JP2002215833A - トータリゼータシステム - Google Patents

トータリゼータシステム

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JP2002215833A
JP2002215833A JP2001008829A JP2001008829A JP2002215833A JP 2002215833 A JP2002215833 A JP 2002215833A JP 2001008829 A JP2001008829 A JP 2001008829A JP 2001008829 A JP2001008829 A JP 2001008829A JP 2002215833 A JP2002215833 A JP 2002215833A
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洋生 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 票数が増加しても、領域オーバーすることな
く低速回線で票数を伝送でき、現行の通信処理、オッズ
計算処理で対応できるようにすること。 【解決手段】 公営センタ側、競馬開催場側、競馬非開
催場に設置された処理装置1,2,3は、発売票数の桁
数を変換する変換手段を備えており、中間票数を電文と
して伝送する際、票数の桁数が所定桁数を越える場合、
上記変換手段により、その賭式の全ての目の発売票数の
下位の例えば1もしくは2桁を削除して、所定桁数の固
定長の集計電文として伝送する。上記のように票数の桁
数が所定桁数を越える場合、下位の桁を削除して伝送す
るようにしたので、伝送する発売票数の桁数が、予め定
められた桁数を越えず、桁数を短縮することができる。
また、下位の桁を削除してもオッズの計算には運用上支
障が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発売票数電文を通
信手段を介してセンタとサブシステム(例えば、競馬開
催場および競馬非開催場)間で伝送し、伝送された発売
票数に基づきオッズ(概算配当率)を作成するトータリ
ゼータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】トータリゼータシステムにおいては、セ
ンタとサブシステム(例えば、競馬開催場および競馬非
開催場)間で発売票数電文を通信手段を介して伝送し、
該伝送された発売票数に基づきオッズを作成している。
上記発売票数電文とは、各賭式別(例えば、単勝、連勝
等)に各目(各番号もしくは1−2等の組み合わせ)毎
の発売票数を他のシステムに通知するものであり、中間
票数の場合、通常30秒周期で通信される。図8は公営
競馬における通信ネットワークの概念図である。競馬開
催場、競馬非開催場(場外馬券発売所)に設置されたト
ータリゼータ100と公営競馬センタシステム101
は、DDX−P回線(パケット通信網、伝送速度48k
BPS)102により接続され、各競馬開催場、競馬非
開催場で発売された各目の票数の電文は、DDX−P回
線102を介して公営競馬センタシステム101に伝送
され集計される。そして、集計した発売票数は、DDX
−P回線102を介して各トータリゼータに伝送され、
オッズが作成される。
【0003】図9は、公営競馬センタに設置されたセン
タ側の処理装置、競馬開催場、競馬非開催場(場外馬券
発売所)に設置された処理装置(トータリゼータ)にお
ける処理の概念図である。競馬非開催場で発売された票
数は、競馬非開催場に設置された処理装置3から集計電
文として前記したDDX−Pの回線を介してセンタ側の
処理装置1に伝送される。センタ側の処理装置1は、各
競馬非開催場で発売された票数を合算し、競馬開催場に
設置された処理装置2に伝送する。処理装置2におい
は、センタ側の処理装置1から伝送された票数に自場発
売票数を加算して総票数を求め、総票数をセンタ側の処
理装置1に伝送する。また、総票数からオッズを作成し
て、表示装置4によりオッズを表示する。一方、センタ
側の処理装置1は、処理装置2から伝送されてきた総総
数を各競馬非開催場に設置された処理装置3に伝送す
る。競馬非開催場に設置された処理装置3は、伝送され
てきた総票数に基づき、オッズを作成して表示装置4に
表示する。
【0004】図10に上記DDX−P回線を介して伝送
される現行の集計票電文の構成を示す。同図に示すよう
に、各賭式(単勝、複勝、馬連連勝など)毎に1電文に
して通信し、各目の票数は4バイト(PACK形式で7
桁)の固定長である。票数は100円を1票としてお
り、例えば、伝送する票数の桁数が7桁であれば999
万999票、9桁であれば9億9999万9999票伝
送することができるが、各票数の桁には余裕を持たせて
あり、最大で目としては10万票程度、合計票数として
は100万票程度である。なお、桁数オーバとなった場
合、現行のシステムでは、最上位桁を削除している。上
記のように、伝送する電文を固定電文長とすることによ
り、通信処理等の開発を容易にしている。現行の電文で
最大の目数は、馬連単(1着、2着を着順通りに当て
る)の目数であり240通り(16頭)である。この場
合、伝送するバイト数は、次のようになる。 240×4バイト+5バイト(合計票数)+35バイト
(ヘッダー部)=1000バイト
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今後、新規に導入され
ようとしている予定の賭式は、以下のように現行の賭式
より組み合わせが多い。 (1) 3連勝複式(1〜3着の3頭を的中させる)の場合 560通り(16×15×14÷6) (2) 3連勝単式(1〜3着の3頭を入着通りに的中させ
る) 3360通り(16×15×14) (3) 3重勝式(3種類のレースの1着を全て的中させ
る) 4096通り(16×16×16) これらの賭式の票数を従来通りの電文で通信すると、そ
れぞれ「約2300バイト」、「約135000バイ
ト」、「16400バイト」となり長電文となる。電文
長を短縮するためには、各目領域の縮小が効果的である
が、単純に縮小すると、票数が多くなった場合、領域オ
ーバーとなり、正しい票数が通知できない。また、電文
長を可変長にすることも考えられるが、ソフトウエア開
発が複雑となり、コスト増となる。本発明は上記事情に
鑑みなされたものであって、本発明の目的は、票数が増
加しても領域オーバーすることなく、また、賭式の組み
合わせが多くなっても現行の通信処理、オッズ計算処理
で対応することができ、さらに高速回線を必要とせずに
発売票数を伝送できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の概要を説
明する図である。図1(a)において、1はセンタ側
(例えば公営競馬センタ)の処理装置、2はサブシステ
ム側(例えば競馬開催場)の処理装置、3はサブシステ
ム側(例えば競馬非開催場:場外発売場)の処理装置で
ある。前記図9に示したシステムと同様、競馬非開催場
で発売された票数は、競馬非開催場に設置された処理装
置3から集計電文としてセンタ側の処理装置1に伝送さ
れ、各競馬非開催場で発売された票数が合算される。合
算した票数は、集計電文として競馬開催場に設置された
処理装置2に伝送される。処理装置2は、センタ側の処
理装置1から伝送された票数に自場発売票数を加算して
総票数を求め、総票数を集計電文としてセンタ側の処理
装置1を介して競馬非開催場に設置された処理装置3に
送る。処理装置2,3は総票数からオッズを作成して、
表示装置4によりオッズを表示する。上記集計電文は各
賭式(単勝、複勝、馬連連勝等)毎に1電文として伝送
され、図1(b)に示すように、ヘッダ部と各目の票数
から構成される。各目の票数は、所定桁数の固定長であ
る(例えば3バイト、票数5桁)。上記処理装置1,
2,3は、上記発売票数の桁数を変換する変換手段を備
えており、上記電文を伝送する際、伝送する発売票数の
桁数が上記所定桁数を越える場合、上記変換手段によ
り、その賭式の全ての目の発売票数の下位の桁を削除し
て伝送する。すなわち、票数の増大による領域オーバ時
には、例えば下位の1もしくは2桁を削除し票数を10
分の1、100分の1にして電文を作成する(少数点以
下は切り捨て)。また、処理装置1,3は、受信した電
文票数を変換する手段を備え、受信した集計電文の票数
同士を合算する際、あるいは、受信した集計電文の票数
と自場発売票数を合算する際、下位の1もしくは2桁を
削除して伝送された集計電文の票数を、10倍、あるい
は100倍して他の票数と合算する。本発明において
は、上記のように発売票数の桁数が上記所定桁数を越え
る場合、発売票数の下位の桁を削除して伝送するように
したので、伝送する発売票数の桁数が、予め定められた
桁数を越えず、電文長固定となり、また、桁数を短縮す
ることができる。このため、レスポンスを短縮すること
ができ、また、低速の回線で集計電文伝送することがで
きる。さらに、現行の電文フォーマットからの変更がな
く、現行の通信処理、オッズ計算処理で対応することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、以下では、公営競馬におけるトータ
リゼータシステムについて説明するが、本発明の適用対
象は以下の実施例に限定されるものではなく、その他の
競馬、競輪、競艇等の各種のトータリゼータシステムに
も同様に適用することができる。図2、図3、図4は、
本発明の実施例のトータリゼータシステムにおける競馬
非開催場の処理装置3、公営競馬センタ側の処理装置
1、競馬開催場の処理装置2の機能構成を示す図であ
る。
【0008】図2に競馬非開催場の処理装置3の機能構
成を示す。競馬非開催場での発売票数(1票100円)
は、各賭式(単勝、複勝、馬連連勝等)毎に1電文とし
て、通信手段3aにより通常30秒周期で(中間票数の
伝送の場合)伝送される。上記通信手段3aから伝送さ
れる集計電文は、前記したように、DDX−P回線を介
してセンタ側の処理装置1に送られる。処理装置3は発
売票数の桁数を変換する票数変換手段3bを備えてお
り、票数変換手段3bは、票数の桁数が5桁を越える
と、当該目の票数だけでなく1電文として送信される全
ての目の票数の下位の1もしくは2桁を削除する。例え
ば図5に示すように、”1−2−4”の目が6桁の場
合、その目の下位の1桁を削除するとともに、その他の
全ての目(1−2−3,1−2−5等)の票数の下位の
1桁を削除する。このように桁数が5桁以内にされた発
売票数は集計電文として、通信手段3aからセンタ側の
処理装置1に送信される。
【0009】図6は、処理装置間で伝送される本実施例
の集計電文の構成例を示す図であり、同図に示すように
集計電文は、ヘッダ部と各目の票数から構成され、各目
の桁数は、例えば5桁(3バイト)であり、合計票数の
桁数は例えば7桁(4バイト)である。ヘッダ部には、
データの種類を示すフラグ部が設けられており、票数の
下位の1もしくは2桁が削除された集計電文は、上記フ
ラグ部にフラグが記録される。例えば、桁数を削除して
いない集計電文の場合、上記フラグ部に”0”が記録さ
れ、下位の桁数を1桁もしくは2桁削除した集計電文の
場合には、フラグ部に”1”もしくは”2”が記録され
る。これにより、受信側では、票数の下位桁が削除され
た電文であるか否かを知ることができる。
【0010】図2に戻り、処理装置3はオッズ算出手段
3cを備え、オッズ算出手段3cは、センタ側の処理装
置1から送られてくる各目の総票数からオッズを算出す
る。オッズ算出手段3cにより算出されたオッズは表示
装置4に表示される。ここで、上記センタ側の処理装置
1から送られてくる各目の総票数は、下位の1または2
桁が削除された票数の場合もあれば、下位桁が削除され
ていない票数の場合もある。しかし、オッズは、次の式
に示すように、全票数を該当目数で除算することにより
算出され、また、オッズが所定値以上の場合には、”何
倍以上”のように表示されるので、下位桁が削除されて
いても、表示されるオッズの値には事実上影響はない。 オッズ=全票数÷該当目票数×定数(0.738)
【0011】図7は、前記図4に示した例におけるオッ
ズの計算例を示す図であり、全票数を200万とした場
合を示している。同図において、(a)は、桁数を削除
しない票数から求めたオッズ、(b)は、票数の下位1
桁を削除した票数から求めたオッズである。同図に示す
ように、上記式により求めた1−2−5、1−2−6の
目のオッズは、(a)ではそれぞれ”4728倍”、”
164000倍”となり、(b)ではそれぞれ”434
1倍”、”計算不可(該当目票数が0のため)”とな
る。すなわち、桁数を削除することにより、オッズの値
が大きいときに、オッズは異なった値となる。しかし、
通常、オッズが大きい場合には同図に示すようにオッズ
を例えば「1000倍以上」のように表示するので、表
示されるオッズは(a)、(b)で同じとなる。以上の
ように、発売票数の下位の1桁もしくは2桁を削除した
電文を伝送し、これに基づきオッズを算出しても表示さ
れるオッズは同じとなり、問題は生じない。現行の組み
合わせでは、低い倍率の目もあるため、正確な票数でオ
ッズを計算しているが、新規に導入されようとしている
予定の賭式では、組み合わせが増加し、現行より倍率が
高くなるため、現行の組み合わせのように正確な票数は
必要とせず、下位の1桁もしくは2桁を削除しても運用
上問題は生じない。
【0012】図3(a)に公営競馬センタ側に設置され
た処理装置1の機能構成を示す。各競馬非開催場での発
売票数は、上記したように、各賭式(単勝、複勝、馬連
連勝等)毎に1電文として、公営競馬センタ側の処理装
置1に伝送される。各競馬非開催場から伝送された集計
電文は通信手段1aにより受信され、電文票数変換手段
1bにおいて、下位1桁もしくは2桁が削除された電文
の票数が10倍もしくは100倍される。電文票数変換
手段1bは、例えば図3(b)に示すようにヘッダ解析
部11と掛け算器12から構成され、ヘッダ解析部11
は、各集計電文のヘッダ部を解析して前記したヘッダ部
のフラグが”0”の場合には”1”の値を、フラグが”
1”の場合には”10”の値を、また、フラグが”2”
の場合には”100”の値を出力する。掛け算器12
は、上記ヘッダ解析部11が出力する値と受信された集
計電文の各目の票数を乗算する。
【0013】電文票数変換手段1bが出力する各競馬非
開催場から伝送された各電文の票数は合算手段1cにお
いて各賭式、各目毎に合算される。合算手段1cが出力
する各賭式、各目毎の合計票数は、票数変換手段1dに
与えられ、票数変換手段1dは、前記したように票数の
桁数が5桁を越えると、当該目の票数だけでなく1電文
として送信される全ての目の票数の下位の1もしくは2
桁を削除する。このように桁数が5桁以内にされた各賭
式、各目毎の合計票数は、集計電文として、通信手段1
aから競馬開催場の処理装置に伝送される。また、票数
の下位1桁または2桁が削除された集計電文について
は、前記したようにヘッダ部のフラグ部に”1”また
は、”2”のフラグが書き込まれる。
【0014】図4に競馬開催場に設置された処理装置2
の機能構成を示す。公営センタから伝送される各賭式、
各目毎の合計票数の電文は、通信手段2aにより受信さ
れ電文票数変換手段2bに与えられる。電文票数変換手
段2bは前記図3(b)で説明したように、電文のヘッ
ダ部を解析し、フラグ部のフラグに応じて、電文の票数
を10倍もしくは100倍する。電文票数変換手段2b
が出力する各競馬非開催場の各賭式、各目毎の発売票数
の合計は合算手段2cに与えられる。合算手段2cは上
記各賭式、各目毎の発売票数の合計と自場発売の票数を
合算し、各賭式、各目毎の総票数を求める。合算手段2
cが出力する各賭式、各目毎の総票数は、票数変換手段
2dに与えられ、票数変換手段2dは、前記したように
票数の桁数が5桁を越えると、当該目の票数だけでなく
1電文として送信される全ての目の票数の下位の1もし
くは2桁を削除する。
【0015】このように桁数が5桁以内にされた各賭
式、各目毎の総票数は、集計電文として、通信手段2a
から、公営センタ側に設置された処理装置1を介して、
競馬非開催場の処理装置3に伝送される。競馬非開催場
の処理装置3は、この総票数により、前記したように各
競馬非開催場でオッズが計算する。また、競馬開催場の
処理装置2のオッズ算出手段2eは、この総票数により
前記したようにオッズを算出し、算出したオッズは表示
装置4に表示される。なお、以上説明した実施例は、3
0秒毎に行われる中間票数の伝送の場合に適用され、最
終票数(締め切り後の票数)の伝送の場合には、票数の
下位の1もしくは2桁を削除せずに伝送する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 (1)票数の桁数が上記所定桁数を越える場合、発売票
数の下位の桁を削除して伝送するようにしたので、票数
が増加しても領域オーバーすることない。また、電文が
固定長であり、桁数も短縮されるので、レスポンスを短
縮することができ、低速の回線で集計電文伝送すること
ができる。 (2)現行の電文フォーマットからの変更がなく、ま
た、賭式の組み合わせが多くなっても現行の通信処理、
オッズ計算処理で対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を説明する図である。
【図2】本発明の実施例の競馬非開催場の処理装置の機
能構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例の公営競馬センタの処理装置の
機能構成を示す図である。
【図4】本発明の実施例の競馬開催場の処理装置の機能
構成を示す図である。
【図5】本発明の実施例における下位桁の票数の削除を
説明する図である。
【図6】本実施例の集計電文の構成例を示す図である。
【図7】オッズの計算例を示す図である。
【図8】公営競馬における通信ネットワークの概念図で
ある。
【図9】公営競馬センタ、競馬開催場、競馬非開催場に
おける処理の概念図である。
【図10】現行の集計票電文の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 センタ側の処理装置 1a 通信手段 1b 電文票数変換手段 1c 合算手段 1d 票数変換手段 2 サブシステム側(競馬開催場)の処理装置 2a 通信手段 2b 電文票数変換手段 2c 合算手段 2d 票数変換手段 2e オッズ算出手段 3 サブシステム側(競馬非開催場)の処理装置 3a 通信手段 3b 票数変換手段 3c オッズ算出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタとサブシステム間で、各賭式別の
    発売票数を所定桁数の固定長の電文として伝送し、伝送
    された発売票数の集計値に基づきオッズを作成するトー
    タリゼータシステムであって、 上記センタおよびサブシステムの処理装置は、上記発売
    票数の桁数を変換する変換手段を備え、上記電文を伝送
    する際、伝送する発売票数の桁数が上記所定桁数を越え
    る場合、上記変換手段により、その賭式の全ての目の発
    売票数の下位の桁を削除して伝送することを特徴とする
    トータリゼータシステム。
  2. 【請求項2】 各賭式別の発売票数を所定桁数の固定長
    の電文としてサブシステムに伝送し、サブシステムにお
    いて伝送された発売票数の集計値に基づきオッズを作成
    するトータリゼータシステムにおけるセンタ側の処理装
    置であって、 上記センタ側の処理装置は、上記発売票数の桁数を変換
    する変換手段を備え、上記電文をサブシステムの処理装
    置に伝送する際、伝送する発売票数の桁数が上記所定桁
    数を越える場合、上記変換手段により、その賭式の全て
    の目の発売票数の下位の桁を削除して伝送することを特
    徴とするトータリゼータシステムにおけるセンタ側処理
    装置。
  3. 【請求項3】 各賭式別の発売票数を所定桁数の固定長
    の電文としてセンタに伝送するとともに、受信した発売
    票数の集計値に基づきオッズを作成するトータリゼータ
    システムにおけるサブシステム側の処理装置であって、 上記サブシステム側の処理装置は、上記電文の桁数を変
    換する変換手段を備え、上記電文を伝送する際、伝送す
    る発売票数の桁数が上記所定桁数を越える場合、上記変
    換手段により、その賭式の全ての目の発売票数の下位の
    桁を削除して伝送することを特徴とするトータリゼータ
    システムにおけるサブシステム側処理装置。
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