JP2002132568A - 顧客管理システム及び顧客管理方法 - Google Patents

顧客管理システム及び顧客管理方法

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JP2002132568A
JP2002132568A JP2000330731A JP2000330731A JP2002132568A JP 2002132568 A JP2002132568 A JP 2002132568A JP 2000330731 A JP2000330731 A JP 2000330731A JP 2000330731 A JP2000330731 A JP 2000330731A JP 2002132568 A JP2002132568 A JP 2002132568A
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replication
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JP2000330731A
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English (en)
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Masayuki Sato
正幸 佐藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認証/参照系トラフィックに依存することな
く、認証/参照/更新処理を行う。 【解決手段】 FEP2−1〜2−3を介して認証/参
照/更新要求を送出するエンドユーザ1−1〜1−3
と、顧客情報を格納するマスタDB4−3を具備し、エ
ンドユーザ1−1〜1−3からの更新要求に基づいてマ
スタDB4−3の内容を更新するマスタ管理サーバ4
と、マスタDB4−3のレプリカを格納する参照用DB
3−3を具備し、エンドユーザ1−1〜1−3からの認
証/参照要求に対して、参照用DB3−3の内容に基づ
いて回答するキャッシュサーバ3と、マスタ管理サーバ
4からの更新差分情報のレプリケーションをキャッシュ
サーバ3に転送する中継サーバ5とから構成され、キャ
ッシュサーバ3は、更新差分情報のレプリケーションに
基づき参照用DB3−3の内容を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
で顧客の認証/参照/更新に関する情報サービスを提供
する顧客管理システム及び顧客管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ISP(Internet Service Provi
der)等を利用してインターネット上で認証/参照/更
新に関する顧客情報のサービスを提供するインターネッ
ト系の顧客管理システムが提案されている。
【0003】以下に、従来のインターネット系の顧客管
理システムについて図2を参照して説明する。
【0004】図2は、従来のインターネット系の顧客管
理システムの一構成例を示す図である。
【0005】図2に示すように本従来例は、認証/参照
/更新要求を送出する複数のエンドユーザ(UA;User
Agent)10−1〜10−3と、エンドユーザ(UA)
10−1〜10−3から送出された認証/参照/更新要
求をインターネット上に送出するための認証用FEP
(Front End Processor)11−1、参照用FEP11
−2及び更新用FEP11−3と、認証/参照/更新に
関する顧客情報を格納するマスタDB(Data Base)1
2−1を具備し、マスタDB12−1を用いてインター
ネット上に送出された認証/参照/更新要求に対する処
理を行うマスタ管理サーバ12とから構成されている。
【0006】上記のように構成された顧客管理システム
においては、エンドユーザ(UA)10−1〜10−3
からのアクセス要求を受けた認証用FEP11−1、参
照用FEP11−2及び更新用FEP11−3がマスタ
管理サーバ12に対して認証/参照/更新要求を送出す
る。マスタ管理サーバ12は、更新用FEP11−3か
ら更新要求が送出された場合には、マスタDB12−1
の内容を更新し、認証用FEP11−1或いは参照用F
EP11−2から認証/参照要求が送出された場合に
は、マスタDB12−1の内容に基づき認証/参照要求
に回答する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の顧客管理システムにおいては、認証/参
照系のトラフィックが多いために、マスタ管理サーバに
おける認証/参照/更新処理の性能が出ないという問題
点がある。
【0008】従来のインターネット系の顧客管理システ
ムにおいては、1つのサーバ(マスタ管理サーバ)で、
マスタを管理する処理とFEPからの要求を受け付ける
処理とが行われているため、認証/参照系のトラフィッ
クが多い場合には、マスタ管理サーバにおける処理が滞
ってしまう。また、インターネット系ではない通常の顧
客管理システムと比較すると、認証/参照系のトラフィ
ックが更新系のトラフィックに比べて多いという特徴が
あるため、上述した問題点が顕著になる。
【0009】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、認証/参照系
のトラフィックに依存することなく、認証/参照/更新
処理を行うことができる顧客管理システム及び顧客管理
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、インターネット上で認証/参照/更新に関
する顧客情報サービスを提供する顧客管理システムであ
って、認証/参照/更新要求を送出するエンドユーザ
と、前記エンドユーザから送出された前記認証/参照/
更新要求を前記インターネット上に送出するためのFE
Pと、認証/参照/更新に関する顧客情報を格納するマ
スタDBを具備し、前記インターネット上に送出された
前記更新要求に基づいて前記マスタDBの内容を更新す
ると同時に、前記更新要求に基づいて前記マスタDBの
更新前後の更新差分情報をレプリケーションするマスタ
管理サーバと、前記マスタDBのレプリカを格納するた
めの参照用DBを具備し、前記参照用DBの内容に基づ
いて、前記インターネット上に送出された認証/参照要
求に回答するキャッシュサーバと、前記マスタ管理サー
バからの前記更新差分情報のレプリケーションを前記キ
ャッシュサーバに転送する中継サーバとを有し、前記キ
ャッシュサーバは、前記マスタ管理サーバから前記中継
サーバを介して転送された前記更新差分情報のレプリケ
ーションに基づいて前記参照用DBの内容を更新するこ
とを特徴とする。
【0011】また、前記マスタ管理サーバは、LDA
P、FTP或いはHTTPによるレプリケーション方式
を用いてレプリケーションを行うことを特徴とする。
【0012】また、前記マスタ管理サーバは、前記更新
差分情報を前記中継サーバに再レプリケーションするこ
とが可能であり、前記中継サーバは、前記マスタ管理サ
ーバからの前記更新差分情報のレプリケーションをバッ
クアップし、該バックアップしたレプリケーションを前
記キャッシュサーバに再転送することが可能であること
を特徴とする。
【0013】また、前記マスタ管理サーバを複数設け、
前記複数のマスタ管理サーバで前記マスタDBを共有
し、前記マスタDB内のデータを切り分けて分散して持
つことを特徴とする。
【0014】また、前記キャッシュサーバを複数設け、
前記複数のキャッシュサーバのそれぞれで前記参照用D
Bを備え、前記中継サーバーは、前記マスタ管理サーバ
からの前記更新差分情報のレプリケーションを前記複数
のキャッシュサーバのいずれかに振り分ける制御を行う
ことを特徴とする。
【0015】また、インターネット上で、エンドユーザ
ーに対して認証/参照/更新に関する顧客情報サービス
を提供する顧客管理方法であって、前記エンドユーザー
から更新要求が送出された場合、前記インターネット上
に前記更新要求を送出するステップと、前記インターネ
ット上に送出された前記更新要求に基づいてマスタDB
の内容を更新すると同時に、前記更新要求に基づいて前
記マスタDBの更新前後の更新差分情報をレプリケーシ
ョンするステップと、前記更新差分情報のレプリケーシ
ョンに基づいて、前記マスタDBとは異なる参照用DB
の内容を更新するステップとを有することを特徴とす
る。
【0016】また、前記エンドユーザーから認証/参照
要求が送出された場合、前記インターネット上に前記認
証/参照要求を送出するステップと、前記参照用DBの
内容に基づいて、前記インターネット上に送出された前
記認証/参照要求に対して回答するステップとを有する
ことを特徴とする。
【0017】また、前記更新差分情報のレプリケーショ
ン方式は、LDAP、FTP或いはHTTPによるレプ
リケーション方式であることを特徴とする。
【0018】また、前記マスタDBの更新前後の更新差
分情報を再レプリケーションすることが可能であること
を特徴とする。
【0019】また、前記参照用DBが複数ある場合、前
記更新差分情報のレプリケーションを前記複数の参照用
DBのいずれかに振り分ける制御を行うことを特徴とす
る。
【0020】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、エンドユーザーから更新要求が送出された場
合には、更新要求に基づいてマスタDBの内容を更新す
ると同時に、更新要求に基づいてマスタDBの更新前後
の更新差分情報をレプリケーションし、この更新差分情
報のレプリケーションに基づいて参照用DBの内容を更
新し、エンドユーザーから認証/参照要求が送出された
場合には、参照用DBの内容に基づいて、認証/参照要
求に対して回答する。
【0021】このように、認証/参照処理時に用いる参
照用DBと、更新処理時に用いる更新用DBとが分離さ
れているため、高い認証/参照系トラフィックに耐えう
るスケーラブルな顧客管理システムが構築可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の顧客管理システムの実施
の一形態を示す図である。
【0024】図1に示すように本実施形態は、認証/参
照/更新要求を送出するエンドユーザ(UA)1−1〜
1−3を含むUA層1と、エンドユーザ(UA)1−1
〜1−3から送出された認証/参照/更新要求をインタ
ーネット上に送出するための認証用FEP2−1、参照
用FEP2−2及び更新用FEP2−3を含むFEP層
2と、認証/参照/更新に関する顧客情報を格納するマ
スタDB4−3を具備し、更新用FEP2−3からイン
ターネット上に送出された更新要求に基づいてマスタD
B4−3の内容を更新するマスタ管理サーバ4と、マス
タDB4−3のレプリカを格納するための参照用DB3
−3を具備し、認証用FEP2−1或いは参照用FEP
2−2からインターネット上に送出された認証/参照要
求に対して、参照用DB3−3の内容に基づいて回答す
るキャッシュサーバ3と、キャッシュサーバ3及びマス
タ管理サーバ4の制御を行う中継サーバ5とから構成さ
れている。
【0025】マスタ管理サーバ4は、上述したマスタD
B4−3と、更新用FEP2−3からの更新要求を受け
てマスタDB4−3の内容を更新する更新処理部4−2
と、マスタDB4−3の更新前後の更新差分情報を中継
サーバ5に対してレプリケーションするディレクトリサ
ーバ4−1とを具備している。なお、マスタ管理サーバ
4は、図1に示すように、サブシステムを構成する複数
の物理サーバの1つであり、トラヒックが多い場合には
マスタ管理サーバ4と同様の機能を備える物理サーバを
増設することが可能である。なお、マスタ管理サーバ4
と同様の機能を備える物理サーバを増設して複数とする
場合には、複数のマスタ管理サーバでマスタDB4−3
を共有し、マスタDB4−3内のデータを切り分けて複
数のマスタ管理サーバに分散して持たせ、負荷分散を行
う。
【0026】中継サーバ5は、マスタ管理サーバ4内の
ディレクトリサーバ4−1から転送されてきた更新差分
情報のレプリケーションをキャッシュサーバ3に転送す
るディレクトリサーバ5−1を具備している。
【0027】キャッシュサーバ3は、上述した参照用D
B3−3と、中継サーバ5から転送されてきた更新差分
情報のレプリケーションに基づいて参照用DB3−3の
内容を更新するディレクトリサーバ3−1と、認証用F
EP2−1或いは参照用FEP2−2からの認証/参照
要求を受け付け、参照用DB3−3の内容に基づいて認
証/参照要求に回答する認証/参照処理部3−2とを具
備している。なお、キャッシュサーバ3は、図1に示す
ように、サブシステムを構成する複数の物理サーバの1
つであり、トラヒックが多い場合にはキャッシュサーバ
3と同様の機能を備える物理サーバを増設することが可
能である。このため、参照用DB3−3を並列分散して
段階的に増設することが可能となる。
【0028】なお、キャッシュサーバ3が増設されて複
数になった場合には、中継サーバ5によって、マスタ管
理サーバ4からの更新差分情報のレプリケーションの振
り分け制御が行われることになる。
【0029】認証用FEP2−1、参照用FEP2−2
及び更新用FEP2−3は、キャッシュサーバ3及びマ
スタ管理サーバ4が提供する認証/参照/更新等の情報
サービスを制御してエンドユーザ(UA)1−1〜1−
3に提供する役割を担うとともに、内部ネットワーク、
キャッシュサーバ3及びマスタ管理サーバ4への進入を
遮るセキュリティ上の役割を担うものであり、エンドユ
ーザ(UA)1−1〜1−3からの認証/参照/更新要
求を内部ネットワークに送出し、この内部ネットワーク
内における処理にて得られた返却電文をインターネット
上に送出する。なお、図1においては、エンドユーザ
(UA)1−1〜1−3のそれぞれに対応して認証用F
EP2−1、参照用FEP2−2及び更新用FEP2−
3が設けられているが、これらのFEPはエンドユーザ
(UA)の数とは無関係にトラヒック量に応じて増設す
ることが可能である。また、これらのFEPは、基本的
には同様の機能を備えているが、図1では、説明を簡単
にするために認証用、参照用等に区分して図示してい
る。具体的には、これらのFEPは、認証/参照/更新
等の情報サービスがどのサブシステム(キャッシュサー
バ3を構成要素とするサブシステム等)で提供されてい
るか、サブシステムを構成する複数の物理サーバのうち
どの物理サーバ(IPアドレス等)で提供されているか
等の情報を格納し、この情報に基づいてエンドユーザ
(UA)1−1〜1−3からの要求に応じた情報サービ
スを制御する。
【0030】以下に、上記のように構成された顧客管理
システムの動作について説明する。
【0031】まず、認証処理時の動作について説明す
る。
【0032】エンドユーザ(UA)1−1が認証用FE
P2−1に対して認証要求を出すと、この認証要求が認
証用FEP2−1からキャッシュサーバ3に対して送出
される。
【0033】キャッシュサーバ3においては、認証/参
照処理部3−2において、認証用FEP2−1からの認
証要求を受け付け、参照用DB3−3の内容を参照して
認証用FEP2−1からの認証要求に対して回答する。
【0034】次に、参照処理時の動作について説明す
る。
【0035】エンドユーザ(UA)1−2が参照用FE
P2−2に対して参照要求を出すと、この参照要求が参
照用FEP2−2からキャッシュサーバ3に対して送出
される。
【0036】キャッシュサーバ3においては、認証/参
照処理部3−2において、参照用FEP2−2からの参
照要求を受け付け、参照用DB3−3の内容を参照して
参照用FEP2−2からの参照要求に対して回答する。
【0037】次に、更新処理時の動作について説明す
る。
【0038】エンドユーザ(UA)1−3が更新用FE
P2−3に対して更新要求を出すと、この更新要求が更
新用FEP2−3からマスタ管理サーバ4に対して送出
される。
【0039】マスタ管理サーバ4においては、まず、更
新処理部4−2において、更新用FEP2−3からの更
新要求を受け付けてマスタDB4−3の内容を更新し、
続いて、ディレクトリサーバ4−1において、マスタD
B4−3の更新前後の更新差分情報を中継サーバ5にレ
プリケーションする。ここでは、レプリケーション方式
として、LDAP(Lightweight Directory Access Pro
tocol)によるレプリケーション方式を用いる。
【0040】中継サーバ5においては、ディレクトリサ
ーバ5−1において、マスタ管理サーバ4内のディレク
トリサーバ4−1から転送されてきた更新差分情報のレ
プリケーションがキャッシュサーバ3に対して転送され
る。
【0041】キャッシュサーバ3においては、ディレク
トリサーバ3−1において、中継サーバ5から転送され
てきた更新差分情報のレプリケーションに基づいて参照
用DB3−3の内容が更新される。
【0042】本実施形態においては、マスタ管理サーバ
4におけるレプリケーション方式として、LDAPによ
るレプリケーション方式を用いているが、マスタDB4
−3及び参照用DB3−3は、LDAPsv(LDAP Ser
Ver)に規定はせず、Oracle(商標名)等のRD
B(リレーショナルデータベース)も使用可能である。
【0043】なお、マスタ管理サーバ4におけるレプリ
ケーション方式としては、LDAP以外にも、FTP
(File Transfer Protocol)やHTTP(hyper text t
ransfer protocol)によるレプリケーション方式を用い
ることができる。FTPやHTTPによるレプリケーシ
ョン方式を用いた場合には、大量データの送受信をまと
めて行うことができるという効果が得られる。中でも、
FTPによるレプリケーション方式を用いた場合には、
HTTPよりも高速にデータの送受信を行うことができ
る。
【0044】また、中継サーバ5は、レプリケーション
先(キャッシュサーバ3を含む複数の物理サーバ)をオ
ブジェクトクラス(顧客情報、契約情報等の項目の集合
体)毎に反映させているが、レプリケーション先毎に必
要項目/形式等に差異があるため、それらを吸収するフ
ィルタリング機能を備えている。
【0045】このため、本実施形態においては、中継サ
ーバ5のフィルタリング機能により、レプリケーション
先毎に情報の変換や絞り込みなどがSG(System Gener
alization)定義可能となる。なお、SG定義とは、上
述したフィルタリング機能の動作の設定値の定義、或い
はレプリケーション先のIPアドレス等の設定値の定義
等である。
【0046】また、マスタDB4−3の更新前後の更新
差分情報のレプリケーション等のレプリカ情報は、オン
ラインのリアル反映が必要であるが、マスタ管理サーバ
5及び中継サーバ5において、バッチ処理で扱うデータ
とオンライン処理で扱うデータとで、ネットワーク上の
論理パスを分けて送信することにより、大量バッチのレ
プリカ情報で遅延しないように制御することが可能にな
る。
【0047】また、本実施形態においては、マスタ管理
サーバ5から中継サーバ5を介してキャッシュサーバ3
にレプリケーションする他にも、キャッシュサーバ3か
ら中継サーバ5を介してマスタ管理サーバ5にレプリケ
ーションすることも可能である(双方向レプリケーショ
ン)。
【0048】また、キャッシュサーバ3やマスタ管理サ
ーバ4と同様の機能を備える物理サーバを増設すること
が可能であるため、マスタ管理サーバ5と中継サーバ5
との間のネットワークや、中継サーバ5とキャッシュサ
ーバ3との間のネットワークを物理的に多重化すること
も可能である。
【0049】また、マスタ管理サーバ4は、マスタDB
4−3を具備しているため、過去のレプリカ情報をいつ
でも再レプリケーションすることが可能であり、また、
中継サーバ5は、キャッシュサーバ3に転送したレプリ
ケーションをバックアップしておくことにより、このレ
プリケーションを再転送することができる。
【0050】このため、本実施形態においては、マスタ
管理サーバ4及び中継サーバ5の再レプリカ機能によ
り、レプリケーション先のキャッシュサーバ3に障害が
発生し、参照用DB3−3のレプリカ情報が破棄された
としても、参照用DB3−3に必要な情報を障害復旧の
ために再転送することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
エンドユーザーから更新要求が送出された場合には、マ
スタ管理サーバにおいて、更新要求に基づいてマスタD
Bの内容を更新すると同時に、更新要求に基づいてマス
タDBの更新前後の更新差分情報をレプリケーション
し、キャッシュサーバにおいて、更新差分情報のレプリ
ケーションに基づいて参照用DBの内容を更新し、エン
ドユーザーから認証/参照要求が送出された場合には、
キャッシュサーバにおいて、参照用DBの内容に基づい
て、認証/参照要求に対して回答するように構成されて
いる。
【0052】このように、認証/参照処理時に用いる参
照用DBと、更新処理時に用いる更新用DBとが分離さ
れているため、認証/参照系のトラフィックに依存する
ことなく、認証/参照/更新処理を行うことが可能な顧
客管理システムを構築することができる。
【0053】また、キャッシュサーバを複数設けた場合
においては、参照用DBを段階的に並列分散して増設可
能となるため、いずれかのキャッシュサーバが故障した
としても認証/参照機能が無停止となる顧客管理システ
ムを提供することができる。また、認証/参照系のトラ
ヒックが増大したとしても、新たなソフトを開発するこ
となくキャッシュサーバを増設することのみで対応可能
であるため、トラフィックに見合った経済的な顧客管理
システムを提供することができる。
【0054】また、マスタ管理サーバにて、更新差分情
報を再レプリケーションすることを可能とし、中継サー
バにて、更新差分情報のレプリケーションを再転送する
ことを可能とした場合においては、キャッシュサーバに
障害が発生して参照用DBのレプリカ情報が破棄された
としても、参照用DBに必要な情報を障害復旧のために
再転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の顧客管理システムの実施の一形態を示
す図である。
【図2】従来の顧客管理システムの一構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 UA層 1−1〜1−3 エンドユーザ(UA) 2 FEP層 2−1 認証用FEP 2−2 参照用FEP 2−3 更新用FEP 3 キャッシュサーバ 3−1 ディレクトリサーバ 3−2 認証/参照処理部 3−3 参照用DB 4 マスタ管理サーバ 4−1 ディレクトリサーバ 4−2 更新処理部 4−3 マスタDB 5 中継サーバ 5−1 ディレクトリサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 330 G06F 17/60 330 504 504 512 512

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上で認証/参照/更新に
    関する顧客情報サービスを提供する顧客管理システムで
    あって、 認証/参照/更新要求を送出するエンドユーザと、 前記エンドユーザから送出された前記認証/参照/更新
    要求を前記インターネット上に送出するためのFEP
    と、 認証/参照/更新に関する顧客情報を格納するマスタD
    Bを具備し、前記インターネット上に送出された前記更
    新要求に基づいて前記マスタDBの内容を更新すると同
    時に、前記更新要求に基づいて前記マスタDBの更新前
    後の更新差分情報をレプリケーションするマスタ管理サ
    ーバと、 前記マスタDBのレプリカを格納するための参照用DB
    を具備し、前記参照用DBの内容に基づいて、前記イン
    ターネット上に送出された認証/参照要求に回答するキ
    ャッシュサーバと、 前記マスタ管理サーバからの前記更新差分情報のレプリ
    ケーションを前記キャッシュサーバに転送する中継サー
    バとを有し、 前記キャッシュサーバは、前記マスタ管理サーバから前
    記中継サーバを介して転送された前記更新差分情報のレ
    プリケーションに基づいて前記参照用DBの内容を更新
    することを特徴とする顧客管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の顧客管理システムにお
    いて、 前記マスタ管理サーバは、LDAPによるレプリケーシ
    ョン方式を用いてレプリケーションを行うことを特徴と
    する顧客管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の顧客管理システムにお
    いて、 前記マスタ管理サーバは、FTPによるレプリケーショ
    ン方式を用いてレプリケーションを行うことを特徴とす
    る顧客管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の顧客管理システムにお
    いて、 前記マスタ管理サーバは、HTTPによるレプリケーシ
    ョン方式を用いてレプリケーションを行うことを特徴と
    する顧客管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    顧客管理システムにおいて、 前記マスタ管理サーバは、前記更新差分情報を前記中継
    サーバに再レプリケーションすることが可能であり、 前記中継サーバは、前記マスタ管理サーバからの前記更
    新差分情報のレプリケーションをバックアップし、該バ
    ックアップしたレプリケーションを前記キャッシュサー
    バに再転送することが可能であることを特徴とする顧客
    管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    顧客管理システムにおいて、 前記マスタ管理サーバを複数設け、前記複数のマスタ管
    理サーバで前記マスタDBを共有し、前記マスタDB内
    のデータを切り分けて分散して持つことを特徴とする顧
    客管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    顧客管理システムにおいて、 前記キャッシュサーバを複数設け、前記複数のキャッシ
    ュサーバのそれぞれで前記参照用DBを備え、 前記中継サーバーは、前記マスタ管理サーバからの前記
    更新差分情報のレプリケーションを前記複数のキャッシ
    ュサーバのいずれかに振り分ける制御を行うことを特徴
    とする顧客管理システム。
  8. 【請求項8】 インターネット上で、エンドユーザーに
    対して認証/参照/更新に関する顧客情報サービスを提
    供する顧客管理方法であって、 前記エンドユーザーから更新要求が送出された場合、 前記インターネット上に前記更新要求を送出するステッ
    プと、 前記インターネット上に送出された前記更新要求に基づ
    いてマスタDBの内容を更新すると同時に、前記更新要
    求に基づいて前記マスタDBの更新前後の更新差分情報
    をレプリケーションするステップと、 前記更新差分情報のレプリケーションに基づいて、前記
    マスタDBとは異なる参照用DBの内容を更新するステ
    ップとを有することを特徴とする顧客管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の顧客管理方法におい
    て、 前記エンドユーザーから認証/参照要求が送出された場
    合、 前記インターネット上に前記認証/参照要求を送出する
    ステップと、 前記参照用DBの内容に基づいて、前記インターネット
    上に送出された前記認証/参照要求に対して回答するス
    テップとを有することを特徴とする顧客管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の顧客
    管理方法において、 前記更新差分情報のレプリケーション方式は、LDAP
    によるレプリケーション方式であることを特徴とする顧
    客管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項8または請求項9に記載の顧客
    管理方法において、 前記更新差分情報のレプリケーション方式は、FTPに
    よるレプリケーション方式であることを特徴とする顧客
    管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項8または請求項9に記載の顧客
    管理方法において、前記更新差分情報のレプリケーショ
    ン方式は、HTTPによるレプリケーション方式である
    ことを特徴とする顧客管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項8乃至12のいずれか1項に記
    載の顧客管理方法において、 前記マスタDBの更新前後の更新差分情報を再レプリケ
    ーションすることが可能であることを特徴とする顧客管
    理方法。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至13のいずれか1項に記
    載の顧客管理方法において、 前記参照用DBが複数ある場合、前記更新差分情報のレ
    プリケーションを前記複数の参照用DBのいずれかに振
    り分ける制御を行うことを特徴とする顧客管理方法。
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