JP2002208001A - 指紋照合装置および指紋照合方法ならびにプログラム - Google Patents

指紋照合装置および指紋照合方法ならびにプログラム

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JP2002208001A JP2001004811A JP2001004811A JP2002208001A JP 2002208001 A JP2002208001 A JP 2002208001A JP 2001004811 A JP2001004811 A JP 2001004811A JP 2001004811 A JP2001004811 A JP 2001004811A JP 2002208001 A JP2002208001 A JP 2002208001A
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Yukio Okazaki
幸夫 岡崎
Hiroki Morimura
浩季 森村
Mamoru Nakanishi
衛 中西
Oku Kuraki
億 久良木
Kenichi Saito
賢一 斎藤
Nobunori Konaka
信典 小中
Tsutomu Yamaguchi
力 山口
Hiroki Shudo
啓樹 首藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指紋画像取り込みの対象となる指先の状態に
関係なく、指紋照合の誤判定を低減できるようにする。 【解決手段】 画像評価部103は、指紋センサ101
に読み取られた画像データより濃淡度を算出し、算出し
た濃淡度を元に画像データにおける画像の品質を判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋による凹凸を
画像データとして検出して照合を行う指紋照合装置およ
び指紋照合方法ならびにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】指紋照合を行う場合、照合精度を向上さ
せるために、指紋の凹凸が鮮明に判別できる所定の品質
の指紋画像を、照合のときに用いるようにしている。こ
の種の指紋照合装置として、文献(特開昭63−438
1号公報)に記載された指紋照合装置がある。この指紋
照合装置は、図7に示すように構成されている。
【0003】この指紋照合装置の動作について図8のフ
ローチャートを用いて説明すると、まず、入力装置70
1で対象とする指の指紋画像を取り込み(ステップS8
1)、特徴データ抽出装置702により、取り込んだ指
紋画像から指紋流線の端点や分岐点といった特徴データ
を抽出する(ステップS82)。つぎに、画像品質管理
装置703が、抽出した特徴データに基づいて指紋画像
の品質を判断する。(ステップS83)
【0004】この判断で品質がよいものと判断された指
紋画像を、照合処理装置704が記憶装置705に登録
し(ステップS84)、登録指紋画像として用いる。こ
のように、図7の指紋照合装置は、品質のよい指紋画像
を登録指紋画像として用いることで、照合時に誤判定を
低減するようにしている。取り込んだ画像の品質が悪い
ほど、偽の特徴点が多く含まれて特徴点が増加する傾向
にあるので、画像品質管理装置703では、抽出された
特徴点が所定数以上である場合には、画像の品質が悪い
と判断している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
た従来の指紋照合装置では、指紋流線の端点や分岐点と
いった特徴データを抽出するために、取り込んだ画像デ
ータの平滑化処理や2値化処理、さらに2値化処理の後
に端点や分岐点を探す処理を行っている。このため、従
来の指紋照合装置では、指紋画像の品質を判断するため
に、複雑な処理が必要となり、品質判定のための処理負
担が大きいという問題があった。
【0006】また、上述した特徴データにより品質を判
断する場合、指先に皺の多い人の指紋画像などは、特徴
データの抽出で特徴点が所定数以上に多く抽出され、取
り込んだ画像の品質が悪いと誤って判断される場合もあ
る。
【0007】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、指紋画像取り込みの対象と
なる指先の状態に関係なく、指紋照合の誤判定を低減で
きるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の指紋照合装置
は、指紋による凹凸を電気量に変換し、指紋の凹凸に対
応する指紋画像を表す画像データを出力する画像取り込
み部と、この画像取り込み部から出力された画像データ
を受け取り、この画像データの所定領域の明るさの程度
を示す濃淡度を算出し、この濃淡度が予め設定されてい
る基準値の範囲内かどうかを判断する画像評価部と、こ
の画像評価部で濃淡度が基準値の範囲内と判断された画
像データと予め用意されている登録画像データとを比較
して照合する照合手段とを備えたものである。この発明
によれば、照合対象の指紋の状態がより正確に反映され
た画像データが、照合に用いられる。
【0009】本発明の他の形態における指紋照合装置
は、指紋による凹凸を電気量に変換し、指紋の凹凸に対
応する指紋画像を表す画像データを出力する画像取り込
み部と、この画像取り込み部から出力された画像データ
を受け取り、この画像データの所定領域を複数の小領域
に分割し、各々の小領域において明るさの程度を示す濃
淡度を算出し、算出した小領域各々の濃淡度が予め設定
されている基準値の範囲内かどうかを判断する画像評価
部と、この画像評価部で小領域全ての濃淡度が基準値の
範囲内と判断された画像データと予め用意されている登
録画像データとを比較して照合する照合手段とを備えた
ものである。この発明によれば、照合対象の指紋の状態
がより正確に反映された画像データが、照合に用いられ
る。
【0010】上記発明において、画像評価部は、濃淡度
を算出する対象の領域における画像データを構成する複
数の画素のうち、例えば白以外など、所定の濃度範囲の
濃淡階調の画素数を全画素数で割ることで濃淡度を算出
する。上記発明において、画像評価部は、濃淡度が予め
設定されている基準値の範囲内かどうかを判断すると共
に、例えば白以外など、所定の濃度範囲の濃淡階調をも
つ各画素の濃淡階調のバラツキの度合いが所定の値以上
かどうかを判断し、照合手段は、画像評価部が、濃淡度
が基準値の範囲内と判断され、かつバラツキの度合いが
所定の値以上と判断された画像データと登録画像データ
とを比較して照合するものとしてもよい。
【0011】本発明の指紋照合方法は、指紋による凹凸
を電気量に変換して指紋の凹凸に対応する指紋画像を表
す画像データとし、この画像データの所定領域の明るさ
の程度を示す濃淡度を算出し、この濃淡度が予め設定さ
れている基準値の範囲内かどうかを判断し、濃淡度が基
準値の範囲内と判断された画像データと予め用意されて
いる登録画像データとを比較して照合するようにしたも
のである。この発明によれば、照合対象の指紋の状態が
より正確に反映された画像データが、照合に用いられ
る。
【0012】本発明の他の形態における指紋照合方法
は、指紋による凹凸を電気量に変換して指紋の凹凸に対
応する指紋画像を表す画像データとし、この画像データ
の所定領域を複数の小領域に分割して各々の小領域にお
いて明るさの程度を示す濃淡度を算出し、算出した小領
域各々の濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内か
どうかを判断し、この画像評価部で小領域全ての濃淡度
が基準値の範囲内と判断された画像データと予め用意さ
れている登録画像データとを比較して照合するようにし
たものである。
【0013】上記発明において、濃淡度の算出では、濃
淡度を算出する対象の領域における画像データを構成す
る複数の画素のうち、所定の濃度範囲の濃淡階調の画素
数を全画素数で割ることで濃淡度を算出すればよい。ま
た、濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内かどう
かを判断すると共に、所定の濃度範囲の濃淡階調をもつ
各画素の濃淡階調のバラツキの度合いが所定の値以上か
どうかを判断し、濃淡度が基準値の範囲内と判断され、
かつバラツキの度合いが所定の値以上と判断された画像
データと登録画像データとを比較して照合するようにし
てもよい。
【0014】上記発明において、濃淡度の算出では、濃
淡度を算出する対象の領域における画像データを構成す
る複数の画素のうち、白以外の濃淡階調の画素数を全画
素数で割ることで濃淡度を算出するようにしてもよい。
また、濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内かど
うかを判断すると共に、白以外の濃淡階調をもつ各画素
の濃淡階調のバラツキの度合いが所定の値以上かどうか
を判断し、濃淡度が基準値の範囲内と判断され、かつバ
ラツキの度合いが所定の値以上と判断された画像データ
と登録画像データとを比較して照合するようにしてもよ
い。
【0015】本発明のプログラムは、指紋による凹凸を
電気量に変換して指紋の凹凸に対応する指紋画像を表す
画像データとする処理と、この画像データの所定領域の
明るさの程度を示す濃淡度を算出する処理と、この濃淡
度が予め設定されている基準値の範囲内かどうかを判断
する処理と、濃淡度が基準値の範囲内と判断された画像
データと予め用意されている登録画像データとを比較し
て照合する処理とを備えたものである。
【0016】本発明の他の形態におけるプログラムは、
指紋による凹凸を電気量に変換して指紋の凹凸に対応す
る指紋画像を表す画像データとする処理と、この画像デ
ータの所定領域を複数の小領域に分割して各々の小領域
において明るさの程度を示す濃淡度を算出する処理と、
算出した小領域各々の濃淡度が予め設定されている基準
値の範囲内かどうかを判断する処理と、この画像評価部
で小領域全ての濃淡度が基準値の範囲内と判断された画
像データと予め用意されている登録画像データとを比較
して照合する処理とをコンピュータに実行させるための
プログラムである。
【0017】上記発明において、濃淡度の算出を行う処
理では、濃淡度を算出する対象の領域における画像デー
タを構成する複数の画素のうち、所定の濃度範囲の濃淡
階調の画素数を全画素数で割ることで濃淡度を算出す
る。また、濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内
かどうかを判断すると共に、所定の濃度範囲の濃淡階調
をもつ各画素の濃淡階調のバラツキの度合いが所定の値
以上かどうかを判断し、濃淡度が基準値の範囲内と判断
され、かつバラツキの度合いが所定の値以上と判断され
た画像データと登録画像データとを比較して照合する。
【0018】上記発明において、濃淡度の算出を行う処
理では、濃淡度を算出する対象の領域における画像デー
タを構成する複数の画素のうち、白以外の濃淡階調の画
素数を全画素数で割ることで濃淡度を算出する。また、
濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内かどうかを
判断すると共に、白以外の濃淡階調をもつ各画素の濃淡
階調のバラツキの度合いが所定の値以上かどうかを判断
し、濃淡度が基準値の範囲内と判断され、かつバラツキ
の度合いが所定の値以上と判断された画像データと登録
画像データとを比較して照合する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態
における指紋照合装置の構成を示す構成図である。本指
紋照合装置は、指紋の紋様を画像データとして読み取る
指紋センサ101と、読み取った画像データよりノイズ
を除去するなどの画像処理を加える画像処理部102と
を備えている。
【0020】指紋センサ101は、上部に配置された物
体の状態を検出する複数の検出セルが、マトリクス状に
配置されたものである。この検出セルは、例えば静電容
量を検出するものや、光量を検出するもの(例えばフォ
トダイオード)である。静電容量を検出するものの場
合、検出セルは、例えば、上部の物体が接触している状
態を「0」とし、上部の物体が検出不可能な距離まで離
れた状態を「255」とし、上部に存在する物体までの
距離に対応して256階調の多値信号を出力する。
【0021】このような、指紋センサ101上に指の指
紋部分が置かれる(接触する)と、各検出セルでは、上
部の指紋の凹凸に対応し、凸部はより「0」に近い値を
出力し、凹部はより「255」に近い値を出力する。検
出セル101aのマトリクス配置の状態を反映させ、上
述した各検出セルの出力値に濃淡を反映させて合成すれ
ば、図2に示すような指紋の紋様に対応した指紋画像を
構成する画像データが得られる。
【0022】また、本指紋照合装置は、画像処理部10
2により画像処理された指紋画像を示す画像データと、
記憶部104に記憶されている登録画像データ(登録指
紋画像)とを比較照合する指紋照合部105を備えてい
る。加えて、本実施の形態の指紋照合装置は、指紋セン
サ101に読み取られた画像データより明るさの程度を
示す濃淡度を算出し、算出した濃淡度を元に画像データ
における画像の品質判定を行う画像評価部103を備え
るようにした。画像評価部103は、例えば、図2の領
域201の範囲内における画像データを、品質判定の対
象とする。
【0023】つぎに、図1の指紋照合装置の動作につい
て、図3のフローチャートを用いて説明する。まず、ス
テップS1で、指紋センサ101がこの上に置かれた指
の指紋画像を取り込み、取り込んだ指紋画像を構成する
画像データを出力する。次いで、ステップS2で、画像
処理部102が、指紋センサ101より出力された画像
データに、ノイズを除去するなどの画像処理を施す。こ
の画像処理は、必ず必要なものではない。
【0024】つぎに、画像評価部103が、まず、画像
処理が施された画像データの領域201における濃淡度
を算出する(ステップS3)。ここで、濃淡度の算出に
関して説明する。指紋(指紋画像)を指紋センサ101
で検出して出力された画像データは、検出セルが検出し
た状態に対応して濃淡値を持ったピクセル(画素)のデ
ータ(ピクセルデータ)から構成されている。したがっ
て、指紋センサ101から出力される画像データは、各
々階調0〜255の濃淡値を持った複数のピクセルデー
タから構成されていることになる。
【0025】このピクセルデータの階調毎のピクセルの
数は、図4の度数折線で示されるようになる。図4で
は、階調0が黒を示し、階調255が白を示している。
画像評価部103は、画像データを構成するピクセルデ
ータより、「濃淡度=(ピクセルデータが階調0〜25
4に含まれるピクセルの数)/(全ピクセル数)」で示
される濃淡度を、指紋センサ101から出力された画像
データにおける画像の品質を示す指標として算出する。
【0026】この場合、白以外の濃淡階調の画素数を全
画素数で割ることで濃淡度を求めており、画像データで
示される指紋画像の濃淡度が薄ければ、上記指標の値は
小さくなり、濃淡度が濃ければ、上記指標の値は大きく
なる。また、濃淡度=(階調0〜100のピクセル数)
/(全ピクセル数)のように、所定の濃度範囲の濃淡階
調の画素数を全画素数で割ることで、濃淡度を求めるよ
うにしてもよい。
【0027】以上説明したように濃淡度を算出すると
(ステップS3)、画像評価部103は、つぎのステッ
プS4で、算出した濃淡度が予め設定されている基準値
の範囲内かどうかにより画像判断を行う。ステップS4
で、画像評価部103が、算出した濃淡度を基準値の範
囲内と判断した場合、指紋照合部105が、指紋センサ
101より出力された画像データと記憶部104に記憶
されている登録画像データとを比較して照合し、一連の
動作を終了する。この照合は、指紋センサ101より出
力された指紋画像を構成する画像データと、記憶部10
4の登録指紋画像(登録画像データ)との一致不一致
を、所定の許容誤差内で判定することで行っている。
【0028】一方、ステップS4で、画像評価部103
が、算出した濃淡度を基準値の範囲外と判断した場合、
指紋照合部105は照合を行わず、図1の指紋照合装置
は、一連の動作を終了する。このように、算出した濃淡
度が基準値の範囲外と判断された場合、例えば、利用者
に、指紋画像の取り込み状態がよくなかったことを告知
し、再度指紋の入力を求めるようにしてもよい。
【0029】図5は、指紋画像を示す画像データより算
出した濃淡度と、指紋照合部105における照合結果と
の相関を示す相関図である。図5に示すように、算出し
た濃淡度が薄いもしくは濃い場合、本人にも拘わらず本
人でないと誤判定する照合失敗率が増加している。これ
らのことにより、上述した濃淡度の基準値の範囲は、例
えば、20〜80%とすればよい。
【0030】なお、図5の相関を求める指紋照合では、
指紋センサ101が取り込んだ画像データを、図1には
示していないモニタ画面などに指紋画像として表示さ
せ、表示された指紋画像が、鮮明に指紋の状態を表示し
ているものを登録指紋画像として用いている。このた
め、相関を求める指紋照合の実験において、指紋照合部
105が照合を行うために用いる画像データによる指紋
画像が、鮮明な状態で指紋の状態を示していれば、照合
失敗率は非常に低いものとなる。
【0031】図5の相関では、画像評価部103が算出
した濃淡度が、グラフ横軸の中央部分の領域の値となっ
ていれば、照合失敗率が低くなっている。言い換えれ
ば、濃淡度が濃くなくまた薄くない適当な値の範囲内と
なっていれば、取り込んだ画像の指紋画像は、指紋セン
サ101が取り込む指紋の紋様がより的確に反映された
ものとなっている。また、指紋センサ101で指紋の紋
様を取り込むときに、紋様がかすれたりつぶれたりした
状態で指紋画像が取り込まれると、取り込まれた画像デ
ータにおいては濃淡度が所定の範囲外となり、照合が行
われない。これらのことにより、本実施の形態の指紋照
合装置によれば、誤判定を低減させることができる。
【0032】ところで、上述では、図2に示したよう
に、取り込んだ画像データによる指紋画像の中で、所定
の広さの1つの領域の濃淡度を算出するようにしたが、
これに限るものではなく、取り込んだ画像データ全てを
濃淡度の算出領域としてもよい。また、取り込んだ画像
データによる指紋画像を、複数の小領域に分割し、分割
した各領域の濃淡度を算出し、これら各々が所定の範囲
内かどうかを判断するようにしてもよい。
【0033】例えば、図6に示すように、取り込んだ画
像データによる指紋画像を、3×3の9個の小領域90
1に分割し、各小領域901の濃淡度を算出する。各小
領域901について、算出した濃淡度が基準値の範囲内
となっていれば、この画像データは照合対象として用い
る。このようにすることで、全体では濃淡度が基準値の
範囲となっていても、部分的にかすれたり部分的に指紋
による線がつぶれたような品質の悪い指紋画像は、照合
の対象から除かれるようになる。
【0034】なお、上記実施の形態では、濃淡度が基準
値の範囲内と判断された画像データを照合対象に用いる
ようにしたが、これに限るものではない。濃淡度が基準
値の範囲内となることに加え、図4に示した度数折線に
おける階調0〜254の階級における分散や標準偏差が
ある規定値以上となるなど、所定の濃度以上の濃淡階調
をもつ各ピクセルの濃淡階調のバラツキの度合いが、あ
る値以上となる画像データを照合対象に用いるようにし
てもよい。
【0035】また、例えば図3に示した動作を、コンピ
ュータに実行させるようにしても良い。すなわち、メモ
リに格納されたプログラムによるCPUの動作(制御)
で実現するようにしても良い。例えば、上記メモリに
は、指紋による凹凸を電気量に変換して指紋の凹凸に対
応する指紋画像を表す画像データとする処理と、この画
像データの所定領域の明るさの程度を示す濃淡度を算出
する処理と、この濃淡度が予め設定されている基準値の
範囲内かどうかを判断する処理と、濃淡度が基準値の範
囲内と判断された画像データと予め用意されている登録
画像データとを比較して照合する処理とを実行させるた
めのプログラムが格納され、このプログラムに基づく上
記CPUの動作(制御)により、前述した実施の形態に
おける各動作を実現するようにしても良い。
【0036】この場合、CPUは、上記プログラムによ
り動作し、まず、指紋センサ101を制御して画像を取
り込ませてこれを画像データにさせ、取り込んだ画像デ
ータより濃度値を算出し、濃度値の判定を行い、濃度値
が基準値に範囲内の場合は、メモリ、もしくは固定ディ
スク装置などに格納されている登録画像データと、取り
込んだ画像データとを比較して照合を行う。CPUによ
る照合の結果は、CPUに接続された表示部などに表示
する。
【0037】このとき、上記メモリに格納されているプ
ログラムにより、指紋による凹凸を電気量に変換して指
紋の凹凸に対応する指紋画像を表す画像データとする処
理と、この画像データの所定領域を複数の小領域に分割
して各々の小領域において明るさの程度を示す濃淡度を
算出する処理と、算出した小領域各々の濃淡度が予め設
定されている基準値の範囲内かどうかを判断する処理
と、この画像評価部で小領域全ての濃淡度が基準値の範
囲内と判断された画像データと予め用意されている登録
画像データとを比較して照合する処理とを実行させるよ
うにしてもよい。
【0038】また、前述のメモリに格納されているプロ
グラムにおいて、濃淡度の算出を行う処理では、濃淡度
を算出する対象の領域における画像データを構成する複
数の画素のうち、所定の濃度範囲の濃淡階調の画素数を
全画素数で割ることで濃淡度を算出する。また、濃淡度
が予め設定されている基準値の範囲内かどうかを判断す
ると共に、所定の濃度範囲の濃淡階調をもつ各画素の濃
淡階調のバラツキの度合いが所定の値以上かどうかを判
断し、濃淡度が基準値の範囲内と判断され、かつバラツ
キの度合いが所定の値以上と判断された画像データと登
録画像データとを比較して照合するようにしてもよい。
【0039】また、濃淡度の算出を行う処理では、濃淡
度を算出する対象の領域における画像データを構成する
複数の画素のうち、白以外の濃淡階調の画素数を全画素
数で割ることで濃淡度を算出する。また、濃淡度が予め
設定されている基準値の範囲内かどうかを判断すると共
に、白以外の濃淡階調をもつ各画素の濃淡階調のバラツ
キの度合いが所定の値以上かどうかを判断し、濃淡度が
基準値の範囲内と判断され、かつバラツキの度合いが所
定の値以上と判断された画像データと登録画像データと
を比較して照合するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指紋画像を構成している取り込んだ画像データの濃淡度
が、基準値の範囲内となっているかどうかを判断するよ
うにしたので、指紋照合の誤判定を低減できるようなる
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における指紋照合装置の
構成を示す構成図である。
【図2】 画像データを構成している指紋画像の状態を
示す説明図である。
【図3】 図1の指紋照合装置の動作を説明するフロー
チャートである。
【図4】 画像データを構成している複数のピクセルデ
ータの階調毎のピクセルの数を示す度数折線である。
【図5】 指紋画像を示す画像データより算出した濃淡
度と、指紋照合部105における照合結果との相関を示
す相関図である。
【図6】 画像データを構成している指紋画像の状態を
示す説明図である。
【図7】 従来の指紋照合装置の構成を示す構成図であ
る。
【図8】 図7の指紋照合装置の動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
101…指紋センサ、102…画像処理部、103…画
像評価部、104…記憶部、105…指紋照合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 衛 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 久良木 億 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 斎藤 賢一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小中 信典 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山口 力 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 首藤 啓樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 4C038 FF01 FF05 FG00 5B047 AA25 BA02 BB04

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指紋による凹凸を電気量に変換し、前記
    指紋の凹凸に対応する指紋画像を表す画像データを出力
    する画像取り込み部と、 この画像取り込み部から出力された画像データを受け取
    り、この画像データの所定領域の明るさの程度を示す濃
    淡度を算出し、この濃淡度が予め設定されている基準値
    の範囲内かどうかを判断する画像評価部と、 この画像評価部で前記濃淡度が前記基準値の範囲内と判
    断された画像データと予め用意されている登録画像デー
    タとを比較して照合する照合手段とを備えたことを特徴
    とする指紋照合装置。
  2. 【請求項2】 指紋による凹凸を電気量に変換し、前記
    指紋の凹凸に対応する指紋画像を表す画像データを出力
    する画像取り込み部と、 この画像取り込み部から出力された画像データを受け取
    り、この画像データの所定領域を複数の小領域に分割
    し、各々の小領域において明るさの程度を示す濃淡度を
    算出し、算出した前記小領域各々の濃淡度が予め設定さ
    れている基準値の範囲内かどうかを判断する画像評価部
    と、 この画像評価部で前記小領域全ての濃淡度が前記基準値
    の範囲内と判断された画像データと予め用意されている
    登録画像データとを比較して照合する照合手段とを備え
    たことを特徴とする指紋照合装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の指紋照合装置に
    おいて、 前記画像評価部は、濃淡度を算出する対象の領域におけ
    る前記画像データを構成する複数の画素のうち、所定の
    濃度範囲の濃淡階調の画素数を全画素数で割ることで前
    記濃淡度を算出することを特徴とする指紋照合装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の指紋照合装置において、 前記画像評価部は、前記濃淡度が予め設定されている基
    準値の範囲内かどうかを判断すると共に、前記所定の濃
    度範囲の濃淡階調をもつ各画素の濃淡階調のバラツキの
    度合いが所定の値以上かどうかを判断し、 前記照合手段は、前記画像評価部が、前記濃淡度が前記
    基準値の範囲内と判断され、かつ前記バラツキの度合い
    が前記所定の値以上と判断された画像データと前記登録
    画像データとを比較して照合するものであることを特徴
    とする指紋照合装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の指紋照合装置に
    おいて、 前記画像評価部は、濃淡度を算出する対象の領域におけ
    る前記画像データを構成する複数の画素のうち、白以外
    の濃淡階調の画素数を全画素数で割ることで前記濃淡度
    を算出することを特徴とする指紋照合装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の指紋照合装置において、 前記画像評価部は、前記濃淡度が予め設定されている基
    準値の範囲内かどうかを判断すると共に、前記白以外の
    濃淡階調をもつ各画素の濃淡階調のバラツキの度合いが
    所定の値以上かどうかを判断し、 前記照合手段は、前記画像評価部が、前記濃淡度が前記
    基準値の範囲内と判断され、かつ前記バラツキの度合い
    が前記所定の値以上と判断された画像データと前記登録
    画像データとを比較して照合するものであることを特徴
    とする指紋照合装置。
  7. 【請求項7】 指紋による凹凸を電気量に変換して前記
    指紋の凹凸に対応する指紋画像を表す画像データとし、 この画像データの所定領域の明るさの程度を示す濃淡度
    を算出し、 この濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内かどう
    かを判断し、 前記濃淡度が前記基準値の範囲内と判断された画像デー
    タと予め用意されている登録画像データとを比較して照
    合することを特徴とする指紋照合方法。
  8. 【請求項8】 指紋による凹凸を電気量に変換して前記
    指紋の凹凸に対応する指紋画像を表す画像データとし、 この画像データの所定領域を複数の小領域に分割して各
    々の小領域において明るさの程度を示す濃淡度を算出
    し、 算出した前記小領域各々の濃淡度が予め設定されている
    基準値の範囲内かどうかを判断し、 この画像評価部で前記小領域全ての濃淡度が前記基準値
    の範囲内と判断された画像データと予め用意されている
    登録画像データとを比較して照合することを特徴とする
    指紋照合方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の指紋照合方法に
    おいて、 前記濃淡度の算出では、濃淡度を算出する対象の領域に
    おける前記画像データを構成する複数の画素のうち、所
    定の濃度範囲の濃淡階調の画素数を全画素数で割ること
    で前記濃淡度を算出することを特徴とする指紋照合方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の指紋照合方法におい
    て、 前記濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内かどう
    かを判断すると共に、前記所定の濃度範囲の濃淡階調を
    もつ各画素の濃淡階調のバラツキの度合いが所定の値以
    上かどうかを判断し、 前記濃淡度が前記基準値の範囲内と判断され、かつ前記
    バラツキの度合いが前記所定の値以上と判断された画像
    データと前記登録画像データとを比較して照合すること
    を特徴とする指紋照合方法。
  11. 【請求項11】 請求項7または8記載の指紋照合方法
    において、 前記濃淡度の算出では、濃淡度を算出する対象の領域に
    おける前記画像データを構成する複数の画素のうち、白
    以外の濃淡階調の画素数を全画素数で割ることで前記濃
    淡度を算出することを特徴とする指紋照合方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の指紋照合方法におい
    て、 前記濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内かどう
    かを判断すると共に、前記白以外の濃淡階調をもつ各画
    素の濃淡階調のバラツキの度合いが所定の値以上かどう
    かを判断し、 前記濃淡度が前記基準値の範囲内と判断され、かつ前記
    バラツキの度合いが前記所定の値以上と判断された画像
    データと前記登録画像データとを比較して照合すること
    を特徴とする指紋照合方法。
  13. 【請求項13】 指紋による凹凸を電気量に変換して前
    記指紋の凹凸に対応する指紋画像を表す画像データとす
    る処理と、 この画像データの所定領域の明るさの程度を示す濃淡度
    を算出する処理と、 この濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内かどう
    かを判断する処理と、前記濃淡度が前記基準値の範囲内
    と判断された画像データと予め用意されている登録画像
    データとを比較して照合する処理とをコンピュータに実
    行させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 指紋による凹凸を電気量に変換して前
    記指紋の凹凸に対応する指紋画像を表す画像データとす
    る処理と、 この画像データの所定領域を複数の小領域に分割して各
    々の小領域において明るさの程度を示す濃淡度を算出す
    る処理と、 算出した前記小領域各々の濃淡度が予め設定されている
    基準値の範囲内かどうかを判断する処理と、 この画像評価部で前記小領域全ての濃淡度が前記基準値
    の範囲内と判断された画像データと予め用意されている
    登録画像データとを比較して照合する処理とをコンピュ
    ータに実行させるためのプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項13または14記載のプログラ
    ムにおいて、 前記濃淡度の算出を行う処理では、濃淡度を算出する対
    象の領域における前記画像データを構成する複数の画素
    のうち、所定の濃度範囲の濃淡階調の画素数を全画素数
    で割ることで前記濃淡度を算出するものであることを特
    徴とするプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のプログラムにおい
    て、 前記濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内かどう
    かを判断すると共に、前記所定の濃度範囲の濃淡階調を
    もつ各画素の濃淡階調のバラツキの度合いが所定の値以
    上かどうかを判断し、 前記濃淡度が前記基準値の範囲内と判断され、かつ前記
    バラツキの度合いが前記所定の値以上と判断された画像
    データと前記登録画像データとを比較して照合すること
    を特徴とするプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項13または14記載のプログラ
    ムにおいて、 前記濃淡度の算出を行う処理では、濃淡度を算出する対
    象の領域における前記画像データを構成する複数の画素
    のうち、白以外の濃淡階調の画素数を全画素数で割るこ
    とで前記濃淡度を算出するものであることを特徴とする
    プログラム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のプログラムにおい
    て、 前記濃淡度が予め設定されている基準値の範囲内かどう
    かを判断すると共に、前記白以外の濃淡階調をもつ各画
    素の濃淡階調のバラツキの度合いが所定の値以上かどう
    かを判断し、 前記濃淡度が前記基準値の範囲内と判断され、かつ前記
    バラツキの度合いが前記所定の値以上と判断された画像
    データと前記登録画像データとを比較して照合すること
    を特徴とするプログラム。
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JP2006072553A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Secom Co Ltd 生体情報照合装置
WO2011052036A1 (ja) 2009-10-27 2011-05-05 富士通株式会社 生体情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理用コンピュータプログラム

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