JP2002157415A - 知識創造支援及び知識資産管理システム - Google Patents
知識創造支援及び知識資産管理システムInfo
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/10—Office automation; Time management
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】組織員のもつ暗黙知を表に出すための共通のや
り方を案出し、組織における暗黙知も含んだ本来の知識
を蓄積して有効活用できるような仕組みを提供する。 【解決手段】内面的知識データベース1は、知識プロセ
ス評価テンプレート11、暗黙知表現テンプレート1
2、知識分類マップ13を収録している。その知識プロ
セス評価テンプレートには、組織内外の暗黙知を獲得す
る共同化作業を評価するための共同化評価テンプレート
と、自分のもつ暗黙知を他人にもわかるように表現して
形式知へ転換する表出化作業を評価するための表出化評
価テンプレートと、これにより得られた形式知を組織内
外にある他の形式知と関連付ける結合化作業を評価する
ための結合化評価テンプレートと、自分が新たに得た形
式知を実践して暗黙知へ転換する内面化作業を評価する
ための内面化評価テンプレートと、が含まれ、これら各
テンプレートに対する組織員の評価結果をコンピュータ
に入力して分析し、該コンピュータの分析により業務状
況を得て組織員に提示(画面表示やプリントアウトな
ど)する。
り方を案出し、組織における暗黙知も含んだ本来の知識
を蓄積して有効活用できるような仕組みを提供する。 【解決手段】内面的知識データベース1は、知識プロセ
ス評価テンプレート11、暗黙知表現テンプレート1
2、知識分類マップ13を収録している。その知識プロ
セス評価テンプレートには、組織内外の暗黙知を獲得す
る共同化作業を評価するための共同化評価テンプレート
と、自分のもつ暗黙知を他人にもわかるように表現して
形式知へ転換する表出化作業を評価するための表出化評
価テンプレートと、これにより得られた形式知を組織内
外にある他の形式知と関連付ける結合化作業を評価する
ための結合化評価テンプレートと、自分が新たに得た形
式知を実践して暗黙知へ転換する内面化作業を評価する
ための内面化評価テンプレートと、が含まれ、これら各
テンプレートに対する組織員の評価結果をコンピュータ
に入力して分析し、該コンピュータの分析により業務状
況を得て組織員に提示(画面表示やプリントアウトな
ど)する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータと双
方向のデータ通信(LAN、WAN、インターネット)
を利用した企業経営の支援システムに関する。
方向のデータ通信(LAN、WAN、インターネット)
を利用した企業経営の支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年になって、いわゆるナレッジマネジ
メントといわれる知識経営あるいは知識管理の重要性が
盛んに話題に上るようになってきた。これは、組織内に
蓄積された知識資産を有効に活用して、当該組織の競争
力をいっそう高めようとするものである。しかし、IT
(情報技術)を利用した現状の知識資産活用手法は、た
とえばビジネスマニュアルをデータベース化するなど、
文字により簡単に直接表現できる表面的知識の共有にす
ぎない。
メントといわれる知識経営あるいは知識管理の重要性が
盛んに話題に上るようになってきた。これは、組織内に
蓄積された知識資産を有効に活用して、当該組織の競争
力をいっそう高めようとするものである。しかし、IT
(情報技術)を利用した現状の知識資産活用手法は、た
とえばビジネスマニュアルをデータベース化するなど、
文字により簡単に直接表現できる表面的知識の共有にす
ぎない。
【0003】今いわれているナレッジマネジメントの
「知識」の本来の姿は、ドキュメントなどの誰でもみら
れる表面的知識に留まるものではなく、組織及びその組
織員が培ってきたノウハウやコツ、経験など、他人には
みえない主観、内面的で文字では直接表現しにくい文脈
と言えるような内面的知識(暗黙知)をも含めたもので
ある。すなわち、単なる文書フォーマットなどのマニュ
アル共有ではなく、ノウハウ、経験、カン、失敗事例な
ど表出しにくいバックグランドの部分(個人の思考内)
である暗黙知をも共有する必要がある。
「知識」の本来の姿は、ドキュメントなどの誰でもみら
れる表面的知識に留まるものではなく、組織及びその組
織員が培ってきたノウハウやコツ、経験など、他人には
みえない主観、内面的で文字では直接表現しにくい文脈
と言えるような内面的知識(暗黙知)をも含めたもので
ある。すなわち、単なる文書フォーマットなどのマニュ
アル共有ではなく、ノウハウ、経験、カン、失敗事例な
ど表出しにくいバックグランドの部分(個人の思考内)
である暗黙知をも共有する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】暗黙知は、これを所有
する本人が何らかの形で他人にもわかるように表さない
限り、組織内で共有化することはできない。そこで、そ
のような共有化のために、組織員に知識ワーカーとして
の自覚をもたせ、自分のもつ暗黙知を表現する作業を行
わせて他人にもわかる情報=形式知へと転換させる必要
がある。しかし、このような作業がどのようなものであ
り、自分がそのような作業をなし得たかどうかを認識、
判断することは非常に難しい。
する本人が何らかの形で他人にもわかるように表さない
限り、組織内で共有化することはできない。そこで、そ
のような共有化のために、組織員に知識ワーカーとして
の自覚をもたせ、自分のもつ暗黙知を表現する作業を行
わせて他人にもわかる情報=形式知へと転換させる必要
がある。しかし、このような作業がどのようなものであ
り、自分がそのような作業をなし得たかどうかを認識、
判断することは非常に難しい。
【0005】本発明ではこの点を解決し、組織員のもつ
暗黙知を表に出すための共通のやり方を案出し、組織
(株式/有限会社などの企業、団体、組合など)におけ
る上記のような暗黙知も含んだ本来の知識を蓄積して有
効活用できるような仕組みを提供するものである。
暗黙知を表に出すための共通のやり方を案出し、組織
(株式/有限会社などの企業、団体、組合など)におけ
る上記のような暗黙知も含んだ本来の知識を蓄積して有
効活用できるような仕組みを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、組織内
外の暗黙知を獲得する共同化作業を評価するための共同
化評価テンプレートと、自分のもつ暗黙知を他人にもわ
かるように表現して形式知へ転換する表出化作業を評価
するための表出化評価テンプレートと、これにより得ら
れた形式知を組織内外にある他の形式知と関連付ける結
合化作業を評価するための結合化評価テンプレートと、
自分が新たに得た形式知を実践して暗黙知へ転換する内
面化作業を評価するための内面化評価テンプレートと、
を用い、これら各テンプレートに対する組織員の評価結
果をコンピュータに入力して分析し、該コンピュータの
分析により業務状況を得て組織員に提示(画面表示やプ
リントアウトなど)するようにした知識創造支援及び知
識資産管理システムが提案される。
外の暗黙知を獲得する共同化作業を評価するための共同
化評価テンプレートと、自分のもつ暗黙知を他人にもわ
かるように表現して形式知へ転換する表出化作業を評価
するための表出化評価テンプレートと、これにより得ら
れた形式知を組織内外にある他の形式知と関連付ける結
合化作業を評価するための結合化評価テンプレートと、
自分が新たに得た形式知を実践して暗黙知へ転換する内
面化作業を評価するための内面化評価テンプレートと、
を用い、これら各テンプレートに対する組織員の評価結
果をコンピュータに入力して分析し、該コンピュータの
分析により業務状況を得て組織員に提示(画面表示やプ
リントアウトなど)するようにした知識創造支援及び知
識資産管理システムが提案される。
【0007】このシステムによると、組織員は、毎日、
毎週などの単位期間でたとえばコンピュータの画面に各
テンプレートを呼び出して開き、当該期間の自分の業務
について共通のテンプレートに沿って評価していくこと
ができる。このテンプレートは、共同化、表出化、結合
化、内面化の各作業の具体例をあげ、その作業をどれく
らいの時間、どの程度の重みで行ったかをチェックし、
これに応じて数値が与えられる形式とすることができる
(たとえば後述の図3〜6)。したがって、これに答え
て共同化作業、表出化作業、結合化作業、内面化作業の
評価結果をキーボードやマウスを使用してコンピュータ
に入力することで、その入力結果に従う数値をコンピュ
ータが分析してグラフ化したりすれば、自分が行った業
務状況(知識ワーク)を的確につかむことができる。こ
れにより、その業務の偏りなど業務状況を把握して弱
点、強みを見出す参考とすることができる。また、組織
内の各部署ごとに組織員の評価結果を分析し、これによ
る業務状況を、役職をもつ組織員がコンピュータ画面で
見ることができるようになっていると、組織全体の業務
の偏りなどを的確につかむことができ、経営戦略へとつ
なげていくことができる。
毎週などの単位期間でたとえばコンピュータの画面に各
テンプレートを呼び出して開き、当該期間の自分の業務
について共通のテンプレートに沿って評価していくこと
ができる。このテンプレートは、共同化、表出化、結合
化、内面化の各作業の具体例をあげ、その作業をどれく
らいの時間、どの程度の重みで行ったかをチェックし、
これに応じて数値が与えられる形式とすることができる
(たとえば後述の図3〜6)。したがって、これに答え
て共同化作業、表出化作業、結合化作業、内面化作業の
評価結果をキーボードやマウスを使用してコンピュータ
に入力することで、その入力結果に従う数値をコンピュ
ータが分析してグラフ化したりすれば、自分が行った業
務状況(知識ワーク)を的確につかむことができる。こ
れにより、その業務の偏りなど業務状況を把握して弱
点、強みを見出す参考とすることができる。また、組織
内の各部署ごとに組織員の評価結果を分析し、これによ
る業務状況を、役職をもつ組織員がコンピュータ画面で
見ることができるようになっていると、組織全体の業務
の偏りなどを的確につかむことができ、経営戦略へとつ
なげていくことができる。
【0008】本発明における共同化作業とは、身体・五
感を駆使した直接経験を通じて組織内外の暗黙知を共
有、創出する作業のことで、たとえば、組織内の現場や
休憩室などを回って現場を直接見たり雑談に混じること
で表に出てこない情報を得る、取引先を回って直接接触
することで問題やニーズを体感する、先輩からノウハウ
を受け継ぐ、などの作業を意味する。また、表出化作業
とは、自己の暗黙知を他人にもわかる形式知へ転換して
表出させる作業のことで、「たとえ話」を利用した対話
や思慮などにより暗黙知を表現し、ストーリーやデザイ
ンの形で表に出す作業を意味している。さらに、結合化
作業とは、自分の形式知を他の形式知と組み合わせてさ
らなる知識を生み出す作業であり、自分のもつノウハウ
を表現した形式知が他の形式知としてあるノウハウと結
びつくかどうか検索したり、自分がもつ複数の形式知を
編集してさらなる価値を発掘する、プレゼンテーション
などで自分の形式知を他へ伝達、普及させる、などの作
業を意味する。そして、内面化作業とは、新たに得られ
た形式知を行動、実践して暗黙知を自分の中に取り入れ
る作業であり、反復的な理解、学習やシミュレーショ
ン、実験を通して形式知となったノウハウなどを体得し
ていく作業を意味する。
感を駆使した直接経験を通じて組織内外の暗黙知を共
有、創出する作業のことで、たとえば、組織内の現場や
休憩室などを回って現場を直接見たり雑談に混じること
で表に出てこない情報を得る、取引先を回って直接接触
することで問題やニーズを体感する、先輩からノウハウ
を受け継ぐ、などの作業を意味する。また、表出化作業
とは、自己の暗黙知を他人にもわかる形式知へ転換して
表出させる作業のことで、「たとえ話」を利用した対話
や思慮などにより暗黙知を表現し、ストーリーやデザイ
ンの形で表に出す作業を意味している。さらに、結合化
作業とは、自分の形式知を他の形式知と組み合わせてさ
らなる知識を生み出す作業であり、自分のもつノウハウ
を表現した形式知が他の形式知としてあるノウハウと結
びつくかどうか検索したり、自分がもつ複数の形式知を
編集してさらなる価値を発掘する、プレゼンテーション
などで自分の形式知を他へ伝達、普及させる、などの作
業を意味する。そして、内面化作業とは、新たに得られ
た形式知を行動、実践して暗黙知を自分の中に取り入れ
る作業であり、反復的な理解、学習やシミュレーショ
ン、実験を通して形式知となったノウハウなどを体得し
ていく作業を意味する。
【0009】このような各テンプレートはデータベース
化して、LANやWAN、インターネットを介しコンピ
ュータからアクセスして呼び出せるようにしておくのが
よい。すなわち、組織内外の暗黙知を獲得する共同化作
業を評価するための共同化評価テンプレート、自分のも
つ暗黙知を他人にもわかるように表現して形式知へ転換
する表出化作業を評価するための表出化評価テンプレー
ト、これにより得られた形式知を組織内外にある他の形
式知と関連付ける結合化作業を評価するための結合化評
価テンプレート、及び、自分が新たに得た形式知を実践
して暗黙知へ転換する内面化作業を評価するための内面
化評価テンプレートを収録したデータベースと、このデ
ータベースから各テンプレートを読み出して出力すると
ともに、該出力したテンプレートに応答して入力される
評価結果を分析することにより得られる業務状況を出力
するコンピュータと、からなる知識創造支援及び知識資
産管理システムとすることができる。
化して、LANやWAN、インターネットを介しコンピ
ュータからアクセスして呼び出せるようにしておくのが
よい。すなわち、組織内外の暗黙知を獲得する共同化作
業を評価するための共同化評価テンプレート、自分のも
つ暗黙知を他人にもわかるように表現して形式知へ転換
する表出化作業を評価するための表出化評価テンプレー
ト、これにより得られた形式知を組織内外にある他の形
式知と関連付ける結合化作業を評価するための結合化評
価テンプレート、及び、自分が新たに得た形式知を実践
して暗黙知へ転換する内面化作業を評価するための内面
化評価テンプレートを収録したデータベースと、このデ
ータベースから各テンプレートを読み出して出力すると
ともに、該出力したテンプレートに応答して入力される
評価結果を分析することにより得られる業務状況を出力
するコンピュータと、からなる知識創造支援及び知識資
産管理システムとすることができる。
【0010】本形態はつまり、テンプレートを収録した
データベースを管理しているデータベースシステムのサ
ーバに対し、イントラネットやインターネットを介して
クライアントとなるコンピュータからアクセスし、各テ
ンプレートを読み出して出力(画面表示やプリントアウ
ト)するものである。これにより、組織内のいずれの場
所からでも必要なテンプレートをいつでも呼び出せる。
この場合、テンプレートに応答して入力された評価結果
は、当該コンピュータで分析する方式でもよいし、所定
のサーバ(メインフレーム)へ送って分析した結果をコ
ンピュータへ戻す方式でもよい。すなわち、クライアン
トのコンピュータは、テンプレート及び分析後の業務状
況を出力する機能をもつだけでもよい。所定のサーバや
メインフレームで分析を行うようにしておけば、分析結
果を蓄積してデータベース化しておくことで、役員の業
務状況把握や経営戦略検討に別のコンピュータから参照
することが簡単にできる。
データベースを管理しているデータベースシステムのサ
ーバに対し、イントラネットやインターネットを介して
クライアントとなるコンピュータからアクセスし、各テ
ンプレートを読み出して出力(画面表示やプリントアウ
ト)するものである。これにより、組織内のいずれの場
所からでも必要なテンプレートをいつでも呼び出せる。
この場合、テンプレートに応答して入力された評価結果
は、当該コンピュータで分析する方式でもよいし、所定
のサーバ(メインフレーム)へ送って分析した結果をコ
ンピュータへ戻す方式でもよい。すなわち、クライアン
トのコンピュータは、テンプレート及び分析後の業務状
況を出力する機能をもつだけでもよい。所定のサーバや
メインフレームで分析を行うようにしておけば、分析結
果を蓄積してデータベース化しておくことで、役員の業
務状況把握や経営戦略検討に別のコンピュータから参照
することが簡単にできる。
【0011】この形態においては、表出化作業において
暗黙知を表現する際の参照構文となる暗黙知表現テンプ
レートをデータベースに有し、その暗黙知表現テンプレ
ートをコンピュータにより読み出して出力できるように
なっているとよい。たとえば、穴あき構文「○○は、○
○と○○○○することにより、○○○○という結果を得
た。」「これは○○○にとって非常に○○である。」
「○○○で△%の効率向上を得た。」などを多数用意す
ることにより、穴埋め形式で、各人共通のフォームによ
り簡単に暗黙知を表出させることができる。このデータ
ベースは、上記各評価テンプレートと違うデータベース
にあっても、同じデータベースにあってもよい。
暗黙知を表現する際の参照構文となる暗黙知表現テンプ
レートをデータベースに有し、その暗黙知表現テンプレ
ートをコンピュータにより読み出して出力できるように
なっているとよい。たとえば、穴あき構文「○○は、○
○と○○○○することにより、○○○○という結果を得
た。」「これは○○○にとって非常に○○である。」
「○○○で△%の効率向上を得た。」などを多数用意す
ることにより、穴埋め形式で、各人共通のフォームによ
り簡単に暗黙知を表出させることができる。このデータ
ベースは、上記各評価テンプレートと違うデータベース
にあっても、同じデータベースにあってもよい。
【0012】このような暗黙知表現テンプレートを用意
する場合、暗黙知表現テンプレートに利用可能な用語集
をデータベースに有し、その用語集をコンピュータによ
り読み出して出力するとともに該用語集にある用語を暗
黙知表現テンプレートに適用できるようになっていると
よい。すなわち、予め必要と思われる用語を専門員がピ
ックアップして用意しておけば、一般員にとっていっそ
う表出化が容易となる。この場合のデータベースも、上
記のデータベースと同じにしてあっても違っていてもよ
い。
する場合、暗黙知表現テンプレートに利用可能な用語集
をデータベースに有し、その用語集をコンピュータによ
り読み出して出力するとともに該用語集にある用語を暗
黙知表現テンプレートに適用できるようになっていると
よい。すなわち、予め必要と思われる用語を専門員がピ
ックアップして用意しておけば、一般員にとっていっそ
う表出化が容易となる。この場合のデータベースも、上
記のデータベースと同じにしてあっても違っていてもよ
い。
【0013】また、この他に、結合化作業の済んだ形式
知をデータベースに蓄積してコンピュータで読み出せる
ようにし、このデータベースから形式知をコンピュータ
へ読み出す際には、形式知の関連付けを示す知識分類マ
ップが提示されるようになっているシステムとすること
もできる。すなわち、結合化の済んだ形式知はデータベ
ース化することで組織にとって非常に有益な知識資産と
なる。そして、これを検索する際には、図書館の図書分
類のような形式でマップが示されていると自分の関連す
る形式知を検索しやすくなる。そこで、形式知のデータ
ベースをリレーショナル型とし、顧客関係のもの、現場
や設計など技術関係のものなどで分類しておき、その分
類表から目的の形式知を追っていくことができるような
知識分類マップをコンピュータに表示する。そのデータ
ベースについても、上記各データベースと同じでも違っ
ていてもよい。
知をデータベースに蓄積してコンピュータで読み出せる
ようにし、このデータベースから形式知をコンピュータ
へ読み出す際には、形式知の関連付けを示す知識分類マ
ップが提示されるようになっているシステムとすること
もできる。すなわち、結合化の済んだ形式知はデータベ
ース化することで組織にとって非常に有益な知識資産と
なる。そして、これを検索する際には、図書館の図書分
類のような形式でマップが示されていると自分の関連す
る形式知を検索しやすくなる。そこで、形式知のデータ
ベースをリレーショナル型とし、顧客関係のもの、現場
や設計など技術関係のものなどで分類しておき、その分
類表から目的の形式知を追っていくことができるような
知識分類マップをコンピュータに表示する。そのデータ
ベースについても、上記各データベースと同じでも違っ
ていてもよい。
【0014】以上とは異なる形態として本発明では、上
記のようなデータベースを知識コンサルタントが管理
し、該データベースへ双方向通信網を介しアクセスする
ことで各種テンプレートを使えるようになっているコン
ピュータを顧客組織が備える知識創造支援及び知識資産
管理システムも提案する。この形態は、外部のコンサル
タントに知識資産運営を委託する方式であり、この知識
コンサルタントは顧客組織ごとに知識資産を運営する設
備を整えた専門職であるから、組織で新たにシステムを
立ち上げるよりは安上がりで早く、失敗もない。また、
必要に応じて顧客組織どうしのデータベース比較が可能
となり、競争力を図る上での目安にできる。さらに本形
態の場合、知識コンサルタントが管理するデータベース
に、知識コンサルタントが知的所有権者と契約すること
で得られた知的財産のデータも蓄積するようにしておく
と、顧客組織は、それぞれ個別に契約を交わさずとも、
他者の著作、特許、意匠、商標、ノウハウ等々をも資産
として活用することができる。
記のようなデータベースを知識コンサルタントが管理
し、該データベースへ双方向通信網を介しアクセスする
ことで各種テンプレートを使えるようになっているコン
ピュータを顧客組織が備える知識創造支援及び知識資産
管理システムも提案する。この形態は、外部のコンサル
タントに知識資産運営を委託する方式であり、この知識
コンサルタントは顧客組織ごとに知識資産を運営する設
備を整えた専門職であるから、組織で新たにシステムを
立ち上げるよりは安上がりで早く、失敗もない。また、
必要に応じて顧客組織どうしのデータベース比較が可能
となり、競争力を図る上での目安にできる。さらに本形
態の場合、知識コンサルタントが管理するデータベース
に、知識コンサルタントが知的所有権者と契約すること
で得られた知的財産のデータも蓄積するようにしておく
と、顧客組織は、それぞれ個別に契約を交わさずとも、
他者の著作、特許、意匠、商標、ノウハウ等々をも資産
として活用することができる。
【0015】さらにこれとは異なる形態として本発明で
は、マネージャがデータベースを管理し、該データベー
スへ双方向通信網を介してアクセスするサーバを1以上
の参加組織からなる知識コンサルタントが備え、該知識
コンサルタントのサーバに対して双方向通信網を介しア
クセスすることでクライアントとなり、マネージャのデ
ータベースの各種テンプレートを使えるようになってい
るコンピュータを顧客組織が備える知識創造支援及び知
識資産管理システムも提案する。この形態は、マネージ
ャと契約した参加組織が集まってコンサルタントの役割
を担い、顧客組織の知識資産運営をコンサルティングす
る方式である。知識資産運営の主要設備はマネージャが
一手に担い、コンサルタントの組織ではそのための設備
を省くことができるので、より簡単にコンサルティング
事業を始めることができる。本形態の場合も、マネージ
ャが管理するデータベースに、マネージャが知的所有権
者と契約することで得られた知的財産のデータも蓄積
し、知識コンサルタントの参加組織へ提供できるように
しておくと、顧客組織は、知識コンサルタントを通して
他者の知的財産をも資産として活用することができる。
は、マネージャがデータベースを管理し、該データベー
スへ双方向通信網を介してアクセスするサーバを1以上
の参加組織からなる知識コンサルタントが備え、該知識
コンサルタントのサーバに対して双方向通信網を介しア
クセスすることでクライアントとなり、マネージャのデ
ータベースの各種テンプレートを使えるようになってい
るコンピュータを顧客組織が備える知識創造支援及び知
識資産管理システムも提案する。この形態は、マネージ
ャと契約した参加組織が集まってコンサルタントの役割
を担い、顧客組織の知識資産運営をコンサルティングす
る方式である。知識資産運営の主要設備はマネージャが
一手に担い、コンサルタントの組織ではそのための設備
を省くことができるので、より簡単にコンサルティング
事業を始めることができる。本形態の場合も、マネージ
ャが管理するデータベースに、マネージャが知的所有権
者と契約することで得られた知的財産のデータも蓄積
し、知識コンサルタントの参加組織へ提供できるように
しておくと、顧客組織は、知識コンサルタントを通して
他者の知的財産をも資産として活用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に、請求項1ないし請求項2
に係る発明の一例を示している。本例では企業内LAN
が組まれており、管理サーバSには、総務、営業、開
発、製造の各部署ごとに設置されたルータR1〜4を通
して多数のクライアントとしてコンピュータPCが接続
されている。この管理サーバSは、知識資産データベー
スDB(階層型やリレーショナル型など各種のデータベ
ースシステムが可能)とイントラネットやインターネッ
トでつながって管理し、コンピュータPCからあがって
くる評価結果のデータを部署ごとに分類してデータベー
スDBに蓄積する。部署ごとの分類の下層は、たとえば
総務であれば人事、経理のサブ項目に細分されている。
に係る発明の一例を示している。本例では企業内LAN
が組まれており、管理サーバSには、総務、営業、開
発、製造の各部署ごとに設置されたルータR1〜4を通
して多数のクライアントとしてコンピュータPCが接続
されている。この管理サーバSは、知識資産データベー
スDB(階層型やリレーショナル型など各種のデータベ
ースシステムが可能)とイントラネットやインターネッ
トでつながって管理し、コンピュータPCからあがって
くる評価結果のデータを部署ごとに分類してデータベー
スDBに蓄積する。部署ごとの分類の下層は、たとえば
総務であれば人事、経理のサブ項目に細分されている。
【0017】この知識創造支援及び知識資産管理システ
ムでは、企業の組織員がコンピュータPCを操作してサ
ーバSを介しデータベースDBにアクセスし、データベ
ースDBに収録されている評価テンプレート(図3〜図
6)を画面表示させる。そして、その評価テンプレート
の所定箇所をチェック(クリック)してコンピュータP
Cに評価結果を入力することで、当該コンピュータPC
において分析が実行される。これにより分析された業務
状況は、コンピュータPCの画面にグラフ表示されると
ともに、サーバSへ送られ、データベースDBに蓄積さ
れる。
ムでは、企業の組織員がコンピュータPCを操作してサ
ーバSを介しデータベースDBにアクセスし、データベ
ースDBに収録されている評価テンプレート(図3〜図
6)を画面表示させる。そして、その評価テンプレート
の所定箇所をチェック(クリック)してコンピュータP
Cに評価結果を入力することで、当該コンピュータPC
において分析が実行される。これにより分析された業務
状況は、コンピュータPCの画面にグラフ表示されると
ともに、サーバSへ送られ、データベースDBに蓄積さ
れる。
【0018】また、コンピュータPCを利用して、知識
資産データベースDBに蓄積されている形式知など各種
データを検索して引き出すこともできるようになってい
る。このような知識資産データベースDBについて図2
に詳しく説明してある。
資産データベースDBに蓄積されている形式知など各種
データを検索して引き出すこともできるようになってい
る。このような知識資産データベースDBについて図2
に詳しく説明してある。
【0019】本例の知識資産データベースDBは、内面
的知識データベース1、表面的知識データベース2、用
語集データベース3を含んでいる。このうち、表面的知
識データベース2は、操作マニュアルやドキュメントな
どもともと表に現れていている知識を関連付けてデータ
ベース化した従来同様のもので、必要に応じて内面的知
識データベース1と連係して使用される。また、用語集
データベースは、後述の暗黙知表現テンプレートにおい
て使用される用語を集めたデータベースである。
的知識データベース1、表面的知識データベース2、用
語集データベース3を含んでいる。このうち、表面的知
識データベース2は、操作マニュアルやドキュメントな
どもともと表に現れていている知識を関連付けてデータ
ベース化した従来同様のもので、必要に応じて内面的知
識データベース1と連係して使用される。また、用語集
データベースは、後述の暗黙知表現テンプレートにおい
て使用される用語を集めたデータベースである。
【0020】内面的知識データベース1は、知識プロセ
ス評価テンプレート11、暗黙知表現テンプレート1
2、知識分類マップ13を収録している。その知識プロ
セス評価テンプレート11は、共同化評価テンプレート
(図3)、表出化評価テンプレート(図4)、結合化評
価テンプレート(図5)、内面化評価テンプレート(図
6)から構成される。すなわち、ここでいう知識プロセ
スとは、共同化、表出化、結合化、内面化の4つの作業
からなるプロセスである。
ス評価テンプレート11、暗黙知表現テンプレート1
2、知識分類マップ13を収録している。その知識プロ
セス評価テンプレート11は、共同化評価テンプレート
(図3)、表出化評価テンプレート(図4)、結合化評
価テンプレート(図5)、内面化評価テンプレート(図
6)から構成される。すなわち、ここでいう知識プロセ
スとは、共同化、表出化、結合化、内面化の4つの作業
からなるプロセスである。
【0021】共同化は、社内外を回っての直接体験によ
り現場や顧客の暗黙知を共有したり、先輩からのノウハ
ウ伝授で暗黙知を蓄積したりする作業で、自分以外の暗
黙知を経験的に獲得して自分の暗黙知としていく暗黙知
から暗黙知への転換知識業務である。これを評価する共
同化評価テンプレートは図3に示すように、共同化作業
の具体的行動をあげた多数の質問事項(1〜12)とそ
の質問に対する回答欄(時間配分・重要度)を設けた構
成となっており、回答欄の番号をキーボードから入力す
る、あるいはマウスでクリックすることにより、その番
号に応じた点数が加算されるようになっている。したが
って、たとえば一日の業務を終えてコンピュータPCに
共同化評価テンプレートを呼び出し、その回答欄をチェ
ックしていくだけで、その日の自分の共同化作業を評価
することができる。
り現場や顧客の暗黙知を共有したり、先輩からのノウハ
ウ伝授で暗黙知を蓄積したりする作業で、自分以外の暗
黙知を経験的に獲得して自分の暗黙知としていく暗黙知
から暗黙知への転換知識業務である。これを評価する共
同化評価テンプレートは図3に示すように、共同化作業
の具体的行動をあげた多数の質問事項(1〜12)とそ
の質問に対する回答欄(時間配分・重要度)を設けた構
成となっており、回答欄の番号をキーボードから入力す
る、あるいはマウスでクリックすることにより、その番
号に応じた点数が加算されるようになっている。したが
って、たとえば一日の業務を終えてコンピュータPCに
共同化評価テンプレートを呼び出し、その回答欄をチェ
ックしていくだけで、その日の自分の共同化作業を評価
することができる。
【0022】表出化は、自分の中(思考内)にある暗黙
知を、対話や思慮により練り上げてチャートやストーリ
ー、デザインなどの形で他人にもわかるように表現する
作業で、自分のもつ暗黙知を形式知へ翻訳する暗黙知か
ら形式知への転換知識業務である。これを評価する表出
化評価テンプレートは図4に示すように、図3のテンプ
レート同様、表出化作業の具体的行動をあげた多数の質
問事項とその質問に対する回答欄を設けた構成となって
いる。したがって、コンピュータPCに表出化評価テン
プレートを呼び出し、その回答欄をチェックしていけ
ば、自分の表出化作業を評価することができる。
知を、対話や思慮により練り上げてチャートやストーリ
ー、デザインなどの形で他人にもわかるように表現する
作業で、自分のもつ暗黙知を形式知へ翻訳する暗黙知か
ら形式知への転換知識業務である。これを評価する表出
化評価テンプレートは図4に示すように、図3のテンプ
レート同様、表出化作業の具体的行動をあげた多数の質
問事項とその質問に対する回答欄を設けた構成となって
いる。したがって、コンピュータPCに表出化評価テン
プレートを呼び出し、その回答欄をチェックしていけ
ば、自分の表出化作業を評価することができる。
【0023】結合化は、内面的知識データベース1にあ
る形式知や表面的知識データベース2のデータを検索
し、あるいはプレゼンテーションなどにより、表出化し
た形式知を他の形式知と関連付ける作業で、形式知の組
み合わせによりさらなる知識を生み出す形式知から形式
知への転換知識業務である。これを評価する結合化評価
テンプレートは図5に示すように、図3のテンプレート
同様、結合化作業の具体的行動をあげた多数の質問事項
とその質問に対する回答欄を設けた構成となっており、
コンピュータPCに結合化評価テンプレートを呼び出
し、その回答欄をチェックしていけば、自分の結合化作
業を評価することができる。
る形式知や表面的知識データベース2のデータを検索
し、あるいはプレゼンテーションなどにより、表出化し
た形式知を他の形式知と関連付ける作業で、形式知の組
み合わせによりさらなる知識を生み出す形式知から形式
知への転換知識業務である。これを評価する結合化評価
テンプレートは図5に示すように、図3のテンプレート
同様、結合化作業の具体的行動をあげた多数の質問事項
とその質問に対する回答欄を設けた構成となっており、
コンピュータPCに結合化評価テンプレートを呼び出
し、その回答欄をチェックしていけば、自分の結合化作
業を評価することができる。
【0024】内面化は、結合化や他者から得られた形式
知に沿って、反復、学習、シミュレーションを行い自分
の中に取り入れる作業で、新たに得られた形式知を体得
して自分の暗黙知とする形式知から暗黙知への転換知識
業務である。これを評価する内面化評価テンプレートは
図6に示すように、図3のテンプレート同様、内面化作
業の具体的行動をあげた多数の質問事項とその質問に対
する回答欄を設けた構成となっており、コンピュータP
Cに内面化評価テンプレートを呼び出し、その回答欄を
チェックしていけば、自分の内面化作業を評価すること
ができる。
知に沿って、反復、学習、シミュレーションを行い自分
の中に取り入れる作業で、新たに得られた形式知を体得
して自分の暗黙知とする形式知から暗黙知への転換知識
業務である。これを評価する内面化評価テンプレートは
図6に示すように、図3のテンプレート同様、内面化作
業の具体的行動をあげた多数の質問事項とその質問に対
する回答欄を設けた構成となっており、コンピュータP
Cに内面化評価テンプレートを呼び出し、その回答欄を
チェックしていけば、自分の内面化作業を評価すること
ができる。
【0025】以上の知識プロセスのうち、表出化作業に
あたっては、内面的知識データベース1内に暗黙知表現
テンプレート12が収録されており、これを利用した共
通のフォーマットで表出化を行えるように工夫してあ
る。その暗黙知表現テンプレート12は本例では図示の
ように、当事者、対象者、事象述語、焦点の欄を結んだ
チャート式で、その各欄に用語をあてはめていく方式の
ものである。そして、各欄にあてはめる用語を参照する
ために用語集データベース3が設けられている。すなわ
ち、これを利用する社員は、自分が表現しようとしてい
る暗黙知に適した形式の暗黙知表現テンプレート12を
選択してコンピュータPCに開き、そして、用語集デー
タベース3から適当な用語を選んで空欄にあてはめるだ
けで、暗黙知を形式知へ転換することができる。このよ
うにすることで、社内で統一されたフォームにより暗黙
知が形式知化されるので、管理や検索がしやすいという
メリットがある。穴埋めが終わって完成したテンプレー
トは、内面的知識データベース1に収められ、結合化作
業を行えるようになる。
あたっては、内面的知識データベース1内に暗黙知表現
テンプレート12が収録されており、これを利用した共
通のフォーマットで表出化を行えるように工夫してあ
る。その暗黙知表現テンプレート12は本例では図示の
ように、当事者、対象者、事象述語、焦点の欄を結んだ
チャート式で、その各欄に用語をあてはめていく方式の
ものである。そして、各欄にあてはめる用語を参照する
ために用語集データベース3が設けられている。すなわ
ち、これを利用する社員は、自分が表現しようとしてい
る暗黙知に適した形式の暗黙知表現テンプレート12を
選択してコンピュータPCに開き、そして、用語集デー
タベース3から適当な用語を選んで空欄にあてはめるだ
けで、暗黙知を形式知へ転換することができる。このよ
うにすることで、社内で統一されたフォームにより暗黙
知が形式知化されるので、管理や検索がしやすいという
メリットがある。穴埋めが終わって完成したテンプレー
トは、内面的知識データベース1に収められ、結合化作
業を行えるようになる。
【0026】結合化作業では、知識分類マップ13を利
用することができる。知識分類マップ13は、たとえば
図示のように、技術系形式知の技術知というルートフォ
ルダと営業系形式知の顧客知というルートフォルダに大
きく分類され、その各ルートフォルダの下に、さらに細
分した項目でサブフォルダが関連付けられている。ま
た、これらルートフォルダどうし、ルートフォルダとサ
ブフォルダ、サブフォルダどうしも関連付けがなされて
いる。このような知識分類マップ13の所定のフォルダ
に、表出された形式知をドロップすることで、当該形式
知の関連付けを行えることになる。
用することができる。知識分類マップ13は、たとえば
図示のように、技術系形式知の技術知というルートフォ
ルダと営業系形式知の顧客知というルートフォルダに大
きく分類され、その各ルートフォルダの下に、さらに細
分した項目でサブフォルダが関連付けられている。ま
た、これらルートフォルダどうし、ルートフォルダとサ
ブフォルダ、サブフォルダどうしも関連付けがなされて
いる。このような知識分類マップ13の所定のフォルダ
に、表出された形式知をドロップすることで、当該形式
知の関連付けを行えることになる。
【0027】関連付けが終わってフォルダへ収められた
形式知は、コンピュータPCから知識分類マップ13を
開き、フォルダをたどっていくことで検索することがで
きるようになる。その際、各フォルダは表面的知識デー
タベース2とも関連付けられているので、知識分類マッ
プ13をたどることで表面的知識を引き出すこともでき
るようになっている。
形式知は、コンピュータPCから知識分類マップ13を
開き、フォルダをたどっていくことで検索することがで
きるようになる。その際、各フォルダは表面的知識デー
タベース2とも関連付けられているので、知識分類マッ
プ13をたどることで表面的知識を引き出すこともでき
るようになっている。
【0028】図1の例は、企業内で知識創造支援及び知
識資産管理システムを構築して運営する例であるが、新
たにシステムを構築する初期費用やランニングコストの
点で負担が大きい場合もある。そこで、よりコストを抑
えることが可能な例として、請求項6に係る発明の一例
を図7に示している。この例は、企業の委託を受けた知
識コンサルタントが知識資産データベースを管理するシ
ステムである。
識資産管理システムを構築して運営する例であるが、新
たにシステムを構築する初期費用やランニングコストの
点で負担が大きい場合もある。そこで、よりコストを抑
えることが可能な例として、請求項6に係る発明の一例
を図7に示している。この例は、企業の委託を受けた知
識コンサルタントが知識資産データベースを管理するシ
ステムである。
【0029】このシステムでは、顧客企業A,B,C,
Dが知識コンサルタント(個人、法人)Cとそれぞれコ
ンサルティング契約を結ぶことで、双方向通信網(本例
ではインターネット)を介して知識コンサルタントCの
サーバへアクセスすることが可能となる。各顧客企業A
〜Dは、それぞれ内部にLANをもっており、その各ク
ライアントのコンピュータからプロキシサーバなどを経
由してインターネットでつながった知識コンサルタント
Cのサーバへアクセスすることができるようになってい
る。顧客企業A〜Dのクライアントでできる作業は上記
の例と同様であり、各テンプレート及び知識分類マップ
を利用できる。
Dが知識コンサルタント(個人、法人)Cとそれぞれコ
ンサルティング契約を結ぶことで、双方向通信網(本例
ではインターネット)を介して知識コンサルタントCの
サーバへアクセスすることが可能となる。各顧客企業A
〜Dは、それぞれ内部にLANをもっており、その各ク
ライアントのコンピュータからプロキシサーバなどを経
由してインターネットでつながった知識コンサルタント
Cのサーバへアクセスすることができるようになってい
る。顧客企業A〜Dのクライアントでできる作業は上記
の例と同様であり、各テンプレート及び知識分類マップ
を利用できる。
【0030】知識コンサルタントCは、知識資産データ
ベースDBを管理しており、各顧客企業A〜Dからあが
ってくるデータを企業ごとに分類して蓄積する。また、
知識コンサルタントCは、他の知的所有権者IPと契約
することにより、その知的財産も知識資産データベース
DBにデータベース化しており、顧客企業A〜Dが所定
のライセンス料を支払うことにより使用できるようにし
ている。これにより、第三者の知的所有権の橋渡し役を
も担うことができる。
ベースDBを管理しており、各顧客企業A〜Dからあが
ってくるデータを企業ごとに分類して蓄積する。また、
知識コンサルタントCは、他の知的所有権者IPと契約
することにより、その知的財産も知識資産データベース
DBにデータベース化しており、顧客企業A〜Dが所定
のライセンス料を支払うことにより使用できるようにし
ている。これにより、第三者の知的所有権の橋渡し役を
も担うことができる。
【0031】このようなコンサルタント式システムのさ
らに発展型として、請求項8に係る発明の一例を図8に
示している。本例では、多数の参加企業A〜Dが知識コ
ンサルタントとしてコンサルティング団体CPを形成し
ており、その知識コンサルティング団体CPがマネージ
ャMと契約することにより、インターネットを介してマ
ネージャMの管理する知識資産データベースDBを利用
できるようになっている。この知識コンサルティング団
体CPを構成する各参加企業A〜Dがそれぞれ個別に顧
客企業と契約することにより、知識コンサルティング団
体CPに共通の手法で顧客企業A〜Dが知識資産管理シ
ステムを構築できる。
らに発展型として、請求項8に係る発明の一例を図8に
示している。本例では、多数の参加企業A〜Dが知識コ
ンサルタントとしてコンサルティング団体CPを形成し
ており、その知識コンサルティング団体CPがマネージ
ャMと契約することにより、インターネットを介してマ
ネージャMの管理する知識資産データベースDBを利用
できるようになっている。この知識コンサルティング団
体CPを構成する各参加企業A〜Dがそれぞれ個別に顧
客企業と契約することにより、知識コンサルティング団
体CPに共通の手法で顧客企業A〜Dが知識資産管理シ
ステムを構築できる。
【0032】マネージャMは上記の例同様に知識資産デ
ータベースDBを管理し、また、他の知的所有権者IP
との契約でその知的財産も知識資産データベースDBに
データベース化しており、知識コンサルティング団体C
Pへ提供している。知識コンサルティング団体CPの参
加企業A〜Dは、所定のライセンス料を支払うことで、
データベース化された第三者の知的財産を使用すること
ができる。
ータベースDBを管理し、また、他の知的所有権者IP
との契約でその知的財産も知識資産データベースDBに
データベース化しており、知識コンサルティング団体C
Pへ提供している。知識コンサルティング団体CPの参
加企業A〜Dは、所定のライセンス料を支払うことで、
データベース化された第三者の知的財産を使用すること
ができる。
【0033】各顧客企業A〜Dからは、内部LANのク
ライアントコンピュータを操作することでインターネッ
トを経てマネージャMの知識資産データベースDBを利
用することができ、上記のようなテンプレートの利用、
知識資産の検索を実行することができる。
ライアントコンピュータを操作することでインターネッ
トを経てマネージャMの知識資産データベースDBを利
用することができ、上記のようなテンプレートの利用、
知識資産の検索を実行することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、暗黙知を表出させて共
有財産とする知識プロセスを、評価テンプレートという
共通の手法を通して評価することで、誰もが日常の業務
として自覚し、実践できるようになる。すなわち本発明
により、従来のような文書フォーマットやマニュアルと
いう表面的情報の共有に加え、外には表出しない主観
的、内面的なものであるノウハウ、カン、コツ、経験な
どの内面的情報である暗黙知を、共通のテンプレートと
いう手段を通して表出させ収集してデータベース化し、
管理運営することができる。これにより、企業におい
て、本来の「知識」資産を有効活用することができるこ
ととなり、競争力の倍増など大きく貢献することができ
る。また、このような知識の共有化から、これに基づい
たさらに新たな知識が創造されて蓄えられていくことと
なり、企業の発展に寄与するものとなる。
有財産とする知識プロセスを、評価テンプレートという
共通の手法を通して評価することで、誰もが日常の業務
として自覚し、実践できるようになる。すなわち本発明
により、従来のような文書フォーマットやマニュアルと
いう表面的情報の共有に加え、外には表出しない主観
的、内面的なものであるノウハウ、カン、コツ、経験な
どの内面的情報である暗黙知を、共通のテンプレートと
いう手段を通して表出させ収集してデータベース化し、
管理運営することができる。これにより、企業におい
て、本来の「知識」資産を有効活用することができるこ
ととなり、競争力の倍増など大きく貢献することができ
る。また、このような知識の共有化から、これに基づい
たさらに新たな知識が創造されて蓄えられていくことと
なり、企業の発展に寄与するものとなる。
【図1】請求項1ないし請求項2に係る発明の一例を説
明する概略ネットワーク図。
明する概略ネットワーク図。
【図2】知識資産データベースの詳細についての説明
図。
図。
【図3】共同化評価テンプレートの一具体例を示した
図。
図。
【図4】表出化評価テンプレートの一具体例を示した
図。
図。
【図5】結合化評価テンプレートの一具体例を示した
図。
図。
【図6】内面化評価テンプレートの一具体例を示した
図。
図。
【図7】請求項6に係る発明の一例を説明する概略ネッ
トワーク図。
トワーク図。
【図8】請求項8に係る発明の一例を説明する概略ネッ
トワーク図。
トワーク図。
C,CP 知識コンサルタント M マネージャ DB 知識資産データベース 1 内面的知識データベース 2 表面的知識データベース 3 用語集データベース 11 知識プロセ評価ステンプレート(共同化、表出
化、結合化、内面化) 12 暗黙知表現テンプレート 13 知識分類マップ
化、結合化、内面化) 12 暗黙知表現テンプレート 13 知識分類マップ
Claims (9)
- 【請求項1】 組織内外の暗黙知を獲得する共同化作業
を評価するための共同化評価テンプレートと、自分のも
つ暗黙知を他人にもわかるように表現して形式知へ転換
する表出化作業を評価するための表出化評価テンプレー
トと、これにより得られた形式知を組織内外にある他の
形式知と関連付ける結合化作業を評価するための結合化
評価テンプレートと、自分が新たに得た形式知を実践し
て暗黙知へ転換する内面化作業を評価するための内面化
評価テンプレートと、を用い、これら各テンプレートに
対する組織員の評価結果をコンピュータに入力して分析
し、該コンピュータの分析により業務状況を得て組織員
に提示するようにした知識創造支援及び知識資産管理シ
ステム。 - 【請求項2】 組織内外の暗黙知を獲得する共同化作業
を評価するための共同化評価テンプレート、自分のもつ
暗黙知を他人にもわかるように表現して形式知へ転換す
る表出化作業を評価するための表出化評価テンプレー
ト、これにより得られた形式知を組織内外にある他の形
式知と関連付ける結合化作業を評価するための結合化評
価テンプレート、及び、自分が新たに得た形式知を実践
して暗黙知へ転換する内面化作業を評価するための内面
化評価テンプレートを収録したデータベースと、 該データベースから前記各テンプレートを読み出して出
力するとともに、該出力したテンプレートに応答して入
力される評価結果を分析することにより得られる業務状
況を出力するコンピュータと、からなる知識創造支援及
び知識資産管理システム。 - 【請求項3】 表出化作業において暗黙知を表現する際
の参照構文となる暗黙知表現テンプレートをデータベー
スに有し、その暗黙知表現テンプレートをコンピュータ
により読み出して出力できるようになっている請求項2
記載の知識創造支援及び知識資産管理システム。 - 【請求項4】 暗黙知表現テンプレートに利用可能な用
語集をデータベースに有し、その用語集をコンピュータ
により読み出して出力するとともに該用語集にある用語
を前記暗黙知表現テンプレートに適用できるようになっ
ている請求項3記載の知識創造支援及び知識資産管理シ
ステム。 - 【請求項5】 結合化作業の済んだ形式知をデータベー
スに蓄積してコンピュータで読み出せるようにしてあ
り、該データベースから前記形式知を前記コンピュータ
へ読み出す際には、前記形式知の関連付けを示す知識分
類マップが提示されるようになっている請求項2〜4の
いずれか1項に記載の知識創造支援及び知識資産管理シ
ステム。 - 【請求項6】 知識コンサルタントがデータベースを管
理し、該データベースへ双方向通信網を介しアクセスす
ることで各種テンプレートを使えるようになっているコ
ンピュータを顧客組織が備える請求項2〜5のいずれか
1項に記載の知識創造支援及び知識資産管理システム。 - 【請求項7】 知識コンサルタントが管理するデータベ
ースには、前記知識コンサルタントが知的所有権者と契
約することで得られた知的財産のデータも蓄積される請
求項6記載の知識創造支援及び知識資産管理システム。 - 【請求項8】 マネージャがデータベースを管理し、該
データベースへ双方向通信網を介してアクセスするサー
バを1以上の参加組織からなる知識コンサルタントが備
え、該知識コンサルタントのサーバに対して双方向通信
網を介しアクセスすることでクライアントとなり、前記
データベースの各種テンプレートを使えるようになって
いるコンピュータを顧客組織が備える請求項2〜5のい
ずれか1項に記載の知識創造支援及び知識資産管理シス
テム。 - 【請求項9】 マネージャが管理するデータベースに
は、前記マネージャが知的所有権者と契約することで得
られた知的財産のデータも蓄積される請求項8記載の知
識創造支援及び知識資産管理システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000354111A JP2002157415A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 知識創造支援及び知識資産管理システム |
EP01126506A EP1209596A1 (en) | 2000-11-21 | 2001-11-10 | Knowledge creation support and knowledge asset management system |
US09/989,285 US20020062353A1 (en) | 2000-11-21 | 2001-11-20 | Knowledge creation support and knowledge asset management system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000354111A JP2002157415A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 知識創造支援及び知識資産管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002157415A true JP2002157415A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18826764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000354111A Pending JP2002157415A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 知識創造支援及び知識資産管理システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020062353A1 (ja) |
EP (1) | EP1209596A1 (ja) |
JP (1) | JP2002157415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004046722A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Advanced Telecommunication Research Institute International | 経験情報共有促進装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5822720A (en) | 1994-02-16 | 1998-10-13 | Sentius Corporation | System amd method for linking streams of multimedia data for reference material for display |
US7130861B2 (en) | 2001-08-16 | 2006-10-31 | Sentius International Corporation | Automated creation and delivery of database content |
US7959061B2 (en) * | 2009-09-25 | 2011-06-14 | Multi Packaging Solutions, Inc. | Folded pot cover |
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