JP2002208071A - カード処理システム - Google Patents
カード処理システムInfo
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 24
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 6
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カード保有者の暗証番号が漏洩されることな
く暗証番号入力装置に暗証番号を入力し、決済端末によ
り決済するカード処理システムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 カードの属性を読み取る読取り手段5を
備えた決済端末1と、決済端末1と非接触で通信を行う
小型の暗証番号入力装置2と、決済端末1にネットワー
ク回線等を利用してケーブル3で接続された銀行等に配
置された上位装置4とからなる。
く暗証番号入力装置に暗証番号を入力し、決済端末によ
り決済するカード処理システムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 カードの属性を読み取る読取り手段5を
備えた決済端末1と、決済端末1と非接触で通信を行う
小型の暗証番号入力装置2と、決済端末1にネットワー
ク回線等を利用してケーブル3で接続された銀行等に配
置された上位装置4とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードの暗証番号
と入力した暗証番号とを照合することによりカード保有
者の確認を行い、その結果に基づき決済を行うカード処
理システムに関する。
と入力した暗証番号とを照合することによりカード保有
者の確認を行い、その結果に基づき決済を行うカード処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品等を販売する店舗等におい
て、銀行が発行する磁気カード(キャッシュカード)等
をいわゆるデビッドカードとして用いたカード処理シス
テムがある。このカード処理システムは、商品を購入す
る際に現金で支払うことなく店舗等に配置された決済端
末に磁気カードの属性を読み取り、暗証番号の照合によ
り一致した場合は、即座に磁気カード保有者の預金口座
から金銭の支払いの決済を行うものである。
て、銀行が発行する磁気カード(キャッシュカード)等
をいわゆるデビッドカードとして用いたカード処理シス
テムがある。このカード処理システムは、商品を購入す
る際に現金で支払うことなく店舗等に配置された決済端
末に磁気カードの属性を読み取り、暗証番号の照合によ
り一致した場合は、即座に磁気カード保有者の預金口座
から金銭の支払いの決済を行うものである。
【0003】図8は、従来のカード処理システムを示す
概略図である。
概略図である。
【0004】図8に示すように、従来のカード処理シス
テムは、決済端末100と、決済端末100にケーブル
101で電気的に接続された暗証番号入力装置102
と、決済端末100にネットワーク回線等を利用してケ
ーブル103で接続された銀行等に配置された上位装置
104とからなる。
テムは、決済端末100と、決済端末100にケーブル
101で電気的に接続された暗証番号入力装置102
と、決済端末100にネットワーク回線等を利用してケ
ーブル103で接続された銀行等に配置された上位装置
104とからなる。
【0005】決済端末100には、カード保有者の預金
口座の情報等を示すカードの属性を読み取る読取り手段
105と、商品の金額等の決済データを入力する入力手
段106とが備えられている。
口座の情報等を示すカードの属性を読み取る読取り手段
105と、商品の金額等の決済データを入力する入力手
段106とが備えられている。
【0006】暗証番号入力装置102には、暗証番号の
数字等を入力するためのキーボード部107と、遮蔽板
108とが備えられている。遮蔽板108は、暗証番号
入力装置102に暗証番号の数字等を入力する際に、他
人に入力する数字を見られないように、暗証番号入力装
置102の周辺部に設けられたものである。
数字等を入力するためのキーボード部107と、遮蔽板
108とが備えられている。遮蔽板108は、暗証番号
入力装置102に暗証番号の数字等を入力する際に、他
人に入力する数字を見られないように、暗証番号入力装
置102の周辺部に設けられたものである。
【0007】上位装置104は、磁気カード109を発
行した銀行等に配置され、磁気カード109に関するカ
ード属性及び正規の暗証番号を記憶している。
行した銀行等に配置され、磁気カード109に関するカ
ード属性及び正規の暗証番号を記憶している。
【0008】次に、この従来のカード処理システムの決
済の方法について説明する。
済の方法について説明する。
【0009】決済端末100の入力手段106から決済
端末100に商品の価格等の決済データを入力し、支払
いの決済を行うためにカード保有者の有する磁気カード
109のカードの属性を読取り手段105で読み取る。
端末100に商品の価格等の決済データを入力し、支払
いの決済を行うためにカード保有者の有する磁気カード
109のカードの属性を読取り手段105で読み取る。
【0010】その後、暗証番号入力装置102のキーボ
ード部107により磁気カード109の暗証番号を入力
する。その暗証番号のデータはケーブル101を介し決
済端末100に送信される。さらにその暗証番号のデー
タは、送信ケーブル103を介して上位装置104に送
信される。
ード部107により磁気カード109の暗証番号を入力
する。その暗証番号のデータはケーブル101を介し決
済端末100に送信される。さらにその暗証番号のデー
タは、送信ケーブル103を介して上位装置104に送
信される。
【0011】そして、上位装置104に予め記憶された
暗証番号と決済端末100から上位装置104に送信さ
れた暗証番号との照合を行い、一致した場合は磁気カー
ド109での決済処理が可能とされ、不一致の場合は決
済処理が不可能とされる。なお、決済処理が不可能とさ
れた場合には、再度暗証番号の再入力を要求するという
処理を繰り返す。
暗証番号と決済端末100から上位装置104に送信さ
れた暗証番号との照合を行い、一致した場合は磁気カー
ド109での決済処理が可能とされ、不一致の場合は決
済処理が不可能とされる。なお、決済処理が不可能とさ
れた場合には、再度暗証番号の再入力を要求するという
処理を繰り返す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カード処理システムでは、通信上においては暗証番号を
自分以外の他人に知られないように暗号化処理を行う等
の安全対策が講じられているが、カード保有者が暗証番
号入力装置102のキーボード部107のキーを操作し
て暗証番号を入力する際、他人に背後から見られたり、
キーボード部107のキー操作の操作順序により暗証番
号を推測されたりして、カード保有者の暗証番号が漏洩
するという問題があった。また、遮蔽板108は、この
問題を緩和するが、他人はキー操作等を見ようとすれば
見ることが可能であり、見られないように暗証番号入力
装置102を決済端末100の付近から離そうとして
も、決済端末100と暗証番号入力装置102はケーブ
ル101で接続されているため限界がある。
カード処理システムでは、通信上においては暗証番号を
自分以外の他人に知られないように暗号化処理を行う等
の安全対策が講じられているが、カード保有者が暗証番
号入力装置102のキーボード部107のキーを操作し
て暗証番号を入力する際、他人に背後から見られたり、
キーボード部107のキー操作の操作順序により暗証番
号を推測されたりして、カード保有者の暗証番号が漏洩
するという問題があった。また、遮蔽板108は、この
問題を緩和するが、他人はキー操作等を見ようとすれば
見ることが可能であり、見られないように暗証番号入力
装置102を決済端末100の付近から離そうとして
も、決済端末100と暗証番号入力装置102はケーブ
ル101で接続されているため限界がある。
【0013】この結果、カードを盗難あるいは偽造した
他人は、そのカードとともに不当に入手した暗証番号を
用いて商品を購入することが可能となる。従って、正規
のカード保有者は、購入していない商品にまで、金銭の
支払いを行う等の多大な被害を受けるという問題点があ
った。
他人は、そのカードとともに不当に入手した暗証番号を
用いて商品を購入することが可能となる。従って、正規
のカード保有者は、購入していない商品にまで、金銭の
支払いを行う等の多大な被害を受けるという問題点があ
った。
【0014】本発明は、上記の問題点を解決して、カー
ド保有者の暗証番号が漏洩されることなく暗証番号入力
装置に暗証番号を入力し、決済端末により決済するカー
ド処理システムを提供することを目的とする。
ド保有者の暗証番号が漏洩されることなく暗証番号入力
装置に暗証番号を入力し、決済端末により決済するカー
ド処理システムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカード処理
システムは、決済端末と、前記決済端末と非接触で通信
するカードの暗証番号を入力する暗証番号入力装置と、
前記決済端末と回線接続された上位装置とを有するもの
である。
システムは、決済端末と、前記決済端末と非接触で通信
するカードの暗証番号を入力する暗証番号入力装置と、
前記決済端末と回線接続された上位装置とを有するもの
である。
【0016】本発明に係るカード処理システムは、決済
端末と暗証番号入力装置が非接触である。従って、暗証
番号入力装置を自由に移動することができ、他人に見ら
れないようにして暗証番号入力装置に入力できる。入力
した暗証番号は、暗証番号入力装置に一時的に記憶され
ているので、他人に見られないように暗証番号を入力し
た後に、入力した暗証番号を決済端末を介して正規の暗
証番号を記憶する上位装置に送信して、暗証番号の照合
を行うことができる。
端末と暗証番号入力装置が非接触である。従って、暗証
番号入力装置を自由に移動することができ、他人に見ら
れないようにして暗証番号入力装置に入力できる。入力
した暗証番号は、暗証番号入力装置に一時的に記憶され
ているので、他人に見られないように暗証番号を入力し
た後に、入力した暗証番号を決済端末を介して正規の暗
証番号を記憶する上位装置に送信して、暗証番号の照合
を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るカ
ード処理システムについて図面を参照しながら説明す
る。
ード処理システムについて図面を参照しながら説明す
る。
【0018】(第1の実施形態)以下、第1の実施形態
に係るカード処理システムについて、図1〜図3を参照
しながら説明する。
に係るカード処理システムについて、図1〜図3を参照
しながら説明する。
【0019】図1(a)は、第1の実施形態に係るカー
ド処理システムの概略図であり、図1(b)は、第1の
実施形態に係るカード処理システムにおける決済端末の
ブロック図である。
ド処理システムの概略図であり、図1(b)は、第1の
実施形態に係るカード処理システムにおける決済端末の
ブロック図である。
【0020】図1(a)に示すように、第1の実施形態
に係るカード処理システムは、決済端末1と、決済端末
1と非接触で通信を行う小型の暗証番号入力装置2と、
ネットワーク回線等を利用して決済端末1にケーブル3
で接続された上位装置4とからなる。
に係るカード処理システムは、決済端末1と、決済端末
1と非接触で通信を行う小型の暗証番号入力装置2と、
ネットワーク回線等を利用して決済端末1にケーブル3
で接続された上位装置4とからなる。
【0021】決済端末1は、読取り手段5と、入力手段
6と、表示手段7と、赤外線を受光する受光装置として
の赤外線受信手段(第1の受信手段)8と、赤外線を発
光する発光装置としての赤外線送信手段(第1の送信手
段)9とを有している。
6と、表示手段7と、赤外線を受光する受光装置として
の赤外線受信手段(第1の受信手段)8と、赤外線を発
光する発光装置としての赤外線送信手段(第1の送信手
段)9とを有している。
【0022】図1(b)に示すように、決済端末1は、
さらに、上位装置4に信号を送信する送信手段(第2の
送信手段)10と、上位装置4から送信される信号を受
信する受信手段(第2の受信手段)11と、信号を復号
化する復号化手段12と、制御手段13とを有してい
る。
さらに、上位装置4に信号を送信する送信手段(第2の
送信手段)10と、上位装置4から送信される信号を受
信する受信手段(第2の受信手段)11と、信号を復号
化する復号化手段12と、制御手段13とを有してい
る。
【0023】読取り手段5は、銀行のキャッシュカード
等の磁気カード14を溝に通すことによって、カード保
有者の預金口座の情報等を示すカードの属性を読み取る
ものである。なお、磁気カードではなく、ICカードを
用いた場合は、ICカードの属性の読取れるような読取
り手段にすればよい。
等の磁気カード14を溝に通すことによって、カード保
有者の預金口座の情報等を示すカードの属性を読み取る
ものである。なお、磁気カードではなく、ICカードを
用いた場合は、ICカードの属性の読取れるような読取
り手段にすればよい。
【0024】入力手段6は、数字等のテンキーであり、
商品価格の金額情報等を入力するものである。なお、入
力手段6はメンブレンスイッチ、あるいはタッチパネル
でもよいし、商品の価格等の情報をバーコードで読み取
り可能なら、入力手段6を設けずにバーコード読み取り
手段に置き換えることも可能である。
商品価格の金額情報等を入力するものである。なお、入
力手段6はメンブレンスイッチ、あるいはタッチパネル
でもよいし、商品の価格等の情報をバーコードで読み取
り可能なら、入力手段6を設けずにバーコード読み取り
手段に置き換えることも可能である。
【0025】表示手段7は、入力手段6により入力され
た商品価格等の金銭情報を演算して合計の支払金額であ
る決済データを表示するものである。
た商品価格等の金銭情報を演算して合計の支払金額であ
る決済データを表示するものである。
【0026】赤外線受信手段8は、決済端末1の側面に
設けられ、暗証番号入力装置2で入力された暗証番号等
の信号を赤外線により受信するものである。
設けられ、暗証番号入力装置2で入力された暗証番号等
の信号を赤外線により受信するものである。
【0027】赤外線送信手段9は、赤外線受信手段8の
近傍に設けられ、決済端末1からの信号を暗証番号入力
装置2に赤外線により送信するものである。
近傍に設けられ、決済端末1からの信号を暗証番号入力
装置2に赤外線により送信するものである。
【0028】送信手段10は、暗証番号入力装置2で入
力された暗証番号(以下、単に「入力暗証番号」ともい
う)をケーブル3を介して上位装置4に送信するもので
ある。
力された暗証番号(以下、単に「入力暗証番号」ともい
う)をケーブル3を介して上位装置4に送信するもので
ある。
【0029】受信手段11は、上位装置4で処理された
カードの照合結果等の信号を受信するものである。
カードの照合結果等の信号を受信するものである。
【0030】復号化手段12は、暗証番号入力装置2か
ら送信される暗号化された暗証番号の信号を復号化する
ものである。
ら送信される暗号化された暗証番号の信号を復号化する
ものである。
【0031】制御手段13は、商品価格の金銭情報を演
算して、合計の支払金額である決済データを算出し、ま
た、送受信された信号を制御するものである。
算して、合計の支払金額である決済データを算出し、ま
た、送受信された信号を制御するものである。
【0032】次に、第1の実施形態に係る暗証番号入力
装置2について図2を参照しながら説明する。
装置2について図2を参照しながら説明する。
【0033】図2(a)は、第1の実施形態に係る図1
(a)における暗証番号入力装置2を拡大した拡大図で
あり、図2(b)は、第1の実施形態に係るカード処理
システムにおける暗証番号入力装置2のブロック図であ
る。
(a)における暗証番号入力装置2を拡大した拡大図で
あり、図2(b)は、第1の実施形態に係るカード処理
システムにおける暗証番号入力装置2のブロック図であ
る。
【0034】図2(a)に示すように、暗証番号入力装
置2は、暗証番号の数字等を入力するための入力手段1
5と、暗証番号入力装置2に入力した暗証番号の信号を
決済端末1に赤外線により送信する赤外線送信手段16
と、決済端末1からの信号を赤外線により受信する赤外
線受信手段17と、入力した暗証番号を表示する表示手
段18とを備えている。赤外線送信手段16は赤外線を
発光する発光装置であり、赤外線受信手段17は赤外線
を受光する受光装置である。
置2は、暗証番号の数字等を入力するための入力手段1
5と、暗証番号入力装置2に入力した暗証番号の信号を
決済端末1に赤外線により送信する赤外線送信手段16
と、決済端末1からの信号を赤外線により受信する赤外
線受信手段17と、入力した暗証番号を表示する表示手
段18とを備えている。赤外線送信手段16は赤外線を
発光する発光装置であり、赤外線受信手段17は赤外線
を受光する受光装置である。
【0035】入力手段15は、数字や文字を入力するテ
ンキー、また、誤って入力した数字等を消去するクリア
キー等を有する。また、入力手段15は、暗証番号入力
装置2に入力した暗証番号を決済端末1に送信する送信
キー15aをも有している。
ンキー、また、誤って入力した数字等を消去するクリア
キー等を有する。また、入力手段15は、暗証番号入力
装置2に入力した暗証番号を決済端末1に送信する送信
キー15aをも有している。
【0036】さらに、図2(b)に示すように、暗証番
号入力装置2は、入力した暗証番号を一時的に記憶する
記憶手段19と、暗証番号を暗号化する暗号化手段20
と、マイクロコンピュータで構成される制御手段21と
を有している。
号入力装置2は、入力した暗証番号を一時的に記憶する
記憶手段19と、暗証番号を暗号化する暗号化手段20
と、マイクロコンピュータで構成される制御手段21と
を有している。
【0037】記憶手段19はSRAM等で構成され、入
力された暗証番号を一時的に記憶するものである。ま
た、入力された暗証番号が送信キー15aにより決済端
末1に送信され、決済端末1が入力暗証番号を受信した
旨の信号を暗証番号入力装置2に送信したときに一時的
に記憶された暗証番号は消去されるよう制御手段21で
制御されている。なお、入力暗証番号が決済端末1に送
信されたときに、入力暗証番号を消去するように制御し
てもよい。
力された暗証番号を一時的に記憶するものである。ま
た、入力された暗証番号が送信キー15aにより決済端
末1に送信され、決済端末1が入力暗証番号を受信した
旨の信号を暗証番号入力装置2に送信したときに一時的
に記憶された暗証番号は消去されるよう制御手段21で
制御されている。なお、入力暗証番号が決済端末1に送
信されたときに、入力暗証番号を消去するように制御し
てもよい。
【0038】さらに、制御手段21は、暗証番号入力装
置2が受信する信号等を文字にして表示手段18に表示
し、入力した暗証番号が正しかったか、そうでないかを
暗証番号を入力したものに知らせるものである。
置2が受信する信号等を文字にして表示手段18に表示
し、入力した暗証番号が正しかったか、そうでないかを
暗証番号を入力したものに知らせるものである。
【0039】また、図示しないが、上位装置4は、磁気
カード14を発行した銀行等が有する。上位装置4は、
磁気カード14に関するカード属性及び暗証番号、磁気
カード14の正規の保有者が銀行に預金した金銭のデー
タを記憶したデータサーバである。
カード14を発行した銀行等が有する。上位装置4は、
磁気カード14に関するカード属性及び暗証番号、磁気
カード14の正規の保有者が銀行に預金した金銭のデー
タを記憶したデータサーバである。
【0040】上位装置4は、予め正規のカード保有者の
カードの属性及びカードの暗証番号を記憶した記憶手段
と、入力された暗証番号を決済端末1から受信する受信
手段と、決済端末1に信号を送信する送信手段と、制御
手段とを有する。
カードの属性及びカードの暗証番号を記憶した記憶手段
と、入力された暗証番号を決済端末1から受信する受信
手段と、決済端末1に信号を送信する送信手段と、制御
手段とを有する。
【0041】上位装置4の制御手段は、上位装置4に記
憶されたカードの属性と決済端末1から送信されるカー
ドの属性とを照合したり、上位装置4に記憶された正規
の暗証番号と暗証番号入力装置2に入力された決済端末
1を介して送信される暗証番号とを照合したりする。ま
た、上位装置4の制御手段は、その照合の結果、カード
の属性が一致しない場合はカードの利用を不可とする判
断信号を、暗証番号が一致しない場合は暗証番号が異な
る旨の判断信号を生成し、それらの判断信号を決済端末
1に送信する。
憶されたカードの属性と決済端末1から送信されるカー
ドの属性とを照合したり、上位装置4に記憶された正規
の暗証番号と暗証番号入力装置2に入力された決済端末
1を介して送信される暗証番号とを照合したりする。ま
た、上位装置4の制御手段は、その照合の結果、カード
の属性が一致しない場合はカードの利用を不可とする判
断信号を、暗証番号が一致しない場合は暗証番号が異な
る旨の判断信号を生成し、それらの判断信号を決済端末
1に送信する。
【0042】特に、暗証番号が一致しない場合は、決済
端末1を介して暗証番号入力装置2にその判断信号を送
信する。
端末1を介して暗証番号入力装置2にその判断信号を送
信する。
【0043】なお、判断信号は、カードの属性及び暗証
番号が一致する場合にも、決済端末1に送信してもよ
い。
番号が一致する場合にも、決済端末1に送信してもよ
い。
【0044】次に、第1の実施形態に係るカード処理シ
ステムの動作方法について図3を参照しながら詳細に説
明する。尚、図3は、第1の実施形態に係るカード処理
システムの動作方法のフローチャートである。
ステムの動作方法について図3を参照しながら詳細に説
明する。尚、図3は、第1の実施形態に係るカード処理
システムの動作方法のフローチャートである。
【0045】(1)決済データ生成 まず、店舗の決済端末1のオペレータが、カード保有者
が購入した商品価格に関する金銭の数値データを決済端
末1の入力手段6により入力する。決済端末1に入力し
た商品価格の数値データは制御手段13で演算され、商
品の代金の合計となる決済データが生成される。決済デ
ータは表示手段7に表示される。なおこのとき、入力す
る手段として、バーコードリーダを併用して商品の価格
を決済端末1に入力することもある。
が購入した商品価格に関する金銭の数値データを決済端
末1の入力手段6により入力する。決済端末1に入力し
た商品価格の数値データは制御手段13で演算され、商
品の代金の合計となる決済データが生成される。決済デ
ータは表示手段7に表示される。なおこのとき、入力す
る手段として、バーコードリーダを併用して商品の価格
を決済端末1に入力することもある。
【0046】(2)カードの属性読取り 次に、カード保有者は決済データの支払いの決済をする
にあたり磁気カード14をオペレータに預ける。オペレ
ータは、磁気カード14を読取り手段5に通すことによ
りカードの属性データを読取り手段5に読み取らせる。
属性データとは、銀行の口座番号、銀行の店番等を示す
ものである。
にあたり磁気カード14をオペレータに預ける。オペレ
ータは、磁気カード14を読取り手段5に通すことによ
りカードの属性データを読取り手段5に読み取らせる。
属性データとは、銀行の口座番号、銀行の店番等を示す
ものである。
【0047】(3)暗証番号入力・記憶 次に、カード保有者は、暗証番号入力装置2の入力手段
15によって、例えば4桁の暗証番号を暗証暗号入力装
置2に入力する。入力された暗証番号は、制御手段21
と暗号鍵を含む暗号化手段20により暗号化され、暗証
番号入力装置2の記憶手段19に一旦記憶される。
15によって、例えば4桁の暗証番号を暗証暗号入力装
置2に入力する。入力された暗証番号は、制御手段21
と暗号鍵を含む暗号化手段20により暗号化され、暗証
番号入力装置2の記憶手段19に一旦記憶される。
【0048】(4)入力暗証番号送信 次に、カード保有者は、暗証番号入力装置2の送信キー
15aを操作することにより、記憶手段19に暗号化さ
れ記憶された入力暗証番号を決済端末1に送信する。
15aを操作することにより、記憶手段19に暗号化さ
れ記憶された入力暗証番号を決済端末1に送信する。
【0049】(5)入力暗証番号受信・入力暗証番号消去 入力暗証番号は、暗証番号入力装置2の赤外線送信手段
16により決済端末に送信され、決済端末1の赤外線受
信手段8により受信される。
16により決済端末に送信され、決済端末1の赤外線受
信手段8により受信される。
【0050】さらに、決済端末1は、記憶手段19に記
憶された入力暗証番号を正常に受信したという確認信号
を暗証番号入力装置2に送信する。暗証番号入力装置2
が確認信号を受信すると同時に記憶手段19に一時的に
記憶された暗証番号が消去される。このように、入力暗
証番号が消去されて、暗証番号入力装置2に残らないた
め、暗証番号入力装置が盗難されても暗証番号を解読さ
れて悪用されることはない。なお、記憶手段19に記憶
された入力暗証番号の消去は、暗証番号入力装置2が決
済端末2に入力暗証番号を送信するときに消去してもよ
い。
憶された入力暗証番号を正常に受信したという確認信号
を暗証番号入力装置2に送信する。暗証番号入力装置2
が確認信号を受信すると同時に記憶手段19に一時的に
記憶された暗証番号が消去される。このように、入力暗
証番号が消去されて、暗証番号入力装置2に残らないた
め、暗証番号入力装置が盗難されても暗証番号を解読さ
れて悪用されることはない。なお、記憶手段19に記憶
された入力暗証番号の消去は、暗証番号入力装置2が決
済端末2に入力暗証番号を送信するときに消去してもよ
い。
【0051】(6)入力暗証番号受信 次に、決済端末1は、受信した入力暗証番号を復号化手
段12により復号し、暗証番号を送信手段10からケー
ブル3を介して上位装置4に送信し、上位装置4はその
入力暗証番号を受信手段により受信する。
段12により復号し、暗証番号を送信手段10からケー
ブル3を介して上位装置4に送信し、上位装置4はその
入力暗証番号を受信手段により受信する。
【0052】(7)暗証番号の照合 次に、上位装置4は、上位装置4の記憶手段に記憶され
た正規の暗証番号と、受信した入力暗証番号とを磁気カ
ード14のカード属性をもとに照合し、正規の暗証番号
と受信した入力暗証番号が一致するか否かの認証を行
う。
た正規の暗証番号と、受信した入力暗証番号とを磁気カ
ード14のカード属性をもとに照合し、正規の暗証番号
と受信した入力暗証番号が一致するか否かの認証を行
う。
【0053】(8)決済 認証の結果、正規の暗証番号と入力暗証番号が一致した
場合は、決済端末1の決済データの決済処理が行われ
る。例えば、デビッドカードとしてのアプリケーション
であればカード保有者の口座より購入金額が引き落とさ
れる。
場合は、決済端末1の決済データの決済処理が行われ
る。例えば、デビッドカードとしてのアプリケーション
であればカード保有者の口座より購入金額が引き落とさ
れる。
【0054】(9)不一致信号受信・送信 暗証番号が一致しない場合は、暗証番号が一致していな
いという不一致信号は、上位装置4の送信手段からケー
ブル3を介して決済端末1に送信され、決済端末1の受
信手段11により受信される。
いという不一致信号は、上位装置4の送信手段からケー
ブル3を介して決済端末1に送信され、決済端末1の受
信手段11により受信される。
【0055】(10)不一致信号受信 さらに、その不一致信号は、決済端末1の赤外線送信手
段9を介して暗証番号入力装置2に送信され、暗証番号
入力装置2の赤外線受信手段17を介して受信される。
暗証番号入力装置2が受信した不一致信号をもとに表示
手段18に暗証番号が一致していない旨・暗証番号を再
入力する旨等が表示され、暗証番号の再入力が促され
る。なお、暗証番号が一致していないという情報の通知
は、暗証番号入力装置2の表示手段18で行ったが、決
済端末1の表示手段7で行ってもよい。
段9を介して暗証番号入力装置2に送信され、暗証番号
入力装置2の赤外線受信手段17を介して受信される。
暗証番号入力装置2が受信した不一致信号をもとに表示
手段18に暗証番号が一致していない旨・暗証番号を再
入力する旨等が表示され、暗証番号の再入力が促され
る。なお、暗証番号が一致していないという情報の通知
は、暗証番号入力装置2の表示手段18で行ったが、決
済端末1の表示手段7で行ってもよい。
【0056】以上、第1の実施形態に係るカード処理シ
ステムの動作方法を説明したが、暗証番号入力装置2か
ら暗証番号を決済端末1に送信する際に、暗号化処理を
行ったが、赤外線データが盗まれる可能性が皆無に等し
い環境であれば、暗号化処理は行う必要がない。
ステムの動作方法を説明したが、暗証番号入力装置2か
ら暗証番号を決済端末1に送信する際に、暗号化処理を
行ったが、赤外線データが盗まれる可能性が皆無に等し
い環境であれば、暗号化処理は行う必要がない。
【0057】(第2の実施形態)以下、第2の実施形態
に係るカード処理システムについて、図4〜図6を参照
しながら説明する。
に係るカード処理システムについて、図4〜図6を参照
しながら説明する。
【0058】図4(a)は、第2の実施形態に係るカー
ド処理システムの概略図であり、図4(b)は、第2の
実施形態に係るカード処理システムにおける決済端末の
ブロック図である。
ド処理システムの概略図であり、図4(b)は、第2の
実施形態に係るカード処理システムにおける決済端末の
ブロック図である。
【0059】図4(a)に示すように、第2の実施形態
に係るカード処理システムは、第1の実施形態のカード
処理システムと同様に、決済端末22と、決済端末22
と非接触で通信を行う小型の暗証番号入力装置23と、
ネットワーク回線等を利用して決済端末22にケーブル
3で接続された銀行等に配置された上位装置4とからな
る。
に係るカード処理システムは、第1の実施形態のカード
処理システムと同様に、決済端末22と、決済端末22
と非接触で通信を行う小型の暗証番号入力装置23と、
ネットワーク回線等を利用して決済端末22にケーブル
3で接続された銀行等に配置された上位装置4とからな
る。
【0060】また、図5(a)は、第2の実施形態に係
る図4(a)における暗証番号入力装置23を拡大した
拡大図であり、図5(b)は、第2の実施形態に係るカ
ード処理システムにおける暗証番号入力装置23のブロ
ック図である。る。
る図4(a)における暗証番号入力装置23を拡大した
拡大図であり、図5(b)は、第2の実施形態に係るカ
ード処理システムにおける暗証番号入力装置23のブロ
ック図である。る。
【0061】第2の実施形態に係る決済端末22及び暗
証番号入力装置23が、第1の実施形態に係る決済端末
1及び暗証番号入力装置2と異なる点は、磁気カード1
4の属性を読み取る読取り手段24が、決済端末22で
はなく、暗証番号入力装置23に設けられた点である。
証番号入力装置23が、第1の実施形態に係る決済端末
1及び暗証番号入力装置2と異なる点は、磁気カード1
4の属性を読み取る読取り手段24が、決済端末22で
はなく、暗証番号入力装置23に設けられた点である。
【0062】図5(a)に示すように、暗証番号入力装
置23には、さらに読取り手段24が設けられている。
読取り手段24は、銀行のキャッシュカード等の磁気カ
ード14を溝に通すことにより磁気カードの属性等を読
取るものである。
置23には、さらに読取り手段24が設けられている。
読取り手段24は、銀行のキャッシュカード等の磁気カ
ード14を溝に通すことにより磁気カードの属性等を読
取るものである。
【0063】なお、図4及び図5において、図1及び図
2と同じ符号を付したものは、第1の実施の形態で説明
したものと同じなので、その説明は省略する。
2と同じ符号を付したものは、第1の実施の形態で説明
したものと同じなので、その説明は省略する。
【0064】次に、第2の実施形態に係るカード処理シ
ステムの動作方法について図6を参照しながら詳細に説
明する。尚、図6は、第2の実施形態に係るカード処理
システムの動作方法のフローチャートである。
ステムの動作方法について図6を参照しながら詳細に説
明する。尚、図6は、第2の実施形態に係るカード処理
システムの動作方法のフローチャートである。
【0065】(1)決済データ生成 まず、第1の実施形態と同様に、店舗の決済端末22の
オペレータが、カード保有者が購入した商品価格に関す
る金銭の数値データを決済端末22の入力手段6により
入力する。決済端末22に入力した商品価格の数値デー
タは制御手段13で演算され、商品の代金の合計となる
決済データが生成される。決済データは表示手段7に表
示される。なおこのとき、入力する手段として、バーコ
ードリーダを併用して商品の価格を決済端末22に入力
することもある。
オペレータが、カード保有者が購入した商品価格に関す
る金銭の数値データを決済端末22の入力手段6により
入力する。決済端末22に入力した商品価格の数値デー
タは制御手段13で演算され、商品の代金の合計となる
決済データが生成される。決済データは表示手段7に表
示される。なおこのとき、入力する手段として、バーコ
ードリーダを併用して商品の価格を決済端末22に入力
することもある。
【0066】(2)カードの属性読取り 次に、カード保有者は、決済データの支払いをするにあ
たり磁気カード14を暗証番号入力装置23の読取り手
段24の溝に通す。これにより、磁気カード14の属性
データが読取り手段24で読み取られる。
たり磁気カード14を暗証番号入力装置23の読取り手
段24の溝に通す。これにより、磁気カード14の属性
データが読取り手段24で読み取られる。
【0067】このとき、読取り手段24が、正しく属性
データを読み取った場合は、表示手段18に暗証番号を
入力することを促す表示を行い、属性データが正しく読
みとれなかった場合は、再度磁気カード14を読取り手
段24に通すことを促す表示を行い、正しく属性データ
を読むまでこれを繰り返す。
データを読み取った場合は、表示手段18に暗証番号を
入力することを促す表示を行い、属性データが正しく読
みとれなかった場合は、再度磁気カード14を読取り手
段24に通すことを促す表示を行い、正しく属性データ
を読むまでこれを繰り返す。
【0068】(3)暗証番号入力・記憶 次に、カード保有者は、磁気カード1の属性データが正
しく読まれた後、暗証番号入力装置23の入力手段15
によって、例えば4桁の暗証番号を暗証暗号入力装置2
3に入力する。読み取った属性データ及び入力された暗
証番号は、暗証番号入力装置23の記憶手段19に一旦
記憶される。
しく読まれた後、暗証番号入力装置23の入力手段15
によって、例えば4桁の暗証番号を暗証暗号入力装置2
3に入力する。読み取った属性データ及び入力された暗
証番号は、暗証番号入力装置23の記憶手段19に一旦
記憶される。
【0069】(4)入力暗証番号送信 次に、カード保有者は、暗証番号入力装置23の送信キ
ー15aを操作することにより、記憶手段19に記憶さ
れた入力暗証番号及び属性データは暗号化手段20によ
り暗号化して決済端末22に送信する。
ー15aを操作することにより、記憶手段19に記憶さ
れた入力暗証番号及び属性データは暗号化手段20によ
り暗号化して決済端末22に送信する。
【0070】(5)入力暗証番号受信・入力暗証番号消去 入力暗証番号及び属性データは、暗証番号入力装置23
の赤外線送信手段16により決済端末に送信され、決済
端末22の赤外線受信手段8により受信される。
の赤外線送信手段16により決済端末に送信され、決済
端末22の赤外線受信手段8により受信される。
【0071】さらに、決済端末22は、記憶手段19に
記憶されていた入力暗証番号及び属性データを正常に受
信したという確認信号を暗証番号入力装置23に送信す
る。暗証番号入力装置23が確認信号を受信すると同時
に記憶手段19に一時的に記憶された入力暗証番号及び
属性データが消去される。このように、入力暗証番号及
び属性データが消去されて、暗証番号入力装置2に残ら
ないため、暗証番号入力装置23が盗難されても暗証番
号を解読されて悪用されることはない。
記憶されていた入力暗証番号及び属性データを正常に受
信したという確認信号を暗証番号入力装置23に送信す
る。暗証番号入力装置23が確認信号を受信すると同時
に記憶手段19に一時的に記憶された入力暗証番号及び
属性データが消去される。このように、入力暗証番号及
び属性データが消去されて、暗証番号入力装置2に残ら
ないため、暗証番号入力装置23が盗難されても暗証番
号を解読されて悪用されることはない。
【0072】(6)入力暗証番号受信 次に、決済端末22は、受信した入力暗証番号及び属性
データを復号化手段12により復号し、入力暗証番号を
送信手段10からケーブル3を介して上位装置4に送信
し、上位装置4はその入力暗証番号を受信手段により受
信する。
データを復号化手段12により復号し、入力暗証番号を
送信手段10からケーブル3を介して上位装置4に送信
し、上位装置4はその入力暗証番号を受信手段により受
信する。
【0073】(7)暗証番号の照合 次に、上位装置4は、上位装置4の記憶手段に記憶され
た正規の暗証番号及び属性データと、受信した入力暗証
番号及び属性データが照合され、正規の暗証番号と入力
暗証番号が一致するか否かの認証を行う。
た正規の暗証番号及び属性データと、受信した入力暗証
番号及び属性データが照合され、正規の暗証番号と入力
暗証番号が一致するか否かの認証を行う。
【0074】(8)決済 認証の結果、正規の暗証番号と入力暗証番号が一致した
場合は、決済端末22の決済データの決済処理が行われ
る。例えば、デビッドカードとしてのアプリケーション
であればカード保有者の口座より購入金額が引き落とさ
れる。
場合は、決済端末22の決済データの決済処理が行われ
る。例えば、デビッドカードとしてのアプリケーション
であればカード保有者の口座より購入金額が引き落とさ
れる。
【0075】(9)不一致信号受信・送信 暗証番号が一致しない場合は、暗証番号が一致していな
いという不一致信号は、上位装置4の送信手段からケー
ブル3を介して決済端末22に送信され、決済端末22
の受信手段11により受信される。
いという不一致信号は、上位装置4の送信手段からケー
ブル3を介して決済端末22に送信され、決済端末22
の受信手段11により受信される。
【0076】(10)不一致信号受信 さらに、その不一致信号は、決済端末22の赤外線送信
手段9を介して暗証番号入力装置23に送信され、暗証
番号入力装置23の赤外線受信手段17を介して受信さ
れる。暗証番号入力装置23が受信した不一致信号をも
とに表示手段18に暗証番号が一致していない旨・暗証
番号を再入力する旨等が表示され、暗証番号の再入力が
促される。なお、暗証番号が一致していないという情報
の通知は、暗証番号入力装置23の表示手段18で行な
ったが、決済端末22の表示手段7で行ってもよい。
手段9を介して暗証番号入力装置23に送信され、暗証
番号入力装置23の赤外線受信手段17を介して受信さ
れる。暗証番号入力装置23が受信した不一致信号をも
とに表示手段18に暗証番号が一致していない旨・暗証
番号を再入力する旨等が表示され、暗証番号の再入力が
促される。なお、暗証番号が一致していないという情報
の通知は、暗証番号入力装置23の表示手段18で行な
ったが、決済端末22の表示手段7で行ってもよい。
【0077】以上、第2の実施形態に係るカード処理シ
ステムの動作方法を説明したが、暗証番号入力装置23
から暗証番号及び属性データを決済端末22に送信する
際に、暗号化処理を行なったが、赤外線データが盗まれ
る可能性が皆無に等しい環境であれば、暗号化処理は行
う必要がない。また、少なくとも暗証番号は暗号化して
おくことが好ましい。
ステムの動作方法を説明したが、暗証番号入力装置23
から暗証番号及び属性データを決済端末22に送信する
際に、暗号化処理を行なったが、赤外線データが盗まれ
る可能性が皆無に等しい環境であれば、暗号化処理は行
う必要がない。また、少なくとも暗証番号は暗号化して
おくことが好ましい。
【0078】第2の実施形態では、磁気カード14をオ
ペレータ等の他人に渡すことを必要としないので、磁気
カード14を奪われるという弊害も防止することができ
る。
ペレータ等の他人に渡すことを必要としないので、磁気
カード14を奪われるという弊害も防止することができ
る。
【0079】次に、本発明の第2の実施形態の応用例に
係るカード処理システムについて図7を用いて説明す
る。尚、図7は、第2の実施形態の応用例に係る暗証番
号入力装置25を示す概略図である。
係るカード処理システムについて図7を用いて説明す
る。尚、図7は、第2の実施形態の応用例に係る暗証番
号入力装置25を示す概略図である。
【0080】第2の実施形態の応用例に係るカード処理
システムは、図7に示すように、磁気カード14に代え
てICカード26を用いたものである。
システムは、図7に示すように、磁気カード14に代え
てICカード26を用いたものである。
【0081】ICカード26を用いるため、暗証番入力
装置25の側面部にはICカード26を挿入するスロッ
ト27が設けられている。また、図示はしないが、スロ
ット27の内部には、ICカード26のICに記憶され
た属性データを読み取るための読取り手段が設けられて
いる。ICカードは、非接触型のものでもよく、接触型
のものでもよい。
装置25の側面部にはICカード26を挿入するスロッ
ト27が設けられている。また、図示はしないが、スロ
ット27の内部には、ICカード26のICに記憶され
た属性データを読み取るための読取り手段が設けられて
いる。ICカードは、非接触型のものでもよく、接触型
のものでもよい。
【0082】なお、図7において、図5と同じ符号を付
したものは、第2の実施の形態で説明したものと同じな
ので、その説明は省略する。また、動作方法について
も、第2の実施形態と同様なので、その説明は省略す
る。
したものは、第2の実施の形態で説明したものと同じな
ので、その説明は省略する。また、動作方法について
も、第2の実施形態と同様なので、その説明は省略す
る。
【0083】
【発明の効果】本発明は、カード処理システムにおける
決済端末と暗証番号入力装置とが非接触で通信可能とす
るものである。従って、暗証番号入力装置を自由に移動
することができ、周囲に他の人がいる場合は決済端末よ
り離れた場所で暗証番号を入力し、他人に見られないよ
うにして暗証番号入力装置に入力した後、もとの場所に
もどり暗証番号を赤外線の送信手段により決済端末に送
信すれば、カード保有者の背後より他の人に暗証番号を
盗み見されたり、キーボードの操作順序等より暗証番号
を推測されたりすることがない。
決済端末と暗証番号入力装置とが非接触で通信可能とす
るものである。従って、暗証番号入力装置を自由に移動
することができ、周囲に他の人がいる場合は決済端末よ
り離れた場所で暗証番号を入力し、他人に見られないよ
うにして暗証番号入力装置に入力した後、もとの場所に
もどり暗証番号を赤外線の送信手段により決済端末に送
信すれば、カード保有者の背後より他の人に暗証番号を
盗み見されたり、キーボードの操作順序等より暗証番号
を推測されたりすることがない。
【0084】なお、暗証番号入力装置を一般的にテレビ
の操作に使用されているリモコンのサイズと同等あるい
はそれよりも小型のものとすることもできる。
の操作に使用されているリモコンのサイズと同等あるい
はそれよりも小型のものとすることもできる。
【0085】また、本発明のカード処理システムは、カ
ードの属性を読み取る読取り手段を、暗証番号入力装置
に設けてあるので、決済端末を操作する人等の他人の手
にカードを渡すことなく暗証番号の照合を行うことがで
き、カードが不慮の盗難に遭うことも減らすことができ
る。
ードの属性を読み取る読取り手段を、暗証番号入力装置
に設けてあるので、決済端末を操作する人等の他人の手
にカードを渡すことなく暗証番号の照合を行うことがで
き、カードが不慮の盗難に遭うことも減らすことができ
る。
【図1】(a)は、第1の実施形態に係るカード処理シ
ステムの概略図 (b)は、第1の実施形態に係るカード処理システムに
おける決済端末のブロック図
ステムの概略図 (b)は、第1の実施形態に係るカード処理システムに
おける決済端末のブロック図
【図2】(a)は、本発明の第1の実施形態に係る図1
(a)における暗証番号入力装置2を拡大した拡大図 (b)は、本発明の第1の実施形態に係るカード処理シ
ステムにおける暗証番号入力装置2のブロック図
(a)における暗証番号入力装置2を拡大した拡大図 (b)は、本発明の第1の実施形態に係るカード処理シ
ステムにおける暗証番号入力装置2のブロック図
【図3】本発明の第1の実施形態に係るカード処理シス
テムの動作方法のフローチャート
テムの動作方法のフローチャート
【図4】(a)は、本発明の第2の実施形態に係るカー
ド処理システムの概略図 (b)は、本発明の第2の実施形態に係るカード処理シ
ステムにおける決済端末のブロック図
ド処理システムの概略図 (b)は、本発明の第2の実施形態に係るカード処理シ
ステムにおける決済端末のブロック図
【図5】(a)は、本発明の第2の実施形態に係る図4
(a)における暗証番号入力装置23を拡大した拡大図 (b)は、第2の実施形態に係るカード処理システムに
おける暗証番号入力装置23のブロック図
(a)における暗証番号入力装置23を拡大した拡大図 (b)は、第2の実施形態に係るカード処理システムに
おける暗証番号入力装置23のブロック図
【図6】本発明の第2の実施形態に係るカード処理シス
テムの動作方法のフローチャート
テムの動作方法のフローチャート
【図7】本発明の第2の実施形態の応用例に係る暗証番
号入力装置25を示す概略図
号入力装置25を示す概略図
【図8】従来のカード処理システムを示す概略図
1、22、100 決済端末 2、23、25、102 暗証番号入力装置 3、101 ケーブル 4、104 上位装置 5、24、105 読取り手段 6、15、106 入力手段 7、18 表示手段 8、17 赤外線受信手段 9、16 赤外線送信手段 10 送信手段 11 受信手段 12 復号化手段 13、21 制御手段 14、109 磁気カード 15a 送信キー 19 記憶手段 20 暗号化手段 26 ICカード 27 スロット 107 キーボード部 108 遮蔽板
Claims (10)
- 【請求項1】 決済端末と、前記決済端末と非接触で通
信するカードの暗証番号を入力する暗証番号入力装置
と、前記決済端末と回線接続された上位装置とを有する
カード処理システム。 - 【請求項2】 前記暗証番号入力装置が、入力された入
力暗証番号を一時的に記憶する記憶手段を有することを
特徴とする請求項1に記載のカード処理システム。 - 【請求項3】 前記決済端末が、前記入力暗証番号を受
信した確認信号を前記暗証番号入力装置に送信する送信
手段を有することを特徴とする請求項2に記載のカード
処理システム。 - 【請求項4】 前記暗証番号入力装置が、前記確認信号
を受信したことに基づき前記記憶手段に記憶された前記
入力暗証番号を消去することを特徴とする請求項3に記
載のカード処理システム。 - 【請求項5】 前記決済端末は、 カードの属性を読取る読取り手段と、 前記暗証番号入力装置から送信される前記暗証番号入力
装置で入力された入力暗証番号を受信する第1の受信手
段と、 前記入力暗証番号及び前記カードの属性を前記上位装置
に送信する第2の送信手段と、 前記上位装置から送信されるカード利用の可否を判断し
た判断信号を受信する第2の受信手段と、 前記判断信号を前記暗証番号入力装置に送信する第1の
送信手段とを有し、 前記暗証番号入力装置は、 カードの暗証番号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された入力暗証番号を一時的に
記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した前記入力暗証番号を前記決済端
末に送信する送信手段と、 前記決済端末から送信された前記判断信号を受信する受
信手段とを有し、 前記上位装置は、 予めカードの暗証番号が記憶された記憶手段と、 前記決済端末から送信された前記入力暗証番号を受信す
る受信手段と、 前記上位装置に記憶された前記暗証番号と前記決済端末
から送信される前記入力暗証番号とを照合してカード利
用の可否を判断する判断信号を生成する制御手段と、 前記決済端末に前記判断信号を送信する送信手段とを有
することを特徴とする請求項1に記載のカード処理シス
テム。 - 【請求項6】 前記暗証番号入力装置は、 カードの属性を読取る読取り手段と、 カードの暗証番号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された入力暗証番号を一時的に
記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した前記入力暗証番号及び読み取っ
たカードの属性を前記決済端末に送信する送信手段と、 前記決済端末から送信された前記判断信号を受信する受
信手段とを有し、 前記決済端末は、 前記暗証番号入力装置から送信される前記入力暗証番号
及び前記カードの属性を受信する第1の受信手段と、 前記入力暗証番号及び前記カードの属性を前記上位装置
に送信する第2の送信手段と、 前記上位装置から送信されるカード利用の可否を判断し
た判断信号を受信する第2の受信手段と、 前記判断信号を前記暗証番号入力装置に送信する第1の
送信手段とを有し、 前記上位装置は、 予めカードの暗証番号が記憶された記憶手段と、 前記決済端末から送信された前記入力暗証番号を受信す
る受信手段と、 前記上位装置に記憶された前記暗証番号と前記決済端末
から送信される前記入力暗証番号とを照合してカード利
用の可否を判断する判断信号を生成する制御手段と、 前記決済端末に前記判断信号を送信する送信手段とを有
することを特徴とする請求項1に記載のカード処理シス
テム。 - 【請求項7】 前記暗証番号入力装置が、表示手段を有
し、 前記上位装置に記憶された暗証番号と前記決済端末から
前記上位装置に送信された前記入力暗証番号とが不一致
の場合に、前記入力暗証番号が一致しなかったことを前
記表示手段に表示することを特徴とする請求項5または
請求項6に記載のカード処理システム。 - 【請求項8】 前記決済端末が、表示手段を有し、 前記上位装置に記憶された暗証番号と前記決済端末から
前記上位装置に送信された前記入力暗証番号とが不一致
の場合に、前記入力暗証番号が一致しなかったことを前
記表示手段に表示することを特徴とする請求項5または
請求項6に記載のカード処理システム。 - 【請求項9】 前記暗証番号入力装置の前記送信手段及
び前記決済端末の前記第1の送信手段が赤外線を送信す
る発光装置であり、前記暗証番号入力装置の前記受信手
段及び前記決済端末の前記第1の受信手段が赤外線を受
信する受光装置であることを特徴とする請求項5または
請求項6に記載のカード処理システム。 - 【請求項10】 前記暗証番号入力装置が、前記入力暗
証番号を暗号化する暗号化手段を有し、前記決済端末
が、暗号化した前記入力暗証番号を復号化する復号化手
段を有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
かに記載のカード処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002205A JP2002208071A (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | カード処理システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=18870751
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002208071A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008242825A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Denso Wave Inc | 携帯型情報処理端末 |
JP2011048486A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Toshiba Tec Corp | 小型決済端末 |
JP2012252729A (ja) * | 2012-09-27 | 2012-12-20 | Toshiba Tec Corp | 小型決済端末 |
-
2001
- 2001-01-10 JP JP2001002205A patent/JP2002208071A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008242825A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Denso Wave Inc | 携帯型情報処理端末 |
JP2011048486A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Toshiba Tec Corp | 小型決済端末 |
JP2012252729A (ja) * | 2012-09-27 | 2012-12-20 | Toshiba Tec Corp | 小型決済端末 |
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