JP2002135309A - 帯域制御装置およびこれを用いる帯域制御ネットワーク - Google Patents

帯域制御装置およびこれを用いる帯域制御ネットワーク

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JP2002135309A
JP2002135309A JP2000322261A JP2000322261A JP2002135309A JP 2002135309 A JP2002135309 A JP 2002135309A JP 2000322261 A JP2000322261 A JP 2000322261A JP 2000322261 A JP2000322261 A JP 2000322261A JP 2002135309 A JP2002135309 A JP 2002135309A
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Takuya Asaka
卓也 朝香
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルータにおいて制御可能なリンククラスが実
存クラス数よりも少ない場合においても、それぞれの実
存クラスに対して、それぞれの実存クラスが要求する帯
域を確実に、あるいは近似的に割り当てることが可能な
帯域制御装置およびこれを用いる帯域制御ネットワーク
を提供すること。 【解決手段】 実際に存在するクラスの数がクラスの数
より多い場合に、リンククラスの幾つかのクラスに対し
ては、複数の実存クラスを混在させることによりリンク
クラスの帯域を割り当て、かつ、各リンクにおいて混在
させる前記実存クラスの組み合わせを変える手段を有す
ることを特徴とする帯域制御装置、また、この帯域制御
装置を用いる帯域制御ネットワーク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯域制御装置およ
びこれを用いる帯域制御ネットワークに関し、より具体
的には、異なるトラヒッククラスに対して、帯域を適切
に割り当てることが可能な機能を具備したルータまたは
スイッチ、およびこのルータまたはスイッチを配備され
た、インターネットに代表されるパケット通信ネットワ
ークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットに代表されるパケット通
信ネットワークでは、トラヒックにクラスを設けて、そ
れぞれに帯域を割り当てることが可能となっている。ト
ラヒックのクラスとは、例えば、VPN(Virtual Pr
ivate Network バーチャルプライベートネットワー
ク:仮想専用網)における各VPN、あるいは企業内ネ
ットワークにおける業務系トラヒックとそれ以外のトラ
ヒック、あるいはインターネット内におけるリアルタイ
ムアプリケーションとWebなどがある。
【0003】これらのクラスは、ネットワークを運用す
る側が任意に決めることが可能である。それらクラスを
判断するための方法の例として、IPパケットヘッダ中
のソースアドレス,宛先アドレス,プロトコル番号,T
CP/UDPのポート番号などから判断する方法があ
る。上記従来のインターネットのようなベストエフォー
トなネットワークにおいては、これらのクラスを意識す
ることなく、ネットワーク内でデータが転送されるた
め、他クラスのトラヒックの影響を受けて帯域が常に変
動し、各クラスに対して帯域を保証することができなか
った。
【0004】これらクラスに対して、リンクの帯域を割
り当てるためのルータまたはスイッチ技術として、パケ
ットスケジューリング技術がある。この技術は、クラス
別にパケットキューを設け、パケットキューのスケジュ
ーリングを行うものである。パケットキューのスケジュ
ーリング方式としては、フローごとに異なる使用帯域に
関する重みを与え、重みに応じた割合でパケット長を考
慮してキューのサービスを行う重み付け公平スケジュー
リングアルゴリズムである、Self ClockedFair Que
ueing(SCFQ)が、文献「S.Golestani、“A S
elf-ClockedFair Queueing Scheme for Broadband
Applications”,InProc.of INFOCOM‘9
4.pp.636-646,1994」がある。また、Virtual Cloc
kと呼ばれる同様のアルゴリズムが、文献「L.Zhan
g,“Virtual Clock:A NewTraffic Control Al
gorithm for Packet Switching Networking”,In
Proc.of SIGCOMM‘90.pp.19-29、1990」
に発表されている。
【0005】一般に重み付け公平スケジューリングにお
いては、パケットまたはパケットキューに対して、重み
や到着パケット長に基づいて計算されるタイムスタンプ
が付加され、タイムスタンプの小さいパケットもしくは
パケットキューから順にパケットが出力される。これら
パケットスケジューリング技術を用いることにより、I
Pパケットのような可変長のパケットであっても、リン
クの帯域をクラスごとに割り当てることが可能である。
【0006】これにより、各クラスにとっては、その他
のクラスのトラヒック量にかかわらず,一定のあるいは
それ以上の帯域を必ず確保することができる。すなわ
ち、実存クラスごとに各リンクのリンククラスを割り当
てることができれば、ネットワーク全体でのクラスごと
の帯域を保証することが可能となる。なお、ここで、ク
ラスとは、異なるフローを混在させてまとめたものを指
し、実存クラスとは、実際に存在するクラスを指すもの
とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来実
存している技術では、ルータまたはスイッチ(以下、こ
れらを合わせてルータという)において制御可能なリン
ククラス数が10程度と少ない場合が多く、多数の実存
クラスがあった場合には対応することができなかった。
また、ルータにおいて制御可能なリンククラス数が多い
場合においても、ルータにおけるパケットスケジューリ
ングのための負荷が高くなるという問題があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、従来の技術における上
述のような問題を解消し、ルータにおいて制御可能なリ
ンククラスが実存クラス数よりも少ない場合において
も、それぞれの実存クラスに対して、それぞれの実存ク
ラスが要求する帯域を確実に、あるいは近似的に割り当
てることが可能な帯域制御装置およびこれを用いる帯域
制御ネットワークを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る帯域制御装置は、パケット通信ネット
ワークにおけるリンクiにおいて、複数の異なるmi
のクラスのトラヒックに対して帯域を割り当てることが
可能な帯域制御装置であって、実際に存在するクラスの
数がn(ただし、n>mi)個である場合に、リンクに
おけるクラス(リンククラス)の幾つかのクラスに対し
ては、複数の実際に存在するクラス(実存クラス)を混
在させることにより、リンククラスの帯域を割り当て、
かつ、各リンクにおいて混在させる前記実存クラスの組
み合わせを変える手段を有することを特徴とするもので
ある。
【0010】より具体的に述べれば、本発明に係る帯域
制御装置は、パケット転送部と、クラス判定部,クラス
情報記憶部を有し、前記パケット転送部は、到着したパ
ケットを前記クラス判定部に転送する機能と、前記クラ
ス判定部での処理を受けたパケットを送出する機能とを
有し、前記クラス判定部は、前記クラス情報記憶部から
当該パケットが属する実存クラスのリンククラスを変更
するか否かの情報を得て、その結果に基づいて当該パケ
ットに処理を行った後、前記パケット転送部に転送する
機能を有することを特徴とするものである。
【0011】また、本発明に係る帯域制御ネットワーク
は、上述の帯域制御装置のいずれかを用いる帯域制御ネ
ットワークであって、前記帯域制御装置を経由するごと
に、各リンクにおいて混在する実存クラスの組み合わせ
が変えられることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明において、実存クラスが要求する帯域を
確実に、あるいは近似的に割り当てることが可能となる
理由について以下に述べる。本発明では、各リンクにお
けるリンククラスに収容される実存クラスの組み合わせ
が異なる。あるいは、その収容されたリンククラスの帯
域はリンクごとに異なる。各実存クラスにとっては、経
由するリンククラスの中で最小の帯域を割り当てられた
リンククラスの帯域が最大のリンク容量となるので、結
果として、各実存クラスにはリンクの帯域ではなく、当
該リンククラスの帯域を割り当てることになる。
【0013】後述するケース(1)では、経由するリン
ククラスの中で最小の帯域は、2Mbpsであり、かつ
唯一の実存クラスだけが割り当てられていることから、
当該リンククラスの帯域2Mbpsを確実に割り当てる
こととなる。また、ケース(2)では、経由するリンク
クラスの中で最小の帯域は、6/nMbpsであること
から、当該リンククラスの帯域6/nMbpsを近似的
に割り当てることとなる。なお、この場合には、各リン
ククラスにおいて必ず複数の実存クラスが存在している
ことから、近似的に割り当てていることとなる。
【0014】以下、本発明の作用を、より詳細に説明す
る。前述のように、本発明においては、ルータに代表さ
れる帯域制御装置において制御可能なリンククラス数が
実存クラス数よりも少ない場合においても、それぞれの
実存クラスに対して、それぞれの実存クラスが要求する
帯域を確実にあるいは近似的に割り当てることが可能で
ある。以下では、ケース(1)として帯域を確実に割り
当てる場合、ケース(2)として近似的に割り当てる場
合について述べる。
【0015】ケース(1):帯域を確実に割り当てる場
合: 帯域を確実に割り当てる場合の作用を簡単な例を用いて
説明する。図1は、本発明に係るネットワークの一例を
示すものである。ここでは、説明を簡単にするため、ル
ータAからルータCへの向きのリンクだけに注目する。
リンク1の各クラスへの帯域割り当ては、ルータAにお
けるパケットスケジューリングによって行われ、リンク
2の各クラスへの帯域割り当ては、ルータBにおけるパ
ケットスケジューリングによって行われる。また、ここ
では単純化のため、トラヒックはインターネットのTC
Pのような、ホスト間においてフロー制御が行われてい
るものとする。すなわち、各ホストはネットワーク内に
おいてパケットロスが多く発生することがないように、
送出するパケット量を自律的に制御しているものとす
る。
【0016】この例は、リンク1とリンク2に、それぞ
れリンククラスとして2クラスあり、実存クラスとして
3クラスがある場合である。ここでは、リンク1とリン
ク2は帯域として6Mbpsあるものとする。また、各
実存クラスが要求する帯域は2Mbpsとする。すなわ
ち、各リンクにおけるリンククラス数が、実存クラス数
よりも少ないという状況において、各実存クラスへの帯
域として2Mbpsを確実に割り当てることが可能であ
ることを示す。
【0017】ここでは、リンク1とリンク2のリンクク
ラス1には、4Mbpsが割り当てられ、リンク1とリ
ンク2のリンククラス2には、2Mbpsが割り当てら
れる。実存クラス1はリンク1ではリンククラス1と扱わ
れ、リンク2ではリンククラス2と扱われる。実存クラス
2はリンク1ではリンククラス1と扱われ、リンク2では
リンククラス1と扱われる。実存クラス3はリンク1で
はリンククラス2と扱われ、リンク2ではリンククラス
1と扱われる。
【0018】実存クラス1に注目すると、リンク1では
実存クラス2と帯域共用となっているものの、リンク2
においてはリンククラス2全ての帯域2Mbpsを割り
当てられている。同様に、実存クラス3に注目すると、
リンク2では実存クラス2と帯域共用となっているもの
の、リンク1においてはリンククラス2全ての帯域2M
bpsを割り当てられている。実存クラス2に注目する
と、リンク1とリンク2の両方において他の実存クラス
と帯域共用となっているものの、他の実存クラスはすで
にそれぞれ帯域2Mbpsを割り当てられているので、
結果として実存クラス2はリンク1と2のリンククラス
の残り帯域2Mbpsを割り当てられることになる。
【0019】ここに示した他実存クラスのリンククラス
のへの割り当て方が妥当であることは、以下のWeiに関
する連立方程式の解を求めることで確認できる。ただ
し、W k Linkjはリンクjのリンククラスkの帯域を表わ
す定数、Weiは実存クラスiの要求する帯域である。 W1 Link1=We1+We2 (1) W2 Link1=We3 (2) W1 Link2=We2+We3 (3) W2 Link2=We1 (4)
【0020】この連立方程式の各式は、各リンクにおい
て割り当てられる条件を規定しているものに他ならな
い。なお、この連立方程式では、Weiは一意に定まり、
それらの値は、各実存クラスが要求する帯域に一致す
る。すなわち、各実存クラスに対して帯域を確実に割り
当てることになる。これ以外にも、各実存クラスに対し
て確実に帯域を割り当てるための割り当て方が存在す
る。一般的に、任意の実存クラスのリンククラスへの割
り当て方に対して、上述の式(1),(2),(3),
(4)のような各リンククラスに割り当てられた実存ク
ラスに関する連立方程式を構成し、その解が実存クラス
iの要求する帯域に一致しているならば,適切に実存ク
ラスが各リンククラスへ割り当てられたことになる。
【0021】このように、リンククラス数が実存クラス
数よりも少ない場合においても、各実存クラスに対し
て、帯域を割り当てることが可能となる。ただし、ここ
ではTCPのようなフロー制御が行われているものと仮
定しているので、UDPのような垂れ流しのトラヒック
が加わった場合においては、近似的な帯域保証がかのう
であるということになってくる。
【0022】ケース2:帯域を近似的に割り当てる場
合: 帯域を近似的に割り当てる場合の効果を簡単な例を用い
て説明する。図2は、本発明に係るネットワークの一例
を示すものである。ここでも、説明を簡単にするため、
ルータAからルータCへの向きのリンクだけに注目す
る。この例は、リンク1とリンク2にそれぞれリンクク
ラスとしてnクラスあり、実存クラスとしてn2クラス
ある場合である。ここでは、リンク1とリンク2は帯域
として6Mbpsあるものとする。また、各実存クラス
が要求する帯域は6/n2Mbpsとする。
【0023】ここでの各実存クラスの各リンククラスへ
の割り当て方は、以下の通りである。各リンククラスに
は、帯域6/nが割り当てられる。さらに、リンク1に
おいてリンククラス1へ割り当てられた各実存クラス
は、リンク2においてはそれぞれが異なるリンククラス
へ割り当てられる。例えば、図2では、リンク1におい
てリンククラス1へ割り当てられた実存クラス1,2,
3は、リンク2においてはリンククラス1,2,3へそ
れぞれ割り当てられる。このように割り当てることによ
り、リンク1とリンク2の両方において同じリンククラ
スとなる実存クラスは存在しないことになる。
【0024】また、この場合には、先に示した連立方程
式を構成したとしても、一般に、その解は一意には定ま
らない。この理由は、式の数は2nで変数がn2だから
である。すなわち、各実存クラスに対して確実に帯域を
割り当てることはできない。しかしながら、各実存クラ
スが取り得る最大の帯域は、各リンククラスの帯域が上
限値となる。従って、何も制御することなしに(言い換
えれば、ベストエフォート的に)リンクを利用する場合
に比べて、特定の実存クラスだけがリンクの帯域を占有
することを防ぐことができることになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて、詳細に説明する。
【0026】図3は、請求項2に係るルータである。こ
のルータ10は、パケット転送部11,クラス判定部1
2,クラス情報記憶部13から構成されている。パケッ
ト転送部11は,従来ルータの有する機能と同様の機能
を有するものであり、転送されてきたパケットのアドレ
スを読み出し、ルーチングテーブルを検索して適切なリ
ンクのリンククラスとしてパケットを送出する機能を有
する。
【0027】クラス判定部12では、転送されてきたパ
ケットのうち、特定の実存クラスのパケットであった場
合には、クラス情報記憶部13のデータに従い、リンク
クラスを書き換える。クラス情報記憶部13は、当該ル
ータにおいてリンククラスを書き換えるべき実存クラス
のデータを、例えば、テーブル形式で保持するものであ
る。
【0028】図4は、上述のルータ10の、パケット到
着時における処理フローである。以下では、図4に基づ
いて、ルータ10にパケットが到着したときの動作を説
明する。ルータ10にパケットが到着すると、パケット
転送部11は、クラス判定部12にパケットを転送する
(ステップ21)。クラス判定部12では、クラス情報
記憶部13から当該パケットが属する実存クラスのリン
ククラスを書き換えるか否かを示す情報を取得する(ス
テップ22)。
【0029】この情報は、例えば図5に示すような、実
存クラス対応にリンククラスを割り当てるテーブルとし
て用意されている。このルータにおいては、図5におけ
る左側の実存クラスに、右側のリンククラスが対応して
いる。この例に示す割り当てテーブルでは、このルータ
に到着するパケットのうち、実存クラスAのパケットと
実存クラスCのパケットとは、リンククラス1に送出さ
れるように設定されている。
【0030】具体的には、このルータに到着したパケッ
トAの例えばヘッダ部分にリンククラスが「5」と設定
されていたとしても、このルータ内で、この設定値は
「1」に書き換えられて(図5参照)、ルータから送出
される。なお、上述の割り当てテーブルの形式は、自由
に設定してよい。
【0031】リンククラスが書き換えられたパケット
は、クラス判定部12からパケット転送部11へ転送さ
れ(ステップ23)、パケット転送部11から送出され
る。なお、到着板パケットの有する割り当てテーブルの
が、上述の割り当てテーブルの指定クラスと同じである
場合には、割り当てテーブルの書き換えは行われずに、
そのままパケット転送部11へ転送され(ステップ2
4)、パケット転送部11から送出される。
【0032】上記実施形態によれば、前述のケース1,
ケース2において説明した動作を実際に簡単に実現する
ことが可能であり、ルータにおいて制御可能なリンクク
ラスが実存クラス数よりも少ない場合においても、それ
ぞれの実存クラスに対して、それぞれの実存クラスが要
求する帯域を確実に、あるいは近似的に割り当てること
が可能になるという効果が得られる。
【0033】なお、上記実施形態は本発明の一例を示す
ものであり、本発明はこれに限定されるべきものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、改良や変更を行
ってもよいことはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ルータで代表される帯域制御装置において制御
可能なリンククラス数が実存クラス数よりも少ない場合
においても、それぞれの実存クラスに対して、それぞれ
の実存クラスが要求する帯域を確実にあるいは近似的に
割り当てることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワークの一実施形態を示す図
(その1)である。
【図2】本発明のネットワークの一実施形態を示す図
(その2)である。
【図3】一実施形態に係るルータの構成を示す図であ
る。
【図4】図3に示したルータでの動作フロー図である。
【図5】図3に示したルータのクラス情報記憶部に記憶
されている割り当てテーブルの構成を示す図である。
【図6】図5に示した割り当てテーブルの内容に基づ
く、パケットのリンククラスの書き換え動作の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 制御ルータ 11 パケット転送部 12 クラス判定部 13 クラス情報記憶部 21〜24 処理ステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット通信ネットワークにおけるリン
    クiにおいて、複数の異なるmi個のクラスのトラヒッ
    クに対して帯域を割り当てることが可能な帯域制御装置
    であって、 実際に存在するクラスの数がn(ただし、n>mi)個
    である場合に、リンクにおけるクラス(リンククラス)
    の幾つかのクラスに対しては、複数の実際に存在するク
    ラス(実存クラス)を混在させることにより、リンクク
    ラスの帯域を割り当て、かつ、各リンクにおいて混在さ
    せる前記実存クラスの組み合わせを変える手段を有する
    ことを特徴とする帯域制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の帯域制御装置であっ
    て、 パケット転送部と、クラス判定部,クラス情報記憶部を
    有し、 前記パケット転送部は、到着したパケットを前記クラス
    判定部に転送する機能と、前記クラス判定部での処理を
    受けたパケットを送出する機能とを有し、 前記クラス判定部は、前記クラス情報記憶部から当該パ
    ケットが属する実存クラスのリンククラスを変更するか
    否かの情報を得て、その結果に基づいて当該パケットに
    処理を行った後、前記パケット転送部に転送する機能を
    有することを特徴とする帯域制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の帯域制御装置を用いる
    帯域制御ネットワークであって、 前記帯域制御装置を経由するごとに、各リンクにおいて
    混在する実存クラスの組み合わせが変えられることを特
    徴とする帯域制御ネットワーク。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の帯域制御装置を用いる
    帯域制御ネットワークであって、 前記帯域制御装置を経由するごとに、各リンクにおいて
    混在する実存クラスの組み合わせが変えられることを特
    徴とする帯域制御ネットワーク。
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