JP2002215411A - Javaアプリケーション実行装置 - Google Patents

Javaアプリケーション実行装置

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JP2002215411A
JP2002215411A JP2001011956A JP2001011956A JP2002215411A JP 2002215411 A JP2002215411 A JP 2002215411A JP 2001011956 A JP2001011956 A JP 2001011956A JP 2001011956 A JP2001011956 A JP 2001011956A JP 2002215411 A JP2002215411 A JP 2002215411A
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java
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jar file
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JP2001011956A
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Hideo Fukumori
秀雄 福盛
Minoru Tomisaka
稔 富坂
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Hitachi Ltd
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
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    • HELECTRICITY
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    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Abstract

(57)【要約】 【課題】JARファイル受信と同時にアプリケーション
を起動し、またこれら処理を並列に実行することによ
り、アプリケーション起動時のユーザの待ち時間を短縮
する。 【解決手段】 JARファイル形式のJavaアプリケ
ーションプログラムを受信するJARファイル受信部1
07と、受信したアプリケーションプログラムをJav
a実行システムにより実行するアプリケーション実行部
103とを備え、前記アプリケーション実行部103
は、前記JARファイル形式のJavaアプリケーショ
ンプログラムの全てを受信する前に起動し、JARファ
イル受信処理およびアプリケーション実行処理を並行し
て行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はJavaアプリケー
ション実行装置にかかり、特に実行開始までのユーザの
待ち時間を短縮することのできるJavaアプリケーシ
ョン実行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴い、ネットワ
ークを経由してアプリケーションを分散実行する技術が
注目を集めている。このような技術の中核として注目を
集めているのが、Sun Microsystems社
によるJava(登録商標)言語とその実行システムで
ある。
【0003】Javaはオブジェクト指向言語であり、
一つのアプリケーションは多数のクラスと呼ばれる単位
から構成されている。Javaプログラムをコンパイル
するとクラスファイルと呼ばれるマシンコードがプログ
ラム中のクラスの数だけ生成される。クラスファイルは
ローカルディスクから直接読み出す、あるいはネットワ
ーク上のサーバから受信され、その後、Java実行シ
ステムがクラスファイルからクラスを取り出し、実行す
る。
【0004】さらに、近年ではサーバからJavaプロ
グラムを受信して実行する場合に、受信時のオーバーヘ
ッドを少なくするため、複数のクラスファイルを連結し
て一つのファイルにし、これを送受信する手法がとられ
ている。代表的なものとしては、Sun Micros
ystems社のJAR (Java ARchiv
e)ファイル方式がある。JARファイルを用いたクラ
スの送受信とロードの過程は、特開平10−25478
3において詳細に解説されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クライアント−サーバ
環境で、前記JARファイルに基づくアプリケーション
の送信および実行方法を採用する場合、クライアントは
JARファイルの受信に続けてアプリケーションの実行
の開始という逐次的なステップを踏んで処理が実施され
る。この方式ではJARファイルの全てが受信されるま
でアプリケーションを利用することができないため、ア
プリケーションのファイルサイズが大きくなった場合に
はユーザは長時間待たなければならないという問題があ
る。
【0006】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
ので、クライアントがJARファイルをサーバから受信
し、Javaアプリケーションを実行するJavaアプ
リケーションの実行装置において、JARファイル受信
と同時にアプリケーションを起動し、またこれら処理を
並列に実行することにより、アプリケーション起動時の
ユーザの待ち時間を短縮するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を採用した。
【0008】JARファイル形式のJavaアプリケー
ションプログラムを受信するJARファイル受信部と、
受信したアプリケーションプログラムをJava実行シ
ステムにより実行するアプリケーション実行部とを備
え、前記アプリケーション実行部は、前記JARファイ
ル形式のJavaアプリケーションプログラムの全てを
受信する前に起動し、JARファイル受信処理およびア
プリケーション実行処理を並行して行う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第1の実施形態を
図1ないし図7を用いて説明する。図1は本実施形態に
かかるJavaアプリケーション実行装置およびその動
作環境を示す図である。図に示すように、Javaアプ
リケーションの実行装置を構成するクライアント(10
1)とサーバ(110)がネットワーク(109)によ
り接続されている。サーバはそのローカルディスク上に
JARファイル(111)を備える。
【0010】クライアント(101)は並列起動処理部
(102)、アプリケーション実行部(103)、クラ
イアントクラス管理テーブル(105)、JARファイ
ル受信バッファ(106)、JARファイル受信部(1
07)およびJava実行システム(108)から構成
される。また、アプリケーション実行部(103)はそ
の構成要素として、クラス取り出し処理部(104)を
有する。
【0011】なお、並列起動処理部(102)、アプリ
ケーション実行部(103)およびJARファイル受信
部(107)は、図に示すようにクライアント(10
1)の構成要素として実装する以外に、その一部をサー
バ(110)に格納しておき、アプリケーション実行に
先立ちネットワーク(109)を通じて取得しても良
い。
【0012】図2は、クライアント(101)における
並列処理起動部(102)の処理フロー(200)を示
す図である。クライアント(101)の全てのアプリケ
ーション実行処理はこの並列起動処理部(102)から
開始される。並列起動処理部(102)は入力パラメー
タとして、実行しようとするアプリケーションが格納さ
れたJARファイルの名前、およびアプリケーションで
最初に起動されるクラスの名前を取得する。この入力パ
ラメータはコマンドラインから直接入力、あるいは入力
パラメータの記述されたファイルを参照するなどの手段
によって設定される。
【0013】ステップ(201)において、JARファ
イル受信部(107)とアプリケーション実行部(10
3)を複数スレッド、あるいは複数プロセスなどの手段
を用いて並列に起動する。以後、JARファイル受信処
理(500)とアプリケーション実行処理(600)は
クライアント内で並列に実行されることになる。
【0014】図3は、JARファイル受信バッファ(1
06)等に蓄積されるJARファイル(111)の内部
構造(300)を示す図である。JARファイル(11
1)は、クラスファイル名、ファイルサイズなどの情報
を格納したヘッダ(301)および任意個数のクラスフ
ァイル(302)(303)からなる。ヘッダ(30
1)には、JARファイル(114)に格納されている
クラスファイルのクラス名およびファイルサイズなどの
情報が格納されている。クラスファイルは圧縮されてい
る場合もある。なお、JARファイル受信バッファ(1
06)はサーバ(110)より受信したJARファイル
の内容を一時的なデータとして保管するために利用され
る。クライアント(101)がアプリケーションを実行
する際には、JARファイル受信バッファ(106)内
のクラスファイルをクラスとして取り出すという処理が
必要となる。
【0015】図4は、クライアントクラス管理テーブル
(105)の構成を示す図である。クライアントクラス
管理テーブル(105)は、「クラス名」欄(40
1)、「クラスが取り出された順番」欄(402)の集
まりから構成される。「クラス名」欄(401)は、J
ARファイル受信バッファ(106)に格納されたクラ
ス名が、受信された順番で並んだものである。「クラス
が取り出された順番」欄(402)は、そのクラスがア
プリケーション実行中に取り出された順番を示してい
る。同欄が空欄である場合にはそのクラスがJARファ
イル受信バッファ(106)から取り出されていないこ
とを示している。図の例では、”ClassA”から”
ClassE”までの5つのクラスがJARファイル受
信バッファ(106)に格納されており、”Class
C”を除く4つのクラスが、「クラスが取り出された順
番」欄(402)に示す順序で、JARファイル受信バ
ッファ(106)から取り出され、アプリケーションで
使用されていることが分かる。
【0016】図5はJARファイル受信部(107)の
処理フロー(500)を示す図である。本処理は並列起
動処理部(102)により、アプリケーション実行部
(103)の処理と並列に実行される。
【0017】本処理は、ローカル変数nを持ち、また、
入力パラメータとして並列起動処理部(102)からJ
ARファイル(111)の名前を受け取る。まず、ステ
ップ(501)において、JARファイル受信部(10
7)は、JARファイル(111)からヘッダ(30
1)を読み出し、これをJARファイル受信バッファ
(106)の先頭へ書き込む。ステップ(502)にお
いて、ローカル変数nに1を代入する。ステップ(50
3)において、受信対象であるJARファイル(11
1)内のn番目クラスファイルを読み取り、JARファ
イル受信バッファ(106)の末尾に追加する。ステッ
プ(504)では、クライアントクラス管理テーブル
(105)の末尾に新たな行を追加し、その行の「クラ
ス名」欄(401)には受信したクラス名を値として入
れる。「クラスが取り出された順番」欄(402)は空
欄とする。ステップ(505)において、クラス取り出
し処理部(104)に、クライアントクラス管理テーブ
ル(105)が更新されたことを通知する。ステップ
(506)において、nに1を加えた後、ステップ(5
07)において、受信しているJARファイル(11
1)の末尾に達したかを判定し、末尾に達している場合
には処理を終了し、達していない場合にはステップ(5
03)に戻る。
【0018】図6はアプリケーション実行部(103)
の処理フロー(600)を示す図である。本処理は並列
起動処理部(102)により、JARファイル受信部
(107)の処理と並列に実行される。本処理は、入力
パラメータとして並列起動処理部(102)からアプリ
ケーションで最初に実行するクラスの名前を受け取る。
【0019】まず、ステップ(601)において、アプ
リケーションを1ステップ実行する。ステップ(60
2)においてアプリケーションの処理が終了したか否か
を判定し、終了した場合はステップ(605)に進み、
そうでない場合はステップ(603)へ進む。ステップ
(603)においては、ステップ(601)を実行した
結果、新たなクラスを実行する必要があるか否かを判定
し、必要がある場合には後述するクラス取り出し処理部
(104)の処理(700)を呼び出し、そうでない場
合はステップ(601)へ戻る。ステップ(605)に
おいて、アプリケーション終了の前にクライアントクラ
ス管理テーブル(105)をサーバ(110)に送信す
る。
【0020】図7はクラス取り出し処理部(104)の
処理フロー(700)を示す図である。本処理は、前記
処理フロー(600)のステップ(603)の次の処理
として呼び出される。
【0021】ステップ(701)においては、実行した
いクラスがJava実行システムが標準として装備して
いるJavaシステムライブラリのクラスであるか否か
を判定し、そうである場合にはステップ(702)に進
み、そうでない場合にはステップ(703)に進む。ス
テップ(702)において、前記システムライブラリか
らクラスを取り出した後、前記ステップ(601)へ進
む。ステップ(703)において、取り出したいクラス
のクラス名を、クライアントクラス管理テーブル(10
5)から検索し、目的のクラスが存在する場合にはステ
ップ(706)に進み、そうでない場合にはステップ
(705)に進む。ステップ(705)において、JA
Rファイル受信部(107)からクライアントクラス管
理テーブル(105)の更新通知を受け取るまで待ち、
該通知を受け取ったらステップ(703)へ戻る。ステ
ップ(706)において、JARファイル受信バッファ
(106)から目的のクラスを取り出し、ステップ(7
07)において、クライアントクラス管理テーブル(1
05)の「クラスが取り出された順番」欄(402)
に、取り出されたクラスの順番を記入し、ステップ(6
01)へ戻る。
【0022】以上説明したように、クライアントは、J
ARファイル内に格納される全てのクラスを受信する前
にアプリケーションを起動することが可能となる。すな
わち、JARファイル形式で格納されたJavaアプリ
ケーションを実行する際には、該ファイルの全てを受信
する以前にアプリケーションを実行することが可能であ
る。
【0023】次に、本発明の第2の実施形態を図8ない
し図10を用いて説明する。JARファイルに格納され
ているクラスを再配置することにより、クライアントが
アプリケーションの実行を開始するまでの時間をさらに
短縮することができる。
【0024】図8は、JARファイル最適化処理部(8
01)の構成を示す図である。JARファイル最適化処
理部(801)は、サーバ(110)の一構成要素、あ
るいは独立した一構成要素として実装することができ
る。JARファイル最適化処理部(801)は、JAR
ファイル並べ替え部(802)、クラス配置順テーブル
作成部(803)、ローカルディスク上に格納した最適
化前JARファイル(804)、クラス配置順テーブル
(805)、およびJARファイル並び替え部(80
2)の処理により新たに生成した最適化後JARファイ
ル(806)を備える。なお、前記最適化前JARファ
イルは、従来のJava開発環境付属のツールによって
作成されたJARファイルを意味する。
【0025】図9は、クラス配置順テーブル(805)
の構成を示す図である。クラス配置順テーブル(80
5)は、「クラス名」欄(901)、「配置順位」欄
(902)から構成される。サーバ(110)がJAR
ファイル最適化処理部(801)を備える形態のシステ
ムにおいては、クラス配置順テーブル作成部(803)
がネットワーク等を介してクライアント(101)から
クライアントクラス管理テーブル(105)を取得し、
該取得したテーブルをクラス配置順テーブル(805)
とすることができる。
【0026】図10は、JARファイル並べ替え部(8
02)の処理フロー(1000)を示す図である。本処
理は、最適化前JARファイル(804)およびクラス
配置順テーブル(805)を入力データとして実行され
る。まず、ステップ(1001)において、出力用とし
て空の最適化後JARファイル(806)を作成する。
ステップ(1002)において、最適化前JARファイ
ル(804)のヘッダ(301)を最適化後JARファ
イル(806)へ書き込む。ステップ(1003)にお
いて、クラス配置順テーブル(805)における「配置
順位」欄(902)の値が小さいものから大きいものの
順にしたがって、最適化前JARファイル(804)内
のクラスファイルを最適化後JARファイル(806)
へ書き出す。ステップ(1004)において、クラス配
置順テーブル(805)における「配置順位」欄(90
2)が空欄となっている全てのクラスファイルを、最適
化後JARファイル(806)へ書き込み、処理を終了
する。
【0027】すなわち、クラス配置順テーブル(80
5)における「配置順位」(クライアントクラス管理テ
ーブルにおける「クラスが取り出された順番」欄の順
位)にしたがってJARファイルを再配置することによ
り最適化後JARファイルが生成される。これによりク
ライアントに適切な順序でJARファイルを提供するこ
とができる。
【0028】次に、本発明の第3の実施形態を図11な
いし図12を用いて説明する。前記クラス配置順テーブ
ル(805)を異なる方法で作成することにより、実際
の利用状況をより適切に反映したクラス配置順を設定す
ることができる。以下にそのようなクラス配置順テーブ
ルの例を挙げる。
【0029】図11は、クライアント(101)の複数
回の実行により得られたクライアントクラス管理テーブ
ル(105)の内容を入力として、これを平均化したク
ラス配置順テーブル(1100)を作成する例を示す図
である。クライアント(101)はアプリケーションを
実行するごとにクライアントクラス管理テーブル(10
5)をJARファイル最適化処理部(801)に送信す
る。JARファイル最適化処理部(801)は、適当な
方法により過去に送信された複数のクライアントクラス
管理テーブル(1101)(1102)の「クラスが取
り出された順番」欄の順位に対し、その内容を平均化し
た「平均化配置順位」を求め、それに基づいてクラス配
置順テーブル(1103)を更新する。
【0030】図12は、ネットワーク上の一つのサーバ
に対し複数のクライアントが接続されている環境におい
て、クライアントごとに配置順位を管理するためのクラ
ス配置順テーブルの例(1200)を示す図である。テ
ーブルの「クラス名」欄(1201)は他のクラス配置
順テーブルと同じく、対応するJARファイル内に格納
されているクラス名が記述されている。一方配置順位欄
は、個別のクライアントに対応して、複数の順位欄(1
202)(1203)(1204)が並んでいる構成と
なっている。各順位欄には、特定のクライアント(10
1)から得られるクライアントクラス管理テーブル(1
05)の「クラスが取り出された順番」欄(402)そ
のもの、あるいは複数回の実行の平均化によって得られ
る「平均化配置順位」等を格納する。図に示すようなク
ラス配置順テーブルを使用することにより、クライアン
トごとの利用状況に応じ、最適なクラス配置順を管理
し、これにより各クライアントごとに適切なJARファ
イルを提供することが可能となる。
【0031】このように、JARファイル最適化処理部
(801)は、格納されているクラスを再配置して、最
適化処理されたJARファイルを出力することにより、
クライアントがアプリケーションの実行を開始するまで
の時間を短縮することができる。
【0032】図13は、JARファイル最適化処理部
(801)を備えたサーバ(110)とクライアント間
において、JARファイルの最適化を実施する際におけ
るデータの送受関係(1300)を示す図である。
【0033】クライアント(101)はアプリケーショ
ンを実行後、その結果として得られたクライアントクラ
ス管理テーブル(105)の内容をネットワーク等の手
段を介してサーバ(110)に送信する。サーバ(11
0)が内蔵するJARファイル最適化処理部(801)
は受信したクライアントクラス管理テーブル(105)
の内容を元にクラス配置順テーブル(805)を作成・
更新する。その後サーバ(110)がクライアント(1
01)からJARファイルの送信要求を受けると、JA
Rファイル最適化処理部(801)は最適化前JARフ
ァイル(804)とクラス配置順テーブル(805)を
用いて最適化後JARファイル(1301)を生成し、
ネットワーク等の手段を介してこれを直接クライアント
(101)へ送信する。なお、JARファイル最適化処
理部(801)は、最適化後JARファイル(804)
を直接クライアントへ送る代わりにサーバ(110)の
ローカルディスクに保存しておくことができる。
【0034】図14は、最適化後JARファイルをサー
バに保存する場合における、クライアント(101)、
JARファイル最適化処理部(801)およびサーバ
(110)間のデータの送受関係(1400)を示す図
である。図において、JARファイル最適化処理部(8
01)はサーバ(110)の一構成要素、あるいはサー
バとは独立した構成要素とすることができる。
【0035】まず、クライアント(101)はクライア
ントクラス管理テーブル(105)をネットワーク等の
手段を介してJARファイル最適化処理部(801)に
送信する。JARファイル最適化処理部(801)は受
け取ったクライアントクラス管理テーブル(105)を
元にクラス配置順テーブル(805)を作成・更新後、
直ちに最適化後JARファイル(1301)を作成し、
ネットワーク等の手段を介してこれをサーバ(110)
のローカルディスクにコピーする。次いで、サーバ(1
10)はクライアント(101)からの送信要求に応
じ、最適化後JARファイル(1301)を送信する。
【0036】以上説明したように、クライアントがJA
Rファイルをサーバから受信し、Javaアプリケーシ
ョンを実行するJavaアプリケーションの実行装置に
おいて、JARファイル受信と同時にアプリケーション
を起動し、またこれら処理を並列に実行することによ
り、アプリケーション起動時のユーザの待ち時間を短縮
することが可能となる。さらにJARファイル内のクラ
スの配置を最適化することにより、アプリケーション起
動時のユーザ待ち時間を最小とすることができる。
【0037】なお、以上は、送受信するファイルとし
て、JAR(Java ARchive)ファイル形式
のアプリケーションプログラムを例に説明したが、複数
のクラスファイルを連結したファイル形式のアプリケー
ションプログラムであれば他のファイル形式のアプリケ
ーションプログラムを利用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
ライアントがJARファイルをサーバから受信し、Ja
vaアプリケーションを実行するJavaアプリケーシ
ョンの実行装置において、JARファイル受信と同時に
アプリケーションを起動し、またこれら処理を並列に実
行することにより、アプリケーション起動時のユーザの
待ち時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるJavaアプ
リケーション実行装置およびその動作環境を示す図であ
る。
【図2】クライアントにおける並列処理起動部の処理フ
ロー示す図である。
【図3】JARファイルの内部構造を示す図である。
【図4】クライアントクラス管理テーブルの構成を示す
図である。
【図5】JARファイル受信部の処理フローを示す図で
ある。
【図6】アプリケーション実行部の処理フローを示す図
である。
【図7】クラス取り出し処理部の処理フローを示す図で
ある。
【図8】JARファイル最適化処理部の構成を示す図で
ある。
【図9】クラス配置順テーブルの構成を示す図である。
【図10】JARファイル並べ替え部の処理フローを示
す図である。
【図11】平均化したクラス配置順テーブルを作成する
例を示す図である。
【図12】クライアント毎に配置順位を管理するための
クラス配置順テーブルの例を示す図である。
【図13】JARファイルの最適化を実施する際におけ
るデータの送受関係を示す図である。
【図14】クライアント、JARファイル最適化処理部
およびサーバ間のデータの送受関係を示す図である。
【符号の説明】
100 アプリケーション実行システム 101 クライアント 102 並列処理起動部 103 アプリケーション実行部 104 クラス取り出し処理部 105 クライアントクラス管理テーブル 106 JARファイル受信バッファ 107 JARファイル受信部 108 Java実行システム 109 ネットワーク 110 サーバ 111 JARファイル 300 JARファイルの内部構成 301 ヘッダ 302 クラスファイル 801 JARファイル最適化処理部 802 JARファイル並べ替え部 803 クラス配置順テーブル作成部 804 最適化前JARファイル 805 クラス配置順テーブル 806 最適化後JARファイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JAR(Java ARchive)フ
    ァイル形式のJavaアプリケーションプログラムを受
    信するJARファイル受信部と、 受信したアプリケーションプログラムをJava実行シ
    ステムにより実行するアプリケーション実行部とを備
    え、 該アプリケーション実行部は前記JARファイル形式の
    Javaアプリケーションプログラムの全てを受信する
    前に起動することを特徴とするJavaアプリケーショ
    ン実行装置。
  2. 【請求項2】 JAR(Java ARchive)フ
    ァイル形式のJavaアプリケーションプログラムを受
    信するJARファイル受信部と、 受信したアプリケーションプログラムをJava実行シ
    ステムにより実行するアプリケーション実行部とを備
    え、 前記JARファイル受信部およびアプリケーション実行
    部は、それぞれJARファイル受信およびアプリケーシ
    ョン実行を並行して行うことを特徴とするJavaアプ
    リケーション実行装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2の何れか1の記
    載において、受信したJavaファイルを構成するクラ
    スファイルおよびクラスファイルの実行の順序を記録し
    たクライアントクラス管理テーブルを備えたことを特徴
    とするJavaアプリケーション実行装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項2の何れか1の記
    載において、受信したJavaファイルを構成するクラ
    スファイルおよびクラスファイルの実行の順序の平均値
    を記録したクライアントクラス管理テーブルを備えたこ
    とを特徴とするJavaアプリケーション実行装置。
  5. 【請求項5】 請求項3ないし請求項4の何れか1の記
    載において、前記実行の順序データあるいは実行の順序
    の平均値データをサーバに送信し、前記データに基づく
    順序でクラスファイルを受信することを特徴とするJa
    vaアプリケーション実行装置。
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