JP2002132978A - 会員登録システム - Google Patents

会員登録システム

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JP2002132978A
JP2002132978A JP2000324952A JP2000324952A JP2002132978A JP 2002132978 A JP2002132978 A JP 2002132978A JP 2000324952 A JP2000324952 A JP 2000324952A JP 2000324952 A JP2000324952 A JP 2000324952A JP 2002132978 A JP2002132978 A JP 2002132978A
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JP2000324952A
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English (en)
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Daigo Takara
大吾 高良
Yoshiyuki Yoshii
良之 吉井
Kenichi Sawachi
憲一 澤地
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NETSPICE Inc
Original Assignee
NETSPICE Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】会員のモラルや質を維持してグループ全体の信
頼性を高め、しかもグループの活性を維持しうる会員登
録システムを提供する。 【解決手段】会員情報を格納する会員情報格納部19
と、登録希望者の端末装置に対し、登録希望者の会員情
報ならびに既登録会員であってその登録希望者を紹介し
た紹介者の会員IDの入力を促すとともに入力された会
員情報と会員IDを受信する送受信手段10と、受信し
た会員情報を会員情報格納部19に格納するにあたって
紹介者の会員IDを会員情報格納部19に格納されてい
る会員情報と照合して認証を行なう紹介者認証手段11
と、不正会員について会員情報を削除して登録抹消する
際にその会員の紹介者の会員情報も削除して登録抹消す
る登録抹消手段13とを備えたため、会員のモラルや質
を維持しやすく、プライバシー情報が流出する危険が少
ないうえ、会員同士の深い信頼関係も維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線等を利用
して行われる会員登録システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの爆発的な普及に
より、ネットを介して会員制度を採り入れて各種のサー
ビスの提供等を行なうサイト等が爆発的に増加してい
る。このようなサイトでは、通常、端末装置に氏名や住
所等の所定の会員情報を入力することにより会員登録が
行なわれている。
【0003】そして、特にインターネット上で会員制度
を運営する場合には、相互の顔が見えないため、例え
ば、掲示板への書き込みによる誹謗中傷等が後を絶た
ず、会員のモラルの維持が極めて困難であった。したが
って、会員のモラルを維持するためには、会員登録の条
件として厳しい制限を設けたり、会員の個人情報をオー
プンにする等の策をとらざるを得なかったのが実情であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、会員登
録の条件を厳しく制限すると、新規登録者が増加せず、
活発な活動を維持するのが困難で、結局、サイトがゴー
ストタウン化しやすいという問題がある。このため、会
員グループの活性を維持するためには、登録条件の厳し
い制限はできるだけ避ける必要がある。一方、会員の個
人情報をオープンにするとプライバシー情報が流出する
危険が大きいため、できれば個人情報はオープンにしな
い方が望ましい。このような状況のもと、会員のモラル
や質を維持してグループ全体の信頼性を高め、しかもグ
ループの活性を維持しうる会員登録システムの開発が強
く望まれていた。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、会員のモラルや質を維持してグループ全体の信
頼性を高め、しかもグループの活性を維持しうる会員登
録システムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の会員登録システムは、コンピュータ装置を
用いた会員登録システムであって、登録された会員の会
員情報を格納する会員情報格納部と、新規登録の際に登
録希望者の端末装置に対し、登録希望者の会員情報なら
びに既登録会員であってその登録希望者を紹介した紹介
者の識別情報の入力を促すとともに入力された会員情報
と識別情報を受信する手段と、受信した会員情報を会員
情報格納部に格納するにあたって紹介者の識別情報を会
員情報格納部に格納されている会員情報と照合して認証
を行なう認証手段と、不正会員に対してペナルティを与
える際にその不正会員の紹介者に対してもペナルティを
与えるペナルティ付与手段とを備えたことを第1の要旨
とする。
【0007】また、本発明の会員登録システムは、コン
ピュータ装置を用いた会員登録システムであって、登録
された会員の会員情報を格納する会員情報格納部と、新
規登録の際に登録希望者の端末装置に対し、登録希望者
の会員情報ならびに既登録会員であってその登録希望者
を紹介した紹介者の識別情報の入力を促すとともに入力
された会員情報と識別情報を受信する手段と、受信した
会員情報を会員情報格納部に格納するにあたって紹介者
の識別情報を会員情報格納部に格納されている会員情報
と照合して認証を行なう認証手段と、不正会員に対して
ペナルティを与える際にその不正会員の被紹介者に対し
てもペナルティを与えるペナルティ付与手段を備えたこ
とを第2の要旨とする。
【0008】すなわち、本発明の第1の会員登録システ
ムは、登録された会員の会員情報を格納する会員情報格
納部と、新規登録の際に登録希望者の端末装置に対し、
登録希望者の会員情報ならびに既登録会員であってその
登録希望者を紹介した紹介者の識別情報の入力を促すと
ともに入力された会員情報と識別情報を受信する手段
と、受信した会員情報を会員情報格納部に格納するにあ
たって紹介者の識別情報を会員情報格納部に格納されて
いる会員情報と照合して認証を行なう認証手段と、不正
会員に対してペナルティを与える際にその不正会員の紹
介者に対してもペナルティを与えるペナルティ付与手段
とを備えている。
【0009】このように、受信した会員情報を会員情報
格納部に格納するにあたって紹介者の識別情報を会員情
報格納部に格納されている会員情報と照合して認証を行
なうため、新規登録に課せられる条件は既登録会員の紹
介だけであり、新規登録者が比較的増加しやすく、活発
な活動を維持できる。また、公序良俗に反する行為を行
なった等の会員のモラルを低下させる等の不正な会員に
対してペナルティを与える際、その不正会員の紹介者に
対してもペナルティを与えるため、不正会員へのペナル
ティの際には、紹介者も連帯責任でペナルティを与えら
れることから、不正行為等に対する抑止力が働き、会員
のモラルや質を維持しやすい。しかも、会員の個人情報
をオープンにする必要がないため、プライバシー情報が
流出する危険が少ない。したがって、グループ全体の信
頼性を高めるとともに、グループの活性を維持すること
ができる。加えて、会員同士の深い信頼関係も維持する
ことができ、会員同士の取引等も安心して行なえるよう
になる。
【0010】また、本発明の第2の会員登録システム
は、登録された会員の会員情報を格納する会員情報格納
部と、新規登録の際に登録希望者の端末装置に対し、登
録希望者の会員情報ならびに既登録会員であってその登
録希望者を紹介した紹介者の識別情報の入力を促すとと
もに入力された会員情報と識別情報を受信する手段と、
受信した会員情報を会員情報格納部に格納するにあたっ
て紹介者の識別情報を会員情報格納部に格納されている
会員情報と照合して認証を行なう認証手段と、不正会員
に対してペナルティを与える際にその不正会員の被紹介
者に対してもペナルティを与えるペナルティ付与手段を
備えている。
【0011】このように、受信した会員情報を会員情報
格納部に格納するにあたって紹介者の識別情報を会員情
報格納部に格納されている会員情報と照合して認証を行
なうため、新規登録に課せられる条件は既登録会員の紹
介だけであり、新規登録者が比較的増加しやすく、活発
な活動を維持できる。また、公序良俗に反する行為を行
なった等の会員のモラルを低下させる等の不正な会員に
対してペナルティを与える際、その不正会員の被紹介者
に対してもペナルティを与えるため、不正会員へのペナ
ルティの際には、被紹介者も連帯責任でペナルティを与
えられることから、不正行為等に対する抑止力が働き、
会員のモラルや質を維持しやすい。しかも、会員の個人
情報をオープンにする必要がないため、プライバシー情
報が流出する危険が少ない。したがって、グループ全体
の信頼性を高めるとともに、グループの活性を維持する
ことができる。加えて、会員同士の深い信頼関係も維持
することができ、会員同士の取引等も安心して行なえる
ようになる。
【0012】本発明の会員登録システムにおいて、登録
抹消手段が、不正会員について会員情報を削除して登録
抹消する際に、紹介者の会員情報を複数世代にわたって
削除して登録抹消するようになっている場合には、連帯
責任が複数世代にわたるため、不正行為等に対する抑止
力が大きくなって会員のモラルや質を一層維持しやす
い。
【0013】本発明の会員登録システムにおいて、会員
情報格納部に、上記認証が行なわれた登録希望者の会員
情報を、一世代または複数世代にわたる紹介者の会員情
報と関連付けて格納するようになっている場合には、不
正会員に対するペナルティの際の紹介者のペナルティ付
与を行いやすい。
【0014】本発明の会員登録システムにおいて、不正
会員に対してペナルティを与える際に、紹介者とともに
その不正会員が紹介を行なった被紹介者に対してもペナ
ルティを与えるようになっている場合には、不正会員へ
のペナルティの際には、被紹介者も連帯責任でペナルテ
ィを与えられることから、不正行為等に対する抑止力が
大きくなって会員のモラルや質を一層維持しやすい。
【0015】本発明の会員登録システムにおいて、ペナ
ルティ付与手段が、不正会員に対してペナルティを与え
る際に、複数世代にわたる被紹介者に対してもペナルテ
ィを与えるようになっている場合には、連帯責任が複数
世代にわたるため、不正行為等に対する抑止力が大きく
なって会員のモラルや質を一層維持しやすい。
【0016】本発明の会員登録システムにおいて、会員
情報格納部に、既登録会員の会員情報を、一世代または
複数世代にわたる被紹介者の会員情報と関連付けて格納
するようになっている場合には、不正会員に対するペナ
ルティの際の紹介者のペナルティ付与を行いやすい。
【0017】本発明の会員登録システムにおいて、上記
認証手段が、紹介者が任意に設定された1会員が紹介し
うる登録希望者の上限数を超える場合にその紹介者の認
証を行なわないようになっている場合には、形式的な紹
介による無制限な会員登録の増大にある程度の歯止めを
かけることができ、会員のモラルや質の低下を防止でき
る。
【0018】本発明の会員登録システムにおいて、上記
ペナルティ付与手段が、不正会員に与えられるペナルテ
ィと実質的に同等のペナルティを紹介者および/または
被紹介者に対して与えるようになっている場合には、不
正行為等に対する抑止力が大きくなって会員のモラルや
質を一層維持しやすい。
【0019】本発明の会員登録システムにおいて、上記
ペナルティ付与手段が、会員情報を削除して登録の抹消
を行なう登録抹消手段である場合には、不正行為等に対
する抑止力が効果的に働き、会員のモラルや質を一層維
持しやすい。
【0020】本発明の会員登録システムにおいて、上記
ペナルティ付与手段が、会員としての活動を制限または
禁止する活動制限手段である場合には、不正行為等に対
する抑止力が効果的に働き、会員のモラルや質を一層維
持しやすいうえ、極端な会員数の減少も避けることがで
きる。
【0021】本発明の会員登録システムにおいて、上記
活動制限手段による活動の制限または禁止が所定期間経
過後に回復するようになっている場合には、極端な会員
数の減少を避けることができる。
【0022】本発明の会員登録システムにおいて、会員
端末に対しては、登録された会員に対してそれぞれ割り
当てられた会員IDを表示し、本人以外の会員の会員情
報を出力しないようになっている場合には、会員の個人
情報が本人以外に出力されないため、プライバシー情報
が流出する危険が極めて少なくなる。
【0023】本発明の会員登録システムにおいて、会員
相互間の取引履歴を格納する取引履歴格納部を備えてい
る場合には、会員同士の取引があった場合の取引履歴が
記録されるため、他の会員に損失を与えるような悪質な
取引が防止され、会員同士の信頼関係を維持しやすくな
る。
【0024】本発明の会員登録システムにおいて、上記
取引履歴を会員端末に対して出力しうるようになってい
る場合には、取引履歴が会員間でオープンになるため、
他の会員に損失を与えるような悪質な取引が防止され、
会員同士の信頼関係を維持しやすくなる。
【0025】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0026】図1は、本発明の会員登録システムの一実
施の形態を示すブロック図である。
【0027】図において、1は会員登録サーバであり、
経路制御装置および電話回線を経由してインターネット
に接続されている。2および3は、それぞれ端末装置で
あり、この例では、会員登録サーバ1に会員登録された
会員が操作する会員端末2と、会員登録を管理する管理
者が操作する管理者端末3とを示している。ここで、上
記会員端末2は、既に登録された登録会員だけでなく、
新規登録を希望する登録希望者によっても操作される。
【0028】上記会員端末2および管理者端末3は、そ
れぞれCRTやLCD等の表示部とともに、キーボード
やマウス,ボタン等の入力部を有している。そして、上
記各端末装置2,3は、それぞれ、会員登録サーバ1と
同様にインターネットに接続されている。
【0029】ここで、上記登録希望者は、既登録会員の
紹介を受けることが必要とされ、登録希望者が登録する
際には、氏名や住所等の会員固有の個人情報とともに、
紹介者の会員ID等の紹介者識別情報を会員端末2に対
して入力し、会員登録サーバ1に送信することが要求さ
れる。
【0030】上記のようにして登録された会員は、サー
バ1内の会員情報格納部19(図3参照)に、会員I
D,氏名・住所等の会員固有の個人データが格納され
る。また、会員情報格納部19には、その会員を紹介し
た紹介者である会員の会員IDと、その会員の紹介で登
録された被紹介者である会員の会員IDが、本人会員の
会員IDと関連付けて格納される。
【0031】そして、上記システムでは、本人会員と紹
介者ならびに被紹介者が、本人会員に不正行為があった
場合等に、本人会員が登録を抹消される際、連帯して登
録を抹消される連帯責任会員として扱われる。例えば、
一人の会員がそれぞれ二人の会員を紹介した場合、図2
に示すような会員のツリーが成立する。図において、丸
印はそれぞれ会員であり、この例では、矢印先端の会員
が矢印根元の会員に紹介されて登録された会員である。
【0032】そして、本人会員Pと、本人会員Pの紹介
者Iおよび本人会員Pの紹介によって登録された被紹介
者Fが、連帯責任会員Jとして取り扱われ、本人会員P
に不正行為があった場合等に本人会員Pの登録を抹消す
る際、紹介者Iおよび被紹介者Fも連帯して登録が抹消
される。
【0033】ここで、不正行為とは、特に限定するもの
ではなく、会員間の取決めによって適宜決定することが
できる。例えば、公序良俗に反する行為,二重登録,な
りすまし,他人に対する誹謗中傷等をあげることができ
る。
【0034】図3は、上記会員登録サーバ1を示すシス
テム構成図である。
【0035】図において、10は送受信手段であり、上
記各端末装置2,3に対するデータの出力や、各端末装
置2,3から出力されたデータの受信を行なう。18は
プログラム格納部であり、登録された会員が会員端末2
を介して会員登録サーバ1にアクセスした際に、会員端
末2に入力された会員IDやパスワードにより会員の認
証を行なうプログラムや、会員端末2の表示部にホーム
ページや掲示板等を表示して登録会員に対する種々のサ
ービスメニューを実行するプログラム等が格納されてい
る。16はプログラム実行手段であり、上記プログラム
格納部18に格納されたプログラムを実行し、登録会員
に対する種々のサービスメニューの実行等を行なう。
【0036】11は紹介者認証手段であり、登録希望者
が各端末装置2,3に入力を行なった会員情報のうち、
紹介者の会員IDと会員情報格納部19に格納されてい
る会員IDとの照合を行い、紹介者が正当な会員である
か否かの認証を行う。12は会員登録手段であり、上記
紹介者認証手段11による紹介者の認証が行なわれた登
録希望者の会員情報を会員情報格納部19に格納して新
規会員として登録を行なう。
【0037】13は本発明のペナルティ付与手段として
の登録抹消手段であり、管理者端末3から登録抹消理由
のある会員の会員IDを受信し、その会員と、その会員
を紹介した紹介者ならびにその会員の紹介で登録された
被紹介者を含む連帯責任会員の会員データを会員情報格
納部19から削除して会員の登録抹消を行なう。
【0038】19は会員情報格納部であり、登録された
会員ごとに作成された会員ファイル21が格納されてい
る。上記会員ファイル21には、会員ID,会員の氏名
・住所・メールアドレス等の会員固有の個人データ、お
よび、連帯責任会員の会員IDが記録されている。15
は会員データ管理手段であり、上記会員情報格納部19
に格納された会員情報をデータベースとして管理する。
【0039】上記会員情報格納部19に格納された会員
情報のうち、会員端末2に対しては会員IDのみを表示
し、本人以外の会員には他人の会員情報を出力しないよ
うになっている。このようにすることにより、会員の個
人情報が本人以外に出力されないため、プライバシー情
報が流出する危険が極めて少なくなる。
【0040】17は取引履歴格納部であり、登録された
会員ごとに作成された履歴ファイル20が格納されてい
る。上記履歴ファイル20には、例えば、図4(a)〜
(d)に示すように、会員ID,会員相互間に行なわれ
た取引相手の会員,取引内容,受け取り金額または支払
い金額等の取引金額,取引後の残高や取引日時等の会員
相互間に行なわれた取引履歴データが格納されている。
14は履歴データ管理手段であり、上記取引履歴格納部
17に格納された取引履歴データをデータベースとして
管理する。
【0041】ここで、会員間の取引とは、図4において
例示した翻訳,洗濯,送迎等の役務の提供や、みかん,
花瓶等を販売する物販に限定するものではなく、情報提
供や寄付,贈与,貸付等、結果として金銭と等価の価値
のものが移動する全ての行為を含む。
【0042】このように、上記システムでは、会員相互
間の取引履歴を格納する取引履歴格納部17を備えてい
ることから、会員同士の取引があった場合の取引履歴が
記録される。また、上記取引履歴格納部17に格納され
た取引履歴は、会員端末2に対して出力されて閲覧しう
るようになっている。このようにすることにより、上記
取引履歴が会員間でオープンになるため、他の会員に損
失を与えるような悪質な取引が防止され、会員同士の信
頼関係を維持しやすくなる。
【0043】つぎに、上記会員登録システムの動作の一
例について、図5に示すチャート図をもとに説明する。
なお、図において「S」は、ステップを意味する。
【0044】登録希望者が新規登録を行なう場合には、
まず、登録希望者は、会員端末2を会員登録サーバ1に
接続して氏名・住所等の必要な会員情報を入力する(ス
テップ1)。このとき、自らの会員情報に加えて、紹介
者の会員IDも入力する。つぎに、会員登録サーバ1で
は、送受信手段10で会員端末2に入力された会員情報
等を受信し、紹介者認証手段11により、受信した紹介
者の会員IDを会員情報格納部19に格納されている会
員情報と照合したのち認証する(ステップ2)。
【0045】このとき、上記紹介者認証手段11は、紹
介者が任意に設定された1会員が紹介しうる登録希望者
の上限数(上記の例では2名)を超える場合にその紹介
者の認証を行なわないようになっている。このため、形
式的な紹介による無制限な会員登録の増大にある程度の
歯止めをかけることができ、会員のモラルや質の低下を
防止できる。
【0046】つぎに、紹介者の認証が終了した登録希望
者について、会員情報格納部19に会員ファイル21を
新規に生成し、受信した会員情報を記録して新規会員の
登録を行なう(ステップ3)。このとき、この本人会員
Pの紹介者Iが連帯責任会員Jとして会員ファイル21
に記録される。一方、紹介者Iの会員ファイル21に
は、新規登録者Pの会員IDが連帯責任会員Jとして記
録される。そして、この本人会員Pが新たな登録希望者
を紹介した場合は、新規登録を行なったその被紹介者F
が連帯責任会員Jとして会員ファイル21に記録され
る。
【0047】つぎに、登録会員同士で取引を行なう場合
には、まず、会員端末2を会員登録サーバ1に接続して
取引相手の会員,取引内容,受け取り金額または支払い
金額等の取引金額,取引日時等の必要な取引データを入
力する(ステップ4)。ついで、会員登録サーバ1で
は、送受信手段で会員端末2に入力された取引データを
受信して取引履歴格納部17に格納する(ステップ
5)。
【0048】取引を行なった会員の履歴ファイル20に
は、受信した取引データが追加記録され、取引後の残高
が算出されて記録される。取引履歴格納部17に格納さ
れた取引履歴は、会員端末2に対して出力されて閲覧し
うるようになっている。
【0049】つぎに、不正行為を行なった等の理由によ
り、不正会員の登録を抹消する場合には、まず、管理者
が管理者端末3を会員登録サーバ1に接続し、登録抹消
しようとする会員の会員IDを入力する(ステップ
6)。ついで、会員登録サーバ1では、登録抹消手段1
3により、受信した会員IDに基づいて、会員情報格納
部19の該当する会員ファイル21を検索により抽出す
る。
【0050】つぎに、その会員ファイル21に記録され
ている連帯責任会員の会員IDを読み出し、読み出した
会員IDに基づいて該当する会員ファイル21を検索に
より抽出する(ステップ7)。そして、抽出された本人
会員P,紹介者I,被紹介者Fの会員ファイル21を削
除してその登録を抹消することが行なわれる(ステップ
8)。
【0051】このように、上記会員登録システムでは、
受信した会員情報を会員情報格納部19に格納するにあ
たって紹介者の識別情報を会員情報格納部19に格納さ
れている会員情報と照合して認証を行なうため、新規登
録に課せられる条件は既登録会員の紹介だけであり、新
規登録者が比較的増加しやすく、活発な活動を維持でき
る。また、公序良俗に反する行為を行なった等の会員の
モラルを低下させる等の不正な会員について、会員情報
を削除して登録抹消する際に、その会員の紹介者の会員
情報も削除して登録抹消するため、不正会員の登録抹消
には、紹介者も連帯責任で登録を抹消されることから、
不正行為に対する抑止力が働き、会員のモラルや質を維
持しやすい。しかも、会員の個人情報をオープンにする
必要がないため、プライバシー情報が流出する危険が少
ない。したがって、グループ全体の信頼性を高めるとと
もに、グループの活性を維持することができる。加え
て、会員同士の深い信頼関係も維持することができ、会
員同士の取引等も安心して行なえるようになる。
【0052】図6は、本発明の第2の実施の形態を示
す。この例では、連帯責任会員Jに属する会員が、本人
会員Pと、2世代上の紹介者I1,I2、および、2世
代下の被紹介者F1,F2を含み、不正会員Pの登録を
抹消する際に、複数世代の紹介者,被紹介者にわたって
登録抹消するようになっている。このようにすることに
より、連帯責任が複数世代にわたるため、不正行為に対
する抑止力が大きくなって会員のモラルや質を一層維持
しやすくなる。それ以外は、上記実施の形態と同様であ
り、同様の作用効果を奏する。
【0053】なお、連帯責任会員Jとする紹介者Iなら
びに被紹介者Fの世代は一世代や2世代に限定するもの
ではなく、3世代以上にわたってもよい。また、本人会
員Pと紹介者Iだけを連帯責任会員Jにすることもでき
るし、本人会員Pと被紹介者Fだけを連帯責任会員Jに
することもできる。
【0054】図7は、本発明の第2の実施の形態を示
す。この例では、本発明のペナルティ付与手段として、
不正会員ならびに連帯責任会員である紹介者および/ま
たは被紹介者の会員としての活動を制限または禁止する
活動制限手段22を備えている。この例において、会員
活動の制限または禁止を、一定期間経過後に回復できる
ようにもできる。
【0055】ここで、会員の活動制限とは、例えば、会
員制の掲示板で閲覧は許可するが書き込みを禁止するこ
とがあげられ、活動禁止とは、例えば、会員制の掲示板
で閲覧・書き込みともに禁止することがあげられるが、
これらに限定するものではなく、各種の態様を含む趣旨
である。それ以外は、上記実施の形態と同様であり、同
様の部分には同じ符号を付している。
【0056】このシステムでは、ペナルティとして連体
責任会員の活動を制限または禁止することにより、不正
行為に対する抑止力が有効に働き、会員のモラルや質を
一層維持しやすくなる。また、会員の急激な減少を防止
することもできる。それ以外は上記実施の形態と同様の
作用効果を奏する。
【0057】なお、本発明において、ペナルティ付与手
段によって付与されるペナルティとしては、上述した例
に限定されるものではなく、例えば、金員の支払いを課
したり会員登録料金を引き上げる等金銭的なペナルティ
や、その他、各種の態様を含む趣旨である。
【0058】また、上記各実施の形態では、会員とは別
の管理者を設定して会員登録の抹消等を行なうようにし
たが、これに限定するものではなく、登録会員のうちの
誰かが管理者の役割を果たして会員登録の抹消等を行な
うようにしてもよい。また、上記各実施の形態では、1
人の会員が紹介しうる人数を2名に制限したが、これに
限定するものではなく、1人に制限したり3名以上とす
ることもできる。また、このような制限を全く加えない
ようにすることもできる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の会員登録
システムによれば、受信した会員情報を会員情報格納部
に格納するにあたって紹介者の識別情報を会員情報格納
部に格納されている会員情報と照合して認証を行なうた
め、新規登録に課せられる条件は既登録会員の紹介だけ
であり、新規登録者が比較的増加しやすく、活発な活動
を維持できる。また、公序良俗に反する行為を行なった
等の会員のモラルを低下させる等の不正な会員に対して
ペナルティを与える際、その不正会員の紹介者に対して
もペナルティを与えるため、不正会員へのペナルティの
際には、紹介者も連帯責任でペナルティを与えられるこ
とから、不正行為等に対する抑止力が働き、会員のモラ
ルや質を維持しやすい。しかも、会員の個人情報をオー
プンにする必要がないため、プライバシー情報が流出す
る危険が少ない。したがって、グループ全体の信頼性を
高めるとともに、グループの活性を維持することができ
る。加えて、会員同士の深い信頼関係も維持することが
でき、会員同士の取引等も安心して行なえるようにな
る。
【0060】また、本発明の第2の会員登録システムに
よれば、受信した会員情報を会員情報格納部に格納する
にあたって紹介者の識別情報を会員情報格納部に格納さ
れている会員情報と照合して認証を行なうため、新規登
録に課せられる条件は既登録会員の紹介だけであり、新
規登録者が比較的増加しやすく、活発な活動を維持でき
る。また、公序良俗に反する行為を行なった等の会員の
モラルを低下させる等の不正な会員に対してペナルティ
を与える際、その不正会員の被紹介者に対してもペナル
ティを与えるため、不正会員へのペナルティの際には、
被紹介者も連帯責任でペナルティを与えられることか
ら、不正行為等に対する抑止力が働き、会員のモラルや
質を維持しやすい。しかも、会員の個人情報をオープン
にする必要がないため、プライバシー情報が流出する危
険が少ない。したがって、グループ全体の信頼性を高め
るとともに、グループの活性を維持することができる。
加えて、会員同士の深い信頼関係も維持することがで
き、会員同士の取引等も安心して行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の会員登録システムの一実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】紹介による会員のツリーを示す説明図である。
【図3】会員登録サーバを示すシステム構成図である。
【図4】取引履歴の一例を示す図である。
【図5】上記会員登録システムの動作の一例を示すチャ
ート図である。
【図6】紹介による会員のツリーの第2例を示す説明図
である。
【図7】本発明の会員登録システムの第3の実施の形態
に用いるサーバを示すシステム構成図である。
【符号の説明】
10 送受信手段 11 紹介者認証手段 13 登録抹消手段 19 会員情報格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤地 憲一 大阪市西区西本町1−15−10 株式会社ス タイリング研究所内 Fターム(参考) 5B049 CC00 EE00 GG00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ装置を用いた会員登録シス
    テムであって、登録された会員の会員情報を格納する会
    員情報格納部と、新規登録の際に登録希望者の端末装置
    に対し、登録希望者の会員情報ならびに既登録会員であ
    ってその登録希望者を紹介した紹介者の識別情報の入力
    を促すとともに入力された会員情報と識別情報を受信す
    る手段と、受信した会員情報を会員情報格納部に格納す
    るにあたって紹介者の識別情報を会員情報格納部に格納
    されている会員情報と照合して認証を行なう認証手段
    と、不正会員に対してペナルティを与える際にその不正
    会員の紹介者に対してもペナルティを与えるペナルティ
    付与手段とを備えたことを特徴とする会員登録システ
    ム。
  2. 【請求項2】 ペナルティ付与手段が、不正会員に対し
    てペナルティを与える際に、複数世代にわたる紹介者に
    対してペナルティを与えるようになっている請求項1記
    載の会員登録システム。
  3. 【請求項3】 会員情報格納部に、上記認証が行なわれ
    た登録希望者の会員情報を、一世代または複数世代にわ
    たる紹介者の会員情報と関連付けて格納するようになっ
    ている請求項1または2記載の会員登録システム。
  4. 【請求項4】 不正会員に対してペナルティを与える際
    に、紹介者とともにその不正会員が紹介を行なった被紹
    介者に対してもペナルティを与えるようになっている請
    求項1〜3のいずれか一項に記載の会員登録システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータ装置を用いた会員登録シス
    テムであって、登録された会員の会員情報を格納する会
    員情報格納部と、新規登録の際に登録希望者の端末装置
    に対し、登録希望者の会員情報ならびに既登録会員であ
    ってその登録希望者を紹介した紹介者の識別情報の入力
    を促すとともに入力された会員情報と識別情報を受信す
    る手段と、受信した会員情報を会員情報格納部に格納す
    るにあたって紹介者の識別情報を会員情報格納部に格納
    されている会員情報と照合して認証を行なう認証手段
    と、不正会員に対してペナルティを与える際にその不正
    会員の被紹介者に対してもペナルティを与えるペナルテ
    ィ付与手段を備えたことを特徴とする会員登録システ
    ム。
  6. 【請求項6】 ペナルティ付与手段が、不正会員に対し
    てペナルティを与える際に、複数世代にわたる被紹介者
    に対してもペナルティを与えるようになっている請求項
    4または5記載の会員登録システム。
  7. 【請求項7】 会員情報格納部に、既登録会員の会員情
    報を、一世代または複数世代にわたる被紹介者の会員情
    報と関連付けて格納するようになっている請求項1〜6
    のいずれか一項に記載の会員登録システム。
  8. 【請求項8】 上記認証手段が、紹介者が任意に設定さ
    れた1会員が紹介しうる登録希望者の上限数を超える場
    合にその紹介者の認証を行なわないようになっている請
    求項1〜7のいずれか一項に記載の会員登録システム。
  9. 【請求項9】 上記ペナルティ付与手段が、不正会員に
    与えられるペナルティと実質的に同等のペナルティを紹
    介者および/または被紹介者に対して与えるようになっ
    ている請求項1〜8のいずれか一項に記載の会員登録シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 上記ペナルティ付与手段が、会員情報
    を削除して登録の抹消を行なう登録抹消手段である請求
    項1〜9のいずれか一項に記載の会員登録システム。
  11. 【請求項11】 上記ペナルティ付与手段が、会員とし
    ての活動を制限または禁止する活動制限手段である請求
    項1〜9のいずれか一項に記載の会員登録システム。
  12. 【請求項12】 上記活動制限手段による活動の制限ま
    たは禁止が所定期間経過後に回復するようになっている
    請求項11記載の会員登録システム。
  13. 【請求項13】 会員端末に対しては、登録された会員
    に対してそれぞれ割り当てられた会員IDを表示し、本
    人以外の会員の会員情報を出力しないようになっている
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の会員登録システ
    ム。
  14. 【請求項14】 会員相互間の取引履歴を格納する取引
    履歴格納部を備えている請求項1〜13のいずれか一項
    に記載の会員登録システム。
  15. 【請求項15】 上記取引履歴を会員端末に対して出力
    しうるようになっている請求項14記載の会員登録シス
    テム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009147780A1 (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを格納する記録媒体

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