JP2002171259A - ネットワーク管理装置及び管理プログラム - Google Patents

ネットワーク管理装置及び管理プログラム

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JP2002171259A
JP2002171259A JP2000365980A JP2000365980A JP2002171259A JP 2002171259 A JP2002171259 A JP 2002171259A JP 2000365980 A JP2000365980 A JP 2000365980A JP 2000365980 A JP2000365980 A JP 2000365980A JP 2002171259 A JP2002171259 A JP 2002171259A
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data
traffic
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traffic report
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JP2000365980A
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Osamu Iijima
治 飯島
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速にネットワークの解析処理が行え、ネッ
トワークの異常を早期に発見できるネットワーク管理装
置及び管理プログラムを提供する。 【解決手段】 複数の監視項目を有し、各監視項目毎に
複数時刻において取得したデータを記録しており、報告
装置と報告時とを特定するラベル情報が付されたトラフ
ィック報告データ12を、ネットワークに接続されたネ
ットワーク機器から受信する受信手段11と、該トラフ
ィック報告データを記憶蓄積する蓄積手10段と、を備
え、トラフィック報告データに基づいてネットワークの
状態を監視するネットワーク管理装置において、トラフ
ィック報告データに基づいて特性値を算出する特性値算
出手段14と、各トラフィック情報データについて特性
値とラベル情報とを表示する表示手段15と、を設けて
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークの状
態を監視するネットワーク管理装置及び管理プログラム
に関する。
【従来の技術】従来より、ネットワーク機器が監視対象
とする一部のネットワークに関してMIB(manag
ement information base)情報
を収集し、ネットワーク管理装置がネットワーク機器の
MIB情報を読み出すことにより、ネットワーク全体の
状態を監視したり、ネットワークトラブルを検知するネ
ットワークの管理が行われている。ネットワーク機器
は、監視対象とする一部のネットワークについてのトラ
フィック情報を次々と蓄積し、定期的に電子メールのフ
ァイル添付の形式によってネットワーク管理装置に送信
するようになされている。添付されるファイルは、トラ
フィック報告データといい、複数の監視項目を有し、各
監視項目毎に複数時刻において取得したデータを記録し
ており、報告装置と報告時とを特定するラベル情報が付
されたものとなっている。ネットワーク管理装置は、ト
ラフィック報告データをメール添付のファイルとして受
け取ると、このファイル内のデータを図14に示すよう
にグラフ化したり、数値データとして表示したりする。
ネットワーク管理者は、グラフを監視し、数値データを
検討する等のネットワーク解析処理を行うことにより、
ネットワークの障害等を知ることができる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、監視対
象のネットワークの規模が大きく、接続されているネッ
トワーク機器が多数になると、ネットワーク管理装置は
定期的に多数のトラフィック報告データを受け取ること
となる。ネットワーク管理者は、個々のトラフィック報
告データ毎に手作業でファイルを開いてグラフ化などの
作業を行った上で、グラフを監視し、数値を検討するた
め、監視作業が膨大なものとなる。このため、ネットワ
ーク機器が多数接続される場合には、ネットワークの解
析にも時間を要し、迅速なトラブルの発見が困難な場合
があるという問題点があった。本発明は、上記問題点を
改善するために成されたもので、その目的とするところ
は、接続されるネットワーク機器が増大し、多数のトラ
フィック報告データを受け取る場合であっても、迅速に
ネットワークの解析処理が行え、ネットワークの異常を
早期に発見できるネットワーク管理装置及び管理プログ
ラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、複数の監視項目を有し、各監視項目毎に
複数時刻において取得したデータを記録しており、報告
装置と報告時とを特定するラベル情報が付されたトラフ
ィック報告データを、ネットワークに接続されたネット
ワーク機器から受信する受信手段と、該トラフィック報
告データを記憶蓄積する蓄積手段と、を備え、トラフィ
ック報告データに基づいてネットワークの状態を監視す
るネットワーク管理装置において、該トラフィック報告
データに基づいて特性値を算出する特性値算出手段と、
各トラフィック情報データについて該特性値とラベル情
報とを表示する表示手段と、を設けたことを特徴とする
ものである。また特性値算出手段は、所定の監視項目の
データの平均値を算出し該平均値を特性値として出力す
るものが好ましく、この場合にはトラフィック報告デー
タの全体傾向を得ることができる。また本発明は、複数
の監視項目を有し、各監視項目毎に複数時刻において取
得したデータを記録しており、報告装置と報告時とを特
定するラベル情報が付されたトラフィック報告データ
を、ネットワークに接続されたネットワーク機器から受
信する受信手段と、該トラフィック報告データを記憶蓄
積する蓄積手段と、を備え、トラフィック報告データに
基づいてネットワークの状態を監視するネットワーク管
理装置において、予め設定された所定要件を満たしてい
るデータを含むトラフィック情報データを抽出する抽出
手段と、該抽出されたトラフィック報告データのラベル
情報を表示する表示手段と、を設けたことを特徴とする
ものであってもよい。更に、トラフィック報告データに
基づいて特性値を算出する特性値算出手段を備え、前記
抽出手段は、トラフィック報告データの特性値の平均値
を算出し、該平均値と各トラフィック報告データの特性
値とを比較して差分の大きい特性値のトラフィック報告
データを抽出するものであることも好ましい。トラフィ
ック報告データから所定のものを抽出することにより、
使用者であるネットワーク管理者は全数チェックの手間
を省略することができ、よって効率的に管理を行うこと
ができるようになる。抽出の際の要件としては、平均値
や、最高値、最低値などについてのものがあり、また単
一の要件だけでなく複数の要件を組み合わせたものであ
ってもよい。複数の要件を組み合わせることにより、よ
り高度なネットワーク管理が可能となる。ここで、表示
手段は、全ネットワーク報告データについてラベル情報
を表示するとともに、前記抽出されたトラフィック情報
データのラベル情報については他と表示を異ならせて表
示するものであってもよく、更に表示手段は、ラベル情
報に加えて抽出理由となったデータの値を表示するもの
であってもよい。また、これら表示にラベル情報の内容
に沿ったマトリックス形式にしてもよいし、視覚的に把
握しやすいようにアイコン表示を行うものであってもよ
い。また、本発明の他の態様にあっては、コンピュータ
に、複数の監視項目を有し、各監視項目毎に複数時刻に
おいて取得したデータを記録しており、報告装置と報告
時とを特定するラベル情報が付されたトラフィック報告
データを、ネットワークに接続されたネットワーク機器
から受信させ、該トラフィック報告データを記憶蓄積さ
せ、トラフィック報告データに基づいてネットワークの
状態を監視させるネットワーク管理プログラムにおい
て、該トラフィック報告データに基づいて特性値を算出
させ、予め設定された所定要件を満たしている特性値の
トラフィック情報データを抽出させ、該抽出されたトラ
フィック報告データのラベル情報を表示させることを特
徴とするものである。
【発明の実施の形態】本発明にかかるネットワーク管理
装置の第一実施の形態を図1〜図5に基づいて、第二実
施の形態を図6〜図8に基づいて、第三実施の形態を図
9〜図13に基づいて説明する。 〔第一実施の形態〕図1は本発明のネットワーク管理装
置の構成を示すブロック図である。図2はネットワーク
管理装置の管理するネットワークの構成を示すシステム
図である。図3はネットワークの一部を管理するネット
ワーク機器の構成を示すブロック図である。図4はネッ
トワーク報告データの内容を示す説明図である。図5は
ネットワーク管理装置の表示画面を説明するイメージ図
である。図2において、ネットワークは、ネットワーク
管理装置1、ネットワーク機器2a,2b,2c・・
・、端末装置であるコンピュータ3a,3b,3c・・
・、イーサネット(登録商標)ケーブル4を備えて構成
されている。ネットワーク機器2a,2b,2c・・・
は、イーサネットケーブル4とコンピュータ3a,3
b,3c・・・を接続するものであって、両者間のデー
タを送受信を行うものである。ネットワーク機器2a,
2b,2c・・・は、図3に示すように、トラフィック
カウンタ5、トラフィック情報蓄手段6、トラフィック
情報蓄積メモリ7、トラフィックログファイル作成手段
8、メール送信手段9を備えて構成されている。トラフ
ィックカウンタ5は、ネットワーク機器2a,2b,2
c・・・を通過するフレーム等のトラフィック情報を常
時計数するものであり、具体的には帯域使用率、フレー
ム総数、ブロードキャスト数、マルチキャスト数、コリ
ジョン数、エラーパケット数を計数している。トラフィ
ック情報蓄手段6は、トラフィックカウンタ5の計数し
たトラフィック情報を、トラフィック情報蓄積メモリ7
に蓄積記憶させるものである。トラフィックログファイ
ル作成手段8は、一日に一回や一週間に一回等の定期的
なタイミングにおいて、トラフィック情報蓄積メモリ7
に記憶されたトラフィック情報を、テキスト形式のファ
イルであって、トラフィック報告データに相当するトラ
フィックログファイルとして作成するものである。この
作成されたトラフィックログファイルは、複数の監視項
目を有し、各監視項目毎に複数時刻において取得したデ
ータを記録しており、報告装置と報告時とを特定するラ
ベル情報が付されたものである。具体的には、トラフィ
ックログファイルは、図4に示すように、各時刻毎に監
視項目である帯域使用率、フレーム総数、ブロードキャ
スト数、マルチキャスト数、コリジョン数、エラーパケ
ット数についてのデータを保持しており、更に図示しな
い「報告装置:ネットワーク機器2a」「報告時:1月
2日」等のラベル情報を有している。メール送信手段9
は、この作成されたトラフィックログファイルを、ネッ
トワーク管理装置に電子メールに添付する形式で送信す
るものである。ネットワーク管理装置1は、図1に示す
ように、各ネットワーク機器2a,2b,2c・・・か
ら送信されるトラフィックログファイルに基づいてネッ
トワークを監視するものであり、蓄積手段に相当するハ
ードディスク10、受信手段に相当するメール受信手段
11、設定手段13、特性値算出手段に相当する平均値
取得手段14、表示手段に相当するファイル一覧表示手
段15を備えて構成されている。具体的には、ネットワ
ーク管理装置1はコンピュータを用いて構成されてお
り、管理プログラムが実行されることにより以下に説明
する動作を行うものとなっている。メール受信手段11
は、各ネットワーク機器2a,2b,2c・・・から送
信されるトラフィックログファイルをメール添付形式に
て受信するものであって、該受信したトラフィックログ
ファイルをハードディスク10に蓄積記憶させるもので
ある。ハードディスク10は、複数のトラフィックログ
ファイルを蓄積記憶するものである。図1にいおては、
ハードディスク10内の12は各々トラフィックログフ
ァイルを示しており、矩形枠内の文字は、ラベル情報を
示している。例えば、図中の左上のトラフィックログフ
ァイル12は、「1/2 2a」と示しているが、これ
は「報告装置:ネットワーク機器2a」「報告時:1月
2日」のラベル情報が付されたものであることを示して
いる。設定手段13は、平均値取得手段14が動作する
際に必要なパラメータを設定するものであって、具体的
には、平均値を求めるトラフィック情報の種類、平均値
を求める時間帯を設定するものである。設定手段13に
より、例えば「帯域使用率」について、「10:00〜
17:00」の時間帯における平均値を求める、という
設定が可能となる。平均値取得手段14は、設定手段1
3の設定した監視項目の種類、平均値を求める時間帯の
パラメータに基づいて、ハードディスク10に蓄積記憶
されている各トラフィックログファイル12に関して、
平均値を取得するものである。具体的には、各トラフィ
ックログファイル12は、図4に示したように、監視項
目の種類毎に、10分刻みなどの定期的に計測された複
数のデータの集合として表されているので、該監視項目
のデータについての設定された時間帯での平均値を求め
ることとしている。平均値取得手段14は、算出した平
均値をトラフィックログファイル12のラベル情報とと
もにファイル一覧表示手段15に出力する。ファイル一
覧表示手段15は、平均値取得手段14から受け取った
平均値とラベル情報を各トラフィックログファイル12
毎に表示する。詳しくは、ファイル一覧表示手段15
は、図5に示すように、ラベル情報中の「報告装置」
「報告時」を縦横とするマトリックス15aの表示を行
い、各交差する欄内に平均値を表示している。図5は、
「帯域使用率」について「10:00〜17:00」の
時間帯で平均値を算出した場合の各日付における各ネッ
トワーク機器の平均値を示している。また、ファイル一
覧表示手段15は、「報告装置」「報告時」とのマトリ
ックスを作成した場合に、対応するトラフィックログフ
ァイルが存在するものには所定の色を付してファイルが
存在することを示すアイコン15bを表示し、対応する
トラフィックログファイルが存在しないものには他のの
色を付してファイルが存在することを示すアイコン15
cを表示する。以上のようにして構成したネットワーク
管理装置にあっては、メール添付ファイルとして受信し
た各ネットワーク機器2a,2b,2c・・・からのト
ラフィックログファイル12をハードディスク10に蓄
積記憶するとともに、平均値取得手段14が各トラフィ
ックログファイル12のトラフィック情報の種類、平均
値を求める時間帯についての平均値を算出し、ファイル
一覧表示手段15が該平均値をマトリックス15aの形
式として表示するものである。従って、ネットワーク管
理者は、個々のトラフィックログファイル12を開いて
ネットワーク解析処理を行わずとも、ネットワーク全体
の状態を見ることができる。従って、ネットワーク管理
者の労力を削減することができるとともに、迅速にネッ
トワークの障害を検知することができる。また、各トラ
フィックログファイル12についての平均値をマトリッ
クス形式にして表示するとともに、アイコン表示により
ファイルの有無を示しているのでより視覚的にネットワ
ーク状態を把握し良いものとなっている。 〔第二実施の形態〕図6は本発明のネットワーク管理装
置の他の構成を示すブロック図である。図7はネットワ
ーク管理装置の表示画面を説明するイメージ図である。
図8はネットワーク管理装置の他の表示画面を説明する
イメージ図である。なお、図6〜図8においては前述の
第一実施の形態で説明したところのネットワーク管理装
置と同等の箇所には同じ符号を付してあるので、同等の
箇所の詳細な説明は省略する。図6〜図8に示す本実施
の形態のネットワーク管理装置が、前述の第一実施の形
態で説明したところのネットワーク管理装置と異なり特
徴となるのは次の構成である。即ち、抽出手段に相当す
るファイル抽出手段20を設け、ファイル一覧表示手段
21は、ファイル抽出手段20の抽出するトラフィック
ログファイル12のラベル情報を表示する構成とした点
である。また、設定手段19は、ファイル抽出手段20
の抽出条件として必要なパラメータを設定するものとし
ている。具体的には、設定手段19は、対象期間、抽出
条件を設定するものである。対象期間とは、どの期間に
ネットワーク管理装置1に送信されたトラフィックログ
ファイル12を対象とするかを定めるものであり、本実
施例では日付で設定をすることとしている。図7に示す
画面の例では、対象期間として「1月2日〜1月5日」
を設定している。抽出条件は、ファイル抽出手段20が
ファイル抽出の際に用いる条件であって、トラフィック
ログファイル内のトラフィック情報のデータの特徴を条
件としている。例えば、「帯域使用率が10%を越え
る」「コリジョン数が10分間で50を越える」「エラ
ーパケットが10分間で10を越える」などが抽出条件
となる。ファイル抽出手段20は、ハードディスク10
に蓄積記憶されているトラフィックログファイル12の
中から設定手段19により設定された抽出条件に合致す
るファイルを抽出するものである。具体的には、ファイ
ル抽出手段20は、まず設定手段19の設定した対象期
間に合致するトラフィックログファイル12をラベル情
報に基づいて選択し、該選択されたトラフィックログフ
ァイル12について抽出条件に合致するか否かを判断す
る。ファイル抽出手段20は、抽出したトラフィックロ
グファイル12のラベル情報をファイル一覧表示手段2
1に出力する。ファイル一覧表示手段21は、ファイル
抽出手段20によって抽出されたトラフィックログファ
イル12についてのラベル情報を表示するものである。
詳しくは図7に示すように、ファイル一覧表示手段21
は、抽出されたトラフィックログファイル12の「報告
装置」「報告時」を表示する。図7では、上記抽出条件
に合致したファイルは、ネットワーク機器2aについて
の1月3日分と1月4日分、ネットワーク機器2bにつ
いては1月4日分、ネットワーク機器2cについては1
月5日分であることが示されている。以上のようにして
構成したネットワーク管理装置にあっては、ネットワー
ク管理者が必要とする抽出条件に合致したトラフィック
ログを即座に表示することができるので、ネットワーク
管理者が該当するトラフィックログファイルのみについ
て解析処理を行えばよく、よって迅速にトラブルの発見
が可能であるとともに、ネットワーク管理者の作業労力
を軽減することも可能となる。また、他の実施の形態と
して、図8に示すように、抽出したトラフィックログフ
ァイルのトラフィック情報をグラフ化して、重ね合わせ
て表示するようにしてもよい。この場合にあっては、抽
出されたトラフィックログファイルの内容についても示
されているため、個別にトラフィックログファイルを開
いてグラフ化するなどの処理が不要になりより一層ネッ
トワーク管理者の労力を削減することができる。図8
は、「帯域使用率が10%を越える」という条件で抽出
したところ、ネットワーク機器2aについての1月2日
分、1月3日分及びネットワーク機器2cについての1
月4日分が抽出され、これらトラフィックログファイル
中の帯域使用率についてのグラフが表示されている様子
を示している。 〔第三実施の形態〕図9は本発明のネットワーク管理装
置の他の構成を示すブロック図である。図10はネット
ワーク管理装置の表示画面を説明するイメージ図であ
る。図11はネットワーク管理装置の表示画面を説明す
るイメージ図である。図12はネットワーク管理装置の
他の表示画面を説明するイメージ図である。図13はネ
ットワーク管理装置の他の表示画面を説明するイメージ
図である。なお、図9〜図13においては前述の第二実
施の形態で説明したところのネットワーク管理装置と同
等の箇所には同じ符号を付してあるので、同等の箇所の
詳細な説明は省略する。図9〜図13に示す本実施の形
態のネットワーク管理装置が、前述の第二実施の形態で
説明したところのネットワーク管理装置と異なり特徴と
なるのは次の構成である。即ち、トラフィックログファ
イルに基づいて特性値を算出する特性値算出手段に相当
する平均値取得手段32を備え、ファイル抽出手段34
は、対象となる全トラフィックログファイルの特性値の
全体平均値を算出し、該全体平均値と各トラフィックロ
グファイルの特性値とを比較して差分の大きい特性値の
トラフィック報告データを抽出することとした構成であ
る。また、設定手段31は、対象期間、抽出条件を設定
するものであるが、抽出手段34の抽出処理に対応した
パラメータを設定するようになっている。具体的には、
設定手段31は、対象期間と、抽出対象監視項目と、抽
出ファイル数とを設定する。対象期間は第二実施の形態
において説明したところのものと同様であって、どの期
間にネットワーク管理装置1に送信されたトラフィック
ログファイル12を対象とするかを定めるものである。抽
出対象監視項目とは、トラフィックログファイル12中の
トラフィック情報の種別の内の抽出対象となる項目であ
り、抽出ファイル数とはネットワーク管理者が所望する
ファイル数である。平均値取得手段32は、設定手段3
1が設定する抽出対象監視項目に関して、各ファイルの
特性値である平均値を算出するものである。ファイル抽
出手段34は、平均値取得手段32の算出した各トラフ
ィックログファイル12についての特性値である平均値に
関する全体平均値と各トラフィックログファイル12の平
均値とを比較する。そして、ファイル抽出手段34は、
各トラフィックログファイルの平均値と全体平均値との
差分が大きいものから順に、設定手段31により設定さ
れたファイル数だけ抽出する。ファイル表示手段35
は、ファイル抽出手段34により抽出されたトラフィッ
クログファイル12のラベル情報を表示するものである。
図10に示す例にあっては、抽出対象監視項目として
「帯域使用率」を選択し、抽出ファイル数として「3」
を指定した場合に、3件のファイルが抽出されたことを
示している。以上の構成のネットワーク管理装置にあっ
ては、指定した抽出対象監視項目が全体の平均から大き
く外れているトラフィックログファイルのみを表示させ
ることができるものとなっている。従って、ネットワー
ク管理者は、迅速にネットワーク異常の生じている可能
性のあるトラフィックログファイルを知ることができ
る。また、他の実施の形態として、特性値算出手段とし
て平均値取得手段32を設けずに、トラフィックログフ
ァイル12の特性値としてピーク値やその他のネットワ
ーク特性を取得する手段を設けるようにしたものであっ
てもよい。更に、抽出されたトラフィックログファイル
12の表示として、図11に示すように、「報告装置」
「報告時」とのマトリックスを表示した上で、抽出され
たトラフィックログファイル12と抽出されていないト
ラフィックログファイル12とをアイコンで区別して表
示するようにしてもよい。このように表示することによ
り、一定のネットワーク機器にネットワーク異常が多発
しているとか、特定の日時にネットワーク異常が集中し
た、等の全体傾向を把握するとが可能となる。更に、図
12に示すようにアイコンの傍らに特性値を示すもので
あってもよい。この場合、その特性値の度合いを一目で
確認することができるためより迅速な対応をすることが
可能となる。また、図13に示すように、ラベル情報で
ある「報告装置」「報告時」と、対応する特性値とをリ
スト形式で表示してもよく、この場合には特性値をキー
として並べ替えを行ってから表示してもよい。このよう
に表示することにより、リストの上位から順にネットワ
ーク異常の発生した可能性の高いトラフィックログファ
イルが並べて表示されるので、上位のものから順に対応
することにより効率よく対処することができる。なお、
本発明のネットワーク管理装置は、上述したもののみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【発明の効果】本発明のネットワーク管理装置及び管理
プログラムは上述のように構成してあるから、請求項1
記載の発明にあっては、特性値算出手段がトラフィック
報告データに基づいて特性値を算出して、表示手段が各
トラフィック情報データについて該特性値とラベル情報
とを表示するので、多数のトラフィック報告データの内
容を一度に監視することができ、よって接続されるネッ
トワーク機器が増大し、多数のトラフィック報告データ
を受け取る場合であっても、迅速にネットワークの解析
処理が行え、ネットワークの異常を早期に発見できると
いう効果を奏する。請求項2記載の発明にあっては、特
性値算出手段が、所定の監視項目のデータの平均値を算
出し該平均値を特性値として出力するので、トラフィッ
ク報告データの全体の傾向を示す値で表示できるという
効果を奏する。請求項3記載の発明にあっては、抽出手
段が予め設定された所定要件を満たしているデータを含
むトラフィック情報データを抽出し、表示手段が該抽出
されたトラフィック報告データのラベル情報を表示する
ので、異常の可能性の高いトラフィック報告データの内
容を一度に監視することができ、よって接続されるネッ
トワーク機器が増大し、多数のトラフィック報告データ
を受け取る場合であっても、迅速にネットワークの解析
処理が行え、ネットワークの異常を早期に発見できると
いう効果を奏する。請求項4記載の発明にあっては、特
性値算出手段がトラフィック報告データに基づいて特性
値を算出し、抽出手段がトラフィック報告データの特性
値の平均値を算出し、該平均値と各トラフィック報告デ
ータの特性値とを比較して差分の大きい特性値のトラフ
ィック報告データを抽出するので、他のトラフィック報
告データとの比較の上で特に異常の可能性の高いトラフ
ィック報告データの内容を一度に監視することができる
という効果を奏する。請求項5記載の発明にあっては、
表示手段が、全ネットワーク報告データについてラベル
情報を表示するとともに、前記抽出されたトラフィック
情報データのラベル情報については他と表示を異ならせ
て表示するので、異常のあるネットワーク報告データと
正常なネットワーク報告データとを容易に区別でき、使
用者の読み間違いなどのミスを軽減することができると
いう効果を奏する。請求項6記載の発明にあっては、表
示手段が、ラベル情報に加えて抽出理由となったデータ
の値を表示するので、特性値も一目で確認することがで
きるためより迅速な対応をすることが可能となるという
効果を奏する。請求項7記載の発明にあっては、プログ
ラムが、該トラフィック報告データに基づいて特性値を
算出させ、予め設定された所定要件を満たしている特性
値のトラフィック情報データを抽出させ、該抽出された
トラフィック報告データのラベル情報を表示させるの
で、多数のトラフィック報告データの内容を一度に監視
することができ、よって接続されるネットワーク機器が
増大し、多数のトラフィック報告データを受け取る場合
であっても、迅速にネットワークの解析処理が行え、ネ
ットワークの異常を早期に発見できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク管理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】ネットワーク管理装置の管理するネットワーク
の構成を示すシステム図である。
【図3】ネットワークの一部を管理するネットワーク機
器の構成を示すブロック図である。
【図4】ネットワーク報告データの内容を示す説明図で
ある。
【図5】ネットワーク管理装置の表示画面を説明するイ
メージ図である。
【図6】本発明のネットワーク管理装置の他の構成を示
すブロック図である。
【図7】ネットワーク管理装置の表示画面を説明するイ
メージ図である。
【図8】ネットワーク管理装置の他の表示画面を説明す
るイメージ図である。
【図9】図9は本発明のネットワーク管理装置の他の構
成を示すブロック図である。
【図10】ネットワーク管理装置の表示画面を説明する
イメージ図である。
【図11】ネットワーク管理装置の表示画面を説明する
イメージ図である。
【図12】ネットワーク管理装置の他の表示画面を説明
するイメージ図である。
【図13】ネットワーク管理装置の他の表示画面を説明
するイメージ図である。
【図14】トラフィック情報データをグラフ化した状態
を示す説明図である
【符号の説明】
10 蓄積手段 11 受信手段 14 特性値算出手段 15 表示手段 20 抽出手段 21 表示手段 32 特性値算出手段 34 抽出手段 35 表示手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月1日(2000.12.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の監視項目を有し、各監視項目毎に
    複数時刻において取得したデータを記録しており、報告
    装置と報告時とを特定するラベル情報が付されたトラフ
    ィック報告データを、ネットワークに接続されたネット
    ワーク機器から受信する受信手段と、該トラフィック報
    告データを記憶蓄積する蓄積手段と、を備え、トラフィ
    ック報告データに基づいてネットワークの状態を監視す
    るネットワーク管理装置において、 該トラフィック報告データに基づいて特性値を算出する
    特性値算出手段と、各トラフィック情報データについて
    該特性値とラベル情報とを表示する表示手段と、を設け
    たことを特徴とするネットワーク管理装置。
  2. 【請求項2】 前記特性値算出手段は、所定の監視項目
    のデータの平均値を算出し該平均値を特性値として出力
    することを特徴とする請求項1記載のネットワーク監視
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の監視項目を有し、各監視項目毎に
    複数時刻において取得したデータを記録しており、報告
    装置と報告時とを特定するラベル情報が付されたトラフ
    ィック報告データを、ネットワークに接続されたネット
    ワーク機器から受信する受信手段と、該トラフィック報
    告データを記憶蓄積する蓄積手段と、を備え、トラフィ
    ック報告データに基づいてネットワークの状態を監視す
    るネットワーク管理装置において、 予め設定された所定要件を満たしているデータを含むト
    ラフィック情報データを抽出する抽出手段と、該抽出さ
    れたトラフィック報告データのラベル情報を表示する表
    示手段と、を設けたことを特徴とするネットワーク管理
    装置。
  4. 【請求項4】 トラフィック報告データに基づいて特性
    値を算出する特性値算出手段を備え、前記抽出手段は、
    トラフィック報告データの特性値の平均値を算出し、該
    平均値と各トラフィック報告データの特性値とを比較し
    て差分の大きい特性値のトラフィック報告データを抽出
    することを特徴とする請求項3記載のネットワーク監視
    装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、全ネットワーク報告デ
    ータについてラベル情報を表示するとともに、前記抽出
    されたトラフィック情報データのラベル情報については
    他と表示を異ならせて表示することを特徴とする請求項
    3又は請求項4記載のネットワーク監視装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、ラベル情報に加えて抽
    出理由となったデータの値を表示することを特徴とする
    請求項5記載のネットワーク監視装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、複数の監視項目を有
    し、各監視項目毎に複数時刻において取得したデータを
    記録しており、報告装置と報告時とを特定するラベル情
    報が付されたトラフィック報告データを、ネットワーク
    に接続されたネットワーク機器から受信させ、該トラフ
    ィック報告データを記憶蓄積させ、トラフィック報告デ
    ータに基づいてネットワークの状態を監視させるネット
    ワーク管理プログラムにおいて、 該トラフィック報告データに基づいて特性値を算出さ
    せ、予め設定された所定要件を満たしている特性値のト
    ラフィック情報データを抽出させ、該抽出されたトラフ
    ィック報告データのラベル情報を表示させることを特徴
    とするネットワーク管理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7594014B2 (en) 2005-09-09 2009-09-22 Oki Electric Industry Co., Ltd. Abnormality detection system, abnormality management apparatus, abnormality management method, probe and program

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