JP2002117026A - 確率的入力方法によって生成された候補リストからフィルタリングおよび選択を行うための方法およびシステム - Google Patents

確率的入力方法によって生成された候補リストからフィルタリングおよび選択を行うための方法およびシステム

Info

Publication number
JP2002117026A
JP2002117026A JP2001191620A JP2001191620A JP2002117026A JP 2002117026 A JP2002117026 A JP 2002117026A JP 2001191620 A JP2001191620 A JP 2001191620A JP 2001191620 A JP2001191620 A JP 2001191620A JP 2002117026 A JP2002117026 A JP 2002117026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
text
list
erroneous
alternatives
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001191620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002117026A5 (ja
Inventor
Puratorii Chris
プラトリー クリス
Rainer Jeff
レイナー ジェフ
Chiaki Tanaka
千晶 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Microsoft Corp
Original Assignee
Microsoft Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Microsoft Corp filed Critical Microsoft Corp
Publication of JP2002117026A publication Critical patent/JP2002117026A/ja
Publication of JP2002117026A5 publication Critical patent/JP2002117026A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/22Procedures used during a speech recognition process, e.g. man-machine dialogue
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/232Orthographic correction, e.g. spell checking or vowelisation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/274Converting codes to words; Guess-ahead of partial word inputs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確率的入力ソースから入力されたテキスト修
正のためのコンピュータ実施方法とシステムの提供。 【解決手段】 確率的入力ソース等が誤入力で変換した
場合、ワードやフレーズなどのテキスト構成要素が誤り
と識別された後、作成中の文書内に直接ポップアップす
るユーザI/Fを介し誤ったテキスト構成要素に対する
代替物リストがユーザに提供される。ユーザが文書に直
接タイプ入力することで、または音声認識装置の場合は
スペリングを発声することで誤ったテキスト構成要素の
編集を開始する。開始すると代替物リストがフィルタさ
れ、ユーザの編集にマッチ可能な代替物だけが提供され
る。編集中、ユーザがキャラクタや文字を追加入力する
毎に更にフィルタされる。ユーザ編集に対し示唆される
完成がその示唆を文書内に直接表示することで提供され
得る。示唆やヒントを受容れる場合、誤ったテキストに
代わり文書内にその示唆が入力されI/Fは閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、コンピ
ュータにテキストを入力するための方法およびシステム
に関し、より詳細には、音声口述および英字言語の手書
きなど、確率的入力方法およびシステムから入力された
テキストを修正することに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータユーザは、従来、テキスト
をワードプロセッサに、キーボードおよびマウスを介し
て入力してきた。しかし、近年、ワードプロセッサは、
ユーザが、テキストをそれに音声や手書きなどの他の入
力手段を介して入力できるようにすることによって、よ
り高性能になってきた。コンピュータは、常に完全な正
確さで、そうした入力を解釈できるわけではないが、そ
の入力に対するテキスト代替物のリストを作成すること
ができる。さらに、コンピュータは、しばしば、各代替
物に、その代替物がユーザの意図したものである確率を
割り当てる。そうした確率的結果をもたらす入力は「確
率的入力」と呼ばれ、他方、タイプされたテキストなど
の、正確に決定することが可能な入力は「非確率的入
力」と呼ばれる。
【0003】通常、確率的入力からワードプロセッサ内
に生成されるテキストは、ユーザが、その確率的入力を
作成したとき、そのユーザによって意図されたテキスト
を生成するためには、そのユーザによって相当に編集さ
れなければならない。この編集処理は、確率的データか
ら作成されたテキストをユーザが選択して、テキスト選
択に関する代替物を要求できるようにすることによって
単純化されている。確率的入力方法は、一般的に、所与
の入力に関するその初期の推測以外の代替物を提供する
ことができる。これに応答して、コンピュータは、グラ
フィカルユーザインターフェースを介してテキスト選択
に関する代替物をユーザに提供することができる。ユー
ザが、その代替物のうちの1つを選択した場合、コンピ
ュータは、そのテキスト選択を選択された代替物で置き
換える。例えば、口述システムのユーザが、「teac
h」というワードを口述した場合、システムは、このワ
ードを「beach」として認識する可能性がある。た
だし、ユーザ始動の処理を介して、その音声認識システ
ムは、ユーザの口述に対する他の代替物、望ましくは、
ユーザが実際に口述したワード、すなわち「teac
h」を含むものを表示することができる。
【0004】そうしたシステムの問題は、確率的入力方
法が、しばしば、あまりにも多くの追加の候補を発生し
て、ユーザが、そのすべてを読み通す気になる可能性が
少ないことである。この結果、そのリストがユーザによ
って望まれるワードを含むかどうかをより容易に判定す
るために、そのリストをユーザがフィルタリングできる
ことが重要である。スペルチェックプログラムにしばし
ば関連付けられるものなどの従来システムは、ユーザが
グラフィカルユーザインターフェースに入力して候補リ
スト全体をスクロールすることにより、代替ワードの候
補リストをブラウズできるようにする。ユーザは、所望
のワードをリスト上に見つけた場合、その所望のワード
を選択して、次に、ユーザインターフェースを閉じるこ
とができる。
【0005】いくつかのシステムは、そのワードがリス
ト上に存在するかどうか、またそのワードが自己のシス
テムに利用可能なワードの辞書内にあるかどうかを判定
するため、ユーザがそこで自分が望んだワードを含む文
字をタイプすることができるサーチ機能を、ユーザイン
ターフェースを介してユーザに提供する。ただし、ユー
ザはしばしば、自分の探しているワードが代替リスト上
に存在しない場合には自分のタイプ入力が失われること
になる場合、ユーザインターフェースにタイプ入力する
投資を行う気にならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、当分野で
は、ユーザが所望のワードのサーチでリスト全体を読む
のではなく、文書に直接にタイプ入力することによっ
て、代替置換ワードの候補リストをフィルタリングする
ことができるようにするための方法およびシステムの必
要性が存在する。
【0007】また、所望のワードがリスト上に存在しな
いと判定した後、ユーザインターフェースを閉じて、そ
のワードを文書に再タイプ入力または口述入力すること
をユーザに要求するのではなく、マッチするワードが候
補リスト上に見つからなかった場合、そのリストをフィ
ルタリングするのにユーザがタイプまたは口述したテキ
ストを保持することをユーザができるようにするための
方法とシステムの必要性も存在する。
【0008】候補リストをフィルタリングするため、ユ
ーザがタイプした文字にマッチするリスト上の最適候補
に関して、ユーザにヒント(a tip)を提供するための
必要性がさらに存在する。
【0009】ユーザが、候補リストからワードを選択す
るか、または候補リスト上の最適ワードに関するヒント
を受け容れて、ユーザがテキストを文書に入力し続ける
のに、まず、ユーザインターフェースを閉じることをユ
ーザに要求することなしに、ユーザが自分の編集してい
る文書にそのワードを直接に挿入させることを可能にす
るための方法およびシステムの必要性が、当分野で、さ
らに存在する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、確率的入力ソ
ースから入力されたテキストを修正するための方法およ
びシステムの前記必要性を満たす。例えば、確率的入力
ソースが入力を誤って変換した場合に、ワードまたはフ
レーズなどのテキスト構成要素が誤りであると識別され
た後、誤ったテキスト構成要素に対する代替物のリスト
が、準備されている文書内に直接にポップアップするユ
ーザインターフェースを介してユーザに提供される。ユ
ーザは、その文書に直接にタイプ入力することにより、
または音声認識装置の場合、声に出してスペリングを言
うことによって誤ったテキスト構成要素の編集を開始す
る。ユーザが編集を開始すると、代替物のリストがフィ
ルタリングされて、ユーザの編集にマッチする可能性の
ある代替物だけが提供される。編集中、ユーザによって
各追加のキャラクタまたは文字が入力されるごとに、リ
ストは、さらにフィルタリングされる。ユーザの編集に
対する示唆される完成が、その示唆を文書内に直接に表
示することによってユーザに提供され得る。ユーザがそ
の示唆またはヒントを受け容れる場合、その示唆が文書
内に誤ったテキストの代わりに入力されて、ユーザイン
ターフェースが閉じられる。リストのフィルタリング中
に、受け容れ可能なワードまたはフレーズが表示されな
い場合、編集中のユーザによる文字入力が誤ったテキス
トに対する置換として受け容れられて、ユーザインター
フェースが閉じる。したがって、ユーザによって入力さ
れた編集テキストは、そのユーザによって所望されたワ
ードまたはフレーズが代替物のリスト上に存在しない場
合に失われない。
【0011】より詳細に述べれば、本発明は、テキスト
文書に入力されたテキストを修正するための方法および
システムを提供する。テキスト文書に入力されたテキス
ト選択が受け取られ、このテキスト選択は、1つまたは
複数のテキスト構成要素を含む。誤ったテキスト構成要
素がそのテキスト構成要素から識別されて、その誤った
テキスト構成要素が編集のために選択される。誤ったテ
キスト構成要素に対する代替物のリストを表示するコマ
ンドを受け取った後、代替物のリストがテキスト文書内
に直接に開かれるユーザインターフェースを介して表示
される。この方法のユーザは、誤ったテキスト構成要素
内で直接にその誤ったテキスト構成要素を編集し始め、
この編集は、その誤ったテキスト構成要素への所望の代
替物の部分入力を含む。
【0012】好ましくは、テキスト文書に入力されるテ
キスト選択を受け取るステップは、音声認識装置または
手書き認識装置などの確率的入力ソースから、テキスト
選択を受け取ることを含む。誤ったテキスト構成要素に
対する編集を受け取るステップは、好ましくは、選択す
る代替物の最初の文字をテキスト文書内に、その誤った
テキスト構成要素の位置で直接にタイプ入力することを
含む。誤ったテキスト構成要素に対する編集を受け取る
ステップは、音声認識装置を介して、選択する代替物の
最初の文字を直接にテキスト文書内に、その誤ったテキ
スト構成要素の位置で声に出してスペリングすることを
含み得る。別法では、誤ったテキスト構成要素に対する
編集を受け取るステップは、手書き認識装置を介して、
選択する代替物の最初の文字を直接にテキスト文書内
に、その誤ったテキスト構成要素の位置で手書きするこ
とを含む。手話または他の物理的ジェスチャを認識する
ための視覚ベースの入力装置など、他の入力方法を利用
することが可能である。また、キーボード入力などの、
非確率的入力方法も使用することができる。
【0013】部分入力に関連しない代替物を除去する編
集に応答して、代替物のリストがフィルタリングされ
る。代替物のリストのフィルタリングに応答して、代替
物の改訂リストが表示され、これは、部分入力に関連す
る代替物を含む。この改訂リストからの誤ったテキスト
構成要素に対する代替物が選択され、誤ったテキスト構
成要素がテキスト文書内で直接に、その選択された代替
物によって置き換えられる。誤ったテキストの置換の
後、ユーザインターフェースが閉じられる。
【0014】代替物のリストをフィルタリングすること
に応答して、誤ったテキスト構成要素に対する受け容れ
可能な代替物が何も識別されない場合、ユーザによる追
加の編集を実行して、その追加の編集に応答する、代替
物のリストのさらなるフィルタリングを行うことができ
る。追加の編集に応答する代替物のリストのさらなるフ
ィルタリングに応答して、誤ったテキスト構成要素に対
する受け容れ可能な代替物が何も識別されない場合、そ
の誤ったテキスト構成要素は、編集および追加の編集か
ら成る入力で置換される。
【0015】編集処理中、マッチング完成された代替テ
キスト構成要素は、部分入力に関連する代替物を含んだ
代替物の改訂リスト内で識別され得る。マッチング完成
された代替テキスト構成要素が識別された場合、それ
は、部分入力に対する示唆される完成として、テキスト
文書内で直接に表示され得る。その示唆される完成がユ
ーザに受け容れ可能である場合、その示唆される完成に
関連して受け容れコマンドが発行される。受け容れコマ
ンドに応答して、誤ったテキスト構成要素がテキスト文
書内で直接にマッチング完成された代替テキスト構成要
素で置き換えられて、ユーザインターフェースが閉じら
れる。
【0016】本発明の様々な態様は、開示する実施形態
の下記の詳細な説明の検討ならびに添付の図面および請
求項への参照によって、より明確に理解し、評価するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の例としての実施形態によ
れば、従来のワードプロセッサまたはデータ入力コンピ
ュータプログラムを使用するテキスト入力およびデータ
入力が、これらのプログラムのユーザによって編集され
得る。ユーザは、確率的入力方法またはシステムを使用
して、テキストまたはデータを入力し、ワードまたはデ
ータが、そのプログラムによって間違って表示されたと
判定した後、そのワードまたはデータを選択して、次
に、修正ボタン、または機能キー、またはそれに類する
ものを選択する。本発明の実施形態は、タイプ入力など
の非確率的入力方法からの入力を修正するのにも、同様
にうまく使用できることを理解されたい。修正機能を選
択すると、ユーザインターフェースが編集される文書内
に直接に開いて、ユーザに候補代替ワードまたはデータ
のリストを提示し、そこから、ユーザは修正されたワー
ドまたはデータを選択することができる。
【0018】ユーザインターフェースに入力して、ワー
ドまたはデータの候補リスト全体をブラウズする代わり
に、ユーザは、カーソルを間違ったワードまたはデータ
にカーソルを配置して、正しいワードまたはデータを含
んだ文字またはキャラクタをタイプ、または音声口述装
置の場合、スペルアウトを開始する。前述の通り、入力
の他の方法は、手書き入力のための手書き方法、および
手話または他のジェスチャを認識するための視覚ベース
の方法を含み得る。ユーザが文字を入力し始めると、候
補ワードまたはデータのリストがユーザインターフェー
ス内で動的にフィルタリングされて、ユーザによって入
力されている文字にマッチし得る候補をユーザに提示す
る。ユーザは、正しいワードまたはデータを候補リスト
上で識別するとすぐに、そのワードまたはデータを選択
することができ、そのワードまたはデータは文書に直接
に挿入されて、ユーザインターフェースが閉じる。
【0019】次に、ユーザは、引き続きワードまたはデ
ータの入力を続けることができる。ユーザは、所望のワ
ードまたはデータのすべての文字をタイプまたは口述
し、かつ正しいワードまたはデータが開いたユーザイン
ターフェース内の候補リスト上で決して見つからない場
合、ユーザによって入力されているワードまたはデータ
が受け容れられ、ユーザインターフェースは、ユーザに
よる操作なしに閉じる。本発明の好ましい実施形態によ
れば、ユーザは、自己完結ヒント機能により、編集処理
で助けられる。つまり、ユーザが文字を直接に文書内に
入力して、間違ったワードまたはデータを修正し、候補
リストをフィルタリングし始めると、自己完結ヒント機
能が、編集されている文書内で直接に、ユーザによって
所望されるワードまたはデータに対してマッチすると示
唆されるワードまたはデータをユーザに提示することに
なる。自己完結ヒント機能によって示唆されるワードま
たはデータがユーザによって所望されるワードまたはデ
ータである場合、ユーザは、その自己完結ヒントを受け
容れることができ、そのワードまたはデータが文書に入
力されて、ユーザインターフェースが閉じる。有利に
は、本発明は、ユーザが、開いたユーザインターフェー
ス内にカーソルを物理的に置いて、所望の正しいワード
またはデータを探してブラウズする必要なしに、間違っ
て入力されたワードまたはデータを直接に文書内に編集
し始めるのを可能にする。
【0020】本発明は、通常、複数の入力ソースから入
力を受け取ることのできるワードプロセッサ内で実現さ
れ、その入力のそれぞれは、非確率的入力ソースまたは
確率的入力ソースであり得る。テキストのキーボード/
マウス入力は、非確率的入力である入力ソースの例であ
り、これは、コンピュータがユーザの意図したテキスト
を完全な正確さで判定できることを意味する。他方、確
率的入力ソースは、入力を確率的結果に変換するもので
ある。確率的結果は、複数の代替物を有するものであ
り、そのそれぞれが100%より少ない正しい代替物で
ある確率を有している。確率的入力ソースの一例は、音
声認識装置であり、これは音声入力をテキスト代替物の
リストに変換する。というのは、コンピュータは、常に
完全な正確さで音声を解釈できるわけではないからであ
る。確率的入力ソースの他の例は、手書き認識装置およ
び入力メソッドエディタ(IME)である。
【0021】確率的入力コンバイナと呼ばれるプログラ
ムモジュールは、通常、確率的入力方法によって入力さ
れるテキスト選択に対する代替物を生成することを担
う。確率的入力コンバイナは、テキスト選択を1つだけ
の確率的入力ソースに由来するより小さなテキスト構成
要素に構文解析することによって、これを行う。各確率
的テキスト構成要素ごとに、確率的入力コンバイナは、
次に、そのテキスト構成要素に対する代替物を代表する
確率的モデルを検索(retrieve)する。次に、確率的入
力コンバイナは、検索した確率的モデルを他の構成要素
と組み合わせて、テキスト選択全体に対する代替物のリ
ストを生成することができる。
【0022】確率的入力コンバイナは、ワードプロセッ
サアプリケーションの一部であり得る。別法では、確率
入力コンバイナは、オペレーティングシステムの一部で
ある別個のユーティリティであり得る。また、コンバイ
ナは、ワードプロセッサとインターフェースを取る別個
のプログラムであるが、オペレーティングシステムの一
部ではないことも可能である。
【0023】しばしば、確率的入力ソースは、複数のワ
ードにわたる誤りを生む。修正処理中、ユーザは、その
誤りの範囲全体に気付かない可能性がある。例えば、ユ
ーザがワード「recognize」を口述した場合、
音声認識エンジンは、その音声入力の最も可能性のある
解釈は「wreck a nice」であると結論する
可能性がある。編集中、ユーザは、ワード「wrec
k」を見て、そのワードに対する代替物のみを要求する
可能性がある。というのは、ユーザは、後続のワードも
また間違っている(すなわち、「a nice」)こと
に気付かないからである。
【0024】ユーザが関連する誤りのために間違ってい
る隣接ワードを含まないテキスト選択をし、ワードプロ
セッサが代替物リストを生成するのにユーザのテキスト
選択だけを使用する場合、そのテキスト選択に対して提
供される代替物のいずれも、入力時にユーザが意図した
テキストではない可能性がある。同様に、テキスト選択
を代替物リストからユーザによって選択された代替物で
置き換えることは、間違った隣接ワードをテキスト内に
残すことになる。
【0025】これらの欠点を除去するために、確率的入
力コンバイナは、テキスト選択を修正範囲モデルに提出
することができ、これが、修正の範囲を広げるべきかを
判定する。「recognize」の例では、修正のた
めに適切なテキスト単位は「wreck a nic
e」であることになる。この判定をするために、修正範
囲モデルは、自然言語モデル内、ありそうな誤りのモデ
ル内、およびワードプロセッサ内でテキストを生成する
のに使用する入力方法に結び付いたモデル内に含まれる
情報を利用することができる。入力方法に関連するモデ
ルは、音声認識に対する音響モデル、手書き入力に対す
る手書きモデル、手話または他のジェスチャの認識に対
する視覚ベースのモデルを含み得る。
【0026】修正範囲モデルは、修正の範囲が調整され
なければならないと判定した場合、確率的入力コンバイ
ナは、それに対して既に説明した方式で代替物を生成し
なければならない1つまたは複数のより大きなテキスト
単位を識別する。修正範囲モデルは、これらのテキスト
単位のリストを処理のために、確率的入力コンバイナに
送る。
【0027】確率的入力方法の働きおよび確率的入力ソ
ースに由来するテキストに対する代替物の提供は、下記
にさらに詳細に説明しており、また、本発明と同一の譲
渡人に譲渡された、1999年10月5日出願の米国特
許出願第09/412822号に記載され、この出願
は、参照によって本明細書に組み込まれる。
【0028】次に、同一番号が、いくつかの図にわたっ
て同一要素を指している図を参照して、本発明の態様を
説明する。
【0029】例としての動作環境 図1および下記の議論は、本発明の実施形態のために適
切なコンピュータ環境100の簡単かつ一般的な説明を
提供することを意図している。例としての動作環境10
0は、従来のパーソナルコンピュータシステム120を
含み、これは、処理装置121と、システムメモリ12
2と、システムメモリ122と処理装置121に結合す
るシステムバス123とを含んでいる。システムメモリ
122は、読取り専用メモリ(ROM)124およびラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)125を含む。基本入
力/出力システム126(BIOS)は、始動中など
に、パーソナルコンピュータシステム120内の要素間
で情報を転送するのを助ける基本ルーチンを含んでお
り、ROM124内に記憶されている。
【0030】パーソナルコンピュータシステム120
は、ハードディスクドライブ127と、例えば、取外し
可能磁気ディスク129から読み取る、またはそこに書
き込むための磁気ディスクドライブ128と、例えば、
CD−ROMディスク131を読み取るため、または他
の光媒体から読み取る、またはそこに書き込むための光
ディスクドライブ130をさらに含む。ハードディスク
ドライブ127、磁気ディスクドライブ128、光ディ
スクドライブ130は、それぞれ、ハードディスクドラ
イブインターフェース132、磁気ディスクドライブイ
ンターフェース133、および光ディスクドライブ13
4によって、システムバス123に接続されている。こ
れらのドライブおよびその関連するコンピュータが読み
取り可能な媒体は、パーソナルコンピュータシステム1
20のための不揮発性ストーレッジを提供する。前述の
コンピュータが読み取り可能な媒体の説明は、ハードデ
ィスク、取外し可能磁気ディスク、およびCD−ROM
ディスクに言及するが、磁気カセット、フラッシュメモ
リカード、デジタルビデオディスク、ベルヌーイカート
リッジなどの、コンピュータシステムによって読取り可
能な他のタイプの媒体も例としての動作環境で使用し得
ることが当業者によって理解されよう。
【0031】ユーザは、コマンドおよび情報をパーソナ
ルコンピュータ120に、従来の入力装置を介して入力
することができ、これには、キーボード140およびマ
ウス142などのポインティングデバイスが含まれる。
マイクロホン161は、音声などのオーディオ入力をコ
ンピュータシステム120に入力するのに使用すること
ができる。ユーザは、スタイラスを使用して書込みタブ
レット162上にグラフィカル情報をドローすることに
よって、図面または手書きなどのグラフィカル情報をコ
ンピュータシステムに入力することができる。コンピュ
ータシステム120は、ジョイスティック、ゲームパッ
ド、衛星放送受信アンテナ(satellitedish)、スキャ
ナ、タッチスクリーン/スタイラス、または同様のもの
などの、追加の入力装置(図示せず)を含み得る。マイ
クロホン161は、システムバスに結合されたオーディ
オアダプタ160を介して、処理装置121に接続する
ことが可能である。他の入力装置は、しばしば、システ
ムバスに結合されたシリアルポートインターフェース1
46を介して処理装置121に接続されているが、ゲー
ムポートまたは汎用シリアルバス(USB)など、他の
インターフェースによって接続することも可能である。
【0032】モニタ147または他のタイプの表示装置
もまた、システムバス123に、ビデオアダプタ148
などのインターフェースを介して接続されている。モニ
タに加えて、パーソナルコンピュータシステムは、通
常、スピーカまたはプリンタなどの他の周辺出力装置
(図示せず)を含む。
【0033】パーソナルコンピュータシステム120
は、遠隔コンピュータシステム149などの、1つまた
は複数の遠隔コンピュータシステムに対する論理接続を
使用して、ネットワーク化された環境内で動作すること
ができる。遠隔コンピュータシステム149は、サー
バ、ルータ、ピア装置、または他の共通ネットワークノ
ードとすることが可能であり、通常、パーソナルコンピ
ュータシステム120に関連して記載した要素のうちの
多く、またはそのすべてを含む。ただし、図1では、メ
モリ記憶装置150のみを図示している。図1に表した
論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)1
51およびワイドエリアネットワーク(WAN)152
を含む。こうしたネットワーキング環境は、オフィス、
企業ワイドコンピュータネットワーク、イントラネッ
ト、およびインターネットでは一般的なものとなってい
る。
【0034】LANネットワーキング環境で使用すると
き、パーソナルコンピュータシステム120は、LAN
151にネットワークインターフェース153を介して
接続する。WANネットワーキング環境で使用すると
き、パーソナルコンピュータシステム120は、通常、
インターネットなどのWAN152を介して通信を確立
するための、モデム154または他の手段を含む。内蔵
のものまたは外付のものであり得るモデム154は、シ
ステムバス123にシリアルポートインターフェース1
46を介して接続する。ネットワーク化された環境で
は、パーソナルコンピュータシステム120に関連して
表したプログラムモジュールまたはその部分は、遠隔メ
モリ記憶装置150内に記憶することができる。図示し
たネットワーク接続は、例としてのものであり、コンピ
ュータシステム間で通信リンクを確立する他の手段を使
用できることが理解されよう。本発明は、パーソナルコ
ンピュータシステム以外のホストコンピュータシステム
またはサーバコンピュータシステム上でも同じように実
施するのが可能であり、またCD−ROM以外の手段を
使用して、例えば、ネットワーク接続インターフェース
153を使用して、ホストコンピュータシステムに、同
じように伝送し得ることがさらに理解されよう。
【0035】いくつかのプログラムモジュールをコンピ
ュータシステム120のドライブ内およびRAM125
内に記憶することができる。プログラムモジュールは、
どのようにコンピュータシステム120が機能して、ユ
ーザ、入出力装置、または他のコンピュータと対話する
かを制御する。プログラムモジュールは、ルーチン、オ
ペレーティングシステム135、アプリケーションプロ
グラムモジュール138、データ構造、ブラウザ、およ
び他のソフトウェア構成要素またはファームウェア構成
要素を含む。本発明は、都合よくは、詳細な説明で記載
した方法にそのぞれぞれが基づく、確率的入力コンバイ
ナプログラムモジュール137および確率的入力インタ
ーフェースプログラムモジュール139などの、1つま
たは複数のプログラムモジュールとして実施することが
できる。
【0036】アプリケーションプログラムモジュール1
38は、本発明と併せて使用する様々なアプリケーショ
ンを含むことが可能であり、そのいくつかを図2に示し
ている。これらのプログラムモジュールの目的およびそ
れらの間での対話は、図2を説明する文でより完全に説
明している。これらは、ワードプロセッサプログラム2
10(ワシントン州RedmondのMicrosof
t Corporationによって製造されるWOR
Dなど)、手書き認識プログラムモジュール230、音
声認識プログラムモジュール240、および入力メソッ
ドエディタ(IME)250を含む。
【0037】詳細な説明で記載した様々な手続きを実行
するための特定のプログラミング言語は、説明しない。
というのは、付随する図面に記載し、図示した動作、ス
テップ、および手続きは十分に開示されており、当業者
が本発明の例としての実施形態を実行できるようにして
いると考えられるからである。さらに、例としての実施
形態を実行する上で使用することが可能な多くのコンピ
ュータおよびオペレーティングシステムが存在し、した
がって、これらの多くの異なるシステムのすべてに適用
可能な詳細なコンピュータプログラムは提供できないで
あろうからである。特定コンピュータの各ユーザは、自
分の必要性および目的に最も役立つ言語およびツールに
ついて知っている。
【0038】当業者は、ハンドヘルド装置、マルチプロ
セッサシステム、マイクロプロセッサベース、つまりプ
ログラム可能な家庭用電化製品、ミニコンピュータ、メ
インフレームコンピュータなどを含む他のコンピュータ
システム構成で、本発明を実行できることを理解されよ
う。また、本発明は、タスクが、そこで、通信ネットワ
ークを介してリンクされた遠隔処理装置によって実行さ
れる分散コンピュータ環境でも実行できる。分散コンピ
ュータ環境では、プログラムモジュールは、ローカルメ
モリ記憶装置内と遠隔メモリ記憶装置内の両方に配置す
ることができる。
【0039】プログラムモジュールの概要 図2は、マルチソースデータ処理システム200のプロ
グラムモジュールの概要を提供する。一般的に、図2に
示すプログラムモジュールは、ユーザが確率的入力ソー
スと非確率的入力ソースの両方を使用して、テキストを
ワードプロセッサなどのアプリケーション210に入力
することができるようにする。通常の確率的入力ソース
には、手書き認識プログラムモジュール230、音声認
識プログラムモジュール240、入力メソッドエディタ
(IME)250、および音声認識プログラムモジュー
ル260が含まれる。キーボード140は、非確率的デ
ータの通常ソースである。下記に説明する通り、ユーザ
は、テキストをワードプロセッサ210に、これらの入
力ソースのうちの1つまたは複数を介して入力すると、
次に、テキストのセクションを選択して、そのテキスト
選択に対する代替物の候補リストを要求することができ
る。このテキスト選択は、複数の確率的入力ソースおよ
び非確率的入力ソースからの入力を含み得る。そのテキ
スト選択が少なくとも1つの確率的入力ソースに由来す
る限り、そのテキスト選択に対する代替物が存在するこ
とになる。プログラムモジュールは、この候補リストを
生成して、それをユーザにグラフィカルユーザインター
フェースを介して提示することができる。ユーザがこの
候補のうちの1つを選択した場合、テキスト選択は、そ
の選択された候補によって置き換えられる。次に、確率
的入力ソース230、240、250、260の動作を
順番に説明する。
【0040】手書き認識プログラムモジュール230
は、ユーザから手書き入力280を受け取る。ユーザ
は、スタイラスで書込みタブレット162上に書き込む
ことによって、手書き入力280を生成することができ
る。別法では、ユーザは、他の装置を使用して、手書き
入力280を生成することができる。例えば、ユーザ
は、マウス142でモニタ147上に書き込むことがで
きる、あるいは、ユーザは、スタイラスを使用して、タ
ッチスクリーン上に書き込むことができる。入力の後、
手書き入力280は、好ましくは、オペレーティングシ
ステム135内の書込みタブレットドライバモジュール
によって、手書き認識プログラムモジュール230にダ
イレクトされる。
【0041】手書きは、しばしば、コンピュータが解釈
することが困難なので、手書き認識プログラムモジュー
ル230は、常に完全な正確さで手書き入力280を解
読できるわけではない。プログラムモジュール230が
できるのは、よくても、手書き入力280のための代替
物を生成して、各代替物が正しいものである確率を割り
当てることだけである。したがって、定義により、手書
き認識プログラムモジュール230は、確率的結果を生
成する。確率的モデル270aは、手書き認識プログラ
ムモジュール230で手書き入力280を処理すること
によって生成された確率的データを含んだデータ構造を
含む。
【0042】確率的データを記憶することができるどの
データ構造も、確率的モデル270を含み得るが、そう
するのに有用な2つの構造は、格子(a lattice)およ
び「最良n個」代替物リストである。格子は、当業者に
よく知られた構造であり、したがって、完全な説明は行
わない。ただし、簡単には、格子は、確率的入力ソース
によって生成されたワードまたはフレーズをノード内に
記憶する。各ワードまたは各フレーズは、確率的データ
であるので、ノードはまた、その関連するワードまたは
フレーズに割り当てられた確率も記憶する。当業者には
よく知られた方法を使用して、格子は、確率的データに
よって表されるテキストのどのセクションに対するあり
そうな代替物を生成するためにも、走査することができ
る。さらに、テキストの隣接する断片を代表する格子を
組み合わせて、連結として知られる処理を介して、メタ
格子にすることができる。次に、このメタ格子を走査し
て、テキストの隣接する断片に対する代替物を生成する
ことができる。
【0043】別法では、確率的データは、最良n個代替
物のリストおよびそれらの関連する確率によって代表さ
れ得る。どの所与のワードまたはフレーズに対しても、
そのワードまたはフレーズを代表する格子から最良n個
代替物リストを生成することができる。
【0044】音声認識プログラムモジュール240は、
それが、オペレーティングシステム135内のマイクロ
ホンドライバモジュールによって実行されるマイクロホ
ン161を介して、ユーザから音声入力290を受け取
ることを除けば、手書き認識プログラムモジュール23
0と同様に機能する。音声はしばしば、解釈することが
困難である。これは、似たように聞こえる多くのワード
が異なる意味およびスペリングを有するからであり、し
たがって、音声認識プログラムモジュール240もま
た、確率的結果を生成する。確率的モデル270bは、
音声認識プログラムモジュール240で音声入力290
を処理することによって生成された確率的データを含ん
だデータ構造を記憶する。
【0045】入力メソッドエディタ(IME)250も
また、確率的データを生成する。一般的に、IME25
0は、入力を外国語テキストに変換する。IME250
への入力は、例えば、コンピュータにキーボード140
およびマウス142を介して入力されたタイプしたテキ
ストであり得る。確率的モデル270cは、IME25
0によって生成された確率的データを含んだデータ構造
を含む。
【0046】IME250は、アジアの言語および他の
言語での表意文字を作成するのに特に役立つ。そうした
言語では、キーボード上に存在するキーよりもずっと多
くの表意文字が存在するので、特定の表意文字をコンピ
ュータに入力することは、IME250なしには困難で
ある。通常のIME250では、ユーザは、英字で、所
望の漢字に対する音標スペリングをタイプする。多くの
漢字は、似通った発音を有するので、タイプした音標ス
ペリングは、いくつかの異なる漢字のうちのどれでも表
す可能性があり、IME250は、確率的結果を生成す
る。次に、IME250は、ユーザに、タイプされた音
韻スペリングによって意図された確立の最も高い候補を
提供して、ユーザが正しいものを選択できるようにす
る。
【0047】1つの確率的入力ソースによって生成され
た確率的結果は、第2の確率的入力ソースに対する確率
的入力の役割をすることがあり得る。そうであるとき、
確率的入力ソースは「直列確率的入力ソース」であり、
この確率的入力ソースは「直列に」構成されていると記
述することができる。これは、プログラムモジュールの
構成293によって図示され、このモジュールも、IM
E250の別の実施形態を提示している。
【0048】確率的入力インターフェース139は、確
率的データを受け取ることになるアプリケーション21
0と、手書き認識プログラムモジュール230、音声認
識プログラムモジュール240、またはIME250な
どの確率的入力ソースの間で、確率的データのためのダ
クトの役割をする。確率的データのためのダクトとして
確率的入力インターフェース139を有することの1つ
の利点は、それが、確率的データを受信するアプリケー
ション210と確率的入力ソースの間の通信を単純化す
ることである。つまり、アプリケーションは、可能なす
べての確率的入力ソースとではなく、確率的入力インタ
ーフェースとだけ、どのように通信を行うかを知ってい
ればよい。確率的入力を受け取ることになるアプリケー
ション210は、本発明の例としての実施形態では、ワ
ードプロセッサである。ただし、アプリケーション21
0は、スプレッドシート、ブラウザ、電子メールプログ
ラム、音楽転写(transcription)プログラム、CAD
プログラム、プレゼンテーションソフトウェア(ワシン
トン州RedmondのMicrosoft Corp
orationによって製造されるPowerPoin
tなどの)、オペレーティングシステム、または他のソ
フトウェアプログラムとすることも可能である。
【0049】ワードプロセッサの実施形態では、ワード
プロセッサ210は、確率的入力インターフェース13
9を介して、そのワードプロセッサにデータを入力する
のに使用される各確率的入力ソースから、最も可能性の
高い代替物を表すテキストを受け取る。データをワード
プロセッサ210に複数の確率的入力ソースを介して伝
送するのに加えて、ユーザは、通常の非確率的データ
を、キーボード140上でタイプすることなどによっ
て、ワードプロセッサに入力することもできる。ワード
プロセッサ210は、このソースデータすべてを組み合
わせてマルチソーステキストストリングにして、これを
ユーザに提示する。ワードプロセッサ210は、ユーザ
に対して、テキストの各ワードのソースを示さないが、
それでも、このテキストの各構成要素のソースの記録を
維持する。
【0050】また、ワードプロセッサ210は、ユーザ
がテキストのセクションを識別して、その選択に対する
代替物を要求できるようにするように機能する。そのテ
キスト選択が1つまたは複数の確率的入力ソースに由来
する場合、そのテキスト選択に対する代替物が存在する
ことになる。ワードプロセッサ210は、確率的入力イ
ンターフェース139にテキスト選択およびそのテキス
ト選択の各構成要素のソースを提供することによって、
そこから代替物の候補リストを要求することができる。
この要求が処理された後、確率的入力インターフェース
139は、ワードプロセッサ210にテキスト選択全体
に対する候補リストを提供する。ワードプロセッサ21
0は、候補リストをユーザに、グラフィカルユーザイン
ターフェースを介して提供する。ユーザが候補リストか
らテキスト選択に対する代替物のうちの1つを選択した
場合には、ワードプロセッサはテキスト選択を選択され
た候補で置き換える。
【0051】テキスト選択に対する代替物の候補リスト
の要求を処理するため、確率的入力インターフェース1
39は、その要求を確率的入力コンバイナ137に伝送
する。確率的入力ソースと確率的入力インターフェース
139を介して通信することによって、確率的入力コン
バイナ137は、テキスト選択に対する候補リストを生
成するのに必要な確率的モデル270についての情報を
検索することができる。
【0052】候補リストを生成するため、確率的入力コ
ンバイナ137は、オプションとして、自然言語モデル
220に相談することが可能である。そうするために、
コンバイナ137は、まず、確率的モデル270から検
索した情報を使用して、テキスト選択に対する代替物の
暫定候補リストを生成する。コンバイナ137がこの暫
定候補リストを自然言語モデル220に提供した後、自
然言語モデルは、文法、テキストのセクションの全体的
意味、および様々なワード順序の確率などの手がかりを
使用して暫定候補リストを分析する。この分析に基づい
て、自然言語モデル220は、候補リストのために追加
の代替物を生成して、暫定候補リスト内のそれらの代替
物の確率を再評価する。
【0053】図2に示す通り、確率的入力ソース23
0、240、250は、それぞれ、確率的データをワー
ドプロセッサ210に、その確率的データをまず、別の
確率的入力ソースを介してフィルタリングすることなし
に提供することができる。言い換えれば、確率的入力ソ
ース230、240、250は、それぞれ、直接に(確
率的入力インターフェース139を介して)確率的デー
タをワードプロセッサ210に伝送することができ、各
ソースからの確率的データは、同一のワードプロセッシ
ング文書に組み込まれ得る。この理由で、これらは「並
列確率的入力ソース(parallel stochastic input sour
ces)」296であり、これらの確率的入力ソースは
「並列に(in parallel)」構成されていると記述する
ことができる。
【0054】様々なプログラムモジュールを別々に説明
してきたが、これらのモジュールは、様々な方式で結合
することが可能であり、新しいプログラムモジュールを
作成して同様の結果を得ることが可能であることを、当
業者は理解されよう。詳細には、確率的入力コンバイナ
137および自然言語モデル220は、確率的入力イン
ターフェース139内に常駐することが可能であり、ま
た3つのプログラムモジュールすべては、オペレーティ
ングシステム135またはワードプロセッサ210の一
部とすることが可能である。また、コンバイナ137お
よび自然言語モデル220は、ワードプロセッサ210
と直接にインターフェースを取る別々のプログラムとす
ることも可能である。同様に、確率的入力ソース23
0、240、250、260は、独立型アプリケーショ
ンプログラムモジュール138とすることが可能であ
り、またはそれらは、オペレーティングシステム135
の一部とすることが可能である。
【0055】例としてのユーザインターフェース 図3〜図7を参照すると、本発明の例としての実施形態
は、編集されている文書内に直接に開くユーザインター
フェースをユーザに提示している。図3に示す通り、例
えば、ユーザが従来のワードプロセッシングプログラム
210の文書に、音声認識プログラムモジュール260
などの確率的入力方法を使用してセンテンスを入力し、
システムは、「teach」というワードの代わりに
「beach」というワードを間違って表示する。図4
に示す通り、ユーザが間違って表示されたワードを識別
して修正機能を選択した後、ユーザインターフェースが
編集されている文書内に直接にポップアップして、候補
代替ワードのリストを表示する。候補ワードのリスト
は、選択されたワードに密接に近似する、すなわち、候
補ワード、つまり間違って表示された「beach」と
いうワードと類似のスペリングを有するワードのリスト
である。
【0056】図5に示す通り、ユーザが正しい「tea
ch」というワードを文書内に直接にタイプし始めた
後、ユーザインターフェース410によって表示された
候補のリストが動的に変化して、そのスペリングはユー
ザによって入力されている文字から続くワードを提供す
る。ユーザによって新しい各文字が入力されるごとに候
補ワードのリストがフィルタリングされて、そのスペリ
ングは、現在、ユーザによって入力された文字の組み合
わせから続くワードのみを、図6に図示する通りに提示
する。先に簡単に述べた通り、ユーザが所望のワードを
候補リストから選択した後、またはユーザが自己完結ヒ
ント機能によって示唆されるワードを選択した場合、ユ
ーザインターフェース410は、ユーザによる追加の動
作を必要とせずに閉じる。
【0057】自己完結ヒント機能(Autocomplete Tip Fu
nctionality) 先に簡単に述べた通り、本発明の好ましい実施形態で
は、間違って表示されたワードまたはデータの編集中、
ユーザには、そのユーザによって所望されたワードまた
はデータにマッチする可能性の最も高い代替ワードが提
示される。例えば、図5を参照すると、ユーザが、間違
って提示された「beach」というワードを置き換え
るために「t」という文字をタイプまたは口述して、所
望の「teach」というワードを入力し始めた後、自
己完結ヒント機能がユーザによって選択された場合、代
替ワードまたは代替データの候補リストをサーチして、
ユーザに対して直接に文書内で、示唆される代替物を提
示することになる。自己完結ヒント機能の例としての実
施形態では、示唆される代替ワードは、編集されている
文書内に直接に、ユーザによって入力された文字が標準
表示で示され、示唆されるワードの残りの文字が反転表
示で示されるように提示される。
【0058】例えば、図5を参照すると、ユーザが間違
った「beach」というワードが表示されている場所
で、「t」という文字をタイプまたは口述して所望の
「teach」というワードを入力し始めた後、システ
ムは、ユーザインターフェース410を動的に変更し
て、ユーザによって入力されている文字から続くスペリ
ングを有するワードを提供する。図5に図示する例で
は、ユーザが「t」という文字をタイプまたは口述した
後、ユーザインターフェース410は、なかでも、「t
ab」というワードを表示する。本発明により、自己完
結ヒント機能は、ユーザによって選択された場合、候補
ワードのリストをサーチして、ユーザに最も可能性の高
い候補を示唆することになる。図5に示す例では、自己
完結ヒント機能は、ユーザに対して、「tab」という
ワードが最も可能性の高い候補であることを示唆する。
この示唆は、「tab」というワードを文書内に直接
に、「t」という文字を標準表示で、また「a」および
「b」という文字を反転表示で提示することによって、
ユーザに提示される。「tab」というワードが正しい
ワードである場合、ユーザは自己完成ヒントを受け容
れ、ユーザインターフェース410は閉じ、ユーザは継
続してワードまたはデータの入力をすることができる。
【0059】図8は、テキスト編集中、自己完結ヒント
をユーザに提示するための例としてのステップを示すフ
ロー図である。ステップ700で開始した後、自己完結
ヒント機能方法はステップ705に進み、そこで、ユー
ザによって入力された部分入力にマッチする候補ワード
のリストがサーチされる。ステップ710において、所
望のワードに対するマッチが見つかったかどうかの判定
が行われる。所望のワードに対するマッチが見つからな
かった場合、本方法はステップ715に進み、自己完結
ヒントは提示されない。つまり、図5に示すユーザイン
ターフェース410内に提示される候補ワードのリスト
のサーチが、ユーザによって入力される文字から続くい
かなるワードも識別できなかった場合には、自己完結ヒ
ント機能ワードは、図5に示される通りに、文書のテキ
スト内でユーザには提供されないことになる。ステップ
715において、自己完結ヒント機能が提示されない場
合、本方法はステップ725に進んで、ユーザによって
入力される追加の文字または追加のデータを待つ。
【0060】ステップ710において、候補ワードリス
ト内で、そのスペリングがユーザによって入力される文
字またはデータにマッチするワードが見つかった場合、
本方法はステップ730に進んで、自己完結ヒントが、
ユーザに、マッチするワードまたはデータの形式で提示
される。各追加の文字が、文書へのユーザ入力によって
入力されるごとに、前述の方法を辿って、間違って表示
されたワードまたはデータに対する最も可能性の高い代
替物としてユーザに示唆され得るワードまたはデータが
探し出されることを理解されたい。候補ワードまたは候
補データのリスト上で最も可能性の高い代替のワードま
たはデータを探すための自己完結ヒント機能によって使
用される論理は、本発明と同一の譲渡人に譲渡されてい
る米国特許第5845300号で詳細に記載されてお
り、これは、参照によって本明細書に組み込まれる。
【0061】通常の実施形態の働き 本発明の好ましい実施形態を、音声口述装置を介して実
装される音声認識プログラムモジュール260などの確
率的入力方法によるテキスト入力の処理の点で説明する
ことが有利である。図9は、自己完結ヒント機能を組み
込んだ確率的入力方法からの入力を修正するための好ま
しいステップを示すフロー図である。この説明の目的で
は、図9に示すステップは、図3〜図7に示した例示的
コンピュータプログラムスクリーンショットを参照して
説明する。
【0062】この方法は、ステップ800で開始してス
テップ805に進み、そこで、ユーザは、従来のワード
プロセッシングコンピュータプログラム210を音声口
述装置と併せて使用して、テキストを入力する。ユーザ
がテキストを口述するのにつれて、そのテキストは、図
3に示すユーザのコンピュータモニタ147のスクリー
ン上に表示される文書405内に提示される。本例の目
的では、図3に示す通り、ユーザは「the inst
ructor will teach usthe r
ules of the game」というセンテンス
を口述する。しかし、図3に示す通り、音声認識プログ
ラムモジュール260は「teach」というワードを
「beach」というワードとして変換して、「bea
ch」というワードをユーザによって作成されている文
書405内に表示する。
【0063】ステップ810において、ユーザは、間違
って表示された「beach」というワードを識別す
る。ステップ815において、ユーザは、自身のワード
プロセッシングプログラムのカーソル315を「bea
ch」というワード310内に置くことによって、間違
った「beach」というワードを選択する。カーソル
315を間違って表示されたワード内に置いた後、本方
法はステップ817に進み、ユーザは、自身のワードプ
ロセッシングソフトウェアプログラム210によって利
用される修正ボタンまたは修正機能キーを選択して、本
発明の機能を開始する。
【0064】図4を参照すると、ユーザがステップ81
7において修正機能を選択した後、方法がステップ82
0に移動して、ユーザインターフェース410は、ユー
ザによって作成されている文書405内で開く。図4に
示す通り、文書405内で開かれたユーザインターフェ
ース410は、最初、ユーザによって選択されたワード
に対する代替ワードの候補リストを提示する。図4に図
示する例では、ユーザインターフェースは「beach
es」、「beacon」、「bead」、「bead
le」、および「beaker」というワードを提示す
る。
【0065】ステップ825において、自己完結ヒント
機能がユーザによって選択されたかどうかについての判
定が行われる。本方法はステップ825に進んで、ユー
ザインターフェース410を介して提示された候補ワー
ドのリスト上に含まれるワードのうちのいずれかが、ユ
ーザによって所望されている可能性の最も高い代替物ワ
ードであるかどうかについての判定が行われる。自己完
結ヒントをユーザに提示するべきかどうかを判定するの
に使用する論理は、先に詳細に説明した。ステップ82
5において、自己完結ヒントをユーザに提示すべきであ
ると判定が行われた場合、本方法はステップ830に進
んで、その自己完結ヒント機能がユーザに提示される。
本例では、図4を参照すると、自己完結ヒント機能が
「beaches」というワードを「beach」とい
うワードに対する最も可能性の高い代替物として示唆す
る場合、そのワードが、ユーザに対して、文書内で、反
転表示で表示されることになる。
【0066】ステップ840において、示唆されたワー
ドが受け容れ可能であるかどうかについての判定が行わ
れる。本例では、ユーザによって所望されるワードは、
間違って表示された「beach」というワードではな
く、「teach」というワードである。したがって、
ステップ840において、示唆された「beache
s」というワードは「beach」というワードに対す
る受け容れ可能な代替物ではないことが判定される。理
解される通り、示唆されるワードが受け容れ可能か否か
は、ユーザによって行われる判定である。本例での「b
eaches」というワードがユーザにとって受け容れ
可能である場合、本方法はステップ863に進み、そこ
で、ユーザは、自己完結ヒント機能によって示唆された
ヒントを受け容れる。次に、本方法はステップ865に
進み、受け容れられたワードが文書に直接に挿入され
る。次に、本方法はステップ870に進み、ユーザイン
ターフェース410が閉じられる。最後に、本方法はス
テップ875に進み、そこでユーザは、テキストの入力
に戻ることができる。
【0067】本例では、ステップ840において、「b
eaches」というワードは「beach」というワ
ードに対する受け容れ可能な代替物ではないことが判定
されて、本方法はステップ835に進む。ステップ82
5において、ユーザインターフェース候補リストが受け
容れ可能なワードを含むかどうかについての判定が行わ
れる。ステップ825において、自己完結ヒント機能が
ユーザによって選択されなかったとすれば、本方法はス
テップ820から直接にステップ835に進んでいたこ
とになることを理解されたい。
【0068】図4を参照すると、ステップ835におい
て、ユーザはユーザインターフェース410によって提
供された候補ワードのリストを見て、所望の「teac
h」というワードがリスト上に存在しないことを判定す
る。この候補リストは、図4に示す5つのワードよりず
っと多くのワードを含むことが可能であり、これらのワ
ードの全リストは、ユーザに表示するためのユーザイン
ターフェース410内のスペースを越える可能性のある
ことを理解されたい。有利には、後述する本発明のフィ
ルタリングの態様が、ユーザインターフェース410に
入力して候補ワードの全リストをブラウズする必要なし
に、ユーザインターフェース410によって提供される
リストをユーザがフィルタリングできるようにする。
【0069】ステップ835において、ユーザが、候補
内に含まれるワードは間違って提示された「beac
h」というワードに対する受け容れ可能な代替物である
と判定した場合、本方法はステップ845に進み、ユー
ザは、その正しいワードを選択する。例えば、図4を参
照して、「beacon」というワードが間違って提示
された「beach」というワードに対する正しい代替
物であるとユーザが判定した場合、ユーザは、この例で
は、単に、数字「2」をタイプすることによって、「b
eacon」というワードを選択することができる。ユ
ーザが候補リストからワードを選択した場合、本方法は
ステップ865に進み、その選択されたワードが文書に
直接に挿入される。次に、本方法は、引き続いてユーザ
インターフェースを閉じ、前述の通りテキスト入力に戻
ることになる。
【0070】図3〜図7に図示する本例によれば、ステ
ップ835において、ユーザインターフェースは、間違
って提示された「beach」というワードに対する受
け容れ可能な代替物を含まない。つまり、ユーザは「t
each」というワードが文書に入力されることを所望
しており、そのワードは、ユーザインターフェース41
0を介して表示された候補ワードのリスト上に表示され
ていない。したがって、本方法はステップ835からス
テップ850に進み、そこで、候補ワードのリストがフ
ィルタリングされる。
【0071】図5を参照すると、ユーザが文書のテキス
トに直接に自分の所望するワードまたはデータを適切に
綴るか、またはそれを含む文字を入力し始めることによ
って、ユーザインターフェース410によって提示され
た候補リストからの、望まないワードのフィルタリング
を開始する。本例で続けて、図5を参照すると、ユーザ
は「t」という文字をタイプ、または音声口述装置の場
合、はっきりと口述する。「t」という文字がユーザに
よって入力されるとすぐに、ユーザインターフェース4
10によって提示される候補ワードのリストが動的に変
化して、そのスペリングがユーザの入力から続くワード
のリストを提供する。
【0072】図5に示す通り、ユーザインターフェース
410によって提供される候補ワードのリストは変化し
て、「tab」、「table」、「tacet」、
「tack」、および「tactic」というワードを
提示する。候補ワードのリストは、ユーザによって利用
されるワードプロセッシングプログラム内に含まれるス
ペルチェック辞書など、任意の適切なソースから、ある
いはユーザのワードプロセッシングプログラムにより、
インターネットまたはイントラネットを介して相談され
る遠隔辞書ソースを含む任意の他の適切な辞書ソースか
ら導出できることが、当業者には理解されよう。
【0073】ユーザが最初の文字を、この場合は、
「t」という文字を入力した後、本方法はステップ85
5に進み、候補ワードのリスト上で受け容れ可能なワー
ドを見つけることなく、また自己完結ヒント機能によっ
て提供されるワードを受け容れることなく、ユーザが所
望のワードまたはデータのすべての文字を入力し終わっ
たかどうかについて判定が行われる。ユーザが十分に多
くの文字を入力しており、候補リストの追加のフィルタ
リングが可能ではなく、かつユーザが候補リスト内で提
供される代替物を受け容れていない場合、ユーザによる
文字入力は、ステップ860において所望のワードとし
て受け容れられることになる。
【0074】次に、本方法はステップ865に進み、そ
こで、そのテキストが文書に挿入されて、前述の通りユ
ーザインターフェースが閉じられることになる。こうし
たイベントは、ユーザが、本発明の方法およびシステム
によって利用される辞書ソースから取られた候補ワード
のリスト上で見つからないワードを所望するときに起り
得ることを理解されたい。例えば、ユーザが、技術用語
であり、本発明の方法およびシステムによって利用され
るどの辞書ソース内でも、通常、受け容れられないワー
ドではないワードをタイプした場合、その所望のワード
は、候補リスト上に現れず、自己完結ヒント機能によっ
て提示されないことになる。本発明のこの態様は有利で
ある。というのは、ユーザは候補リストをフィルタリン
グするためにタイプまたは口述することができるが、ユ
ーザは、文字を直接に文書に入力することができるから
である。ユーザが正しいワードは候補リスト内に存在し
ないと判定した後、編集処理中にユーザによって入力さ
れるワードは、編集処理中にそのユーザによって入力さ
れる文字を失うことなく受け容れられ得るからである。
【0075】ユーザが、ステップ850において追加の
文字を入力して、候補ワードのリストをフィルタリング
した場合、またステップ855において、ユーザが所望
のワードを含むには十分なセットの文字を入力していな
い場合、本方法はステップ825に戻り、そこで、自己
完結ヒント機能がオンになっているかどうかについての
判定が行われる。前述の通り、ステップ825において
自己完結ヒント機能がオンになっている場合、ステップ
828において、ユーザに自己完結ヒントを提示するか
どうかの判定が行われる。本例の図5を参照すると、自
己完結ヒント機能がオンになっている場合、本発明によ
る方法は、ユーザが「t」という最初の文字をタイプし
た後、候補ワードのリストから、「tab」というワー
ドを、「beach」というワードに対する最も可能性
の高い代替物として示唆することができる。ステップ8
30において「tab」というワードが、図5に示す通
り「t」という文字が標準表示で、「a」および「b」
という文字が反転表示になってユーザに提示される。ス
テップ840において、「tab」というワードが、受
け容れ可能である場合、ユーザは、ステップ863にお
いて「tab」というワードを受け容れ、ステップ86
5において、「tab」というワードがテキストに挿入
されて、前述の通りユーザインターフェースが閉じられ
る。
【0076】ステップ825において、自己完結ヒント
機能がオンになっていない場合、または自己完結ヒント
機能によって提示されるワードが受け容れ可能ではない
場合、本方法はステップ835に移動して、そこで、候
補リスト上のいずれかのワードが間違って提示された
「beach」というワードの代替物として受け容れ可
能であるかどうかについての判定が行われる。「ta
b」、「table」、または「tactic」など
の、提示されたワードのうちのいずれかがユーザにとっ
て受け容れ可能である場合、ユーザは、前述の通り、そ
れらのワードのうち1つを文書への入力として選択する
ことができる。ただし、ステップ835において、自己
完結ヒント機能によっても、またはユーザによる選択に
対する候補のリスト上でも、受け容れ可能なワードが提
示されていない場合、本方法は、再び、ステップ850
に移動して、そこで、候補のリストは、ユーザによる追
加の文字の入力によってフィルタリングされる。
【0077】図6を参照すると、ユーザが「e」という
文字をタイプし、または音声口述装置の場合、「e」と
いう文字を口述して、ユーザインターフェース410に
よって提供される候補のリストが動的に変化して、その
スペリングは、ユーザによって入力された「t」および
「e」という2つの文字からそのスペリングが続く候補
のリストを含む。図6に示す通り、ユーザインターフェ
ース410を介して提供される候補のリストは、本発明
の例によれば「tea」、「teach」、「tea
k」、「team」、および「tear」というワード
を含む。
【0078】ステップ855において、候補ワードのリ
スト上で所望のワードを見つけることなく、また自己完
結ヒント機能によって所望のワードが提示されることな
く、ユーザが所望のワードを完成するのに必要なすべて
の文字を入力し終わったかどうかについての判定が行わ
れる。ユーザが「t」および「e」という文字だけを入
力している本例では、所望のワードには達せられていな
い。したがって、本方法はステップ825に戻り、そこ
で、自己完結ヒント機能がオンになっているかどうかに
ついての判定が行われる。自己完結ヒント機能がオンに
なっている場合、ステップ828において、自己完結ヒ
ント機能をユーザに提示することができるかどうかにつ
いての判定が行われる。本例によれば、図6に示す通
り、「tea」というワードの自己完結ヒントは、
「t」および「e」という文字が標準表示で示され、ま
た「a」という文字が反転表示で示されてユーザに提示
され得る。前述の通り、「tea」というワードが正し
いワードとしてユーザにとって受け容れ可能である場
合、ユーザは、そのワードを受け容れることができ、そ
のワードは文書に直接に挿入されることになる。ただ
し、本例では、「tea」とういワードは所望のワード
ではなく、本方法はステップ835に移動する。
【0079】ステップ835において、候補リストが受
け容れ可能なワードを含むかどうかの判定が行われる。
図6に示す通り、現在、「teach」という所望のワ
ードが、選択番号2としてユーザインターフェース41
0を介して表示されている。したがって、本方法はステ
ップ845に移動し、そこで、ユーザは選択番号2とし
て「teach」というワードを選択し、「teac
h」というワードが図7に示す通り文書のテキストに直
接に挿入される。ステップ870において、ユーザイン
ターフェース410が閉じられ、ステップ875におい
て、ユーザはテキストの入力に戻る。
【0080】前述の議論から容易に理解される通り、ユ
ーザがステップ845において候補リストから「tea
ch」というワードを選択しない場合、本方法はステッ
プ850に進むことになり、そこで、ユーザが「tea
ch」というワードをタイプまたは口述しようとして、
次の文字、この場合は「a」をタイプすることによっ
て、リストをフィルタリングし続けることになる。これ
は、例えば図6に図示する通り、ユーザインターフェー
ス410を介して提供される候補リストが「teac
h」というワードがリスト上に載るのに十分なだけのワ
ードを含んでいたが、それが、ユーザインターフェース
410を介して表示されていない場合にそうなる。ユー
ザが追加の「c」という文字をステップ850において
タイプした後、リストは再びフィルタリングされて、
「tec」で始まらないすべてのワードはフィルタリン
グで除去されることになる。したがって、図6に図示す
る例から続き、「teach」というワードをフィルタ
リングでユーザインターフェース410を介して表示さ
れる候補の視覚的表示にけ容れることができる。次に、
本方法は、ステップ825に戻ったとき、自己完結ヒン
ト機能がオンになっている場合、「teach」という
ワードが、間違って表示された「beach」というワ
ードを置き換える最も可能性の高い候補としてユーザに
示唆され得る。その時点で、ユーザは「teach」と
いうワードを正しい代替物として受け容れることができ
る。そうではなく、自己完結ヒント機能がオンになって
いない場合、ユーザは、前述の通り、単にユーザインタ
ーフェース410を介して提供される候補ワードのリス
トから、「teach」というワードを選択することが
できる。
【0081】
【発明の効果】本明細書に記載する通り本発明では、ユ
ーザが間違って表示されたワードまたはデータを選択で
きるようにすることにより、またユーザに、所望の代替
物をそこから選択する候補ワードのリストを提供するこ
とによって、確率的入力方法からの入力を修正すること
ができるようにする。ユーザは、代替ワードまたは代替
データのリストをユーザインターフェースを介してフィ
ルタリングするために、カーソル315をユーザインタ
ーフェース内に置くことにより、またはユーザインター
フェース内にタイプすることによって、ユーザインター
フェース410と対話する必要がない。
【0082】他の代替実施形態は、本発明の趣旨および
範囲を逸脱することなく、例としての実施形態が属する
分野の当業者には明白となるであろう。したがって、本
発明の範囲は添付の請求項によって定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の例としての実施形態に関する動作環境
を図示するブロック図である。
【図2】マルチソースデータ処理システムのプログラム
モジュールの概要を提供するブロック図である。
【図3】本発明の例としての実施形態による例示的コン
ピュータプログラムスクリーンショットを表した図であ
る。
【図4】本発明の例としての実施形態による例示的コン
ピュータプログラムスクリーンショットを表した図であ
る。
【図5】本発明の例としての実施形態による例示的コン
ピュータプログラムスクリーンショットを表した図であ
る。
【図6】本発明の例としての実施形態による例示的コン
ピュータプログラムスクリーンショットを表した図であ
る。
【図7】本発明の例としての実施形態による例示的コン
ピュータプログラムスクリーンショットを表した図であ
る。
【図8】テキスト編集中、ユーザに自己完結ヒントを提
示するための好ましいステップを示すフロー図である。
【図9】自己完結ヒント機能を組み込んだ確率的入力方
法からの、入力を修正するための好ましいステップを示
すフロー図である。
【符号の説明】
100 コンピュータ環境 120 パーソナルコンピュータシステム 121 処理装置 122 システムメモリ 123 システムバス 124 読取り専用メモリ(ROM) 125 ランダムアクセスメモリ(RAM) 126 基本入力/出力システム(BIOS) 127 ハードディスクドライブ 128 磁気ディスクドライブ 129 取外し可能磁気ディスク 130 光ディスクドライブ 131 CD−ROMディスク 132 ハードディスクドライブインターフェース(I
/F) 133 磁気ディスクドライブインターフェース(I/
F) 134 光ディスクドライブ 135 オペレーティングシステム 137 確率的入力コンバイナ 138 アプリケーションプログラムモジュール 139 確率的入力インターフェース(I/F) 140 キーボード 142 マウス 146 シリアルポートインターフェース(I/F) 147 モニタ 148 ビデオアダプタ 149 遠隔コンピュータシステム 150 メモリ記憶装置 151 ローカルエリアネットワーク(LAN) 152 ワイドエリアネットワーク(WAN) 153 ネットワークインターフェース(I/F) 154 モデム 160 オーディオアダプタ 161 マイクロホン 162 書込みタブレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/18 G10L 3/00 561C 15/22 551B (72)発明者 ジェフ レイナー アメリカ合衆国 98072 ワシントン州 ウッディンビル ノースイースト 138 ウェイ 23322 (72)発明者 田中 千晶 アメリカ合衆国 98033 ワシントン州 カークランド カークランド アベニュー 421 ナンバー405 Fターム(参考) 5B009 KB01 KB04 LA01 MH02 5D015 AA05 KK02

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト文書に入力されたテキストを修
    正するための方法であって、 該テキスト文書に入力されるテキスト選択を受け取るス
    テップであって、前記テキスト選択が1つまたは複数の
    テキスト構成要素を含むステップと、 前記1つまたは複数のテキスト構成要素から誤ったテキ
    スト構成要素を識別するステップと、 該誤ったテキスト構成要素を編集のために選択するステ
    ップと、 前記誤ったテキスト構成要素に対する代替物のリストを
    表示するコマンドを受け取るステップと、 前記テキスト文書内に直接に開かれるユーザインターフ
    ェースを介して代替物の前記リストを表示するステップ
    と、 前記誤ったテキスト構成要素に対する編集を直接に前記
    テキスト文書内の前記誤ったテキスト構成要素内に受け
    取るステップであって、前記編集が、前記誤ったテキス
    ト構成要素に対する所望の代替物の部分入力を含むステ
    ップと、 前記編集に応答して代替物の前記リストをフィルタリン
    グして、前記部分入力に関連しない代替物を除去するス
    テップと、 代替物の前記リストの前記フィルタリングに応答して、
    前記部分入力に関連する代替物を含んだ代替物の改訂リ
    ストを表示するステップと、 前記改訂リストから前記誤ったテキスト構成要素に対す
    る代替物を選択するステップと、 前記テキスト文書内で直接に、前記誤ったテキスト構成
    要素を前記選択した代替物で置き換えるステップと、 前記ユーザインターフェースを閉じるステップとを含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 代替物のリストをフィルタリングするス
    テップに応答して、誤ったテキスト構成要素に対する受
    け容れ可能な代替物が識別されない場合、前記誤ったテ
    キスト構成要素に対する追加の編集を直接にテキスト文
    書内の前記誤ったテキスト構成要素内で受け容れて、前
    記追加の編集に応答して、代替物の前記リストをさらに
    フィルタリングするステップと、 前記追加の編集に応答する、代替物の前記リストの前記
    さらなるフィルタリングに応答して、前記誤ったテキス
    ト構成要素に対する受け容れ可能な代替物が識別されな
    い場合、直接に前記テキスト文書内で、前記誤ったテキ
    スト構成要素を前記編集および前記追加の編集から成る
    入力で置き換えるステップと、 ユーザインターフェースを閉じるステップとをさらに含
    むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 部分入力に関連する代替物を含んだ代替
    物の改訂リスト内で、マッチする完成した代替テキスト
    構成要素を識別するステップと、 前記マッチする完成した代替テキスト構成要素を前記部
    分入力に対する示唆される完成として、直接にテキスト
    文書内に表示するステップと、 前記示唆される完成に関連して受け容れコマンドを受け
    取るステップと、 前記受け容れコマンドに応答して、直接に前記テキスト
    文書内で、前記誤ったテキスト構成要素を前記マッチす
    る完成した代替テキスト構成要素で置き換えるステップ
    と、 ユーザインターフェースを閉じるステップとを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 誤ったテキスト構成要素に対する編集を
    受け取るステップは、選択した代替物の最初の文字を直
    接にテキスト文書内に、前記誤ったテキスト構成要素の
    位置でタイプするステップを含むことを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 テキスト文書に入力されるテキスト選択
    を受け取るステップは、前記テキスト選択を確率的入力
    ソースから受け取るステップを含むことを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 確率的入力ソースは、音声認識装置を含
    むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 誤ったテキスト構成要素に対する編集を
    受け取るステップは、音声認識装置を介して、選択した
    代替物の最初の文字を直接にテキスト文書に、前記誤っ
    たテキスト構成要素の位置で聞こえるようにスペリング
    するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 確率的入力ソースは、手書き認識装置を
    含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 誤ったテキスト構成要素に対する編集を
    受け取るステップは、手書き認識装置を介して、選択し
    た代替物の最初の文字を直接にテキスト文書に、前記誤
    ったテキスト構成要素の位置で手書きするステップを含
    むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 確率的入力ソースは、手話または他の
    ジェスチャを認識するための視覚ベースの認識装置を含
    むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータによって実行されたと
    き、請求項1に記載の方法を実行するコンピュータ実行
    可能命令を有することを特徴とするコンピュータが読み
    取り可能な媒体。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の方法を実行するよう
    に動作することを特徴とするコンピュータシステム。
  13. 【請求項13】 テキスト文書に入力されたテキストを
    修正するための方法であって、 1つまたは複数のテキスト構成要素を含む前記テキスト
    文書に入力されるテキスト選択を受け取るステップと、 誤ったテキスト構成要素を編集のために選択するステッ
    プと、 前記誤ったテキスト構成要素に対する代替物のリストを
    前記文書内に直接に開かれるユーザインターフェースを
    介して表示するステップと、 前記誤ったテキスト構成要素に対する編集を直接に前記
    テキスト文書内の前記誤ったテキスト構成要素内で受け
    取るステップであって、前記編集が、前記誤ったテキス
    ト構成要素に対する所望の代替物の部分入力を含むステ
    ップと、 前記編集に応答して代替物の前記リストをフィルタリン
    グして、前記部分入力と関連しない代替物を除去するス
    テップと、 代替物の前記リストのフィルタリングに応答して、前記
    部分入力に関連する代替物を含む代替物の改訂リストを
    表示するステップと、 代替物の前記リストのフィルタリングに応答して、前記
    誤ったテキスト構成要素に対する受け容れ可能な代替物
    が識別されない場合、前記誤ったテキスト構成要素に対
    する追加の編集を直接に前記テキスト内の前記誤ったテ
    キスト構成要素内で受け取り、前記編集に応答して、代
    替物の前記リストをさらにフィルタリングするステップ
    と、 前記追加の編集のそれぞれを受け取った後、前記編集お
    よび前記追加の編集から成る入力に関連する代替物を含
    む代替物のさらなる改訂リストを表示するステップと、 前記追加の編集に応答する、代替物の前記リストのさら
    なるフィルタリングに応答して、前記誤ったテキスト構
    成要素に対する受け容れ可能な代替物が識別されない場
    合、直接に前記テキスト文書内で、前記誤ったテキスト
    構成要素を前記編集および前記追加の編集から成る前記
    入力で置き換えるステップと、 前記ユーザインターフェースを閉じるステップとを含む
    ことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 誤ったテキスト構成要素に対する編集
    を受け取るステップは、選択した代替物の最初の文字を
    直接にテキスト文書内に、前記誤ったテキスト構成要素
    の位置でタイプするステップを含むことを特徴とする請
    求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 テキスト文書に入力されるテキスト選
    択を受け取るステップは、前記テキスト選択を確率的入
    力ソースから受け取るステップを含むことを特徴とする
    請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 誤ったテキスト構成要素に対する編集
    を受け取るステップは、音声認識装置を介して、選択し
    た代替物の最初の文字を直接にテキスト文書に、前記誤
    ったテキスト構成要素の位置で聞こえるようにスペリン
    グするステップを含むことを特徴とする請求項15に記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 誤ったテキスト構成要素に対する編集
    を受け取るステップは、手書き認識装置を介して、選択
    した代替物の最初の文字を直接にテキスト文書に、前記
    誤ったテキスト構成要素の位置で手書きするステップを
    含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 コンピュータによって実行されたと
    き、請求項13に記載の方法を実行するコンピュータ実
    行可能命令を有することを特徴とするコンピュータが読
    み取り可能な媒体。
  19. 【請求項19】 請求項13に記載の方法を実行するよ
    うに動作することを特徴とするコンピュータシステム。
  20. 【請求項20】 テキスト文書に入力されたテキストを
    修正するための方法であって、 1つまたは複数のテキスト構成要素を含む前記テキスト
    文書内に入力されるテキスト選択を受け取るステップ
    と、 誤ったテキスト構成要素を編集のために選択するステッ
    プと、 前記誤ったテキスト構成要素に対する代替物のリストを
    前記テキスト文書内に直接に開かれるユーザインターフ
    ェースを介して表示するステップと、 前記誤ったテキスト構成要素に対する編集を直接に前記
    テキスト文書内の前記誤ったテキスト構成要素で受け取
    るステップであって、前記編集が、前記誤ったテキスト
    構成要素に対する所望の代替物の部分入力を含むステッ
    プと、 前記編集に応答して、代替物の前記リストをフィルタリ
    ングして、前記部分入力に関連しない代替物を除去する
    ステップと、 代替物の前記リストのフィルタリングに応答して、前記
    部分入力に関連する代替物を含む代替物の改訂リストを
    表示するステップと、 前記部分入力に対する示唆される完成として表示され得
    る、マッチする完成した代替テキスト構成要素を代替物
    の前記改訂リスト内で識別するステップと、 前記マッチする完成した代替テキスト構成要素を直接に
    テキスト文書内に、前記部分入力に対する示唆される完
    成として表示するステップと、 受け容れコマンドを前記示唆される完成に関連して受け
    取るステップと、 前記受け容れコマンドに応答して、直接に前記テキスト
    文書内で、前記誤ったテキスト構成要素を前記マッチす
    る完成した代替テキスト構成要素で置き換えるステップ
    と、 前記ユーザインターフェースを閉じるステップとを含む
    ことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 マッチする完成した代替テキスト構成
    要素が識別されない場合、前記誤ったテキスト構成要素
    に対する追加の編集を直接に前記テキスト文書内の前記
    誤ったテキスト構成要素で受け取り、前記追加の編集に
    応答して、代替物の改訂リストをさらにフィルタリング
    するステップと、 前記追加の編集のそれぞれを受け取った後、前記編集お
    よび前記追加の編集から成る入力に関連する代替物を含
    む代替物のさらなる改訂リストを表示するステップと、 前記編集および前記追加の編集から成る前記入力の示唆
    される完成として表示され得る、マッチする完成した代
    替テキスト構成要素が、前記追加の編集に応答する代替
    物の前記改訂リストの前記さらなるフィルタリングに応
    答して識別されない場合には、前記編集および前記追加
    の編集から成る部分入力を前記誤ったテキスト構成要素
    の置換として受け容れるステップと、 前記編集および前記追加の編集から成る前記入力を前記
    誤ったテキスト構成要素に対する置換として入力するス
    テップと、 ユーザインターフェースを閉じるステップとをさらに含
    むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 誤ったテキスト構成要素に対する編集
    を受け取るステップは、選択した代替物の最初の文字を
    直接にテキスト文書内に、前記誤ったテキスト構成要素
    の位置でタイプするステップを含むことを特徴とする請
    求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 テキスト文書に入力されるテキスト選
    択を受け取るステップは、前記テキスト選択を確率的入
    力ソースから受け取るステップを含むことを特徴とする
    請求項20に記載の方法。
  24. 【請求項24】 誤ったテキスト構成要素に対する編集
    を受け取るステップは、音声認識装置を介して、選択し
    た代替物の最初の文字を直接にテキスト文書に、前記誤
    ったテキスト構成要素の位置で聞こえるようにスペリン
    グするステップを含むことを特徴とする請求項23に記
    載の方法。
  25. 【請求項25】 誤ったテキスト構成要素に対する編集
    を受け取るステップは、手書き認識装置を介して、選択
    した代替物の最初の文字を直接にテキスト文書に、前記
    誤ったテキスト構成要素の位置で手書きするステップを
    含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】 コンピュータによって実行されたと
    き、請求項20に記載の方法を実行するコンピュータ実
    行可能命令を有することを特徴とするコンピュータが読
    み取り可能な媒体。
  27. 【請求項27】 請求項20に記載の方法を実行するよ
    うに動作することを特徴とするコンピュータシステム。
JP2001191620A 2000-06-23 2001-06-25 確率的入力方法によって生成された候補リストからフィルタリングおよび選択を行うための方法およびシステム Pending JP2002117026A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/602306 2000-06-23
US09/602,306 US7149970B1 (en) 2000-06-23 2000-06-23 Method and system for filtering and selecting from a candidate list generated by a stochastic input method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002117026A true JP2002117026A (ja) 2002-04-19
JP2002117026A5 JP2002117026A5 (ja) 2008-02-14

Family

ID=24410823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001191620A Pending JP2002117026A (ja) 2000-06-23 2001-06-25 確率的入力方法によって生成された候補リストからフィルタリングおよび選択を行うための方法およびシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7149970B1 (ja)
JP (1) JP2002117026A (ja)
CN (1) CN1259632C (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537806A (ja) * 2005-02-08 2008-09-25 テジック コミュニケーションズ インク マニュアルで入力されたあいまいなテキスト入力を音声入力を使用して解決する方法および装置
JP2010002830A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Sharp Corp 音声認識装置
JP2011186483A (ja) * 2011-04-14 2011-09-22 Sharp Corp 情報処理装置及び情報処理方法
KR102078505B1 (ko) * 2019-05-28 2020-02-17 주식회사 에이플에이디 기사 생성 시스템 및 그 방법
JPWO2021107142A1 (ja) * 2019-11-29 2021-06-03
JP7413568B2 (ja) 2020-04-20 2024-01-15 エーアイ スピーチ カンパニー リミテッド 音声対話の訂正方法及び装置

Families Citing this family (103)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7243069B2 (en) * 2000-07-28 2007-07-10 International Business Machines Corporation Speech recognition by automated context creation
US20090006543A1 (en) * 2001-08-20 2009-01-01 Masterobjects System and method for asynchronous retrieval of information based on incremental user input
DE10204924A1 (de) * 2002-02-07 2003-08-21 Philips Intellectual Property Verfahren und Vorrichtung zur schnellen mustererkennungsunterstützten Transkription gesprochener und schriftlicher Äußerungen
ATE429697T1 (de) * 2003-02-21 2009-05-15 Voice Signal Technologies Inc Verfahren zum produzieren abwechselnder äusserungshypothesen unter verwendung von hilfsinformationen bezüglich nahen konkurrenten
US7516404B1 (en) * 2003-06-02 2009-04-07 Colby Steven M Text correction
US8577681B2 (en) * 2003-09-11 2013-11-05 Nuance Communications, Inc. Pronunciation discovery for spoken words
EP1678707B1 (en) * 2003-10-21 2008-07-30 Philips Intellectual Property & Standards GmbH Intelligent speech recognition with user interfaces
US8543378B1 (en) * 2003-11-05 2013-09-24 W.W. Grainger, Inc. System and method for discerning a term for an entry having a spelling error
JP4012143B2 (ja) * 2003-12-16 2007-11-21 キヤノン株式会社 情報処理装置およびデータ入力方法
EP1733382A2 (en) * 2004-03-09 2006-12-20 Ashwin Rao System and method for computer recognition and interpretation of arbitrary spoken-characters
US7836044B2 (en) 2004-06-22 2010-11-16 Google Inc. Anticipated query generation and processing in a search engine
US7487145B1 (en) 2004-06-22 2009-02-03 Google Inc. Method and system for autocompletion using ranked results
US20060009974A1 (en) * 2004-07-09 2006-01-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Hands-free voice dialing for portable and remote devices
US7664748B2 (en) * 2004-07-12 2010-02-16 John Eric Harrity Systems and methods for changing symbol sequences in documents
US20060048055A1 (en) * 2004-08-25 2006-03-02 Jun Wu Fault-tolerant romanized input method for non-roman characters
US7310602B2 (en) * 2004-09-27 2007-12-18 Kabushiki Kaisha Equos Research Navigation apparatus
US20060085414A1 (en) * 2004-09-30 2006-04-20 International Business Machines Corporation System and methods for reference resolution
US8725505B2 (en) * 2004-10-22 2014-05-13 Microsoft Corporation Verb error recovery in speech recognition
US20060095842A1 (en) * 2004-11-01 2006-05-04 Nokia Corporation Word completion dictionary
US7499940B1 (en) 2004-11-11 2009-03-03 Google Inc. Method and system for URL autocompletion using ranked results
US20060106769A1 (en) 2004-11-12 2006-05-18 Gibbs Kevin A Method and system for autocompletion for languages having ideographs and phonetic characters
US8180759B2 (en) 2004-11-22 2012-05-15 International Business Machines Corporation Spell checking URLs in a resource
US7451397B2 (en) * 2004-12-15 2008-11-11 Microsoft Corporation System and method for automatically completing spreadsheet formulas
US7529678B2 (en) * 2005-03-30 2009-05-05 International Business Machines Corporation Using a spoken utterance for disambiguation of spelling inputs into a speech recognition system
US8131746B2 (en) * 2005-06-23 2012-03-06 International Business Machines Corporation Dynamic language checking
US20060293890A1 (en) * 2005-06-28 2006-12-28 Avaya Technology Corp. Speech recognition assisted autocompletion of composite characters
US7664629B2 (en) * 2005-07-19 2010-02-16 Xerox Corporation Second language writing advisor
US8249873B2 (en) * 2005-08-12 2012-08-21 Avaya Inc. Tonal correction of speech
KR20070024771A (ko) * 2005-08-30 2007-03-08 엔에이치엔(주) 질의어 자동변환을 이용한 자동완성 질의어 제공 시스템 및방법
US8234293B2 (en) * 2005-09-08 2012-07-31 Microsoft Corporation Autocompleting with queries to a database
US8010523B2 (en) * 2005-12-30 2011-08-30 Google Inc. Dynamic search box for web browser
US9830912B2 (en) 2006-11-30 2017-11-28 Ashwin P Rao Speak and touch auto correction interface
US9275036B2 (en) * 2006-12-21 2016-03-01 International Business Machines Corporation System and method for adaptive spell checking
US9251137B2 (en) * 2007-06-21 2016-02-02 International Business Machines Corporation Method of text type-ahead
CA2694327A1 (en) * 2007-08-01 2009-02-05 Ginger Software, Inc. Automatic context sensitive language correction and enhancement using an internet corpus
JP5338063B2 (ja) * 2007-10-31 2013-11-13 富士通株式会社 画像認識プログラム、画像認識装置および画像認識方法
US10001920B2 (en) * 2007-12-20 2018-06-19 Microsoft Technology Licensing, Llc Symbol lists for grammar-driven data entry
US8316035B2 (en) 2008-01-16 2012-11-20 International Business Machines Corporation Systems and arrangements of text type-ahead
US8359532B2 (en) * 2008-04-28 2013-01-22 International Business Machines Corporation Text type-ahead
US20090292527A1 (en) * 2008-05-22 2009-11-26 Travelocity.Com Lp Methods, Apparatuses and Computer Program Products for Receiving and Utilizing Multidimensional Data Via A Phrase
US8180630B2 (en) * 2008-06-06 2012-05-15 Zi Corporation Of Canada, Inc. Systems and methods for an automated personalized dictionary generator for portable devices
US9230222B2 (en) * 2008-07-23 2016-01-05 The Quantum Group, Inc. System and method enabling bi-translation for improved prescription accuracy
US9922640B2 (en) 2008-10-17 2018-03-20 Ashwin P Rao System and method for multimodal utterance detection
US9280971B2 (en) * 2009-02-27 2016-03-08 Blackberry Limited Mobile wireless communications device with speech to text conversion and related methods
CN102483752A (zh) 2009-06-03 2012-05-30 谷歌公司 用于部分输入的查询的自动完成
US8374868B2 (en) * 2009-08-21 2013-02-12 General Motors Llc Method of recognizing speech
US11416214B2 (en) 2009-12-23 2022-08-16 Google Llc Multi-modal input on an electronic device
EP3091535B1 (en) 2009-12-23 2023-10-11 Google LLC Multi-modal input on an electronic device
US8494852B2 (en) 2010-01-05 2013-07-23 Google Inc. Word-level correction of speech input
US8782556B2 (en) * 2010-02-12 2014-07-15 Microsoft Corporation User-centric soft keyboard predictive technologies
US9236047B2 (en) * 2010-05-21 2016-01-12 Microsoft Technology Licensing, Llc Voice stream augmented note taking
US20120102401A1 (en) * 2010-10-25 2012-04-26 Nokia Corporation Method and apparatus for providing text selection
CN102478961A (zh) * 2010-11-23 2012-05-30 群光电子股份有限公司 智能互动型键盘及用于智能互动型键盘的方法
US8352245B1 (en) 2010-12-30 2013-01-08 Google Inc. Adjusting language models
US8296142B2 (en) 2011-01-21 2012-10-23 Google Inc. Speech recognition using dock context
JP6031735B2 (ja) * 2011-06-13 2016-11-24 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム
US8209183B1 (en) 2011-07-07 2012-06-26 Google Inc. Systems and methods for correction of text from different input types, sources, and contexts
US8645825B1 (en) * 2011-08-31 2014-02-04 Google Inc. Providing autocomplete suggestions
US9471569B1 (en) * 2011-09-26 2016-10-18 Amazon Technologies, Inc. Integrating information sources to create context-specific documents
US8290772B1 (en) 2011-10-03 2012-10-16 Google Inc. Interactive text editing
US9691381B2 (en) * 2012-02-21 2017-06-27 Mediatek Inc. Voice command recognition method and related electronic device and computer-readable medium
JP5994366B2 (ja) * 2012-04-27 2016-09-21 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム
US8818791B2 (en) 2012-04-30 2014-08-26 Google Inc. Techniques for assisting a user in the textual input of names of entities to a user device in multiple different languages
US9002702B2 (en) 2012-05-03 2015-04-07 International Business Machines Corporation Confidence level assignment to information from audio transcriptions
KR20130135410A (ko) * 2012-05-31 2013-12-11 삼성전자주식회사 음성 인식 기능을 제공하는 방법 및 그 전자 장치
KR102057284B1 (ko) 2013-01-23 2020-01-22 엘지전자 주식회사 전자 기기 및 전자 기기의 제어 방법
US9256341B2 (en) 2013-03-20 2016-02-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Tracking changes in collaborative authoring environment
US20140380169A1 (en) * 2013-06-20 2014-12-25 Google Inc. Language input method editor to disambiguate ambiguous phrases via diacriticization
US9377948B2 (en) * 2013-07-01 2016-06-28 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Special input for general character inquiries for input to information handling device
CN104424168A (zh) * 2013-09-11 2015-03-18 华为技术有限公司 一种文本编辑方法、装置及服务器
US11514399B2 (en) 2013-12-21 2022-11-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Authoring through suggestion
US10824787B2 (en) 2013-12-21 2020-11-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Authoring through crowdsourcing based suggestions
US9842592B2 (en) 2014-02-12 2017-12-12 Google Inc. Language models using non-linguistic context
JP6427755B2 (ja) * 2014-02-24 2018-11-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 データ入力装置、データ入力方法、プログラム及び車載機
US9412365B2 (en) 2014-03-24 2016-08-09 Google Inc. Enhanced maximum entropy models
CN105446572A (zh) * 2014-08-13 2016-03-30 阿里巴巴集团控股有限公司 一种用于屏幕显示设备的文字编辑方法及装置
CN105374356B (zh) * 2014-08-29 2019-07-30 株式会社理光 语音识别方法、语音评分方法、语音识别系统及语音评分系统
US9953646B2 (en) 2014-09-02 2018-04-24 Belleau Technologies Method and system for dynamic speech recognition and tracking of prewritten script
US11354755B2 (en) 2014-09-11 2022-06-07 Intuit Inc. Methods systems and articles of manufacture for using a predictive model to determine tax topics which are relevant to a taxpayer in preparing an electronic tax return
US10255641B1 (en) 2014-10-31 2019-04-09 Intuit Inc. Predictive model based identification of potential errors in electronic tax return
US10013721B1 (en) 2014-10-31 2018-07-03 Intuit Inc. Identification of electronic tax return errors based on declarative constraints
US10572810B2 (en) 2015-01-07 2020-02-25 Microsoft Technology Licensing, Llc Managing user interaction for input understanding determinations
US10134394B2 (en) 2015-03-20 2018-11-20 Google Llc Speech recognition using log-linear model
CN106155992A (zh) * 2015-03-24 2016-11-23 中兴通讯股份有限公司 语音和/或字符信息的过滤方法、装置及终端
EP3089159B1 (en) 2015-04-28 2019-08-28 Google LLC Correcting voice recognition using selective re-speak
US10740853B1 (en) 2015-04-28 2020-08-11 Intuit Inc. Systems for allocating resources based on electronic tax return preparation program user characteristics
US10249297B2 (en) * 2015-07-13 2019-04-02 Microsoft Technology Licensing, Llc Propagating conversational alternatives using delayed hypothesis binding
US9886433B2 (en) * 2015-10-13 2018-02-06 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Detecting logograms using multiple inputs
US10740854B1 (en) 2015-10-28 2020-08-11 Intuit Inc. Web browsing and machine learning systems for acquiring tax data during electronic tax return preparation
US9978367B2 (en) 2016-03-16 2018-05-22 Google Llc Determining dialog states for language models
US10410295B1 (en) 2016-05-25 2019-09-10 Intuit Inc. Methods, systems and computer program products for obtaining tax data
US10832664B2 (en) 2016-08-19 2020-11-10 Google Llc Automated speech recognition using language models that selectively use domain-specific model components
JP6544319B2 (ja) * 2016-08-25 2019-07-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器、文字入力制御方法、及び文字入力制御プログラム
US10446137B2 (en) 2016-09-07 2019-10-15 Microsoft Technology Licensing, Llc Ambiguity resolving conversational understanding system
US10311860B2 (en) 2017-02-14 2019-06-04 Google Llc Language model biasing system
CN108960126A (zh) * 2018-06-29 2018-12-07 北京百度网讯科技有限公司 手语翻译的方法、装置、设备及系统
CN109756770A (zh) * 2018-12-10 2019-05-14 华为技术有限公司 视频播放过程实现单词或语句复读的方法及电子设备
CN111475999B (zh) * 2019-01-22 2023-04-14 阿里巴巴集团控股有限公司 错误提示的生成方法、装置
US11429779B2 (en) * 2019-07-01 2022-08-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Method and system for intelligently suggesting paraphrases
EP3862918B1 (en) * 2020-02-07 2023-11-01 MyScript Structural decomposition in handwriting
US20220414320A1 (en) * 2021-06-23 2022-12-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Interactive content generation
CN113590802B (zh) * 2021-09-27 2021-12-28 北京明略软件系统有限公司 一种会话内容异常检测方法、装置、电子设备及存储介质
US20230214579A1 (en) * 2021-12-31 2023-07-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Intelligent character correction and search in documents

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5604897A (en) * 1990-05-18 1997-02-18 Microsoft Corporation Method and system for correcting the spelling of misspelled words
US5576955A (en) * 1993-04-08 1996-11-19 Oracle Corporation Method and apparatus for proofreading in a computer system
US5659771A (en) * 1995-05-19 1997-08-19 Mitsubishi Electric Information Technology Center America, Inc. System for spelling correction in which the context of a target word in a sentence is utilized to determine which of several possible words was intended
US5712957A (en) * 1995-09-08 1998-01-27 Carnegie Mellon University Locating and correcting erroneously recognized portions of utterances by rescoring based on two n-best lists
US5855000A (en) * 1995-09-08 1998-12-29 Carnegie Mellon University Method and apparatus for correcting and repairing machine-transcribed input using independent or cross-modal secondary input
US5761687A (en) * 1995-10-04 1998-06-02 Apple Computer, Inc. Character-based correction arrangement with correction propagation
US5794189A (en) * 1995-11-13 1998-08-11 Dragon Systems, Inc. Continuous speech recognition
US5845300A (en) 1996-06-05 1998-12-01 Microsoft Corporation Method and apparatus for suggesting completions for a partially entered data item based on previously-entered, associated data items
US5956739A (en) * 1996-06-25 1999-09-21 Mitsubishi Electric Information Technology Center America, Inc. System for text correction adaptive to the text being corrected
US5909667A (en) * 1997-03-05 1999-06-01 International Business Machines Corporation Method and apparatus for fast voice selection of error words in dictated text
US6182028B1 (en) * 1997-11-07 2001-01-30 Motorola, Inc. Method, device and system for part-of-speech disambiguation
US6377965B1 (en) * 1997-11-07 2002-04-23 Microsoft Corporation Automatic word completion system for partially entered data
US5896321A (en) * 1997-11-14 1999-04-20 Microsoft Corporation Text completion system for a miniature computer
US6438523B1 (en) * 1998-05-20 2002-08-20 John A. Oberteuffer Processing handwritten and hand-drawn input and speech input
US6424983B1 (en) * 1998-05-26 2002-07-23 Global Information Research And Technologies, Llc Spelling and grammar checking system
US6131102A (en) * 1998-06-15 2000-10-10 Microsoft Corporation Method and system for cost computation of spelling suggestions and automatic replacement
US6618697B1 (en) * 1999-05-14 2003-09-09 Justsystem Corporation Method for rule-based correction of spelling and grammar errors
US6490549B1 (en) * 2000-03-30 2002-12-03 Scansoft, Inc. Automatic orthographic transformation of a text stream
US6856956B2 (en) * 2000-07-20 2005-02-15 Microsoft Corporation Method and apparatus for generating and displaying N-best alternatives in a speech recognition system
US7076731B2 (en) * 2001-06-02 2006-07-11 Microsoft Corporation Spelling correction system and method for phrasal strings using dictionary looping
US7003444B2 (en) * 2001-07-12 2006-02-21 Microsoft Corporation Method and apparatus for improved grammar checking using a stochastic parser
US7254774B2 (en) * 2004-03-16 2007-08-07 Microsoft Corporation Systems and methods for improved spell checking

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537806A (ja) * 2005-02-08 2008-09-25 テジック コミュニケーションズ インク マニュアルで入力されたあいまいなテキスト入力を音声入力を使用して解決する方法および装置
JP4829901B2 (ja) * 2005-02-08 2011-12-07 テジック コミュニケーションズ インク マニュアルでエントリされた不確定なテキスト入力を音声入力を使用して確定する方法および装置
JP2010002830A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Sharp Corp 音声認識装置
JP2011186483A (ja) * 2011-04-14 2011-09-22 Sharp Corp 情報処理装置及び情報処理方法
KR102078505B1 (ko) * 2019-05-28 2020-02-17 주식회사 에이플에이디 기사 생성 시스템 및 그 방법
JPWO2021107142A1 (ja) * 2019-11-29 2021-06-03
WO2021107142A1 (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 富士フイルム株式会社 文書作成支援装置、方法およびプログラム
JP7413568B2 (ja) 2020-04-20 2024-01-15 エーアイ スピーチ カンパニー リミテッド 音声対話の訂正方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1259632C (zh) 2006-06-14
US7149970B1 (en) 2006-12-12
CN1335571A (zh) 2002-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002117026A (ja) 確率的入力方法によって生成された候補リストからフィルタリングおよび選択を行うための方法およびシステム
US6581033B1 (en) System and method for correction of speech recognition mode errors
JP4444396B2 (ja) 音声認識におけるポジション操作
US6446041B1 (en) Method and system for providing audio playback of a multi-source document
JP4829901B2 (ja) マニュアルでエントリされた不確定なテキスト入力を音声入力を使用して確定する方法および装置
US6415258B1 (en) Background audio recovery system
EP1091303B1 (en) Method and system for providing alternatives for text derived from stochastic input sources
US6490563B2 (en) Proofreading with text to speech feedback
US6363347B1 (en) Method and system for displaying a variable number of alternative words during speech recognition
JP5040909B2 (ja) 音声認識辞書作成支援システム、音声認識辞書作成支援方法及び音声認識辞書作成支援用プログラム
EP1346343B1 (en) Speech recognition using word-in-phrase command
US7562296B2 (en) Correction widget
JP4791984B2 (ja) 入力された音声を処理する装置、方法およびプログラム
KR101445904B1 (ko) 현장 음성 번역 유지 시스템 및 방법
US7765102B2 (en) Generic spelling mnemonics
JPH03224055A (ja) 同時通訳向き音声認識システムおよびその音声認識方法
JP3476007B2 (ja) 認識単語登録方法、音声認識方法、音声認識装置、認識単語登録のためのソフトウエア・プロダクトを格納した記憶媒体、音声認識のためのソフトウエア・プロダクトを格納した記憶媒体
Zong et al. Toward practical spoken language translation
Begel Spoken language support for software development
JP2003162524A (ja) 言語処理装置
JP3762300B2 (ja) テキスト入力処理装置及び方法並びにプログラム
JP2004145014A (ja) 自動音声応答装置及び自動音声応答方法
JPS6162166A (ja) 日本語文章作成装置
JPS62143129A (ja) 音声タイプライタ
JP2003242145A (ja) 言語処理プログラム、言語処理装置、その方法および記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071227

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20071227

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071227

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20080207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106