JP2002108532A - メニュー表示装置及びメニュー表示方法 - Google Patents

メニュー表示装置及びメニュー表示方法

Info

Publication number
JP2002108532A
JP2002108532A JP2000304146A JP2000304146A JP2002108532A JP 2002108532 A JP2002108532 A JP 2002108532A JP 2000304146 A JP2000304146 A JP 2000304146A JP 2000304146 A JP2000304146 A JP 2000304146A JP 2002108532 A JP2002108532 A JP 2002108532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
menu
menu data
data
button
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000304146A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Sekiguchi
卓也 關口
Masahiro Muikaichi
正弘 六日市
Kenji Izumi
憲司 泉
健人 ▲よし▼井
Taketo Yoshii
Satoshi Tsujimura
敏 辻村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000304146A priority Critical patent/JP2002108532A/ja
Publication of JP2002108532A publication Critical patent/JP2002108532A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模な部品を必要とすることなく、高い自
由度でメニューをカスタマイズすることが可能な家電機
器用のメニュー表示装置を提供する。 【解決手段】 STB20内に備えられるメニュー表示
部23であって、新たなメニューデータをSDカード6
0から読み出してメニューデータ蓄積部23fに格納す
るメニューデータ読み出し部23aと、メニューデータ
蓄積部23fからメニューデータを読み出してTV40
にメニューを表示するメニュー表示制御部23bと、ユ
ーザとの対話に基づいて、メニューデータ蓄積部23f
に格納されたメニューデータを編集するメニューデータ
編集部23dと、メニューデータ蓄積部23fに格納さ
れているメニューデータをSDカード60に書き出すメ
ニューデータ書き出し部23e等を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メニュー表示装置及び
方法に関し、特に、テレビやセットトップボックス等の
映像表示機能を備えた家電機器におけるメニューのカス
タマイズに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機(TV)やテレビ放
送用セットトップボックス(STB)等に代表されるよ
うに、画面や映像表示機能を持つ家電機器では、画面に
メニューを表示し、それに対するユーザからの指示を取
得して動作するというインタラクティブな操作性を提供
する機器が多い。そして、最近では、家電機器のさらな
るユーザフレンドリー化をめざして、メニュー自体を固
定化してしまうのではなく、ユーザが好みのメニューに
カスタマイズする(メニューを変更したり、追加したり
する)ことを可能とする高機能な家電機器が考案されて
いる。
【0003】家電機器が持つメニューをカスタマイズす
る代表的な従来手法として、以下の2つを挙げることが
できる。その第1の手法は、家電機器に内蔵されたRO
Mに予め組み込まれている複数の種類のメニュー群から
所望のメニューを選択することによるカスタマイズであ
る。例えば、特開平6−214693号公報に開示され
ている「入力表示装置」では、予め組み込まれた「日本
語」及び「英語」によるメッセージのいずれかを選択し
たり、「絵と日本語」及び「絵と英語」による表示の組
み合わせから一つを選択したり、基本的な機能だけを表
示させる「簡単機能」及び全ての機能を詳細に表示させ
る「フル機能」のいずれかを選択したりすることで、メ
ニューをカスタマイズすることができる。
【0004】第2の手法は、HAVi(Home Audio Vid
eo Interoperability;家庭内ネットワーク対応AV機器
の仕様)や米国サンマイクロシステムズ社のJavaを
利用することによるメニューのカスタマイズである。つ
まり、新たなメニューを表示するためのプログラムを家
電機器にダウンロードし、そのプログラムを家電機器に
実行させることにより、新しいメニューを表示させると
いうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の手法では、カスタマイズできる範囲が、予めROM
に組み込まれたメニュー群に限定され、自由度や拡張性
に乏しいという問題がある。つまり、一旦、その家電機
器が出荷された後においては、新たなメニューを追加し
たり変更したりすることはできない。例えば、上述の入
力表示装置において、「絵と日本語」の組み合わせによ
る表示で使用される「絵」だけを新しくするというカス
タマイズはできない。
【0006】また、上記第2の手法では、ダウンロード
されたJavaのプログラムを解釈実行するインタプリ
タ(仮想マシン)や、HAViのネットワークに対応し
た専用の通信機能等が対象機器に装備されていることが
必要とされ、回路規模やコスト面での制約が大きい家電
機器には向かないという問題がある。さらに、HAVi
を利用する方法によれば、プログラムの送信元は、HA
Viに対応した機器に限定されてしまうという問題もあ
る。
【0007】そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みて
なされたものであり、プログラムを解釈実行するインタ
プリタのような大規模な部品(ハードウェア又はソフト
ウェア)を必要とすることなく、高い自由度でメニュー
をカスタマイズすることが可能な家電機器用のメニュー
表示装置及び方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るメニュー表示装置は、画面を有する家
電機器又は画面を有する機器とともに用いられる家電機
器に備えられるメニュー表示装置であって、メニューの
内容を示すメニューデータを外部から取得するメニュー
データ取得手段と、取得したメニューデータを記憶する
記憶手段と、記憶されたメニューデータに基づいて、前
記画面にメニューを表示するメニュー表示手段と、表示
したメニューに対するユーザからの指示を取得し、取得
した指示に対応する処理を実行するメニュー処理手段と
を備えることを特徴とする。
【0009】例えば、STB内に備えられるメニュー表
示装置であって、新たなメニューデータをSDカードか
ら読み出してメニューデータ蓄積部に格納するメニュー
データ読み出し部と、メニューデータ蓄積部からメニュ
ーデータを読み出してTVにメニューを表示するメニュ
ー表示制御部と、ユーザとの対話に基づいて、メニュー
データ蓄積部に格納されたメニューデータを編集するメ
ニューデータ編集部と、メニューデータ蓄積部に格納さ
れているメニューデータをSDカードに書き出すメニュ
ーデータ書き出し部等を備える。
【0010】また、これら特徴的な構成要素をステップ
とするメニュー表示方法として実現したり、それらステ
ップを含むプログラムとして実現してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
デジタルテレビ放送受信システム100の全体構成を示
す外観図である。このデジタルテレビ放送受信システム
100は、記録媒体からメニューデータを取り込むこと
によってメニューのカスタマイズが可能なデジタルテレ
ビ放送用の受信システムであり、テレビ放送の受信用ア
ンテナ10と、電話等の通信網30と、デジタルテレビ
放送のチューナとしての機能と通信網30を介してイン
タネット上のWEBサイトと通信するインタネット端末
としての機能とを備えるSTB20と、STB20から
出力される映像信号(テレビ番組、メニュー等)を表示
するTV40と、STB20及びTV40に対する操作
用のリモコン50と、STB20が提供するメニューを
記述したデータ(メニューデータ)を格納するための半
導体メモリカード(SDカード(SanDisk社、松下電器
産業、東芝が共同開発したメモリカード))60から構
成される。
【0012】図2は、STB20の構成を示す機能ブロ
ック図である。STB20は、アンテナ10で受信され
た放送信号に対してデコード、選局、D/A変換等の信
号処理を施すことによってユーザが指定したテレビ番組
の映像信号をTV40に出力する映像信号処理部21
と、ユーザからの指示を取得する操作ボタンやリモコン
50からの信号を受信する入力部25と、チャネル番号
等を表示するLCD等からなるLCD部26と、通信網
30と接続するためのモデム等からなる通信I/F部2
7と、それら各構成要素21、25〜27を制御するC
PUや制御プログラムを格納したROM等からなるコン
トロール部22とから構成されている。
【0013】コントロール部22は、TV40にメニュ
ーを表示するとともに、それに対するユーザからの指示
を取得すると、対応するコマンドを特定してコマンド実
行部24に通知するメニュー表示部23と、メニュー表
示部23から通知されたコマンドを解釈して実行するコ
マンド実行部24とからなる。図3は、図2に示された
メニュー表示部23のさらに詳細な構成を示す機能ブロ
ック図である。
【0014】メニュー表示部23は、メニューデータを
蓄積するためのフラッシュメモリ等からなるメニューデ
ータ蓄積部23fと、SDカード60からメニューデー
タを読み出してメニューデータ蓄積部23fに格納する
メニューデータ読み出し部23aと、メニューデータ蓄
積部23fに格納されたメニューデータを読み出し、そ
のメニューデータが示すグラフィック画像を生成してT
V40に表示出力するメニュー表示制御部23bと、ユ
ーザとの対話に基づいて、メニューデータ蓄積部23f
に格納されているメニューデータを編集するメニューデ
ータ編集部23dと、メニューデータ蓄積部23fに格
納されたメニューデータをSDカード60に書き出すメ
ニューデータ書き出し部23eとからなる。
【0015】なお、このメニュー表示制御部23bは、
メニューデータ蓄積部23fに複数のメニューデータが
格納されている場合に、それら複数のメニューデータを
メニューデータ蓄積部23fから読み出した後に、その
旨をTV40等に表示し、ユーザからの選択指示を取得
することによって1つのメニューデータを特定するメニ
ュー選択部23cを有する。
【0016】図4は、SDカード60及びメニュー表示
部23間でやりとりされるメニューデータの内容例を示
すデータ構造図である。このメニューデータは、4つの
ボタンが配列された1枚のメニュー画面を特定するデー
タテーブルと、ボタンが選択されたときに更新して表示
される1枚の画像データ(「goods」)とから構成され
る。
【0017】メニュー画面を示すデータテーブルにおい
て、各カラムは、1つの画像オブジェクト(ここでは、
ボタン)の特性を示す情報に対応し、選択されていない
ときのボタンの表示状態(「通常状態」)及び選択され
たときのボタンの表示状態(「選択状態」)を特定する
情報(「位置情報」、「サイズ情報」、「文字列情
報」、「形状情報」、「色情報」)と、選択されたとき
に実行すべき処理ルーチンを特定する情報(「コマン
ド」)からなる。
【0018】ここで、「位置情報」は、ボタンの表示位
置に対応するTV40画面上の2次元座標を示し、「サ
イズ情報」は、ボタンの2次元的なサイズを示し、「文
字列情報」は、ボタンに重ねて表示するラベルを示し、
「形状情報」は、ボタンの形状を示し、「色情報」は、
ボタンの色を示す。また、コマンドは、関数形式で示さ
れ、必要に応じて、引数が指定される。
【0019】本図に示された画像データ「goods」は、
コマンド「Put_Image(goods)」の実行において使用され
る絵(表示出力の対象となるイメージ画像)に対応す
る。なお、メニューデータは、SDカード60やメニュ
ーデータ蓄積部23fに格納されるときには、他のメニ
ューデータと区別するためのユニークなファイル名が付
与され、そのファイル名とともに格納される。
【0020】次に、以上のように構成された本デジタル
テレビ放送受信システム100の動作について、STB
20のメニュー表示部23の動作を中心に説明する。図
5は、STB20のメニュー表示を更新する場合におけ
るSTB20の動作手順を示すフローチャートである。
例えば、コンビニエンスストアで、その店が独自に作成
しているメニューをSDカードで購入し、これを表示さ
せる場合に相当する。
【0021】STB20にSDカード60が装着される
と、メニューデータ読み出し部23aは、入力部25が
取得したユーザ指示に従って、そのSDカード60に格
納されている全てのメニューデータを読み出し、フォー
マット変換等を施した後に、ファイル名とともにメニュ
ーデータ蓄積部23fに格納する(ステップS70)。
【0022】メニューデータ蓄積部23fの蓄積内容が
変更(ここでは、メニューデータの追加)されたことを
検知したメニュー表示部23は、メニューデータ蓄積部
23fに格納されたメニューデータを読み出して表示す
るに際し、まず、メニュー選択部23cは、メニューデ
ータ蓄積部23fに2種類以上のメニューデータが格納
されているか否か判断する(ステップS71)。
【0023】その結果、2種類以上のメニューデータが
格納されている場合には(ステップS71でYes)、
メニュー選択部23cは、図6に示される画面表示例の
ように、それらメニューデータのファイル名を列挙して
TV40に表示出力し、それに対する入力部25からの
ユーザ指示による選択を取得する(ステップS72)。
【0024】メニューデータ蓄積部23fに1つのメニ
ューデータだけが格納されている場合(ステップS71
でNo)、又は、複数のメニューデータに対するユーザ
からの選択を取得した後に(ステップS72)、メニュ
ー表示制御部23bは、そのメニューデータをメニュー
データ蓄積部23fから読み出して記憶するとともに、
そのメニューデータが示す「通常状態」の情報に基づい
て、メニュー画像を内部メモリに展開生成し、図7に示
される画面表示例のように、そのメニューをTV40に
表示出力する(ステップS73)。
【0025】表示したメニューに対して、入力部25に
より、1つのボタンを選択する旨のユーザ指示が取得さ
れると(ステップS74でYes)、メニュー表示制御
部23bは、内部に記憶しているメニューデータを参照
することで、選択されたボタンの「選択状態」に対応す
る画像オブジェクトを生成し、TV40に表示出力する
とともに(ステップS75)、そのボタンに対応するコ
マンドをコマンド実行部24に通知して実行させる(ス
テップS76)。
【0026】コマンド実行部24によるコマンドの処理
が終了すると、コマンド実行部24からその旨の通知を
受けたメニュー表示制御部23bは、再び、「通常状
態」でメニューを表示する(ステップS73〜S7
6)。具体的には、例えば、図7に示されたボタン「当
店の品揃え」が押された場合には、そのボタンの色が
「青」から「赤」に変化した後に、コマンド「Put_Imag
e(goods)」が実行され、その結果、図8に示される画面
表示例のように、コンビニエンスストアが扱っている商
品を示す画像データ「goods」の表示画面に更新され
る。そして、この画面において、ボタン「戻る」が押さ
れた場合には、コマンド「Put_Image(goods)」の処理が
終了することとなり、再び、図7に示されたメニュー画
面に戻る。
【0027】同様にして、メニュー画面(「コンビニメ
ニュー」)においてユーザがボタン「電子番組表表示」
を選択すると、そのボタンが青色から赤色に変更された
後に、対応するコマンド「EPG_Start()」が実行され、
その結果、電子番組表が表示される。また、ユーザは、
ボタン「当店のHP」を選択することによって、通信I
/F部27及び通信網30を介して、WWW上のコンビ
ニエンスストアが解説しているホームページにアクセス
し、そのサイトに置かれた情報等を閲覧することができ
る。
【0028】このように、本デジタルテレビ放送受信シ
ステム100では、SDカード60を介してメニューデ
ータがSTB20に取り込まれることにより、STB2
0のメニューが更新され、全面的にカスタマイズされ
る。そして、メニューデータは、Java等のプログラ
ムではなく、メニューを特定するパラメータ(データ)
だけで構成されているので、STB20にJava等の
特殊なインタプリタは必要とされない。つまり、STB
20は、通常のSTBが持っている映像表示機能を用い
て、メニューデータが示す画像を表示するだけで済むの
で、その回路規模は小さくて済む。
【0029】図9は、STB20に格納されたメニュー
データをユーザが編集する場合におけるSTB20の動
作手順を示すフローチャートである。メニューデータの
編集を開始する旨のユーザ指示を入力部25が取得する
と、メニューデータ編集部23dは、指定されたメニュ
ーデータをメニューデータ蓄積部23fから読み出して
記憶した後に(ステップS80)、図10に示される表
示画面例のように、そのメニューデータに含まれる全て
の情報をTV40に表示する(ステップS81)。
【0030】このとき、メニューデータ編集部23d
は、図10に示されるように、メニューデータだけでな
く、編集のためのガイド表示として、編集対象箇所等を
特定するカーソル(データテーブルにおける太枠)、
「操作ガイド」、一連の編集をメニューデータ蓄積部2
3fに保存するか否かを指示するためのボタン(「CANC
EL」、「SAVE」)等も併せて表示する。なお、「操作ガ
イド」には、ボタンオブジェクトの単位でメニューデー
タを編集(削除、複写、追加)するためのボタン(「オ
ブジェクト削除」、「オブジェクト複写」及び「オブジ
ェクト追加」)等が含まれる。
【0031】この表示に対して、ユーザがリモコン50
を用いて編集指示を与えると、メニューデータ編集部2
3dは、そのユーザ指示を入力部25により取得し(ス
テップS82)、そのユーザ指示に対応する変更を、内
部に記憶するメニューデータに施す(ステップS8
3)。例えば、リモコン50の矢印キーが押された場合
に、データテーブルの項目単位で編集対象を移動させ、
リモコン50の「menu」キーが押された場合に、その項
目において選択可能なデータ(例えば、「形状情報」に
おける「矩形」、「星形」、「菱形」などの選択肢)を
プルダウンメニューとして列挙表示し、リモコン50の
「select」キーが押された場合に、その項目の変更入力
を確定(対象ボタンを選択)したりする。
【0032】そして、メニューデータ編集部23dは、
ボタン「cancel」又は「save」が押されるまで、ユーザ
によるメニューデータの編集を繰り返し(ステップS8
4でNo)、ボタン「save」が押された場合に(ステッ
プS84でYes)、一時的に記憶している編集後のメ
ニューデータをメニューデータ蓄積部23fに書き戻す
ことにより、一連の編集を確定させる(ステップS8
5)。
【0033】図11は、このようにメニューデータが変
更された後におけるメニューの画面表示例を示す。ここ
では、図10に示されるように、図4に示されたメニュ
ーデータにおけるボタン「当店の品揃え」の「通常状
態」における「形状情報」が「楕円」から「菱形」に変
更されているので、図11に示されたメニューにおい
て、菱形のボタン「当店の品揃え」が表示されている。
【0034】同様にして、ユーザは、元々「当店のH
P」であったボタンの「通常状態」における「文字情
報」を「My HP」と改編し、「選択状態」における
「文字列情報」を「ようこそ!」と改編し、更に、コマ
ンド「Con_NW」のネットワーク接続先(引数)を自分が
開設しているホームページのURLに改編することで、
自分のホームページにつながるボタン「My HP」を
テレビのメニューに表示させることが可能になる。この
とき、ボタン「My HP」が選択されると、そのボタ
ンのラベルは「ようこそ!」と変化する。
【0035】このように、本デジタルテレビ放送受信シ
ステム100によれば、SDカード60から取り込まれ
たメニューデータは、ユーザとの対話に基づいて編集す
ることができる。したがって、例えば、大きなメニュー
変更については、SDカード60からのメニューデータ
の取り込みによって行い、小さなメニュー変更について
は、STB20とユーザとの対話によって行うことで、
きめこまかいメニューのカスタマイズが可能となる。
【0036】図12は、STB20に格納されたメニュ
ーデータをSDカード60に書き出す場合におけるST
B20の動作を示すフローチャートである。SDカード
60がSTB20に装着され、STB20に蓄積されて
いるメニューデータをSDカード60に書き出す旨のユ
ーザ指示を入力部25が取得すると、メニューデータ書
き出し部23eは、メニューデータ蓄積部23fに格納
されている全てのメニューデータのファイル名を読み出
し、図13に示される表示画面例のように、TV40に
一覧表示する(ステップS90)。
【0037】その表示に対して、リモコン50の数値キ
ー等を用いてユーザにより選択指示が出されると(ステ
ップS91)、メニューデータ書き出し部23eは、入
力部25を介して受け取った選択指示に対応するメニュ
ーデータをメニューデータ蓄積部23fから読み出し、
フォーマット変換等を施した後に、そのファイル名とと
もにSDカード60に書き出す(ステップS92)。
【0038】このように、本デジタルテレビ放送受信シ
ステム100によれば、1つのSTBに格納されたメニ
ューデータは、SDカード60を介して他のSTBに転
送(複製)されることとなり、例えば、ユーザが作成・
カスタマイズしたオリジナルメニューを他の電子機器に
配布すること等が可能となる。以上、本発明に係るデジ
タルテレビ放送受信システム及びメニュー表示装置につ
いて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこの
実施の形態に限られないことは勿論である。
【0039】例えば、本実施の形態では、STB20と
TV40とは独立分離されていたが、これらは一体化さ
れていてもよい。そして、本発明のメニュー表示装置
は、STB20だけでなく、TV40や画面付きDVD
プレーヤ等の画面を有する他の家電機器等に適用できる
ことは言うまでもない。また、本実施の形態では、メニ
ューデータを伝送する媒体として、SDカードが用いら
れたが、本発明は、このような記録媒体だけでなく、他
のタイプのメモリカード、ICカード、磁気カード、磁
気ディスク等であってもよい。さらに、通信網30等を
介してメニューデータを伝送する方式であってもよい。
【0040】また、メニューデータ読み出し部23a及
びメニューデータ書き出し部23eは、メニューデータ
の入出力に際してフォーマット変換を施したが、CSV
(Comma Separated Value format)等のテキスト形式で
項目を列挙したフォーマット等を採用することで、フォ
ーマット変換を不要としてもよい。また、メニューデー
タには、1つの画面を構成する全てのオブジェクトに関
する情報が含まれている必要はない。例えば、図4に示
されたメニューデータが既にSTB20に蓄積されてお
り、この状態に対して、SDカード60から、1つのオ
ブジェクト「当店の品揃え」を更新するデータを読み出
して格納することで、メニューの一部だけカスタマイズ
してもよい。
【0041】また、メニューの編集時等における文字列
の入力方法として、TV40に表示させたソフトキーボ
ードを用いてもよいし、STB20に接続したハードウ
ェアキーボードを用いてもよい。また、メニューデータ
を構成する各オブジェクトや項目の単位で、改編を許可
する/しない等の属性を設定することとし、その属性に
応じたメニュー編集を行うことで、メニューにおける一
部の情報に対する改編を禁止してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るメニュー表示装置は、画面を有する家電機器又は
画面を有する機器とともに用いられる家電機器に備えら
れるメニュー表示装置であって、メニューの内容を示す
メニューデータを外部から取得するメニューデータ取得
手段と、取得したメニューデータを記憶する記憶手段
と、記憶されたメニューデータに基づいて、前記画面に
メニューを表示するメニュー表示手段と、表示したメニ
ューに対するユーザからの指示を取得し、取得した指示
に対応する処理を実行するメニュー処理手段とを備える
ことを特徴とする。
【0043】これによって、カスタマイズのための新た
なメニューデータは、機器の外部から取り込まれるの
で、予めROM等に複数のメニューデータを格納してい
る場合に比べ、メニューのカスタマイズにおける自由度
は大きくなる。そして、機器の外部から取り込まれる情
報は、プログラム形式ではなく、データ形式となってい
るので、プログラムを解釈するためのインタプリタ等が
不要となり、小さな回路規模でメニュー表示装置が実現
される。
【0044】ここで、前記メニュー表示手段は、前記記
憶手段に複数のメニューデータが記憶されている場合
に、それらメニューデータから1つを選択する指示をユ
ーザから取得するメニューデータ選択部を有し、選択さ
れたメニューデータに対応するメニューを前記画面に表
示してもよい。これによって、予め複数の種類のメニュ
ーデータを機器に蓄積しておき、ユーザが好むメニュー
を即座に採用することが可能となる。
【0045】また、前記メニュー表示装置は、さらに、
ユーザとの対話によって前記記憶手段に記憶されたメニ
ューデータを編集する編集手段を備えてもよい。これに
よって、機器の外部からメニューデータが取り込まれた
後においても、ユーザは、機器と対話しながらメニュー
をカスタマイズすることができる。また、前記メニュー
表示装置は、さらに、前記記憶手段に記憶されたメニュ
ーデータを外部に出力するメニューデータ出力手段を備
えてもよい。これによって、ユーザが作成したオリジナ
ルメニュー等を他の機器にインストールして複製したり
他の場所に移動させたりするることが可能となり、メニ
ューデータの有効活用が図られる。
【0046】また、前記メニューデータは、メニューを
構成するボタンの属性を示す情報を含み、前記ボタンの
属性は、当該ボタンが選択されていないときのボタンの
表示状態、選択されたときボタンの表示状態及び選択さ
れた後に実行すべき処理の名前を含み、前記メニュー表
示手段は、メニューデータに含まれるボタンの属性を参
照することにより、ユーザによる選択に応じてボタンの
表示状態を変化させ、前記メニュー処理手段は、メニュ
ーデータに含まれるボタンの属性を参照することによ
り、ユーザに選択されたボタンに対応する名前の処理を
実行してもよい。
【0047】これによって、ボタンが配列された形式の
メニューに特化した動作がメニューデータによって規定
されることとなり、高度なGUI機能を持つメニューに
対応したメニュー表示装置が実現される。以上のよう
に、本発明により、高い自由度でメニューをカスタマイ
ズすることができ、かつ、小さな回路規模で製作可能な
家電機器が実現され、そのユーザフレンドリー化が求め
られている今日において、本発明の実用的価値は極めて
高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルテレビ放送受信システム
の全体構成を示す外観図である。
【図2】図1に示されたSTBの構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】図2に示されたメニュー表示部の詳細な構成を
示す機能ブロック図である。
【図4】メニューデータの内容例を示すデータ構造図で
ある。
【図5】SDカードからのメニューデータでSTBのメ
ニューを更新する場合におけるSTBの動作手順を示す
フローチャートである。
【図6】SDカードから読み出すメニューデータを選択
するときの画面表示例である。
【図7】図4に示されたメニューデータに対応する画面
表示例である。
【図8】図4に示された画像データ「goods」に対応す
る画面表示例である。
【図9】ユーザがメニューデータを編集する場合におけ
るSTBの動作手順を示すフローチャートである。
【図10】メニューデータを編集しているときの画面表
示例である。
【図11】メニューデータが変更された後における画面
表示例である。
【図12】STBに格納されたメニューデータをSDカ
ードに書き出す場合におけるSTBの動作を示すフロー
チャートである。
【図13】SDカードに書き出すメニューデータを選択
するときの画面表示例である。
【符号の説明】
10 アンテナ 20 STB 21 映像信号処理部 22 コントロール部 23 メニュー表示部 23a メニューデータ読み出し部 23b メニュー表示制御部 23c メニュー選択部 23d メニューデータ編集部 23e メニューデータ書き出し部 23f メニューデータ蓄積部 24 コマンド実行部 25 入力部 26 LCD部 27 通信I/F部 30 通信網 40 TV 50 リモコン 60 SDカード 100 デジタルテレビ放送受信システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 憲司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ▲よし▼井 健人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 辻村 敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA28 AA30 BA25 BA27 BA30 CA09 CB03 CB09 CB10 DA05 5E501 AA19 AC34 BA20 CA03 DA14 EA10 EA11 FA03 FA05 FA13 FA14 FA45

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面を有する家電機器又は画面を有する
    機器とともに用いられる家電機器に備えられるメニュー
    表示装置であって、 メニューの内容を示すメニューデータを外部から取得す
    るメニューデータ取得手段と、 取得したメニューデータを記憶する記憶手段と、 記憶されたメニューデータに基づいて、前記画面にメニ
    ューを表示するメニュー表示手段と、 表示したメニューに対するユーザからの指示を取得し、
    取得した指示に対応する処理を実行するメニュー処理手
    段とを備えることを特徴とするメニュー表示装置。
  2. 【請求項2】 前記メニュー表示手段は、 前記記憶手段に複数のメニューデータが記憶されている
    場合に、それらメニューデータから1つを選択する指示
    をユーザから取得するメニューデータ選択部を有し、 選択されたメニューデータに対応するメニューを前記画
    面に表示することを特徴とする請求項1記載のメニュー
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記メニュー表示装置は、さらに、 ユーザとの対話によって前記記憶手段に記憶されたメニ
    ューデータを編集する編集手段を備えることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のメニュー表示装置。
  4. 【請求項4】 前記メニュー表示装置は、さらに、 前記記憶手段に記憶されたメニューデータを外部に出力
    するメニューデータ出力手段を備えることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載のメニュー表示装置。
  5. 【請求項5】 前記メニューデータは、メニューを構成
    するボタンの属性を示す情報を含み、 前記ボタンの属性は、当該ボタンが選択されていないと
    きのボタンの表示状態、選択されたときボタンの表示状
    態及び選択された後に実行すべき処理の名前を含み、 前記メニュー表示手段は、メニューデータに含まれるボ
    タンの属性を参照することにより、ユーザによる選択に
    応じてボタンの表示状態を変化させ、 前記メニュー処理手段は、メニューデータに含まれるボ
    タンの属性を参照することにより、ユーザに選択された
    ボタンに対応する名前の処理を実行することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のメニュー表示装置。
  6. 【請求項6】 画面を有する家電機器又は画面を有する
    機器とともに用いられる家電機器においてメニューを表
    示する方法であって、 メニューの内容を示すメニューデータを外部から取得す
    るメニューデータ取得ステップと、 取得したメニューデータを記憶手段に格納する格納ステ
    ップと、 格納されたメニューデータに基づいて、前記画面にメニ
    ューを表示するメニュー表示ステップと、 表示したメニューに対するユーザからの指示を取得し、
    取得した指示に対応する処理を実行するメニュー処理ス
    テップとを含むことを特徴とするメニュー表示方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のステップをコンピュータ
    に実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
JP2000304146A 2000-10-03 2000-10-03 メニュー表示装置及びメニュー表示方法 Pending JP2002108532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000304146A JP2002108532A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 メニュー表示装置及びメニュー表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000304146A JP2002108532A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 メニュー表示装置及びメニュー表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002108532A true JP2002108532A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18785234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000304146A Pending JP2002108532A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 メニュー表示装置及びメニュー表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002108532A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004102954A1 (ja) * 2003-05-19 2004-11-25 Sony Corporation 撮像装置
JP2006238151A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toshiba Corp 情報処理装置および設定画面表示方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004102954A1 (ja) * 2003-05-19 2004-11-25 Sony Corporation 撮像装置
US8214761B2 (en) 2003-05-19 2012-07-03 Sony Corporation Imaging device
US9426355B2 (en) 2003-05-19 2016-08-23 Sony Corporation Imaging apparatus
US10321046B2 (en) 2003-05-19 2019-06-11 Sony Corporation Imaging apparatus
JP2006238151A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toshiba Corp 情報処理装置および設定画面表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111447498B (zh) 显示设备的唤醒方法及显示设备
US7574691B2 (en) Methods and apparatus for rendering user interfaces and display information on remote client devices
US6456892B1 (en) Data driven interaction for networked control of a DDI target device over a home entertainment network
CN101233504B (zh) 用于用户界面的分布式软件架构
CN112969084A (zh) 一种用户界面展示方法、存储介质及显示设备
CN112463269B (zh) 用户界面显示方法及显示设备
CN111625169B (zh) 一种遥控器浏览网页的方法及显示设备
CN111897478A (zh) 一种页面显示方法及显示设备
CN111726673B (zh) 一种频道切换方法及显示设备
US11200294B2 (en) Page updating method and display device
CN111045557A (zh) 焦点对象的移动方法及显示设备
CN111176603A (zh) 一种用于显示设备的图像显示方法及显示设备
CN111291238A (zh) 一种显示设备及搜索显示方法
CN111246309A (zh) 在显示设备中显示频道列表的方法及显示设备
CN111479155A (zh) 显示设备及用户界面显示方法
CN111343492B (zh) 一种浏览器在不同图层的显示方法及显示设备
US12022146B2 (en) User interface display method and device
CN112162809B (zh) 显示设备及用户收藏显示方法
CN111526401B (zh) 一种视频播放控制方法及显示设备
CN111726674B (zh) 一种HbbTV应用启动方法及显示设备
CN112040308A (zh) 一种hdmi通道切换方法及显示设备
CN112004126A (zh) 搜索结果显示方法及显示设备
CN111857363A (zh) 一种输入法交互方法及显示设备
CN111324215A (zh) 一种显示设备及搜索显示方法
CN113347482B (zh) 一种播放数据的方法及显示设备