JP2002113101A - 分離肺換気専用コネクターとその使用方法 - Google Patents
分離肺換気専用コネクターとその使用方法Info
- Publication number
- JP2002113101A JP2002113101A JP2001133539A JP2001133539A JP2002113101A JP 2002113101 A JP2002113101 A JP 2002113101A JP 2001133539 A JP2001133539 A JP 2001133539A JP 2001133539 A JP2001133539 A JP 2001133539A JP 2002113101 A JP2002113101 A JP 2002113101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bronchial
- blocker
- connector
- fiberscope
- lung ventilation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/04—Tracheal tubes
- A61M16/0463—Tracheal tubes combined with suction tubes, catheters or the like; Outside connections
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/267—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for the respiratory tract, e.g. laryngoscopes, bronchoscopes
- A61B1/2676—Bronchoscopes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00147—Holding or positioning arrangements
- A61B1/00154—Holding or positioning arrangements using guiding arrangements for insertion
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physiology (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Pathology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Hematology (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
部分に集約させ、シングルルーメン挿管チューブの使用
下での分離肺換気の円滑な施行を可能にする。 【構成】 挿管チューブと人工呼吸器とを接続する接続
部16、17を有するコネクター本体10を具備し、気
管支ファイバースコープ挿入用と、分離肺換気のための
気管支ブロッカー挿入用の、独立した2つの孔13、1
5をコネクター本体10にあける。
Description
ルーメン挿管チューブと気管支ブロッカーとを用いて分
離肺換気を施行する際に使用する、分離肺換気専用コネ
クターとその使用方法に関するものである。
分離肺換気は、分離肺換気専用のブロッカー一体型挿管
チューブやダブルルーメン挿管チューブを、経口的に気
管内挿管することにより、施行されていた。
用下での分離肺換気が要求される場合は、気管支ファイ
バースコープ挿入用の孔が1つだけ開いた気管支ファイ
バー専用コネクターを転用して、ここから気管支ブロッ
カーを挿入することにより分離肺換気を行っていた。こ
の場合の手順は以下のとおりである。まず、気管支ファ
イバースコープを気管支ブロッカーと一緒に挿入し、気
管支ファイバースコープの観察下に、気管支ブロッカー
を目的とする気管支内に進ませる。この時、気管支ブロ
ッカーにある程度の硬さがあり、彎曲がついている形状
をしているものを用いる場合、気管支ブロッカーの先端
の向きは、気管支ブロッカー自体の軸回転によって希望
の方向へ簡単に変えることができるので、操作は極めて
容易である。一方、気管支ブロッカーの形状が直線的で
あったり、彎曲がついていてもその彎曲を維持する程度
の硬さがない場合は、気管支ブロッカー自体の軸回転に
よって先端の方向を誘導できないため、他の何らかの手
段を用いねばならない。気管支内に進ませた気管支ブロ
ッカーは、次にそのカフの空気注入量を調節して、これ
により一側の肺換気をブロックする。気管支ブロッカー
の位置やカフの空気注入量が決まったら、気管支ブロッ
カーが動かないように注意しながら、気管支ファイバー
スコープを抜去する。次に、気管支ブロッカーと挿入孔
との隙間に粘着テープなどを簡易的に巻き付け、エアー
リークを防ぐ。このようにして、非ブロック側の肺によ
る分離肺換気を行う。
ューブやダブルルーメン挿管チューブを用いて分離肺換
気を行う場合、次のような欠点があった。 (イ)シングルルーメン挿管チューブと比較して、外径
が太くて柔軟性にも乏しい。そのため、チューブが声帯
を強く圧迫し、声帯浮腫や声帯脱臼を引き起こす危険性
が高い。また、小児や小柄な患者、気管切開患者で気管
切開孔が小さい場合などでは、挿入が困難もしくは不可
能である。また、経鼻的挿管は不可能である。挿管困難
症の場合、気管支ファイバースコープなどの内視鏡誘導
下の期間内挿管も極めて困難である。 (ロ)既にシングルルーメン挿管チューブが挿入されて
いる患者に分離肺換気が必要になった場合や、逆に、分
離肺換気終了後にも人工呼吸器管理を継続する必要があ
る場合などでは、分離肺換気専用挿管チューブとシング
ルルーメン挿管チューブとを入れ替える必要がある。チ
ューブの抜管や再挿管は侵襲的行為であり、患者にかか
る負担が大きく、医療コストの増加にもつながる。
ァイバースコープ専用コネクターとの組み合わせによる
分離肺換気を行う場合、次のような欠点があった。 (ハ)コネクターの1つの挿入孔に、気管支ブロッカー
と気管支ファイバースコープを一緒に挿入するため、そ
れぞれの独立した操作が不可能である。また、挿入孔は
本来、気管支ファイバースコープを挿入するためのもの
であり挿入物を保持するような固定性は得られない。
作の影響を受けて、気管支ブロッカーが不必要に動揺し
易く、適切な位置に気管支ブロッカーを誘導するのが難
しい。この動揺を抑えるためには、気管支ファイバース
コープの挿入部と、気管支ブロッカーの挿入部を、別々
の手で保持しなければならない。しかし、気管支ファイ
バースコープの操作にあたっては、接眼部近くを持つ必
要もあるため、結果的に、一人での操作は困難で、二人
以上の施行者が望まれる。
おいても、気管支ブロッカーの固定性が悪く、容易に気
管支ブロッカーのカフの位置異常をきたす。 (ニ)本来、気管支ファイバー専用コネクターの孔は、
気管支ブロッカー挿入用ではないため、挿入孔と気管支
ブロッカーの間の気密性が悪い。そのため隙間からエア
ーリークが大きい。
後に、挿入孔と気管支ブロッカーの隙間に粘着テープな
どを巻き付けるといった、姑息的な処置を施す必要性が
あるが、確実性に乏しく、手間もかかる。
ー先端の観察、位置調節のために気管支ファイバースコ
ープを挿入する場合や、吸引チューブを挿入して気管内
を吸痰する場合、隙間に貼ったこれらのテープは、その
都度取り除かねばならず、時間がかかり、かつ操作も煩
雑となる。しかも、気管支ファイバースコープや吸引チ
ューブ挿入中は、挿入孔の隙間からのエアーリークを防
ぐことができず、この間は換気不良の状態が続く。
に挿入孔が1つしかなく、気管支ブロッカーと気管支フ
ァイバースコープを独立して操作できないことである。
ッカーの操作性に多大な影響を及ぼす。ブロッカーの軸
心と挿管チューブの軸心とが大きな角度をもって、斜め
に交叉する構造のコネクターにすると、彎曲タイプの気
管支ブロッカーを用いたときに、次のような欠点が生じ
る。 (ホ)気管支ブロッカーが、コネクター内部と挿管チュ
ーブ内の数箇所で不自然に彎曲するため、気管支ブロッ
カーの回転トルクが先端にスムーズに伝わらない。その
ため、目的とする左右どちらかの気管支に向けて、先端
の方向を簡単に変えることができない。 (ヘ)患者の体位変化や、ベッド移動などにより、コネ
クターに接続した人工呼吸器回路の蛇管に引っ張られ
て、コネクターの向きが変化する状況が多く発生する
が、この動きによってはコネクターと共にブロッカーの
彎曲面と軸が大きく回転し、ブロッカーの先端が不用意
に左右に振られる可能性があり危険である。
も同様で、その挿入角度が大きいと、光ファイバーの許
容される屈曲の限界や、気管支ファイバースコープの挿
入抵抗や、気管支ブロッカーとの干渉などが問題とな
る。
着目してなされたものであって、その課題は、分離肺換
気に必要な専用の機構をコネクター部分に集約させ、シ
ングルルーメン挿管チューブの使用下でも、円滑に分離
肺換気を施行することを可能とすることである。また本
発明の他の課題は、気管支ファイバースコープと気管支
ブロッカーとを独立して操作可能な分離肺換気専用コネ
クターを提供することである。さらにまた、本発明の他
の課題は、気管支ブロッカーや気管支ファイバースコー
プを、挿管チューブ内に真っ直ぐに進入させることを可
能とする構造をコネクターにもたせることである。
めに、本発明に係る分離肺換気専用コネクターは、挿管
チューブと人工呼吸器とを接続する接続部を有するコネ
クター本体を具備し、気管支ファイバースコープ挿入用
と、分離肺換気のための気管支ブロッカー挿入用の、独
立した2つの孔をコネクター本体にあけるという手段を
講じたものである。さらに、2つの挿入孔には、気密性
の高いエアーリーク防止機構を設け、気管支ブロッカー
挿入孔には、高い固定性を持たせることができる。
管支ブロッカーと気管支ファイバースコープを共に真直
ぐに進入させることを可能とするため、コネクター上部
に気管支ファイバースコープ挿入孔と気管支ブロッカー
挿入孔を並べることが望ましい。その際、気管支ファイ
バースコープ挿入孔、気管支ブロッカー挿管チューブ接
続部の3つの軸心の延長が接近もしくは一致するよう
に、それぞれの配置や軸心の角度を工夫し、また、特
に、気管支ブロッカー挿入部、挿管チューブの軸心が接
近もしくは完全に一致するようにも、配置や角度を工夫
するという手段を講じることができる。
クターは、任意のシングルルーメン挿管チューブと気管
支ブロッカーを用いて分離肺換気を施行する際に使用す
る。シングルルーメン挿管チューブは経口的、経鼻的に
気管内挿管可能な、合成樹脂などから成る可撓性を有す
るチューブであり、基端側にコネクターとの接続のため
の入口が開口し、先端側には気管支ブロッカーや気管支
ファイバースコープなどが配置される出口が開口してお
り、また先端手前に膨張収縮可能な気嚢(カフないしは
バルーン或いはブロッカーともいう。)を有している。
図11参照のこと。このようにシングルルーメン挿管チ
ューブは、ダブルルーメン挿管チューブなど他の挿管チ
ューブに比較して構造が単純であり、取り扱い易く、相
対的に小径であるから、声帯を圧迫して声帯浮腫や声帯
脱臼などを引き起こす危険性も少なくて済むなどの利点
を有する。本発明はこのシングルルーメン挿管チューブ
をさらに活用する途を拓くものである。
されるシャフトの先端にブロッカーを有し、挿管チュー
ブから気管支内に挿入して膨張させることにより気管支
をブロックするためのものである。気管支ブロッカーを
目的の気管支へ正しく誘導するなどのために気管支ファ
イバースコープが使用される。気管支ファイバースコー
プは気管支ブロッカーのシャフトと同様に挿管チューブ
内に通される。
接又はアダプターを介して間接的に接続されるもので、
内部に上記の気管支ブロッカーや気管支ファイバースコ
ープなどを通すための通路を有し、また人工呼吸器(レ
スピレーター)との接続のための接続部を有する本体を
具備している。コネクター本体は既に説明した気管支ブ
ロッカーや気管支ファイバースコープ等を通す機能を有
するとともに、気管支ファイバースコープや気管支ブロ
ッカーが、交叉したり絡むような状態になることなく、
それぞれを円滑に挿入または抜去させたり、軸回転させ
たりして目的個所へ向けることを容易にするように関与
する機能を有する。
スコープ挿入用と、分離肺換気のための気管支ブロッカ
ー挿入用の、独立した2つの孔をコネクター本体に開け
るという工夫を施している。独立した2つの孔を通るた
めに、気管支ファイバースコープも気管支ブロッカー
も、コネクター部分において画然と区別され、独立した
動きを得易くなるという長所を持つ。気管支ブロッカー
も、また気管支ファイバースコープも、コネクター本体
ひいては挿管チューブの軸心により近く、かつそれらの
軸心に対してなるべく平行に配置されることが望ましい
ので、気管支ブロッカー挿入孔も、気管支ファイバース
コープ挿入孔も、可能な限り接近して、かつ平行性を保
つか、或いは平行でない場合にも可能な限り浅い角度を
為すように各挿入孔の関係を決定する。これらの関係は
図1乃至図10において説明される。気管支ファイバー
スコープ挿入孔は気管支ブロッカー挿入孔に対して相当
程度大径にすることが望ましく、これによって痰や血液
などの吸引性能も向上可能となる。気管支ファイバース
コープ挿入孔には、気管支ファイバースコープ挿入中の
エアーリーク(空気の漏れ)防止のためのエアーリーク
防止機構を設けることができる。このためのシール手段
としては、ゴムキャップと通称される部品の概念に含ま
れるものが適当である。例えば天然ゴム、或いは合成ゴ
ムから成り、その弾性を利用して気密性を得ることがで
きるものが代表的なものである。気管支ブロッカー挿入
孔にも、任意の大きさの孔をあけた栓を同じくエアーリ
ーク防止機構として嵌めることができる。任意の大きさ
とは、任意の気管支ブロッカーのシャフトを通したとき
に気密性が得られる大きさというほどの意味であり、気
管支ファイバースコープを通すキャップにもついても同
様である。しかしエアーリーク防止機構は別部品のシー
ル手段に限らず、特に気管支ブロッカーや気管支ファイ
バースコープのシャフト部を通す孔径の挿入孔を有す
る、弾性材から成っていても良い。
に、気管支ファイバースコープ挿入孔に栓が保持される
抜け止めを設けることができる。抜け止めは、栓の極く
一部を止める形態であっても良いし、着脱が容易とは言
えないほど確固に嵌め込まれた状態にあっても良い。気
管支ファイバースコープ挿入孔に施す栓、及び気管支ブ
ロッカー挿入孔に施すキャップは、適正な力でファイバ
ーやブロッカーシャフトを押さえるので、それらの安定
性のためにも重要な因子となる。
り詳しく説明する。図1〜図4は本発明の実施例1を示
す。
本体10の、底面に挿管チューブ接続部17の孔を、側
面に人工呼吸器接続部16に接続する孔をあけ、それぞ
れコネクター本体10の中空な内部で直角に交差させ
る。人工呼吸器接続側の孔には、台形円柱パイプ状の人
工呼吸器接続部16を接着する。コネクター本体10の
上面から、気管支ファイバースコープ挿入孔13と、気
管支ブロッカー挿入孔15をあけ、貫通させる。この
時、気管支ブロッカー挿入孔15の浅い部分は孔の径を
大きくし、孔に段差を持たせる。
太い部分に嵌まる大きさの、シリコンゴムより成る栓1
4の中心に、気管支ブロッカーの外径と同径の孔14a
をあける。気管支ファイバースコープ挿入孔13には、
ゴムキャップ12を被せるための円柱パイプ状の気管支
ファイバースコープ挿入部11を接着する。ゴムキャッ
プ12の中心に、気管支ファイバースコープと同径の孔
12aをあける。また孔のあいてないキャップも用意す
る。或いは孔12aを閉じる塞栓を有するキャップ12
を使用することも良い。
に、前述の気管支ファイバースコープ挿入部11の接着
に際しては、栓14に若干覆い被さるストッパー部14
bができるように接着する。
は、化学的に安定な剛性構造を持つコネクター本体20
の上部両側に気管支ファイバースコープ挿入部21であ
る気管支ファイバースコープ挿入孔23と、気管支ブロ
ッカー挿入孔25とを並列して形成し、コネクター本体
10の下部には挿管チューブ接続部27を形成し、それ
らを本体内で相通じるようにしたものである。上部の両
挿入孔23、25は、必要最小限度の厚さを有する壁に
よって隔てられ、平行に並んでおり、この点実施例1の
ものと同様であるが、実施例2では栓保持部24bが空
洞状に設けられていて、気管支ブロッカーのシャフトを
通すシリコンゴムなどの弾性材より成る栓24を埋め込
んで配置することができる。栓24には気管支ブロッカ
ーのシャフト通し孔24aがあけられており、またキャ
ップ22にも気管支ファイバースコープ通し孔22aが
あけられていて、気管支ブロッカーや気管支ファイバー
スコープを、気密性を維持して回転ないし移動可能にし
ている。26は人工呼吸器接続部を示す。
本体30の上部に、気管支ファイバースコープ挿入孔3
1である気管支ファイバースコープ挿入孔33と、気管
支ブロッカー挿入孔35とを平行に立ち上がるように設
け、コネクター本体30の下部には挿管チューブ接続部
37を形成し、それらを本体内で相通じるようにしたも
のである。気管支ブロッカー挿入孔35もパイプ状に突
出しているため、キャップ32と同様に栓34を外方か
ら着脱するようになる。栓34の抜け止めのためには、
気管支ブロッカー挿入孔35にきつく嵌められるように
するか、嵌め合い部を大きく取るか、抜け止めを係合で
行えるように凹凸部を設けるなどの手段が取られる。他
の構成は実施例2と同様で良く、36は人工呼吸器接続
部、32a、34aは通し孔を示す。
本体40の上部に、気管支ファイバースコープ挿入部4
1である気管支ファイバースコープ挿入孔43を設けて
いる点はこれまでの例と同様であるが、気管支ブロッカ
ー挿入孔45をコネクター本体40の中空内部に突出さ
せて設け、内方から栓44を着脱する構成を有する。コ
ネクター本体40の下部には挿管チューブ接続部47が
あり、各挿入孔43、45及び側面の人工呼吸器接続部
46と内部で相通じている点、そしてキャップ42、栓
44に気密保持のもとに気管支ファイバースコープ及び
気管支ブロッカーを通す通し孔42a、44aを有する
点は前例同様である。
本体50の上部に設ける気管支ファイバースコープ挿入
部51である気管支ファイバースコープ挿入孔53を、
その軸心が、気管支ブロッカー挿入孔55の軸心と非平
行かつコネクター本体下方で接近するように設定されて
いる点でこれまでのものと相違している。従って気管支
ファイバースコープ挿入孔53は上部が外方へ傾斜し、
気管支ブロッカー挿入孔55との間隔が、図7の実施例
4の場合よりもさらに接近したものとなる。気管支ブロ
ッカー挿入孔55に設ける栓54とその組み込み構造は
実施例2と同様とされており、他の構成はこれまでの実
施例1〜4の場合と同じである。即ち、52はキャッ
プ、56は人工呼吸器接続部、57は挿管チューブ接続
部、そして52a、54aは通し孔を示す。
ッカー挿入孔65の軸心65cを、挿管チューブ接続部
67の軸心67cとを一致させ、その共通軸心65c、
67cに対して、気管支ファイバースコープ挿入孔63
の軸心63cを傾斜配置した構成を有する。気管支ブロ
ッカー挿入孔の直進性が保たれるのみならず、コネクタ
ー本体60の中心に一致しているため、気管支ブロッカ
ーに最も正確に回転トルクを伝えることができる。また
他の構成は実施例5と同様であり、62はキャップ、6
4は栓、66は人工呼吸器接続部、62a、64aは通
し孔を示す。
関係にある気管支ファイバースコープ挿入孔73と気管
支ブロッカー挿入孔75とを有しており、かつまたコネ
クター本体70に設けた気管支ファイバースコープ挿入
部71の方向に対して、人工呼吸器接続部76が90度
異なる方向に向けて設けられている例を示すが、0〜1
80度のいずれの方向変化も可能である。他の構成は実
施例6の場合と同様であり、72はキャップ、74は
栓、77は挿管チューブ接続部、72a、74aは通し
孔を示す。なおコネクターは、前述したような樹脂或い
は金属等による型成形物もしくは加工物として、図示の
角ブロック状に限らず、任意の形状、構造に形成され得
る。
ことができるものである。従って、独立した挿入孔13
〜73、15〜75を2つ設けることにより、気管支フ
ァイバースコープ83と気管支ブロッカー81とを個別
に操作することができる。また、気管支ブロッカーが斜
めに進入しないために、ファイバースコープの進入スペ
ースや視野を遮ることもなく、気管支ブロッカー自体の
操作も滑らかである。
とその使用方法について説明する。これを使用する時
は、次のような手順で行なう。 (イ)分離肺換気に先立って、通常のシングルルーメン
挿管チューブ80が気管内挿管されている必要がある。
挿管チューブ80は、経口、経鼻のいずれの経路で挿管
されていてもよい。また、気管切開チューブでも良い。 (ロ)あらかじめ、気管支ブロッカー挿入孔15に栓1
4をはめ、栓の孔14aに気管支ブロッカー81を通し
ておく。また、この段階では気管支ファイバースコープ
挿入部11には孔なしゴムキャップをはめておく。或い
は孔12aを塞栓によって塞いでおく。 (ハ)挿管チューブ80側と人工呼吸器側82とを本コ
ネクターに接続する。この段階では通常の両肺換気とな
る。 (ニ)ゴムキャップを孔あきのもの12に変え、或いは
塞栓を外してその孔12aに気管支ファイバースコープ
83を挿入する。 (ホ)気管支ファイバースコープ83の先端84を、目
的とする気管支85、86のどちらかに向け、その観察
下に気管支ブロッカーのカフ87を、目的とする左右ど
ちらかの気管支内に進ませる。この時、気管支ブロッカ
ー81について、彎曲がついている形状のものを用いて
いる場合、気管支ブロッカーの先端の向きは、気管支ブ
ロッカー全体の軸回転によって変えることができる。次
に気管支ブロッカーのカフ87の位置や空気注入量を調
節して、目的とする気管支の換気をブロックする。この
段階で分離肺換気となる。 (ヘ)気管支ブロッカー固定後は、気管支ファイバース
コープ83を抜去し、再び穴なしゴムキャップに変え
る。ブロッカーは、先端近くにバルーン即ちカフ87を
有していて、左右いずれかの気管支85、86をブロッ
ク可能であれば、基本的には任意の構造のもので良い。
なお例示の場合、挿管チューブ80とコネクター本体1
0とはアダプター90を用いて接続されている。図中、
88は気管、89はそこに挿入された膨縮可能なカフで
あり、経路91からの導入気体によって操作される。
しているため、分離肺換気専用の特殊な挿管チューブを
必要とせず、通常のシングルルーメンの気管内挿管チュ
ーブや気管切開チューブ、経鼻挿管チューブの使用下
で、分離肺換気を行うことが可能である。 (ロ)分離肺換気専用挿管チューブを用いた場合と比較
して、より細い外径のチューブで施行できるため、気管
内挿管に伴う患者への侵襲を少なくすることができる。
逆に、チューブ外径が等しい場合には、チューブ内径を
広く確保できるため、より太い経の気管支ファイバース
コープを挿入することが可能となる。 (ハ)術後に人工呼吸管理を継続する場合では、分離肺
換気専用挿管チューブからシングルルーメン挿管チュー
ブへの入れ替えをする必要がなく、抜管・再挿管に伴う
リスク、合併症を回避することができる。分離肺換気専
用挿管チューブに比べ、より安価なシングルルーメン挿
管チューブを継続して使用するため、医療コスト削減に
貢献する。 (ニ)気管支ファイバースコープと気管支ブロッカー
を、それぞれ専用の孔から挿入し、独立して操作するこ
とができる。このため、気管支ファイバースコープの操
作の影響を受けて気管支ブロッカーが動揺することがな
く、気管支ブロッカーの深さや向きを調節しやすい。
ために通したシリコンゴム等から成る栓に密着している
ため固定性が高く、手を離しても不用意に動くことがな
い。片手で気管支ファイバースコープと気管支ブロッカ
ーをスムーズに持ち替えることができ、一人での操作が
可能となる。
め、換気中のカフの位置異常が生じにくい。 (ホ)各挿入孔に栓及びキャップから成るエアーリーク
防止機構を設けることにより、常に高い気密性を保持で
き、エアーリークによる換気不良を招く危険を回避でき
る。また、従来行われた気管支ブロッカーと挿入孔の隙
間に粘着テープなどを巻つけたり、気管内や気管支ブロ
ッカー先端の観察、位置調節、気管内の吸痰などを行う
際に、これらのテープをその都度取り除くという、煩雑
で手間のかかる操作を省略できる。 (ヘ)気管支ブロッカー挿入孔の栓に開ける孔の内径を
変えることにより、任意のタイプのカテーテルやブロッ
カーを、気管支ブロッカーとして利用することができ
る。その際エアーリーク防止機構は、気管支ブロッカー
挿入孔に段差をつけた所にシリコンゴムなどから成る栓
をはめ込み、別の付属物を利用して脱落を防ぐという、
単純な構造をしており、洗浄、消毒がしやすく、安価
で、医療コスト削減にも貢献する。 (ト)気管支ファイバースコープと気管支ブロッカーの
両者とも、挿管チューブの軸心に近接してほぼ平行に挿
入されるため、互いの侵入経路を妨げず、スムーズに挿
入できる。気管支ファイバースコープにおいては、その
視野も妨げられず、正確な誘導が保証される。また、気
管支ブロッカーの軸回転操作においては、気管支ファイ
バースコープによる引っ掛かりがなく円滑に回転させら
れる。 (チ)気管支ブロッカーが挿管チューブの軸心に、ほぼ
一致もしくは完全に一致して挿入されるため、気管支ブ
ロッカーとして彎曲タイプの気管支ブロッカーを用いた
場合、気管支ブロッカー先端の方向は、気管支ブロッカ
ー自体の軸回転によって、円滑に変えることが可能であ
り、また、人工呼吸器回路の蛇管が引っ張られて、ブロ
ッカーの先端が不用意に左右に振られる危険もない。気
管支ブロッカーとしてストレートタイプの気管支ブロッ
カーを用いた場合も、挿入や抜去の抵抗が少なく、操作
が円滑になる。即ち、挿管チューブは一般的に彎曲が付
いており、ストレートタイプの挿管チューブもあるが、
口から口腔内、咽頭、声門、気管内へと挿入された状況
では、解剖学的に彎曲がついた状態で体内に留置される
ことになる。従来の彎曲タイプのブロッカーは、この挿
管チューブと同程度の彎曲が全長に渡ってついている
が、先端の方向をコントロールするには、挿管チューブ
の出口から突出した、先端から数cmまでの部分の彎曲
が大きく関与することになり、挿管チューブ内に留まる
部分の彎曲は大きな意味を持たず、むしろその部分はス
トレートである方が、回転トルクがスムーズに伝わる可
能性が高い。つまり、気管支ブロッカーは、挿管チュー
ブの出口より先の部分にさえ彎曲がついていれば、先端
の方向をコントロールできるはずで、トルクも伝えやす
いと考えられる。しかし彎曲タイプのものであろうと、
ストレートタイプのものであろうと、先端のみ彎曲がつ
いていようと、コネクター部分における挿入角度は、本
コネクターのように軸に並行、軸に一致が良く、その方
が軸回転のトルクをスムーズに先端に伝えることができ
ると考えられるものである。
例1を示す断面図。
面図。
入孔と気管支ブロッカー挿入孔側から見た上面図。
下面図。
用方法の1例を示す説明図。
ァイバースコープ挿入部 12、22、32、42、52、62、72 ゴムキャ
ップ 13、23、33、43、53、63、73 気管支フ
ァイバースコープ挿入孔 14、24、34、44、54、64、74 栓 15、25、35、45、55、65、75 気管支ブ
ロッカー挿入孔 16、26、36、46、56、66、76 人工呼吸
器接続部 17、27、37、47、57、67、77 挿管チュ
ーブ接続部
Claims (7)
- 【請求項1】 任意のシングルルーメン挿管チューブと
気管支ブロッカーとを用いて分離肺換気を施行する際に
使用する、分離肺換気専用コネクターであって、挿管チ
ューブと人工呼吸器とを接続する接続部を有するコネク
ター本体を具備し、気管支ファイバースコープ挿入用
と、分離肺換気のための気管支ブロッカー挿入用の、独
立した2つの孔をコネクター本体にあけたことを特徴と
する分離肺換気専用コネクター。 - 【請求項2】 気管支ファイバースコープ挿入用の孔
に、気管支ファイバースコープ挿入中のエアーリーク防
止機構を設けた請求項1記載の分離肺換気専用コネクタ
ー。 - 【請求項3】 気管支ブロッカー挿入孔に任意の大きさ
の孔をあけた栓をはめ、任意のタイプのカテーテルやブ
ロッカーを、気管支ブロッカーとして利用するため、気
管支ブロッカー挿入孔にエアーリーク防止機構を設けた
請求項1記載の分離肺換気専用コネクター。 - 【請求項4】 栓が不用意に脱落するのを防止するため
に、気管支ファイバースコープ挿入孔に栓が保持される
ように抜け止めを設けた請求項3記載の分離肺換気専用
コネクター。 - 【請求項5】 気管支ブロッカー挿入孔と気管支ファイ
バースコープ挿入孔の軸心が、挿管チューブの軸心、就
中挿管チューブ接続部の軸心と、近接、もしくは完全に
一致するように配置された請求項1、2、3、4のいず
れかに記載の分離肺換気専用コネクター。 - 【請求項6】 気管支ブロッカー挿入孔と気管支ファイ
バースコープ挿入孔の軸心が、挿管チューブの軸心、就
中挿管チューブ接続部の軸心と、完全に平行になるか、
もしくは平行に近いわずかな角度で交差するように配置
された請求項1、2、3、4のいずれかに記載の分離肺
換気専用コネクター。 - 【請求項7】 挿管チューブと人工呼吸器とを接続する
接続部を有するコネクター本体を具備し、気管支ファイ
バースコープ挿入用と、分離肺換気のための気管支ブロ
ッカー挿入用の、独立した2つの孔をコネクター本体に
あけた分離肺換気専用コネクターの使用に当たり、気管
支ファイバースコープ挿入用の孔に気管支ファイバース
コープを挿入し、また気管支ブロッカー挿入用の孔に気
管支ブロッカーを挿入する箇所における、エアーリーク
防止機構として弾性材を併用する分離肺換気専用コネク
ターの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001133539A JP2002113101A (ja) | 2000-08-02 | 2001-04-27 | 分離肺換気専用コネクターとその使用方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000269381 | 2000-08-02 | ||
JP2000-269381 | 2000-08-02 | ||
JP2001133539A JP2002113101A (ja) | 2000-08-02 | 2001-04-27 | 分離肺換気専用コネクターとその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002113101A true JP2002113101A (ja) | 2002-04-16 |
Family
ID=26599314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001133539A Pending JP2002113101A (ja) | 2000-08-02 | 2001-04-27 | 分離肺換気専用コネクターとその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002113101A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012520119A (ja) * | 2009-03-13 | 2012-09-06 | イージー−ブロッカー ビー.ブイ. | 気管支鏡マニホルド |
CN104107027A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-10-22 | 汤马斯·定华·雷 | 支气管镜检适配器 |
JP2014221306A (ja) * | 2014-06-17 | 2014-11-27 | スマート・メディカル・システムズ・リミテッド | 内視鏡組立体、内視鏡ツール、管状の身体部分と医療的に相互作用する装置 |
CN106137105A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-23 | 郑友亮 | 支气管镜辅助连接装置 |
JP2019200421A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | スパイレーション インコーポレイテッド ディー ビー エイ オリンパス レスピラトリー アメリカ | 肺呼吸デバイス |
US12053579B2 (en) | 2018-05-18 | 2024-08-06 | Gyrus Acmi, Inc. | Breathing lung device |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232846U (ja) * | 1988-08-24 | 1990-03-01 | ||
JPH04197361A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-16 | Koji Inoue | 一側肺換気用気管内チユーブ |
JPH0739847U (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-18 | オリンパス光学工業株式会社 | 気管内チューブ挿入補助具 |
JPH10305099A (ja) * | 1997-05-09 | 1998-11-17 | Fuji Syst Kk | 気管内チューブ用固定具 |
US6086529A (en) * | 1997-05-13 | 2000-07-11 | Wisconsin Medical, Inc. | Bronchoscopic manifold with compressible diaphragmatic valve for simultaneous airway instrumentation |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001133539A patent/JP2002113101A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232846U (ja) * | 1988-08-24 | 1990-03-01 | ||
JPH04197361A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-16 | Koji Inoue | 一側肺換気用気管内チユーブ |
JPH0739847U (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-18 | オリンパス光学工業株式会社 | 気管内チューブ挿入補助具 |
JPH10305099A (ja) * | 1997-05-09 | 1998-11-17 | Fuji Syst Kk | 気管内チューブ用固定具 |
US6086529A (en) * | 1997-05-13 | 2000-07-11 | Wisconsin Medical, Inc. | Bronchoscopic manifold with compressible diaphragmatic valve for simultaneous airway instrumentation |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012520119A (ja) * | 2009-03-13 | 2012-09-06 | イージー−ブロッカー ビー.ブイ. | 気管支鏡マニホルド |
US9072432B2 (en) | 2009-03-13 | 2015-07-07 | Teleflex Medical Europe Ltd. | Bronchoscopic manifold |
JP2014221306A (ja) * | 2014-06-17 | 2014-11-27 | スマート・メディカル・システムズ・リミテッド | 内視鏡組立体、内視鏡ツール、管状の身体部分と医療的に相互作用する装置 |
CN104107027A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-10-22 | 汤马斯·定华·雷 | 支气管镜检适配器 |
CN106137105A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-23 | 郑友亮 | 支气管镜辅助连接装置 |
JP2019200421A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | スパイレーション インコーポレイテッド ディー ビー エイ オリンパス レスピラトリー アメリカ | 肺呼吸デバイス |
JP7401195B2 (ja) | 2018-05-18 | 2023-12-19 | ジャイラス エーシーエムアイ インク ディー/ビー/エー オリンパス サージカル テクノロジーズ アメリカ | 肺呼吸デバイス |
US12053579B2 (en) | 2018-05-18 | 2024-08-06 | Gyrus Acmi, Inc. | Breathing lung device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8998798B2 (en) | Multi-lumen tracheal tube with visualization device | |
US7921847B2 (en) | Device and method for placing within a patient an enteral tube after endotracheal intubation | |
US7174889B2 (en) | Device for insertion of endotracheal tube | |
US9155854B2 (en) | Tracheal tube with visualization device and integrated flushing system | |
US9211060B2 (en) | Visualization device and holder for use with a tracheal tube | |
US20110315147A1 (en) | Tracheal tube with multifunctional lumen | |
US20100030057A1 (en) | Imaging catheter | |
US20040182384A1 (en) | Perilaryngeal oral airway with temperature sensor | |
JP2015531300A (ja) | 対象を換気するための可逆的気道デバイスおよび関連する方法 | |
WO2002092144A3 (en) | Anatomical airway ventilation intubating and resuscitating device | |
EP3883449B1 (en) | Bi-functional intubating and ventilating supraglottic airway | |
US7784464B2 (en) | Laryngeal mask | |
WO2004096331A2 (en) | Tracheostomy device | |
JP2002113101A (ja) | 分離肺換気専用コネクターとその使用方法 | |
US20130000649A1 (en) | Tracheal tube with controlled-profile cuff | |
KR102559960B1 (ko) | 기관삽관용 후두 마스크 | |
US10076622B2 (en) | Single lung/lobe ventilation endotracheal tube | |
US11357395B2 (en) | Tracheoscope control device, laryngeal mask airway device, and combination system thereof | |
CN210205546U (zh) | 用于单肺通气的气管导管 | |
JPH06217933A (ja) | 内視鏡 | |
EP2801384A1 (en) | Tube for endobronchial intubation | |
US20200171256A1 (en) | Intubation Systems and Methods | |
WO2005049122A1 (en) | Endotracheal tube with trachea protection | |
CN217908540U (zh) | 一种双腔支气管插管 | |
CN211188672U (zh) | 一种套筒式气管插管 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041004 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20041004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060620 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060823 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060818 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20061005 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20061208 |