JP2002204392A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体Info
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- JP2002204392A JP2002204392A JP2000400032A JP2000400032A JP2002204392A JP 2002204392 A JP2002204392 A JP 2002204392A JP 2000400032 A JP2000400032 A JP 2000400032A JP 2000400032 A JP2000400032 A JP 2000400032A JP 2002204392 A JP2002204392 A JP 2002204392A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 対象動画において、カメラのパン等による滑
らかなシーンの変化であっても、当該シーンの変化(シ
ーンチェンジ)を正確に検出できる画像処理装置を提供
する。 【解決手段】 シーンチェンジ検出手段205は、対象
動画像中の明確なシーン区間において、2つのフレーム
画像間の類似度に基づいて、当該2つのフレーム画像間
のシーンチェンジを検出する。
らかなシーンの変化であっても、当該シーンの変化(シ
ーンチェンジ)を正確に検出できる画像処理装置を提供
する。 【解決手段】 シーンチェンジ検出手段205は、対象
動画像中の明確なシーン区間において、2つのフレーム
画像間の類似度に基づいて、当該2つのフレーム画像間
のシーンチェンジを検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、動画から
シーンの変わり目(以下、「シーン変化点」又は「シー
ンチェンジ」と言う)を検出するための装置或いはシス
テムに用いられる、画像処理装置、画像処理システム、
画像処理方法、及びそれを実施するための処理ステップ
をコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体に関する
ものである。
シーンの変わり目(以下、「シーン変化点」又は「シー
ンチェンジ」と言う)を検出するための装置或いはシス
テムに用いられる、画像処理装置、画像処理システム、
画像処理方法、及びそれを実施するための処理ステップ
をコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、動画からシーンチェン
ジを検出(抽出)する方法としては、対象フレームの前
後の数フレームに関する画像特徴量を取得し、その変化
を求めることで、カットやディゾルブ、或いはワイプ等
のシーンチェンジを検出する方法がある。
ジを検出(抽出)する方法としては、対象フレームの前
後の数フレームに関する画像特徴量を取得し、その変化
を求めることで、カットやディゾルブ、或いはワイプ等
のシーンチェンジを検出する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のシーンチェンジ検出方法は、対象フレー
ムの前後の数フレームを考慮した局所的なシーンチェン
ジを検出するのには有効であるが、例えば、カメラのゆ
っくりとしたシフト(パン等)による、ゆっくりとした
変化(滑らかなシーンの変化)を検出することができな
かった。これは、シーンチェンジのフレームを、動画の
シーンを代表するフレームとして取得する場合等に非常
に不都合である。
たような従来のシーンチェンジ検出方法は、対象フレー
ムの前後の数フレームを考慮した局所的なシーンチェン
ジを検出するのには有効であるが、例えば、カメラのゆ
っくりとしたシフト(パン等)による、ゆっくりとした
変化(滑らかなシーンの変化)を検出することができな
かった。これは、シーンチェンジのフレームを、動画の
シーンを代表するフレームとして取得する場合等に非常
に不都合である。
【0004】他方、ゆっくりとしたシーンチェンジにお
いては、シーン変化前、シーン変化後のフレームだけで
はなく、当該のシーンの内容をより良く把握するために
はそれらのシーン変化の中間で、更に幾つかのシーンを
代表するフレーム(ローカルなシーン変化点に対応す
る)が必要であり、特にカメラのパンにおいては刻々と
映っている内容が変化しているので顕著な問題である。
いては、シーン変化前、シーン変化後のフレームだけで
はなく、当該のシーンの内容をより良く把握するために
はそれらのシーン変化の中間で、更に幾つかのシーンを
代表するフレーム(ローカルなシーン変化点に対応す
る)が必要であり、特にカメラのパンにおいては刻々と
映っている内容が変化しているので顕著な問題である。
【0005】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、対象動画において、カメラのパ
ン等による滑らかなシーンの変化であっても、当該シー
ンの変化(シーンチェンジ)を正確に検出できる、画像
処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びそれ
を実施するための処理ステップをコンピュータが読出可
能に格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
ために成されたもので、対象動画において、カメラのパ
ン等による滑らかなシーンの変化であっても、当該シー
ンの変化(シーンチェンジ)を正確に検出できる、画像
処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びそれ
を実施するための処理ステップをコンピュータが読出可
能に格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、動画像を処理する画像処理装置であっ
て、対象動画像中の2つのフレーム画像間の類似度を取
得する類似度取得手段と、上記類似度取得手段により得
られた類似度に基づいて、上記2つのフレーム画像間の
シーンチェンジを検出する第1のシーンチェンジ検出手
段とを備えることを特徴とする。
第1の発明は、動画像を処理する画像処理装置であっ
て、対象動画像中の2つのフレーム画像間の類似度を取
得する類似度取得手段と、上記類似度取得手段により得
られた類似度に基づいて、上記2つのフレーム画像間の
シーンチェンジを検出する第1のシーンチェンジ検出手
段とを備えることを特徴とする。
【0007】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記類似度取得手段は、対象動画像中において、第1の
フレームと第2のフレームの間の任意の第3のフレーム
と当該第1のフレームの第1の類似度、及び当該第3の
フレームと当該第2のフレームの第2の類似度をそれぞ
れ取得し、上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記
第1の類似度及び上記第2の類似度と所定の閾値の比較
結果に基づいて、上記第1のフレーム又は上記第2のフ
レームをシーンチェンジのフレームとして検出すること
を特徴とする。
上記類似度取得手段は、対象動画像中において、第1の
フレームと第2のフレームの間の任意の第3のフレーム
と当該第1のフレームの第1の類似度、及び当該第3の
フレームと当該第2のフレームの第2の類似度をそれぞ
れ取得し、上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記
第1の類似度及び上記第2の類似度と所定の閾値の比較
結果に基づいて、上記第1のフレーム又は上記第2のフ
レームをシーンチェンジのフレームとして検出すること
を特徴とする。
【0008】第3の発明は、上記第2の発明において、
上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記所定の閾値
より低い類似度を有する上記第1のフレーム又は上記第
2のフレームをシーンチェンジのフレームとして検出す
ることを特徴とする。
上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記所定の閾値
より低い類似度を有する上記第1のフレーム又は上記第
2のフレームをシーンチェンジのフレームとして検出す
ることを特徴とする。
【0009】第4の発明は、上記第1の発明において、
対象動画中のシーンチェンジを検出する第2のシーンチ
ェンジ検出手段と、上記第2のシーンチェンジ検出手段
の検出結果に基づいて、対象動画像を部分動画像に分割
する動画像分割手段とを備え、上記類似度取得手段は、
上記動画像分割手段による部分動画像の2つのフレーム
画像間の類似度を取得し、上記第1のシーンチェンジ検
出手段は、上記類似度取得手段により得られた類似度に
基づいて、上記シーンチェンジ検出を行うことを特徴と
する。
対象動画中のシーンチェンジを検出する第2のシーンチ
ェンジ検出手段と、上記第2のシーンチェンジ検出手段
の検出結果に基づいて、対象動画像を部分動画像に分割
する動画像分割手段とを備え、上記類似度取得手段は、
上記動画像分割手段による部分動画像の2つのフレーム
画像間の類似度を取得し、上記第1のシーンチェンジ検
出手段は、上記類似度取得手段により得られた類似度に
基づいて、上記シーンチェンジ検出を行うことを特徴と
する。
【0010】第5の発明は、上記第4の発明において、
上記動画像分割手段による部分動画像を細分化するか否
かを判定する細分化判定手段と、上記細分化判定手段の
判定結果に基づいて、上記部分動画像を複数の部分動画
像に細分化する部分動画像細分化手段とを備え、上記類
似度取得手段は、上記部分動画像細分化手段による部分
動画像中の2つのフレーム画像間の類似度を取得し、上
記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記類似度取得手
段により得られた類似度に基づいて、上記シーンチェン
ジ検出を行うことを特徴とする。
上記動画像分割手段による部分動画像を細分化するか否
かを判定する細分化判定手段と、上記細分化判定手段の
判定結果に基づいて、上記部分動画像を複数の部分動画
像に細分化する部分動画像細分化手段とを備え、上記類
似度取得手段は、上記部分動画像細分化手段による部分
動画像中の2つのフレーム画像間の類似度を取得し、上
記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記類似度取得手
段により得られた類似度に基づいて、上記シーンチェン
ジ検出を行うことを特徴とする。
【0011】第6の発明は、上記第5の発明において、
上記細分化判定手段は、上記類似度取得手段により得ら
れた類似度に基づいて、上記部分動画像の細分化の判定
を行うことを特徴とする。
上記細分化判定手段は、上記類似度取得手段により得ら
れた類似度に基づいて、上記部分動画像の細分化の判定
を行うことを特徴とする。
【0012】第7の発明は、上記第5の発明において、
上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記細分化判定
手段で上記部分動画像を細分化すると判定された場合、
上記部分動画像細分化手段による部分動画像に対して再
帰的に上記シーンチェンジ検出を行い、上記細分化判定
手段で上記部分動画像を細分化しないと判定された場
合、上記部分動画像中の先頭フレーム又は最終フレーム
をシーンチェンジのフレームとして検出し、上記細分化
判定手段は、上記第1のシーンチェンジ検出手段での再
帰的な処理実行の回数に基づいて、上記部分動画像の細
分化の判定を行うことを特徴とする。
上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記細分化判定
手段で上記部分動画像を細分化すると判定された場合、
上記部分動画像細分化手段による部分動画像に対して再
帰的に上記シーンチェンジ検出を行い、上記細分化判定
手段で上記部分動画像を細分化しないと判定された場
合、上記部分動画像中の先頭フレーム又は最終フレーム
をシーンチェンジのフレームとして検出し、上記細分化
判定手段は、上記第1のシーンチェンジ検出手段での再
帰的な処理実行の回数に基づいて、上記部分動画像の細
分化の判定を行うことを特徴とする。
【0013】第8の発明は、上記第5の発明において、
上記細分化判定手段は、上記部分動画像の時間の長さに
基づいて、上記部分動画像の細分化の判定を行うことを
特徴とする。
上記細分化判定手段は、上記部分動画像の時間の長さに
基づいて、上記部分動画像の細分化の判定を行うことを
特徴とする。
【0014】第9の発明は、上記第5の発明において、
上記部分動画像細分化手段は、上記部分動画像の中間地
点で2つの部分動画像に分割することを特徴とする。
上記部分動画像細分化手段は、上記部分動画像の中間地
点で2つの部分動画像に分割することを特徴とする。
【0015】第10の発明は、上記第5の発明におい
て、上記部分動画像細分化手段は、上記部分動画像を任
意の間隔で分割することを特徴とする。
て、上記部分動画像細分化手段は、上記部分動画像を任
意の間隔で分割することを特徴とする。
【0016】第11の発明は、上記第5の発明におい
て、上記類似度取得手段は、上記部分動画像中の先頭フ
レームと最終フレームの類似度を取得し、上記部分動画
像細分化手段は、上記類似度取得手段で得られた類似度
が所定の閾値よりも低い場合には上記部分動画像を細分
化し、上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記部分
動画像細分化手段により細分化された各部分動画像に対
して再帰的に上記シーンチェンジの検出を行い、上記類
似度取得手段は、上記第1のシーンチェンジ検出手段に
よりシーンチェンジとして検出されたフレームと上記先
頭フレーム及び最終フレームの類似度を取得し、上記部
分動画像細分化手段は、上記類似度取得手段により得ら
れた上記検出フレームと上記先頭フレームの類似度が所
定の閾値よりも高い場合には上記部分動画像の細分化を
処理を終了し、上記類似度取得手段により得られた上記
検出フレーム画像と上記最終フレームの類似度が所定の
閾値よりも高い場合には上記検出フレームから上記最終
フレームまでからなる部分動画像に対する細分化を終了
することを特徴とする。
て、上記類似度取得手段は、上記部分動画像中の先頭フ
レームと最終フレームの類似度を取得し、上記部分動画
像細分化手段は、上記類似度取得手段で得られた類似度
が所定の閾値よりも低い場合には上記部分動画像を細分
化し、上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記部分
動画像細分化手段により細分化された各部分動画像に対
して再帰的に上記シーンチェンジの検出を行い、上記類
似度取得手段は、上記第1のシーンチェンジ検出手段に
よりシーンチェンジとして検出されたフレームと上記先
頭フレーム及び最終フレームの類似度を取得し、上記部
分動画像細分化手段は、上記類似度取得手段により得ら
れた上記検出フレームと上記先頭フレームの類似度が所
定の閾値よりも高い場合には上記部分動画像の細分化を
処理を終了し、上記類似度取得手段により得られた上記
検出フレーム画像と上記最終フレームの類似度が所定の
閾値よりも高い場合には上記検出フレームから上記最終
フレームまでからなる部分動画像に対する細分化を終了
することを特徴とする。
【0017】第12の発明は、上記第1の発明におい
て、上記第1のシーンチェンジ検出手段は、シーンチェ
ンジとして検出したフレームを時系列で並べた場合に隣
り合ったフレーム間の類似度が所定の閾値よりも低くな
るフレームをシーンチェンジとして検出することを特徴
とする。
て、上記第1のシーンチェンジ検出手段は、シーンチェ
ンジとして検出したフレームを時系列で並べた場合に隣
り合ったフレーム間の類似度が所定の閾値よりも低くな
るフレームをシーンチェンジとして検出することを特徴
とする。
【0018】第13の発明は、動画像を処理する画像処
理装置であって、対象動画像を構成するフレーム画像か
ら特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、上記特徴量抽出
手段により得られた特徴量を、上記フレーム画像に対応
付けて記憶する記憶手段と、上記特徴量抽出手段により
得られた特徴量と、上記記憶手段に記憶された過去のフ
レーム画像の特徴量との類似度を取得する類似度取得手
段と、任意のシーンチェンジ検出手段によりシーンチェ
ンジが存在すると確定されたシーンに対して、当該シー
ンの先頭フレーム画像及び最終フレーム画像を含め互い
に類似度の低いフレーム画像を決定するフレーム画像決
定手段と、上記シーンの先頭フレーム及び最終フレーム
と共に、上記フレーム画像決定手段により決定されたフ
レーム画像の位置情報を提示する提示手段とを備えるこ
とを特徴とする。
理装置であって、対象動画像を構成するフレーム画像か
ら特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、上記特徴量抽出
手段により得られた特徴量を、上記フレーム画像に対応
付けて記憶する記憶手段と、上記特徴量抽出手段により
得られた特徴量と、上記記憶手段に記憶された過去のフ
レーム画像の特徴量との類似度を取得する類似度取得手
段と、任意のシーンチェンジ検出手段によりシーンチェ
ンジが存在すると確定されたシーンに対して、当該シー
ンの先頭フレーム画像及び最終フレーム画像を含め互い
に類似度の低いフレーム画像を決定するフレーム画像決
定手段と、上記シーンの先頭フレーム及び最終フレーム
と共に、上記フレーム画像決定手段により決定されたフ
レーム画像の位置情報を提示する提示手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0019】第14の発明は、動画像を処理する画像処
理装置であって、対象動画像を構成するフレーム画像か
ら特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、上記特徴量抽出
手段により得られた特徴量を、上記フレーム画像に対応
付けて記憶する記憶手段と、上記特徴量抽出手段により
得られた特徴量と、上記記憶手段に記憶された過去のフ
レーム画像の特徴量との類似度を取得する類似度取得手
段と、任意のシーンチェンジ検出手段によりシーンチェ
ンジが存在すると確定されたシーンを代表する静止画像
であるフレーム画像を決定する際に、当該決定フレーム
画像を時系列順で並べたときに隣接するフレーム画像が
互いに類似度の低いフレーム画像となるようなフレーム
画像を決定するフレーム画像決定手段と、上記シーンの
先頭フレーム及び最終フレームと共に、上記フレーム画
像決定手段により決定されたフレーム画像の位置情報を
提示する提示手段とを備えることを特徴とする。
理装置であって、対象動画像を構成するフレーム画像か
ら特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、上記特徴量抽出
手段により得られた特徴量を、上記フレーム画像に対応
付けて記憶する記憶手段と、上記特徴量抽出手段により
得られた特徴量と、上記記憶手段に記憶された過去のフ
レーム画像の特徴量との類似度を取得する類似度取得手
段と、任意のシーンチェンジ検出手段によりシーンチェ
ンジが存在すると確定されたシーンを代表する静止画像
であるフレーム画像を決定する際に、当該決定フレーム
画像を時系列順で並べたときに隣接するフレーム画像が
互いに類似度の低いフレーム画像となるようなフレーム
画像を決定するフレーム画像決定手段と、上記シーンの
先頭フレーム及び最終フレームと共に、上記フレーム画
像決定手段により決定されたフレーム画像の位置情報を
提示する提示手段とを備えることを特徴とする。
【0020】第15の発明は、上記第14の発明におい
て、上記フレーム画像決定手段は、上記任意のシーンチ
ェンジ検出手段によりシーンチェンジが存在すると確定
されたシーンの先頭フレームF1及び最終フレームF2
の間に存在するフレームF3の特徴量と、先頭フレーム
F1及び最終フレームF2の特徴量とを比較し、これら
の両方の類似度が任意の閾値より低い場合、類似度が低
い方の先頭フレームF1又は最終フレームF2を候補と
して決定し、当該候補フレームとフレームF3の間に存
在するフレームF4の特徴量と、当該候補フレーム及び
フレームF3の特徴量とを比較し、これらの両方の類似
度が任意の閾値より低い場合、類似度が低い方の当該候
補フレーム又はフレームF3を候補として決定する、と
いう処理を再帰的に繰り返し実行することで、決定フレ
ーム画像候補群を取得し、当該決定フレーム画像候補群
に含まれるフレーム画像を時系列順にソートした結果
を、代表フレーム画像群とし、上記提示手段は、上記代
表フレーム画像群に含まれるフレーム画像の位置情報を
提示することを特徴とする。
て、上記フレーム画像決定手段は、上記任意のシーンチ
ェンジ検出手段によりシーンチェンジが存在すると確定
されたシーンの先頭フレームF1及び最終フレームF2
の間に存在するフレームF3の特徴量と、先頭フレーム
F1及び最終フレームF2の特徴量とを比較し、これら
の両方の類似度が任意の閾値より低い場合、類似度が低
い方の先頭フレームF1又は最終フレームF2を候補と
して決定し、当該候補フレームとフレームF3の間に存
在するフレームF4の特徴量と、当該候補フレーム及び
フレームF3の特徴量とを比較し、これらの両方の類似
度が任意の閾値より低い場合、類似度が低い方の当該候
補フレーム又はフレームF3を候補として決定する、と
いう処理を再帰的に繰り返し実行することで、決定フレ
ーム画像候補群を取得し、当該決定フレーム画像候補群
に含まれるフレーム画像を時系列順にソートした結果
を、代表フレーム画像群とし、上記提示手段は、上記代
表フレーム画像群に含まれるフレーム画像の位置情報を
提示することを特徴とする。
【0021】第16の発明は、上記第15の発明におい
て、上記フレーム画像決定手段は、先頭フレームF1及
び最終フレームF2の中間フレーム或いは中間とみなせ
るフレームを上記フレームF3とし、上記候補フレーム
及び当該フレームF3の中間フレーム或いは中間とみな
せるフレームを上記フレームF4とすることを特徴とす
る。
て、上記フレーム画像決定手段は、先頭フレームF1及
び最終フレームF2の中間フレーム或いは中間とみなせ
るフレームを上記フレームF3とし、上記候補フレーム
及び当該フレームF3の中間フレーム或いは中間とみな
せるフレームを上記フレームF4とすることを特徴とす
る。
【0022】第17の発明は、上記第14の発明におい
て、上記フレーム画像決定手段は、上記代表フレーム画
像群において、隣接するフレーム画像同士の類似度の比
較結果に基づいて、これらのフレーム画像のうちの一方
を削除することを特徴とする。
て、上記フレーム画像決定手段は、上記代表フレーム画
像群において、隣接するフレーム画像同士の類似度の比
較結果に基づいて、これらのフレーム画像のうちの一方
を削除することを特徴とする。
【0023】第18の発明は、上記第17の発明におい
て、上記フレーム画像決定手段は、時系列的に早い方の
フレーム画像とその1つ前のフレーム画像との類似度
と、時系列的に遅い方のフレーム画像とその1つ後のフ
レーム画像との類似度との比較を行い、類似度の高い方
のフレーム画像を削除することを特徴とする。
て、上記フレーム画像決定手段は、時系列的に早い方の
フレーム画像とその1つ前のフレーム画像との類似度
と、時系列的に遅い方のフレーム画像とその1つ後のフ
レーム画像との類似度との比較を行い、類似度の高い方
のフレーム画像を削除することを特徴とする。
【0024】第19の発明は、上記第13又は14の発
明において、上記任意のシーンチェンジ検出手段は、少
なくともカット、ディゾルブ、及びワイプの何れかを含
む明示的なシーンチェンジを検出する手段を含むことを
特徴とする。
明において、上記任意のシーンチェンジ検出手段は、少
なくともカット、ディゾルブ、及びワイプの何れかを含
む明示的なシーンチェンジを検出する手段を含むことを
特徴とする。
【0025】第20の発明は、上記第15の発明におい
て、上記フレーム画像決定手段は、上記類似度が任意の
閾値より大きい場合、上記シーンの中にローカルなシー
ンチェンジが存在しないとして、処理をアボートするこ
とを特徴とする。
て、上記フレーム画像決定手段は、上記類似度が任意の
閾値より大きい場合、上記シーンの中にローカルなシー
ンチェンジが存在しないとして、処理をアボートするこ
とを特徴とする。
【0026】第21の発明は、複数の機器が互いに通信
可能に接続されてなる画像処理システムであって、上記
複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜
20の何れかに記載の画像処理装置の機能を有すること
を特徴とする。
可能に接続されてなる画像処理システムであって、上記
複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜
20の何れかに記載の画像処理装置の機能を有すること
を特徴とする。
【0027】第22の発明は、動画像からシーンチェン
ジを検出するための画像処理方法であって、対象動画像
中の2つのフレーム画像間の類似度を取得する類似度取
得ステップと、上記類似度取得ステップにより得られた
類似度に基づいて、上記2つのフレーム画像間のシーン
チェンジを検出する第1のシーンチェンジ検出ステップ
とを含むことを特徴とする。
ジを検出するための画像処理方法であって、対象動画像
中の2つのフレーム画像間の類似度を取得する類似度取
得ステップと、上記類似度取得ステップにより得られた
類似度に基づいて、上記2つのフレーム画像間のシーン
チェンジを検出する第1のシーンチェンジ検出ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0028】第23の発明は、動画像からシーンチェン
ジを検出するための画像処理方法であって、対象動画像
を構成するフレーム画像から特徴量を抽出する特徴量抽
出ステップと、上記特徴量抽出ステップにより得られた
特徴量を、上記フレーム画像に対応付けて記憶する記憶
ステップと、上記特徴量抽出ステップにより得られた特
徴量と、上記記憶ステップにより記憶された過去のフレ
ーム画像の特徴量との類似度を取得する類似度取得ステ
ップと、任意のシーンチェンジ検出処理によりシーンチ
ェンジが存在すると確定されたシーンに対して、当該シ
ーンの先頭フレーム画像及び最終フレーム画像を含め互
いに類似度の低いフレーム画像を決定するフレーム画像
決定ステップと、上記シーンの先頭フレーム及び最終フ
レームと共に、上記フレーム画像決定手段により決定さ
れたフレーム画像の位置情報を提示する提示ステップと
を含むことを特徴とする。
ジを検出するための画像処理方法であって、対象動画像
を構成するフレーム画像から特徴量を抽出する特徴量抽
出ステップと、上記特徴量抽出ステップにより得られた
特徴量を、上記フレーム画像に対応付けて記憶する記憶
ステップと、上記特徴量抽出ステップにより得られた特
徴量と、上記記憶ステップにより記憶された過去のフレ
ーム画像の特徴量との類似度を取得する類似度取得ステ
ップと、任意のシーンチェンジ検出処理によりシーンチ
ェンジが存在すると確定されたシーンに対して、当該シ
ーンの先頭フレーム画像及び最終フレーム画像を含め互
いに類似度の低いフレーム画像を決定するフレーム画像
決定ステップと、上記シーンの先頭フレーム及び最終フ
レームと共に、上記フレーム画像決定手段により決定さ
れたフレーム画像の位置情報を提示する提示ステップと
を含むことを特徴とする。
【0029】第24の発明は、動画像からシーンチェン
ジを検出するための画像処理方法であって、対象動画像
を構成するフレーム画像から特徴量を抽出する特徴量抽
出ステップと、上記特徴量抽出ステップにより得られた
特徴量を、上記フレーム画像に対応付けて記憶する記憶
ステップと、上記特徴量抽出ステップにより得られた特
徴量と、上記記憶ステップにより記憶された過去のフレ
ーム画像の特徴量との類似度を取得する類似度取得ステ
ップと、任意のシーンチェンジ検出処理によりシーンチ
ェンジが存在すると確定されたシーンを代表する静止画
像であるフレーム画像を決定する際に、当該決定フレー
ム画像を時系列順で並べたときに隣接するフレーム画像
が互いに類似度の低いフレーム画像となるようなフレー
ム画像を決定するフレーム画像決定ステップと、上記シ
ーンの先頭フレーム及び最終フレームと共に、上記フレ
ーム画像決定ステップにより決定されたフレーム画像の
位置情報を提示する提示ステップとを備えることを特徴
とする。
ジを検出するための画像処理方法であって、対象動画像
を構成するフレーム画像から特徴量を抽出する特徴量抽
出ステップと、上記特徴量抽出ステップにより得られた
特徴量を、上記フレーム画像に対応付けて記憶する記憶
ステップと、上記特徴量抽出ステップにより得られた特
徴量と、上記記憶ステップにより記憶された過去のフレ
ーム画像の特徴量との類似度を取得する類似度取得ステ
ップと、任意のシーンチェンジ検出処理によりシーンチ
ェンジが存在すると確定されたシーンを代表する静止画
像であるフレーム画像を決定する際に、当該決定フレー
ム画像を時系列順で並べたときに隣接するフレーム画像
が互いに類似度の低いフレーム画像となるようなフレー
ム画像を決定するフレーム画像決定ステップと、上記シ
ーンの先頭フレーム及び最終フレームと共に、上記フレ
ーム画像決定ステップにより決定されたフレーム画像の
位置情報を提示する提示ステップとを備えることを特徴
とする。
【0030】第25の発明は、請求項1〜20の何れか
に記載の画像処理装置の機能、又は請求項21記載の画
像処理システムの機能をコンピュータに実現させるため
のプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体に記録
したことを特徴とする。
に記載の画像処理装置の機能、又は請求項21記載の画
像処理システムの機能をコンピュータに実現させるため
のプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体に記録
したことを特徴とする。
【0031】第26の発明は、請求項22〜24の何れ
かに記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータ
に実行させるためのプログラムをコンピュータ読出可能
な記憶媒体に記録したことを特徴とする。
かに記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータ
に実行させるためのプログラムをコンピュータ読出可能
な記憶媒体に記録したことを特徴とする。
【0032】第27の発明は、動画像データを処理する
画像処理装置であって、対象動画像データ中の隣接する
フレーム間を比較することにより画像変化を検出する検
出する第1の検出手段と、上記第1の検出手段により検
出された第1フレームと第2フレーム間に存在する任意
の第3のフレームを、当該第1フレームと第2フレーム
の少なくともどちらか一方と比較することにより画像変
化を検出する第2の検出手段と、上記第1の検出手段と
上記第2の検出手段との出力に応じてシーンチェンジが
発生したフレームを判断する判断手段とを有することを
特徴とする。
画像処理装置であって、対象動画像データ中の隣接する
フレーム間を比較することにより画像変化を検出する検
出する第1の検出手段と、上記第1の検出手段により検
出された第1フレームと第2フレーム間に存在する任意
の第3のフレームを、当該第1フレームと第2フレーム
の少なくともどちらか一方と比較することにより画像変
化を検出する第2の検出手段と、上記第1の検出手段と
上記第2の検出手段との出力に応じてシーンチェンジが
発生したフレームを判断する判断手段とを有することを
特徴とする。
【0033】第28の発明は、上記第27の発明のおい
て、上記判断手段により判断されたフレームの画像デー
タを表示する表示手段を有することを特徴とする。
て、上記判断手段により判断されたフレームの画像デー
タを表示する表示手段を有することを特徴とする。
【0034】第29の発明は、上記第28の発明のおい
て、上記表示手段は、上記第1の検出手段の検出結果に
より上記判断手段が判断したフレームの画像データを表
示することを特徴とする。
て、上記表示手段は、上記第1の検出手段の検出結果に
より上記判断手段が判断したフレームの画像データを表
示することを特徴とする。
【0035】第30の発明は、上記第29の発明のおい
て、上記表示手段は、上記第2の検出手段の検出結果に
より上記判断手段が判断したフレームの画像データを、
上記第1の検出手段の検出結果により上記判断手段が判
断したフレームの画像データと関連させて表示すること
を特徴とする。
て、上記表示手段は、上記第2の検出手段の検出結果に
より上記判断手段が判断したフレームの画像データを、
上記第1の検出手段の検出結果により上記判断手段が判
断したフレームの画像データと関連させて表示すること
を特徴とする。
【0036】第31の発明は、上記第27の発明のおい
て、上記判断手段により判断されたフレームを示す情報
を上記動画像データと関連させて記憶する記憶手段を有
することを特徴とする。
て、上記判断手段により判断されたフレームを示す情報
を上記動画像データと関連させて記憶する記憶手段を有
することを特徴とする。
【0037】第32の発明は、動画像データを処理する
画像処理方法であって、対象動画像データ中の隣接する
フレーム間を比較することにより画像変化を検出する検
出する第1の検出ステップと、上記第1の検出ステップ
により検出された第1フレームと第2フレーム間に存在
する任意の第3のフレームを、当該第1フレームと第2
フレームの少なくともどちらか一方と比較することによ
り画像変化を検出する第2の検出ステップと、上記第1
の検出ステップと上記第2の検出ステップとの検出結果
に応じてシーンチェンジが発生したフレームを判断する
判断ステップとを有することを特徴とする。
画像処理方法であって、対象動画像データ中の隣接する
フレーム間を比較することにより画像変化を検出する検
出する第1の検出ステップと、上記第1の検出ステップ
により検出された第1フレームと第2フレーム間に存在
する任意の第3のフレームを、当該第1フレームと第2
フレームの少なくともどちらか一方と比較することによ
り画像変化を検出する第2の検出ステップと、上記第1
の検出ステップと上記第2の検出ステップとの検出結果
に応じてシーンチェンジが発生したフレームを判断する
判断ステップとを有することを特徴とする。
【0038】第33の発明は、請求項32記載の画像処
理方法の処理ステップをコンピュータに実行させるため
のプログラムをコンピュータ読取可能な記憶媒体に記録
したことを特徴とする。
理方法の処理ステップをコンピュータに実行させるため
のプログラムをコンピュータ読取可能な記憶媒体に記録
したことを特徴とする。
【0039】具体的には例えば、対象動画像からフレー
ム画像を取り出し、このフレーム画像から特徴量を取得
し、2つフレーム画像の特徴量を比較して類似度を取得
し、この類似度に基づいて、2つのフレーム画像間の区
間(任意のシーンチェンジ検出手段で得られた明確なシ
ーン区間等)におけるシーンチェンジ点を追跡する。こ
のとき、高速でシーンチェンジを検出するために、対象
シーンを再起的に細分化し、これにより得られた部分シ
ーンの中間フレームと先頭フレーム及び末尾フレームの
類似度が、任意の閾値値以上である場合、それ以上当該
部分シーン内部にシーンチェンジ点が存在しないもとし
て、当該部分シーンに関しては、再起的な細分化を停止
する。
ム画像を取り出し、このフレーム画像から特徴量を取得
し、2つフレーム画像の特徴量を比較して類似度を取得
し、この類似度に基づいて、2つのフレーム画像間の区
間(任意のシーンチェンジ検出手段で得られた明確なシ
ーン区間等)におけるシーンチェンジ点を追跡する。こ
のとき、高速でシーンチェンジを検出するために、対象
シーンを再起的に細分化し、これにより得られた部分シ
ーンの中間フレームと先頭フレーム及び末尾フレームの
類似度が、任意の閾値値以上である場合、それ以上当該
部分シーン内部にシーンチェンジ点が存在しないもとし
て、当該部分シーンに関しては、再起的な細分化を停止
する。
【0040】シーンチェンジ点に対応するフレーム画像
を代表フレームとするが、あるシーンに対する代表フレ
ーム群を時系列で並べた場合、互いに隣り合う代表フレ
ームが類似している場合がしばしば存在する。これを防
ぐために、隣接する代表フレーム同士の類似度を、上記
の類似度の取得と同様にして求め、その類似度が任意の
閾値以上の場合、代表フレーム群において、できるだけ
互いに類似度が低くなるように片方のフレーム画像を削
除する。このとき、時系列ではなくて、フレーム画像が
互いに低い類似度となるような組み合わせで、代表フレ
ームを求めてもよい。
を代表フレームとするが、あるシーンに対する代表フレ
ーム群を時系列で並べた場合、互いに隣り合う代表フレ
ームが類似している場合がしばしば存在する。これを防
ぐために、隣接する代表フレーム同士の類似度を、上記
の類似度の取得と同様にして求め、その類似度が任意の
閾値以上の場合、代表フレーム群において、できるだけ
互いに類似度が低くなるように片方のフレーム画像を削
除する。このとき、時系列ではなくて、フレーム画像が
互いに低い類似度となるような組み合わせで、代表フレ
ームを求めてもよい。
【0041】フレーム画像の特徴量としては、カラーヒ
ストグラム等のような公知のものを適用可能であり、そ
の性質は問わない。また、類似度の取得方法に関して
も、例えば、先のカラーヒストグラムについての各階級
値の差の二乗和を計算し、この計算結果を類似度に変換
する方法等を適用可能である。
ストグラム等のような公知のものを適用可能であり、そ
の性質は問わない。また、類似度の取得方法に関して
も、例えば、先のカラーヒストグラムについての各階級
値の差の二乗和を計算し、この計算結果を類似度に変換
する方法等を適用可能である。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
て図面を用いて説明する。
【0043】<本実施の形態の全体構成>本発明は、例
えば、図1に示すような画像処理装置100に適用され
る。本実施の形態の画像処理装置100は、処理対象の
動画において、第1のフレームと第2のフレームの間の
フレームを第3のフレームとし、第1のフレームと第3
のフレームの類似度、及び第2のフレームと第3のフレ
ームの類似度を求め、これらの類似度と所定の閾値の比
較結果に基づいて、シーンの変化を検出する構成によ
り、ビデオカメラのパン等による滑らかなシーンの変化
であっても、当該シーンの変化(シーンチェンジ)を正
確に検出できるシーンチェンジ検出機能を有し、上記図
1に示すように、CPU101、ROM102、RAM
103、キーボード104、マウス105、外部記憶装
置106、表示器107、NIC108、及び動画入力
のための周辺機器110のインターフェース(I/F)
109が、システムバス111を介して互いに通信可能
なように接続された構成としている。
えば、図1に示すような画像処理装置100に適用され
る。本実施の形態の画像処理装置100は、処理対象の
動画において、第1のフレームと第2のフレームの間の
フレームを第3のフレームとし、第1のフレームと第3
のフレームの類似度、及び第2のフレームと第3のフレ
ームの類似度を求め、これらの類似度と所定の閾値の比
較結果に基づいて、シーンの変化を検出する構成によ
り、ビデオカメラのパン等による滑らかなシーンの変化
であっても、当該シーンの変化(シーンチェンジ)を正
確に検出できるシーンチェンジ検出機能を有し、上記図
1に示すように、CPU101、ROM102、RAM
103、キーボード104、マウス105、外部記憶装
置106、表示器107、NIC108、及び動画入力
のための周辺機器110のインターフェース(I/F)
109が、システムバス111を介して互いに通信可能
なように接続された構成としている。
【0044】CPU101は、所定の処理プログラムを
実行することで、画像処理装置100全体の動作制御を
司る。ROM102には、CPU101での動作制御を
実施するための処理プログラム(画像処理装置100の
立ち上げ時に実行されるブートプログラム等)や各種デ
ータが格納される。RAM103は、CPU101によ
りROM102等から処理プログラムがロードされるメ
モリであると共に、CPU101が各種動作制御を実行
する際の作業用メモリを提供する。
実行することで、画像処理装置100全体の動作制御を
司る。ROM102には、CPU101での動作制御を
実施するための処理プログラム(画像処理装置100の
立ち上げ時に実行されるブートプログラム等)や各種デ
ータが格納される。RAM103は、CPU101によ
りROM102等から処理プログラムがロードされるメ
モリであると共に、CPU101が各種動作制御を実行
する際の作業用メモリを提供する。
【0045】キーボード104及びマウス105は、ユ
ーザによる画像処理装置100に対する各種動作指示の
環境(各種入力操作環境)を提供する。外部記憶装置1
06は、ハードディスクやフロッピー(登録商標)ディ
スク、或いはCD−ROM等で構成される。表示器10
7は、CRTディスプレイ等で構成され、処理結果等を
ユーザに対して表示する。NIC108は、ネットワー
クインターフェースであり、ネットワーク上の各機器或
いはシステムとの通信を可能とする。
ーザによる画像処理装置100に対する各種動作指示の
環境(各種入力操作環境)を提供する。外部記憶装置1
06は、ハードディスクやフロッピー(登録商標)ディ
スク、或いはCD−ROM等で構成される。表示器10
7は、CRTディスプレイ等で構成され、処理結果等を
ユーザに対して表示する。NIC108は、ネットワー
クインターフェースであり、ネットワーク上の各機器或
いはシステムとの通信を可能とする。
【0046】I/F109は、動画像入力のための周辺
機器(カメラ等)111との通信を可能とする。
機器(カメラ等)111との通信を可能とする。
【0047】尚、上記図1に示した構成において、外部
記憶装置106を、NIC108により接続されるネッ
トワーク上に配置するようにしてもよい。また、周辺機
器110としては、ビデオカメラやビデオデッキ、或い
はビデオプレーヤー、或いはテレビチューナー等、動画
を入力する様々な機器を適用可能である。
記憶装置106を、NIC108により接続されるネッ
トワーク上に配置するようにしてもよい。また、周辺機
器110としては、ビデオカメラやビデオデッキ、或い
はビデオプレーヤー、或いはテレビチューナー等、動画
を入力する様々な機器を適用可能である。
【0048】図2は、上記図1の画像処理装置100を
機能的に示したものである。画像処理装置100は、上
記図2に示すように、キーボード104、マウス10
5、及び表示器107から実施されるユーザインターフ
ェース部201と、周辺機器110及びそのI/F10
9から実施される動画像入力部202と、外部記憶装置
106から実施される動画像管理データベース(DB)
207、フレーム画像メモリ203、及びシーンチェン
ジ情報管理データベース(DB)206と、CPU10
1により実施される画像特徴量抽出部204及びシーン
チェンジ検出部205とを備えている。
機能的に示したものである。画像処理装置100は、上
記図2に示すように、キーボード104、マウス10
5、及び表示器107から実施されるユーザインターフ
ェース部201と、周辺機器110及びそのI/F10
9から実施される動画像入力部202と、外部記憶装置
106から実施される動画像管理データベース(DB)
207、フレーム画像メモリ203、及びシーンチェン
ジ情報管理データベース(DB)206と、CPU10
1により実施される画像特徴量抽出部204及びシーン
チェンジ検出部205とを備えている。
【0049】ユーザインターフェース部201は、ユー
ザが、キーボード104、マウス105、及び表示器1
07により各種動作指示を画像処理装置100に対して
与えるためのものである。
ザが、キーボード104、マウス105、及び表示器1
07により各種動作指示を画像処理装置100に対して
与えるためのものである。
【0050】動画像入力部202は、I/F109を介
して周辺機器110から動画像を取り込む。フレーム画
像メモリ203は、例えば、RAM103の所定の領域
メモリであり、動画像入力部202により得られた動画
像のフレームのデータを記憶する。
して周辺機器110から動画像を取り込む。フレーム画
像メモリ203は、例えば、RAM103の所定の領域
メモリであり、動画像入力部202により得られた動画
像のフレームのデータを記憶する。
【0051】動画像管理DB207は、動画像入力部2
02により得られた動画像を記憶して管理する。図3
は、動画像管理DB207で動画像を管理するための情
報(動画像データファイル情報)の一例を示したもので
ある。上記図3は、ある動画像(対象動画像)について
の動画像データファイル情報300を示したものであ
り、シーンチェンジ情報300は、同図に示すように、
対象動画像に付与されたユニークなIDである動画像I
D301、対象動画像のフルパスのファイル名302、
及びその他の属性303を含んでいる。
02により得られた動画像を記憶して管理する。図3
は、動画像管理DB207で動画像を管理するための情
報(動画像データファイル情報)の一例を示したもので
ある。上記図3は、ある動画像(対象動画像)について
の動画像データファイル情報300を示したものであ
り、シーンチェンジ情報300は、同図に示すように、
対象動画像に付与されたユニークなIDである動画像I
D301、対象動画像のフルパスのファイル名302、
及びその他の属性303を含んでいる。
【0052】画像特徴量抽出部204は、フレーム画像
メモリ203に記憶されたフレームデータについて、詳
細は後述する処理実行により、画像特徴量を抽出する。
メモリ203に記憶されたフレームデータについて、詳
細は後述する処理実行により、画像特徴量を抽出する。
【0053】シーンチェンジ検出部205は、フレーム
画像メモリ203に記憶された対象フレームについて、
N個の隣接或いは近傍のフレームの画像特徴量との類似
度を算出し、その結果に基づいて、詳細は後述するアル
ゴリズムによりシーン変化点のフレームを検出する。ま
た、シーンチェンジ検出部205は、FIFO(Fir
st In First Out)の原理でフレーム画
像メモリ203へ記憶された最も古いフレームの画像の
画像特徴量を破棄し、現在のフレームの画像の画像特徴
量をフレーム画像メモリ203に記憶する。
画像メモリ203に記憶された対象フレームについて、
N個の隣接或いは近傍のフレームの画像特徴量との類似
度を算出し、その結果に基づいて、詳細は後述するアル
ゴリズムによりシーン変化点のフレームを検出する。ま
た、シーンチェンジ検出部205は、FIFO(Fir
st In First Out)の原理でフレーム画
像メモリ203へ記憶された最も古いフレームの画像の
画像特徴量を破棄し、現在のフレームの画像の画像特徴
量をフレーム画像メモリ203に記憶する。
【0054】シーンチェンジ情報蓄積DB206は、シ
ーンチェンジ検出部205での検出情報(動画像入力部
202により得られた動画像において、どのフレームが
シーンチェンジ点であるかの結果の情報等)を記憶す
る。シーンチェンジ情報蓄積DB206は、上記図1に
示したRAM103或いは外部記憶装置106で実施さ
れる。尚、対象動画像を構成する各フレームには、当該
動画像中におけるユニークな画像フレームIDが付与さ
れているものとする。したがって、シーンチェンジ情報
蓄積DB206では、画像フレームIDによって、シー
ンチェンジの検出情報を記憶して管理する。
ーンチェンジ検出部205での検出情報(動画像入力部
202により得られた動画像において、どのフレームが
シーンチェンジ点であるかの結果の情報等)を記憶す
る。シーンチェンジ情報蓄積DB206は、上記図1に
示したRAM103或いは外部記憶装置106で実施さ
れる。尚、対象動画像を構成する各フレームには、当該
動画像中におけるユニークな画像フレームIDが付与さ
れているものとする。したがって、シーンチェンジ情報
蓄積DB206では、画像フレームIDによって、シー
ンチェンジの検出情報を記憶して管理する。
【0055】図4は、シーンチェンジ情報蓄積DB20
6に記憶される情報(シーンチェンジ情報)の一例を示
したものである。上記図4は、ある動画像(対象動画
像)についてのシーンチェンジ情報400を示したもの
であり、シーンチェンジ情報400は、同図に示すよう
に、動画像ID401、シーンチェンジフレームID4
02(X)、及びシーンチェンジ属性403(X)を含
んでいる。
6に記憶される情報(シーンチェンジ情報)の一例を示
したものである。上記図4は、ある動画像(対象動画
像)についてのシーンチェンジ情報400を示したもの
であり、シーンチェンジ情報400は、同図に示すよう
に、動画像ID401、シーンチェンジフレームID4
02(X)、及びシーンチェンジ属性403(X)を含
んでいる。
【0056】動画像ID401は、対象動画像に付与さ
れたユニークなIDである。シーンチェンジフレームI
D402(X)は、シーンチェンジのあったフレームを
示すID(画像フレームID)であり、シーンチェンジ
属性403(X)は、当該シーンチェンジの属性であ
る。
れたユニークなIDである。シーンチェンジフレームI
D402(X)は、シーンチェンジのあったフレームを
示すID(画像フレームID)であり、シーンチェンジ
属性403(X)は、当該シーンチェンジの属性であ
る。
【0057】シーンチェンジ属性403(X)として
は、例えば、“任意のカット点検出アルゴリズム等によ
る急激なフレームの変化による新しいシーン開始フレー
ム”という属性と、“本実施の形態でのアルゴリズムに
よるローカルシーン変化点フレーム”という2種類の属
性を与えるものとする。このようなシーンチェンジ属性
403(X)により、例えば、シーン単位の編集の際に
は、新しいシーン開始フレームの情報を使用することが
でき、また、シーン内容のプラウジングの際には、新し
いシーン開始フレームの表示に加えて、ローカルシーン
変化点フレームの表示を行なう等を実施することができ
る。
は、例えば、“任意のカット点検出アルゴリズム等によ
る急激なフレームの変化による新しいシーン開始フレー
ム”という属性と、“本実施の形態でのアルゴリズムに
よるローカルシーン変化点フレーム”という2種類の属
性を与えるものとする。このようなシーンチェンジ属性
403(X)により、例えば、シーン単位の編集の際に
は、新しいシーン開始フレームの情報を使用することが
でき、また、シーン内容のプラウジングの際には、新し
いシーン開始フレームの表示に加えて、ローカルシーン
変化点フレームの表示を行なう等を実施することができ
る。
【0058】上述のようなシーンチェンジフレームID
402(X)及びシーンチェンジ属性403(X)は、
対象動画像(動画像ID401で示される動画像)にお
いて、シーンチェンジのあるフレーム分、設定される。
また、シーンチェンジ情報蓄積DB206内のシーンチ
ェンジ情報と、上述した動画像管理DB207内の動画
像データファイル情報及び動画像データ自身とは、動画
像IDに基づいて対応付けられている。
402(X)及びシーンチェンジ属性403(X)は、
対象動画像(動画像ID401で示される動画像)にお
いて、シーンチェンジのあるフレーム分、設定される。
また、シーンチェンジ情報蓄積DB206内のシーンチ
ェンジ情報と、上述した動画像管理DB207内の動画
像データファイル情報及び動画像データ自身とは、動画
像IDに基づいて対応付けられている。
【0059】<画像処理装置100でのシーンチェンジ
検出処理>画像処理装置100の最も特徴とするところ
は、動画像のシーンチェンジ処理にある。ここでは、そ
の一例として、先ず、対象動画像からフレーム画像を順
次取り出し、フレーム画像毎に、画像特徴量を算出し、
当該画像特徴量を、過去のNフレーム分の情報が記憶可
能なメモリ(RAM103の任意の領域メモリ等)へ記
憶する。そして、当該メモリに記憶された現在及び過去
のフレームの画像特徴量の比較を所定のアルゴリズムに
より実行し、この結果に基づいて、シーン変地点(シー
ンチェンジ)の有無を判定する。このような画像処理装
置100の動作は、例えば、図5及び図6のフローチャ
ートによって示される。
検出処理>画像処理装置100の最も特徴とするところ
は、動画像のシーンチェンジ処理にある。ここでは、そ
の一例として、先ず、対象動画像からフレーム画像を順
次取り出し、フレーム画像毎に、画像特徴量を算出し、
当該画像特徴量を、過去のNフレーム分の情報が記憶可
能なメモリ(RAM103の任意の領域メモリ等)へ記
憶する。そして、当該メモリに記憶された現在及び過去
のフレームの画像特徴量の比較を所定のアルゴリズムに
より実行し、この結果に基づいて、シーン変地点(シー
ンチェンジ)の有無を判定する。このような画像処理装
置100の動作は、例えば、図5及び図6のフローチャ
ートによって示される。
【0060】尚、本実施の形態では、その一例として、
画像特徴量を、フレーム画像の色に着目した特徴量と
し、当該色としては、赤(R)、緑(G)、青(B)の
三色を採用し、3次元の色空間での処理によるカラーヒ
ストグラムにより、画像特徴量を求めるようにしている
が、これに限られるものではない。
画像特徴量を、フレーム画像の色に着目した特徴量と
し、当該色としては、赤(R)、緑(G)、青(B)の
三色を採用し、3次元の色空間での処理によるカラーヒ
ストグラムにより、画像特徴量を求めるようにしている
が、これに限られるものではない。
【0061】ステップS501:上記図5参照 CPU101は、ユーザーインターフェース部201を
介してのユーザからの指示に従って、動画像管理DB2
07で管理されている動画像の中で、シーンチェンジ検
出を行なう動画像ファイル(対象動画像)を指示する。
この指定された対象動画像を構成する全てのフレームに
対して、ステップS501〜ステップS505の処理が
実行される。このため、先ず、CPU101は、対象動
画像を構成する全てのフレームにおいて、未処理のフレ
ームが存在するか否かを判別する(ステップS50
1)。
介してのユーザからの指示に従って、動画像管理DB2
07で管理されている動画像の中で、シーンチェンジ検
出を行なう動画像ファイル(対象動画像)を指示する。
この指定された対象動画像を構成する全てのフレームに
対して、ステップS501〜ステップS505の処理が
実行される。このため、先ず、CPU101は、対象動
画像を構成する全てのフレームにおいて、未処理のフレ
ームが存在するか否かを判別する(ステップS50
1)。
【0062】ステップS501の判別の結果、未処理の
フレーム有りの場合、次のステップS502へ進み、未
処理のフレーム無しの場合、後述するステップS506
へ進む。
フレーム有りの場合、次のステップS502へ進み、未
処理のフレーム無しの場合、後述するステップS506
へ進む。
【0063】ステップS502:動画像入力部202
は、ステップS501で指定された動画像管理DB20
7内の対象動画像から、処理対象となる1フレームの画
像(対象フレーム画像)を取り出してフレーム画像メモ
リ203に記憶する。
は、ステップS501で指定された動画像管理DB20
7内の対象動画像から、処理対象となる1フレームの画
像(対象フレーム画像)を取り出してフレーム画像メモ
リ203に記憶する。
【0064】ステップS503:画像特徴量抽出部20
4は、フレーム画像メモリ203に記憶された対象フレ
ーム画像を構成する画素値のカラーヒストグラムを作成
し、その結果を対象フレーム画像の画像特徴量として、
RAM103に記憶する。
4は、フレーム画像メモリ203に記憶された対象フレ
ーム画像を構成する画素値のカラーヒストグラムを作成
し、その結果を対象フレーム画像の画像特徴量として、
RAM103に記憶する。
【0065】具体的には例えば、画像特徴量抽出部20
4は、図7に示すように、対象フレーム画像について、
RGBカラー空間を複数のブロック(色ブロック)に分
割し、すなわちビン(色ビン)に分割し、それぞれのビ
ン(色ビン)に対して、各画素のRGB値の組み合わせ
がどのビンに属するかを算出してゆき、最終的に各ビン
に対する頻度の情報(カラーヒストグラムの情報、すな
わちここでは画像特徴量)として、RAM103に記憶
する。
4は、図7に示すように、対象フレーム画像について、
RGBカラー空間を複数のブロック(色ブロック)に分
割し、すなわちビン(色ビン)に分割し、それぞれのビ
ン(色ビン)に対して、各画素のRGB値の組み合わせ
がどのビンに属するかを算出してゆき、最終的に各ビン
に対する頻度の情報(カラーヒストグラムの情報、すな
わちここでは画像特徴量)として、RAM103に記憶
する。
【0066】RAM103には、今回のステップS50
3の処理実行、及び前回のステップS503の処理実行
により、現在のフレームを含め複数フレームの画像特徴
量が蓄積される。
3の処理実行、及び前回のステップS503の処理実行
により、現在のフレームを含め複数フレームの画像特徴
量が蓄積される。
【0067】ステップS504:シーンチェンジ検出部
205は、詳細は後述するが、上記メモリ内の画像特徴
量により、過去のフレームの画像特徴量と、現在のフレ
ームの画像特徴量との類似度を算出し、この結果によ
り、明示的なシーンチェンジ点(画像変化点)の検出を
行なう。
205は、詳細は後述するが、上記メモリ内の画像特徴
量により、過去のフレームの画像特徴量と、現在のフレ
ームの画像特徴量との類似度を算出し、この結果によ
り、明示的なシーンチェンジ点(画像変化点)の検出を
行なう。
【0068】ステップS505:シーンチェンジ検出部
205は、ステップS504での検出の結果、明示的な
シーンチェンジ点があるか否かを判別する。この判別の
結果、明示的なシーンチェンジ無しの場合、対象フレー
ム画像を次のフレームに進め、当該フレーム対する処理
のために再びステップS501へ戻り、以降のステップ
処理を繰り返し実行する。一方、明示的なシーンチェン
ジ有りの場合、後述するステップS507に進む。
205は、ステップS504での検出の結果、明示的な
シーンチェンジ点があるか否かを判別する。この判別の
結果、明示的なシーンチェンジ無しの場合、対象フレー
ム画像を次のフレームに進め、当該フレーム対する処理
のために再びステップS501へ戻り、以降のステップ
処理を繰り返し実行する。一方、明示的なシーンチェン
ジ有りの場合、後述するステップS507に進む。
【0069】ステップS506:上述したステップS5
01の判別の結果、対象動画像の全フレームについてス
テップS501〜ステップS505の処理を終えた場
合、CPU101は、対象動画像の対象フレーム画像
を、対象シーン画像の最終フレームと見なす。
01の判別の結果、対象動画像の全フレームについてス
テップS501〜ステップS505の処理を終えた場
合、CPU101は、対象動画像の対象フレーム画像
を、対象シーン画像の最終フレームと見なす。
【0070】ステップS507:ステップS506の処
理後、或いはステップS505において明示的なシーン
チェンジ点が有ると判別された場合、シーンチェンジ検
出部205は、上記図6に示すようなアルゴリズムに基
づいて、当該シーンチェンジ点があるシーン(現在のシ
ーン)におけるローカルなシーン変地点の検出を行う。
理後、或いはステップS505において明示的なシーン
チェンジ点が有ると判別された場合、シーンチェンジ検
出部205は、上記図6に示すようなアルゴリズムに基
づいて、当該シーンチェンジ点があるシーン(現在のシ
ーン)におけるローカルなシーン変地点の検出を行う。
【0071】すなわち、上記図6に示すように、先ず、
シーンチェンジ検出部205は、明示的なシーンチェン
ジ点の検出によって得たシーン(現在のシーン)の最初
のフレーム(第1のフレーム)と、当該現在のシーンの
最後のフレーム(第2のフレーム)とを取得し、これら
のフレームを、処理先頭フレームFs及び処理末尾フレ
ームFeとする(ステップS601)。
シーンチェンジ検出部205は、明示的なシーンチェン
ジ点の検出によって得たシーン(現在のシーン)の最初
のフレーム(第1のフレーム)と、当該現在のシーンの
最後のフレーム(第2のフレーム)とを取得し、これら
のフレームを、処理先頭フレームFs及び処理末尾フレ
ームFeとする(ステップS601)。
【0072】次に、シーンチェンジ検出部205は、処
理先頭フレームFsと処理末尾フレームFeの中間或い
は中間とみなせる中間フレームFm(第3のフレーム)
を決定し、画像特徴量抽出部204で得られた画像特徴
量を用いて、中間フレームFmの画像特徴量と、処理先
頭フレームFs及び処理末尾フレームFeの各画像特徴
量とを比較することで、中間フレームFmと処理先頭フ
レームFsの類似度、及び中間フレームFmと処理末尾
フレームFeの類似度を取得する(ステップS60
2)。
理先頭フレームFsと処理末尾フレームFeの中間或い
は中間とみなせる中間フレームFm(第3のフレーム)
を決定し、画像特徴量抽出部204で得られた画像特徴
量を用いて、中間フレームFmの画像特徴量と、処理先
頭フレームFs及び処理末尾フレームFeの各画像特徴
量とを比較することで、中間フレームFmと処理先頭フ
レームFsの類似度、及び中間フレームFmと処理末尾
フレームFeの類似度を取得する(ステップS60
2)。
【0073】尚、ステップS602において、中間フレ
ームFmとして、処理先頭フレームFsと処理末尾フレ
ームFeの中間或いは中間とみなせるフレームを用いる
理由としては、再帰的処理を行う際に最も効率が良いた
めである。
ームFmとして、処理先頭フレームFsと処理末尾フレ
ームFeの中間或いは中間とみなせるフレームを用いる
理由としては、再帰的処理を行う際に最も効率が良いた
めである。
【0074】次に、シーンチェンジ検出部205は、ス
テップS602で取得した類似度により、中間フレーム
Fmと処理先頭フレームFsの類似度と、中間フレーム
Fmと処理末尾フレームFeの類似度との何れの類似度
が低いかを判定し、低い方の類似度が、所定の閾値以下
であるか否かを判別する(ステップS603)。この判
別の結果、低い方の類似度が、所定の閾値以下でない場
合、次のステップS604の処理は実行せずに、そのま
ま後述するステップS605へ進む。
テップS602で取得した類似度により、中間フレーム
Fmと処理先頭フレームFsの類似度と、中間フレーム
Fmと処理末尾フレームFeの類似度との何れの類似度
が低いかを判定し、低い方の類似度が、所定の閾値以下
であるか否かを判別する(ステップS603)。この判
別の結果、低い方の類似度が、所定の閾値以下でない場
合、次のステップS604の処理は実行せずに、そのま
ま後述するステップS605へ進む。
【0075】ステップS603の判別の結果、低い方の
類似度が、所定の閾値以下である場合、すなわち両方の
類似度が所定の閾値以下である場合、シーンチェンジ検
出部205は、類似度が低い方の処理先頭フレームFs
又は処理末尾フレームFeを、現在解析中のシーンのロ
ーカルなシーン変化点のフレーム群の一つとして決定
し、これに関する情報(シーンチェンジ情報:上記図4
参照)をシーンチェンジ情報管理DB206に追加記憶
する(ステップS604)。
類似度が、所定の閾値以下である場合、すなわち両方の
類似度が所定の閾値以下である場合、シーンチェンジ検
出部205は、類似度が低い方の処理先頭フレームFs
又は処理末尾フレームFeを、現在解析中のシーンのロ
ーカルなシーン変化点のフレーム群の一つとして決定
し、これに関する情報(シーンチェンジ情報:上記図4
参照)をシーンチェンジ情報管理DB206に追加記憶
する(ステップS604)。
【0076】ステップS604の処理後、或いはステッ
プS603において低い方の類似度が所定の閾値以下で
ないと判定された場合、シーンチェンジ検出部205
は、類似度の低い方の処理先頭フレームFs又は処理末
尾フレームFeを、新たに処理先頭フレームFsとし、
中間フレームFmを、新たに処理末尾フレームFeとす
ることで、新たに解析するシーンを決定する(ステップ
S605)。
プS603において低い方の類似度が所定の閾値以下で
ないと判定された場合、シーンチェンジ検出部205
は、類似度の低い方の処理先頭フレームFs又は処理末
尾フレームFeを、新たに処理先頭フレームFsとし、
中間フレームFmを、新たに処理末尾フレームFeとす
ることで、新たに解析するシーンを決定する(ステップ
S605)。
【0077】そして、シーンチェンジ検出部205は、
処理先頭フレームFsと処理末尾フレームFeの中間或
いは中間とみなせる中間フレームFmが存在するか否か
を判別する(ステップS606)。この判別の結果、中
間フレームFmが存在する場合には、再びステップS6
02に進み、以降のステップ処理を繰り返し実行し、中
間フレームFmが存在しない場合に、上記図5のステッ
プS508に進む。
処理先頭フレームFsと処理末尾フレームFeの中間或
いは中間とみなせる中間フレームFmが存在するか否か
を判別する(ステップS606)。この判別の結果、中
間フレームFmが存在する場合には、再びステップS6
02に進み、以降のステップ処理を繰り返し実行し、中
間フレームFmが存在しない場合に、上記図5のステッ
プS508に進む。
【0078】上述のようにして、ステップS602〜ス
テップS606の処理が、中間フレームFmと見なせる
フレームが無くなるまで、再帰的に繰り返し実行される
ことで、複数のローカルなシーンチェンジ点が得られ
る。
テップS606の処理が、中間フレームFmと見なせる
フレームが無くなるまで、再帰的に繰り返し実行される
ことで、複数のローカルなシーンチェンジ点が得られ
る。
【0079】ステップS508:上記図5に戻って参照 ここで、シーンチェンジ情報管理DB206には、明示
的なシーンチェンジ点に関するシーンチェンジ情報、及
びローカルなシーンチェンジ点に関するシーンチェンジ
情報が、必ずしも時系列的には並んで記憶されていな
い。そこで、本ステップS508において、シーンチェ
ンジ検出部205は、後処理を効率良く行えるように、
シーンチェンジ情報管理DB206内のシーンチェンジ
情報を、フレームIDの昇順にソートする。
的なシーンチェンジ点に関するシーンチェンジ情報、及
びローカルなシーンチェンジ点に関するシーンチェンジ
情報が、必ずしも時系列的には並んで記憶されていな
い。そこで、本ステップS508において、シーンチェ
ンジ検出部205は、後処理を効率良く行えるように、
シーンチェンジ情報管理DB206内のシーンチェンジ
情報を、フレームIDの昇順にソートする。
【0080】ステップS509:画像特徴量抽出部20
4は、ステップS503の処理により現在まで取得して
RAM103で管理している画像特徴量において、現在
のフレーム(対象フレーム画像)より古いフレーム群の
画像特徴量を削除する。
4は、ステップS503の処理により現在まで取得して
RAM103で管理している画像特徴量において、現在
のフレーム(対象フレーム画像)より古いフレーム群の
画像特徴量を削除する。
【0081】ステップS510:CPU101は、現在
のフレーム(対象フレーム画像)が、対象動画像の最終
フレームであるか否かを判別する。この判別の結果、最
終フレームでない場合、再びステップS501からの処
理を繰り返し実行し、最終フレームであった場合に、本
処理終了となる。
のフレーム(対象フレーム画像)が、対象動画像の最終
フレームであるか否かを判別する。この判別の結果、最
終フレームでない場合、再びステップS501からの処
理を繰り返し実行し、最終フレームであった場合に、本
処理終了となる。
【0082】尚、上記図5のステップS504での、明
示的なシーンチェンジ点の検出方法については、その手
段及び方法は任意である。例えば、従来から提案されて
いる手段或いは方法を適用可能である。これは、本実施
の形態は、任意の手段或いは方法で検出された明示的な
シーンチェンジ点の検出情報に基づいて、更に、当該シ
ーンチェンジ点で区切られたシーンの内容を詳しく解析
して、当該シーンのローカルなシーン変地点を検出する
構成を特徴としているためである。また、上記図6のス
テップS601において、新たな開始フレーム(第1の
フレーム)と最終フレーム(第2のフレーム)の決定、
すなわち次の解析フレーム区間に関しては、次のシーン
区間を決定するまで近傍フレームを用いたカット検出を
行ない、カット、すなわちシーンの最後のフレームが検
出された時に、そのシーンの最初のフレームを開始フレ
ームとし、そのシーンの最後のフレームを最終フレーム
として、以降のステップ処理を実行する。
示的なシーンチェンジ点の検出方法については、その手
段及び方法は任意である。例えば、従来から提案されて
いる手段或いは方法を適用可能である。これは、本実施
の形態は、任意の手段或いは方法で検出された明示的な
シーンチェンジ点の検出情報に基づいて、更に、当該シ
ーンチェンジ点で区切られたシーンの内容を詳しく解析
して、当該シーンのローカルなシーン変地点を検出する
構成を特徴としているためである。また、上記図6のス
テップS601において、新たな開始フレーム(第1の
フレーム)と最終フレーム(第2のフレーム)の決定、
すなわち次の解析フレーム区間に関しては、次のシーン
区間を決定するまで近傍フレームを用いたカット検出を
行ない、カット、すなわちシーンの最後のフレームが検
出された時に、そのシーンの最初のフレームを開始フレ
ームとし、そのシーンの最後のフレームを最終フレーム
として、以降のステップ処理を実行する。
【0083】上述のようして得られたシーンチェンジ情
報は、CPU101の制御により、表示器107におい
て参照できるように構成されている。
報は、CPU101の制御により、表示器107におい
て参照できるように構成されている。
【0084】具体的には例えば、シーンチェンジ情報管
理DB206に記憶されるシーンチェンジ情報は、上記
図4に示したようなデータ形式で記憶されるが、シーン
チェンジ属性403(X)として、明示的なシーンチェ
ンジとローカルなシーンチェンジを区別するための情報
を用いる。これにより、シーンチェンジ属性403
(X)に基づいて、明示的なシーンチェンジによるシー
ン開始フレームを、当該シーンの代表のフレームとし、
ローカルなシーンチェンジに相当するフレームを、当該
シーンの子供の階層の代表のフレームとして、階層的な
動画要約表示することができ、動画の内容把握に大変有
効であると共に、シーン単位の編集にも有効である。
理DB206に記憶されるシーンチェンジ情報は、上記
図4に示したようなデータ形式で記憶されるが、シーン
チェンジ属性403(X)として、明示的なシーンチェ
ンジとローカルなシーンチェンジを区別するための情報
を用いる。これにより、シーンチェンジ属性403
(X)に基づいて、明示的なシーンチェンジによるシー
ン開始フレームを、当該シーンの代表のフレームとし、
ローカルなシーンチェンジに相当するフレームを、当該
シーンの子供の階層の代表のフレームとして、階層的な
動画要約表示することができ、動画の内容把握に大変有
効であると共に、シーン単位の編集にも有効である。
【0085】図8は、表示器107による上記階層的な
動画要約表示の一例を示したものである。表示器107
は、GUIとして機能し、上記図8の表示画面上におい
て、ユーザから指示されたフレーム画像から頭だし再生
する、或いはユーザから指示された複数のシーンチェン
ジ点で定められた区間を連続再生する等、動画のシーン
のプログラム再生等が可能なように構成されている。
動画要約表示の一例を示したものである。表示器107
は、GUIとして機能し、上記図8の表示画面上におい
て、ユーザから指示されたフレーム画像から頭だし再生
する、或いはユーザから指示された複数のシーンチェン
ジ点で定められた区間を連続再生する等、動画のシーン
のプログラム再生等が可能なように構成されている。
【0086】また、上記図5に示したステップS504
における、フレーム画像間の類似度の算出、すなわちカ
ラーヒストグラム同士の類似比較(類似度の算出)を行
う方法の一例としては、次のような方法を適用可能であ
る。尚、以下に説明するフレーム画像間の類似度の算出
方法は、あくまでも一例であり、これに限られることは
ない。
における、フレーム画像間の類似度の算出、すなわちカ
ラーヒストグラム同士の類似比較(類似度の算出)を行
う方法の一例としては、次のような方法を適用可能であ
る。尚、以下に説明するフレーム画像間の類似度の算出
方法は、あくまでも一例であり、これに限られることは
ない。
【0087】まず、ここでは、ステップS503におい
て画像特徴量として取得したカラーヒストグラムを、比
較元フレーム画像の比較元カラーヒストグラムとする。
カラーヒストグラム間のパターンマッチングは、それぞ
れの階級値の差の絶対値を累積することにより行ない、
これによって得た距離を類似度へ変換する。この距離D
は、
て画像特徴量として取得したカラーヒストグラムを、比
較元フレーム画像の比較元カラーヒストグラムとする。
カラーヒストグラム間のパターンマッチングは、それぞ
れの階級値の差の絶対値を累積することにより行ない、
これによって得た距離を類似度へ変換する。この距離D
は、
【0088】
【数1】
【0089】なる式で表わされる。上記式において、
“h1(k)”は、比較元フレーム画像の階級kのヒス
トグラム値を表し、“h2(k)”は、比較先フレーム
画像の階級kのヒストグラム値を表し、“N”は、ヒス
トグラムの総階級数を表す。
“h1(k)”は、比較元フレーム画像の階級kのヒス
トグラム値を表し、“h2(k)”は、比較先フレーム
画像の階級kのヒストグラム値を表し、“N”は、ヒス
トグラムの総階級数を表す。
【0090】上記式により取得した距離D(距離尺度
D)を類似度に変換する。この変換については、ある評
価関数、或いは距離尺度と類似度を対応させるテーブル
等を用いた変換が適用可能である。
D)を類似度に変換する。この変換については、ある評
価関数、或いは距離尺度と類似度を対応させるテーブル
等を用いた変換が適用可能である。
【0091】上述のように、本実施の形態によれば、従
来のシーンチェンジ検出方法では検出が困難であった滑
らかなシーンの変化を伴うシーンチェンジについても、
適切にローカルなシーン変地点を検出して決定する構成
により、当該シーンの内容を把握するために必要ないく
つかのシーンを代表するフレームを決定することが可能
となる。
来のシーンチェンジ検出方法では検出が困難であった滑
らかなシーンの変化を伴うシーンチェンジについても、
適切にローカルなシーン変地点を検出して決定する構成
により、当該シーンの内容を把握するために必要ないく
つかのシーンを代表するフレームを決定することが可能
となる。
【0092】尚、本発明は、例えば、ホストコンピュー
タ、インターフェース機器、及び記憶装置等の複数の機
器から構成されるシステムに対しても、1つの機器から
なる装置(例えば、ビデオ編集装置等)に対しても、適
用可能である。
タ、インターフェース機器、及び記憶装置等の複数の機
器から構成されるシステムに対しても、1つの機器から
なる装置(例えば、ビデオ編集装置等)に対しても、適
用可能である。
【0093】また、本発明の目的は、本実施の形態のホ
スト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に
供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又は
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読みだして実行することによっても、達成される
ことは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を実
現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラムコー
ドを供給するための記憶媒体としては、ROM、フロッ
ピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード等を用いることができる。また、コン
ピュータが読みだしたプログラムコードを実行すること
により、本実施の形態の機能が実現されるだけでなく、
そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上
で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行
い、その処理によって本実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒
体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ
に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボ
ードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処
理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形
態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでも
ない。
スト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に
供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又は
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読みだして実行することによっても、達成される
ことは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を実
現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラムコー
ドを供給するための記憶媒体としては、ROM、フロッ
ピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード等を用いることができる。また、コン
ピュータが読みだしたプログラムコードを実行すること
により、本実施の形態の機能が実現されるだけでなく、
そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上
で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行
い、その処理によって本実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒
体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ
に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボ
ードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処
理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形
態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでも
ない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ン等の滑らかなシーンの変化があった場合であっても、
適切なフレームをシーンチェンジ点のフレームとして検
出することができ、前後数秒だけのカット検出だけでは
不十分な動画像のシーンを代表するフレームを複数取得
することが可能となる。
ン等の滑らかなシーンの変化があった場合であっても、
適切なフレームをシーンチェンジ点のフレームとして検
出することができ、前後数秒だけのカット検出だけでは
不十分な動画像のシーンを代表するフレームを複数取得
することが可能となる。
【図1】本発明を適用した画像処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】上記画像処理装置の機能的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図3】上記画像処理装置の動画像管理データベースに
よる動画像データファイル情報の格納形態を説明するた
めの図である。
よる動画像データファイル情報の格納形態を説明するた
めの図である。
【図4】上記画像処理装置のシーンチェンジ情報管理デ
ータベースによるシーンチェンジ情報の格納形態を説明
するための図である。
ータベースによるシーンチェンジ情報の格納形態を説明
するための図である。
【図5】上記画像処理装置におけるシーンチェンジ検出
処理を説明するためのフローチャートである。
処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】上記シーンチェンジ検出処理において、ローカ
ルなシーンチェンジを検出する処理を説明するためのフ
ローチャートである。
ルなシーンチェンジを検出する処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】上記シーンチェンジ検出処理において、画像特
徴量の取得の際の対象フレーム画像における色空間上の
色ビンを説明するための図である。
徴量の取得の際の対象フレーム画像における色空間上の
色ビンを説明するための図である。
【図8】上記シーンチェンジの検出結果(本実施形態に
よる、明示的なシーンチェンジ点のフレームとローカル
なシーン変地点のフレームの検出結果)を用いた階層的
な動画表示の一例を説明するための図である。
よる、明示的なシーンチェンジ点のフレームとローカル
なシーン変地点のフレームの検出結果)を用いた階層的
な動画表示の一例を説明するための図である。
100 画像処理装置 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 キーボード 105 マウス 106 外部記憶装置 107 表示器 108 NIC 109 I/F 110 カメラ 111 バス 201 ユーザインターフェース部 202 動画像入力部 203 フレーム画像メモリ 204 画像特徴量抽出部 205 シーンチェンジ検出部 206 シーンチェンジ情報管理データベース 207 動画像管理データベース
Claims (33)
- 【請求項1】 動画像を処理する画像処理装置であっ
て、 対象動画像中の2つのフレーム画像間の類似度を取得す
る類似度取得手段と、上記類似度取得手段により得られ
た類似度に基づいて、上記2つのフレーム画像間のシー
ンチェンジを検出する第1のシーンチェンジ検出手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 上記類似度取得手段は、対象動画像中に
おいて、第1のフレームと第2のフレームの間の任意の
第3のフレームと当該第1のフレームの第1の類似度、
及び当該第3のフレームと当該第2のフレームの第2の
類似度をそれぞれ取得し、 上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記第1の類似
度及び上記第2の類似度と所定の閾値の比較結果に基づ
いて、上記第1のフレーム又は上記第2のフレームをシ
ーンチェンジのフレームとして検出することを特徴とす
る請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 上記第1のシーンチェンジ検出手段は、
上記所定の閾値より低い類似度を有する上記第1のフレ
ーム又は上記第2のフレームをシーンチェンジのフレー
ムとして検出することを特徴とする請求項2記載の画像
処理装置。 - 【請求項4】 対象動画中のシーンチェンジを検出する
第2のシーンチェンジ検出手段と、 上記第2のシーンチェンジ検出手段の検出結果に基づい
て、対象動画像を部分動画像に分割する動画像分割手段
とを備え、 上記類似度取得手段は、上記動画像分割手段による部分
動画像の2つのフレーム画像間の類似度を取得し、 上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記類似度取得
手段により得られた類似度に基づいて、上記シーンチェ
ンジ検出を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処
理装置。 - 【請求項5】 上記動画像分割手段による部分動画像を
細分化するか否かを判定する細分化判定手段と、 上記細分化判定手段の判定結果に基づいて、上記部分動
画像を複数の部分動画像に細分化する部分動画像細分化
手段とを備え、 上記類似度取得手段は、上記部分動画像細分化手段によ
る部分動画像中の2つのフレーム画像間の類似度を取得
し、 上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記類似度取得
手段により得られた類似度に基づいて、上記シーンチェ
ンジ検出を行うことを特徴とする請求項4記載の画像処
理装置。 - 【請求項6】 上記細分化判定手段は、上記類似度取得
手段により得られた類似度に基づいて、上記部分動画像
の細分化の判定を行うことを特徴とする請求項5記載の
画像処理装置。 - 【請求項7】 上記第1のシーンチェンジ検出手段は、
上記細分化判定手段で上記部分動画像を細分化すると判
定された場合、上記部分動画像細分化手段による部分動
画像に対して再帰的に上記シーンチェンジ検出を行い、
上記細分化判定手段で上記部分動画像を細分化しないと
判定された場合、上記部分動画像中の先頭フレーム又は
最終フレームをシーンチェンジのフレームとして検出
し、 上記細分化判定手段は、上記第1のシーンチェンジ検出
手段での再帰的な処理実行の回数に基づいて、上記部分
動画像の細分化の判定を行うことを特徴とする請求項5
記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 上記細分化判定手段は、上記部分動画像
の時間の長さに基づいて、上記部分動画像の細分化の判
定を行うことを特徴とする請求項5記載の画像処理装
置。 - 【請求項9】 上記部分動画像細分化手段は、上記部分
動画像の中間地点で2つの部分動画像に分割することを
特徴とする請求項5記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 上記部分動画像細分化手段は、上記部
分動画像を任意の間隔で分割することを特徴とする請求
項5記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 上記類似度取得手段は、上記部分動画
像中の先頭フレームと最終フレームの類似度を取得し、 上記部分動画像細分化手段は、上記類似度取得手段で得
られた類似度が所定の閾値よりも低い場合には上記部分
動画像を細分化し、 上記第1のシーンチェンジ検出手段は、上記部分動画像
細分化手段により細分化された各部分動画像に対して再
帰的に上記シーンチェンジの検出を行い、 上記類似度取得手段は、上記第1のシーンチェンジ検出
手段によりシーンチェンジとして検出されたフレームと
上記先頭フレーム及び最終フレームの類似度を取得し、 上記部分動画像細分化手段は、上記類似度取得手段によ
り得られた上記検出フレームと上記先頭フレームの類似
度が所定の閾値よりも高い場合には上記部分動画像の細
分化を処理を終了し、上記類似度取得手段により得られ
た上記検出フレーム画像と上記最終フレームの類似度が
所定の閾値よりも高い場合には上記検出フレームから上
記最終フレームまでからなる部分動画像に対する細分化
を終了することを特徴とする請求項5記載の画像処理装
置。 - 【請求項12】 上記第1のシーンチェンジ検出手段
は、シーンチェンジとして検出したフレームを時系列で
並べた場合に隣り合ったフレーム間の類似度が所定の閾
値よりも低くなるフレームをシーンチェンジとして検出
することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項13】 動画像を処理する画像処理装置であっ
て、 対象動画像を構成するフレーム画像から特徴量を抽出す
る特徴量抽出手段と、 上記特徴量抽出手段により得られた特徴量を、上記フレ
ーム画像に対応付けて記憶する記憶手段と、 上記特徴量抽出手段により得られた特徴量と、上記記憶
手段に記憶された過去のフレーム画像の特徴量との類似
度を取得する類似度取得手段と、 任意のシーンチェンジ検出手段によりシーンチェンジが
存在すると確定されたシーンに対して、当該シーンの先
頭フレーム画像及び最終フレーム画像を含め互いに類似
度の低いフレーム画像を決定するフレーム画像決定手段
と、 上記シーンの先頭フレーム及び最終フレームと共に、上
記フレーム画像決定手段により決定されたフレーム画像
の位置情報を提示する提示手段とを備えることを特徴と
する画像処理装置。 - 【請求項14】 動画像を処理する画像処理装置であっ
て、 対象動画像を構成するフレーム画像から特徴量を抽出す
る特徴量抽出手段と、 上記特徴量抽出手段により得られた特徴量を、上記フレ
ーム画像に対応付けて記憶する記憶手段と、 上記特徴量抽出手段により得られた特徴量と、上記記憶
手段に記憶された過去のフレーム画像の特徴量との類似
度を取得する類似度取得手段と、 任意のシーンチェンジ検出手段によりシーンチェンジが
存在すると確定されたシーンを代表する静止画像である
フレーム画像を決定する際に、当該決定フレーム画像を
時系列順で並べたときに隣接するフレーム画像が互いに
類似度の低いフレーム画像となるようなフレーム画像を
決定するフレーム画像決定手段と、 上記シーンの先頭フレーム及び最終フレームと共に、上
記フレーム画像決定手段により決定されたフレーム画像
の位置情報を提示する提示手段とを備えることを特徴と
する画像処理装置。 - 【請求項15】 上記フレーム画像決定手段は、上記任
意のシーンチェンジ検出手段によりシーンチェンジが存
在すると確定されたシーンの先頭フレームF1及び最終
フレームF2の間に存在するフレームF3の特徴量と、
先頭フレームF1及び最終フレームF2の特徴量とを比
較し、これらの両方の類似度が任意の閾値より低い場
合、類似度が低い方の先頭フレームF1又は最終フレー
ムF2を候補として決定し、当該候補フレームとフレー
ムF3の間に存在するフレームF4の特徴量と、当該候
補フレーム及びフレームF3の特徴量とを比較し、これ
らの両方の類似度が任意の閾値より低い場合、類似度が
低い方の当該候補フレーム又はフレームF3を候補とし
て決定する、という処理を再帰的に繰り返し実行するこ
とで、決定フレーム画像候補群を取得し、当該決定フレ
ーム画像候補群に含まれるフレーム画像を時系列順にソ
ートした結果を、代表フレーム画像群とし、上記提示手
段は、上記代表フレーム画像群に含まれるフレーム画像
の位置情報を提示することを特徴とする請求項14記載
の画像処理装置。 - 【請求項16】 上記フレーム画像決定手段は、先頭フ
レームF1及び最終フレームF2の中間フレーム或いは
中間とみなせるフレームを上記フレームF3とし、上記
候補フレーム及び当該フレームF3の中間フレーム或い
は中間とみなせるフレームを上記フレームF4とするこ
とを特徴とする請求項15記載の画像処理装置。 - 【請求項17】 上記フレーム画像決定手段は、上記代
表フレーム画像群において、隣接するフレーム画像同士
の類似度の比較結果に基づいて、これらのフレーム画像
のうちの一方を削除することを特徴とする請求項14記
載の画像処理装置。 - 【請求項18】 上記フレーム画像決定手段は、時系列
的に早い方のフレーム画像とその1つ前のフレーム画像
との類似度と、時系列的に遅い方のフレーム画像とその
1つ後のフレーム画像との類似度との比較を行い、類似
度の高い方のフレーム画像を削除することを特徴とする
請求項17記載の画像処理装置。 - 【請求項19】 上記任意のシーンチェンジ検出手段
は、少なくともカット、ディゾルブ、及びワイプの何れ
かを含む明示的なシーンチェンジを検出する手段を含む
ことを特徴とする請求項13又は14記載の画像処理装
置。 - 【請求項20】 上記フレーム画像決定手段は、上記類
似度が任意の閾値より大きい場合、上記シーンの中にロ
ーカルなシーンチェンジが存在しないとして、処理をア
ボートすることを特徴とする請求項15記載の画像処理
装置。 - 【請求項21】 複数の機器が互いに通信可能に接続さ
れてなる画像処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
1〜20の何れかに記載の画像処理装置の機能を有する
ことを特徴とする画像処理システム。 - 【請求項22】 動画像からシーンチェンジを検出する
ための画像処理方法であって、 対象動画像中の2つのフレーム画像間の類似度を取得す
る類似度取得ステップと、 上記類似度取得ステップにより得られた類似度に基づい
て、上記2つのフレーム画像間のシーンチェンジを検出
する第1のシーンチェンジ検出ステップとを含むことを
特徴とする画像処理方法。 - 【請求項23】 動画像からシーンチェンジを検出する
ための画像処理方法であって、 対象動画像を構成するフレーム画像から特徴量を抽出す
る特徴量抽出ステップと、 上記特徴量抽出ステップにより得られた特徴量を、上記
フレーム画像に対応付けて記憶する記憶ステップと、 上記特徴量抽出ステップにより得られた特徴量と、上記
記憶ステップにより記憶された過去のフレーム画像の特
徴量との類似度を取得する類似度取得ステップと、 任意のシーンチェンジ検出処理によりシーンチェンジが
存在すると確定されたシーンに対して、当該シーンの先
頭フレーム画像及び最終フレーム画像を含め互いに類似
度の低いフレーム画像を決定するフレーム画像決定ステ
ップと、 上記シーンの先頭フレーム及び最終フレームと共に、上
記フレーム画像決定手段により決定されたフレーム画像
の位置情報を提示する提示ステップとを含むことを特徴
とする画像処理方法。 - 【請求項24】 動画像からシーンチェンジを検出する
ための画像処理方法であって、 対象動画像を構成するフレーム画像から特徴量を抽出す
る特徴量抽出ステップと、 上記特徴量抽出ステップにより得られた特徴量を、上記
フレーム画像に対応付けて記憶する記憶ステップと、 上記特徴量抽出ステップにより得られた特徴量と、上記
記憶ステップにより記憶された過去のフレーム画像の特
徴量との類似度を取得する類似度取得ステップと、 任意のシーンチェンジ検出処理によりシーンチェンジが
存在すると確定されたシーンを代表する静止画像である
フレーム画像を決定する際に、当該決定フレーム画像を
時系列順で並べたときに隣接するフレーム画像が互いに
類似度の低いフレーム画像となるようなフレーム画像を
決定するフレーム画像決定ステップと、 上記シーンの先頭フレーム及び最終フレームと共に、上
記フレーム画像決定ステップにより決定されたフレーム
画像の位置情報を提示する提示ステップとを備えること
を特徴とする画像処理方法。 - 【請求項25】 請求項1〜20の何れかに記載の画像
処理装置の機能、又は請求項21記載の画像処理システ
ムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読出可能な記憶媒体。 - 【請求項26】 請求項22〜24の何れかに記載の画
像処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
憶媒体。 - 【請求項27】 動画像データを処理する画像処理装置
であって、 対象動画像データ中の隣接するフレーム間を比較するこ
とにより画像変化を検出する検出する第1の検出手段
と、 上記第1の検出手段により検出された第1フレームと第
2フレーム間に存在する任意の第3のフレームを、当該
第1フレームと第2フレームの少なくともどちらか一方
と比較することにより画像変化を検出する第2の検出手
段と、 上記第1の検出手段と上記第2の検出手段との出力に応
じてシーンチェンジが発生したフレームを判断する判断
手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項28】 上記判断手段により判断されたフレー
ムの画像データを表示する表示手段を有することを特徴
とする請求項27記載の画像処理装置。 - 【請求項29】 上記表示手段は、上記第1の検出手段
の検出結果により上記判断手段が判断したフレームの画
像データを表示することを特徴とする請求項28記載の
画像処理装置。 - 【請求項30】 上記表示手段は、上記第2の検出手段
の検出結果により上記判断手段が判断したフレームの画
像データを、上記第1の検出手段の検出結果により上記
判断手段が判断したフレームの画像データと関連させて
表示することを特徴とする請求項29記載の画像処理装
置。 - 【請求項31】 上記判断手段により判断されたフレー
ムを示す情報を上記動画像データと関連させて記憶する
記憶手段を有することを特徴とする請求項27記載の画
像処理装置。 - 【請求項32】 動画像データを処理する画像処理方法
であって、 対象動画像データ中の隣接するフレーム間を比較するこ
とにより画像変化を検出する検出する第1の検出ステッ
プと、 上記第1の検出ステップにより検出された第1フレーム
と第2フレーム間に存在する任意の第3のフレームを、
当該第1フレームと第2フレームの少なくともどちらか
一方と比較することにより画像変化を検出する第2の検
出ステップと、 上記第1の検出ステップと上記第2の検出ステップとの
検出結果に応じてシーンチェンジが発生したフレームを
判断する判断ステップとを有することを特徴とする画像
処理方法。 - 【請求項33】 請求項32に記載の画像処理方法の処
理ステップをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400032A JP2002204392A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400032A JP2002204392A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002204392A true JP2002204392A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18864699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000400032A Pending JP2002204392A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002204392A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2000-12-28 JP JP2000400032A patent/JP2002204392A/ja active Pending
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