JP2002123789A - 電子フォーム配信システム及び電子書類提出システム - Google Patents

電子フォーム配信システム及び電子書類提出システム

Info

Publication number
JP2002123789A
JP2002123789A JP2000315680A JP2000315680A JP2002123789A JP 2002123789 A JP2002123789 A JP 2002123789A JP 2000315680 A JP2000315680 A JP 2000315680A JP 2000315680 A JP2000315680 A JP 2000315680A JP 2002123789 A JP2002123789 A JP 2002123789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
electronic
submission
terminal
electronic document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000315680A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayo Sato
昌代 佐藤
Eiji Niihori
英二 新堀
Keiji Iwamoto
圭司 岩本
Kenichi Nagashima
健一 長島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2000315680A priority Critical patent/JP2002123789A/ja
Publication of JP2002123789A publication Critical patent/JP2002123789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な処理により高いセキュリティレベルで
本人認証を行い、オンラインで電子書類の提出などを行
うことが可能なシステムを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介してユーザの端末及び
提出先の端末に接続された電子書類提出システムにおい
て、ユーザに対して設定されたユーザ特定情報、及び当
該ユーザに対して作成したユーザ公開鍵を記憶する記憶
手段と、前記ユーザ公開鍵に対応するユーザ秘密鍵によ
って前記ユーザ特定情報を暗号化することにより作成さ
れたユーザの電子署名と、電子書類と、をユーザの端末
から受信する受信手段と、前記ユーザの電子署名をユー
ザ公開鍵によって復号化してユーザ特定情報を取得し、
取得したユーザ特定情報を前記記憶手段に記憶されてい
るユーザ特定情報と比較することにより前記電子署名を
送信したユーザの本人認証を行う認証手段と、前記認証
手段により認証が成功した場合に、前記電子書類を提出
先の端末に送信する提出手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子フォームを利
用して各種の申込・申請などを行うシステムに関し、特
に申請などを行うユーザの本人認証、及び申請などの内
容の保証機能に関する。
【0002】
【従来の技術】官公庁や企業などへの所定の届出、申
請、申込などを電子フォームを利用して電子的に行うこ
とが近い将来一般化すると予測される。申請者であるエ
ンドユーザは、自己の端末上で申請書の電子フォームを
取得して必要事項を入力して電子書類を作成し、それを
インターネットに代表されるネットワークを通じて提出
先に提出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ネットワーク
などを通じた電子書類の通信においては、セキュリティ
の問題が不可避である。即ち、エンドユーザが送信した
電子書類を、第三者が悪意を持って不正に改竄したり、
通信路上で何らかの原因で電子書類のデータが破損など
した場合には、正しい申請を行うことができない。
【0004】このため、電子書類による申請時に本人認
証を行うことが必要である。今日のネットワーク上での
認証は、予め登録されたユーザID及びパスワードによ
り行われるものが多い。しかし、これらの情報を第三者
に知られた場合は容易に電子書類などの内容を改竄され
たり、不正な電子書類を作成されたりしてしまう。
【0005】一方、IDとパスワードによる認証よりも
セキュリティレベルが高い認証方法として、電子署名を
利用した認証方法が知られている。これは、エンドユー
ザが自己の署名を作成するための秘密鍵及び公開鍵を作
成し、公開鍵を認証局などに登録することにより行われ
る。この方法は、セキュリティレベルは高いのである
が、鍵の作成や認証局への登録などの処理が煩雑である
と共にある程度の知識を必要とするため、必ずしも広く
一般に受け入れられやすい方法とはいえない。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、簡易な処理により高いセキュリティレベルで本
人認証を行い、オンラインで電子書類の提出などを行う
ことが可能なシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ネットワークを介してユーザの端末と接続された電
子フォーム配信システムにおいて、複数の電子フォーム
を蓄積したフォームデータベースと、ユーザが要求した
電子フォームを前記フォームデータベースから取得する
取得手段と、取得した電子フォームに対する電子署名を
作成し、電子フォームと共にユーザの端末へ送信する送
信手段と、ユーザの端末において行われた前記電子署名
の検証結果を受信することにより電子フォームの到達を
確認する確認手段と、を備える。
【0008】上記のように構成された発明によれば、ユ
ーザが必要な電子フォームを要求すると、要求された電
子フォームがフォームデータベースから取得される。次
に、その電子フォームに対する電子署名が作成され、要
求元のユーザの端末へ電子フォームと電子署名が送信さ
れる。ユーザは受け取った電子署名を検証し、検証結果
を送信する。送信された検証結果に応じて、電子フォー
ムの到達が確認される。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電子フォーム配信システムにおいて、ユーザ毎に電子
フォームの利用履歴を記憶する利用履歴記憶手段と、前
記確認手段により電子フォームの到達が確認された時に
前記電子フォームの利用履歴を更新する履歴更新手段
と、を備える。これにより、ユーザへの電子フォームの
到達確認に関する履歴を保存しておくことができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の電子フォーム配信システムにおいて、前記利用履歴は
電子フォームの利用回数を含み、前記利用回数に応じて
ユーザに対する電子フォーム利用料を決定する課金手段
を備える。利用履歴として記録された電子フォーム利用
回数に基づいてユーザに対する電子フォーム利用料が決
定される。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の電子フォーム配信システムにおいて、前記利用履歴は
電子フォームの利用回数を含み、前記送信手段は、ユー
ザから電子フォームの要求があった時に前記利用回数を
参照し、前記利用回数が予め決定された所定回数を超え
た場合には前記電子フォームの送信を中止する手段を備
える。これにより、所定回数を超える電子フォームの利
用が制限される。
【0012】請求項5に記載の発明は、ネットワークを
介して電子フォーム配信システムに接続された端末装置
において、前記電子フォーム配信システムに対して、必
要な電子フォームの送信要求を行う要求手段と、前記電
子フォーム配信システムから、電子フォーム及び電子署
名を受け取り、電子署名を復号化して検証する検証手段
と、検証手段の検証結果に応じて、電子フォームの到達
確認通知を前記電子フォーム配信システムに送信する到
達確認手段と、を備える。
【0013】上記のように構成された発明によれば、ユ
ーザが必要な電子フォームの送信要求を行うと、その電
子フォーム及びその電子フォームに対して作成された電
子署名が送信される。ユーザは電子署名を復号化して検
証し、検証結果に応じて電子フォームの到達確認通知を
送信する。
【0014】請求項6に記載の発明は、ネットワークを
介してユーザの端末と接続された認証システムにおい
て、ユーザに対して設定されたユーザ特定情報、及び当
該ユーザに対して作成したユーザ公開鍵を記憶する記憶
手段と、前記ユーザ公開鍵に対応するユーザ秘密鍵によ
って前記ユーザ特定情報を暗号化することにより作成さ
れたユーザの電子署名をユーザの端末から受信する受信
手段と、前記ユーザの電子署名をユーザ公開鍵によって
復号化してユーザ特定情報を取得し、取得したユーザ特
定情報を前記記憶手段に記憶されているユーザ特定情報
と比較することにより前記電子署名を送信したユーザの
本人認証を行う認証手段と、を備える。
【0015】上記のように構成された発明によれば、認
証システム側には、ユーザに対して設定されたユーザ特
定情報及びそのユーザに対して作成されたユーザ公開鍵
が予め用意されている。ユーザは、ユーザ特定情報をユ
ーザの秘密鍵により暗号化して電子署名を作成し、認証
システムへ送信する。認証システムでは、電子署名をユ
ーザ公開鍵により復号化してユーザ特定情報を取得し、
これを予め記憶していたユーザ特定情報と比較すること
によりユーザの本人認証を行う。
【0016】請求項7に記載の発明は、ネットワークを
介してユーザの端末及び提出先の端末に接続された電子
書類提出システムにおいて、ユーザに対して設定された
ユーザ特定情報、及び当該ユーザに対して作成したユー
ザ公開鍵を記憶する記憶手段と、電子書類と、前記ユー
ザ公開鍵に対応するユーザ秘密鍵によって前記ユーザ特
定情報を暗号化することにより作成されたユーザの電子
署名と、をユーザの端末から受信する受信手段と、前記
ユーザの電子署名をユーザ公開鍵によって復号化してユ
ーザ特定情報を取得し、取得したユーザ特定情報を前記
記憶手段に記憶されているユーザ特定情報と比較するこ
とにより前記電子署名を送信したユーザの本人認証を行
う認証手段と、前記認証手段により認証が成功した場合
に、前記電子書類を提出先の端末に送信する提出手段
と、を備える。
【0017】上記のように構成された発明によれば、提
出システム側には、ユーザに対して設定されたユーザ特
定情報及びそのユーザに対して作成されたユーザ公開鍵
が予め用意されている。ユーザは、ユーザ特定情報をユ
ーザの秘密鍵により暗号化して電子署名を作成し、提出
の対象となる電子署名とともに提出システムへ送信す
る。提出システムでは、電子署名をユーザ公開鍵により
復号化してユーザ特定情報を取得し、これを予め記憶し
ていたユーザ特定情報と比較することによりユーザの本
人認証を行い、認証に成功した場合に電子書類を提出先
の端末へ送信する。
【0018】請求項8に記載の発明は、ネットワークを
介してユーザの端末及び提出先の端末に接続された電子
書類提出システムにおいて、複数の電子フォーム、ユー
ザに対して設定されたユーザ特定情報、及び当該ユーザ
に対して作成したユーザ公開鍵を記憶する記憶手段と、
電子書類と、前記ユーザ公開鍵に対応するユーザ秘密鍵
によって、前記電子書類を暗号化することにより作成さ
れたユーザの電子署名と、をユーザの端末から受信する
受信手段と、前記ユーザの電子署名をユーザ公開鍵によ
って検証することにより前記電子署名を送信したユーザ
の本人認証を行う認証手段と、前記認証手段により認証
が成功した場合に、前記電子書類を提出先の端末に送信
する提出手段と、を備える。
【0019】上記のように構成された発明によれば、ユ
ーザは、電子書類をユーザの秘密鍵により暗号化して電
子署名を作成し、提出の対象となる電子書類とともに提
出システムへ送信する。提出システムでは、電子署名を
ユーザ公開鍵により検証することによりユーザの本人認
証を行い、認証に成功した場合に電子書類を提出先の端
末へ送信する。
【0020】請求項9に記載の発明は、請求項7又は8
に記載の電子書類提出システムにおいて、前記提出手段
は、前記電子書類提出システムの秘密鍵を使用して前記
電子書類を暗号化することにより提出用電子署名を作成
し、前記電子書類とともに前記提出先の端末へ送信す
る。これにより、提出システムから提出先への電子書類
の送信中の改竄、データ破損などを検出することができ
る。
【0021】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の電子書類提出システムにおいて、前記提出先の端末
において前記提出用電子署名の検証が正しく行われた場
合に送信される受領通知を前記提出先の端末から受信す
る手段と、前記受領通知を受信した場合に、前記電子書
類の提出完了通知をユーザの端末へ送信する手段と、を
備える。これにより、提出先から受領通知を受け取った
場合に、提出完了通知がユーザの端末へ送られる。
【0022】請求項11に記載の発明は、請求項9に記
載の電子書類提出システムにおいて、前記提出先の端末
において前記提出用電子署名の検証が正しく行われた場
合に送信される受領通知を前記提出先の端末から受信す
る手段と、前記受領通知を受信した場合に、前記電子書
類の提出完了に関する情報を提出履歴情報として記録す
る提出履歴記憶手段と、を備える。これにより、電子書
類の提出完了に関する情報を履歴として記録しておくこ
とができる。
【0023】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の電子書類提出システムにおいて、前記提出履歴情
報に基づいて、ユーザに対して課金すべき手数料を決定
する手段を備える。これにより、提出完了に関する履歴
情報に基づいてユーザへ課金すべき手数料を決定するこ
とができる。
【0024】請求項13に記載の発明は、請求項11に
記載の電子書類提出システムにおいて、前記提出履歴情
報は前記電子書類の提出回数を含み、前記提出手段は、
前記電子書類の提出回数が所定の回数を超える場合に、
前記電子書類の提出を中止する。これにより、電子書類
の不要な提出、重複した提出などを避けることができ
る。
【0025】請求項14に記載の発明は、ネットワーク
を介してユーザの端末、提出先の端末、及びユーザに対
して設定されたユーザ特定情報、及び当該ユーザに対し
て作成したユーザ公開鍵を記憶したユーザ認証サーバに
接続された電子書類提出システムにおいて、前記ユーザ
公開鍵に対応するユーザ秘密鍵によって前記ユーザ特定
情報を暗号化することにより作成されたユーザの電子署
名と、電子書類と、をユーザの端末から受信する受信手
段と、前記ユーザの電子署名をユーザ公開鍵によって復
号化してユーザ特定情報を取得し、取得したユーザ特定
情報を前記ユーザ認証サーバから取得したユーザ特定情
報と比較することにより前記電子署名を送信したユーザ
の本人認証を行う認証手段と、前記認証手段により認証
が成功した場合に、前記電子書類を提出先の端末に送信
する提出手段と、を備える。
【0026】上記のように構成された発明によれば、外
部企業などが運営するユーザ認証サーバからユーザ特定
情報及びユーザ公開鍵を取得して、ユーザ認証を行うこ
とができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。 [1]システム構成 図1に、本発明の実施形態にかかる電子書類の提出支援
システムの概略構成を示す。このシステムは、エンドユ
ーザが申請書などの電子書類を作成し、ある提出先へ提
出する際に利用される。
【0028】図1において、A社の提出支援システム1
0と、エンドユーザの端末2と、提出先の端末3と、が
ネットワーク1を介して接続されている。ネットワーク
1の好適な例はインターネットである。提出先は、例え
ば官公庁や企業などであり、種々の申請、届出、申込な
どを受け付けるものである。提出先の端末3は、提出先
の官公庁などに設置され、主としてそのような申請など
を受け付ける処理を行うための端末である。エンドユー
ザは、上記の提出先に対して電子書類の提出などを行う
個人や企業である。エンドユーザの端末2は、個人が家
庭に有するパーソナルコンピュータや携帯型端末、企業
が社内に有する端末装置などとすることができる。ま
た、エンドユーザの端末2には、ネットワーク1を介し
て提出支援システムに接続するための接続ソフトウェア
5がインストールされている。なお、ネットワーク1が
インターネットの場合は、接続ソフトウェア5として、
ウェブ上で閲覧などを行うためのWWWブラウザが使用さ
れる。また、端末2には、提出支援システム10からダ
ウンロードした電子フォームを表示するための表示ソフ
トウェア6と、提出支援システム10から取得した電子
フォームに添付されている電子署名の検証を行うための
署名検証ソフトウェア7とがインストールされている。
【0029】A社は、エンドユーザが電子書類を作成
し、提出先へ提出する際の補助を行う企業であり、具体
的にはエンドユーザに提出書類の電子フォームを提供す
る処理(以下、「フォーム配信処理」と呼ぶ。)と、エ
ンドユーザが作成した電子書類をエンドユーザに代わっ
て提出先に提出する処理(以下、「電子書類提出処理」
と呼ぶ。)とを行う。なお、A社は、上記それぞれの処
理に関し、エンドユーザに対して行ったサービスに対す
る課金を行う場合がある。
【0030】提出支援システム10は、フォーム処理サ
ーバ11と、フォーム情報管理サーバ12と、ユーザ認
証サーバ14とを有する。フォーム処理サーバ11には
フォームデータベース13(以下、「データベース」を
「DB」と略す。)が接続され、ユーザ認証サーバ14
にはユーザDB15が接続されている。フォーム処理サ
ーバ11は、エンドユーザと提出先との間でフォーム配
信処理及び電子書類提出処理を行う際にA社の窓口とな
って中心的役割を果たすサーバである。
【0031】フォーム情報管理サーバ12は、フォーム
DB13からエンドユーザに提供されるべき電子フォー
ム及び提出先に提出されるべき電子書類に関する情報管
理を行う。フォームDB13は、種々の申請書、届出
書、申込書などの電子フォームを蓄積している。これら
電子フォームに対してエンドユーザが必要事項を入力す
ることにより電子書類が作成され、提出先に提出される
ことになる。また、フォームDB13は、電子フォーム
を利用するエンドユーザのID、エンドユーザ毎の各電
子フォームの利用履歴、エンドユーザ毎の各提出書類の
提出履歴などを記憶している。電子フォームの利用履歴
は、電子フォームの利用回数、利用時刻などの情報を含
む。電子書類の提出履歴は、電子書類の提出回数、提出
時刻などの情報を含む。フォーム情報管理サーバ12
は、フォーム配信処理及び電子書類提出処理において、
これらの情報を利用して課金や電子フォームの2重配
信、及び電子書類の2重提出の防止などの処理を行う。
なお、それらの詳細については後述する。
【0032】ユーザ認証サーバ14は、ユーザDB15
に記憶された情報を利用してエンドユーザに関する本人
認証を行うものである。ユーザDB15には、エンドユ
ーザ毎に、ユーザID、パスワード、ユーザ特定情報、
エンドユーザの電子署名の公開鍵などを記憶している。 [2]ユーザ登録処理 次に、エンドユーザが提出支援システム10を利用する
際の前提として行う登録処理について概説する。エンド
ユーザは、提出支援システム10の利用者として事前に
利用者登録を行う。その際、エンドユーザはA社の提出
支援システム10に接続してユーザ登録ページなどを開
き、氏名、住所、電子メールアドレス、その他のユーザ
の個人情報や、ユーザID、パスワードなどを入力、指
定する。これは、基本的にインターネットなどを介した
種々のサービスについての一般的な登録処理と同様であ
る。
【0033】また、エンドユーザは、本発明の認証処理
において使用されるユーザ特定情報を決定する。ユーザ
特定情報とは、A社の提出支援システム10とエンドユ
ーザの両者のみが知っている共通の情報であり、基本的
にユーザが任意に決定する。ユーザは、パスワードなど
と同様に好きな文字列や数列などをユーザ特定情報とし
て決定することができる。なお、ユーザ特定情報は、A
社とエンドユーザの両者でのみ知っている共通のデータ
として後述の認証処理において使用されるものであり、
その意味においては文字列や数列などに限らず種々の情
報やデータを使用することができる。
【0034】さらに、エンドユーザは、自分が使用する
予定の電子フォームの種類、性質などを考慮して、電子
フォーム使用料の支払い形態を決定する。
【0035】こうして、必要事項の入力、指定が完了す
ると、エンドユーザはその内容をユーザ登録情報として
フォーム処理サーバ11へ送信する。フォーム処理サー
バ11は、受信したユーザ登録情報をユーザ認証サーバ
14へ送る。ユーザ認証サーバ14は、ユーザDB15
内にユーザ登録情報を記憶する。次に、ユーザ認証サー
バ14は、そのユーザ専用の一組の秘密鍵と公開鍵を作
成する。これらの鍵は、提出支援システム10とそのエ
ンドユーザとの間で本人認証処理を行う際に使用される
専用の鍵である。そして、A社はユーザDB15に登録
したユーザ特定情報と、作成したそのユーザ専用の秘密
鍵と、電子フォームをエンドユーザに配信する際に添付
する電子署名に対応するA社の公開鍵と、をエンドユー
ザへ渡す。これは、それらのデータを記憶したICカー
ドなどの記憶媒体をユーザ宛に郵送することにより行わ
れる。ユーザ特定情報及びユーザの秘密鍵はそのユーザ
の本人認証において使用される非常に重要なデータであ
るので、相当なセキュリティレベルが確保されない限り
インターネットなどのオープンなネットワークを通じて
送信することは適当ではない。従って、セキュリティ面
の信頼性が相当な程度に改善されない限り、郵送又はエ
ンドユーザ本人への手渡しなどにより記憶媒体の形態で
ユーザに渡されることが望ましい。但し、セキュリティ
面の問題が解消され、安全に送信できる場合には、ネッ
トワーク1を介してこれらの情報をエンドユーザの端末
2へ送信することも可能である。こうして、ユーザの利
用者登録が完了する。
【0036】利用者登録が完了した状態で、ユーザI
D、パスワード、ユーザ特定情報などを含むユーザの個
人情報と、そのユーザ専用の公開鍵がユーザDB15に
記憶されており、ユーザは記憶媒体などの形態でA社か
ら受け取ったユーザ特定情報、ユーザの秘密鍵及びA社
の公開鍵を所持していることになる。 [3]フォーム配信処理 次に、フォーム配信処理について図2を参照して説明す
る。フォーム配信処理は、提出支援システム10がエン
ドユーザの要求した電子フォームをエンドユーザに送信
する処理である。なお、図2〜4のおいて、太線で示す
通信路は暗号化通信路である。
【0037】まず、エンドユーザは、端末2を操作して
接続ソフトウェア5を起動し、ネットワーク1を介して
提出支援システム10に接続する。そして、予め登録し
ておいたユーザID及びパスワードを使用して提出支援
システム10にログインする(ステップS2)。フォー
ム処理サーバ11は、エンドユーザが入力したユーザI
D及びパスワードをユーザ認証サーバ14へ送り、ユー
ザ認証を行わせる(ステップS4)。即ち、ユーザ認証
サーバ14は、フォーム処理サーバ11から受け取った
ユーザID及びパスワードがユーザDB15に登録され
ているか否かを判断し、その結果をフォーム処理サーバ
11へ送る。ユーザID及びパスワードが登録されてい
ない場合は、フォーム処理サーバ11はエラーメッセー
ジをエンドユーザの端末2へ送り、提出支援システム1
0を利用することができない旨を知らせる。一方、ユー
ザID及びパスワードが登録されている場合は、フォー
ム処理サーバ11はその旨をエンドユーザの端末2へ知
らせると共に、希望する電子フォームを指定するよう促
す。
【0038】次に、エンドユーザは必要な電子フォーム
を指定し、送信を要求する(ステップS6)。端末2
は、エンドユーザが指定した電子フォームのフォームI
Dをフォーム処理サーバ11へ送信する。フォーム処理
サーバ11は、指定されたフォームIDをフォーム情報
管理サーバ12へ送る。フォーム情報管理サーバ12
は、指定されたフォームIDに対応する電子フォームを
フォームDB13から取得する。その際、そのフォーム
IDに対応するフォーム利用履歴をチェックする。
【0039】フォーム利用履歴は、エンドユーザ毎、及
び電子フォーム毎に、その電子フォームの使用回数、使
用した日時などを記録したものであり、電子フォーム使
用料の課金に利用することができる。課金に関しては、
エンドユーザは前述の利用者登録時などにA社との間で
電子フォームの使用料の支払い方法を決定している。電
子フォーム使用料の支払い方法としては種々の形態が考
えられるが、例えば1回の使用毎に使用料を計算する方
法が採られていれば、フォーム情報管理サーバ12はそ
のエンドユーザのフォーム使用回数を1増加させる。電
子フォーム毎に使用料が異なる場合は、各エンドユーザ
に対して、電子フォーム毎にフォーム利用回数を管理す
ることになる。また、支払い方法が、例えば所定回数の
使用毎に所定の金額を予納するように定められているな
らば、予納金額と使用料とに基づいて、あと何回使用可
能であるかをフォーム利用回数として管理することもで
きる。一般的に、電子フォームの使用料の支払い方法と
しては、一定料金で無制限に使用を認めるような場合を
除き、使用回数との関連において使用料を決定する場合
が多い。よって、エンドユーザとの間で予め決定された
支払い方法に応じて種々の形態でフォーム利用回数を管
理し、フォーム使用料の課金に利用することができる。
【0040】また、フォーム利用履歴は、重複した処理
の防止に利用することもできる。提出書類の性質によっ
ては、例えば1年に一回提出すれば良いものとか、半期
に1度提出すべきものというように、提出回数などに一
定の制限がある場合がある。そのような場合、そのフォ
ームを利用した日時や回数を記憶しておくことにより、
既に対応する電子フォームをダウンロードした事実があ
る場合には、その旨をエンドユーザに知らせて不要な提
出処理を回避することもできる。
【0041】さて、こうしてフォーム情報管理が完了
し、エンドユーザが指定した電子フォームを取得する
と、フォーム処理サーバ11はその電子フォームに対し
てA社の電子署名を付与し、電子フォーム及びA社の電
子署名をエンドユーザの端末2へ送信する(ステップS
10)。A社の電子署名は、送信されるべき電子フォー
ムのデータをA社の秘密鍵により暗号化することにより
作成される。エンドユーザの端末2では、接続ソフトウ
ェア5により電子フォームが受信され、表示ソフトウェ
ア6により端末2に表示される。また、署名検証ソフト
ウェア7は、受信したA社の電子署名を、前述の利用者
登録時に予めエンドユーザに渡されていたA社の公開鍵
により復号化し、検証する(ステップS14)。なお、
本明細書において、「検証する」とは、電子署名を公開
鍵により復号化してハッシュ値を比較することによりデ
ータの正当性、原本性を確認することを意味するものと
する。署名検証ソフトウェア7は、検証が正しく行われ
たか否かをユーザに表示する。正しく検証が行われた場
合は、その電子フォームは正しいものであり、改竄やデ
ータの破損などが無いと判断できる。これに対し、検証
が正しく行われない場合は、電子フォームのデータに対
する改竄などがなされていることが考えられるので、エ
ンドユーザはその電子フォームを使用せず、再度電子フ
ォームの取得を行う。こうして、エンドユーザは正しい
電子フォームを取得することが可能となる。
【0042】署名検証ソフトウェア7は、A社の電子署
名の検証結果を、フォーム到達確認通知としてフォーム
処理サーバ11へ返信する。即ち、正しく検証が行われ
た場合は、その電子フォームが無事にエンドユーザへ到
達したことになるので、その旨をフォーム処理サーバ1
1へ知らせる。フォーム処理サーバ11は、フォームの
送信が完了した旨をフォーム情報管理サーバ12へ告知
し、フォーム情報管理サーバ12は送信が完了した旨、
その時刻などをフォーム利用履歴としてフォームDB1
3へ記録する。一方、検証が正しく行われなかった場合
は、端末2はその旨をフォーム処理サーバ11へ知らせ
る。フォーム処理サーバ11は、再度送信を行うとか、
送信ができない旨をエンドユーザに知らせてフォーム利
用履歴を修正し、その電子フォームの送信事実を削除す
るなど、所定のエラー処理を行う。こうして、フォーム
配信処理が終了する。
【0043】このように、本発明のフォーム配信処理に
よれば、A社の電子署名を付して電子フォームを送信す
ることにより、提出支援システム10から送信された電
子フォームが正しくエンドユーザに届いたか否かを確認
することができる。よって、エンドユーザは改竄やデー
タ破損した電子フォームを使用することを回避すること
ができる。また、フォーム情報管理サーバ12において
フォーム利用履歴を記録し、これにより電子フォーム使
用料の課金や重複した電子フォーム利用の防止などを行
うことができる。 [4]電子書類提出処理 次に、電子書類提出処理について図3及び図4を参照し
て説明する。これは、エンドユーザが作成した電子書類
をA社の提出支援システム10が提出先へ提出する処理
である。図3は電子書類提出処理の全体を概略的に示し
た図であり、図4はエンドユーザと提出支援システムと
の間の本人認証処理に注目した図である。なお、この処
理を行う前提として、エンドユーザは前述のフォーム配
信処理により必要な電子フォームを取得済みであるとす
る。
【0044】まず、エンドユーザは、電子フォームに必
要事項を入力し、電子書類を作成する(ステップS3
0)。次に、エンドユーザは予め所有しているユーザ特
定情報をユーザ秘密鍵で暗号化することにより電子署名
を作成する(ステップS32)。なお、この処理は、エ
ンドユーザの端末2内にインストールされた所定のソフ
トウェアにより行うことができる。また、エンドユーザ
は、A社から郵送などにより送られたICカードを所持
し、そのICカードを端末2に挿入して電子署名の作成
を行うように端末2を構成することができる。これによ
り、企業などにおいて共有の端末を使用する際に、自己
のユーザ特定情報やユーザ秘密鍵を他人に取得されるお
それが無くなる。
【0045】次に、エンドユーザは提出支援システム1
0に接続し、ユーザID及びパスワードを入力してログ
インし、作成した電子書類と電子署名をフォーム処理サ
ーバ11へ送信する(ステップS34)。フォーム処理
サーバ11はこれらを受信し、一時的に保存する。次
に、ログイン時に入力されたユーザIDをユーザ認証サ
ーバ14に送り、そのユーザIDに対応するユーザ公開
鍵とユーザ特定情報を取得する(ステップS36)。前
述のように、ユーザ特定情報とユーザ公開鍵はユーザI
Dと対応付けされた状態でユーザDB15に保管されて
いるので、ユーザ認証サーバ14はこれらをユーザDB
15から取得し、フォーム処理サーバ11へ送る。
【0046】フォーム処理サーバ11は、ユーザ公開鍵
を使用して、エンドユーザから受け取った電子署名を復
号化し検証する(ステップS38)。エンドユーザから
受け取った電子署名は、前述のようにエンドユーザの端
末2において、エンドユーザが所持するユーザ特定情報
をエンドユーザが所持するユーザ秘密鍵により暗号化し
たものである。よって、フォーム処理サーバ11がその
電子署名をユーザ公開鍵で復号化することにより、ユー
ザ特定情報が得られる。こうして得られたユーザ特定情
報が、ユーザDB15に記憶されていたユーザ特定情報
と一致すれば、その電子署名はエンドユーザ本人から送
られたものであることがわかる。逆に、第三者がエンド
ユーザになりすまして電子書類を提出しようとした場合
は、電子署名の検証を正しく行うことができないはずで
ある。こうして、エンドユーザの本人認証を行うことが
できる。
【0047】電子署名の検証が正しく行われると、フォ
ーム情報管理サーバ12はフォーム情報管理処理を行う
(ステップS40)。即ち、その電子書類のもとになる
電子フォームのIDなどに基づいて、電子書類提出履歴
などを記録する。具体的には、その電子フォームに対応
する電子書類についてそのエンドユーザから何時提出指
示を受け取ったか、などを記録する。
【0048】次に、フォーム処理サーバ11は、自ら
(フォーム処理サーバ)の秘密鍵を使用して電子書類を
暗号化して電子署名を作成する(ステップS42)。な
お、フォーム処理サーバの公開鍵は予め提出先へ預け、
保管されている。そして、フォーム処理サーバ11は、
この電子書類と電子署名を提出先の端末3へ送信する
(ステップS44)。提出先の端末3は、これらを受け
取り、電子署名をフォーム処理サーバの公開鍵で検証す
る(ステップS46)。具体的には、電子署名を秘密鍵
で復号化して得られた値と、受信した電子書類に対して
所定の演算を行って得られた値(通常はハッシュ値)と
を比較し、それらが一致すれば検証が正しく行われたと
する。検証が正しく行わない場合は、フォーム提出サー
バ11から提出先への送信中に電子書類に対する不正な
改竄やデータ破損などがあったと推測できるので、その
電子書類が適切でない旨を提出支援システム10に告知
するなどのエラー処理を行う。一方、検証が正しく行わ
れた場合は、その電子書類は提出支援システム10が送
信した通りの内容であるので、その書類の受付処理を行
う(ステップS48)。同時に、提出先の端末3は、提
出支援システム10のフォーム処理サーバ11へ受領通
知を行う(ステップS50)。フォーム処理サーバ11
は、受領通知を受け取ると、フォーム情報管理サーバ1
2を通じてフォームDB13中の提出履歴情報に提出完
了日時を記録すると共に、エンドユーザ2へ提出完了の
報告を行う。なお、提出先の端末3から提出者であるエ
ンドユーザの端末2へ直接受領通知を送信するように構
成することもできる。こうして、エンドユーザは提出先
へ電子書類を提出することができる。
【0049】以上のように、本発明の電子書類提出処理
によれば、提出支援システムが予めエンドユーザの秘密
鍵と公開鍵を作成し、秘密鍵をユーザ特定情報と共にユ
ーザに渡しておく。これにより、提出支援システム10
とエンドユーザは両者のみが知るユーザ特定情報と、相
互に対応する鍵を有することになる。そして、それらの
鍵を使用してユーザ特定情報を暗号化及び復号化するこ
とによりエンドユーザ本人を認証する。よって、従来の
ユーザID及びパスワードを使用する認証方法に比べて
高い信頼性をもって本人認証を行うことができる。ま
た、従来の認証局を利用した認証方法は、エンドユーザ
自身が予め秘密鍵と公開鍵の対を作成し、公開鍵を認証
局に登録するという手続が必要であったが、本発明の認
証方法によればエンドユーザはユーザ特定情報を指定す
るだけであり、鍵の作成などは提出支援システムが行
い、作成された秘密鍵がエンドユーザに提供される。よ
って、ユーザは煩雑な処理を行う必要なく、高い信頼性
の本人認証を行うことができる。
【0050】なお、上述のステップS32においては、
ユーザの秘密鍵によりユーザ特定情報を暗号化して電子
署名を作成したが、その代わりに、ユーザが作成した電
子書類を利用して電子署名を作成することもできる。即
ち、ユーザが作成した電子書類に基づいてユーザの秘密
鍵で電子署名を作成する際に、電子署名のどの部分のデ
ータを利用して電子署名を作成したかという情報(以
下、「署名対象部分情報」と呼ぶ。)が電子署名に含め
られる。そして、ユーザの端末は電子書類と電子署名と
をフォーム処理サーバ11へ送信する。フォーム処理サ
ーバ11は、電子書類と電子署名とを受け取り、電子署
名に含まれる署名対象部分情報を参照して、受信した電
子書類の署名対象部分についてのハッシュ値を計算す
る。次にフォーム処理サーバ11は、受信した電子署名
をユーザ公開鍵で復号化してハッシュ値を取得し、前述
の計算により得られたハッシュ値と比較する。両者が一
致すれば、正しいエンドユーザからの電子書類であるこ
とがわかる。
【0051】また、ユーザ端末は、同様の方法により電
子書類とユーザ特定情報を含むデータ全体に対して署名
対象部分を定めて電子署名を作成し、フォーム処理サー
バ11へ送信することもできる。
【0052】また、上記の実施形態では、フォーム処理
サーバ11、フォーム情報管理サーバ12及びユーザ認
証サーバ14が全てA社に帰属している例を挙げたが、
例えば、ユーザ認証サーバ14のみが別会社により運営
される場合も同様に本発明の適用が可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンドユーザは簡単な処理を行うことにより、高い信頼
性の本人認証を受けることができる。よって、悪意の改
竄やデータ破損などに起因する誤った電子書類の提出を
防止することができる。また、提出支援システム側で、
電子フォームの利用履歴や電子書類の提出履歴を記録し
ているので、重複した提出などを防止することができ
る。これらにより、インターネットなどのネットワーク
を利用して、簡単な手続により安全、確実に電子書類の
申請、提出などを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による提出支援システムの概略構成を示
す。
【図2】電子フォーム配信処理を示す。
【図3】電子書類提出処理の全体を示す。
【図4】図3に示す電子書類提出処理のうち、エンドユ
ーザの本人認証に関連する部分を示す。
【符号の説明】
1…ネットワーク 2、3…端末 10…提出支援システム 11…フォーム処理サーバ 12…フォーム情報管理サーバ 13…フォームDB 14…ユーザ認証サーバ 15…ユーザDB
フロントページの続き (72)発明者 岩本 圭司 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 長島 健一 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB00 CC05 DD01 FF01 FF07 GG02 GG10 5J104 AA07 AA09 KA01 KA05 LA03 LA04 LA06 NA02 PA07 PA11 PA13

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してユーザの端末と接
    続された電子フォーム配信システムにおいて、 複数の電子フォームを蓄積したフォームデータベース
    と、 ユーザが要求した電子フォームを前記フォームデータベ
    ースから取得する取得手段と、 取得した電子フォームに対する電子署名を作成し、電子
    フォームと共にユーザの端末へ送信する送信手段と、 ユーザの端末において行われた前記電子署名の検証結果
    を受信することにより電子フォームの到達を確認する確
    認手段と、を備える電子フォーム配信システム。
  2. 【請求項2】 ユーザ毎に電子フォームの利用履歴を記
    憶する利用履歴記憶手段と、 前記確認手段により電子フォームの到達が確認された時
    に前記電子フォームの利用履歴を更新する履歴更新手段
    と、を備える請求項1に記載の電子フォーム配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記利用履歴は電子フォームの利用回数
    を含み、前記利用回数に応じてユーザに対する電子フォ
    ーム利用料を決定する課金手段を備える請求項2に記載
    の電子フォーム配信システム。
  4. 【請求項4】 前記利用履歴は電子フォームの利用回数
    を含み、前記送信手段は、ユーザから電子フォームの要
    求があった時に前記利用回数を参照し、前記利用回数が
    予め決定された所定回数を超えた場合には前記電子フォ
    ームの送信を中止する手段を備える請求項2に記載の電
    子フォーム配信システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して電子フォーム配信
    システムに接続された端末装置において、 前記電子フォーム配信システムに対して、必要な電子フ
    ォームの送信要求を行う要求手段と、 前記電子フォーム配信システムから、電子フォーム及び
    電子署名を受け取り、電子署名を復号化して検証する検
    証手段と、 検証手段の検証結果に応じて、電子フォームの到達確認
    通知を前記電子フォーム配信システムに送信する到達確
    認手段と、を備える端末装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介してユーザの端末と接
    続された認証システムにおいて、 ユーザに対して設定されたユーザ特定情報、及び当該ユ
    ーザに対して作成したユーザ公開鍵を記憶する記憶手段
    と、 前記ユーザ公開鍵に対応するユーザ秘密鍵によって前記
    ユーザ特定情報を暗号化することにより作成されたユー
    ザの電子署名をユーザの端末から受信する受信手段と、 前記ユーザの電子署名をユーザ公開鍵によって復号化し
    てユーザ特定情報を取得し、取得したユーザ特定情報を
    前記記憶手段に記憶されているユーザ特定情報と比較す
    ることにより前記電子署名を送信したユーザの本人認証
    を行う認証手段と、を備える認証システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介してユーザの端末及び
    提出先の端末に接続された電子書類提出システムにおい
    て、 ユーザに対して設定されたユーザ特定情報、及び当該ユ
    ーザに対して作成したユーザ公開鍵を記憶する記憶手段
    と、 電子書類と、前記ユーザ公開鍵に対応するユーザ秘密鍵
    によって前記ユーザ特定情報を暗号化することにより作
    成されたユーザの電子署名と、をユーザの端末から受信
    する受信手段と、 前記ユーザの電子署名をユーザ公開鍵によって復号化し
    てユーザ特定情報を取得し、取得したユーザ特定情報を
    前記記憶手段に記憶されているユーザ特定情報と比較す
    ることにより前記電子署名を送信したユーザの本人認証
    を行う認証手段と、 前記認証手段により認証が成功した場合に、前記電子書
    類を提出先の端末に送信する提出手段と、を備える電子
    書類提出システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介してユーザの端末及び
    提出先の端末に接続された電子書類提出システムにおい
    て、 複数の電子フォーム、ユーザに対して設定されたユーザ
    特定情報、及び当該ユーザに対して作成したユーザ公開
    鍵を記憶する記憶手段と、 電子書類と、前記ユーザ公開鍵に対応するユーザ秘密鍵
    によって前記電子書類を暗号化することにより作成され
    たユーザの電子署名と、をユーザの端末から受信する受
    信手段と、 前記ユーザの電子署名をユーザ公開鍵によって検証する
    ことにより前記電子署名を送信したユーザの本人認証を
    行う認証手段と、 前記認証手段により認証が成功した場合に、前記電子書
    類を提出先の端末に送信する提出手段と、を備える電子
    書類提出システム。
  9. 【請求項9】 前記提出手段は、前記電子書類提出シス
    テムの秘密鍵を使用して前記電子書類を暗号化すること
    により提出用電子署名を作成し、前記電子書類とともに
    前記提出先の端末へ送信する請求項7又は8に記載の電
    子書類提出システム。
  10. 【請求項10】 前記提出先の端末において前記提出用
    電子署名の検証が正しく行われた場合に送信される受領
    通知を前記提出先の端末から受信する手段と、 前記受領通知を受信した場合に、前記電子書類の提出完
    了通知をユーザの端末へ送信する手段と、を備える請求
    項9に記載の電子書類提出システム。
  11. 【請求項11】 前記提出先の端末において前記提出用
    電子署名の検証が正しく行われた場合に送信される受領
    通知を前記提出先の端末から受信する手段と、 前記受領通知を受信した場合に、前記電子書類の提出完
    了に関する情報を提出履歴情報として記録する提出履歴
    記憶手段と、を備える請求項9に記載の電子書類提出シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記提出履歴情報に基づいて、ユーザ
    に対して課金すべき手数料を決定する手段を備える請求
    項11に記載の電子書類提出システム。
  13. 【請求項13】 前記提出履歴情報は前記電子書類の提
    出回数を含み、前記提出手段は、前記電子書類の提出回
    数が所定の回数を超える場合に、前記電子書類の提出を
    中止する請求項11に記載の電子書類提出システム。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介してユーザの端末、
    提出先の端末、及びユーザに対して設定されたユーザ特
    定情報、及び当該ユーザに対して作成したユーザ公開鍵
    を記憶したユーザ認証サーバに接続された電子書類提出
    システムにおいて、 前記ユーザ公開鍵に対応するユーザ秘密鍵によって前記
    ユーザ特定情報を暗号化することにより作成されたユー
    ザの電子署名と、電子書類と、をユーザの端末から受信
    する受信手段と、 前記ユーザの電子署名をユーザ公開鍵によって復号化し
    てユーザ特定情報を取得し、取得したユーザ特定情報を
    前記ユーザ認証サーバから取得したユーザ特定情報と比
    較することにより前記電子署名を送信したユーザの本人
    認証を行う認証手段と、 前記認証手段により認証が成功した場合に、前記電子書
    類を提出先の端末に送信する提出手段と、を備える電子
    書類提出システム。
JP2000315680A 2000-10-16 2000-10-16 電子フォーム配信システム及び電子書類提出システム Pending JP2002123789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000315680A JP2002123789A (ja) 2000-10-16 2000-10-16 電子フォーム配信システム及び電子書類提出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000315680A JP2002123789A (ja) 2000-10-16 2000-10-16 電子フォーム配信システム及び電子書類提出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002123789A true JP2002123789A (ja) 2002-04-26

Family

ID=18794742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000315680A Pending JP2002123789A (ja) 2000-10-16 2000-10-16 電子フォーム配信システム及び電子書類提出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002123789A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003304243A (ja) * 2002-04-12 2003-10-24 Mitsubishi Electric Information Systems Corp 電子署名システム
JP2004206323A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Shinnippo:Kk 書類作成システム
JP2005203819A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Hitachi Ltd 電子署名検証システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003304243A (ja) * 2002-04-12 2003-10-24 Mitsubishi Electric Information Systems Corp 電子署名システム
JP2004206323A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Shinnippo:Kk 書類作成システム
JP2005203819A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Hitachi Ltd 電子署名検証システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11516016B2 (en) Method and system for signing and authenticating electronic documents via a signature authority which may act in concert with software controlled by the signer
US6367013B1 (en) System and method for electronic transmission, storage, and retrieval of authenticated electronic original documents
US7162635B2 (en) System and method for electronic transmission, storage, and retrieval of authenticated electronic original documents
US6105012A (en) Security system and method for financial institution server and client web browser
US7676433B1 (en) Secure, confidential authentication with private data
US6789193B1 (en) Method and system for authenticating a network user
US7254705B2 (en) Service providing system in which services are provided from service provider apparatus to service user apparatus via network
US7237114B1 (en) Method and system for signing and authenticating electronic documents
JP4503794B2 (ja) コンテンツ提供方法及び装置
US6934838B1 (en) Method and apparatus for a service provider to provide secure services to a user
US20020004800A1 (en) Electronic notary method and system
US20050114666A1 (en) Blocked tree authorization and status systems
US20020131601A1 (en) Cryptographic key management method
US20090187980A1 (en) Method of authenticating, authorizing, encrypting and decrypting via mobile service
CN101461209A (zh) 安全的数据传输的装置与方法
US20080235175A1 (en) Secure Document Management System
CN110189184B (zh) 一种电子发票存储方法和装置
US20080235236A1 (en) Secure Document Management System
JP2001147984A (ja) 電子投票方式、及び方法
US20080235394A1 (en) Secure Document Management System
JP2005284327A (ja) 領収書発行システム
JP2002123789A (ja) 電子フォーム配信システム及び電子書類提出システム
JP2003066836A (ja) 電子署名方法
US20080235780A1 (en) Secure Document Management System
JP2002082611A (ja) 取引情報の保全方法及び取引情報の保管元コンピュータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070724

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071120