JP2002183511A - 使用履歴を考慮した機械の販売方法 - Google Patents

使用履歴を考慮した機械の販売方法

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JP2002183511A
JP2002183511A JP2000375594A JP2000375594A JP2002183511A JP 2002183511 A JP2002183511 A JP 2002183511A JP 2000375594 A JP2000375594 A JP 2000375594A JP 2000375594 A JP2000375594 A JP 2000375594A JP 2002183511 A JP2002183511 A JP 2002183511A
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JP2000375594A
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Hidetada Fukushima
英忠 福島
Katsunobu Nakajima
勝信 中嶋
Hiroshi Inui
寛 乾
Nobuyuki Arashima
伸之 荒島
Hideyuki Wakai
秀之 若井
Takashi Kurihara
栗原  隆
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが受注した工事などの稼働環境、建
設機械の保守管理、使用実績及び負荷条件などの外的要
因を考慮することで、建設機械のレンタル/リース契
約、保守契約の価格設定を行い、また、ユーザーから中
古の建設機械の引取り価格設定を行うなど使用履歴を考
慮した機械の販売方法に関する技術を提供する点にあ
る。 【解決手段】 図1に示すように、本実施の形態1に係
る使用履歴を考慮した機械の販売方法を実行する構成
は、建設機械(機械、車両)のユーザーに対する見積り
算出を行う標準残存価値算出手段10と、見積り算出手
段10Xと、標準条件データベース(標準条件、標準条
件DB)20と、稼働環境条件データベース(稼働環境
条件、稼働環境条件DB)30と、使用条件データベー
ス(使用条件、使用条件DB)40と、保守実績データ
ベース(保守実績、保守実績DB)50と、負荷条件デ
ータベース(負荷条件、負荷条件DB)60とで概略構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機械の販売方法に関
し、特にユーザーでの機械の使われ方の把握に基づく使
用履歴を考慮した機械の販売方法に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械の営業活動において、各
々のユーザーに対して一律に建設機械、中古建設機械、
補給部品、用品などを見積り、その都度販売価格、レン
タル/リース契約の価格の交渉を行っていた。
【0003】また、中古建設機械の売買において、使用
期間や稼働時間をもとに車両の価格が決定され、更に、
中古建設機械は使われ方による劣化度合いの判別が困難
であるために保守契約は新車購入時に締結することが行
われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。
【0005】レンタル/リース契約の見積り価格設定
時、ユーザーの受注した工事などの条件やユーザーでの
建設機械の使われ方や使用履歴を考慮せずに見積り価格
が算出されることで、契約当事者双方ともに建設機械の
劣化に基づく標準残存価値の評価や、保守契約における
保守費用に関するリスクが発生することが多かった。
【0006】また、中古建設機械の買取り査定は稼働時
間と外観とから判別され、一般に見積り精度が低く、実
質価値と異なる価格で売買されるという問題点があっ
た。
【0007】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ユーザーが受注し
た工事などの稼働環境、建設機械の保守管理、使用実績
及び負荷条件などの外的要因を考慮することで、建設機
械のレンタル/リース契約、保守契約の価格設定を行
い、また、ユーザーから中古の建設機械の引取り価格設
定を行うなど使用履歴を考慮した機械の販売方法に関す
る技術を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、道路・建設などの工事を行う機械に使用される
潤滑油など消耗品の交換を含む標準保守時間の情報を有
する標準条件と、勾配現場や高地地域など前記工事の稼
働環境毎に、ランク付けされる稼働環境ランクと、燃料
や前記潤滑油の高質・低質の組合せ毎に、ランク付けさ
れる使用ランクとを予め設定する第1のステップと、前
記標準保守時間と、ユーザーの保守履歴による前記消耗
品の交換時間との比較に基づき、前記ユーザーの保守実
績ランクを設定する第2のステップと、対象となる工事
に該当する前記稼働環境ランクと、対象となるユーザー
に該当する前記使用ランクと、前記保守実績ランクとに
基づき、前記機械の標準残存価値を時系列に算出する第
3のステップと、算出された前記標準残存価値に基づ
き、前記機械のリース販売やレンタル販売の見積り算出
を行う第4のステップとを備えることを特徴とする使用
履歴を考慮した機械の販売方法に存する。請求項2記載
の本発明の要旨は、前記第1のステップは、前記工事で
の砂塵地域、高地地域、勾配現場や積上り、積下がりな
どの作業条件に基づき、前記稼働環境ランクを設定する
ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の使用
履歴を考慮した機械の販売方法に存する。請求項3記載
の本発明の要旨は、前記第1のステップは、前記機械に
使用される高質・低質潤滑油や高質・低質燃料など品質
の組合せに基づき、前記使用ランクを設定するステップ
を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の使用履
歴を考慮した機械の販売方法に存する。請求項4記載の
本発明の要旨は、前記第2のステップは、前記標準保守
時間と、前記ユーザーの保守履歴における前記交換時間
とを比較して、標準時間通り、該標準時間より所定割合
での遅れ、交換しない等の実績に基づき、前記保守実績
ランク設定するステップを含むことを特徴とする請求項
1乃至3のいずれかに記載の使用履歴を考慮した機械の
販売方法に存する。請求項5記載の本発明の要旨は、前
記第3のステップは、前記機械毎に設定された、前記工
事における軽負荷、普通、過酷などの負荷ランクに基づ
き、前記機械の標準残存価値を補正し、時系列に算出し
直すステップを含むことを特徴とする請求項1乃至4の
いずれかに記載の使用履歴を考慮した機械の販売方法に
存する。請求項6記載の本発明の要旨は、前記第3のス
テップは、前記ユーザーが所有する機械の標準残存価値
を、時系列に算出する第5のステップを含み、前記第4
のステップは、前記第5のステップにおいて算出され
た、前記ユーザーが所有する機械の残存価格に基づき、
前記ユーザーから引取る機械の見積り算出を行うステッ
プを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
記載の使用履歴を考慮した機械の販売方法に存する。請
求項7記載の本発明の要旨は、時系列に算出された前記
残存価格に基づき、使用期間あたり、又は、稼働時間あ
たりの保守契約の見積り算出をすることを特徴とする請
求項1乃至6のいずれかに記載の使用履歴を考慮した機
械の販売方法に存する。請求項8記載の本発明の要旨
は、前記ユーザーによる前記機械の所定期間使用後、又
は、所定稼働時間使用後、時系列に算出された前記残存
価格に基づき、使用期間あたり、又は、稼働時間あたり
の保守契約の見積り算出をすることを特徴とする請求項
1乃至7のいずれかに記載の使用履歴を考慮した機械の
販売方法に存する。請求項9記載の本発明の要旨は、前
記ユーザーによる前記機械の所定期間使用毎、又は、所
定稼働時間使用毎に、時系列に算出された前記残存価格
に基づき、使用期間あたり、又は、稼働時間あたりの保
守契約の見積り算出をすることを特徴とする請求項1乃
至8のいずれかに記載の使用履歴を考慮した機械の販売
方法に存する。請求項10記載の本発明の要旨は、前記
第3のステップは、前記ユーザーが行う工事期間の季節
や市況などの情報を含む需要因子と、前記ユーザーでの
機械の購入実績などの顧客情報と、前記標準残存価値と
に基づき、補正された見積りを算出する第6のステップ
を含み、該第6のステップは、前記需要因子における需
要が少ない場合や、購入実績が大きい場合に補正された
前記見積りの値引するステップを含むことを特徴とする
請求項1乃至9のいずれかに記載の使用履歴を考慮した
機械の販売方法に存する。請求項11記載の本発明の要
旨は、前記機械の販売などを行うメーカを含むサービス
提供者のサーバからインターネットなどのネットワーク
を介して、前記ユーザーの端末に、時系列に算出された
前記残存価格に基づく情報が送信され、前記ユーザーに
よる前記機械の購買を促すことを特徴とする請求項1乃
至10のいずれかに記載の使用履歴を考慮した機械の販
売方法に存する。請求項12記載の本発明の要旨は、請
求項1乃至11に記載の使用履歴を考慮した機械の販売
方法を実行可能なプログラムが記録された記憶媒体に存
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1
に係る使用履歴を考慮した機械の販売方法を実行する構
成を示す図である。
【0011】図1に示すように、本実施の形態1に係る
使用履歴を考慮した機械の販売方法を実行する構成は、
建設機械(機械、車両)のユーザーに対する見積り算出
を行う標準残存価値算出手段10と、見積り算出手段1
0Xと、標準条件データベース(標準条件、標準条件D
B)20と、稼働環境条件データベース(稼働環境条
件、稼働環境条件DB)30と、使用条件データベース
(使用条件、使用条件DB)40と、保守実績データベ
ース(保守実績、保守実績DB)50と、負荷条件デー
タベース(負荷条件、負荷条件DB)60とで概略構成
される。
【0012】標準条件データベース(標準条件DB)2
0は、道路・建設などの工事を行う機械の機種毎に、使
用されるエンジンオイル、トランスミッションオイル、
作動機オイルなど消耗品の交換を含む保守管理の標準保
守時間が設定される。
【0013】稼働環境条件データベース(稼働環境条件
DB)30では、機種毎に、砂塵地域、高地地域、勾配
現場などの稼働環境に対応する稼働環境ランクが設定さ
れる。
【0014】使用条件データベース(使用条件DB)4
0では、機種毎に、燃料や潤滑油に関して、低質・高質
潤滑油、低品・高質燃料など品質の組合せに対応する使
用ランクが設定される。
【0015】保守実績データベース(保守実績DB)5
0では、標準条件DB20とユーザーにおける機械のユ
ーザー保守履歴(保守履歴)50Xとを比較し、機種毎
に、消耗品の交換時間などの保守管理が標準保守時間通
り、所定時間の遅延、保守しないなどの保守履歴に対応
する保守実績ランクが設定される。
【0016】負荷条件データベース(負荷条件DB)6
0では、工事において、機械に負荷される軽負荷、普通
負荷、過酷負荷に対応する負荷条件ランクFKが設定さ
れる。
【0017】標準残存価値算出手段10は、保守実績D
B50と、稼働環境条件DB30と、使用条件DB40
と負荷条件DB60と総合ランクTBL70とに基づ
き、機械の標準残存価値E60Xを時系列に算出する。
【0018】見積り算出手段10Xは、時系列に算出さ
れた機械の標準残存価値E60Xに基づき、見積り97
を算出する。また、対象となる機械を、ユーザーが所有
する機械に置き換えることで、ユーザーからの機械の引
取り価格の見積り97を算出することができる。
【0019】また、時系列に算出された機械の標準残存
価値E60Xに基づき、機種毎の保守契約の見積り算出
をすることができる。また、現在、保守契約を締結して
いないユーザーに対しても、機械の標準残存価値E60
Xを時系列に算出することで、所定の期間(例えば80
00時間)経過以降の保守契約の見積りも可能となる。
【0020】図2は、図1の標準条件DB20における
内容の一例を示す図である。機械の機種SP1、SP
2、SP3毎に、交換部品や潤滑油PT1など消耗品の
交換など、保守管理について標準保守時間TMが設定さ
れる。エンジンオイルIM1、トランスミッションオイ
ルIM2、作動機オイルIM3毎に、各々500時間
(500h)、1000時間(1000h)、1000
時間(1000h)の標準保守時間TMが設定される
(図中、○印で示す)。
【0021】図3は、図1の稼働環境条件DB30にお
ける内容の一例を示す図である。機械の機種SP1、S
P2、SP3毎に、稼働環境に応じて稼働環境ランクK
R10が設定される。砂塵地域KN1は「C」、高地地
域KN2は「B」、勾配現場KN3の積下がりKN4は
「A」、積上りKN5は「B」に設定される。図3で
は、機種SP1について、勾配現場KN3の積下がりK
N4の「A」が選択されていることを示す。
【0022】図4は、図1の使用条件DB40における
内容の一例を示す図である。機械の機種SP1、SP
2、SP3毎に、潤滑油PT1のエンジンオイルIM
1、トランスミッションオイルIM2、作動機オイルI
M3について、高質・低質潤滑油と低質・高質燃料との
組合せに対応する使用ランクSRが設定される。エンジ
ンオイルIM1の場合、組合せKM1(低質潤滑油・低
質燃料)は「C」、組合せKM2(高質潤滑油・低質燃
料)は「B」、組合せKM3(高質潤滑油・高質燃料)
は「A」に設定される。図4では、機種SP1につい
て、組合せKM3(高質潤滑油・高質燃料)の「A」が
選択されていることを示す。
【0023】図5は、図1の保守実績DB50における
内容の一例を示す図である。機械の機種SP1、SP
2、SP3毎に、交換部品や潤滑油PT1など消耗品の
交換など保守管理について保守実績ランクHRが設定さ
れる。図1の保守履歴50Xと図2の標準条件DB20
とが保守実績について比較され、図5において、機種S
P1は標準保守時間HR1の「A」、機種SP2は標準
時間より20%遅れHR2の「B」、機種SP3は保守
しないHR3の「C」が選択されていることを示す。
【0024】図6は、図1の負荷条件DB60における
内容の一例を示す図である。機種SP1、SP2、SP
3毎に、機械に対する負荷条件ランクFKが設定され
る。図6において、機種SP1は普通負荷FK2の
「B」、機種SP2は軽負荷FK1の「A」、機種SP
3は過酷負荷FK3の「C」が選択されていることを示
す。
【0025】図7は、図1の標準残存価値算出手段10
が生成する総合ランクTBL70の一例を示す図であ
る。標準残存価値算出手段10は、機種SP1、SP
2、SP3毎に、稼働環境ランクKR10と使用ランク
SRと保守実績ランクHRと負荷条件ランクFKとに基
づき、総合ランクTRを算出して、総合ランクTBL
(総合ランクテーブル)70を生成する。図7におい
て、各々の総合ランクTRは、機種SP1が「94」、
機種SP2が「70」、機種SP3が「50」のように
算出される。この算出される数値は、稼働環境ランクK
R10と使用ランクSRと保守実績ランクHRと負荷条
件ランクFKとに設定される「A」、「B」、「C」の
組合せに対応して、予め設定されている。
【0026】また、標準残存価値算出手段10は、機械
の初期価格に、生成された総合ランクTBL70の総合
ランクTRの数値と、所定の時間又は所定の稼働時間を
掛けることで、機械の標準残存価値E60Xを時系列に
算出することができる。
【0027】見積り算出手段10Xは、標準残存価値E
60Xに基づき、見積り97を算出する。
【0028】図8は、図1の見積り97を算出するため
のデータベース表示の一例を示す図である。お客様(ユ
ーザー)P10と機種SPとが選定された後、稼働環境
条件30と使用条件40とが設定される。機種SP毎
に、稼働環境条件30では、砂塵地域P72、高地P7
4、勾配P76などの稼働環境が選択される。また、使
用条件40では、使用燃料P82(軽油・A重油等)、
硫黄分(パーセント)、潤滑油P84の種類が選択され
ることで高質・低質燃料と高質・低質潤滑油の組合せが
設定される。
【0029】図1の保守履歴50Xを更新するために、
計測情報D90の表示と更新とを行うこともできる。ま
た、計測情報D90は、稼働機械情報、オイル分析及び
足回り計測を含む。
【0030】図8の見積り97における新車見積りE1
0は、後述する実施の形態2における顧客情報や需要因
子に基づき、値引率などを考慮し価格を設定する。
【0031】図1の見積り算出手段10Xは、使用期間
あたりの時系列に算出された標準残存価値E60Xに基
づき、使用期間あたり見積りE20を算出する。また、
稼働時間あたりの時系列に算出された標準残存価値E6
0Xに基づき、稼働時間あたり見積りE30を算出す
る。
【0032】保守契約E21とレンタル契約E22とリ
ース契約E23とは、使用期間あたり見積りE20に含
まれる。また、保守契約E31とレンタル契約E32と
リース契約E33とは、稼働時間あたり見積りE30に
含まれる。
【0033】なお、標準残存価値E60Xは、ユーザー
から機械を買取る時の中古車見積り(残存価値)E40
だけでなく、他のユーザーに中古車として販売する時に
も販売時の資料に利用できる。
【0034】また、ユーザーの端末からインターネット
などのネットワークを介して、機械メーカなどのサービ
ス供給者のサーバにアクセスすることで、図8の見積り
97を出力又は表示をすることができる。
【0035】図8を端末に表示する際、メニューからの
ジャンプ先として、必要建機リコメンドM01、サービ
スマネージャM02(重機管理システムへ)、保守契約
M04、修理履歴(累積修理費)M05、パーツブック
M06(リコメンド部品一覧)、採算シミュレーション
M07が表示される。
【0036】図9は、図1の標準残存価値E60Xの推
移の一例を示す図である。第1の価値推移60LAは、
図7の総合ランクTRの値が100(最大)の場合、稼
働時間RMHあたりの時系列に算出された標準残存価値
E60Xを示す。第2の価値推移60LBは、ユーザー
での機械の使われ方を考慮した総合ランクTRの値を適
用した場合の標準残存価値E60Xの推移を示す。
【0037】標準残存価値E60Xは、稼働時間RMH
に伴い減少するが、保守管理を行った時、一時標準残存
価値が高くなり、再び減少する。
【0038】実施の形態1に係る使用履歴を考慮した機
械の販売方法は上記の如く構成されているので、以下に
掲げる効果を奏する。
【0039】中古車査定を外観だけではなく、ユーザー
での機械の使われ方、オペレータの技量、作業条件、個
々の機械への負荷率、稼働環境条件、使用条件を加味し
て行うので売買当事者にとって機械の実質価値に基づく
取引きができる。
【0040】保守契約の締結時点からユーザーでの機械
に関する条件や使われ方のデータを有するデータベース
を作成しておくことで、中古車査定の時点での外観に基
づく見積りとそのデータベースに基づく見積りとの差異
をフィードバックすることで、中古車査定のためのデー
タベースの精度を高めることができる。
【0041】保守契約の見積り時、ユーザーでの機械の
使われ方、オペレータの技量、作業条件、個々の機械へ
の負荷率、稼働環境条件、使用条件などの使われ方のラ
ンク付けを設定しておくことで見積り精度を高めること
ができる。
【0042】保守契約に関する保守整備、修理契約のう
ち、新車購入時からの保守整備契約が終了し(例えば、
サービスメータ8000時間以降)、その後に保守契約
に関する保守整備、修理契約及びその延長場線上にある
中古車査定が容易にできる。
【0043】なお、保守契約における保守整備、修理の
収支をユーザーに公開し、所定の期間毎(例えば年1
回)に条件の見直しができるような保守契約の設定もで
きる。所定の期間毎に保守契約の見直しをすることで、
当初の契約時での車両の状態予想と契約見直し時点での
車両の実態とがきめ細かく比較され、データベースの精
度が高まる。
【0044】保守整備、修理契約を締結後でも、VE
(バリューエンジニアリング)の提案を織り込めるよう
な契約が締結できる。
【0045】(実施の形態2)図10は、本実施の形態
2に係る使用履歴を考慮した機械の販売方法を実行する
構成の他の一例を示す図である。
【0046】図10に示すように、本実施の形態2にお
いては、補正見積り手段10Zが図1の標準残存価値E
60Xを入力し、顧客情報200と工事期間情報を含む
需要因子P40とに基づき、見積り97Yを算出する。
【0047】補正見積り手段10Zは、価格補正手段6
0Yと見積り算出手段10Yとで構成される価格補正手
段60Yは、標準残存価値E60Xと顧客情報200と
需要因子P40とに基づき、補正見積りデータを出力す
る。見積り算出手段10Yは、補正見積りデータから見
積り97Yを算出する。
【0048】需要因子P40は、ユーザーが行う工事期
間の季節、決算時期、市況などの情報を含み、対象とな
る期間が機械の不需要期間や、市況低迷の場合は、値引
率を大きくするなどの補正に利用される。
【0049】顧客情報200は、ユーザーの会社規模や
資産状況に基づく顧客ランク、機械の操作者のオペ技
量、機械の購入実績、営業マンの情報などを含み、顧客
ランクが上位、オペ技量が上級、購入実績が大きいなど
の場合、値引率を大きくする補正に利用される。
【0050】また、営業マンの情報は、将来の営業戦略
を考慮し、重点営業顧客の対象になる場合は、値引率を
大きくする補正に利用される。
【0051】その他の構成要素は、実施の形態1と同様
なので説明を省略する。
【0052】実施の形態2に係る使用履歴を考慮した機
械の販売方法は上記の如く構成されているので、実施の
形態1が奏する効果の他に、以下に掲げる効果を奏す
る。
【0053】顧客情報200と工事期間情報を含む需要
因子P40とに基づき、見積り97Yを算出すること
で、機械の使用実績だけでなく、機械の市況価格や需給
状態も含めた見積り97Yを算出することできる。
【0054】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な、使用
履歴を考慮した機械の販売方法に関する技術に適用する
ことができる。
【0055】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0056】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0057】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。
【0058】ユーザーでの車両の実際の使われ方に応じ
て見積りを算出するため、精度の高いコスト予想計算に
基づいた見積りをユーザーに提出できる。また、サービ
ス供給側のリスクも低減できる。
【0059】中古車査定を外観だけではなく、ユーザー
での機械の使われ方、オペレータの技量、作業条件、個
々の機械への負荷率、稼働環境条件、使用条件を加味し
て行い、また、保守契約の締結時点からユーザーでの機
械に関する条件や使われ方のデータを有するデータベー
スを作成して、外観に基づく見積りとデータベースに基
づく見積りとの差異をフィードバックすることで、中古
車査定のためのデータベースの精度を高めることで中古
車両の売買において機械の実質価値に基づく取引きがで
きる。
【0060】保守契約の見積り時、ユーザーでの機械の
使われ方、オペレータの技量、作業条件、個々の機械へ
の負荷率、稼働環境条件、使用条件などの使われ方のラ
ンク付けを設定しておくことで見積り精度を高め、契約
当事者双方の費用に関するリスクを低減できる。
【0061】所定の期間経過後に保守整備契約が終了し
た場合でも、保守契約に関する保守整備、修理契約及び
その延長場線上にある中古車査定が容易にできる。ま
た、所定の期間毎に保守契約の見直しをすることで、当
初の契約時での車両の状態予想と契約見直し時点での車
両の実態とがきめ細かく比較され、ユーザーにおける機
種毎のデータベースの精度が高まり、工事等の案件全体
のコストが正確に算出される。
【0062】顧客情報や工事期間情報を標準残存価格算
出のための補正に利用することで、機械の使用実績だけ
でなく、機械の市況価格や需給状態も含めた見積りを算
出することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る使用履歴を考慮し
た機械の販売方法を実行する構成を示す図である。
【図2】図1の標準条件DBにおける内容の一例を示す
図である。
【図3】図1の稼働環境条件DBにおける内容の一例を
示す図である。
【図4】図1の使用条件DBにおける内容の一例を示す
図である。
【図5】図1の保守実績DBにおける内容の一例を示す
図である。
【図6】図1の負荷条件DBにおける内容の一例を示す
図である。
【図7】図1の標準残存価値算出手段が生成する総合ラ
ンクTBLの一例を示す図である。
【図8】図1の見積りを算出するためのデータベース表
示の一例を示す図である。
【図9】図1の標準残存価値の推移の一例を示す図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態2に係る使用履歴を考慮
した機械の販売方法を実行する構成の他の一例を示す図
である。
【符号の説明】
D90 計測情報 E10 新車見積り E20 使用期間あたり見積り E21、E31 保守契約 E22、E32 レンタル契約 E23、E33 リース契約 E30 稼働時間あたり見積り E40 中古車見積り(残存価値) E60X 標準残存価値 FK 負荷条件ランク FK1 軽負荷 FK2 普通負荷 FK3 過酷負荷 HR 保守実績ランク HR1 標準保守時間 HR2 標準時間より20%遅れ HR3 保守しない IM1 エンジンオイル IM2 トランスミッションオイル IM3 作動機オイル KM1、KM2、KM3 組合せ KN1 砂塵地域 KN2 高地地域 KN3 勾配現場 KN4 積下がり KN5 積上り KR10 稼働環境ランク M01 必要建機リコメンド M02 サービスマネージャ M04 保守契約 M05 修理履歴(累積修理費) M06 パーツブック M07 採算シミュレーション P10 お客様(ユーザー) P40 需要因子 P72 砂塵地域 P74 高地 P76 勾配 P82 使用燃料 P84 潤滑油 PT1 潤滑油 RMH 稼働時間 SP、SP1、SP2、SP3 機種 SR 使用ランク TM 標準保守時間 TR 総合ランク 10 標準残存価値算出手段 10X、10Y 見積り算出手段 10Z 補正見積り手段 20 標準条件データベース(標準条件、標準条件D
B) 30 稼働環境条件データベース(稼働環境条件、稼働
環境条件DB) 40 使用条件データベース(使用条件、使用条件D
B) 50 保守実績データベース(保守実績、保守実績D
B) 50X ユーザー保守履歴(保守履歴) 60 負荷条件データベース(負荷条件、負荷条件D
B) 60LA 第1の価値推移 60LB 第2の価値推移 60Y 価格補正手段 70 総合ランクTBL(総合ランクテーブル) 97、97Y 見積り 200 顧客情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 寛 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所内 (72)発明者 荒島 伸之 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所内 (72)発明者 若井 秀之 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所中央研究所内 (72)発明者 栗原 隆 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所中央研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路・建設などの工事を行う機械に使用
    される潤滑油など消耗品の交換を含む標準保守時間の情
    報を有する標準条件と、勾配現場や高地地域など前記工
    事の稼働環境毎に、ランク付けされる稼働環境ランク
    と、燃料や前記潤滑油の高質・低質の組合せ毎に、ラン
    ク付けされる使用ランクとを予め設定する第1のステッ
    プと、 前記標準保守時間と、ユーザーの保守履歴による前記消
    耗品の交換時間との比較に基づき、前記ユーザーの保守
    実績ランクを設定する第2のステップと、 対象となる工事に該当する前記稼働環境ランクと、対象
    となるユーザーに該当する前記使用ランクと、前記保守
    実績ランクとに基づき、前記機械の標準残存価値を時系
    列に算出する第3のステップと、 算出された前記標準残存価値に基づき、前記機械のリー
    ス販売やレンタル販売の見積り算出を行う第4のステッ
    プとを備えることを特徴とする使用履歴を考慮した機械
    の販売方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のステップは、前記工事での砂
    塵地域、高地地域、勾配現場や積上り、積下がりなどの
    作業条件に基づき、前記稼働環境ランクを設定するステ
    ップを含むことを特徴とする請求項1に記載の使用履歴
    を考慮した機械の販売方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のステップは、前記機械に使用
    される高質・低質潤滑油や高質・低質燃料など品質の組
    合せに基づき、前記使用ランクを設定するステップを含
    むことを特徴とする請求項1又は2に記載の使用履歴を
    考慮した機械の販売方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のステップは、前記標準保守時
    間と、前記ユーザーの保守履歴における前記交換時間と
    を比較して、標準時間通り、該標準時間より所定割合で
    の遅れ、交換しない等の実績に基づき、前記保守実績ラ
    ンク設定するステップを含むことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の使用履歴を考慮した機械の販
    売方法。
  5. 【請求項5】 前記第3のステップは、前記機械毎に設
    定された、前記工事における軽負荷、普通、過酷などの
    負荷ランクに基づき、前記機械の標準残存価値を補正
    し、時系列に算出し直すステップを含むことを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の使用履歴を考慮し
    た機械の販売方法。
  6. 【請求項6】 前記第3のステップは、前記ユーザーが
    所有する機械の標準残存価値を、時系列に算出する第5
    のステップを含み、 前記第4のステップは、前記第5のステップにおいて算
    出された、前記ユーザーが所有する機械の残存価格に基
    づき、前記ユーザーから引取る機械の見積り算出を行う
    ステップを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の使用履歴を考慮した機械の販売方法。
  7. 【請求項7】 時系列に算出された前記残存価格に基づ
    き、使用期間あたり、又は、稼働時間あたりの保守契約
    の見積り算出をすることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載の使用履歴を考慮した機械の販売方法。
  8. 【請求項8】 前記ユーザーによる前記機械の所定期間
    使用後、又は、所定稼働時間使用後、時系列に算出され
    た前記残存価格に基づき、使用期間あたり、又は、稼働
    時間あたりの保守契約の見積り算出をすることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれかに記載の使用履歴を考慮
    した機械の販売方法。
  9. 【請求項9】 前記ユーザーによる前記機械の所定期間
    使用毎、又は、所定稼働時間使用毎に、時系列に算出さ
    れた前記残存価格に基づき、使用期間あたり、又は、稼
    働時間あたりの保守契約の見積り算出をすることを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれかに記載の使用履歴を考
    慮した機械の販売方法。
  10. 【請求項10】 前記第3のステップは、 前記ユーザーが行う工事期間の季節や市況などの情報を
    含む需要因子と、前記ユーザーでの機械の購入実績など
    の顧客情報と、前記標準残存価値とに基づき、補正され
    た見積りを算出する第6のステップを含み、 該第6のステップは、前記需要因子における需要が少な
    い場合や、購入実績が大きい場合に補正された前記見積
    りの値引するステップを含むことを特徴とする請求項1
    乃至9のいずれかに記載の使用履歴を考慮した機械の販
    売方法。
  11. 【請求項11】 前記機械の販売などを行うメーカを含
    むサービス提供者のサーバからインターネットなどのネ
    ットワークを介して、前記ユーザーの端末に、時系列に
    算出された前記残存価格に基づく情報が送信され、前記
    ユーザーによる前記機械の購買を促すことを特徴とする
    請求項1乃至10のいずれかに記載の使用履歴を考慮し
    た機械の販売方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11に記載の使用履歴を
    考慮した機械の販売方法を実行可能なプログラムが記録
    された記憶媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013084199A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Nissan Motor Co Ltd 賃貸料金設定装置および賃貸料金設定方法
JP2014179049A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Kyocera Document Solutions Inc 営業支援システムおよび営業支援プログラム
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US20210142395A1 (en) * 2018-03-30 2021-05-13 Honda Motor Co., Ltd. Rental management device for work machine, rental management method for work machine, and rental management program for work machine
KR102576545B1 (ko) * 2022-11-09 2023-09-08 예주산업(주) 중장비를 사용하는 건설사와 공동전산망 구축을 통한 중장비 임대 시스템 및 방법

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