JP2002197147A - リサイクル方法及びリサイクル装置 - Google Patents

リサイクル方法及びリサイクル装置

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JP2002197147A
JP2002197147A JP2000398977A JP2000398977A JP2002197147A JP 2002197147 A JP2002197147 A JP 2002197147A JP 2000398977 A JP2000398977 A JP 2000398977A JP 2000398977 A JP2000398977 A JP 2000398977A JP 2002197147 A JP2002197147 A JP 2002197147A
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recycle
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reuse
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Hidesato Yoshimitsu
秀聡 善光
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで効率的な機器のリサイクルを可能
とし、さらに機器のリサイクル率を向上させることを課
題とする。 【解決手段】 本発明のリサイクル装置は、機器に付加
されている第1の製品情報を読み込む入力手段と、機器
に付加されている第1の製品情報と対応した当該機器の
照合、解体、分別するための情報の機器回収解体情報デ
ータベースを記憶する記憶手段と、入力手段で得た機器
の第1の製品情報と機器回収解体情報データベースに対
応した当該機器を照合する照合手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は市場で使用された機
器の回収方法とその外装部材のリサイクル方法に関する
もので、効率的かつ低コストで機器の外装部材をリサイ
クルすることのできる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】技術開発の発展に伴い、多くのOA機
器、自動車、家電製品、電気電子製品等が市場に流通
し、これらは20世紀において飛躍的な経済発展をもた
らし、人類の生活を向上させていった。しかしながら、
20世紀後半、我々に多くの享受をもたらしてきた産業
・民生製品は地球環境破壊という大きな問題を与えてい
る。また天然資源の枯渇が叫ばれる中で、我々に豊かさ
を与えてきたこれら製品の大量消費は天然資源の大量消
費につながり、これらの廃棄処理においても廃棄処理場
の不足、さらに廃棄処理品から排出される有害化学物質
等が環境破壊等の悪影響を及ぼすといった問題が発生し
ている。
【0003】現在、これらの問題を鑑み、廃棄処理品の
リサイクル処理が様々な形で実施・検討されており、現
在、自治体や廃棄処理業者などにより廃棄処理品の鉄・
アルミ・ステンレス等の金属やプラスチック材料のリサ
イクルが行われてきている。
【0004】しかしながらこれらリサイクル対象部材は
ほんの一部であり、またほとんどの製品がリサイクルシ
ステムを通らず、直接廃棄され、そのほとんどが粉砕後
あるいはそのままの形態での埋立てや、焼却処理後の埋
立てといったのが現状である。そのためリサイクルを推
進しているにも関わらず、埋立て用地の不足、埋立てに
より排出される有害物質がもたらす土壌汚染・水質汚染
といった問題が発生しており、さらに焼却処理に関して
は、焼却時に発生する有害ガス、例えば近年問題となっ
ているダイオキシンの発生などによる大気汚染問題、CO
2発生による地球温暖化の問題等が発生している。
【0005】こうした問題を解消するためにも大量生産
・大量消費の経済構造を、リサイクルを核とした循環型
経済社会構造の構築が求められており、各種メーカーは
使用済み製品の責任ある回収と、それらのリサイクル化
が課題として挙げられている。
【0006】その中において、複写機等に代表されるO
A機器においては、その販売形態がリース・レンタルと
いった形式が多く使用済みOA機器を回収するルートが
他の産業分野と比較して、整っているということが言え
る。
【0007】しかしながら、OA機器の構成は各OA機
器メーカーにより種々の形態、材料が使用されており、
現状では図1に示すように、そのリサイクルは単一のO
A機器メーカーに依存するところが大きい。そのため非
効率的であり、環境負荷低減のための適正なリサイクル
システムが運用されていないのが現状である。
【0008】そうした中で、複写機等に代表されるOA
機器の販売形態の特徴を生かしたリサイクルシステムが
特開平10−216689号公報により開示されてい
る。これに依れば、回収されたOA機器は製品特性情
報、市場実績情報、部品寿命予測情報、作業指示情報等
から、作業者により効率的なOA機器の分解作業と部品
の回収作業を行うことができ、リサイクルコストを低減
することができるとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、市場で使用
されているOA機器の種類は膨大なものであり、上記公
報では作業者はそれぞれの情報により異なる作業を行う
必要があり、必ずしも効率的な作業と言うことができな
い。またOA機器メーカーにより、その商品設計が異な
ることから、上記公報では、限られたOA機器の機種の
みで実行可能であり、また複数のOA機器メーカー製の
OA機器を考慮したリサイクルシステムとは言えない。
【0010】また上記公報では、使用済みOA機器の具
体的な回収手段、認識、分別手段については記載されて
いない。
【0011】また回収された使用済みOA機器外装部材
には材質にリサイクル化が困難なものも、具体的には難
燃剤等の添加剤が混入されているもの等が存在してお
り、材質等の統一化が必要とされている。また上述の難
燃剤、特にハロゲン系難燃剤に関しては、発癌性、催奇
形性等が指摘されており、単一のOA機器メーカー、材
料メーカーの取り組みを超えた材料開発及びその使用が
求められている。
【0012】そこで、こうしたリサイクルを積極的に推
進するためには、使用済みOA機器を市場から効率的に
回収・分別、さらには業界で指定された材質の標準化を
行うこと等、OA機器メーカー単体の取り組みを超えた
業界全体のためのリサイクルシステムの構築が求められ
ている。
【0013】本発明の目的は、企業間の枠組みを越えた
業界として地球環境保護に重要なリサイクルシステムを
構築することができ、低コストで効率的な機器のリサイ
クルを可能とし、さらに機器のリサイクル率を向上する
ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、使用済み機器が回収され、前記機器の部品や材料を
リサイクルするリサイクル方法であって、(a)指定エ
リア内で発生した前記機器を指定回収拠点に運搬して集
積する工程と、(b)前記指定回収拠点は、前記機器に
付加されている第1の製品情報を読み込む入力手段と前
記機器に付加されている前記第1の製品情報と対応した
当該機器の照合、解体、分別するための情報の機器回収
解体情報データベースを記憶する記憶手段を有してお
り、前記指定回収拠点において前記入力手段で得た前記
機器の前記第1の製品情報と前記機器回収解体情報デー
タベースに対応した当該機器を照合する工程と、(c)
前記機器の前記第1の製品情報と前記機器回収解体情報
データベースとの照合に基づき当該機器を複数の第1分
類に分別し、当該機器の分別情報を第2の製品情報とし
て前記機器回収解体情報データベースに記憶する工程
と、(d)前記指定回収拠点は複数の前記第1分類に分
別した各々の前記機器を前記第1の製品情報或いは前記
機器回収解体情報データベースに基づき当該機器の解体
処理外装部材情報と非解体処理部材情報を認識し、前記
認識結果を表示する出力手段を有し、前記解体処理外装
部材情報と前記非解体処理部材情報を前記機器回収解体
情報データベースに記憶する工程と、(e)前記出力手
段により示された結果に基づき当該機器を前記解体処理
外装部材と前記非解体処理部材に解体し、前記解体処理
外装部材を複数の第2分類に分別する工程と、(f)複
数の前記第2分類に分別した各々の前記解体処理外装部
材及び前記非解体処理部材において、前記解体処理外装
部材を各々の材料メーカーに、前記非解体処理部材を各
々の前記機器メーカーに運搬して集積する工程と、
(g)集積された前記解体処理外装部材を前記機器回収
解体情報データベースに基づいた処理方法で再生材料に
加工し、前記再生材料の情報を前記機器回収解体情報デ
ータベースに記憶する工程とを有し、前記指定回収拠
点、前記材料メーカー及び前記機器メーカーの間にネッ
トワークを介して前記機器回収解体情報データベースが
共有化されていることを特徴とするリサイクル方法が提
供される。
【0015】本発明の他の観点によれば、複数の機器メ
ーカー製の使用済み機器を回収してリサイクルする方法
であって、(a)指定エリア内で発生した前記機器を回
収し、前記機器を指定回収拠点に運搬して集積する工程
と、(b)前記指定回収拠点は、前記機器に付加されて
いる製品情報を読み込む入力手段と前記機器に付加され
ている前記製品情報と対応した前記機器の照合、解体、
分別するための情報となるリサイクル情報データベース
を表示する出力手段を有しており、前記指定回収拠点に
おいて前記入力手段で得た前記機器の前記製品情報と前
記リサイクル情報データベースに対応した前記機器を照
合し、その結果を出力する工程と、(c)出力された前
記機器の前記製品情報と前記リサイクル情報データベー
スとの照合結果に基づき前記機器を複数の第1分類に分
別し、前記機器の分別情報を第1分別結果として前記リ
サイクル情報データベースに記憶する工程と、(d)複
数の前記第1分類に分別した各々の前記機器を前記製品
情報或いは前記リサイクル情報データベースにある第1
解体情報に基づき前記機器の外装部材及び筐体部及び前
記外装部材及び筐体部のリサイクル情報及びリユース情
報を認識し、その結果を出力する工程と、(e)出力さ
れた結果に基づき前記機器の前記外装部材及び前記筐体
部を解体し、解体した前記機器を少なくとも第1リサイ
クル対象部材、第1リユース対象部材のうちの1つを含
む複数の第2分類に分別し、更に解体した前記機器の分
別情報を第2分別結果として前記リサイクル情報データ
ベースに記憶する工程と、(f)複数の前記第2分類に
おいて、前記第1リサイクル対象部材及び前記第1リユ
ース対象部材以外の第1リサイクル・第1リユース非対
象部材を前記製品情報或いは前記リサイクル情報データ
ベースにある第2解体情報に基づき前記第1リサイクル
・第1リユース非対象部材の解体処理方法及び解体部材
のリサイクル情報及びリユース情報を認識し、その結果
を出力する工程と、(g)出力された結果に基づき前記
第1リサイクル・第1リユース非対象部材を解体し、解
体した前記第1リサイクル・第1リユース非対象部材を
少なくとも第2リサイクル対象部材、第2リユース対象
部材のうちの1つを含む複数の第3分類に分別し、更に
解体した前記第1リサイクル・第1リユース非対象部材
の分別情報を第3分別結果として前記リサイクル情報デ
ータベースに記憶する工程と、(h)複数の前記第2分
類及び複数の前記第3分類に含まれる前記第1リサイク
ル対象部材及び前記第2リサイクル対象部材において、
各々のリサイクル対象部材を各々の材料メーカーに運搬
して集積し、集積された各々の前記リサイクル対象部材
を前記リサイクル情報データベースに基づいた処理方法
で再生材料に加工し、得られた前記再生材料の情報を前
記リサイクル情報データベースに記憶する工程と、
(i)複数の前記第2分類及び複数の前記第3分類に含
まれる前記第1リユース対象部材及び前記第2リユース
対象部材において、各々のリユース対象部材を前記リサ
イクル情報データベースに基づいた方法で検査し、前記
検査結果を前記リサイクル情報データベースに記憶さ
せ、更に前記検査後、各々の機器メーカーに各々のリユ
ース対象部材を運搬して集積し、集積された各々のリユ
ース対象部材を前記リサイクル情報データベースに基づ
いた方法で処理・検査し、再生部品・再生製品を得て、
得られた前記再生部品・前記再生製品の情報を前記リサ
イクル情報データベースに記憶する工程とを有し、前記
指定回収拠点、前記材料メーカー及び前記機器メーカー
の間にネットワークを介して前記リサイクル情報データ
ベースが共有化されていることを特徴とするリサイクル
方法が提供される。
【0016】本発明のさらに他の観点によれば、機器に
付加されている第1の製品情報を読み込む入力手段と、
前記機器に付加されている前記第1の製品情報と対応し
た当該機器の照合、解体、分別するための情報の機器回
収解体情報データベースを記憶する記憶手段と、前記入
力手段で得た前記機器の前記第1の製品情報と前記機器
回収解体情報データベースに対応した当該機器を照合す
る照合手段とを有することを特徴とするリサイクル装置
が提供される。
【0017】本発明によれば、企業間の枠組みを越えた
業界として地球環境保護に重要なリサイクルシステムを
構築することができ、低コストで効率的な機器のリサイ
クルを可能とし、さらに機器のリサイクル率を向上する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、OA機器
外装部材のリサイクルシステムについての実施形態につ
いて説明する。
【0019】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態における使用済みOA機器がOA機器外装部材
のリサイクルシステムを適用した場合の概略図である。
【0020】図2の21a、21b、21cは各種OA
機器を使用する複数のエンドユーザーを表している。こ
のOA機器で発生した使用済みOA機器は図2の22で
示されるOA機器メーカー、OA機器販売業者、或いは
それらの指定した運搬業者に回収され、図2の23の指
定回収拠点に回収・運搬・集積される。
【0021】このとき、回収・運搬・集積の工程におい
て、図3に示すように少なくとも1箇所の中継地を設け
ることが好ましい。このような中継地を設けることによ
り、効率的な回収・運搬・集積を行うことが可能とな
る。具体的には図3の32eのOA機器ユーザーから排
出される使用済みOA機器を直接35の指定回収拠点に
回収・運搬・集積するような排出場所と指定回収拠点間
の距離が近い場合、回収手段に問題はないが、排出場所
と指定回収拠点が遠い場合、34a、34b、34c、
34dのような中継地を設けることで、中継地に一定量
の使用済みOA機器に達したところで、指定回収拠点、
次の中継地に運搬・集積することで、計画的な回収・運
搬・集積工程を構築することが可能となり、かつ無駄な
運搬回数・距離を低減することができ、効率的な回収・
運搬・集積システムである。さらにはリサイクルシステ
ムのコストを低減することが可能である。
【0022】指定回収拠点23に集積後の工程は指定回
収拠点23に集積された使用済みOA機器の第1の製品
情報24を読み込み、OA機器回収解体情報データベー
ス219に接続された指定回収拠点のデータベース端末
215に第1の製品情報24を入力(25)し、照合
(26)する工程である。
【0023】この工程において、使用済みOA機器の第
1の製品情報24は、使用済みOA機器に記載された製
品の名称、製品の型式等から得ることも可能であるが、
この方法では人的労力による作業が必要であり、その作
業性も悪く、人的ミスによる誤った照合が行われる可能
性がある。従って、予めOA機器製造時に情報記録手段
をOA機器に配することが好ましい。具体的な情報記録
手段としてはバーコード記録帳、磁気バーコード等が挙
げられ、この情報記録手段に記録される第1の製品情報
24は少なくともOA機器のメーカー名、製品の名称、
製品の型式、製造年月日、製品番号、製品の解体処理外
装部材情報及び非解体処理部材情報の1つが含まれてい
ることが好ましい。またこの第1の製品情報24と照合
するOA機器回収解体情報データベース219の情報に
は後述する解体処理工程で必要な解体処理外装部材の処
理方法と少なくともOA機器のメーカー名、製品の名
称、製品の型式、製造年月日、製品番号、製品の解体処
理外装部材情報及び非解体処理部材情報、解体処理外装
部材の材質、解体処理外装部材の材料メーカー、解体処
理外装部材名称、解体処理外装部材番号の1つの情報が
記憶、構成されていることが必要である。
【0024】これによりバーコード等の情報記録手段か
ら入力手段、例えばバーコードリーダー等の情報読取装
置を用いて、第1の製品情報24を読み取り、さらにこ
の情報とOA機器回収解体情報データベース219の情
報とを照合することを瞬時に行うことができ、より効率
的な照合作業が可能となる。
【0025】照合(26)後の工程は、上述の第1の製
品情報24とOA機器回収解体情報データベース219
の照合結果に基づき使用済みOA機器を複数の第1分類
に分別(29)し、またこのとき分別(29)した情報
を第2の製品情報28として、OA機器回収解体情報デ
ータベース219に接続された指定回収拠点のデータベ
ース端末215を介して、OA機器回収解体情報データ
ベース219に記憶する工程である。
【0026】このとき分別される第1分類は少なくとも
OA機器メーカー名、製品の名称、製品の型式の1つか
ら選ばれたものであることが好ましい。これは後述の解
体工程において、OA機器メーカー名、製品の名称、製
品の型式で分別されている場合、解体者による解体作業
性が簡素化され、また作業そのものが少ない手順で行う
ことが可能となり、効率的な解体作業が行えるためであ
る。またさらには、将来、解体作業が工業ロボット等を
用いた自動解体ライン等などのシステムが確立した場
合、細分化された分別により、効率的な解体作業が可能
となる。
【0027】またOA機器回収解体情報データベース2
19に記憶する第2の製品情報28としては、少なくと
もOA機器のメーカー名、製品の名称、製品の型式の1
つから選ばれていることが好ましい。これにより、各O
A機器の回収実績、リサイクル率等の情報を業界全体、
機種別、メーカー別で管理することが可能であり、また
OA機器回収解体情報データベース219がネットワー
クを介して指定回収拠点、OA機器メーカー、材料メー
カーで共有化されていることからリサイクルシステムの
実績をオンタイムで知ることが可能である。
【0028】ここまでの工程の具体的な一例を図4で説
明する。まず使用済みバーコード等の情報記録手段を配
した使用済みOA機器41をバーコードリーダー等の入
力手段42で第1の製品情報44を得る。第1の製品情
報44をOA機器回収解体情報データベース43に記憶
されている種々の製品情報46a、46b、46cと照
合し、該当する製品情報しての第1の製品情報47を得
る。そして、これに基づき第1分類に分別(48)し、
分別した情報を第2の製品情報410として、OA機器
回収解体情報データベース43を記憶する。
【0029】次に第1分類に分別した各々の使用済みO
A機器の解体する工程について、図2を用いて説明す
る。
【0030】まず各々の使用済みOA機器における第1
の製品情報24またはOA機器回収解体情報データベー
ス219から解体処理外装部材情報・非解体処理部材情
報211を認識(210)し、液晶パネル、モニター等
の出力手段でその情報を出力(212)し、認識した解
体処理外装部材情報・非解体処理部材情報211をOA
機器回収解体情報データベース219に記憶(213)
する工程である。
【0031】このとき、解体処理外装部材情報・非解体
処理部材情報211に含まれる解体処理外装部材情報は
少なくとも解体処理外装部材の材質、材料メーカー、解
体処理外装部材名称、解体処理外装部材番号、数量の1
つの情報から構成されていることが好ましい。これは解
体処理外装部材情報に解体処理外装部材の材質、材料メ
ーカー、解体処理外装部材名称、解体処理外装部材番
号、数量が含まれることで、後述の解体・第2分類への
分別作業時の有効な情報となり、またこれらの情報をO
A機器回収解体情報データベース219に記憶すること
で、各OA機器の解体処理部材の回収実績、リサイクル
率等の情報を業界全体、機種別、メーカー別で管理する
ことが可能となるからである。
【0032】またこのとき認識した解体処理外装部材情
報・非解体処理部材情報211をOA機器回収解体情報
データベース219に記憶する工程を予め前述の第2の
製品情報28をOA機器回収解体情報データベース21
9に記憶(27)する工程時に行ってもかまわない。逆
に、前述の第2の製品情報28をOA機器回収解体情報
データベース219に記憶(27)する工程を省略し、
このとき認識(210)した解体処理外装部材情報・非
解体処理部材情報211をOA機器回収解体情報データ
ベース219に記憶(213)する工程時に同時に第2
の製品情報28を記憶してもかまわない。
【0033】そして認識(210)、記憶(213)
後、液晶パネル、モニター等の出力手段に表示された解
体処理外装部材情報・非解体処理部材情報211をもと
に使用済みOA機器を解体(214)し、解体処理外装
部材を第2分類216に分別する。その後、分別216
された解体処理外装部材、非解体処理部材を解体処理外
装部材はそれぞれの材料メーカー221a、221b、
221cへ、非解体処理外装部材はそれぞれOA機器メ
ーカー220a、220bに運搬・集積される。
【0034】このとき第2分類216の分類方法は少な
くとも材質、材料メーカーの1つから選ばれることが好
ましい。これは後述の解体処理外装部材を材料メーカー
に集積し、これを再生材料に処理するまでの工程におい
て、材質、材料メーカーごとに分類されることで、その
途中に他の部材の混入を防止すると共に、再生処理効率
を上げることが可能であり、効率的な分類が行えるから
である。
【0035】また解体処理外装部材はそれぞれの材料メ
ーカー221a、221b、221cへ、非解体処理外
装部材はそれぞれOA機器メーカー220a、220b
に運搬・集積されるが、その間に中継地を有していても
かまわない。さらに材料メーカー221a、221b、
221cは、それぞれ、材料メーカー指定の業者或いは
OA機器メーカー指定の業者であってもかまわない。
【0036】ここで使用済みOA機器を解体し、解体処
理外装部材、非解体処理部材を第2分類に分別し、運搬
・集積する工程の具体的な一例について図5を用いて説
明する。
【0037】第1分類に分類された使用済みOA機器5
1(OA機器メーカーA製)、52(OA機器メーカーB
製)をOA機器回収解体情報データベース57より解体
のための情報を得て、それを出力手段58に解体処理外
装部材情報59、非解体処理部材情報510を表示し、
この情報に基づき解体(511)し、これを使用済みO
A機器51、52を構成している材質A部材54、材質B
部材55、材質C部材56、非解体処理部材53a、5
3bに分別(512)し、それぞれ材料メーカーA51
4、材料メーカーB515、材料メーカーC516、O
A機器メーカーA517、OA機器メーカーB518に運
搬・集積する。
【0038】材料メーカー221a、221b、221
cに運搬・集積された各々の解体処理外装部材は、OA
機器回収解体情報データベース219とネットワークを
介して接続されたそれぞれの材料メーカーのデータベー
ス端末226a、226b、226cを通して、各々の
解体処理外装部材の処理方法を用いて、各々の再生処理
222a、222b、222cを行い、各々の再生材料
223a、223b、223cを得る。そして得られた
再生材料223a、223b、223cの情報をそれぞ
れの材料メーカーのデータベース端末226a、226
b、226cを通して、ネットワーク接続されたOA機
器回収解体情報データベース219に記憶する。これに
より、再生材料223a、223b、223cの種類・
数量等の情報がリアルタイムでわかることができる。特
に指定回収拠点23、材料メーカー221a、221
b、221c及びOA機器メーカー220a、220b
間がネットワークを介してOA機器回収解体情報データ
ベース219が共有化されていることから再生材料22
3a、223b、223cの情報をリアルタイムに得る
ことが可能であり、回収・運搬・集積・解体・再生処理
等の管理を正確に行うことが可能である。OA機器メー
カーA517、OA機器メーカーB518に回収された非
解体処理部材53a、53bはそれぞれ各OA機器メー
カーに処理を委ねられるが、さらに各OA機器メーカー
で細部にわたる部品・部材でのリサイクル・リユースを
行うことが好ましい。
【0039】またOA機器回収解体情報データベースは
OA機器販売業者とネットワークを介して接続されてい
ることが好ましい。これはOA機器販売業者が新規なO
A機器販売時に販売先に設置されている使用済みOA機
器を回収し、OA機器回収情報データベースより得られ
た情報から回収した使用済みOA機器を指定回収拠点ま
た中継地に運搬・集積し、あるいは販売先の属する指定
エリア内の指定された指定回収拠点または中継地に運搬
・集積することが効率的に行えるからであり、さらには
回収拠点・中継地の保管状況をリアルタイムで確認する
ことができ、より効果的な保管場所への運搬が可能とな
るからである。
【0040】複数の指定エリアが存在する場合におい
て、それぞれの指定エリアに指定回収拠点が存在し、各
々のOA機器回収解体情報データベースがネットワーク
を介して接続され、指定回収拠点、中継地、材料メーカ
ー及びOA機器メーカーとの間にネットワークを介して
各々のOA機器回収解体情報データベースが共有化され
ていることが好ましい。これは図6に示すように複数の
指定エリア61a、61bにおいて、それぞれのエリア
に存在する指定回収拠点62a、62b、中継地63
a、63b、63c、63d、64eがOA機器回収解
体情報データベース64とネットワーク68を介して接
続されており、またOA機器回収解体情報データベース
64はOA機器メーカー65、材料メーカー66、OA
機器販売業者67ともネットワーク68を介して接続さ
れている。
【0041】このように複数の指定エリアの情報を統一
して管理することで、市場に流通する使用済みOA機器
の実態を把握することが可能であり、また流通調整等を
OA機器メーカー、材料メーカー等から行うことができ
有効である。
【0042】OA機器回収解体情報データベースはOA
機器解体情報データベースとOA機器回収情報データベ
ースの独立した2つのデータベースから構成されていて
も良い。これはOA機器解体情報データベースについて
は、使用済みOA機器の解体処理情報等の出力情報のみ
を扱い、OA機器回収情報データベースは使用済みOA
機器の回収データ、解体処理データ等の入力情報を扱う
ものである。このようにOA機器回収解体情報データベ
ースを分割することで回収データ、解体処理データ等の
入力時に誤って出力専用情報を消去、変更するといった
懸念を回避することが可能であり、かつセキュリティー
の面においても有効な手段である。
【0043】以上のOA機器外装部材のリサイクルシス
テムを運用するにあたり、OA機器は複数のOA機器メ
ーカーの間で決定された指定の材質からなるOA機器外
装部材から構成されていることが好ましい。こうするこ
とで、前述の解体・分別作業の負荷を低減することがで
きシステムのコストを下げることが可能である。また統
一化された材質を用いることで再生材料の安定した需要
源となり、システムの安定化を図ることが可能である。
【0044】またこれらのリサイクルシステムで発生す
る費用においても、その費用がOA機器回収解体情報デ
ータベースに登録されており、この費用の課金・徴収が
OA機器回収解体情報データベースの接続されているネ
ットワークを介して、データベース上で行われることが
好ましい。これにより、費用の課金・徴収に伴うコスト
を削減することが可能であり、さらにリアルタイムでの
費用の課金・徴収を行うことができる。
【0045】またこれらのシステムを通じて得られた有
用な情報を将来、企業に求められている環境会計におけ
るシステムとネットワークを介して接続することも可能
である。
【0046】従来、単一の企業独自のリサイクル化が行
われていたが、本実施形態により、企業間の枠組みを越
えた業界として地球環境保護に重要なリサイクルシステ
ムを構築することができ、低コストで効率的なOA機器
外装部材のリサイクルを可能とし、さらに製品のリサイ
クル率を向上することができる。またリサイクル情報を
ネットワークで共有化することで、種々の情報をリアル
タイムで入手することが可能となり、コスト削減、時間
短縮等の効果をあげることができる。
【0047】(第2の実施形態)図7は使用済みOA機
器を本発明の第2の実施形態におけるOA機器のリサイ
クルシステムに適用した場合の概略図である。
【0048】図7の71a,71b,71Cは各種OA
機器を使用する複数のエンドユーザーを表している。こ
のOA機器ユーザーで発生した使用済みOA機器は図7
の72で示されるOA機器メーカー、OA機器販売業
者、或いはそれらの指定した運搬業者に回収され、図7
の73の指定回収拠点に回収・運搬・集積される。
【0049】このとき、回収・運搬・集積の工程におい
て、図3に示すように少なくとも1箇所の中継地を設け
ることが好ましい。このような中継地を設けることによ
り、効率的な回収・運搬・集積を行うことが可能とな
る。具体的には図3の32eのOA機器ユーザーから排
出される使用済みOA機器を直接35の指定回収拠点に
回収・運搬・集積するような排出場所と指定回収拠点間
の距離が近い場合、回収手段に問題はない。しかし排出
場所と指定回収拠点が遠い場合、34a,34b,34
c,34dのような中継地を設けることで、中継地に一
定量の使用済みOA機器に達したところで、指定回収拠
点、次の中継地に運搬・集積することで、計画的な回収
・運搬・集積工程を構築することが可能となり、かつ無
駄な運搬回数・距離を低減することができ、効率的な回
収・運搬・集積システムを構築することができる。さら
にはリサイクルシステムのコストを低減することが可能
である。
【0050】指定回収拠点73に集積後の工程は指定回
収拠点73に集積された使用済みOA機器の製品情報7
4を読み込み、リサイクル情報データベース713に接
続された指定回収拠点のデータベース端末714に製品
情報74を入力75、照合(76)し、照合76の結果
を出力手段で、出力(77a)する工程である。このと
きの出力手段にはモニター、液晶などを用いた画像情報
出力手段、スピーカーなどを用いた音声により出力する
音声出力手段、プリンターなどを用いた印字情報として
出力する印刷手段などが挙げられる。
【0051】この工程において、使用済みOA機器の製
品借報74は、使用済みOA機器に記載された製品の名
称、製品の型式等から得ることも可能であるが、この方
法では人的労力による作業が必要であり、その作業性も
悪く、人的ミスによる誤った照合が行われる可能性があ
る。
【0052】従って、予めOA機器製造時に情報記録手
段をOA機器に配することが好ましい。具体的な情報記
録手段としてはバーコード記録帳、磁気バーコード等が
挙げられ、この情報記録手段に記録される製品情報74
は少なくともOA機器のメーカーの名称、OA機器製品
の名称、OA機器製品の型式・機種、OA機器の製造年
月日、OA機器の製品番号、前記OA機器の使用履歴情
報、前記OA機器のメンテナンス情報、前記OA機器の
部品情報の1つが含まれていることが好ましい。何故な
らOA機器の名称、製品の名称、型式等の情報は第1分
類に分別するために必要な情報だからである。またOA
機器の使用履歴情報、メンテナンス情報、部品情報は第
1分類、第2分類及び第3分類に分別する工程、解体工
程において、有用な情報となる。これについて複写機を
例に挙げて説明する。複写機の場合、使用履歴情報とし
てはOA機器の実用使用年数及び複写枚数等が記録され
ており、さらにそのメンテナンス回数、部品等の情報が
記録されている、その情報を基に同じ部品、ユニットに
おいても、実用使用年数の短いものと長いもの、複写枚
数の少ないもの多いもの、メンテナンスの有無等の異な
る分類に分別することで、その後のリユース工程におけ
る検査工程に差異を設けたりすることが可能となり、リ
サイクル効率を向上させると共にリサイクルコストを削
減することが可能となる。
【0053】またこの製品情報74と照合するリサイク
ル情報データベース713の情報には少なくとも前述の
照合に必要となる製品情報と後述の第1解体情報、第2
解体情報、第1リサイクル対象部材の処理方法、第2リ
サイクル対象部材の処理方法、第3リサイクル対象部材
の処理方法、第1リユース対象部材の処理方法、第2リ
ユース対象部材の処理方法、破砕・粉砕分別情報、第1
分別結果、第2分別結果、第3分別結果と第4分別結果
が記憶或いは構成されていることが必要であり、これら
はOA機器の解体、分別等の重要な情報となる。
【0054】これによりバーコード等の情報記録手段か
ら入力手段、例えばバーコードリーダー等の情報読取装
置を用いて、製品情報74を読み取り、さらにこの製品
情報74とリサイクル情報データベース713の情報と
の照合を瞬時に行うことができ、その照合結果はモニタ
ーを通した画像情報或いはプリンターなどを用いて印字
される印刷情報等で速やかに知ることができ、効率的な
照合作業が可能となる。
【0055】照合(76)後の工程は、上述の製品情報
74とリサイクル情報データベース713の照合結果に
基づき使用済みOA機器を複数の第1分類に分別(7
8)し、またこのとき分別(78)した情報を第1分別
情報79として、リサイクル情報データベース713に
接続された指定回収拠点のデータベース端末714を介
して、リサイクル情報データベース713に記憶(71
0a)する工程である。
【0056】このとき分別される第1分類の分類方法は
少なくともOA機器メーカーの名称、OA機器製品の名
称、OA機器製品の型式・機種の1つから選ばれたもの
であることが好ましい。これは後述の解体工程におい
て、OA機器メーカーの名称、OA機器製品の名称、O
A機器製品の型式・機種で分別されている場合、解体者
による解体作業性が簡素化され、また作業そのものが少
ない手順で行うことが可能となり、効率的な解体作業が
行えるためである。またさらには、将来、解体作業が工
業ロボット等を用いた自動解体ライン等などのシステム
が確立した場合、細分化された分別により、効率的な解
体作業が可能となるからである。
【0057】またリサイクル情報データベース713に
記憶する第1分別結果79としては、少なくともOA機
器メーカーの名称、OA機器製品の名称、OA機器製品
の型式・機種、保管数量の1つから選ばれていることが
好ましい。これにより、各OA機器の回収実績、リサイ
クル率等の情報を業界全体、機種別、メーカー別で管理
することが可能であり、またリサイクル情報データベー
ス713がネットワークを介して指定回収拠点、OA機
器メーカー、材料メーカーで共有化されていることから
リサイクルシステムの実績をオンタイムで知ることが可
能となる。
【0058】ここまでの工程の具体的な一例を図8で説
明する。まず使用済みバーコード等の情報記録手段を配
した使用済みOA機器81をバーコードリーダー等の入
力手段82で使用済みOA機器81の製品情報84を得
る。製品情報84をリサイクル情報データベース83に
記憶されている種々の製品情報86a,86b,86c
と照合(85)し、該当する製品情報87を得る。そし
て、これに基づき第1分類に分別(88)し、分別した
情報を第1分別結果810として、リサイクル情報デー
タベース83に記憶する。
【0059】次に第1分類に分別した各々の使用済みO
A機器の解体する工程について、図7を用いて説明す
る。
【0060】まず各々の使用済みOA機器における製品
情報74またはリサイクル情報データベース713から
第1解体情報712を液晶パネル、モニター等の出力手
段でその情報を出力(77b)し、出力した情報に基づ
いて、OA機器の外装部材・筐体部を解体(711)
し、さらに解体したOA機器の外装部材・筐体部を複数
の第2分類に分別(715)する。そして、その第2分
類への分別結果を第2分別結果716としてリサイクル
情報データベース713に記憶(710b)する工程で
ある。
【0061】このとき、第1解体情報712にはOA機
器の外装部材及び筐体部の解体情報と、外装部材及び筐
体部のリサイクル情報及びリユース情報を備え、少なく
とも外装部材及び筐体部の材質、外装部材及び筐体部の
材料メーカーの名称、外装部材及び筐体部のOA機器メ
ーカーの名称、外装部材及び筐体部の名称、外装部材及
び筐体部の部材番号の1つから選ばれることが好まし
い。これは第1解体情報712に外装部材及び筐体部の
解体情報と、外装部材及び筐体部のリサイクル情報及び
リユース情報を備えることで、第1分類に分類されたO
A機器の外装部材、筐体部を解体する為の有効な情報を
得ると共にそれらのリサイクル或いはリユースの為の情
報を得ることができ、この情報とさらに外装部材及び筐
体部の材質、外装部材及び筐体部の材料メーカーの名
称、外装部材及び筐体部のOA機器メーカーの名称、外
装部材及び筐体部の名称、外装部材及び筐体部の部材番
号から、第2分類への分別作業時の有効な情報となるか
らである。
【0062】また第2分類の分類方法としては、少なく
とも第1リサイクル対象部材717、第1リユース対象
部材718、第1リサイクル・第1リユース非対象部材
719に分類されており、更に第1リサイクル対象部材
717の分類は少なくとも各々の外装部、筐体部の材
質、材料メーカーの名称、名称及び部材番号の1つから
選ばれ、第1リユース対象部材718の分類は少なくと
も各々の外装部、筐体部の材質、OA機器メーカーの名
称、名称及び部材番号の1つから選ばれ、第1リサイク
ル・第1リユース非対象部材719の分類は少なくとも
各々の第1リサイクル・第1リユース非対象部材の名
称、部材番号及びOA機器メーカーの名称から選ばれて
いることが好ましい。
【0063】これは分別した外装部材、筐体部はそれぞ
れ材質、形状等でその後のリサイクル・リユース処理方
法が異なるからであり、上述の分類を行うことで、処理
方法等が統一されている分類が可能となる。またリサイ
クル・リユース工程の途中に他の部材の混入を防止する
と共に、再生処理効率を上げることが可能であり、効率
的な分類を行うことができる。
【0064】このように分類した情報である第2分別結
果716は第2分類の結果或いはその一部から構成され
ており、少なくとも各々の分類ごとの保管数量、保管日
の1つから選ばれていることが好ましい。何故なら第2
分別結果716としてリサイクル情報データベース71
3に記憶(710b)する際、各々のOA機器外装部材
及び筐体部の解体処理、回収実績、リサイクル率等の情
報を業界全体、機種別、メーカー別で管理することが可
能となるからである。
【0065】第1分類の分別78から外装部材・筐体部
解体711の工程間において、その工程なしに直接第1
分類種のリユース工程を行ってもかまわない。すなわ
ち、第1分類にリユース対象機種が指定されており、製
品情報74或いはリサイクル情報データベース713に
より指定されたリユース対象種に分類されているOA機
器においては、製品情報74或いはリサイクル情報デー
タベース713に基づいた方法で、OA機器を処理・検
査し、OA機器を再生製品、再生部品とする工程であ
る。この工程について、図9を用いて詳しく説明する。
【0066】製品情報91或いはリサイクル情報データ
ベース92に基づいてOA機器は第1分類への分別93
が行われ、通常はOA機器の外装部材・筐体部解体94
が行われ、第2分類への分別95が行われる。この際、
予め製品情報91或いはリサイクル情報データベース9
2にリユース対象となる機種情報等などが登録されてお
り、これらは第1分類への分別93された後、検査96
a、運搬97されて、OA機器メーカー・OA機器メー
カー生産工場・OA機器メーカー指定工場98に集積さ
れる。その後、製品情報91或いはリサイクル情報デー
タベース92に基づいた方法による洗浄99及び新部品
・ユニット910を用いての再組立911、検査96b
を通して、再生製品・再生部品912を得ることができ
る。この際、検査結果や再生製品・再生部品の情報はリ
サイクル情報データベース92に記憶される。これによ
り、解体処理、回収実績、リサイクル率等の有効な情報
を得ることができる。また検査工程96a,96bで不
良品と判断されたOA機器においては、前述の外装部材
・筐体部解体711,94、第2分類への分別715,
93或いは後述する第3分類への分別734を行うこと
が好ましい。こうすることで、検査工程96a,96b
で不良品と判断されたものにおいても、有効なリサイク
ル・リユースが行われ、廃棄物の排出を抑制するのに効
果的である。以上の工程は、回収されたOA機器が比較
的新しい場合や信頼性の高い製品であった場合などで
は、解体・分別等の手間を省くことが可能であり、極め
て有効な手段であるといえる。
【0067】次に第2分類で分別された第1リサイクル
・第1リユース非対象部材の処理工程について図7を用
いて説明する。ここで、第1リサイクル・第1リユース
非対象部材とは具体的にはOA機器のシャーシ部、内装
部材等が挙げられる。複数の第1リサイクル・第1リユ
ース非対象部材719は、製品情報74或いはリサイク
ル情報データベース713にある第2解体情報733を
液晶パネル、モニター等の出力手段でその情報を出力
(77c)し、出力した情報に基づいて、OA機器のシ
ャーシ部、内装部材等の第1リサイクル・第1リユース
非対象部材719を複数の第3分類に分別(734)す
る。そして、第3分類への分別結果を第3分別結果73
5としてリサイクル情報データベース713に記憶(7
10d)する工程である。
【0068】このとき、第2解体情報733にはOA機
器の第1リサイクル・第1リユース非対象部材719の
解体情報と、後述する第2リサイクル対象部材736及
び第2リユース対象部材737のリサイクル情報及びリ
ユース情報を備え、かつ少なくとも第2リサイクル対象
部材736の材質、名称、材料メーカーの名称、部材番
号、第2リユース対象部材737の名称、材質、OA機
器メーカーの名称、部材番号の1つから選ばれているこ
とが好ましい。これは第2解体情報733に第1リサイ
クル・第1リユース非対象部材719の解体情報と、第
2リサイクル対象部材736のリサイクル情報及び第2
リユース対象部材737のリユース情報を備えること
で、第2分類に分類されたOA機器の第1リサイクル・
第1リユース非対象部材719を解体する為の有効な情
報を得ると共に第1リサイクル・第1リユース非対象部
材719を解体、分別して得られた第2リサイクル対象
部材736及び第2リユース対象部材737のリサイク
ル、リユースの為の情報を得ることができ、この情報と
さらに第2リサイクル対象部材736の材質、名称、材
料メーカーの名称、部材番号、第2リユース対象部材7
37の名称、材質、OA機器メーカーの名称、部材番号
から、第3分類への分別方法、作業時の有効な情報とな
るからである。
【0069】また第3分類の分類方法としては、少なく
とも第2リサイクル対象部材736、第2リユース対象
部材737、第2リサイクル・第2リユース非対象部材
738に分類されており、更に第2リサイクル対象部材
736の分類は少なくとも各々の第2リサイクル対象部
材の材質、材料メーカーの名称、名称及び部材番号の1
つから選ばれ、第2リユース対象部材737の分類は少
なくとも各々の第2リユース対象部材の材質、OA機器
メーカーの名称、名称及び部材番号の1つから選ばれ、
第2リサイクル・第2リユース非対象部材738の分類
は少なくとも各々の第2リサイクル・第2リユース非対
象部材の名称、部材番号及びOA機器メーカーの名称の
1つから選ばれることが好ましい。
【0070】これは分別した第2リサイクル対象部材、
第2リユース対象部材はそれぞれ材質、形状等でその後
のリサイクル・リユース処理方法が異なるからであり、
上述の分類を行うことで、処理方法等が統一された分類
が可能となるからである。またリサイクル・リユース工
程の途中に他の部材の混入を防止すると共に、再生処理
効率を上げることが可能であり、効率的な分類を行える
ことができる。
【0071】このように分類した情報である第3分別結
果735は第3分類の結果或いはその一部から構成され
ており、少なくとも各々の分類ごとの保管数量、保管日
の1つから選ばれていることが好ましい。何故なら第3
分別結果735としてリサイクル情報データベース71
3に記憶(710d)する際、各々の第2リサイクル対
象部材及び第2リユース対象部材の解体処理、回収実
績、リサイクル率等の情報を業界全体、機種別、メーカ
ー別で管理することが可能となるからである。
【0072】次にリサイクル対象部材処理工程につい
て、説明する。第2分類への分別715、第3分類への
分別734で分類された第1リサイクル対象部材718
及び第2リサイクル対象部材736は各々のリサイクル
対象部材を各々の材料メーカー728a,728bに運
搬(722b,722c)し、リサイクル情報データベ
ース713に記憶されている各々のリサイクル対象部材
の再生処理729a,729bの方法で各々の再生材料
731a,731bに加工し、得られた各々の再生材料
731a,731bの情報をリサイクル情報データベー
ス713に記憶する工程である。これにより、各々の再
生材料の情報をリアルタイムで知ることができるため、
リサイクル対象部材における運搬・回収・集積・解体・
再生処理の調整・管理を行う上での重要な情報を得るこ
とができる。またこのとき材料メーカー728a,72
8bに運搬(722b,722c)されてきた各々のリ
サイクル対象部材の数量、納入日等をリサイクル情報デ
ータベース713に記憶することが好ましい。こうする
ことでより正確な管理等を行うことができる。また各々
のリサイクル対象部材はそれぞれの材料メーカー728
a,728bに運搬・集積されるが、その間に中継地を
有していてもかまわない。さらに材料メーカー278
a,728bは、それぞれ、材料メーカー指定の業者、
例えば中間処理業者等、或いはOA機器メーカー指定の
業者であってもかまわない。
【0073】次にリユース対象部材処理工程について、
説明する。第2分類への分別715、第3分類への分別
734で分類された第1リユース対象部材717及び第
2リユース対象部材737は各々のリユース対象部材に
分類後、それぞれリサイクル情報データベース713に
基づいた方法で検査721a,721cを行い、その検
査結果720a,720bをリサイクル情報データベー
ス713に記憶(710c,710e)し、リユース対
象部材の検査合格品を各々のOA機器メーカー723
a,723bに運搬(722a,722d)する。
【0074】このとき各々のOA機器メーカー723
a,723bの運搬(722a,722d)前の検査7
21a,721cは省略されても構わない。何故なら、
検査は後述の再組立後にも行なわれ、場合によっては運
搬前の検査721a,721cを省略することで、工程
能力を向上させることが可能であり、かつリサイクルシ
ステムコストを低減することができるからである。
【0075】OA機器メーカー723a,723bの運
搬(722a,722d)後、各々のリユース対象部材
をリサイクル情報データベース713に記憶されている
方法で各々のリユース対象部材の洗浄・再組立724
a,724bを行い、更にリサイクル情報データベース
713に記憶されている方法による検査721b,72
1dを行い、再製品・再部品726a,726bを得
る。このとき得られた各々の再製品・再部品726a,
726bの情報をリサイクル情報データベース713に
記憶する。また洗浄・再組立724a,724bにおい
ては、場合に応じて、新部品・ユニット725a,72
5bを供給することが好ましく、このとき供給した新部
品・ユニット725a,725bの供給量・在庫量等の
情報供給及び情報記憶はリサイクル情報データベース7
13により行なわれる。これにより、各々の再製品・再
部品の情報をリアルタイムで知ることができ、リユース
対象部材における運搬・回収・集積・解体・再生処理の
調整・管理を行う上での重要な情報を得ることができ
る。
【0076】またこのときOA機器メーカー723a,
723bに運搬(722a,722d)されてきた各々
のリユース対象部材の数量、納入日等をリサイクル情報
データベース713に記憶することが好ましい。こうす
ることでより正確な管理等を行うことができるからであ
る。
【0077】また各々のリユース対象部材はそれぞれの
OA機器メーカー723a,723bに運搬・集積され
るが、その間に中継地を有していてもかまわない。さら
にOA機器メーカー723a,723bは、それぞれ、
OA機器メーカー指定の業者、例えば中間処理業者或い
は部品メーカー等の業者であってもかまわない。
【0078】リユース対象部材の検査工程においては、
検査合格品に関しては上述の工程を経るが、検査不良品
に関しては、検査不良と判断されたリユース対象部品を
再度リサイクルすることが好ましい。特に第1リユース
対象部材717及び第2リユース対象部材737が運搬
(722a,722d)される前の検査工程で検査結果
720a,720bが不良と判断されたものについて
は、検査不良である各々のリユース対象部材を第2リサ
イクル・第2リユース非対象部材として取り扱うことが
好ましい。こうすることで、リユース不可能である部材
の有効なリサイクルが行われ、廃棄物の排出を抑制する
ことでき、より効果的なリサイクルシステムを構築する
ことが可能となる。
【0079】次に、第2リサイクル・第2リユース非対
象部材の処理方法について説明する。本来、理想的には
外装部材・筐体部の分解・解体による第2分類への分別
715、シャーシ部・内装部材の分解・解体による第3
分類への分別734で、リサイクル対象部材とリユース
対象部材とに全て分別することができることが好まし
い。しかしながら、実際には分解・解体のみで分別する
ことは現状では困難である。それは、現状の製品には金
属とプラスチックの複雑な複合材料、異種プラスチック
の複合材料など複雑な部材が搭載されているからであ
る。したがって、これらの部材、すなわち第2リサイク
ル・第2リユース非対象部材についてのリサイクルにつ
いても考慮する必要がある。
【0080】まず、種々の分類に分類された各々の第2
リサイクル・第2リユース非対象部材738を製品情報
74或いはリサイクル情報データベース7 13にある
破砕・粉砕分別情報740に基づき第2リサイクル・第
2リユース非対象部材738の破砕・粉砕・分別739
の情報を認識し、その認識結果を液晶パネル、モニター
等の出力手段で出力する。このとき破砕・粉砕分別情報
740は第2リサイクル・第2リユース非対象部材73
8の破砕・粉砕情報と後述の第3リサイクル対象部材7
42のリサイクル情報を備え、少なくとも第3リサイク
ル対象部材の名称、材質、材料メーカーの名称、部材番
号の1つから選ばれた情報を有していることが好まし
い。これは破砕・粉砕分別情報740に第2リサイクル
・第2リユース非対象部材738の破砕・粉砕情報と、
第3リサイクル対象部材742のリサイクル情報を備え
ることで、第3分類に分類されたOA機器の第2リサイ
クル・第2リユース非対象部材738を破砕・粉砕する
為の有効な情報を得ると共に第2リサイクル・第2リユ
ース非対象部材738を破砕・粉砕・分別して得られた
第3リサイクル対象部材742のリサイクル為の情報を
得ることができ、この情報とさらに第3リサイクル対象
部材742の材質、名称、材料メーカーの名称、部材番
号から第3リサイクル対象部材の有効な分別方法、作業
時の有効な情報となるからである。
【0081】次に第2リサイクル・第2リユース非対象
部材738の破砕・粉砕分別情報740を認識し、その
結果を出力後、出力された結果に基づき第2リサイクル
・第2リユース非対象部材738を破砕・粉砕し、これ
を複数の第3リサイクル対象部材742に分別し、更に
破砕・粉砕・分別739した第2リサイクル・第2リユ
ース非対象部材738の分別情報を第4分別結果741
としてリサイクル情報データベース713に記憶(71
0f)する。
【0082】このとき第3リサイクル対象部材742の
分類方法としては、少なくとも各々の第3リサイクル対
象部材の材質、材料メーカーの名称、名称及び部材番号
の1つから選ばれることが好ましい。これは分別した第
3リサイクル対象部材742は材質、形状等でその後の
リサイクル処理方法が異なるからであり、上述の分類を
行うことで、処理方法等が統一された分類が可能となる
からである。またリサイクル工程の途中に他の部材の混
入を防止すると共に、再生処理効率を上げることが可能
であり、効率的な分類を行えることができる。
【0083】このように分類した情報である第4分別結
果741は第3リサイクル対象部材742の結果或いは
その一部から構成されており、少なくとも各々の分類ご
との保管数量、保管日の1つから選ばれていることが好
ましい。何故なら第4分別結果741としてリサイクル
情報データベース713に記憶(710f)する際、各
々の第3リサイクル対象部材742の解体処理、回収実
績、リサイクル率等の情報を業界全体、機種別、メーカ
ー別で管理することが可能となるからである。
【0084】そして分別した各々の第3リサイクル対象
部材742を各々の材料メーカー728cに運搬722
e、集積し、集積された各々のリサイクル対象部材をリ
サイクル情報データベース713に基づいた処理方法7
29cで再生材料730cに加工し、得られた再生材料
730cの情報をリサイクル情報データベース713に
記憶する。これにより、各々の再生材料730cの情報
をリアルタイムで知ることができるため、リサイクル対
象部材における運搬・回収・集積・解体・再生処理の調
整・管理を行う上での重要な情報を得ることができる。
またこのとき材料メーカー728cに運搬(722e)
されてきた各々のリサイクル対象部材の数量、納入日等
をリサイクル情報データベース713に記憶することが
好ましい。こうすることでより正確な管理等を行うこと
ができる。また各々のリサイクル対象部材はそれぞれの
材料メーカー728cに運搬・集積されるが、その間に
中継地を有していてもかまわない。さらに材料メーカー
728cは、それぞれ、材料メーカー指定の業者、例え
ば中間処理業者等、或いはOA機器メーカー指定の業者
であってもかまわない。
【0085】またこれまでの工程で生じた第2リサイク
ル対象部材736、第3リサイクル対象部材742にお
いて、第2リサイクル対象部材736が第1リサイクル
対象部材718の分類と同一の分類である場合、第2リ
サイクル対象部材736を第3分類の分別時に第1リサ
イクル対象部材718として取り扱うことが好ましく、
同様に第3リサイクル対象部材742が第1リサイクル
対象部材718又は第2リサイクル対象部材736の分
類と同一の分類である場合、第3リサイクル対象部材7
42を第3リサイクル対象部材の分別時に第1リサイク
ル対象部材718又は第2リサイクル対象部材736と
して取り扱うことが好ましい。これは外装部材・筐体部
の材質等が同一である部品がシャーシ部や内装部材に使
用されている場合があり、これらをリサイクル及びリユ
ースする際の分別において、それらを統一して管理する
ことで、無駄な分類を省くことが可能となり、リサイク
ルシステムコストを低減し、リサイクル効率を向上する
ことが可能である。
【0086】ここで使用済みOA機器を解体し、第1分
類、第2分類、第3分類に分別する工程のより具体的な
一例について図10を用いて説明する。
【0087】第1分類に分別(1001)された使用済
みOA機器1002(OA機器メーカーA製)、100
3(OA機器メーカーB製)をリサイクル情報データベ
ースより解体1009のための情報を得て、それを解体
(1009)し、これを使用済みOA機器1002,1
003を構成している材質A1004からなる外装部材
1004a,104b、材質B1005からなる外装部
材1005a,1005b、材質C1006からなる外
装部材1006a,1006b、第1リサイクル・第1
リユース非対象部材1011の第2分類の分別1010
をする。
【0088】次に第1リサイクル・第1リユース非対象
部材1011の第3分類への分別1012を行う。この
とき材質D1007からなるシャーシ部部品1007
a,1007bと第2リサイクル・第2リユース非対象
部材1008a,1008bからなる分類1013に第
3分類に分別(1012)されるが、材質A1004か
らなるシャーシ部部品1004cと材質C1006から
なるシャーシ部部品1006cは、第3分類の分別にお
いて、新たに分類することなく、第2分類の分別で生じ
た分類に存在する同一材質の第2分類種に材質A100
4からなるシャーシ部部品1004cと材質C1006
からなるシャーシ部部品1006cを組み込み、分別す
る。こうすることで無駄な分類を省くことができ、効率
的な分類方法とすることができる。
【0089】さらに前記指定回収拠点はOA機器及びO
A機器の解体部の状態をリサイクル情報データベースに
入力するための入力手段を有してあって、少なくとも製
品情報の入力工程、第2分類の分別工程、第3分類の分
別工程、破砕・粉砕の分別工程の1つから選ばれる工程
において、OA機器及びOA機器の解体部の状態を前記
リサイクル情報データベースに入力することが好まし
い。これは回収されてきたOA機器の外観、その解体後
外観、更にはOA機器に内蔵されている部品、ユニット
の欠損、破損状態等を各々の工程でリサイクル情報デー
タベースに入力することで、この入力データからネット
ワークで接続されたOA機器メーカー等はOA機器の使
用状況・実績といった製品情報を得ることが可能であ
る。そして、OA機器及びその解体部の外観、清掃状
態、外観状態等によっては、その後の分別工程後の作業
に大きな効果を与えることが可能となる。具体的には入
力されたOA機器及びその解体部の外観、清掃状態、外
観状態等をネットワークに接続されたOA機器メーカー
が判断し、その後の処理工程を直接指示するといったこ
とも可能となる。例えば外観の優れた部材等において
は、リサイクル、リユース工程時に洗浄等の作業の省
略、また損傷が激しい部品等においては、検査工程を省
略して、その部品の一部の交換処理等を直接行うといっ
た合理的な作業を行うといったことが可能となるからで
ある。
【0090】またリサイクル情報データベースはOA機
器販売業者とネットワークを介して接続されていること
が好ましい。これはOA機器販売業者が新規なOA機器
販売時に販売先に設置されている使用済みOA機器を回
収し、リサイクル情報データベースより得られた情報か
ら回収した使用済みOA機器を指定回収拠点また中継地
に運搬・集積し、あるいは販売先の属する指定エリア内
の指定された指定回収拠点または中継地に運搬・集積す
ることが効率的に行えるからであり、さらには回収拠点
・中継地の保管状況をリアルタイムで確認することがで
き、より効果的な保管場所への運搬が可能となるからで
ある。
【0091】複数の指定エリアが存在する場合におい
て、それぞれの指定エリアに指定回収拠点が存在し、各
々のリサイクル情報データベースがネットワークを介し
て接続され、指定回収拠点、中継地、材料メーカー及び
OA機器メーカーとの間にネットワークを介してリサイ
クル情報データベースが共有化されていることが好まし
い。これは図11に示すように複数の指定エリア110
1a,1101bにおいて、それぞれのエリアに存在す
る指定回収拠点1102a,1102b、中継地110
3a,1103b,1103c,1103d,1103
eがリサイクル情報データベース1104とネットワー
ク1108を介して接続されており、またリサイクル情
報データベース1104はOA機器メーカー1105、
材料メーカー1106,OA機器販売業者1107とも
ネットワーク1108を介して接続されている。
【0092】このように複数の指定エリアの情報を統一
して管理することで、市場に流通する使用済みOA機器
の実態を把握することが可能であり、また流通調整等を
OA機器メーカー、材料メーカー等から行うことができ
有効である。
【0093】リサイクル情報データベースは少なくとも
製品情報のデータベース、第1解体情報のデータベー
ス、第2解体情報のデータベース、第1リサイクル対象
部材の処理方法のデータベース、第2リサイクル対象部
材の処理方法のデータベース、第3リサイクル対象部材
の処理方法のデータベース、第1リユース対象部材の処
理方法のデータベース、第2リユース対象部材の処理方
法のデータベース、破砕・粉砕分別情報のデータベー
ス、第1分別結果のデータベース、第2分別結果のデー
タベース、第3分別結果のデータベースと第4分別結果
のデータベースから選ばれる独立した2つデータベース
から構成されていても良い。
【0094】これはリサイクル情報データベースについ
ては、第1リサイクル対象部材の処理方法のデータベー
ス、第2リサイクル対象部材の処理方法のデータベース
等の出力情報のみを扱う場合や第1分別結果のデータベ
ース、第2分別結果のデータベース等の入力情報を扱う
場合があり、リサイクル情報データベースを分割するこ
とで入力時に誤って出力専用情報を消去、変更するとい
った懸念を回避することが可能であり、かつセキュリテ
ィーの面においても有効な手段である。
【0095】以上のOA機器のリサイクルシステムを運
用するにあたり、OA機器は複数のOA機器メーカーの
間で決定された指定の材質からなるOA機器部材から構
成されていることが好ましい。
【0096】こうすることで、前述の解体・分別作業の
負荷を低減することができシステムのコストを下げるこ
とが可能である。また統一化された材質を用いることで
再生材料の安定した需要源となり、システムの安定化を
図ることが可能である。
【0097】またこれらのリサイクルシステムで発生す
る費用においても、その費用がリサイクル情報データベ
ースに登録されており、この費用の課金・徴収がリサイ
クル情報データベースの接続されているネットワークを
介して、データベース上で行われることが好ましい。こ
れにより、費用の課金・徴収に伴うコストを削減するこ
とが可能であり、さらにリアルタイムでの費用の課金・
徴収を行うことができる。
【0098】またこれらのシステムを通じて得られた有
用な情報を将来、企業に求められている環境会計におけ
るシステムとネットワークを介して接続することも可能
である。
【0099】さらに本リサイクルシステムはOA機器分
野に限定しているが、他の産業分野に利用することも可
能であり、将来的には公共のシステムとして廃棄物等を
回収・処理する分野等に運用することが可能である。
【0100】従来、単一の企業独自のリサイクル化が行
われていたが、本実施形態により、企業間の枠組みを越
えた業界として地球環境保護に重要なリサイクルシステ
ムを構築することができ、低コストで効率的なOA機器
のリサイクルを可能とし、さらに製品のリサイクル率を
向上することができる。さらにリサイクルシステムとし
て、マテリアルリサイクルに留まらず製品・部品のリユ
ースを効率的に行うことも可能とし、更なるリサイクル
率の向上を図ることが可能である。またリサイクル情報
をネットワークで共有化することで、種々の情報をリア
ルタイムで入手することが可能となり、リサイクルシス
テムのコスト削減、時間短縮等の効果をあげることがで
きる。
【0101】上記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムの
コンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプ
ログラムに従って動作させることによって実施したもの
も、本発明の範疇に含まれる。
【0102】この場合、上記ソフトウェアのプログラム
コード自体が上述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば
かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を
構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体
としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0103】なお、上記実施形態は、何れも本発明を実
施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに
過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に
解釈されてはならないものである。すなわち、本発明は
その技術思想、またはその主要な特徴から逸脱すること
なく、様々な形で実施することができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、企
業間の枠組みを越えた業界として地球環境保護に重要な
リサイクルシステムを構築することができ、低コストで
効率的な機器のリサイクルを可能とし、さらに機器のリ
サイクル率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のOA機器メーカーによるリサイクルシス
テムの一例を挙げた図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のOA機器メーカーに
よるリサイクルシステムの一例を示す図である。
【図3】本実施形態のOA機器ユーザーから指定回収拠
点までの回収工程において、中継地経由する場合の一例
を示した図である。
【図4】本実施形態の第1の製品情報をOA機器回収解
体情報データベースと照合し、その結果を第2の製品情
報としてOA機器回収解体情報に記憶する工程の一例を
示した図である。
【図5】本実施形態のOA機器外装部材をOA機器回収
解体情報データベースに基づき解体し、第2の分類に分
別する具体的一例を挙げた図である。
【図6】本実施形態の複数の指定エリアを有する場合の
ネットワーク接続化の一例を挙げた図である。
【図7】本発明の第2の実施形態のOA機器メーカーに
よるリサイクルシステムの一例を示した図である。
【図8】本実施形態の製品情報をリサイクル情報データ
ベースと照合し、その結果を第1分別結果としてリサイ
クル情報データベースに記憶する工程の一例を示した図
である。
【図9】本実施形態の第1分類において、直接製品のリ
ユースの工程を行う場合の一例を示した図である。
【図10】本実施形態の第1分類、第2分類、第3分類
に分別する具体的一例を挙げた図である。
【図11】本実施形態の複数の指定エリアを有する場合
のネットワーク接続化の一例を挙げた図である。
【符号の説明】
11a、11b、11c、21a、21b、21c、3
2a、32b、32c、32d、32e、71a、71
b、71c OA機器ユーザー 12a、12b、12c OA機器販売 13、14、15 使用済みOA機器の回収 16、220a、220b、517、518、65、7
23a、723b、1105 OA機器メーカー 17、18、51、52、1002、1003 使用済
みOA機器 19 リサイクル 110 廃却処分 22、33a、33b、33c、33d、33e、33
f、33g、33h、33i、72 回収・運搬・集積 23、35、62a、62b、73、1102a、11
02b 指定回収拠点 24、44 第1の製品情報 25、42、75、82 入力及び入力手段 26、45、76、85 照合 27、213、224a、224b、224c、49、
513、710a、710b、710c、710d、7
10e、710f、89 記憶 28、410 第2の製品情報 29、48、78、88、93、1001 第1分類へ
の分別 210 認識 211、59、510 解体処理外装部材情報及び非解
体処理部材情報 212、58、77a、77b、77c 出力及び出力
手段 214、511、732 解体 215、225a、225b、226a、226b、2
26c、714、727a、727b、731a、73
1b、731c データベース端末 216、512、715、95、1010 第2分類へ
の分別 217 非解体処理部材の運搬・集積 218 解体処理外装部材の運搬・集積 219、43、57、64 OA機器回収解体情報デー
タベース 221a、221b、221c、514、515、51
6、66、728a、728b、728c、1014、
1015、1016、1017、1107 材料メーカ
ー 222a、222b、222c、729a、729b、
729c 再生処理 223a、223b、223c、730a、730b、
730c 再生材料 31、61a、61b、1101a、1101b 指定
エリア 34a、34b、34c、34d、63a、63b、6
3c、63d、63e、1103a、1103b、11
03c、1103d、1103e 中継地 41、81 情報記録手段を配した使用済みOA機器 46a、46b、46c、86a、86b、86c デ
ータベース内情報 47、87 照合結果(照合後の第1の製品情報及び照
合後の製品情報) 53a、53b 非解体処理部材 54 解体処理外装部材の材質A 55 解体処理外装部材の材質B 56 解体処理外装部材の材質C 67、1107 OA機器販売業者 68、1108 ネットワーク 74、84,91 製品情報 79、810 第1分別結果 711、94、1009 外装部材・筐体部解体 712 第1解体情報 713、83、92、1104 リサイクル情報データ
ベース 716 第2分別結果 717 第1リユース対象部材 718 第1リサイクル対象部材 719、1101 第1リサイクル・第1リユース非対
象部材 720a、720b 検査結果 721a、721b、721c、721d、96a、9
6b 検査 722a、722b、722c、722d、722e、
97 運搬 724a、724b、99、911 洗浄・再組立 725a、725b、910 新部品・ユニット 726a、726b、912 再(生)製品・再(生)
部品 733 第2解体情報 734、1012 第3分類への分別 735 第3分別結果 736 第2リサイクル対象部材 737 第2リユース対象部材 738、1008a、1008b、1013 第2リサ
イクル・第2リユース非対象部材 739 破砕・粉砕・分別 740 破砕・粉砕・分別情報 741 第4分別結果 742 第3リサイクル対象部材 98 OA機器メーカー、OA機器メーカー生産工場、
OA機器メーカー指定場所 1004 材質A 1004a、1004b 材質Aからなる外装部材 1004c 材質Aからなるシャーシ部部品 1005 材質B 1005a、1005b 材質Bからなる外装部材 1006 材質C 1006a、1006b 材質Cからなる外装部材 1006c 材質Cからなるシャーシ部部品 1007 材質D 1007a、1007b 材質Dからなるシャーシ部部

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済み機器が回収され、前記機器の部
    品や材料をリサイクルするリサイクル方法であって、 (a)指定エリア内で発生した前記機器を指定回収拠点
    に運搬して集積する工程と、 (b)前記指定回収拠点は、前記機器に付加されている
    第1の製品情報を読み込む入力手段と前記機器に付加さ
    れている前記第1の製品情報と対応した当該機器の照
    合、解体、分別するための情報の機器回収解体情報デー
    タベースを記憶する記憶手段を有しており、前記指定回
    収拠点において前記入力手段で得た前記機器の前記第1
    の製品情報と前記機器回収解体情報データベースに対応
    した当該機器を照合する工程と、 (c)前記機器の前記第1の製品情報と前記機器回収解
    体情報データベースとの照合に基づき当該機器を複数の
    第1分類に分別し、当該機器の分別情報を第2の製品情
    報として前記機器回収解体情報データベースに記憶する
    工程と、 (d)前記指定回収拠点は複数の前記第1分類に分別し
    た各々の前記機器を前記第1の製品情報或いは前記機器
    回収解体情報データベースに基づき当該機器の解体処理
    外装部材情報と非解体処理部材情報を認識し、前記認識
    結果を表示する出力手段を有し、前記解体処理外装部材
    情報と前記非解体処理部材情報を前記機器回収解体情報
    データベースに記憶する工程と、 (e)前記出力手段により示された結果に基づき当該機
    器を前記解体処理外装部材と前記非解体処理部材に解体
    し、前記解体処理外装部材を複数の第2分類に分別する
    工程と、 (f)複数の前記第2分類に分別した各々の前記解体処
    理外装部材及び前記非解体処理部材において、前記解体
    処理外装部材を各々の材料メーカーに、前記非解体処理
    部材を各々の前記機器メーカーに運搬して集積する工程
    と、 (g)集積された前記解体処理外装部材を前記機器回収
    解体情報データベースに基づいた処理方法で再生材料に
    加工し、前記再生材料の情報を前記機器回収解体情報デ
    ータベースに記憶する工程とを有し、 前記指定回収拠点、前記材料メーカー及び前記機器メー
    カーの間にネットワークを介して前記機器回収解体情報
    データベースが共有化されていることを特徴とするリサ
    イクル方法。
  2. 【請求項2】 前記機器に情報記録手段が配されている
    ことを特徴とする請求項1記載のリサイクル方法。
  3. 【請求項3】 前記指定エリア内で発生した前記機器を
    前記指定回収拠点に運搬して集積する工程において、前
    記指定エリアと前記指定回収拠点の間に少なくとも1箇
    所の中継地を有しており、さらに前記中継地はネットワ
    ークを介して、前記機器回収解体情報データベースと接
    続されていることを特徴とする請求項1又は2記載のリ
    サイクル方法。
  4. 【請求項4】 前記機器回収解体情報データベースは機
    器販売業者とネットワークを介して接続されており、前
    記機器販売業者は新規な機器販売時に販売先に設置され
    ている使用済み機器を回収し、前記機器回収解体情報デ
    ータベースより得られた情報から回収した前記使用済み
    機器を前記指定回収拠点または中継地に運搬し、集積す
    る、あるいは前記販売先の属する前記指定エリア内の指
    定された前記指定回収拠点または中継地に運搬し、集積
    することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    リサイクル方法。
  5. 【請求項5】 前記機器回収解体情報データベースは前
    記解体処理外装部材の処理方法が記憶されており、かつ
    少なくとも前記機器のメーカー名、製品の名称、製品の
    型式、製造年月日、製品番号、製品の解体処理外装部材
    情報及び非解体処理部材情報、前記解体処理外装部材の
    材質、前記解体処理外装部材の材料メーカー、前記解体
    処理外装部材名称、前記解体処理外装部材番号のうちの
    1つの情報が記憶、構成されていることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載のリサイクル方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の製品情報は少なくとも前記機
    器のメーカー名、製品の名称、製品の型式、製造年月
    日、製品番号、製品の解体処理外装部情報材及び非解体
    処理部材情報のうちの1つの情報から構成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のリサイ
    クル方法。
  7. 【請求項7】 前記第1分類の分類方法が少なくとも前
    記機器のメーカー名、製品の名称、製品の型式のうちの
    1つから選ばれたものであることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載のリサイクル方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の製品情報は少なくとも前記機
    器のメーカー名、製品の名称、製品の型式のうちの1つ
    から選ばれたものであることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載のリサイクル方法。
  9. 【請求項9】 前記解体処理外装部材情報は少なくとも
    前記解体処理外装部材の材質、材料メーカー、前記解体
    処理外装部材名称、前記解体処理外装部材番号、数量の
    うちの1つの情報から構成されていることを特徴とする
    請求項1〜8のいずれかに記載のリサイクル方法。
  10. 【請求項10】 前記第2分類の分類方法が少なくとも
    材質、材料メーカーのうちの1つから選ばれたものであ
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のリ
    サイクル方法。
  11. 【請求項11】 前記指定エリアが複数形成される場合
    において、複数の前記指定エリア内に各々の前記指定回
    収拠点が存在し、各々の前記機器回収解体情報データベ
    ースがネットワークを介して接続され、各々前記指定回
    収拠点、前記材料メーカー及び前記機器メーカーとの間
    にネットワークを介して各々の前記機器回収解体情報デ
    ータベースが共有化されていることを特徴とする請求項
    1〜10のいずれかに記載のリサイクル方法。
  12. 【請求項12】 前記機器回収解体情報データベースは
    機器解体情報データベースと機器回収情報データベース
    の独立した2つデータベースから構成されていることを
    特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のリサイク
    ル方法。
  13. 【請求項13】 前記機器は複数の前記機器メーカーの
    間で決定された指定の材質からなる前記機器外装部材か
    ら構成されていることを特徴とする請求項1〜12のい
    ずれかに記載のリサイクル方法。
  14. 【請求項14】 前記機器回収解体情報データベース内
    に、前記工程内で発生する費用が構成されており、前記
    費用の課金及び徴収が前記機器回収解体情報データベー
    スが接続されてなるネットワークを介して行われること
    を特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のリサイ
    クル方法。
  15. 【請求項15】 複数の機器メーカー製の使用済み機器
    を回収してリサイクルする方法であって、 (a)指定エリア内で発生した前記機器を回収し、前記
    機器を指定回収拠点に運搬して集積する工程と、 (b)前記指定回収拠点は、前記機器に付加されている
    製品情報を読み込む入力手段と前記機器に付加されてい
    る前記製品情報と対応した前記機器の照合、解体、分別
    するための情報となるリサイクル情報データベースを表
    示する出力手段を有しており、前記指定回収拠点におい
    て前記入力手段で得た前記機器の前記製品情報と前記リ
    サイクル情報データベースに対応した前記機器を照合
    し、その結果を出力する工程と、 (c)出力された前記機器の前記製品情報と前記リサイ
    クル情報データベースとの照合結果に基づき前記機器を
    複数の第1分類に分別し、前記機器の分別情報を第1分
    別結果として前記リサイクル情報データベースに記憶す
    る工程と、 (d)複数の前記第1分類に分別した各々の前記機器を
    前記製品情報或いは前記リサイクル情報データベースに
    ある第1解体情報に基づき前記機器の外装部材及び筐体
    部及び前記外装部材及び筐体部のリサイクル情報及びリ
    ユース情報を認識し、その結果を出力する工程と、 (e)出力された結果に基づき前記機器の前記外装部材
    及び前記筐体部を解体し、解体した前記機器を少なくと
    も第1リサイクル対象部材、第1リユース対象部材のう
    ちの1つを含む複数の第2分類に分別し、更に解体した
    前記機器の分別情報を第2分別結果として前記リサイク
    ル情報データベースに記憶する工程と、 (f)複数の前記第2分類において、前記第1リサイク
    ル対象部材及び前記第1リユース対象部材以外の第1リ
    サイクル・第1リユース非対象部材を前記製品情報或い
    は前記リサイクル情報データベースにある第2解体情報
    に基づき前記第1リサイクル・第1リユース非対象部材
    の解体処理方法及び解体部材のリサイクル情報及びリユ
    ース情報を認識し、その結果を出力する工程と、 (g)出力された結果に基づき前記第1リサイクル・第
    1リユース非対象部材を解体し、解体した前記第1リサ
    イクル・第1リユース非対象部材を少なくとも第2リサ
    イクル対象部材、第2リユース対象部材のうちの1つを
    含む複数の第3分類に分別し、更に解体した前記第1リ
    サイクル・第1リユース非対象部材の分別情報を第3分
    別結果として前記リサイクル情報データベースに記憶す
    る工程と、 (h)複数の前記第2分類及び複数の前記第3分類に含
    まれる前記第1リサイクル対象部材及び前記第2リサイ
    クル対象部材において、各々のリサイクル対象部材を各
    々の材料メーカーに運搬して集積し、集積された各々の
    前記リサイクル対象部材を前記リサイクル情報データベ
    ースに基づいた処理方法で再生材料に加工し、得られた
    前記再生材料の情報を前記リサイクル情報データベース
    に記憶する工程と、 (i)複数の前記第2分類及び複数の前記第3分類に含
    まれる前記第1リユース対象部材及び前記第2リユース
    対象部材において、各々のリユース対象部材を前記リサ
    イクル情報データベースに基づいた方法で検査し、前記
    検査結果を前記リサイクル情報データベースに記憶さ
    せ、更に前記検査後、各々の機器メーカーに各々のリユ
    ース対象部材を運搬して集積し、集積された各々のリユ
    ース対象部材を前記リサイクル情報データベースに基づ
    いた方法で処理・検査し、再生部品・再生製品を得て、
    得られた前記再生部品・前記再生製品の情報を前記リサ
    イクル情報データベースに記憶する工程とを有し、 前記指定回収拠点、前記材料メーカー及び前記機器メー
    カーの間にネットワークを介して前記リサイクル情報デ
    ータベースが共有化されていることを特徴とするリサイ
    クル方法。
  16. 【請求項16】 前記機器に情報記録手段が配されてい
    ることを特徴とする請求項15記載のリサイクル方法。
  17. 【請求項17】 前記指定エリア内で発生した前記機器
    を前記指定回収拠点に運搬して集積する工程において、
    前記指定エリアは前記機器の回収地点と前記指定回収拠
    点の間に少なくとも1箇所の中継地を有しており、さら
    に前記中継地はネットワークを介して、前記リサイクル
    情報データベースと接続されていることを特徴とする請
    求項15又は16記載のリサイクル方法。
  18. 【請求項18】 前記リサイクル情報データベースは機
    器販売業者とネットワークを介して接続されており、前
    記機器販売業者は新規な機器販売時に販売先に設置され
    ている使用済み機器を回収し、前記リサイクル情報デー
    タベースより得られた情報から回収した前記使用済み機
    器を前記指定回収拠点または前記中継地に運搬し、集積
    する、あるいは前記販売先の属する前記指定エリア内の
    指定された前記指定回収拠点または前記中継地に運搬
    し、集積することを特徴とする請求項15〜17のいず
    れかに記載のリサイクル方法。
  19. 【請求項19】 複数の前記第3分類における前記第2
    リサイクル対象部材及び前記第2リユース対象部材以外
    の第2リサイクル・第2リユース非対象部材を処理する
    ために、さらに、 (j)前記第2リサイクル・第2リユース非対象部材を
    前記製品情報或いは前記リサイクル情報データベースに
    ある破砕・粉砕分別情報に基づき前記第2リサイクル・
    第2リユース非対象部材の破砕・粉砕方法及び破砕・粉
    砕後のリサイクル情報と分別情報を認識し、その結果を
    出力する工程と、 (k)出力された結果に基づき前記第2リサイクル・第
    2リユース非対象部材を破砕・粉砕し、破砕・粉砕した
    前記第2リサイクル・第2リユース非対象部材を複数の
    第3リサイクル対象部材に分別し、更に破砕・粉砕した
    前記第2リサイクル・第2リユース非対象部材の分別情
    報を第4分別結果として前記リサイクル情報データベー
    スに記憶する工程と、 (l)複数の前記第3リサイクル対象部材において、各
    々のリサイクル対象部材を各々の材料メーカーに運搬し
    て集積し、集積された各々の前記リサイクル対象部材を
    前記リサイクル情報データベースに基づいた処理方法で
    再生材料に加工し、得られた前記再生材料の情報を前記
    リサイクル情報データベースに記憶する工程と有するこ
    とを特徴とする請求項15〜18のいずれかに記載のリ
    サイクル方法。
  20. 【請求項20】 前記指定回収拠点は前記機器及び前記
    機器の解体部の状態を前記リサイクル情報データベース
    に入力するための入力手段を有しており、少なくとも前
    記製品情報の入力工程、前記第2分類の分別工程、前記
    第3分類の分別工程、前記破砕・粉砕の分別工程のうち
    の1つから選ばれる工程において、前記機器及び前記機
    器の解体部の状態を前記リサイクル情報データベースに
    入力することを特徴とする請求項15〜19のいずれか
    に記載のリサイクル方法。
  21. 【請求項21】 前記リサイクル情報データベース内に
    少なくとも前記製品情報、前記第1解体情報、前記第2
    解体情報、前記第1リサイクル対象部材の処理方法、前
    記第2リサイクル対象部材の処理方法、前記第3リサイ
    クル対象部材の処理方法、前記第1リユース対象部材の
    処理方法、前記第2リユース対象部材の処理方法、前記
    破砕・粉砕分別情報、前記第1分別結果、前記第2分別
    結果、前記第3分別結果と前記第4分別結果が記憶或い
    は構成されていることを特徴とする請求項15〜20の
    いずれかに記載のリサイクル方法。
  22. 【請求項22】 前記製品情報は少なくとも前記機器メ
    ーカーの名称、前記機器製品の名称、前記機器製品の型
    式・機種、前記機器の製造年月日、前記機器製品番号、
    前記機器の使用履歴情報、前記機器のメンテナンス情
    報、前記機器の部品情報から選ばれる1つの情報が記憶
    されていることを特徴とする請求項15〜21のいずれ
    かに記載のリサイクル方法。
  23. 【請求項23】 前記第1分類の分類は少なくとも前記
    機器メーカーの名称、前記機器製品の名称、前記機器製
    品の型式・機種のうちの1つから選ばれた分類であるこ
    とを特徴とする請求項15〜22のいずれかに記載のリ
    サイクル方法。
  24. 【請求項24】 前記第1分別結果は少なくとも前記機
    器メーカーの名称、前記機器製品の名称、前記機器製品
    の型式・機種、前記機器の保管数量のうちの1つから選
    ばれていることを特徴とする請求項15〜23のいずれ
    かに記載のリサイクル方法。
  25. 【請求項25】 前記第1分類にリユース対象種が指定
    されており、前記製品情報或いは前記リサイクル情報デ
    ータベースにより指定されたリユース対象分類種に分類
    された前記機器において、前記機器は前記製品情報或い
    は前記リサイクル情報データベースに基づいた方法で処
    理・検査され、前記機器を再生製品・再生部品とし、得
    られた前記再生製品・前記再生部品の情報を前記リサイ
    クル情報データベースに記憶することを特徴とする請求
    項15〜24のいずれかに記載のリサイクル方法。
  26. 【請求項26】 前記第1解体情報は前記機器の外装部
    材及び筐体部の解体情報と、前記外装部材及び前記筐体
    部のリサイクル情報及びリユース情報を備え、少なくと
    も前記外装部材及び前記筐体部の材質、前記外装部材及
    び前記筐体部の材料メーカーの名称、前記外装部材及び
    前記筐体部の機器メーカーの名称、前記外装部材及び前
    記筐体部の名称、前記外装部材及び前記筐体部の部材番
    号のうちの1つから選ばれることを特徴とする請求項1
    5〜25のいずれかに記載のリサイクル方法。
  27. 【請求項27】 解体した前記機器の前記第2分類の分
    類が少なくとも前記第1リサイクル対象部材、前記第1
    リユース対象部材、前記第1リサイクル・第1リユース
    非対象部材に分類されていることを特徴とする請求項1
    5〜26のいずれかに記載のリサイクル方法。
  28. 【請求項28】 前記第1リサイクル対象部材の分類は
    少なくとも各々の前記外装部材及び前記筐体部の材質、
    各々の前記外装部材及び前記筐体部の材料メーカーの名
    称、各々の前記外装部材及び前記筐体部の名称、各々の
    前記外装部材及び前記筐体部の部材番号のうちの1つか
    ら選ばれていることを特徴とする請求項15〜27のい
    ずれかに記載のリサイクル方法。
  29. 【請求項29】 前記第1リユース対象部材の分類は少
    なくとも各々の前記外装部材及び前記筐体部の材質、各
    々の前記外装部材及び前記筐体部の機器メーカーの名
    称、各々の前記外装部材及び前記筐体部の名称、各々の
    前記外装部材及び前記筐体部の部材番号のうちの1つか
    ら選ばれていることを特徴とする請求項15〜28のい
    ずれかに記載のリサイクル方法。
  30. 【請求項30】 前記第1リサイクル・第1リユース非
    対象部材の分類は少なくとも各々の前記第1リサイクル
    ・第1リユース非対象部材の名称、各々の前記第1リサ
    イクル・第1リユース非対象部材の部材番号、各々の前
    記第1リサイクル・第1リユース非対象部材の機器メー
    カーの名称のうちの1つから選ばれていることを特徴と
    する請求項15〜29のいずれかに記載のリサイクル方
    法。
  31. 【請求項31】 前記第2分別結果は前記第2分類の結
    果或いはその一部から構成され、少なくとも各々の分類
    ごとの保管数量、保管日のうちの1つから選ばれている
    ことを特徴とする請求項15〜30のいずれかに記載の
    リサイクル方法。
  32. 【請求項32】 前記第2解体情報は前記第1リサイク
    ル・第1リユース非対象部材の解体情報と、前記第2リ
    サイクル対象部材のリサイクル情報及び前記第2リユー
    ス対象部材のリユース情報を備え、少なくとも前記第2
    リサイクル対象部材の名称、前記第2リサイクル対象部
    材の材質、前記第2リサイクル対象部材の材料メーカー
    の名称、前記第2リサイクル対象部材の部材番号、前記
    第2リユース対象部材の名称、前記第2リユース対象部
    材の材質、前記第2リユース対象部材の機器メーカーの
    名称、前記第2リユース対象部材の部材番号のうちの1
    つから選ばれることを特徴とする請求項15〜31のい
    ずれかに記載のリサイクル方法。
  33. 【請求項33】 前記第1リサイクル・第1リユース非
    対象部材を解体した前記機器の前記第3分類の分類が少
    なくとも前記第2リサイクル対象部材、前記第2リユー
    ス対象部材、前記第2リサイクル・第2リユース非対象
    部材に分類されていることを特徴とする請求項15〜3
    2のいずれかに記載のリサイクル方法。
  34. 【請求項34】 前記第2リサイクル対象部材の分類
    は、少なくとも各々の前記第2リサイクル対象部材の材
    質、各々の前記第2リサイクル対象部材の材料メーカー
    の名称、各々の前記第2リサイクル対象部材の名称、各
    々の前記第2リサイクル対象部材の部材番号のうちの1
    つから選ばれていることを特徴とする請求項15〜33
    のいずれかに記載のリサイクル方法。
  35. 【請求項35】 前記第2リユース対象部材の分類は少
    なくとも各々の前記第2リユース対象部材の材質、各々
    の前記第2リユース対象部材の機器メーカーの名称、各
    々の前記第2リユース対象部材の名称、各々の前記第2
    リユース対象部材の部材番号のうちの1つから選ばれて
    いることを特徴とする請求項15〜34のいずれかに記
    載のリサイクル方法。
  36. 【請求項36】 前記第2リサイクル・第2リユース非
    対象部材の分類は少なくとも各々の前記第2リサイクル
    ・第2リユース非対象部材の名称、各々の前記第2リサ
    イクル・第2リユース非対象部材の部材番号、各々の前
    記第2リサイクル・第2リユース非対象部材の機器メー
    カーの名称のうちの1つから選ばれていることを特徴と
    する請求項15〜35のいずれかに記載のリサイクル方
    法。
  37. 【請求項37】 前記第3分別結果は前記第3分類の結
    果或いはその一部から構成され、少なくとも各々の分類
    ごとの保管数量、保管日のうちの1つから選ばれている
    ことを特徴とする請求項15〜36のいずれかに記載の
    リサイクル方法。
  38. 【請求項38】 前記破砕・粉砕分別情報は前記第2リ
    サイクル・第2リユース非対象部材の破砕・粉砕情報
    と、前記第3リサイクル対象部材のリサイクル情報を備
    え、少なくとも前記第3リサイクル対象部材の名称、前
    記第3リサイクル対象部材の材質、前記第3リサイクル
    対象部材の材料メーカーの名称、前記第3リサイクル対
    象部材の部材番号のうちの1つから選ばれることを特徴
    とする請求項15〜37のいずれかに記載のリサイクル
    方法。
  39. 【請求項39】 前記第3リサイクル対象部材の分類が
    少なくとも各々の前記第3リサイクル対象部材の材質、
    各々の前記第3リサイクル対象部材の材料メーカーの名
    称、各々の前記第3リサイクル対象部材の名称、各々の
    前記第3リサイクル対象部材の部材番号のうちの1つか
    ら選ばれていることを特徴とする請求項15〜38のい
    ずれかに記載のリサイクル方法。
  40. 【請求項40】 前記第4分別結果は前記第3リサイク
    ル対象部材の分類結果或いはその一部から構成され、少
    なくとも各々の分類ごとの保管数量、保管日のうちの1
    つから選ばれていることを特徴とする請求項15〜39
    のいずれかに記載のリサイクル方法。
  41. 【請求項41】 前記第2リサイクル対象部材の種々の
    分類で前記第1リサイクル対象部材の分類と同一の前記
    第2リサイクル対象部材において、前記第1リサイクル
    対象部材の分類と同一の前記第2リサイクル対象部材を
    前記第3分類の分別時に前記第1リサイクル対象部材と
    して取り扱うことを特徴とする請求項15〜40のいず
    れかに記載のリサイクル方法。
  42. 【請求項42】 前記第3リサイクル対象部材の種々の
    分類で前記第1リサイクル対象部材或いは前記第2リサ
    イクル対象部材の分類と同一の前記第3リサイクル対象
    部材において、前記第1リサイクル対象部材或いは前記
    第2リサイクル対象部材の分類と同一の前記第3リサイ
    クル対象部材を前記第3リサイクル対象部材の分別時に
    前記第1リサイクル対象部材或いは前記第2リサイクル
    対象部材として取り扱うことを特徴とする請求項15〜
    41のいずれかに記載のリサイクル方法。
  43. 【請求項43】 前記第1リユース対象部材及び前記第
    2リユース対象部材が前記機器メーカーに運搬される前
    の検査において、前記検査結果が不良である前記第1リ
    ユース対象部材及び前記第2リユース対象部材を前記第
    2リサイクル・第2リユース非対象部材として取り扱う
    ことを特徴とする請求項15〜42のいずれかに記載の
    リサイクル方法。
  44. 【請求項44】 前記第1リユース対象部材及び前記第
    2リユース対象部材において、前記第1リユース対象部
    材及び前記第2リユース対象部材が前記機器メーカーに
    運搬される前の検査が省略されていることを特徴とする
    請求項15〜43のいずれかに記載のリサイクル方法。
  45. 【請求項45】 前記指定エリアが複数形成される場合
    において、複数の前記指定エリア内に各々の前記指定回
    収拠点が存在し、各々の前記リサイクル情報データベー
    スがネットワークを介して接続され、各々前記指定回収
    拠点、前記材料メーカー及び前記機器メーカーとの間に
    ネットワークを介して各々の前記リサイクル情報データ
    ベースが共有化されていることを特徴とする請求項15
    〜44のいずれかに記載のリサイクル方法。
  46. 【請求項46】 前記リサイクル情報データベースは少
    なくとも前記製品情報のデータベース、前記第1解体情
    報のデータベース、前記第2解体情報のデータベース、
    前記第1リサイクル対象部材の処理方法のデータベー
    ス、前記第2リサイクル対象部材の処理方法のデータベ
    ース、前記第3リサイクル対象部材の処理方法のデータ
    ベース、前記第1リユース対象部材の処理方法のデータ
    ベース、前記第2リユース対象部材の処理方法のデータ
    ベース、前記破砕・粉砕分別情報のデータベース、前記
    第1分別結果のデータベース、前記第2分別結果のデー
    タベース、前記第3分別結果のデータベースと前記第4
    分別結果のデータベースから選ばれる独立した2つデー
    タベースから構成されていることを特徴とする請求項1
    5〜45のいずれかに記載のリサイクル方法。
  47. 【請求項47】 前記機器の少なくとも1つのリサイク
    ル対象部材は複数の前記機器メーカーの間で決定された
    指定の材質であることを特徴とする請求項15〜46の
    いずれかに記載のリサイクル方法。
  48. 【請求項48】 前記リサイクル情報データベースは前
    記機器のリサイクルシステム内で発生する費用が記憶・
    構成・計算・プログラムされており、前記費用の課金及
    び徴収がネットワークと接続されている前記リサイクル
    情報データベース内で行われることを特徴とする請求項
    15〜47のいずれかに記載のリサイクル方法。
  49. 【請求項49】 機器に付加されている第1の製品情報
    を読み込む入力手段と、前記機器に付加されている前記
    第1の製品情報と対応した当該機器の照合、解体、分別
    するための情報の機器回収解体情報データベースを記憶
    する記憶手段と、前記入力手段で得た前記機器の前記第
    1の製品情報と前記機器回収解体情報データベースに対
    応した当該機器を照合する照合手段とを有することを特
    徴とするリサイクル装置。
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