JP2002183432A - データ抽出方法、データ操作方法、債権情報抽出方法、データベースシステム、債権商品化処理装置、記憶媒体及びコンピュータプログラム - Google Patents

データ抽出方法、データ操作方法、債権情報抽出方法、データベースシステム、債権商品化処理装置、記憶媒体及びコンピュータプログラム

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JP2002183432A
JP2002183432A JP2000380199A JP2000380199A JP2002183432A JP 2002183432 A JP2002183432 A JP 2002183432A JP 2000380199 A JP2000380199 A JP 2000380199A JP 2000380199 A JP2000380199 A JP 2000380199A JP 2002183432 A JP2002183432 A JP 2002183432A
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Yoshiyuki Kaniwa
義之 鹿庭
Kazuyori Yamamori
一頼 山森
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DAIWA BANK Ltd
IBM Japan Ltd
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DAIWA BANK Ltd
IBM Japan Ltd
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベースから一定量のデータを抽出する
手法として、2次元以上の特定の構成比を持つ結果デー
タを選択する作為的抽出を正しく行うことができるデー
タ抽出方法を提供する。 【解決手段】 母体データ群から所定のデータの集合を
抽出するデータ抽出方法において、抽出すべきデータ集
合の要素であるデータの属性の構成比を設定するステッ
プと、母体データ群中に存在するこの属性を持つ対応デ
ータの量である抽出可能量を取得するステップと、設定
された構成比に基づいてこの属性ごとに母体データ群か
ら抽出すべきデータ量である抽出データ量を計算するス
テップと、この構成比に基づいて算出された抽出データ
量のうち、所定の属性における抽出データ量がこの属性
を持つ対応データの抽出可能量を上回っている場合に、
この抽出データ量がこの抽出可能量以下となり、かつこ
の構成比を一定の範囲で保持するように、この抽出デー
タ量を調整するステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースから
一定量のデータをランダムに抽出する手法として、多次
元の構成比を持つ結果データを選択する作為的抽出を行
う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データベース中から一定量のデータをラ
ンダム抽出する代表的な手法として、データベース中の
データを乱数順に、一定量に至るまで無作為に取り出す
無作為抽出がある。データベース問合せシステムにおい
ては、取得しようとするデータに関して所定の項目が所
定の値を取るというような条件を指定し、当該条件に合
致するデータを抽出する場合がある。この場合において
も、当該条件を満足するデータ群の中から、上記のよう
な無作為抽出(ランダム抽出)によりデータ(結果デー
タ)が取得される。
【0003】さらに、データベース中から複数の条件に
対して特定の構成比を持つ結果データを抽出する方法と
しては、1.抽出すべき一定量のデータ内容を少しずつ
変化させながら目的の構成比のものを発見するまで繰り
返す方法と、2.目的の構成比となるように、対象条件
を満足するデータの抽出量を条件ごとに予め決めてお
き、条件ごとに当該抽出量に相当する量のデータを抽出
する方法とがある。
【0004】上記1の方法は、発見的手法であるので、
最悪の場合、データの可能な組合せの全てを調べること
になる。その計算コストは、n個のデータベースの場
合、2のn乗である。これは、nが大きくなると指数関
数的に計算コストが増えるため、計算機でも処理しきれ
なくなるNP問題(Non-Polynominal問題)という問題
を引き起こす。したがって、数万件を超えるデータベー
スから結果データを抽出する場合の計算コストは天文学
的数値となってしまう。
【0005】また上記2の方法は、例えば、条件1に関
して値Aのデータと値Bのデータとの比が6:4となる
ような一定量1000のデータをランダム抽出したい場
合を考える。この場合、条件1=Aのデータを600、
条件1=Bのデータを400それぞれランダム抽出し、
その後に得られたデータを足し合わせることにより所望
の結果データが得られる。結果データの構成比を定義付
ける対象条件が2種類以上である場合(このような場合
を2次元以上の構成比を持つという)は、各条件の組合
せ(組合せ条件)を考え、各条件の構成比率の積を、当
該組合せ条件ごとのデータの抽出量とする。例えば、条
件1に関して値Aのデータと値Bのデータとの比が6:
4であり、条件2に関して値Cのデータと値Dのデータ
との比が比7:3となるようなデータを抽出したい場合
を考える。この場合、条件1と条件2の組合せとして、
AC(条件1=A、条件2=C)、AD(条件1=A、
条件2=D)、BC(条件1=B、条件2=C)、BD
(条件1=B、条件2=D)の4種類が考えられる。し
たがって、それぞれの条件の組合せにおける目標抽出量
の比率を、ACのデータが42(=6×7)、ADのデ
ータが18(=6×3)、BCのデータが28(=4×
7)、BDのデータが12(=4×3)とすることがで
きる。
【0006】ところで、近年、金融機関などにおいて、
資金調達などの目的で金銭債権の流動化が行われるよう
になっている。かかる債権流動化のスキームは様々であ
るが、多くは、MBS(Mortgage Backed Securities)
に代表されるような、多数の債権を集めてプール化し、
それを背景とする証券等の商品化を行うものである。こ
の場合、当該金融機関などが保有している債権の中から
適当量の債権集合を抽出し、商品化するが、これらの商
品の格付は、当該債権プールの統計的信用リスクに依存
する。そのため、当該商品化の対象となる債権の集合に
関して、予め構成条件を設定し、当該構成条件における
債権の属性の構成比を設定して、保有している債権の集
合の中から当該構成比を満足する債権の集合を抽出する
ことができれば、目的とする格付をもつ商品を作成する
ことができる。このような商品化の対象となる債権の集
合の抽出を行う場合、上述したような、データベース中
から複数の条件に対して特定の構成比を持つ結果データ
を抽出する方法が必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2次元
以上の組合せ条件においては、当該条件間の相関関係に
よっては、各組合せ条件における抽出量を必ず満足でき
るとは限らない。反対に、各条件におけるデータの構成
比率を満足する組合せ条件の抽出量が複数存在する場合
もある。例えば、上述した、条件1に関して値Aのデー
タと値Bのデータとの比が6:4であり、条件2に関し
て値Cのデータと値Dのデータとの比が比7:3となる
ようなデータを抽出したい場合、ACのデータが4、A
Dのデータが2、BCのデータが3、BDのデータが1
の比率でも良いし、ACのデータが3、ADのデータが
3、BCのデータが4、BDのデータが0の比率でも良
い。前者の場合、条件1については A:B=6(=4+2):4(=3+1) であり、条件2については C:D=7(=4+3):3(=2+1) である。同様に後者の場合も、条件1については A:B=6(=3+3):4(=4+0) であり、条件2については C:D=7(=3+4):3(=3+0) である。すなわち、いずれの場合も条件1に関する構成
比率と条件2に関する構成比率とを満足している。そし
て、組合せ条件において、各条件の構成比率の積を組合
せ条件ごとのデータの抽出量とする場合、すなわち、 AC:AD:BC:BD=42:18:28:12 の比率でデータの抽出ができない場合であっても、上記
のような他の抽出量ならば抽出可能な場合もある。
【0008】したがって、2次元以上の特定の構成比を
持つ結果データを選択する作為抽出を正しく行うには、
各条件に相関がある場合でも、可能な限り目標の構成比
となるようにデータを抽出するため、組合せ条件ごとの
比率(抽出量)を調整する手段が必要となる。
【0009】そこで、本発明は、データベースから一定
量のデータを抽出する手法として、2次元以上の特定の
構成比を持つ結果データを選択する作為的抽出を正しく
行うことができるデータ抽出方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、コンピュータがデータベースに格納され
ている母体データ群から所定のデータの集合を抽出する
データ抽出方法において、抽出すべきデータ集合の要素
であるデータの属性の構成比を設定するステップと、前
記データベースの母体データ群中に存在するこの属性を
持つ対応データの量である抽出可能量を取得するステッ
プと、設定された構成比に基づいてこの属性ごとに前記
データベースの母体データ群から抽出すべきデータ量で
ある抽出データ量を計算するステップと、この構成比に
基づいて算出された抽出データ量のうち、所定の属性に
おける抽出データ量がこの属性を持つ対応データの抽出
可能量を上回っている場合に、この抽出データ量がこの
抽出可能量以下となり、かつこの構成比を一定の範囲で
保持するように、この抽出データ量を調整するステップ
とを含むことを特徴とする。
【0011】ここで、この抽出データ量を調整するステ
ップは、この構成比が複数の構成条件ごとに設定されて
いる場合に、この複数の構成条件における属性の組合せ
ごとに目標抽出量を計算するステップと、この構成条件
の各々における構成比を変化させることなく、目標抽出
量を調整することにより、抽出データ量を調整するステ
ップとを含む構成とすることができる。
【0012】また、この目標抽出量を調整するステップ
として、所定の二つの構成条件以外の構成条件における
属性を特定の一つの属性に固定し、この二つの構成条件
ごとに2種類ずつ選択された属性の組合せに対応する四
つの目標抽出量を増減する構成とすることができる。こ
れは、各構成条件を座標軸として想定されるn次元空間
において、所定の二つの構成条件を座標軸とする2次元
平面で切った断面において目標抽出量を操作する処理に
相当する。したがって、構成条件がいくつ設定されてい
ても、二つずつ構成条件を選択し、この二つの構成条件
に関して処理を行うことにより、抽出データ量が抽出可
能量以下となり、かつ設定された構成比を一定の範囲で
(構成条件ごとの一次元構成比において)保持するよう
に、抽出データ量を調整することができる。
【0013】さらに具体的には、この目標抽出量を調整
するステップとして、この二つの構成条件に基づいて選
択された四つの目標抽出量を、この二つの構成条件にお
ける属性が両方とも異なる二つの目標抽出量からなる二
つの組に分け、一方の組における二つの目標抽出量を所
定量だけ減少させ、他方の組における二つの目標抽出量
をこの所定量だけ増加させる構成とすることができる。
【0014】さらにまた、この抽出データ量を調整する
ステップは、設定された構成比を変えることなく、この
母体データ群から抽出するデータの全抽出量を減少させ
るステップをさらに含む構成とすることができる。
【0015】また本発明は、上記のデータ抽出方法を実
現するデータベースシステムとして提供することができ
る。すなわち、このデータベースシステムは、母体デー
タ群を格納した抽出母体データベースと、抽出条件とし
てデータの全抽出量と抽出データに対する複数の構成条
件及びこの構成条件における属性の構成比とを含むデー
タ抽出要求を入力する抽出条件入力部と、この抽出条件
入力部から入力した抽出条件に基づいてこの抽出母体デ
ータベースからデータを抽出するデータ処理部とを備
え、このデータ処理部は、母体データ群中に存在するこ
の属性を持つ対応データの量である抽出可能量を抽出母
体データベースに問い合わせて取得し、この抽出条件に
おける全抽出量とこの属性の構成比とに基づいてこの属
性ごとに母体データ群から抽出すべきデータ量である抽
出データ量を計算し、この構成比に基づいて算出された
抽出データ量のうち、所定の属性における抽出データ量
がこの属性を持つ対応データの抽出可能量を上回ってい
る場合に、構成条件ごとの構成比を変化させることなく
個々の属性ごとの抽出データ量を増減させることによ
り、この抽出データ量がこの抽出可能量以下となるよう
にこの抽出データ量を調整し、この調整された抽出デー
タ量に基づいて母体データ群からデータを抽出すること
を特徴とする。さらに本発明は、コンピュータに上記の
処理を実行させるコンピュータプログラムを作成し、こ
のプログラムを記憶した記憶媒体として提供することが
できる。
【0016】また、本発明のデータ抽出方法は、データ
ベースに蓄積された債権情報から、商品化の対象となる
債権の集合を特定する債権情報を抽出する債権情報抽出
方法として実現することができる。すなわち、この債権
情報抽出方法は、商品化する債権の集合に関して、この
集合の要素となる債権の属性の構成比を設定するステッ
プと、設定された構成比にしたがって、この属性ごとに
データベースから抽出すべき債権情報の数量である目標
抽出量を計算するステップと、算出された目標抽出量に
基づいて、データベースからこの債権情報を抽出するス
テップとを含むことを特徴とする。
【0017】さらに本発明は、上記の債権情報抽出方法
を実現する債権商品化処理装置として提供することがで
きる。すなわち、この債権商品化処理装置は、抽出条件
として、商品化する債権集合の要素となる債権の属性の
構成比を入力する抽出条件入力部と、設定された構成比
にしたがって、この属性ごとにデータベースから抽出す
べき債権情報の数量である目標抽出量を計算し、算出さ
れた目標抽出量に基づいて、データベースから債権情報
を抽出するデータ処理部とを備えることを特徴とする。
【0018】また、本発明は、データ処理装置が、記憶
装置に記憶されているデータ群を読込んで操作を行う、
次のように構成されたデータ操作方法を提供することが
できる。すなわち、このデータ操作方法は、記憶装置か
ら読み込んだ2種類の構成条件における属性ごとに定義
されるデータ群のうち、構成条件ごとに2種類の属性を
選んで、各属性の組合せに対応する4種類のデータ群を
処理対象とし、この4種類のデータ群のうち、所定の一
つのデータと、対応する二つの属性がいずれもこの所定
の一つのデータと異なる他の一つのデータとを特定し、
この二つのデータの値を所定量だけ減少させ、この4種
類のデータ群のうち、他の二つのデータの値を同じ所定
量だけ増加させることにより、この構成条件の各々にお
ける構成比を変化させることなく、個々のデータの値を
調整することを特徴とする。
【0019】このデータ操作方法は、構成条件が3種類
以上設定されている場合、この3種類以上の構成条件に
おける属性ごとに定義されるデータ群のうち、所定の2
種類の構成条件以外の構成条件を特定の1属性に制限
し、この2種類の構成条件における属性ごとに定義され
るデータ群を特定することができる。
【0020】このデータ操作方法においても、コンピュ
ータに上記のデータ操作を実行させるコンピュータプロ
グラムを作成し、このコンピュータプログラムを記憶し
た記憶媒体として提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて、この発明を詳細に説明する。図1は、本実
施の形態におけるデータベースシステムの全体構成を説
明する図である。図1を参照すると、本実施の形態のデ
ータベースシステムは、データベースから所望のデータ
を抽出するための抽出条件を入力する抽出条件入力部1
0と、データ抽出や抽出条件の加工などの処理を行うデ
ータ処理部20と、データ処理部20における処理の経
過や処理に用いる情報を記憶した条件別状況記憶部3
0、属性値組合せ別状況記憶部40及び乱数順キー記憶
部50と、抽出母体であるデータ群(以下、母体データ
群と称す)を格納した抽出母体データベース60と、抽
出母体のデータ群から抽出されたデータ群(以下、結果
データ群と称す)を格納する抽出結果データベース70
と、抽出母体データベース60及び抽出結果データベー
ス70を管理するデータベース管理部80と、抽出結果
データベース70に格納されている結果データ群を出力
する出力部90とを備える。
【0022】図1において、抽出条件入力部10は、例
えばキーボードやマウスなどの入力デバイスと入力画面
を表示するディスプレイ装置と入出力インタフェースと
で実現され、母体データ群から結果データ群を得るため
の抽出条件を入力する。また、ネットワークを介して外
部装置からの入力を受け付けるようにしても良いし、S
QL問い合わせを入力するための対話式の入力手段など
を用いても良い。
【0023】データ処理部20は、例えばプログラム制
御されたCPUとRAMその他のメモリとで実現され
る。本実施の形態におけるデータ処理部20は、抽出条
件入力部10により入力された抽出条件と抽出母体デー
タベース60に格納された母体データ群のデータ構成と
に基づいて抽出するデータ量を決定したり、決定したデ
ータ量に基づいて母体データ群からデータを抽出した
り、外部からのデータ取得要求に応じて抽出結果データ
ベース70に蓄積されている結果データ群を読み出して
出力部90を介して出力したりする。これらの処理の具
体的な内容については後述する。
【0024】条件別状況記憶部30は、例えば半導体メ
モリや磁気記憶装置にて実現され、抽出条件入力部10
により入力された抽出条件ごとに抽出しようとするデー
タ量(以下、目標抽出量と称す)や母体データ群から抽
出可能なデータ量(以下、抽出可能量と称す)を対応付
けた対応データを格納する。かかる対応データは、デー
タ処理部20にて作成され、条件別状況記憶部30に格
納される。
【0025】属性値組合せ別状況記憶部40は、例えば
半導体メモリや磁気記憶装置にて実現され、抽出条件入
力部10により入力された抽出条件の組合せごとに目標
抽出量や抽出可能量を対応付けた対応データを格納す
る。かかる対応データは、データ処理部20にて作成さ
れ、条件別状況記憶部30に格納される。
【0026】乱数順キー記憶部50は、例えば半導体メ
モリや磁気記憶装置にて実現され、母体データ群からデ
ータを抽出する際に、抽出された結果データ群を一時的
に格納する。
【0027】抽出母体データベース60は、例えば半導
体メモリや磁気記憶装置にて実現され、抽出対象である
母体データ群を格納している。また、抽出結果データベ
ース70は、例えば半導体メモリや磁気記憶装置にて実
現され、母体データ群から抽出された結果データ群とを
格納している。また、データベース管理部80は、例え
ばプログラム制御されたCPUとRAMその他のメモリ
とで実現され、抽出母体データベース60及び抽出結果
データベース70に対するアクセス(データの入出力)
を管理する。また、出力部90は、ディスプレイ装置や
プリンタ装置などの出力デバイスと入出力インタフェー
スとで実現され、抽出結果データベース70に格納され
た結果データ群を出力する。ネットワークを介して外部
装置に結果データ群を出力するようにしても良い。な
お、CPUを制御してデータ処理部20やデータベース
管理部80を実現するコンピュータプログラムは、CD
−ROMやフロッピー(登録商標)ディスクなどの記憶
媒体に格納したり、ネットワークを介して伝送したりす
ることにより提供される。
【0028】次に、本実施の形態によるデータ抽出方法
について説明する。本実施の形態におけるデータの抽出
は、抽出条件としてデータの構成条件と当該構成条件に
おける構成比(当該構成条件において所定の値(以下、
属性値と称す)を取るデータの結果データ群全体に対す
る割合)とを与え、この条件を満足する結果データ群を
母体データ群から取得することにより行う。各条件を満
足する個々のデータは、母体データ群からランダムに取
得する。図2乃至図7は、本実施の形態によるデータ抽
出の動作を説明するフローチャートである。以下、これ
らのフローチャート及び図8乃至図21に示す図表を参
照して本実施例によるデータ抽出方法を詳細に説明す
る。
【0029】初期動作として、抽出条件入力部10から
抽出条件を入力して結果データの抽出要求を行う。ここ
では、図8に示す抽出条件が入力されたものとする。ま
た、抽出母体データ群は10000件のデータにて構成
されるものとする。図8を参照すると、全体抽出量とし
て1000件を抽出することとし、構成条件としてA、
B、Cの三つの条件を指定している。また、構成条件A
に関して属性値A1と属性値A2のデータの構成比を
4:6、構成条件Bに関して属性値B1と属性値B2と
属性値B3のデータの構成比を2:3:5、構成条件C
に関して属性値C1と属性値C2のデータの構成比を
5:5とするように抽出条件を指定している(図8にお
いて、各構成条件における構成比はパーセント表示)。
【0030】結果データの抽出要求が入力されると、デ
ータ処理部20は、まず、上記構成条件及び各構成条件
における属性値ごとに、抽出可能量を取得する(図2、
ステップ201)。抽出可能量は、母体データ群に実際
に存在する当該構成条件及び当該属性値に該当するデー
タの数をSQL問い合わせによりデータベース管理部8
0に問い合わせることにより取得することができる。抽
出可能量の取得動作は、全ての構成条件及び属性値に関
して抽出可能量を取得するまで繰り返す(ステップ20
2)。
【0031】次に、データ処理部20は、上記構成条件
及び属性値ごとに、各属性値の構成比に対応する目標抽
出量を算出する(ステップ203)。目標抽出量は、全
体抽出量と各構成条件における属性値の構成比との積に
より求める。例えば、構成条件Aにおいては、図8を参
照すると属性値A1のデータを40パーセント、属性値
A2のデータを60パーセント抽出するように指定され
ている。そこで、全体抽出量の1000件を積算すれ
ば、属性値A1のデータにおける目標抽出量は400
件、属性値A2のデータにおける目標抽出量は600件
となる。図9は、以上のようにして得られた、構成条件
及び属性値ごとの目標抽出量と抽出可能量との対応デー
タの一例を示す図表である。図示の対応データは、条件
別状況記憶部30に格納される。図9に示すように、本
動作例では、母体データ群の10000件のデータ中
に、各構成条件における属性値ごとの抽出可能量は、構
成条件Aで分類した場合、属性値A1、A2共に500
0件、構成条件Bで分類した場合、属性値B1が600
件、属性値B2が9000件、属性値B3が400件、
構成条件Cで分類した場合、属性値C1が9700件、
属性値C2が300件、それぞれ存在するものとする。
【0032】次に、データ処理部20は、図9に示す対
応データにおいて各属性値における目標抽出量と抽出可
能量とを比較し、目標抽出量の方が大きい項目が有るか
調べる(ステップ204)。そして、入力された抽出条
件における全ての構成条件及び属性値に関して目標抽出
量が得られるまで、目標抽出量の算出及び得られた目標
抽出量と抽出可能量との比較を繰り返す(ステップ20
5)。
【0033】ステップ204において、目標抽出量の方
が抽出可能量よりも大きい項目が有った場合、そのまま
では、抽出可能量のデータを全て抽出しても目標抽出量
には達しない。したがって、抽出条件を満足するように
結果データ群のデータ構成を抽出するためには、全ての
項目における目標抽出量が抽出可能量以内に収まるよう
に、全体抽出量を減少させて調整する。具体的には、次
の式により、新たな全体抽出量を定義する(ステップ2
06)。 新たな全体抽出量=以前の全体抽出量/目標抽出量*抽
出可能量 そして、得られた新たな全体抽出量に基づいて目標抽出
量を再計算する。図9に示した例では、構成条件Bにお
ける属性値B3及び構成条件Cにおける属性値C2にお
いて、目標抽出量の方が抽出可能量よりも大きくなって
いる。そこで、これらの項目で目標抽出量が抽出可能量
以下となるように調整し、全体抽出量を600(=10
00/500*300)件とする。
【0034】このように、抽出条件である全体抽出量の
設定から調整をやり直すことにより、各構成条件におけ
る属性の構成比を守った結果データ群を得ることができ
る。しかしながら、この調整によれば、各構成条件にお
ける属性の構成比に関しては、入力された抽出条件を満
足しているが、全体抽出量に関しては抽出条件よりも小
さい値となる。そこで、各構成条件における属性の構成
比が崩れてしまっても、サンプルとしての結果データ群
の抽出量が重要であるような処理においては、ステップ
204の判断及びステップ206における全体抽出量の
調整を行う必要はない。図10は、かかる調整を行った
後の目標抽出量と抽出可能量との対応データを示す図表
である。図10に示すように、属性値B3、C2のいず
れも目標抽出量が抽出可能量以下となっている。この対
応データは、図9の対応データに替えて条件別状況記憶
部30に格納される。
【0035】次に、データ処理部20は、各構成条件
A、B、Cにおける各属性値の組合せ(以下、属性値組
合せと称す)を求め、この属性値組合せごとのバランス
比率と当該バランス比率に対応した目標抽出量と抽出可
能量とを算出する(図3、ステップ207、208、2
09)。ここで、バランス比率とは、各属性値組合せに
おける各属性値に対する構成比の積である。例えば、属
性値組合せがA1、B1、C1の場合のバランス比率
は、 40%×20%×50%=4% である。また、目標抽出量は、全体抽出量と各属性値組
合せのバランス比率との積により算出される。また、抽
出可能量は、母体データ群における該当データの実際の
数をSQL問い合わせにてデータベース管理部80に問
い合わせることにより取得することができる。これらの
情報の取得動作は、全ての構成条件及び属性値に関して
取得するまで繰り返す(ステップ210)。図11は、
図10の対応データに基づいて算出された属性値組合せ
ごとのバランス比率と目標抽出量と抽出可能量との対応
データを示す図表である。図示の対応データは、属性値
組合せ別状況記憶部40に格納される。図11におい
て、全体抽出量は、条件別状況記憶部30に格納された
対応データから取得することができる。
【0036】次に、データ処理部20は、図11に示す
対応データにおいて各属性値における目標抽出量と抽出
可能量とを比較し、目標抽出量の方が大きい項目が有る
か調べる(ステップ211)。全ての項目で目標抽出量
が抽出可能量以下である場合は、母体データ群から実際
にデータを抽出する図7のステップ235以降の処理に
移行する(ステップ212)。目標抽出量の方が抽出可
能量よりも大きい項目が有った場合、次に、図11に示
したような属性値組合せごとの目標抽出量と抽出可能量
との対応データを用いて目標抽出量の対角入替調整を行
う。
【0037】ここで、対角入替調整の基本概念について
説明する。図12に示すようなデータ群を考える。この
データ群は、条件αと条件βという2種類の構成条件に
対応している(すなわち、2次元の構成比を持つ)。条
件αにはα1、α2、α3という3種類の属性値があ
り、条件βにはβ1、β2という2種類の属性値があ
る。なお、図12において、図12(A)は対角入替調
整前の状態を示し、図12(B)は対角入替調整後の状
態を示す。図12(A)のデータ群において、属性値組
合せがα1β1、α2β1、α1β2、α2β2の四つ
のセルからなる長方形を考える。この長方形における所
定の対角に位置する二つのセルの値に所定の値を加え、
他の二つのセルの値から同じ値を減じた場合、図12
(B)に示すように、各構成条件の1次元構成比は変わ
らない。このような操作を対角入替調整と称す。
【0038】図12(A)、(B)を参照して具体的に
説明する。図12(A)において、属性値組合せα1β
1のセルの値(=16)とこのセルの対角に位置する属
性値組合せα2β2のセルの値(=18)とに値2を加
え、他の二つのセルの値(12、24)から同じ値2を
減じる。かかる対角入替調整を行っても、図12(B)
に示すように、属性値α1であるデータの合計値(=4
0)、属性値α2であるデータの合計値(=30)、属
性値β1であるデータの合計値(=40)、属性値β2
であるデータの合計値(=60)は変化していない。
【0039】このような関係は、図12に示すような2
次元の構成比を持つデータ群を対象とした場合、任意に
想定された長方形における二つの対角に位置する四つの
セルにおいて常に成り立つ。また、2次元以上の多次元
の構成比を持つデータ群においても、当該データ群から
任意の2次元の構成条件に着目することによって、対角
入替調整を行うことが可能である。すなわち、処理対象
とする2次元の構成条件以外の構成条件に関しては、適
当な属性値に固定しておくことにより、当該2次元の構
成条件の問題として考えることができる。これは、n種
類の構成条件のそれぞれを座標軸とするn次元空間を考
え(空間内の各点が各属性値組合せに対応する)、当該
n次元空間を任意の2次元平面(座標平面)で切り、当
該2次元平面上で対角入替調整を行うことに相当する。
【0040】データ処理部20は、図11に示したよう
な対応データに対して、上記の対角入替調整を行うこと
により、各一次元構成比を変えることなく、目標抽出量
の調整を行う。図13は、図11に示した対応データ
を、各構成条件を座標軸とするn次元(この場合は3次
元)空間として認識したイメージを示す図表である。同
図において、構成条件Aについては図表を2段にして表
現し、他の構成条件B、Cについてはそれぞれ図表の縦
軸と横軸とを割り当てて表現している。
【0041】データ処理部20は、まず、図13に示す
ような対応データのうち、所定の1点(1つのセル)を
基準点とする(図4、ステップ213)。この基準点
は、対角入替調整の対象であるセルの一つである。次
に、構成条件のうちの所定の一つを2次元平面(座標平
面)における一つめの軸(座標軸)とする(ステップ2
14)。そして、当該一つめの軸における属性値のみが
基準点と異なり、他の属性値は基準点と同一であるよう
な1点(セル)を選択し、対角入替調整の対象であるセ
ルとする(ステップ215)。次に、上記一つめの軸と
は異なる構成条件のうちの所定の一つを2次元平面にお
いて当該一つめの軸と直交する二つめの軸とする(ステ
ップ216)。そして、当該二つめの軸における属性値
のみが基準点と異なり、他の属性値は基準点と同一であ
るような1点(セル)を選択し、対角入替調整の対象で
あるセルとする(ステップ217)。最後に、一つめの
軸における属性値がステップ215で選択した点と同一
であり、二つめの軸における属性値がステップ217で
選択した点と同一であり、他の属性値は基準点と同一で
あるような1点(セル)を対角入替調整の対象であるセ
ルとする(ステップ218)。
【0042】以上のようにして得られた四つのセルが、
当該2次元平面において、上述した対角入替調整の対象
である長方形の対角を構成する。なお、ここでは二つの
軸が直交するとしているので、当該四つのセルが長方形
をなすこととしたが、より一般的には平行四辺形をなす
と考えることができる。また、対角入替調整の対象とな
る四つのセルを選択する手順として、上記の動作例で
は、一つの基準点(セル)を特定し、構成条件及び属性
値における基準点との関係を用いて他の三つのセルを選
択した。しかしながら、この手法は一例に過ぎず、2種
類の構成条件を2軸とする2次元平面において所定の長
方形(平行四辺形)の頂点をなす四つのセルを選択する
ことができれば、どのような手法を用いてもかまわな
い。
【0043】次に、データ処理部20は、これらの四つ
のセルに対して値の操作を行う。まず、基準点におい
て、目標抽出量が抽出可能量を上回っているかどうかを
判断し(図5、ステップ219)、上回っていれば基準
点の目標抽出量の調整方向(増加させるか減少させる
か)を減少させる方向とする(ステップ220)。調整
量は目標抽出量から抽出可能量を減じた値(=目標抽出
量−抽出可能量)とする。一方、基準点における目標抽
出量が抽出可能量以下である場合、次に、基準点の目標
抽出量の値がマイナスになっていないかを判断し(ステ
ップ221)、マイナスになっていたならば、基準点の
目標抽出量の調整方向を増加させる方向とする(ステッ
プ222)。調整量は調整可能な最大量、すなわち、基
準点の対角に位置するセルにおける目標抽出量に加えた
り、他の二つのセルにおける目標抽出量から減じたりで
きる最大量とする。なお、所定のセルにおける目標抽出
量に関しては、当該目標抽出量が抽出可能量を超えない
範囲で増加することが可能であり、また当該目標抽出量
の値がマイナスにならない範囲で減少させることが可能
である。ここで、目標抽出量の値がマイナスになる場合
とは、基準点における目標抽出量を抽出可能量以下に抑
えるために調整した際に、この基準点の対角に位置する
セルにおいて、目標抽出量を基準点と同じ値だけ減じた
ことによって目標抽出量が0を下回る場合に生じる。
【0044】また、ステップ221の判断において、基
準点の目標抽出量が0よりも大きい、すなわち0と抽出
可能量との間の値であるならば、当該基準点の調整可能
量を算出する。調整可能量とは、目標抽出量と0との差
および目標抽出量と抽出可能量との差である。そして、
二つの調整可能量の大きい方を調整方向とし、当該調整
可能量の2分の1の値を調整量とする(ステップ22
3)。なお、ステップ220、222で設定した調整量
と、ステップ223で設定した調整方向及び調整量とは
例示に過ぎず、目標抽出量を調整する目的に適した他の
調整量を設定することも可能である。特にステップ22
3における調整方向及び調整量は、目標抽出量を、母体
データ群に対する抽出可能量の割合に近づけるために設
定されている。すなわち、この調整を行わなくても、目
標抽出量を抽出可能量以下にするという対角入替調整の
目的は損なわれない。そこで、結果データ群における各
構成条件の属性値の構成比を母体データ群におけるデー
タの割合に近づける必要がない場合は、ステップ223
における調整自体をスキップすることもできる。
【0045】ステップ220、222、223において
基準点における目標抽出量の調整方向及び調整量を決定
したならば、データ処理部20は、次に、決定された調
整方向に応じて四つのセルにおける目標抽出量を調整す
る。すなわち、基準点における目標抽出量の調整方向が
減少させる方向であれば、基準点とその対角に位置する
セルにおける目標抽出量から調整量に相当する値を減
じ、他の二つのセルにおける目標抽出量に調整量に相当
する値を加える(ステップ224、225)。一方、基
準点における目標抽出量の調整方向が増加させる方向で
あれば、基準点とその対角に位置するセルにおける目標
抽出量から調整量に相当する値を加え、他の二つのセル
における目標抽出量に調整量に相当する値を減ずる(ス
テップ224、226)。
【0046】以上の動作を、図13を参照して具体的に
説明する。ここでは、図13に示したデータ群のうち、
構成条件Aの属性値をA2とする2次元平面(A2平面
と称す)について考える。まず、ステップ213におい
て属性値組合せがA2B1C2であるセルを基準点とす
る。次に、ステップ214において構成条件Bを一つめ
の軸とし、ステップ215において構成条件Bの属性値
がB3であるセル(すなわち属性値組合せがA2B3C
2のセル)を対角入替調整の対象とする。さらに、ステ
ップ216において構成条件Cを二つめの軸とし、ステ
ップ217において構成条件Cの属性値がC1であるセ
ル(すなわち属性値組合せがA2B1C1のセル)を対
角入替調整の対象とする。次に、ステップ218におい
て、構成条件Bの属性値がB3であり構成条件Cの属性
値がC1であるセル(すなわち属性値組合せがA2B3
C1のセル)を対角入替調整の対象とする。図13の2
本の矢印によって対応付けられた四つのセルが対角入替
調整の対象であり、各矢印が指し示す二つのセルの組
が、それぞれ対角に位置するセルである。
【0047】次に、基準点としたA2B1C2のセルに
ついて目標抽出量を調べ、調整方向と調整量とを決定す
る。図13を参照すると、当該セルの目標抽出量が3
6、抽出可能量が0であるから、ステップ220におい
て調整方向を、目標抽出量を減少させる方向とし、調整
量を、36(=36−0)とする。そして、調整方向が
目標抽出量を減少させる方向であるので、ステップ22
5において、基準点とその対角に位置するセルにおける
目標抽出量から36を減じ、他の二つのセルにおける目
標抽出量に36を加える。
【0048】図14に、以上の操作を行った状態の対応
データを示す。図13と図14とを比較すると、基準点
としたA2B1C2のセルでは目標抽出量が36減少し
て0となり、抽出可能量と一致している。また、基準点
の対角に位置するA2B3C1のセルにおいても目標抽
出量が36減少して54となっている。また、A2B1
C1のセルにおいては目標抽出量が36増加して72と
なり、A2B3C2のセルにおいては目標抽出量が36
増加して126となっている。そして、いずれのセルに
おいても目標抽出量が0以上で抽出可能量以下となって
いる。
【0049】次に、データ処理部20は、基準点を含む
長方形を変形し、また基準点を移動させながら、全ての
セルの組合せに対して上記の対角入替調整を実行する。
すなわち、まずステップ216で選択した二つめの軸に
ついて、当該二つめの軸における属性値のみが基準点と
異なる未処理の点(セル)が他にあるかどうかを調べ、
他にそのような点があれば、ステップ217に戻って対
角入替調整の対象となるセルを改めて選択し、以降の処
理を再帰的に繰り返す(図6、ステップ227)。当該
二つめの軸においてそのような未処理の点が無い場合、
次に、当該二つめの軸以外に一つめの軸とは異なる未処
理の構成条件があるかどうかを調べ、そのような未処理
の構成条件があれば、ステップ216に戻って2次元平
面における二つめの軸を改めて決定し、以降の処理を再
帰的に繰り返す(ステップ228)。そのような未処理
の構成条件が無い場合、次に、ステップ214で選択し
た一つめの軸について、当該一つめの軸における属性値
のみが基準点と異なる未処理の点(セル)が他にあるか
どうかを調べ、他にそのような点があれば、ステップ2
15に戻って対角入替調整の対象となるセルを改めて選
択し、以降の処理を再帰的に繰り返す(ステップ22
9)。当該一つめの軸においてそのような未処理の基準
点が無い場合、次に、一つめの軸とは異なる未処理の構
成条件があるかどうかを調べ、そのような未処理の構成
条件があれば、ステップ214に戻って2次元平面にお
ける一つめの軸を改めて決定し、以降の処理を再帰的に
繰り返す(ステップ230)。当該一つめの軸において
そのような未処理の点が無い場合、次に、未だ基準点と
していない点(セル)があるかどうかを調べ、そのよう
な未処理の点があれば、ステップ213に戻って基準点
を改めて選択し、以降の処理を再帰的に繰り返す(ステ
ップ231)。
【0050】図14乃至図16を参照して、基準点や長
方形を切り替えながら対角入替調整を行う例を具体的に
説明する。図14において、属性値組合せがA2B2C
2であるセルを基準点とする。そして、構成条件Bと構
成条件Cとを直交する座標軸とするA2平面において、
属性値組合せがB2C1、B2C2(基準点)、B3C
1、B3C2のセルで形成される長方形について対角入
替調整を行う。図14の2本の矢印が指し示す二つのセ
ルの組が、それぞれ対角に位置するセルである。基準点
としたA2B2C2のセルについて目標抽出量を調べる
と、当該セルの目標抽出量が54であり、抽出可能量が
0であるから、調整方向を、目標抽出量を減少させる方
向とし、調整量を、54(=54−0)とする。そし
て、当該基準点とその対角に位置するセルにおける目標
抽出量から54を減じ、他の二つのセルにおける目標抽
出量に54を加える。
【0051】図15は、以上の操作を行った状態の対応
データを示す。図14と図15とを比較すると、基準点
としたA2B2C2のセルでは目標抽出量が54減少し
て0となり、抽出可能量と一致している。また、基準点
の対角に位置するA2B3C1のセルにおいても目標抽
出量が54減少して0となっている。また、A2B2C
1のセルにおいては目標抽出量が54増加して108と
なり、A2B3C2のセルにおいては目標抽出量が54
増加して180となっている。そして、いずれのセルに
おいても目標抽出量が0以上で抽出可能量以下となって
いる。
【0052】次に、図15において、属性値組合せがA
1B3C1であるセルを基準点とする。そして、構成条
件Aと構成条件Bとを座標軸とするC1平面において、
属性値組合せがA1B2、A1B3(基準点)、A2B
2、A2B3のセルで形成される長方形について対角入
替調整を行う。図15の2本の矢印が指し示す二つのセ
ルの組が、それぞれ対角に位置するセルである。基準点
としたA1B3C1のセルについて目標抽出量を調べる
と、当該セルの目標抽出量が60であり、抽出可能量が
0であるから、調整方向を、目標抽出量を減少させる方
向とし、調整量を、60(=60−0)とする。そし
て、当該基準点とその対角に位置するセルにおける目標
抽出量から60を減じ、他の二つのセルにおける目標抽
出量に60を加える。
【0053】図16は、以上の操作を行った状態の対応
データを示す。図15と図16とを比較すると、基準点
としたA1B3C1のセルでは目標抽出量が60減少し
て0となり、抽出可能量と一致している。また、基準点
の対角に位置するA2B2C1のセルにおいても目標抽
出量が60減少して48となっている。また、A1B2
C1のセルにおいては目標抽出量が60増加して96と
なり、A2B3C1のセルにおいては目標抽出量が60
増加して60となっている。そして、いずれのセルにお
いても目標抽出量が0以上で抽出可能量以下となってい
る。
【0054】以上のようにして、属性値組合せごとの対
応データの全ての組合せにおいて対角入替調整を行った
後、データ処理部20は、対角入替調整を反映させた属
性値組合せごとの対応データに基づいて、対角入替調整
後の目標抽出量が抽出可能量を上回っている項目がある
か調べる(ステップ232)。全ての項目で目標抽出量
が抽出可能量以下である場合は、母体データ群から実際
にデータを抽出する図7のステップ235以降の処理に
移行する(ステップ233)。
【0055】一方、目標抽出量が抽出可能量を上回って
いる項目がある場合、ステップ213に戻って対角入替
調整を繰り返す。この繰り返しは予め定められた一定回
数に達するまで行うこととする。そして、当該一定回数
繰り返しても目標抽出量が抽出可能量を上回っている項
目が残っている場合(収束しない場合)、当該抽出条件
によっては収束しないものとみなして、母体データ群か
ら実際にデータを抽出する図7のステップ235以降の
処理に移行する(ステップ234)。
【0056】図17は、図11に示した属性値組合せご
との対応データに、図16までの対角入替調整を行った
後の目標抽出量を加えた対応データを示す図表である。
図17を参照すると、対角入替調整後の目標抽出量が抽
出可能量を上回る項目が残っている(属性値組合せがA
1B1C2やA1B2C2など)。したがって、対角入
替調整を再度実行する。図18は、対角入替調整を再度
実行した状態の対応データを示す。また、図19は、図
11に示した属性値組合せごとの対応データに、図18
までの対角入替調整を行った後の目標抽出量を加えた対
応データを示す図表である。図19を参照すると、全て
の項目において目標抽出量が抽出可能量以下となってい
る。したがって、この時点で対角入替調整を終了し、母
体データ群から実際にデータを抽出する処理に移行す
る。
【0057】なお、ステップ232、234の判断にお
いて、対角入替調整を一定回数以上行っても目標抽出量
が抽出可能量を上回っている項目が残っている場合、抽
出条件として入力された各構成条件における属性の構成
比を優先させるような調整を行うこともできる。すなわ
ち、ステップ206で行ったように、 新たな全体抽出量=以前の全体抽出量/目標抽出量*抽
出可能量 という計算式により、新たな全体抽出量を算出し、これ
に基づいて目標抽出量を計算し直して、対角入替調整を
再度実行する。このように、抽出条件である全体抽出量
の設定から調整をやり直すことにより、この調整によっ
て全体抽出量の値が0になってしまわない限り、各構成
条件における属性の構成比を守った結果データ群を得る
ことができる。
【0058】次に、データ処理部20は、抽出母体デー
タベース60に格納されている母体データ群から、各属
性値組合せに合致するデータを、目標抽出量分だけ抽出
する。データの抽出は、乱数を用いてランダムに行う。
データベース管理部80が母体データ群からデータをラ
ンダムに抽出することができない場合、次の手順でデー
タの抽出を行う。
【0059】まず、データベース管理部80に対してS
QL問い合わせを行い、母体データ群中における各属性
値組合せ(キー)に合致するデータと抽出量に関係する
情報を取得する(図7、ステップ235)。図20は、
このようにして取得されたキーデータ及び抽出量の一覧
を示す図表である。図示の例では、キー11111から
キー99999までの9個のキーと、このキーに該当す
るデータの抽出量とが対応付けられている。このデータ
は、乱数順キー記憶部50に格納される。
【0060】次に、データ処理部20は、乱数順キー記
憶部50に格納されている、図20に示すキーデータの
うちの二つのキーデータをランダムに選択し、位置を入
れ替える(ステップ236)。この操作を一定回数繰り
返し、図20に示したキーデータの並びをランダムな並
びに変換する(ステップ237)。図21は、このよう
にして作成されたランダムなキーデータ及び抽出量の一
覧である。
【0061】データ処理部20は、目標抽出量分のデー
タを抽出し、抽出したデータ群(結果データ群)を抽出
結果データベース70に格納する(ステップ238、2
39)。データの抽出は、データベース管理部80への
SQL問い合わせにより行う。そして、全ての属性値組
合せに対応するデータを、それぞれ目標抽出分だけラン
ダムに抽出し、抽出結果データベース70に格納したな
らば、データ抽出処理を終了する(ステップ240)。
【0062】以上のようにして取得された結果データ群
は、抽出結果データベース70に蓄積される。そして、
外部から所定の結果データ群に対するデータ取得要求が
入力された場合に、データ処理部20が、データベース
管理部80を介して抽出結果データベース70から該当
する結果データ群を読み出し、出力部90を用いて出力
する。
【0063】上述したデータベースシステムを債権流動
化に伴う流動化商品の選定において、金融機関などの債
権の商品化を行おうとしている主体が、保有している債
権の集合の中から商品化の対象となる債権の集合を抽出
するために用いれば、当該商品における債権の属性の比
率を任意に指定することができ、容易に当該比率で債権
が配分された商品を作成することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2次元以上の特定の構成比を持つ結果データを選択する
作為的抽出を正しく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるデータベースシステム
の全体構成を説明する図である。
【図2】 本実施の形態によるデータ抽出の動作を説明
するフローチャートであり、構成条件の属性値ごとの目
標抽出量と抽出可能量との対応データを作成する動作を
説明する図である。
【図3】 本実施の形態によるデータ抽出の動作を説明
するフローチャートであり、属性値組合せごとの目標抽
出量と抽出可能量との対応データを作成する動作を説明
する図である。
【図4】 本実施の形態によるデータ抽出の動作を説明
するフローチャートであり、対角入替調整の対象を決定
する動作を説明する図である。
【図5】 本実施の形態によるデータ抽出の動作を説明
するフローチャートであり、対角入替調整の動作を説明
する図である。
【図6】 本実施の形態によるデータ抽出の動作を説明
するフローチャートであり、対角入替調整を全ての属性
値組合せのデータについて再帰的に行うための動作を説
明する図である。
【図7】 本実施の形態によるデータ抽出の動作を説明
するフローチャートであり、母体データ群から実際にデ
ータを抽出する動作を説明する図である。
【図8】 本実施の形態における抽出条件入力部より入
力される、全体抽出量、抽出条件、構成比の一例を示す
図表である。
【図9】 構成条件及び属性値ごとの目標抽出量と抽出
可能量との対応データの一例を示す図表である。
【図10】 図9の対応データにおいて全体抽出量を調
整した状態を示す図表である。
【図11】 図10の対応データに基づいて算出された
属性値組合せごとのバランス比率と目標抽出量と抽出可
能量との対応データを示す図表である。
【図12】 本実施の形態における対角入替調整の基本
概念を説明する図表である。
【図13】 図11に示した対応データを、各構成条件
を座標軸とする3次元空間として認識したイメージを示
す図表である。
【図14】 図13の対応データに対して対角入替調整
を行った様子を示す図表である。
【図15】 図14の対応データに対して対角入替調整
をさらに行った様子を示す図表である。
【図16】 図15の対応データに対して対角入替調整
をさらに行った様子を示す図表である。
【図17】 図11に示した属性値組合せごとの対応デ
ータに、図16までの対角入替調整を行った後の目標抽
出量を加えた対応データを示す図表である。
【図18】 図16の対応データに対して対角入替調整
をさらに行った様子を示す図表である。
【図19】 図11に示した属性値組合せごとの対応デ
ータに、図18までの対角入替調整を行った後の目標抽
出量を加えた対応データを示す図表である。
【図20】 本実施の形態において母体データ群から取
得されたキーデータ及び抽出量の一覧を示す図表であ
る。
【図21】 図20のキーデータの一覧をランダムに並
べ替えた状態を示す図表である。
【符号の説明】
10…抽出条件入力部、20…データ処理部、30…条
件別状況記憶部、40…属性値組合せ別状況記憶部、5
0…乱数順キー記憶部、60…抽出母体データベース、
70…抽出結果データベース、80…データベース管理
部、90…出力部
フロントページの続き (72)発明者 山森 一頼 大阪府大阪市中央区備後町2丁目2番1号 株式会社大和銀行内 Fターム(参考) 5B075 ND02 NK46

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータがデータベースに格納され
    ている母体データ群から所定のデータの集合を抽出する
    データ抽出方法において、 抽出すべき前記データの集合の要素である前記データの
    属性の構成比を設定するステップと、 前記データベースの前記母体データ群中に存在する前記
    属性を持つ対応データの量である抽出可能量を取得する
    ステップと、 設定された前記構成比に基づいて前記属性ごとに前記デ
    ータベースの前記母体データ群から抽出すべきデータ量
    である抽出データ量を計算するステップと、 前記構成比に基づいて算出された前記抽出データ量のう
    ち、所定の前記属性における前記抽出データ量が当該属
    性を持つ前記対応データの抽出可能量を上回っている場
    合に、当該抽出データ量が前記抽出可能量以下となり、
    かつ前記構成比を一定の範囲で保持するように、当該抽
    出データ量を調整するステップとを含むことを特徴とす
    るデータ抽出方法。
  2. 【請求項2】 前記抽出データ量を調整する前記ステッ
    プは、 前記構成比が複数の構成条件ごとに設定されている場合
    に、当該複数の構成条件における前記属性の組合せごと
    に目標抽出量を計算するステップと、 前記構成条件の各々における前記構成比を変化させるこ
    となく、前記目標抽出量を調整することにより、前記抽
    出データ量を調整するステップとを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ抽出方法。
  3. 【請求項3】 前記抽出データ量を調整する前記ステッ
    プは、 前記構成比が複数の構成条件ごとに設定されている場合
    に、当該複数の構成条件における前記属性の組合せごと
    に目標抽出量を計算する目標抽出量算出ステップと、 所定の二つの構成条件以外の構成条件における前記属性
    を特定の一つの属性に固定し、当該二つの構成条件ごと
    に2種類ずつ選択された前記属性の組合せに対応する四
    つの前記目標抽出量を増減することにより、前記抽出デ
    ータ量を調整する目標抽出量調整ステップとを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のデータ抽出方法。
  4. 【請求項4】 前記目標抽出量調整ステップは、 前記二つの構成条件に基づいて選択された前記四つの目
    標抽出量を、当該二つの構成条件における属性が両方と
    も異なる二つの目標抽出量からなる二つの組に分け、一
    方の組における二つの目標抽出量を所定量だけ減少さ
    せ、他方の組における二つの目標抽出量を当該所定量だ
    け増加させるステップを含むことを特徴とする請求項3
    に記載のデータ抽出方法。
  5. 【請求項5】 前記抽出データ量を調整する前記ステッ
    プは、 前記構成比を変えることなく、前記母体データ群から抽
    出するデータの全抽出量を減少させるステップをさらに
    含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ抽出方
    法。
  6. 【請求項6】 データ処理装置が、記憶装置に記憶され
    ているデータ群を読込んで操作を行うデータ操作方法に
    おいて、 前記記憶装置から2種類の構成条件における属性ごとに
    定義されるデータ群を読込み、 当該データ群のうち、構成条件ごとに2種類の属性を選
    んで、各属性の組合せに対応する4種類のデータ群を処
    理対象とし、 前記4種類のデータ群のうち、所定の一つのデータと、
    対応する二つの属性がいずれも当該所定の一つのデータ
    と異なる他の一つのデータとを特定し、当該二つのデー
    タの値を所定量だけ減少させ、 前記4種類のデータ群のうち、前記二つのデータ以外の
    二つのデータの値を前記所定量だけ増加させることによ
    り、 前記構成条件の各々における構成比を変化させることな
    く、個々のデータの値を調整することを特徴とするデー
    タ操作方法。
  7. 【請求項7】 3種類以上の構成条件における属性ごと
    に定義されるデータ群のうち、所定の2種類の構成条件
    以外の構成条件を特定の1属性に制限し、前記2種類の
    構成条件における属性ごとに定義されるデータ群を特定
    することを特徴とする請求項6に記載のデータ操作方
    法。
  8. 【請求項8】 データベースに蓄積された債権情報か
    ら、商品化の対象となる債権の集合を特定する債権情報
    を抽出する債権情報抽出方法において、 商品化する前記債権の集合に関して、当該集合の要素と
    なる前記債権の属性の構成比を設定するステップと、 設定された前記構成比にしたがって、前記属性ごとに前
    記データベースから抽出すべき前記債権情報の数量であ
    る目標抽出量を計算するステップと、 算出された前記目標抽出量に基づいて、前記データベー
    スから前記債権情報を抽出するステップとを含むことを
    特徴とする債権情報抽出方法。
  9. 【請求項9】 算出された前記目標抽出量のうち所定の
    前記属性における前記目標抽出量が、前記データベース
    に格納されている前記債権情報のうち当該属性を持つ債
    権の債権情報の数量を上回っている場合に、当該目標抽
    出量が前記データベースに格納されている当該属性に対
    応する債権情報の数量以下となり、かつ前記構成比を一
    定の範囲で保持するように、前記目標抽出量を調整する
    ステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の債権
    情報抽出方法。
  10. 【請求項10】 母体データ群から所定の条件に応じて
    データを抽出するデータベースシステムにおいて、 前記母体データ群を格納した抽出母体データベースと、 抽出条件としてデータの全抽出量と抽出データに対する
    複数の構成条件及び当該構成条件における属性の構成比
    とを含むデータ抽出要求を入力する抽出条件入力部と、 前記抽出条件入力部から入力した前記抽出条件に基づい
    て前記抽出母体データベースからデータを抽出するデー
    タ処理部とを備え、 前記データ処理部は、 前記母体データ群中に存在する前記属性を持つ対応デー
    タの量である抽出可能量を前記抽出母体データベースに
    問い合わせて取得し、 前記抽出条件における全抽出量と前記属性の構成比とに
    基づいて前記属性ごとに前記母体データ群から抽出すべ
    きデータ量である抽出データ量を計算し、 前記構成比に基づいて算出された前記抽出データ量のう
    ち、所定の前記属性における前記抽出データ量が当該属
    性を持つ前記対応データの前記抽出可能量を上回ってい
    る場合に、前記構成条件ごとの構成比を変化させること
    なく個々の前記属性ごとの前記抽出データ量を増減させ
    ることにより、当該抽出データ量が当該抽出可能量以下
    となるように当該抽出データ量を調整し、 前記調整された前記抽出データ量に基づいて前記母体デ
    ータ群からデータを抽出することを特徴とするデータベ
    ースシステム。
  11. 【請求項11】 前記データ処理部は、 前記複数の構成条件における前記属性の組合せごとに目
    標抽出量を計算し、 所定の二つの構成条件以外の構成条件における前記属性
    を特定の一つの属性に固定し、当該二つの構成条件ごと
    に2種類ずつ選択された前記属性の組合せに対応する四
    つの前記目標抽出量を増減することにより、前記抽出デ
    ータ量を調整することを特徴とする請求項10に記載の
    データベースシステム。
  12. 【請求項12】 前記データ処理部は、 前記二つの構成条件に基づいて選択された前記四つの目
    標抽出量を、当該二つの構成条件における属性が両方と
    も異なる二つの目標抽出量からなる二つの組に分け、一
    方の組における二つの目標抽出量を所定量だけ減少さ
    せ、他方の組における二つの目標抽出量を当該所定量だ
    け増加させることを特徴とする請求項11に記載のデー
    タベースシステム。
  13. 【請求項13】 前記データ処理部は、 前記構成比に基づいて算出された前記抽出データ量のう
    ち、所定の前記属性における前記抽出データ量が当該属
    性における前記抽出可能量を上回っている場合に、前記
    構成比を変えることなく、前記全抽出量を減少させるこ
    とを特徴とする請求項10に記載のデータベースシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 データベースに蓄積された債権情報か
    ら、商品化の対象となる債権の集合を特定する債権情報
    を抽出する債権商品化処理装置において、 抽出条件として、商品化する前記債権の集合の要素とな
    る前記債権の属性の構成比を入力する抽出条件入力部
    と、 設定された前記構成比にしたがって、前記属性ごとに前
    記データベースから抽出すべき前記債権情報の数量であ
    る目標抽出量を計算し、算出された前記目標抽出量に基
    づいて、前記データベースから前記債権情報を抽出する
    データ処理部とを備えることを特徴とする債権商品化処
    理装置。
  15. 【請求項15】 前記データ処理部は、 所定の前記属性における前記目標抽出量が前記データベ
    ースに格納されている前記債権情報のうち当該属性を持
    つ債権の債権情報の数量を上回っている場合に、当該目
    標抽出量が前記データベースに格納されている当該属性
    に対応する債権情報の数量以下となり、かつ前記構成比
    を一定の範囲で保持するように、前記目標抽出量を調整
    することを特徴とする請求項14に記載の債権商品化処
    理装置。
  16. 【請求項16】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 抽出すべきデータの集合における当該データの属性の構
    成比を設定する処理と、 母体データ群中に存在する前記属性を持つ対応データの
    量である抽出可能量を取得する処理と、 設定された前記構成比に基づいて前記属性ごとに前記母
    体データ群から抽出すべきデータ量である抽出データ量
    を計算する処理と、 前記構成比に基づいて算出された前記抽出データ量のう
    ち、所定の前記属性における前記抽出データ量が当該属
    性を持つ前記対応データの前記抽出可能量を上回ってい
    る場合に、当該抽出データ量が前記抽出可能量以下とな
    り、かつ前記構成比を一定の範囲で保持するように、当
    該抽出データ量を調整する処理とを前記コンピュータに
    実行させることを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 2種類の構成条件における属性ごとに定義されるデータ
    群のうち、構成条件ごとに2種類の属性を選んで、各属
    性の組合せに対応する4種類のデータ群を処理対象と
    し、前記4種類のデータ群のうち、所定の一つのデータ
    と、対応する二つの属性がいずれも当該所定の一つのデ
    ータと異なる他の一つのデータとを特定し、当該二つの
    データの値を所定量だけ減少させる処理と、 前記4種類のデータ群のうち、前記二つのデータ以外の
    二つのデータの値を前記所定量だけ増加させる処理とを
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする記憶媒
    体。
  18. 【請求項18】 抽出すべきデータの集合における当該
    データの属性の構成比を設定する処理と、 母体データ群中に存在する前記属性を持つ対応データの
    量である抽出可能量を取得する処理と、 設定された前記構成比に基づいて前記属性ごとに前記母
    体データ群から抽出すべきデータ量である抽出データ量
    を計算する処理と、 前記構成比に基づいて算出された前記抽出データ量のう
    ち、所定の前記属性における前記抽出データ量が当該属
    性を持つ前記対応データの前記抽出可能量を上回ってい
    る場合に、当該抽出データ量が前記抽出可能量以下とな
    り、かつ前記構成比を一定の範囲で保持するように、当
    該抽出データ量を調整する処理とをコンピュータに実行
    させるコンピュータプログラム。
  19. 【請求項19】 2種類の構成条件における属性ごとに
    定義されるデータ群のうち、構成条件ごとに2種類の属
    性を選んで、各属性の組合せに対応する4種類のデータ
    群を処理対象とし、前記4種類のデータ群のうち、所定
    の一つのデータと、対応する二つの属性がいずれも当該
    所定の一つのデータと異なる他の一つのデータとを特定
    し、当該二つのデータの値を所定量だけ減少させる処理
    と、 前記4種類のデータ群のうち、前記二つのデータ以外の
    二つのデータの値を前記所定量だけ増加させる処理とを
    コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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