JP2002198958A - 画像の改竄防止方法 - Google Patents

画像の改竄防止方法

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JP2002198958A
JP2002198958A JP2001321866A JP2001321866A JP2002198958A JP 2002198958 A JP2002198958 A JP 2002198958A JP 2001321866 A JP2001321866 A JP 2001321866A JP 2001321866 A JP2001321866 A JP 2001321866A JP 2002198958 A JP2002198958 A JP 2002198958A
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JP2001321866A
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English (en)
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Naoto Kaneshiro
金城  直人
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊な機能を持たせた記録媒体を必要とせず
に、画像の改竄がないことを認証することにより、画像
の改竄を効果的に防止することのできる画像の改竄防止
方法を提供する。 【解決手段】画像機器において、この画像機器で製作さ
れた製作画像から特定アルゴリズムにより画像特徴量を
抽出し、画像機器の製作画像の識別情報と画像特徴量と
を、製作画像に改竄がないことを認証する認証機関のデ
ータベースに記録し、認証機関において、認証すること
を請求された認証対象画像について、この認証対象画像
から特定アルゴリズムにより画像特徴量を抽出し、この
抽出された画像特徴量をデータベースに記録された画像
特徴量と比較し、この比較における両画像特徴量の一致
度により、認証対象画像に製作後の改竄がないことを判
定することにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像機器で製作さ
れた製作画像、例えばデジタルスチルカメラ等で撮影さ
れた撮影画像やコンピュータ等で製作されたコンピュー
タグラフィックス画像またはコンピュータ等で画像処理
された画像処理済画像のデジタル画像データに改竄がな
いことを認証することでデジタル画像データの改竄を防
止する画像の改竄防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀塩写真技術における露光系で
は、一般にアナログ露光(面露光、直接露光)によって
プリントが行われていた。すなわち、現像済みのネガフ
ィルムを所定の焼き付け位置に位置決めして、白色光源
(ハロゲンランプ等)からの光を照射し、ネガフィルム
からの透過画像を印画紙に結像して露光していた。
【0003】これに対して、近年では、デジタル露光を
利用する焼き付け装置、すなわち、ネガフィルムやカラ
ーリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録された画
像を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信
号とした後、種々のデジタル画像処理を施して記録用の
画像データとし、この画像データに応じて変調した記録
光によって感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録
し、(仕上がり)プリントとするデジタルフォトプリン
タが実用化されている。
【0004】このようなデジタルフォトプリンタにおい
ては、画像をデジタル画像データとして取り扱うので、
写真フィルムに撮影された画像のみならず、デジタルス
チルカメラ(DSC)等で撮影された画像や、CD−R
やフレキシブルディスク、リムーバブルハードディスク
(Zip、Jaz等)等の磁気記録媒体、MOディスク
(光磁気記録媒体)等の各種の記録媒体にデジタルデー
タとして記録された画像データについても、画像処理を
施してプリントとして出力することができる。
【0005】このようなデジタルデータは、パソコン等
の情報処理、情報通信機器とのデータの接続、転送が容
易である反面、データの取り扱いの容易さから、比較的
自由にデータの改竄がなされ易いという欠点があり、デ
ータの改竄の防止や、データの正当性の認証が困難であ
った。例えば、従来、自動車保険等の損害クレーム処理
において、損害の査定に用いられる証拠写真としてデジ
タルカメラによって撮影された写真画像を用いた場合
に、その写真画像の改竄や、すり替え(写真の偽造)に
よる不正をいかにして見破り、また防止するかというこ
とが問題となっていた。
【0006】これに対する一つの提案が、電子情報通信
学会技術研究報告になされている。「保険クレーム処理
グループワークシステムにおけるデジタル写真の改ざん
防止と検出機能」(豊川和治、森本典繁、利根川聡子、
上條浩一、小出昭夫、信学技報、1999年9月、p.
1〜p.8、IE99−38)である。これは、査定員
が、特別の識別情報(以下、IDとする)や認証キーを
書き込んだメモリカードを装着したデジタルカメラで事
故車両の撮影を行うと、デジタルカメラにより自動的
に、撮影日時と認証マークがメモリカードに書き込ま
れ、このメモリカードを、コンピュータのメモリカード
読み取り用デバイスドライバで読み取ると、認証マーク
の存在により、撮影写真が修正されたものではなく真正
のものであることが保証されるというものである。
【0007】また、従来メモリカード等の記録媒体によ
る画像データの受け渡しの他、通信回線を通じて画像デ
ータを転送することも行われている。この場合、データ
転送中に、第三者によってデータが不正に改竄された
り、すり替えられたりする虞があるため、通信における
セキュリティ保護が問題となっている。これに対して、
従来、例えば、そのデータの正当性を保証する情報を暗
号化して送る方法や、電子署名等の方法、あるいは画像
中に視認不可能な情報を埋め込む電子透かしの技法等に
より、データのすり替えや、改竄の防止を図る様々な方
法が考えられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示されたものでは、特定のプロトコルを用いてカ
メラからメモリカードを経由してデータの授受を行って
いるため、特別なハードウェア認証機能を持たせたメモ
リカードを必要としており、不特定多数のユーザを対象
とする場合には不向きであるという問題がある。また、
前述したように、データの暗号化や電子透かしの方法等
による通信データのセキュリティ保護の様々な方法が開
発されてはいるが、真に効果的な、画像データの改竄防
止方法というものは、まだ存在しない。
【0009】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、特殊な機能を持たせた記録媒体を必要と
せずに、画像の改竄がないことを認証することにより、
画像の改竄を効果的に防止することのできる画像の改竄
防止方法を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した従
来技術のように、特殊な機能を持たせた記録媒体を必要
とせずに、画像の改竄がないことを認証するシステムを
実現するために、真に効果的な、画像データの改竄防止
方法について鋭意研究を行った結果、本発明に至ったも
のである。すなわち、上記課題を解決するために、本発
明の第1の態様は、画像機器において、この画像機器で
製作された製作画像から特定アルゴリズムにより画像特
徴量を抽出し、前記画像機器の前記製作画像の識別情報
と前記画像特徴量とを、前記製作画像に改竄がないこと
を認証する認証機関のデータベースに記録(登録)し、
前記認証機関において、認証することを請求された認証
対象画像について、この(認証対象画像と同じ識別番号
を持つ前記製作画像の前記画像特徴量を前記データベー
スから読み出すとともに、前記)認証対象画像から前記
特定アルゴリズムにより画像特徴量を抽出し、この抽出
された画像特徴量を前記データベースに記録された(か
ら読み出された)画像特徴量(画像特徴量を、前記デー
タベースに記録された、前記認証対象画像と同じ識別情
報を持つ前記製作画像の画像特徴量)と比較し、この比
較における両画像特徴量の一致度により、前記認証対象
画像に製作後の改竄がないことを判定することにより、
前記製作画像の改竄を防止することを特徴とする画像の
改竄防止方法を提供するものである。
【0011】また、上記課題を解決するために、本発明
の第2の態様は、画像機器において画像を製作してこの
製作画像の画像データを得、前記画像機器の前記製作画
像の識別情報と前記製作画像の画像データとを、前記製
作画像に改竄がないことを認証する認証機関のデータベ
ースに記録し、前記認証機関において、認証することを
請求された認証対象画像について、この(認証対象画像
と同じ識別番号を持つ前記製作画像の前記画像データを
前記データベースから読み出すとともに、前記)認証対
象画像の画像データを前記データベースに記録された
(から読み出された)画像データ(画像データを、前記
データベースに記録された、前記認証対象画像と同じ識
別情報を持つ前記製作画像の画像データ)と比較し、こ
の比較における両画像データの一致度により、前記認証
対象画像に製作後の改竄がないことを判定することによ
り、前記製作画像の改竄を防止することを特徴とする画
像の改竄防止方法を提供するものである。
【0012】また、同様に前記課題を解決するために、
本発明の第3の態様は、画像機器で製作された製作画像
に改竄がないことを認証する認証機関から前記画像機器
に、認証のための認証用データを送付するとともに、前
記認証用データと前記画像機器の前記製作画像の識別情
報とを前記認証機関のデータベースに記録し、前記画像
機器は、画像製作の際、この製作画像に前記認証用デー
タを付属させるか、または埋め込むようにし、前記認証
機関において、認証することを請求された認証対象画像
について、この(認証対象画像と同じ識別番号を持つ前
記製作画像の前記認証用データを前記データベースから
読み出すとともに、前記)認証対象画像から前記認証用
データを抽出し、この抽出した認証用データを前記デー
タベースに記録された(から読み出された)認証用デー
タ(認証用データを、前記データベースに記録された、
前記認証対象画像と同じ識別情報を持つ前記製作画像の
認証用データ)と比較し、この比較における両認証用デ
ータの一致度により、前記認証対象画像に製作後の改竄
がないことを判定することにより、前記製作画像の改竄
を防止することを特徴とする画像の改竄防止方法を提供
するものである。
【0013】上記各態様において、前記画像機器が、カ
メラであり、前記製作画像が、前記カメラで撮影された
撮影画像であり、前記識別情報が、前記カメラの識別情
報、または前記撮影画像のファイル名、または前記撮影
画像の撮影者の識別情報であるのが好ましい。また、上
記各態様において、前記画像機器が、コンピュータであ
り、前記製作画像が、前記コンピュータで製作されたコ
ンピュータグラフィックス画像または前記コンピュータ
で画像処理された画像処理済画像であり、前記識別情報
が、前記コンピュータの識別情報、または前記製作画像
のファイル名、または前記製作画像の製作者の識別情報
であるのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像の改竄防
止方法について、添付の図面に示される好適実施形態を
基に、詳細に説明する。
【0015】本発明は、画像機器で製作された製作画
像、例えば、デジタルスチルカメラ等で撮影された撮影
画像やコンピュータ等で製作されたコンピュータグラフ
ィックス画像またはコンピュータ等で画像処理された画
像処理済画像のデジタル画像データに改竄がないことを
認証することで製作画像のデジタル画像データの改竄を
防止する方法である。以下においては、画像機器として
カメラ、画像機器で製作された製作画像としてカメラで
撮影された撮影画像を代表例として説明するが、本発明
はこれに限定されないのは、いうまでもない。
【0016】まず、本発明の第1実施形態について説明
する。本実施形態は、カメラにおいて、撮影画像から抽
出した所定の画像特徴量データを認証機関に送ってお
き、認証機関は、この画像特徴量データを用いて画像の
認証を行うようにするものである。図1は、本発明の第
1実施形態に係る撮影画像の改竄防止方法を実施するシ
ステムの一実施例の概略を示すブロック図である。
【0017】図1において、認証機関10は、ある撮影
画像が、該認証機関10に登録された正しいカメラ20
により撮影され、撮影後、改竄されていない真正の画像
であることを認証するものである。カメラ(デジタルス
チルカメラ)20は、予め認証機関10に登録されてお
り、被写体30を撮影する際には、認証機関10と通信
を行い、撮影画像の認証に必要な情報を認証機関10に
送るとともに、認証機関10から登録の確認を受け、撮
影画像をスマートメディア等の記録媒体40に記録す
る。また、認証機関10は、カメラ20から送られる撮
影画像識別情報および画像特徴量等の撮影画像の認証に
必要な情報を記録するデータベース12を有している。
【0018】本実施形態におけるカメラによる撮影方法
の一例を図2のフローチャートに、また、画像の認証方
法の一例を図3のフローチャートに示す。以下、本実施
形態の作用を、これらのフローチャートに沿って説明す
る。なお、本実施形態においては、第三者が、認証機関
10に登録されている正規のカメラ20に成り済まして
偽造画像を伝送するのを防ぐために、データの送受信は
すべて暗号化して行うものとする。
【0019】まず図2のフローチャートに沿って、カメ
ラによる撮影の方法について説明する。ステップ100
において、予めカメラ20を認証機関10に登録してお
く。事前にカメラ20には、カメラ出荷時あるいは発売
時において、カメラ固有の識別番号や識別情報(以下、
IDとする)と暗号用鍵データとが割りつけられてい
る。これらのカメラ固有のID情報を認証機関10に登
録しておく。従って、このカメラの登録は、はじめに一
回だけやっておけばよい。
【0020】以下、カメラ20で撮影する場合には、ま
ずステップ110において、これから撮影するカメラが
認証機関10に登録したものであることを、認証機関1
0に確認(認証)してもらう。そのためカメラ20は、
データ登録依頼信号(カメラが登録されたものであるこ
とを確認するために必要な情報)を認証機関10に送信
する。すなわち、カメラ20は、カメラID情報等を暗
号化して認証機関10に送信する。認証機関10は、カ
メラ20から暗号化されたデータ登録依頼信号を受け取
ると、これを解読し、カメラ20が登録済であることを
確認する。この暗号を用いてカメラ20が登録されたも
のであることを確認する方法は、特に限定されるもので
はなく、公知の暗号技術を用いることができる。例え
ば、Interface 誌、2000年2月号、p.148 〜p.
149 に、暗号を用いた認証方法の一例が開示されてい
る。
【0021】認証機関10によってカメラ20がすでに
認証機関10に登録されたものであることが確認された
ら、次にステップ120において、カメラ20は被写体
30を撮影する。撮影後、ステップ130において、カ
メラ20は、後に認証機関10が画像の正当性を認証す
る際に用いるための画像特徴量データを、撮影された画
像データから、特定のアルゴリズムにより作成する。
【0022】また、前記画像特徴量データを作成する特
定のアルゴリズムとしては、特に限定されるものではな
く、例えば、画像を所定サイズのエリア(ブロック)に
分割した後、各ブロック毎のエッジや空間周波数あるい
はヒストグラムを計算する等が考えられる。このアルゴ
リズムは、例えば、特徴量データ作成部としてハード化
し、撮影素子と1チップ化してカメラ20に組み込むこ
とによって、通信途中での偽造画像の割り込みを防止す
ることができる。また、このアルゴリズムは非公開とす
ることが望ましい。さらに、万一解読されることを想定
して、このアルゴリズムを複数種類準備しておき、撮影
時にその都度カメラ20側でランダムに選択するように
してもよいし、認証機関10からの指示信号によって選
択するようにしてもよい。
【0023】このとき、カメラ20側でアルゴリズムを
選択した場合には、どのアルゴリズムを選択したかを示
す選択情報を画像特徴量データに付加して認証機関10
に送るようにする。また、認証機関10からの指示信号
でアルゴリズムを選択した場合には、認証機関10が指
示信号をカメラ20に送信してから所定時間経過後はカ
メラ20からの信号を受け付けないようにすることで、
カメラ20を使用している者に悪意がある場合に、事前
に作成された偽造画像の割り込み伝送を防止することが
できる。
【0024】次に、ステップ140において、カメラ2
0は、いま作成した画像特徴量データと、撮影画像(デ
ータ)識別情報とを、それぞれ暗号化してセットで認証
機関10に送信する。ここで、撮影画像(データ)識別
情報とは、例えば、ファイル名、カメラID、撮影者I
D等のうちの少なくとも1つである。カメラ認証後、デ
ータの送受信は共通鍵(秘密鍵)方式で行う。これは共
通鍵方式のほうがより演算量が小さいからである。例え
ば、最初に公開鍵方式で各カメラ固有の秘密鍵データを
伝送し、これを画像特徴量データの暗号化に用いるよう
にする。あるいは、その他の周知の暗号方式を用いる。
また、上にも述べたように、カメラ側で画像特徴量デー
タ作成アルゴリズムを選択した場合には、アルゴリズム
選択情報が、画像特徴量データに付加されて送られる。
認証機関10は、これらの受け取った画像特徴量データ
や撮影画像識別情報をデータベース12に記録(登録)
する。このとき、採用された画像特徴量データ作成アル
ゴリズムの種類も合わせて記録する。
【0025】ステップ150において、認証機関10
が、上記受信信号を解読し、認証済みカメラのデータで
あることを確認した場合には、受け取り確認信号をカメ
ラ20へ返送する。次にステップ160において、カメ
ラ20がこの確認信号を受け取ると、カメラ20は、撮
影画像を記録媒体40に記録する。このとき、撮影画像
には、前記撮影画像識別情報をヘッダとして付属させ
る。
【0026】カメラ20による撮影処理は、以上のよう
にして行われる。このようにして撮影された画像を記録
した記録媒体40を受け取った者は、記録されている画
像データを画像識別情報とともに、所定の通信手段によ
り認証機関10に送信して、その画像の正当性の認証を
依頼する。以下、認証処理について、図3のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0027】撮影画像を受け取った者が、画像の改竄チ
ェックを認証機関10へ依頼する場合、まずステップ2
00において、画像データを認証機関10に伝送する。
次にステップ210において、画像データを受け取った
認証機関10は、画像データのヘッダに付属された撮影
画像識別情報を用いて、データベース12より以前記録
したこの画像に対応する画像特徴量データを読み出す。
【0028】また、ステップ220において認証機関1
0は、前にカメラ20で撮影時に採用された画像特徴量
データ作成アルゴリズムと同じアルゴリズムによって、
チェック対象画像(認証対象画像)から画像特徴量デー
タを作成する。前述したように、この撮影時に採用され
たアルゴリズムの種類も、データベース12に記録され
ているため、データベース12からこの種類を読み出し
て同じアルゴリズムを使用することができる。
【0029】次にステップ230において、チェック対
象画像から作成した画像特徴量データと、データベース
12から読み出した画像特徴量データを比較する。そし
て、両者の一致度を計算し、一致度が所定値以上の場合
には、ステップ240において、チェック対象画像は、
撮影後の改竄はないものと判定する。ここで、両者の一
致度が完全に一致することまでは要求せず、一致度が所
定値以上でよいとしたのは、カメラ記録時におけるJP
EG等の圧縮処理により情報の劣化が起こっている可能
性があるため、元画像と完全に一致するとは限らないた
めである。
【0030】このように、本実施形態によれば、偽造画
像を認証済カメラによって撮影された画像であると偽装
するケースに有効に対処することができ、撮影画像の改
竄を効果的に防止することができる。
【0031】上述した本発明の第1実施形態は、カメラ
において、撮影画像から抽出した所定の画像特徴量デー
タを認証機関に送っておき、認証機関は、この画像特徴
量データを用いて画像の認証を行うものであったが、本
発明はこれに限定されず、本発明の第2実施形態のよう
に、画像特徴量データの代りに、撮影画像の画像データ
自体またはその圧縮画像データまたは間引き画像データ
を認証用画像データとして用いるものであっても良い。
【0032】図4に、本発明の第2実施形態に係る撮影
画像の改竄防止方法を実施するシステムの一実施例の概
略のブロック図を示し、図5に、本実施形態におけるカ
メラによる撮影方法の一例のフローチャートを、図6
に、画像の認証方法の一例のフローチャートを示す。な
お、図4に示す第2実施形態を実施するシステム、図5
および図6に示すフローチャートは、それぞれ図1に示
す第1実施形態を実施するシステム、図2および図3に
示すフローチャートと、撮影画像の画像特徴量データの
代りに、認証用画像データを用いる点を除いて、同様で
あるので、同一の構成要素や同一の工程には、同一の番
号を付し、その説明は省略する。
【0033】図4および図5に示すように、ステップ1
00で認証機関10に登録され、ステップ110で認証
機関10で登録されたものであることが確認(認証)さ
れたカメラ20によって、ステップ120で被写体30
を撮影することにより、カメラ20は、撮影画像の画像
データを得ることができる。本実施形態においては、撮
影後、ステップ132において、撮影画像の画像データ
から、後に認証機関10が画像の正当性を認証する際に
用いるための認証用画像データを取得する。ここでは、
ステップ120で撮影画像の画像データ自体を認証用画
像データとすることができる。
【0034】なお、本実施形態においては、認証に用い
る認証用画像データとして、撮影画像の全画像データを
用いるのが認証の正確さからは好ましいが、全画像デー
タを用いるとデータ量が多くなり、カメラ20と認証機
関10との間のデータの送受信能力や認証機関でのデー
タ認証能力によっては時間がかかる場合もあるので、撮
影画像の全画像データから圧縮した圧縮画像データまた
は撮影画像の全画像データから間引いた間引き画像デー
タを認証用画像データとしても良い。このように、認証
に用いるための圧縮画像データや間引き画像データは、
撮影画像の画像データから、公知の圧縮方法や間引き方
法によって取得されたものであっても良いが、特定の圧
縮アルゴリズムや特定の間引きアルゴリズムにより作成
するのが好ましい。
【0035】また、特定の圧縮アルゴリズムや特定の間
引きアルゴリズムとしては、特に限定されるものではな
く、どのようなものでも良く、公知のアルゴリズムでも
良いが、圧縮された画像データを解凍(復号)して撮影
画像の全画像データを復元する必要はないので、復元を
前提としない圧縮方法や間引き方法であって良い。ま
た、この特定の圧縮アルゴリズムや特定の間引きアルゴ
リズムは、例えば、非公開とすることが望ましい、撮影
時に複数種類の中からカメラ20側で選択する、または
認証機関10からの指示信号によって選択するなど、画
像特徴量抽出アルゴリズムと同様に取り扱うことができ
る。また、このアルゴリズムは、例えば、認証用画像デ
ータ取得部としてハード化し、撮影素子と1チップ化し
てカメラ20に組み込むことによって、通信途中での偽
造画像の割り込みを防止することもできる。
【0036】次に、ステップ142において、カメラ2
0は、今、取得した認証用画像データと、撮影画像(デ
ータ)識別情報(以下、単に識別情報という)とを、そ
れぞれ暗号化してセットで認証機関10に送信する。カ
メラ認証後、データの送受信は、共通鍵(秘密鍵)方式
で行う。また、上述したように、カメラ側で認証用画像
データ取得アルゴリズムを選択した場合には、アルゴリ
ズム選択情報が、認証用画像データに付加されて送られ
る。認証機関10は、これらの受け取った認証用画像デ
ータや識別情報をデータベース12に記録する。このと
き、採用された認証用画像データ作成アルゴリズムの種
類も合わせて記録する。
【0037】以下、第1実施形態と同様に、ステップ1
50において、認証機関10が、上記受信信号を解読
し、認証済みカメラのデータであることを確認して、受
け取り確認信号をカメラ20へ返送する。次にステップ
160において、カメラ20がこの確認信号を受け取
り、カメラ20は、撮影画像の画像データを記録媒体4
0に記録する。この時、撮影画像の画像データには、識
別情報をヘッダとして付属させる。カメラ20による撮
影処理は、以上のようにして行われる。このようにして
撮影された画像を記録した記録媒体40を受け取った者
は、記録されている画像データを識別情報とともに、所
定の通信手段により認証機関10に送信して、その画像
の正当性の認証を依頼する。
【0038】以下、認証処理について、図6のフローチ
ャートを用いて説明する。撮影画像を受け取った者が、
画像の改竄チェックを認証機関10へ依頼する場合、第
1実施形態と同様に、まず、ステップ200において、
撮影画像の画像データを認証機関10に伝送する。次
に、ステップ212において、撮影画像の画像データを
受け取った認証機関10は、撮影画像の画像データのヘ
ッダに付属された識別情報を用いて、データベース12
より以前に記録したこの撮影画像に対応する認証用画像
データを読み出す。
【0039】また、ステップ222において、認証機関
10は、以前にカメラ20で撮影時に採用された認証用
画像データ取得アルゴリズムと同じアルゴリズムをデー
タベース12から読み出して、読み出されたアルゴリズ
ムによって、チェック対象画像(認証対象画像)から認
証用画像データを取得する。なお、認証用画像データ
は、撮影画像の画像データ自体であっても良いのは、上
述した通りである。次にステップ232において、チェ
ック対象画像から作成した認証用画像データと、データ
ベース12から読み出した認証用画像データを比較す
る。そして、両者の一致度を計算し、一致度が所定値以
上の場合には、第1実施形態と同様に、ステップ240
において、チェック対象画像は、撮影後の改竄はないも
のと判定する。
【0040】このように、本実施形態においても、偽造
画像を認証済カメラによって撮影された画像であると偽
装するケースに有効に対処することができ、撮影画像の
改竄を効果的に防止することができる。
【0041】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。上述した本発明の第1および第2実施形態は、カ
メラにおいて、撮影画像から抽出した所定の画像特徴量
データまたは認証用画像データを認証機関に送ってお
き、認証に用いるものであったが、本発明はこれに限定
されず、本発明の第3実施形態のように、撮影画像の画
像データに識別情報を埋め込んでおき、認証に用いるも
のあっても良い。すなわち、この第3実施形態は、カメ
ラ側で撮影画像の画像データに識別情報を埋め込んでお
き、認証機関側では、これを用いて画像の認証を行うよ
うにするものである。
【0042】図7に、本実施形態の方法を実施するシス
テムの一実施例の概略を示す。図7において、認証機関
50は、ある撮影画像が、該認証機関50に登録された
正しいカメラ60により撮影され、撮影後改竄されてい
ない真正の画像であることを認証するものである。カメ
ラ(デジタルスチルカメラ)60は、予め認証機関50
に登録されており、被写体70を撮影する際には、認証
機関50と通信を行い、認証機関50から送られた透か
し情報(認証用データ)を撮影画像に埋め込み、透かし
情報の埋め込まれた撮影画像をスマートメディア等の記
録媒体80に記録する。また、認証機関50は、カメラ
60から送られる撮影画像(データ)識別情報および画
像特徴量等の撮影画像の認証に必要な情報を記録するデ
ータベース52を有している。
【0043】本実施形態におけるカメラによる撮影方法
の一例を図8のフローチャートに、また、画像の認証方
法の一例を図9のフローチャートに示す。以下、本実施
形態の作用を、これらのフローチャートに沿って説明す
る。
【0044】まず、図8に示すフローチャートに沿っ
て、カメラによる撮影の方法について説明する。ステッ
プ300において、予めカメラ60を認証機関50に登
録しておく。これは、第1実施形態と同様である。次
に、カメラ60で撮影する場合には、ステップ310に
おいて、これから撮影するカメラが認証機関50に登録
したものであることを、認証機関50に確認(認証)し
てもらう。そのためカメラ60は、カメラID等を含む
データ登録依頼信号を認証機関50に送信する。認証機
関50は、カメラ60から暗号化されたデータ登録依頼
信号を受け取ると、これを解読し、カメラ60が登録済
であることを確認する。
【0045】次に、ステップ320において、認証機関
50は、撮影画像ファイルに固有の透かし情報(認証用
データ)を生成し、カメラ60へ返送する。また、認証
機関50は、カメラID、画像ファイル名、撮影者I
D、受け付け日時、時刻等のうちの少なくとも1つ識別
情報とともに前記の透かし情報をデータベース52に記
録する。ステップ330で、カメラ60は、被写体70
を撮影する。そして、ステップ340において、カメラ
60は、認証機関50から返送された透かし情報を解読
し、撮影画像に透かし情報の埋め込みを行う。
【0046】この埋め込み方法は、特に限定されるもの
ではなく、公知の埋め込みアルゴリズムを用いることが
できる。しかし、どのような埋め込みアルゴリズムを用
いたかは、非公開としたほうがよい。あるいは、埋め込
みアルゴリズムを複数種類用意しておき、カメラ60側
でランダムに選択するようにしてもよいし、認証機関5
0からの返送情報に含まれる選択信号によって切り換え
るようにしてもよい。この場合、認証機関50では、ど
のアルゴリズムが採用されたかという情報もデータベー
ス52に記録しておく。また、カメラ60側で、撮影画
像データのヘッダ情報として、透かし情報の識別データ
を付加するようにしてもよい。
【0047】次に、ステップ350において、カメラ6
0は、透かし情報の埋め込まれた撮影画像データを記録
媒体80に記録する。カメラ60による撮影処理は、以
上のようにして行われる。このようにして撮影された画
像を記録した記録媒体80を受け取った者は、記録され
ている画像データを所定の通信手段により認証機関50
に送信して、その画像の正当性について認証を依頼す
る。以下、認証処理について、図9に示すフローチャー
トに沿って説明する。
【0048】撮影画像を受け取った者が、画像の改竄チ
ェックを認証機関50に依頼する場合、まずステップ4
00で、画像データを認証機関50に伝送する。次に、
ステップ410において、画像データを受け取った認証
機関50は、画像データの画像ファイル名、ヘッダの透
かし情報識別データにより、データベース52から、デ
ータベースに記録されたチェック対象画像に対応する画
像データの透かし情報を読み出す。
【0049】また、認証機関50は、ステップ420に
おいて、チェック対象画像から透かし情報を抽出する。
次に、ステップ430において、チェック対象画像から
抽出した透かし情報とデータベース52から読み出した
透かし情報とを比較する。比較の結果、一致度が所定値
以上の場合には、ステップ440において、認証機関5
0は、チェック画像には、改竄はないものと判定する。
【0050】このように、本実施形態によれば、画像デ
ータに透かし情報を埋め込むようにしたため、透かし情
報を改変することなく、画像データのみを変えることは
不可能であり、撮影画像を加工することにより画像を偽
造するケースに対処することができ、撮影画像の改竄を
効果的に防止することができる。
【0051】また、その他の例として、例えばカメラに
よる撮影時に、カメラの多点測距データを画像データ特
徴量とセットで認証機関に伝送し、データベースに記録
しておき、このデータを用いて認証処理を行う方法もあ
る。これによれば、例えば偽造画像プリントを撮影した
偽造画像データの場合、その測距データから、被写体が
平面であることがわかる。画像シーンが立体物である場
合は、矛盾するので、認証時にこのような測距データと
画像の矛盾点から改竄の判定をすることができる。
【0052】上述した種々の実施形態においては、デジ
タルスチルカメラ等のカメラで撮影された撮影画像を対
象とし、識別情報として、カメラの識別情報、または撮
影画像のファイル名、または撮影者の識別情報、さらに
は、受け付け日時、時刻などを用いるものであるが、本
発明はこれに限定されず、画像機器で製作された製作画
像として、例えば、コンピュータ等で製作されたコンピ
ュータグラフィックス画像またはコンピュータ等で画像
処理された画像処理済画像を対象とし、識別情報が、コ
ンピュータの識別情報、または製作画像のファイル名、
または製作画像の製作者の識別情報であっても良い。
【0053】以上詳細に説明したように、本発明の各実
施形態によれば、偽造画像を認証済カメラによる撮影画
像と偽ったり、撮影画像を加工して認証機関を欺こうと
する等のケースに対して、画像の改竄、偽造をチェック
することができる。また、撮影画像の画像データそのも
のでなく、画像特徴量や圧縮画像データや間引き画像デ
ータ等のみを登録するようにすることで、認証機関のデ
ータ容量を低減し、効率的に画像改竄の判定および改竄
防止を図ることができる。
【0054】以上、本発明の画像の改竄防止方法につい
て詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良や変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0055】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、偽
造画像を認証済カメラによる撮影画像であると偽った
り、撮影画像を加工して認証機関を欺こうとする等のケ
ースに対して、特殊な機能を持たせた記録媒体等を必要
とせずに、撮影画像の改竄の有無を判定し、効果的に画
像の改竄を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る撮影画像の改竄
防止方法を実施するシステムの一実施例の概略を示すブ
ロック図である。
【図2】 第1実施形態におけるカメラによる撮影の方
法の一例を示すフローチャートである。
【図3】 同じく、第1実施形態における認証処理方法
の一例を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の第2実施形態の方法を実施するシス
テムの一実施例の概略を示すブロック図である。
【図5】 第2実施形態におけるカメラによる撮影の方
法の一例を示すフローチャートである。
【図6】 同じく、第2実施形態における認証処理方法
の一例を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の第3実施形態の方法を実施するシス
テムの一実施例の概略を示すブロック図である。
【図8】 第3実施形態におけるカメラによる撮影の方
法の一例を示すフローチャートである。
【図9】 同じく、第3実施形態における認証処理方法
の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10、50 認証機関 12、52 データベース 20、60 カメラ 30、70 被写体 40、80 記録媒体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像機器において、この画像機器で製作さ
    れた製作画像から特定アルゴリズムにより画像特徴量を
    抽出し、 前記画像機器の前記製作画像の識別情報と前記画像特徴
    量とを、前記製作画像に改竄がないことを認証する認証
    機関のデータベースに記録し、 前記認証機関において、認証することを請求された認証
    対象画像について、この認証対象画像から前記特定アル
    ゴリズムにより画像特徴量を抽出し、この抽出された画
    像特徴量を前記データベースに記録された画像特徴量と
    比較し、 この比較における両画像特徴量の一致度により、前記認
    証対象画像に製作後の改竄がないことを判定することに
    より、前記製作画像の改竄を防止することを特徴とする
    画像の改竄防止方法。
  2. 【請求項2】画像機器において、画像を製作してこの製
    作画像の画像データを得、 前記画像機器の前記製作画像の識別情報と前記製作画像
    の画像データとを、前記製作画像に改竄がないことを認
    証する認証機関のデータベースに記録し、 前記認証機関において、認証することを請求された認証
    対象画像について、この認証対象画像の画像データを前
    記データベースに記録された画像データと比較し、 この比較における両画像データの一致度により、前記認
    証対象画像に製作後の改竄がないことを判定することに
    より、前記製作画像の改竄を防止することを特徴とする
    画像の改竄防止方法。
  3. 【請求項3】画像機器で製作された製作画像に改竄がな
    いことを認証する認証機関から前記画像機器に、認証の
    ための認証用データを送付するとともに、前記認証用デ
    ータと前記画像機器の前記製作画像の識別情報とを前記
    認証機関のデータベースに記録し、 前記画像機器は、画像製作の際、この製作画像に前記認
    証用データを付属させるか、または埋め込むようにし、 前記認証機関において、認証することを請求された認証
    対象画像について、この認証対象画像から前記認証用デ
    ータを抽出し、この抽出した認証用データを前記データ
    ベースに記録された認証用データと比較し、 この比較における両認証用データの一致度により、前記
    認証対象画像に製作後の改竄がないことを判定すること
    により、前記製作画像の改竄を防止することを特徴とす
    る画像の改竄防止方法。
  4. 【請求項4】前記画像機器が、カメラであり、前記製作
    画像が、前記カメラで撮影された撮影画像であり、前記
    識別情報が、前記カメラの識別情報、または前記撮影画
    像のファイル名、または前記撮影画像の撮影者の識別情
    報である請求項1〜3のいずれかに記載の画像の改竄防
    止方法。
  5. 【請求項5】前記画像機器が、コンピュータであり、前
    記製作画像が、前記コンピュータで製作されたコンピュ
    ータグラフィックス画像または前記コンピュータで画像
    処理された画像処理済画像であり、前記識別情報が、前
    記コンピュータの識別情報、または前記製作画像のファ
    イル名、または前記製作画像の製作者の識別情報である
    請求項1〜3のいずれかに記載の画像の改竄防止方法。
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