JP2002131000A - シリンダ装置および地雷センサ - Google Patents

シリンダ装置および地雷センサ

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JP2002131000A
JP2002131000A JP2000367792A JP2000367792A JP2002131000A JP 2002131000 A JP2002131000 A JP 2002131000A JP 2000367792 A JP2000367792 A JP 2000367792A JP 2000367792 A JP2000367792 A JP 2000367792A JP 2002131000 A JP2002131000 A JP 2002131000A
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piston
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cylinder
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Shigeo Hirose
茂男 廣瀬
Takashi Kama
剛史 釜
Keisuke Kato
恵輔 加藤
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    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H11/00Defence installations; Defence devices
    • F41H11/12Means for clearing land minefields; Systems specially adapted for detection of landmines
    • F41H11/13Systems specially adapted for detection of landmines
    • F41H11/138Mechanical systems, e.g. prodding sticks for manual detection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ装置におけるロッドの押送力を瞬間
的に制御する。また、前記シリンダ装置に計測機器を装
着した場合における、計測の妨げになる現象をなくす。 【解決手段】 地雷センサはシリンダ装置を有してい
る。前記シリンダ装置において、ロッド2を備えたピス
トン3に衝打させることにより、前記ロッド2を押送さ
せるフリーピストン4を設ける。また、前記ピストン3
と前記フリーピストン4とを任意に結合、切り離しする
機構17、18を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリンダ装置および
地雷センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図15を参照しな
がら説明する。従来の技術としては、シリンダーチュー
ブ51内にロッド52を備えたピストン53を嵌挿して
ヘッド室54とロッド室55を形成し、前記ヘッド室5
4と前記ロッド室55を空圧源、もしくは油圧源とタン
クに交互に連通して前記ピストン53とともに前記ロッ
ド52を往復作動するシリンダ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
リンダ装置においては、第1に、前記ヘッド室54、お
よび前記ロッド室55に空気圧、もしくは油圧をかける
ことにより前記ピストン53を動作させているために、
前記ロッド52の押送力は供給される空気圧、もしくは
油圧に依存することとなり、前記ロッド52の押送力を
瞬間的に変化させることができなかった。
【0004】第2に、前記ロッド52に土や埃などが付
着した場合、前記シリンダチューブ51内部に前記付着
物が混入してしまい、前記シリンダ装置の動作に著しい
支障を来す可能性があるために、前記シリンダ装置を劣
悪な環境下で使用することができなかった。
【0005】第3に、前記ロッド52にセンサなどの計
測機器を取り付けた状態で、土などの物体に挿入した際
に、前記計測機器からの信号線を、前記シリンダチュー
ブ51内部にかかる圧力が漏出しない状態を保持したま
まで外部に出すことができなかった。
【0006】第4に、前記ロッド52を、土などの物体
に挿入する際に、前記ロッド52が前記物体から抵抗を
受けるため、挿入が困難であった。
【0007】本発明は、ロッドの押送力を瞬間的に制御
することができるシリンダ装置を提供することを目的と
する。
【0008】本発明の他の目的は、ロッドに不純物が付
着した場合においても、その不純物が装置内部に混入し
ないことより、劣悪な環境下においても使用することが
できるシリンダ装置を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、ロッドの両端が絶え
ず外部に露出しているシリンダ装置を提供することであ
る。
【0010】本発明の他の目的は、ロッドの、土などの
物体への圧入を可能にするシリンダ装置を提供すること
である。
【0011】本発明の他の目的は、搭載した計測機器に
より、対象物体の計測を可能にするシリンダ装置を提供
することである。
【0012】本発明の他の目的は、フリーピストンとピ
ストンとを任意に結合、あるいは切り離しすることがで
きるシリンダ装置を提供することである。
【0013】本発明の他の目的は、ロッドの伸展量を計
測できるシリンダ装置を提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、地中に埋設された地
雷を地上より探査するセンサを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに1番目の発明では、シリンダチューブ内にロッドを
備えたピストンを摺動自在に嵌挿してロッド室、および
ヘッド室を形成し、前記ヘッド室内にフリーピストンを
設け、前記フリーピストンを往復動作させて前記ピスト
ンに衝打させることを繰り返すことにより前記ロッドを
押送することを特徴としている。
【0016】2番目の発明では、ロッドを覆うジャバラ
を取り付けたことを特徴としている。
【0017】3番目の発明では、シリンダチューブの全
長よりも長いロッドを有し、前記ロッドの両端がシリン
ダチューブの外部に絶えず露出していることを特徴とし
ている。
【0018】4番目の発明では、ロッド部の先端を鋭利
に加工し、前記ロッド部の物体への挿入を容易とするこ
とを特徴としている。
【0019】5番目の発明では、ロッド部に計測装置を
取り付け、前記計測センサを物体に圧接させることによ
り対象物体の計測を行うことを特徴としている。
【0020】6番目の発明では、シリンダチューブ内に
ロッドを備えたピストンを摺動自在に嵌挿してロッド
室、およびヘッド室を形成し、前記ヘッド室内にフリー
ピストンを設け、前記フリーピストンを往復動作させて
前記ピストンに衝打させることを繰り返すことにより前
記ロッドを押送する、また、前記フリーピストンと前記
ピストンとを瞬時に保持する機構を有することを特徴と
している。
【0021】7番目の発明では、ロッド伸展量計測セン
サにより、前記ロッドの伸展量の計測を行う事を特徴と
している。
【0022】8番目の発明では、前記シリンダ装置を地
雷センサに用いたことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、シリンダ装置に関わる第1
の発明の実施の形態について、図1を参照しながら詳細
に説明する。前記シリンダ装置は、シリンダチューブ1
を有している。前記シリンダチューブ1内部には、ピス
トン3、および前記ピストン3よりも大きな圧力作用面
積をもったフリーピストン4が摺動自在に嵌挿されてい
る。なお、前記ピストン3、および、前記フリーピスト
ン4と、前記シリンダチューブ1内部との摩擦力の発生
を防止するために、潤滑油などを前記シリンダチューブ
1内部と前記フリーピストン4、および前記ピストン3
との間に塗布するのが好ましい。また、前記シリンダチ
ューブ1外部には、第1端壁6、および第2端壁7が取
り付けられている。
【0024】前記ピストン3は、前記ピストン3と前記
第2端壁7との間にロッド室5を画成し、前記ピストン
3と前記第1端壁6との間にヘッド室10を画成してい
る。前記フリーピストン4は、前記ヘッド室10内に嵌
挿されている。
【0025】そして、前記ロッド室5は第1の電磁切換
弁12を介し、前記ヘッド室10は第2の電磁切換弁1
3を介してタンク14にそれぞれ接続されている。前記
電磁切換弁12、13は、いずれも非励磁状態で前記ロ
ッド室5、および前記ヘッド室10を大気に開放し、励
磁状態で前記ロッド室5、および前記ヘッド室10を前
記タンク14に連通させる。なお、前記タンク14は、
油圧、空圧などの流体を加圧して前記シリンダチューブ
1に供給できるものであればよいが、実際の使用におけ
る簡便さを考慮すると空圧が好ましい。
【0026】前記電磁切換弁12、13はコントローラ
15によって制御される。前記コントローラ15は、前
記ロッド室5、および前記ヘッド室10に流体圧をかけ
る時間を演算し、その結果を基に前記第1電磁弁12、
および前記第2電磁弁13の励磁・非励磁時間を算出
し、出力する。
【0027】前記シリンダチューブ1は耐圧容器、およ
び内部に設置する前記ピストン3と前記フリーピストン
4が往復作動する際のガイドの役割を果たす。形状は円
筒形、角パイプ形などパイプ状の形状であればよいが、
前記フリーピストン4に効果的に圧力をかけられる点よ
り、円筒形が好ましい。材質はアルミニウム、スチール
などの金属の他、硬化プラスチックなど、内部にかかる
圧力に耐えうる材質ならばよいが、装置の軽量化と耐久
性を兼ね備えた材質として、アルミニウムが好ましい。
【0028】前記ピストン3は、ロッド2を結合してお
り、前記フリーピストン4から与えられた衝撃力により
前記シリンダチューブ1内部を摺動することで、前記ロ
ッド2を押送させる。前記ピストン3は、前記シリンダ
チューブ1の内径よりも1〜2mm程度小さい径の円柱
形であるが、前記シリンダチューブ1の内部形状に即し
た形状であり、前記ヘッド室10側の面積が、前記シリ
ンダチューブ1の断面積よりも小さければよい。材質は
スチールであるが、アルミニウム、硬化プラスチックな
ど、前記フリーピストン4が与える衝撃力により塑性変
形しない材質であればよい。
【0029】前記ピストン3は、前記ロッド室5側の面
に前記ロッド2を備えている。前記ピストン3の前記ロ
ッド室5側の面にねじ孔を設け、前記ロッド2に切った
ねじによりねじ止めされているが、接着、焼きばめなど
前記ピストン3と前記ロッド2との結合が失われないよ
うな方法であれば結合方法は問わない。
【0030】前記ピストン3には流体が通過するための
円筒形の孔9が開いており、前記ピストン3と前記フリ
ーピストン4との間の空間と、前記ロッド室5との間に
圧力差を生じさせないようにしてある。なお、この圧力
差を生じさせない方法は、この方法には限らない。例え
ば、流体が通過するための孔の形状を多角形状にする、
あるいは、前記ピストン3においては、形状を前記シリ
ンダチューブ1の内部形状に即した形状としたが、前記
フリーピストン4を衝打させたときの衝撃力を前記ロッ
ド2に伝えることが可能となる範囲内において、形状を
前記シリンダチューブ1の内部形状に関わらず、例えば
凹多角形のように、前記ピストン3にかかる圧力の作用
面積を小さくするような形状にすることによっても圧力
差を生じさせなくすることが可能となる。
【0031】前記ロッド2は前記ピストン3と結合さ
れ、押送されることにより、前記シリンダチューブ1の
外部に出ている端面(以下、この面を「ロッド先端」と
呼ぶ)に取り付けたセンサ、テーブルなどの物体を押送
させることが可能となるほか、地面や粘土などの物体に
衝打させることによりそれらの物体を圧壊させることも
可能となる。前記ロッド2は、円筒形の棒であるが、角
柱など、軸に垂直方向の断面形状が同一な棒状の形状で
あればよい。この他、パイプ形など、中空部分を持った
形状にすると、ロッド先端に取り付けたセンサなどから
の信号線、電力線などを内包することもできる。材質は
スチールであるが、アルミニウムなどの金属の他、プラ
スチックなど、押送、あるいは物体との衝打の際に塑性
変形しない材質であればよい。
【0032】前記フリーピストン4は、前記シリンダチ
ューブ1内部にかかる圧力を利用して、前記シリンダチ
ューブ1内部を往復作動する。前記第1電磁弁12が励
磁され、前記第2電磁弁13が非励磁の状態であると、
前記タンク14からの流体圧が前記ロッド室5にかか
り、その圧力が、前記流体通過孔9を通り、前記フリー
ピストン4の前記第2端壁7側の面にかかることによ
り、前記フリーピストン4は前記第1端壁6側へと移動
する。次に、前記第2電磁弁13を励磁し、前記第1電
磁弁12を非励磁とすると、前記タンク14からの流体
圧が前記ヘッド室10にかかり、前記フリーピストン4
は、前記第2端壁7方向に移動し、さらに移動すると前
記ピストン3に衝打し、前記ピストン3を前記第2端壁
7方向に押送する。この動作を繰り返すことにより、前
記ロッド2を押送させることが可能となる他、前記ロッ
ド先端に物体がある場合にも、その物体を圧壊させて前
記ロッド2を押送させることができる。
【0033】前記フリーピストン4は、前記シリンダチ
ューブ1の内径とほぼ同じ径を持つ円柱形であるが、前
記シリンダチューブ1の内部形状に即した形状であり、
前記シリンダチューブ1内部にかかる圧力を漏出せずに
受けることができる形状ならばよい。材質はスチールで
あるが、アルミニウム、硬化プラスチックなど、前記ピ
ストン3に衝撃力を与え、前記ロッド2を押送させる力
を生じるのに充分な質量を持つ材質であればよい。な
お、前記シリンダチューブ1内部にかかる圧力を最大限
に活用するために、前記フリーピストン4の前記シリン
ダチューブ1に接する面にスリットを刻み、そのスリッ
トにOリングなどをはめ込むことにより、圧力作用面積
を増加させることが好ましい。
【0034】前記第1端壁6、および前記第2端壁7
は、前記シリンダチューブ1にねじ止め、接着、焼きば
めなど、前記シリンダチューブ1内部にかかる圧力を漏
出させない方法により結合されるが、前記シリンダチュ
ーブ1内部の維持管理の容易さの点より、ねじ止めが好
ましい。材質は、前記シリンダチューブ1と同材質が好
ましいが、アルミニウム、スチールなどの金属の他、硬
化プラスチックなど、前記シリンダチューブ1内部にか
かる圧力に耐えうる材質ならばよい。
【0035】なお、前記第2端壁7には前記ロッド2が
通るための孔と、前記シリンダチューブ1内部にかかる
圧力を漏出させないためのOリング8を取り付けるため
のスリットを設けてある。なお、圧力を漏出させないた
めの方法は、Oリングには限らない。例えば、前記第2
端壁7と前記ロッド2との間に、高粘度のゲル状物質を
封入する方法がある。
【0036】本発明の構成において、前記電磁切替弁1
2、13の励磁・非励磁の周期を長くすると、前記シリ
ンダチューブ1内部における前記フリーピストン4の移
動距離が長くなり、加速度が大きくなる。このことによ
り、前記フリーピストン4が前記ピストン3に衝打した
際に生じる衝撃力が大きくなり、前記ロッド2の押送力
を強めることができる。また、これとは反対に、前記電
磁切替弁12、13の励磁・非励磁の周期を短くする
と、前記フリーピストン4の移動距離が短くなり、加速
度が小さくなる。このことにより、前記ピストン3に衝
打した際に生じる衝撃力が小さくなり、前記ロッド2の
押送力を弱めることができる。なお、前記電磁切替弁1
2、13の励磁・非励磁の周期の変更は、前記コントロ
ーラ15により随時行うことが可能である。
【0037】以上のことから、本実施の形態によれば、
前記シリンダ装置における前記ロッド2の押送力を瞬間
的に制御することが可能となる。
【0038】なお、本発明は実施の形態に限らず本発明
の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0039】次に、シリンダ装置に関わる第2の発明の
実施の形態について、図2を参照しながら詳細に説明す
る。図2は、図1のシリンダ装置における前記ピストン
3と前記第2端壁7との間に、前記シリンダチューブ1
の内径よりも小さい外径、かつ、前記ロッド2の外径よ
りも大きい内径を持つジャバラ22を結合したことを示
す図である。結合方法は、ねじ止め、接着など、結合が
失われない方法であればよい。なお、この結合の際、前
記シリンダチューブ1内部にかかる圧力を前記ジャバラ
22内部に漏出させないような結合方法を採ると、第1
の発明における構成の様に、前記シリンダチューブ1内
部にかかる圧力を前記シリンダチューブ1の外部に漏出
することを、前記第2端壁7に前記Oリング8を取り付
けることにより防ぐ必要はなく、前記Oリング8を省略
することができる。このことにより、前記ロッド2と前
記Oリング8との間の摩擦を無くすことができること
で、前記ロッド2の往復作動を滑らかに行うことが可能
となる。
【0040】また、前記ロッド2を地中に挿入したあと
に、抜き取ると、前記ロッド2には土などの不純物が付
着している場合が多い。前記ジャバラ22を装着しない
状態で、前記不純物が付着したまま前記ロッド2を前記
シリンダチューブ1内部に引き入れると、前記シリンダ
チューブ1内部、また、前記シリンダチューブ1内部を
通じて、前記第1電磁弁12、および第2電磁弁13に
前記不純物が混入してしまい、前記シリンダ装置の動作
に著しい支障を来す可能性がある。これに対し、前記ジ
ャバラ22を装着していると、これらの支障をなくすこ
とができる。
【0041】前記ジャバラ22の形状は、伸縮性に富
み、伸縮の過程において、前記シリンダチューブ1内部
や、前記ロッド2に触れることで摩擦力を生じ、前記ピ
ストン3の往復作動を阻害してしまう形状でなければよ
い。また、前記ジャバラ22の材質は、ゴム、プラスチ
ックなどの他、スチール、アルミニウムなどの金属製な
ど、前記ジャバラ22を構成するのに適格な材質であれ
ばよい。
【0042】なお、本実施の形態においては前記ジャバ
ラ22を使用したが、ジャバラに限らず、代替品として
布やフィルム状のものなど、伸縮性に富み、伸縮の過程
において、前記シリンダチューブ1内部や、前記ロッド
2に触れることで摩擦力を生じ、前記ピストン3の往復
作動を阻害してしまう形状ではなく、かつ、前記シリン
ダチューブ1内部にかかる圧力を外部に漏出させないも
のであればよい。また、ジャバラなどの取り付けは、前
記シリンダチューブ1内部に限らず、前記ロッド2の外
部を覆う形であれば、前記シリンダチューブ1の外部に
取り付けても良い。
【0043】以上のことから、本実施の形態によれば、
前記シリンダ装置における前記ロッド2と、前記第2端
壁7に取り付けた前記Oリング8との間に生じる摩擦力
を無くすことができることで、前記ロッド2の往復作動
を滑らかに行うことが可能となる他、前記ロッド2に付
着した不純物が前記シリンダチューブ1内部など、前記
シリンダ装置内部に混入してしまい、前記シリンダ装置
の動作に著しく支障を来す可能性をなくすことができ
る。
【0044】なお、本発明は実施の形態に限らず本発明
の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0045】次に、シリンダ装置に関わる第3の発明の
実施の形態について、図3を参照しながら詳細に説明す
る。図3は、図1のシリンダ装置における前記ロッド2
に換えて、全長を前記ロッド2の全長の2倍以上に延ば
したロッド2’を取り付け、前記ロッド2’の両端が、
前記ロッド2’の動きによらず、絶えず前記シリンダチ
ューブ1の外部に出ている状態にする。図1のシリンダ
装置における前記ピストン3に前記ロッド2’が通るよ
うな貫通穴を開けたものを前記ロッド2’の中点にねじ
止めや接着など、前記ピストン3と前記ロッド2との結
合が失われないような方法により結合させ、さらに、前
記第1端壁6に換わり、前記ロッド2’が通るための孔
を開けた第1端壁6’を取り付け、その孔に前記シリン
ダチューブ1内部にかかる圧力を漏出させないためのO
リング8’を取り付ける。また、図1のシリンダ装置に
おける前記フリーピストン4に、前記ロッド2’との間
に摩擦を生じないような貫通孔を設ける。前記フリーピ
ストン4と前記ロッド2’は結合されず、前記フリーピ
ストン4は前記ロッド2’に関係なく前記シリンダチュ
ーブ1内部を往復作動できる。
【0046】以上のことから、本実施の形態によれば、
前記ロッド2’の両端が、前記ロッド2’の動きによら
ず、絶えず前記シリンダチューブ1の外部に出ているこ
とになるために、前記ロッド2’の片端にセンサなどの
計測機器を取り付け、土などの物体に挿入する際に、前
記ロッド2’をパイプ状の形状にすることにより、前記
計測機器からの信号線を、前記シリンダチューブ1内部
にかかる圧力が漏出しない状態を保持したままで外部に
引き出すことが可能となる。またその際、前記ロッド
2’の移動量が、たとえ片端が土などの物体に挿入され
ていたとしても、もう片端が前記シリンダチューブ1の
外部に出ているために、その部分の移動量から推測でき
るので、前記ロッド2’を土などの物体に挿入した場合
などにおいても、前記ロッド2’の移動量の測定が容易
となる。さらに、前記フリーピストン4に貫通孔を開
け、前記貫通孔に前記ロッド2’を通す構成より、前記
フリーピストン4が前記シリンダチューブ1内部を摺動
する際に、前記フリーピストン4が傾くことによる、前
記シリンダチューブ1内部との摩擦の発生を防ぐ、ガイ
ドの役割を果たすこともできる。
【0047】なお、本発明は実施の形態に限らず本発明
の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0048】次に、シリンダ装置に関わる第4の発明の
実施の形態について、図4、および図5を参照しながら
詳細に説明する。図4は図1のシリンダ装置における前
記ロッド先端を円錐状に加工した事を示す図である。な
お、この加工は、前記ロッド先端が鋭利となるのであれ
ば、円錐状には限らない。この加工により、前記ロッド
先端が土などの物体に接触したあと、その状態からさら
に前記ロッド2を押送し、土などの物体に圧入させてい
く場合の、前記ロッド先端にかかる、土などの物体から
受ける抵抗を、加工をする前と比較すると小さくするこ
とができる。
【0049】図5は図4と同様、図1のシリンダ装置に
おける前記ロッド先端を円錐状に加工した事を示す図で
あるが、図4と異なるのは、前記ロッド先端部の一部分
が、前記ロッド2本体よりも大きな断面積を有すること
である。図5における前記ロッド2を土などの物体に挿
入すると、前記ロッド2本体よりも大きな断面積を有す
る部分を有することにより、前記物体に前記ロッド2本
体よりも大きな穴が空くこととなる。このことにより、
図4における前記ロッド2の形状の場合には、前記ロッ
ド2本体と前記物体との間に摩擦が生じるために、前記
ピストン3から前記ロッド2に加わった力を完全には前
記ロッド2の押送力に使うことができなかったことに対
し、図5における前記ロッド2の形状の場合には、前記
ロッド2本体と前記物体との間に空間が生じ、摩擦が発
生しないために、前記ピストン3から前記ロッド2に加
わった力を完全に前記ロッド2の押送力に使うことが可
能となる。
【0050】以上のことから、本実施の形態によれば、
前記シリンダ装置における前記ロッド2の、土などの物
体への圧入を容易とすることができる。
【0051】なお、本発明は実施の形態に限らず本発明
の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0052】次に、シリンダ装置に関わる第5の発明の
実施の形態について、図6を参照しながら詳細に説明す
る。図6は図1におけるシリンダ装置の前記ロッド2先
端に圧力計測センサ16を取り付けた事を示す図であ
る。このことにより、前記ロッド先端が物体に接触した
際、その圧力を検出することにより、前記ロッド先端の
接触状況を推測することが可能となる。
【0053】また、前記圧力計測センサ16に換わり、
温度センサを取り付けると、プローブ先端の温度を計測
できることから、たとえば地温の計測が可能となる。前
記圧力計測センサ16に換わり、有毒ガス検出センサを
取り付けると、たとえば地中に含まれる有毒ガスの検出
が可能となる。前記圧力計測センサ16に換わり、加速
度ピックアップを取り付けると、インパクトハンマーと
しても使用できる。その他にも、様々な計測機器を取り
付けることにより、各種の計測が実現できる。
【0054】以上のことから、本実施の形態によれば、
前記シリンダ装置における前記ロッド2に圧力センサな
どの各種計測機器を取り付けることにより、その目的に
応じた計測を実現できる。
【0055】なお、本発明は実施の形態に限らず本発明
の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0056】次に、シリンダ装置に関わる第6の発明の
実施の形態について、図7、図8、および図9を参照し
ながら詳細に説明する。図7は、図1のシリンダ装置に
おいて、前記ピストン3と前記フリーピストン4とを任
意に結合させることを目的として、前記フリーピストン
4に第1の保持機構17、前記ピストン3に第2の保持
機構18を取り付けたことを示す図である。前記第1保
持機構17は、2つの爪を持つ爪付き板バネ17aと突
起17bから構成されている。前記シリンダ装置におけ
る、第1端壁6は、端壁6aの他、爪付き板バネ6b、
突起24、モーター25a、およびギア25bにより構
成する。また、前記シリンダチューブ1内部に、前記第
1保持機構17と前記第1端壁6aとの直接の衝打によ
る破壊を防止するストッパー23を取り付けてある。
【0057】前記爪付き板バネ17aは、短冊状の形状
をしており、前記フリーピストン4の第1端壁6a側の
面にのみ結合されている。材質はスチールであるが、プ
ラスチックなど、前記爪付き板バネ17aにおける爪を
持ち上げた際に塑性変形しない材質であればよい。前記
突起17bは、円柱形の形状であり、前記フリーピスト
ン4に前記フリーピストン4から抜け出ない範囲内にお
いて摺動自在に取り付けてある。前記突起17bにはス
リット17c、およびスリット17dが刻んである。材
質はスチールであるが、アルミニウムなど、前記爪付き
板バネ6b、および前記爪付き板バネ17aにより塑性
変形しない材質であればよい。前記突起24は円柱形の
形状をしてあり、前記ギア25bと噛み合うギアが刻ん
である。前記突起24は、前記第1端壁6aに前記第1
端壁6aから抜け出ない範囲内において摺動自在に取り
付けてある。材質はスチールであるが、アルミニウムな
ど、前記突起17bとの衝突により塑性変形しない材質
であればよい。前記爪付き板バネ6bは、短冊状の形状
をしており、前記第1端壁6aとのみ結合されている。
材質はスチールであるが、プラスチックなど、前記爪付
き板バネ6bにおける爪を持ち上げた際に塑性変形しな
い材質であればよい。前記ストッパー23は円筒形の形
状をしてあり、前記シリンダチューブ1内部に固定す
る。材質はゴムであるが、プラスチックなど、前記フリ
ーピストン4が衝打した際にその衝撃力を吸収するよう
な材質であればよい。
【0058】図7に示した状態において、前記フリーピ
ストン4を前記ピストン3に衝打させると、前記爪付き
板バネ17aの前記ピストン3側の爪が前記第2保持機
構18に噛み合う。この状態において、前記フリーピス
トン4と前記ピストン3とは結合し、一体となって動作
する。また、あらかじめ、前記突起24を前記第1端壁
6aに取り付けた前記モーター25a、および前記ギア
25bにより前記ピストン3方向へ移動させ、前記爪付
き板バネ6bの爪を前記シリンダチューブ1の側壁方向
へ押し上げた状態にする。この状態において、結合され
た前記フリーピストン4と前記ピストン3を前記第1端
壁方向に衝打させると、前記突起17bが前記突起24
に衝打されることにより、前記フリーピストン4内部に
圧入され、前記爪付き板バネ17aの前記第1端壁6a
側の爪を持ち上げることにより、前記爪付き板バネ17
aの前記ピストン3側の爪と前記第2保持機構18との
噛み合いが解放され、さらに、前記スリット17cに前
記第1端壁6a側の爪がひっかかり、前記爪付き板バネ
17aの前記ピストン3側の爪と前記第2保持機構18
との噛み合いが解放された状態を保持する。この状態に
おいて、前記フリーピストン4を前記ピストン3に衝打
させても、前記爪付き板バネ17aの前記ピストン3側
の爪と前記第2保持機構18との噛み合いが生じない。
【0059】前記突起17bが前記フリーピストン4に
圧入された状態において、前記突起24を前記モーター
25a、および前記ギア25bにより前記第1端壁6a
方向へ移動させ、前記爪付き板バネ6bの爪を前記シリ
ンダチューブ1の側壁方向へ押し上げた状態を解消す
る。この状態において、前記フリーピストン4を前記第
1端壁6a方向に衝打させると、前記スリット17dと
前記爪付き板バネ6bの爪が噛み合う。この状態におい
て、前記フリーピストン4を前記ピストン3側に動作さ
せると、前記突起17bが前記爪付き板バネ6bに固定
されたまま前記フリーピストン4が動作するために、前
記爪付き板バネ17aの前記第1端壁6a側の爪と前記
スリット17cとの噛み合いが解放される。さらに前記
フリーピストン4を動作させると、前記スリット17d
と前記爪付き板バネ6bの爪との噛み合いが解放され、
図7に示す状態に戻る。このことにより、前記フリーピ
ストン4と前記ピストン3との任意の瞬間の結合・切り
離しが可能となる。
【0060】図8は前記ピストン3に電磁石19を埋め
込んだ状態を示している。前記電磁石19を励磁させる
ための電気線は、前記ロッド2をパイプ状にしたうえで
内包するなどの方法で前記シリンダ装置外部に出す。前
記フリーピストン4は前記電磁石19を励磁させると両
者が吸着するような材質にしておくことにより、前記フ
リーピストン4と前記ピストン3との任意の瞬間の結合
・切り離しが可能となる。
【0061】図9は、図1のシリンダ装置において、前
記ピストン3と前記フリーピストン4とを任意に結合さ
せることを目的として、前記フリーピストン4に第1の
保持機構17、および第2の保持機構18を取り付けた
ことを示す図である。図9において、前記第1保持機構
17は、磁石17e、突起17j、板バネ17g、板バ
ネ17h、および板バネ17iから構成される。また、
前記第2保持機構18は、流体通過孔18aと電磁切替
弁18bから構成される。
【0062】前記突起17jは、円柱形の形状であり、
前記フリーピストン4に前記フリーピストン4から抜け
出ない範囲内において摺動自在に取り付けてある。材質
はスチールであるが、アルミニウムなど、塑性変形しな
い材質であればよい。前記板バネ17g、17h、17
iは、それぞれが円筒状の板バネであり、前記突起17
jに結合してある。材質はスチールであるが、プラスチ
ックなど、前記突起17jの動作範囲内において塑性変
形しない材質であればよい。前記磁石17eは永久磁石
であり、前記突起17jに結合されている。前記ピスト
ン3は、材質を、前記磁石17eに吸着する材質とす
る。
【0063】前記磁石17eがどの位置にある場合にお
いても、板バネ17g、17h、17iによる前記突起
17jの引っ張り力が第1端壁6方向で、しかも前記引
っ張り力の絶対値が前記ピストン3方向の磁気吸着力と
常に一致するような非線形特性を持たせるように、前記
板バネ17g、17h、17iの作動間隙をずらすこと
により近似的に実現できるように、前記フリーピストン
4内部に前記板バネ17g、17h、17iの形状に即
したスリット17fを設ける。この構成により、前記磁
石17eの左右動には磁気吸着力とバネ力がバランス
し、何のエネルギも必要としなくなる。しかしその一方
で、前記フリーピストン4が前記ピストン3に吸着する
力は、前記磁石17eが前記ピストン3に接している状
態では、前記フリーピストン4は前記板バネ17g、1
7h、17iで前記ピストン3に強力に押しつけられ、
前記磁石17eが充分に前記ピストン3から離れている
とその押しつけ力がゼロになると、最大値からゼロまで
変動する。この効果により、前記磁石17eは、容易に
引き剥がせる。
【0064】前記流体通過孔18aは、前記ピストン3
に開けた孔であり、前記フリーピストン4側は、前記フ
リーピストン4の中心に向けて孔が空いている。前記電
磁弁18bは励磁状態で前記流体通過孔18aに流体を
通過させ、非励磁状態で前記流体通過孔18aを閉じ
る。
【0065】図9において、前記ロッド先端が物体と接
している状態とすると、前記ピストン3はこの状態で前
記第1端壁6と反対方向には動作できないこととなる。
この状態において、前記フリーピストン4を前記ピスト
ン3に衝打させる。その衝撃力により、前記磁石17e
が前記ピストン3と接触し、前記フリーピストン4と前
記ピストン3とが磁力により吸着する。この状態のまま
前記フリーピストン4を動作させると、前記ピストン3
と一体となり動作することとなる。
【0066】前記フリーピストン4と前記ピストン3と
が磁力により吸着した状態において、前記電磁弁18b
を励磁させると前記流体通過孔18aが開く。この状態
で、前記第1電磁切替弁12を励磁すると、前記ロッド
室5にかかる圧力が前記流体通過孔18aを通り、前記
磁石17eを押送するために、前記フリーピストン4と
前記ピストン3との接触が解消され、前記フリーピスト
ン4と前記ピストン3との結合が解消し、図9に示す状
態に戻る。このことにより、前記フリーピストン4と前
記ピストン3との任意の瞬間の結合・切り離しが可能と
なる。
【0067】以上のことから、本実施の形態によれば、
図7、図9における前記保持機構17、18の動作、お
よび、図8における前記電磁石19の励磁、非励磁によ
り前記フリーピストン4と前記ピストン3が結合され、
前記流体流出入孔9がふさがれることにより、前記タン
ク14から前記電磁切替弁12、13を通じて供給され
る流体により、前記フリーピストン4と前記ピストン3
は一体となって動作することが可能となる。この状態の
まま、前記電磁切替弁12を励磁させることにより、前
記ピストン3、および前記ピストン3に結合されている
前記ロッド2を前記シリンダチューブ1内部に引き戻す
ことが可能となる。
【0068】次に、シリンダ装置に関わる第7の発明の
実施の形態について、図10、図11、図12、および
図13を参照しながら詳細に説明する。図10は、ロッ
ド伸展量計測センサ11を示す図である。前記ロッド伸
展量計測センサ11は、可変抵抗26、第1保持部27
a、第2保持部27b、およびプーリー28からなる。
前記可変抵抗26は、軸の回転量により内部の抵抗値が
変わる装置であり、ポテンショメーターなどを代替品と
して使用しても良い。前記可変抵抗26は、本体部分を
前記第1保持部27aに固定されており、軸部分を前記
第1保持部27a、および前記第2保持部27bに、ベ
アリングなどを介して回転自由に固定される。前記可変
抵抗26の軸部分には、前記プーリー28が固定されて
おり、前記プーリー28の回転に伴い、前記可変抵抗2
6の軸が回転することで、前記可変抵抗26の抵抗値が
変化する。
【0069】前記プーリー28には、片端を前記ロッド
2に固定されたワイヤが前記プーリー28に巻き付けた
うえで固定してある。このことにより、前記ロッド2が
伸展すると、前記ワイヤが引っ張られることにより、前
記プーリー28とともに、前記可変抵抗26の軸も回転
することで、前記可変抵抗26の抵抗値が変化する。前
記可変抵抗26の軸部分の回転量と、前記可変抵抗26
の抵抗値との関係をあらかじめ把握しておくことで、前
記ロッド2の伸展量を計測できることが可能となる。前
記可変抵抗26の軸に、前記ロッド2が伸展していく際
の回転方向と逆向きに力を発生するような渦巻き状のバ
ネなどの装置を装着しておくと、前記ロッド2が前記シ
リンダチューブ1に引き戻される際も前記ワイヤを巻き
取ることができ、かつ、前記ロッド2が前記シリンダチ
ューブ1に引き戻される方向の移動量も測定できる。
【0070】なお、前記ロッド伸展量計測センサ11
は、前記ロッド2の伸展量を測定するための方法の一例
であり、この方法に限らない。代替品としては、光学
的、物理的な変位センサ、レーザーなどを用いた長さセ
ンサなどが考えられる。
【0071】図12は、前記ロッド伸展量計測センサ1
1を、図1のシリンダ装置に装着したことを示す図であ
る。前記ロッド伸展量計測センサ11における前記保持
部27a、および前記保持部27bを前記シリンダ装置
における前記第2端壁7に固定することで、前記ロッド
伸展量計測センサ11を前記シリンダ装置に装着する。
【0072】図11は、前記ロッド伸展量計測センサ1
1を装着した際の、前記コントローラ15の動作方法に
ついて示した図である。前記ロッド伸展量計測センサ1
1からの信号が、前記コントローラ15の入力部15a
に入力される。その後、前記入力部15aから演算部1
5bに、前記ロッド伸展量計測センサ11から出力され
た信号が、アナログである場合にはデジタルに変換する
など、適切な処理がなされた後に、信号が出力される。
前記入力部15aを構成する装置としては、前記ロッド
伸展量計測センサ11の構成にも依存するが、アナログ
入力ポート、アナログ/デジタル変換部などから構成さ
れるADボードや、前記ADボードを稼働させるための
電源系などが考えられる。
【0073】前記演算部15bにおいては、前記入力部
15aから入力された信号を基に、目的に応じた演算を
行う。演算を行う内容としては、前記ロッド伸展量計測
センサ11からの信号から前記ロッド2の伸展量を算出
することなどが考えられる。また、前記シリンダチュー
ブ1内に供給する圧力と、前記シリンダチューブ1の断
面積を基に、前記シリンダチューブ1内に圧力が供給さ
れる時間が分かれば前記フリーピストン4の移動量が計
算できることから、前記ピストン3に衝打する際に与え
る衝撃力を、前記圧力供給時間を演算することにより任
意に設定することが可能となる。ここで、前記ロッド伸
展量計測センサ11を用いることで、前記ロッド2の伸
展量を基に、前記ピストン3の移動量が分かり、そのこ
とで、前記フリーピストン4と前記ピストン3の間の距
離が分かるので、前記ロッド2が押送されて、前記フリ
ーピストン4と前記ピストン3の間の距離が初期位置と
異なった状況になった場合においても、補正を行うこと
が可能となる。これらの演算結果は、出力部15cへと
出力される。前記演算部15bを構成する装置として
は、演算用CPU、メモリー、およびそれらを稼働させ
るための電源系などにより構成されるパーソナルコンピ
ュータ、マイクロコンピュータなどが考えられる。
【0074】前記出力部15cにおいては、前記演算部
15bから入力された信号を基に、前記電磁切替弁1
2、13へと出力を行う。前記出力部15cを構成する
装置としては、前記電磁切替弁12、13の構成にも依
存するが、アナログ出力ポート、デジタル/アナログ変
換部などから構成されるDAボードや、前記DAボー
ド、および前記電磁切替弁12、13を稼働させるため
の電源系などが考えられる。
【0075】図13は、上記実施例の動作手順を示した
フローチャートを示した図である。動作開始により、3
1において、前記第2電磁切替弁13を励磁させること
により、前記ピストン3、および前記ロッド2を押送す
る。32において、前記ロッド2の伸展量ΔLが0とな
らず、前記ロッド2が伸びている間は前記第2電磁切替
弁13を励磁しておく。前記ロッド2の伸展が止まり、
ΔLが0となったら、33において、前記第2電磁切替
弁13を非励磁にして、前記フリーピストン4の動作を
止める。34において、前記フリーピストン4の動作回
数X、および、前記ロッド2の押送力を入力する。3
5において、前記ロッド伸展量計測センサ11の計測値
Lを0とする。36において、前記コントローラ15内
の前記演算部15bにおいて、前記電磁切替弁12、1
3の励磁時間T1213を算出する。37において、
前記第1電磁切替弁12を励磁する。38において、3
7からの経過時間TがT12に達しない場合はそのま
ま前記第1電磁切替弁12を励磁し、TがT12に達
した場合は39において前記第1電磁切替弁を非励磁と
する。次に、40において、前記第2電磁切替弁13を
励磁し、41において、40からの経過時間TがT
13に達しない場合はそのまま前記第2電磁切替弁13
を励磁し、TがT13に達した場合は42において前
記第2電磁切替弁13を非励磁とする。次に、43にお
いて、前記ロッド伸展量計測センサ11の計測値Lが0
であれば、45において前記ピストン3、および前記フ
リーピストン4に取り付けてある、前記保持機構17、
18を作動させる。46において前記第1電磁切替弁1
2を励磁させる。46からの経過時間TがT12に達
しない場合はそのまま前記第1電磁切替弁12を励磁
し、TがT12に達した場合は48において前記第1
電磁切替弁を非励磁とすることで、前記ピストン3、お
よび前記ロッド2を前記シリンダチューブ1内部に引き
戻す。次に、前記保持機構17、18を解除することに
より、動作開始前の初期状態に戻して動作を終了する。
43において、前記ロッド伸展量計測センサ11の計測
値Lが0でなければ、44において、36からの前記ロ
ッド2の動作回数XがXよりも少ない場合は36に戻
り同様の動作を繰り返す。なお、この場合、前記電磁切
替弁12、13の励磁時間T1213を算出する際に
は、補正値として前記ロッド伸展量計測センサの計測値
Lを利用する。44において、36からの前記ロッド2
の動作回数XがXよりも多い場合は動作を終了する。
【0076】以上のことから、本実施の形態によれば、
前記シリンダ装置における前記ロッド2の伸展量が測定
できることにより、前記ロッド2を土などの物体に挿入
した際に、前記ロッド2が挿入されたことによる、前記
物体に生じた穴の深さを推測できる。また、本実施の形
態におけるシリンダ装置を複数用いると、複数の前記シ
リンダ装置における前記ロッド2が、同一の物体に接触
していた際に、各々の装置間の距離と、各々の前記ロッ
ド2の伸展量とから、前記接触物体の形状を推測するこ
とができる。このことにより、例えば地中に埋設された
物体など、ある物体間に内包された物体の形状を推測す
ることが可能となる。
【0077】なお、本発明は実施の形態に限らず本発明
の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0078】次に、地雷センサに関わる発明の実施の形
態について、図14を参照しながら説明する。図14
は、本発明のシリンダ装置の応用例を示している。ここ
では、地中に埋設された地雷を発見するセンサを取り上
げる。
【0079】このシリンダ装置を地上に設置し、前記電
磁切替弁12、および前記電磁切替弁13の励磁、非励
磁状態を切り替えることにより前記フリーピストン4を
前記ピストン3に衝打させることを繰り返すことによ
り、前記ロッド2を地中へと挿入させる。本発明のシリ
ンダ装置の動作方法を用いると、前記ロッド2の先端に
衝撃力を与えながら、前記ロッド2を地中に挿入する事
が可能であるため、地中に含まれる小石や砂粒などの粉
体を砕壊させながら前記ロッド2を押送できることによ
り、従来のシリンダ装置における、供給する流体の圧力
をそのままロッドに伝達して前記ロッドを圧入させる方
法に比較して、容易なロッドの挿入を実現できる。
【0080】前記ロッド2の先端には前記圧力計測セン
サ16が取り付けられているため、前記地中埋設物20
に前記ロッド2の先端が接触した際には前記圧力計測セ
ンサ16からの信号により認識できるようになってい
る。また、前記ロッド2の先端が前記地中埋設物20と
接触したことが確認された後、前記フリーピストン4を
動作させ、前記ピストン3を通して前記ロッド2の先端
に衝撃力を与えることにより、前記地中埋設物20内部
に発生させた衝撃波を、前記圧力計測センサ16により
計測し、得た信号を高速フーリエ変換、ウェーブレット
などの解析法を用いて解析することで、前記信号に含ま
れる周波数帯の違いが明確化される。前記地中埋設物2
0の内部状態が、中空であるのか、中実であるのかによ
って、前記地中埋設物20に衝撃を与えた際に発生する
衝撃波に含まれる周波数帯が異なることより、この方法
を用いることで前記地中埋設物20の内部状態を推測で
きることから、測定対象となっている前記地中埋設物2
0が地雷のような中空の物体であるのか、それとも石の
ような中実の物体であるのかを判別することが可能とな
り、このことにより地雷探査作業において、危険な地雷
と安全な石との判別が可能となることから、全ての埋設
物に繊細な探査作業が要求されていた従来の探査作業と
比較すると、地雷探査作業の時間短縮を実現することが
可能となる。なお、衝撃波の測定の際、前記第1、第2
保持機構17、18を作動させることにより、前記ロッ
ド先端を前記地中埋設物20に衝打させ、衝撃波を発生
させた状態を保ちながら圧接させたままでいることがで
きることから、前記ロッド先端が前記地中埋設物20か
ら離れてしまうことによる、衝撃波の測定漏れ、あるい
は、前記フリーピストン4が前記ピストン3に衝打した
際、前記フリーピストン4と前記ピストン3との間に反
発力が生まれ、いったん前記フリーピストン4と前記ピ
ストン3が離れるものの、前記フリーピストン4に圧力
がかかり続けていた場合にはもういちど前記フリーピス
トン4と前記ピストン3とが衝打されるということから
生じる、前記圧力計測センサ16の二度打ち、などによ
る衝撃波の測定誤差を防止することができる。
【0081】以上のことから、本実施の形態によれば、
地中に埋設された地雷を発見するために、地中に前記ロ
ッド2を挿入し、前記ロッド先端の接触状況を前記圧力
計測センサ16により測定することによって、前記地中
埋設物20の存在を認識し、さらには前記圧力計測セン
サ16からの信号を解析することにより、認識した前記
地中埋設物20の内部状況を推測し、危険な地雷と安全
な石との判別が可能となることから、地雷探査作業の時
間短縮を図ることができる。また、前記圧力計測センサ
16と前記地中埋設物20との接触不良や二度打ちなど
による計測ミスを防ぐことができる。さらには、これら
のシリンダ装置を複数本並べて、前記シリンダ装置に搭
載した前記ロッド伸展量測定装置11を用いて各々の前
記ロッド2の伸展量を測定することにより、前記地中埋
設物20の形状を推測することで、前記地中埋設物20
が、地雷などの幾何学形状をした、人工的な物体なの
か、石などの、幾何学形状ではない、自然界に存在する
物体なのかを判別することができることにより、前記圧
力計測センサ16からの信号を解析することと同様に、
危険な地雷と安全な石との判別が可能となることから、
地雷探査作業の時間短縮を図ることができる。
【0082】なお、本発明は実施の形態に限らず本発明
の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0083】
【発明の効果】本発明は、以下に記載されるような効果
を奏する。請求項1記載の発明によれば、前記シリンダ
装置における前記ロッド2の押送力を瞬間的に制御する
ことが可能となる。請求項2記載の発明によれば、シリ
ンダ装置における前記ロッド2と、前記第2端壁7に取
り付けた前記Oリング8との間に生じる摩擦力を無くす
ことができることで、前記ロッド2の往復作動を滑らか
に行うことが可能となる他、前記ロッド2に付着した不
純物が前記シリンダチューブ1内部など、シリンダ装置
内部に混入してしまい、前記シリンダ装置の動作に著し
く支障を来す可能性をなくすことができる。請求項3記
載の発明によれば、前記ロッド2’の両端が、前記ロッ
ド2’の動きによらず、絶えず前記シリンダチューブ1
の外部に出ていることになるために、前記ロッド2’の
片端にセンサなどの測定機器を取り付け、土などの物体
に挿入する際に、前記ロッド2’をパイプ状の形状にす
ることにより、前記測定機器からの信号線を、前記シリ
ンダチューブ1内部にかかる圧力が漏出しない状態を保
持したままで外部に引き出すことが可能となる。またそ
の際、前記ロッド2’の移動量が、たとえ片端が土など
の物体に挿入されていたとしても、もう片端が前記シリ
ンダチューブ1の外部に出ているために、その部分の移
動量から推測できるので、前記ロッド2’を土などの物
体に挿入した場合などにおいても、前記ロッド2’の移
動量の測定が容易となる。さらに、前記フリーピストン
4に貫通孔を開け、前記貫通孔に前記ロッド2’を通す
構成より、前記フリーピストン4が前記シリンダチュー
ブ1内部を摺動する際に、前記フリーピストン4が傾く
ことによる、前記シリンダチューブ1内部との摩擦の発
生を防ぐ、ガイドの役割を果たすこともできる。請求項
4記載の発明によれば、シリンダ装置における前記ロッ
ド2の、土などの物体への圧入を容易とすることができ
る。請求項5記載の発明によれば、シリンダ装置におけ
る前記ロッド2に圧力センサなどの各種計測機器を取り
付けることにより、その目的に応じた計測を実現でき
る。請求項6記載の発明によれば、図7、図9における
前記保持機構17、18、および図8における前記電磁
石19を作動させると、前記フリーピストン4と前記ピ
ストン3が結合され、前記流体流出入孔9がふさがれる
ことにより、前記タンク14から前記電磁切替弁12、
13を通じて供給される流体により、前記フリーピスト
ン4と前記ピストン3は一体となって動作することが可
能となる。この状態のまま、前記電磁切替弁12を励磁
させることにより、前記ピストン3、および前記ピスト
ン3に結合されている前記ロッド2を前記シリンダチュ
ーブ1内部に引き戻すことが可能となる。また、前記ロ
ッド先端が物体と接している際には、前記電磁切替弁1
3を励磁状態にして、その状態を保っておくことで、前
記ロッド2と前記物体との間に圧接状態を保つことがで
きる。請求項7記載の発明によれば、前記シリンダ装置
における前記ロッド2の伸展量が測定できることによ
り、前記ロッド2を土などの物体に挿入した際に、前記
ロッドが挿入されたことによる、前記物体に生じた穴の
深さを推測できる。また、本実施の形態におけるシリン
ダ装置を複数用いると、複数の前記シリンダ装置におけ
る前記ロッド2が同一の物体に接触していた際に、各々
の装置間の距離と、各々の前記ロッド2の伸展量とか
ら、前記接触物体の形状を推測することができる。この
ことにより、たとえば地中に埋設された物体など、ある
物体間に内包された物体の形状を推測することが可能と
なる。請求項8記載の発明によれば、地中に埋設された
地雷を発見するために、地中に前記ロッド2を挿入し、
前記ロッド先端の接触状況を前記圧力計測センサ16に
より測定することによって、前記地中埋設物20の存在
を認識し、さらには前記圧力計測センサ16からの信号
を解析することにより、認識した前記地中埋設物20の
内部状況を推測し、危険な地雷と安全な石との判別が可
能となることから、地雷探査作業の時間短縮を図ること
ができる。また、前記圧力計測センサ16と前記地中埋
設物20との接触不良や二度打ちなどによる計測ミスを
防ぐことができる。さらには、これらのシリンダ装置を
複数本並べて、前記シリンダ装置に搭載した前記ロッド
伸展量測定装置11を用いて各々の前記ロッド2の伸展
量を測定することにより、前記地中埋設物20の形状を
推測することで、前記地中埋設物20が、地雷などの幾
何学形状をした、人工的な物体なのか、石などの、幾何
学形状ではない、自然界に存在する物体なのかを判別す
ることができることにより、前記圧力計測センサ16か
らの信号を解析することと同様に、危険な地雷と安全な
石との判別が可能となることから、地雷探査作業の時間
短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシリンダ装置を示
す断面図である。
【図2】図1のシリンダ装置内部にジャバラを取り付け
ることを示す断面図である。
【図3】図1のシリンダ装置におけるロッドの全長を延
ばすことを示す断面図である。
【図4】図1のシリンダ装置におけるロッド部を鋭利に
加工することを示す図である。
【図5】図1のシリンダ装置におけるロッド部を鋭利に
加工することを示す図である。
【図6】図2のロッド部に圧力計測センサを取り付けた
ことを示す断面図である。
【図7】保持機構17、18の実施例を示す断面図であ
る。
【図8】保持機構17の実施例を示す断面図である。
【図9】保持機構17、18の実施例を示す断面図であ
る。
【図10】ロッド伸展量計測センサを示す正面図、およ
び側面図である。
【図11】コントローラ15の詳細を示すブロック図で
ある。
【図12】図1のシリンダ装置にロッド伸展量計測セン
サ、および第1、第2保持機構を取り付けたことを示す
断面図である。
【図13】図12のシリンダ装置の動作手順を示すフロ
ーチャートを示す図である。
【図14】本発明のシリンダ装置の応用例を示す断面図
である。
【図15】従来の技術を示す断面図である。
【符号の説明】
1…シリンダチューブ、2…ロッド、3…ピストン、4
…フリーピストン、5…ロッド室、6…第1端壁、6’
…第1端壁、7…第2端壁、8…Oリング、8’…Oリ
ング、9…流体流出入孔、10…ヘッド室、11…ロッ
ド伸展量計測センサ、12…第1電磁切替弁、13…第
2電磁切替弁、14…タンク、15…コントローラ、1
5a…コントローラ入力部、15b…コントローラ演算
部、15c…コントローラ出力部、16…圧力計測セン
サ、17…第1保持機構、17a…爪付き板バネ、17
b…突起、17c…スリット、17d…スリット、17
e…磁石、17f…スリット、17g…板バネ、17h
…板バネ、17i…板バネ、17j…突起、18a…流
体通過孔、18b…電磁切替弁、18…第2保持機構、
19…電磁石、20…地中埋設物、21…地面、22…
ジャバラ、23…ストッパー、24…突起、25a…モ
ーター、25b…ギア、26…可変抵抗、27a…第1
保持部、27b…第2保持部、28…プーリー、51…
シリンダチューブ、52…ロッド、53…ピストン、5
4…ヘッド室、55…ロッド室、56…第1端壁、57
…第2端壁、58…Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 釜 剛史 埼玉県浦和市道祖土1丁目18番9号 (72)発明者 加藤 恵輔 東京都杉並区上高井戸1丁目27番9号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダチューブ内にロッドを備えたピ
    ストンを摺動自在に嵌挿してロッド室、およびヘッド室
    を形成し、前記ヘッド室内にフリーピストンを設け、前
    記フリーピストンを往復動作させて前記ピストンに衝打
    させることを繰り返すことにより前記ロッドを押送する
    ことを特徴とするシリンダ装置。
  2. 【請求項2】 ロッドを覆うジャバラを取り付けたこと
    を特徴とする請求項1記載のシリンダ装置。
  3. 【請求項3】 シリンダチューブの全長よりも長いロッ
    ドを有し、前記ロッドの両端が前記シリンダチューブの
    外部に絶えず露出していることを特徴とする請求項1記
    載のシリンダ装置。
  4. 【請求項4】 ロッド部の先端を鋭利に加工し、前記ロ
    ッド部の物体への挿入を容易とすることを特徴とする請
    求項1記載のシリンダ装置。
  5. 【請求項5】 ロッド部に計測装置を取り付け、計測セ
    ンサを物体に圧接させることにより対象物体の計測を行
    うことを特徴とする請求項1記載のシリンダ装置。
  6. 【請求項6】 フリーピストンとピストンとを瞬時に保
    持する機構を有することを特徴とする請求項1記載のシ
    リンダ装置。
  7. 【請求項7】 ロッド伸展量計測センサにより、ロッド
    の伸展量の計測を行うことを特徴とする請求項1または
    6記載のシリンダ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6、または
    7記載のシリンダ装置を用いたことを特徴とする地雷セ
    ンサ。
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