JP2002097623A - 浅瀬水底の軟弱地盤調査方法 - Google Patents
浅瀬水底の軟弱地盤調査方法Info
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- JP2002097623A JP2002097623A JP2000292379A JP2000292379A JP2002097623A JP 2002097623 A JP2002097623 A JP 2002097623A JP 2000292379 A JP2000292379 A JP 2000292379A JP 2000292379 A JP2000292379 A JP 2000292379A JP 2002097623 A JP2002097623 A JP 2002097623A
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- penetrating
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】正確な浅瀬水底地盤層表面の高さ測定ができ、
しかも同時に軟弱層の厚さ測定、及び土砂性状の調査が
できる浅瀬水底の軟弱地盤調査方法の提供。 【解決手段】下面が支持脚12に支持され、表裏に貫通
した複数の貫入筒挿通孔11を有する基準板1を水面4
より高い位置に水平に設置し、その基準板の高さを適宜
測量装置を使用して計測し、長手方向に長さ計測用目盛
を備え、下端が開放され、上端側を大気に対して開放・
閉鎖自在とした透明筒体からなる貫入筒2を、基準板1
の貫入筒挿通孔11を通して貫入筒を水底地盤中に貫入
させ、貫入終了時の基準板に対する相対高さを計測した
後、貫入筒1を内部に水底地盤土砂が充填された状態を
維持させて引き抜き、採取土砂層表面の高さを計測する
ことにより水底地盤層表面高さの計測を行う。
しかも同時に軟弱層の厚さ測定、及び土砂性状の調査が
できる浅瀬水底の軟弱地盤調査方法の提供。 【解決手段】下面が支持脚12に支持され、表裏に貫通
した複数の貫入筒挿通孔11を有する基準板1を水面4
より高い位置に水平に設置し、その基準板の高さを適宜
測量装置を使用して計測し、長手方向に長さ計測用目盛
を備え、下端が開放され、上端側を大気に対して開放・
閉鎖自在とした透明筒体からなる貫入筒2を、基準板1
の貫入筒挿通孔11を通して貫入筒を水底地盤中に貫入
させ、貫入終了時の基準板に対する相対高さを計測した
後、貫入筒1を内部に水底地盤土砂が充填された状態を
維持させて引き抜き、採取土砂層表面の高さを計測する
ことにより水底地盤層表面高さの計測を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として干潟等の
浅瀬水域における水底地盤表面の高さ計測、表面層の土
質等の調査行うための浅瀬水底の軟弱地盤調査方法に関
する。
浅瀬水域における水底地盤表面の高さ計測、表面層の土
質等の調査行うための浅瀬水底の軟弱地盤調査方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、干潟等の浅瀬の埋め立て、人工
砂浜の造成、港その他の海洋構造物建設等のための事前
調査として、水底地盤層表面高さ及び軟弱土層の深さの
計測、軟弱土層の性状の調査等が必要である。
砂浜の造成、港その他の海洋構造物建設等のための事前
調査として、水底地盤層表面高さ及び軟弱土層の深さの
計測、軟弱土層の性状の調査等が必要である。
【0003】このような事前調査に際し、従来、水底地
盤表面の高さの計測を行う方法としては音響測深器が一
般的である。また水底地盤土砂の性状の調査には、筒状
の土砂採取器を水底に落としこみ、地盤中に貫入させる
ことによって内部に入り込む土砂を採取する方法が一般
的である。更に、水底の軟弱地盤の深さの測定は目盛を
付した棒尺を地盤中に押し込み、ダイバーが水底に潜っ
て目盛を読み取る方法がある。
盤表面の高さの計測を行う方法としては音響測深器が一
般的である。また水底地盤土砂の性状の調査には、筒状
の土砂採取器を水底に落としこみ、地盤中に貫入させる
ことによって内部に入り込む土砂を採取する方法が一般
的である。更に、水底の軟弱地盤の深さの測定は目盛を
付した棒尺を地盤中に押し込み、ダイバーが水底に潜っ
て目盛を読み取る方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の音響測
深器による水底面高さの測定は、地盤表面の泥質の巻き
上げが特に浅瀬における作業では大きく発生し、正確な
表面高さの計測が出来ないと言う問題がある。
深器による水底面高さの測定は、地盤表面の泥質の巻き
上げが特に浅瀬における作業では大きく発生し、正確な
表面高さの計測が出来ないと言う問題がある。
【0005】また、地盤性状の調査においては、土砂の
採取作業、軟弱層の深さ計測作業が別々に行われてお
り、作業工数が多く、長時間と多くの労力を要するとい
う問題があった。
採取作業、軟弱層の深さ計測作業が別々に行われてお
り、作業工数が多く、長時間と多くの労力を要するとい
う問題があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題に鑑み、正
確な浅瀬水底地盤層表面の高さ測定ができ、しかも同時
に軟弱層の厚さ測定、及び土砂性状の調査ができる浅瀬
水底の軟弱地盤調査方法の提供を目的としてなされたも
のである。
確な浅瀬水底地盤層表面の高さ測定ができ、しかも同時
に軟弱層の厚さ測定、及び土砂性状の調査ができる浅瀬
水底の軟弱地盤調査方法の提供を目的としてなされたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
下面が支持脚に支持され、表裏に貫通した複数の貫入筒
挿通孔を有する基準板と、長手方向に長さ計測用目盛を
備え、下端が開放され、上端側を大気に対して開放・閉
鎖自在とした透明筒体からなる貫入筒とを使用し、前記
基準板を水面より高い位置に水平に設置し、該基準板の
高さを適宜測量装置を使用して計測し、該基準板の貫入
筒挿通孔を通して前記貫入筒を水底地盤中に貫入させ、
該貫入筒の貫入終了時の基準板に対する相対高さを計測
した後、該貫入筒に水底地盤土砂が充填された状態を維
持させて引き抜き、該貫入筒内の採取土砂層表面の高さ
を計測することにより水底地盤層表面高さの計測を行う
ことを特徴としてなる浅瀬水底の軟弱地盤調査方法にあ
る。
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
下面が支持脚に支持され、表裏に貫通した複数の貫入筒
挿通孔を有する基準板と、長手方向に長さ計測用目盛を
備え、下端が開放され、上端側を大気に対して開放・閉
鎖自在とした透明筒体からなる貫入筒とを使用し、前記
基準板を水面より高い位置に水平に設置し、該基準板の
高さを適宜測量装置を使用して計測し、該基準板の貫入
筒挿通孔を通して前記貫入筒を水底地盤中に貫入させ、
該貫入筒の貫入終了時の基準板に対する相対高さを計測
した後、該貫入筒に水底地盤土砂が充填された状態を維
持させて引き抜き、該貫入筒内の採取土砂層表面の高さ
を計測することにより水底地盤層表面高さの計測を行う
ことを特徴としてなる浅瀬水底の軟弱地盤調査方法にあ
る。
【0008】尚、水底地盤層表面高さの計測を行った
後、貫入筒内の採取土砂の性状観察を行うこと、貫入筒
は上端が閉鎖され、該上端内を大気に対して開閉自在な
開閉弁を有する通気孔を連通させること、貫入筒がアク
リル等の硬質の透明合成樹脂材製であること、及び、貫
入筒の水底地盤への貫入を、該貫入筒の先端開口がこれ
に入り込む土砂によって施栓状態となって該貫入筒内の
土砂重量では容易に抜け出し不能となる深さまで行うこ
とが好ましい。
後、貫入筒内の採取土砂の性状観察を行うこと、貫入筒
は上端が閉鎖され、該上端内を大気に対して開閉自在な
開閉弁を有する通気孔を連通させること、貫入筒がアク
リル等の硬質の透明合成樹脂材製であること、及び、貫
入筒の水底地盤への貫入を、該貫入筒の先端開口がこれ
に入り込む土砂によって施栓状態となって該貫入筒内の
土砂重量では容易に抜け出し不能となる深さまで行うこ
とが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0010】本発明では、図1に示す如き基準板1と貫
入筒2とを使用する。基準板1は細長の平板状をなし、
表裏に貫通開口した貫入筒挿入孔11,11……が長手
方向に一定間隔を隔てて設けられ、両端底面には支持脚
12,12が一体に備えられている。
入筒2とを使用する。基準板1は細長の平板状をなし、
表裏に貫通開口した貫入筒挿入孔11,11……が長手
方向に一定間隔を隔てて設けられ、両端底面には支持脚
12,12が一体に備えられている。
【0011】貫入筒2は透明なアクリルパイプをもって
構成され、下端が開放されて土砂出入り口21となって
いる。貫入筒2の上端は天板22によって閉鎖され、上
端梢下側に通気孔23が連通されている。この通気孔2
3は開閉弁24を開くことによって大気に開放されるよ
うになっている。また、貫入筒2の外面には全長に渡っ
て側長用の目盛25が付されている。
構成され、下端が開放されて土砂出入り口21となって
いる。貫入筒2の上端は天板22によって閉鎖され、上
端梢下側に通気孔23が連通されている。この通気孔2
3は開閉弁24を開くことによって大気に開放されるよ
うになっている。また、貫入筒2の外面には全長に渡っ
て側長用の目盛25が付されている。
【0012】次ぎにこのような装置を使用した本発明の
方法の一実施を説明する。
方法の一実施を説明する。
【0013】先ず、図2に示すように、支持脚12,1
2を浅瀬の水底地盤3内に挿入して基準板1を水面4よ
り梢上に支持させる。この時、支持脚は12の先端は、
軟弱層31を通過させて安定性の高い低層32まで挿入
して基準板1を安定良く支持させる。次いで、レベル、
トランシット等の測量器具を使用して基準板1を水平に
なるように調整するとともに、基準板1の高さを測量す
る。
2を浅瀬の水底地盤3内に挿入して基準板1を水面4よ
り梢上に支持させる。この時、支持脚は12の先端は、
軟弱層31を通過させて安定性の高い低層32まで挿入
して基準板1を安定良く支持させる。次いで、レベル、
トランシット等の測量器具を使用して基準板1を水平に
なるように調整するとともに、基準板1の高さを測量す
る。
【0014】次いで図3に示すように、基準板1の貫入
筒挿入孔11の上方よりこれに貫入筒2を挿入する。貫
入筒2は開閉弁24を開き、内部の空気が抵抗無く排出
される状態にしておく。このようにして貫入筒2を貫入
筒挿入孔11に通し、下端開口側から垂直に水底地盤3
内に挿入させる。そして、貫入筒2の先端が低層32に
貫入された状態で挿入を停止し、その際の基準板1高さ
における目盛25を読み取る。
筒挿入孔11の上方よりこれに貫入筒2を挿入する。貫
入筒2は開閉弁24を開き、内部の空気が抵抗無く排出
される状態にしておく。このようにして貫入筒2を貫入
筒挿入孔11に通し、下端開口側から垂直に水底地盤3
内に挿入させる。そして、貫入筒2の先端が低層32に
貫入された状態で挿入を停止し、その際の基準板1高さ
における目盛25を読み取る。
【0015】尚、この低層32への貫入深さは、地盤条
件に応じ、後述する貫入筒引き上げ操作時に、貫入によ
って内部に収容された土砂及び水の重量によって、これ
らが貫入筒内の真空圧に抗して流れ出ないような施栓状
態が得られる深さとする。
件に応じ、後述する貫入筒引き上げ操作時に、貫入によ
って内部に収容された土砂及び水の重量によって、これ
らが貫入筒内の真空圧に抗して流れ出ないような施栓状
態が得られる深さとする。
【0016】このようにして貫入筒2を必要深さまで貫
入させた後、開閉弁24を閉じてゆっくりと引き上げ
る。貫入筒下端部が水面近くまで引き上げられた後、必
要に応じ、図4に示すように開口部閉鎖用プレート5を
もって下端の土砂出入り口21を閉じて船上に引き上げ
て縦向きに静止させ、貫入筒2内の採取土砂上端の泥面
の安定化を待ってその上面高さの目盛25を読み取り、
前述した貫入終了時の基準板1高さの目盛読み値と、採
取土砂上端高さの目盛読み値との差を計算し、既知の基
準板1の高さから水底地盤3の表面高さを算出する。
入させた後、開閉弁24を閉じてゆっくりと引き上げ
る。貫入筒下端部が水面近くまで引き上げられた後、必
要に応じ、図4に示すように開口部閉鎖用プレート5を
もって下端の土砂出入り口21を閉じて船上に引き上げ
て縦向きに静止させ、貫入筒2内の採取土砂上端の泥面
の安定化を待ってその上面高さの目盛25を読み取り、
前述した貫入終了時の基準板1高さの目盛読み値と、採
取土砂上端高さの目盛読み値との差を計算し、既知の基
準板1の高さから水底地盤3の表面高さを算出する。
【0017】同様にして軟弱層31の厚さ及び低層32
上面の高さも目盛25を読み取り、算出する。
上面の高さも目盛25を読み取り、算出する。
【0018】このようにして各高さの目盛読み取り後、
採取した土砂を貫入筒2内から押し出し、土質分析を行
う。
採取した土砂を貫入筒2内から押し出し、土質分析を行
う。
【0019】尚、使用する貫入筒2の長さ及び太さは、
調査しようとする地盤の軟弱層の厚さ及び土質を予め調
査し、貫入後の引き抜きに際し、貫入筒内の土砂が流出
せずに採取できるものを選定する。
調査しようとする地盤の軟弱層の厚さ及び土質を予め調
査し、貫入後の引き抜きに際し、貫入筒内の土砂が流出
せずに採取できるものを選定する。
【0020】また、上述した例では貫入筒にアクリルパ
イプを使用しているが、この他硬質で透明な合成樹脂材
料が使用できる。
イプを使用しているが、この他硬質で透明な合成樹脂材
料が使用できる。
【0021】更に、貫入筒の上端は、開閉弁付きの通気
孔を設けないで、天端を栓体で開閉するようにしてもよ
く、尚、調査対象地盤の土質によっては貫入筒の上端に
通気孔を設けず、上端を開放したままの状態で貫入引き
抜きを行ってもよい。
孔を設けないで、天端を栓体で開閉するようにしてもよ
く、尚、調査対象地盤の土質によっては貫入筒の上端に
通気孔を設けず、上端を開放したままの状態で貫入引き
抜きを行ってもよい。
【0022】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る浅瀬水底の
軟弱地盤調査方法は、下面が支持脚に支持され、表裏に
貫通した複数の貫入筒挿通孔を有する基準板と、長手方
向に長さ計測用目盛を備え、下端が開放され、上端側を
大気に対して開放・閉鎖自在とした透明筒体からなる貫
入筒とを使用し、前記基準板を水面より高い位置に水平
に設置し、該基準板の高さを適宜測量装置を使用して計
測し、該基準板の貫入筒挿通孔を通して前記貫入筒を水
底地盤中に貫入させ、該貫入筒の貫入終了時の基準板に
対する相対高さを計測した後、該貫入筒に水底地盤土砂
が充填された状態を維持させて引き抜き、該貫入筒内の
採取土砂層表面の高さを計測することにより水底地盤層
表面高さの計測を行うようにしたことにより、調査対象
の水底地盤表面の高さ及び軟弱層厚さが正確に且つ潜水
作業によることなく簡単に計測でき、同時に土質調査用
のサンプルも採取できることとなったものである。
軟弱地盤調査方法は、下面が支持脚に支持され、表裏に
貫通した複数の貫入筒挿通孔を有する基準板と、長手方
向に長さ計測用目盛を備え、下端が開放され、上端側を
大気に対して開放・閉鎖自在とした透明筒体からなる貫
入筒とを使用し、前記基準板を水面より高い位置に水平
に設置し、該基準板の高さを適宜測量装置を使用して計
測し、該基準板の貫入筒挿通孔を通して前記貫入筒を水
底地盤中に貫入させ、該貫入筒の貫入終了時の基準板に
対する相対高さを計測した後、該貫入筒に水底地盤土砂
が充填された状態を維持させて引き抜き、該貫入筒内の
採取土砂層表面の高さを計測することにより水底地盤層
表面高さの計測を行うようにしたことにより、調査対象
の水底地盤表面の高さ及び軟弱層厚さが正確に且つ潜水
作業によることなく簡単に計測でき、同時に土質調査用
のサンプルも採取できることとなったものである。
【0023】また、貫入筒は上端が閉鎖され、該上端内
を大気に対して開閉自在な開閉弁を有する通気孔を連通
させるようにすることにより、貫入筒内に入り込んだ採
取土砂を負圧によって流出を防止しつつ抜き上げること
ができ、より効果的な土砂採取が容易となる。
を大気に対して開閉自在な開閉弁を有する通気孔を連通
させるようにすることにより、貫入筒内に入り込んだ採
取土砂を負圧によって流出を防止しつつ抜き上げること
ができ、より効果的な土砂採取が容易となる。
【0024】更に、貫入筒をアクリル等の硬質の透明合
成樹脂材製材料を使用して構成することにより、計量で
扱い易く、然も内部の状況が見やすいものとなる。
成樹脂材製材料を使用して構成することにより、計量で
扱い易く、然も内部の状況が見やすいものとなる。
【0025】更に、貫入筒の水底地盤への貫入を、該貫
入筒の先端開口がこれに入り込む土砂によって施栓状態
となって該貫入筒内の土砂重量では容易に抜け出し不能
となる深さまで行うことによって、採取する土砂がより
安定した状態で乱されること無く抜き取られる。
入筒の先端開口がこれに入り込む土砂によって施栓状態
となって該貫入筒内の土砂重量では容易に抜け出し不能
となる深さまで行うことによって、採取する土砂がより
安定した状態で乱されること無く抜き取られる。
【図1】本発明に使用する装置の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示す装置を使用した本発明方法の実施例
において、基準板を設置した状態を示す断面図である。
において、基準板を設置した状態を示す断面図である。
【図3】同上の貫入筒の貫入上体を示す断面図である。
【図4】同上の貫入筒引き抜き後の状態を示す半断面図
である。
である。
1 基準板 11 貫入筒挿入孔 12 支持脚 2 貫入筒 21 土砂出入り口 22 天板 23 通気孔 24 開閉弁 25 目盛 3 水底地盤 31 軟弱層 32 低層 4 水面 5 開口部閉鎖用プレート
Claims (5)
- 【請求項1】下面が支持脚に支持され、表裏に貫通した
複数の貫入筒挿通孔を有する基準板と、長手方向に長さ
計測用目盛を備え、下端が開放され、上端側を大気に対
して開放・閉鎖自在とした透明筒体からなる貫入筒とを
使用し、前記基準板を水面より高い位置に水平に設置
し、該基準板の高さを適宜測量装置を使用して計測し、
該基準板の貫入筒挿通孔を通して前記貫入筒を水底地盤
中に貫入させ、該貫入筒の貫入終了時の基準板に対する
相対高さを計測した後、該貫入筒に水底地盤土砂が充填
された状態を維持させて引き抜き、該貫入筒内の採取土
砂層表面の高さを計測することにより水底地盤層表面高
さの計測を行うことを特徴としてなる浅瀬水底の軟弱地
盤調査方法。 - 【請求項2】水底地盤層表面高さの計測を行った後、貫
入筒内の採取土砂の性状観察を行う請求項1に記載の浅
瀬水底の軟弱地盤調査方法。 - 【請求項3】貫入筒は上端が閉鎖され、該上端内を大気
に対して開閉自在な開閉弁を有する通気孔を連通させて
なる請求項1若しくは2に記載の浅瀬水底の軟弱地盤計
測方法。 - 【請求項4】貫入筒がアクリル等の硬質の透明合成樹脂
材製である請求項1、2若しくは3に記載の浅瀬水底の
軟弱地盤計測方法。 - 【請求項5】貫入筒の水底地盤への貫入を、該貫入筒の
先端開口がこれに入り込む土砂によって施栓状態となっ
て該貫入筒内の土砂重量では容易に抜け出し不能となる
深さまで行う請求項1〜3若しくは4に記載の浅瀬水底
の軟弱地盤計測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292379A JP2002097623A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 浅瀬水底の軟弱地盤調査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292379A JP2002097623A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 浅瀬水底の軟弱地盤調査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002097623A true JP2002097623A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18775329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000292379A Pending JP2002097623A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 浅瀬水底の軟弱地盤調査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002097623A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008002237A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Toa Harbor Works Co Ltd | ドレーン装置、地盤改良装置、及び、地盤改良方法 |
JP2013067992A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Kubota-C. I Co Ltd | 立設ポール |
CN114000489A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-01 | 中建鸿腾建设集团有限公司 | 减压降水后地面沉降值监测装置及方法 |
CN115419124A (zh) * | 2022-09-21 | 2022-12-02 | 湖北工业大学 | 一种直观测量边坡不同深度沉降的装置 |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000292379A patent/JP2002097623A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008002237A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Toa Harbor Works Co Ltd | ドレーン装置、地盤改良装置、及び、地盤改良方法 |
JP2013067992A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Kubota-C. I Co Ltd | 立設ポール |
CN114000489A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-01 | 中建鸿腾建设集团有限公司 | 减压降水后地面沉降值监测装置及方法 |
CN115419124A (zh) * | 2022-09-21 | 2022-12-02 | 湖北工业大学 | 一种直观测量边坡不同深度沉降的装置 |
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