JP2002207660A - コンテンツ更新監視システム、コンテンツ更新監視方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

コンテンツ更新監視システム、コンテンツ更新監視方法、およびコンピュータプログラム

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JP2002207660A
JP2002207660A JP2001004763A JP2001004763A JP2002207660A JP 2002207660 A JP2002207660 A JP 2002207660A JP 2001004763 A JP2001004763 A JP 2001004763A JP 2001004763 A JP2001004763 A JP 2001004763A JP 2002207660 A JP2002207660 A JP 2002207660A
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JP
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contents
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Application number
JP2001004763A
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English (en)
Inventor
Junichi Inoue
純一 井上
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Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Nomura Research Institute Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定期間、コンテンツがホームページ上にお
いて正当に掲載されていたことを証明するシステムを提
供する。 【構成】 監視対象コンピュータに関するアドレスデー
タおよびコンテンツの掲載期間に関する掲載期間データ
を記憶する監視対象記憶手段と、 前記掲載期間データ
における監視タイミングを決定する監視時刻決定手段
と、 その監視時刻決定手段によって決定された最初の
監視タイミングにおいて監視対象コンピュータにて掲載
されているコンテンツを収集するコンテンツ収集手段
と、 そのコンテンツ収集手段によって収集されたコン
テンツを、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ
記憶手段と、 前記コンテンツ収集手段によって二回目
以降に収集された最新のコンテンツと、コンテンツ記憶
手段へ直前の収集時刻データとともに記憶されているコ
ンテンツとに相違点があるか否か比較する比較手段とを
備え、 その比較手段が相違点なしと判断した場合に
は、その旨およびその収集時刻データを前記コンテンツ
記憶手段へ記憶させることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
接続されたシステムを用いて提供される情報が一定期
間、更新されていないことを確認し、これを証明するシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットホームページは、公共団
体、企業、個人を問わず、また公告、広告、情報伝達な
どの広範囲の目的で利用が普及している。特に公共団体
や企業では、不特定多数または特定多数の者に対して一
定の情報を提供する目的をもってホームページを立ち上
げており、伝達される情報は社会的に極めて重要な広報
的機能を果たしている。例えば、企業が消費者に対して
商品情報を提供したり、また公共団体が様々な公共サー
ビスや安全に関する情報を住民に提供していることはそ
の好例である。
【0003】なお、本願に関連する技術として、特開平
11−39395号を発見した。この技術は、回収ロボ
ットによってコンテンツを回収し、そのコンテンツを記
録してゆくことをその中核としており、コンテンツが一
般公開されたことを証明することができる。
【0004】
【解決しようとする課題】広報、すなわち多数の者に対
する情報提供は、法的な意味においても重要な役割を果
たすことが少なくない。ある情報が広報により公知とな
っていたか否かが後の紛争、訴訟で論点のひとつとなる
こともあるからである。例えば販売された商品につい
て、後日、故障の可能性等一定の危険性があることが判
明した場合には、その企業は通常、新聞等のマスメディ
アを通じて広告記事を掲載し、可能な限り十分な情報伝
達に努めるが、それはその危険性によって生じ得る損
害、被害等を最小限に押さえるとともに、そうした努力
が法的な意味での責任を軽減する可能性を有しているか
らである。昨今では、こうした広報の一手段として、マ
スメディアとともに当該企業が有するインターネットホ
ームページが用いられている。しかし、この方法は、一
定期間確かに情報提供が行われたことを立証することが
容易ではなく、訴訟その他の場においてはどの程度信頼
され有効であるか不明な点も多い。なぜならば、そうし
たインターネットホームページは、これを運営するサー
バシステム上の情報を容易に書き換えたり取消したりす
ることができるため、極端な場合には短い期間だけ掲載
してサーバシステム上から除去することができるからで
あり、その意味で広報としての信頼性は十分にあると言
うことができない面を有している。
【0005】一方、平成12年に施行された特許法によ
れば、第29条第1項第3号では「電気通信回線を通じ
て公衆に利用可能となった発明」は新規性を喪失する旨
が記載されており、また第30条第1項では「電気通信
回線を通じて発表し」た発明はその例外として新規性喪
失に至らなかったものとみなす旨が定められている。こ
こで、インターネットホームページを利用した発明の発
表がこれらの規定に定めるものであると判断されるとす
ることについては言を待たない。しかし、インターネッ
トホームページを利用した発表であればこれら各条項が
無条件に適用される訳ではない。第29条第1項第3号
を例にとれば、ホームページ上でほんの一瞬だけ掲載し
た事実をもって新規性を喪失したものと主張することが
許されれば、実質的には発明内容を秘匿しつつ他人の権
利化を防止することを許すこととなり、特許その他知的
財産制度の趣旨に違背することになるからである。ま
た、第30条第1項についても同様に、実質的に発表し
たとは認められない形式的な発表に過ぎないのであれば
何らこれに対して保護する必要性がなくなるばかりでな
く、発表から6ヶ月間という、発表の起算点すらも不明
確となって審査は混迷することになりかねない。ここに
おいても、一定期間、確かに情報がホームページ上で削
除、訂正等されることなく、正当に掲載され、広報に供
されていたことを証明する手段が必要とされるのであ
る。
【0006】特開平11−39395号に示された技術
では、一般公開されたコンテンツが変更されていないこ
とを証明することが、容易ではない。また、回収ロボッ
トの回収タイミングが悪ければ、コンテンツの変更事実
さえ証明できない。その一方で、回収頻度を増やせば、
記憶すべきコンテンツの容量が膨大になってしまう。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、一定期
間、コンテンツがホームページ上において正当に、すな
わち変更されることなく掲載されていたことを証明する
技術を提供することにある。ここで、請求項1から請求
項10までに記載の発明の目的は、一定期間、コンテン
ツがホームページ上において正当に、すなわち変更され
ることなく掲載されていたことを証明するシステムを提
供することにある。また、請求項11から請求項13ま
でに記載の発明の目的は、一定期間、コンテンツがホー
ムページ上において正当に、すなわち変更されることな
く掲載されていたことを証明する方法を提供することに
ある。更に、請求項15から請求項18までに記載の発
明の目的は、一定期間、コンテンツがホームページ上に
おいて正当に、すなわち変更されることなく掲載されて
いたことを証明するコンピュータプログラムを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、インターネットなどの双方向通信システムを用い
て、以下の発明を提供する。
【0009】(請求項1)請求項1記載の発明は、イン
ターネットに接続された他のコンピュータシステムに掲
載されているコンテンツを監視するシステムであって、
監視対象コンピュータに関するアドレスデータおよび
コンテンツの掲載期間に関する掲載期間データを記憶す
る監視対象記憶手段と、 前記掲載期間データにおける
監視タイミングを決定する監視時刻決定手段と、 その
監視時刻決定手段によって決定された最初の監視タイミ
ングにおいて監視対象コンピュータにて掲載されている
コンテンツを収集するコンテンツ収集手段と、 そのコ
ンテンツ収集手段によって収集されたコンテンツを、収
集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記コンテンツ収集手段によって二回目以降に収集さ
れた最新のコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ直前の
収集時刻データとともに記憶されているコンテンツとに
相違点があるか否か比較する比較手段とを備え、 その
比較手段が相違点なしと判断した場合には、その収集時
刻データを前記コンテンツ記憶手段へ記憶させることと
したコンテンツ更新監視システムに係る。
【0010】(用語説明)「コンテンツ」とは、文書デ
ータ、映像データ、動画データ、音声データなど、電子
化可能なデータである。「掲載期間」と監視期間とは、
必ずしも一致しない。例えば、掲載期間の前後において
掲載していないことを監視する必要がある場合には、掲
載期間よりも監視期間の方が長くなる。「監視時刻決定
手段」は、掲載期間データや監視対象コンピュータの運
営者の希望、コンテンツの種類などから監視期間や監視
頻度を算出し、監視タイミングを決定する。「監視頻
度」は、掲載されるコンテンツの性質や、狙っている法
律的な効果などを考慮して決定される。必ずしも定期的
である必要はない。例えば、監視対象の全期間にわたっ
て一日1回、12:00にアクセスすることをでもよい
し、掲載開始日の前日および当日は一日4回ずつアクセ
スすることでもよい。また、複数のアクセスパターンを
記録しておいて、いずれかを選択すればそれにしたがっ
て自動的にアクセスするようプログラミングしておいて
も構わない。「コンテンツ収集手段」とは、例えば、通
信回線を介して監視対象コンピュータが掲載しているコ
ンテンツへアクセスし、そのコンテンツ内容をランダム
アクセスメモリへ格納する手段である。
【0011】(作用)まず、監視対象記憶手段が、監視
対象コンピュータに関するアドレスデータおよびコンテ
ンツの掲載期間に関する掲載期間データを記憶する。監
視時刻決定手段は、監視タイミングを決定する。監視タ
イミングが到来したら、前記アドレスデータを用いて監
視対象コンピュータへアクセスし、コンテンツ収集手段
によって当該監視対象コンピュータにて掲載されている
コンテンツを収集する。そのコンテンツ収集手段によっ
て収集されたコンテンツを、コンテンツ記憶手段が収集
時刻データとともに記憶する。さて、掲載期間データを
用いて、当該監視対象コンピュータへ二回目以降のアク
セスが行われたとする。すると、比較手段が、コンテン
ツ記憶手段へ直前の収集時刻データとともに記憶されて
いるコンテンツとに相違点があるか否か比較する。そし
て、その比較手段が相違点なしと判断した場合には、そ
の収集時刻データを前記コンテンツ記憶手段へ記憶させ
る。以上の作業によって、監視対象コンピュータにて掲
載され、閲覧可能とされたコンテンツが、いつ閲覧可能
であったかを、後日確認することができる。
【0012】(請求項2)請求項2記載の発明は、 イ
ンターネットに接続された他のコンピュータシステムに
掲載されているコンテンツを監視するシステムであっ
て、 監視対象コンピュータに関するアドレスデータ、
コンテンツの掲載期間に関する掲載期間データおよび掲
載予定コンテンツを記憶する監視対象記憶手段と、 前
記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する監
視時刻決定手段と、 その監視時刻決定手段によって決
定された最初の監視タイミングにおいて監視対象コンピ
ュータにて掲載されているコンテンツを収集するコンテ
ンツ収集手段と、 そのコンテンツ収集手段によって収
集されたコンテンツを、収集時刻データとともに記憶す
るコンテンツ記憶手段と、 前記コンテンツ収集手段に
よって収集されたコンテンツと、前記監視対象記憶手段
へ記憶されている掲載予定コンテンツとに相違点がある
か否か比較する比較手段とを備え、 その比較手段が相
違点なしと判断した場合には、その収集時刻データを前
記コンテンツ記憶手段へ記憶させることとしたコンテン
ツ更新監視システムに係る。
【0013】請求項2記載のコンテンツ更新監視システ
ムと請求項1記載のコンテンツ更新監視システムとの相
違点は、監視対象記憶手段が掲載予定コンテンツを記憶
し、比較手段がその掲載予定コンテンツとの相違の有無
を検証する点である。
【0014】(請求項3)請求項3記載の発明は、請求
項1または請求項2のいずれかに記載のコンテンツ更新
監視システムを限定したものであり、監視対象となるコ
ンテンツを掲載するアドレスデータとその掲載期間デー
タとを受信するデータ受信手段を備えたコンテンツ更新
監視システムに係る。なお、請求項2記載のコンテンツ
更新監視システムを限定した発明の場合、データ受信手
段が掲載予定コンテンツをも受信することとしてもよ
い。
【0015】データ受信手段は、監視対象となるコンテ
ンツを掲載するアドレスデータとその掲載期間データと
を受信する。監視対象記憶手段は、受信したアドレスデ
ータと掲載期間データとを記憶する。運営に関するデー
タの授受を、全て通信システムを用いて行うことができ
るので、管理者、被管理者とも、データ授受に関する事
務手続きを簡略化することができる。
【0016】(請求項4)請求項4記載の発明は、請求
項1から請求項3のいずれかに記載したコンテンツ更新
監視システムを限定したものであり、比較手段が相違点
ありと判断した場合には、相違する差分に該当するコン
テンツまたはすべてのコンテンツを収集時刻データとと
もにコンテンツ記憶手段へ記憶させることとしたコンテ
ンツ更新監視システムに係る。
【0017】(用語説明)「相違する差分に該当するコ
ンテンツ」とは、追加または変更されたコンテンツであ
る。部分的に削除された場合には、削除されたコンテン
ツである。
【0018】(作用)比較手段が相違点ありと判断した
場合には、相違する差分に該当するコンテンツまたはす
べてのコンテンツを収集時刻データとともにコンテンツ
記憶手段へ記憶させる。そのため、変更後のコンテンツ
がいつ閲覧可能であったかを、後日確認することができ
る。
【0019】(請求項5)請求項5記載の発明は、請求
項1から請求項4のいずれかに記載したデータ更新監視
システムを限定したものであり、監視対象コンピュータ
のコンテンツを収集できなかった場合に、コンテンツ収
集手段は、監視対象記憶手段に記録されている監視頻度
によって算出される次回予定アクセスまでの時間を短く
してアクセスし、再度コンテンツを収集することとした
コンテンツ更新監視システムに係る。
【0020】(作用)監視対象コンピュータのコンテン
ツを収集できない場合がある。例えば、ホームページ改
訂作業中や、システムダウンしている場合などである。
そのような場合、コンテンツ収集手段は、監視対象記憶
手段に記録されている監視頻度によって算出される次回
予定アクセスまでの時間を短くしてアクセスし、再度コ
ンテンツを収集する。そうすると、ホームページ改訂を
理由に監視対象コンピュータへのアクセスができなかっ
たとすれば、改訂直後にアクセスし、変更、更新された
コンテンツをいち早く収集することができることとな
る。
【0021】(請求項6)請求項6記載の発明は、請求
項1から請求項5のいずれかにに記載のデータ更新監視
システムを限定したものであり、コンテンツ記憶手段に
記憶されたコンテンツを、収集時刻データとともに出力
する出力手段を備えたコンテンツ更新監視システムに係
る。
【0022】(用語説明)「出力手段」とは、モニタや
液晶などの画面出力、紙媒体への出力手段たるプリンタ
のほか、本願に係るデータ更新監視システムのバックア
ップシステムへの出力手段をも含む趣旨である。 (作用)出力手段によって、コンテンツ記憶手段に記憶
されたコンテンツを収集時刻データとともに出力するこ
とができる。
【0023】(請求項7)請求項7記載の発明は、請求
項6に記載したコンテンツ更新監視システムを限定した
ものであり、監視対象コンピュータに対する対価を演算
する課金演算出力手段を備え、 その課金演算出力手段
は、監視期間、閲覧データ記憶量および出力手段による
出力の有無を入力して演算することとしたコンテンツ更
新監視システムに係る。 (作用)課金演算出力手段は、監視期間、閲覧データ記
憶量および出力手段による出力の有無を入力して演算す
る。この課金に対する入金よって、本願のシステムの運
営費用が捻出される。
【0024】(請求項8)請求項8記載の発明は、広報
依頼者から広報用のコンテンツを預かり、第三者に対し
て閲覧可能とするとともに、閲覧可能とした掲載内容を
監視するシステムに係る。 すなわち、広報依頼者に係
るコンテンツを第三者に対して閲覧可能とする広報サー
バと、 その広報サーバにおいて第三者の閲覧用に掲載
されているコンテンツを監視する監視サーバとを備え
る。 その監視サーバは、広報サーバのアドレスデータ
およびコンテンツの掲載期間に関する掲載期間データを
記憶する監視対象記憶手段と、 前記掲載期間データに
おける監視タイミングを決定する監視時刻決定手段と、
その監視時刻決定手段によって決定された最初の監視
タイミングにおいて広報サーバにて掲載されているコン
テンツを収集するコンテンツ収集手段と、 そのコンテ
ンツ収集手段によって収集されたコンテンツを、収集時
刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手段と、 前
記コンテンツ収集手段によって二回目以降に収集された
コンテンツと、コンテンツ記憶手段へ直前の収集時刻デ
ータとともに記憶されているコンテンツとに相違点があ
るか否か比較する比較手段とを備え、 その比較手段が
相違点なしと判断した場合には、その収集時刻データを
前記コンテンツ記憶手段へ記憶させる監視サーバとす
る。
【0025】(作用)まず、第三者への閲覧を目的とし
たコンテンツを、広報依頼者が広報サーバへ持ち込む。
この持ち込む手段は、インターネットを介するか否かは
問わない。次に、監視対象記憶手段が、広報サーバに関
するアドレスデータおよびコンテンツの掲載期間に関す
る掲載期間データを記憶する。そして、前記アドレスデ
ータおよび掲載期間データを用いて広報サーバへアクセ
スし、コンテンツ収集手段によって当該広報サーバにて
掲載されているコンテンツを収集する。そのコンテンツ
収集手段によって収集されたコンテンツを、コンテンツ
記憶手段が収集時刻データとともに記憶する。さて、掲
載期間データを用いて、当該広報サーバへ二回目以降の
アクセスが行われたとする。すると、比較手段が、コン
テンツ記憶手段へ直前の収集時刻データとともに記憶さ
れているコンテンツとに相違点があるか否か比較する。
そして、その比較手段が相違点なしと判断した場合に
は、その収集時刻データを前記コンテンツ記憶手段へ記
憶させる。広報依頼者にとっては、コンテンツを持ち込
めば、広報活動およびその管理、運営を任せることがで
きる。また、広報サーバおよび管理サーバの作業によっ
て、広報サーバにおける閲覧可能なコンテンツが、いつ
閲覧可能であったかを、後日確認することができる。
【0026】(請求項9)請求項9の発明は、広報依頼
者から広報用のコンテンツを預かり、第三者に対して閲
覧可能とするとともに、閲覧可能とした掲載内容を監視
するシステムに係る。 すなわち、広報依頼者に係るコ
ンテンツを第三者に対して閲覧可能とする広報サーバ
と、その広報サーバにおいて第三者の閲覧用に掲載され
ているコンテンツを監視する監視サーバとを備える。そ
して、その監視サーバは、広報サーバのアドレスデー
タ、コンテンツの掲載期間に関する掲載期間データおよ
び広報予定コンテンツを記憶する監視対象記憶手段と、
前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定す
る監視時刻決定手段と、 その監視時刻決定手段によっ
て決定された最初の監視タイミングにおいて広報サーバ
にて掲載されているコンテンツを収集するコンテンツ収
集手段と、 そのコンテンツ収集手段によって収集され
たコンテンツを、収集時刻データとともに記憶するコン
テンツ記憶手段と、 前記コンテンツ収集手段によって
収集されたコンテンツと、前記監視対象記憶手段へ記憶
されている広報予定コンテンツとに相違点があるか否か
比較する比較手段とを備え、 その比較手段が相違点な
しと判断した場合には、その収集時刻データを前記コン
テンツ記憶手段へ記憶させる監視サーバとする。
【0027】請求項9記載のコンテンツ更新監視システ
ムと請求項8記載のコンテンツ更新監視システムとの相
違点は、監視対象記憶手段が掲載予定コンテンツを記憶
し、比較手段がその掲載予定コンテンツとの相違の有無
を検証する点である。
【0028】請求項10記載の発明は、請求項1から請
求項9のいずれかに記載のコンテンツ更新監視システム
を限定したものであり、コンテンツ記憶手段が記憶する
収集時刻データにおける時刻は、標準時提供サーバが提
供する時刻としたコンテンツ更新監視システムに係る。
【0029】(用語説明)「標準時提供サーバ」とは、
「標準時刻」を提供している公のあるいは公共性の高い
事業者によって運営されるサーバである。国の内外を問
わないが、法的な証明などに用いるには、サーバが日本
国内に設置されていることが望ましい。
【0030】(作用)コンテンツ記憶手段は、標準時提
供サーバが提供する時刻を用いて、収集時刻データにお
ける時刻を記憶する。
【0031】(請求項11)請求項11記載の発明は、
インターネットに接続された他のコンピュータシステム
に掲載されているコンテンツを定期的に監視する方法で
あって、 監視対象コンピュータに関するアドレスデー
タおよびコンテンツの掲載期間に関する掲載期間データ
を記憶する監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データ
における監視タイミングを決定する監視時刻決定手順
と、 その監視時刻決定手順によって決定された最初の
監視タイミングにおいて、監視対象コンピュータにて掲
載されているコンテンツを収集するコンテンツ収集手順
と、 そのコンテンツ収集手順によって収集されたコン
テンツを、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ
記憶手順と、 前記コンテンツ収集手順によって二回目
以降に収集されたコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ
直前の収集時刻データとともに記憶されているコンテン
ツとに相違点があるか否か比較する比較手順と、 その
比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断した
場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶手順
とを備えたコンテンツ更新監視方法に係る。なお、比較
手順にて相違点ありと判断した場合には、相違する差分
に該当するコンテンツまたはすべてのコンテンツを収集
時刻データとともにコンテンツ記憶手段へ記憶させるこ
ととしてもよい。
【0032】(請求項12)請求項12記載の発明は、
インターネットに接続された他のコンピュータシステム
に掲載されているコンテンツを監視する方法であって、
監視対象コンピュータに関するアドレスデータ、コン
テンツの掲載期間に関する掲載期間データおよび掲載予
定コンテンツを監視対象記憶手段へ記憶する監視対象記
憶手順と、前記掲載期間データにおける監視タイミング
を決定する監視時刻決定手順と、その監視時刻決定手順
によって決定された最初の監視タイミングにおいて、監
視対象コンピュータにて掲載されているコンテンツを収
集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集手
段によって収集されたコンテンツを、収集時刻データと
ともに記憶するコンテンツ記憶手順と、 前記コンテン
ツ収集手順において収集されたコンテンツと、前記監視
対象記憶手段へ記憶されている掲載予定コンテンツとに
相違点があるか否か比較する比較手順と、 その比較手
順において両コンテンツに相違点なしと判断した場合に
は、その収集時刻データを記憶させる再記憶手順とを備
えたコンテンツ更新監視方法に係る。なお、比較手順に
て相違点ありと判断した場合には、相違する差分に該当
するコンテンツまたはすべてのコンテンツを収集時刻デ
ータとともにコンテンツ記憶手段へ記憶させることとし
てもよい。
【0033】(請求項13)請求項13記載の発明は、
広報依頼者に係るコンテンツを第三者に対して閲覧可能
とする広報サーバと、 その広報サーバにおいて第三者
の閲覧用に掲載されているコンテンツを監視する監視サ
ーバとを備えたシステムを用いた掲載内容監視方法に係
る。すなわち、その監視サーバにおいては、広報サーバ
のアドレスデータおよびコンテンツの掲載期間に関する
掲載期間データを記憶する監視対象記憶手順と、前記掲
載期間データにおける監視タイミングを決定する監視時
刻決定手順と、その監視時刻決定手順によって決定され
た最初の監視タイミングにおいて、広報サーバにて掲載
されているコンテンツを収集するコンテンツ収集手順
と、 そのコンテンツ収集手順によって収集されたコン
テンツを、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ
記憶手順と、 前記コンテンツ収集手順によって二回目
以降に収集されたコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ
直前の収集時刻データとともに記憶されているコンテン
ツとに相違点があるか否か比較する比較手順と、 その
比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断した
場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶手順
とを備えたコンテンツ更新監視方法に係る。なお、比較
手順にて相違点ありと判断した場合には、相違する差分
に該当するコンテンツまたはすべてのコンテンツを収集
時刻データとともにコンテンツ記憶手段へ記憶させるこ
ととしてもよい。
【0034】(請求項14)請求項14記載の発明は、
広報依頼者に係るコンテンツを第三者に対して閲覧可能
とする広報サーバと、その広報サーバにおいて第三者の
閲覧用に掲載されているコンテンツを定期的に監視する
監視サーバとを備えたシステムを用いた掲載内容監視方
法である。すなわち、その監視サーバにおいては、広報
サーバのアドレスデータ、コンテンツの掲載期間に関す
る掲載期間データおよび広報予定コンテンツを記憶する
監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監
視タイミングを決定する監視時刻決定手順と、 その監
視時刻決定手順によって決定された最初の監視タイミン
グにおいて、広報サーバにて掲載されているコンテンツ
を収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収
集手順によって収集されたコンテンツを、収集時刻デー
タとともに記憶するコンテンツ記憶手段と、 前記コン
テンツ収集手順によって収集されたコンテンツと、前記
監視対象記憶手段へ記憶されている広報予定コンテンツ
とに相違点があるか否か比較する比較手順とを備え、
その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断
した場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶
手順とを備えたコンテンツ更新監視方法に係る。なお、
比較手順にて相違点ありと判断した場合には、相違する
差分に該当するコンテンツまたはすべてのコンテンツを
収集時刻データとともにコンテンツ記憶手段へ記憶させ
ることとしてもよい。
【0035】(請求項15)請求項15記載の発明は、
監視対象コンピュータに関するアドレスデータおよびコ
ンテンツの掲載期間に関する掲載期間データを記憶する
監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監
視タイミングを決定する監視時刻決定手順と、 その監
視時刻決定手順によって決定された最初の監視タイミン
グにおいて、監視対象コンピュータにて掲載されている
コンテンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコ
ンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツを、収
集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手順と、
前記コンテンツ収集手順によって二回目以降に収集さ
れたコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ直前の収集時
刻データとともに記憶されているコンテンツとに相違点
があるか否か比較する比較手順と、 その比較手順にお
いて両コンテンツに相違点なしと判断した場合には、そ
の収集時刻データを記憶させる再記憶手順とをコンピュ
ータに実行させるためのコンピュータプログラムに係
る。なお、比較手順にて相違点ありと判断した場合に
は、相違する差分に該当するコンテンツまたはすべての
コンテンツを収集時刻データとともにコンテンツ記憶手
段へ記憶させる手順を含むこととしてもよい。
【0036】ここで、このコンピュータプログラムも、
コンピュータ読み取り可能な記録媒体へ記録して提供す
ることができる。また、「記録媒体」とは、それ自身で
は空間を占有し得ないプログラムを担持することができ
る媒体であり、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、CD−ROM、MO(光磁気ディ
スク)、DVD−ROM、PDなどである。
【0037】(請求項16)請求項16記載の発明は、
監視対象コンピュータに関するアドレスデータ、コンテ
ンツの掲載期間に関する掲載期間データおよび掲載予定
コンテンツを監視対象記憶手段へ記憶する監視対象記憶
手順と、 前記掲載期間データにおける監視タイミング
を決定する監視時刻決定手順と、 その監視時刻決定手
順によって決定された最初の監視タイミングにおいて、
監視対象コンピュータにて掲載されているコンテンツを
収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集
手段によって収集されたコンテンツを、収集時刻データ
とともに記憶するコンテンツ記憶手順と、 前記コンテ
ンツ収集手順において収集されたコンテンツと、前記監
視対象記憶手段へ記憶されている掲載予定コンテンツと
に相違点があるか否か比較する比較手順と、 その比較
手順において両コンテンツに相違点なしと判断した場合
には、その収集時刻データを記憶させる再記憶手順とを
コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラ
ムに係る。なお、比較手順にて相違点ありと判断した場
合には、相違する差分に該当するコンテンツまたはすべ
てのコンテンツを収集時刻データとともにコンテンツ記
憶手段へ記憶させる手順を含むこととしてもよい。
【0038】(請求項17)請求項17記載の発明は、
広報依頼者に係るコンテンツを第三者に対して閲覧可能
とする広報サーバと、 その広報サーバにおいて第三者
の閲覧用に掲載されているコンテンツを監視する監視サ
ーバとを備えたシステムを用いた掲載内容監視方法を実
現するためのコンピュータプログラムに係る。その監視
サーバにおけるプログラムは、その監視サーバにおける
プログラムは、広報サーバのアドレスデータおよびコン
テンツの掲載期間に関する掲載期間データを記憶する監
視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監視
タイミングを決定する監視時刻決定手順と、 その監視
時刻決定手順によって決定された最初の監視タイミング
において、広報サーバにて掲載されているコンテンツを
収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集
手順によって収集されたコンテンツを、収集時刻データ
とともに記憶するコンテンツ記憶手順と、 前記コンテ
ンツ収集手順によって二回目以降に収集されたコンテン
ツと、コンテンツ記憶手段へ直前の収集時刻データとと
もに記憶されているコンテンツとに相違点があるか否か
比較する比較手順と、 その比較手順において両コンテ
ンツに相違点なしと判断した場合には、その収集時刻デ
ータを記憶させる再記憶手順とを監視サーバに実行させ
るプログラムである。なお、このコンピュータプログラ
ムも、コンピュータ読み取り可能な記録媒体へ記録して
提供することができる。また、比較手順にて相違点あり
と判断した場合には、相違する差分に該当するコンテン
ツまたはすべてのコンテンツを収集時刻データとともに
コンテンツ記憶手段へ記憶させる手順を含むこととして
もよい。
【0039】(請求項18)請求項18記載の発明は、
広報依頼者に係るコンテンツを第三者に対して閲覧可能
とする広報サーバと、 その広報サーバにおいて第三者
の閲覧用に掲載されているコンテンツを定期的に監視す
る監視サーバとを備えたシステムを用いた掲載内容監視
方法を実現するためのコンピュータプログラムに係る。
その監視サーバにおいては、その監視サーバにおいて
は、広報サーバのアドレスデータ、コンテンツの掲載期
間に関する掲載期間データおよび広報予定コンテンツを
記憶する監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データに
おける監視タイミングを決定する監視時刻決定手順と、
その監視時刻決定手順によって決定された最初の監視
タイミングにおいて、広報サーバにて掲載されているコ
ンテンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコン
テンツ収集手順によって収集されたコンテンツを、収集
時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記コンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツ
と、前記監視対象記憶手段へ記憶されている広報予定コ
ンテンツとに相違点があるか否か比較する比較手順と、
その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判
断した場合には、その収集時刻データを記憶させる再記
憶手順とを監視サーバに実行させることとする。なお、
このコンピュータプログラムも、コンピュータ読み取り
可能な記録媒体へ記録して提供することができる。ま
た、比較手順にて相違点ありと判断した場合には、相違
する差分に該当するコンテンツまたはすべてのコンテン
ツを収集時刻データとともにコンテンツ記憶手段へ記憶
させる手順を含むこととしてもよい。
【0040】
【発明の実施形態】本願発明を、実施形態および図面に
したがって説明する。 (図1に示す実施形態の概要)まず、ホームーページを
介して情報(コンテンツ)を提供しようとする情報提供
者は、情報監視の依頼先(以下、「監視者」という)に
係る監視サーバへ、監視のために必要とされる内容を登
録する。監視のために必要とされる内容とは、監視対象
となるコンテンツを格納した被監視サーバ(a)ならび
に監視対象コンテンツが格納された場所を示すIPアド
レス(もしくはURL)からなるアドレスデータと、監
視を希望するコンテンツの掲載期間と、を含む。
【0041】監視サーバは、監視の趣旨や法的な効果発
生の狙い、監視の対象となるコンテンツの情報量、種類
などの性質を勘案し、被監視サーバ側が希望する掲載期
間から監視すべき監視期間、監視頻度などを決定する。
監視サーバにおいては、これらのデータは、相互に関連
付けられた一連のデータベースとして被監視サーバ管理
データベースへ格納され、管理される。そして、監視サ
ーバは、インターネットその他の通信ネットワークに接
続されており、いつでも監視対象サーバのIPアドレス
にアクセスすることができるよう設定されている。
【0042】なお、コンテンツ提供者ではなく、第三者
が同様のコンテンツを監視者に提供して他人のホームペ
ージの監視を依頼することも可能であるが、ここでは簡
略化するために情報提供者を例にとって説明する。ま
た、本実施形態では、被監視サーバが(a),(b),
(c)というように複数存在していることとする。
【0043】被監視サーバ管理データベースによって監
視時刻が到来した場合、監視サーバは、アドレスデータ
を用いて被監視サーバ(a)のIPアドレスにアクセス
する。そしてアクセスできた場合には、当該IPアドレ
スに記録されたコンテンツを読み込み、これを閲覧コン
テンツデータベースへ、アクセスした閲覧日時データと
関連づけて格納する。この格納されたデータを「第1回
目の読み取り情報」と呼ぶことにする。
【0044】監視サーバは、以降、予めのプログラミン
グにしたがい、ある期間を経過した後に再び被監視サー
バ(a)へアクセスを試みる。この動作を指定された監
視期間が終了するまで繰り返される。このアクセス間隔
は、「監視時刻決定手段」が、掲載期間データや監視対
象コンピュータの運営者の希望、コンテンツの種類など
から監視期間や監視頻度を算出し、監視タイミングとし
て決定する。その監視タイミングは、一定周期であって
もよいし、不定期であってもよい。本発明が法的な証明
手段を提供するという目的を有している以上、その期間
は可能な限り短い方が望ましいと言える。また、周期的
なアクセスに加えて不定期のアクセスを組み合わせるこ
とで、より結果としての信頼性は向上することが予想さ
れる。
【0045】アクセスを繰り返す毎に、監視サーバのラ
ンダムアクセスメモリは、指定されたIPアドレスに記
録されたコンテンツを読み込むことになる。ところで、
第2回目のアクセスでは、第1回目に読み込んだコンテ
ンツと第2回目に読み込んだコンテンツとを、比較手段
が比較する。比較手段が同一のコンテンツであることを
確認した場合には、アクセスした時刻データを記録して
いく。そして、第3回目のアクセスでは、第1回目に読
み込んだコンテンツと第3回目に読み込んだコンテンツ
とが、同一であるか否かを比較手段が確認する。
【0046】ところで、比較手段によって両コンテンツ
に差異があることが判明した場合には、監視サーバはア
クセスした日時を記録するとともに、差異があったとす
る判定結果、および当該アクセスの回で読み込んだコン
テンツをも、閲覧コンテンツデータベースへ記録するこ
ととする。なお、このとき後に読み込んだ情報について
はその全部を記録せずに、第1回目のコンテンツと異な
る差分のみを記録することでも構わない。そうすること
で記録媒体の容量を節約することができる。一方、比較
手段によって両コンテンツに差異がなかったと判明した
場合には、読み込んだ時刻データのみを記録する。
【0047】(システム負荷低減など)本実施形態を実
現するうえで、そのシステムにかかる負荷を低減するこ
とを目的として、一定回数のアクセスにおいて第1回目
の情報と異なる情報が掲載されていることを確認した場
合はその段階で以降の監視を中止することも可能とする
よう設定することもできる。なぜならば、一定期間、一
定のコンテンツが修正等されることなく掲示されている
ことを保証しようとする本発明の目的に照らし、頻繁に
コンテンツを書換えるサイトの監視を継続することは無
意味だからである。
【0048】監視サーバが行ったある回のアクセスにお
いて、指定されたアドレスからコンテンツの読み込みが
できなかった場合には、大きく2つの可能性が考えられ
る。第一の可能性としては、コンテンツ提供者が自らコ
ンテンツを削除した場合である。第二の可能性としては
ネットワークまたは相手方サーバにおける故障等の意図
せぬ不具合や相手方サーバに対する監視サーバ以外から
のアクセスが極度に増加したためにコンテンツの取得が
困難となっている場合である。
【0049】後者の場合である可能性を考えると、この
段階で監視を中止することは不適切である。しかし、逆
にこの段階では被監視サーバにおけるホームページ上で
コンテンツ掲載が中断されている可能性もあるため、次
回のアクセスはそれまでのアクセス間隔よりも短くして
頻繁にアクセスし、コンテンツが読み取れるかどうかを
確認する必要がある。そして、読み取りが可能となるま
での間はこの状態を継続する必要がある。こうすること
で、万一の故障等があった場合でも、故障に至った日時
ならびに被監視サーバが復旧した日時を概ね推定するこ
とができるようになる。
【0050】ある一定期間、こうした頻繁のアクセスを
実施してもコンテンツの読み取りが可能とならない場合
には、当該サイトの監視を中止することも可能とするよ
う設定することも可能である。なぜならば、一定期間、
一定のコンテンツが削除されることなく掲示されている
ことを保証しようとする本発明の目的に照らし、頻繁に
コンテンツを書換えるサイトの監視を継続することは、
あまり意味がないからである。
【0051】(監視期間について)図4を用いて、被監
視者によるコンテンツの「掲載期間」と、監視者による
「監視期間」との関係について説明する。上述してきた
システムは、ホームページに掲載されたことを監視する
期間を、予め登録する「監視期間テーブル」を設けた構
成としている。これは、ホームページへの掲載の開始時
期(および必要に応じて終了時期)を掲載予定期間とし
て、それを記録する。
【0052】更に、実際に当該システムが監視を開始す
るのは、ここに記載された掲載予定期間ではなく、それ
よりも一定の期間前に開始することとする。これによっ
て、「掲載」以前には掲載されていなかったことも証明
することができる。また、掲載期間を入力すると、予め
定められた期間、たとえば前の日付を生成し、監視期間
テーブルへ書き込むこととしてもよい。一方、掲載終了
の予定期間が定められた場合も、その期間満了の時点で
監視を中止するのではなく、一定期間、監視を継続する
こともできる。これによって、「掲載」以降には掲載さ
れていなかったことを証明することもできる。掲載期間
を入力すると予め定められた期間、たとえば後の日付を
生成し、監視期間テーブルへ書き込むこととしてもよ
い。
【0053】(比較対照となるコンテンツ)前述した実
施形態では、比較手段によって比較するコンテンツの基
準となるのは、第1回目に記憶したコンテンツとした。
しかし、図5に示すように、被監視サーバから予め比較
の基準となるコンテンツを預かっておき、そのコンテン
ツと監視時におけるコンテンツとを比較することとして
もよい。
【0054】(監視した「時刻」についての記録)監視
した「時刻」を記録するのは、次の3つの方法がある。
第一の方法としては、本システムのOS等が管理する日
付、時間を監視記録としてそのまま読み取る方法であ
る。簡便ではあるが、記録された時刻の客観的な信頼性
に欠けるという欠点がある。第二の方法として、本シス
テムのOS等の日付時間を日々調整する機能を有してい
る仕組みである。この方法によれば、客観的な信頼性が
第一の方法よりもやや向上する。
【0055】第三の方法として、本システムが監視しよ
うとするときに、本システムが一旦、第三者機関が管理
・提供する「標準時」サービスを行っているホームペー
ジ、たとえば、 http://www2.crl.go.jp/cgi-bin/nph-watch-j を参照し、その時間を記録することを監視結果テーブル
に記録する方法である。この方法によれば、記録された
監視時間に対し、客観性、正当性が高い。図1に示す実
施形態では、第三の方法を採用したこととして図示して
いる。すなわち、閲覧日時を記録する際に、標準時提供
サーバへアクセスし、そのサーバが提供する標準時を記
録することとしている。
【0056】(監視タイミングについての調整機能)監
視のタイミングは、下記のように随時変更することがで
きるようにすることもできる。「掲載予定期間前および
掲載予定期間終了後」については、あらかじめ定めた一
定間隔で監視していけばよい。「掲載予定期間中」につ
いては、2通りに分かれる。掲載されているコンテンツ
に変更がないことが一定期間確認されたものはその頻度
を低減して、システム負荷を軽くする。例えば、毎日5
回監視していても掲載内容に変更がない場合には1日に
1回の監視または3日に1回の監視というように、頻度
を低減する。
【0057】一方、掲載コンテンツに変更があった場合
またはアクセスに失敗した場合は、監視頻度を増す。ア
クセスに失敗した場合には、時刻データを伴った監視記
録を残せないからである。アクセスできないということ
は、ホームページの改訂中を原因とする場合が多いた
め、改訂直後の監視が行えることが望ましい。なお、監
視対象が多数となった場合、アクセス時間のバッティン
グが考えられるが、システムがタイミングを調整する。
【0058】(CD−ROM等への保存)所定の監視を
しても、監視対象となるデータがダウンロードができな
い場合などは、イメージデータ情報をそのままCD−R
OMに焼き付ける。そのCD−ROMに、全国紙の記事
など日付を特定できる証拠を同時に焼き付ければ、客観
性を高めることができる。
【0059】(図2)図2に示す実施形態は、ひとつの
被監視サーバ(a)に対して複数の監視サーバ(e)、
(f)による監視を行い、更に、それら複数の監視サー
バ(e)、(f)を監視する監視サーバ(g)を備えた
システムである。監視サーバ(e)、(f)による監視
は、前述した監視手順による。複数の監視サーバ
(e)、(f)による被監視サーバ(a)の監視が行え
るので、一方のサーバのシステムダウンなどが生じて
も、監視を引き続いて行えるなど、信頼性を高めること
ができる。監視サーバ(g)は、監視サーバ(e)、
(f)によって記録されたそれぞれの閲覧コンテンツデ
ータベースにおける記録データを、閲覧比較手段によっ
て比較し、比較結果を比較データベースへ蓄積する。こ
の監視サーバ(g)の存在によって、両監視サーバ
(e)、(f)の監視結果が一致しているデータについ
て、客観性をより高めることができる。
【0060】(図3)図3に示す実施形態は、広報代行
機関としての広報サーバと、その監視サーバとからなる
システムである。広報依頼者は、広報サーバへコンテン
ツの掲載依頼を表明し、コンテンツを提供する。コンテ
ンツを提供された広報サーバは、そのコンテンツを第三
者のアクセスに対して閲覧可能とする。閲覧可能である
かどうかの監視については、前述した監視サーバと同様
の監視システムによって監視する。なお、広報サーバに
は、どのようなアクセス者がいつアクセスしたかを記録
するアクセス監視手段と、そのアクセス記録を記録して
いくアクセス記録データベースとを備える。このアクセ
ス記録データベースに蓄積された情報によって、閲覧さ
れた情報であることについての客観的な証拠となり得
る。
【0061】(先行技術との相違点)特開平11−39
395号に記載された技術と比較すると、本願の実施形
態では、毎回全てのコンテンツを記憶するわけではない
ので、回収(収集)回数が増大した場合でも記録容量を
著しく低減することができる。また、公開したことだけ
ではなく、公開した内容が変更されていないことをも同
時に証明することができる。一方、先行技術によれば、
本願にいう「比較手段」を備えていないので、回収作業
によって「公開」を証明することができたとしても、そ
の細部についてコンテンツに変更があったかどうかを証
明するためには、全記録について再度比較する必要があ
る。
【0062】本件出願は、アクセス時刻の正当性を客観
的に証明する手段、すなわち、「標準時提供サーバが提
供する時刻」を記録するしくみを有しており、法的な意
味を含めた「証明力」が強力である。更に、本件出願は
「監視時刻決定手段」を備えることにより、フレキシブ
ルな監視タイミングを実現可能としているところにひと
つの有力な特徴がある。たとえば、監視期間において、
監視期間の初期は頻繁に、そして変更がない場合は徐々
簡素にアクセスすることもできる。また、コンテンツに
変更がある場合やアクセスが不能であった後には再度頻
繁なアクセスするなど、被監視対象が「公開」されてい
たこと、または「公開」されていなかったことの蓋然性
を高めることができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1から請求項10までに記載の発
明によれば、一定期間、コンテンツがホームページ上に
おいて正当に、すなわち変更されることなく掲載されて
いたことを証明するシステムを提供することができた。
また、請求項11から請求項14までに記載の発明によ
れば、一定期間、コンテンツがホームページ上において
正当に、すなわち変更されることなく掲載されていたこ
とを証明する方法を提供することができた。更に、請求
項15から請求項18までに記載の発明によれば、一定
期間、コンテンツがホームページ上において正当に、す
なわち変更されることなく掲載されていたことを証明す
るコンピュータプログラムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す概念図である。
【図2】本発明の第二の実施形態を示す概念図である。
【図3】本発明の第三の実施形態を示す概念図である。
【図4】本発明の実施手順例を示す概念図である。
【図5】本発明の実施手順例を示す概念図である。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットに接続された他のコンピュ
    ータシステムに掲載されているコンテンツを監視するシ
    ステムであって、 監視対象コンピュータに関するアドレスデータおよびコ
    ンテンツの掲載期間に関する掲載期間データを記憶する
    監視対象記憶手段と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手段と、 その監視時刻決定手段によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、監視対象コンピュータにて掲載され
    ているコンテンツを収集するコンテンツ収集手段と、 そのコンテンツ収集手段によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    段と、 前記コンテンツ収集手段によって二回目以降に収集され
    た最新のコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ直前の収
    集時刻データとともに記憶されているコンテンツとに相
    違点があるか否か比較する比較手段とを備え、 その比較手段が相違点なしと判断した場合には、その収
    集時刻データを前記コンテンツ記憶手段へ記憶させるこ
    ととしたコンテンツ更新監視システム。
  2. 【請求項2】インターネットに接続された他のコンピュ
    ータシステムに掲載されているコンテンツを監視するシ
    ステムであって、 監視対象コンピュータに関するアドレスデータ、コンテ
    ンツの掲載期間に関する掲載期間データおよび掲載予定
    コンテンツを記憶する監視対象記憶手段と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手段と、 その監視時刻決定手段によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、監視対象コンピュータにて掲載され
    ているコンテンツを収集するコンテンツ収集手段と、 そのコンテンツ収集手段によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    段と、 前記コンテンツ収集手段によって収集されたコンテンツ
    と、前記監視対象記憶手段へ記憶されている掲載予定コ
    ンテンツとに相違点があるか否か比較する比較手段とを
    備え、 その比較手段が相違点なしと判断した場合には、その収
    集時刻データを前記コンテンツ記憶手段へ記憶させるこ
    ととしたコンテンツ更新監視システム。
  3. 【請求項3】監視対象となるコンテンツを掲載するアド
    レスデータとその掲載期間データとを受信するデータ受
    信手段を備えた請求項1または請求項2のいずれかに記
    載のコンテンツ更新監視システム。
  4. 【請求項4】比較手段が相違点ありと判断した場合に
    は、相違する差分に該当するコンテンツまたはすべての
    コンテンツを収集時刻データとともにコンテンツ記憶手
    段へ記憶させることとした請求項1から請求項3のいず
    れかに記載したコンテンツ更新監視システム。
  5. 【請求項5】監視対象コンピュータのコンテンツを収集
    できなかった場合に、コンテンツ収集手段は、監視対象
    記憶手段に記録されている監視頻度によって算出される
    次回予定アクセスまでの時間を短くしてアクセスし、再
    度コンテンツを収集することとした請求項1から請求項
    4のいずれかに記載のコンテンツ更新監視システム。
  6. 【請求項6】コンテンツ記憶手段に記憶されたコンテン
    ツを、収集時刻データとともに出力する出力手段を備え
    た請求項1から請求項5のいずれかに記載のコンテンツ
    更新監視システム。
  7. 【請求項7】監視対象コンピュータに対する対価を演算
    する課金演算出力手段を備え、 その課金演算出力手段は、監視期間、閲覧データ記憶量
    および出力手段による出力の有無を入力して演算するこ
    ととした請求項6に記載のコンテンツ更新監視システ
    ム。
  8. 【請求項8】広報依頼者から広報用のコンテンツを預か
    り、第三者に対して閲覧可能とするとともに、閲覧可能
    とした掲載内容を監視するシステムであって、 広報依頼者に係るコンテンツを第三者に対して閲覧可能
    とする広報サーバと、 その広報サーバにおいて第三者の閲覧用に掲載されてい
    るコンテンツを監視する監視サーバとを備え、 その監視サーバは、広報サーバのアドレスデータおよび
    コンテンツの掲載期間に関する掲載期間データを記憶す
    る監視対象記憶手段と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手段と、 その監視時刻決定手段によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて広報サーバにて掲載されているコンテ
    ンツを収集するコンテンツ収集手段と、 そのコンテンツ収集手段によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    段と、 前記コンテンツ収集手段によって二回目以降に収集され
    たコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ直前の収集時刻
    データとともに記憶されているコンテンツとに相違点が
    あるか否か比較する比較手段とを備え、 その比較手段が相違点なしと判断した場合には、その収
    集時刻データを前記コンテンツ記憶手段へ記憶させる監
    視サーバとしたコンテンツ更新監視システム。
  9. 【請求項9】広報依頼者から広報用のコンテンツを預か
    り、第三者に対して閲覧可能とするとともに、閲覧可能
    とした掲載内容を監視するシステムであって、 広報依頼者に係るコンテンツを第三者に対して閲覧可能
    とする広報サーバと、その広報サーバにおいて第三者の
    閲覧用に掲載されているコンテンツを監視する監視サー
    バとを備え、 その監視サーバは、広報サーバのアドレスデータ、コン
    テンツの掲載期間に関する掲載期間データおよび広報予
    定コンテンツを記憶する監視対象記憶手段と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手段と、 その監視時刻決定手段によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて広報サーバにて掲載されているコンテ
    ンツを収集するコンテンツ収集手段と、 そのコンテンツ収集手段によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    段と、 前記コンテンツ収集手段によって収集されたコンテンツ
    と、前記監視対象記憶手段へ記憶されている広報予定コ
    ンテンツとに相違点があるか否か比較する比較手段とを
    備え、 その比較手段が相違点なしと判断した場合には、その収
    集時刻データを前記コンテンツ記憶手段へ記憶させる監
    視サーバとしたコンテンツ更新監視システム。
  10. 【請求項10】コンテンツ記憶手段が記憶する収集時刻
    データにおける時刻は、標準時提供サーバが提供する時
    刻とした請求項1から請求項9のいずれかに記載のコン
    テンツ更新監視システム。
  11. 【請求項11】インターネットに接続された他のコンピ
    ュータシステムに掲載されているコンテンツを監視する
    方法であって、 監視対象コンピュータに関するアドレスデータおよびコ
    ンテンツの掲載期間に関する掲載期間データを記憶する
    監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手順と、 その監視時刻決定手順によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、監視対象コンピュータにて掲載され
    ているコンテンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    順と、 前記コンテンツ収集手順によって二回目以降に収集され
    たコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ直前の収集時刻
    データとともに記憶されているコンテンツとに相違点が
    あるか否か比較する比較手順と、 その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断
    した場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶
    手順とを備えたコンテンツ更新監視方法。
  12. 【請求項12】インターネットに接続された他のコンピ
    ュータシステムに掲載されているコンテンツを監視する
    方法であって、 監視対象コンピュータに関するアドレスデータ、コンテ
    ンツの掲載期間に関する掲載期間データおよび掲載予定
    コンテンツを監視対象記憶手段へ記憶する監視対象記憶
    手順と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手順と、 その監視時刻決定手順によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、監視対象コンピュータにて掲載され
    ているコンテンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集手段によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    順と、 前記コンテンツ収集手順において収集されたコンテンツ
    と、前記監視対象記憶手段へ記憶されている掲載予定コ
    ンテンツとに相違点があるか否か比較する比較手順と、 その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断
    した場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶
    手順とを備えたコンテンツ更新監視方法。
  13. 【請求項13】広報依頼者に係るコンテンツを第三者に
    対して閲覧可能とする広報サーバと、 その広報サーバにおいて第三者の閲覧用に掲載されてい
    るコンテンツを監視する監視サーバとを備えたシステム
    を用いた掲載内容監視方法であって、 その監視サーバにおいては、広報サーバのアドレスデー
    タおよびコンテンツの掲載期間に関する掲載期間データ
    を記憶する監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手順と、 その監視時刻決定手順によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、広報サーバにて掲載されているコン
    テンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    順と、 前記コンテンツ収集手順によって二回目以降に収集され
    たコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ直前の収集時刻
    データとともに記憶されているコンテンツとに相違点が
    あるか否か比較する比較手順と、 その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断
    した場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶
    手順とを備えたコンテンツ更新監視方法。
  14. 【請求項14】広報依頼者に係るコンテンツを第三者に
    対して閲覧可能とする広報サーバと、 その広報サーバにおいて第三者の閲覧用に掲載されてい
    るコンテンツを定期的に監視する監視サーバとを備えた
    システムを用いた掲載内容監視方法であって、 その監視サーバにおいては、広報サーバのアドレスデー
    タ、コンテンツの掲載期間に関する掲載期間データおよ
    び広報予定コンテンツを記憶する監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手順と、 その監視時刻決定手順によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、広報サーバにて掲載されているコン
    テンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    段と、 前記コンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツ
    と、前記監視対象記憶手段へ記憶されている広報予定コ
    ンテンツとに相違点があるか否か比較する比較手順とを
    備え、 その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断
    した場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶
    手順とを備えたコンテンツ更新監視方法。
  15. 【請求項15】監視対象コンピュータに関するアドレス
    データおよびコンテンツの掲載期間に関する掲載期間デ
    ータを記憶する監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手順と、 その監視時刻決定手順によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、監視対象コンピュータにて掲載され
    ているコンテンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    順と、 前記コンテンツ収集手順によって二回目以降に収集され
    たコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ直前の収集時刻
    データとともに記憶されているコンテンツとに相違点が
    あるか否か比較する比較手順と、 その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断
    した場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶
    手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータ
    プログラム。
  16. 【請求項16】監視対象コンピュータに関するアドレス
    データ、コンテンツの掲載期間に関する掲載期間データ
    および掲載予定コンテンツを監視対象記憶手段へ記憶す
    る監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手順と、 その監視時刻決定手順によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、監視対象コンピュータにて掲載され
    ているコンテンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集手段によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    順と、 前記コンテンツ収集手順において収集されたコンテンツ
    と、前記監視対象記憶手段へ記憶されている掲載予定コ
    ンテンツとに相違点があるか否か比較する比較手順と、 その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断
    した場合には、相違点がなかった旨およびその収集時刻
    データを記憶させる再記憶手順とをコンピュータに実行
    させるためのコンピュータプログラム。
  17. 【請求項17】広報依頼者に係るコンテンツを第三者に
    対して閲覧可能とする広報サーバと、 その広報サーバにおいて第三者の閲覧用に掲載されてい
    るコンテンツを監視する監視サーバとを備えたシステム
    を用いた掲載内容監視方法を実現するためのコンピュー
    タプログラムであって、 その監視サーバにおけるプログラムは、広報サーバのア
    ドレスデータおよびコンテンツの掲載期間に関する掲載
    期間データを記憶する監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手順と、 その監視時刻決定手順によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、広報サーバにて掲載されているコン
    テンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    順と、 前記コンテンツ収集手順によって二回目以降に収集され
    たコンテンツと、コンテンツ記憶手段へ直前の収集時刻
    データとともに記憶されているコンテンツとに相違点が
    あるか否か比較する比較手順と、 その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断
    した場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶
    手順とを監視サーバに実行させるプログラムとしたコン
    ピュータプログラム。
  18. 【請求項18】広報依頼者に係るコンテンツを第三者に
    対して閲覧可能とする広報サーバと、 その広報サーバにおいて第三者の閲覧用に掲載されてい
    るコンテンツを定期的に監視する監視サーバとを備えた
    システムを用いた掲載内容監視方法を実現するためのコ
    ンピュータプログラムであって、 その監視サーバにおいては、広報サーバのアドレスデー
    タ、コンテンツの掲載期間に関する掲載期間データおよ
    び広報予定コンテンツを記憶する監視対象記憶手順と、 前記掲載期間データにおける監視タイミングを決定する
    監視時刻決定手順と、 その監視時刻決定手順によって決定された最初の監視タ
    イミングにおいて、広報サーバにて掲載されているコン
    テンツを収集するコンテンツ収集手順と、 そのコンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツ
    を、収集時刻データとともに記憶するコンテンツ記憶手
    段と、 前記コンテンツ収集手順によって収集されたコンテンツ
    と、前記監視対象記憶手段へ記憶されている広報予定コ
    ンテンツとに相違点があるか否か比較する比較手順と、 その比較手順において両コンテンツに相違点なしと判断
    した場合には、その収集時刻データを記憶させる再記憶
    手順とを監視サーバに実行させるプログラムとしたコン
    ピュータプログラム。
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