JP2002193199A - 宇宙機の運用方法及び宇宙機 - Google Patents
宇宙機の運用方法及び宇宙機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 宇宙機の大型化を防ぎつつ長期間の使用を可
能とする宇宙機の運用方法及び宇宙機を提供することを
目的とする。 【解決手段】 本体モジュールBを宇宙空間において駆
動するための燃料・電力を、本体モジュールBとは別の
収容モジュールC’に予め収容しておき、宇宙空間にお
いて所定のタイミングで本体モジュールBと収容モジュ
ールC’とを接続し、収容モジュールC’内の燃料・電
力を本体モジュールBに供給する。
能とする宇宙機の運用方法及び宇宙機を提供することを
目的とする。 【解決手段】 本体モジュールBを宇宙空間において駆
動するための燃料・電力を、本体モジュールBとは別の
収容モジュールC’に予め収容しておき、宇宙空間にお
いて所定のタイミングで本体モジュールBと収容モジュ
ールC’とを接続し、収容モジュールC’内の燃料・電
力を本体モジュールBに供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宇宙機の運用方法
及び宇宙機に関するものである。
及び宇宙機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、宇宙機を運用する上で必要となる
燃料・電力等の消耗駆動源は、燃料である場合には燃料
タンクに収容された状態で、電力である場合にはバッテ
リーとして宇宙機本体に搭載される。そして、宇宙機を
地上から宇宙空間に打ち上げるに際し、これら燃料タン
ク及びバッテリーに燃料及び電力をそれぞれ充填・充電
してから打ち上げていた。
燃料・電力等の消耗駆動源は、燃料である場合には燃料
タンクに収容された状態で、電力である場合にはバッテ
リーとして宇宙機本体に搭載される。そして、宇宙機を
地上から宇宙空間に打ち上げるに際し、これら燃料タン
ク及びバッテリーに燃料及び電力をそれぞれ充填・充電
してから打ち上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法では、宇宙機に対して消耗駆動源は地上において
1度しか供給されないため、宇宙空間において消耗駆動
源が消費されて無くなると、宇宙機は姿勢制御など制御
が困難となり、宇宙機全体を放棄せざるを得ない状態と
なる。つまり、宇宙機の寿命がまだ残っていても、消耗
駆動源が無くなったら宇宙機の運用ができなくなるとい
った問題が生じる。
た方法では、宇宙機に対して消耗駆動源は地上において
1度しか供給されないため、宇宙空間において消耗駆動
源が消費されて無くなると、宇宙機は姿勢制御など制御
が困難となり、宇宙機全体を放棄せざるを得ない状態と
なる。つまり、宇宙機の寿命がまだ残っていても、消耗
駆動源が無くなったら宇宙機の運用ができなくなるとい
った問題が生じる。
【0004】そして、軌道間輸送機をはじめとした長期
間宇宙空間に滞在する必要のある宇宙機においては上述
したような問題が顕著となる。搭載する燃料タンクやバ
ッテリーを大型化することも考えられるが、宇宙機全体
の重量が増大して打ち上げ時の負担が大きくなる。ま
た、燃料タンクやバッテリーが大型化すると観測機器な
どのぺイロード・各種装置の重量や大きさが制限されて
しまう。
間宇宙空間に滞在する必要のある宇宙機においては上述
したような問題が顕著となる。搭載する燃料タンクやバ
ッテリーを大型化することも考えられるが、宇宙機全体
の重量が増大して打ち上げ時の負担が大きくなる。ま
た、燃料タンクやバッテリーが大型化すると観測機器な
どのぺイロード・各種装置の重量や大きさが制限されて
しまう。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、宇宙機の大型化を防ぎつつ長期間の使
用を可能とする宇宙機の運用方法及び宇宙機を提供する
ことを目的とする。
たものであって、宇宙機の大型化を防ぎつつ長期間の使
用を可能とする宇宙機の運用方法及び宇宙機を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の宇宙機の運用方法は、宇宙機を宇宙空間に
おいて駆動するための消耗駆動源を、宇宙機とは別の収
容モジュールに予め収容しておき、宇宙空間において所
定のタイミングで宇宙機と収容モジュールとを接続し、
収容モジュール内の消耗駆動源を宇宙機に供給すること
を特徴とする。
め、本発明の宇宙機の運用方法は、宇宙機を宇宙空間に
おいて駆動するための消耗駆動源を、宇宙機とは別の収
容モジュールに予め収容しておき、宇宙空間において所
定のタイミングで宇宙機と収容モジュールとを接続し、
収容モジュール内の消耗駆動源を宇宙機に供給すること
を特徴とする。
【0007】本発明の宇宙機は、消耗駆動源を収容し、
宇宙空間において接続・分離自在に設けられた収容モジ
ュールが接続されていることを特徴とする。そして、収
容モジュールが接続された際、収容モジュール内の消耗
駆動源を宇宙機に供給する供給装置を備えたことを特徴
とする。
宇宙空間において接続・分離自在に設けられた収容モジ
ュールが接続されていることを特徴とする。そして、収
容モジュールが接続された際、収容モジュール内の消耗
駆動源を宇宙機に供給する供給装置を備えたことを特徴
とする。
【0008】本発明によれば、宇宙機を駆動するための
消耗駆動源を収容した収容モジュールを宇宙機とは別に
宇宙空間に配しておき、宇宙機と収容モジュールとを所
定のタイミングで接続し、収容モジュールから宇宙機に
消耗駆動源を供給するようにしたので、宇宙機の消耗駆
動源が消費されて無くなっても、収容モジュールから消
耗駆動源を供給することによって、宇宙機の運用を維持
することができる。したがって、従来のように、消耗駆
動源を消費してしまったら宇宙機を放棄せざるを得ない
といったことが無くなるので、宇宙機の運用を長期間維
持することができる。また、消耗駆動源を宇宙機とは別
の収容モジュールに収容しておくことにより、宇宙機の
燃料タンクやバッテリーを大型化する必要が無くなるの
で、宇宙機全体の大型化を防ぐことができる。
消耗駆動源を収容した収容モジュールを宇宙機とは別に
宇宙空間に配しておき、宇宙機と収容モジュールとを所
定のタイミングで接続し、収容モジュールから宇宙機に
消耗駆動源を供給するようにしたので、宇宙機の消耗駆
動源が消費されて無くなっても、収容モジュールから消
耗駆動源を供給することによって、宇宙機の運用を維持
することができる。したがって、従来のように、消耗駆
動源を消費してしまったら宇宙機を放棄せざるを得ない
といったことが無くなるので、宇宙機の運用を長期間維
持することができる。また、消耗駆動源を宇宙機とは別
の収容モジュールに収容しておくことにより、宇宙機の
燃料タンクやバッテリーを大型化する必要が無くなるの
で、宇宙機全体の大型化を防ぐことができる。
【0009】収容モジュールは宇宙空間を移動するため
の移動装置を備え、宇宙機とは独立して宇宙空間を移動
するので、宇宙機と収容モジュールとの接続動作を任意
の場所で容易に精度良く行うことができる。
の移動装置を備え、宇宙機とは独立して宇宙空間を移動
するので、宇宙機と収容モジュールとの接続動作を任意
の場所で容易に精度良く行うことができる。
【0010】宇宙機に消耗駆動源を供給することによっ
て収容モジュール内の消耗駆動源が所定量に達したら、
宇宙機と収容モジュールとを分離することにより、宇宙
機を常にコンパクトな状態とすることができる。
て収容モジュール内の消耗駆動源が所定量に達したら、
宇宙機と収容モジュールとを分離することにより、宇宙
機を常にコンパクトな状態とすることができる。
【0011】そして、宇宙機と収容モジュールとを分離
したら、新たな収容モジュールと宇宙機とを接続するこ
とによって、消耗駆動源が消費された宇宙機に対する消
耗駆動源の供給を持続することができるので、宇宙機を
更に長期間運用することができる。
したら、新たな収容モジュールと宇宙機とを接続するこ
とによって、消耗駆動源が消費された宇宙機に対する消
耗駆動源の供給を持続することができるので、宇宙機を
更に長期間運用することができる。
【0012】分離された収容モジュールを回収すること
によって、収容モジュールの再利用を行うことができ
る。
によって、収容モジュールの再利用を行うことができ
る。
【0013】宇宙機は、収容モジュールから供給された
消耗駆動源を収容する収容部を有しており、収容モジュ
ールが分離された際、収容部内の消耗駆動源を用いて駆
動されるので、収容モジュールが接続されていなくて
も、宇宙機は常に姿勢制御など所定の動作を安定して行
うことができる。
消耗駆動源を収容する収容部を有しており、収容モジュ
ールが分離された際、収容部内の消耗駆動源を用いて駆
動されるので、収容モジュールが接続されていなくて
も、宇宙機は常に姿勢制御など所定の動作を安定して行
うことができる。
【0014】なお、消耗駆動源は、宇宙機を駆動するた
めの燃料又は電力である。
めの燃料又は電力である。
【0015】そして、宇宙機と収容モジュールとは地上
から宇宙空間に同時又は個別に打ち上げることができ、
打ち上げ時における宇宙機及び収容モジュールの小型化
を実現することができる。また、長期間宇宙空間に滞在
している宇宙機に対して、収容モジュールを介して地上
から消耗駆動源を供給することができる。
から宇宙空間に同時又は個別に打ち上げることができ、
打ち上げ時における宇宙機及び収容モジュールの小型化
を実現することができる。また、長期間宇宙空間に滞在
している宇宙機に対して、収容モジュールを介して地上
から消耗駆動源を供給することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の宇宙機の運用方法
及び宇宙機の一実施形態について図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の宇宙機を説明するための概略構
成図である。また、図2は収容モジュールを説明するた
めの図であり、図3は本体モジュール(宇宙機本体)を
説明するための図である。
及び宇宙機の一実施形態について図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の宇宙機を説明するための概略構
成図である。また、図2は収容モジュールを説明するた
めの図であり、図3は本体モジュール(宇宙機本体)を
説明するための図である。
【0017】図1において、宇宙機システムSYSは、
本体モジュール(宇宙機)Bと、この本体モジュールB
に接続される収容モジュールCと、各種観測機器・装置
や荷物などのペイロードPとを備えている。本体モジュ
ールBと収容モジュールCとは、本体モジュールBの上
端面Bhbと収容モジュールCの下端面Chaとを向か
い合わせるようにして接続される。このとき、姿勢制御
用スラスタ7(後述)と姿勢制御用スラスタ16(後
述)とは直線上に並ばないようにする。
本体モジュール(宇宙機)Bと、この本体モジュールB
に接続される収容モジュールCと、各種観測機器・装置
や荷物などのペイロードPとを備えている。本体モジュ
ールBと収容モジュールCとは、本体モジュールBの上
端面Bhbと収容モジュールCの下端面Chaとを向か
い合わせるようにして接続される。このとき、姿勢制御
用スラスタ7(後述)と姿勢制御用スラスタ16(後
述)とは直線上に並ばないようにする。
【0018】次に、図2を参照しながら収容モジュール
Cについて説明する。ここで、図2(a)は平面断面図
であり、図2(b)は側方断面図である。図2に示すよ
うに、収容モジュールCは、燃料を収容した燃料タンク
(供給装置)1と、充電されているバッテリー(供給装
置)2と、燃料タンク1内を加圧する加圧タンク(供給
装置)3を備えている。そして、これらはハウジングC
h内部に配置されている。ハウジングChの一端面(下
端面)Chaには、燃料供給用コネクタ4と電力供給用
コネクタ6とが設けられている。燃料タンク1のそれぞ
れは、燃料供給用コネクタ4に流路5を介してそれぞれ
接続されている。この流路5の途中にはバルブ5aが設
けられている。バッテリー2のそれぞれは、電力供給用
コネクタ6にそれぞれ接続されている。
Cについて説明する。ここで、図2(a)は平面断面図
であり、図2(b)は側方断面図である。図2に示すよ
うに、収容モジュールCは、燃料を収容した燃料タンク
(供給装置)1と、充電されているバッテリー(供給装
置)2と、燃料タンク1内を加圧する加圧タンク(供給
装置)3を備えている。そして、これらはハウジングC
h内部に配置されている。ハウジングChの一端面(下
端面)Chaには、燃料供給用コネクタ4と電力供給用
コネクタ6とが設けられている。燃料タンク1のそれぞ
れは、燃料供給用コネクタ4に流路5を介してそれぞれ
接続されている。この流路5の途中にはバルブ5aが設
けられている。バッテリー2のそれぞれは、電力供給用
コネクタ6にそれぞれ接続されている。
【0019】ハウジングChの側面には、姿勢制御用ス
ラスタ(移動装置)7が4つ設けられている。これら姿
勢制御用スラスタ7は、燃料タンク1内の燃料及びバッ
テリー2の電力を用いて駆動し、収容モジュールCの姿
勢制御を行うとともに、収容モジュールCを宇宙空間に
おいて任意の位置に移動させる。また、ハウジングCh
の下端面Cha側にはドッキングターゲット8、ラッチ
・放出機構9が設けられている。
ラスタ(移動装置)7が4つ設けられている。これら姿
勢制御用スラスタ7は、燃料タンク1内の燃料及びバッ
テリー2の電力を用いて駆動し、収容モジュールCの姿
勢制御を行うとともに、収容モジュールCを宇宙空間に
おいて任意の位置に移動させる。また、ハウジングCh
の下端面Cha側にはドッキングターゲット8、ラッチ
・放出機構9が設けられている。
【0020】次に、図3を参照しながら本体モジュール
Bについて説明する。ここで、図3(a)は平面図であ
り、図3(b)は平面断面図であり、図3(c)は側方
断面図である。図3に示すように、本体モジュールB
は、燃料が収容される燃料タンク(収容部)10と、バ
ッテリー11と、制御装置CONTとを備えている。そ
して、これらは燃料タンク10、バッテリー11、制御
装置CONTはハウジングBh内部に配置されている。
ハウジングBhの一端面(下端面)Bhaには、宇宙機
システムSYS全体の推力を発生させるメインエンジン
Eが設けられている。メインエンジンEには流路12を
介して燃料タンク10より燃料が供給されるようになっ
ている。
Bについて説明する。ここで、図3(a)は平面図であ
り、図3(b)は平面断面図であり、図3(c)は側方
断面図である。図3に示すように、本体モジュールB
は、燃料が収容される燃料タンク(収容部)10と、バ
ッテリー11と、制御装置CONTとを備えている。そ
して、これらは燃料タンク10、バッテリー11、制御
装置CONTはハウジングBh内部に配置されている。
ハウジングBhの一端面(下端面)Bhaには、宇宙機
システムSYS全体の推力を発生させるメインエンジン
Eが設けられている。メインエンジンEには流路12を
介して燃料タンク10より燃料が供給されるようになっ
ている。
【0021】制御装置CONTは、宇宙機システムSY
S(本体モジュールB)全体を制御するものであって、
各種バルブの制御装置やドッキング機構制御装置、通信
装置、リアクションホイールを含んでいる。
S(本体モジュールB)全体を制御するものであって、
各種バルブの制御装置やドッキング機構制御装置、通信
装置、リアクションホイールを含んでいる。
【0022】ハウジングBhの他端面(上端面)Bhb
には、燃料受取用コネクタ13と電力受取用コネクタ1
4とが設けられている。燃料タンク10のそれぞれは、
燃料受取用コネクタ13に流路15を介してそれぞれ接
続されている。バッテリー11のそれぞれは、電力受取
用コネクタ14にそれぞれ接続されている。
には、燃料受取用コネクタ13と電力受取用コネクタ1
4とが設けられている。燃料タンク10のそれぞれは、
燃料受取用コネクタ13に流路15を介してそれぞれ接
続されている。バッテリー11のそれぞれは、電力受取
用コネクタ14にそれぞれ接続されている。
【0023】ハウジングBhの側面には、姿勢制御用ス
ラスタ16が4つ設けられている。これら姿勢制御用ス
ラスタ16は、燃料タンク10内の燃料及びバッテリー
11の電力を用いて駆動し、本体モジュールBの姿勢制
御を行う。また、ハウジングBhの上端面Bhb側には
ドッキング誘導装置17、ラッチ・放出機構18が設け
られている。上端面Bhbにはドッキングガイド19が
設けられている。
ラスタ16が4つ設けられている。これら姿勢制御用ス
ラスタ16は、燃料タンク10内の燃料及びバッテリー
11の電力を用いて駆動し、本体モジュールBの姿勢制
御を行う。また、ハウジングBhの上端面Bhb側には
ドッキング誘導装置17、ラッチ・放出機構18が設け
られている。上端面Bhbにはドッキングガイド19が
設けられている。
【0024】図3、図4に示すように、本体モジュール
Bの燃料タンク10には、冷却装置20が設けられてい
る。この冷却装置20は本体モジュールBの燃料タンク
10を冷却するものであって、図4(a)に示すよう
に、燃料タンク10を囲むように設けられ内部に冷却液
が流れる流路20aと、この流路20aを流れた冷却液
を放熱する放熱板20bとを備えている。なお、冷却装
置20としては、図4(b)に示すように、燃料タンク
10の周囲にペルチエ素子20cを配置し、電力を供給
することによって燃料タンク10を冷却する構成として
もよい。
Bの燃料タンク10には、冷却装置20が設けられてい
る。この冷却装置20は本体モジュールBの燃料タンク
10を冷却するものであって、図4(a)に示すよう
に、燃料タンク10を囲むように設けられ内部に冷却液
が流れる流路20aと、この流路20aを流れた冷却液
を放熱する放熱板20bとを備えている。なお、冷却装
置20としては、図4(b)に示すように、燃料タンク
10の周囲にペルチエ素子20cを配置し、電力を供給
することによって燃料タンク10を冷却する構成として
もよい。
【0025】図5に示すように、本体モジュールBの上
端面Bhbに設けられた燃料受取用コネクタ13及び電
力受取用コネクタ14には、金属膜巻き取り式シャッタ
21がそれぞれ設けられている。
端面Bhbに設けられた燃料受取用コネクタ13及び電
力受取用コネクタ14には、金属膜巻き取り式シャッタ
21がそれぞれ設けられている。
【0026】本体モジュールBと収容モジュールCとは
接続・分離可能となっている。これら本体モジュールB
及び収容モジュールCを接続する際には、シャッタ21
を巻き取って燃料受取用コネクタ13及び電力受取用コ
ネクタ14を露出させ、ドッキング誘導装置17、ドッ
キングターゲット8、ドッキングガイド19を用いて位
置合わせしつつ接続する。このとき、収容モジュールC
の燃料供給用コネクタ4と本体モジュールBの燃料受取
用コネクタ13とが接続されるように各モジュールを接
続する。同様に、収容モジュールCの電力供給用コネク
タ6と本体モジュールBの電力受取用コネクタ14とが
接続されるように各モジュールを接続する。
接続・分離可能となっている。これら本体モジュールB
及び収容モジュールCを接続する際には、シャッタ21
を巻き取って燃料受取用コネクタ13及び電力受取用コ
ネクタ14を露出させ、ドッキング誘導装置17、ドッ
キングターゲット8、ドッキングガイド19を用いて位
置合わせしつつ接続する。このとき、収容モジュールC
の燃料供給用コネクタ4と本体モジュールBの燃料受取
用コネクタ13とが接続されるように各モジュールを接
続する。同様に、収容モジュールCの電力供給用コネク
タ6と本体モジュールBの電力受取用コネクタ14とが
接続されるように各モジュールを接続する。
【0027】以上説明したような構成を有する宇宙機の
運用方法の実施例について、図6を参照しながら説明す
る。一例として、図6(a)に示すように、本体モジュ
ールB、収容モジュールC、ペイロードPを接続した状
態で、この宇宙機SYSを地上から宇宙空間に打ち上げ
る。そして、宇宙空間に放出されたら、所定の位置にお
いてペイロードPを放出する。
運用方法の実施例について、図6を参照しながら説明す
る。一例として、図6(a)に示すように、本体モジュ
ールB、収容モジュールC、ペイロードPを接続した状
態で、この宇宙機SYSを地上から宇宙空間に打ち上げ
る。そして、宇宙空間に放出されたら、所定の位置にお
いてペイロードPを放出する。
【0028】本体モジュールBは、コネクタを介して収
容モジュールCから供給される燃料及び電力を用いて駆
動される。燃料の供給は、収容モジュールCの加圧タン
ク(供給装置)3を用いて燃料タンク1内を加圧するこ
とにより行われる。本体モジュールBは収容モジュール
Cから燃料及び電力を供給されつつ駆動する。燃料及び
電力は、本体モジュールBの燃料タンク10及びバッテ
リー11に一旦ストックされてから駆動力として利用さ
れる。ここで、本体モジュールBの燃料タンク10は高
圧燃料を供給されることによって温度上昇するので、冷
却装置20によって所定の温度に制御する。やがて、収
容モジュールCの燃料タンク1に収容されている燃料や
バッテリー2に充電されている電力が消費されて無くな
ってくる。
容モジュールCから供給される燃料及び電力を用いて駆
動される。燃料の供給は、収容モジュールCの加圧タン
ク(供給装置)3を用いて燃料タンク1内を加圧するこ
とにより行われる。本体モジュールBは収容モジュール
Cから燃料及び電力を供給されつつ駆動する。燃料及び
電力は、本体モジュールBの燃料タンク10及びバッテ
リー11に一旦ストックされてから駆動力として利用さ
れる。ここで、本体モジュールBの燃料タンク10は高
圧燃料を供給されることによって温度上昇するので、冷
却装置20によって所定の温度に制御する。やがて、収
容モジュールCの燃料タンク1に収容されている燃料や
バッテリー2に充電されている電力が消費されて無くな
ってくる。
【0029】燃料タンク1内の燃料又はバッテリー2の
電力のいずれか一方が所定量まで減少したら、図6
(b)に示すように、この燃料タンク1及びバッテリー
2を備えている収容モジュールCと本体モジュールBと
を分離する。収容モジュールCと本体モジュールBとを
分離したら、シャッタ21を巻き出して燃料受取用コネ
クタ13及び電力受取用コネクタ14を覆う。
電力のいずれか一方が所定量まで減少したら、図6
(b)に示すように、この燃料タンク1及びバッテリー
2を備えている収容モジュールCと本体モジュールBと
を分離する。収容モジュールCと本体モジュールBとを
分離したら、シャッタ21を巻き出して燃料受取用コネ
クタ13及び電力受取用コネクタ14を覆う。
【0030】分離された収容モジュールCは、宇宙空間
に予め設置されている回収装置(マニピュレータ)など
によって回収される。あるいは、回収動作として、収容
モジュールCに設けられている姿勢制御用スラスタ7を
用いて、回収装置まで移動し回収されるようにしてもよ
い。回収された収容モジュールCは再利用される。
に予め設置されている回収装置(マニピュレータ)など
によって回収される。あるいは、回収動作として、収容
モジュールCに設けられている姿勢制御用スラスタ7を
用いて、回収装置まで移動し回収されるようにしてもよ
い。回収された収容モジュールCは再利用される。
【0031】収容モジュールCが分離され、単体となっ
た本体モジュールBは、自身の燃料タンク(収容部)1
0に残っている燃料及びバッテリー(収容部)11に充
電されている電力を用いて、姿勢制御用スラスタ16及
びリアクションホイールなどを駆動させ、姿勢制御を行
う。
た本体モジュールBは、自身の燃料タンク(収容部)1
0に残っている燃料及びバッテリー(収容部)11に充
電されている電力を用いて、姿勢制御用スラスタ16及
びリアクションホイールなどを駆動させ、姿勢制御を行
う。
【0032】図6(c)に示すように、単体で姿勢制御
を行っている本体モジュールBに対して、新たな収容モ
ジュールC’がアクセスされる。この新たな収容モジュ
ールC’は、宇宙空間に待機されていたものである。こ
の場合、収容モジュールC’は別のロケットなどによっ
て地上から打ち上げられて宇宙空間に配置されたり、宇
宙ステーションなどに予め待機されていたものである。
この新たな収容モジュールC’の燃料タンク1には燃料
が十分に満たされており、バッテリー2には十分な量の
電力が充電されている。
を行っている本体モジュールBに対して、新たな収容モ
ジュールC’がアクセスされる。この新たな収容モジュ
ールC’は、宇宙空間に待機されていたものである。こ
の場合、収容モジュールC’は別のロケットなどによっ
て地上から打ち上げられて宇宙空間に配置されたり、宇
宙ステーションなどに予め待機されていたものである。
この新たな収容モジュールC’の燃料タンク1には燃料
が十分に満たされており、バッテリー2には十分な量の
電力が充電されている。
【0033】そして、本体モジュールBに新たな収容モ
ジュールC’を接続する。この際、シャッタ21を巻き
取って燃料受取用コネクタ13及び電力受取用コネクタ
14を露出させ、ドッキング誘導装置17、ドッキング
ターゲット8、ドッキングガイド19を用いて位置合わ
せしつつ接続する。このとき、収容モジュールCの燃料
供給用コネクタ4と本体モジュールBの燃料受取用コネ
クタ13とが接続されるように各モジュールを接続す
る。同様に、収容モジュールCの電力供給用コネクタ6
と本体モジュールBの電力受取用コネクタ14とが接続
されるように各モジュールを接続する。
ジュールC’を接続する。この際、シャッタ21を巻き
取って燃料受取用コネクタ13及び電力受取用コネクタ
14を露出させ、ドッキング誘導装置17、ドッキング
ターゲット8、ドッキングガイド19を用いて位置合わ
せしつつ接続する。このとき、収容モジュールCの燃料
供給用コネクタ4と本体モジュールBの燃料受取用コネ
クタ13とが接続されるように各モジュールを接続す
る。同様に、収容モジュールCの電力供給用コネクタ6
と本体モジュールBの電力受取用コネクタ14とが接続
されるように各モジュールを接続する。
【0034】そして、図6(d)に示すように、新たな
収容モジュールC’と本体モジュールBとが接続した
ら、収容モジュールC’から本体モジュールBに燃料及
び電力を供給して、本体モジュール(宇宙機本体)Bの
運用を続行する。これに新たにペイロードPを接続する
ことで別のペイロードの輸送に使用が可能となる。
収容モジュールC’と本体モジュールBとが接続した
ら、収容モジュールC’から本体モジュールBに燃料及
び電力を供給して、本体モジュール(宇宙機本体)Bの
運用を続行する。これに新たにペイロードPを接続する
ことで別のペイロードの輸送に使用が可能となる。
【0035】以上説明したように、本体モジュールBを
駆動するための燃料・電力を収容した収容モジュール
C’を本体モジュールBとは別に宇宙空間に配してお
き、燃料又は電力のいずれか一方が所定量まで減少した
段階で、本体モジュールBと収容モジュールC’とを接
続し、収容モジュールC’から本体モジュールBに燃料
・電力を供給するようにしたので、本体モジュールBや
それまで接続されていた収容モジュールCの燃料・電力
が消費されて無くなっても、新たな収容モジュールC’
から燃料・電力を供給することによって、本体モジュー
ルBの運用を持続することができる。したがって、従来
のように、燃料・電力を消費してしまったら本体モジュ
ール(宇宙機)Bを放棄せざるを得ないといったことが
無くなるので、本体モジュールBの運用を長期間維持す
ることができる。また、燃料・電力を本体モジュールB
とは別の収容モジュールCに収容しておくことにより、
本体モジュールBの燃料タンク10やバッテリー11を
大型化する必要が無くなるので、本体モジュールBの大
型化を防ぐことができる。
駆動するための燃料・電力を収容した収容モジュール
C’を本体モジュールBとは別に宇宙空間に配してお
き、燃料又は電力のいずれか一方が所定量まで減少した
段階で、本体モジュールBと収容モジュールC’とを接
続し、収容モジュールC’から本体モジュールBに燃料
・電力を供給するようにしたので、本体モジュールBや
それまで接続されていた収容モジュールCの燃料・電力
が消費されて無くなっても、新たな収容モジュールC’
から燃料・電力を供給することによって、本体モジュー
ルBの運用を持続することができる。したがって、従来
のように、燃料・電力を消費してしまったら本体モジュ
ール(宇宙機)Bを放棄せざるを得ないといったことが
無くなるので、本体モジュールBの運用を長期間維持す
ることができる。また、燃料・電力を本体モジュールB
とは別の収容モジュールCに収容しておくことにより、
本体モジュールBの燃料タンク10やバッテリー11を
大型化する必要が無くなるので、本体モジュールBの大
型化を防ぐことができる。
【0036】そして、分離された収容モジュールCを回
収することによって、収容モジュールCの再利用を行う
ことができるので、低コスト化を実現することができ
る。
収することによって、収容モジュールCの再利用を行う
ことができるので、低コスト化を実現することができ
る。
【0037】収容モジュールCは宇宙空間を移動するた
めのスラスタ(移動装置)7を備え、本体モジュールB
とは独立して宇宙空間を移動するので、本体モジュール
Bと収容モジュールCとの接続動作を任意の場所で容易
に精度良く行うことができるとともに、収容モジュール
Cの回収動作も効率良く行うことができる。
めのスラスタ(移動装置)7を備え、本体モジュールB
とは独立して宇宙空間を移動するので、本体モジュール
Bと収容モジュールCとの接続動作を任意の場所で容易
に精度良く行うことができるとともに、収容モジュール
Cの回収動作も効率良く行うことができる。
【0038】本体モジュールBは、収容モジュールCか
ら供給された燃料・電力を一時的に蓄えておく燃料タン
ク10及びバッテリー11を備えており、収容モジュー
ルCが分離された際、これら燃料タンク10及びバッテ
リー11の燃料及び電力を用いて駆動されるので、収容
モジュールCが接続されていなくても、本体モジュール
Bは常に姿勢制御など所定の動作を安定して行うことが
できる。
ら供給された燃料・電力を一時的に蓄えておく燃料タン
ク10及びバッテリー11を備えており、収容モジュー
ルCが分離された際、これら燃料タンク10及びバッテ
リー11の燃料及び電力を用いて駆動されるので、収容
モジュールCが接続されていなくても、本体モジュール
Bは常に姿勢制御など所定の動作を安定して行うことが
できる。
【0039】なお、本実施形態において、打ち上げ時に
ペイロードP、収容モジュールC、本体モジュールBを
接続した状態で打ち上げるように説明したが、本体モジ
ュールBに直接ペイロードPを接続し、収容モジュール
Cを本体モジュールB及びペイロードPとは個別に打ち
上げるようにしてもよい。
ペイロードP、収容モジュールC、本体モジュールBを
接続した状態で打ち上げるように説明したが、本体モジ
ュールBに直接ペイロードPを接続し、収容モジュール
Cを本体モジュールB及びペイロードPとは個別に打ち
上げるようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の宇宙機の運用方法及び宇宙機に
よれば、宇宙機を駆動するための消耗駆動源を収容した
収容モジュールを宇宙機とは別に宇宙空間に配してお
き、宇宙機と収容モジュールとを所定のタイミングで接
続し、収容モジュールから宇宙機に消耗駆動源を供給す
るようにしたので、宇宙機の消耗駆動源が消費されて無
くなっても、収容モジュールから消耗駆動源を供給する
ことによって、宇宙機の運用を維持することができる。
したがって、従来のように、消耗駆動源を消費してしま
ったら宇宙機を放棄せざるを得ないといったことが無く
なるので、宇宙機の運用を長期間維持することができ
る。また、消耗駆動源を宇宙機とは別の収容モジュール
に収容しておくことにより、宇宙機の燃料タンクやバッ
テリーを大型化する必要が無くなるので、宇宙機全体の
大型化を防ぐことができる。
よれば、宇宙機を駆動するための消耗駆動源を収容した
収容モジュールを宇宙機とは別に宇宙空間に配してお
き、宇宙機と収容モジュールとを所定のタイミングで接
続し、収容モジュールから宇宙機に消耗駆動源を供給す
るようにしたので、宇宙機の消耗駆動源が消費されて無
くなっても、収容モジュールから消耗駆動源を供給する
ことによって、宇宙機の運用を維持することができる。
したがって、従来のように、消耗駆動源を消費してしま
ったら宇宙機を放棄せざるを得ないといったことが無く
なるので、宇宙機の運用を長期間維持することができ
る。また、消耗駆動源を宇宙機とは別の収容モジュール
に収容しておくことにより、宇宙機の燃料タンクやバッ
テリーを大型化する必要が無くなるので、宇宙機全体の
大型化を防ぐことができる。
【図1】本発明の宇宙機の一実施形態を説明するための
構成図である。
構成図である。
【図2】収容モジュールを説明するための図である。
【図3】本体モジュール(宇宙機)を説明するための図
である。
である。
【図4】冷却装置を説明するための図である。
【図5】コネクタに設けらたシャッタを説明するための
図である。
図である。
【図6】本発明の宇宙機の運用方法を説明するための図
である。
である。
1 燃料タンク(供給装置) 2 バッテリー(供給装置) 3 加圧タンク(供給装置) 4 燃料供給用コネクタ 6 電力供給用コネクタ 7 姿勢制御用スラスタ(駆動装置) 10 燃料タンク(収容部) 11 バッテリー(収容部) 13 燃料受取用コネクタ 14 電力受取用コネクタ 20 冷却装置 B 本体モジュール(宇宙機) C、C’ 収容モジュール P ペイロード SYS 宇宙機システム(宇宙機)
Claims (10)
- 【請求項1】 宇宙機を宇宙空間において駆動するため
の消耗駆動源を、前記宇宙機とは別の収容モジュールに
予め収容しておき、宇宙空間において所定のタイミング
で前記宇宙機と前記収容モジュールとを接続し、前記収
容モジュール内の消耗駆動源を前記宇宙機に供給するこ
とを特徴とする宇宙機の運用方法。 - 【請求項2】 前記収容モジュールは宇宙空間を移動す
るための移動装置を備え、前記宇宙機とは独立して宇宙
空間を移動することを特徴とする請求項1に記載の宇宙
機の運用方法。 - 【請求項3】 前記宇宙機に前記消耗駆動源を供給する
ことによって前記収容モジュール内の前記消耗駆動源が
所定量に達したら、前記宇宙機と前記収容モジュールと
を分離することを特徴とする請求項1又は2に記載の宇
宙機の運用方法。 - 【請求項4】 前記宇宙機と前記収容モジュールとを分
離したら、新たな収容モジュールと前記宇宙機とを接続
することを特徴とする請求項3に記載の宇宙機の運用方
法。 - 【請求項5】 前記分離された収容モジュールを回収す
ることを特徴とする請求項3又は4に記載の宇宙機の運
用方法。 - 【請求項6】 前記宇宙機は、前記収容モジュールから
供給された消耗駆動源を収容する収容部を有しており、
前記収容モジュールが分離された際、前記収容部内の消
耗駆動源を用いて駆動されることを特徴とする請求項3
〜5のいずれかに記載の宇宙機の運用方法。 - 【請求項7】 前記消耗駆動源は、前記宇宙機を駆動す
るための燃料又は電力であることを特徴とする請求項1
〜6のいずれかに記載の宇宙機の運用方法。 - 【請求項8】 前記宇宙機と前記収容モジュールとは地
上から宇宙空間に同時又は個別に打ち上げられることを
特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の宇宙機の運
用方法。 - 【請求項9】 消耗駆動源を収容し、宇宙空間において
接続・分離自在に設けられた収容モジュールが接続され
ていることを特徴とする宇宙機。 - 【請求項10】 前記収容モジュールが接続された際、
該収容モジュール内の消耗駆動源を宇宙機に供給する供
給装置を備えたことを特徴とする請求項9に記載の宇宙
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399403A JP2002193199A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 宇宙機の運用方法及び宇宙機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399403A JP2002193199A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 宇宙機の運用方法及び宇宙機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002193199A true JP2002193199A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18864188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000399403A Pending JP2002193199A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 宇宙機の運用方法及び宇宙機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002193199A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021511255A (ja) * | 2018-01-16 | 2021-05-06 | アリアングループ・エス・ア・エス | 連続推進力によって駆動される宇宙船からペイロードを放出する方法 |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000399403A patent/JP2002193199A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021511255A (ja) * | 2018-01-16 | 2021-05-06 | アリアングループ・エス・ア・エス | 連続推進力によって駆動される宇宙船からペイロードを放出する方法 |
JP7191119B2 (ja) | 2018-01-16 | 2022-12-16 | アリアングループ・エス・ア・エス | 連続推進力によって駆動される宇宙船からペイロードを放出する方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040517 |