JP2002171283A - パケットネットワークのノードで使用される方法と装置 - Google Patents

パケットネットワークのノードで使用される方法と装置

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JP2002171283A
JP2002171283A JP2000346177A JP2000346177A JP2002171283A JP 2002171283 A JP2002171283 A JP 2002171283A JP 2000346177 A JP2000346177 A JP 2000346177A JP 2000346177 A JP2000346177 A JP 2000346177A JP 2002171283 A JP2002171283 A JP 2002171283A
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ジャン ホン
Walid Ahmed
アーメッド ワリッド
Muralidharan Sampath Kodialam
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Pantelis Monogioudis
モノギアディス パンテリス
Kiran M Rege
エム.レジ キラン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドホックネットワークにおいて、地形ベー
スのルーティングプロトコルGRPを用いて、ソースノ
ードから宛先ノードにトラフィックをルーティングする
方法を提供する。 【解決手段】 本発明によれば、GRPにおいて各ノー
ドは、位置リストを維持し、この位置リストは、ネット
ワークの複数のノードに対する位置情報を含む。周期的
に各ノードは、その隣接するノードに、その位置とその
位置リストとを送信する。隣接するノードから位置リス
トを受領した各ノードは、受領した位置リストをそれ自
身の位置リストに組み合わせることにより既存のノード
の位置情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信に関し、特に、
ワイヤレス通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】「アドホック」移動ネットワーク(アド
ホックネットワーク)は、その位置が連続的に変化する
ようなノードの集合体を含むネットワークである。通常
のワイヤレスネットワークとは異なり、アドホックネッ
トワークは固定したインフラを有さないネットワークと
みることができる。例えば、すべてのノードはルータと
して機能し、あるいは時には、基地局として機能し、ノ
ードが移動することによりネットワークトポロジーが頻
繁に変化する。
【0003】従来のワイヤレスネットワークで用いてい
るルーティング技術を適用する際の困難の原因は、アド
ホックネットワークではネットワークトポロジーが変化
する点である。従来のネットワークにおいては、ネット
ワーク内のノードは固定しており、ノードをつなぐリン
クはまれにしか故障しない。かくして、トポロジー関連
情報をネットワーク内のすべてのノードに、「リンク状
態(link-state)更新」(メッセージ)を介して送るこ
とにより、各ノードでネットワークトポロジー全体を維
持することが可能となる。ノードはまれにしか故障しな
い為、すなわちリンク状態更新はまれにしか発生しない
為、このアプローチは従来のワイヤレスネットワークで
は十分機能していた。しかし、アドホックネットワーク
においては、リンク状態変化(更新)は頻繁に発生す
る。その理由は、トポロジーが変化しアドホックネット
ワークを介してリンク状態更新メッセージをより多く生
成するからである。そしてそのプロセスで貴重な帯域
(バンド幅)を消費してしまう。また、首尾一貫したル
ーティングテーブルを構築することは、リンク状態情報
を伝搬させる際に遅延が発生するために困難である。
【0004】これらのファクタを考慮に入れると、アド
ホックネットワークのルーティングプロトコルは、2つ
のカテゴリー、すなわちテーブル駆動(table-driven)
と、ソース初期化オンディマンド(source initiated o
n-demand)に大きく分類することができる。テーブル駆
動ルーティングプロトコルは、前述した従来のワイヤレ
スルーティングアプローチ、すなわち各ノードがネット
ワーク内の他のすべてのノードに対し一貫した最新のル
ーティング情報を維持するようにするアプローチと類似
している。テーブル駆動ルーティングプロトコルの例
は、“Destination-Sequenced-Distance-Vector”(D
SDV)プロトコルと、“Clusterhead Geteway Switch
Routing”(CGSR)プロトコルと、“Wireless Rou
ting Protocol”(WRP)プロトコルである。これに
対し、ソース初期化オンディマンドルーティングプロト
コルは、ソースノードがある目的地へのルートを必要と
する場合にのみ、ルーティング情報を作り出す。このソ
ース開始オンディマンドルーティングプロトコルの例
は、“Ad-Hoc On-Demand Distance Vector”(AOD
V)プロトコルと、“Dynamic Source Routing”(DS
R)プロトコルと、“Temporally Ordered Routing Alg
orithm”(TORA)プロトコルと、“Zone RoutingPr
otocol”(ZRP)プロトコルである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ソース初期化オンディ
マンドプロトコルの例は、ZRPを考慮にいれている。
このZRPにおいては、各ノードはその周囲のローカル
エリア、すなわちゾーンに対しネットワークトポロジー
全体を維持している。かくしてノード(すなわちソース
ノード)は、ゾーン内の宛先アドレスにパケットを送信
しなければならないときには、そのルーティング情報は
すでに利用可能である。しかしソースノードは、自分の
ゾーン外の宛先アドレスにパケットを送信しなければな
らないときには、その時点でノードは、そのゾーンのエ
ッジ(端)にあるすべてのノード(エッジノード)に問
い合わせを発する。これらのエッジノードの1つが、宛
先アドレスに対するルーティング情報を有している場合
には、そのルーティング情報は、ソースノードに戻させ
る。
【0006】アドホックネットワークのルーティングプ
ロトコルの上記の方式は、ノードは、そのノードからは
るかに離れた領域にある他のノードにいかにルーティン
グするかの正確な情報を何らかの形式で維持する必要が
ある。かくしてノードの数が大きくなりノードの移動度
が大きくなると、この情報を得ることは困難あるいは実
際的ではなくなる。そのため、本発明の方法では、ソー
スノードはローカルノードトポロジー(本明細書ではロ
ーカルトポロジーを称する)の外にある宛先ノードへ、
パケットをルーティングする地理ベースのルーティング
プロトコル(geometry-based routing protocol:GR
P)を、宛先ノードの位置までの距離の関数として変更
した。本発明によれば、各ノードは、アドホックネット
ワークのノードに対する位置情報を記録し、この一情報
を隣接するノードと交換している。かくして、位置情報
は、アドホックネットワーク内を徐々に伝搬する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例におい
ては、アドホックネットワークの各ノードは、ロケーシ
ョン(位置)リストを有し、このリストはアドホックネ
ットワークの複数のノードに対する位置情報を含む。周
期的に各ノードは、その隣接者(すなわち、そのノード
にポイント間リンクを有するノード)に、(a)その位
置(b)その位置リストを送信する。別法として、各ノ
ードは、周期的にその位置をローカルトポロジー内のす
べてのノードに送り、そしてその位置リストをその全て
の隣接ノードに送る。隣接したノードから位置リストを
受領した各ノードは、受領した位置リストを、それ自身
の位置リストに併合して、既存のノードに対する位置情
報および/または新たな識別した位置情報が、現在の状
態を表したものであるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明によるアドホックネットワ
ークの一部を図1に示す。本発明が関連っしない図1に
示した要素は公知であるため詳述しない。例えば、ノー
ド105は蓄積プログラム制御プロセッサと、メモリ
と、ワイヤレス通信用のインタフェースカードとを有す
る。(使用されるワイヤレス通信の方式、例えばCDM
Aは、本発明には関連しないのでここでは詳述しな
い。)この実施例においては、アドホックネットワーク
の各ノードは移動デバイスであり、この移動デバイスに
よりユーザ(移動端末ユーザ等)は、アドホックネット
ワークにアクセスして、ネットワーク内を流れるパケッ
ト/データ用にルーティング機能を提供する。
【0009】各ノードは、全方向のパイロット信号を送
信し、ノード間で情報、例えば前述したリンク状態情報
を通信するために、信号処理プログラムを用いて他のノ
ードと通信することができる。(パイロットプロトコル
と信号処理プロトコルは従来公知のものである。)全方
向アンテナとパイロット信号は、トポロジー検出スキー
ム(topology sensing scheme )の一部であり、ノード
は他のノードの存在を検出でき、同時にまた、リンク設
定の決定を行うために有益な情報を交換する。一般的
に、以下に述べるような本発明以外でも、ノードはこの
情報を用いて、どの近隣のノードが自分と直接(ポイン
ト間)リンク接続をすべきか、そしてこのリンクを維持
すべきかを決定する。ポイント間リンクは好ましくは方
向性アンテナによりサポートされる。
【0010】説明を簡単にするためにすべてのノード
は、伝送半径rを有し、ノード105と通信できる。こ
の点で次の定義を用いる。V−アドホックネットワーク
内のすべてのノードの組を表す。v、w、u、i、j−
アドホックネットワークの様々なノードを表す。r−ノ
ードの伝送半径、すなわち伝送半径内のすべてのノード
はそのノードと通信することができる。N(v)−ノー
ドvのローカルトポロジーを表す。Sk(v)−ノード
vのk−近傍、すなわちすべてのノードがノードvのk
回のホップ内にあるようなノードvのローカルトポロジ
ー。Hvw−ノードvとノードwとの間のホップの最小
数。ここでw∈N(v)。Nvw−ノードvからノードw
へ至る次のホップノード。ここでw∈N(v)。l
(v)−ノードvの位置を表す。Dvw−2つのノードv
とwの間の距離を表す。 Dvw =||l(v)−l(w)|| (ただしベクトル表示) (1)
【0011】各ノードはさらに、地球上の自分自身の位
置(二次元の)を決定するために、従来公知のグローバ
ルポジショニングシステム(global positioning syste
m:GPS)装置(図1には図示せず)を有するとす
る。本発明によれば、アドホックネットワークの各ノー
ドは、地理ベースのルーティングプロトコル(GRP)
(地理ベースのルーティングアルゴリズムあるいは位置
ベースのルーティングとも称する)を実行して、 (a)各ノードは、自分自身が規定したローカルトポロ
ジー(ローカルネットワーク、あるいはローカル近傍と
も称する)を有し、これは、他のノードのローカルトポ
ロジーと同一あるいは異なる場合がありうる。 (b)各ノードは、アドホックネットワークのノード
(ローカルトポロジー内にあるノードあるいはローカル
トポロジー外のノード)の暫定的なあるいは正確な位置
情報を記憶する。
【0012】言い換えると、GRPにおいては各ノード
は、アドホックネットワークのノードのサブセットに対
するローカルトポロジー(接続性と位置)と、アドホッ
クネットワーク内の遠方ノードのローカル情報(その遠
方ノードに対する接続性は不明である)のみを知ってい
る。以下の説明から明らかなようにGRPは、従来のプ
ログラム技術を用いて実行することができる。
【0013】図1は、ノード105に対するローカルト
ポロジー100を示す。同図においてローカルトポロジ
ー100は、ローカルトポロジー100の一部であるノ
ードについてのみだけでなく、ノード105が他のノー
ドに接続される状況を示す(すなわちネットワークグラ
フ単にグラフとも称する)。すべての通信は双方向のた
めグラフには方向性がなく、ローカルトポロジー100
は階層状態ではない。同図においてノード105はメモ
リ内に(図示せず)、ローカルトポロジー100に対応
するローカルトポロジーテーブル(図2)と、ノード
(ローカルトポロジー外のノードも含む)に対する位置
情報を記憶する位置テーブル(図3)を記憶する。上記
したようにローカルトポロジー100は、ノード105
に対する2回近傍(2回のホップで到達するノード)を
表す。すなわちS2(ノード105)である。ローカル
トポロジー100のすべてのノードは、ノード105に
2回以下のホップで到達することができるからである。
本明細書においてはノード105は、ローカルトポロジ
ー100の基準ノードである。
【0014】図2のローカルトポロジーテーブルは、ノ
ード105に対するローカルトポロジー内にある現在の
すべてのノードのリストとノード間の接続を表す。例え
ばノード105がノード115に送信すべきパケットを
有している場合には、ノード105はこのパケットを次
のホップノードに送信する。このホップノードは、ロー
カルトポロジーテーブルからノード110で特定され
る。このテーブルから115へ到達するホップの回数は
k=2である。これは図1で矢印101で示している。
ローカルトポロジーテーブルの形成方法を次に述べる。
【0015】ノード105は伝送半径r内のすべてのノ
ードと通信することができるが、ノード105は、ポイ
ント間リンクを確立した(隣接する)ノードとのみ通信
する。同様に、他のノードがノード105がその隣接ノ
ードの場合のみ、ノード105と通信する。言い換える
とノードはそのノードに対するk回近傍を生じさせるよ
うなポイント間のワイヤレスリンクとして接続されるの
が好ましい。これは、そのノードに対するローカルトポ
ロジーと称する。(グラフ内の隣接ノード間で通信する
ために、方向性アンテナおよび方向性ビームを用いるの
が好ましく、これによりシステムの容量を上げることが
できる。)
【0016】各ノードはそれ自身のローカルトポロジー
と、ノード(ローカルトポロジー外のノードも含む)に
対する位置情報を有するために、GRAは以下のように
して規定される。tをノードvに到着するパケットの宛
先アドレス(宛先ノードの宛先アドレス)とし、ノード
vはローカルトポロジーN(v)を有するとする。GR
Aによれば、tがvでない場合には、ノードvは次式を
決定する。
【数2】 ここでノードvは、w=v(すなわち基準ノードそのも
のが最近接のノードでありこの場合パケットはドロップ
されるが)でない場合、ノードNvwへのパケットを転送
する。
【0017】GRAを用いて、パケットは、宛先ノード
が存在するローカルトポロジー内に到達するまで、ある
ローカルトポロジーから別のローカルトポロジーに移動
する。
【0018】図1においてGRAを、図4のフローチャ
ートを参照しながら説明する。ノード105(式2のソ
ースノードv)が、ノード205(式2の宛先ノード
t)へ伝送するためのパケット(図示せず)をパケット
を受領する(ステップ405)。ノード105は、ノー
ド205がローカルトポロジーの一部であるか否かをみ
るために、ローカルトポロジーテーブルを検索する(ス
テップ410)。ノード205がローカルトポロジーの
一部である場合には、ノード105はローカルトポロジ
ーテーブルで特定された次のホップノードにパケットを
送る(ステップ415)。一方、ノード205がノード
105のローカルトポロジーの一部でない場合には、ノ
ード105は、地理ベースのルーティングプロトコルを
実行して(ステップ420)、そのローカルトポロジー
内でノード205に最も近いノードを特定する。特にノ
ード105はローカルトポロジー100の一部であるす
べてのノードに対し、式(2)の計算を実行する。ノー
ド105は、ノード205からローカルトポロジー10
0内の各ノードまでの距離を評価する(式(1)と図3
の位置テーブルからの位置情報を用いて)。これを図1
の3本の点線の矢印、D140,205、D105,205、D
150,205で示す。これは、ノード140と205、ノー
ド105と205、ノード150と205との間の式
(1)を計算した距離に対応する(ローカルトポロジー
100の残りのノードに対する他の距離計算は示してい
ない)。
【0019】最も近いノードが特定されると、ノード1
05はノード205までの最短距離を有するローカルト
ポロジー100のノード(例えばノード140)にパケ
ットを送る。ノード105がパケットをノード140に
ローカルトポロジーテーブルを用いてルーティングする
(ステップ415)(すなわちパケットは図2のローカ
ルトポロジーテーブルで特定された次のホップノード1
30に送られる)。次のホップノードがその後、GRA
をそのローカルトポロジーテーブルを用いて実行する。
(図4のフローチャートには示していないが、ある状況
ではパケットを処理するために適宜のエラー監視条件が
付加される。例えば、位置テーブルにノード205の位
置情報が存在しない場合にはパケットはドロップされ
る。)
【0020】ローカルトポロジー内のGRAのアプリケ
ーションにおいては、ルーティング内に「ループ」が存
在しないようにすることが重要である。GRAルーティ
ング内のループの原因は、2つのノードが宛先ノードか
ら同一距離にあるような状況である。かくして式(2)
に対する別の式は、式(3)である。
【数3】 ここでεは非常に小さな数であると仮定する。εは、宛
先ノードまでの距離が同一の2つのノードが存在する場
合には、ホップの回数からノードuに最も近いノードが
選択されるようにループ(結合)が解除される。
【0021】図4に示すように、パケットがノードに到
達するのと同時に、ルーティングの計算を行う代わり
に、ルーティングテーブルを前述した計算に基づいてあ
らかじめ作成しておき、パケットルーティングの決定を
ルーティングテーブル内のエントリーをベースにして決
定することができる。このようなルーティングテーブル
を図5に示す。このルーティングテーブルは、図2に示
したローカルトポロジーテーブルと、図3に示した位置
テーブルの両方からの情報、および上記のルーティング
計算(例、式(3))を用いる。図5に示すような同一
の実施例を用いると、ノード105で受領したパケット
とノード205に向けられたパケットは、ルーティング
テーブルエントリーによりノード130にルーティング
される。
【0022】上記したように、各ノードはそれ自身のロ
ーカルトポロジーを有する。このローカルトポロジーを
構成する方法を次に説明する。
【0023】Sk(v)は、ノードのk回近傍である。
すなわちそのノードからk回のホップ内にあるノードの
組である。次にさらに定義を追加する。Rk(v)−ノ
ードのk−領域。これはSk(v)内の他のノードのい
ずれよりもノードvに近い二次元の面内の点の組であ
る。
【0024】Rk(v)は次のようにして得られる。す
べてのノードが、面上のそれぞれの位置にあると仮定す
る。ノードvとあるノードu∈Sk(v)を接続する直
線を引く。この線に対する直交二等分線を引く。この直
交二等分線がノードvが半分のスペース内にある半分の
面を表す。この半分のスペースをPvuで表すことにす
る。ノードw∈Pvu内にある場合には、ノードwはノー
ドuよりもノードvに近い。Pvuを得るプロセスを、各
u∈Sk(v)に対し繰り返し、そしてRk(v)は、こ
の半分のスペースの交差点である。w∈Rk(v)とな
るように、w∈Vが存在し、そしてノードvがwの中に
ない場合のみGRAを用いてパケットのループレスの分
配が存在することが示される。図1のノード105に対
するk−領域の例を図6に示し、同図においては2−領
域R2(ノード105)である。この状態のもとで、ロ
ーカルトポロジーを計算するために、ノード内で用いら
れる方法のフローチャートを図7に示す。
【0025】アドホックネットワークの各ノードは、図
7の方法を秒ごとに実行して、ローカルトポロジーを連
続的に更新あるいは作り出すものとする。(レートの速
さは、アドホックネットワークのノードの移動度に依存
する。)高速時は、各ノードはまず位置情報を用いて、
可聴距離内のノードのサブセットへのポイント間リンク
を創設して、かくして隣接ノードを決定する(ステップ
605と610)。その後各ノードは、その隣接情報を
限られた情報流出(limited flooding)を介して伝搬さ
せて、所定のkの値に対するk回近傍Sk(v)を得
る。(ただし各ノードは同一の値kを用いるものとす
る。)(ステップ615)かくして、ローカルトポロジ
ーは、基準ノードに対して形成される。
【0026】特に各ノードはステップ605でトポロジ
ー検知スキームを用いる。このトポロジー検知スキーム
においては、各ノードは位置情報をさらに、その伝送半
径r内にある全てのノードにも送信できるよう修正され
た全方向パイロット信号を周期的あるいは連続的に放送
する。(GPS二次元座標軸が各送信ノードにより与え
られ、パイロット信号内でこれらのGPS二次元座標軸
が送信される。)ステップ605において、各ノード
は、可聴距離内の他のノードから送信されたパイロット
信号を聞き、各受信したパイロット信号に対しGPS情
報を再生して、それを図3の位置テーブルに記憶する。
かくしてステップ605においては、各ノードは、潜在
的に近傍にあるノードに対するGPS情報を収集する。
(全方向パイロット信号の特定の形式は、本発明には必
ずしも必要なものではなく、これに関しては米国特許出
願(発明者: Ahmed et al.発明の名称“A Topolory Se
nsing Scheme for Networks with Mobile Nodes”を参
照のこと。)
【0027】ステップ610において、各ノードは、計
算された位置情報を収集したGPS情報に適用して、地
理上(geometry)のルーティングを容易にし、選択され
たノードとのポイント間リンクを設定し、周囲ノードを
選択して隣接テーブルを形成する。(隣接テーブルの例
は図1のノード105に対する図8として示す。)収集
したGPS情報を用いて、ノードが隣接テーブルを構成
するには少なくとも3種類の方法がある。 (第1形式の構成)ノードu∈Vとv∈Vがリンクを構
成する。ただし、他のいかなるノードw∈Vを含まない
ような周囲にノードuとvがあるサークルが存在する場
合に限る。 (第2形式の構成)ノードu∈Vとv∈Vがエッジを形
成する。ただし、他のノードw∈Vを含まない直径上に
ノードuとvがあるサークルが存在する場合に限る。 (第3形式の構成)ノードu∈Vとv∈Vがエッジを構
成する。ただし、ノードuを中心とし、ノードvを中心
とする半径Duvの円の交点が他のノードw∈Vを含まな
い場合に限る。
【0028】これら3つの構成が形成されない場合に
は、接続されるネットワークは存在しないことになる。
第1形式の構成は、I−回転可能の接続となる。言い換
えると、第1形式の接続により構成されたネットワーク
は、いずれかのノードのローカル近傍は、それに直接接
続されるノードの組であるネットワークとなる。GRA
を用いてローカル近傍が、I−近傍となるようなネット
ワーク上でルーティングされる場合には、いかなるノー
ドもパケットを他のいかなるノードにも接続することが
できる。第2形式、第3形式の接続は、よりまばらなネ
ットワークとなる(リンクの数は第1形成期の接続より
も少なくなる)。シミュレーションの実験結果から、こ
れらのネットワークはほとんどk−回転可能となること
が分かった。k=2、k=4である。
【0029】可聴距離内で上記の基準の1つを満たすノ
ードとの接続を形成した後、各ノードは、制約された情
報供給(limited flooding)を介して、そのリンク情報
を伝搬して、すべてのノードがk回近傍を構成できるよ
うにする(ステップ615)。(ただし、すべてのノー
ドは同一の値kを用いるものとする。)例えば、図1に
戻って、2回近傍に対しては、ノード105は、ノード
110、130、150から隣接リストを受領して、図
2のローカルトポロジーテーブルを構成する。(ノード
125は、ノード130に隣接しているために、ノード
105で受領し、ノード125に向けられたパケット
は、ノード105によりノード130にルーティングさ
れることが分かる。)同様に、kが3に等しい場合に
は、隣接情報はさらに、制約された情報供給を介して伝
搬される(ノード105は、ノード115、120、1
25、135、140、150の隣接テーブルを受領す
る)。
【0030】例えばノード105は、その隣接テーブル
をタイムトゥライブ(time-to-live)フィールドでもっ
て送信する。タイムトゥライブフィールドの値を用い
て、ノード105の隣接テーブル情報を、限られた近傍
のノードに供給(伝搬)する。タイムトゥライブフィー
ルドとノード105の隣接テーブルを受領した各ノード
は、タイムトゥライブのフィールドの値を減算する。タ
イムトゥライブフィールドの値が0を越えている限り、
その受信中のノードはさらに、ノード105の隣接テー
ブルを、その隣接ノードに送信する(タイムトゥライブ
フィールドの減算した値でもって)。しかしタイムトゥ
ライブフィールドの値が0になると、その受信中のノー
ドはもはやノード105の隣接テーブルを伝搬しない。
本明細書には記載していないが、ローカルトポロジーを
生成する上記の方法は、ルーティングに際しループを形
成しないことが数学的に証明されている。
【0031】上記したように各ノードは、伝送半径r内
にある他の全てのノード(正確に、または概算として)
位置を知っていることが前提である。しかしノードが、
遠方のノードの伝送範囲外にある場合があり、そのため
ノードは、遠方ノードから位置情報を受信することがで
きない場合がある。他の方法として、遠方ノードの位置
が見いだされなかった場合には、パケットをドロップす
るだけであるが、別法の位置更新メカニズムを用いるこ
ともできる。例えば、位置情報が周期的に更新されるよ
うな、レイジー更新(lazy update)メカニズムを用い
ることもできる。
【0032】このレイジー更新メカニズムにおいては、
各ノードは、すべての既知のノードの位置のリストを、
その情報がこれらのノードによりいつ生成されたかにつ
いてのタイムスタンプとともに維持(保持)する。p
(i、k)をノードiから見たノードkの位置とする
と、そしてs(i、k)が位置情報がノードkで生成さ
れたタイムスタンプであるとする。このタイムスタンプ
は、位置情報の古さを決定する手段を与える。(上記の
議論から分かるように、p(i、k)は、l(v)の変
形であり、二次元のGPS情報である。例をあげて説明
すると、s(i、k)は、月、日、年(24時間で、例
えば3:00PMは1500である)の関数として決定
された整数値である。)図3の位置テーブルを修正し
て、図9に示すタイムスタンプのフィールドを含めるよ
うにすることができる。ここで基準ノードiは、図1の
ノード150である。図9のテーブルは、ノードiのエ
ントリーそのものを含む(ここではノード150で示さ
れる)。ノードiにおける位置とタイムスタンプのリス
トは、ノードiにおけるロケーションリスト、あるいは
ロケーションテーブルL(i)とも称する。
【0033】レイジー更新方法によれば、各ノードは周
期的にその位置をt1秒間に一度、隣接ノード(あるい
はローカルトポロジーのすべてのノードに)に送る。さ
らにまたt2秒ごとに、各ノードはその位置リストL
(i)をその隣接ノード(1ホップ内のノード)に送
る。レイジー更新方法のフローチャートを受領ノードj
で使用する場合を例に図10に示す。受信ノードjがノ
ードiに隣接しているとする。ステップ905において
受信ノードjは、それに隣接するすべてのノードから位
置情報p(i、k)を受領する。ステップ910におい
て、受信ノードjは、その位置リストL(j)を更新し
て、その隣接ノードに現在の位置とタイムスタンプを反
映する。(この時点においては、タイムスタンプ情報
は、L(j)内に記憶された、前のローカルトポロジー
位置伝送よりもより新しいものであると仮定する。)ス
テップ915においてノードjは、隣接ノードから位置
リストL(i)を受領する。ステップ920においてノ
ードjは、その位置リストL(j)内のエントリーを追
加および/または修正するが、これは受信した位置リス
トのおのおのの上のリストの各ノードk∈Vに対する以
下の計算を行うことにより行われる(様々な位置リスト
を合成(merging)する)。s(i、k)>s(j、
k)の場合には、 s(j、k)=s(i、k)かつp(j、k)=p
(i、k) あるいは何もしない。
【0034】ノードjが、位置リスト上にはないノード
kに関連するタイムスタンプをノードから受領すると、
s(i、k)>s(j、k)の定義により、ノードjは
この新たなノードkをその位置リストに追加する。同様
に、受信した特定の位置リストから受信したタイムスタ
ンプが、現在のタイムスタンプよりもより新しい場合、
すなわちs(i、k)>s(j、k)の場合には、その
位置リスト上にすでにあるノードiに対する位置情報を
更新する。一方ノードjが、特定のノードkに対しより
新しい情報を有する場合には、すなわちs(i、k)<
s(j、k)の場合には、位置リストへの変化は生じな
い。かくして位置情報は、あるノードからその隣接する
ノードに位置リストを伝送することにより、アドホック
ネットワークを介して徐々に伝搬する。このレイジー更
新手順は、位置情報が大幅に変化する場合には、ネット
ワーク全体に位置情報を与えるよりもルーティングのオ
ーバーヘッドが大幅に少なくなる。
【0035】上記のことから、あるノードが遠方ノード
に関する情報を受け取らない間は、レイジー更新メカニ
ズムを用いると、アドホックネットワークに対するある
ウォームアップ時間が存在することが分かる。上記した
ように、GRPルーティング方法の1つのオプション
は、遠方ノードの位置が分からないときには、パケット
を単に廃棄するだけである。
【0036】レイジー更新メカニズムを用いると、ルー
プが発生する可能性があることが分かる。例えば、ある
パケットに対しtを宛先ノードとし、ノードvがノード
uからこのパケットを受領したとする。ノードvがその
パケットに対する次のホップノードuであると、これは
ループとなる。このような状態を回避するために、この
ような状況が発生した場合にはノードuとvは、p
(u、t)、p(v、t)、s(u、t)、s(v、
t)を交換する。ノードtの位置は、ノードがより新し
い情報を有するよう決定される。両方のノードがこの情
報の一部を利用する。この変形例を用いて、ルート内に
無限のループが存在しないことが示される。
【0037】図11に、図1のアドホックネットワーク
で使用される代表的なノード905のハイレベルのブロ
ック図を示す。ノード905は、蓄積プログラム制御ベ
ースのプロセッサアーキテクチャーであり、プロセッサ
950と、メモリ960と、パス966により表される
通信設備を介して、アドホックネットワークの他のノー
ドと通信する通信インタフェース965と、GPS位置
情報を受領するGPS970とを有する。(メモリ96
0は、プログラム指示とデータを記憶し、上記の地理ベ
ースのルーティングプロトコルにしたがって通信し、位
置テーブルを記憶する)ノード905はルータとも称す
る。
【0038】本発明は、アドホックネットワーク(大小
に関わらず)内で、パケットをルーティングする簡単な
ルーティングプログラムを提供する。GRPは、遠方ノ
ードに対し最も近いノードを特定するが、このGRP
は、基準ノードよりも遠方のノードにより近いすべての
ノードを特定するよう修正することもできる。本発明
は、ワイヤレスのアプリケーションを例に説明したが、
GRPは有線ネットワーク、あるいは有線または無線の
リンクの組合せを有するネットワークのようなパケット
ネットワークの他の形態でも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアドホックネットワークの一部を表す
図。
【図2】ローカルトポロジーテーブルを表す図。
【図3】位置テーブルを表す図。
【図4】アドホックネットワーク内でパケットをルーテ
ィングする際に使用されるフローチャート図。
【図5】ルーティングテーブルを表す図。
【図6】図1のノード105に対する2つの領域を表す
図。
【図7】ローカルトポロジーを構成する際に用いられる
フローチャート図。
【図8】隣接テーブルを表す図。
【図9】別の位置テーブルを表す図。
【図10】遅延した更新手順で使用されるフローチャー
ト図を表す図。
【図11】図1のアドホックネットワークで使用される
ノードのブロック図。
【符号の説明】
100 ローカルトポロジー 105 ノード 905 ノード 950 プロセッサ 960 メモリ 962 通信インタフェース 966 パス 970 GPS
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ホン ジャン アメリカ合衆国、07090 ニュージャージ ー、ウェストフィールド、オースチン ス トリート 746 (72)発明者 ワリッド アーメッド アメリカ合衆国、07724 ニュージャージ ー、イートンタウン、カントリー ロード 20、アパートメント 50 (72)発明者 ムラリドハラン サンパス コジアラム アメリカ合衆国、07746 ニュージャージ ー、マルボロ、アリエ ドライブ 17 (72)発明者 パンテリス モノギアディス アメリカ合衆国、08817 ニュージャージ ー、エディソン、リベンデル ウェイ 1102 (72)発明者 キラン エム.レジ アメリカ合衆国、07746 ニュージャージ ー、マルボロ、フルコート 1 Fターム(参考) 5K030 HA08 JL01 JT09 KA05 LA08 LB05 5K033 CB08 CB14 CC01 DA17 EC03 5K067 AA21 CC08 DD20 EE02 EE06 FF02 FF03 FF05 HH23 JJ56 JJ65 KK13 KK15 5K072 AA23 BB02 BB25 BB27 CC04 CC11 CC35 DD11 EE04 FF20 FF25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)パケットネットワークの他のノー
    ドの位置情報を記憶するステップと、 (B)前記記憶された位置情報を、近接するノードと交
    換するステップとを有することを特徴とするパケットネ
    ットワークのノードで使用される方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶された位置情報は、他のノード
    の位置情報の時間を示すタイムスタンプ情報を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 (A)パケットネットワークの他のノー
    ドの位置情報を記憶するステップと、 (B)近接するノードから位置情報を受領するステップ
    と、 (C)記憶した位置情報をより新しい値に更新するため
    に、受信した位置情報と記憶した位置情報とを組み合わ
    せるステップとを有することを特徴とするパケットネッ
    トワークのノードで使用される方法。
  4. 【請求項4】 前記記憶された位置情報は、他のノード
    の位置情報の時間を示すタイムスタンプ情報を含み、 前記(C)ステップは、より新しい値を決定するために
    タイムスタンプ情報を比較することを特徴とする請求項
    3記載の方法。
  5. 【請求項5】 (A)第1ノードのローカルトポロジー
    の一部である第2ノードに、第1ノードの位置情報を送
    信するステップと、 (B)近接するローカルトポロジーのノードに位置リス
    トを送信するステップと、を有し、 前記位置リストは、パケットネットワークの少なくとも
    一部のノードの位置情報を含むことを特徴とするパケッ
    トネットワークのノードで使用される方法。
  6. 【請求項6】 前記記憶された位置リストは、少なくと
    も一部のノードの位置情報の時間を示すタイムスタンプ
    情報を含むことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記(A)(B)のステップは、周期的
    に実行されることを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 (C)ローカルトポロジーの近接するノ
    ードから位置情報を受領するステップと、 (D)位置リストを新しい値に更新するために、受信し
    た位置情報と位置リストとを組み合わせるステップとを
    さらに有することを特徴とする請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】 ノードの位置情報を決定するGPS受信
    器(970)と、 パケットネットワークの他のノードの位置情報を含む、
    位置リストを記憶するメモリ(960)と、 異なる時間にノードの決定された位置情報と、記憶され
    た位置リストとをパケットネットワークの少なくとも1
    つのノードに通信する、通信インタフェース(965)
    とを有することを特徴とするパケットネットワークのノ
    ードで使用される装置。
  10. 【請求項10】 パケットネットワークの他のノードの
    位置情報を含む、位置リストを記憶するメモリ(96
    0)と、 記憶された位置リストを、パケットネットワークの少な
    くとも1つの近接するノードに送信する通信インタフェ
    ース(965)とを有することを特徴とするパケットネ
    ットワークのノードで使用される装置。
  11. 【請求項11】 プロセッサ(950)をさらに有し、 前記通信インタフェース(965)は、パケットネット
    ワークの少なくとも1つの近接するノードから位置リス
    トを受領し、 前記プロセッサ(950)は、記憶された位置リスト
    を、より新しい値に更新するために、受信した位置リス
    トと記憶した位置リストとを組み合わせることを特徴と
    する請求項10記載の装置。
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