JP2002169993A - 特注商品の受注システム - Google Patents

特注商品の受注システム

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JP2002169993A
JP2002169993A JP2000366120A JP2000366120A JP2002169993A JP 2002169993 A JP2002169993 A JP 2002169993A JP 2000366120 A JP2000366120 A JP 2000366120A JP 2000366120 A JP2000366120 A JP 2000366120A JP 2002169993 A JP2002169993 A JP 2002169993A
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JP2000366120A
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English (en)
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Masaki Ogiwara
政喜 荻原
Masakazu Kono
雅一 河野
Hikari Kono
光 河野
Yuji Iwasaki
雄二 岩崎
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特注商品の受注に際し、正確な納品日やコス
トを提示できるようにすること。 【解決手段】 本発明では、サーバー側コンピューター
とクライアント側コンピューターとが電子通信回線網を
介して接続され、サーバーが予め用意した商品とは商品
の種類が同一であるが商品の仕様が異なる特注商品につ
いてクライアント側コンピューターからの注文を受付け
る特注商品の受注システムであって、サーバー側コンピ
ューターは、クライアント側コンピューターからクライ
アント属性と特注商品の商品仕様と希望納品日とを入手
し、入手したクライアント属性と商品仕様と希望納品日
から特注商品の納品日と特注商品のコストとを算出する
とともに、特注商品の納品日と特注商品のコストとをク
ライアント側コンピューターに提示することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特注商品の受注シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及に伴って、
サーバー(製造業者や販売業者)側コンピューターとク
ライアント(顧客)側コンピューターとが電子通信回線
網(インターネット)を介して接続され、サーバーが予
め用意した商品についてクライアント側コンピューター
からの注文を受付ける受注システムが提供されている。
【0003】具体的には、浴室やトイレで使用される手
すりを例にとると、製造業者は予め樹脂製の全長500mm
の手すりとステンレス製の全長500mmの手すりとを用意
しておき、これらいずれかについてインターネットを介
して顧客からの注文を受付け、受注後に製造業者が顧客
にいずれかの手すりを販売していた。
【0004】しかし、顧客ニーズの多様化に伴って、サ
ーバーが予め用意した標準的な商品(標準商品)だけで
なく、それ以外の商品(特注商品、すなわち、標準商品
と比較して、洗面器、便器、水栓金具、手すり等といっ
た商品の種類が同一であるが各種サイズ、表面処理等と
いった商品の仕様が異なる商品)ついてもインターネッ
トを通じて購入できるようにすることが望まれてきた。
【0005】そのため、上記従来の受注システムでは、
特注商品についてもクライアント側コンピューターから
の注文を受付けることができるようになっているものも
ある。
【0006】具体的には、上記したように製造業者が予
め樹脂製の全長500mmの手すりとステンレス製の全長500
mmの手すりとを用意している場合に、樹脂製の全長600m
mの手すりについても顧客からの注文を受付けるように
していた。
【0007】そして、このような特注商品についての注
文を受ける際に、サーバー側コンピューターは、特注商
品の納品日とコストとをクライアント側コンピューター
に提示するようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
特注商品の受注システムにおいては、サーバー側で商品
ごとに特注商品の生産に要する日数と価格とを一律に設
定しており、特注商品の注文を受けた際に、サーバー側
コンピューターは、予め商品ごとに決められた日数や価
格を受注日や基準価格に加算して、それらを特注商品の
納品日やコストとしてクライアント側コンピューターに
提示するようにしていた。
【0009】すなわち、従来の特注商品の受注システム
では、注文を受けた時点での製造部門の負荷等の状況に
かかわらず、一律に所定日数や所定価格に基づいて特注
商品の納品日やコストをクライアントに回答するように
なっていた。
【0010】そのため、回答した納品日やコストの精度
が低く、クライアントが希望する納期を大幅に遅れて特
注商品がクライアントに納品されたり、回答した見積り
コストよりも大幅に高いコストとなる場合があり、回答
した納品日やコストの信頼性が低く、使い勝手が悪いも
のであった。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、サー
バー側コンピューターとクライアント側コンピューター
とが電子通信回線網を介して接続され、サーバーが予め
用意した商品とは商品の種類が同一であるが商品の仕様
が異なる特注商品についてクライアント側コンピュータ
ーからの注文を受付ける特注商品の受注システムであっ
て、サーバー側コンピューターは、クライアント側コン
ピューターからクライアント属性と特注商品の商品仕様
と希望納品日とを入手し、入手したクライアント属性と
商品仕様と希望納品日とに基づいて特注商品の納品日と
コストとを算出することを特徴とする特注商品の受注シ
ステムを提供するものである。
【0012】また、本発明では、(1)サーバー側コンピ
ューターは、クライアント属性と商品仕様とに基づいて
特注商品を生産する生産拠点と特注商品をクライアント
に出荷する出荷拠点とを設定し、商品仕様と希望納品日
と生産拠点と出荷拠点とに基づいて特注商品の納品日を
算出するとともに、商品仕様と生産拠点と出荷拠点とに
基づいて特注商品のコストを算出すること、(2)サーバ
ー側コンピューターは、生産拠点又は出荷拠点としてク
ライアントの最も近くに位置する生産拠点又は出荷拠点
を設定すること、(3)サーバー側コンピューターは、商
品仕様に基づいて生産拠点での生産日数を算出するとと
もに、特注商品を生産拠点から出荷拠点へ移送するのに
要する移送日数と特注商品を出荷拠点からクライアント
へ移送するのに要する出荷日数とをそれぞれ算出し、生
産日数と移送日数と出荷日数の合計日数から納品可能日
を設定し、納品可能日が希望納品日よりも前の場合に
は、特注商品の納品日として希望納品日を設定するこ
と、(4)サーバー側コンピューターは、商品仕様に基づ
いて生産拠点での生産日数を算出するとともに、特注商
品を生産拠点から出荷拠点へ移送するのに要する移送日
数と特注商品を出荷拠点からクライアントへ移送するの
に要する出荷日数とをそれぞれ算出し、生産日数から生
産完了日を設定するとともに、生産日数と移送日数と出
荷日数の合計日数から納品可能日を設定し、納品可能日
が希望納品日よりも後の場合には、特注商品を生産拠点
からクライアントへ移送するのに要する直送日数を算出
し、生産日数と直送日数の合計日数から直送可能日を設
定し、直送可能日が希望納品日よりも前の場合には、特
注商品を生産拠点からクライアントに直送することとし
て、特注商品の納品日として希望納品日を設定するこ
と、(5)サーバー側コンピューターは、商品仕様に基づ
いて生産拠点での生産日数を算出するとともに、特注商
品を生産拠点から出荷拠点へ移送するのに要する移送日
数と特注商品を出荷拠点からクライアントへ移送するの
に要する出荷日数とをそれぞれ算出し、生産日数から生
産完了日を設定するとともに、生産日数と移送日数と出
荷日数の合計日数から納品可能日を設定し、納品可能日
が希望納品日よりも後の場合には、特注商品を生産拠点
からクライアントへ移送するのに要する直送日数を算出
し、生産日数と直送日数の合計日数から直送可能日を設
定し、直送可能日が希望納品日よりも後の場合には、特
注商品を生産拠点からクライアントに直送することとし
て、特注商品の納品日として直送可能日を設定するこ
と、(6)サーバー側コンピューターは、商品仕様に基づ
いて、特注商品を構成する各部品の単価である部品単価
と、特注商品を構成する各部品を製造する際の難易度を
示す製造難易度と、特注商品ごとに予め設定された基準
価格と、特注商品の表面に施す表面処理ごとに予め設定
された表面処理別アップ度とを算出し、特注商品を構成
する全ての部品について部品単価と製造難易度とを乗じ
た価格の総和に基準価格を加算し、それに表面処理別ア
ップ度を乗じた価格を特注商品のコストとして設定する
こと、(7)サーバー側コンピューターは、商品仕様に基
づいて、特注商品を構成する各部品の単価である部品単
価と、特注商品を構成する各部品を製造する際の難易度
を示す製造難易度と、特注商品ごとに予め設定された基
準価格と、特注商品の表面に施す表面処理ごとに予め設
定された表面処理別アップ度と、特注商品を生産拠点か
らクライアントに直送した場合の送料である直送料とを
算出し、特注商品を構成する全ての部品について部品単
価と製造難易度とを乗じた価格の総和に基準価格を加算
し、それに表面処理別アップ度を乗じた価格に直送料を
加算した価格を特注商品のコストとして設定すること、
(8)サーバー側コンピューターは、部品単価と製造難易
度と基準価格と表面処理別アップ度とを生産拠点に応じ
た値で算出することにも特徴を有している。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る特注商品の受注シス
テムは、サーバー側コンピューターとクライアント側コ
ンピューターとが電子通信回線網を介して接続され、サ
ーバーが予め用意した商品とは商品の種類が同一である
が商品の仕様が異なる特注商品についてクライアント側
コンピューターからの注文を受付けるようにしたもので
ある。
【0014】しかも、クライアント側コンピューターか
らクライアント属性と特注商品の商品仕様と希望納品日
とを入手し、入手したクライアント属性と商品仕様と希
望納品日から特注商品の納品日と特注商品のコストとを
算出するとともに、特注商品の納品日と特注商品のコス
トとをクライアント側コンピューターに提示するように
したものである。
【0015】そのため、クライアント属性や商品仕様や
希望納品日に基づいて正確な特注商品の納品日やコスト
をクライアントに提示することができ、提示した特注商
品の納品日やコストの信頼性を高めることができ、これ
により、クライアントが安心して特注商品の発注を行う
ことができるものである。
【0016】特に、クライアント属性と特注商品の仕様
とから特注商品を生産する生産拠点と特注商品をクライ
アントに出荷する出荷拠点とを設定し、商品仕様と希望
納品日と生産拠点と出荷拠点とに基づいて特注商品の納
品日を算定するとともに、商品仕様と生産拠点と出荷拠
点とに基づいて特注商品のコストを算出することによっ
て、実際に特注商品を生産する生産拠点や特注商品を出
荷する出荷拠点の受注時の負荷等の状況に応じて特注商
品の納品日やコストを算出することができ、クライアン
トにより一層正確な特注商品の納品日やコストを提示す
ることができるものである。
【0017】また、生産拠点又は出荷拠点としてクライ
アントに最も近くに位置する生産拠点又は出荷拠点を設
定することによって、特注商品の輸送に要する日数を可
及的に短縮化することができ、短納期でかつ低コストで
特注商品をクライアントに提供することができるもので
ある。
【0018】また、商品仕様に基づいて生産拠点での生
産日数を算出するとともに、特注商品を生産拠点から出
荷拠点まで移送するのに要する移送日数と特注商品を出
荷拠点からクライアントまで移送するのに要する出荷日
数とをそれぞれ算出し、生産日数と移送日数と出荷日数
の合計日数から納品可能日を設定し、納品可能日が希望
納品日よりも前の場合には、特注商品の納品日として希
望納品日を設定することによって、クライアントに対し
て特注商品を希望納品日どおりに出荷することができる
とともに、納期に余裕を持てるので生産拠点や出荷拠点
での負荷を低減することができ、生産拠点や出荷拠点で
の負荷増大に起因するコストの増大を未然に防止するこ
とができるものである。
【0019】また、商品仕様に基づいて生産拠点での生
産日数を算出するとともに、特注商品を生産拠点から出
荷拠点まで移送するのに要する移送日数と特注商品を出
荷拠点からクライアントまで移送するのに要する出荷日
数とをそれぞれ算出し、生産日数から生産完了日を設定
するとともに、生産日数と移送日数と出荷日数の合計日
数から納品可能日を設定し、納品可能日が希望納品日よ
りも後の場合には、特注商品を生産拠点からクライアン
トまで移送するのに要する直送日数を算出し、生産日数
と直送日数の合計日数から直送可能日を設定し、直送可
能日が希望納品日よりも前の場合には、特注商品を生産
拠点からクライアントに直送することとして、特注商品
の納品日として希望納品日を設定することによって、ク
ライアントに対して特注商品を希望納品日どおりに出荷
することができるとともに、納期に余裕を持てるので生
産拠点での負荷を低減することができ、生産拠点での負
荷増大に起因するコストの増大を未然に防止することが
できるものである。
【0020】また、商品仕様に基づいて生産拠点での生
産日数を算出するとともに、特注商品を生産拠点から出
荷拠点まで移送するのに要する移送日数と特注商品を出
荷拠点からクライアントまで移送するのに要する出荷日
数とをそれぞれ算出し、生産日数から生産完了日を設定
するとともに、生産日数と移送日数と出荷日数の合計日
数から納品可能日を設定し、納品可能日が希望納品日よ
りも後の場合には、特注商品を生産拠点からクライアン
トまで移送するのに要する直送日数を算出し、生産日数
と直送日数の合計日数から直送可能日を設定し、直送可
能日が希望納品日よりも後の場合には、特注商品を生産
拠点からクライアントに直送することとして、特注商品
の納品日として直送可能日を設定することによって、納
品期間を短縮することができ、クライアントに対して特
注商品を希望納品日に可及的に近づけた日に出荷するこ
とができるものである。
【0021】また、商品仕様に基づいて、特注商品を構
成する各部品の単価である部品単価と、特注商品を構成
する各部品を製造する際の難易度を示す製造難易度と、
特注商品ごとに予め設定された基準価格と、特注商品の
表面処理ごとに予め設定された表面処理別アップ度とを
算出し、特注商品を構成する全ての部品について部品単
価と製造難易度とを乗じた価格の総和に基準価格を加算
し、それに表面処理別アップ度を乗じた価格を特注商品
のコストとして設定することによって、正確な特注商品
のコストをクライアントに提示することができるもので
ある。
【0022】また、商品仕様に基づいて、特注商品を構
成する各部品の単価である部品単価と、特注商品を構成
する各部品を製造する際の難易度を示す製造難易度と、
特注商品ごとに予め設定された基準価格と、特注商品の
表面処理ごとに予め設定された色別アップ度と、特注商
品を生産拠点からクライアントに直送した場合の送料で
ある直送料とを算出し、特注商品を構成する全ての部品
について部品単価と製造難易度とを乗じた価格の総和に
基準価格を加算し、それに表面処理別アップ度を乗じた
価格に直送料を加算した価格を特注商品のコストとして
設定することによって、特注商品を生産拠点からクライ
アントに直送する場合であっても、正確な特注商品のコ
ストをクライアントに提示することができるものであ
る。
【0023】また、部品単価と製造難易度と基準価格と
表面処理別アップ度とを生産拠点に応じた値で算出する
ことによって、特注商品を実際に生産する生産拠点に応
じてより一層正確な特注商品のコストをクライアントに
提示することができるものである。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら具体的に説明する。尚、本実施例では、特注商
品の受注システムを提供するサーバーとして、洗面器や
便器等の水使用機器を製造販売する業者を例にとり説明
する。
【0025】本発明に係る特注商品の受注システムで
は、図1に示すように、特注商品の受注システムを提供
するサーバーのコンピューター1と特注商品の受注シス
テムのサービスを受けるクライアントのコンピューター
2とがインターネット、LAN等の電子通信回線網3を
介して相互に接続されている。また、サーバーの生産部
門又は関連する製造業者である生産者のコンピューター
4やサーバーの搬送部門又は関連する搬送業者である搬
送者のコンピューター5も同じく電子通信回線網3に接
続されている。
【0026】ここでいう、特注商品とは、サーバーが予
め用意した標準的な商品(標準商品)と比較して、洗面
器、便器、水栓金具、手すり等といった商品の種類が同
一であるが各種サイズ、表面処理等といった商品の仕様
が異なる商品を指している。また、サーバーとは、特注
商品の受注システムを提供する者を指し、クライアント
とは、サーバーが提供するサービスを受ける者を指して
いる。また、コンピューターには、端末機器や携帯通信
機等も含まれる。さらには、電子通信回線網3とは、相
互に電子データを送受信するためのもので、インターネ
ット、LAN、イントラネット等が含まれる。
【0027】以下に、特注商品の受注システムについ
て、図2〜図7に示すフローチャートに基づき説明す
る。
【0028】かかる特注商品の受注システムでは、ま
ず、クライアントは、サーバーからのサービスの提供を
受けるために、サーバーに対して予めユーザー登録をし
ておくようにしている。ユーザー登録に際しては、クラ
イアントは、クライアントの名称、住所等のユーザー属
性をサーバーに提示し、サーバーは、クライアントに対
してユーザーIDとパスワードとを提示するとともに、
サーバー側コンピューター1にユーザー属性、ユーザー
ID、パスワードをユーザーデーターベースとして記憶
する。このようにして、サーバー側コンピューター1
は、クライアント側コンピューター2からユーザー属性
を入手している。
【0029】そして、クライアントがサーバーのホーム
ページにアクセスすると、サーバー側コンピューター1
は、クライアント側コンピューター2に図8に示すメイ
ンメニュー画面6を表示する(S1)。
【0030】かかるメインメニュー画面6には、サーバ
ーが提供する各種のサービスが選択項目7,8,9,10として
表示されており、クライアントがメインメニュー画面6
において「商品の注文」項目9を選択すると、サーバー
側コンピューター1は、クライアント側コンピューター
2に図9に示すクライアントの認証画面11を表示し、ク
ライアントの認証を行う(S2)。
【0031】すなわち、クライアントの認証画面11にお
いてクライアントは予め登録されているユーザーID12
とパスワード13を入力し(S2−1、S2−2)、サー
バー側コンピューター1は、入力されたユーザーID12
とパスワード13がユーザーデーターベースに記憶されて
いる内容と一致するか否かを判断し(S2−3、S2−
4)、一致する場合にのみ特注商品の受注を受付けるよ
うにしている。
【0032】予め登録されているクライアントからのア
クセスである場合には、サーバー側コンピューター1
は、クライアントからの特注商品の注文を受付ける(S
3)。
【0033】すなわち、まず、サーバー側コンピュータ
ー1は、クライアント側コンピューター2に対して図10
に示す商品のラインナップ画面14を表示する(S3−
1)。かかるラインナップ画面14には、商品の種類が選
択項目15,16,17,18として表示されている。
【0034】次に、クライアントは、これらの選択項目
15,16,17,18から希望する商品の種類を選択する(S3
−2)。
【0035】そして、例えば、「手すり」項目18を選択
した場合には、サーバー側コンピューター1は、クライ
アント側コンピューター2に対して図11に示す商品注文
画面19を表示する(S3−3)。かかる商品注文画面19
には、商品の図面20が表示され、同図面20に表示された
各種サイズ(A,B,C)を入力するサイズ入力欄21,22,23
が表示され、各入力欄21,22,23の右側には、標準商品の
サイズと最小及び最大のサイズとが表示され、更には、
特注商品の表面に施す処理、例えば、塗装による色付け
やメッキ・コーティングや表面加工によるヘアライン・
梨子地等の模様付けといった表面処理をプルダウンメニ
ューから選択する表面処理選択欄24、個数を入力する個
数入力欄25、希望する納品日を入力する希望納品日入力
欄26、送信ボタン27とが表示されている。
【0036】このように、商品注文画面19に商品の種類
に応じて商品の図面20を表示しているため、クライアン
トは、視覚により商品の種類を確認することができ、ク
ライアントが誤って希望する商品と異なる種類の商品を
注文してしまうのを未然に防止できるようにしている。
しかも、各種サイズが図面20上に表されているため、こ
れによっても、クライアントが誤って異なるサイズを選
択してしまうのを未然に防止できるようにしている。
尚、かかる図面20は、クライアントがサイズ入力欄21,2
2,22に各種サイズを入力すると直ちにそのサイズでの図
を自動的に作成し、それを表示するようにすることもで
き、より一層クライアントの誤入力を防止することがで
きるようになる。
【0037】また、商品注文画面19では、サイズ入力欄
21,22,23の右側に標準商品のサイズを表示しており、か
かる標準商品のサイズをサイズ入力欄21,22,23に入力す
ることにより、標準商品の注文も受付けることができる
ようにしている。
【0038】尚、本実施例では、商品仕様として各種サ
イズと表面処理だけに絞った例をとりあげているが、こ
れに限らず、固定用ボルトを挿通する挿通孔の位置や個
数等も商品仕様として選択できるようにしてもよい。
【0039】そして、クライアントは、商品注文画面19
において、サイズ入力欄21,22,23に各種サイズを入力す
るとともに(S3−4)、表面処理選択欄24に表面処理
を入力し(S3−5)、更には、個数入力欄25に個数を
入力し(S3−6)、希望納品日入力欄26に希望する納
品日を入力し(S3−7)、送信ボタン27を操作する
(S3−8)。
【0040】次に、サーバー側コンピューター1は、ク
ライアントが商品注文画面19にて入力した商品仕様に基
づいて、特注商品の注文なのか標準商品の注文なのかを
判断し(S4)、標準商品の注文の場合には、従来と同
様の方法に従って納品日とコストとを回答するようにし
ている。
【0041】一方、特注商品の注文である場合には、サ
ーバー側コンピューター1は、クライアント側コンピュ
ーター2から入手したクライアント属性と商品仕様と希
望納品日に基づいて特注商品の納品日と特注商品のコス
トとを算出するとともに、特注商品の納品日と特注商品
のコストとをクライアント側コンピューター2に提示す
る。
【0042】まず、サーバー側コンピューター1は、ク
ライアント属性と商品仕様とから特注商品を生産する生
産拠点と特注商品をクライアントに出荷する出荷拠点と
を設定する(S5)。
【0043】すなわち、サーバー側コンピューター1
は、商品の種類に基づいて、かかる商品を製造すること
が可能な1又は2以上の拠点(サーバーの生産部門、関
連する製造業者等)を選択する(S5−1)。その際
に、サーバー側コンピューター1は、各拠点の名称、住
所、製造可能な商品の種類、同商品の生産に要する生産
日数等のデーターからなる生産拠点データーベース28を
参照している。かかる生産拠点データーベース28は、サ
ーバー側コンピューター1に直接接続された記憶装置に
記憶されている場合もあり、また、生産者のコンピュー
ター4に接続された記憶装置に記憶され電子通信回線網
3を介して各データを入手する場合もある。かかる生産
拠点データーベース28は、各拠点での実際の負荷状況等
に応じてデーターの内容が随時更新されるようにしてい
る。
【0044】そして、サーバー側コンピューター1は、
選択した1又は2以上の拠点からクライアントの住所に
最も近い拠点を実際に特注商品を生産する生産拠点とし
て設定するとともに(S5−2)、特注商品を出荷する
ことが可能な拠点のうちからクライアントの住所に最も
近い拠点を実際に特注商品を生産拠点から受け取りクラ
イアントに出荷する出荷拠点として設定する(S5−
3)。出荷拠点を設定する際にも、サーバー側コンピュ
ーター1は、各拠点の名称、住所等のデーターからなる
出荷拠点データーベース29を参照している。かかる出荷
拠点データーベース29は、サーバー側コンピューター1
に直接接続された記憶装置に記憶されている場合もあ
り、また、搬送者のコンピューター5に接続された記憶
装置に記憶され電子通信回線網3を介して各データを入
手する場合もある。かかる出荷拠点データーベース29
は、各拠点での実際の負荷状況等に応じてデーターの内
容が随時更新されるようにしている。
【0045】このように、本実施例では、生産拠点又は
出荷拠点としてクライアントに最も近くに位置する生産
拠点又は出荷拠点を設定することにしているため、特注
商品の輸送に要する日数を可及的に短縮化することがで
き、短納期でかつ低コストで特注商品をクライアントに
納品することができる。
【0046】尚、生産拠点や出荷拠点の選択方法は、上
述した地理的条件に基づいて判断する方法のほかにも、
後述する特注商品の納品日やコストを全ての拠点につい
て算出し、最も短納期で生産・出荷できる拠点を生産拠
点や出荷拠点として選択するといった納期を優先した選
択方法もあり、また、最も低コストで生産・出荷できる
拠点を生産拠点や出荷拠点として選択するといったコス
トを優先した選択方法もある。更には、これら各種の選
択方法を商品注文画面19においてクライアントが自由に
選択することができるようにしてもよく、また、全ての
選択方法によって算出された納品日やコストをクライア
ントに提示した後にクライアントがいずれかを選択でき
るようにしてもよい。
【0047】次に、クライアント側コンピューター1
は、商品仕様と希望納品日と生産拠点と出荷拠点とに基
づいて特注商品の納品日を設定する(S6)。尚、クラ
イアント側コンピューター1は、特注商品の納品日を設
定する際にも、生産拠点データーベース28や出荷拠点デ
ーターベース29を参照している。
【0048】すなわち、サーバー側コンピューター1
は、商品仕様に基づいて生産拠点での生産日数を算出す
るとともに(S6−1)、特注商品を生産拠点から出荷
拠点へ移送するのに要する移送日数を算出し(S6−
2)、特注商品を出荷拠点からクライアントへ移送する
のに要する出荷日数を算出し(S6−3)、これら生産
日数と移送日数と出荷日数の合計日数を発注日に加える
ことにより納品可能日を算出し(S6−4)、かかる納
品可能日とクライアントが希望する希望納品日とを比較
する(S6−5)。
【0049】そして、納品可能日が希望納品日よりも前
の場合には、特注商品の納品日として希望納品日を設定
する(S6−6)。これにより、クライアントに対して
特注商品を希望納品日どおりに出荷することができると
ともに、納期に余裕を持てるので生産拠点や出荷拠点で
の負荷を低減することができ、生産拠点や出荷拠点での
負荷増大に起因するコストの増大を未然に防止すること
ができる。
【0050】一方、納品可能日が希望納品日よりも後の
場合には、特注商品を生産拠点からクライアントに直送
することにして、生産拠点に特注商品をクライアントに
直送する旨の指示を与えるとともに(S6−7)、特注
商品を生産拠点からクライアントへ移送するのに要する
直送日数を算出し(S6−8)、生産日数と直送日数の
合計日数を発注日に加えることにより直送可能日を算出
し(S6−9)、かかる直送可能日とクライアントが希
望する希望納品日とを比較する(S6−10)。
【0051】そして、直送可能日が希望納品日よりも前
の場合には、特注商品の納品日として希望納品日を設定
する(S6−11)。これにより、クライアントに対し
て特注商品を希望納品日どおりに出荷することができる
とともに、納期に余裕を持てるので生産拠点での負荷を
低減することができ、生産拠点での負荷増大に起因する
コストの増大を未然に防止することができる。
【0052】一方、直送可能日が希望納品日よりも後の
場合には、特注商品の納品日として直送可能日を設定す
る(S6−12)。これにより、納品期間を短縮するこ
とができ、クライアントに対して特注商品を希望納品日
に可及的に近づけた日に出荷することができる。
【0053】次に、サーバー側コンピューター1は、商
品仕様と生産拠点と出荷拠点とに基づいて特注商品のコ
ストを設定する(S7)。尚、クライアント側コンピュ
ーター1は、特注商品のコストを設定する際にも、生産
拠点データーベース28や出荷拠点データーベース29を参
照している。
【0054】すなわち、サーバー側コンピューター1
は、商品仕様に基づいて、特注商品を構成する各部品の
単価である部品単価(C1)を算出し(S7−1)、特
注商品を構成する各部品を製造する際の難易度を示す製
造難易度(R1)を算出し(S7−2)、特注商品ごと
に予め設定された基準価格(C2)を算出し(S7−
3)と、特注商品の表面に施す処理、例えば、塗装によ
る色付けやメッキ・コーティングや表面加工によるヘア
ライン・梨子地等の模様付けといった表面処理ごとに予
め設定された表面処理別アップ度(R2)を算出し(S
7−4)、特注商品を生産拠点からクライアントに直送
するか否かを判断する(S7−5)。
【0055】そして、特注商品を生産拠点からクライア
ントに直送せずに出荷拠点を介して出荷する場合には、
特注商品を構成する全ての部品について部品単価(C
1)と製造難易度(R1)とを乗じた価格の総和(Σ
(C1*R1))に基準価格(C2)を加算し、それに
表面処理別アップ度(R2)を乗じた価格((Σ(C1
*R1)+C2)*R2)を特注商品のコストとして設
定する(S7−6)。これにより、正確な特注商品のコ
ストを算出でき、それをクライアントに提示することが
できる。
【0056】一方、特注商品を生産拠点からクライアン
トに直送する場合には、直送料(C3)を算出し(S7
−7)、特注商品を構成する全ての部品について部品単
価(C1)と製造難易度(R1)とを乗じた価格の総和
(Σ(C1*R1))に基準価格(C2)を加算し、そ
れに表面処理別アップ度(R2)を乗じた価格((Σ
(C1*R1)+C2)*R2)に直送料(C3)を加
算した価格((Σ(C1*R1)+C2)*R2+C
3)を特注商品のコストとして設定する(S7−8)。
これにより、特注商品を生産拠点からクライアントに直
送する場合であっても、正確な特注商品のコストを算出
でき、それをクライアントに提示することができる。
【0057】特に、部品単価と製造難易度と基準価格と
表面処理別アップ度とを生産拠点に応じた値で算出すれ
ば、特注商品を実際に生産する生産拠点に応じてより一
層正確な特注商品のコストを算出でき、それをクライア
ントに提示することができる。
【0058】次に、サーバー側コンピューター1は、上
記のようにして設定した特注商品の納品日とコストとを
表示した図12に示す納品日・コスト回答画面30をクライ
アント側コンピューター2に表示する(S8)。
【0059】かかる納品日・コスト回答画面30には、サ
ーバー側コンピューター1が設定した特注商品の納品日
とコストを表示する納品日表示欄31とコスト表示欄32が
表示されるとともに、クライアントが入力した商品仕様
に基づいて作成した承認図面33が表示され、更には、発
注ボタン34と図面の印刷ボタン35が表示される。
【0060】そして、クライアントが納品日・コスト回
答画面30において発注ボタン34を操作すると、クライア
ントからの特注商品の注文が確定し(S9)、サーバー
側コンピューター1は、生産拠点や出荷拠点への指示等
の受注処理を行う(S10)。尚、クライアントからの
特注商品の注文が確定した場合には、サーバー側コンピ
ューター1は、施工図面を自動的に作成し、かかる施工
図面を生産拠点やクライアントに提供するとともに、梱
包部材を自動的に選定し、かかる梱包部材を生産拠点や
出荷拠点で手配するよう指示するようにしている。
【0061】また、クライアントが納品日・コスト回答
画面30において図面の印刷ボタン35を操作することによ
って正規の承認図を印刷することができる。
【0062】このように、納品日・コスト回答画面30に
おいて承認図面33を表示しており、また、クライアント
の操作によって正規の承認図を印刷できるようにしてい
るため、クライアントは視覚により注文する商品の形状
を確認することができ、誤って希望する形状と異なる商
品を注文してしまうのを未然に防止することができる。
【0063】また、正規の承認図をサーバー側コンピュ
ーター1で自動的に作成できるようにすることで、図面
作成のための労力や時間を削減することができる。
【0064】以上に説明したように、本実施例では、サ
ーバー側コンピューター1がクライアント側コンピュー
ター2からクライアント属性と特注商品の商品仕様と希
望納品日とを入手し、入手したクライアント属性と商品
仕様と希望納品日から特注商品の納品日と特注商品のコ
ストとを算出するとともに、特注商品の納品日と特注商
品のコストとをクライアント側コンピューター2に提示
するようにしているため、クライアント属性や商品仕様
や希望納品日に基づいて正確な特注商品の納品日やコス
トをクライアントに提示することができ、提示した特注
商品の納品日やコストの信頼性を高めることができ、こ
れにより、クライアントが安心して特注商品の発注を行
うことができる。
【0065】しかも、サーバー側コンピューター1は、
クライアント属性と特注商品の仕様とから特注商品を生
産する生産拠点と特注商品をクライアントに出荷する出
荷拠点とを設定し、商品仕様と希望納品日と生産拠点と
出荷拠点とに基づいて特注商品の納品日を算定するとと
もに、商品仕様と生産拠点と出荷拠点とに基づいて特注
商品のコストを算出するようにしているため、実際に特
注商品を生産する生産拠点や特注商品を出荷する出荷拠
点の受注時の負荷等の状況に応じて特注商品の納品日や
コストを算出することができ、クライアントにより一層
正確な特注商品の納品日やコストを提示することができ
る。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0067】請求項1に係る本発明では、クライアント
側コンピューターからクライアント属性と特注商品の商
品仕様と希望納品日とを入手し、入手したクライアント
属性と商品仕様と希望納品日から特注商品の納品日と特
注商品のコストとを算出するようにしているため、クラ
イアント属性や商品仕様や希望納品日に基づく正確な特
注商品の納品日やコストを算出することができ、かかる
納品日やコストをクライアントに提示することで、提示
した特注商品の納品日やコストの信頼性を高めることが
でき、これにより、クライアントが安心して特注商品の
発注を行うことができる効果がある。
【0068】請求項2に係る本発明では、クライアント
属性と特注商品の仕様とから特注商品を生産する生産拠
点と特注商品をクライアントに出荷する出荷拠点とを設
定し、商品仕様と希望納品日と生産拠点と出荷拠点とに
基づいて特注商品の納品日を算定するとともに、商品仕
様と生産拠点と出荷拠点とに基づいて特注商品のコスト
を算出するようにしているため、実際に特注商品を生産
する生産拠点や特注商品を出荷する出荷拠点の受注時の
負荷等の状況に応じて特注商品の納品日やコストを算出
することができ、クライアントにより一層正確な特注商
品の納品日やコストを提示することができる効果があ
る。
【0069】請求項3に係る本発明では、生産拠点又は
出荷拠点としてクライアントに最も近くに位置する生産
拠点又は出荷拠点を設定することにしているため、特注
商品の輸送に要する日数を可及的に短縮化することがで
き、短納期でかつ低コストで特注商品をクライアントに
提供することができる効果がある。
【0070】請求項4に係る本発明では、商品仕様に基
づいて生産拠点での生産日数を算出するとともに、特注
商品を生産拠点から出荷拠点まで移送するのに要する移
送日数と特注商品を出荷拠点からクライアントまで移送
するのに要する出荷日数とをそれぞれ算出し、生産日数
と移送日数と出荷日数の合計日数から納品可能日を設定
し、納品可能日が希望納品日よりも前の場合には、特注
商品の納品日として希望納品日を設定するようにしてい
るため、クライアントに対して特注商品を希望納品日ど
おりに出荷することができるとともに、納期に余裕を持
てるので生産拠点や出荷拠点での負荷を低減することが
でき、生産拠点や出荷拠点での負荷増大に起因するコス
トの増大を未然に防止することができる。
【0071】請求項5に係る本発明では、商品仕様に基
づいて生産拠点での生産日数を算出するとともに、特注
商品を生産拠点から出荷拠点まで移送するのに要する移
送日数と特注商品を出荷拠点からクライアントまで移送
するのに要する出荷日数とをそれぞれ算出し、生産日数
から生産完了日を設定するとともに、生産日数と移送日
数と出荷日数の合計日数から納品可能日を設定し、納品
可能日が希望納品日よりも後の場合には、特注商品を生
産拠点からクライアントまで移送するのに要する直送日
数を算出し、生産日数と直送日数の合計日数から直送可
能日を設定し、直送可能日が希望納品日よりも前の場合
には、特注商品を生産拠点からクライアントに直送する
こととして、特注商品の納品日として希望納品日を設定
することにしているため、クライアントに対して特注商
品を希望納品日どおりに出荷することができるととも
に、納期に余裕を持てるので生産拠点での負荷を低減す
ることができ、生産拠点での負荷増大に起因するコスト
の増大を未然に防止することができる。
【0072】請求項6に係る本発明では、商品仕様に基
づいて生産拠点での生産日数を算出するとともに、特注
商品を生産拠点から出荷拠点まで移送するのに要する移
送日数と特注商品を出荷拠点からクライアントまで移送
するのに要する出荷日数とをそれぞれ算出し、生産日数
から生産完了日を設定するとともに、生産日数と移送日
数と出荷日数の合計日数から納品可能日を設定し、納品
可能日が希望納品日よりも後の場合には、特注商品を生
産拠点からクライアントまで移送するのに要する直送日
数を算出し、生産日数と直送日数の合計日数から直送可
能日を設定し、直送可能日が希望納品日よりも後の場合
には、特注商品を生産拠点からクライアントに直送する
こととして、特注商品の納品日として直送可能日を設定
することにしているため、納品期間を短縮することがで
き、クライアントに対して特注商品を希望納品日に可及
的に近づけた日に出荷することができる。
【0073】請求項7に係る本発明では、商品仕様に基
づいて、特注商品を構成する各部品の単価である部品単
価と、特注商品を構成する各部品を製造する際の難易度
を示す製造難易度と、特注商品ごとに予め設定された基
準価格と、特注商品の表面処理ごとに予め設定された表
面処理別アップ度とを算出し、特注商品を構成する全て
の部品について部品単価と製造難易度とを乗じた価格の
総和に基準価格を加算し、それに表面処理別アップ度を
乗じた価格を特注商品のコストとして設定するようにし
ているため、正確な特注商品のコストをクライアントに
提示できる効果がある。
【0074】請求項8に係る本発明では、商品仕様に基
づいて、特注商品を構成する各部品の単価である部品単
価と、特注商品を構成する各部品を製造する際の難易度
を示す製造難易度と、特注商品ごとに予め設定された基
準価格と、特注商品の表面処理ごとに予め設定された表
面処理別アップ度と、特注商品を生産拠点からクライア
ントに直送した場合の送料である直送料とを算出し、特
注商品を構成する全ての部品について部品単価と製造難
易度とを乗じた価格の総和に基準価格を加算し、それに
表面処理別アップ度を乗じた価格に直送料を加算した価
格を特注商品のコストとして設定することにしているた
め、特注商品を生産拠点からクライアントに直送する場
合であっても、正確な特注商品のコストをクライアント
に提示できる効果がある。
【0075】請求項9に係る本発明では、部品単価と製
造難易度と基準価格と表面処理別アップ度とを生産拠点
に応じた値で算出することにしているため、特注商品を
実際に生産する生産拠点に応じてより一層正確な特注商
品のコストをクライアントに提示できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る特注商品の受注システムにおける
電子通信回線網を示す説明図。
【図2】特注商品の受注システムにおける処理を示すフ
ローチャート。
【図3】クライアントの認証における処理を示すフロー
チャート。
【図4】クライアントからの注文における処理を示すフ
ローチャート。
【図5】生産拠点・出荷拠点における処理を示すフロー
チャート。
【図6】納品日の設定における処理を示すフローチャー
ト。
【図7】コストの設定における処理を示すフローチャー
ト。
【図8】メインメニュー画面を示す説明図。
【図9】クライアントの認証画面を示す説明図。
【図10】商品のラインナップ画面を示す説明図。
【図11】商品注文画面を示す説明図。
【図12】納品日・コスト回答画面を示す説明図。
【符号の説明】
1 サーバー側コンピューター 2 クライアント側コンピューター 3 電子通信回線網 4 生産者のコンピューター 5 搬送者のコンピューター 6 メインメニュー画面 11 クライアントの認証画面 14 商品のラインナップ画面 19 商品注文画面 28 生産拠点データーベース 29 出荷拠点データーベース 30 納品日・コスト回答画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 光 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 岩崎 雄二 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB11 BB31 CC05 CC11 CC32 EE00 GG00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバー側コンピューターとクライアン
    ト側コンピューターとが電子通信回線網を介して接続さ
    れ、サーバーが予め用意した商品とは商品の種類が同一
    であるが商品の仕様が異なる特注商品についてクライア
    ント側コンピューターからの注文を受付ける特注商品の
    受注システムであって、 サーバー側コンピューターは、クライアント側コンピュ
    ーターからクライアント属性と特注商品の商品仕様と希
    望納品日とを入手し、入手したクライアント属性と商品
    仕様と希望納品日とに基づいて特注商品の納品日とコス
    トとを算出することを特徴とする特注商品の受注システ
    ム。
  2. 【請求項2】 サーバー側コンピューターは、クライア
    ント属性と商品仕様とに基づいて特注商品を生産する生
    産拠点と特注商品をクライアントに出荷する出荷拠点と
    を設定し、商品仕様と希望納品日と生産拠点と出荷拠点
    とに基づいて特注商品の納品日を算出するとともに、商
    品仕様と生産拠点と出荷拠点とに基づいて特注商品のコ
    ストを算出することを特徴とする請求項1記載の特注商
    品の受注システム。
  3. 【請求項3】 サーバー側コンピューターは、生産拠点
    又は出荷拠点としてクライアントの最も近くに位置する
    生産拠点又は出荷拠点を設定することを特徴とする請求
    項2記載の特注商品の受注システム。
  4. 【請求項4】 サーバー側コンピューターは、商品仕様
    に基づいて生産拠点での生産日数を算出するとともに、
    特注商品を生産拠点から出荷拠点へ移送するのに要する
    移送日数と特注商品を出荷拠点からクライアントへ移送
    するのに要する出荷日数とをそれぞれ算出し、生産日数
    と移送日数と出荷日数の合計日数から納品可能日を設定
    し、納品可能日が希望納品日よりも前の場合には、特注
    商品の納品日として希望納品日を設定することを特徴と
    する請求項2又は請求項3記載の特注商品の受注システ
    ム。
  5. 【請求項5】 サーバー側コンピューターは、商品仕様
    に基づいて生産拠点での生産日数を算出するとともに、
    特注商品を生産拠点から出荷拠点へ移送するのに要する
    移送日数と特注商品を出荷拠点からクライアントへ移送
    するのに要する出荷日数とをそれぞれ算出し、生産日数
    から生産完了日を設定するとともに、生産日数と移送日
    数と出荷日数の合計日数から納品可能日を設定し、納品
    可能日が希望納品日よりも後の場合には、特注商品を生
    産拠点からクライアントへ移送するのに要する直送日数
    を算出し、生産日数と直送日数の合計日数から直送可能
    日を設定し、直送可能日が希望納品日よりも前の場合に
    は、特注商品を生産拠点からクライアントに直送するこ
    ととして、特注商品の納品日として希望納品日を設定す
    ることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記
    載の特注商品の受注システム。
  6. 【請求項6】 サーバー側コンピューターは、商品仕様
    に基づいて生産拠点での生産日数を算出するとともに、
    特注商品を生産拠点から出荷拠点へ移送するのに要する
    移送日数と特注商品を出荷拠点からクライアントへ移送
    するのに要する出荷日数とをそれぞれ算出し、生産日数
    から生産完了日を設定するとともに、生産日数と移送日
    数と出荷日数の合計日数から納品可能日を設定し、納品
    可能日が希望納品日よりも後の場合には、特注商品を生
    産拠点からクライアントへ移送するのに要する直送日数
    を算出し、生産日数と直送日数の合計日数から直送可能
    日を設定し、直送可能日が希望納品日よりも後の場合に
    は、特注商品を生産拠点からクライアントに直送するこ
    ととして、特注商品の納品日として直送可能日を設定す
    ることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記
    載の特注商品の受注システム。
  7. 【請求項7】 サーバー側コンピューターは、商品仕様
    に基づいて、特注商品を構成する各部品の単価である部
    品単価と、特注商品を構成する各部品を製造する際の難
    易度を示す製造難易度と、特注商品ごとに予め設定され
    た基準価格と、特注商品の表面に施す表面処理ごとに予
    め設定された表面処理別アップ度とを算出し、特注商品
    を構成する全ての部品について部品単価と製造難易度と
    を乗じた価格の総和に基準価格を加算し、それに表面処
    理別アップ度を乗じた価格を特注商品のコストとして設
    定することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか
    に記載の特注商品の受注システム。
  8. 【請求項8】 サーバー側コンピューターは、商品仕様
    に基づいて、特注商品を構成する各部品の単価である部
    品単価と、特注商品を構成する各部品を製造する際の難
    易度を示す製造難易度と、特注商品ごとに予め設定され
    た基準価格と、特注商品の表面に施す表面処理ごとに予
    め設定された表面処理別アップ度と、特注商品を生産拠
    点からクライアントに直送した場合の送料である直送料
    とを算出し、特注商品を構成する全ての部品について部
    品単価と製造難易度とを乗じた価格の総和に基準価格を
    加算し、それに表面処理別アップ度を乗じた価格に直送
    料を加算した価格を特注商品のコストとして設定するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    特注商品の受注システム。
  9. 【請求項9】 サーバー側コンピューターは、部品単価
    と製造難易度と基準価格と表面処理別アップ度とを生産
    拠点に応じた値で算出することを特徴とする請求項7又
    は請求項8に記載の特注商品の受注システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017084147A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 株式会社エンプラス 部品加工費見積システム、部品加工費見積方法、部品加工費見積装置、及び部品加工費見積プログラム
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KR102431107B1 (ko) * 2021-12-01 2022-08-11 주식회사 시제 인공지능을 이용한 생산 라인의 생산량 산출 방법

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