JP2002195661A - 中央ソーラーレシーバー - Google Patents

中央ソーラーレシーバー

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JP2002195661A
JP2002195661A JP2000394688A JP2000394688A JP2002195661A JP 2002195661 A JP2002195661 A JP 2002195661A JP 2000394688 A JP2000394688 A JP 2000394688A JP 2000394688 A JP2000394688 A JP 2000394688A JP 2002195661 A JP2002195661 A JP 2002195661A
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housing
receiver
solar
absorber
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JP2000394688A
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Jacob Karni
ヤコブ・カルニ
Pinchas Doron
ピンシヤス・ドロン
Moshe Danino
モシエ・ダニノ
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EDIG CONSTRUCTION MAN Ltd
EDIG CONSTRUCTION MANAGEMENT Ltd
Rotem Industries Ltd
Yeda Research and Development Co Ltd
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EDIG CONSTRUCTION MAN Ltd
EDIG CONSTRUCTION MANAGEMENT Ltd
Rotem Industries Ltd
Yeda Research and Development Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S10/00Solar heat collectors using working fluids
    • F24S10/80Solar heat collectors using working fluids comprising porous material or permeable masses directly contacting the working fluids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S20/00Solar heat collectors specially adapted for particular uses or environments
    • F24S20/20Solar heat collectors for receiving concentrated solar energy, e.g. receivers for solar power plants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S80/00Details, accessories or component parts of solar heat collectors not provided for in groups F24S10/00-F24S70/00
    • F24S80/50Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings
    • F24S80/58Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings characterised by their mountings or fixing means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度に集中された太陽放射を受け入れる。 【解決手段】 開口を有する前端部と閉鎖された後端部
とを有する軸対称のハウジング、ハウジングに確保され
た前端部とハウジングの後端部の付近に配置されかつい
かなる確保もされない後端部を有する窓、ハウジング内
で窓のまわりにこれに沿って配置された容量型ソーラー
アブソーバー、及び作動流体の入口管と出口管を具備し
た中央ソーラーレシーバーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中央ソーラーレシーバー
(solar receiver)に関し、特に集中さ
れた太陽放射を受け入れて通過させるために、かかるレ
シーバーにおいて使用する窓に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】本発明は、高温、通常は50
0℃以上の集中された太陽放射を吸収するようにされた
ソーラーアブソーバー(solar absorbe
r)のあるハウジング、及びソーラーアブソーバーと直
接的又は間接的に熱交換をする関係で内部で循環する作
動流体を備えた中央ソーラーレシーバーに特に向けられ
る。かかるソーラーレシーバーのハウジングには開口が
形成され、この開口は、太陽放射集中システムの焦点区
域に置かれ、そして高度に集中された太陽放射を、集中
システムから受け入れてソーラーアブソーバーに向けて
通過させるようにされた窓を保持している。
【0003】上述の種類の中央ソーラーレシーバーに使
用されるソーラーアブソーバーは、作動流体が通過して
流れ、これにより作動流体に熱を伝達するし得る3次元
マトリックスの形に構成された大型のソーラーアブソー
バーであることが多い。かかるソーラーレシーバーは、
例えばIL97091号及びUS5323764号に説
明される。
【0004】中央ソーラーアブソーバーにおいて使用さ
れる作動流体、即ち熱運搬用流体又はその他の作用をす
る流体は、作動流体の構成成分間の、熱で誘導された、
恐らくは触媒による吸熱反応を行うように設計される。
【0005】発電用ガスタービンの運転或いは特定種類
の吸熱反応の実行のような種々の工業的用途に対して
は、作動流体が少なくも約2気圧の高い圧力でシステム
を通って循環できることが必要である。かかる圧力にお
いては、循環しているガス状の作動流体の密度は、これ
に圧力のかからない状態におけるよりも高く、従って循
環による圧力損失は低圧におけるよりも高い。
【0006】窓を有し加圧された中央ソーラーレシーバ
ーに伴う最も重要な問題の一つは、窓の機械的強度であ
る。光学的及び熱的の諸性質が要求される材料は、大き
な圧縮応力には耐え得るが壊れ易く、また引張り応力下
では、応力値が比較的小さい場合でさえもひび割れ又は
粉砕を起こし易い。窓の応力はレシーバー内部のガス圧
力により作られ、また窓及びこれと接触しているその他
の構成要素の運転中の温度上昇の際の非均一な熱膨張に
よっても作られる。
【0007】US5323764号及びUS54213
22号は、前部の大直径の開口端部及び後部の小直径の
開口端部のある円錐台の形を有する窓のある中央ソーラ
ーレシーバーを開示する。これにおいては、前後の端部
に円筒状の前部リム及び後部リムが形成され、窓は、そ
の前後の端部のリムにおいてハウジングに確保される。
ハウジングの前端部には環状の位置決め用の溝が形成さ
れ、この中に窓の前方リムが受け入れられ、Oリングの
手段によりここに確保される。窓の後部リムは金属ブロ
ック内に確保され、このブロックは、熱膨張吸収用ベロ
ーズ、及び窓から入ってくる集中太陽放射からブロック
とベローズとを保護するようにされた反射器を備える。
【0008】中央ソーラーレシーバーに使用する新規な
窓及びこれを使用する新しい中央ソーラーレシーバーを
提供することが本発明の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様により、 −前後の端部を有しかつ前端部に開口を有する軸対称の
ハウジング、 −ハウジングと同軸に前記開口内に取り付けられた長い
筒状の窓であって、その前端部において前記ハウジング
に確保された開口の前端部、及びハウジングの後端部に
隣接して配置されかつこれにいかなる確保もなされない
閉鎖の後端部を有し、更に入射する集中太陽放射に面し
ている第1の表面とハウジングの内部に面している第2
の表面とを有する前記窓、 −通過した太陽放射を吸収するために前記ハウジング内
に配置されかつ前記長い窓のまわりをこれに沿って伸び
ている容量型ソーラーアブソーバー、及び −作動流体が前記容量型アブソーバーと相互作用できる
方法で、加圧された作動流体が前記ハウジングに出入り
できるように前記ハウジングに形成された作動流体の入
口と出口を具備する中央ソーラーレシーバーが提供され
る。
【0010】本発明の別の態様により、上の種類の中央
態様レシーバーにおいて使用するため、及び入射する高
度に集中された太陽放射を受け入れてレシーバー内に通
過させるための窓であって、レシーバーの前記開口内に
確保されるようにされた開口した前端部、及びいかなる
確保手段もない閉鎖された後端部を有する窓が提供され
る。
【0011】窓がその前端部においてのみ確保される本
発明の窓の設計及び中央ソーラーレシーバーにおけるそ
の取付方法が、レシーバーの設計を単純化しかつ窓の不
適当な束縛を防ぎ、窓を高温及び高圧における使用に適
したものとする。
【0012】窓は、円錐台の形のものであることが好ま
しく、その開口した前端部は大きい直径の端部であり、
その閉鎖された後端部は小さい直径の端部である。しか
し、窓は適宜の別の長い軸対称の形、例えば円筒状とす
ることができ、この場合は、その前端部に、窓のその他
の部分の直径より大きい直径を有するリムを形成するこ
とができる。
【0013】好ましくは、窓の前端部は、例えばバネ荷
重式クランプのような弾性的取付装置によりハウジング
に確保され、これにより窓本体に軸方向の力を永久的に
加えて窓を定位置に保ち、レシーバーの作動時における
熱及び圧力のサイクル中にこれに作用する力によるその
運動を防止する。
【0014】好ましくは、窓の閉鎖された後端部は、窓
の円錐面に連続的に移行するキャップ状の凹面の形式で
ある。閉鎖端部のこの形及び窓本体の円錐台状の形は、
ハウジング内から窓に加えられるいかなる圧力も窓の面
に直角方向の力の成分及びこれに沿って作用する力の成
分を作り、これらは窓を壊す可能性のある引張り応力で
なくて圧縮応力だけを作る。
【0015】作動流体入口は、窓の前記閉鎖端部に面す
るように、これと同軸のハウジングの後端部の付近に置
かれることが好ましい。追加のソーラーアブソーバー
は、閉鎖端部を通過した集中太陽放射を吸収するように
作動流体入口と窓の閉鎖端部との間でハウジングに取り
付けられることがなお好ましい。これにより、作動流体
入口は、これへの集中太陽放射の直接進入から保護さ
れ、かつ前記容量型ソーラーアブソーバーとのその相互
作用より前にレシーバーに入る間に予熱される。追加の
ソーラーアブソーバーも容量型ソーラーアブソーバーと
することができる。
【0016】
【詳細な説明】本発明をより良く理解するため、及びこ
れを実際にいかに実行するかを示すために、本発明を限
定するものでない例示の方法により、好ましい実施例が
付属図面を参照し説明されるであろう。
【0017】図1に示された本発明の中央ソーラーレシ
ーバーは、太陽放射集中システム(図示せず)と組み合
わせられて設計され、そして長手方向軸線X、集中太陽
放射に面する開口4のある前端部3、後端部6、及び外
壁8を有する金属ハウジング1を備える。レシーバー
は、更にハウジング1と同軸に開口4に取り付けられた
長い筒状の窓10を備え、この窓は、太陽放射集中シス
テムから高度に集中された太陽放射を受け入れるように
され、更に高温に耐え得るようにされる。この目的で、
窓は、例えば熔融石英のような望ましい光学的及び熱的
の特性を有する適宜の通常の材料から作ることができ
る。
【0018】窓10は、開口した大直径の前端部11、
閉鎖された小直径の後端部12、及びこれらの間にあっ
てかつ集中太陽放射の入射方向に面する第1の表面16
とハウジング1の内部に面する第2の表面18とがある
円錐台状の窓本体13を持つ。窓本体13は円形断面で
あるがこの形はその他の希望の形とすることができる。
また、窓本体は、リム形式の前部の大直径端部を有する
円筒形とすることもできる。希望するならば、窓10
は、内側ガラスと外側ガラスとの間に隙間のある2重ガ
ラス形式のものとすることができる。
【0019】窓10は、図2に更に詳細に図式的に示さ
れるように、ハウジング1の前端部3の開口4内に確保
されているその大直径端部11の手段によってのみハウ
ジング1内に保持される。ハウジングの前端部3には、
環状のシール22及び側壁24のある溝底部を有する環
状の溝20が形成される。窓の大直径端部11は、ハウ
ジングの開口4の周囲に沿って置かれた複数の調整可能
なバネ荷重式の取付装置30(図2のその一つが見え
る)の手段により環状の溝20の中に確保される。各取
付装置30は、偏心の頭部41とスカート43付きの脚
42とを持ったキノコ状のクランプ40を備える。クラ
ンプ40の頭部41は、窓10の円錐台状本体13の輪
郭に適合する円錐状の周囲を持ち、かつ窓に傷つけるこ
となくこれと接触するようにされた軟質セラミックのロ
ープ44で表張りされる。クランプ40のスカート43
は、円形の第1のバネ45と第2のバネ48により押さ
れたフランジ46との間に保持される。クランプ40の
設定は、偏心頭部41のロープ44が窓本体13の第2
の表面18と当たって窓10に適正な圧力を加えるまで
これをその軸線まわりに回すことにより達成される。バ
ネ45と48とは、この圧力を永久的に維持するように
設計される。窓の本体13の円錐状の形のため、この圧
力は、環状溝20の底部のシール22に向かって窓を押
す軸方向の力を作り、窓を定位置に保持し、レシーバー
作動時における熱サイクル及び圧力サイクル中にこれに
作用する力によるその運動を防ぐ。
【0020】窓10の後部の閉鎖された小直径の端部1
2は、窓の円錐台状本体13に滑らかに移行するキャッ
プ状の表面の形式のものである。小直径端部12には確
保用手段は何もないため、そのキャップ状の表面は適宜
の希望の形状、例えば凹面、球面又は非球面とすること
ができ、平面とすることもできる。
【0021】レシーバーは、更に、窓10の円錐台状の
本体13のまわりを伸びかつこれに面する第1の筒状の
容量型のアブソーバー50、及びハウジング1の後部に
配置されかつ窓10の閉鎖端部12に面している第2の
円板状の容量型通過流式ソーラーアブソーバー52を備
える。アブソーバー50及び52は、窓10の第2の表
面18と共にレシーバー室53を定める、第1の容量型
アブソーバー50は円錐台状のベース54を有し、そし
てこれは、互いに間隔を空けて置かれかつベース54の
一方の面から窓10に向かって突き出ているスパイク状
のアブソーバー部材56のアレイを持つ。しかし、アブ
ソーバー50はその他の適宜適切な設計のものとするこ
とができる。例えば、これは円錐台でなくて、多面体状
の角柱、円柱状、放物面、楕円体、又は同様な形状とす
ることができる。アブソーバー部材56のスパイク状の
形状は厳密なものでなく、例えば棒、円筒状の中空管、
台形、平パネル及び同等のようなその他の適宜適切な形
状を使うことができる。
【0022】第2の容量型アブソーバー52は、アブソ
ーバー50に関し上述されたものと同様なデザインを持
つことができる。両者の差は、アブソーバー52のベー
ス本体が穴空きにされ、或いはそうでなければ作動流体
が通過できるように設計されることである。これもま
た、例えば、蜂の巣状、格子状、網目型、発泡型などの
ようなその他の適宜適切な形式のものとすることができ
る。容量型ソーラーアブソーバー52の平行円板の形状
は厳密でなく、適宜適切なその他の形も使用できる。例
えば、アブソーバー52をドーム形とすることができ、
非平行な面を持った円板、穴空きの円板及び同様なもの
とすることができる。
【0023】各アブソーバー50、52は、セラミック
材料、セラミック被覆の合金、シリコンカーバイン(sil
icone carbine)、アルミナ、特殊ステンレス鋼、ニッケ
ル合金又は同等品のような適宜適切な耐熱材料とするこ
とができる。
【0024】レシーバーは、更に、レシーバー室53内
への作動流体の進入のために、ハウジングの後端部6に
置かれたハウジングと同軸の作動流体入口管58を備え
る。管58は、窓の閉鎖端部12の横断方向寸法より大
きい横断方向寸法の入口漏斗59を持つ。上述の第2の
容量型アブソーバー52はこの漏斗59に取り付けられ
ることが好ましく、これにより、窓の閉鎖端部12にお
いて窓に進入してくる集中太陽放射から管58が保護さ
れること、及び全ての作動流体がレシーバー室13内に
噴射される以前に小さいアブソーバー52によりある程
度予熱されることが確保される。
【0025】レシーバーは、更に、大きい容量型ソーラ
ーアブソーバー50の後方に置かれた環状の入口オリフ
ィスを有し入口漏斗59を囲んでいる作動流体用の環状
の入口室60、及びレシーバー室53から作動流体を引
き抜くための筒状の出口通路64を備える。
【0026】本発明の中央ソーラーレシーバーに使用さ
れる作動流体は、空気のような気体であることが好まし
く、これは、高温(約500℃以上)かつ少なくも約2
気圧の高い圧力で、レシーバー室53において循環する
ようにされる。作動ガスは、ソーラーアブソーバーにお
いて作られた熱を取り出すための熱の運搬体として作動
するに適した適宜適切な種類のものとすることができ
る。これに加えて又はこれの代わりに、高温のソーラー
アブソーバーと接触したときに、熱化学過程を行うため
に互いに反応させられる2種以上の成分の混合物より構
成ことができる。後者の場合、容量型アブソーバー50
の突出部材56は、これを適切な触媒で被覆することが
できる。
【0027】加圧された作動流体の入口及び出口の形状
は上述されたようなものである必要はなく、特定の設計
の要求に合致するように変更し得ることに注意すべきで
ある。
【0028】ハウジング1は、ハウジングの外壁8と第
1の容量型アブソーバー50のベース54との間のその
容積の全てを満たし、かつ進入ダクト58、出口64及
び環状の出口室60を取り巻く断熱材65を更に備え
る。
【0029】運転の際は、集中太陽放射は、窓10の大
直径端部11を経て入れられる。放射の大部分が窓の円
錐台状本体13を透過して、第1の容量型ソーラーアブ
ソーバー50のアブソーバー部材56に当たる。窓の本
体13を透過しなかった入射太陽輻射は、窓の閉鎖され
た後部端部12を通過して第2の容量型ソーラーアブソ
ーバー52に当たる。これにより、容量型アブソーバー
50及び52が加熱される。
【0030】加圧された作動流体は、進入ダクト58及
びその入口漏斗59を経てレシーバー内に噴射され、こ
れは第2の容量型アブソーバー52を通過して流れ、こ
れによりレシーバー室53に入るより前にある程度加熱
される。作動流体は、第2のアブソーバー52の通過
後、窓の閉鎖端部12に沿い更に窓10の円錐台本体1
3に沿って流れ、これにより窓はその全表面に沿って冷
却される。上述のような2重ガラス設計の窓によっても
同じ効果を得ることができ、この場合、窓の前後の端部
における窓の内側ガラス内に適切な流体通路を設備する
と、作動流体はガラス間の隙間に沿って流れるであろ
う。
【0031】作動流体は、レシーバー室53のハウジン
グの前端部3に隣接した区域に接近した後、反転して容
量型アブソーバー50の部材56のアレイと交差しつつ
容量型アブソーバー50を通過し、ここで加熱され及び
/又は吸熱化学反応に巻き込まれる。高温の作動流体及
び/又は反応生成物は、出口オリフィス62を経て更に
環状の出口室60に入り、そして出口管64を経て、例
えば、発電用タービンの運転のために排出される。
【0032】作動中におけるレシーバーハウジングに関
する窓10のいかなる運動もバネ荷重式の取付装置30
により補償される。いかなるレシーバーの構成部品のい
かなる熱膨張も、対称・非対称に拘わらず、窓の大直径
端部11のみのにおける設置のため、窓10には伝わら
ない。
【0033】上述の実施例は、中央ソーラーレシーバー
及び本発明によるこれに使用される窓の単なる一例であ
ること、並びに請求項に定められた本発明の範囲は本技
術熟練者に明らかとなるであろうその他の具体例を完全
に含むことを理解すべきである。
【0034】本発明の実施態様は以下のとおりである。
【0035】1.−前後の端部を有しかつ前端部に開口
を有する軸対称のハウジング、 −ハウジングと同軸に前記開口内に取り付けられた長い
筒状の窓であって、その前端部において前記ハウジング
に確保された開口の前端部、及びハウジングの後端部に
隣接して配置されかつこれにいかなる確保もなされない
閉鎖の後端部を有し、更に入射する集中太陽放射に面し
ている第1の表面とハウジングの内部に面している第2
の表面とを有する前記窓、 −通過した太陽放射を吸収するために前記ハウジング内
に配置されかつ前記長い窓のまわりをこれに沿って伸び
ている容量型ソーラーアブソーバー、及び −作動流体が前記容量型アブソーバーと相互作用できる
方法で、加圧された作動流体が前記ハウジングに出入り
できるように前記ハウジングに形成された作動流体の入
口と出口を具備することを特徴とする中央ソーラーレシ
ーバー。
【0036】2.窓の前端部が、前記ハウジングの開口
のまわりに置かれた弾性的な取付装置によりハウジング
に確保される実施態様1による中央ソーラーレシーバ
ー。
【0037】3.前記取付装置がバネ負荷式クランプで
ある実施態様2による中央ソーラーレシーバー。
【0038】4.窓の前記後部の閉鎖端部がキャップ状
の中低の形状を有する実施態様1ないし3のいずれかに
よる中央ソーラーレシーバー。
【0039】5.窓の前記後部の閉鎖端部が平らである
実施態様1ないし4のいずれかによる中央ソーラーレシ
ーバー。
【0040】6.作動流体入口が、窓の前記閉鎖端部に
面するようにこれと同軸にハウジングの後端部に隣接し
て置かれる実施態様1ないし5のいずれかによる中央ソ
ーラーレシーバー。
【0041】7.作動流体入口と窓の閉鎖端部との間で
ハウジング内に取り付けられた追加のソーラーアブソー
バーを更に備える実施態様6による中央ソーラーレシー
バー。
【0042】8.前記閉鎖端部を通過した集中太陽放射
を吸収するように、前記追加アブソーバーが窓の閉鎖端
部の横断方向寸法より大きい横断方向寸法を有する実施
態様7による中央ソーラーレシーバー。
【0043】9.前記追加の容量型アブソーバーが、前
記入口から流れている作動流体の通過し得る通路を有す
る実施態様8による中央ソーラーレシーバー。
【0044】10.前記入口が前方の漏斗を有するダク
トの形式であり、更に前記追加の容量型アブソーバーが
前記漏斗に取り付けられる実施態様9による中央ソーラ
ーレシーバー。
【0045】11.前記追加の容量型アブソーバーが一
般に円板状である実施態様7ないし10のいずれかによ
る中央ソーラーレシーバー。
【0046】12.前記窓が円錐台状の本体を有する実
施態様1ないし11のいずれかによる中央ソーラーレシ
ーバー。
【0047】13.前記窓が円筒状の本体を有し、前記
前端部が円筒状本体の直径より大きい直径を有するリム
の形式である実施態様1ないし11のいずれかによる中
央ソーラーレシーバー。
【0048】14.前記窓が2重ガラス形式のものであ
る先行実施態様のいずれかによる中央ソーラーレシーバ
ー。
【0049】15.前端部に開口を有する中央ソーラー
レシーバーにおいて使用するための、前記開口内に取り
付けるため及び入射の高度に集中された太陽放射を受け
入れてレシーバー内に通過させるための窓であって、レ
シーバーの前記開口内に確保されるようにされた開口し
た前端部及びいかなる確保手段もない閉鎖された後端部
のある長い筒状の形を有することを特徴とする窓。
【0050】16.円錐台状の本体を有する実施態様1
5による窓。
【0051】17.前記前端部が円筒状本体の直径より
大きい直径を有するリムの形式である実施態様15によ
る窓。
【0052】18.前記窓が2重ガラス形式のものであ
る実施態様15ないし17のいずれかによる窓。
【0053】19.窓の前記閉鎖の後端部が中低に湾曲
したキャップ状の形を有する実施態様15ないし18の
いずれかによる窓。
【0054】20.窓の前記閉鎖の後端部が平らである
実施態様15ないし18のいずれかによる窓。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中央ソーラーレシーバーの図式的
な図面である。
【図2】図1に示されたレシーバーの区域Aの拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 前方端 4 開口 6 後方端 8 外壁 11 前端部 12 後端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500587964 ロテム・インダストリーズ・リミテツド イスラエル・ベーア−シエバ84190・ピー オーボツクス9046・テメドインダストリア ルパーク (72)発明者 ヤコブ・カルニ イスラエル・レホボト76296・エイゼンバ ーグストリート19/8 (72)発明者 ピンシヤス・ドロン イスラエル・リシヨンレチオン75280・ギ ノサルストリート1 (72)発明者 モシエ・ダニノ イスラエル・エルサレム97781・タビンス トリート26 Fターム(参考) 2H042 AA18 AA21 AA33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −前後の端部を有しかつ前端部に開口を
    有する軸対称のハウジング、 −ハウジングと同軸に前記開口内に取り付けられた長い
    筒状の窓であって、その前端部において前記ハウジング
    に確保された開口の前端部、及びハウジングの後端部に
    隣接して配置されかつこれにいかなる確保もなされない
    閉鎖の後端部を有し、更に入射する集中太陽放射に面し
    ている第1の表面とハウジングの内部に面している第2
    の表面とを有する前記窓、 −通過した太陽放射を吸収するために前記ハウジング内
    に配置されかつ前記長い窓のまわりをこれに沿って伸び
    ている容量型ソーラーアブソーバー、及び −作動流体が前記容量型アブソーバーと相互作用できる
    方法で、加圧された作動流体が前記ハウジングに出入り
    できるように前記ハウジングに形成された作動流体の入
    口と出口を具備することを特徴とする中央ソーラーレシ
    ーバー。
  2. 【請求項2】 前端部に開口を有する中央ソーラーレシ
    ーバーにおいて使用するための、前記開口内に取り付け
    るため及び入射の高度に集中された太陽放射を受け入れ
    てレシーバー内に通過させるための窓であって、レシー
    バーの前記開口内に確保されるようにされた開口した前
    端部及びいかなる確保手段もない閉鎖された後端部のあ
    る長い筒状の形を有することを特徴とする窓。
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