JP2002101451A - データ通信システム及び移動無線装置 - Google Patents

データ通信システム及び移動無線装置

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JP2002101451A
JP2002101451A JP2000286478A JP2000286478A JP2002101451A JP 2002101451 A JP2002101451 A JP 2002101451A JP 2000286478 A JP2000286478 A JP 2000286478A JP 2000286478 A JP2000286478 A JP 2000286478A JP 2002101451 A JP2002101451 A JP 2002101451A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動無線装置の所有者以外の第三者でも、移
動無線装置内のオブジェクトデータ(電話帳/スケジュ
ール等)を勝手に書き換え又は読み出すことが可能であ
り、個人データの保護とセキュリティの点で問題であ
る。 【解決手段】 移動無線装置は受信したリクエストが書
き込み要求のPutリクエストであるかどうかプロトコ
ル解析し、Putリクエストであるときには、ユーザー
に対して認証要求を発行する(ステップ111)。ユー
ザーは、移動無線装置のキー操作部を用いてパスワード
等の入力を行う(ステップ112)。その入力データを
移動無線装置は認証応答として解析し(ステップ11
3)、ユーザーの認証確認を行い、移動無線装置は接続
相手のパソコンに認証結果(OK又はNG)のPutリ
クエストを送信する(ステップ103)。以降は、通常
のオブジェクト交換(データ通信)シーケンスが行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ通信システム
及び移動無線装置に係り、特に移動無線装置がパーソナ
ルコンピュータ又は他の移動無線装置との間でオブジェ
クト交換(データ交換)するデータ通信システム及び移
動無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯電話、簡易型携帯電話(PH
S)等の移動無線装置は急速に普及してきており、ま
た、通話機能だけでなく、電話帳やスケジュールデータ
の管理機能などを有し、益々多機能化してきている。ま
た、このような移動無線装置には、パーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンと略す)や他の移動無線装置が管
理している電話帳やスケジュールデータを、そのままデ
ータ受信する(オブジェクト交換する)機能も有してい
るものもある。
【0003】上記のオブジェクト交換機能を有する移動
無線装置では、従来はデータ転送の可否に関する設定を
行う際に、移動無線装置単独での設定で通信可能/通信
不可能を設定している。従って、従来はデータ通信がで
きるかできないかの設定は移動無線装置単独で行うこと
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の移動無線装置では、移動無線装置の設定でデータ転送
が可能に設定されている場合は、移動無線装置の所有者
以外の第三者でも、移動無線装置内のオブジェクトデー
タ(電話帳/スケジュール等)を勝手に書き換え又は読
み出すことが可能となり、個人データの保護とセキュリ
ティの点で問題がある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
データ通信機能を有する移動無線装置側でのデータ読み
書き時に認証を行うことにより、移動無線装置に記憶さ
れている個人データの保護及びセキュリティを向上し得
るデータ通信システム及び移動無線装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のデータ通信システムは、第1の無線通信機
能付きの情報機器と第2の無線通信機能付きの情報機器
との間で、オブジェクト交換を行うデータ通信システム
において、第1の無線通信機能付きの情報機器は、第2
の無線通信機能付きの情報機器からのデータ書き込み要
求又は読み出し要求を受信したときに、ユーザーに対し
て認証確認要求を発行する認証確認要求発行手段と、認
証確認要求に応じて入力されたパスワードが正当かどう
か判断する認証確認手段と、認証確認手段により正当性
が確認されたときは、データ書き込み要求に対する書き
込み応答又は読み出し要求に対する読み出し応答に正当
性を示す情報を含めて要求元の第2の無線通信機能付き
の情報機器へ送信する応答手段とを有し、第2の無線通
信機能付きの情報機器は、正当性を示す情報を含む書き
込み応答を受信したときは、書き込み応答以降のオブジ
ェクト交換シーケンスでデータを第1の無線通信機能付
きの情報機器へ送信し、正当性を示す情報を含む読み出
し応答を受信したときは、読み出し応答以降のオブジェ
クト交換シーケンスで第1の無線通信機能付きの情報機
器内に記憶されているデータを受信することを特徴とす
る。
【0007】この発明では、第1の無線通信機能付き情
報機器と第2の無線通信機能付き情報機器との間でのオ
ブジェクト交換の通信プロトコルに同期して、パスワー
ドによる認証ができる。
【0008】ここで、第1の無線通信機能付きの情報機
器は、認証確認手段により正当性を確認できないとき
は、応答手段によりデータ書き込み要求に対する書き込
み応答又は読み出し要求に対する読み出し応答に認証否
定を示す情報を含めて要求元の第2の無線通信機能付き
の情報機器へ送信した後、オブジェクト交換シーケンス
を強制的に終了することを特徴とする。この発明では、
認証が否定された時にはオブジェクト交換シーケンスを
終了するようにしているため、認証が否定された後のデ
ータ通信を行わないようにできる。
【0009】また、本発明データ通信システムの第2の
無線通信機能付きの情報機器からのデータ書き込み要求
又は読み出し要求の一部には、要求先の第1の無線通信
機能付きの情報機器にて認証の必要性の有無を示す情報
が含まれており、認証確認要求発行手段は、一部に認証
の必要性有りを示す情報が含まれているデータ書き込み
要求又は読み出し要求を受信したときにのみ、ユーザー
に対して認証確認要求を発行することを特徴とする。こ
の発明では、認証が必要なオブジェクトに対してのみ認
証ができる。
【0010】また、上記の目的を達成するため、本発明
の移動無線装置は、無線通信機能付きの情報機器との間
でオブジェクト交換を行うか、基地局との間で無線通信
する移動無線装置において、個人データの書き込み及び
読み出しが任意に可能で、かつ、予めパスワードが登録
されている記憶装置部と、情報機器との間でオブジェク
ト交換シーケンスによるデータ書き込み要求又は読み出
し要求、データ書き込み要求に対する書き込み応答又は
読み出し要求に対する読み出し応答及びデータを送受信
する外部I/F装置部と、情報機器からのデータ書き込
み要求又は読み出し要求を受信したときに、ユーザーに
対して認証確認要求を発行する認証確認要求発行手段
と、パスワード入力手段と、認証確認要求に応じてパス
ワード入力手段から入力されたパスワードが正当かどう
か記憶装置部からのパスワードと比較照合して判断する
認証確認手段と、認証確認手段により正当性が確認され
たときは、データ書き込み要求に対する書き込み応答又
は読み出し要求に対する読み出し応答に正当性を示す情
報を含めて外部I/F装置部を介して要求元の情報機器
へ送信する応答手段と、応答手段により書き込み応答後
のオブジェクト交換シーケンスで情報機器から外部I/
F装置部を介して入力されるデータを記憶装置部に記憶
し、応答手段により読み出し応答後のオブジェクト交換
シーケンスで記憶装置部から読み出したデータは外部I
/F装置部を介して情報機器へ送信するデータ送受信手
段とを有する構成としたものである。
【0011】本発明では、移動無線装置と無線通信機能
付き情報機器との間でのオブジェクト交換の通信プロト
コルに同期してパスワードによる認証動作を行い、認証
が肯定されたときにのみ、移動無線装置への情報機器か
らのデータ書き込み時、あるいは移動無線装置から情報
機器へのデータ読み出しができる。
【0012】また、本発明は、認証確認手段により正当
性を確認できないときは、応答手段によりデータ書き込
み要求に対する書き込み応答又は読み出し要求に対する
読み出し応答に認証否定を示す情報を含めて要求元の情
報機器へ送信後に、データ送受信手段はオブジェクト交
換シーケンスを強制的に終了することを特徴とする。
【0013】この発明では、認証により正当性が否定さ
れたときにはオブジェクト交換シーケンスを強制的に終
了するようにしているため、誤ったデータ転送を防止で
きる。
【0014】また、本発明の移動無線装置は、情報機器
からのデータ書き込み要求又は読み出し要求の一部に
は、認証の必要性の有無を示す情報が含まれており、認
証確認要求発行手段は、一部に認証の必要性有りを示す
情報が含まれているデータ書き込み要求又は読み出し要
求を受信したときにのみ、ユーザーに対して認証確認要
求を発行することを特徴とする。この発明では、認証が
必要なオブジェクトに対してのみ認証ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になるデータ通信
システムの一実施の形態の構成図を示す。同図におい
て、データ通信システムは、データ通信機能(オブジェ
クト交換機能)を持つ本発明になる移動無線装置10
と、無線通信機能付きのパソコン(PC)20とからな
り、移動無線装置10とパソコン20は互いに自分のデ
ータ(電話帳データ、スケジュールデータなど)を相手
に無線(赤外線通信/Bluetooth等)で送信し、また無
線で受信したデータを内部のメモリに書き込む機能を有
している。
【0016】図2は図1の移動無線装置10とパソコン
20との間の通信プロトコルの基本シーケンスを示す。
図2において、まず、互いに相手を認識(発見)して相
手と接続したコネクト状態(ステップ101)におい
て、パソコン20側から移動無線装置10に対してデー
タの書き込み要求であるPutリクエストが発行される
(ステップ102)。移動無線装置10はPutリクエ
ストを受信すると、書き込みを承認するときはパソコン
20に対してPutレスポンスを返す(ステップ10
3)。
【0017】パソコン20はPutレスポンスを受信す
ると、ファイルオープンリクエストを送信した後(ステ
ップ104)、これに応答する移動無線装置10からの
ファイルオープンレスポンスを受信した時点でライトリ
クエストを行う(ステップ105、106)。パソコン
20からのライトリクエストに従ってデータが移動無線
装置10へ送信され、これを受信した移動無線装置10
からライトレスポンスがパソコン20へ送信される(ス
テップ107)。
【0018】以降、データ転送に必要な回数だけライト
リクエストとライトレスポンスが交互に繰り返され、デ
ータ転送が終了すると、ファイルクローズリクエストが
パソコン20から送信され、これに応答して移動無線装
置10からパソコン20へファイルクローズレスポンス
が返されてデータ転送終了となる(ステップ108、1
09)。
【0019】図2は移動無線装置10とパソコン20間
のデータ通信プロトコルの基本シーケンスであり、本実
施の形態は、この基本シーケンスに図3に示すように、
ユーザーによる認証関連のシーケンスを付加したもので
ある。図3中、図2と同一シーケンスには同一符号を付
し、その説明を省略する。図3において、移動無線装置
10がパソコン20からのPutリクエストを受信する
と(ステップ102)、移動無線装置10は受信したリ
クエストが書き込み要求のPutリクエストであるかど
うかプロトコル解析し、Putリクエストであるときに
は、ユーザーに対して認証要求を発行する(ステップ1
11)。
【0020】ユーザーは、移動無線装置10のキー操作
部を用いてパスワード等の入力を行う(ステップ11
2)。その入力データを移動無線装置10は認証応答と
して解析し(ステップ113)、ユーザーの認証確認を
行い、移動無線装置10はパソコン20に認証結果(O
K又はNG)のPutリクエストを送信する(ステップ
103)。以降は、通常のオブジェクト交換(データ通
信)シーケンスのように、ファイルオープンリクエスト
(ステップ104)からファイルクローズレスポンス
(ステップ109)間での一連の処理が行われる。
【0021】このように、本実施の形態では、データ交
換プロトコルに同期させてパスワード入力(音声認識な
ども可能)による認証を行い、認証肯定(OK)である
ときにのみパソコン20からのデータの書き込みを許可
することにより、移動無線装置10のデータの保護とセ
キュリティを向上することができる。なお、データ交換
に用いるプロトコルは、IrOBEXなどのような、オ
ブジェクト交換プロトコル(OBEX)を対象とする。
【0022】図4は本発明になる移動無線装置の一実施
の形態のブロック図を示す。この実施の形態の移動無線
装置は図1では10で示した移動無線装置で、装置全体
を統括制御する制御部11と、相手(例えば、図1のパ
ソコン20)との間のデータ通信を司る外部I/F装置
部(Ir/Bluetooth等)12と、各種の表示を行う表
示装置部13と、各種のキーからなるキー操作部14
と、電話帳データ、スケジュールデータその他の各種デ
ータやプログラムを記憶する記憶装置部15と、無線部
16と、音声処理部17と、送話音声を電気信号に変換
して音声処理部17に入力するマイク18と、音声処理
部17からの受話音声信号を受話音声に変換したり、着
信音を鳴動するスピーカ19と、アンテナANTとから
構成されている。
【0023】この移動無線装置は、通常の通話時には、
マイク18からの送話音声信号が音声処理部17及び無
線部16を通してアンテナANTから基地局(図示せ
ず)へ無線送信される。相手端末からの音声信号は、上
記の基地局から無線送信されてアンテナANTで受信さ
れ、無線部16及び音声処理部17を通してスピーカ1
9に供給され、これより相手の音声が発音される。
【0024】次に、図4の実施の形態の動作について、
図5のフローチャートを併せ参照して説明する。移動無
線装置と相手(例えば、図1のパソコン20)とが互い
に認識(発見)して相手と接続したコネクト状態(ステ
ップ201)において、相手側から移動無線装置10に
対してデータの書き込み要求であるPutリクエストが
発行され、それが外部I/F装置部12で受信されるか
どうか監視される(ステップ202)。Putリクエス
トが外部I/F装置部12で受信されると、制御部11
にてその受信要求データが解析され、認証の必要の有無
が判断され、認証の必要ありと判断したときには、認証
要求としてユーザーにパスワード入力を促すメッセージ
を表示装置部13に表示する(ステップ203)。
【0025】ユーザーが表示装置部13の画面の指示に
従って、キー操作部14を使用してパスワードを入力す
ると(ステップ204)、パスワードは、認証応答とし
て制御部11に入力され、制御部11で解析して認証処
理が行われる(ステップ205)。なお、上記のパスワ
ードは、キー入力された文字や記号や数字データに限ら
ず、音声認識データ、指紋認証データなども含む。
【0026】制御部11は入力されたパスワードを予め
ユーザにより登録されている正規のパスワードと比較照
合して、両者が一致するときは、パスワードの正当性が
確認され認証OKとして相手にPutレスポンスで認証
OKを外部I/F装置部12を介して送信する(ステッ
プ206)。続いて、制御部11は図3に示したステッ
プ104以降のオブジェクト交換プロトコルに従った処
理を実行する(ステップ207)。これにより、相手か
ら転送されたデータが、外部I/F装置部12、制御部
11を通して記憶装置部15に書き込まれる。
【0027】一方、制御部11は入力されたパスワード
が登録されているパスワードと異なっているときには、
認証NGとして相手にPutレスポンスで認証否定(N
G)を外部I/F装置部12を介して送信する(ステッ
プ208)。そして、前述したオブジェクト交換プロト
コルに従った処理を行うことなく、直ちに処理を終了す
る。
【0028】上記の説明は、相手(例えば図1のパソコ
ン20)からPutリクエストがある場合の動作につい
てであるが、次に、相手に対して自分のデータを転送す
る場合の動作について、図6のフローチャートを併せ参
照して説明する。移動無線装置と相手とが互いに認識
(発見)して相手と接続したコネクト状態(ステップ3
01)において、相手側から移動無線装置10に対して
データの読み出し要求であるGetリクエストが発行さ
れ、それが外部I/F装置部12で受信されるかどうか
監視される(ステップ302)。
【0029】Getリクエストが外部I/F装置部12
で受信されると、Getレスポンスが相手に返されると
共に、制御部11にてその受信要求データが解析され、
認証の必要の有無が判断され、認証の必要ありと判断し
たときには、認証要求としてユーザーにパスワード入力
を促すメッセージを表示装置部13に表示する(ステッ
プ303)。
【0030】ユーザーが表示装置部13の画面の指示に
従って、キー操作部14を使用してパスワードを入力す
ると(ステップ304)、パスワードは認証応答として
制御部11に入力され、制御部11で解析して認証処理
が行われる(ステップ305)。なお、上記のパスワー
ドは、キー入力データに限らず、音声認識データ、ある
いは指紋認証データなどであってもよい。
【0031】制御部11は入力されたパスワードが正し
いものであれば、認証OKとして相手にGetレスポン
スで認証OKを外部I/F装置部12を介して送信する
(ステップ306)。続いて、制御部11は従来より公
知のオブジェクト交換プロトコルのGetレスポンス以
降の処理を実行する(ステップ307)。
【0032】なお、このGetレスポンス以降の処理
は、図3のシーケンス図のライトリクエストをリードリ
クエストに、ライトレスポンスをリードレスポンスに代
えただけであり、他は同様である。これにより、記憶装
置部15の記憶データが読み出されて、リードレスポン
スで制御部11及び外部I/F装置部12を通して相手
に送信されて書き込まれる。
【0033】一方、制御部11は入力されたパスワード
が誤っているときには、認証NGとして相手にGetレ
スポンスで認証NGを外部I/F装置部12を介して送
信する(ステップ308)。そして、前述したオブジェ
クト交換プロトコルに従った処理を行うことなく、直ち
に処理を終了する。
【0034】このように、本実施の形態によれば、移動
無線端末にデータを書き込む場合も、接続相手にデータ
を転送する場合も、ユーザーに対する認証確認要求を発
行してからパスワードを入力させ、パスワードによる認
証確認を通常のオブジェクト交換プロトコルに連動して
行うことにより、第三者による不正なデータの読み書き
に対するデータの保護とセキュリティを向上することが
できる。また、この実施の形態では、認証NGであれ
ば、NGを送信した時点でオブジェクト交換プロトコル
を終了させるようにしているため、誤ったデータ通信を
行わないようにできる。
【0035】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、図1では1対1のデータ通
信を例にあげているが、1対多のデータ通信も可能であ
る。また、オブジェクト交換シーケンス信号であるPu
tリクエスト又はGetリクエストのデータの一部(オ
プション)にデータの保護の種別を入れるようにしても
よく、その場合は読み出し可、書き込み不可等の保護デ
ータレベルの区別をすることができ、個人データの保護
の度合いを区別することができる。
【0036】更に、Putリクエスト又はGetリクエ
ストのデータの一部のオプションエリアに、書き込み認
証と読み出し認証必要/書き込み認証必要/読み出し認
証不要等の情報を入れておき、この設定で認証が必要な
場合のアクション時にだけ、認証を行うようにしてもよ
い。この場合は、オブジェクト毎(電話帳とスケジュー
ル等)に設定を変えることも可能である。例として、ス
ケジュールに関して、読み出しは認証不要で、書き込み
は認証必要としたい場合、Putリクエストのオプショ
ンのビットに書き込み認証必要と設定しておけば、スケ
ジュールの読み出し時は認証を行わず、スケジュールの
書き込み時のみ認証が行われる。
【0037】更に、本発明では、パソコン対移動無線装
置の組み合わせ以外に、パソコン対パソコン、移動無線
装置対移動無線装置、デジタルカメラ対パソコンという
ようなオブジェクト交換プロトコルを用いて通信を行う
機器全般に本発明を適用することができるものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動無線装置などの第1の情報機器と無線通信機能付き
の第2の情報機器との間でのオブジェクト交換の通信プ
ロトコルに同期してパスワードによる認証動作を行い、
認証により正当性が肯定されたときにのみ、第1の情報
機器への第2の情報機器からのデータ書き込み時、ある
いは第1の情報機器から第2の情報機器へのデータ読み
出しを行えるようにしたため、第1の情報機器に記憶さ
れている個人情報(電話帳、スケジュール等)が、第三
者により勝手に書き換えや読み出しができないようにで
き、これにより個人情報のデータを保護できると共にセ
キュリティを向上できる。
【0039】また、本発明によれば、認証により正当性
が否定されたときにはオブジェクト交換シーケンスを強
制的に終了することにより、正当性が否定された誤った
データ転送を防止し、正当性が確認されたデータのみ転
送できるようにしたため、パスワード入力によりデータ
通信(オブジェクト交換)の実行有無の確認ができる。
【0040】更に、本発明によれば、書き込み要求ある
いは読み出し要求の一部に認証の必要性の有無の情報を
入れ、認証が必要なオブジェクトに対してのみ認証がで
きるようにしたため、保護データレベルの区別をするこ
とができ、個人データの保護の度合いを区別することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの一実施の形態のシステム図で
ある。
【図2】オブジェク交換基本シーケンスの一例のシーケ
ンス図である。
【図3】本発明の一実施の形態のシーケンス図である。
【図4】本発明の移動無線装置の一実施の形態のブロッ
ク図である。
【図5】相手からの書き込みの場合の図4の動作説明用
フローチャートである。
【図6】相手への読み出しの場合の図4の動作説明用フ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 移動無線装置 11 制御部 12 外部I/F装置部 13 表示装置部 14 キー操作部 15 記憶装置部 16 無線部 17 音声処理部 18 マイク 19 スピーカ 20 無線通信機能付きパーソナルコンピュータ(P
C)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/00 673D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の無線通信機能付きの情報機器と第
    2の無線通信機能付きの情報機器との間で、オブジェク
    ト交換を行うデータ通信システムにおいて、 前記第1の無線通信機能付きの情報機器は、 前記第2の無線通信機能付きの情報機器からのデータ書
    き込み要求又は読み出し要求を受信したときに、ユーザ
    ーに対して認証確認要求を発行する認証確認要求発行手
    段と、 前記認証確認要求に応じて入力されたパスワードが正当
    かどうか判断する認証確認手段と、 前記認証確認手段により正当性が確認されたときは、前
    記データ書き込み要求に対する書き込み応答又は前記読
    み出し要求に対する読み出し応答に正当性を示す情報を
    含めて要求元の前記第2の無線通信機能付きの情報機器
    へ送信する応答手段とを有し、前記第2の無線通信機能
    付きの情報機器は、正当性を示す情報を含む前記書き込
    み応答を受信したときは、該書き込み応答以降の前記オ
    ブジェクト交換シーケンスでデータを前記第1の無線通
    信機能付きの情報機器へ送信し、正当性を示す情報を含
    む前記読み出し応答を受信したときは、該読み出し応答
    以降の前記オブジェクト交換シーケンスで前記第1の無
    線通信機能付きの情報機器内に記憶されているデータを
    受信することを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の無線通信機能付きの情報機器
    は、前記認証確認手段により正当性を確認できないとき
    は、前記応答手段により前記データ書き込み要求に対す
    る書き込み応答又は前記読み出し要求に対する読み出し
    応答に認証否定を示す情報を含めて要求元の前記第2の
    無線通信機能付きの情報機器へ送信した後、前記オブジ
    ェクト交換シーケンスを強制的に終了することを特徴と
    する請求項1記載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の無線通信機能付きの情報機器
    からのデータ書き込み要求又は読み出し要求の一部に
    は、要求先の前記第1の無線通信機能付きの情報機器に
    て認証の必要性の有無を示す情報が含まれており、前記
    認証確認要求発行手段は、一部に認証の必要性有りを示
    す情報が含まれている前記データ書き込み要求又は読み
    出し要求を受信したときにのみ、ユーザーに対して認証
    確認要求を発行することを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の無線通信機能付きの情報機器
    は、移動無線装置であることを特徴とする請求項1乃至
    3のうち、いずれか一項記載のデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 無線通信機能付きの情報機器との間でオ
    ブジェクト交換を行うか、基地局との間で無線通信する
    移動無線装置において、 個人データの書き込み及び読み出しが任意に可能で、か
    つ、予めパスワードが登録されている記憶装置部と、 前記情報機器との間で前記オブジェクト交換シーケンス
    によるデータ書き込み要求又は読み出し要求、該データ
    書き込み要求に対する書き込み応答又は該読み出し要求
    に対する読み出し応答及びデータを送受信する外部I/
    F装置部と、 前記情報機器からのデータ書き込み要求又は読み出し要
    求を受信したときに、ユーザーに対して認証確認要求を
    発行する認証確認要求発行手段と、 パスワード入力手段と、 前記認証確認要求に応じて前記パスワード入力手段から
    入力されたパスワードが正当かどうか前記記憶装置部か
    らのパスワードと比較照合して判断する認証確認手段
    と、 前記認証確認手段により正当性が確認されたときは、前
    記データ書き込み要求に対する書き込み応答又は前記読
    み出し要求に対する読み出し応答に正当性を示す情報を
    含めて前記外部I/F装置部を介して要求元の前記情報
    機器へ送信する応答手段と、 前記応答手段により書き込み応答後の前記オブジェクト
    交換シーケンスで前記情報機器から前記外部I/F装置
    部を介して入力されるデータを前記記憶装置部に記憶
    し、前記応答手段により読み出し応答後の前記オブジェ
    クト交換シーケンスで前記記憶装置部から読み出したデ
    ータは前記外部I/F装置部を介して前記情報機器へ送
    信するデータ送受信手段とを有することを特徴とする移
    動無線装置。
  6. 【請求項6】 前記認証確認手段により正当性を確認で
    きないときは、前記応答手段により前記データ書き込み
    要求に対する書き込み応答又は前記読み出し要求に対す
    る読み出し応答に認証否定を示す情報を含めて要求元の
    前記情報機器へ送信後に、前記データ送受信手段は前記
    オブジェクト交換シーケンスを強制的に終了することを
    特徴とする請求項5記載の移動無線端末。
  7. 【請求項7】 前記情報機器からのデータ書き込み要求
    又は読み出し要求の一部には、認証の必要性の有無を示
    す情報が含まれており、前記認証確認要求発行手段は、
    一部に認証の必要性有りを示す情報が含まれている前記
    データ書き込み要求又は読み出し要求を受信したときに
    のみ、ユーザーに対して認証確認要求を発行することを
    特徴とする請求項5記載の移動無線端末。
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US7809750B2 (en) 2002-05-23 2010-10-05 Ricoh Company, Ltd. Data management apparatus that controls a data storage apparatus by transmitting command of structured document format

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