JP2002217934A - 光アクセスネットワークシステムおよびそのセンター側装置ならびに光加入者線終端装置 - Google Patents

光アクセスネットワークシステムおよびそのセンター側装置ならびに光加入者線終端装置

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JP2002217934A
JP2002217934A JP2001008062A JP2001008062A JP2002217934A JP 2002217934 A JP2002217934 A JP 2002217934A JP 2001008062 A JP2001008062 A JP 2001008062A JP 2001008062 A JP2001008062 A JP 2001008062A JP 2002217934 A JP2002217934 A JP 2002217934A
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Hideki Nishizawa
秀樹 西沢
Shigetetsu Ogawara
成哲 小河原
Masaki Fukui
将樹 福井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最低限の追加設備コストで下り方向の回線を
高速化することのできる光アクセスネットワークシステ
ムを提供する。 【解決手段】 ユーザ側装置からセンター側装置への上
り方向の通信は時分割多重アクセス制御方式により行
い、センター側装置からユーザ側装置への下り方向の通
信はブロードキャスト型の媒体共用アクセス方式により
行う光STM−PDSシステムにおいて、上りおよび下
りの双方向の通信を行う物理回線とは別に下り方向のデ
ータ通信のみを行う大容量物理回線を設け、この大容量
物理回線の制御は双方向の物理回線を用いて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上りのトラヒックよ
りも下りのトラヒックが圧倒的に多いインターネットに
代表されるIP(Internet Protocol)トラヒックを効
率的に収容できる光アクセスネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光アクセスネットワークとして代
表的なものに、STM−PDS(Synchronous Transfer
Mode - Passive Double Star:同期転送モード−パッ
シブダブルスター)システムがある。このようなシステ
ムの構成例を図8に示す。STM−PDSシステムは複
数のユーザが一つのセンター側装置を共用するシステム
であり、図8に示すように、センター側装置81に設け
られた一つのOLT(Optical Line Terminal:光加入
者線端局装置)813に対して、光ファイバ82および
スターカプラ83を介して複数のONU(Optical Netw
ork Unit:光加入者線終端装置)84が接続される。セ
ンター側装置81にはさらに、ノード811やルータ8
12が設けられる。OLT813は、電話や10メガビッ
ト/秒のイーサネット(登録商標)を終端するOSU
(Optical Subscriber Unit:加入者終端盤)817
と、信号をその種類毎に振り分けるクロスコネクト81
6と、振り分けれらた信号に対応するインタフェース8
14、815とから構成される。例えば、電話のアナロ
グ信号は電話用のインタフェース814から各種ノード
811に接続され、10メガビット/秒のイーサネット信
号はルータまたはスイッチ812に接続される。一方、
ONU84で提供されるサービスは、ラインカードで提
供されるインタフェースで異なる。図8には、イーサネ
ット用ラインカード841を用いて情報処理装置85を
接続し、電話用ラインカード842を用いて電話86を
接続した例を示す。以下では、情報処理装置や電話など
のユーザ機器を総称して「ユーザ端末」という。
【0003】STM−PDSシステムにおける伝送は、
1本の光ファイバ上で上り方向と下り方向の信号を交互
に転送するピンポン伝送方式と、上り方向の信号がスタ
ーカプラ上で多重化される際に各ONUの上り信号が衝
突しないように送出タイミングを制御する時分割多重ア
クセス方式(TDMA:Time Division Multiple Acces
s)技術を用いている。ピンポン伝送方式とは、上り方
向に信号を伝送する時間と、下り方向に信号を転送する
時間とを分ける時間軸圧縮双方向多重(TCM:Time C
ompression Multiplexing)技術により、基本的に1つ
の波長で双方向伝送が可能となる伝送方式である。
【0004】STM−PDSシステムでは、電話のアナ
ログ回線の帯域はあらかじめ各ユーザ毎に割り当てられ
るが、イーサネット通信に割り当てられている帯域は、
使用したいユーザが公平に共用することとしている。す
なわち、センター側のOLTに接続されている複数のO
NUのうち、1ユーザのみしか通信していない場合に
は、使用可能な最大帯域を1ユーザで使用し、複数のユ
ーザが同時に通信している場合には、帯域を各ユーザに
均等に割り当てるように制御している。
【0005】イーサネット通信をSTM−PDSシステ
ムで行うときには、ONUに10メガビット/秒のイーサ
ネットのインタフェースを持つラインカードを挿入す
る。このラインカードのOLT側のインタフェースはS
TM−PDSシステム独自の仕様となっていて、ライン
カード内で、イーサネットフレームをSTM−PDSシ
ステムで伝送を可能とする信号に変換している。
【0006】光アクセスネットワークのもう一つの例と
して、ATM−PDSシステム(Asynchronous Transfe
r Mode-Passive Double star:非同期転送モード−パッ
シブタブルスター)が挙げられる。その構成例を図9に
示す。ATM−PDSシステムもまた、STM−PDS
システムと同様に、センター側装置91に設けられた一
つのOLT914に対して光ファイバ92およびスター
カプラ93を介して複数のONU94が接続される。セ
ンター側装置91にはさらに、ノード911やルータ9
12 、ATMスイッチ913が設けられる。OLT9
14は、各信号対応のインタフェース915、916、
917、ATMクロスコネクト918およびOSU91
9を備える。ATMクロスコネクト918は電話やイー
サネット通信を対応するインタフェース915、91
6、917へ振り分け、ノード911やルータ912、
ATMスイッチ913に接続する。ONU94にはそれ
ぞれユーザ端末95が接続される。OLT914内のイ
ンタフェース915、916、917とONU94は、
ATMを終端し、電話のアナログ信号やイーサネットフ
レームの組み立ておよび分解を行う。
【0007】ATM−PDSシステムがSTM−PDS
システムと大きく異なるのは、上り方向と下り方向の信
号を異なる波長を用いることと、使用するデータリンク
に非同期通信に利用されているATMを用いることであ
る。ATM−PDSシステムでは、下り方向の信号の伝
送方式として光分岐手段を用いたブロードキャスト型の
媒体共用アクセス方式を用い、上り方向には、STM−
PDSシステムと同様にTDMA制御方式を用いる。O
LT−ONU間は、上り方向、下り方向とも155メガビ
ット/秒の速度で通信が可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ユーザがインターネッ
トにおけるホームページ閲覧やコンテンツダウンロード
などのサービスを利用する場合、上り方向のトラヒック
よりも下り方向のトラヒックが圧倒的に大きくなる。ま
た、下り方向のトラヒックは散発的であり、ピークのト
ラヒック量は大きいが、常時発生するわけではなく、時
間間隔をおいて発生する。これに対して従来のSTM−
PDSシステムあるいはATM−PDSシステムでは、
上り方向と下り方向の通信速度が同一であるため、上り
方向に必要以上の帯域を割り当てることとなり、設備効
率が悪くなってしまう。
【0009】また、STM−PDSシステムで提供され
るイーサネット通信の帯域自体が10メガビット/秒と低
速であるため、近年の大容量IPトラヒックの増大に対
応するだけの帯域を提供できなくなっている。このST
M−PDSシステムに対して回線の高速化を行うことも
考えられるが、伝送方式がピンポン伝送であるため、情
報伝送速度の2倍の速度が必要になるという方式上の課
題がある。また、上り方向と下り方向の双方にガードタ
イムが必要なことから、実質的な帯域が制限されてしま
っている。さらに、センター側設備のOLTだけでな
く、ユーザ側のONU本体も高速化に対応したものに置
き換える必要がある。このような状況から、単純に回線
を高速化しようとすると、設備コストが高いものになる
と考えられる。
【0010】一方、ATM−PDSシステムは上り方向
と下り方向に異なる波長帯を利用することで高速化を実
現しようとするものであるが、STM−PDSシステム
に比べて普及しておらず、データリンクにATMを用い
るため、コスト的に高価なシステムとなっている。
【0011】本発明は、このような課題を解決し、最低
限の追加設備コストで下り方向の回線を高速化すること
のできる光アクセスネットワークシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、下り方向のデ
ータ通信のみを行う大容量物理回線と、上りおよび下り
の双方向通信および下り大容量物理回線の制御の両方を
行う物理回線とを備えたことを特徴とする。すなわち、
ひとつのセンター側装置と、このセンター側装置との間
で各々が光信号により通信を行う複数のユーザ側装置と
を備え、ユーザ側装置からセンター側装置への上り方向
の通信は複数のユーザで帯域を時間的に共用する時分割
多重アクセス制御方式により行い、センター側装置から
ユーザ側装置への下り方向の通信はセンター側装置から
の光信号を分岐して各ユーザ側装置に分配するブロード
キャスト型の媒体共用アクセス方式により行う光アクセ
スネットワークシステムにおいて、センター側装置と複
数のユーザ側装置との間には、下り方向のデータ通信の
みを行う大容量物理回線と、上り方向および下り方向の
双方向通信および大容量物理回線を制御するための制御
通信を行う双方向物理回線とが設けられたことを特徴と
する。下り専用の大容量回線を用いることで、下り方向
の散発的な大容量トラヒックも効率的に扱うことができ
る。
【0013】本発明では、下り専用の信号として、nB
/mBブロック符号化(m、nは整数)を行って通信す
るイーサネットを利用する。イーサネットはLAN等で
普及しているデータリンク回線で、標準化も進んでお
り、ATMに比べて安価なシステムを構築することが可
能である。また、市販されているイーサネットで提供さ
れている通信速度は1ギガビット/秒であるが、10ギガ
ビット/秒のイーサネットも標準化が進められており、
さらなる通信速度の高速化と低価格化が期待される。し
たがって、本発明をSTM−PDSシステムに適用する
ことで、最小の設備コスト増で、最大で10メガビット/
秒であった下り方向のデータリンク回線の帯域を、1ギ
ガビット/秒と大幅に高速化することができる。
【0014】ユーザ側装置には、双方向物理回線との間
で信号の送受信を行う第一の処理手段と、大容量物理回
線からの信号を受信処理する第二の処理手段とを備え、
第一の処理手段と第二の処理手段とには互いに異なるア
ドレスが付与され、センター側装置には、第一の処理手
段のアドレスから第二の処理手段のアドレスを検索する
手段と、第一の処理手段のアドレスにより表される相手
先に、検索する手段により得られたアドレスを付与した
データを大容量物理回線を介して送信する手段とを備え
ることがよい。
【0015】また、大容量物理回線経由のデータをユー
ザ側装置で処理するのではなくユーザ端末で処理する構
成とすることもできる。すなわち、ユーザ側装置は大容
量物理回線を経由した信号を処理する手段が設けられた
ユーザ端末を収容する光加入者線終端装置であり、ユー
ザ端末とセンター側装置との間の双方向物理回線を経由
した通信を処理する手段と、大容量物理回線を経由した
信号を分離してユーザ端末に送出する手段とを備えるこ
とができる。その場合、ユーザ端末は、双方向物理回線
を経由する通信に対応する第一のネットワークインタフ
ェースと、この第一のネットワークインタフェースと異
なるアドレスが付与され大容量物理回線を経由した通信
に対応する第二のネットワークインタフェースとを備
え、センター側装置には、第一のネットワークインタフ
ェースのアドレスから第二のネットワークインタフェー
スのアドレスを検索する手段と、検索されたアドレスを
用いてデータを大容量物理回線を介して送信する手段と
を備えることができる。
【0016】センター側装置は、ユーザ側装置へ転送す
べきデータの種別を識別し、識別された種別により双方
向物理回線あるいは大容量物理回線の一方を選択する識
別選択手段を備えることが望ましい。具体的には、入力
されたデータ・フローがTCPであるかUDPであるか
を識別し、UDPである場合には大容量物理回線を選択
する。また、入力されたデータが各ユーザ側装置に分配
するマルチキャスト・データのときに大容量物理回線を
選択することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施形態を
示すブロック構成図である。この実施形態の光アクセス
ネットワークシステムは、ひとつのセンター側装置11
と、このセンター側装置11との間で各々が光信号によ
り通信を行う複数のONU14とを備え、各ONU14
にはユーザ端末15が接続される。センター側装置11
とONU14とは光ファイバ12およびスターカプラ1
3を介して接続され、ONU14からセンター側装置1
1への上り方向の通信は複数のユーザで帯域を時間的に
共用するTDMA制御方式により行い、センター側装置
11からONU14への下り方向の通信は、センター側
装置11からの光信号をスターカプラ13により光分岐
して各ONU14に分配するブロードキャスト型の媒体
共用アクセス方式により行う。
【0018】センター側装置11内には、ノード111
およびルータまたはスイッチ112に加え、ユーザから
のリクエストを受け付けて課金情報や契約情報を取りま
とめる制御装置113、各ONU14からの電話のアナ
ログ信号やIP等のデータ通信の送受信を行うOLT1
14、ギガビットイーサネットのインタフェースをもつ
サーバ115、および下り方向の信号と上り方向の信号
とを多重分離する波長多重分離カプラ114を備える。
サーバ115には、インタフェースにおいて使用される
レーザとして、STM−PDSシステムで使用される1.
3μm帯の波長とは異なる1.55μm帯のレーザが設けら
れる。
【0019】OLT114から出力された1.3μm帯の
波長と、サーバ115から出力された1.55μm帯の波長
とは、波長多重分離カプラ116で波長多重される。こ
のとき、通常のスターカプラでも波長多重は可能である
が、STM−PDSシステムでは1.3μm帯の信号が上
り方向にも使用されるため、スターカプラを使用する
と、上り方向の1.3μm帯の信号が1.55μm帯の信号を
出力している送信器の方向へも戻されてしまうので、本
実施形態では波長多重分離カプラ116を使用する。波
長多重光は光ファイバ12上を伝送され、スターカプラ
13でユーザ数分だけ分岐され、ONU14に入力され
る。
【0020】図2はONU14およびそのラインカード
の構成例を示す。ONU14は、波長多重分離カプラ2
1、STM系送受信器22、TDMA制御装置23、電
話用ラインカード24、イーサネット用ラインカード2
5およびギガビットイーサネット用ラインカード26を
備え、ギガビットイーサネット用ラインカード26に
は、受信器27、符号変換装置28およびユーザ側イン
タフェース29を備える。
【0021】ONU14に入力された波長多重光は、波
長多重分離カプラ21で再び1.3μm帯の波長と1.55μ
m帯の波長とに分離される。1.3μm帯の波長はSTM
系送受信器22によりSTM−PDSシステムの信号と
して処理され、その信号が電話のアナログ信号であれば
電話用ラインカード24を介して電話機に接続され、パ
ケット・データであればイーサネット用ラインカード2
5へ送られる。一方、1.55μm帯の波長は、ギガビット
イーサネットの信号がそのまま伝送されており、ギガビ
ットイーサネット用ラインカード26の受信器27へ直
接入力される。
【0022】ギガイーサネット用ラインカード26は、
ユーザ側インタフェース29が1000Base-Xであるか、あ
るいは1000Base-Tであるかで、機能が異なる。ここで10
00Base-Xとは、伝送速度が1ギガビット/秒のベースバ
ンド信号を光ファイバで提供するインタフェースであ
り、また、1000Base-Tとは、伝送速度が1ギガビット/
秒のベースバンド信号をツイストペアケーブルで提供す
るインタフェースである。ユーザ側インタフェース29
が1000Base-Xの場合、ラインカード26は単なるリピー
タ、すなわち再生中継器として動作する。すなわちライ
ンカード26は、イーサネットフレームをそのままユー
ザ側インタフェース29へ転送し、1000Base-X用に波長
変換して送信する。一方、1000Base-Tの場合は、受信器
27によりイーサネット信号を光信号から電気信号に変
換した後、符号変換装置28により、電気信号を光のギ
ガビット信号用の符号化方式である8B/10Bブロッ
ク符号を復号して8ビットのパラレル信号とし、スクラ
ンブルを行い、エラー検出用の1ビットを付加して9ビ
ットの信号とし、5値4組シンボルに変換する8B1Q
4B符号(8 bit - 1 Quinary Quartet符号)とする。
この8B1Q4B符号の各組をツイストペアケーブルの
各組に割り当て、ランダム化した後に転送する。
【0023】各ONU14からの上り方向の信号は、T
DMA制御装置23でTDMA方式により制御されて、
STM系送受信器22からOTL114に向けて送信さ
れる。各ONU14の信号はそれぞれTDMA制御され
ているため、信号が光ファイバ12上で衝突することな
くOTL114に達する。
【0024】OTL114では、電話のアナログ信号と
イーサネット信号とがクロスコネクトにより振り分けら
れ、電話のアナログ信号はノード111に、イーサネッ
ト信号はルータまたはスイッチ112に接続される。
【0025】各ONU14が下り大容量回線(ギガビッ
トイーサネットと1.55μmの波長帯による回線)を用い
てデータの受信を行う場合は、制御用回線として1.3μ
m波長帯の双方向回線を用いる。端末からのリクエスト
信号は、イーサネット用ラインカード25、TDMA制
御装置23、STM系送受信器22、波長多重分離カプ
ラ21を経由して光ファイバ12に伝送される。このと
きのリクエスト信号は、通常の上りのデータ通信と同様
に、TDMAで制御されたイーサネット信号として送出
される。センター側装置11では、リクエスト信号が波
長多重分離カプラ116およびOLT114を通り、ル
ータまたはスイッチ112に入力される。ルータまたは
スイッチ112は、受信した信号がリクエスト信号であ
る場合には、この信号を制御装置113へ送る。制御装
置113では、受信したリクエスト信号から送信元アド
レスを読み取って課金等の制御を行うと同時に、送出先
アドレス、すなわちリクエスト信号を出力したONU1
4のギガビットイーサネット用ラインカード26のアド
レスを決定する。ここで、あるONU14に装備された
イーサネット用ラインカード25のアドレスとギガビッ
トイーサネット用ラインカード26のアドレスとは一対
一に対応しており、制御装置113にはこれらの対応を
示すテーブルがあらかじめ用意されている。送信可能で
あれば、制御装置113は送信先アドレスをサーバ11
5に知らせ、サーバ115はリクエストのあったデータ
を送出先アドレス宛に1.55μmの波長で出力する。
【0026】なお、本発明では、ギガビットイーサネッ
トの回線は下り方向のみとなっている。市販の装置を用
いて本発明を実施する場合には、通信プロトコルとし
て、TCP(Transmission Control Protocol)ではな
くUDP(User Datagram Protocol)を用いる。
【0027】図3はギガビットイーサネット用ラインカ
ード26の別の構成例を示す。このギガビットイーサネ
ット用ラインカード26は、受信器31、データリンク
終端部32、IPレイヤ終端部33、バッファ34、ア
ドレス変換部35、符号変換装置36およびユーザ側イ
ンタフェース37を備える。ユーザ側インタフェース3
7は100Base-X、100Base-T、あるいは10Base-Tに対応す
るものである。100Base-Xとは、伝送速度が100メガビッ
ト/秒のベースバンド信号を光ファイバで提供するイン
タフェースであり、100Base-Tは伝送速度が100メガビッ
ト/秒のベースバンド信号をツイストペアケーブルで提
供するインタフェース、10Base-Tは伝送速度が10メガビ
ット/秒のベースバンド信号をツイストペアケーブルで
提供するインタフェースである。この構成例は、ユーザ
が最大1ギガビット/秒の帯域を必要としない場合、あ
るいはギガビットの環境が構築できない場合に必要とな
る。
【0028】センター側から送信されるデータは各ユー
ザ宛のデータが多重化されているため、あるユーザが数
メガビット/秒の非常に狭い帯域だけ必要としている場
合でも、毎秒1ギガビットのデータをすべてラインカー
ドで受信することになる。ユーザ側インタフェース37
が低速である場合には、速度変換を行うバッファ34に
オーバーフローが生じてしまう。オーバーフローを起こ
さないためには、ギガビットイーサネット用ラインカー
ドで必要なデータのみを転送し、不要なデータを削除す
る必要がある。そこで図3に示すギガビットイーサネッ
ト用ラインカード26は、イーサネットのデータリンク
終端を行うデータリンク終端部32と、IPレイヤ終端
を行うIPレイヤ終端部33とを備える。イーサネット
のデータリンク終端とIPレイヤ終端を行うためには、
ギガビットイーサネット用ラインカード26にMACア
ドレスとIPアドレスとを付与しておく。終端されたデ
ータは、バッファ34で速度変換が行われた後、アドレ
ス変換部35でユーザ端末15のMACアドレス、IP
アドレスが付与され、符号変換装置36でユーザ側イン
タフェース37に適した符号化が行われ、ユーザ側イン
タフェース37からユーザ端末15に転送される。
【0029】なお、図3に示したラインカードを使用す
る場合、センター側装置11内の制御装置113とサー
バ115は、ユーザ端末15のMACアドレスやIPア
ドレスを用いてデータを転送するのではなく、ギガビッ
トイーサネット用ラインカード26のMACアドレスと
IPアドレスを用いてデータ転送するものとする。
【0030】図4はONU14の別の構成例をユーザ端
末15の構成と共に示す。この構成例が図2に示した構
成と異なる点は、ONU14内にはギガビットイーサネ
ット用ラインカードを設けず、ユーザ端末15にギガビ
ットイーサネットカード41を設けたことである。ON
U14内の波長多重分離カプラ21で分離された1.55μ
mの光信号は、電気変換されることなくそのままONU
14を通過し、ユーザ端末15に設けられたギガビット
イーサネットカード41に入力される。この構成では、
ONUにギガビットイーサネット用ラインカードを設け
る必要がなく、コスト削減が期待できる。
【0031】以上の説明では、センター側装置へのリク
エス信号の送出およびそのリクエスト信号に応じたデー
タ信号の送信におけるアドレス制御は、イーサネット用
ラインカード25およびギガビットイーサネット用ライ
ンカード26を対象として行われていた。このアドレス
制御をこのユーザ端末を対象として行うこともできる。
そのような構成例を図5および図6に示す。
【0032】図5はユーザ端末15の構成例を示し、図
6はサーバ115の構成例を示す。ユーザ端末15は、
リクエスト信号を送信するイーサネットカード51、デ
ータ信号を受信するギガビットイーサネットカード5
2、およびTCP通信制御部53を備える。また、セン
ター側装置11内のサーバ115は、リクエスト信号を
受信するイーサネットカード61、TCP通信制御部6
2、およびデータ信号を送信するギガビットイーサネッ
トカード63を備える。
【0033】ユーザ端末15とサーバ115との間でT
CP通信を行うには、まず、TCP通信制御部53でイ
ーサネットカード51と接続するソケットを作成し、こ
れにソケットアドレスを設定し、センター側装置11に
接続要求を出す。このとき、ソケットアドレスに記述さ
れているイーサネットアドレスを、イーサネットカード
51のもつネットワークアドレスではなく、ギガビット
イーサネットカード52のもつネットワークアドレスに
する。接続要求は1.3μmの物理回線を通じてセンター
側装置11に送信される。この接続要求はセンター側装
置11内でサーバ115に伝えられる。サーバ115内
では、イーサネットカード61が接続要求を受信する
と、TCP通信制御部62が、イーサネットカード61
と接続する受信用ソケットと、ギガビットイーサネット
カード63と接続する送信用ソケットを作成し、ギガビ
ットイーサネットカード63および1.55μmの物理回線
を介して、コネクションの確立応答を返送する。このと
き、ソケット記述子は受信用ソケットのソケット記述子
とする。コネクションが確立された後、ユーザ端末15
とセンター側装置11内のサーバ115はそれぞれ、送
信と受信とで異なったソケットを用い、上りと下りとで
異なる物理回線を経由してTCP通信を行う。
【0034】図7は本発明の第二の実施形態を示すブロ
ック構成図である。この実施形態の光アクセスネットワ
ークシステムは、ひとつのセンター側装置71と複数の
ONU74とを備え、各ONU74にはユーザ端末75
が接続される。センター側装置71とONU74とは光
ファイバ72およびスターカプラ73を介して接続さ
れ、上り方向の通信はTDMA制御方式により行い、下
り方向の通信はブロードキャスト型の媒体共用アクセス
方式により行う。センター側装置71内には、ノード7
11、ルータまたはスイッチ712、制御装置713、
OLT714および波長多重分離カプラ716を備え
る。
【0035】本実施形態が第一の実施形態と大きく異な
る点は、ルータまたはスイッチ712が、データの種別
に応じて異なる出力ポートに出力を行うことにある。こ
のルータまたはスイッチ712は、OLT714には10
Base-Tで、波長多重分離カプラ716にはギガビットイ
ーサネット1000Base-Xで接続される。ルータまたはスイ
ッチ712は、入力されたデータ・フローがTCPであ
るかUDPであるかを判別し、それぞれの場合に異なっ
た出力ポートにデータを出力する機能を備える。入力デ
ータ・フローがTCPの場合、ルータまたはスイッチ7
12は、OLT714と接続している10Base-T側にデー
タを出力し、上り、下り1.3μmの物理回線でTCP通信
を行う。一方、入力データがUDPの場合、ルータまた
はスイッチ712は、まず、受信したデータ・フローの
IPアドレスを制御装置713に送る。制御装置713
は、内部のアドレステーブルから送信先IPアドレス、
すなわちリクエストを出したユーザが所属するギガビッ
トイーサネット用ラインカードのIPアドレスを所得
し、ルータまたはスイッチ712に返送する。ルータま
たはスイッチ712は、受信したデータ・フローのアド
レスを書き換えた後、ギガビットイーサネット1000Base
−Xの出力ポートに出力し、下り1.55μmの物理回線を
用いてUDP通信を行う。
【0036】ルータまたはスイッチ712はまた、入力
されたデータ・フローがマルチキャストであるかそうで
ないかを判別し、それぞれの場合に異なった出力ポート
にデータを出力する機能を備える。入力データ・フロー
がマルチキャスト以外の場合、ルータまたはスイッチ7
12はOLT714と接続している10Base-T側にデータ
を出力し、上り・下り1.3μmの物理回線で通信を行
う。一方、データがマルチキャストの場合、ルータまた
はスイッチ712はギガビットイーサネット1000Base-X
の出力ポートに出力し、下り1.55μmの物理回線を用い
て通信を行う。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
STM−PDSシステムによる1ユーザあたり10メガビ
ット/秒の双方向通信に加え、最大で1ギガビット/秒
の下り通信をユーザが共用して利用することが可能とな
る。本発明はSTM−PDSシステムに対して大幅な変
更を加える必要なしに、ラインカードとOLTの一部の
機能に修正を加えることで実現可能である。本発明は、
1ギガビット/秒の高速回線を、ATM−PDSシステ
ムに比較して十分に低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すブロック構成
図。
【図2】ONUおよびそのラインカードの構成例を示す
図。
【図3】ギガビットイーサネット用ラインカードの別の
構成例を示す図。
【図4】ONUの別の構成例をユーザ端末の構成と共に
示す図。
【図5】ユーザ端末の構成例を示す図。
【図6】サーバの構成例を示す図。
【図7】本発明の第二の実施形態を示すブロック構成
図。
【図8】従来例のSTM−PDSシステムを示すブロッ
ク構成図。
【図9】従来例のATM−PDSシステムを示すブロッ
ク構成図。
【符号の説明】
11、71 センター側装置 12、72 光ファイバ 13、73 スターカプラ 14、74 ONU 15、75 ユーザ端末 111、711 ノード 112、712 ルータまたはスイッチ 113、713 制御装置 114、714 OLT 115 サーバ 116、21、716 波長多重分離カプラ 22 STM系送受信器 23 TDMA制御装置 24 電話用ラインカード 25 イーサネット用ラインカード 26 ギガビットイーサネット用ラインカード 27、31 受信器 28、36 符号変換装置 29、37 ユーザ側インタフェース 32 データリンク終端部 33 IPレイヤ終端部 34 バッファ 35 アドレス変換部 41、52、63 ギガビットイーサネットカード 51、61 イーサネットカード 53、62 TCP通信制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 11/04 S (72)発明者 福井 将樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K002 DA12 5K033 AA01 AA04 CA11 CA17 CB13 DA01 DA15 DB02 DB22 5K051 AA10 BB01 BB02 DD02 DD14 FF07 FF11 GG15 HH01 HH17 JJ09 5K069 AA13 CB03 CB08 CB10 EA24 FA26 FC16 FD07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひとつのセンター側装置と、このセンタ
    ー側装置との間で各々が光信号により通信を行う複数の
    ユーザ側装置とを備え、 前記ユーザ側装置から前記センター側装置への上り方向
    の通信は複数のユーザで帯域を時間的に共用する時分割
    多重アクセス制御方式により行い、前記センター側装置
    から前記ユーザ側装置への下り方向の通信は前記センタ
    ー側装置からの光信号を分岐して各ユーザ側装置に分配
    するブロードキャスト型の媒体共用アクセス方式により
    行う光アクセスネットワークシステムにおいて、 前記センター側装置と前記複数のユーザ側装置との間に
    は、下り方向のデータ通信のみを行う大容量物理回線
    と、上り方向および下り方向の双方向通信および前記大
    容量物理回線を制御するための制御通信を行う双方向物
    理回線とが設けられたことを特徴とする光アクセスネッ
    トワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記大容量物理回線を経由する下り方向
    のデータ通信にはnB/mBブロック符号化(m、nは
    整数)された信号を用いる請求項1記載の光アクセスネ
    ットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ側装置には、前記双方向物理
    回線との間で信号の送受信を行う第一の処理手段と、前
    記大容量物理回線からの信号を受信処理する第二の処理
    手段とを備え、 前記第一の処理手段と前記第二の処理手段とには互いに
    異なるアドレスが付与され、 前記センター側装置には、前記第一の処理手段のアドレ
    スから前記第二の処理手段のアドレスを検索する手段
    と、前記第一の処理手段のアドレスにより表される相手
    先に、前記検索する手段により得られたアドレスを付与
    したデータを前記大容量物理回線を介して送信する手段
    とを備えた請求項1記載の光アクセスネットワークシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ側装置は前記大容量物理回線
    を経由した信号を処理する手段が設けられたユーザ端末
    を収容する光加入者線終端装置であり、前記ユーザ端末
    と前記センター側装置との間の前記双方向物理回線を経
    由した通信を処理する手段と、前記大容量物理回線を経
    由した信号を分離して前記ユーザ端末に送出する手段と
    を含む請求項1記載の光アクセスネットワークシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記ユーザ端末は、前記双方向物理回線
    を経由する通信に対応する第一のネットワークインタフ
    ェースと、この第一のネットワークインタフェースと異
    なるアドレスが付与され前記大容量物理回線を経由した
    通信に対応する第二のネットワークインタフェースとを
    備え、 前記センター側装置には、前記第一のネットワークイン
    タフェースのアドレスから前記第二のネットワークイン
    タフェースのアドレスを検索する手段と、検索されたア
    ドレスを用いてデータを前記大容量物理回線を介して送
    信する手段とを備えた請求項4記載の光アクセスネット
    ワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記センター側装置は、前記ユーザ側装
    置へ転送すべきデータの種別を識別し、識別された種別
    により前記双方向物理回線あるいは前記大容量物理回線
    の一方を選択する識別選択手段を備えた請求項1記載の
    光アクセスネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 前記識別選択手段は、入力されたデータ
    ・フローがTCPであるかUDPであるかを識別し、U
    DPである場合には前記大容量物理回線を選択する請求
    項6記載の光アクセスネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 前記識別選択手段は、入力されたデータ
    が各ユーザ側装置に分配するマルチキャスト・データの
    ときには前記大容量物理回線を選択する請求項6記載の
    光アクセスネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の光アクセスネットワーク
    システムのセンター側装置において、 前記双方向通信回線を介して双方向の通信を行う双方向
    通信手段と、 前記双方向通信回線を介して前記大容量物理回線を制御
    するための制御通信を行う手段と、 前記大容量物理回線を介して下り方向のデータ通信を行
    う手段とを備えたことを特徴とするセンター側装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の光アクセスネットワー
    クシステムのユーザ側装置として用いられる光加入者線
    終端装置において、 前記双方向通信回線を介して双方向通信を行う双方向通
    信手段と、 前記双方向通信回線を介して前記大容量物理回線を制御
    するための制御通信を行う手段と、 前記大容量物理回線を経由したデータを受信する手段と
    を備えたことを特徴とする光加入者線終端装置。
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