラムが設けられた構造体とを、前記電極と前記ダ
イヤフラムとが対向するように接合してなり、前記ダイ
ヤフラムが圧力を受けて前記電極と直接或いは誘電体膜
を介して接触し、その接触面積の変化を検出して圧力を
測定する圧力センサの製造方法であって、基体の上面に
複数に分割された分割領域を有する電極を成膜する工
程、および基体と構造体とを接合した後、ダイヤフラム
に所定の圧力を加えてセンサ出力をモニタしながら、あ
るいはセンサ出力の測定後、基体の裏面からレーザビー
ムを照射して、所望の出力が得られるように必要に応じ
て少なくとも1つの前記分割領域の電極を切り離す出力
調整工程を有することを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の圧力センサの一
形態を示し、図1(A)は圧力センサの平面図、(B)
は側面断面図、(C)は電極形状を表すための底面図で
ある。この圧力センサ10は、厚さ数μm程度の導電性
を有するダイヤフラム13を設けた構造体11と、金属
薄膜からなる電極14とその上方を覆う誘電体膜15が
設けられた基体12とを、ダイヤフラム13と電極14
が対向しかつダイヤフラム13と誘電体膜15間にわず
かの、たとえば数μm程度の隙間18を設けた状態で接
合して構成されている。
【0011】この電極14は、本例示では図2に示すよ
うに、全体的にはダイヤフラム13と同じ長方形状であ
るが、その中央部に、幅方向に沿って平行に設けられた
複数の電極非成膜ラインによって区画された複数の帯状
の分割電極19からなる分割領域25を備えている。図
2の例示では、電極14を中央部の8つの分割電極19
からなる分割領域25と、この分割領域25の左右の電
極部分との合計10個に分割してある。なお、電極14
の分割形態は、本例示に限定されることなく、電極14
を少なくとも2つ、好ましくは3つ以上に分割すれば良
く、分割個数、個々の分割電極19の面積、分割領域2
5の面積等は、センサ出力に応じて適宜選択可能であ
る。
【0012】個々の分割電極19には、電極14の幅方
向に沿って延出し、途中で直角に折曲して集合部分24
まで延びる引き出し線20が設けられている。前記集合
部分24は、電極14の一方側(図2の例示では右側の
電極部分)に接続されている。また前記分割領域25に
よって左右に隔てられた電極14部分は、バイパス部分
23によって電気的に接続されている。さらに電極14
は、その長手方向に沿って延びるフィードスルー部17
aを介して、基体12の辺縁部に形成された端子部17
と接続されている。分割電極19を含む電極14、引き
出し線20、集合部分24、フィードスルー部17aお
よび端子部17は、Al、Cr、Au、Ag、Cu、T
iなどの電極用材料として一般に使用される各種の金属
を、基体12の表面に、蒸着法、スパッタ法、CVD
法、無電解メッキ法などの薄膜形成方法を用いて、好ま
しくは同時に作製される。
【0013】分割領域25によって隔てられた左右の電
極部分は、バイパス部分23によって電気的に接続され
ている。また分割領域25のそれぞれの分割電極19
は、引き出し線20及び集合部分24を通して電極14
と個別に接続されている。従って、個々の引き出し線2
0のいずれかを途中で破断させることによって、それに
接続された分割電極19を電極14と実質的に切り離し
た状態とすることができる。
【0014】基体12は、電極14と電気的絶縁状態を
確保できるものであれば、その構成材料は特に限定され
ないが、本例示においては、後述するように基体12の
裏面から上面側に向けてレーザビームを照射し、センサ
出力を調整する操作を行う関係上、透明な硬質基板、特
にガラス板が用いられる。
【0015】電極14を覆って基体12上に成膜された
誘電体膜15は、ガラス(石英ガラス)、セラミックな
どの絶縁材料を、スパッタ法、CVD法などの薄膜形成
手段を用いて成膜することによって形成される。この誘
電体膜15の厚さは、圧力センサ10の必要とされる感
度に応じて適宜設定され、通常は0.1〜数μm程度と
される。誘電体膜15は、集合部分24に隣接した部分
(レーザ照射部21)と、端子部17の部分を除いて、
基体12の上面全体に成膜される。レーザ照射部21で
は、並列した多数本の引き出し線20が露出した状態に
なっている。また誘電体膜15上には、ダイヤフラム1
3を有する構造体11側に接続される端子部16が設け
られている。この端子部16は、前述した電極14や端
子部17と同様の材料および同様の成膜法で形成可能で
ある。
【0016】構造体11のダイヤフラム13は、たとえ
ば単結晶シリコンからなるウエハをエッチングして窪ま
せることによって形成されている。シリコンからなるウ
エハにダイヤフラム13を形成するには、たとえば所望
の(ダイヤフラムの)厚さ分だけ高濃度に不純物を添加
した層をシリコン表面に形成しておき、ホウ素のような
不純物の高濃度ドーピングによるエッチストップ技術を
用いて行うことができる。ダイヤフラム13の厚さ、お
よびダイヤフラム13と誘電体膜15間の隙間18の高
さを規定するダイヤフラム下方側(基体12との接合面
側)の窪み深さは、測定対象の負荷圧力範囲にセンサの
直線領域が合致するように適宜設定することができる。
ダイヤフラム13の形状は、測定対象の負荷圧力範囲内
において圧力と静電容量の直線的な比例関係が得られれ
ば特に限定されず、長方形、正方形、円形などの形状と
することができ、本例示にあっては長方形としている。
【0017】基板12の誘電体膜15とダイヤフラム1
3との間に形成される隙間18は、電極14とダイヤフ
ラム13よりも一回り大きい長方形状に構造体11下面
を窪ませて形成されている。この隙間18の高さ、すな
わち誘電体膜15とダイヤフラム13間の寸法は、ダイ
ヤフラム13の寸法(長さ、幅および厚さ)に応じて適
宜選択される。本例示において、隙間18内は、ダイヤ
フラム13が圧力に応じて誘電体膜15側に接触し易い
ように内部が真空とされている。
【0018】この圧力センサ10において、ダイヤフラ
ム13に加わる圧力を測定するには、ダイヤフラム13
と電極14間に交流電圧を印加して、その共振周波数ま
たはインピーダンス変化を検出してダイヤフラム13に
加わる圧力を測定する。本発明の圧力センサ10は、電
極14に、多数の分割電極19を設け、それぞれの分割
電極19と電極14とを結ぶ引き出し線20を切断する
ことによって、その分割電極19を電極14から切り離
してセンサ出力を調整することが可能である。特に透明
な基体12を用い、引き出し線20が集中している部分
の誘電体膜15を除去してレーザ照射部21を設けたこ
とによって、電極14と誘電体15を形成した基体12
上にダイヤフラム13を形成した構造体11を接合して
圧力センサ10を作製した後、基体12の裏面側からレ
ーザ照射部21にレーザビーム26を照射し、引き出し
線20を溶断することが可能となる。
【0019】次に、図3および図4を参照して、本発明
による圧力センサの製造方法の一例を、図1および2に
示した圧力センサ10の製造方法に適用した場合を例と
して説明する。本発明の製造方法は、透明な基体12の
上面に複数に分割された分割領域25を有する電極14
を成膜する工程、および基体12と構造体11とを接合
した後、ダイヤフラム13に所定の圧力を加えてセンサ
出力をモニタしながら、あるいはセンサ出力の測定後、
基体12の裏面からレーザビーム26を照射して、所望
の出力が得られるように必要に応じて少なくとも1つの
分割領域25の分割電極19を切り離す出力調整工程を
有することを特徴としている。
【0020】透明基体12の上面に複数に分割された分
割領域25を有する電極14を成膜する工程は、Al、
Cr、Au、Ag、Cu、Tiなどの電極用材料として
一般に使用される各種の金属を、基体12の表面に、蒸
着法、スパッタ法、CVD法、無電解メッキ法などの薄
膜形成方法を用いて成膜することによって行われる。電
極14の形状は、基体12表面の電極非成膜部をマスク
で覆い、電極形成部のみに金属膜を成膜する方法、或い
は基体12の一面に均一に金属膜を成膜後、フォトリソ
グラフィ手法を用いて所望の形状にエッチングする方法
によりパターン形成することができる。分割領域25を
含む電極14、端子部17およびフィードスルー部17
aは、同時に形成可能である。
【0021】次に、集合部分24に隣接した電極中央よ
りの部分(レーザ照射部21)と、端子部17の部分を
除いて、基体12の上面全体にガラス、セラミックなど
の絶縁材料を、スパッタ法、CVD法などの薄膜形成手
段を用いて成膜して誘電体膜15を形成して電極14を
覆う。次に、この誘電体膜15上に、ダイヤフラム13
を有する構造体11側に接続される端子部16を成膜す
る。
【0022】ダイヤフラム13を構造体11に形成する
には、たとえば所望の厚さ分だけ高濃度に不純物を添加
した層をシリコン表面に形成しておき、ホウ素のような
不純物の高濃度ドーピングによるエッチストップ技術を
用いて行われる。次に、前記透明基体12の誘電体膜1
5上に、ダイヤフラム13を設けた構造体11とを、電
極14とダイヤフラム13とが対向するように接合す
る。
【0023】次に、所望のセンサ出力が得られるよう
に、必要に応じて少なくとも1つの分割領域25の分割
電極19を切り離す出力調整工程を行う。分割電極19
の切り離しを実施する場合、圧力センサ10を加圧室内
に入れて所定の圧力を加え、センサ出力をモニタしなが
ら、図4に示すように、透明な台27上に置いた基体1
2の裏面側から、レーザ照射部21にレーザビーム26
を照射して引き出し線20を切断(溶断)する。レーザ
ビーム26としては、炭酸ガスレーザなどが好適に用い
られる。
【0024】図3は、レーザ照射部21において、レー
ザビーム26により引き出し線20を切断した状態を示
すものである。図3(A)は、レーザビーム26によっ
て4本の引き出し線20を切断したレーザ切断部22を
形成した状態であり、この状態では分割領域25の8つ
の分割電極19のうちの左側4つの分割電極19が、電
極14と切り離され、実質的に作動しなくなる。図3
(B)は8本の引き出し線20のうちの7本を切断した
レーザ切断部22を形成した状態であり、この状態では
分割領域25の8つの分割電極19のうちの右側の1つ
のみが電極として作動する。図3(C)は、レーザ切断
を実行しない状態を示している。
【0025】図3に示すように、レーザ照射部21にお
いて、分割電極19の引き出し線20を必要に応じて必
要な本数だけ切断することによって、実質的に作動する
電極14の面積や形状を適宜に選択でき、それによって
センサ出力を適宜に調整することが可能となる。たとえ
ば、圧力センサに所定の圧力を加えつつ、センサ出力を
モニタしながら、余剰のセンサ出力が発生しているセン
サについて、幾つかの分割電極19を切り離し、実質的
な電極面積を減少させ、センサ出力の過剰分を減じるよ
うにセンサ出力を均等化する出力調整操作を行うことに
よって、出力のばらつきの小さい製品を製造することが
でき、製品歩留まりを大幅に減少することが可能とな
る。また、特定圧力範囲測定用に設計された圧力センサ
を製造するプロセスにおいて、幾つかの分割電極19を
絶縁状態とすることでセンサ出力を変えて、前記特定圧
力範囲と異なる圧力範囲測定用のセンサを製造すること
ができる。従って、多品種の圧力範囲測定用のセンサを
同じ製造ラインで作製することができ、多品種の圧力セ
ンサを製造する際の生産性を大幅に向上させことができ
る。
【0026】図5は、本発明の圧力センサの他の例を示
す図である。本例示による圧力センサは、前述した圧力
センサ10におけると同様のダイヤフラム13を設けた
構造体11を用いるが、基体12側の電極14に代え
て、ダイヤフラム13に直接接触する抵抗部35を有す
る電極31を形成した基体30を用い、圧力を受けてた
わんだダイヤフラム13が、電極31の抵抗部35に接
触し、ダイヤフラム13と抵抗部35を介する回路の電
気抵抗の変化を測定することで、ダイヤフラム13に加
わる圧力を測定する方式(電気抵抗検出式)になってい
る。
【0027】図6は、本例示による電気抵抗検出式の圧
力センサの電極31を示す図である。この電極31は、
平行に延びる2本の導体部32と、それら導体部32の
一端側を接続するように設けられたニクロム合金などの
比抵抗の大きい合金の薄膜からなる抵抗部35(分割領
域)とから構成されている。それぞれの導体部32の他
端側は、外方に向けて直角に折曲した端子部になってい
る。抵抗部35は、平行な複数本のスリットによって複
数の(図6の例示では8本の)分割抵抗部36(分割電
極)からなっている。それぞれの分割抵抗部36の両端
は、前記導体部32に電気的に接続している。導体部3
2はAl、Cr、Au、Ag、Cu、Tiなどの金属薄
膜で形成される。基体30表面に導体部32と抵抗部3
5を形成するには、蒸着法、スパッタ法、CVD法、無
電解メッキ法などの薄膜形成方法を用いて導体部32と
抵抗部35を順次成膜することによって作製される。導
体部32および抵抗部35の形状は、基体30表面の電
極非成膜部をマスクで覆い、電極形成部のみに金属膜を
成膜する方法、或いは基体30の一面に均一に金属膜を
成膜後、フォトリソグラフィ手法を用いて所望の形状に
エッチングする方法によりパターン形成することができ
る。
【0028】透明な基体30の上面に形成された導体部
32および抵抗部35の上には、センサ出力取り出しの
ために両方の導体部32の端子部と、ダイヤフラム13
が接触する抵抗部35を除いて絶縁膜が積層形成され
る。シリコンからなる構造体11は、この絶縁膜を介し
て基体30に接合される。
【0029】本例示による電気抵抗検出式の圧力センサ
は、両方の導体部32の端子部間に簡単な電気抵抗検出
器を接続し、これによって測定される回路内の電気抵抗
の変化、或いは電流又は電圧出力の変化をモニタするこ
とで、ダイヤフラム13に加わる圧力を測定することが
できる。回路内の電気抵抗の変化、或いは電流又は電圧
出力の変化を測定するには、定電圧電源と電流計、或い
は定電流電源と電圧計などの組み合わせが使用でき、さ
らに必要に応じてそれらの測定結果を表示し又は記録す
るための機器を加えた簡単な測定装置によって測定可能
である。この電気抵抗検出式の圧力センサに加わる圧力
と回路の電気抵抗の関係を説明すると、ダイヤフラム1
3に圧力が加わっていないか、又はダイヤフラム13が
回路に接しない程度の微小な圧力が加わった状態では、
ダイヤフラム13と回路とが接触しておらず、回路の電
気抵抗は、初期設定値のままである。なお、電気抵抗の
初期設定値は、抵抗部35の材質や寸法、或いは後述す
るレーザビームを用いる調整操作によって制御可能であ
る。ダイヤフラム13外部の圧力(気圧や水圧)が上昇
すると、ダイヤフラム13がたわみ、その先端が回路の
抵抗部35上に接する。ダイヤフラム13は、抵抗部3
5の材料よりも電気抵抗が小さい材料からなるので、抵
抗部35にダイヤフラム13が接触すると、その接触幅
に応じて回路の短絡が生じ、その結果回路の電気抵抗が
低下する。また、ダイヤフラム13が回路に接する接触
部分は、たとえば図10に示すように圧力の上昇に伴っ
てその接触幅を漸次広げていく。従って、ダイヤフラム
13が抵抗部35に接触した後は、圧力の上昇に比例し
て電気抵抗が直線的に減少する。
【0030】この電気抵抗検出式の圧力センサは、複数
の分割抵抗部36を有する抵抗部35に、図4に示すと
同様に基体30の裏面側から抵抗部35が露出している
ダイヤフラム接触部分33(レーザ照射部)にレーザビ
ームを照射し、必要に応じて少なくとも1本の分割抵抗
部36を切断することによって、センサ出力を調整する
ことができる。たとえば、圧力センサに所定の圧力を加
え、且つセンサ出力(回路の電気抵抗の変化)をモニタ
しながら、余剰のセンサ出力が発生しているセンサにつ
いて、幾つかの分割抵抗部36を切断することで実質的
な抵抗部35の面積を減少させ、センサ出力を均等化す
ることによって、出力のばらつきの小さい製品を製造す
ることができ、製品歩留まりを大幅に減少することが可
能となる。また、特定圧力範囲測定用に設計された圧力
センサを製造するプロセスにおいて、幾つかの分割抵抗
部36を切断することでセンサ出力を変えて、前記特定
圧力範囲と異なる圧力範囲測定用のセンサを製造するこ
とができる。従って、多品種の圧力範囲測定用のセンサ
を同じ製造ラインで作製することができ、多品種の圧力
センサを製造する際の生産性を大幅に向上させことがで
きる。以下、実施例によって本発明の効果を明確にす
る。
【0031】
【実施例】実施例1 0.4mm×1.5mmの長方形ダイヤフラムを持った
静電容量式圧力センサを作製した。このセンサは、単結
晶シリコンからなる構造体とガラス板からなる基体を接
合した構造になっており(米国特許第5,528,452号公報
参照)、ダイヤフラムを第1の電極、基体上に成膜した
電極を第2の電極として、その間の静電容量変化を測定
する。ここで前記米国特許公報中の記載に従い、ダイヤ
フラムの寸法を長辺、短辺比3:1以上の長方形とする
ことにより、タッチモードにおける圧力に対する静電容
量の直線的依存性を得ることができる。
【0032】ガラス板からなる基体上にダイヤフラムと
同寸法(0.4mm×1.5mm)の長方形の電極をダ
イヤフラムと対向する位置に形成した。電極の材料とし
てCrを用い、全面にスパッタ法を用いて成膜した後、
フォトリソグラフィ手法を用いてエッチングして図2に
示す形状に形成した。この電極14は、図2に示すよう
に電極の長手方向を10分割し、中央部に8つの分割電
極19からなる分割領域25と、該分割領域の両側の電
極部分とを備えている。各々の分割電極19からの引き
出し線20は集合部分24に集合させた。電極14はフ
ィードスルー部17aによって構造体11のキャビティ
外の端子部17に接続されている。この電極パターン形
成後、電極表面にガラス膜を0.4μmの厚さにスパッ
タ法によって成膜し、誘電体膜を形成した。但し、端子
部17および集合部分24に隣接した一部(レーザ照射
部21)のみは、フォトリソグラフィ手段によって誘電
体膜を除去した。レーザ照射部21は、レーザビーム2
6を照射して加熱することにより引き出し線のCr膜の
溶断を容易にしている。絶縁被膜上には構造体側の信号
取り出し用の端子部16を形成した。
【0033】ダイヤフラムとの間隔が6μmとなるよう
に段差を設け、ダイヤフラムの厚さを6μmとしたシリ
コン構造体を作製し、前述した基体上に真空中で接合
し、タッチモード静電容量式圧力センサ素子を作製し
た。作製したセンサを加圧容器に入れ、1Mpaの圧力
を印加したときの静電容量を測定したところ、平均30
pFであったが、最大値40pFと最小値25pFの間
には15pFの開きがあった。図12は、平均的な特性
を示したセンサをA、高い容量を示したセンサをB、低
い容量のセンサをCとして測定した各々のセンサについ
ての圧力に対する容量の依存性を示す。本実施例の場
合、上記の容量分布は、主としてウエハ内でのダイヤフ
ラム厚と電極膜を被覆するガラス膜の膜圧のばらつきが
影響していることが判明した。
【0034】個々のセンサについて加圧時の静電容量を
測定した後、測定データに基づきセンサ素子の出力調整
を行った。図4に示すように、センサのガラス基板側か
らレーザ照射部に炭酸ガスレーザを照射し、所定の回路
を溶断した。すなわち静電容量の大きなセンサについて
は、その過剰分に相当する回路を切断し(図3
(B))、最も静電容量の小さなセンサに出力を揃え
た。この出力調整操作によって、センサの静電容量分布
を極めて狭い範囲におさめることができた。図13は、
前述した出力調整後の各センサA〜Cの圧力に対する容
量の依存性を示す。図3および図4に示すレーザ加工
は、センサを配置するステージを移動又はレーザビーム
を走査することにより達成される。全てのセンサについ
て静電容量を低い方へ合わせこむため、ガラス膜(誘電
体膜)の膜圧を変化させるなどして調整後の容量値が仕
様に合致するように設定しておくことが望ましい。
【0035】上記の方法を用い、複数の電極からの引き
出し線を溶断することにより電極面積を減じ、一定の条
件で作製したセンサ素子の静電容量を広い範囲で変化さ
せることが可能であるため、プロセスを変更すること無
く幅広い仕様に対応したセンサを容易に製造できるた
め、センサ製造プロセスを簡略化でき、生産性を著しく
向上することが可能である。
【0036】実施例2 実施例1で作製した圧力センサの電極を、図6に示すよ
うに、ガラス板からなる基体上に、Cr膜からなる導体
部32と、細いスリットによって8つに分割した分割抵
抗部36からなる抵抗部35とを備えた電極31をパタ
ーン形成した。抵抗部35は、ニクロム合金で作製し
た。この電極を覆うようにガラス絶縁膜を成膜し、ダイ
ヤフラムとの接触面上および2つの端子部上のみを除去
した。このように電極と絶縁膜を形成した基体に、実施
例1と同様に作製したシリコン構造体を接合し、電気抵
抗検出式の圧力センサを作製した。この圧力センサは、
実施例1でのレーザビームによる出力調整操作と同じ
く、必要に応じて少なくとも1つの分割抵抗部をレーザ
ビームで溶断することによって、センサ出力を調整する
ことができた。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧力セン
サは、ダイヤフラムと対向する電極に分割領域を設けた
構成とし、分割された各々の電極を接続する回路をセン
サ外部からレーザビームを照射して分断することによっ
て、実質的に作動する電極パターンを任意に変更し、形
成されるコンデンサの電極又は抵抗回路の面積を変化さ
せ、センサ出力(静電容量式の場合は静電容量、電気抵
抗式の場合は電気抵抗)を調整することができるので、
製造された圧力センサに出力調整操作を行うことによっ
て出力のばらつきの小さい製品を製造することができ、
製品歩留まりを大幅に減少することが可能となる。ま
た、特定圧力範囲測定用に設計された圧力センサを製造
するプロセスにおいて、幾つかの分割電極を切断するこ
とでセンサ出力を変え、前記特定圧力範囲と異なる圧力
範囲測定用のセンサを製造することができる。従って、
多品種の圧力範囲測定用のセンサを同じ製造ラインで作
製することができ、多品種の圧力センサを製造する際の
生産性を大幅に向上させことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の圧力センサの一例を示し、(A)は
圧力センサの平面図、(B)は側面図、(C)は電極の
形状を示した底面図である。
【図2】 同じ圧力センサの電極形状を示す要部拡大図
である。
【図3】 同じ圧力センサにおける出力調整工程を説明
する要部拡大図である。
【図4】 同じ圧力センサにおける出力調整工程を説明
する側面断面図である。
【図5】 本発明の圧力センサの別な例を示す底面図で
ある。
【図6】 同じ圧力センサの電極形状を示す要部拡大図
である。
【図7】 従来の圧力センサを示し、(A)は圧力セン
サの平面図、(B)は側面図、(C)は電極の形状を示
した底面図である。
【図8】 従来の圧力センサの斜視図である。
【図9】 従来の圧力センサの作動状態を示し、(A)
はダイヤフラム接触前の状態を示す側面図、(B)は接
触状態を示す側面図、(C)は電極形状を表した底面図
である。
【図10】 従来の圧力センサにおいて、圧力上昇に伴
うダイヤフラムの接触面積の増加の様子を模式的に示す
概略図である。
【図11】 従来の圧力センサにおける圧力と静電容量
の関係を示すグラフである。
【図12】 実施例の結果を示し、Aは平均的な特性を
示した圧力センサ、Bは高い容量を示した圧力センサ、
Cは低い容量を示した圧力センサのそれぞれの圧力と静
電容量の関係を示すグラフである。
【図13】 出力調整後の前記センサA〜Cの圧力と静
電容量の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10……圧力センサ、11……構造体、12……基体、
13……ダイヤフラム、14……電極、15……誘電体
膜、19……分割電極、20……引き出し線、21……
レーザ照射部、24……集合部分、25……分割領域、
26……レーザビーム、30……基体、31……電極、
35……抵抗部(分割領域)、36……分割抵抗部(分
割電極)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 敏 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 西村 仁 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2F055 AA12 AA21 BB20 CC02 DD05 EE25 FF43 GG12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有するダイヤフラム(13)
    と、前記ダイヤフラムと対向する位置に設けられた電極
    (14)とを有し、前記ダイヤフラムが圧力を受けて前
    記電極と直接或いは誘電体膜(15)を介して接触し、
    その接触面積の変化を検出して圧力を測定する圧力セン
    サであって、前記電極が複数に分割された分割領域(2
    5)を有することを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤフラムと電極とを誘電体膜を
    介して接触させ、ダイヤフラムと電極の接触面積を両者
    間の静電容量を測定することによって圧力を検出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記電極と前記ダイヤフラムとが直接接
    触し、ダイヤフラムと接する電極部分が抵抗体とされ、
    ダイヤフラムが電極の該抵抗体に接触して形成される回
    路の電気抵抗変化によって圧力を検出することを特徴と
    する請求項1に記載の圧力センサ。
  4. 【請求項4】 上面側に電極を有する透明な基体と、導
    電性を有するダイヤフラムが設けられた構造体とを、前
    記電極と前記ダイヤフラムとが対向するように接合して
    なり、前記ダイヤフラムが圧力を受けて前記電極と直接
    或いは誘電体膜を介して接触し、その接触面積の変化を
    検出して圧力を測定する圧力センサの製造方法であっ
    て、基体の上面に複数に分割された分割領域を有する電
    極を成膜する工程、および基体と構造体とを接合した
    後、ダイヤフラムに所定の圧力を加えてセンサ出力をモ
    ニタしながら、あるいはセンサ出力の測定後、基体の裏
    面からレーザビームを照射して、所望の出力が得られる
    ように必要に応じて少なくとも1つの分割領域の電極を
    切り離す出力調整工程を有することを特徴とする圧力セ
    ンサの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004129262A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Akg Acoustics Gmbh 相互に同一の感度を有するマイクロホン
KR20180004099A (ko) * 2016-05-31 2018-01-10 선전 구딕스 테크놀로지 컴퍼니, 리미티드 압력 검출 방법 및 압력 검출 장치

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