JP2002106293A - 中空構造物 - Google Patents
中空構造物Info
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- JP2002106293A JP2002106293A JP2000298200A JP2000298200A JP2002106293A JP 2002106293 A JP2002106293 A JP 2002106293A JP 2000298200 A JP2000298200 A JP 2000298200A JP 2000298200 A JP2000298200 A JP 2000298200A JP 2002106293 A JP2002106293 A JP 2002106293A
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- Japan
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- upper plate
- hollow structure
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多目的補助中空部を簡単に形成できる中空構
造物の提供。 【解決手段】 中空構造物1は、その上版部材3を利用
して、長手方向へ指向する多目的補助中空部5を形成し
ている。そして、上版部材3を利用により、一般的な上
版部材3が上方へ湾曲する円弧状に形成されていること
から、中空構造物1の上部において、多目的補助中空部
5を簡単に形成できるようにする。
造物の提供。 【解決手段】 中空構造物1は、その上版部材3を利用
して、長手方向へ指向する多目的補助中空部5を形成し
ている。そして、上版部材3を利用により、一般的な上
版部材3が上方へ湾曲する円弧状に形成されていること
から、中空構造物1の上部において、多目的補助中空部
5を簡単に形成できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、盛土式にて施工
する中空構造物であり、上版部材および両側壁部材の各
部材からなる組立て式の中空構造物に関するものであ
る。
する中空構造物であり、上版部材および両側壁部材の各
部材からなる組立て式の中空構造物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の中空構造物としては、図
3に示すように、幅方向に対向立設した両側壁部材20
と、この両側壁部材20に幅方向に跨がるように接合した
上版部材21とを長手方向に組立て連結して、内部に長手
方向へ指向する中空部22を形成したものが一般に知られ
ている。
3に示すように、幅方向に対向立設した両側壁部材20
と、この両側壁部材20に幅方向に跨がるように接合した
上版部材21とを長手方向に組立て連結して、内部に長手
方向へ指向する中空部22を形成したものが一般に知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の中空構
造物では、本設の中空部の他に、防災設備や電気設備お
よび給,排気設備を設置する等、多目的に使用する補助
的な空間部を設けることが困難であった。
造物では、本設の中空部の他に、防災設備や電気設備お
よび給,排気設備を設置する等、多目的に使用する補助
的な空間部を設けることが困難であった。
【0004】詳述すると、この補助的な空間部を設ける
ことは、中空構造物と一体成形できる場合や内部に大規
模な覆工を施すことができる場合、簡単に行える。とこ
ろが、前述した中空構造物は、組立て式の中小規模な構
造物であることが一般的なために、一体成形や内部に大
規模な覆工を施すことが困難なものになっている。
ことは、中空構造物と一体成形できる場合や内部に大規
模な覆工を施すことができる場合、簡単に行える。とこ
ろが、前述した中空構造物は、組立て式の中小規模な構
造物であることが一般的なために、一体成形や内部に大
規模な覆工を施すことが困難なものになっている。
【0005】従って、前述した従来の中空構造物では、
多目的に使用する補助的な空間部を設けるのに苦慮して
いた。この発明は前述した事情に鑑みて創案されたもの
で、その目的は多目的に使用する補助中空部を簡単に形
成できる中空構造物を提供することにある。
多目的に使用する補助的な空間部を設けるのに苦慮して
いた。この発明は前述した事情に鑑みて創案されたもの
で、その目的は多目的に使用する補助中空部を簡単に形
成できる中空構造物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の中空構造物
(請求項1の発明)では、その上版部材を利用して、長
手方向へ指向する多目的補助中空部を形成している。
(請求項1の発明)では、その上版部材を利用して、長
手方向へ指向する多目的補助中空部を形成している。
【0007】そして、上版部材を利用することにより、
一般的な上版部材が上方へ湾曲する円弧状に形成されて
いることから、中空構造物の上部において、多目的補助
中空部を簡単に形成できるようにする。
一般的な上版部材が上方へ湾曲する円弧状に形成されて
いることから、中空構造物の上部において、多目的補助
中空部を簡単に形成できるようにする。
【0008】即ち、請求項2の発明のように、上方に湾
曲する円弧状に形成した本体部とこの本体部の両下端を
連結した直線状の水平部とを一体成形することで、上版
部材を構成すると共に、この上版部材の本体部と水平部
とで囲まれた中空部を多目的補助中空部とすることによ
り、多目的補助中空部を簡単に形成できる。
曲する円弧状に形成した本体部とこの本体部の両下端を
連結した直線状の水平部とを一体成形することで、上版
部材を構成すると共に、この上版部材の本体部と水平部
とで囲まれた中空部を多目的補助中空部とすることによ
り、多目的補助中空部を簡単に形成できる。
【0009】なお、請求項3の発明では、両側壁部材の
上端の接合部に第二接合部を形成すると共に、この両第
二接合部に両端を接合することで、両側壁部材間に直線
状の水平部材を架け渡している。
上端の接合部に第二接合部を形成すると共に、この両第
二接合部に両端を接合することで、両側壁部材間に直線
状の水平部材を架け渡している。
【0010】そして、この水平部材と、両側壁部材の上
端の接合部に接合している上版部材(上方に湾曲する円
弧状に形成した上版部材)とで囲まれた中空部を、多目
的補助中空部としている。
端の接合部に接合している上版部材(上方に湾曲する円
弧状に形成した上版部材)とで囲まれた中空部を、多目
的補助中空部としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の中空構造物を図
示する一実施形態によって説明する。中空構造物1(図
1参照)は、幅方向に対向立設している両側壁部材2
と、この両側壁部材2に幅方向に跨がるように接合して
いる上版部材3とを長手方向に連結して、内部に長手方
向へ指向する中空部4を形成してなっている。
示する一実施形態によって説明する。中空構造物1(図
1参照)は、幅方向に対向立設している両側壁部材2
と、この両側壁部材2に幅方向に跨がるように接合して
いる上版部材3とを長手方向に連結して、内部に長手方
向へ指向する中空部4を形成してなっている。
【0012】そして、この発明の中空構造物1(請求項
1の発明)では、上版部材3を利用して、長手方向へ指
向する多目的補助中空部5を形成している。この実施形
態(請求項2の発明)での上版部材3は、中空構造物1
の幅方向で上方に湾曲する円弧状に形成した本体部3a
と、この本体部3aの両下端を連結した直線状の水平部3b
とを一体成形することで構成している。
1の発明)では、上版部材3を利用して、長手方向へ指
向する多目的補助中空部5を形成している。この実施形
態(請求項2の発明)での上版部材3は、中空構造物1
の幅方向で上方に湾曲する円弧状に形成した本体部3a
と、この本体部3aの両下端を連結した直線状の水平部3b
とを一体成形することで構成している。
【0013】そして、この上版部材3の本体部3aと水平
部3bとで囲まれた中空部3cを、多目的補助中空部5とし
ている。この実施形態での側壁部材2は、内面の下縁に
内側に突出する突縁部2aを長手方向へ指向するようにし
て設け、この突縁部2aによって自立する構造となってい
る。
部3bとで囲まれた中空部3cを、多目的補助中空部5とし
ている。この実施形態での側壁部材2は、内面の下縁に
内側に突出する突縁部2aを長手方向へ指向するようにし
て設け、この突縁部2aによって自立する構造となってい
る。
【0014】図2は、この発明の中空構造物1の別形態
(請求項3の発明)を示すものである。ここでは、上方
に湾曲する円弧状に形成した上版部材3の両下端と接合
すべく形成した両側壁部材2の上端の接合部2bに第二接
合部2cを形成すると共に、この両第二接合部2cに両端を
接合することで、両側壁部材2間に直線状の水平部材6
を架け渡している。
(請求項3の発明)を示すものである。ここでは、上方
に湾曲する円弧状に形成した上版部材3の両下端と接合
すべく形成した両側壁部材2の上端の接合部2bに第二接
合部2cを形成すると共に、この両第二接合部2cに両端を
接合することで、両側壁部材2間に直線状の水平部材6
を架け渡している。
【0015】そして、この上版部材3と水平部材6とで
囲まれた中空部7を多目的補助中空部5としている。こ
のような、この発明の中空構造物1によれば、例えば、
図1に示した請求項2の発明のように、上版部材3の本
体部3aと水平部3bとで囲まれた中空部3cを多目的補助中
空部5としているというように、または、図2に示した
請求項3の発明のように、両側壁部材2間に架け渡した
水平部材6と、両側壁部材2上端に接合した上版部材3
とで囲まれた中空部7を多目的補助中空部5としている
というように、上版部材3を利用することで、中空構造
物1の上部において多目的補助中空部5を簡単に形成す
ることができる。
囲まれた中空部7を多目的補助中空部5としている。こ
のような、この発明の中空構造物1によれば、例えば、
図1に示した請求項2の発明のように、上版部材3の本
体部3aと水平部3bとで囲まれた中空部3cを多目的補助中
空部5としているというように、または、図2に示した
請求項3の発明のように、両側壁部材2間に架け渡した
水平部材6と、両側壁部材2上端に接合した上版部材3
とで囲まれた中空部7を多目的補助中空部5としている
というように、上版部材3を利用することで、中空構造
物1の上部において多目的補助中空部5を簡単に形成す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明の中空構造物によれば、その上
版部材を利用して、長手方向へ指向する多目的補助中空
部を形成していることにより、一般的な組立て式中空構
造物の上版部材が上方へ湾曲する円弧状に形成されてい
ることから、中空構造物の上部において、多目的補助中
空部を簡単に形成することができる。
版部材を利用して、長手方向へ指向する多目的補助中空
部を形成していることにより、一般的な組立て式中空構
造物の上版部材が上方へ湾曲する円弧状に形成されてい
ることから、中空構造物の上部において、多目的補助中
空部を簡単に形成することができる。
【図1】この発明の中空構造物を示す概略断面図であ
る。
る。
【図2】この発明の中空構造物の別形態を示す概略断面
図である。
図である。
【図3】従来の中空構造物を示す概略断面図である。
1…中空構造物、2…側壁部材、2a…突縁部、2b…接合
部、2c…第二接合部、3…上版部材、3a…本体部、3b…
水平部、3c…中空部、4…中空部、5…多目的補助中空
部、6…水平部材、7…中空部。
部、2c…第二接合部、3…上版部材、3a…本体部、3b…
水平部、3c…中空部、4…中空部、5…多目的補助中空
部、6…水平部材、7…中空部。
フロントページの続き (71)出願人 591155714 マティエル マルセル MATIERE MARCEL フランス国 15000 オーリラック アベ ニュ アリスティッド ブリアン、17 (72)発明者 山下 喜一 千葉県印旛郡白井町清水2−1−15−302 (72)発明者 岩崎 喬夫 埼玉県川口市柳崎5−7−10 東浦和NH レジデンス402 (72)発明者 小高 武 東京都港区芝4−2−3 ジオスター株式 会社内 (72)発明者 薄葉 信一 東京都港区港南1−8−27 日本コンクリ ート工業株式会社内 (72)発明者 清原 勝司 神奈川県横浜市青葉区しらとり台54−6− 201 Fターム(参考) 2D055 BB02 CA06 EB01 KA00
Claims (3)
- 【請求項1】 幅方向に対向立設している両側壁部材
と、この両側壁部材に幅方向に跨がるように接合してい
る上版部材とを長手方向に連結して、内部に前記長手方
向へ指向する中空部を形成してなる中空構造物であり、 前記上版部材を利用して、前記長手方向へ指向する多目
的補助中空部を形成していることを特徴とする中空構造
物。 - 【請求項2】 前記上版部材は、上方に湾曲する円弧状
に形成した本体部と、この本体部の両下端を連結した直
線状の水平部とを一体成形することで構成していると共
に、 前記上版部材の本体部と水平部とで囲まれた中空部を、
前記多目的補助中空部としていることを特徴とする請求
項1記載の中空構造物。 - 【請求項3】 前記両側壁部材の上端の接合部に第二接
合部を形成すると共に、この両第二接合部に両端を接合
することで、両側壁部材間に直線状の水平部材を架け渡
しており、 前記水平部材と、前記両側壁部材の上端の接合部に接合
している上方に湾曲する円弧状に形成した前記上版部材
とで囲まれた中空部を、前記多目的補助中空部としてい
ることを特徴とする請求項1記載の中空構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000298200A JP2002106293A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 中空構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000298200A JP2002106293A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 中空構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002106293A true JP2002106293A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18780189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000298200A Withdrawn JP2002106293A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 中空構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002106293A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1630349A1 (de) * | 2004-08-06 | 2006-03-01 | Ed. Züblin AG | Zwischendeckenkonstruktion im Tunnelbau und Verfahren zur Herstellung |
-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000298200A patent/JP2002106293A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1630349A1 (de) * | 2004-08-06 | 2006-03-01 | Ed. Züblin AG | Zwischendeckenkonstruktion im Tunnelbau und Verfahren zur Herstellung |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |