JP2002124989A - データパケット転送方法および装置 - Google Patents

データパケット転送方法および装置

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JP2002124989A
JP2002124989A JP2001270245A JP2001270245A JP2002124989A JP 2002124989 A JP2002124989 A JP 2002124989A JP 2001270245 A JP2001270245 A JP 2001270245A JP 2001270245 A JP2001270245 A JP 2001270245A JP 2002124989 A JP2002124989 A JP 2002124989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮されたヘッダを有するデータパケットを
伝送路上で転送する方法および装置において、圧縮効率
とロバスト性の両方を向上させる。 【解決手段】 コンテクストを使用してヘッダを圧縮し
た後に、該コンテクストを示すデータをそれぞれ含んだ
複数の連続する更新パケットを転送するにあたり、伝送
路品質を決定し(620)、それに応じて転送すべき連
続する更新パケットの数(m1)を設定する(64
0)。伝送路品質は、ブロック誤り率(BLER)また
はSN比(SNR)を測定することによって決定され
る。あるいは、伝送路品質は、否定応答メッセージが受
け取られているか否かを判定することによって推定され
る。さらに、コンテクストの更新段階時に転送される更
新パケットと非更新パケットの総パケット数をラウンド
トリップ時間に応じて設定する。また、転送すべき連続
する非更新パケットの数をコーデック特性に基づいて求
める。本発明は、信頼性の保証がない伝送路、例えば無
線伝送路上での使用に有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信頼性を保証しな
い伝送路上でデータパケットを転送する方法および装置
に関し、特に、圧縮されたヘッダを有するデータパケッ
トの転送に関する。
【0002】
【従来の技術】端末間でデータを転送する通信技術はい
くつか存在するが、そのうちで最も一般的に利用される
技術はセルラ電話とインタネットである。また、インタ
ネット電話などのメディアオンデマンドの会話型サービ
スも開発されている。これらのサービスの大部分は音声
と画像のコンテンツを含む実時間データの転送を必要と
している。
【0003】そのような目的の手段となるのが、リアル
タイムデータ転送プロトコル、すなわちRTP(Real-ti
me Transport Protocol)である。このRTPはリアルタ
イムあるいはそれに近い形でデータを転送するインタネ
ットプロトコルである。RTP自体はリアルタイムのデ
ータ配信を保証しないが、送信側および受信側アプリケ
ーションがデータのストリーミングをサポートするため
の仕組みを提供する。通常、RTPはユーザデータグラ
ムプロトコル、すなわちUDP(User DatagramProtoco
l)の上位プロトコルとして機能する。UDPはコネクシ
ョンレス型のプロトコルであり、伝送制御プロトコル、
すなわちTCPと同様にIPネットワークの上位層で機
能する。TCP/IPとは異なり、UDP/IPは、誤
り回復サービスを提供しないかわりに、IPネットワー
ク上でデータグラムを送受信する直接的な方法を提供す
る。
【0004】RTPは固定型ネットワーク用に開発され
たものであるが、移動体ネットワークにも使用可能であ
る。しかしながら、移動体ネットワーク上でRTPを使
用する際の問題点は、移動体伝送路内の帯域幅が限定さ
れていることである。これは、RTP、UDPおよびI
Pの各プロトコルがそれぞれ独自のヘッダを有している
ことによるものである。その場合、パケットは、リンク
層のフレーム指示に加えて、20バイトのIPヘッダ
と、8バイトのUDPヘッダと、12バイトのRTPヘ
ッダを含む少なくとも合計40バイトにもなるヘッダを
有することになる。
【0005】このヘッダは非常に冗長であるので、オー
バーヘッドを小さくするために、ヘッダ圧縮機構が開発
されている。ヘッダ圧縮プロトコルは、ヘッダの冗長性
をなくし、情報を効率的に符号化する。これにより、元
のヘッダを最善で1バイトまで圧縮させることができ
る。
【0006】ヘッダ圧縮プロトコルを用いたシステムを
図1に示す。送信器は、元のヘッダを圧縮するために使
用するコンプレッサ100を備えている。圧縮されたヘ
ッダは、受信器に送信され、そこでデコンプレッサ11
0により伸張される。
【0007】コンテクスト120は、コンプレッサがヘ
ッダを圧縮するために使用する状態のことである。コン
テクストは変数の集合であり、基本的に最新のヘッダの
ヘッダフィールドの非圧縮バージョンからなる。実際の
ヘッダフィールドの他に、コンテクストは、連続する一
連のパケット間で一定であると検出されたヘッダフィー
ルドの一次差分など、さらに変数を備えている。さら
に、コンテクストは、例えば、代表的なパケット間のシ
ーケンス番号やタイムスタンプの増分など、パケットス
トリームを記述する情報も含んでいる。
【0008】動作時には、コンプレッサ100とデコン
プレッサ110は共通のコンテクストを維持することが
要求される。デコンプレッサ110のコンテクスト13
0がコンプレッサ100のコンテクスト120と一致し
ていない場合は、ヘッダの伸張に失敗する。この状況
は、データパケットが信頼性の保証がない伝送路、例え
ば、無線伝送路上で転送される場合に起こる。それは、
そのような場合には、パケットがコンプレッサ100と
デコンプレッサ110との間で喪失したり一部が欠けた
りするからである。
【0009】したがって、デコンプレッサ110のコン
テクスト130が無効になると、再同期化手続を開始す
る必要がある。この目的のため、コンプレッサ100の
コンテクスト120に含まれている情報をデコンプレッ
サ110に転送する更新パケット(以下、UPパケット
とも称する)が設けられている。UPパケットを使用す
ることにより、コンテクスト130が更新される。
【0010】ヘッダ圧縮スキーマの性能は、2つのパラ
メータ、すなわち、圧縮効率とロバスト性で説明するこ
とができる。ロバストなスキーマは、パケットをさらに
喪失したり、誤りをさらに導いたり、帯域幅をより多く
使用することなく、ヘッダ圧縮が起こるリンク上の誤り
に対して耐性を有する。UPパケットを使用することに
より、一方ではロバスト性が増大するが、UPパケット
のサイズが大きいことから圧縮効率の低下を招く。その
ため、UPパケットに加えて、非常に小型で先行のUP
パケットにのみ依存する非更新パケット(以下、NUP
パケットとも称する)も使用される。これにより、NU
Pパケットがコンテクストを更新しないので、NUPパ
ケットが喪失しても、デコンプレッサ110のコンテク
スト130は有効でありつづけ、その結果、受信器はな
お次のパケットを伸張させることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】圧縮されるパケットス
トリームは、通常、非常に規則的に振舞う。ヘッダフィ
ールドの大部分は、そのストリームの生存期間の間は一
定であり、変化しない。一部のフィールドはパケットご
とに変化する(例えば、シーケンス番号、タイムスタン
プなど)。これらのフィールドの値がシーケンス番号に
同期しており、したがって、この番号から算出可能であ
るならば、そのストリームには規則性がある。これらの
フィールドが、例えば、RTPのタイムスタンプフィー
ルドに非線形の飛越しがあるせいで不規則であると、上
記の同期が乱れる。フィールドが不規則な場合には、シ
ーケンス番号からは変化したフィールドの値を算出する
ことができない。このような不規則性は非常に頻繁に発
生し、例えば、会話型音声ストリームの場合には平均し
て1秒毎に発生する。
【0012】NUPパケットの長さは、2つの理由で時
間とともに増大する。ストリームが不規則性を示す場合
は、これら不規則性が含まれることから、送出されるN
UPパケットが大きくなる。ストリーム内に不規則性が
発生しない場合は、最新のUPパケットとの差が大きく
なるので、NUPパケットの長さも時間とともに増大す
る可能性がある。NUPパケットの長さを削減するため
には、更新を行うこと、すなわち、いくらかの数のUP
パケットを送出し、それが正しく受け取られたならばコ
ンテクストを更新することが必要である。
【0013】難点を言えば、更新のために送出すべきU
Pパケットの数を決定しなければならないことである。
送出パケットが多すぎると、コンテクストが既に更新さ
れ有効になっているにもかかわらずなおもUPパケット
が送出されることになる。その結果、UPパケットがN
UPパケットより大きいために、転送ビット数を不必要
に増大させて効率を低下させることになる。その一方
で、UPパケットが十分に送出されなければ、送出され
たUPパケットが全く受け取られない可能性が増えるの
で、コンテクストを喪失する危険性が増す。
【0014】したがって、UPパケット数が多すぎれ
ば、圧縮効率が低下する。UPパケット数が少なすぎれ
ば、デコンプレッサがコンテクストを喪失し、その結
果、次のUPパケットを正しく受け取るまで全てのパケ
ットを廃棄しなければならなくなるかもしれない。
【0015】無線通信網等の信頼性の保証がない伝送路
では、通常、伝送路品質が大きく変動する。以下、この
点を図2(a)ないし図2(c)に基づいて詳細に説明
する。
【0016】これらの例では、バースト誤りが発生する
と仮定する。バースト誤りとは、連続する複数パケット
が失われるような誤りである。図2(a)ないし図2
(c)の例では、3個のパケットが失われるものと仮定
する。図2(a)の場合、デコンプレッサは1個のUP
パケットと2個のNUPパケットを受け取ることができ
ない。今、デコンプレッサは無効なコンテクストを有し
ているので、以後のNUPパケットを廃棄しなければな
らず、したがって、受信器側で合計9個のパケットロス
が発生する。
【0017】図2(b)では、連続するUPパケットの
数が3個に増加している。複数のUPパケットを連続し
て送出することは、そのうちの少なくとも1個が正しく
受け取られる可能性が非常に高くなるので、通常は信頼
性を高めることになるが、その一方で圧縮効率を低下さ
せることになる。さらにその上、図2(b)の例では、
バースト誤りの性質のせいでやはり9個のパケットが受
信器側で伸張できないので、ロバスト性も向上していな
い。
【0018】バースト誤りの問題を克服する一つの手法
は、図2(c)に示すように、スパースモード(分散
型)を使用することである。スパースモードを使用する
ことは、UPパケットとNUPパケットを一定の順序で
送出することによって全てのUPパケットを連続的に送
出することを回避することを意味する。図2(c)の例
では、その順番は、UP−NUP−UP−NUP−NU
P−UP−NUP−NUP−NUP−UP−NUP−…
である。図2(c)から分かるように、スパースモード
によるパケット転送においてもかなりのデータパケット
が失われる。
【0019】このように、従来の技術は圧縮効率とロバ
スト性の両方を適正に取り扱うことができない。それど
ころか、最適の状態を求めることが重大な問題であるこ
とが分かった。
【0020】したがって、本発明は、圧縮効率とロバス
ト性の両方を向上させることができる、信頼性の保証が
ない伝送路上でのデータパケット転送方法および装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的は本発明の特
許請求の範囲の独立項に規定した解決手段によって達成
される。
【0022】本発明では、転送すべき連続するUPパケ
ット数が伝送路品質に応じて設定される。これにより、
高品質の伝送路の場合には、UPパケット数を削減する
ことができる。伝送路上の誤り率が高い場合には、UP
パケット数を増加させることにより、送信器と受信器と
の間のロバストな接続関係を維持させる。
【0023】本発明によれば、転送と圧縮の仕組みを現
在の伝送路品質に動的に適応させることができるので有
利である。特に、本発明によれば、伝送路品質に応じて
デコンプレッサのコンテクストの更新を動的に制御する
ことができる。UPパケットは、一方では高いロバスト
性を確保し、他方ではより高い圧縮効率を確保するのに
必要な時間だけ送出される。したがって、伝送路品質が
変動する場合でも、平均ヘッダサイズを削減することが
できる。
【0024】本発明の好ましい実施形態は、従属請求項
で規定されている。
【0025】コンテクストの更新段階時に転送される更
新パケットと非更新パケットの総パケット数をラウンド
トリップ時間に応じて設定することによって、この数
を、品質の優れた伝送路であっても頻繁に調整すること
ができる。これにより、圧縮効率と転送ロバスト性との
間で最善のバランスを見出すさらに細かい調整が可能に
なる。
【0026】転送すべき連続するNUPパケット数をコ
ーデック特性に基づいて求めるならば、本発明にかかる
仕組みが伝送路の現在の特性に対して適応可能であるだ
けでなく、パケットストリームの種別に対しても適応可
能になる。UPパケットとNUPパケットのシーケンス
を伝送路品質とパケットストリーム特性の両方に依存さ
せるならば、圧縮効率と転送ロバスト性の間でさらに優
れたバランスを取ることが可能になる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0028】図3に示すように、コンテクスト更新段階
時のUPパケットとNUPパケットのシーケンス(以
後、UP−NUPシーケンスと称する)は、複数のサブ
シーケンスに分割することができる。各サブシーケンス
は複数のUPパケットとそれに続く複数のNUPパケッ
トから構成されている。本発明に従ってUP−NUPシ
ーケンスを示すために、以下のパラメータが使用され
る。
【0029】パラメータpはコンテクスト更新段階の総
パケット数を示す。この段階に入るのは、コンテクスト
の更新が必要であるか少なくともそれが有用であると考
えられる場合、例えば、コンテクストの喪失があった場
合、より一般的には、データストリーム中に不規則性が
検出された場合にその都度行われる。コンテクスト更新
段階の期間は、デコンプレッサがコンテクストを更新で
きるのに十分な長さに設定される。
【0030】パラメータkは各サブシーケンスのパケッ
ト数である。図3に示す好ましい実施形態では、このパ
ラメータは各サブシーケンスで同じになっている。
【0031】パラメータmiはi番目のサブシーケンス
の連続するUPパケットの数を示す。このパラメータの
値はサブシーケンスごとに異なっていてもよい。本発明
の好ましい実施形態では、このパラメータはサブシーケ
ンスごとに1ずつディクリメントされる。したがって、
i=mi-1−1である。
【0032】最後に、パラメータniはi番目のサブシ
ーケンスの連続するNUPパケットの数を示す。
【0033】図4(a)および図4(b)は本発明が好
適に使用される圧縮伸張システム、すなわち、コーデッ
クシステムを示す。図4(a)では、コンプレッサ10
0が測定部400から伝送路品質に関する測定値を受け
取る。測定部400は、例えば、物理層エンティティ
等、伝送路品質を示す測定値をコンプレッサ100に提
供できるエンティティであれば何でもよい。そのような
値には、例えば、伝送路のノイズ特性やビット誤りやブ
ロック誤り等を示すあらゆる種類の測定値がある。実測
値が取得できない場合は、測定部400を、少なくとも
伝送路品質の推定値につながる動作を行うことができる
送信器の制御部としてもよい。
【0034】図4(b)のシステムでは、デコンプレッ
サは、1サブシーケンス中の各UPパケットが失われた
場合にコンプレッサに否定応答(以後、NACKと称す
る)メッセージを送ることができる。NACKの関わり
については、後にさらに詳しく説明する。
【0035】図5は、デコンプレッサ110のコンテク
スト130を更新する処理の全体フロー図を示す。図に
示すように、この処理はそれぞれパラメータmi、k、
iおよびpを設定するステップ500、510、52
0および530を備えている。当業者であれば分かるよ
うに,図5に示すステップの順番は変更可能である。例
えば、パラメータpまたはkを最初に設定してもよい。
また、コンテクスト更新処理において、パラメータの一
部を設定しつつ残りのパラメータを定数にしたりデフォ
ルト値に設定することも本発明の範囲に含まれる。
【0036】本発明にかかるパラメータ設定を以下に詳
しく説明する。ステップ500において、各サブシーケ
ンスの連続するUPパケット数miが設定される。上述
したように、この数はサブシーケンス毎に1ずつディク
リメントされることが好ましい。このスキーマは、少な
くとも1個のUPパケットが正しく受け取られる可能性
がiの値とともに増大することを考慮に入れるために選
択されたものである。その場合、実際には、最適な開始
値m1を求めるだけでよい。
【0037】開始値m1を設定する好ましい実施形態を
図6に示す。ステップ600において、コンプレッサ1
00がパラメータm1の現在値を取得する。そして、ス
テップ610において、m1の最大値(上限値)と最小
値(下限値)が読み込まれる。下限値と上限値は、例え
ば、それぞれ2と6に設定される。
【0038】セッションのセットアップ時に、ステップ
600においてコンプレッサがパラメータm1の現在値
を取得できない場合、コンプレッサはその代わりに始動
値を使用する。始動値は、上限値と下限値の平均値に設
定することが好ましい。
【0039】現在値と上記両限界値を取得すると、コン
プレッサは、図4(a)に基づいて上述した測定部40
0から測定値を受け取る(ステップ620)。ステップ
620で取得する値は、伝送路のSN比(SNR)ある
いはブロック誤り率(BLER)の測定値であることが
好ましい。SN比の値が小さい、すなわち、ブロック誤
り率が高い場合には、デコンプレッサ側でデータパケッ
トを正しく受け取る可能性を高めるために、m1の値を
より大きくする必要がある。
【0040】その後、ステップ630において、取得し
た測定値を利用して伝送路状態が変化したか否かが判定
される。そうである場合は、ステップ640でパラメー
タm 1が更新される。伝送路状態は非常に急速かつ頻繁
に変化することがあるので、m1の値は徐々に適応化さ
れ、伝送路品質が向上したのか悪化したのかによって一
定値ずつ増減される。
【0041】1番目のサブシーケンスの連続するUPパ
ケット数m1を設定する別の好ましい実施形態を図7に
示す。この方法を使用するのは、測定部400から取得
可能な測定値が全くない場合が好ましい。現在値と下限
値および上限値を取得すると、コンプレッサは、ステッ
プ650において、NACKを受け取っているか否かを
判定する。1番目のサブシーケンスのうちの少なくとも
1個のUPパケットが正しく受け取られていると、デコ
ンプレッサ110はNACKメッセージを送らない。し
たがって、コンプレッサ100が一通りの手続の範囲内
でNACKを受け取っていなければ、次の更新手続のた
めにパラメータm1が1だけ減少される(ステップ66
0)。しかしながら、NACKが受け取られていれば、
ステップ670で、パラメータm1が増加される。この
パラメータ増加は、所定値を加算するかあるいは現在値
と所定の係数を乗算することによって行われることが好
ましい。
【0042】上述の各実施例では、m1の値のみが独立
性を有し伝送路品質に応じて直接に設定される一方、残
りのサブシーケンスの連続するUPパケット数は等式m
i=mi-1−1に従って設定されていた。しかしながら、
1だけでなくパラメータm iのいずれかあるいはその全
てが独立に設定されてもよい。
【0043】次に、パラメータk、すなわち、各サブシ
ーケンスのパケット数の設定(ステップ510)につい
て詳しく説明する。上述したように、このパラメータは
全てのブロックに関して定数に設定されている。本発明
の好ましい実施形態では、この定数はコーデック特性に
応じて設定される。
【0044】これは、一部のメディアコーデック(例え
ば、音声コーデック)がいくらかのパケットロスに対処
できるからである。例えば、コーデックがユーザが知り
得ないようにx個までのパケットロスを補填できる場合
には、定数パラメータkはxよりも小さい値に設定され
る。この目的のため、例えば、コンプレッサがRTPヘ
ッダのペイロードタイプフィールドを読み出して、可能
であれば、使用されたコーデックを検出するようにして
もよい。あるいは、コンプレッサは取得可能なあらゆる
バンド外信号を使用する。
【0045】コンプレッサがコーデックの全体特性に関
して適切な情報を入手した場合は、それに従ってパラメ
ータkが設定される。この目的のために、コーデックの
全体特性を、例えばコンプレッサのルックアップテーブ
ル内に格納してもよい。コンプレッサが適切な情報を得
られない場合には、パラメータkを、受信側アプリケー
ションに害を及ぼさないと推定される値に設定する。こ
の場合、かなり悲観的な予測に基づくアプローチを使用
することが好ましい。さらに、使用されたコーデックに
関する情報が全く入手できない場合には、パラメータm
iをわずかに増加させるようにして、それでもロバスト
性を確保できるようにする。
【0046】図5に示す処理のステップ520では、各
サブシーケンスの連続するNUPパケット数niが設定
される。図3から分かるように、パラメータmiとパラ
メータkが設定されると、等式ni=k−miに従ってパ
ラメータniを求めることができる。
【0047】最後に、コンテクスト更新処理は、ステッ
プ530においてシーケンスの総パケット数pを設定す
る手続を備えている。この手続を図8に詳細に示す。後
述するように、本発明の好ましい実施形態では、パラメ
ータpは、データパケットの喪失に対してNACKメッ
セージで反応する十分な時間をデコンプレッサに与える
だけの大きさの値に設定される。このパラメータは、ラ
ウンドトリップ時間(以後、RTTと称する)に応じ
て、好ましくはその少数倍に応じて設定するのが得策で
ある。このため、図8の処理はRTTの現在値を推定す
る工程を含んでいる。
【0048】すなわち、本発明では、パラメータp設定
処理は沈黙時間においてコンテクスト喪失を開始する。
沈黙時間とは、パケットが全く送出されない期間のこと
である。通常、コンプレッサは、例えば、一定の時間R
TPパケットを全く受け取ることができなかった場合に
はいつも沈黙時間を検出する。
【0049】まず、ステップ700では、パケットが送
出されているか否かが判定される。沈黙時間が検出され
た場合は、ステップ720で偽パケットが送出される。
偽パケットは、デコンプレッサ110のコンテクスト1
30を無効にするような正しく圧縮されたヘッダを含ん
でいないパケットである。そして、ステップ730で
は、デコンプレッサがNACKメッセージを直ちに送り
返し、それをコンプレッサ100が受け取る。ステップ
740において、コンプレッサが、NACKの受取り時
刻と偽パケット送出時刻との間の時間差を算出すること
によってRTT値を推定する。ステップ750でRTT
値が変化したと判定されると、ステップ760でパラメ
ータpが更新される。パラメータpは、RTT値に比例
するように設定されることが好ましい。
【0050】シーケンスの総パケット数pを設定する上
記の処理は、沈黙時間後の更新手続がいくつかの予測不
能なタイムスタンプの違いのせいでどのようにして開始
された場合でも実行されるので、有利である。したがっ
て、さらにコンテクスト130を喪失する可能性がな
い。
【0051】また、偽パケットを送出することによって
RTT値を推定する上記の手続は、沈黙時間が検出され
るたびに行われるので有利である。沈黙時間の発生はコ
ンテクストの喪失とは全く無関係であり、したがって、
パラメータpの調整を品質の優れた伝送路においても頻
繁に行ってもよい。
【0052】さらに、本発明にかかるRTT推定は、パ
ラメータpの細かい調整を可能にするという利点を有し
ている。測定が、例えば偽パケットを送出することによ
ってコンテクストの喪失を開始することなく、NACK
のみを使用して行われるとすれば、その測定結果は、R
TT値と少なくとも1個のパケットが失われて別のパケ
ットが受け取られる際の追加の時間を加算した値にな
る。この追加の時間は非常に大きくなる場合があり、そ
の場合は計算不可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】UPパケットとNUPパケットを使用するコー
デックシステムを示すブロック図。
【図2】(a)ないし(c)はそれぞれバースト誤りの
場合のUP−NUPシーケンスの時間表を示す。
【図3】本発明にかかるコンテクスト更新段階時のUP
−NUPシーケンスを示す図。
【図4】(a)および(b)は本発明において好ましく
使用されるコーデックシステムを示すブロック図。
【図5】本発明にかかるコンテクスト更新処理の全体フ
ロー図。
【図6】本発明の好ましい実施形態において各サブシー
ケンスの連続するUPパケット数を設定する処理を示す
フロー図。
【図7】本発明の別の好ましい実施形態において各サブ
シーケンスの連続するUPパケット数を設定する処理を
示すフロー図。
【図8】本発明の好ましい実施形態においてシーケンス
の総パケット数を設定する処理を示すフロー図。
フロントページの続き (72)発明者 ロルフ ハーケンベルク ドイツ国 63225 ランゲン モンツァシ ュトラーセ 4シー パナソニック ヨー ロピアン ラボラトリーズ ゲーエムベー ハー内 Fターム(参考) 5K014 AA01 DA02 EA08 FA11 GA01 5K030 HA08 HB01 HB02 HB12 LA02 LA07 MB04 MB05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテクスト(120)を使用してヘッ
    ダを圧縮する工程と、それぞれ上記コンテクストを示す
    データを含んだある数(mi)の連続する更新パケット
    を転送する工程を備え、上記圧縮されたヘッダを有する
    データパケットを伝送路上で転送する方法であって、 伝送路品質を決定する工程(620,650)と、 上記転送すべき連続する更新パケットの数(mi)を上
    記決定した伝送路品質に応じて設定する工程(500,
    640,660,670)をさらに備えているデータパ
    ケット転送方法。
  2. 【請求項2】 上記伝送路品質を決定する工程は、伝送
    路のブロック誤り率(BLER)の測定値を評価判定す
    る工程(620,630)である請求項1記載のデータ
    パケット転送方法。
  3. 【請求項3】 上記伝送路品質を決定する工程は、伝送
    路のSN比(SNR)の測定値を評価判定する工程(6
    20,630)である請求項1記載のデータパケット転
    送方法。
  4. 【請求項4】 上記伝送路品質を決定する工程は、否定
    応答メッセージを受け取っているか否かを判定する工程
    (650)である請求項1記載のデータパケット転送方
    法。
  5. 【請求項5】 それぞれある数(mi)の連続する更新
    パケットを含んだ複数のサブシーケンスからなるデータ
    パケットのシーケンスが転送されるようになっており、 1番目のサブシーケンスの連続する更新パケット数(m
    1)のみが上記決定した伝送路品質に応じて設定される
    一方、 それ以降の各サブシーケンスの連続する更新パケット数
    は所定数ずつ減少されることを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれかに記載のデータパケット転送方法。
  6. 【請求項6】 上記コンテクスト(120)を示すデー
    タを含まないある数(ni)の連続する非更新パケット
    を転送する工程をさらに備え、コンテクストの更新段階
    時に転送される更新パケットと非更新パケットの総パケ
    ット数(p)がラウンドトリップ時間(RTT)に応じ
    て設定されることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れかに記載のデータパケット転送方法。
  7. 【請求項7】 沈黙時間を検出する工程(700)と、 正しく圧縮されたヘッダを含んでいないデータパケット
    を送出する工程(720)と、 否定応答メッセージを受け取る工程(730)と、 上記ラウンドトリップ時間を上記データパケット送出時
    (720)と上記否定応答メッセージ受取り時(73
    0)との間の時間差に設定する工程(740)とをさら
    に備えている請求項6記載のデータパケット転送方法。
  8. 【請求項8】 上記コンテクスト(120)を示すデー
    タを含まないある数(ni)の連続する非更新パケット
    を転送する工程をさらに備え、上記連続する非更新パケ
    ットの数(ni)はコーデック特性と上記連続する更新
    パケット数(m1)とに基づいて求められることを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載のデータパケ
    ット転送方法。
  9. 【請求項9】 圧縮されたヘッダを有するデータパケッ
    トを伝送路上で転送する装置であって、 コンテクスト(120)を使用してヘッダを圧縮するコ
    ンプレッサ(100)と、 それぞれ上記コンテクストを示すデータを含んだある数
    (mi)の連続する更新パケットを転送する転送手段
    と、 伝送路品質を求める手段(400)と、 上記決定した伝送路品質に応じて上記転送すべき連続す
    る更新パケットの数(mi)を設定する制御手段を備え
    ているデータパケット転送装置。
  10. 【請求項10】 上記請求項1ないし8のいずれかに記
    載の方法を実行するよう構成されている請求項9記載の
    データパケット転送装置。
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