JP2002217628A - 小型アンテナ - Google Patents

小型アンテナ

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JP2002217628A
JP2002217628A JP2001007798A JP2001007798A JP2002217628A JP 2002217628 A JP2002217628 A JP 2002217628A JP 2001007798 A JP2001007798 A JP 2001007798A JP 2001007798 A JP2001007798 A JP 2001007798A JP 2002217628 A JP2002217628 A JP 2002217628A
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Isao Tomomatsu
功 友松
Masayuki Isawa
正幸 石和
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化を図りながら共振周波数を目的とする値
まで下げることができると共に広い周波数帯域が得られ
る小型アンテナを提供する。 【解決手段】ミアンダ形状に形成されたアンテナ導体1
1の周囲部分に高誘電材を誘電体チップ12を形成す
る。この誘電体チップ12は、中間部分に空間部13を
形成し、上下面を開口する。すなわち、アンテナ導体1
1の中間部の少なくとも1ヶ所以上が空間部13に位置
するように誘電体チップ12により保持し、上記空間部
13に位置するアンテナ導体11の周囲に誘電率εが
「1」である空気が介在されるようにする。また、上記
アンテナ導体11の一端は誘電体チップ12から突出し
て位置させ、給電端子14を構成する。上記誘電体チッ
プ12の空間部13の開口面には、必要に応じて蓋体1
5を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話、
携帯情報端末や無線LAN(ローカルエリアネットワー
ク)などに使用される小型アンテナに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話などに使用される小型ア
ンテナとしては、例えば図11、図12に示すチップア
ンテナ1が一般に知られている。
【0003】図11に示すチップアンテナ1は、誘電材
により形成した直方体の基体2上にミアンダ状のアンテ
ナ導体3を設けたものである。上記アンテナ導体3は、
例えば銅あるいは銅合金を使用し、基体2上に印刷、蒸
着、貼り合わせ、あるいはメッキすることにより形成し
たもので、その一端が給電端子4となっている。
【0004】また、図12に示すチップアンテナ1は、
ミアンダ状のアンテナ導体3を誘電材により形成された
基体2中に埋め込んだものである。このチップアンテナ
1は、図13に示すように基体2が3層のシート層2
a、2b、2cからなり、中央に位置するシート層2b
の表面にアンテナ導体3を印刷、蒸着、メッキ等の手段
により設けた後、上記シート層2a、2b、2cを積層
することにより形成している。上記基体2は、図11あ
るいは図12の何れの場合も1種類の誘電体により形成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話等に使用され
るアンテナは、近年、益々小型化が要求され、その寸法
が指定される場合もある。しかし、アンテナを小型化す
ることによって基本的に共振周波数が高くなってしまう
ので、目的とする周波数帯域まで下げる必要がある。上
記図11及び図12に示した従来のチップアンテナ1で
は、共振周波数を低くする場合、アンテナ導体3のピッ
チ数や形状を工夫などによって、ある程度の対応が可能
であるが、アンテナのピッチ数や形状だけでは限界があ
るので、基体2を構成する誘電体として高誘電率の部材
を使用し、アンテナ導体3部分に形成される浮遊容量を
増加させる必要がある。しかし、高誘電材を使用する
と、共振周波数を下げることはできるものの、その周波
数帯域が非常に狭くなってしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、小型化を図りながら共振周波数を目的とす
る値まで下げることができると共に広い周波数帯域が得
られる小型アンテナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の小型アンテナは、ミアンダ状のアンテナ導
体の外周を誘電体チップにより保持し、上記アンテナ導
体の中間部の少なくとも1ヶ所以上が上記誘電体チップ
の外部空間に位置するように構成したことを特徴とす
る。より具体的には、ミアンダ状のアンテナ導体と、こ
のアンテナ導体の外周を保持し内側に空間部を形成して
なる筒状の誘電体チップとを具備し、上記アンテナ導体
の中間部を上記誘電体チップの内側空間部に位置するよ
うに構成したことを特徴とする。
【0008】上記の構成とすることにより、誘電体チッ
プの内側空間部、すなわち低誘電率の空気が存在する空
間部にアンテナ導体の中間部が配置されるので、周波数
帯域を広い帯域状態のまま保持することができる。そし
て、高誘電材からなる誘電体チップでアンテナ導体の外
周を保持することにより、アンテナ導体に形成される浮
遊容量を増大して共振周波数を目的とする値まで下げる
ことができる。従って、小型化を図りながら共振周波数
を目的とする値まで下げ、かつ広い周波数帯域を得るこ
とができる。更に、アンテナ導体の外周部に誘電体チッ
プを設ける1次加工のみで小型アンテナを成形できるの
で、作業工程を簡略化してコストの低下を図ることがで
きる。上記アンテナ導体は、金属板からの打ち抜き加工
またはエッチング加工により形成したものを使用するこ
とが好ましいが、線材を折曲げて形成したものであって
も良い。また、アンテナ導体は、線間スペースLが導体
線幅Sと同じかあるいはそれ以上に広く設定されている
ことが望ましい。また、誘電体チップに形成した内側空
間部の開口部に蓋体を装着してアンテナ導体を保護する
ようにしても良い。
【0009】また、本発明に係る小型アンテナは、ミア
ンダ状のアンテナ導体と、このアンテナ導体の外周の三
方を保持し内側に空間部を形成してなる誘電体チップと
を具備し、上記アンテナ導体の中間部を上記誘電体チッ
プの内側空間部に位置するように構成したことを特徴と
する。上記のようにアンテナ導体の外周の三方を誘電体
チップにより保持した場合であっても、誘電体チップを
筒状に構成した場合と同様の効果を得ることができる。
【0010】また、本発明に係る小型アンテナは、ミア
ンダ状のアンテナ導体と、このアンテナ導体の一部を埋
め込むように形成された誘電体チップとを具備し、上記
アンテナ導体は、上記誘電体チップに埋め込まれていな
い部分を誘電体チップの表面に沿って且つ該誘電体チッ
プと所定の間隔を保持して折曲げて形成したことを特徴
とする。上記の構成とすることにより、誘電体チップは
アンテナ導体の一部を保持する大きさでよいので、その
寸法を小さくでき、アンテナをより小型化することがで
きる。また、誘電体チップに埋め込まれていないアンテ
ナ導体部分は、その周囲に低誘電率の空気が介在される
ので、広帯域特性を保持することができる。
【0011】また、本発明に係る小型アンテナは、ミア
ンダ状のアンテナ導体と、このアンテナ導体の上下両側
面に積層して設けられる形成された第1及び第2の誘電
体チップとを具備し、上記アンテナ導体の各導体間に空
間部を形成したことを特徴とする。上記のようにアンテ
ナ導体と第1及び第2の誘電体チップとを積層した場合
であっても、アンテナ導体の各導体間に空間部が形成さ
れるので、広帯域特性を保持することができる。また、
上記第1及び第2の誘電体チップ間の外周に沿って封止
材を設け、アンテナ導体を保護するようにしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る小
型アンテナの成形状態を示すもので、(a)はアンテナ
導体のみを示す斜視図、(b)は完成した小型アンテナ
の平面図、(c)は同斜視図、(d)は同断面図であ
る。
【0013】この実施形態に係る小型アンテナ10は、
例えば図1(a)に示すように少なくとも2ヶ所以上屈
曲して蛇行状に形成された、所謂ミアンダ形状に形成さ
れたアンテナ導体11を使用する。このアンテナ導体1
1は長さが例えば1/4波長であり、また、図2に示す
ように導体間の幅、すなわち線間スペースLが導体線幅
Sと同じかあるいはそれ以上に広く設定することが望ま
しい。なお、上記アンテナ導体11は、金属板からの打
ち抜き加工またはエッチング加工により形成したものを
使用することが好ましいが、線材を折曲げて形成したも
のであっても良い。
【0014】そして、上記アンテナ導体11の中間部を
金型の上型及び下型の合わせ面に挟み込み、誘電率εが
5〜30程度の高誘電材を使用して射出成形し、図1
(b)、(c)に示すようにアンテナ導体11の周囲部
分に誘電体チップ12を形成する。この場合、誘電体チ
ップ12は、中間部分に空間部13が形成され、上下面
が開口している。すなわち、アンテナ導体11の中間部
の少なくとも1ヶ所以上が空間部13に浮かぶように誘
電体チップ12により保持し、上記空間部13に位置す
るアンテナ導体11の周囲に誘電率εが「1」である空
気が介在されるようにする。また、上記アンテナ導体1
1の一端は誘電体チップ12から突出して位置させ、給
電端子14を構成する。アンテナ導体11の他端も誘電
体チップ12から突出して設けられるが、この突出端は
アンテナ取付け時に支持用端子として利用される。な
お、上記誘電体チップ12を形成する高誘電材として
は、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)とセ
ラミック粉体(BaO-Nd2O3-TiO2-Bi2O3-La-Ce-Pr-Nb-Zn-
Sr)を混合したものを使用する。
【0015】そして、誘電体チップ12の空間部13に
は、図1(d)に示すように開口部に例えば樹脂製の蓋
体15を装着し、空間部13に露出しているアンテナ導
体11を保護する。なお、上記蓋体15は、保護部材で
あるので特性に影響を与えることはなく、従って、必要
に応じて設ければ良い。
【0016】上記のように構成した小型アンテナ10
は、アンテナ導体11の中間部に低誘電率の空気を介在
させているので、周波数帯域を広い帯域状態のまま保持
することができる。そして、アンテナ導体11の外周部
に高誘電材からなる誘電体チップ12を形成することに
より、この誘電体チップ12によってアンテナ導体11
に形成される容量を増大して共振周波数を目的とする値
まで下げることができる。従って、小型化を図りながら
共振周波数を目的とする値まで下げ、かつ広い周波数帯
域を得ることができる。
【0017】また、アンテナ導体11は、誘電体チップ
12により周囲が囲われた状態であるので、不用意に指
等がアンテナに触れ難い。更に、蓋体15を設けること
によって、アンテナ導体11をより確実に保護すること
ができる。また、アンテナ導体11の外周部に誘電体チ
ップ12を設ける1次加工のみで小型アンテナ10を成
形できるので、きわめて簡単に短時間で小型アンテナ1
0に構成することができる。
【0018】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について図3を参照して説明する。なお、上記第1実
施形態と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は
省略する。図3は本発明の第2実施形態に係る小型アン
テナ10の構成を示す平面図である。上記第1実施形態
では、誘電体チップ12を角筒状に形成し、誘電体チッ
プ12の周囲を囲うようにした場合について示したが、
この第2実施形態に係る小型アンテナ10は、誘電体チ
ップ12の1つの面、すなわち、アンテナ導体11の終
端側に位置する面を開口し、上面から見てほぼコの字形
に形成したものである。
【0019】上記のように誘電体チップ12をコの字形
に形成して小型アンテナ10を構成した場合であって
も、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0020】(実施例)次に上記第2実施形態における
小型アンテナ10を実際に製作した場合の例について説
明する。図4は実際に製作した小型アンテナ10の形状
を示したのものである。この実施例におけるアンテナ導
体11としては、 導体線幅 : 160μm 線間スペース: 160μm 導体厚み : 100μm ミアンダ幅 : 8.7mm ミアンダ長 :13.06mm ターン数 :40 導体素材 :純銅 のものを使用した。
【0021】また、誘電体チップ12としては、 誘電体誘電率 :20 誘電体厚み(導体含む): 1mm 誘電体幅 : 9mm 誘電体長さ :14mm 誘電体空間部 :12×3mm のものを使用した。
【0022】また、図5は、上記実施例の小型アンテナ
10と比較するために製作した比較用小型アンテナ10
Aの形状を示したものである。この比較用小型アンテナ
10Aは、誘電率が20の誘電体チップ12の中にアン
テナ導体11を埋設したもので、上記実施例と同じアン
テナ導体11を使用している。すなわち、この比較用小
型アンテナ10Aは、上記実施例における空間部13を
設けていないだけで、その他は図4に示した小型アンテ
ナ10と同じ構成となっている。
【0023】図6は上記実施例に示す小型アンテナ10
の周波数特性であり、横軸に周波数、縦軸にVSWR
(電圧定在波比)をとって示した。上記小型アンテナ1
0は、図6の周波数特性に示すように、VSWRが
「3」となるa点、b点の周波数が「766.6MH
z」と「979.4MHz」であり、その比帯域は2
4.4%となっている。この帯域幅の中心周波数は「8
73MHz」である。
【0024】図7は、上記図5に示した比較用小型アン
テナ10Aの周波数特性であり、図6と同様に横軸に周
波数、縦軸にVSWRをとって示した。この比較用小型
アンテナ10Aは、VSWRが「3」となるa点、b点
の周波数が「754.0MHz」と「895.8MH
z」であり、その比帯域は17.2%となっている。こ
の帯域幅の中心周波数は「825MHz」である。
【0025】上記実施例で示した小型アンテナ10は、
図6及び図7に示した周波数特性から明らかなように、
空間部13のない小型アンテナ10Aに比較して非常に
広い周波数帯域を有している。
【0026】(第3実施形態)次に本発明の第3実施形
態について図8及び図9を参照して説明する。図8は第
3実施形態に係る小型アンテナ10の分解斜視図、図9
は同断面図である。図8及び図9において、21は第1
の誘電体チップ、22は第2の誘電体チップで、それぞ
れ高誘電材により例えば方形状に形成している。そし
て、第1及び第2の誘電体チップ21、22間にミアン
ダ状のアンテナ導体11を配置すると共に、その周囲に
アンテナ導体11と同じ厚さの封止材23を介在する。
すなわち、第1及び第2の誘電体チップ21、22間に
アンテナ導体11を挟んで積層すると共に、このアンテ
ナ導体11の周囲を封止材23で閉じる。この場合、ア
ンテナ導体11の各導体間及び外周に沿って空間24を
形成し、この空間24に誘電率εが「1」の空気が満た
されるようにする。なお、上記封止材23としては、例
えばエポキシ樹脂、シリコーンなどが使用される。な
お、第1及び第2の誘電体チップ21、22とアンテナ
導体11との間は、誘電率の低い接着材を薄く介在させ
て接着するようにしても良い。
【0027】上記のように第1及び第2の誘電体チップ
21、22とアンテナ導体11を積層し、アンテナ導体
11の各導体間に空間24を形成して小型アンテナ10
を構成した場合においても、アンテナ導体11の各導体
間に空気を介在させることができ、第1実施形態の場合
と同様に小型化を図りながら共振周波数を目的とする値
まで下げることができ、かつ広い周波数帯域を得ること
ができる。
【0028】(第4実施形態)次に本発明の第4実施形
態について図10を参照して説明する。なお、上記第1
実施形態と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明
は省略する。
【0029】図10は本発明の第4実施形態に係る小型
アンテナ10の各成形工程における成形状態を示したも
のである。この第4実施形態では、図10(a)に示す
ようにアンテナ導体11のミアンダ幅方向の中間部を高
誘電材からなる誘電体チップ12に埋め込み、アンテナ
導体11のミアンダ幅方向の側部を誘電体チップ12か
ら外部に突出させている。また、アンテナ導体11の始
端部及び後端部を誘電体チップ12から外部に突出さ
せ、始端部側を給電端子14としている。
【0030】そして、上記誘電体チップ12から側方に
突出したアンテナ導体11のミアンダ幅方向の側部を図
10(b)、(c)に示すように誘電体チップ12の側
面及び上面に沿って折曲げる。この場合、アンテナ導体
11の折曲げ部11aは、誘電体チップ12との間に所
定の間隔aを設け、アンテナ導体11の折曲げ部11a
が空間に位置するようにしている。
【0031】上記第4実施形態においても、誘電体チッ
プ12の側方から突出させて折曲げ形成したアンテナ導
体11の折曲げ部11aを空気中に位置させることがで
き、第1実施形態の場合と同様に小型化を図りながら共
振周波数を目的とする値まで下げることができ、かつ広
い周波数帯域を得ることができる。また、アンテナ導体
11の中間部は、誘電体チップ12に埋め込まれて保持
されるので、アンテナ導体11のミアンダ形状を初期状
態に確実に保持でき、高品質で、かつ品質の揃った小型
アンテナ10を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳記したように本発明による小型ア
ンテナは、例えばミアンダ状に形成したアンテナ導体を
誘電体チップで保持すると共に、アンテナ導体の少なく
とも1ヶ所以上を空気中に位置させてるようにしたの
で、アンテナ導体の周囲に低誘電率の空気と高誘電率の
誘電体チップを介在させることができ、この結果、小型
化を図りながら共振周波数を目的とする値まで下げるこ
とができ、かつ広い周波数帯域とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る小型アンテナの成
形状態を示す図。
【図2】同実施形態におけるアンテナ導体の線間スペー
スと導体線幅との関係を示す図。
【図3】本発明の第2実施形態に係る小型アンテナの平
面図。
【図4】本発明の実施例に係る小型アンテナの平面図。
【図5】本発明の実施例と比較するために製作した小型
アンテナの平面図。
【図6】本発明の実施例における小型アンテナの周波数
特性を示す図。
【図7】図5に示した比較用小型アンテナの周波数特性
を示す図。
【図8】本発明の第3実施形態に係る小型アンテナの分
解斜視図。
【図9】同実施形態に係る小型アンテナの断面図。
【図10】本発明の第4実施形態に係る小型アンテナの
成形状態を示す図。
【図11】従来のチップアンテナの構成例を示す斜視
図。
【図12】従来のチップアンテナの他の構成例を示す斜
視図。
【図13】図12に示す従来のチップアンテナの分解斜
視図。
【符号の説明】
10…小型アンテナ 11…アンテナ導体 11a…アンテナ導体の折曲げ部 12…誘電体チップ 13…空間部 14…給電端子 15…蓋体 21…第1の誘電体チップ 22…第2の誘電体チップ 23…封止材 24…空間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミアンダ状のアンテナ導体の外周を誘電
    体チップにより保持し、上記アンテナ導体の中間部の少
    なくとも1ヶ所以上が上記誘電体チップの外部空間に位
    置するように構成したことを特徴とする小型アンテナ。
  2. 【請求項2】 ミアンダ状のアンテナ導体と、このアン
    テナ導体の外周を保持し内側に空間部を形成してなる筒
    状の誘電体チップとを具備し、上記アンテナ導体の中間
    部を上記誘電体チップの内側空間部に位置するように構
    成したことを特徴とする小型アンテナ。
  3. 【請求項3】 上記誘電体チップの空間部の開口部に蓋
    体を設けたことを特徴とする請求項2に記載の小型アン
    テナ。
  4. 【請求項4】 ミアンダ状のアンテナ導体と、このアン
    テナ導体の外周の三方を保持し内側に空間部を形成して
    なる誘電体チップとを具備し、上記アンテナ導体の中間
    部を上記誘電体チップの内側空間部に位置するように構
    成したことを特徴とする小型アンテナ。
  5. 【請求項5】 ミアンダ状のアンテナ導体と、このアン
    テナ導体の一部を埋め込むように形成された誘電体チッ
    プとを具備し、上記アンテナ導体は、上記誘電体チップ
    に埋め込まれていない部分を誘電体チップの表面に沿っ
    て且つ該誘電体チップと所定の間隔を保持して折曲げて
    形成したことを特徴とする小型アンテナ。
  6. 【請求項6】 ミアンダ状のアンテナ導体と、このアン
    テナ導体の上下両側面に積層して設けられる形成された
    第1及び第2の誘電体チップとを具備し、上記アンテナ
    導体の各導体間に空間部を形成したことを特徴とする小
    型アンテナ。
  7. 【請求項7】 ミアンダ状のアンテナ導体と、このアン
    テナ導体の上下両側面に積層して設けられる第1及び第
    2の誘電体チップと、上記第1及び第2の誘電体チップ
    間の外周に沿って設けられる封止材とを具備し、上記ア
    ンテナ導体の各導体間及び外周に沿って空間部を形成し
    たことを特徴とする小型アンテナ。
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