JP2002127103A - 木工用ドリル - Google Patents

木工用ドリル

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JP2002127103A
JP2002127103A JP2000330416A JP2000330416A JP2002127103A JP 2002127103 A JP2002127103 A JP 2002127103A JP 2000330416 A JP2000330416 A JP 2000330416A JP 2000330416 A JP2000330416 A JP 2000330416A JP 2002127103 A JP2002127103 A JP 2002127103A
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drill
cylindrical body
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angle
woodworking
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Akihiko Masuyama
秋彦 増山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穿孔作業によって発生する多量の穿孔屑によ
って作業者及び作業箇所が汚染されない木工用ドリルを
提供すること。 【解決手段】 把持部と連結部とアングル部とチャック
部とキリ部からなるアングル型木工用ドリル(100)
において、上記アングル部(11)の周囲に、アングル
部の表面から所定の間隙を有してアングル部を包囲する
ように設けられた第一半円筒体(12)と、上記アング
ル部と上記第一半円筒体との間の空隙に滑動自在に挿入
され且つキリ部先端付近にまで延びている第二半円筒体
(13)と、上記第一半円筒体の内側端部と上記第二半
円筒体の外側端部において固定され、且つ連結部、チャ
ック部およびキリ部を覆い下方に垂れた袋体(14)が
設けられていることを特徴とする木工用ドリル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木工用ドリルに関
し、さらに詳しくはドリルにより木材を穿孔する際に発
生する穿孔屑が周囲に飛散しない木工用ドリルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ツーバイフォー方式または他の方
式により建設された建物に電気配線を行なう場合、図7
に示すような木工用ドリルが使用され、一戸の家屋の配
線において数十箇所に配線用の孔が穿孔される。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】上記穿孔の際には
多量の穿孔屑が発生し、作業者は穿孔屑にまみれ、ま
た、穿孔箇所の周囲には多量の穿孔屑が飛散する。従っ
て上記穿孔屑により汚染された衣類および場所の洗濯や
掃除に多くの時間が要求されている。従って本発明の目
的は、穿孔作業によって発生する多量の穿孔屑によって
作業者および作業箇所が汚染されない木工用ドリルを提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。すなわち、本発明は、把持部と連
結部とアングル部とチャック部とキリ部からなるアング
ル型木工用ドリル(100)において、上記アングル部
(11)の周囲に、アングル部の表面から所定の間隙を
有してアングル部を包囲するように設けられた第一半円
筒体(12)と、上記アングル部と上記第一半円筒体と
の間の空隙に滑動自在に挿入され且つキリ部先端付近に
まで延びている第二半円筒体(13)と、上記第一半円
筒体の内側端部と上記第二半円筒体の外側端部において
固定され、且つ連結部、チャック部およびキリ部を覆い
下方に垂れた袋体(14)が設けられていることを特徴
とする木工用ドリルを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】次に図面に示す実施例により本発
明をさらに詳細に説明する。本発明の木工用ドリル本体
は、図7に示すように従来公知の木工用ドリルであり、
従来公知の木工用ドリルには何れも本発明を適用するこ
とができる。本発明の木工用ドリルの基本形態を、図1
〜6に基づいて説明する。本発明の木工用ドリルは、図
1に示す分解正面図に示すように、把持部と連結部とア
ングル部とチャック部とキリ部からなる従来公知のアン
グル型木工用ドリル本体100のアングル部11の周囲
に、アングル部11の表面から所定の間隙を有してアン
グル部を包囲するように設けられた第一半円筒体12
と、上記アングル部11と上記第一半円筒体12との間
の空隙に、滑動自在に挿入され且つキリ部先端付近にま
で延びている第二半円筒体13と、上記第一半円筒体1
2の図面上内側端部と上記第二半円筒体13の図面上外
側端部において固定され、且つ連結部、チャック部およ
びキリ部を覆い、且つ下方に垂れた袋体14が設けられ
ていることを特徴としている。
【0006】上記第一半円筒体12は、図2のC−C線
断面図に示すように図面上下部が切り欠かれた半円筒体
であり、該断面図における間隔aは図1に示す連結部上
部の幅a’より幾分広く設けられており、図1の矢印X
で示されるようにアングル部11の後方から、アングル
部11を覆うように挿入および固定される。この第一半
円筒体12の内径はアングル部の外径よりも大きく形成
されており、図3のE−E線断面図に示すように、半円
筒体12の内面とアングル部11の外面との間に、後述
する第二円筒体13が図面上左右に滑動可能な間隙bを
有している。
【0007】このような第一半円筒体12は金属製また
はプラスチック製など、特にその材質は限定されない。
いずれにしても外部からの衝撃によって破損されない厚
み(強度)を有している。第一半円筒体12は、任意の
手段によってアングル部11または連結部に固定されて
いればよい。その一例を図6に示す。図6では第一半円
筒体12の側面に取付片が付設され、該取付片によって
ビスなどによって第一半円筒体12はドリル本体に固定
される。尚、図2には、図1のD−D線断面図によっ
て、第一半円筒体12の図面上左端が円筒状であること
が示され、該円筒部分が連結部に当接してそれ以上奥に
行かないようにされているが、この構成は必須ではな
く、半円筒体12がドリル本体に十分に固定される限
り、第一半円筒体12はその長さ全体にわたってC−C
線断面図のように下部が切り欠かれていてもよい。
【0008】第二半円筒体13は、長さがドリル本体の
水平部分、すなわち、アングル部とチャック部とキリ部
とが連結した長さとほぼ同一若しくは幾分長めの長さを
有し、図2のA−A線断面図およびB−B線断面図に示
されるように、図面上右端部が円筒状で、残る部分は下
方が切り欠かれている。この第二半円筒体13は、図3
のE−E線断面図において示される間隙bに挿入され、
第一半円筒体12の内面とアングル部11との間で、後
に説明する図3〜5に示されるように図面上左右に滑動
するようになっている。この第二半円筒体13は金属製
でもプラスチック製でもよく、いずれにしても外部から
の衝撃によって破損されない厚み(強度)を有してい
る。
【0009】以上のように第一半円筒体12をドリル本
体に固定した後、第二半円筒体13を前記間隙bに挿入
して保持させる。この組み立て物に対して、図3に示す
ように、第二半円筒体13の図面上右端部に対応する孔
(不図示)と第一半円筒体12の図面上右端部に対応す
る孔(不図示)を有する織布やプラスチックフイルムな
どからなる袋体14(図面では説明し易いように透明な
プラスチック製の袋で示している)を前記組み立て物の
図面上右側から挿入して被せ、第二半円筒体13の右端
部と第一半円筒体12の右端部において固定する。この
状態は図3に示されており、袋体14はチャック部およ
び木工キリ部を内包している第二半円筒体13を覆い、
該袋体14は下方に穿孔屑を溜める部分を有している。
このような構成にすることによって、第二半円筒体13
の左右への滑動に対応して袋体14の上部が抵抗なく伸
縮するようになっている。
【0010】上記本発明の木工用ドリルの使用方法を図
3〜5を参照して説明する。図3は木板の面にキリ部の
先端を当てた状態を示している。この状態でドリルを作
動させ、木板を穿孔している状態を図4に示す。キリ部
先端が木板中を進行するとともに、穿孔屑が作業者側に
発生し、従来ではこの穿孔屑が周囲に飛散するが、本発
明では、第二半円筒体13の右端部が常に木板に当接し
ており、穿孔によって発生する穿孔屑は半円筒体の下方
に設けられた切り欠き部を通って袋体14の底に集めら
れる。穿孔の進行とともに第二円筒体13は第一半円筒
12内を図面上左方向に滑動し、該滑動と同時に袋体1
4の上方は皺を作って袋体14の上部の幅は狭くなる
が、袋体14が柔軟な材料から構成されているので何等
の抵抗もない。図5は、木板の穿孔が終了した状態を示
しており、この状態では、第二半円筒体13はさらに図
面上左方向に滑動しており、同時に袋体14の上方はさ
らに縮んでいる。袋体14の下部はフリーであり、穿孔
によって発生した穿孔屑は袋体14の底部に集積され、
穿孔屑が作業者や、作業場所の周辺に飛び散ることがな
い。尚、図示してないが、袋体14の下部にはファスナ
ーなどの開閉自在な開閉部(不図示)を設けておくこと
によって、袋体14内に溜った穿孔屑を容易に排出する
ことができる。
【0011】図6は本発明の木工用ドリルの好ましい構
成を示す図であり、この図では袋体14は省略されてい
る。図6に示すように第一半円筒体12の図面上左端部
にキャップを設けておくことによって、第一半円筒体1
2の図面上左端部から研削屑が流れ出すことを防止する
ことができる。また、第一半円筒体12の図面上左端部
と第二半円筒体13の何れかの箇所に2個の支点を設
け、両支点間にゴム紐、金属線スプリング、その他の適
当な弾性部材を係合させておくことによって、第二半円
筒体13の図面上右端部を常に穿孔対象物である木板に
当接させることができ、穿孔屑が外部に漏れるのを防止
することができる。
【0012】
【発明の効果】以上の如き本発明によれば、穿孔作業に
よって発生する多量の穿孔屑によって作業者および作業
箇所が汚染されない木工用ドリルを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の木工用ドリルの分解構成図。
【図2】 図1のA−A線断面図、B−B線断面図、C
−C線断面図、D−D線断面図。
【図3】 本発明の木工用ドリルの使用方法を説明する
図。
【図4】 本発明の木工用ドリルの使用方法を説明する
図。
【図5】 本発明の木工用ドリルの使用方法を説明する
図。
【図6】 本発明の好ましい実施態様を説明する図。
【図7】 従来の木工用ドリルの構成図。
【符号の説明】
11:アングル部 12:第一半円筒体 13:第二半円筒体 14:袋体 100:ドリル本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部と連結部とアングル部とチャック
    部とキリ部からなるアングル型木工用ドリル(100)
    において、上記アングル部(11)の周囲に、アングル
    部の表面から所定の間隙を有してアングル部を包囲する
    ように設けられた第一半円筒体(12)と、上記アング
    ル部と上記第一半円筒体との間の空隙に滑動自在に挿入
    され且つキリ部先端付近にまで延びている第二半円筒体
    (13)と、上記第一半円筒体の内側端部と上記第二半
    円筒体の外側端部において固定され、且つ連結部、チャ
    ック部およびキリ部を覆い下方に垂れた袋体(14)が
    設けられていることを特徴とする木工用ドリル。
  2. 【請求項2】 第二円筒体が弾性部材によって第一半円
    筒体に連結され、第二円筒体が常にキリ部を覆う方向に
    力が加えられている請求項1に記載の木工用ドリル。
  3. 【請求項3】 袋体には、袋体内に溜った穿孔屑を取り
    出すための開閉部が設けられている請求項1に記載の木
    工用ドリル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102848432A (zh) * 2012-09-16 2013-01-02 李理 一种木工打孔器的夹头
CN108501122A (zh) * 2018-05-13 2018-09-07 林棋城 一种钻木用手钻
CN112192667A (zh) * 2020-09-10 2021-01-08 盐城工业职业技术学院 一种低木屑减震式家具板材钻孔设备

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