JP2002197293A - コンテンツ販売システム - Google Patents

コンテンツ販売システム

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JP2002197293A
JP2002197293A JP2001337785A JP2001337785A JP2002197293A JP 2002197293 A JP2002197293 A JP 2002197293A JP 2001337785 A JP2001337785 A JP 2001337785A JP 2001337785 A JP2001337785 A JP 2001337785A JP 2002197293 A JP2002197293 A JP 2002197293A
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Masanobu Kujirada
雅信 鯨田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】「使用時間」や「使用回数」などに煩わされる
ことなく、自分の好きなときに繰り返して鑑賞出来るよ
うな種類のコンテンツに適した販売システムで、端末側
の記録装置の容量不足の問題をも回避することができる
コンテンツの販売システムを提供する。 【解決手段】各識別コードによって特定されるコンテン
ツを蓄積しているデータベースと、ユーザーが識別コー
ドによってコンテンツのアクセス利用権の設定の申込み
をしたとき、何回でもアクセスするためのアクセス利用
権を設定するアクセス利用権設定手段と、アクセス利用
権の設定をしたとき、ユーザーのIDコード及びコンテ
ンツの識別コードなどと関連させて記録する関連記録手
段と、一覧表示されたコンテンツの中のいずれかを指定
したとき、ユーザーがデータベース中のそのコンテンツ
にアクセスしてこれを利用することを、許可する手段
と、を含むコンテンツ販売システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのコンピュータネットワークを利用したコンテンツ
(情報の内容)の販売システムに関し、より正確には、
テレビ番組、電子雑誌・電子新聞の記事、映画、音楽、
演劇の記録映像、絵画の記録映像などのさまざまなコン
テンツ(情報の内容)にアクセスしてこれを利用する権
利を販売するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットなどのコンピ
ュータネットワーク上で、電子マネーを使用した情報の
販売が実験又は実施されている。この従来の情報の販売
は、例えばコンピュータ用プログラム(などのソフトウ
ェア)の販売として、次のように行われる。すなわち、
まず、プログラムの売り手がインターネットにホームペ
ージを開設して、そこにプログラムの販売条件を表示す
る。ユーザーはインターネットに接続してそのホームペ
ージにアクセスし、購入したいプログラムを選択して指
定する(マウスなどのポインティングデバイスでクリッ
クする)。そして、その代金をクレジットカードを利用
して支払う(一部では、この支払いを電子マネーを送信
することにより行う例もある)。この代金支払いをして
から、ユーザーは、該当するプログラムをデジタルデー
タの形で受信して自己のパソコンにダウンロードする。
これにより、プログラムの販売が終了する(「シェアウ
ェア」などと呼ばれる)。なお、代金支払いの前に、プ
ログラムのデータを暗号化して送信し、ユーザーから代
金の支払いがあったとき、前記の暗号を解読するための
暗号キー・データを送信するというやり方もある。
【0003】以上のような情報の販売方法は、例えば、
米国のE−DATA社が1983年1月10日に出願
し、1985年7月9日に発行された米国特許(米国特
許番号4,528,643)により、既に特許されてい
る。この特許は、ソフトウェアの配布に関する特許であ
る。その内容は、カタログコードによって特定される情
報を記録した情報再生装置を用いて、ユーザーの物理的
媒体上に情報を再生する方法であって、情報を特定する
ためのカタログコードを含む再生要求コードをユーザー
から受信したとき、その再生要求コードに含まれるカタ
ログコードによって特定される情報の再生を承認する承
認コードを発生させ、前記承認コードをユーザーから受
信したとき、前記カタログコードによって特定される情
報をユーザーの物理的媒体に再生させる、というもので
ある。この特許の保護範囲については、その解釈は様々
であろうが、例えば、コンピュータ・ネットワークを介
して、プログラムや音楽情報等を暗号化して送信し、そ
のデータをユーザーが保有するコンピュータのハードデ
ィスクにダウンロードさせ、その後、暗号キー等によっ
て前記暗号化されたデータを使用可能とする方法で情報
の販売を行う行為は、この特許の保護範囲に含まれる、
とする意見もある(以上、1996年7月22日発行の
日刊工業新聞の記事「米で特許侵害の恐れ。暗号キーを
使ったインターネットなどでのソフト販売」を参照。ま
た、インターネットのホームページhttp://ww
w.patents.com/ige.shtを参
照)。以上の方法は、要は、ソフトウェア等のコンテン
ツの全体をまず送信してダウンロードさせた上で、確実
に費用を回収する点にポイントがある。また、ソフトウ
ェアの「超流通」というソフトウェア流通方法も提案さ
れている。この方法は、例えば、特公平6−28030
号公報、特公平6−19707号公報、特公平6−95
302号公報及び特開昭64−68835号公報などに
開示されている。要約すれば、ユーザー側の端末に専用
のハードウェアを取り付けて、ユーザーが購入したソフ
トウェアを使用したときは、その使用時間に応じて課金
していくとするものである。この方法についても、要
は、ソフトウェア等のコンテンツの全体をまず送信して
ダウンロードさせた上で、使用時間に応じて確実に課金
していくことをポイントとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ソフトウェア販売は、いずれも、ソフトウェアの販売元
からユーザーにソフトウェアのデータを送信し、ユーザ
ーのコンピュータのハードディスクにダウンロードさせ
る、というものである。しかしながら、ユーザーのコン
ピュータのハードディスクの記憶容量には限界があるの
で、プログラムなどの文字データではなく映画やテレビ
番組などの画像データを含むコンテンツについては、送
信する方法だけではユーザーのコンピュータのハードデ
ィスクの容量がすぐ一杯になってしまうという容量不足
の問題が生じる可能性が高い。また、前述のような「超
流通」についても、コンテンツの種類によっては、適し
ない場合がある。具体的には、次のとおりである。
【0005】プログラムなどのビジネスに使用するソフ
トウェアについては、上記の「超流通」などのように、
「使用時間」に応じた課金という方法は妥当といえる。
しかし、映画、アニメ、漫画、小説、絵画、音楽などの
芸術や人間の趣味にかかわるコンテンツは、単純に「使
用時間」などで決めるのは、利用者の利用実態と掛け離
れたものになってしまう。なぜなら、映画、アニメ、漫
画、小説、絵画、音楽などの鑑賞にあたっては、人によ
っては、一つの映画やアニメの中のある一つの場面を何
時間でも何回でも見たいという人とそうでない人がある
し、印象派の画家による絵画の中のある絵画について何
時間でも何回でも見たいという人もいる。音楽について
も、一つの楽曲の中のあるフレーズの部分だけ何回でも
聴きたいという人もいるし、ある楽曲は自分の卒業式や
結婚式のときの場面で流れていてその楽曲については特
別の思い出があるので、卒業式のシーズンや結婚式記念
日には何回でも何時間でも聴きたいという人もいる。そ
のような、一つのコンテンツについて、またそのコンテ
ンツの中の一部分について特別の「思い入れ」「こだわ
り」のある人は少なくない。そういう人にとっては、そ
ういう「思い入れ」「こだわり」のある映画、アニメ、
漫画、小説、絵画、音楽などの種類のコンテンツについ
ては、CD−ROMなどに記録されたパッケージを購入
して好きなときに「使用時間」や「使用回数」などに関
係なく、自分の好きなときに何時間でも何回でも繰り返
し鑑賞したいと思うものである。つまり、こういう種類
のコンテンツを「鑑賞」するときに、前記のような「超
流通」のようなシステムでは、「使用時間」や「使用回
数」でどんどん課金されてしまうので課金が気になって
「ムードが出ない」「落ち着いて鑑賞できない」「作品
に没入・感情移入できない」ということになる。そこ
で、「ゆっくり鑑賞に浸る」ことを可能にするには、コ
ンテンツの購入についてもパッケージの形態が適してい
る、ということになりそうである。しかし、パッケージ
の形態での購入についても、次のような問題がある。す
なわち、パッケージの形態でコンテンツを購入した場
合、それは従来の「書籍」や「レコード」と同様に、書
棚やラックなどの物理空間に「収納」する必要がある
が、コンテンツのパッケージの数が多くなるとその「収
納のための物理スペース」の確保が難しくなるという問
題がある。また、仮に「収納のための物理スペース」の
点を置くとしても、パッケージの数が多くなると、どこ
にどんなコンテンツがあるのか分からなくなってしまう
という問題(いわば「検索が困難になるという問題」)
がある(図書館などの専門機関は別として、個人の生活
においては、従来の書籍やレコードについてこれは大き
な問題となっている)。それでは、パッケージの形で購
入するのではなく、コンピュータ・ネットワークを介し
て電子化されたデータとして購入して、それをユーザー
のパソコン(ハーソナル・コンピュータ)のハードディ
スクに記録しておけば、前記「収納のための物理スペー
スの不足のの問題」や「検索が困難という問題」も、あ
る程度解決できそうである。しかし、ユーザーのパソコ
ンのハードディスクへの記録については、特に映画やア
ニメなどの画像データから成るコンテンツは情報量が膨
大になるため、そのハードディスクの容量がすぐ一杯に
なってしまうという問題(容量不足の問題)がある。
【0006】本発明は以上のような従来技術の課題に着
目してなされたもので、映画、アニメ、漫画、小説、絵
画、音楽などのような、ユーザーが「使用時間」や「使
用回数」などに煩わされることなく、自分の好きなとき
に「何時間でも何回でも」繰り返して「ゆっくり鑑賞に
浸りたい」と希望するような種類のコンテンツに適した
販売システムであって、しかも、ユーザーの端末側の記
録装置(ハードディスクなど)の容量不足の問題をも回
避することができる、コンテンツの販売システムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)以上のような課題を
解決するための本発明によるコンテンツ販売システム
は、コンピュータ・ネットワークに接続され、各識別コ
ードによってそれぞれ特定されるコンテンツを多数蓄積
したデータベースと、ユーザーが前記識別コードによっ
て特定されるコンテンツのアクセス利用権の設定の申込
みをしたとき、前記ユーザーについて、前記の申込みさ
れたコンテンツへのアクセス利用権を設定することを、
ユーザーID(ユーザーのIDコード)やコンテンツの
識別コードなどと関連付けて記録する関連記録手段(こ
の関連記録手段は、前記データベース内の所定領域に記
録されるか又は前記データベースとは別個にこのデータ
ベースに関連させて記録されるのがよい)と、ユーザー
からのコンピュータ・ネットワークを介した要求に基づ
いて、前記関連記録手段から、前記ユーザーにアクセス
利用権が設定されているコンテンツの内容又はタイトル
を一覧表示する手段と、前記ユーザーが前記一覧表示さ
れたコンテンツのいずれかを指定したとき、ユーザーが
そのコンテンツに対してアクセスし利用することを許可
する手段と、を含むものである。なお、この発明におい
ては、前記アクセス利用権の有効期間は、所定の期間に
限定してもよいし、限定しないで「永久」又は「終身」
としてもよい。また、本発明では、前記アクセス利用権
は、コンテンツのアクセス及び利用を所定の期間だけ許
可し、その期間内なら何回でも何時間でもアクセス利用
を認めることを内容とするものであるのがよい。
【0008】(2)また、本発明のコンテンツ販売システ
ムは、コンピュータ・ネットワークに接続され、各識別
コードによってそれぞれ特定されるコンテンツを多数蓄
積したデータベースと、ユーザーが前記識別コードによ
って特定されるコンテンツのアクセス利用権の申込みを
したとき、前記ユーザーについて、前記の申込みされた
コンテンツへのアクセス利用権を所定の有効期間だけ設
定するアクセス利用権設定手段と、前記アクセス利用権
の設定を、その有効期間やそのユーザーのIDコード
(識別コード)やそのコンテンツの識別コードなどと関
連させて記録される関連記録手段(この関連記録手段
は、前記データベース内の所定領域に記録するか又は前
記データベースとは別個にこのデータベースに関連させ
て記録されるのがよい)と、ユーザーからのあるコンテ
ンツのアクセス利用の要求に基づいて、そのコンテンツ
についてユーザーが保有するアクセス利用権の有効期間
がまだ満了していないかどうかを判定する手段と、この
判定結果に基づいて、前記ユーザーが前記データベース
を通じて、前記アクセス利用権が設定されたコンテンツ
に対してアクセスし利用することを許可する手段と、を
含むものである。 (3)また、上記(2)において、さらに、ユーザーから自分
が現在アクセス利用権を保有しているコンテンツ又は過
去に(有効期間が切れる前に)アクセス利用権を保有し
ていたコンテンツを一覧で表示してほしいとの要求があ
ったときは、その要求に基づいて前記コンテンツのタイ
トル等を一覧表示する手段を含むことが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施形態1に使用されるコンピュータ・ネットワークを示
す概念図である。図1において、1はインターネットな
どのコンピュータ・ネットワーク、2はこのコンピュー
タ・ネットワーク1に接続された情報販売元のコンピュ
ータ(サーバー)、3はこのコンピュータ・ネットワー
ク1に接続されたユーザーのコンピュータ(情報端末)
である。前記サーバー2を保有する情報販売元として
は、典型的には、映画会社、出版社、新聞社、テレビ
局、レコード会社、音楽CD(コンパクトディスク)の
販売・レンタル会社、データベース会社などのコンテン
ツ制作販売業者と、日本音楽著作権協会(JASRA
C)などの著作権管理機関などの公的機関とが含まれ得
る。
【0010】本実施形態1によるコンテンツ販売システ
ムは、前記情報販売元のコンピュータ2を使用して形成
される。この販売元のコンピュータ2の記録装置には、
販売元が扱うコンテンツのデータベースが蓄積されてい
る。また、この販売元のコンピュータ2は、ユーザーに
対してコンテンツのアクセス利用権を設定する手段と、
このアクセス利用権の内容をデータベースに(又はデー
タベースと関連させて)記録する手段と、ユーザー毎に
そのユーザーがアクセス利用権を保有しているコンテン
ツの内容又はタイトルを一覧で表示する手段と、ユーザ
ーに対して所定のコンテンツのアクセス利用を許可する
手段とを実現している。
【0011】次に、この実施形態1の動作を図2、図3
及び図4を参照して説明する。まず、ユーザーに所定の
コンテンツのアクセス利用権を設定する動作を図2のフ
ローチャートに基づいて説明する。ユーザーがコンテン
ツのアクセス利用権を取得したいと思うときは、コンピ
ュータ・ネットワーク1を介して情報販売元のコンピュ
ータ2に接続し、そのホームページを閲覧する。ユーザ
ーは、そのホームページにある提供可能なコンテンツの
一覧を見ながら、希望するコンテンツを選択(マウスな
どのポインティングデバイスでクリック)し、その代金
を、例えばクレジットカードによる支払いか又は電子マ
ネーを送信による支払いにより、支払う。前記販売元の
コンピュータ2は、その支払いがあったことを確認する
と(図2のステップS1)、そのコンテンツについてそ
のユーザーのアクセス利用権を新たに設定する(同ステ
ップS2)。そして、この設定したアクセス利用権の内
容を、前記ユーザー及びコンテンツと関連付けて、前記
データベースに記録する(同ステップS3)。なお、こ
の場合、前記の設定したアクセス利用権の設定確認通知
をユーザーに送信するか否かは、場合により異なる。ユ
ーザーがそれを希望するときは送信するが、希望しない
ときは送信しなくてよい。特に、前記の日本音楽著作権
協会(JASRAC)などの公的機関やそれに準じた大
手企業が情報販売元である場合は、社会的信用性が高い
ので、ユーザーはアクセス利用権の設定確認通知の送信
を希望しない場合も有り得る。
【0012】このアクセス利用権の設定により、ユーザ
ーは、そのコンテンツを、コンピュータ・ネットワーク
を介して前記情報販売元のサーバーにアクセスすること
により、そのコンテンツを、いつでも好きなときに、何
時間でも何回でも、利用する権利を取得したことにな
る。これは、ユーザーにとっては、「いつでも好きなと
きにそのコンテンツを直ちに、何回でも何時間でも、利
用できる」という点で、「そのコンテンツのデータを前
記サーバーから自己が保有するコンピュータ(パソコ
ン)の記録装置にダウンロードして記録すること」又は
「そのコンテンツを記録したCD−ROMなどのパッケ
ージを所有すること」とほとんど同じ効果を生むもので
ある。さらに、単に前記ダウンロードと同じ効果を生む
だけでなく、ユーザーは、そのコンテンツのデータの記
録により自己のパソコンの記録装置の記録可能な残容量
が少なくなってしまうこと(容量不足の問題)が回避で
きると共に、前記コンテンツのデータの管理を自分でし
なくてはならないという煩わしさ(「コンテンツの検索
のための管理の問題」)からも解放されるという効果が
得られるようになる。つまり、以上のアクセス利用権の
付与により、ユーザーは、あたかも「そのコンテンツの
データの保存と検索のための管理とを代行してくれる自
己専用のコンテンツの貸し倉庫」を得るのと同じメリッ
トが得られる訳であり、あたかも「自分の保有する電子
出版物を保管しておく電子書斎」を前記情報販売元のサ
ーバー内に確保したのと同様のメリットを有することに
なる。このような情報の販売(正確には、コンテンツの
アクセス及び利用をする権利の設定)のシステムは、そ
のコンテンツが紙媒体ではなく電子化されたデータとし
て記録されるため、情報販売元にとっては、自己のサー
バーのデータベースにユーザーによって「何回又は何時
間」アクセスされてもそのためのコストはゼロに近いこ
と、及び、情報販売元にとっては、記録するのが紙媒体
と異なって電子化されたデータであるため、自己のサー
バーのデータベースを「ユーザーのための電子出版物の
書斎」として利用させるとしてもそのための特別なコス
トはゼロに近いこと(これが紙媒体であれば、「ユーザ
ーのための紙媒体からなる出版物を特別に保管するため
の書斎」を設けることは、そのための紙媒体の保管と保
管のための物理スペースの確保など多くのコストを必要
とする)、から初めて可能になるものである。
【0013】すなわち、この実施形態1において、ユー
ザーがコンテンツのアクセス利用をする場合の動作は、
次のようになる。ユーザーは、前記情報販売元がデータ
を保有するコンピュータ2に接続して、例えばユーザー
のIDコード(識別コードなど)とパスワードなどを送
信し、さらに、この販売元のコンピュータ2にあるデー
タベースに蓄積されたコンテンツで自己がアクセス利用
権を保有しているコンテンツの一覧表示を求める(図3
のステップS4)。前記販売元のコンピュータ2では、
前記のユーザーIDやパスワードなどからユーザー本人
であることを確認できたら(同ステップS5)、そのユ
ーザーが現時点でアクセス利用権を有している複数のコ
ンテンツの内容又はタイトルの一覧を表示する。この一
覧表示は、例えば、図4に示すような形で一覧表示され
る。すなわち、図4に示すように、ジャンル別に、タイ
トル、備考(そのコンテンツの制作会社、制作年月日、
などを記録する欄)、アクセス利用権の有効期間、など
が一覧表の形で、画面表示される(図3のステップS
6)。ユーザーは、この一覧表示を見て、自分がこれか
ら利用(視聴)を希望するコンテンツが、例えば図4の
映画「風と共に去りぬ」であれば、その部分をマウスな
どのポインティングデバイスでクリックして指定し、そ
れに対するアクセス及び利用を要求する(同ステップS
7)。これを受けて、情報販売元のコンピュータ2は、
そのユーザーに対して、そのコンテンツのアクセス及び
利用を許可する(同ステップS8)。
【0014】なお、以上の実施形態1においては、ユー
ザーに対してそのユーザーにアクセス利用権が設定され
た複数のコンテンツの内容又はタイトルを一覧表示する
場合に、図4に示すような「一覧表」という形で表示す
るようにしているが、本発明はこれに限られるものでは
なく、単なる箇条書きなどでもよく、「表」という形以
外の様々な形での一覧表示をすることも可能である。ま
た、この実施形態1では、図4に示すように、前記アク
セス利用権は、所定の有効期間(例えば「5年」)を有
するものとして、図4の一覧表示にも、その有効期間を
表示するようにしているが、この期間は、「1年」でも
「2年」でも「20年」でも、あるいは「一週間」でも
「1日」でも、ユーザーが任意に設定できる。本発明で
は、前記アクセス利用権は、それが設定されたコンテン
ツについては、所定の有効期間であれば、何時間でも何
回でもアクセスして利用することを許可することを内容
とするものとして構成している。そこで、ユーザーに対
しては、前記コンテンツ毎に、コンテンツの一覧表示と
一緒に表示するのを、残りの期間(例えば、アクセス可
能な残りの期間を、映画「風と共に去りぬ」は残り期間
が「3カ月」、映画「カサブランカ」は残り期間が「1
年4カ月」、などのように)ように表示してもよい。
【0015】実施形態2.次に、本発明の実施形態2を
図5及び図6に基づいて説明する。この実施形態2のハ
ードウェア構成は、実施形態1とほぼ同様に、情報販売
元のサーバー(コンピュータ)により形成される。この
サーバーは、様々なコンテンツのデータベースを構築し
ており、ユーザー側のコンピュータからのアクセスとあ
るコンテンツについてのアクセス利用権の設定の要求を
受け付けて、ユーザーに対して、指定されたコンテンツ
のアクセス利用権付与コードを発生する手段と、このア
クセス利用権付与コード、アクセス利用権の有効期間な
どを、そのコンテンツの識別コード及びユーザーの識別
コード(IDコード)と関連付けて記録する関連記録手
段と、このアクセス利用権付与コードをアクセス利用権
の設定の確認通知としてユーザーに送信する手段と、ユ
ーザーからアクセス利用権付与コードが送信されて所定
のコンテンツのアクセス利用を要求されたとき、それを
受けて、そのコンテンツに関するユーザーのアクセス利
用権が有効期間内かどうかを判定する手段と、この判定
手段からの信号に基づいて、有効期間内であれば、ユー
ザーに該当するコンテンツのアクセス及び利用を許可す
る手段と、から構成される。
【0016】すなわち、具体的には、次ような動作を行
う。情報販売元が自己のサーバーにホームページを開設
してデータベースを提供している場合に、ユーザーがコ
ンピュータ・ネットワーク例えばインターネットを介し
てそのサーバーに接続して、そのホームページに表示さ
れたコンテンツの一つについて、そのアクセス利用権の
取得を希望する場合を考える。この場合、ユーザーは、
そのコンテンツを指定して、そのコンテンツにアクセス
利用権の代金を支払う(この支払いは、例えばクレジッ
トカードによる支払いや電子マネーの送信などで行う)
(図5のステップS11)。
【0017】この代金支払いがあると、前記サーバー
は、そのユーザーに対して、そのコンテンツのアクセス
利用権(このアクセス利用権は、所定の有効期間のみ存
在する権利とされている。また、この有効期間は、情報
提供元の側で予め一律に決めることもできるし、ユーザ
ーが自分の好きな期間を任意に選べるようにすることも
できる)を設定したことを示すアクセス利用権付与コー
ドを生成する。そして、この生成したアクセス利用権付
与コードと、そのアクセス利用権の有効期間と、そのコ
ンテンツの識別コードと、そのユーザーの識別コードと
を、互いに関連付けて記録する(図5のステップS1
2)。また、前記サーバーは、このアクセス利用権付与
コードを、アクセス利用権の設定の確認通知として、ユ
ーザーに送信する(図5のステップS13)。
【0018】以上により、ユーザーは、そのコンテンツ
を、コンピュータ・ネットワークを介して前記情報販売
元のサーバーにアクセスすることにより、いつでも好き
なときに利用する権利を取得したことになる。これは、
ユーザーにとっては、「いつでも好きなときに、何回で
も何時間でも、そのコンテンツを自由に利用できる」と
いう点で、「そのコンテンツのデータを前記サーバーか
ら自己が保有するコンピュータの記録装置にダウンロー
ドして記録すること」とほとんど同じ効果を生むもので
ある。さらに、このことは、単に前記ダウンロードと同
じ効果を生むだけでなく、ユーザーは、そのコンテンツ
のデータの記録により自己の保有するパソコンの記録装
置の記録可能な残容量が少なくなってしまうこと(容量
不足の問題)が回避できると共に、前記コンテンツの検
索のための管理を自分でしなくてはならないという煩わ
しさからも解放されるという効果が得られるようにな
る。
【0019】すなわち、後日、ユーザーが、この前記ス
テップS13で送信されたアクセス利用権付与コードを
前記販売元のサーバーに送信すると(図6のステップS
14)、サーバー側は、そのアクセス利用権付与コード
に記録されたアクセス利用権の有効期間が既に経過して
そのアクセス利用権が消滅しているかどうかを判定する
(図6のステップS15)。そして、この判定がYES
であれば、ステップS16に進んで、ユーザーにその旨
(アクセス利用権が有効期間経過により消滅している
旨)を送信する(図6のステップS16)。他方、前記
ステップS15の判定が「NO」すなわち「そのアクセ
ス利用権がまだ有効期間内である」と判定されれば、ス
テップS17に進んで、そのユーザーに該当するコンテ
ンツのアクセス及び利用(何時間でも利用可能)を許可
する(同ステップS17)。また、ユーザーが、前記ス
テップS14の後で、自己が今現在アクセス利用権を有
効に保有しているコンテンツの一覧を見たいと欲してそ
の旨の要求をしたときは、情報提供元では、そのユーザ
ーのIDコードをキーとして、前記関連記録手段とコン
テンツのデータベースから、図4に示すようなコンテン
ツの一覧表を表示する。ユーザーは、この一覧表を見な
がら、自分がこれから利用したいと思うコンテンツを指
定して、アクセス利用を要求する。すると、前記の図6
のステップS15の処理に進む。なお、ユーザーは、自
己が過去にアクセス利用権を保有していたコンテンツ
(既にアクセス利用権の有効期間が経過してしまったコ
ンテンツ)についても、同様に、一覧表示を要求するこ
とができる。このように、ユーザーのために、そのユー
ザーがアクセス利用権を保有しているコンテンツの一覧
表を出力できることは、ユーザーが自分でコンテンツの
検索のための管理(市販のデータベース・ソフトウェア
を使用して、自分でコンテンツのタイトルなどを入力し
て管理すること)を不要にするものであり、ユーザーに
とって大きなメリットを与えるものである。
【0020】
【発明の効果】(1)以上説明したように、請求項1の発
明によれば、情報の販売元(情報提供元)は、ユーザー
に対して、コンテンツの情報そのものを送信するのでは
なく、コンテンツにアクセスしてそれを利用できる(コ
ンテンツを視聴したり、そのデータを加工するなどの利
用ができる)アクセス利用権をユーザーに設定(付与)
するようにしているので、従来の情報販売のやり方(デ
ータの送信というやり方)で生じる可能性のある「ユー
ザーのコンピュータなどの情報端末の記録装置の記録残
容量が送信されたコンテンツの情報ですぐに不足してし
まう」という問題が回避できるようになる。
【0021】このようにコンテンツのアクセス利用権が
設定されると、ユーザーは、いつでも、コンピュータ・
ネットワークを介してその情報販売元に接続して、その
コンテンツに対してアクセスして利用することができる
ので、ユーザーは、自分のコンピュータなどの情報端末
の記録装置にコンテンツをダウンロードして記録した場
合と全く同様にコンテンツを利用することができるよう
になる。
【0022】また、本発明では、ユーザーからの要求に
より(この場合、情報販売元は、何らかの手段で要求し
たきた人がユーザー本人であることを確認することが望
ましい)、ユーザーがその情報販売元からアクセス利用
権の設定を受けているコンテンツの一覧をユーザーのた
めに表示するようにしているので、ユーザーは、自己が
アクセス利用権を有しているものの中から任意のコンテ
ンツを選択・指定して、それをアクセス・利用できるよ
うになっている。これにより、ユーザーは、あたかも、
「市販のデータベース・ソフトウェアを使用して、自己
が保有するコンピュータの記録装置の中にあるコンテン
ツの一覧を表示させて、それらの中の任意のコンテンツ
を利用すること」と全く同様に、コンピュータ・ネット
ワークを介して、「情報販売元のコンピュータのデータ
ベースの中の自分がアクセス利用権を保有するコンテン
ツを一覧表示させて、任意のものを選択・指定して利用
する」ことができる。また、このようなシステムを導入
することにより、情報販売元にとっては、ユーザーに対
して、ユーザーがアクセス利用権を保有するコンテンツ
を情報販売元自身が「管理」代行することになり、ユー
ザーへの顧客サービスを向上させてユーザーの囲い込み
・ユーザーのリピート(再利用)を促すことができると
いうメリットが得られるようになる。以上の発明は、コ
ンピュータなどの情報端末により利用されるデータは、
紙やレコードなどの有体物と異なって、コンピュータな
どの情報端末によりユーザーが利用できればよいのであ
り、どこに記録されようとその価値に変わりはないとい
う発想から導かれたアイデアである。
【0023】すなわち、このアクセス利用権の設定によ
り、ユーザーは、そのコンテンツを、コンピュータ・ネ
ットワークを介して前記情報販売元のサーバーにアクセ
スすることにより、いつでも好きなときに何回でも何時
間でも利用する権利を取得したことになる。これは、ユ
ーザーにとっては、「いつでも好きなときにそのコンテ
ンツを何時間でも何回でも自由に利用できる」という点
で、そのコンテンツのデータを前記サーバーから自己が
保有するコンピュータの記録装置にダウンロードして記
録することとほとんど同じ効果を生むものである。さら
に、単に前記ダウンロードと同じ効果を生むだけでな
く、ユーザーは、そのコンテンツのデータの記録により
自己のパソコンの記録装置の記録可能な残容量がすぐな
くなってしまうということが回避できると共に、前記コ
ンテンツのデータの管理を自分でしなくてはならないと
いう煩わしさからも解放されるという効果が得られるよ
うになる。特に、この請求項1の発明では、前記のよう
に、情報販売元が保有するコンテンツのデータベースの
中のユーザーにアクセス利用権が設定されている複数の
コンテンツの内容又はタイトルを一覧表示する機能を有
しているので、ユーザーは、その情報販売元のサーバー
のデータベースを、あたかも「自分が手元で所有し管理
するコンピュータの記録装置内のデータベース」と同じ
ように利用することができ、しかもコンテンツの一覧表
示までしてくれるので、自分が一覧表示するための作業
(データベースソフトウェアへの入力作業など)をしな
くて済むようになり、自分がコンテンツのデータをパソ
コンに取り込んだ場合に生じるコンテンツのデータ管理
の負担の発生を回避できるというメリットがある。
【0024】また、従来より、インターネット上のサー
バーにカラオケ曲のデータベースを備えておき、「1年
間、300曲まで」のカラオケ利用権を4,000円で
販売(CD−ROMなどの形で販売)し、購入したユー
ザーは、このカラオケ利用権に基づいて、インターネッ
トでカラオケ曲を自分のパソコンに読み込んで、カラオ
ケを再生する、というシステムが既に利用されている
(住友商事株式会社がインターネットのホームページ
(http://www.clibweb.or.j
p)で提供しているコンテンツの一つ。1996年6月
6日付け日本経済新聞の記事「インターネットカラオ
ケ」を参照)。しかし、このカラオケのインターネット
利用は、ユーザーにサーバーに記録したカラオケのデー
タベースを利用させる権利を付与するというだけで、本
発明のように、ユーザーがその情報販売元の提供するコ
ンテンツの中のアクセス利用権を保有しているコンテン
ツを一覧で表示させるという機能(この機能は、単に一
覧表示させるというだけでなく、そのユーザーのために
「そのユーザーが自由に利用できる複数のコンテンツの
保有及び管理を代行する」という意味をも有している)
は備えておらず、この点で又はその他の点でも、本発明
とは大きく異なるものである。また、この「カラオケ利
用権」は、その楽曲を「何回使用したか、その回数」に
より課金されるシステムであるため、「ある楽曲を自分
の好きなときに課金を気にしないで何回でも何時間でも
鑑賞したい」という利用方法には向かないシステムであ
る。このような鑑賞のための利用方法が必要になる映画
・音楽・絵画・アニメなどのコンテンツについては、本
発明のようなシステムが必要になると考えられる。その
点でも、前記の「カラオケ利用権」のシステムは本発明
とは大きく異なるシステムだと言える。
【0025】以上のように、前記のアクセス利用権付与
により、ユーザーは、あたかも「そのコンテンツのデー
タの保存と管理を代行してくれるデータ用の貸し倉庫」
を得るのと同じメリットが得られる訳であり、あたかも
「自分の保有する電子出版物を保管しておく電子書斎」
を前記情報販売元のサーバー内に確保したのと同様のメ
リットを有することになる。このような情報の販売(正
確にはコンテンツのアクセス及び利用をする権利の販
売)のためのシステムは、コンテンツが紙媒体ではなく
電子化されたデータとして記録されるため、情報販売元
にとっては、自己のサーバーのデータベースにユーザー
によって何度アクセスされてもそのためのコストはゼロ
に近いこと、及び、情報販売元にとっては、記録するの
が紙媒体と異なって電子化されたデータであるため、自
己のサーバーのデータベースを「ユーザーのための電子
出版物の書斎」として利用させるとしてもそのための特
別なコストはゼロに近いこと(これが紙媒体であれば、
「ユーザーのための紙媒体からなる出版物を特別に保管
する書斎」を設けることは多くのコストを必要とする)
から、初めて可能になるものである。
【0026】(2)また、本発明では、前記アクセス利用
権は、コンテンツのアクセス及び利用を所定の期間だけ
許可することを内容とするものとしてもよい。つまり、
請求項1の発明にいう「アクセス利用権」は、「永久」
でもよいが、所定の有効期間を設けてもよい。その場
合、この有効期間を示すデータを前記アクセス利用権の
データの中に入れられれば便利である。こうすれば、情
報販売元は、ユーザーからの要求により、現在まだ有効
期間内にあるアクセス利用権が設定されたコンテンツの
一覧を表示すると共に、既にアクセス利用権の有効期間
が経過して消滅しているコンテンツの一覧表示をして、
ユーザーの便宜を図ることが可能による。
【0027】(3)また、請求項3の発明のコンテンツ販
売システムでは、ユーザーがコンテンツのアクセス利用
権の申込みをしたとき、そのコンテンツへのアクセス利
用権を所定期間だけ付与するようにしている。そして、
ユーザーは、このアクセス利用権が設定されたコンテン
ツを利用したくなったときは、コンピュータ・ネットワ
ークを介してその情報販売元に接続してその要求をする
ことによって、情報販売元がデータを保有するコンテン
ツのデータベースの一部を、あたかも自己のもののよう
に利用することができる。
【0028】また、ユーザーは、あるコンテンツについ
てのアクセス利用を、「永久」にしたいとは思わないこ
とが多い。なぜなら、新しいコンテンツは次々に生まれ
て行くからである。だから、コンテンツをパッケージの
形で購入する場合、購入から時間が経過していくに連れ
て、利用されないまま「死蔵」されたパッケージが増え
て行くことになり、膨大な数のパッケージの中で必要な
パッケージが見つからなくなるという問題(検索のため
の管理の問題)が生じる。これは、コンテンツをパソコ
ンのハートディスクにデータとして記録していく場合
も、程度の差はあれ生じる問題である。本発明では、ア
クセス利用権に「有効期間」を付けることにしているの
で、アクセス利用権の「死蔵」が防止されるようにな
る。また、ユーザーにとっても、「有効期間」を付ける
ことにより、利用しなくなった後の期間についてまでコ
ンテンツの対価を支払わなくてよいというメリットがあ
る。以上のように、本発明による「コンテンツの販売」
を「コンテンツ提供側のデータベースの一部へのアクセ
ス利用権の販売」として構成し、しかも、このアクセス
利用権を所定の「有効期間」を有するものとして構成す
るシステムは、コンテンツ提供側にとっても、ユーザー
側にとっても、大きなメリットを生み出すものなのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の構成を説明するための
概念図である。
【図2】 実施形態1の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】 実施形態1の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】 実施形態1で情報販売元がユーザーのために
行うコンテンツの一覧表示の例を示す図である。
【図5】 本発明の実施形態2の動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】 実施形態2の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ・ネットワーク 2 情報販売元のサーバー(コンピュータ) 3 ユーザーのコンピュータ(情報端末)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ・ネットワークに接続され
    ており、各識別コードによってそれぞれ特定されるコン
    テンツ(情報の内容)を多数蓄積しているデータベース
    と、 ユーザーが前記識別コードによって特定されるコンテン
    ツのいずれかについてアクセス利用権の設定の申込みを
    したとき、前記ユーザーに対して、その申込まれたコン
    テンツについて何回でもまた何時間でもアクセスして利
    用するためのアクセス利用権を設定するアクセス利用権
    設定手段と、 前記アクセス利用権の設定をしたとき、このアクセス利
    用権が設定されたことを、前記ユーザーのIDコード
    (識別コード)及び前記コンテンツの識別コードなどと
    関連させて記録する関連記録手段と、 ユーザーからコンピュータ・ネットワークを介して要求
    があったとき、そのユーザーのIDコードをキーとし
    て、前記関連記録手段から、前記ユーザーにアクセス利
    用権が設定されているコンテンツのタイトル等を一覧表
    示する手段と、 前記ユーザーがコンピュータ・ネットワークを介して前
    記一覧表示されたコンテンツの中のいずれかを指定した
    とき、ユーザーが前記データベース中のそのコンテンツ
    にアクセスしてこれを利用することを、許可する手段
    と、を含むコンテンツ販売システム。
  2. 【請求項2】 コンピュータ・ネットワークに接続され
    ており、各識別コードによってそれぞれ特定されるコン
    テンツ(情報の内容)を多数蓄積しているデータベース
    と、 ユーザーが前記識別コードによって特定されるコンテン
    ツのいずれかのアクセス利用権の設定の申込みをしたと
    き、前記ユーザーに対して、所定の有効期間内において
    は、その申込まれたコンテンツについて何回でもまた何
    時間でもアクセスして利用することを許可するアクセス
    利用権を設定するアクセス利用権設定手段と、 前記アクセス利用権の設定をしたとき、このアクセス利
    用権が設定されたことを、前記ユーザーのIDコード、
    前記コンテンツの識別コード、及び前記アクセス利用権
    の有効期間を示すデータと関連させて記録する関連記録
    手段と、 ユーザーからあるコンテンツのアクセス利用の要求が送
    信されてきたとき、前記関連記録手段を参照して、その
    ユーザーのそのコンテンツについてのアクセス利用権が
    まだ有効期間内であるかどうかを判定する手段と、 この判定手段によりまだ有効期間内であると判定された
    ときは、前記ユーザーが前記データベースを通じて前記
    コンテンツにアクセスしてこれを利用することを、許可
    する手段と、を含むコンテンツ販売システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、さらに、 ユーザーから自己が現在アクセス利用権を保有している
    コンテンツ又は自己が過去に(有効期間が切れる前に)
    アクセス利用権を保有していたコンテンツを一覧で表示
    して欲しいとの要求があったときは、前記ユーザーのI
    Dコードをキーとして、前記関連記録手段から、ユーザ
    ーのために前記コンテンツのタイトル等を一覧表示する
    手段、を含むことを特徴とするコンテンツ販売システ
    ム。 【0001】
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527639A (ja) * 2003-07-03 2007-09-27 ワイアーレス インテレクト ラブズ プライベート リミテッド 移動データ装置アクセスシステムと方法
JP2009087065A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Toshiba Corp 情報処理装置、およびコンテンツリスト表示方法
US7912787B2 (en) 2007-12-10 2011-03-22 Fujitsu Limited Information processing apparatus and license distribution system
JP2017054362A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 大阪瓦斯株式会社 機器情報管理システム

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