JP2002191562A - 健康情報端末装置 - Google Patents

健康情報端末装置

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JP2002191562A
JP2002191562A JP2000394305A JP2000394305A JP2002191562A JP 2002191562 A JP2002191562 A JP 2002191562A JP 2000394305 A JP2000394305 A JP 2000394305A JP 2000394305 A JP2000394305 A JP 2000394305A JP 2002191562 A JP2002191562 A JP 2002191562A
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JP2000394305A
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Hirohisa Imai
博久 今井
Shunichi Nagamoto
俊一 長本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生理情報を検出することに不慣れな在宅患者
の使い勝手を向上することを目的とする。 【解決手段】 患者の生理情報は生理情報記録装置1の
生理情報検出部2で検出され、音響信号として送信部1
1より送信される。そして生理情報処理装置12のマイ
ク部13でこの音響信号を受信し、録音部26にデジタ
ル的に時系列に記憶され、時間演算部30がしきい値と
の大小の切り替わりが所定回数発生するのに要する時間
を演算することで音響信号の周波数を算出し、生理情報
を再生することができ、表示部15で表示される。そし
てこの表示された内容を確認して、この情報を遠隔に送
信するかどうかを選択操作部16で選択し、送信する場
合には回線通信部17より通信回線18を介して遠隔に
送信するので、患者は自分の生理情報が適切に検出でき
たことを確認してから遠隔に通信ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被験者の生理情報を
検出、記録する生理情報記録装置から生理情報を受信し
て表示、演算、記録、通信等の情報処理を行う健康情報
端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、在宅での健康管理の重要性から、
被験者が家庭で測定した生理情報を遠隔の医師に通信回
線によって情報送信し、その結果を医師が診断するシス
テムが各種提案されている。これら通信回線とつながる
システムでの課題として被験者が機器の電極に接触しな
がら生理情報を測定している時に、例えば落雷等があっ
ても被験者に危険が及ばないよう配慮しなければならな
い。特に心電図のように被験者の体に接触する電極が必
要な測定には重要な事項である。
【0003】そのために、例えば特開平5−15327
3号公報に記載されている装置があり、図9を用いて説
明する。図9は従来例を説明する心電図記録装置1の構
成図であり、心電図を人体から検出する心電図検出部2
と、心電図検出部2からの心電図を所定時間分記録して
おく心電図記録部3と、心電図を記録する際に在宅患者
などにより押される心電図記録押釦スイッチ4と、心電
図を送出する際に在宅患者などにより押される心電図送
出押釦スイッチ5と、心電図記録部3からの信号を音響
信号として送出するために周波数変調する心電図送出部
6と、心電図送出部6からの信号を増幅するアンプ7
と、アンプ7により増幅された信号を音響信号として送
出するスピーカ8と、心電図記録装置1の全体を制御す
るように予めプログラムされたマイクロプロセッサから
なる演算制御部9とを備えている。
【0004】そして在宅患者は心電図検出部2を胸に当
て、心電図記録押釦スイッチ4を押すと、演算制御部9
が心電図検出部2からの信号を処理して心電図記録部3
に供給し、所定時間分の心電図データが心電図記録部3
に記録される。
【0005】次に在宅患者は電話機を使い、所定のダイ
ヤルを発信し心電図の伝送を開始する。その際には、在
宅患者は心電図記録装置1のスピーカ8を電話機のマイ
クロフォンに押し当て、心電図送出押釦スイッチ5を押
す。ここで演算制御部9が心電図記録部3に記録されて
いる心電図データを心電図送出部6に送出し、心電図送
出部6は心電図データを所定の関数に基づき周波数変調
された心電図信号に変換し、この心電図信号はアンプ7
で増幅されてスピーカ8から音響信号として送出する。
医師等の遠隔受信者は、この音響信号を電話機により受
信して心電図を再生する。
【0006】このようなシステムで、心電図記録装置1
が例えば電池電源等、商用電源でなく電源供給するもの
であれば、心電図検出の際には商用電源線、電話線いず
れとも絶縁されていて、患者の安全は確保される。そし
て、心電図は電話線を介して遠隔に送信することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、在宅で
心電図を検出する場合その操作を行なうのは医師等の操
作に慣れた人でなく、患者自身等の不慣れな人である場
合が多い。したがって適切に心電図を検出、記録、送出
できない場合がある。
【0008】心電図検出部を胸に押し当てる際の位置
や、押し当て密着度が不適切なために正しい心電図が検
出できない場合がある。また、送出する際のスピーカと
電話機のマイクロフォンとの位置関係や、周囲の騒音に
よりノイズが多く含まれて送出されてしまう場合があ
る。これらは遠隔で受信し心電図として再生すると、心
電図検出が適切に行なわれなかった、あるいは送信が適
切に行なわれなかったことがわかるが、在宅で心電図を
検出、送出した患者にはわからない。したがって患者は
適切に検出、送出できたかの不安を抱えたまま遠隔の診
断を待たなければならず使い勝手が悪い。
【0009】本発明は、上記課題を解決するもので、心
電図等の生理情報を検出することに不慣れな在宅患者の
使い勝手を向上するために、生理情報を正しく検出でき
たことを確認した上で、遠隔に送信することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、被験者の生理情報を検出し記録する生理情
報記録装置と、前記生理情報記録装置からの出力信号を
受け演算、表示、通信等の情報処理を行なう生理情報処
理装置から成り、前記生理情報記録装置は被験者の生理
情報を検出する生理情報検出部と、検出した生理情報を
記録する生理情報記録部と、前記生理情報記録部で記録
した生理情報を周波数変調して音響信号として出力する
送信部を有し、前記生理情報処理装置は前記生理情報記
録装置の前記送信部から出力される音響信号を受けるマ
イク部と、前記マイク部の出力に基づき元の周波数を算
出することにより前記生理情報記録装置で検出した生理
情報を再生する生理情報再生部と、前記生理情報再生部
で再生した生理情報を表示する表示部と、前記生理情報
再生部で再生した生理情報を通信回線を通じて遠隔に送
信するための回線通信部と、前記回線通信部により送信
するか否かを選択する選択操作部を有し、前記生理情報
再生部は前記マイク部の出力をデジタル的に時系列に記
憶する録音部と、前記録音部に蓄えられた時系列データ
としきい値との大小比較を行う比較部と、前期比較部の
結果で大小の切り替わりが所定回数発生するのに要する
時間を算出する時間演算部と、前記時間演算部の逆数を
算出する逆数演算部を有する構成とした。
【0011】上記発明によれば、患者の生理情報は生理
情報記録装置の生理情報検出部で検出され、生理情報記
録部に記録され、音響信号として送信部より送信され
る。そして生理情報処理装置のマイク部でこの音響信号
を受信し、生理情報再生部の録音部にデジタル的に時系
列に記憶される。更に比較部が録音部に記憶されたデー
タとしきい値との大小を比較し、時間演算部が大小の切
り替わりが所定回数発生するのに要する時間を演算し、
逆数演算部がその逆数を算出することで音響信号の周波
数を算出し、生理情報を再生することができ、再生した
生理情報を表示部が表示する。そしてこの表示された内
容を確認して、この情報を遠隔に送信するかどうかを選
択操作部で選択し、送信する場合には回線通信部より通
信回線を介して遠隔に送信する。したがって、患者は自
分の生理情報が適切に検出でき、また音響信号をマイク
に適切に送信できたことを確認してから遠隔に通信する
ので、誤操作による不適切な生理情報が遠隔に送信され
ることはなく、生理情報検出に不慣れな患者であっても
安心して操作でき、使い勝手が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる健康情
報端末装置は、被験者の生理情報を検出し記録する生理
情報記録装置と、前記生理情報記録装置からの出力信号
を受け演算、表示、通信等の情報処理を行なう生理情報
処理装置から成り、前記生理情報記録装置は被験者の生
理情報を検出する生理情報検出部と、検出した生理情報
を記録する生理情報記録部と、前記生理情報記録部で記
録した生理情報を周波数変調して音響信号として出力す
る送信部を有し、前記生理情報処理装置は前記生理情報
記録装置の前記送信部から出力される音響信号を受ける
マイク部と、前記マイク部の出力に基づき元の周波数を
算出することにより前記生理情報記録装置で検出した生
理情報を再生する生理情報再生部と、前記生理情報再生
部で再生した生理情報を表示する表示部と、前記生理情
報再生部で再生した生理情報を通信回線を通じて遠隔に
送信するための回線通信部と、前記回線通信部により送
信するか否かを選択する選択操作部を有し、前記生理情
報再生部は前記マイク部の出力をデジタル的に時系列に
記憶する録音部と、前記録音部に蓄えられた時系列デー
タとしきい値との大小比較を行う比較部と、前期比較部
の結果で大小の切り替わりが所定回数発生するのに要す
る時間を算出する時間演算部と、前記時間演算部の逆数
を算出する逆数演算部を有する構成としたものである。
【0013】そして、患者の生理情報は生理情報記録装
置の生理情報検出部で検出され、生理情報記録部に記録
され、音響信号として送信部より送信される。そして生
理情報処理装置のマイク部でこの音響信号を受信し、生
理情報再生部の録音部にデジタル的に時系列に記憶され
る。更に比較部が録音部に記憶されたデータとしきい値
との大小を比較し、時間演算部が大小の切り替わりが所
定回数発生するのに要する時間を演算し、逆数演算部が
その逆数を算出することで音響信号の周波数を算出し、
生理情報を再生することができ、再生した生理情報を表
示部が表示する。そしてこの表示された内容を確認し
て、この情報を遠隔に送信するかどうかを選択操作部で
選択し、送信する場合には回線通信部より通信回線を介
して遠隔に送信する。したがって、患者は自分の生理情
報が適切に検出でき、また音響信号をマイクに適切に送
信できたことを確認してから遠隔に通信するので、誤操
作による不適切な生理情報が遠隔に送信されることはな
く、生理情報検出に不慣れな患者であっても安心して操
作でき、使い勝手が向上する。
【0014】本発明の請求項2にかかる健康情報端末装
置は、時間演算部は始点から終点までのデータ数をカウ
ントする整数部算出部と、始点前後および終点前後のデ
ータより補間演算を行うことでサンプリング間隔の途中
で発生した大小の切り替わりのタイミングを算出する小
数部算出部と、前記整数部算出部と前記小数部算出部で
算出された整数部と小数部を加算する加算部を有する構
成としたものである。
【0015】そして、整数部算出部が始点から終点まで
のデータ数をカウントし、小数部算出部が始点前後およ
び終点前後のデータより補間演算を行うことでサンプリ
ング間隔の途中で発生した大小の切り替わりのタイミン
グを算出し、加算部が整数部と小数部を加算するので、
時間演算部は比較部の大小の切り替わりが所定回数発生
するのに要する時間を高い分解能で演算でき、生理情報
をきめ細かく再生できるので、表示は見やすくわかりや
すくなり患者にとっての使い勝手は向上する。
【0016】本発明の請求項3にかかる健康情報端末装
置は、小数部算出部は始点前後および終点前後の2つの
データを直線補間する構成としたものである。
【0017】そして、小数部算出部は始点前後および終
点前後の2つのデータを直線補間するので、小数部を単
純な演算で算出でき処理時間を短縮して素早く表示させ
ることができて、患者にとっての使い勝手は向上する。
【0018】本発明の請求項4にかかる健康情報端末装
置は、生理情報再生部は録音部に記憶されたデータの平
均値を算出する平均値算出部を有し、前記平均値算出部
で算出された平均値をしきい値とする構成としたもので
ある。
【0019】そして、平均値算出部で録音部に記憶され
たデータの平均値を算出し、それを大小比較のしきい値
とするので、マイク部の特性ばらつきに影響を受けず、
精度良く生理情報が再生され、患者にとっての使い勝手
は向上する。
【0020】本発明の請求項5にかかる健康情報端末装
置は、マイク部は生理情報記録装置の発する音響信号の
周波数付近にピークを持たせたバンドパスフィルタ回路
を有する構成としたものである。
【0021】そして、マイク部のバンドパスフィルタ回
路は生理情報記録装置の発する音響信号の周波数付近に
ピークを持っているので、生理情報記録装置からの音響
信号以外のノイズ成分を低減させることができ、生理情
報記録装置から生理情報処理装置への音響信号送信の際
に払う注意は少なく、使い勝手は向上する。
【0022】本発明の請求項6にかかる健康情報端末装
置は、マイク部は生理情報記録装置から生理情報信号の
受信を開始したことを検出して生理情報再生部に開始信
号を送信する開始信号送信部を有し、前記開始信号送信
部は振幅の大きさが所定以上であることを検出する振幅
判定部と、周波数が所定範囲であることを判定する周波
数判定部と、所定範囲の周波数が所定時間継続すること
を検出するタイマーを有し、所定以上の振幅で所定範囲
の周波数が所定時間継続したときに開始信号を送信する
構成としたものである。
【0023】そして、マイク部で受信する信号につい
て、振幅判定部が所定以上の大きさの振幅と判定し、周
波数判定部が所定範囲の周波数と判定し、所定範囲の周
波数で所定以上の振幅が所定時間継続することをタイマ
ーが検出し、この時に開始信号を生理情報再生部に送信
するので、患者が生理情報記録装置で生理情報を測定し
た後、生理情報処理装置に信号を送信する際に、生理情
報処理装置に対して特に操作を行なわずとも、生理情報
処理装置は自動的に受信を開始でき使い勝手は向上す
る。
【0024】本発明の請求項7にかかる健康情報端末装
置は、生理情報記録装置は心電図を検出するための複数
の電極を有する構成としたものである。
【0025】そして、生理情報検出部は心電図を検出す
るための複数の電極を有するので、データ量の多い心電
図を検出することができ、使い勝手は向上する。
【0026】
【実施例】以下、本発明の健康情報端末装置の実施例を
図1〜図8を参照しながら説明する。図1は生理情報記
録装置を説明する構成ブロック図である。図1におい
て、従来例と同様の機能を持つ部品には同一番号を付し
ている。
【0027】生理情報記録装置1は心電図を人体から検
出するための複数の電極10を備えた生理情報検出部2
と、生理情報検出部2からの心電図を所定時間分記録し
ておく生理情報記録部3と、心電図を記録する際に在宅
患者などにより押される生理情報記録押釦スイッチ4
と、心電図を送出する際に在宅患者などにより押される
生理情報送出押釦スイッチ5と、生理情報記録部3から
の信号を音響信号として送出する送信部11と、生理情
報記録装置1の全体を制御するように予めプログラムさ
れたマイクロプロセッサからなる演算制御部9とを備え
ている。そして送信部11は、生理情報記録部3からの
信号を音響信号として出力するために周波数変調する周
波数変調部6と、周波数変調部6からの信号を増幅する
アンプ7と、アンプ7により増幅された信号を音響信号
として送出するスピーカ8を備えている。
【0028】そして在宅患者は生理情報検出部2を胸に
当て、生理情報記録押釦スイッチ4を押すと、演算制御
部9が生理情報検出部2からの信号を処理して生理情報
記録部3に供給し、所定時間分の心電図データが心電図
記録部3に記録される。そして生理情報送出押釦スイッ
チ5を押すと、演算制御部9が生理情報記録部3に記録
されている心電図データを周波数変調部6に送出し、周
波数変調部6は心電図データを所定の関数で周波数変換
し、周波数変調された心電図信号に変換する。この心電
図信号はアンプ7で増幅されてスピーカ8から音響信号
として送出する。
【0029】図2は生理情報処理装置を説明する構成ブ
ロック図である。生理情報処理装置12は生理情報記録
装置1のスピーカ8から発せられる音響信号の心電図デ
ータを受信し、心電図として再生、表示するとともに、
通信回線を介して遠隔にデータ送信するためのものであ
る。
【0030】生理情報処理装置12は、生理情報記録装
置1のスピーカ8から発せられる音響信号を受信するマ
イク部13、マイク部13で受信した音響信号の周波数
を演算することにより生理情報記録装置1で検出された
心電図データを再生する生理情報再生部14、生理情報
再生部14で再生した心電図データを表示する表示部1
5、患者が表示部15で心電図を確認し遠隔に送信する
かどうかを選択する選択操作部16、遠隔に送信する場
合に心電図データを送信するための回線通信部17を含
む構成であり、遠隔に送信する場合には生理情報再生部
14で再生した心電図データは、通信回線18を介して
遠隔の医師等が管理する外部端末19に送信される。
【0031】マイク部13はマイクロフォン20、バン
ドパスフィルタ回路21、開始信号送信部22を含む構
成である。マイクロフォン20は生理情報記録装置1の
スピーカ8が発する音響信号や、その他の雑音を含む全
ての音響信号を電気信号にする。そして、バンドパスフ
ィルタ回路21は生理情報記録装置1のスピーカ8が発
する周波数付近にピークを持たせた特性としているの
で、雑音を概ね除去する。このバンドパスフィルタ回路
で生成された電気信号が生理情報再生部14に送信され
る。
【0032】また開始信号送信部22は、バンドパスフ
ィルタ回路22で生成された電気信号より生理情報記録
装置1のスピーカ8から音響信号が発せられ始めたこと
を検知すれば生理情報再生部14に開始信号を送信する
ものであり、振幅判定部23、周波数判定部24、タイ
マー25を含む構成である。生理情報記録装置1は発す
る音響信号の周波数が予め定められていて、所定範囲の
周波数しか発せられない。この構成により振幅判定部2
3で所定以上の振幅と判定し、周波数判定部24で所定
範囲の周波数と判定し、タイマー25でその状態が所定
時間(例えば1秒)以上続けば、生理情報記録装置1の
スピーカ8から音響信号が発せられ始めたことを検出で
きる。
【0033】生理情報再生部14は、録音部26と平均
値算出部27、比較部28、切替器29、時間演算部3
0、逆数演算部31、記憶部32より成る。
【0034】録音部26はAD変換機能を備えバンドパ
スフィルタ回路21からの信号を所定サンプリング周期
でAD変換を行ない、電圧レベルをデジタル値として記
憶するものである。平均値算出部27は録音部26に記
憶されたデジタル値の平均値を算出してしきい値として
比較部28に出力するものであり、録音部26に時系列
に記憶されたデジタル値の初めから所定個数の平均値を
算出する。比較部28は録音部26に記憶された各デジ
タル値が平均値算出部27で算出されたしき値と比較し
大/小の判定を行い判定結果を時間演算部30に出力す
る。切替器29は録音部26に記憶されたデジタル値を
平均値算出部27に出力するか比較部28に出力するか
を切り替えるものであり、平均値を算出するtこには初
めから所定個数を平均値算出部27に出力し、しきい値
との大小比較をするときには全てのデジタル値を比較部
28に出力するように切り替える。
【0035】時間演算部30は、比較部28の出力の大
/小の切り替わりが所定回数発生するのに要する時間を
演算するものであり、整数部算出部33、小数部算出部
34、加算部35を含んでいる。
【0036】整数部算出部33は比較部28で判定結果
が大から小に切り換わる回数を所定回数(例えば10
回)抽出する間の、録音部26におけるサンプリング回
数をカウントし、このサンプリング回数を整数部として
出力する。小数部算出部34は、二つの小数部を算出す
る。一つは比較部28での判定結果が大から小に切り替
わった初回のサンプリングと1回前のサンプリングの途
中にどこで切り替わったかを初回のデジタル値とその1
回前のデジタル値から直線補間によって算出する。もう
一つは比較部28での判定結果が大から小に切り替わっ
た所定回数目(10回目)のサンプリングとその1回前
のサンプリングの途中にどこで切り替わったかを同様に
所定回数目のデジタル値とその1回前のデジタル値から
直線補間により算出する。加算部35はこの整数部算出
部33で算出される整数部と小数部算出部34で算出さ
れる二つの小数部を加算する。この加算結果が意味する
ものは、加算結果に録音部26におけるサンプリング周
期を乗算すると所定回数の大から小への切り替わりに要
する時間となるものである。即ち、加算部35における
加算結果は所定回数の大から小への切り替わりに要する
時間に比例する値である。
【0037】更に、逆数演算部31は加算部35におけ
る加算結果の逆数を演算する。ここでは所定回数の大か
ら小への切り替わりに要する時間に比例する値の逆数を
演算するので演算結果は周波数に比例する値となる。し
たがってこの逆数に所定の定数を乗算すれば周波数とな
る。このようにして逆数演算部31が演算する周波数
は、マイク部13で受信した音響信号の周波数であり、
即ち生理情報記録装置1から発せられた音響信号の周波
数である。
【0038】そして記憶部32は、逆数演算部31で演
算された周波数データより、生理情報記録装置1の周波
数変調部6で行なった変換の逆の変換を行うことによ
り、元の心電図データをデジタル値として記憶する。生
理情報再生部14は以上の動作を繰り返すことによっ
て、記憶部32に生理情報記録装置1で記録した心電図
データを時系列に記憶することができる。
【0039】表示部15は記憶部32に記憶された時系
列の心電図データをグラフ表示するものである。患者は
表示部15で表示されるグラフにより心電図を確認でき
る。ここで患者は心電図を正しく記録できていると確認
すれば選択操作部16による操作で、心電図データを遠
隔に送信することを指示する。もし、生理情報記録装置
1の不適切な使い方等のために心電図を正しく記録でき
なかった場合には、グラフ表示でそれがわかるので、選
択操作部16を操作せず、遠隔への送信は行なわず、再
度生理情報記録装置1で心電図の記録をやり直せば良
い。
【0040】回線通信部17は選択操作部16から送信
の指示を受けると、記憶部31に記憶されている時系列
の心電図データを通信回線18を介して遠隔の外部端末
19に送信する。回線通信部17は記憶部32のデジタ
ル値を送信するので、外部端末19に送信される心電図
データは表示部15で患者により確認された心電図デー
タと同じである。
【0041】以上のように患者宅で表示部に再生してみ
れば、心電図を正しく記録できなかった場合には、どの
ような測定のしかたをすればどんな失敗になるかを患者
自身が目で見て確認できるので、これを繰り返すと患者
も学習でき正しい使い方が徐々にわかってきて、繰り返
し使用するうちに失敗なく正しく測定できるようになり
使い勝手がよい。
【0042】図3に開始信号送信部22の具体的な電気
回路図の一例を示す。開始信号送信部22は、バンドパ
スフィルタ回路21の出力信号を受け、振幅判定部23
を構成するオペアンプ36、3個の抵抗器37、38、
39と、周波数判定部24とタイマー25の機能を果た
すマイクロコンピュータ40より成る。
【0043】振幅判定部23は、ヒステリシス機能を持
った比較回路として構成しているので、抵抗器37、3
8、39の抵抗値の選定により任意の振幅を閾値として
設定できる。この構成でバンドパスフィルタ回路21の
出力信号の振幅が所定以上あれば、オペアンプ36の出
力信号は矩形波となる。
【0044】マイクロコンピュータ40はこのオペアン
プ36の出力信号を入力とし、周波数判定部24とタイ
マー25の機能を果たす。そして、所定範囲の周波数が
所定時間継続した時に録音部26に開始信号を送信す
る。マイクロコンピュータ40はカウンタ機能があり、
その端子を入力端子として使用している。
【0045】図4にマイクロコンピュータ40のプログ
ラムをフローチャートで示す。図4に示すプログラム
は、所定範囲として1.2〜2.2kHzの周波数が1秒
間連続すれば開始信号を送信する一例である。そのため
に0.1秒間のパルス入力回数Pが120〜220回で
あることが10回連続すれば開始信号を送信するものと
している。
【0046】まず連続回数を数えるカウンタNを0にリ
セットする(S−1)。また0.1秒間のパルス数を数
えるカウンタPを0にリセットする(S−2)。そして
0.1秒の経過を待機する(S−3)。カウンタ機能の
あるマイクロコンピュータ40では、待機中パルス数は
自動的にカウントされる。0.1秒経過したところで、
カウンタPの値が120〜220の範囲にあるかどうか
を確認する(S−4)。
【0047】120〜220の範囲にない場合は、生理
情報記録装置1からの音響信号はないものとして、連続
回数を数えるカウンタNを0にリセットするS−1に戻
る。120〜220の範囲にある場合には連続回数Nを
カウントする(S−5)。その結果Nが10以上になる
かどうかを確認する(S−6)。Nが10未満であれ
ば、S−2に戻り、パルス数のカウンタPを0にするこ
とから繰り返す。Nが10以上であれば、10回連続し
たものとして、開始信号を送信する(S−7)。以上の
プログラムにより、1.2〜2.2kHzの範囲の音響信
号を1秒間連続で受信したことを確認して開始信号を送
信できるのである。
【0048】次に生理情報再生部14の動作について図
5、図6、図7を用いて説明する。録音部26には、例
えば50μsecのサンプリング周期(20kHzのサンプリ
ング周波数)でバンドパスフィルタ回路21からの入力
信号を8ビットでAD変換して、記録している。図5に
おいて横軸は経過時間、縦軸は記録しているデジタル値
とするとX0、X1、X2、・・、Xi−1、Xi・
・、Xnと記録していて、Xsは比較部28がデジタル
値の大小を比較するしきい値である。このしきい値は平
均値算出部27が録音部26に記憶されたデジタル値の
うち最初の所定個数(例えば0.5秒分に相当する1万
個)の平均値を算出したものである。
【0049】比較部28は、X0から順にしきい値Xs
と大小比較した結果を出力する。そして整数部算出部3
3は比較部28の出力が大から小に切り替わる点をまず
抽出する。即ちX0、X1はしきい値Xsより大であり
X2は小であり、まずX2を大から小に切り替わる点と
して抽出し、次に抽出される点は図5においてXiであ
る。そして、この大から小に切り替わる点が所定回数
(例えば10回)抽出される間の録音部26におけるサ
ンプリング回数をカウントする。
【0050】小数部算出部34が算出する二つの小数部
の算出について図6により説明する。初回の大から小に
切り替わる点のデジタル値をXiとし、その前のサンプ
リングのデジタル値をXi−1とすると、図6に示すt
2の部分を小数部として算出する。ここでt2を簡易的
に直線補間で求める。即ち、 t1:t2=(Xi−1−Xs):(Xs−Xi) (式1) であり、またt1とt2の和を1とすると、 t2=(Xs−Xi)/(Xi−1−Xi) (式2) として算出できる。
【0051】また、所定回数目(10回目)の大から小
に切り替わる点を同様にXiとし、その前のサンプリン
グのデジタル値をXi−1とすると図6に示すt1の部
分を小数部として算出するもので、同様の考え方で、 t1=(Xi−1−Xs)/(Xi−1−Xi) (式3) と算出する。このように大から小に切り替わったことを
抽出したサンプリングにおけるデジタル値とその1回前
のサンプリングにおけるデジタル値からサンプリング途
中のどこで大から小に切り替わったかを導き出すには、
直線補間で簡易的に算出でき、それを小数部として扱う
ことで、整数部だけを扱う場合より一桁以上分解能を高
めることができる。
【0052】図7、図8は、生理情報再生部14をマイ
クロコンピュータを用いて以上の動作を実現する場合の
プログラムで、図7は比較部28における判定結果が大
から小に切り替わる初回の点を抽出するま、図8はそれ
以後のフローチャートである。
【0053】図7において、まずS−11からS−14
までのステップで平均値算出部27がしきい値を設定す
るために録音部26に記憶された最初の1万個のデジタ
ル値の平均値を算出する。そのために合計値のXSUM
を0に初期化する(S−11)。そしてデジタル値の数
をiで数えながら(S−12)、合計値XSUMにXi
を加算し続ける。そして1万個のデジタル値の加算が終
わると、合計値XSUMを10000で割ることで平均
値をXsを算出し、それを比較部28での大小判定のし
きい値として設定する。
【0054】次に比較部28での判定結果が初めて大か
ら小に切り替わる点をS−15以下のステップで抽出す
る。まずサンプリングしたデジタル値のカウンタiを0
に戻し(S15)、カウンタiをカウントしながら(S
−16)、録音部26に記憶されたデジタル値Xiがし
きい値Xs以上かどうかを判定し、Xs以上になるまで
処理を繰り返す(S−17)。Xs以上になれば更にカ
ウンタiをカウントしながら(S−18)、次はデジタ
ル値Xiがしきい値Xsより小さいかどうかを判定し、
Xsより小さくなるまで処理を繰り返す(S−19)。
Xsより小さくなれば前記した(式2)によりt2を算
出しておく(S−20)。ここで算出するt2は次の時
間演算のために必要な一つの小数部である。また次のス
テップでのデジタル値判定の準備のためにカウンタiを
更に1カウントして変数kに記憶しておく(S−2
1)。
【0055】更にデジタル値Xiをしきい値Xsと比較
を続けながら時間を演算する処理を図8で説明する。ま
ず初期処理として比較部28における大から小への切り
替わりの抽出のカウンタCCと、サンプリング回数のカ
ウンタSCを0にし、大/小のフラグFを大を意味する
0にしておく(S−22)。そして録音部26に記録さ
れているAD変換のサンプリングn個のデジタル値を調
べるために以下のループを繰り返す(S−23)。
【0056】まずサンプリング回数のカウンタをカウン
トし(S−24)、サンプリングデジタル値Xiがしき
い値Xsより小さいかどうかを比較する(S−25)。
小さくなければフラグFを0にしてループ初期のS−2
2に処理を戻す(S−26)。S−25の比較でしきい
値Xsより小さい場合はフラグFを調べる(S−2
7)。そしてFが0でなければ前回もしきい値Xsより
小さかったので切り替わりではないので、ループ初期の
S−22に処理を戻す。
【0057】S−27において、Fが0であれば前回は
大きく今回は小さくなったので切り替わり点として抽出
できる。その場合にはフラグFを小を意味する1にして
(S−28)、切り替わりのカウンタCCをカウントす
る(S−29)。そしてCCを切り替わり抽出の所定回
数10と比較し(S−30)、10未満であればループ
初期のS−13に処理を戻す。
【0058】S−30においてCCが10以上であれば
ここで小数部t1を演算する。ここでの演算は前記した
(式3)による(S−31)。この時点でのサンプリン
グのカウンタSCが整数部で、そして先に演算したt2
とS―31で演算したt1が小数部である。そしてSC
とt2、t1を加算した値を変数tに代入する(S−3
2)。このtを基に周波数fを演算する。周波数の演算
においてはこのtにサンプリング周期を乗じたものは大
から小への切り替わり10回に要する時間となるので、
その逆数を演算して10倍すれば周波数は演算できる
(S−33)。生理情報記録装置1においては心電図の
電位を所定の関数により周波数に変換しているので、そ
の逆関数を使い周波数fより電位データに変換し、記録
する(S−34)。そして、大から小への切り替わりの
カウンタCC、サンプリングのカウンタSCを0にリセ
ットして(S−35)、次の時間演算のためにt2を演
算する(S―36)。ここで、 t2=1―t1 (式4) としているが、S−31においてt1を算出しているの
で、(式3)より簡易な(式4)で演算して良い。t2
が(式4)で演算できるのは、(式2)と(式3)から
明らかであり、また図6からも明らかである。以上の処
理を行った後ループ初期のS−25に処理を戻す。
【0059】以上のようにしてループを繰り返すことに
より生理情報再生部14の記憶部32には生理情報記録
装置1で記録した心電図を再生したデータが順次記録さ
れていくことになり、それを表示部15でグラフ化して
表示することも可能であり、また回線通信部17より遠
隔にデータ送信することも可能である。
【0060】以上の説明は、生理情報を心電図として説
明したが、心電図はデータ量が多く、また医師などの専
門家以外では取り扱う機会が少ないために効果が大き
く、またアナログ量の時間的変化が重要であり、小数部
算出部を使いながら分解能を高める効果は大きい。同様
に心臓や肺の聴診データや脳波データなどもデータ量が
多く効果が大きい。また、体温や血圧などの検査項目に
おいてはデータ量は少ないが、患者が確認した上で遠隔
に送信する効果は同様である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明の健康情報端
末装置は、患者は自分の生理情報が適切に検出でき、ま
た音響信号をマイクに適切に送信できたことを確認して
から遠隔に通信するので、誤操作による不適切な生理情
報が遠隔に送信されることはなく、生理情報検出に不慣
れな患者であっても安心して操作でき、使い勝手が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における健康情報端末装置の
生理情報記録装置の構成ブロック図
【図2】同健康情報端末装置の生理情報処理装置の構成
ブロック図
【図3】同健康情報端末装置の開始信号送信部の電気回
路図
【図4】同健康情報端末装置の開始信号送信部の動作を
説明するフローチャート
【図5】同健康情報端末装置の生理情報再生部の動作を
説明する音響信号の特性図
【図6】同健康情報端末装置の小数部算出部の動作を説
明する音響信号の特性図
【図7】同健康情報端末装置の生理情報再生部の初期処
理を説明するフローチャート
【図8】同健康情報端末装置の生理情報再生部の主動作
を説明するフローチャート
【図9】従来例の健康情報端末装置の構成ブロック図
【符号の説明】
1 生理情報記録装置 2 生理情報検出部 3 生理情報記録部 10 電極 11 送信部 12 生理情報処理装置 13 マイク部 14 生理情報再生部 15 表示部 16 選択操作部 17 回線通信部 18 通信回線 21 バンドパスフィルタ回路 22 開始信号送信部 23 振幅判定部 24 周波数判定部 25 タイマー 26 録音部 27 平均値算出部 28 比較部 30 時間演算部 31 逆数演算部 33 整数部演算部 34 小数部算出部 35 加算部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者の生理情報を検出し記録する生理
    情報記録装置と、前記生理情報記録装置からの出力信号
    を受け演算、表示、通信等の情報処理を行なう生理情報
    処理装置から成り、前記生理情報記録装置は被験者の生
    理情報を検出する生理情報検出部と、検出した生理情報
    を記録する生理情報記録部と、前記生理情報記録部で記
    録した生理情報を周波数変調して音響信号として出力す
    る送信部を有し、前記生理情報処理装置は前記生理情報
    記録装置の前記送信部から出力される音響信号を受ける
    マイク部と、前記マイク部の出力に基づき元の音響信号
    の周波数を算出することにより前記生理情報記録装置で
    検出した被験者の生理情報を再生する生理情報再生部
    と、前記生理情報再生部で再生した生理情報を被験者な
    どに知らせるために表示する表示部と、前記生理情報再
    生部で再生した生理情報を通信回線を通じて遠隔に送信
    するための回線通信部と、被験者などが前記表示部の表
    示を見て前記回線通信部により送信するか否かを選択し
    て操作する選択操作部を有し、前記生理情報再生部は前
    記マイク部の出力をデジタル的に時系列に記憶する録音
    部と、前記録音部に蓄えられた時系列データとしきい値
    との大小比較を行う比較部と、前期比較部の結果で大小
    の切り替わりが所定回数発生するのに要する時間を算出
    する時間演算部と、前記時間演算部の逆数を算出する逆
    数演算部を有する健康情報端末装置。
  2. 【請求項2】 時間演算部は始点から終点までのデータ
    数をカウントする整数部算出部と、始点前後および終点
    前後のデータより補間演算を行うことでサンプリング間
    隔の途中で発生した大小の切り替わりのタイミングを算
    出する小数部算出部と、前記整数部算出部と前記小数部
    算出部で算出された整数部と小数部を加算する加算部を
    有する請求項1記載の健康情報端末装置。
  3. 【請求項3】 小数部算出部は始点前後および終点前後
    の2つのデータを直線補間する請求項2記載の健康情報
    端末装置。
  4. 【請求項4】 生理情報再生部は録音部に記憶されたデ
    ータの平均値を算出する平均値算出部を有し、前記平均
    値算出部で算出された平均値をしきい値とする請求項1
    記載の健康情報端末装置。
  5. 【請求項5】 マイク部は生理情報記録装置の発する音
    響信号の周波数付近にピークを持たせたバンドパスフィ
    ルタ回路を有する請求項1記載の健康情報端末装置。
  6. 【請求項6】 マイク部は生理情報記録装置から生理情
    報信号の受信を開始したことを検出して生理情報再生部
    に開始信号を送信する開始信号送信部を有し、前記開始
    信号送信部は振幅の大きさが所定以上であることを検出
    する振幅判定部と、周波数が所定範囲であることを判定
    する周波数判定部と、所定範囲の周波数が所定時間継続
    することを検出するタイマーを有し、所定以上の振幅で
    所定範囲の周波数が所定時間継続したときに開始信号を
    送信する請求項1記載の健康情報端末装置。
  7. 【請求項7】 生理情報記録装置は心電図を検出するた
    めの複数の電極を有する請求項1〜6のいずれか1項に
    記載の健康情報端末装置。
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