JP2002202367A - 目標追尾装置 - Google Patents

目標追尾装置

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JP2002202367A
JP2002202367A JP2000401737A JP2000401737A JP2002202367A JP 2002202367 A JP2002202367 A JP 2002202367A JP 2000401737 A JP2000401737 A JP 2000401737A JP 2000401737 A JP2000401737 A JP 2000401737A JP 2002202367 A JP2002202367 A JP 2002202367A
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JP2000401737A
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Shinji Kanbara
信治 蒲原
Toshiaki Tsutsui
俊明 筒井
Hiroshi Yanagisawa
宏 柳沢
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッシブ三次元追尾方式を用いた
追尾装置では、測定誤差などの影響で測距精度が悪化し
た場合に、追尾精度もそれに合わせて悪化するという問
題があった。 【解決手段】 パッシブ測距の精度を評価し、そ
の結果に基づきパッシブ二次元追尾処理とパッシブ三次
元追尾処理を切り替えることにより、より高い精度での
追尾を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は航空機、人工衛星
等の移動体に搭載され、撮像及びその他データ収集のた
めに目標を追尾する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】目標の位置の追尾を行なうための装置と
してはレーダ、レーザ測距装置、アクティブソナー等の
ように目標に向けて発振した電磁波、音波などのエネル
ギー波が反射して返ってくるまでの時間を計測し、エネ
ルギー波の速度とから計算される距離とエネルギー波の
到来方向を合わせて追尾する方式(以下アクティブ3次
元追尾方式)を用いるアクティブセンサを利用した装置
が知られているが、これらの方式では、エネルギー波を
目標に向けて発振するため装置の体積及び質量が増加す
るという欠点がある。
【0003】それに対して、赤外線検出素子、光検出素
子、パッシブソナー等目標から発振されている電磁波、
音等を捕らえるセンサを用い、目標の存在する方位を測
定し、その結果から追尾する方式(以下パッシブ二次元
追尾方式)を用いるパッシブセンサを利用した装置が知
られている。
【0004】また、同じく赤外線検出素子、光検出素
子、パッシブソナー等目標から発振されている電磁波、
音等を捕らえるセンサを用い目標の存在する方位を測定
しながら、目標の方位だけでなく、パッシブ測距の結果
と合わせて追尾する方式(以下パッシブ3次元追尾方
式)を用いるパッシブセンサを利用した装置が知られて
いる。ここでパッシブ測距とは目標の慣性空間上での方
位と追尾装置の位置から目標までの相対距離を推定する
ものである。
【0005】図19は従来の追尾装置のうちパッシブ二
次元追尾方式を用いた追尾装置の構成例を示すブロック
図である。移動する物体に搭載されるこの追尾装置はセ
ンサ部1、座標検出部2、観測データ座標変換部3、二
次元追尾演算部4、視軸制御演算部5とから構成され
る。センサ部1は目標からの信号6により目標方位7を
測定する。座標検出部2は追尾装置の位置及び姿勢角8
を検出する。観測データ座標変換部3は目標方位7と追
尾装置の姿勢角8とから装置原点北基準局所座標系目標
方位9を算出する。二次元追尾演算部4は、装置原点北
基準局所座標系目標方位9から、カルマンフィルタ等の
予測アルゴリズムを用い指定時間後の目標方位の予測値
10を算出する。視軸制御演算部5では二次元追尾演算
部4からの目標方位予測値10と座標検出部2からの追
尾装置の姿勢角8とからセンサ部1の指向角度指令11
を算出する。センサ部1では視軸制御演算部5からの指
向角度指令11どおりに視軸指向し、目標追尾を行う。
【0006】図20は追尾装置を搭載した航空機12と
目標13の相対位置関係と座標系を示した図である。図
20のように装置原点北基準局所座標系17での目標方
位9のうちエレベーション方位14をθ、アジマス方位
15をψとし、あわせて距離16をrとする。
【0007】センサ部1としては例えば赤外線センサが
用いられる。図21は赤外線センサを用いたセンサ部1
のブロック図を表わしたものである。センサ部1に入射
する目標13から放出された赤外線18は赤外光学系1
9を透過した後赤外検出素子20に入射し光電変換がな
され、電気信号21になる。各素子毎の出力した電気信
号21はアンプ22で増幅され、増幅された信号23は
画像生成部24により画像25が生成される。画像25
は目標抽出部26と画面内目標方位計測部27に入力さ
れ、画面内目標方位28が出力される。図22は生成さ
れる画像25を示したものである。目標抽出部26は生
成された画像25中から輝度が背景に比べ高い等の特徴
的な領域を探すことにより目標13の領域を抽出し、目
標13の領域の中心29を計算する。画面内目標方位計
測部27では、画像25の画像中心30と目標13の領
域の中心29との差31から画面内目標方位28を計算
し、出力する。また、画像25は目標輝度計測部32に
も出力される。目標輝度計測部32では、画像25中の
目標の領域の輝度33を計測し、出力する。これらが視
軸方向を変更できるジンバル機構34の上に載ってい
る。センサ部基準目標方位計測部35では、ジンバル機
構34の指向方向36と画面内目標方位28とからセン
サ部基準目標方位7を算出し、出力する。
【0008】座標検出部2はGPS(Global P
ositioning System)及びIRU(慣
性基準装置)により、地球中心慣性座標系を基準とした
追尾装置の位置及び装置原点北基準局所座標系を基準と
した追尾装置の姿勢角を検出し出力する。図23に追尾
装置の基準軸37、装置原点北基準局所座標系17、及
び追尾装置の姿勢角8の関係を示す。
【0009】図24は二次元追尾演算部4のブロック図
を表わす。二次元追尾演算部4は平滑推定演算処理部3
8、予測推定演算処理部39、予測指令値演算処理部4
0、予測推定演算結果保持部41、カルマンゲイン演算
処理部42、平滑推定誤差共分散行列演算処理部43、
予測推定誤差共分散行列演算処理部44、及び予測推定
誤差共分散行列保持部45からなる。二次元追尾演算部
4での追尾演算はカルマンフィルタ型のフィルタリング
処理によって行われるのが一般的である。カルマンフィ
ルタ処理については、例えば文献『片山徹著、「応用カ
ルマンフィルタ」、pp74-78、朝倉書店発行、1983年4月
20日』による。その原理を用い以下の処理を行う。
【0010】平滑推定演算処理部38では、観測データ
座標変換部3からのエレベーション方位14及びアジマ
ス方位15と、予測推定演算結果保持部41からの予測
推定値保持値46、カルマンゲイン演算処理部42から
のカルマンゲイン47、及び目標モデルにより予め定め
られている観測行列とから平滑推定値48が算出され
る。予測推定演算処理部39では平滑推定演算処理部3
8からの平滑推定値48、及び予め定められている観測
時間間隔に基づく遷移行列とから予測推定値49が算出
される。予測指令値演算処理部40では予測推定値49
から目標方位指令値の予測値10を算出し出力する。こ
の時、予測推定演算結果保持部41には予測推定値49
が保存される。
【0011】カルマンゲイン演算処理部42では予測推
定誤差共分散行列保持部45からの予測推定誤差共分散
行列保持値50と、予め定められている観測行列、及び
観測雑音共分散行列とからカルマンゲイン47を算出す
る。平滑推定誤差共分散行列演算処理部43では予測推
定誤差共分散行列保持値50、カルマンゲイン47、及
び観測行列とから平滑推定誤差共分散行列51を算出す
る。予測推定誤差共分散行列算出部44では平滑推定誤
差共分散行列51、予め定められている観測時間間隔に
基づく遷移行列、予測雑音共分散行列、及び予測雑音変
換行列とから予測推定誤差共分散行列52を算出する。
予測推定誤差共分散行列保持部45ではこの予測推定誤
差共分散行列52を保持する。
【0012】図25は従来の追尾装置のうちパッシブ三
次元追尾方式を用いた追尾装置のブロック図である。移
動する物体に搭載されるこの追尾装置はセンサ部1、座
標検出部2、観測データ座標変換部3、パッシブ測距演
算部53、三次元追尾演算部54、視軸制御演算部5と
から構成される。座標検出部2は追尾装置の位置55及
び姿勢角8を検出する。パッシブ測距演算部53では追
尾装置の位置55と装置原点北基準局所座標系目標方位
9とからパッシブ測距を行う。三次元追尾演算部54
は、装置原点北基準局所座標系目標方位9、及びパッシ
ブ測距演算部53の測距結果56から、カルマンフィル
タ等の予測アルゴリズムを用い指定時間後の目標方位の
予測値57を算出する。
【0013】カルマンフィルタのアルゴリズムは二次元
追尾方式の場合と同様である。ただし、三次元追尾にお
いてはパッシブ測距の結果得られる相対距離が状態量ベ
クトルに加えられるため、予測推定誤差共分散行列、カ
ルマンゲインなどがそれに応じて次数が上がる。
【0014】パッシブ測距には多くの方法がある。その
うち目標が大気圏外を弾道飛行または自由飛行するよう
な場合には、例えば特開平10−268018号公報に
示された従来の標定装置のように最小二乗法を用いたバ
ッチフィルタによる位置標定を行い、目標の位置と追尾
装置の位置とから相対距離を算出することで測距を行
う。
【0015】また、目標が地表面や海面上にある場合に
は、目標の方位角とセンサ部の高度とから三角測量を行
うことが一般的である。たとえば航空機12の高度が低
い場合には地球の曲率が無視でき、エレベーション角8
及び高度とから距離は、
【0016】
【数1】
【0017】として算出される。なお、航空機12の高
度が高い場合には地球の曲率を考慮して同様の計算を行
う。さらにこの方式では視軸方向と地表面が交点を持た
ない場合が考えられ、測距の可否自体も評価対象とな
る。
【0018】更に想定される目標の運動モデルがより一
般的な場合には、例えば文献『David V. Stallard, Sc.
D 著、「An Angle-only Tracking Filter in Modified
Spherical Coordinates」、AIAA 87-2380、1987年』に
あるような拡張カルマンフィルタ型の逐次予測アルゴリ
ズムを用いたパッシブ測距が一般的である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の追尾装置のう
ち、アクティブ三次元追尾方式を用いた追尾装置には、
エネルギー波を目標に向けて発振するため、装置の体積
及び質量が増加するという欠点と、追尾装置での追尾の
実行を目標に容易に探知されるという問題があった。
【0020】従来の追尾装置のうち、パッシブ二次元追
尾方式を用いた追尾装置には、目標追尾演算に用いる状
態量の次元が三次元追尾に比べて低いことにより、追尾
精度が三次元追尾と比較して悪いという問題があった。
【0021】従来の追尾装置のうち、パッシブ三次元追
尾方式を用いた追尾装置には、測定誤差などの要因で測
距精度が悪化した場合に追尾精度もそれに合わせて悪化
するという問題があった。
【0022】この発明は、パッシブ追尾装置においてよ
り高い追尾精度を維持するために、パッシブ二次元追尾
またはパッシブ三次元追尾における精度の劣化を改善す
ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】第1の発明による目標追
尾装置は、移動する物体に搭載され目標の方位を測定す
るセンサ部と、追尾装置の位置および姿勢角を検出する
座標検出部と、上記目標の方位と上記位置および姿勢角
データとから目標の装置原点北基準局所座標方位を算出
する観測データ座標変換部と、上記目標の装置原点北基
準局所座標方位から目標の装置原点北基準局所座標方位
の予測値を算出する二次元追尾演算部と、上記目標の装
置原点北基準局所座標方位と上記位置とから大気圏外を
弾道飛行または自由飛行する目標の位置を計算し、上記
目標の位置と上記追尾装置の位置とから相対距離を算出
するパッシブ測距部と、上記目標の装置原点北基準局所
座標方位と上記相対距離とから目標の装置原点北基準局
所座標方位及び相対距離の予測値を算出する三次元追尾
演算部と、上記パッシブ測距部からの相対距離の算出精
度を評価する測距演算評価部と、上記測距演算評価部の
評価結果に応じて上記二次元追尾演算部での目標の装置
原点北基準局所座標方位予測値と上記三次元追尾演算部
での目標の装置原点北基準局所座標方位予測値を選択す
る追尾指令選択部とを、備えたものである。
【0024】第2の発明による目標追尾装置は、移動す
る物体に搭載され目標の方位を測定するセンサ部と、追
尾装置の位置および姿勢角を検出する座標検出部と、上
記目標の方位と上記位置および姿勢角データとから目標
の装置原点北基準局所座標方位を算出する観測データ座
標変換部と、上記目標の装置原点北基準局所座標方位か
ら目標の装置原点北基準局所座標方位の予測値を算出す
る二次元追尾演算部と、上記目標の装置原点北基準局所
座標方位と上記高度とから目標までの距離を算出する高
度三角測量パッシブ測距部と、上記目標の装置原点北基
準局所座標方位と上記目標までの距離とから目標の装置
原点北基準局所座標方位及び相対距離の予測値を算出す
る三次元追尾演算部と、上記目標の装置原点北基準局所
座標方位と上記高度から視軸方向と地表面との交点の有
無を判別し相対距離の算出可否を評価する測距演算評価
部と、上記測距可否判定部の判定結果に応じて上記角度
追尾演算部での目標の装置原点北基準局所座標方位予測
値と上記三次元追尾演算部での目標の装置原点北基準局
所座標方位予測値を選択する追尾演算結果選択部とを備
えたものである。
【0025】第3の発明による目標追尾装置は、移動す
る物体に搭載され目標の方位を測定するセンサ部と、追
尾装置の位置および姿勢角を検出する座標検出部と、上
記目標の方位と上記位置および姿勢角データとから目標
の装置原点北基準局所座標方位を算出する観測データ座
標変換部と、上記目標の装置原点北基準局所座標方位か
ら目標の装置原点北基準局所座標方位の予測値を算出す
る二次元追尾演算部と、上記目標慣性方位並びに上記位
置とから拡張カルマンフィルタ等の逐次型の推定手段を
用いて目標の三次元位置を推定した上で測距を行うパッ
シブ測距部と、上記目標の装置原点北基準局所座標方位
と上記相対距離とから目標の装置原点北基準局所座標方
位及び相対距離の予測値を算出する三次元追尾演算部
と、上記パッシブ測距部の予測誤差共分散行列により測
距精度を評価する測距演算評価部と、測距演算評価部の
評価結果に応じて上記二次元追尾演算部での目標の装置
原点北基準局所座標方位予測値と上記三次元追尾演算部
での目標の装置原点北基準局所座標方位予測値を選択す
る追尾指令選択部とを備えたものである。
【0026】第4の発明による目標追尾装置は、移動す
る物体に搭載され目標の方位を測定するセンサ部と、追
尾装置の位置および姿勢角を検出する座標検出部と、上
記目標の方位と上記位置および姿勢角データとから目標
の装置原点北基準局所座標方位を算出する観測データ座
標変換部と、上記目標の装置原点北基準局所座標方位か
ら目標の装置原点北基準局所座標方位の予測値を算出す
る二次元追尾演算部と、上記目標慣性方位並びに上記位
置とから上記目標の測距を行うパッシブ測距部と、上記
目標の装置原点北基準局所座標方位と上記相対距離とか
ら目標の装置原点北基準局所座標方位及び相対距離の予
測値を算出する三次元追尾演算部と、過去N回の測距デ
ータの分散により測距精度を評価する測距演算評価部
と、測距演算評価部の評価結果に応じて上記二次元追尾
演算部での目標の装置原点北基準局所座標方位予測値と
上記三次元追尾演算部での目標の装置原点北基準局所座
標方位予測値を選択する追尾指令選択部とを備えたもの
である。
【0027】第5の発明の発明による目標追尾装置は、
第1から第4のいずれかの発明において、上記観測デー
タ座標変換部からの観測データを複数の目標毎に分配す
る多目標データ管理部と、上記多目標データ管理部から
分配された観測データに基づいて上記二次元追尾演算部
と上記三次元追尾演算部で各目標毎に算出された目標方
位の予測値を評価し、各目標毎に追尾指令を選択する目
標別追尾指令演算部と、目標別追尾指令演算部からの目
標別の追尾指令を指示時刻順の配列とし、当該指示時刻
順に追尾指令を出力する多目標追尾指令管理部とを備え
たものである。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明が適用さ
れる追尾装置のブロック図を図1に示す。この発明の適
用される追尾装置はセンサ部1、座標検出部2、観測デ
ータ座標変換部3、二次元追尾演算部4、パッシブ測距
演算部53、測距演算評価部58、三次元追尾演算部5
4,追尾指令選択部59、及び視軸制御演算部5とから
構成される。図2はこの発明の適用される追尾装置の全
体を示す概要図である。追尾装置は航空機12の胴体上
部および胴体内部に搭載されている。
【0029】図3は測距演算評価部58のブロック図を
表わす。最小二乗法によるバッチフィルタを用いたパッ
シブ測距演算部53で算出される観測開始時の目標位置
推定ベクトル60の過去N回の算出値は時系列データ生
成部61で時系列データ62として保存される。分散演
算部63では時系列データ生成部61からの過去N回の
時系列データ62の分散64を算出する。分散判定部6
5では、分散演算部63からの分散64の値と予め定め
られた分散評価基準値とを比較し、分散評価基準値以下
であれば測距演算評価ステータス66を良とし、分散評
価基準より大きい場合は測距演算評価ステータス66を
否とする。
【0030】図1において追尾指令選択部59では測距
演算評価部58からの測距演算評価ステータス66が良
の場合には三次元追尾演算部54からの目標方位の予測
値57を選択し追尾指令67として出力する。また、測
距演算評価ステータス66が否の場合には二次元追尾演
算部4からの目標方位の予測値10を選択し追尾指令6
7として出力する。
【0031】上記のように測距演算評価部58を備える
ことにより、パッシブ二次元追尾とパッシブ三次元追尾
のうち高精度な追尾指令を切り替えて使用することが可
能となる。図4はこの発明に係わる追尾装置を用いたシ
ミュレーション例を示す。図のように、三次元追尾を選
択している間に追尾誤差が大きくなって、目標位置推定
ベクトル60の分散64の値が分散評価基準値(図の推
定位置分散閾値)より大きくなったときに、二次元追尾
を選択し、その後二次元追尾を選択している間に追尾誤
差が縮小して、目標位置推定ベクトル60の分散64の
値が分散評価基準値(図の推定位置分散閾値)より小さ
くなったときに、再び三次元追尾を選択することによ
り、追尾誤差が一定の範囲内でかつ精度の良い追尾を行
うことが可能となることが判る。このように、適切な分
散評価基準を予め設定することにより、三次元追尾演算
の精度が高くなったところでの追尾指令切替が可能にな
る。
【0032】実施の形態2.この発明が適用される追尾
装置のブロック図を図5に示す。この発明の適用される
追尾装置はセンサ部1、座標検出部2、観測データ座標
変換部3、二次元追尾演算部4、パッシブ測距演算部6
8、測距演算評価部69、三次元追尾演算部54,追尾
指令選択部59、及び視軸制御演算部5とから構成され
る。図6はこの発明の適用される追尾装置の全体を示す
概要図である。追尾装置は航空機12の胴体上部および
胴体内部に搭載されている。
【0033】図7は測距演算評価部69のブロック図を
表わしたものである。高度三角測量によるパッシブ測距
演算部68で算出される目標位置推定ベクトル70の過
去N回の算出値は時系列データ生成部71で時系列デー
タ72として保存される。分散演算部73では時系列デ
ータ生成部71からの観測開始時の目標位置推定ベクト
ル70の過去N回の時系列データ72の分散74を算出
する。測距可否及び分散判定部75では、分散演算部7
3からの分散74の値と予め定められた分散評価基準値
とを比較し、分散評価基準値以下であれば分散評価ステ
ータスを良とし、分散評価基準より大きい場合は分散評
価ステータスを不良とする。さらにパッシブ測距演算部
68からの測距可否ステータス76を利用し、測距可否
ステータス76が可かつ分散評価ステータスが良の場合
に測距演算評価ステータス66を良とし、測距可否ステ
ータス76が可かつ分散評価ステータスが不良の場合及
び測距可否ステータス76が不可の場合には測距演算評
価ステータス66を否とする。
【0034】上記のように測距演算評価部69を備える
ことにより、パッシブ二次元追尾とパッシブ三次元追尾
のうち高精度な追尾指令を切り替えて使用することが可
能となる。
【0035】実施の形態3.この発明が適用される追尾
装置のブロック図を図8に示す。この発明の適用される
追尾装置はセンサ部1、座標検出部2、観測データ座標
変換部3、二次元追尾演算部4、拡張カルマンフィルタ
型のパッシブ測距演算部77、測距演算評価部78、三
次元追尾演算部54,追尾指令選択部59、及び視軸制
御演算部5とから構成される。図9はこの発明の適用さ
れる追尾装置の全体を示す概要図である。追尾装置は航
空機12の胴体上部および胴体内部に搭載されている。
【0036】図10は測距演算評価部78のブロック図
を表わしたものである。パッシブ測距演算部77で算出
される目標位置予測推定共分散行列79のトレース80
が共分散行列トレース演算部81で算出される。共分散
行列評価部82では目標位置予測推定共分散行列79の
トレース80と予め設定された共分散評価基準とを比較
し、共分散評価基準以下であれば測距演算評価ステータ
ス66を良とし、共分散評価基準より大きい場合は測距
演算評価ステータス66を否とする。
【0037】上記のように測距演算評価部78を備える
ことにより、パッシブ二次元追尾とパッシブ三次元追尾
のうち高精度な追尾指令を切り替えて使用することが可
能となる。
【0038】実施の形態4.この発明が適用される追尾
装置のブロック図を図11に示す。この発明の適用され
る追尾装置はセンサ部1、座標検出部2、観測データ座
標変換部3、二次元追尾演算部4、パッシブ測距演算部
83、測距演算評価部84、三次元追尾演算部54,追
尾指令選択部59、及び視軸制御演算部5とから構成さ
れる。図12はこの発明の適用される追尾装置の全体を
示す概要図である。追尾装置は航空機12の胴体上部お
よび胴体内部に搭載されている。
【0039】図13は測距演算評価部84のブロック図
を表わしたものである。パッシブ測距演算部83からの
測距データ85は時系列データ生成部86において時系
列データ87として保存される。測距時系列データ分散
算出部88では過去N回分の測距時系列データ87の分
散89を算出する。分散判定部90では分散89と予め
設定されている分散評価基準を比較し、分散評価基準以
下であれば測距演算評価ステータス66を良とし、分散
評価基準より大きい場合は測距演算評価ステータス66
を否とする。
【0040】上記のように測距演算評価部84を備える
ことにより、パッシブ二次元追尾とパッシブ三次元追尾
のうち高精度な追尾指令を切り替えて使用することが可
能となる。
【0041】実施の形態5.この発明が適用される追尾
装置のブロック図を図14に示す。この発明の適用され
る追尾装置はセンサ部1、座標検出部2、多目標データ
管理部91、追尾すべき目標数分の目標別追尾演算部9
2、多目標追尾指令管理部93、及び視軸制御演算部5
とから構成される。図15は、この発明の適用される追
尾装置の全体を示す概要図である。追尾装置は航空機1
2の胴体上部および胴体内部に搭載されている。
【0042】図16は多目標データ管理部91のブロッ
ク図を表わす。観測データ座標変換部 3ではセンサ部
1からのセンサ部基準目標方位7が、座標検出部2から
の追尾装置の姿勢角8を用いて装置原点北基準局所座標
系17での目標方位9に変換される。予測データ保持部
94では多目標追尾指令管理部93からの追尾指令95
を予測データ96として保持する。目標同定部97では
観測データ座標変換部3からの目標方位9と予測データ
保持部94からの予測データ96を比較し、目標を同定
する。目標データ分配部98では、目標同定部97の同
定結果に基づき、目標別に目標方位9を分配する。
【0043】図17は目標別追尾演算部92のブロック
図を表わす。目標別追尾演算部92は、二次元追尾演算
部4、パッシブ測距演算部99、測距演算評価部10
0、三次元追尾演算部54、追尾指令選択部59からな
る。それぞれの処理は実施の形態1から4までと同等で
ある。
【0044】図18は多目標追尾指令管理部93のブロ
ック図を表わす。多目標追尾指令統合部101では目標
別追尾演算部92からの追尾指令67を、その指示時刻
順の追尾指令配列102にする。追尾指令出力部103
は多目標追尾指令統合部97からの追尾指令配列102
を指示時刻順に追尾指令95として出力する。
【0045】上記のように多目標データ管理部91及び
多目標追尾指令管理部93を備えることにより、多目標
追尾時に目標別にパッシブ二次元追尾とパッシブ三次元
追尾のうち高精度な追尾指令を切り替えて使用すること
が可能となる。
【0046】なお、この発明の実施の形態1から5にお
いては、センサ部は赤外線を利用するものとして説明し
たが、それ以外でも目標の方位を測定できるような装置
(電波を捉えて発信源の方位を測定するようなパッシブ
レーダー、音波を捉えて発信源の方向を測定するような
パッシブソナー等)であれば適用可能である。
【0047】また、この発明の実施の形態1から5にお
いては、センサ部に視軸を指向するためのジンバル機構
を備えているが、ジンバル機構の代わりに目標追尾装置
を搭載する移動する物体の方位・姿勢角を直接制御し視
軸を指向する形態にも適用可能である。
【0048】また、この発明の実施の形態1から5にお
いては、目標追尾装置のすべての構成品を移動する物体
に搭載しているが、センサ部以外の構成品については地
上に設置し、移動する物体と地上に設置した構成品間に
データ通信を用いて動作する形態にも適用可能である。
【0049】
【発明の効果】第1の発明から第5の発明によれば、パ
ッシブ二次元追尾とパッシブ三次元追尾をパッシブ測距
の精度により切り替えることで、常に高い精度での追尾
が可能になるという利点がある。
【0050】また、第1の発明によれば、最小二乗法型
のバッチフィルタを用いたパッシブ測距結果に対し、パ
ッシブ二次元追尾とパッシブ三次元追尾をパッシブ測距
の精度により切り替えることで、常に高い精度での追尾
が可能になるという利点がある。
【0051】また、第2の発明によれば、高度三角測量
を用いたパッシブ測距結果に対し、パッシブ二次元追尾
とパッシブ三次元追尾をパッシブ測距の精度により切り
替えることで、常に高い精度での追尾が可能になるとい
う利点がある。
【0052】また、第3の発明によれば、拡張カルマン
フィルタ型のパッシブ測距結果に対し、パッシブ二次元
追尾とパッシブ三次元追尾をパッシブ測距の精度により
切り替えることで、常に高い精度での追尾が可能になる
という利点がある。
【0053】また、第5の発明においては、多目標の追
尾時にもすべての目標に対して高い追尾精度を実現でき
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の適用される目標追尾装置のブ
ロック図
【図2】 実施の形態1の適用される目標追尾装置の全
体を示す概要図
【図3】 測距演算評価部58のブロック図
【図4】 この発明に係わる目標追尾装置を用いたシミ
ュレーション例
【図5】 実施の形態2の適用される目標追尾装置のブ
ロック図
【図6】 実施の形態2の適用される目標追尾装置の全
体を示す概要図
【図7】 測距演算評価部69のブロック図
【図8】 実施の形態3の適用される目標追尾装置のブ
ロック図
【図9】 実施の形態3の適用される目標追尾装置の全
体を示す概要図
【図10】 測距演算評価部78のブロック図
【図11】 実施の形態4の適用される目標追尾装置の
ブロック図
【図12】 実施の形態4の適用される目標追尾装置の
全体を示す概要図
【図13】 測距演算評価部84のブロック図
【図14】 実施の形態5の適用される目標追尾装置の
ブロック図
【図15】 実施の形態5の適用される目標追尾装置の
全体を示す概要図
【図16】 多目標データ管理部91のブロック図
【図17】 目標別追尾演算部92のブロック図
【図18】 多目標追尾指令管理部93のブロック図
【図19】 従来のパッシブ二次元追尾方式を用いた目
標追尾装置の構成例を示すブロック図
【図20】 目標追尾装置を搭載した航空機12と目標
13の相対位置関係と座標系を示した図
【図21】 センサ部1のブロック図
【図22】 生成される画像25
【図23】 目標追尾装置の基準軸37、装置原点北基
準局所座標系17、及び目標追尾装置の姿勢角8の関係
【図24】 二次元追尾演算部4のブロック図
【図25】 従来の目標追尾装置のうちパッシブ三次元
追尾方式を用いた目標追尾装置のブロック図
【符号の説明】
1 センサ部、 2 座標検出部 3 観測データ座標変換部 4 二次元追尾演算部 5 視軸制御演算部 6 目標からの信号 7 目標方位 8 追尾装置の姿勢角 9 装置原点北基準局所座標系目標方位 10 目標方位予測値 11 指向角度指令 12 航空機 13 目標 14 エレベーション方位 15 アジマス方位 16 距離 17 装置原点北基準局所座標系 18 赤外線 19 赤外光学系 20 2次元アレイの赤外検出素子 21 電気信号 22 アンプ 23 信号 24 画像生成部 25 画像 26 目標抽出部 27 画面内目標方位計測部 28 画面内目標方位 29 目標の領域の中心 30 画像中心 31 差 32 目標輝度計測部 33 目標の領域の輝度 34 ジンバル機構 35 センサ部基準目標方位計測部 36 ジンバル機構の指向方向 37 追尾装置の基準軸 38 平滑推定演算処理部 39 予測推定演算処理部 40 予測指令値演算処理部 41 予測推定演算結果保持部 42 カルマンゲイン演算処理部 43 平滑推定誤差共分散行列演算処理部 44 予測推定誤差共分散行列演算処理部 45 予測推定誤差共分散行列保持部 46 予測推定値保持値 47 カルマンゲイン 48 平滑推定値 49 予測推定値 50 予測推定誤差共分散行列保持値 51 平滑推定誤差共分散行列 52 予測推定誤差共分散行列 53 パッシブ測距演算部 54 三次元追尾演算部 55 追尾装置の位置 56 測距結果 57 目標方位の予測値 58 測距演算評価部 59 追尾指令選択部 60 観測開始時の目標位置推定ベクトル 61 時系列データ生成部 62 時系列データ 63 分散演算部 64 分散 65 分散判定部 66 測距演算評価ステータス 67 追尾指令 68 パッシブ測距演算部 69 測距演算評価部 70 目標位置推定ベクトル 71 時系列データ生成部 72 時系列データ 73 分散演算部 74 分散 75 測距可否及び分散判定部 76 測距可否ステータス 77 パッシブ測距部 78 測距演算評価部 79 目標位置予測推定共分散行列 80 トレース 81 共分散行列トレース演算部 82 共分散行列評価部 83 パッシブ測距演算部 84 測距演算評価部 85 測距データ 86 時系列データ生成部 87 時系列データ 88 測距時系列データ分散算出部 89 分散 90 分散判定部 91 多目標データ管理部 92 目標別追尾演算部 93 多目標追尾指令管理部 94 予測データ保持部 95 追尾指令 96 予測データ 97 目標同定部 98 目標データ分配部 99 パッシブ測距演算部 100 測距演算評価部 101 多目標追尾指令統合部 102 追尾指令配列 103 追尾指令出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳沢 宏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AA02 AC02 AC13 AE04 AE06 AF06 AF08 AH14 AH19 AH39 AK21 AK22 BB04 BB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する物体に搭載され目標の方位を測
    定するセンサ部と、追尾装置の位置および姿勢角を検出
    する座標検出部と、上記目標の方位と上記位置および姿
    勢角データとから目標の装置原点北基準局所座標方位を
    算出する観測データ座標変換部と、上記目標の装置原点
    北基準局所座標方位から目標の装置原点北基準局所座標
    方位の予測値を算出する二次元追尾演算部と、上記目標
    の装置原点北基準局所座標方位と上記位置とから大気圏
    外を弾道飛行または自由飛行する目標の位置を計算し、
    上記目標の位置と上記追尾装置の位置とから相対距離を
    算出するパッシブ測距部と、上記目標の装置原点北基準
    局所座標方位と上記相対距離とから目標の装置原点北基
    準局所座標方位及び相対距離の予測値を算出する三次元
    追尾演算部と、上記パッシブ測距部からの相対距離の算
    出精度を評価する測距演算評価部と、上記測距演算評価
    部の評価結果に応じて上記二次元追尾演算部での目標の
    装置原点北基準局所座標方位予測値と上記三次元追尾演
    算部での目標の装置原点北基準局所座標方位予測値を選
    択する追尾指令選択部とを、備えた目標追尾装置。
  2. 【請求項2】 移動する物体に搭載され目標の方位を測
    定するセンサ部と、追尾装置の位置および姿勢角を検出
    する座標検出部と、上記目標の方位と上記位置および姿
    勢角データとから目標の装置原点北基準局所座標方位を
    算出する観測データ座標変換部と、上記目標の装置原点
    北基準局所座標方位から目標の装置原点北基準局所座標
    方位の予測値を算出する二次元追尾演算部と、上記目標
    の装置原点北基準局所座標方位と上記高度とから目標ま
    での距離を算出する高度三角測量パッシブ測距部と、上
    記目標の装置原点北基準局所座標方位と上記目標までの
    距離とから目標の装置原点北基準局所座標方位及び相対
    距離の予測値を算出する三次元追尾演算部と、上記目標
    の装置原点北基準局所座標方位と上記高度から視軸方向
    と地表面との交点の有無を判別し相対距離の算出可否を
    評価する測距演算評価部と、上記測距可否判定部の判定
    結果に応じて上記角度追尾演算部での目標の装置原点北
    基準局所座標方位予測値と上記三次元追尾演算部での目
    標の装置原点北基準局所座標方位予測値を選択する追尾
    演算結果選択部とを、備えた目標追尾装置。
  3. 【請求項3】 移動する物体に搭載され目標の方位を測
    定するセンサ部と、追尾装置の位置および姿勢角を検出
    する座標検出部と、上記目標の方位と上記位置および姿
    勢角データとから目標の装置原点北基準局所座標方位を
    算出する観測データ座標変換部と、上記目標の装置原点
    北基準局所座標方位から目標の装置原点北基準局所座標
    方位の予測値を算出する二次元追尾演算部と、上記目標
    慣性方位並びに上記位置とから拡張カルマンフィルタ等
    の逐次型の推定手段を用いて目標の三次元位置を推定し
    た上で測距を行うパッシブ測距部と、上記目標の装置原
    点北基準局所座標方位と上記相対距離とから目標の装置
    原点北基準局所座標方位及び相対距離の予測値を算出す
    る三次元追尾演算部と、上記パッシブ測距部の予測誤差
    共分散行列により測距精度を評価する測距演算評価部
    と、測距演算評価部の評価結果に応じて上記二次元追尾
    演算部での目標の装置原点北基準局所座標方位予測値と
    上記三次元追尾演算部での目標の装置原点北基準局所座
    標方位予測値を選択する追尾指令選択部とを、備えた目
    標追尾装置。
  4. 【請求項4】 移動する物体に搭載され目標の方位を測
    定するセンサ部と、追尾装置の位置および姿勢角を検出
    する座標検出部と、上記目標の方位と上記位置および姿
    勢角データとから目標の装置原点北基準局所座標方位を
    算出する観測データ座標変換部と、上記目標の装置原点
    北基準局所座標方位から目標の装置原点北基準局所座標
    方位の予測値を算出する二次元追尾演算部と、上記目標
    慣性方位並びに上記位置とから上記目標の測距を行うパ
    ッシブ測距部と、上記目標の装置原点北基準局所座標方
    位と上記相対距離とから目標の装置原点北基準局所座標
    方位及び相対距離の予測値を算出する三次元追尾演算部
    と、過去N回の測距データの分散により測距精度を評価
    する測距演算評価部と、測距演算評価部の評価結果に応
    じて上記二次元追尾演算部での目標の装置原点北基準局
    所座標方位予測値と上記三次元追尾演算部での目標の装
    置原点北基準局所座標方位予測値を選択する追尾指令選
    択部とを、備えた目標追尾装置。
  5. 【請求項5】 上記観測データ座標変換部からの観測デ
    ータを複数の目標毎に分配する多目標データ管理部と、
    上記多目標データ管理部から分配された観測データに基
    づいて上記二次元追尾演算部と上記三次元追尾演算部で
    各目標毎に算出された目標方位の予測値を評価し、各目
    標毎に追尾指令を選択する目標別追尾指令演算部と、目
    標別追尾指令演算部からの目標別の追尾指令を指示時刻
    順の配列とし、当該指示時刻順に追尾指令を出力する多
    目標追尾指令管理部とを備えたことを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載の目標追尾装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047881A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Toshiba Corp 目標追跡装置
JP2012047642A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Toshiba Corp 信号処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047881A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Toshiba Corp 目標追跡装置
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